JP2018098774A - 送信装置、受信装置及びチップ - Google Patents

送信装置、受信装置及びチップ Download PDF

Info

Publication number
JP2018098774A
JP2018098774A JP2017209062A JP2017209062A JP2018098774A JP 2018098774 A JP2018098774 A JP 2018098774A JP 2017209062 A JP2017209062 A JP 2017209062A JP 2017209062 A JP2017209062 A JP 2017209062A JP 2018098774 A JP2018098774 A JP 2018098774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
check matrix
ldpc
generate
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017209062A
Other languages
English (en)
Inventor
慎悟 朝倉
Shingo Asakura
慎悟 朝倉
佐藤 明彦
Akihiko Sato
明彦 佐藤
宏明 宮坂
Hiroaki Miyasaka
宏明 宮坂
拓也 蔀
Takuya Shitomi
拓也 蔀
進 齋藤
Susumu Saito
進 齋藤
善一 成清
Zenichi Narisei
善一 成清
知明 竹内
Tomoaki Takeuchi
知明 竹内
円香 本田
Madoka Honda
円香 本田
研一 村山
Kenichi Murayama
研一 村山
正寛 岡野
Masahiro Okano
正寛 岡野
健一 土田
Kenichi Tsuchida
健一 土田
澁谷 一彦
Kazuhiko Shibuya
一彦 澁谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
NHK Engineering System Inc
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
NHK Engineering System Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp, NHK Engineering System Inc filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Publication of JP2018098774A publication Critical patent/JP2018098774A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】メモリ使用量を著しく増加させることなく次世代の地上デジタル放送伝送方式における誤り訂正処理を実現する。【解決手段】本発明に係る送信装置1は、送信データに対してLDPC符号化処理を施してLDPC符号を生成するLDPC符号化部15a/15bを具備しており、LDPC符号化部15a/15bは、所定の数式及び初期値を用いて、元となる検査行列Hから、LDPC符号の検査行列HCを生成するように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、送信装置、受信装置及びチップに関する。
現在、現行の地上デジタル放送伝送方式に代わる新たな次世代の地上デジタル放送伝送方式の検討が進められている。
次世代の地上デジタル放送伝送方式では、空間結合LDPC(Low Densitiy Parity Check)符号を用いた誤り訂正処理が適用されることが検討されている。
かかる誤り訂正処理では、送信装置及び受信装置のそれぞれにおいて、所定のテーブルを用いて、符号化処理及び復号処理に使用する検査行列を生成するように構成されている。
具体的には、かかる誤り訂正処理で用いられるLDPC符号の検査行列は、元となる検査行列の要素を複数に分割して繰り返し結合される構造を有しているため、送信装置及び受信装置のそれぞれで、元となる検査行列の要素を複数に分割するためのテーブルを有している(非特許文献1参照)。
「高度BSデジタル放送用LDPC符号の設計」、鈴木陽一他、映像情報メディア学会誌Vol.62、No.12、2008年
しかしながら、上述の誤り訂正処理において、元となる検査行列の各要素をどのように分割すべきかについて示す情報をそのままテーブル化すると、送信装置及び受信装置のそれぞれにおいて膨大なデータ量のテーブルを保持することが必要になる。
したがって、上述の誤り訂正処理を行うためには、送信装置及び受信装置のそれぞれにおいてメモリ使用量が著しく増大し、次世代の地上デジタル放送伝送方式として規格化した場合の規格書において、かかるテーブルだけで膨大な頁を割くことになってしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、メモリ使用量を著しく増加させることなく次世代の地上デジタル放送伝送方式における誤り訂正処理を実現することができる送信装置、受信装置及びチップを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、信号を送信する送信装置であって、送信データに対してLDPC符号化処理を施してLDPC符号を生成するLDPC符号化部を具備し、前記LDPC符号化部は、所定の数式及び初期値を用いて、元となる検査行列から、前記LDPC符号の検査行列を生成するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、上述の第1の特徴に係る送信装置から信号を受信する受信装置であって、前記信号に対してLDPC符号を用いた復号処理を施すLDPC復号部を具備し、前記LDPC復号部は、所定の数式及び初期値を用いて、元となる検査行列から、前記LDPC符号の検査行列を生成するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、上述の第1の特徴に記載の送信装置として機能させるためのプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップであることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、コンピュータを、上述の第2の特徴に記載の受信装置として機能させるためのプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップであることを要旨とする。
本発明によれば、メモリ使用量を著しく増加させることなく次世代の地上デジタル放送伝送方式における誤り訂正処理を実現することができる送信装置、受信装置及びチップを提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る送信装置1の機能ブロック図の一例である。 図2は、第1の実施形態に係る送信装置1のLDPC符号化部15a/15bの機能ブロック図の一例である。 図3は、第1の実施形態に係る送信装置1のLDPC符号化部15a/15bの振り分け符号生成部152によって振り分け符号を生成する動作を説明するための図の一例である。 図4は、第1の実施形態に係る送信装置1のLDPC符号化部15a/15bの振り分け実行部154によって振り分けを実行する動作を説明するための図の一例である。 図5は、第1の実施形態に係る送信装置1のLDPC符号化部15a/15bの検査行列生成部154によって検査行列を生成する動作を説明するための図の一例である。 図6は、第1の実施形態に係る受信装置3の機能ブロック図の一例である。 図7は、第1の実施形態に係る受信装置3のLDPC復号部36a/36bの機能ブロック図の一例である。 図8は、第1の実施形態に係る放送システムにおけるシミュレーション結果の一例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図7を参照して、本発明の第1の実施形態に係る放送システムについて説明する。本実施形態に係る放送システムは、上述の次世代の地上デジタル放送伝送方式に対応するように構成されており、例えば、図1に示す送信装置1及び図6に示す受信装置3を具備する。
本実施形態に係る送信装置1は、2階層までの階層伝送を行うように構成されている。具体的には、本実施形態に係る送信装置1は、A階層データ及びB階層データを送信するように構成されている。例えば、A階層データは、移動受信向けの放送用データであり、B階層データは、固定受信向けの放送用データであることが想定されている。
なお、本実施形態に係る送信装置1は、A階層データ及びB階層データを部分受信帯域データ及び非部分受信帯域データを含むOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号によって送信するように構成されている。
図1に示すように、本実施形態に係る送信装置1は、フレームヘッダ分離部11a、11bと、FECブロック変換部12a、12bと、エネルギー拡散部13a、13bと、BCH符号化部14a、14bと、LDPC符号化部15a、15bと、ビットインターリーブ部16a、16bと、フレームヘッダ挿入部17a、17bと、マッピング部18a、18bと、レベル調整部19a、19bと、フレームヘッダ符号化部20a、20bと、階層合成部21とを具備している。
フレームヘッダ分離部11aは、A階層データを含むフレームのヘッダを分離するように構成されており、フレームヘッダ分離部11bは、B階層データを含むフレームのヘッダを分離するように構成されている。
フレームヘッダ符号化部20aは、フレームヘッダ分離部11aによって分離されたフレームのヘッダに対して符号化処理を施すように構成されている。
FECブロック変換部12aは、フレームヘッダ分離部11aから出力されたA階層データをFEC(Forward Error Correction)ブロックに変換するように構成されており、FECブロックのサイズとしては、LDPC符号化の符号長(例えば、Short、Middle、Longの3種類)に応じたサイズが設定される。
エネルギー拡散部13aは、FECブロック変換部12aから出力されたFECブロックに対してエネルギー拡散処理を施し、同符号が長期間連続して発生しないように構成されている。
BCH符号化部14aは、エネルギー拡散部13aからの出力であるFECブロックに対して、生成多項式を用いてBCH符号化処理を施してブロック単位のBCH符号(BCHブロック)を生成するように構成されている。
LDPC符号化部15aは、BCH符号化部14aからの出力に対してLDPC符号を用いた符号化処理を施すように構成されている。具体的には、LDPC符号化部15aは、後述する所定の数式及び初期値を用いて、元となる検査行列Hから、LDPC符号の検査行列Hを生成するように構成されている。
上述したように、フレームヘッダ分離部11a、フレームヘッダ符号化部20a、FECブロック変換部12a、エネルギー拡散部13a、BCH符号化部14aは、A階層について処理を行う。
同様に、フレームヘッダ分離部11b、フレームヘッダ符号化部20b、FECブロック変換部12b、エネルギー拡散部13b、BCH符号化部14bは、B階層について処理を行うが、処理内容は、A階層についての処理と同様であるため、説明を省略する。
図2に示すように、LDPC符号化部15a/15bは、それぞれ、M系列生成部151と、振り分け符号生成部152と、行列H読み出し部153と、振り分け実行部154と、行列H/H生成部155と、検査行列生成部156と、符号化部157とを具備している。
M系列生成部151は、所定の数式及び初期値を用いて、M系列を生成するように構成されている。
例えば、M系列生成部151は、17次M系列生成多項式(所定の数式)及び17ビットの初期値を用いて、M系列を生成するように構成されている。具体的には、M系列生成部151は、17次M系列生成多項式を「X17+X+1」とした場合、図3に示すシフトレジスタ及びフィードバックで形成する回路によって、17次のM系列を生成するように構成されている。図3に示す回路において、「D」は、1ビット遅延器を示し、各矢印上に1ビットのデータが乗っているものとする。なお、かかる場合、初期値(「D」に入力される最初のビット)によって生成される17次のM系列の形が異なることになる。
ここで、n次のM系列は、2−1ビット周期を有しており、かかる周期の間、同じパターンを有しない(自己相関が極めて低い)符号であるため、実質的に疑似ランダム符号ということができる。
振り分け符号生成部152は、M系列生成部151によって生成されたM系列から振り分け符号を生成するように構成されている。
具体的には、元となる検査行列Hをn個(2N−1<n≦2)に分割する場合、振り分け符号生成部152は、M系列生成部151によって生成されたM系列を、N個単位に区切ってNビットのランダムな振り分け符号に変換するように構成されている。
例えば、元となる検査行列Hを2個(N=2)に分割する場合、振り分け符号生成部152は、M系列生成部151によって生成されたM系列(0,0,1,1,0,0,0,1,1,1…)を、「00」「11」「00」「01」「11」と2ビット単位のランダムな振り分け符号に変換するように構成されている。
行列H読み出し部153は、元となる検査行列Hを読み出すように構成されている。なお、元となる検査行列の生成方法の一例については、上述の非特許文献1に記載されている。
振り分け実行部154は、振り分け符号生成部152によって生成された振り分け符号に基づいて、元となる検査行列Hの要素を、所定数の行列に振り分けるように構成されている。
例えば、図4に示すように、振り分け実行部154は、振り分け符号(1,−1,1,1,1,−1…)に基づいて、元となる検査行列Hの要素を、2個の行列H/Hに振り分けるように構成されている。
かかる場合、振り分け実行部154は、元となる検査行列Hの左上から横方向に順に要素「1」を読み出していき、かかる要素「1」に対応する振り分け符号が「1」である場合、かかる要素「1」を行列Hに振り分け(図4の「A」のケース)、かかる要素「1」に対応する振り分け符号が「−1」である場合、かかる要素「1」を行列Hに振り分ける(図4の「B」のケース)ように構成されている。ここで、n番目に読み出された要素「1」は、n番目の振り分け符号に対応する。
同様に、振り分け実行部154は、元となる検査行列Hの要素を4個の行列H/Hに振り分ける場合、読み出された要素「1」に対応する振り分け符号が「00」である場合、かかる要素「1」を行列Hに振り分けるように構成されている。
そして、振り分け実行部154は、かかる要素「1」に対応する振り分け符号のビットが「01」である場合、かかる要素「1」を行列Hに振り分けるように構成されている。
また、振り分け実行部154は、かかる要素「1」に対応する振り分け符号のビットが
「10」である場合、かかる要素「1」を行列Hに振り分けるように構成されている。
さらに、振り分け実行部154は、かかる要素「1」に対応する振り分け符号のビットが「11」である場合、かかる要素「1」を行列Hに振り分けるように構成されている。
行列H/H生成部155は、振り分け実行部154による振り分け結果に基づいて、所定数の行列(行列H及び行列H)を生成するように構成されている。
検査行列生成部156は、所定数の行列(行列H及び行列H)を用いて、LDPC符号の検査行列Hを生成するように構成されている。
例えば、図5に示すように、検査行列生成部156は、行列H及び行列Hの組み合わせを所定数L(例えば、17個)だけ対角線上に配列し、最後尾に、パリティを生成するLDGM(Low−Density Generator Matrix)符号からなるLDGM部を配列することで、検査行列Hを生成するように構成されている。
符号化部157は、かかる検査行列Hを用いた符号化処理を施すように構成されている。
ビットインターリーブ部16aは、LDPC符号化部15aからの出力に対してビットインターリーブ処理を施すように構成されている。
フレームヘッダ挿入部17aは、ビットインターリーブ部16aからの出力に対して、フレームヘッダ符号化部20aによって符号化処理が施されたフレームのヘッダを挿入するように構成されている。
マッピング部18aは、フレームヘッダ挿入部17aからの出力に対してマッピング処理を施して変調シンボルを出力するように構成されている。
レベル調整部19aは、マッピング部18aから出力された変調シンボルのI/Q座標値のレベル調整を行うように構成されている。
階層合成部21は、A階層データの変調シンボル及びB階層データの変調シンボルを合成するように構成されている。
上述したように、ビットインターリーブ部16a、フレームヘッダ挿入部17a、マッピング部18a、レベル調整部19aは、A階層について処理を行う。
同様に、ビットインターリーブ部16b、フレームヘッダ挿入部17b、マッピング部18b、レベル調整部19b、階層合成部21は、B階層について処理を行うが、処理内容はA階層の処理と同様であるため、説明を省略する。
次世代の地上デジタル放送伝送方式のノーマルモードでは、1チャネルが、33セグメントによって構成されており、5.50MHzの帯域幅を有しており、33個のセグメントのうち24個のセグメントが、非部分受信帯域データの送信に用いられ、残りの9セグメントが、部分受信帯域データの送信に用いられる。
また、次世代の地上デジタル放送伝送方式の互換モードでは、1チャネルが、33セグメント及び調整帯域(0.07MHz)によって構成されており、ISDB−Tの1チャネルと同じ5.57MHzの帯域幅を有しており、33個のセグメントのうち24個のセグメントが、非部分受信帯域データの送信に用いられ、残りの9セグメントが、部分受信帯域データの送信に用いられる。
さらに、次世代の地上デジタル放送伝送方式の拡張モードでは、1チャネルが、35セグメントによって構成されており、5.83MHzの帯域幅を有しており、35個のセグメントのうち26個のセグメントが、非部分受信帯域データの送信に用いられ、残りの9セグメントが、部分受信帯域データの送信に用いられる。
具体的には、9個のセグメントからなる部分受信帯域にA階層データが割り当てた後に空きがある場合にB階層データが割り当てられることによって部分受信帯域データが生成され、24個のセグメントからなる非部分受信帯域にB階層データの残りが割り当てられることによって非部分受信帯域データが生成するように構成されている。
例えば、A階層データが9個未満のセグメントからなる場合、B階層データのうちセグメント番号の低い方から順番に部分受信帯域に割り当てられていき、A階層データ及びB階層データを合わせて9個のセグメントからなる部分受信帯域データが生成されるように構成されていてもよい。
一方、A階層データが9個のセグメントからなる場合、A階層データが部分受信帯域データとなり、B階層データが非部分受信帯域データとなるように構成されていてもよい。
本実施形態に係る受信装置3は、2階層までの階層伝送によって送信されたA階層データ及びB階層データを受信することができるように構成されている。
なお、本実施形態に係る受信装置3は、A階層データ及びB階層データを、上述の部分受信帯域データ及び非部分受信帯域データを含むOFDM信号によって受信するように構成されている。
本実施形態に係る受信装置3は、図6に示すように、階層分離部31と、レベル調整部32a、32bと、デマッピング部33a、33bと、フレームヘッダ分離部34a、34bと、ビットデインターリーブ部35a、35bと、LDPC復号部36a、36bと、BCH復号部37a、37bと、エネルギー逆拡散部38a、38bと、FECブロック逆変換部39a、39bと、フレームヘッダ復号部40a、40bと、フレームヘッダ挿入部41a、41bとを具備している。
階層分離部31は、A階層データ及びB階層データを分離するように構成されている。
レベル調整部32aは、階層分離部31から出力されたA階層データの変調シンボルのI/Q座標値のレベル調整を行うように構成されている。
デマッピング部33aは、レベル調整部32aからの出力に対してデマッピング処理を施すように構成されている。
フレームヘッダ分離部34aは、デマッピング部33aから出力されたフレームのヘッダを分離するように構成されている。
フレームヘッダ復号部40aは、フレームヘッダ分離部34aから出力されたフレームのヘッダに対して復号処理を施すように構成されている。
ビットデインターリーブ部35aは、フレームヘッダ分離部34aからの出力に対してビットデインターリーブ処理を施すように構成されている。
LDPC復号部36aは、ビットデインターリーブ部35aからの出力に対してLDPC符号を用いた復号処理を施すように構成されている。
具体的には、LDPC復号部36aは、所定の数式及び初期値を用いて、元となる検査行列Hから、LDPC符号の検査行列Hを生成するように構成されている。
上述したように、レベル調整部32a、デマッピング部33a、フレームヘッダ分離部34a、フレームヘッダ復号部40a、ビットデインターリーブ部35a、LDPC復号部36aは、A階層について処理を行う。
同様に、レベル調整部32b、デマッピング部33b、フレームヘッダ分離部34b、フレームヘッダ復号部40b、ビットデインターリーブ部35b、LDPC復号部36bは、B階層について処理を行うが、処理内容は、A階層についての処理と同様であるため、説明を省略する。
図7に示すように、LDPC復号部36a/36bは、それぞれ、M系列生成部361と、振り分け符号生成部362と、行列H読み出し部363と、振り分け実行部364と、行列H/H生成部365と、検査行列生成部366と、復号部367とを具備している。
ここで、M系列生成部361、振り分け符号生成部362、行列H読み出し部363、振り分け実行部364、行列H/H生成部365及び検査行列生成部366の機能は、M系列生成部151、振り分け符号生成部152、行列H読み出し部153、振り分け実行部154、行列H/H生成部155及び検査行列生成部156の機能と同一である。
復号部367は、検査行列生成部366によって生成された検査行列Hを用いた復号処理を施すように構成されている。
BCH復号部37aは、LDPC復号部36aからの出力に対してBCH符号を用いた復号処理を施すように構成されており、BCH復号部37bは、LDPC復号部36bからの出力に対してBCH符号を用いた復号処理を施すように構成されている。
エネルギー逆拡散部38aは、BCH復号部37aからの出力に対してエネルギー逆拡散処理を施すように構成されており、エネルギー逆拡散部38bは、BCH復号部37bからの出力に対してエネルギー逆拡散処理を施すように構成されている。
FECブロック逆変換部39aは、エネルギー逆拡散部38aから出力されたFECブロックをA階層データに変換するように構成されており、FECブロック逆変換部39bは、エネルギー逆拡散部38bから出力されたFECブロックをB階層データに変換するように構成されている。
フレームヘッダ挿入部41aは、FECブロック逆変換部39aから出力されたA階層データに対してフレームヘッダ復号部40aから出力されたフレームのヘッダを挿入するように構成されており、フレームヘッダ挿入部41bは、FECブロック逆変換部39bから出力されたB階層データに対してフレームヘッダ復号部40bから出力されたフレームのヘッダを挿入するように構成されている。
本実施形態に係る放送システムによれば、メモリ使用量を著しく増加させることなく次
世代の地上デジタル放送伝送方式における誤り訂正処理を実現することができる。
(実施例)
以下、図8に、本実施形態に係る放送システムの実施例について示す。かかる実施例では、従来の分割テーブルを用いて元の検査行列Hを行列H及び行列Hに分割する例と、図8(a)に示すパターン1〜5の初期値を17次M系列生成多項式に入力して得られた振り分け符号を用いて元の検査行列Hを行列H及び行列Hに分割する例について説明する。
ここで、検査行列Hの符号長を269,280ビットとし、符号化率を10/15とし、変調方式をQPSKとし、繰り返し復号回数を100回とする。
図8(b)に示すように、いずれの例においても、特性がほぼ変わらないことが分かる。すなわち、上述の実施形態を用いても、性能に影響が出ないことが分かる。
(その他の実施形態)
上述のように、本発明について、上述した実施形態によって説明したが、かかる実施形態における開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。かかる開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
また、上述の実施形態では、2階層までの階層伝送を行うケースを例に挙げて説明したが、本発明は、かかるケースに限定されることなく、3階層までの階層伝送を行うケースにも適用可能である。
また、上述の実施形態では、信号としてOFDM信号が用いられるケースを例に挙げて説明したが、本発明は、かかるケースに限定されることなく、他の信号が用いられるケースにも適用可能である。
また、上述の実施形態では特に触れていないが、上述の送信装置1及び受信装置3によって行われる各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。また、かかるプログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、かかるプログラムをコンピュータにインストールすることが可能である。ここで、かかるプログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
或いは、上述の送信装置1及び受信装置3内の少なくとも一部の機能を実現するためのプログラムを記憶するメモリ及びメモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップが提供されてもよい。
1…送信装置
11a、11b…フレームヘッダ分離部
12a、12b…FECブロック変換部
13a、13b…エネルギー拡散部
14a、14b…BCH符号化部
15a、15b…LDPC符号化部
151…M系列生成部
152…振り分け符号生成部
153…行列H読み出し部
154…振り分け実行部
155…行列H/H生成部
156…検査行列生成部
157…符号化部
16a、16b…ビットインターリーブ部
17a、17b…フレームヘッダ挿入部
18a、18b…マッピング部
19a、19b…レベル調整部
20a、20b…フレームヘッダ符号化部
21…階層合成部
3…受信装置
31…階層分離部
32a、32b…レベル調整部
33a、33b…デマッピング部
34a、34b…フレームヘッダ分離部
35a、35b…ビットデインターリーブ部
36a、36b…LDPC復号部
361…M系列生成部
362…振り分け符号生成部
363…行列H読み出し部
364…振り分け実行部
365…行列H/H生成部
366…検査行列生成部
367…符号化部
37a、37b…BCH復号部
38a、38b…エネルギー逆拡散部
39a、39b…FECブロック逆変換部
40a、40b…フレームヘッダ復号部
41a、41b…フレームヘッダ挿入部

Claims (6)

  1. 信号を送信する送信装置であって、送信データに対してLDPC符号化処理を施してLDPC符号を生成するLDPC符号化部を具備し、
    前記LDPC符号化部は、所定の数式及び初期値を用いて、元となる検査行列から、前記LDPC符号の検査行列を生成するように構成されていることを特徴とする送信装置。
  2. 前記LDPC符号化部は、
    前記所定の数式及び前記初期値を用いて、M系列を生成するように構成されているM系列生成部と、
    前記M系列から振り分け符号を生成するように構成されている振り分け符号生成部と、
    前記振り分け符号に基づいて、前記元となる検査行列の要素を、所定数の行列に振り分けるように構成されている振り分け実行部と、
    前記所定数の行列を用いて、前記LDPC符号の検査行列を生成するように構成されている検査行列生成部と、を具備していることを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 請求項1に記載の送信装置から信号を受信する受信装置であって、
    前記信号に対してLDPC符号を用いた復号処理を施すLDPC復号部を具備し、
    前記LDPC復号部は、所定の数式及び初期値を用いて、元となる検査行列から、前記LDPC符号の検査行列を生成し、当該検査行列を用いてLDPC符号を生成するように構成されていることを特徴とする受信装置。
  4. 前記LDPC復号部は、
    前記所定の数式及び前記初期値を用いて、M系列を生成するように構成されているM系列生成部と、
    前記M系列から振り分け符号を生成するように構成されている振り分け符号生成部と、
    前記振り分け符号に基づいて、前記元となる検査行列の要素を、所定数の行列に振り分けるように構成されている振り分け実行部と、
    前記所定数の行列を用いて、前記LDPC符号の検査行列を生成するように構成されている検査行列生成部と、を具備していることを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  5. コンピュータを、請求項1又は2に記載の送信装置として機能させるためのプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップ。
  6. コンピュータを、請求項3又は4に記載の受信装置として機能させるためのプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップ。
JP2017209062A 2016-12-14 2017-10-30 送信装置、受信装置及びチップ Pending JP2018098774A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016242733 2016-12-14
JP2016242733 2016-12-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018098774A true JP2018098774A (ja) 2018-06-21

Family

ID=62632441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017209062A Pending JP2018098774A (ja) 2016-12-14 2017-10-30 送信装置、受信装置及びチップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018098774A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004006444A (ja) * 2002-05-27 2004-01-08 Oki Electric Ind Co Ltd キャパシタ構造の製造方法及びキャパシタ素子の製造方法
US20040221223A1 (en) * 2003-04-29 2004-11-04 Nam-Yul Yu Apparatus and method for encoding a low density parity check code
WO2011062111A1 (ja) * 2009-11-17 2011-05-26 三菱電機株式会社 誤り訂正方法および装置ならびにそれを用いた通信システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004006444A (ja) * 2002-05-27 2004-01-08 Oki Electric Ind Co Ltd キャパシタ構造の製造方法及びキャパシタ素子の製造方法
US20040221223A1 (en) * 2003-04-29 2004-11-04 Nam-Yul Yu Apparatus and method for encoding a low density parity check code
WO2011062111A1 (ja) * 2009-11-17 2011-05-26 三菱電機株式会社 誤り訂正方法および装置ならびにそれを用いた通信システム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
朝倉 慎悟,村山 研一,蔀 拓也,齋藤 知弘,渋谷 一彦: "次世代地上放送に向けた伝送技術 −空間結合LDPC符号の一検討−", 映像情報メディア学会技術報告, vol. 37, no. 39, JPN6018012828, 6 September 2013 (2013-09-06), pages 9 - 12, ISSN: 0004566459 *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102396396B1 (ko) 송신 장치 및 그의 부가 패리티 생성 방법
KR102553814B1 (ko) 송신 장치 및 그의 부가 패리티 생성 방법
US11356118B2 (en) Data processing device and data processing method
KR102419191B1 (ko) 송신 장치 및 그의 세그먼테이션 방법
KR102403113B1 (ko) 송신 장치 및 그의 부가 패리티 생성 방법
KR102554320B1 (ko) 송신 장치 및 그의 패리티 퍼뮤테이션 방법
KR102411870B1 (ko) 송신 장치 및 그의 부가 패리티 생성 방법
KR102411614B1 (ko) 송신 장치 및 그의 쇼트닝 방법
KR102466509B1 (ko) 송신 장치 및 그의 쇼트닝 방법
KR102227509B1 (ko) 송신 장치 및 그의 부가 패리티 생성 방법
KR102544237B1 (ko) 송신 장치 및 그의 리피티션 방법
KR102325951B1 (ko) 송신 장치 및 그의 쇼트닝 방법
US10382062B2 (en) Data processing device and data processing method
KR20220110686A (ko) 송신 장치 및 그의 부가 패리티 생성 방법
KR102627387B1 (ko) 송신 장치 및 그의 쇼트닝 방법
KR102426380B1 (ko) 송신 장치 및 그의 부가 패리티 생성 방법
CN104618072A (zh) Ngb-w系统中逻辑帧信令信道的编码与调制方法
CN109474836B (zh) 数字多媒体信号的发送、接收方法及装置
JP2018098774A (ja) 送信装置、受信装置及びチップ
KR102227493B1 (ko) 송신 장치 및 그의 쇼트닝 방법
KR102227537B1 (ko) 송신 장치 및 그의 부가 패리티 생성 방법
KR102303819B1 (ko) 송신 장치 및 그의 펑처링 방법
KR102285272B1 (ko) 송신 장치 및 그의 리피티션 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220301

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220906