JP2018096441A - ガスケット - Google Patents

ガスケット Download PDF

Info

Publication number
JP2018096441A
JP2018096441A JP2016241041A JP2016241041A JP2018096441A JP 2018096441 A JP2018096441 A JP 2018096441A JP 2016241041 A JP2016241041 A JP 2016241041A JP 2016241041 A JP2016241041 A JP 2016241041A JP 2018096441 A JP2018096441 A JP 2018096441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
main body
frame
frame body
gasket main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016241041A
Other languages
English (en)
Inventor
里美 吉田
Satomi Yoshida
里美 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2016241041A priority Critical patent/JP2018096441A/ja
Publication of JP2018096441A publication Critical patent/JP2018096441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

【課題】ラバーオンリータイプガスケットと比較して取扱い性や位置決め精度を向上することができ、燃料電池など機器の小型化の要求に応えることができるガスケットを提供する。【解決手段】ゴム状弾性体よりなるガスケット本体21と、ガスケット本体の外周側に配置されるとともにガスケット本体を保持する樹脂製の枠体31とを備え、枠体がガスケット本体に対し取り外し可能に連結されている。枠体は、その内周端部31aがガスケット本体の厚み内に埋設され、枠体をガスケット本体から取り外すときに枠体の内周端部がガスケット本体から引き抜かれる。ガスケット本体は、噛み切り部および連結部を一体に備え、連結部に枠体が連結され、枠体をガスケット本体から取り外すときに噛み切り部が切断される。【選択図】図3

Description

本発明は、シール技術に係るガスケットに関する。本発明のガスケットは例えば、燃料電池用ガスケットとして用いられ、またはその他の一般ガスケットとして用いられる。
燃料電池に用いられるガスケットとして従来、図7に示すようなセパレータ102またはGDLに対しガスケット本体103を接着剤層104を介し一体成形したセパレータ一体型またはGDL一体型のガスケット101が主流であったが、近年では、コスト低減のため、図8に示すようなラバーオンリータイプのガスケット111があらためて着目されている。
特開2016−95961号公報 特開2015−106477号公報
しかしながら、ラバーオンリータイプガスケット111は、ゴム(ラバー)材料のみで構成されているため柔軟に過ぎ、よって取扱い性や位置決め精度が良くなく、組付け工程での作業性悪化が課題となっている。
上記ラバーオンリータイプガスケット111に見られる難点を解消するため、図9に示すように、樹脂フィルムよりなる補強体122をガスケット本体123に組み合わせた補強体付きガスケット121が提案されている。
しかしながら、この補強体付きガスケット121では、樹脂フィルムよりなる補強体122もガスケット本体123と共に燃料電池スタックに組み付けられるため、燃料電池の小型化の要求に応えられないことがある。
本発明は以上の点に鑑みて、ラバーオンリータイプガスケットと比較して取扱い性や位置決め精度を向上することができ、しかも、燃料電池など機器の小型化の要求に応えることができるガスケットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のガスケットは、ゴム状弾性体よりなるガスケット本体と、前記ガスケット本体の外周側に配置されるとともに前記ガスケット本体を保持する樹脂製の枠体とを備え、前記枠体は、前記ガスケット本体に対し取り外し可能に連結されていることを特徴とする。
上記構成を備える本発明では、樹脂製の枠体がガスケット本体に対し組み合わされているため、ラバーオンリータイプガスケットと比較してガスケットの剛性が高められている。また、樹脂製の枠体がガスケット本体に対し取り外し可能に連結されているため、ガスケットを機器に装着してから枠体を取り外すことにより、ガスケット本体のみを機器内に残すことが可能とされる。
枠体をガスケット本体に対し取り外し可能に連結する構成としては例えば、枠体の内周端部をガスケット本体の厚み内に埋設しておき、枠体の内周端部をガスケット本体から引き抜くことにより枠体をガスケット本体から取り外す。この場合、枠体を複数に分離(破壊)したうえで取り外すことにしても良い。また、ガスケット本体に噛み切り部および連結部を一体に成形し、連結部にて枠体と連結し、噛み切り部を切断することにより枠体をガスケット本体から取り外すことにしても良い。
枠体はガスケット本体と共に機器に一旦装着され、装着されてから取り外される。したがってこの枠体に、ガスケット平面上の位置決め部を設けておくことにより、機器への装着時にガスケットを平面上位置決めしやすくなる。
本発明によれば、樹脂製の枠体がガスケット本体に対し組み合わされているため、ラバーオンリータイプガスケットと比較してガスケットの取扱い性や位置決め精度を向上することができる。また、枠体がガスケット本体から取り外されるため、機器の小型化の要求に応えることができる。
(A)および(B)はいずれも本発明の実施例に係るガスケットの平面図 (A)は同ガスケットの要部断面図であって図1(A)(B)におけるC−C線拡大断面図、(B)は同ガスケットをセパレータへ組み付けた状態を示す要部断面図 (A)は同ガスケットおよびセパレータを複数組み立てた状態を示す要部断面図、(B)は枠体をガスケット本体から取り外した状態を示す要部断面図 同ガスケットを備える燃料電池スタックの説明図 (A)は本発明の他の実施例に係るガスケットの要部断面図、(B)は同ガスケットをセパレータへ組み付けた状態を示す要部断面図 (A)は同ガスケットおよびセパレータを複数組み立てた状態を示す要部断面図、(B)は枠体をガスケット本体から取り外した状態を示す要部断面図 従来例に係るガスケットの要部断面図 他の従来例に係るガスケットの要部断面図 他の従来例に係るガスケットの要部断面図
本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)金型外周部に沿う形状の樹脂枠(枠体)とゴム(ガスケット本体)を一体成形する。組付け工程では樹脂枠ごと積層させ、組付け後に樹脂枠を除去する。樹脂枠には位置決め機構(位置決め部、位置決め穴)を設けても良い。
(2)樹脂枠とゴムを一体成形することで、ガスケットの形状が保持され、ガスケットの取り扱い性が向上する。ガスケットの取り扱い性が向上することで、ハンドリングを伴う工程の作業時間短縮が見込まれる。樹脂枠に位置決め機構を設けることで、位置決め精度も向上する。例えば、組付け後の搬送時に組付け用治具の位置決めピンに、樹脂枠の位置決め穴を通して位置決めを行う。
(3)組付け後に樹脂または樹脂と一部ゴムを引き抜いて、樹脂枠を除去する。ゴムに噛み切り部を設けることで、樹脂と一部ゴムを一体で除去できる。ガスケットとセパレータの位置決めは、ゴムとセパレータ溝で行う。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1(A)に示すように、全体を符号11で示すガスケットは、燃料電池スタックに組み付けられる平面状の燃料電池用ガスケットとして用いられるものであって、ゴム状弾性体よりなる平板状のガスケット本体21を備え、このガスケット本体21の外周側に、このガスケット本体21を保持するための樹脂フィルムよりなる枠体31が取り外し可能に連結されている。
ガスケット本体21は、平面矩形の枠状を呈する外周シール部22と、この外周シール部22のコーナー部の内側にそれぞれ設けられたマニホールド用シール部23とを一体に備えている。
一方、枠体31は、PPSやPEEKなどの耐熱性および剛性を備える樹脂または樹脂フィルムよりなり、外周シール部22の外周側に配置されるよう、外周シール部22よりも一回り大きな平面矩形の枠状に成形されている。
また、この枠体31には、当該ガスケット11を平面上位置決めするための位置決め部が備えられても良く、例えば図1(B)に示すように、位置決めピンを差し通すための位置決め穴33を設けた位置決め部32が枠体31のコーナー部の外側にそれぞれ設けられても良い。
図2(A)の断面図に示すように、ガスケット本体21は、平板状の基部24を備え、この基部24の厚み方向一方の面にシールリップ25が一体に設けられている。
枠体31は、その内周端部31aがガスケット本体21の厚み内に非接着で埋設されており、枠体31をガスケット本体21から取り外すときにこの枠体31の内周端部31aがガスケット本体21から引き抜かれる。
図2(B)の断面図に示すように、ガスケット11は、相手取付部材であるセパレータ41に組み付けられ、一層詳細には、ガスケット本体21がセパレータ41に設けた装着溝42に組み付けられ、このとき、ガスケット本体21の基部24の外周端部24aが装着溝42の側面部42aと係合することにより、セパレータ41に対するガスケット11の平面上の位置決めがなされる。
つぎに、上記構成のガスケット11の組付け方法を説明する。
すなわち先ず、図2(B)に示したようにガスケット11を相手取付部材であるセパレータ41に組み付け、一層詳細には、ガスケット本体21をセパレータ41に設けた装着溝42に組み付け、このとき、ガスケット本体21の基部24の外周端部24aを装着溝42の側面部42aと係合させることにより、セパレータ41に対するガスケット11の平面上の位置決めをなす。
次いで、図3(A)に示すように、図2(B)の組み立て品をその他の部品(MEAやGDLなど、いずれも図示せず)とともに所要数積層することにより、燃料電池スタックを組み立てる。
次いで、図3(B)に示すように、ガスケット11のそれぞれにおいて、枠体31の内周端部31aをガスケット本体21から引き抜き、これにより枠体31をガスケット本体21から取り外す。
上記構成のガスケット11によれば、樹脂フィルムよりなる枠体31がゴム状弾性体製のガスケット本体21に対し組み合わされているため、ラバーオンリータイプガスケットと比較してガスケット11全体としての剛性が高められている。また、樹脂フィルムよりなる枠体31がガスケット本体21に対し取り外し可能に連結されているため、ガスケット11を燃料電池スタックに組み付けてから枠体31を取り外すことにより、ガスケット本体21のみをスタックに残すことが可能とされる。したがって本発明所期の目的どおり、ラバーオンリータイプガスケットと比較してガスケット11の取扱い性や位置決め精度を向上することができ、併せて、枠体31がガスケット本体21から取り外されるため、スタックの小型化の要求に応えることができる。
また、枠体31に位置決め部32が設けられている場合には図4に示すように、スタック組立て時この位置決め部32の位置決め穴33に位置決めピン45を差し通すことにより、多数のガスケット11を精度良くかつ簡単に位置決めすることができる。
図5(A)に示す他の実施例では、ガスケット本体21の外周側に、ガスケット本体21よりも薄肉の噛み切り部26が一体に設けられるとともに噛み切り部26の更に外周側に、噛み切り部26よりも厚肉の連結部27が一体に設けられ、この連結部27に対し上記実施例と同様の構成の枠体31の内周端部31aが連結部27の厚み内に接着されたうえで埋設されており、枠体31をガスケット本体21から取り外すときに噛み切り部26が切断される。
図5(B)に示すように、ガスケット11は、相手取付部材であるセパレータ41に組み付けられ、一層詳細には、ガスケット本体21、噛み切り部26および連結部27がまとめてセパレータ41に設けた装着溝42に組み付けられ、このとき、連結部27の外周端部27aが装着溝42の側面部42aと係合することにより、セパレータ41に対するガスケット11の平面上の位置決めがなされる。
上記構成のガスケット11は、以下のように組み付けられる。
すなわち先ず、図5(B)に示したようにガスケット11を相手取付部材であるセパレータ41に組み付け、一層詳細には、ガスケット本体21、噛み切り部26および連結部27をまとめてセパレータ41に設けた装着溝42に組み付け、このとき、連結部27の外周端部27aを装着溝42の側面部42aと係合させることにより、セパレータ41に対するガスケット11の平面上の位置決めをなす。
次いで、図6(A)に示すように、図5(B)の組み立て品をその他の部品(MEAやGDLなど、いずれも図示せず)とともに所要数積層することにより、燃料電池スタックを組み立てる。
次いで、図6(B)に示すように、ガスケット11のそれぞれにおいて、枠体31を外周側へ引っ張って噛み切り部26を切断し、これにより枠体31を連結部27とともにガスケット本体21から取り外す。
上記構成のガスケット11によれば、樹脂フィルムよりなる枠体31がゴム状弾性体製のガスケット本体21に対し組み合わされているため、ラバーオンリータイプガスケットと比較してガスケット11全体としての剛性が高められている。また、樹脂フィルムよりなる枠体31がガスケット本体21に対し取り外し可能に連結されているため、ガスケット11を燃料電池スタックに組み付けてから枠体31を取り外すことにより、ガスケット本体21のみをスタックに残すことが可能とされる。したがって本発明所期の目的どおり、ラバーオンリータイプガスケットと比較してガスケット11の取扱い性や位置決め精度を向上することができ、併せて、枠体31がガスケット本体21から取り外されるため、スタックの小型化の要求に応えることができる。
また、枠体31に位置決め部が設けられている場合には、スタック組立て時この位置決め部の位置決め穴に位置決めピンを差し通すことにより、多数のガスケット11を精度良くかつ簡単に位置決めすることができる。
11 ガスケット
21 ガスケット本体
22 外周シール部
23 マニホールド用シール部
24 基部
24a,27a 外周端部
25 シールリップ
26 噛み切り部
27 連結部
31 枠体
31a 内周端部
32 位置決め部
33 位置決め穴
41 セパレータ
42 装着溝
42a 側面部
45 位置決めピン

Claims (4)

  1. ゴム状弾性体よりなるガスケット本体と、前記ガスケット本体の外周側に配置されるとともに前記ガスケット本体を保持する樹脂製の枠体とを備え、
    前記枠体は、前記ガスケット本体に対し取り外し可能に連結されていることを特徴とするガスケット。
  2. 請求項1記載のガスケットにおいて、
    前記枠体は、その内周端部が前記ガスケット本体の厚み内に埋設され、
    前記枠体を前記ガスケット本体から取り外すときに前記枠体の内周端部が前記ガスケット本体から引き抜かれることを特徴とするガスケット。
  3. 請求項1記載のガスケットにおいて、
    前記ガスケット本体は、噛み切り部および連結部を一体に備え、前記連結部に前記枠体が連結され、
    前記枠体を前記ガスケット本体から取り外すときに前記噛み切り部が切断されることを特徴とするガスケット。
  4. 請求項1、2または3記載のガスケットにおいて、
    前記枠体に、当該ガスケットを平面上位置決めするための位置決め部が設けられていることを特徴とするガスケット。
JP2016241041A 2016-12-13 2016-12-13 ガスケット Pending JP2018096441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016241041A JP2018096441A (ja) 2016-12-13 2016-12-13 ガスケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016241041A JP2018096441A (ja) 2016-12-13 2016-12-13 ガスケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018096441A true JP2018096441A (ja) 2018-06-21

Family

ID=62634612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016241041A Pending JP2018096441A (ja) 2016-12-13 2016-12-13 ガスケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018096441A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101612892B1 (ko) 전자 기기의 시일 구조
KR102493194B1 (ko) 개스킷 성형품 및 그 제조방법
JP6430640B2 (ja) ガスケット及びその製造方法
JP2009299903A (ja) ガスケット
JP2017106615A (ja) キャリアフィルム付きガスケットの取り扱い方法
US20180123146A1 (en) Gasket and method of manufacturing the same
US10865881B2 (en) Gasket and method for mounting same
KR102645670B1 (ko) 개스킷 및 그 제조방법 및 취급방법
JP2011192584A (ja) 燃料電池用ガスケットの装着構造
US10741853B2 (en) Gasket and manufacturing method therefor
JP2018096441A (ja) ガスケット
JP2011222245A (ja) 燃料電池用ガスケット
US20200096110A1 (en) Method for handling carrier-film-equipped gasket
JP5293949B2 (ja) ガスケット
JP2009074643A (ja) 電子機器のシール構造
JP5625594B2 (ja) コネクターシール及びその製造方法
EP3467355B1 (en) Gasket handling method
JP2005026127A (ja) 燃料電池用ガスケット部材及び燃料電池用ガスケットの装着方法
JP5689987B1 (ja) シール部材付きフレキシブル配線基板及びその製造方法
WO2017082154A1 (ja) キャリアフィルム付きガスケットの取り扱い方法
JP2017106478A (ja) ガスケット並びにその製造方法及び取り扱い方法
JP2016207406A (ja) 燃料電池用シール部材およびその配置方法
JP2006250190A (ja) ゴム状弾性部品およびその製造方法
JP2015118943A (ja) 燃料セルコンポーネントおよび燃料セルアセンブリ