JP2018093514A - ビデオコード化における低遅延ビデオバッファリング - Google Patents
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Abstract
Description
復号単位:アクセス単位又はアクセス単位のサブセット。sub_pic_cpb_flagが0に等しくなる場合、復号単位はアクセス単位であり、そうでない場合、復号単位は、アクセス単位のサブセットである。sub_pic_cpb_flagが1に等しくなるとき、アクセス単位中の第1の復号単位は、アクセス単位中の全ての非VCLNAL単位と、同じアクセス単位中の第1のVCLNAL単位とを含み、アクセス単位中の各々の他の復号単位は、アクセス単位中の第1のコード化スライスNAL単位ではないコード化スライスNAL単位である。
復号単位:アクセス単位又はアクセス単位のサブセット。sub_pic_cpb_flagが0に等しくなる場合、復号単位はアクセス単位であり、そうでない場合、復号単位は、アクセス単位のサブセットである。sub_pic_cpb_flagが1に等しくなるとき、アクセス単位中の第1の復号単位は、アクセス単位中の全ての非VCLNAL単位と、同じアクセス単位中のピクチャの第1のサブピクチャとを含み、アクセス単位中の各々の他の復号単位は、アクセス単位中の第1のサブピクチャではないサブピクチャである。
サブピクチャ:復号順序で連続するコード化ピクチャの幾つかのコード化ブロック。
tc=num_units_in_tick÷time_scale (C−1)
[0064]以下は、HEVCへの例示的な付属書類修正における制約を表すために指定され得る。
アクセス単位nを、復号順序でn番目のアクセス単位とし、第1のアクセス単位がアクセス単位0である。
ピクチャnを、コード化ピクチャ又はアクセス単位nの復号ピクチャとする。
復号単位mを、復号順序でm番目の復号単位とし、第1の復号単位が復号単位0である。
復号単位が復号単位0である場合、tai(0)=0である。
そうでない場合(復号単位が復号単位mであり、m>0である)、以下が適用され得る。
cbr_flag[SchedSelIdx]が1に等しくなる場合、復号単位mの初期到着時間が復号単位m−1の(以下で導出される)最終到着時間に等しくなる。即ち、次式のようになる。
tai(m)=taf(m−1) (C−2)
そうでない場合(cbr_flag[SchedSelIdx]が0に等しくなる)、復号単位mのための初期到着時間は、次式によって導出される。
tai(m)=Max(taf(m−1),tai,earliest(m)) (C−3)
上式で、tai,earliest(m)は次のように導出される。
tai,earliest(m)=tr,n(m)−(initial_cpb_removal_delay[SchedSelIdx]+initial_cpb_removal_delay_offset[SchedSelIdx])÷90000 (C−4)
tr,n(m)は、復号単位mの指定されたCPBからの名目除去時間であり、initial_cpb_removal_delay[SchedSelIdx]及びinitial_cpb_removal_delay_offset[SchedSelIdx]は、前のバッファリング期間SEIメッセージにおいて指定されている。
そうでない場合(復号単位mが後続のバッファリング期間の第1の復号単位である)、tai,earliest(m)は次式のように導出され得る。
tai,earliest(m)=tr,n(m)−initial_cpb_removal_delay[SchedSelIdx]÷90000)
(C−5)
initial_cpb_removal_delay[SchedSelIdx]は、復号単位mを含んでいるアクセス単位に関連するバッファリング期間SEIメッセージにおいて指定されている。
taf(m)=tai(m)+b(m)÷BitRate[SchedSelIdx] (C−6)
上式で、b(m)は、復号単位mのビットのサイズであり得、タイプI適合ポイントの場合には、VCLNAL単位及びフィラーデータNAL単位のビットをカウントし、又はタイプII適合ポイントの場合には、タイプIIビットストリームの全てのビットをカウントする。
復号単位mを含んでいるアクセス単位のためのアクティブシーケンスパラメータセットのコンテンツと前のアクセス単位とが異なる場合、HSSは、復号単位mを含んでいるアクセス単位のためのアクティブシーケンスパラメータセット中に与えられたSchedSelIdxの値の中から、SchedSelIdxの値SchedSelIdx1を選択し、その場合、復号単位mを含んでいるアクセス単位のためにBitRate[SchedSelIdx1]又はCpbSize[SchedSelIdx1]を生じる。BitRate[SchedSelIdx1]又はCpbSize[SchedSelIdx1]の値は、前のアクセス単位のために使用されていたSchedSelIdxの値SchedSelIdx0のためのBitRate[SchedSelIdx0]又はCpbSize[SchedSelIdx0]の値とは異なり得る。
そうでない場合、HSSは、SchedSelIdx、BitRate[SchedSelIdx]、及びCpbSize[SchedSelIdx]の前の値で動作し続ける。
変数BitRate[SchedSelIdx]は時間tai(m)に効力を発する。
変数CpbSize[SchedSelIdx]は次のように効力を発する。
CpbSize[SchedSelIdx]の新しい値が古いCPBサイズを超えた場合、その値は時間tai(m)に効力を発する。
そうでない場合、CpbSize[SchedSelIdx]の新しい値は、復号単位mを含んでいるアクセス単位の最後の復号単位のCPB除去時間に効力を発する。
tr,n(0)=initial_cpb_removal_delay[SchedSelIdx]÷90000 (C−7)
[0075]復号単位mが、HRDを初期化しないバッファリング期間の第1のアクセス単位の第1の復号単位であるとき、CPBからの復号単位の名目除去時間は次式によって指定され得る。
tr,n(m)=tr,n(mb)+tc*cpb_removal_delay(m) (C−8)
上式で、tr,n(mb)は、前のバッファリング期間の第1の復号単位の名目除去時間であり、cpb_removal_delay(m)は、復号単位mを含んでいるアクセス単位に関連するピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されている復号単位mのためのcpb_removal_delay[i]の値である。
tr,n(m)=tr,n(mb)+tc*cpb_removal_delay(m) (C−9)
上式で、tr,n(mb)は、現在のバッファリング期間の第1の復号単位の名目除去時間であり、cpb_removal_delay(m)は、復号単位mを含んでいるアクセス単位に関連するピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されている復号単位mのためのcpb_removal_delay[i]の値である。
low_delay_hrd_flagが0に等しくなるか、又はtr,n(m)≧taf(m)である場合、復号単位nの除去時間は次式によって指定され得る。
tr(m)=tr,n(m) (C−10)
そうでない場合(low_delay_hrd_flagが1に等しくなり、かつtr,n(m)<taf(m)である)、復号単位mの除去時間は次式によって指定される。
tr(m)=tr,n(m)+tc*Ceil((taf(m)−tr,n(m))÷tc) (C−11)
後者のケースは、復号単位mのサイズ、b(m)が非常に大きくて、名目除去時間における除去を阻むことを示している。
1.IDRピクチャが復号された第1のIDRピクチャでないとき(例えば、前のピクチャの出力なしフラグが1に等しくない値を有するとき)、かつアクティブシーケンスパラメータセットから導出されたpic_width_in_luma_samples(例えば、ルーマサンプルにおけるピクチャ幅)又はpic_height_in_luma_samples又はmax_dec_pic_bufferingの値が、それぞれ、前のピクチャについてアクティブであったシーケンスパラメータセットから導出されたpic_width_in_luma_samples又はpic_height_in_luma_samples又はmax_dec_pic_bufferingの値とは異なるとき、no_output_of_prior_pics_flagは、no_output_of_prior_pics_flagの実際の値にかかわらず、1に等しいと推論されるか、又はHRDによって1に等しくなるように設定され得る。デコーダ実装形態は、pic_width_in_luma_samples又はpic_height_in_luma_samplesの変更に関して、HRDよりも適切にピクチャ又はDPBサイズ変更を処理し得る。
2.no_output_of_prior_pics_flagが、1に等しくなるか、又は1に等しくなるように設定もしくは推論されるとき、DPB中の全てのピクチャ記憶バッファは、それらが含んでいるピクチャの出力なしに空にされ得、DPBフルネスは0に設定され得る。
to,dpb(k)<=tr(m)
[0084]ピクチャがDPBから除去されると、DPBフルネスは1だけ減分され得る。
to,dpb(n)=tr(m)+tc*dpb_output_delay(n) (C−12)
上式で、dpb_output_delay(n)が、アクセス単位nに関連するピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されているdpb_output_delayの値である。現在のピクチャの出力は次のように指定され得る。
PicOutputFlagが、1に等しくなり、to,dpb(n)=tr(m)である場合、現在のピクチャが出力される。
そうではなく、PicOutputFlagが0に等しくなる場合、現在のピクチャは、出力されないが、以下で更に指定されるようにDPBに記憶され得る。
そうでない場合(PicOutputFlagが1に等しくなり、to,dpb(n)>tr(m)である)、現在のピクチャは、後で出力され、(以下で更に指定されるように)DPBに記憶されることになり、to,dpb(n)に先行する時間に1に等しいno_output_of_prior_pics_flagの復号又は推論によって出力されるべきでないことが示されない限り、時間to,dpb(n)に出力される。
Δto,dpb(n)=to,dpb(nn)−to,dpb(n) (C−13)
上式で、nnは、出力順でピクチャnの後に続く、1に等しいPicOutputFlagをもつピクチャを示す。バンピングプロセス及びクロッピングプロセスの更なる詳細について、更に以下で与える。
[0107]この例では、仮定参照デコーダ(HRD)動作は、次のように要約され得る。CPBサイズ(ビット数)はCpbSize[SchedSelIdx]である。時間レイヤXのためのDPBサイズ(ピクチャ記憶バッファの数)は、両端値を含む0〜max_temporal_layers_minus1の範囲内の各Xについてmax_dec_pic_buffering[X]+1であり得る。変数SubPicCpbPreferredFlagは、サブピクチャコード化ピクチャバッファ選好フラグとして使用され得、外部手段によって指定されるか、又は外部手段によって指定されないときは0に設定され得る。別個のサブピクチャコード化ピクチャパラメータ存在フラグ、sub_pic_cpb_params_present_flagは、1つ又は複数のアクセス単位のサブセットをコード化するために必要なパラメータが利用可能であるかどうかを信号伝達するために使用され得る。単一のサブピクチャコード化ピクチャバッファフラグ、SubPicCpbFlagは、サブピクチャコード化ピクチャバッファ選好フラグとサブピクチャコード化ピクチャパラメータ存在フラグの両方が正であるか、又は1に設定されるかどうかを示し得る。ビデオコーダは、ビデオデータがCPBから除去されるとき、ビデオデータのアクセス単位をコード化すべきか、又はビデオデータのサブピクチャなどの1つ又は複数のアクセス単位のサブセットをコード化すべきかを決定するために、このサブピクチャコード化ピクチャバッファフラグ、SubPicCpbFlag、を使用し得る。
SubPicCpbFlag=SubPicCpbPreferredFlag&&sub_pic_cpb_params_present_flag
(C−1)
[0109]SubPicCpbFlagが0に等しくなる場合、CPBは、アクセス単位レベルで動作し得、各復号単位はアクセス単位であり得る。そうでない場合、CPBは、サブピクチャレベルで動作し得、各復号単位はアクセス単位のサブセットであり得る。
tc=num_units_in_tick÷time_scale (C−1)
[0114]以下は、本開示の技法のこの例における制約を表すために指定され得る。
アクセス単位nを、復号順序でn番目のアクセス単位とし、第1のアクセス単位がアクセス単位0である。
ピクチャnを、コード化ピクチャ又はアクセス単位nの復号ピクチャとする。
復号単位mを、復号順序でm番目の復号単位とし、第1の復号単位が復号単位0である。
復号単位が復号単位0である場合、tai(0)=0である。
そうでない場合(復号単位が復号単位mであり、m>0である)、以下が適用され得る。
cbr_flag[SchedSelIdx]が1に等しくなる場合、復号単位mの初期到着時間がアクセス単位m−1の(以下で導出される)最終到着時間に等しくなり得る。即ち、次式のようになる。
tai(m)=taf(m−1) (C−2)
そうでない場合(cbr_flag[SchedSelIdx]が0に等しくなる)、復号単位mのための初期到着時間は、次式によって導出され得る。
tai(m)=Max(taf(m−1),tai,earliest(m)) (C-3)
上式で、tai,earliest(m)は次のように導出され得る。
復号単位nが後続のバッファリング期間の第1の復号単位でない場合、tai,earliest(m)は次式のように導出され得る。
tai,earliest(m)=tr,n(m)−(InitCpbRemovalDelay[SchedSelIdx]+InitCpbRemovalDelayOffset[SchedSelIdx])÷90000 (C−4)
上式で、tr,n(m)は、CPBからの復号単位mの名目除去時間である。
そうでない場合(復号単位mが後続のバッファリング期間の第1の復号単位である)、tai,earliest(m)は次式のように導出され得る。
tai,earliest(m)=tr,n(m)−(InitCpbRemovalDelay[SchedSelIdx]÷90000)
(C−5)
[0121]復号単位mの最終到着時間tafは次式によって導出され得る。
taf(m)=tai(m)+b(m)÷BitRate[SchedSelIdx]
(C−6)
上式で、b(m)は、復号単位mのビットのサイズであり、タイプI適合ポイントの場合には、VCLNAL単位及びフィラーデータNAL単位(fillerdataNALunits)のビットをカウントし、又はタイプII適合ポイントの場合には、タイプIIビットストリームの全てのビットをカウントする。
復号単位mを含んでいるアクセス単位のためのアクティブシーケンスパラメータセットのコンテンツと前のアクセス単位とが異なる場合、HSSは、復号単位mを含んでいるアクセス単位のためのアクティブシーケンスパラメータセット中に与えられたSchedSelIdxの値の中から、SchedSelIdxの値SchedSelIdx1を選択し得、その場合、復号単位mを含んでいるアクセス単位のためにBitRate[SchedSelIdx1]又はCpbSize[SchedSelIdx1]を生じる。BitRate[SchedSelIdx1]又はCpbSize[SchedSelIdx1]の値は、前のアクセス単位のために使用されていたSchedSelIdxの値SchedSelIdx0のためのBitRate[SchedSelIdx0]又はCpbSize[SchedSelIdx0]の値とは異なり得る。
そうでない場合、HSSは、SchedSelIdx、BitRate[SchedSelIdx]、及びCpbSize[SchedSelIdx]の前の値で動作し続け得る。
変数BitRate[SchedSelIdx]は時間tai(m)に効力を発し得る。
変数CpbSize[SchedSelIdx]は次のように効力を発し得る。
CpbSize[SchedSelIdx]の新しい値が古いCPBサイズを超えた場合、その値は時間tai(m)に効力を発し得る。
そうでない場合、CpbSize[SchedSelIdx]の新しい値は、復号単位mを含んでいるアクセス単位の最後の復号単位のCPB除去時間に効力を発し得る。
tr,n(0)=InitCpbRemovalDelay[SchedSelIdx]÷90000 (C−7)
[0127]復号単位mが、HRDを初期化しないバッファリング期間の第1のアクセス単位の第1の復号単位であるとき、CPBからの復号単位の名目除去時間は次式によって指定され得る。
tr,n(m)=tr,n(mb)+tc*CpbRemovalDelay(m) (C−8)
上式で、tr,n(mb)は、前のバッファリング期間の第1の復号単位の名目除去時間である。
tr,n(m)=tr,n(mb)+tc*CpbRemovalDelay(m) (C−9)
上式で、tr,n(mb)は、前のバッファリング期間の第1の復号単位の名目除去時間である。
low_delay_hrd_flagが0に等しくなるか、又はtr,n(m)≧taf(m)である場合、復号単位mの除去時間は次式によって指定され得る。
tr(m)=tr,n(m) (C−10)
そうでない場合(low_delay_hrd_flagが1に等しくり、tr,n(m)<taf(m)である)、復号単位mの除去時間は次式によって指定され得る。
tr(m)=tr,n(m)+tc*Ceil((taf(m)−tr,n(m))÷ tc) (C−11)
後者のケースは、この例では、復号単位mのサイズ、b(m)が非常に大きくて、名目除去時間における除去を阻むことを示している。
ピクチャkが、「参照のために使用されない」とマーキングされている。
ピクチャkが、0に等しいPicOutputFlagを有するか、又はそれのDPB出力時間が、現在のピクチャnの(復号単位mとして示される)第1の復号単位のCPB除去時間以下である、即ち、to,dpb(k)≦tr(m)である。
to,dpb(n)=tr(n)+tc*dpb_output_delay(n) (C−12)
上式で、dpb_output_delay(n)が、アクセス単位nに関連するピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されているdpb_output_delayの値である。
PicOutputFlagが、1に等しくなり、to,dpb(n)=tr(n)である場合、現在のピクチャが出力され得る。
そうではなく、PicOutputFlagが0に等しくなる場合、現在のピクチャは、出力され得ず、DPBに記憶され得る。
そうでない場合(PicOutputFlagが1に等しくなり、to,dpb(n)>tr(n)である)、現在のピクチャは、後で出力され得、(本開示によって変更されたHEVCWD6のC.3.3項において指定されているように)DPBに記憶され得、to,dpb(n)に先行する時間に1に等しいno_output_of_prior_pics_flagの復号又は推論によって出力されるべきでないことが示されない限り、時間to,dpb(n)に出力され得る。言い換えれば、前のピクチャの出力なしフラグが1に等しくない場合、現在のピクチャは、DPBに記憶され得、後で、例えば、to,dpb(n)に出力され得る。
Δto,dpb(n)=to,dpb(nn)−to,dpb(n) (C−13)
上式で、nnは、出力順序でピクチャnの後に続く、1に等しいPicOutputFlagを有するピクチャを示し、従って、DPB出力時間間隔Δto,dpb(n)は、出力順序でピクチャnの後の後続のピクチャのDPB出力時間とピクチャnのDPB出力時間との間の差として定義され得る。
IDRピクチャが復号される最初のIDRピクチャではなく、アクティブシーケンスパラメータセットから導出されたpic_width_in_luma_samples又はpic_height_in_luma_samples又はmax_dec_pic_bufferingの値が、それぞれ、前のピクチャについてアクティブであったシーケンスパラメータセットから導出されたpic_width_in_luma_samples又はpic_height_in_luma_samples又はmax_dec_pic_bufferingの値とは異なるとき、no_output_of_prior_pics_flagは、no_output_of_prior_pics_flagの実際の値にかかわらず、HRDによって1に等しくなると設定又は推論され得る。デコーダ実装形態は、pic_width_in_luma_samples又はpic_height_in_luma_samples又はmax_dec_pic_bufferingの値の変更をHRDよりも適切に処理しようと試み得る。
no_output_of_prior_pics_flagが、1に等しくなるか又は1に等しくなると推論されるとき、DPB中の全てのピクチャ記憶バッファは、それらが含んでいるピクチャの出力なしに空にされ得る。
そうでない場合、「出力のために必要とされない」及び「参照のために使用されない」とマーキングされているピクチャを含んでいるピクチャ記憶バッファが(出力なしに)空にされ得る。
「出力のために必要とされる」とマーキングされているDPB中のピクチャの数が、現在の時間レイヤにおける並べ替えピクチャの数、即ち、num_reorder_pics[temporal_id]よりも大きい、又は
現在のピクチャの時間レイヤ識別子値、temporal_id以下の時間レイヤ識別子値temporal_idをもつDPB中のピクチャの数が、現在の時間レイヤの最大ピクチャバッファリング値+1、即ち、max_dec_pic_buffering[temporal_id]+1に等しくなる、又は
現在のピクチャは、前のピクチャの出力なしフラグ、no_output_of_prior_pics_flagが1に等しくない値を有し、1に等しいと推論されないIDRピクチャである。
現在のピクチャが、IDRピクチャであり、no_output_of_prior_pics_flagが、本開示によって変更されたHEVCWD6のC.5.2項において指定されているように、1に等しくなく、1に等しくなるように設定又は推論されない、又は
「出力のために必要とされる」とマーキングされているDPB中のピクチャの数が、本開示によって変更されたHEVCWD6のC.5.2項において指定されているように、現在の時間レイヤにおける並べ替えピクチャの数、即ち、num_reorder_pics[temporal_id]よりも大きい、又は
現在のピクチャの時間レイヤ識別子値、temporal_id以下のtemporal_idをもつDPB中のピクチャの数が、本開示によって変更されたHEVCWD6のC.5.2項において指定されているように、現在の時間レイヤの最大ピクチャバッファリング値+1、即ち、max_dec_pic_buffering[temporal_id]+1に等しくなる。
1.最初に出力のためのピクチャが、「出力のために必要とされる」とマーキングされているDPB中の全てのピクチャのうちPicOrderCntValの最小値を有するピクチャとして選択され得る。
2.ピクチャが、ピクチャのためのアクティブシーケンスパラメータセットにおいて指定されるクロッピング矩形を使用してクロップされ、クロップされたピクチャが出力され得、ピクチャが、「出力のために必要とされない」とマーキングされ得る。
3.クロップされ、出力されたピクチャを含んだピクチャ記憶バッファが「参照のために使用されない」とマーキングされているピクチャを含んでいる場合、ピクチャ記憶バッファは空にされ得る。
現在の復号ピクチャは、1に等しいPicOutputFlagを有する場合、「出力のために必要とされる」とマーキングされ得る。
そうでない場合(現在の復号ピクチャが0に等しいPicOutputFlagを有する)、現在の復号ピクチャは、「出力のために必要とされない」とマーキングされ得る。
CpbDpbDelaysPresentFlagが1に等しくなる場合、ピクチャタイミングSEIメッセージは、コード化ビデオシーケンスのあらゆるアクセス単位中にも存在し得る。
そうでない場合(CpbDpbDelaysPresentFlagが0に等しくなる)、ピクチャタイミングSEIメッセージは、コード化ビデオシーケンスのどのアクセス単位中にも存在する必要はない。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲]に記載された発明を付記する。
[1] ビデオデータをコード化する方法であって、
ピクチャバッファ中にビデオデータの1つ以上の復号単位を記憶することと、
前記1つ以上の復号単位のための個別のバッファ除去時間を取得することと、前記個別のバッファ除去時間を取得することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つのための前記個別のバッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、
前記復号単位の各々のための取得された前記バッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファから前記復号単位を除去することと、
除去された前記復号単位に対応するビデオデータをコード化することと、前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つを復号することを備える、
を備える方法。
[2] ビデオデータの前記1つ以上の復号単位の各々が、アクセス単位又はアクセス単位のサブセットのいずれかである、[1]に記載の方法。
[3] 前記ピクチャバッファ中に連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を記憶することを更に備える、[1]に記載の方法。
[4] 前記1つ以上の復号単位を記憶するより前に、前記連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を受信することを更に備える、[3]に記載の方法。
[5] 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファである、[1]に記載の方法。
[6] 前記方法が、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第2の復号単位を除去するより前に、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第1の復号単位を除去することを更に備え、前記第1の復号単位及び前記第2の復号単位が、共通アクセス単位のそれぞれのサブセットを備える、[5]に記載の方法。
[7] 前記復号単位のうちの前記少なくとも1つのための前記バッファ除去時間を示す前記信号伝達値が、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つによって備えられる幾つかのネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位を示す信号伝達値を備える、[1]に記載の方法。
[8] 前記1つ以上の復号単位が共通ピクチャの複数のサブピクチャを備え、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つための前記個別のバッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、[1]に記載の方法。
[9] 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファ(CPB)であり、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延と、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延オフセットと、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延と、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延オフセットとを示す個別の信号伝達値を受信することを備える、[8]に記載の方法。
[10] 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、前記共通ピクチャに適用可能なピクチャタイミング補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、[8]に記載の方法。
[11] 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、個別のサブピクチャに適用可能な補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、[8]に記載の方法。
[12] 前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つを形成するためにビデオデータを符号化することを備え、前記バッファ除去時間を取得することが、前記バッファ除去時間を示す値を決定することを備える、[1]に記載の方法。
[13] 前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファからビデオデータの前記復号単位を除去することが、前記ピクチャバッファ中への前記復号単位のうちの少なくとも1つの前記記憶から前記取得されたバッファ除去時間が経過した後に、前記ピクチャバッファから前記復号単位のうちの少なくとも1つを除去することを備える、[1]に記載の方法。
[14] 前記1つ以上の復号単位がそれぞれのサブピクチャを備える、[1]に記載の方法。
[15] 前記ビデオデータのより大きいセット内の前記サブピクチャのうちの少なくとも1つのバイトアラインメントを示す信号伝達値を受信することを更に備える、[14]に記載の方法。
[16] 前記ビデオデータの前記より大きいセットが、アクセス単位、アクセス単位のサブセット、ピクチャ、フレーム、スライス、波、又はタイルを備える、[15]に記載の方法。
[17] 前記サブピクチャが、ビデオデータのブロックの1つ以上のシーケンス、1つ以上のスライス、1つ以上の波、1つ以上のタイル、又は1つ以上のネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位のうちの少なくとも1つに対応する、[14]に記載の方法。
[18] 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得することが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータの第1の順序の復号単位を備える場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備えるアクセス単位に関連するバッファリング期間補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージにおいて指定されているコード化ピクチャバッファ除去遅延値を備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記ビデオデータの前記第1の順序の復号単位でなく、前記個別の復号単位が、第iの順序の復号単位を備え、但し、i>0である場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備える前記アクセス単位に関連する前記ピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されている復号単位コード化ピクチャバッファ除去遅延[i]を備えると決定することと
を備える、[1]に記載の方法。
[19] 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得することが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータのアクセス単位の第1の順序の復号単位を備える場合、前記復号単位のための名目除去時間が、初期コード化ピクチャバッファ除去遅延値を90000で除算したものを備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記アクセス単位の前記第1の順序の復号単位でなく、前記復号単位が、前記アクセス単位の第mの順序の復号単位を備え、但し、m>0である場合、前記復号単位のための名目除去時間が、前のバッファリング期間の第1の順序の復号単位の名目除去時間+クロックティック×前記第mの順序の復号単位に関連するコード化ピクチャバッファ除去遅延を備えると決定することと
を備える、[1]に記載の方法。
[20] 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のコード化ブロックを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のコード化ブロックをコード化することを備える、[1]に記載の方法。
[21] 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のビットを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のビットをコード化することを備える、[1]に記載の方法。
[22] ビデオデータをコード化するための機器であって、
ピクチャバッファ中にビデオデータの1つ以上の復号単位を記憶することと、
前記1つ以上の復号単位のための個別のバッファ除去時間を取得することであって、前記個別のバッファ除去時間を取得することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つのための前記個別のバッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、取得することと、
前記復号単位の各々のための前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファから前記復号単位を除去することと、
前記除去された復号単位に対応するビデオデータをコード化することであって、前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つを復号することを備える、コード化することと
を行うように構成されたビデオコーダを備える機器。
[23] ビデオデータの前記1つ以上の復号単位の各々が、アクセス単位又はアクセス単位のサブセットのいずれかである、[22]に記載の機器。
[24] 前記ビデオコーダが、前記ピクチャバッファ中に連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を記憶するように更に構成された、[22]に記載の機器。
[25] 前記ビデオコーダが、前記1つ以上の復号単位を記憶するより前に、前記連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を受信するように更に構成された、[24]に記載の機器。
[26] 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファである、[22]に記載の機器。
[27] 前記ビデオコーダが、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第2の復号単位を除去するより前に、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第1の復号単位を除去するように更に構成され、前記第1の復号単位及び前記第2の復号単位が、共通アクセス単位のそれぞれのサブセットを備える、[26]に記載の機器。
[28] 前記復号単位のうちの前記少なくとも1つのための前記バッファ除去時間を示す前記信号伝達値が、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つによって備えられる幾つかのネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位を示す信号伝達値を備える、[22]に記載の機器。
[29] 前記1つ以上の復号単位が共通ピクチャの複数のサブピクチャを備え、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つための前記個別のバッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、[22]に記載の機器。
[30] 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファ(CPB)であり、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延と、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延オフセットと、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延と、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延オフセットとを示す個別の信号伝達値を受信することを備える、[29]に記載の機器。
[31] 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、前記共通ピクチャに適用可能なピクチャタイミング補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、[29]に記載の機器。
[32] 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、個別のサブピクチャに適用可能な補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、[29]に記載の機器。
[33] 前記ビデオデータをコード化するために、前記ビデオコーダが、前記復号単位のうちの少なくとも1つを形成するために前記ビデオデータを符号化するように更に構成され、前記バッファ除去時間を取得するために、前記ビデオコーダが、前記バッファ除去時間を示す値を決定するように更に構成された、[22]に記載の機器。
[34] 前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファからビデオデータの前記復号単位を除去するために、前記ビデオコーダが、前記ピクチャバッファ中への前記復号単位のうちの少なくとも1つの前記記憶から前記取得されたバッファ除去時間が経過した後に、前記ピクチャバッファから前記復号単位のうちの少なくとも1つを除去するように更に構成された、[22]に記載の機器。
[35] 前記1つ以上の復号単位がそれぞれのサブピクチャを備える、[22]に記載の機器。
[36] 前記ビデオコーダが、前記ビデオデータのより大きいセット内の前記サブピクチャのうちの少なくとも1つのバイトアラインメントを示す信号伝達値を受信するように更に構成された、[35]に記載の機器。
[37] 前記ビデオデータの前記より大きいセットが、アクセス単位、アクセス単位のサブセット、ピクチャ、フレーム、スライス、波、又はタイルを備える、[36]に記載の機器。
[38] 前記サブピクチャが、ビデオデータのブロックの1つ以上のシーケンス、1つ以上のスライス、1つ以上の波、1つ以上のタイル、又は1つ以上のネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位のうちの少なくとも1つに対応する、[35]に記載の機器。
[39] 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得するために、前記ビデオコーダが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータの第1の順序の復号単位を備える場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備えるアクセス単位に関連するバッファリング期間補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージにおいて指定されているコード化ピクチャバッファ除去遅延値を備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記ビデオデータの前記第1の順序の復号単位でなく、前記個別の復号単位が、第iの順序の復号単位を備え、但し、i>0である場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備える前記アクセス単位に関連する前記ピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されている復号単位コード化ピクチャバッファ除去遅延[i]を備えると決定することと
を行うように更に構成された、[22]に記載の機器。
[40] 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得するために、前記ビデオコーダが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータのアクセス単位の第1の順序の復号単位を備える場合、前記復号単位のための名目除去時間が、初期コード化ピクチャバッファ除去遅延値を90000で除算したものを備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記アクセス単位の前記第1の順序の復号単位でなく、前記復号単位が、前記アクセス単位の第mの順序の復号単位を備え、但し、m>0である場合、前記復号単位のための名目除去時間が、前のバッファリング期間の第1の順序の復号単位の名目除去時間+クロックティック×前記第mの順序の復号単位に関連するコード化ピクチャバッファ除去遅延を備えると決定することと
を行うように更に構成された、[22]に記載の機器。
[41] 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のコード化ブロックを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のコード化ブロックをコード化することを備える、[22]に記載の機器。
[42] 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のビットを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のビットをコード化することを備える、[22]に記載の機器。
[43] 前記機器が、
1つ以上の集積回路と、
1つ以上のマイクロプロセッサと、
前記ビデオコーダを含むワイヤレス通信機器と
のうちの少なくとも1つを備える、[22]に記載の機器。
[44] 前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化するために、前記ビデオコーダは、前記ビデオデータを復号するように更に構成された、[22]に記載の機器。
[45] 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファであり、前記機器が、復号ピクチャバッファ中に1つ以上の復号されたピクチャを記憶するように構成されたメモリを更に備える、[22]に記載の機器。
[46] 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファであり、前記機器が、前記コード化ピクチャバッファ中にコード化されたビデオデータを記憶するように構成されたメモリを更に備える、[22]に記載の機器。
[47] 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファであり、前記機器が、前記コード化ピクチャバッファにコード化されたビデオデータを記憶するように構成されたストリームスケジューリングユニットを更に備える、[22]に記載の機器。
[48] ビデオデータをコード化するための装置であって、
ピクチャバッファ中にビデオデータの1つ以上の復号単位を記憶するための手段と、
前記1つ以上の復号単位のための個別のバッファ除去時間を取得するための手段であって、前記個別のバッファ除去時間を取得することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つのための前記個別のバッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、取得するための手段と、
前記復号単位の各々のための前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファから前記復号単位を除去するための手段と、
前記除去された復号単位に対応するビデオデータをコード化するための手段であって、前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つを復号することを備える、コード化するための手段と
を備える装置。
[49] ビデオデータの前記1つ以上の復号単位の各々が、アクセス単位又はアクセス単位のサブセットのいずれかである、[48]に記載の装置。
[50] 前記ピクチャバッファ中に連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を記憶するための手段を更に備える、[48]に記載の装置。
[51] 前記1つ以上の復号単位を記憶するより前に、前記連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を受信することを更に備える、[50]に記載の装置。
[52] 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファである、[48]に記載の装置。
[53] 前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第2の復号単位を除去するより前に、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第1の復号単位を除去するための手段を更に備え、前記第1の復号単位及び前記第2の復号単位が、共通アクセス単位のそれぞれのサブセットを備える、[52]に記載の装置。
[54] 前記復号単位のうちの前記少なくとも1つのための前記バッファ除去時間を示す前記信号伝達値が、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つによって備えられる幾つかのネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位を示す信号伝達値を備える、[48]に記載の装置。
[55] 前記1つ以上の復号単位が共通ピクチャの複数のサブピクチャを備え、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つための前記個別のバッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、[48]に記載の装置。
[56] 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファ(CPB)であり、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信するための前記手段が、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延と、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延オフセットと、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延と、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延オフセットとを示す個別の信号伝達値を受信するための手段を備える、[55]に記載の装置。
[57] 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、前記共通ピクチャに適用可能なピクチャタイミング補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、[55]に記載の装置。
[58] 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、個別のサブピクチャに適用可能な補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、[55]に記載の装置。
[59] 前記ビデオデータをコード化するための前記手段が、前記復号単位のうちの少なくとも1つを形成するためにビデオデータを符号化することを備え、前記バッファ除去時間を取得するための前記手段が、前記バッファ除去時間を示す値を決定するための手段を備える、[48]に記載の装置。
[60] 前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファからビデオデータの前記復号単位を除去するための前記手段が、前記ピクチャバッファ中への前記復号単位のうちの少なくとも1つの前記記憶から前記取得されたバッファ除去時間が経過した後に、前記ピクチャバッファから前記復号単位のうちの少なくとも1つを除去するための手段を備える、[48]に記載の装置。
[61] 前記1つ以上の復号単位がそれぞれのサブピクチャを備える、[48]に記載の装置。
[62] 前記ビデオデータのより大きいセット内の前記サブピクチャのうちの少なくとも1つのバイトアラインメントを示す信号伝達値を受信するための手段を更に備える、[61]に記載の装置。
[63] 前記ビデオデータの前記より大きいセットが、アクセス単位、アクセス単位のサブセット、ピクチャ、フレーム、スライス、波、又はタイルを備える、[62]に記載の装置。
[64] 前記サブピクチャが、ビデオデータのブロックの1つ以上のシーケンス、1つ以上のスライス、1つ以上の波、1つ以上のタイル、又は1つ以上のネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位のうちの少なくとも1つに対応する、[61]に記載の装置。
[65] 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得するための前記手段が、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータの第1の順序の復号単位を備える場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備えるアクセス単位に関連するバッファリング期間補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージにおいて指定されているコード化ピクチャバッファ除去遅延値を備えると決定するための手段と、
前記個別の復号単位が前記ビデオデータの前記第1の順序の復号単位でなく、前記個別の復号単位が、第iの順序の復号単位を備え、但し、i>0である場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備える前記アクセス単位に関連する前記ピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されている復号単位コード化ピクチャバッファ除去遅延[i]を備えると決定するための手段と
を備える、[48]に記載の装置。
[66] 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得するための前記手段が、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータのアクセス単位の第1の順序の復号単位を備える場合、前記復号単位のための名目除去時間が、初期コード化ピクチャバッファ除去遅延値を90000で除算したものを備えると決定するための手段と、
前記個別の復号単位が前記アクセス単位の前記第1の順序の復号単位でなく、前記復号単位が、前記アクセス単位の第mの順序の復号単位を備え、但し、m>0である場合、前記復号単位のための名目除去時間が、前のバッファリング期間の第1の順序の復号単位の名目除去時間+クロックティック×前記第mの順序の復号単位に関連するコード化ピクチャバッファ除去遅延を備えると決定するための手段と
を備える、[48]に記載の装置。
[67] 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のコード化ブロックを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のコード化ブロックをコード化することを備える、[48]に記載の装置。
[68] 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のビットを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のビットをコード化することを備える、[48]に記載の装置。
[69] 前記装置が、
1つ以上の集積回路と、
1つ以上のマイクロプロセッサと、
ビデオコード化機器を含むワイヤレス通信機器と
のうちの少なくとも1つを備える、[48]に記載の装置。
[70] 実行されたとき、
ピクチャバッファ中にビデオデータの1つ以上の復号単位を記憶することと、
前記1つ以上の復号単位のための個別のバッファ除去時間を取得することであって、前記個別のバッファ除去時間を取得することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つのための前記個別のバッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、取得することと、
前記復号単位の各々のための前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファから前記復号単位を除去することと、
前記除去された復号単位に対応するビデオデータをコード化することであって、前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つを復号することを備える、コード化することと
をプロセッサに行わせる命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
[71] ビデオデータの前記1つ以上の復号単位の各々が、アクセス単位又はアクセス単位のサブセットのいずれかである、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[72] 前記命令が、前記ピクチャバッファ中に連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を記憶することを前記プロセッサに更に行わせる、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[73] 前記1つ以上の復号単位を記憶するより前に、前記連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を受信することを更に備える、[72]に記載のコンピュータプログラム製品。
[74] 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファである、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[75] 前記方法が、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第2の復号単位を除去するより前に、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第1の復号単位を除去することを更に備え、前記第1の復号単位及び前記第2の復号単位が、共通アクセス単位のそれぞれのサブセットを備える、[74]に記載のコンピュータプログラム製品。
[76] 前記復号単位のうちの前記少なくとも1つのための前記バッファ除去時間を示す前記信号伝達値が、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つによって備えられる幾つかのネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位を示す信号伝達値を備える、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[77] 前記1つ以上の復号単位が共通ピクチャの複数のサブピクチャを備え、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つための前記個別のバッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[78] 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファ(CPB)であり、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延と、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延オフセットと、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延と、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延オフセットとを示す個別の信号伝達値を受信することを備える、[77]に記載のコンピュータプログラム製品。
[79] 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、前記共通ピクチャに適用可能なピクチャタイミング補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、[77]に記載のコンピュータプログラム製品。
[80] 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、個別のサブピクチャに適用可能な補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、[77]に記載のコンピュータプログラム製品。
[81] 前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つを形成するためにビデオデータを符号化することを備え、前記バッファ除去時間を取得することが、前記バッファ除去時間を示す値を決定することを備える、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[82] 前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファからビデオデータの前記復号単位を除去することが、前記ピクチャバッファ中への前記復号単位のうちの少なくとも1つの前記記憶から前記取得されたバッファ除去時間が経過した後に、前記ピクチャバッファから前記復号単位のうちの少なくとも1つを除去することを備える、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[83] 前記1つ以上の復号単位がそれぞれのサブピクチャを備える、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[84] 前記命令が、前記ビデオデータのより大きいセット内の前記サブピクチャのうちの少なくとも1つのバイトアラインメントを示す信号伝達値を受信することを前記プロセッサに更に行わせる、[83]に記載のコンピュータプログラム製品。
[85] 前記ビデオデータの前記より大きいセットが、アクセス単位、アクセス単位のサブセット、ピクチャ、フレーム、スライス、波、又はタイルを備える、[84]に記載のコンピュータプログラム製品。
[86] 前記サブピクチャが、ビデオデータのブロックの1つ以上のシーケンス、1つ以上のスライス、1つ以上の波、1つ以上のタイル、又は1つ以上のネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位のうちの少なくとも1つに対応する、[83]に記載のコンピュータプログラム製品。
[87] 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得することが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータの第1の順序の復号単位を備える場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備えるアクセス単位に関連するバッファリング期間補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージにおいて指定されているコード化ピクチャバッファ除去遅延値を備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記ビデオデータの前記第1の順序の復号単位でなく、前記個別の復号単位が、第iの順序の復号単位を備え、但し、i>0である場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備える前記アクセス単位に関連する前記ピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されている復号単位コード化ピクチャバッファ除去遅延[i]を備えると決定することと
を備える、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[88] 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得することが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータのアクセス単位の第1の順序の復号単位を備える場合、前記復号単位のための名目除去時間が、初期コード化ピクチャバッファ除去遅延値を90000で除算したものを備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記アクセス単位の前記第1の順序の復号単位でなく、前記復号単位が、前記アクセス単位の第mの順序の復号単位を備え、但し、m>0である場合、前記復号単位のための名目除去時間が、前のバッファリング期間の第1の順序の復号単位の名目除去時間+クロックティック×前記第mの順序の復号単位に関連するコード化ピクチャバッファ除去遅延を備えると決定することと
を備える、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[89] 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のコード化ブロックを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のコード化ブロックをコード化することを備える、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[90] 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のビットを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のビットをコード化することを備える、[70]に記載のコンピュータプログラム製品。
[91] ビデオデータを処理する方法であって、
サブピクチャコード化ピクチャバッファ(CPB)パラメータの存在を示すサブピクチャCPBパラメータ存在フラグ(sub_pic_cpb_params_present_flag)と、
仮定参照デコーダ(HRD)初期化の後の前記第1のバッファリング期間の間の、バッファリング期間補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージに関連するアクセス単位中の第1の復号単位に関連するコード化データの第1のビットのコード化ピクチャバッファ(CPB)への到着の時間と、前記第1の復号単位に関連する前記コード化データの前記CPBからの除去の時間との間のSchedSelIdx番目のCPBの遅延を示すシンタックス要素(initial_du_cpb_removal_delay)と、CPB除去遅延を示すシンタックス要素(cpb_removal_delay)と組み合わせて、前記CPBに前記第1の復号単位の初期配信時間を指定するための前記SchedSelIdx番目のCPBのためのオフセットを示すシンタックス要素(initial_du_cpb_removal_delay_offset)とのうちの少なくとも1つを含むSEIメッセージと、
前記ピクチャタイミングSEIメッセージが関連する前記アクセス単位の対応するi番目の復号単位中のネットワークアクセスレイヤ(NAL)単位の数を示す少なくとも1つのシンタックス要素(num_nalus_in_du_minus1)と、前のアクセス単位中の直近のバッファリング期間SEIメッセージに関連する前記アクセス単位中の前記第1の復号単位の前記CPBからの除去の後、前記ピクチャタイミングSEIメッセージに関連する前記アクセス単位中の前記対応するi番目の復号単位を前記CPBから除去する前に待つべきクロックティックの数を指定するシンタックス要素(du_cpb_removal_delay)とを含むSEIメッセージと
を含む複数のビデオユーザビリティ情報(VUI)パラメータのうちの少なくとも1つに従ってビデオデータを処理すること
を備える方法。
Claims (91)
- ビデオデータをコード化する方法であって、
ピクチャバッファ中にビデオデータの1つ以上の復号単位を記憶することと、
前記1つ以上の復号単位のための個別のバッファ除去時間を取得することと、前記個別のバッファ除去時間を取得することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つのための前記個別のバッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、
前記復号単位の各々のための取得された前記バッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファから前記復号単位を除去することと、
除去された前記復号単位に対応するビデオデータをコード化することと、前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つを復号することを備える、
を備える方法。 - ビデオデータの前記1つ以上の復号単位の各々が、アクセス単位又はアクセス単位のサブセットのいずれかである、請求項1に記載の方法。
- 前記ピクチャバッファ中に連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を記憶することを更に備える、請求項1に記載の方法。
- 前記1つ以上の復号単位を記憶するより前に、前記連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を受信することを更に備える、請求項3に記載の方法。
- 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファである、請求項1に記載の方法。
- 前記方法が、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第2の復号単位を除去するより前に、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第1の復号単位を除去することを更に備え、前記第1の復号単位及び前記第2の復号単位が、共通アクセス単位のそれぞれのサブセットを備える、請求項5に記載の方法。
- 前記復号単位のうちの前記少なくとも1つのための前記バッファ除去時間を示す前記信号伝達値が、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つによって備えられる幾つかのネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位を示す信号伝達値を備える、請求項1に記載の方法。
- 前記1つ以上の復号単位が共通ピクチャの複数のサブピクチャを備え、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つための前記個別のバッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファ(CPB)であり、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延と、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延オフセットと、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延と、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延オフセットとを示す個別の信号伝達値を受信することを備える、請求項8に記載の方法。
- 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、前記共通ピクチャに適用可能なピクチャタイミング補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、請求項8に記載の方法。
- 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、個別のサブピクチャに適用可能な補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、請求項8に記載の方法。
- 前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つを形成するためにビデオデータを符号化することを備え、前記バッファ除去時間を取得することが、前記バッファ除去時間を示す値を決定することを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファからビデオデータの前記復号単位を除去することが、前記ピクチャバッファ中への前記復号単位のうちの少なくとも1つの前記記憶から前記取得されたバッファ除去時間が経過した後に、前記ピクチャバッファから前記復号単位のうちの少なくとも1つを除去することを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記1つ以上の復号単位がそれぞれのサブピクチャを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記ビデオデータのより大きいセット内の前記サブピクチャのうちの少なくとも1つのバイトアラインメントを示す信号伝達値を受信することを更に備える、請求項14に記載の方法。
- 前記ビデオデータの前記より大きいセットが、アクセス単位、アクセス単位のサブセット、ピクチャ、フレーム、スライス、波、又はタイルを備える、請求項15に記載の方法。
- 前記サブピクチャが、ビデオデータのブロックの1つ以上のシーケンス、1つ以上のスライス、1つ以上の波、1つ以上のタイル、又は1つ以上のネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位のうちの少なくとも1つに対応する、請求項14に記載の方法。
- 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得することが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータの第1の順序の復号単位を備える場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備えるアクセス単位に関連するバッファリング期間補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージにおいて指定されているコード化ピクチャバッファ除去遅延値を備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記ビデオデータの前記第1の順序の復号単位でなく、前記個別の復号単位が、第iの順序の復号単位を備え、但し、i>0である場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備える前記アクセス単位に関連する前記ピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されている復号単位コード化ピクチャバッファ除去遅延[i]を備えると決定することと
を備える、請求項1に記載の方法。 - 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得することが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータのアクセス単位の第1の順序の復号単位を備える場合、前記復号単位のための名目除去時間が、初期コード化ピクチャバッファ除去遅延値を90000で除算したものを備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記アクセス単位の前記第1の順序の復号単位でなく、前記復号単位が、前記アクセス単位の第mの順序の復号単位を備え、但し、m>0である場合、前記復号単位のための名目除去時間が、前のバッファリング期間の第1の順序の復号単位の名目除去時間+クロックティック×前記第mの順序の復号単位に関連するコード化ピクチャバッファ除去遅延を備えると決定することと
を備える、請求項1に記載の方法。 - 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のコード化ブロックを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のコード化ブロックをコード化することを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のビットを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のビットをコード化することを備える、請求項1に記載の方法。
- ビデオデータをコード化するための機器であって、
ピクチャバッファ中にビデオデータの1つ以上の復号単位を記憶することと、
前記1つ以上の復号単位のための個別のバッファ除去時間を取得することであって、前記個別のバッファ除去時間を取得することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つのための前記個別のバッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、取得することと、
前記復号単位の各々のための前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファから前記復号単位を除去することと、
前記除去された復号単位に対応するビデオデータをコード化することであって、前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つを復号することを備える、コード化することと
を行うように構成されたビデオコーダを備える機器。 - ビデオデータの前記1つ以上の復号単位の各々が、アクセス単位又はアクセス単位のサブセットのいずれかである、請求項22に記載の機器。
- 前記ビデオコーダが、前記ピクチャバッファ中に連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を記憶するように更に構成された、請求項22に記載の機器。
- 前記ビデオコーダが、前記1つ以上の復号単位を記憶するより前に、前記連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を受信するように更に構成された、請求項24に記載の機器。
- 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファである、請求項22に記載の機器。
- 前記ビデオコーダが、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第2の復号単位を除去するより前に、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第1の復号単位を除去するように更に構成され、前記第1の復号単位及び前記第2の復号単位が、共通アクセス単位のそれぞれのサブセットを備える、請求項26に記載の機器。
- 前記復号単位のうちの前記少なくとも1つのための前記バッファ除去時間を示す前記信号伝達値が、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つによって備えられる幾つかのネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位を示す信号伝達値を備える、請求項22に記載の機器。
- 前記1つ以上の復号単位が共通ピクチャの複数のサブピクチャを備え、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つための前記個別のバッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、請求項22に記載の機器。
- 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファ(CPB)であり、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延と、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延オフセットと、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延と、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延オフセットとを示す個別の信号伝達値を受信することを備える、請求項29に記載の機器。
- 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、前記共通ピクチャに適用可能なピクチャタイミング補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、請求項29に記載の機器。
- 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、個別のサブピクチャに適用可能な補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、請求項29に記載の機器。
- 前記ビデオデータをコード化するために、前記ビデオコーダが、前記復号単位のうちの少なくとも1つを形成するために前記ビデオデータを符号化するように更に構成され、前記バッファ除去時間を取得するために、前記ビデオコーダが、前記バッファ除去時間を示す値を決定するように更に構成された、請求項22に記載の機器。
- 前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファからビデオデータの前記復号単位を除去するために、前記ビデオコーダが、前記ピクチャバッファ中への前記復号単位のうちの少なくとも1つの前記記憶から前記取得されたバッファ除去時間が経過した後に、前記ピクチャバッファから前記復号単位のうちの少なくとも1つを除去するように更に構成された、請求項22に記載の機器。
- 前記1つ以上の復号単位がそれぞれのサブピクチャを備える、請求項22に記載の機器。
- 前記ビデオコーダが、前記ビデオデータのより大きいセット内の前記サブピクチャのうちの少なくとも1つのバイトアラインメントを示す信号伝達値を受信するように更に構成された、請求項35に記載の機器。
- 前記ビデオデータの前記より大きいセットが、アクセス単位、アクセス単位のサブセット、ピクチャ、フレーム、スライス、波、又はタイルを備える、請求項36に記載の機器。
- 前記サブピクチャが、ビデオデータのブロックの1つ以上のシーケンス、1つ以上のスライス、1つ以上の波、1つ以上のタイル、又は1つ以上のネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位のうちの少なくとも1つに対応する、請求項35に記載の機器。
- 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得するために、前記ビデオコーダが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータの第1の順序の復号単位を備える場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備えるアクセス単位に関連するバッファリング期間補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージにおいて指定されているコード化ピクチャバッファ除去遅延値を備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記ビデオデータの前記第1の順序の復号単位でなく、前記個別の復号単位が、第iの順序の復号単位を備え、但し、i>0である場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備える前記アクセス単位に関連する前記ピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されている復号単位コード化ピクチャバッファ除去遅延[i]を備えると決定することと
を行うように更に構成された、請求項22に記載の機器。 - 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得するために、前記ビデオコーダが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータのアクセス単位の第1の順序の復号単位を備える場合、前記復号単位のための名目除去時間が、初期コード化ピクチャバッファ除去遅延値を90000で除算したものを備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記アクセス単位の前記第1の順序の復号単位でなく、前記復号単位が、前記アクセス単位の第mの順序の復号単位を備え、但し、m>0である場合、前記復号単位のための名目除去時間が、前のバッファリング期間の第1の順序の復号単位の名目除去時間+クロックティック×前記第mの順序の復号単位に関連するコード化ピクチャバッファ除去遅延を備えると決定することと
を行うように更に構成された、請求項22に記載の機器。 - 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のコード化ブロックを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のコード化ブロックをコード化することを備える、請求項22に記載の機器。
- 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のビットを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のビットをコード化することを備える、請求項22に記載の機器。
- 前記機器が、
1つ以上の集積回路と、
1つ以上のマイクロプロセッサと、
前記ビデオコーダを含むワイヤレス通信機器と
のうちの少なくとも1つを備える、請求項22に記載の機器。 - 前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化するために、前記ビデオコーダは、前記ビデオデータを復号するように更に構成された、請求項22に記載の機器。
- 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファであり、前記機器が、復号ピクチャバッファ中に1つ以上の復号されたピクチャを記憶するように構成されたメモリを更に備える、請求項22に記載の機器。
- 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファであり、前記機器が、前記コード化ピクチャバッファ中にコード化されたビデオデータを記憶するように構成されたメモリを更に備える、請求項22に記載の機器。
- 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファであり、前記機器が、前記コード化ピクチャバッファにコード化されたビデオデータを記憶するように構成されたストリームスケジューリングユニットを更に備える、請求項22に記載の機器。
- ビデオデータをコード化するための装置であって、
ピクチャバッファ中にビデオデータの1つ以上の復号単位を記憶するための手段と、
前記1つ以上の復号単位のための個別のバッファ除去時間を取得するための手段であって、前記個別のバッファ除去時間を取得することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つのための前記個別のバッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、取得するための手段と、
前記復号単位の各々のための前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファから前記復号単位を除去するための手段と、
前記除去された復号単位に対応するビデオデータをコード化するための手段であって、前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つを復号することを備える、コード化するための手段と
を備える装置。 - ビデオデータの前記1つ以上の復号単位の各々が、アクセス単位又はアクセス単位のサブセットのいずれかである、請求項48に記載の装置。
- 前記ピクチャバッファ中に連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を記憶するための手段を更に備える、請求項48に記載の装置。
- 前記1つ以上の復号単位を記憶するより前に、前記連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を受信することを更に備える、請求項50に記載の装置。
- 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファである、請求項48に記載の装置。
- 前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第2の復号単位を除去するより前に、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第1の復号単位を除去するための手段を更に備え、前記第1の復号単位及び前記第2の復号単位が、共通アクセス単位のそれぞれのサブセットを備える、請求項52に記載の装置。
- 前記復号単位のうちの前記少なくとも1つのための前記バッファ除去時間を示す前記信号伝達値が、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つによって備えられる幾つかのネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位を示す信号伝達値を備える、請求項48に記載の装置。
- 前記1つ以上の復号単位が共通ピクチャの複数のサブピクチャを備え、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つための前記個別のバッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、請求項48に記載の装置。
- 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファ(CPB)であり、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信するための前記手段が、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延と、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延オフセットと、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延と、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延オフセットとを示す個別の信号伝達値を受信するための手段を備える、請求項55に記載の装置。
- 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、前記共通ピクチャに適用可能なピクチャタイミング補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、請求項55に記載の装置。
- 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、個別のサブピクチャに適用可能な補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、請求項55に記載の装置。
- 前記ビデオデータをコード化するための前記手段が、前記復号単位のうちの少なくとも1つを形成するためにビデオデータを符号化することを備え、前記バッファ除去時間を取得するための前記手段が、前記バッファ除去時間を示す値を決定するための手段を備える、請求項48に記載の装置。
- 前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファからビデオデータの前記復号単位を除去するための前記手段が、前記ピクチャバッファ中への前記復号単位のうちの少なくとも1つの前記記憶から前記取得されたバッファ除去時間が経過した後に、前記ピクチャバッファから前記復号単位のうちの少なくとも1つを除去するための手段を備える、請求項48に記載の装置。
- 前記1つ以上の復号単位がそれぞれのサブピクチャを備える、請求項48に記載の装置。
- 前記ビデオデータのより大きいセット内の前記サブピクチャのうちの少なくとも1つのバイトアラインメントを示す信号伝達値を受信するための手段を更に備える、請求項61に記載の装置。
- 前記ビデオデータの前記より大きいセットが、アクセス単位、アクセス単位のサブセット、ピクチャ、フレーム、スライス、波、又はタイルを備える、請求項62に記載の装置。
- 前記サブピクチャが、ビデオデータのブロックの1つ以上のシーケンス、1つ以上のスライス、1つ以上の波、1つ以上のタイル、又は1つ以上のネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位のうちの少なくとも1つに対応する、請求項61に記載の装置。
- 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得するための前記手段が、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータの第1の順序の復号単位を備える場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備えるアクセス単位に関連するバッファリング期間補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージにおいて指定されているコード化ピクチャバッファ除去遅延値を備えると決定するための手段と、
前記個別の復号単位が前記ビデオデータの前記第1の順序の復号単位でなく、前記個別の復号単位が、第iの順序の復号単位を備え、但し、i>0である場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備える前記アクセス単位に関連する前記ピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されている復号単位コード化ピクチャバッファ除去遅延[i]を備えると決定するための手段と
を備える、請求項48に記載の装置。 - 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得するための前記手段が、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータのアクセス単位の第1の順序の復号単位を備える場合、前記復号単位のための名目除去時間が、初期コード化ピクチャバッファ除去遅延値を90000で除算したものを備えると決定するための手段と、
前記個別の復号単位が前記アクセス単位の前記第1の順序の復号単位でなく、前記復号単位が、前記アクセス単位の第mの順序の復号単位を備え、但し、m>0である場合、前記復号単位のための名目除去時間が、前のバッファリング期間の第1の順序の復号単位の名目除去時間+クロックティック×前記第mの順序の復号単位に関連するコード化ピクチャバッファ除去遅延を備えると決定するための手段と
を備える、請求項48に記載の装置。 - 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のコード化ブロックを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のコード化ブロックをコード化することを備える、請求項48に記載の装置。
- 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のビットを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のビットをコード化することを備える、請求項48に記載の装置。
- 前記装置が、
1つ以上の集積回路と、
1つ以上のマイクロプロセッサと、
ビデオコード化機器を含むワイヤレス通信機器と
のうちの少なくとも1つを備える、請求項48に記載の装置。 - 実行されたとき、
ピクチャバッファ中にビデオデータの1つ以上の復号単位を記憶することと、
前記1つ以上の復号単位のための個別のバッファ除去時間を取得することであって、前記個別のバッファ除去時間を取得することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つのための前記個別のバッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、取得することと、
前記復号単位の各々のための前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファから前記復号単位を除去することと、
前記除去された復号単位に対応するビデオデータをコード化することであって、前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つを復号することを備える、コード化することと
をプロセッサに行わせる命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品。 - ビデオデータの前記1つ以上の復号単位の各々が、アクセス単位又はアクセス単位のサブセットのいずれかである、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記命令が、前記ピクチャバッファ中に連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を記憶することを前記プロセッサに更に行わせる、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記1つ以上の復号単位を記憶するより前に、前記連続復号順序でビデオデータの前記1つ以上の復号単位を受信することを更に備える、請求項72に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファである、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記方法が、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第2の復号単位を除去するより前に、前記コード化ピクチャバッファから前記復号単位の第1の復号単位を除去することを更に備え、前記第1の復号単位及び前記第2の復号単位が、共通アクセス単位のそれぞれのサブセットを備える、請求項74に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記復号単位のうちの前記少なくとも1つのための前記バッファ除去時間を示す前記信号伝達値が、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つによって備えられる幾つかのネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位を示す信号伝達値を備える、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記1つ以上の復号単位が共通ピクチャの複数のサブピクチャを備え、前記復号単位のうちの前記少なくとも1つための前記個別のバッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す個別の信号伝達値を受信することを備える、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記ピクチャバッファがコード化ピクチャバッファ(CPB)であり、前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値を受信することが、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延と、アクセス単位レベルにおける初期CPB除去遅延オフセットと、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延と、サブピクチャレベルにおける初期CPB除去遅延オフセットとを示す個別の信号伝達値を受信することを備える、請求項77に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、前記共通ピクチャに適用可能なピクチャタイミング補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、請求項77に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記共通ピクチャの前記サブピクチャの各々のための前記バッファ除去時間を示す前記個別の信号伝達値が、個別のサブピクチャに適用可能な補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージ中に備えられる、請求項77に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記ビデオデータをコード化することが、前記復号単位のうちの少なくとも1つを形成するためにビデオデータを符号化することを備え、前記バッファ除去時間を取得することが、前記バッファ除去時間を示す値を決定することを備える、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記取得されたバッファ除去時間に従って前記ピクチャバッファからビデオデータの前記復号単位を除去することが、前記ピクチャバッファ中への前記復号単位のうちの少なくとも1つの前記記憶から前記取得されたバッファ除去時間が経過した後に、前記ピクチャバッファから前記復号単位のうちの少なくとも1つを除去することを備える、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記1つ以上の復号単位がそれぞれのサブピクチャを備える、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記命令が、前記ビデオデータのより大きいセット内の前記サブピクチャのうちの少なくとも1つのバイトアラインメントを示す信号伝達値を受信することを前記プロセッサに更に行わせる、請求項83に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記ビデオデータの前記より大きいセットが、アクセス単位、アクセス単位のサブセット、ピクチャ、フレーム、スライス、波、又はタイルを備える、請求項84に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記サブピクチャが、ビデオデータのブロックの1つ以上のシーケンス、1つ以上のスライス、1つ以上の波、1つ以上のタイル、又は1つ以上のネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)単位のうちの少なくとも1つに対応する、請求項83に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得することが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータの第1の順序の復号単位を備える場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備えるアクセス単位に関連するバッファリング期間補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージにおいて指定されているコード化ピクチャバッファ除去遅延値を備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記ビデオデータの前記第1の順序の復号単位でなく、前記個別の復号単位が、第iの順序の復号単位を備え、但し、i>0である場合、前記バッファ除去時間が、前記個別の復号単位を備える前記アクセス単位に関連する前記ピクチャタイミングSEIメッセージにおいて指定されている復号単位コード化ピクチャバッファ除去遅延[i]を備えると決定することと
を備える、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。 - 前記復号単位の個別の復号単位のための前記個別のバッファ除去時間を取得することが、
前記個別の復号単位が、前記ビデオデータのアクセス単位の第1の順序の復号単位を備える場合、前記復号単位のための名目除去時間が、初期コード化ピクチャバッファ除去遅延値を90000で除算したものを備えると決定することと、
前記個別の復号単位が前記アクセス単位の前記第1の順序の復号単位でなく、前記復号単位が、前記アクセス単位の第mの順序の復号単位を備え、但し、m>0である場合、前記復号単位のための名目除去時間が、前のバッファリング期間の第1の順序の復号単位の名目除去時間+クロックティック×前記第mの順序の復号単位に関連するコード化ピクチャバッファ除去遅延を備えると決定することと
を備える、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。 - 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のコード化ブロックを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のコード化ブロックをコード化することを備える、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記復号単位のうちの少なくとも2つが、異なる数のビットを含み、前記除去された復号単位に対応する前記ビデオデータをコード化することが、前記少なくとも2つの復号単位中の前記異なる数のビットをコード化することを備える、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
- ビデオデータを処理する方法であって、
サブピクチャコード化ピクチャバッファ(CPB)パラメータの存在を示すサブピクチャCPBパラメータ存在フラグ(sub_pic_cpb_params_present_flag)と、
仮定参照デコーダ(HRD)初期化の後の前記第1のバッファリング期間の間の、バッファリング期間補足エンハンスメント情報(SEI)メッセージに関連するアクセス単位中の第1の復号単位に関連するコード化データの第1のビットのコード化ピクチャバッファ(CPB)への到着の時間と、前記第1の復号単位に関連する前記コード化データの前記CPBからの除去の時間との間のSchedSelIdx番目のCPBの遅延を示すシンタックス要素(initial_du_cpb_removal_delay)と、CPB除去遅延を示すシンタックス要素(cpb_removal_delay)と組み合わせて、前記CPBに前記第1の復号単位の初期配信時間を指定するための前記SchedSelIdx番目のCPBのためのオフセットを示すシンタックス要素(initial_du_cpb_removal_delay_offset)とのうちの少なくとも1つを含むSEIメッセージと、
前記ピクチャタイミングSEIメッセージが関連する前記アクセス単位の対応するi番目の復号単位中のネットワークアクセスレイヤ(NAL)単位の数を示す少なくとも1つのシンタックス要素(num_nalus_in_du_minus1)と、前のアクセス単位中の直近のバッファリング期間SEIメッセージに関連する前記アクセス単位中の前記第1の復号単位の前記CPBからの除去の後、前記ピクチャタイミングSEIメッセージに関連する前記アクセス単位中の前記対応するi番目の復号単位を前記CPBから除去する前に待つべきクロックティックの数を指定するシンタックス要素(du_cpb_removal_delay)とを含むSEIメッセージと
を含む複数のビデオユーザビリティ情報(VUI)パラメータのうちの少なくとも1つに従ってビデオデータを処理すること
を備える方法。
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