JP2018098979A - 充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤレス充電における充電効率を向上する技術を提供する。【解決手段】前面パネル300は、電子機器を挿入可能な開口部302を有する。第1可動部312aは、第1回転軸310aを中心に、第1位置と第2位置との間で回動可能である。第2可動部312bは、第2回転軸310bを中心に、第1位置と第2位置との間で回動可能である。第1同期部314a、第2同期部314bは、開口部302から電子機器が挿入される場合に、第1可動部312aと第2可動部312bのうち、電子機器との接触によって第1位置から離れていく一方の位置に他方の位置を合わせる。弾性体部316は、第1同期部314a、第2同期部314bによって位置が合わされた第1可動部312aと第2可動部312bとを第1位置に近づける。【選択図】図2

Description

本発明は、充電装置に関し、特にワイヤレス充電を実行する充電装置に関する。
ワイヤレス充電では、電力の供給側の1次コイルにおいて発生された磁束が、電力のピックアップ側の2次コイルにおいて受け取られることによって、電力が無線伝送される。このようなワイヤレス充電の充電効率を向上するために、例えば、1次コイルは複数のコイルによって形成されており、そのうちの2次コイルにもっと近いコイルが電力の無線伝送に使用される(例えば、特許文献1参照)。
特表2015−508940号公報
ワイヤレス充電において供給される電力量は増加する傾向にある。そのような状況下において、充電効率の向上がさらに求められる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワイヤレス充電における充電効率を向上する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の充電装置は、電子機器を挿入可能な開口部を有する前面パネルと、前面パネルの内側における開口部の左側で上下方向に延びる第1回転軸を中心に、電子機器が非挿入である場合の第1位置と、第1位置よりも外側に開いた第2位置との間で回動可能な第1可動部と、前面パネルの内側における開口部の右側で上下方向に延びる第2回転軸を中心に、第1位置と第2位置との間で回動可能な第2可動部と、前面パネルの開口部から電子機器が挿入される場合に、第1可動部と第2可動部のうち、電子機器との接触によって第1位置から離れていく一方の位置に他方の位置を合わせる同期部と、同期部によって位置が合わされた第1可動部と2可動部とを第1位置に近づける弾性体部と、弾性体部によって第1位置に近づけられた第1可動部と第2可動部とに挟まれた電子機器を充電するコイル部と、を備える。
本発明によれば、ワイヤレス充電における充電効率を向上できる。
本発明の実施例に係る充電装置が搭載される車室内を後方から見た外観図である。 本発明の実施例に係る充電装置の構造を示す斜視図である。 図2の充電装置の構造を示す上面図である。 図2のケースの構造を示す斜視図である。 図2の充電装置の別の構造を示す斜視図である。 図2の充電装置の別の構造を示す上面図である。 図2の充電装置のさらに別の構造を示す上面図である。 図2の充電装置のさらに別の構造を示す上面図である。
本実施例を具体的に説明する前に、基礎となった知見を説明する。本発明の実施例は、ワイヤレス充電を実行可能な充電装置に関する。充電装置は、電子機器に対してワイヤレス充電を実行する。電子機器の一例は、スマートフォン等の携帯型端末装置である。ワイヤレス充電の国際標準規格として、WPC(Wireless Power Consortium)において策定されたQiがある。このようなワイヤレス充電では、これまで5Wであった供給電力量が15Wに増加される。一方、ワイヤレス充電の充電効率は有線充電の充電効率よりも低いので、ワイヤレス充電の電力損失は大きくなりやすい。このような電力損失は、供給電力量が増加するとさらに大きくなる。そのため、充電効率を向上し、電力損失を減少することが、供給電力量が増加する状況下において求められる。
電力損失を低減するためには、(1)コイル自体の性能向上、(2)充電装置のコイルの中心と電子機器のコイルの中心の一致度の向上、(3)充電装置のコイルと電子機器のコイルの距離を近づけることが有効である。このうち、(2)充電装置のコイルの中心と電子機器のコイルの中心の一致度を向上するためには、充電装置に対して電子機器が配置される位置を規制することが必要になる。一方、電子機器のサイズは均一でないので、固定のガイドを設けて位置を規制することは困難である。本実施例においては、電子機器のサイズがさまざまであっても、充電装置に対して電子機器が配置される位置を規制することを目的とする。なお、以下の説明において、「平行」、「直交」は、完全な平行、直交だけではなく、誤差の範囲で平行、直交からずれている場合も含むものとする。また、「略」は、おおよその範囲で同一であるという意味である。
図1は、本発明の実施例に係る充電装置が搭載される車室内を後方から見た外観図である。車室の前方に配置されたダッシュボード200の前方にはウインドシールド202が配置され、ダッシュボード200の右側部分にステアリングホイール204が配置される。なお、ステアリングホイール204は、ダッシュボード200の左側に配置されてもよい。ダッシュボード200の中央部分には上下方向に延びるセンターコンソール206が配置されており、センターコンソール206にはモニタ208が設置される。モニタ208は、車載用のナビゲーション装置の画面であり、カーナビゲーションシステムの画像等を表示する。
また、モニタ208の下方には充電装置開口部210が設置される。充電装置開口部210は、本実施例に係る充電装置に設けられた開口である。ユーザが充電装置開口部210から内部に電子機器を挿入することによって、充電装置に電子機器が格納される。この電子機器は、前述のごとく、携帯型端末装置であり、ワイヤレス充電のためのコイル部を内蔵する。なお、電子機器は電力を供給される側に相当し、充電装置に電子機器が格納された状態において、電子機器は充電装置によってワイヤレス充電される。
図2は、本発明の実施例に係る充電装置100の構造を示す斜視図である。図3は、充電装置100の構造を示す上面図である。図2、図3に示すように、x軸、y軸、z軸からなる直交座標系が規定される。x軸、y軸は互いに直交する。z軸は、x軸およびy軸に垂直であり、充電装置100の厚み方向に延びる。また、x軸、y軸、z軸のそれぞれの正の方向は、図2、図3における矢印の方向に規定され、負の方向は、矢印と逆向きの方向に規定される。ここでは、z軸の正方向を「上方」、「上側」、「上面側」、z軸の負方向を「下方」、「下側」、「下面側」、y軸の負方向を「前方」、「前側」、「前面側」、y軸の正方向を「後方」、「後側」、「後面側」ということもある。
充電装置100は、前面パネル300、開口部302、回転軸310と総称される第1回転軸310a、第2回転軸310b、可動部312と総称される第1可動部312a、第2可動部312b、同期部314と総称される第1同期部314a、第2同期部314b、弾性体部316、前側バネ330と総称される第1前側バネ330a、第2前側バネ330b、収納部350、ケース40を含む。第1可動部312aは、第1可動羽320a、第1歯形322a、第1爪部324a、第1貫通孔326aを含み、第2可動部312bは、第2可動羽320b、第2歯形322b、第2爪部324b、第2貫通孔326bを含む。ここで、第1可動羽320a、第2可動羽320bは可動羽320と総称され、第1歯形322a、第2歯形322bは歯形322と総称され、第1爪部324a、第2爪部324bは爪部324と総称され、第1貫通孔326a、第2貫通孔326bは貫通孔326と総称される。
前面パネル300は、充電装置100の前方に配置されるとともに、z軸方向よりもx軸方向に長い矩形状を有するパネルである。前面パネル300は、z軸方向よりもx軸方向に長い矩形状を有した開口部302を中央部分に配置する。開口部302には、図示しない電子機器が挿入される。具体的に説明すると、開口部302には、電子機器に内蔵されたコイル部が下方に向けられながら電子機器が挿入される。前面パネル300と開口部302の組合せが、図1の充電装置開口部210に相当する。
収納部350は、前方が開口した箱形形状を有し、前方の開口を開口部302に合わせながら前面パネル300に接続される。このような構造によって、収納部350は、開口部302から挿入された電子機器を内部に格納する。収納部350の下方には、ケース40が接続される。ケース40の構造の詳細は後述する。
収納部350の前方において開口部302の左側には、上下方向に延びる棒状の形状を有した第1回転軸310aが配置される。第1回転軸310aは、第1可動部312aの第1貫通孔326aを貫通しており、第1可動部312aは、第1回転軸310aを中心にx−y平面内を回動可能である。第1可動部312aにおける第1可動羽320aは、収納部350の上面に配置されており、開口部302の左側かつ上側で第1回転軸310aを中心に可動可能である。また、第1可動羽320aは、略扇形形状を有し、第1回転軸310aから離れた円弧状の外側縁部に第1歯形322aを有する。第1爪部324aは、第1可動羽320aから下方に突出し、収納部350内の空間において電子機器に接触可能である。
図2および図3は、充電装置100に電子機器が非挿入である場合を示しており、第1可動部312aは、回動可能な範囲のうち、x軸方向において収納部350の最も中央側に位置する。その場合の第1可動部312aの位置は「第1位置」と呼ばれる。第1位置において、第1爪部324aが向く方向はx軸に対して「θ1」と示される。そのため、θ1が第1位置を示すともいえる。
一方、収納部350の前方において開口部302の右側には、第2回転軸310b、第2可動部312bが配置される。第2回転軸310b、第2可動部312bは、第1回転軸310a、第1可動部312aと同様の構造を有する。さらに、第2可動部312bにおける第2可動羽320b、第2歯形322b、第2爪部324b、第2貫通孔326bは、第1可動羽320a、第1歯形322a、第1爪部324a、第1貫通孔326aと同様の構造を有する。ここでも、図2および図3での第2可動部312bは、回動可能な範囲のうち、x軸方向において収納部350の最も中央側に位置する。その場合の第2可動部312bの位置も「第1位置」と呼ばれる。第1位置において、第2爪部324bが向く方向はx軸に対して「θ1’」と示される。例えば、θ1’はπ−θ1である。θ1’が第1位置を示すともいえる。
第1同期部314a、第2同期部314bは、いずれもx−y平面内において回転可能な歯車である。第1同期部314aは、第1可動部312aの第1歯形322aに噛み合わせられるとともに、第2同期部314bにも噛み合わせられる。また、第2同期部314bは、第1同期部314aに加えて、第2可動部312bの第2歯形322bに噛み合わせられる。このような組合せによって、第1可動部312a、第1同期部314a、第2同期部314b、第2可動部312bは連動して動作する。
弾性体部316は、第1可動羽320aの突起に一端を接続し、第2可動羽320bの突起に他端を接続することによって、第1可動部312aと第2可動部312bとを接続するバネである。弾性体部316は、第1可動部312aと第2可動部312bとが第1位置から離れても、縮むことによってこれらを第1位置に近づけるように作用する。また、第1前側バネ330aは、第1可動羽320aの突起に一端を接続し、前面パネル300の後面側の突起に他端を接続することによって、第1可動部312aと前面パネル300とを接続するバネである。一方、第2前側バネ330bは、第1前側バネ330aと同様の構造によって、第2可動部312bと前面パネル300とを接続するバネである。第1前側バネ330a、第2前側バネ330bも、第1可動部312aと第2可動部312bとが第1位置から離れても、縮むことによってこれらを第1位置に近づけるように作用する。
図4は、ケース40の構造を示す斜視図である。ケース40は、壁部42と総称される第1壁部42a、第2壁部42b、第3壁部42c、第4壁部42dを含む。ケース40内には、コイル部10と総称される第1コイル部10a、第2コイル部10b、第3コイル部10c、第4コイル部10d、第5コイル部10e、コイル部設置板12が含まれる。
ケース40は、x軸方向およびy軸方向の外周を第1壁部42a、第2壁部42b、第3壁部42c、第4壁部42dによって囲まれた器型の形状を有する。コイル部設置板12は、ケース40内において、x−y平面に広がる板状の形状を有しており、x軸方向よりもy軸方向に長い。コイル部設置板12の上面には、第1コイル部10a、第3コイル部10c、第5コイル部10eがy軸方向に並んで設置される。また、第1コイル部10a、第3コイル部10c、第5コイル部10eの上面には、第2コイル部10b、第4コイル部10dがy軸方向に並んで設置される。具体的に説明すると、第1コイル部10aと第3コイル部10cとの上面には、これらに部分的に重なり合うように第2コイル部10bが設置され、第3コイル部10cと第5コイル部10eとの上面には、これらに部分的に重なり合うように第4コイル部10dが設置される。
コイル部10は、図示しない電子機器に電力を無線伝送するためのコイル、つまり磁束を発生するためのコイルである。コイル部10には公知の技術が使用されればよいが、例えば、細いエナメル線を複数本撚り合わせたリッツ線によって形成される。また、性能向上のために、リッツ線の径が増加されたり、巻き数が増加されたりする。さらに、コイル部10の表面にはフェライトのシートが貼り付けられている。
ケース40の開口部分を覆うように、つまりコイル部10を上方から覆うように、図示しない化粧パネルが、ケース40に取り付けられる。ケース40への化粧パネルの取付は任意の方法でなされればよいので、ここでは説明を省略する。収納部350の内部に収納された電子機器は、化粧パネルの上面に載置される。
図5は、充電装置100の別の構造を示す斜視図である。図6は、充電装置100の別の構造を示す上面図である。これらは、図2、図3と同様に示されるが、開口部302から電子機器400が挿入されるとともに、第1可動部312aと第2可動部312bの向きが図2、図3と異なる。具体的に説明すると、第1可動部312aは、回動可能な範囲のうち、収納部350に対して最も外側に開いており、つまり第1位置よりも外側に開いている。その場合の第1可動部312aの位置は「第2位置」と呼ばれる。第2位置において、第1爪部324aが向く方向はx軸に対して「θ2」と示されるので、θ2>θ1である。また、θ2が第2位置を示すともいえる。
第2可動部312bも、回動可能な範囲のうち、収納部350に対して最も外側に開いており、つまり第1位置よりも外側に開いている。その場合の第2可動部312bの位置も「第2位置」と呼ばれる。第2位置において、第2爪部324bが向く方向はx軸に対して「θ2’」と示されるので、θ2’>θ2であり、例えば、θ2’はπ−θ2である。また、θ2’が第2位置を示すともいえる。このように第1可動部312aと第2可動部312bは、x−y平面において第1位置と第2位置との間で回動可能である。
図7は、充電装置100のさらに別の構造を示す上面図である。これは、図3の状態において、電子機器400を開口部302から挿入する場合を示す。特に、電子機器400は、x軸方向における開口部302の中心よりも負方向側にずれた位置から、つまり第2可動部312bよりも第1可動部312aに近い位置から挿入される。電子機器400が挿入されるほど、第1可動部312aの第1爪部324aは、電子機器400の外縁部に押されて、第1位置から外側に向かって開いていく。ここでは、第1爪部324aはx軸に対して「θ3」を向く。なお、θ1<θ3<θ2である。
θ1からθ3に向かって開く第1爪部324aに合わせて第1歯形322aも動くことによって、第1同期部314a、第2同期部314bが回転する。第2同期部314bの回転によって、第2可動部312bの第2歯形322bは、第1歯形322aと左右対称となるように動く。その結果、第2爪部324bは、電子機器400に押されていないにもかかわらず、θ1’からθ3’に向かって開く。なお、θ1’>θ3’>θ2’であり、例えば、θ3’はπ−θ3である。つまり、第1同期部314a、第2同期部314bは、開口部302から電子機器400が挿入される場合に、第1可動部312aと第2可動部312bのうち、電子機器400との接触によって第1位置から離れていく一方の位置に他方の位置を合わせる。この状態において、弾性体部316、第1前側バネ330a、第2前側バネ330bは、図3の場合よりも伸びる。
図8は、充電装置100のさらに別の構造を示す上面図である。これは、図7の状態、つまり第1爪部324aだけが電子機器400に接触しながら、第1可動部312aと第2可動部312bとが開く状態に続く場合を示す。ここで、弾性体部316、第1前側バネ330a、第2前側バネ330bには縮む方向の力が働く。これにより、第1可動部312aと第2可動部312bには、第1位置に近づこうする力が作用する。第1可動部312aが第1位置に近づく場合、第1爪部324aの移動によって電子機器400は収納部350の中央部分に向かって押される。
このように電子機器400が押されることは、電子機器400が第2爪部324bに接触することによって止められる。その結果、電子機器400は、x軸方向における収納部350の中央部分で第1爪部324aと第2爪部324bに挟まれて停止する。その際、第1爪部324aはx軸に対して「θ4」を向き、第2爪部324bはx軸に対して「θ4’」を向く。なお、θ1<θ4<θ3であり、θ1’>θ4’>θ3’である。また、例えば、θ4’はπ−θ4である。このように弾性体部316は、第1同期部314a、第2同期部314bによって位置が合わされた第1可動部312aと第2可動部312bとを第1位置に近づける。
以上のような動作によって、電子機器400は図示しない化粧パネルに載置されながら、電子機器400のコイルの中心は、x軸方向における収納部350の略中心部分に存在する。一方、図4に示したように、充電装置100におけるコイル部10の中心も、x軸方向における収納部350の略中心部分に存在する。これにより、電子機器400のコイルの中心と、充電装置100におけるコイル部10の中心との一致度が向上する。コイル部10は、弾性体部316によって第1位置に近づけられた第1可動部312aと第2可動部312bとに挟まれた電子機器400を充電する。
本発明の実施例によれば、第1可動部と第2可動部のうちの一方の位置に他方の位置を合わせてから、電子機器が非挿入である場合の第1位置にそれらを近づけるので、電子機器を開口部の隅に寄せて挿入しても、電子機器を中央部分まで移動できる。また、電子機器が中央部分まで移動するので、コイル部の中心と電子機器のコイルの中心との一致度を向上できる。また、コイル部の中心と電子機器のコイルの中心との一致度が向上するので、ワイヤレス充電における充電効率を向上できる。
また、同期部として歯車を使用するので、歯車によって、第1可動部の位置と第2可動部の位置とを合わせることができる。また、第1可動部に第1爪部が設けられ、第2可動部に第2爪部が設けられるので、第1可動部と第2可動部とが動いた場合に第1爪部あるいは第2爪部によって電子機器の位置を変えることができる。また、弾性体部が第1可動部と第2可動部とに接続されるバネであるので、バネによって、電子機器が非挿入である場合の第1位置に第1可動部と第2可動部とを近づけることができる。また、第1前側バネと第2前側バネとが前面パネルの内側に接続されるので、電子機器が非挿入である場合の第1位置に第1可動部と第2可動部とを近づけることができる。
本発明の一態様の概要は、次の通りである。本発明のある態様の充電装置は、電子機器を挿入可能な開口部を有する前面パネルと、前面パネルの内側における開口部の左側で上下方向に延びる第1回転軸を中心に、電子機器が非挿入である場合の第1位置と、第1位置よりも外側に開いた第2位置との間で回動可能な第1可動部と、前面パネルの内側における開口部の右側で上下方向に延びる第2回転軸を中心に、第1位置と第2位置との間で回動可能な第2可動部と、前面パネルの開口部から電子機器が挿入される場合に、第1可動部と第2可動部のうち、電子機器との接触によって第1位置から離れていく一方の位置に他方の位置を合わせる同期部と、同期部によって位置が合わされた第1可動部と2可動部とを第1位置に近づける弾性体部と、弾性体部によって第1位置に近づけられた第1可動部と第2可動部とに挟まれた電子機器を充電するコイル部と、を備える。
この態様によると、第1可動部と第2可動部のうちの一方の位置に他方の位置を合わせてから、電子機器が非挿入である場合の第1位置にそれらを近づけるので、コイル部の中心と電子機器のコイルの中心との一致度を向上できる。
第1可動部は、前面パネルの内側における開口部の左側かつ上側で第1回転軸を中心に可動可能であり、かつ第1回転軸から離れた外側縁部に歯形を有する第1可動羽と、第1可動羽から下方に突出する第1爪部とを備えてもよい。第2可動部は、前面パネルの内側における開口部の右側かつ上側で第2回転軸を中心に可動可能であり、かつ第2回転軸から離れた外側縁部に歯形を有する第2可動羽と、第2可動羽から下方に突出する第2爪部とを備えてもよい。同期部は、第1可動羽の歯形と、第2可動羽の歯形とに組み合わされる歯車であってもよい。この場合、歯車によって、第1可動部の位置と第2可動部の位置とを合わせることができる。
弾性体部は、第1可動部と第2可動部とを接続するバネであってもよい。この場合、バネによって、電子機器が非挿入である場合の第1位置に第1可動部と第2可動部とを近づけることができる。
弾性体部は、前面パネルの内側と第1可動部とを接続する第1前側バネと、前面パネルの内側と第2可動部とを接続する第2前側バネとをさらに備えてもよい。この場合、前面パネルの内側にもバネが接続されるので、電子機器が非挿入である場合の第1位置に第1可動部と第2可動部とを近づけることができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、充電装置100は、車両に搭載される。しかしながらこれに限らず例えば、充電装置100は、車両に搭載されず、台等の上に置かれてもよい。本変形例によれば、適用範囲を拡大できる。
10 コイル部、 12 コイル部設置板、 40 ケース、 42 壁部、 100 充電装置、 200 ダッシュボード、 202 ウインドシールド、 204 ステアリングホイール、 206 センターコンソール、 208 モニタ、 210 充電装置開口部、 300 前面パネル、 302 開口部、 310 回転軸、 312 可動部、 314 同期部、 316 弾性体部、 320 可動羽、 322 歯形、 324 爪部、 326 貫通孔、 330 前側バネ、 350 収納部、 400 電子機器。

Claims (4)

  1. 電子機器を挿入可能な開口部を有する前面パネルと、
    前記前面パネルの内側における開口部の左側で上下方向に延びる第1回転軸を中心に、電子機器が非挿入である場合の第1位置と、第1位置よりも外側に開いた第2位置との間で回動可能な第1可動部と、
    前記前面パネルの内側における開口部の右側で上下方向に延びる第2回転軸を中心に、第1位置と第2位置との間で回動可能な第2可動部と、
    前記前面パネルの開口部から電子機器が挿入される場合に、前記第1可動部と前記第2可動部のうち、電子機器との接触によって第1位置から離れていく一方の位置に他方の位置を合わせる同期部と、
    前記同期部によって位置が合わされた前記第1可動部と前記2可動部とを第1位置に近づける弾性体部と、
    前記弾性体部によって第1位置に近づけられた前記第1可動部と前記第2可動部とに挟まれた電子機器を充電するコイル部と、
    を備えることを特徴とする充電装置。
  2. 前記第1可動部は、
    前記前面パネルの内側における開口部の左側かつ上側で第1回転軸を中心に可動可能であり、かつ第1回転軸から離れた外側縁部に歯形を有する第1可動羽と、
    前記第1可動羽から下方に突出する第1爪部とを備え、
    前記第2可動部は、
    前記前面パネルの内側における開口部の右側かつ上側で第2回転軸を中心に可動可能であり、かつ第2回転軸から離れた外側縁部に歯形を有する第2可動羽と、
    前記第2可動羽から下方に突出する第2爪部とを備え、
    前記同期部は、前記第1可動羽の歯形と、前記第2可動羽の歯形とに組み合わされる歯車であることを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記弾性体部は、前記第1可動部と前記第2可動部とを接続するバネであることを特徴とする請求項1または2に記載の充電装置。
  4. 前記弾性体部は、前記前面パネルの内側と前記第1可動部とを接続する第1前側バネと、前記前面パネルの内側と前記第2可動部とを接続する第2前側バネとをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の充電装置。
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