JP2018094141A - 検知装置及び検知プログラム - Google Patents

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【課題】一実施形態は、転倒の誤検知を抑制する。【解決手段】一実施形態に係る検知装置は、気圧を計測する気圧センサと、加速度を計測する加速度センサと、筐体と、取得部と、出力部と、を含む。取得部は、加速度センサで計測した加速度に基づいて決定される第1の方向に対して筐体に固定された第2の方向がなす角度に基づいて、気圧センサで計測した気圧から換算した高度を補正して補正高度を取得する。出力部は、補正高度の所定時間過去からの変化量が閾値を越える場合、転倒したことを示す転倒通知を出力する。【選択図】図6

Description

本発明は、検知装置及び検知プログラムに関する。
近年、建築現場や工場等での作業で安全を確保する一貫として、転倒した作業者をすばやく検知するための仕組みが開発されている。また、例えば、一人暮らしの高齢者が家の中で転倒した場合に、自動的に通報して助けを呼ぶサービスもある(例えば、特許文献1〜3)。
特表2014−522985号公報 特表2012−508943号公報 特開2013−92923号公報
例えば、検知対象のユーザの転倒を検知する1つの手法として、ユーザに気圧センサを備える検知装置を装着させて、気圧センサで計測した気圧を高度に換算し、急激な高度変化が起きた場合に、転倒したと検知する手法がある。しかしながら、気圧の変化に基づいて転倒を検知する場合、例えば、ユーザが、気圧センサを備える検知装置を装着した腕を、上げている状態から降ろすことでも気圧が変化するため、転倒したと誤検知してしまうことがある。
1つの側面では、本発明は、転倒の誤検知を抑制することを目的とする。
本発明の一つの態様の検知装置は、気圧を計測する気圧センサと、加速度を計測する加速度センサと、筐体と、取得部と、出力部と、を含む。取得部は、加速度センサで計測した加速度に基づいて決定される第1の方向に対して筐体に固定された第2の方向がなす角度に基づいて、気圧センサで計測した気圧から換算した高度を補正して補正高度を取得する。出力部は、補正高度の所定時間過去からの変化量が閾値を越える場合、転倒したことを示す転倒通知を出力する。
転倒の誤検知を抑制することができる。
転倒の検知と誤検知とを例示する図である。 実施形態に係る筐体の角度に基づく高度の補正を例示する図である。 検知装置の外観を例示する図である。 実施形態に係る検知システムを例示する図である。 実施形態に係る検知装置のブロック構成を例示する図である。 実施形態に係る検知処理を例示する図である。 実施形態に係る検知装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係るサーバ及び端末を実現するためのコンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。なお、複数の図面において対応する要素には同一の符号を付す。
上述のように、例えば、ユーザに気圧センサを備える検知装置を装着させて、気圧センサで計測した気圧を高度に換算し、急激な高度変化が起きた場合に、転倒と検知する手法がある。しかしながら、気圧の変化に基づいて転倒を検知する場合、例えば、ユーザが、検知装置を装着した腕を、上げている状態から急激に降ろすことでも気圧が変化するため、転倒したと誤検知してしまうことがある。
図1は、転倒の検知と、誤検知とを例示する図である。図1(a)は、転倒の検知を例示している。例えば、検知装置101を腕に装着したユーザが、転倒した場合、検知装置101の位置が急激に低くなる。図1(a)の例では、検知装置101の位置が高度Aだけ急激に下がっている。そして、高度の急激な低下による気圧の変化が、検知装置101の気圧センサで検知される。検知装置101は、所定時間過去から現在までに気圧から換算された高度の変化量が所定の閾値以上の急激な気圧の変化を検知すると、ユーザが転倒したと判定してよい。
しかし、例えば、ユーザが転倒しておらず、単に腕の上げ下げを行っただけでも気圧の変化が生じるため、検知装置101が、ユーザが転倒したと誤検知してしまうことがある。図1(b)は、転倒の誤った検知を例示している。例えば、検知装置101を腕に装着したユーザが、腕を上げてから、急激に下げた場合、検知装置101の位置が急激に低くなる。図1(b)の例では、検知装置101の位置が高度Bだけ急激に下がっている。その結果、高度の急激な低下による気圧の変化が、検知装置101の気圧センサで検知される。そして、検知装置101は、この腕の上げ下げでも、所定期間内に所定以上の急激な気圧の変化を検知すると、ユーザが転倒したと誤判定して警告を出力してしまうことがある。そのため、転倒の検知精度の向上が望まれている。
そこで、以下で述べる実施形態では、検知装置101は、加速度センサで計測した加速度から特定した重力加速度の方向に基づいて筐体の角度を特定し、特定した筐体の角度に基づいて、気圧センサで計測した気圧から換算した高度を補正する。以下、図2を参照して更に詳細を説明する。
図2は、実施形態に係る筐体の角度に基づく高度の補正を例示する図である。図2(a)では、ユーザは腕を伸ばした状態で腕を上げ下げしている。この時、腕に装着された検知装置101は、腕の上げ下げに伴い、円260に沿って動き、例えば、重力方向に対して直角な水平方向(以下、水平方向と呼ぶ)に対しての自装置の傾きの角度が変わる。本実施形態ではこの角度を用いて、気圧から換算された高度を補正する。
まず、ユーザが検知装置101を装着し、腕を伸ばした状態にある時に、腕の付け根側から手首側に向かう方向と一致する方向に、筐体に固定された方向を定義する。即ち、例えば、図2では、腕を水平方向に伸ばした場合、矢印201で示される方向と一致する方向に、筐体に対して固定された方向を定義する。また、後述する図3では、矢印380に当たる方向が、筐体に対して固定された方向として定義される。なお、例えば、重力方向に直交する水平方向を、第1の方向と呼ぶことがある。また、ユーザが検知装置101を装着し、腕を伸ばした状態にある時に、腕の付け根側から手首側に向かう方向と一致する方向に定義された筐体に固定された方向を、第2の方向と呼ぶことがある。なお、筐体に対して固定された方向は、例えば、筐体を回転させた場合、筐体と共に回転し、筐体から見て常に一定の方向を指す。
そして、例えば、検知装置101が、時計型などの腕に固定して装着される装置の場合、検知装置101は、通常、腕に対しておおよそ同じ相対配置で装着される。そのため、ユーザが検知装置101を装着し、腕を伸ばした時に、腕の付け根側から手首側に向かう方向に、筐体に固定された第2の方向を定義したとする。この場合、第2の方向は、図2(a)の腕の動きに合わせて腕の付け根(円260の中心)から外周(円260の円周)に向かういずれかの方向を指すことになる。ここで、腕の長さはおおよそ一定であるため、第2の方向と、水平方向とがなす角度θが分かれば、検知装置101の腕の付け根(円260の中心)の高度からのズレをL × sinθで求めることができる。なお、Lは腕の長さであり、θは第2の方向と、水平方向とがなす角度である。
図2(b)は、L × sinθの計算について説明する図である。上述のように、例えば、腕の長さをLとし、水平面と腕を上げ下げした方向である第2の方向とがなす角度をθとする。この場合に、腕の付け根の高度からの検知装置101の高度のズレは、図2(b)に示す様にL×sinθで表すことができる。なお、図2(b)では、θはユーザが水平方向に腕をあげた状態を0°とし、下側をマイナス方向、及び上側をプラス方向の回転としている。また、腕の長さは、例えば、人の腕の長さを表す代表値であってよい。人の腕の長さを表す代表値としては、例えば、人の平均的な腕の長さや、ユーザに入力させた腕の長さなどを用いることができる。そして、気圧から換算された高度から、L × sinθを差し引くことで、気圧から換算された高度をおおよそ腕の付け根の高度(円260の中心)に補正した補正高度を取得することができる。補正高度の算出式を以下の式1に示す。
補正高度 = 気圧から換算された高度 −(L × sinθ) … 式1
従って、補正高度を用いることで、腕の上げ下げに起因する高度の変動の影響を抑えて、高度を腕の付け根の高さに揃えて時間毎に比較することが可能になる。その結果、腕の上げ下げによって生じる転倒の誤検知を抑止することができ、ユーザの転倒を検知する精度を向上させることができる。以下、実施形態を更に詳細に説明する。
図3は、検知装置101の外観を例示する図である。左側の図は、検知装置101の表側を示しており、右側の図は検知装置101の裏側を示している。図3の例では、検知装置101は、例えば、気圧センサ301、温湿度センサ302、マイク303、電源ボタン304、状態表示LED(light emitting diode)305、脈拍センサ306、及び筐体307を含む。気圧センサ301は、例えば、気圧を計測するセンサである。温湿度センサ302は、例えば、温度と湿度を計測するセンサである。マイク303は、例えば、外部からの音の入力を受け付ける。電源ボタン304は、例えば、検知装置101の電源をオン及びオフにするボタンである。状態表示LED305は、例えば、検知装置101の状態を示す光を出力する。脈拍センサ306は、例えば、検知装置101を装着しているユーザの脈拍を計測する。なお、図3の検知装置101は、例えば、ユーザの左腕に装着されてよい。そして、例えば、ユーザが検知装置101を装着し、腕を伸ばした状態にある時に、腕の付け根側から手首側に向かう方向に一致する矢印380の方向に、筐体に固定された第2の方向を定義してよい。なお、第2の方向は、例えば、筐体に固定された座標系において定義されていてもよい。
図4は、実施形態に係る検知システム400を例示する図である。検知システム400は、例えば、検知装置101、ゲートウェイ(GW)401、サーバ402、及び現場やオフィスの端末403を含む。検知装置101は、例えば、検知装置101を装着したユーザ410のバイタルサインなどの状態をセンサで監視してよい。また、検知装置101は、例えば、ユーザ410の転倒を検知する。ゲートウェイ401は、例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末などであってよい。ゲートウェイ401は、例えば、検知装置101及びネットワーク405上のサーバ402と接続している。ゲートウェイ401は、例えば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信で検知装置101からユーザ410が転倒したことを示す転倒通知を受信する。また、ゲートウェイ401は、転倒通知を受信すると、現場の監督の端末403や、オフィスで働く作業管理者の端末403等にユーザ410が転倒したことに関する情報を通知する。サーバ402は、例えば、IoTプラットフォームを動作させていてよく、転倒通知は、IoTプラットフォームで利用されてよい。端末403は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機などであってよい。
なお、転倒通知、及び端末403に通知される転倒したことに関する情報は、例えば、後述する位置センサ504により計測された転倒した場所を示す位置情報(例えば、緯度、及び経度など)、及び時刻などを含んでいてよい。現場の監督やオフィスで働く作業管理者は、転倒したことに関する情報の通知を端末403で受信すると、位置情報から転倒者の位置が分かるため、ユーザ410が転倒した場所にかけつけて、休息させるようにその他の作業員に指示したりすることができる。従って、迅速な救援活動が可能である。
図5は、実施形態に係る検知装置101のブロック構成を例示する図である。検知装置101は、例えば、制御部501、記憶部502、気圧センサ301、加速度センサ503、位置センサ504、及び通信部505を含んでいる。制御部501は、例えば、取得部511、及び出力部512などとして動作する。検知装置101の記憶部502は、例えば、プログラムやデータなどの情報を記憶する。気圧センサ301は、例えば、制御部501の指示に従って、気圧を計測する。加速度センサ503は、例えば、制御部501の指示に従って、加速度を計測する。位置センサ504は、例えば、制御部の指示に従って位置を測位する。通信部505は、例えば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線で通信する通信装置であってよく、制御部501の指示に従って、ゲートウェイ401などに接続し、データを送受信する。これらの各部の更なる詳細については後述する。
図6は、実施形態に係る検知処理を例示する図である。図6の検知処理の動作フローは、例えば、検知装置101にユーザ410の検知処理の実行指示が入力されると開始してよい。
ステップ601(以降、ステップを“S”と記載し、例えば、S601と表記する)において制御部501は、例えば、気圧センサ301から、気圧の計測値を取得する。S602において制御部501は、取得した計測値を高度に換算する。制御部は、例えば、0.1hpa(ヘクトパスカル)当たりの気圧の変動を、0.7〜1.3mの範囲の値の高度の変化に換算してよく、一例では1mの高度変化と換算してよい。高度は、例えば、或る時点における高度を基準として、その高度から相対的に変化した高度で表されてもよい。
S603において制御部501は、例えば、加速度センサ503から、加速度の計測値を取得する。S604において制御部501は、例えば、加速度の計測値から、重力加速度の方向を特定する。そして、制御部501は、特定した重力加速度の方向に対する検知装置101の筐体307の角度を算出する。例えば、検知装置101は、上述の第2の方向と、重力加速度の方向とがなす角度である第1の角度θ(図2(a))を求めてよい。なお、第2の方向は、例えば、検知装置101がユーザの腕に装着されており、ユーザが腕を伸ばした状態にある時に、腕の付け根から手首側の方向に延びる軸方向と一致する方向に定められている筐体に固定された方向であってよい。
続いて、制御部501は、得られた第1の角度θから90°を差し引くことで、第2の角度θを求めてよい。これにより、第2の方向の水平方向に対する角度を求めることができる。
そして、第2の方向と水平方向との間の角度θから、腕を上げ下げしたことに起因する腕の付け根からの高度のズレ:L×sinθを求める(図2の(b)を参照)。そして、制御部501は、気圧センサで計測した気圧の測定値に基づいて換算された高度から、L×sinθで求めた高度を差し引いて、腕の付け根の高度を表す補正高度を取得する。なお、補正高度は、例えば、算出された時刻と共に、記憶部502の高度履歴情報に記憶されてよい。
S606において制御部501は、一秒前に求めた腕の付け根の高度を表す補正高度から、現在の腕の付け根の高度を表す補正高度を差し引いた変化量が、閾値以上か否かを判定する。閾値としては、例えば、40cm〜80cmなどの範囲の値が用いられてよく、一例では60cmであってよい。なお、閾値は、ユーザの身長等に応じて異なる値が設定されてもよい。即ち、背の高いユーザには、背の低いユーザよりも大きい値が閾値に設定されてもよい。閾値は、ユーザ410が立った状態から転倒した状態になる際の検知装置101の高度の変動に応じた値に設定されてよい。
変化量が閾値以下の場合(S606がNo)、フローはS601に戻る。一方、変化量が閾値よりも大きい場合(S606がYes)、フローはS607に進む。S607において制御部501は、転倒と判定し、フローはS608に進む。S608において制御部501は、例えば、ゲートウェイ401を介してサーバ402にユーザが転倒したことを示す転倒通知を出力し、本動作フローは終了する。
そのため、サーバ402は、受信した転倒通知により、例えば、現場の監督やオフィスの管理者などの端末403にユーザ410が転倒したことを通知することができる。
また、転倒通知には、例えば、検知装置101がGPS(Global Positioning System)機器などの位置センサ504を備えている場合には、位置情報が含まれていてもよい。位置情報を通知することにより、例えば、サーバ402は、現場監督や作業管理者の端末403に転倒した位置も通知することができるため、現場監督や作業管理者は、通知された位置により直ちに転倒した場所に救援を送ることができる。
なお、以上の図6の動作フローにおいて、S601からS605までの処理では、検知装置101の制御部501は、例えば、取得部511として動作する。また、S606からS608までの処理では、検知装置101の制御部501は、例えば、出力部512として動作する。
以上において、実施形態を例示したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、上述の動作フローは例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。可能な場合には、動作フローは、処理の順番を変更して実行されてもよく、別に更なる処理を含んでもよく、又は、一部の処理が省略されてもよい。例えば、図6のS601からS602の処理と、S603からS604の処理は順序を入れ替えて実行されてもよい。
また、上述の実施形態では、転倒を検知する場合を例示したが、実施形態はこれに限定されるものでは無くその他の状況の検知に実施形態が利用されてもよい。例えば、実施形態は、転落の検知に利用することも可能である。また、ユーザは、建築現場や工場等で働く作業員以外にも、高齢者や子供など、その他の転倒の検知が望ましい対象であってもよい。また、検知装置101が装着される部位は、上述の例では手首を例に説明しているが、上腕などその他の人体の部位であってもよい。その他の部位の場合も、装着部位の人体の回動に合わせて高度を補正することが可能である。
図7は、実施形態に係る検知装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。検知装置101は、例えば、図4に例示される腕に装着して、ユーザのバイタルを検知する装置であってよい。検知装置101は、例えば、プロセッサ701、メモリ702、加速度センサ503、気圧センサ301、通信機器705、及びGPS機器706を含む。プロセッサ701は、例えば、メモリ702、加速度センサ503、気圧センサ301、通信機器705、及びGPS機器706などの検知装置101の各部と接続されていてよい。
メモリ702は、例えば半導体メモリであり、RAM領域及びROM領域を含んでいてよい。なお、RAMは、Random Access Memoryの略称である。また、ROMは、Read Only Memoryの略称である。また、メモリ702は、記憶部502の一例である。
プロセッサ701は、例えば、シングルプロセッサであっても、マルチプロセッサやマルチコアであってもよい。プロセッサ701は、例えば、メモリ702を利用して上述の制御部501が実行する動作フローの手順を記述した検知プログラムを読み出して実行することで、上述の制御部501が実行する検知処理の一部又は全部の機能を提供する。
加速度センサ503は、例えば、プロセッサ701の指示に従って、加速度を計測し、プロセッサ701に通知する。また、気圧センサ301は、プロセッサ701の指示に従って、気圧を計測し、プロセッサ701に通知する。
通信機器705は、例えば、プロセッサ701の指示に従って、ゲートウェイ401に接続し、ゲートウェイ401を介してサーバ402とデータを送受信してよい。なお、通信機器705は、例えば、Bluetooth(登録商標)やWi−Fi(登録商標)などで通信する近距離無線通信機器であってよい。通信機器705は、通信部505の一例である。GPS機器706は、プロセッサ701の指示に従って、検知装置101の位置を示す情報を取得する。GPS機器706は、位置センサ504の一例である。
また、上述のゲートウェイ401は、例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末などであってよい。ゲートウェイ401は、例えば、図7の検知装置101と類似する構成を有していてよいが、加速度センサ503、気圧センサ301、及びGPS機器706を含まなくてもよく、他に検知装置101と異なる更なる構成を含んでいてもよい。また、ゲートウェイ401の通信機器705は、例えば、セルラ通信網に接続するセルラ通信機器やWi−Fiの基地局に接続するWi−Fi通信機器などであってよい。
また、図8は、実施形態に係るサーバ402及び端末403を実現するためのコンピュータ800のハードウェア構成を例示する図である。図8のサーバ402及び端末403を実現するためのハードウェア構成は、例えば、プロセッサ801、メモリ802、記憶装置803、読取装置804、通信インタフェース806、及び入出力インタフェース807を備える。なお、プロセッサ801、メモリ802、記憶装置803、読取装置804、通信インタフェース806、入出力インタフェース807は、例えば、バス808を介して互いに接続されている。
プロセッサ801は、例えば、シングルプロセッサであっても、マルチプロセッサやマルチコアであってもよい。プロセッサ801は、メモリ802を利用して例えばプログラムを実行することにより、上述したサーバ402及び端末403の一部または全部の機能を提供してよい
メモリ802は、例えば半導体メモリであり、RAM領域及びROM領域を含んでいてよい。記憶装置803は、例えばハードディスク、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、又は外部記憶装置である。なお、RAMは、Random Access Memoryの略称である。また、ROMは、Read Only Memoryの略称である。
読取装置804は、プロセッサ801の指示に従って着脱可能記憶媒体805にアクセスする。着脱可能記憶媒体805は、例えば、半導体デバイス(USBメモリ等)、磁気的作用により情報が入出力される媒体(磁気ディスク等)、光学的作用により情報が入出力される媒体(CD−ROM、DVD等)などにより実現される。なお、USBは、Universal Serial Busの略称である。CDは、Compact Discの略称である。DVDは、Digital Versatile Diskの略称である。
通信インタフェース806は、プロセッサ801の指示に従ってネットワークに接続し、データを送受信する。入出力インタフェース807は、例えば、入力装置及び出力装置との間のインタフェースであってよい。入力装置は、例えばユーザからの指示を受け付けるキーボードやマウスなどのデバイスである。出力装置は、例えばディスプレーなどの表示装置、及びスピーカなどの音声装置である。
なお、実施形態に係る各プログラムは、例えば、検知装置101のメモリ702やサーバ402及び端末403の記憶装置803に予めインストールされていてよい。また、実施形態に係る各プログラムは、着脱可能記憶媒体805により読取装置804を介してサーバ402や端末403に提供されてもよい。また、実施形態に係る各プログラムは、プログラムサーバなどのサーバからネットワークを介して検知装置101のメモリ702やサーバ402及び端末403の記憶装置803に提供されてもよい。
なお、図7及び図8を参照して述べた検知装置101、ゲートウェイ401、サーバ402、及び端末403を実現するためのハードウェア構成は、例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、上述の検知装置101、ゲートウェイ401、サーバ402、及び端末403の一部または全部の機能がFPGA及びSoCなどによるハードウェアとして実装されてもよい。なお、FPGAは、Field Programmable Gate Arrayの略称である。SoCは、System-on-a-chipの略称である。
以上において、いくつかの実施形態が説明される。しかしながら、実施形態は上記の実施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各種変形形態及び代替形態を包含するものとして理解されるべきである。例えば、各種実施形態は、その趣旨及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できることが理解されよう。また、前述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形態が実施され得ることが理解されよう。更には、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除して又は置換して、或いは実施形態に示される構成要素にいくつかの構成要素を追加して種々の実施形態が実施され得ることが当業者には理解されよう。
101 検知装置
301 気圧センサ
302 温湿度センサ
303 マイク
304 電源ボタン
305 状態表示LED
306 脈拍センサ
307 筐体
400 検知システム
401 ゲートウェイ
402 サーバ
403 端末
501 制御部
502 記憶部
503 加速度センサ
504 位置センサ
505 通信部
511 取得部
512 出力部
701 プロセッサ
702 メモリ
705 通信機器
706 GPS機器
800 コンピュータ
801 プロセッサ
802 メモリ
803 記憶装置
804 読取装置
805 着脱可能記憶媒体
806 通信インタフェース
807 入出力インタフェース
808 バス

Claims (3)

  1. 気圧を計測する気圧センサと、
    加速度を計測する加速度センサと、
    筐体と、
    前記加速度センサで計測した加速度に基づいて決定される第1の方向に対して前記筐体に固定された第2の方向がなす角度に基づいて、前記気圧センサで計測した気圧から換算した高度を補正して補正高度を取得する取得部と、
    前記補正高度の所定時間過去からの変化量が閾値を越える場合、転倒したことを示す転倒通知を出力する出力部と、
    を含む、検知装置。
  2. 前記第1の方向は、前記加速度センサで計測した加速度に基づいて特定された重力加速度の方向に直交する水平方向であり、
    前記第2の方向は、前記検知装置がユーザの腕に装着された状態にあるときに、前記ユーザが腕を伸ばした状態で腕の付け根から手首に向かう方向に沿った、前記検知装置に固定された方向である、ことを特徴とする請求項1に記載の検知装置。
  3. 検知装置に備えられた加速度センサで計測した加速度に基づいて決定される第1の方向に対して、前記検知装置の筐体に固定された第2の方向がなす角度に基づいて、前記検知装置に備えられた気圧センサで計測した気圧から換算した高度を補正して補正高度を取得し、
    前記補正高度の所定時間過去からの変化量が閾値を越える場合、転倒したことを示す転倒通知を出力する、
    処理を、前記検知装置に実行させる検知プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111452750A (zh) * 2020-03-12 2020-07-28 淮阴工学院 汽车防坠落系统及其方法

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