JP2018092699A - 医療機器用バッテリアッセンブリ及び医療機器ユニット - Google Patents
医療機器用バッテリアッセンブリ及び医療機器ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018092699A JP2018092699A JP2015080096A JP2015080096A JP2018092699A JP 2018092699 A JP2018092699 A JP 2018092699A JP 2015080096 A JP2015080096 A JP 2015080096A JP 2015080096 A JP2015080096 A JP 2015080096A JP 2018092699 A JP2018092699 A JP 2018092699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- battery assembly
- medical device
- body surface
- deformed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/058—Construction or manufacture
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/42—Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
- H01M10/48—Accumulators combined with arrangements for measuring, testing or indicating the condition of cells, e.g. the level or density of the electrolyte
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings, jackets or wrappings of a single cell or a single battery
- H01M50/102—Primary casings, jackets or wrappings of a single cell or a single battery characterised by their shape or physical structure
- H01M50/103—Primary casings, jackets or wrappings of a single cell or a single battery characterised by their shape or physical structure prismatic or rectangular
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/20—Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
- H01M50/204—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells
- H01M50/207—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape
- H01M50/209—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape adapted for prismatic or rectangular cells
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/20—Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
- H01M50/233—Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders characterised by physical properties of casings or racks, e.g. dimensions
- H01M50/242—Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders characterised by physical properties of casings or racks, e.g. dimensions adapted for protecting batteries against vibrations, collision impact or swelling
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/20—Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
- H01M50/247—Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders specially adapted for portable devices, e.g. mobile phones, computers, hand tools or pacemakers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Abstract
【課題】 繰り返しの使用や経年劣化等により発生したガスにより、その内圧が大きくなっても、医療機器に負荷をかけ難い医療機器用バッテリアッセンブリを提供する。
【解決手段】 医療機器用バッテリアッセンブリは、電解質液若しくは電解質ポリマが入れられたバッテリボディを備え、前記電解質液若しくは前記電解質ポリマにより電気エネルギを発するバッテリと、前記バッテリを収納する壁部と、前記壁部に設けられ、前記バッテリボディ内の内圧による前記バッテリボディの膨張に応じて変形する変形部とを有する。
【選択図】 図4
【解決手段】 医療機器用バッテリアッセンブリは、電解質液若しくは電解質ポリマが入れられたバッテリボディを備え、前記電解質液若しくは前記電解質ポリマにより電気エネルギを発するバッテリと、前記バッテリを収納する壁部と、前記壁部に設けられ、前記バッテリボディ内の内圧による前記バッテリボディの膨張に応じて変形する変形部とを有する。
【選択図】 図4
Description
この発明は、バッテリを有する医療機器用バッテリアッセンブリ及び医療機器ユニットに関する。
一般に、充電式電池(バッテリ)は、繰り返しの使用や経年劣化等により次第にガスが発生することがある。バッテリボディはその内部と外部とが密に遮断されているので、バッテリボディ内にガスが充満して内圧が大きくなる。このようにバッテリボディ内の内圧が大きくなると、バッテリボディが元の状態から膨張するように変形してバッテリボディの内部の体積を大きくして、内圧が下げられる。
例えば引用文献1には、充電式電池と、充電式電池が収容された状態で、バッテリボディの変形を抑制する抑制部を有する壁面を有する外装ケースとを含むバッテリアッセンブリが開示されている。
特許文献1のバッテリアッセンブリは、その充電式電池のバッテリボディ内にガスが発生した状態でも、内圧の上昇による外装ケースの変形が抑制されるので、バッテリボディの一部に過度な負荷がかけられる。このような充電式電池を使用し続けると、バッテリボディがその内圧により破損するおそれがある。
破損が生じるおそれがあるバッテリアッセンブリを医療機器とともに使用することは難しい。
破損が生じるおそれがあるバッテリアッセンブリを医療機器とともに使用することは難しい。
この発明は、繰り返しの使用や経年劣化等により発生したガスにより、バッテリボディの内圧が大きくなっても、医療機器に負荷をかけ難く、医療機器とともに使用可能な医療機器用バッテリアッセンブリ及び医療機器ユニットを提供することを目的とする。
この発明の一態様に係る医療機器用バッテリアッセンブリは、電解質液若しくは電解質ポリマが入れられたバッテリボディを備え、前記電解質液若しくは前記電解質ポリマにより電気エネルギを発するバッテリと、前記バッテリを収納する壁部と、前記壁部に設けられ、前記バッテリボディ内の内圧による前記バッテリボディの膨張に応じて変形する変形部とを有する。
この発明によれば、繰り返しの使用や経年劣化等により発生したガスにより、バッテリボディの内圧が大きくなっても、医療機器に負荷をかけ難く、医療機器とともに使用可能な医療機器用バッテリアッセンブリ及び医療機器ユニットを提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための形態について説明する。
まず、図1から図6を参照しながら第1実施形態について説明する。
図1に示すように、この実施形態に係る医療機器ユニット10は、医療機器本体(医療機器)12と、医療機器用バッテリアッセンブリ(医療用機器)14とを有する。
図1に示すように、この実施形態に係る医療機器ユニット10は、医療機器本体(医療機器)12と、医療機器用バッテリアッセンブリ(医療用機器)14とを有する。
ここでは、医療機器本体12の一例として、コードレスの超音波処置具を例にして説明する。バッテリアッセンブリ14をコードレスの高周波処置具やコードレスの内視鏡など、超音波処置具とは異なる医療機器本体12に取り付け又は組み込んで用いることができることはもちろんである。医療機器本体12はコードレスの機器に限ることはなく、バックアップ電源としてバッテリアッセンブリ14を用いることができることはもちろんである。
医療機器本体12は、バッテリアッセンブリ14から、適宜の電気的接続(例えばコンタクト16a,18a同士の接触給電、例えばコンタクト16b,18b同士の接触給電)により電力が供給される。なお、医療機器本体12は、バッテリアッセンブリ14から非接触給電により電力が供給されることも好ましい。非接触給電の方式として、公知の電磁界共鳴方式又は電磁誘導方式等を適宜に選択して用いることもできる。なお、非接触給電を行う場合、医療機器本体12及びバッテリアッセンブリ14はそれぞれ電力を送受信するコイル(図示せず)を有する。
医療機器本体12は、ハウジング22と、スイッチ24と、エネルギ変換部(超音波トランスデューサ)26と、エネルギ変換部26で変換したエネルギを利用して生体組織を処置するエンドエフェクタ28とを有する。エネルギ変換部26はこの実施形態では超音波トランスデューサであるものとして説明する。
ハウジング22は、ハウジングボディ32と、ハウジングボディ32に一体化されたグリップ34と、可動ハンドル36とを有する。例えばグリップ34には、バッテリアッセンブリ14が着脱されるスロット38が形成されている。スロット38はグリップ34ではなく、ハウジングボディ32に形成されていることも好適であることはもちろんである。また、スロット38はハウジングボディ32及びグリップ34にまたがって形成されていることが好適であることはもちろんである。
この実施形態では、バッテリアッセンブリ14は、例えば医療機器本体12の術者が把持するグリップ34のスロット38に対してグリップ34の基端から取り付けられる。このため、バッテリアッセンブリ14は術者に把持されるグリップ34の一部として形成される。
なお、バッテリアッセンブリ14は医療機器本体12のうち、その医療機器本体12の術者に把持されない位置に配置されていても良い。すなわち、バッテリアッセンブリ14は医療機器本体12の内部に組み込まれていることも好適である。例えば、スロット38に図示しない蓋が形成されている場合、バッテリアッセンブリ14は医療機器本体12の内部に組み込まれて使用され、術者に直接的には把持されない。
なお、バッテリアッセンブリ14は医療機器本体12のうち、その医療機器本体12の術者に把持されない位置に配置されていても良い。すなわち、バッテリアッセンブリ14は医療機器本体12の内部に組み込まれていることも好適である。例えば、スロット38に図示しない蓋が形成されている場合、バッテリアッセンブリ14は医療機器本体12の内部に組み込まれて使用され、術者に直接的には把持されない。
超音波トランスデューサ26は、ハウジングボディ32の内部に配設されている。超音波トランスデューサ26は、ハウジングボディ32に対して着脱可能であっても良い。スイッチ24はハウジング22のうち、術者がグリップ34を把持しながら操作可能な位置に配置されている。スイッチ24は、医療機器本体12にバッテリアッセンブリ14が取り付けられた状態で後述するコントローラ52に電気的に接続される。スイッチ24が押圧されると、コントローラ52は後述するバッテリ54から超音波トランスデューサ26に適宜の電力を供給する。
超音波トランスデューサ26は電力を超音波振動に変換するので、超音波トランスデューサ26に発生させた超音波振動は超音波トランスデューサ26に接続された超音波プローブ42の基端から先端に向かって伝達される。
図2に示すように、エンドエフェクタ28の一例として、超音波トランスデューサ26で発生させた超音波振動が伝達するプローブ42の先端部の処置部42aと、可動ハンドル36の操作に応じてプローブ42の先端部の処置部42aとの間を開閉するジョー44とを有する。
図1、図3、図4(A)及び図5(A)に示すように、バッテリアッセンブリ14は、コントローラ52と、バッテリ54(ここでは複数(4つ)のバッテリ54a−54dがあるものとする)と、バッテリ54を収納する外装ケース56と、外装ケース56に設けられた変形部58a,58bとを有する。外装ケース56には、バッテリ54が配設された状態でコントローラ52が配設されている。すなわち、ここでは、バッテリアッセンブリ14がコントローラ52を有する例について説明するが、図6に示すように、医療機器本体12がコントローラ52を有することも好適である。すなわち、図1に示すように、医療機器本体12とバッテリアッセンブリ14のコントローラ52とは、コンタクト16a,18a,16b,18b同士により電気的に着脱可能に接続される構造であっても良いし、図6に示すように、医療機器本体12とバッテリアッセンブリ14を制御するコントローラ52とが常時電気的に接続されている構造であっても良い。なお、コントローラ52は、CPU又はASICを含むプロセッサを備える。
図1に示すように、この実施形態に係るバッテリアッセンブリ14のコントローラ52のコンタクト18a,18bは、医療機器本体12のコンタクト16a,16bに電気的に接続される。具体的には、図3、図4(A)及び図5(A)に示すバッテリアッセンブリ14が医療機器本体12のスロット38に取り付けられたとき、スイッチ24とコントローラ52とがコンタクト16a,18a同士の接触により電気的に接続される。同様に、バッテリアッセンブリ14が医療機器本体12に取り付けられたとき、超音波トランスデューサ26とコントローラ52とがコンタクト16b,18b同士の接触により電気的に接続される。このため、例えば術者がスイッチ24を操作してコントローラ52に信号を入力すると、コントローラ52は、バッテリ54からコントローラ52を通して超音波トランスデューサ26に電力を供給する。超音波トランスデューサ26は電力を超音波振動に変換して、超音波トランスデューサ26からプローブ42に超音波振動が伝達される。
コントローラ52は、充電の際には例えばバッテリアッセンブリ14のバッテリ54の充電を最適化し、電気エネルギを供給する際には超音波トランスデューサ26に供給する電気エネルギ(電力)を適宜に制御する。また、コントローラ52は、医療機器本体12に対するバッテリアッセンブリ14の使用回数、使用状態をコントローラ52が有する図示しないメモリに記憶させるとともに、各バッテリ54a−54dの電圧値(起電力)を検査するのに用いることができる。すなわち、コントローラ52はバッテリアッセンブリ14のバッテリ54の劣化度合いを計測できる。図4(A)及び図5(A)に示すように、バッテリ54(54a−54d)が複数ある場合、コントローラ52は各バッテリ54について、劣化度合いを計測できる。
バッテリ54は、例えば電解質液若しくは電解質ポリマを収納するボディ62と、コントローラ52に電気的に接続されるコンタクト64とを有する。バッテリ54の内部構造は公知の適宜のものが使用される。
バッテリ54のボディ(バッテリボディ)62は、例えば直方体状に形成されていることが好適である。このように、バッテリ54のボディ62が直方体状に形成されていると、複数のバッテリ54a−54dを並設し易い。直方体状のボディ62はそれぞれ1対の第1ボディ面62a、第2ボディ面62b及び第3ボディ面62cを有する。
1対の第1ボディ面62aは互いに平行で表面積が同一であることが好適であり、表面から外側へ向かう法線N1は互いに反対に向いている。なお、1対の第1ボディ面62aは必ずしも平面として形成される必要はなく、平行である必要はない。すなわち、1対の第1ボディ面62aは例えば曲面として形成されていることも好適である。
1対の第2ボディ面62bは互いに平行で表面積が同一であることが好適であり、表面から外側へ向かう法線は互いに反対に向いている。第3ボディ面62cは互いに平行で表面積が同一であることが好適であり、表面から外側へ向かう法線は互いに反対に向いている。
ボディ62の表面積は、第1ボディ面62a、第2ボディ面62b、第3ボディ面62cの順に小さくなる。このうち、第1ボディ面62aは、第2ボディ面62bに比べて例えば数倍程度大きく、第3ボディ面62cに比べて例えば数倍程度大きく形成されていることが好適である。第2ボディ面62b及び第3ボディ面62cは同一の表面積を有することも好適である。このため、第1ボディ面62aから第3ボディ面62cが同一素材で同一の肉厚で形成されている場合、バッテリ54が経年劣化するのに応じて発生するガスにより内圧が大きくなって膨張する際、第1ボディ面62aが膨らむ確率が他の部位が膨らむ確率に比べて格段に高いことは容易に認識され得る。ボディ62には内圧により脆性的に破壊される素材は用いられず、適宜の延性を発揮して適宜に変形して膨らむ素材で形成されている。バッテリボディ62内の内圧により第2ボディ面62bの膨張量よりも第1ボディ面62aの膨張量が大きくなるとともに、第3ボディ面62cの膨張量よりも第1ボディ面62aの膨張量が大きくなる。
なお、電解質液若しくは電解質ポリマを有するバッテリ54の例としては、リチウムイオンバッテリ、ナトリウムイオンバッテリ、アルカリイオンバッテリ等の公知のバッテリを適宜に用いることができる。
外装ケース56は例えばステンレス鋼材等の金属材や、プラスチック材等で形成されている。外装ケース56は、医療機器本体12のハウジング22すなわち外装を形成するのと同様の素材が用いられることも好適である。
外装ケース56の内部(後述する収納部76)には、1つ若しくは複数のバッテリ54が配設される。ここでは、4つのバッテリ54a−54dが外装ケース56の内部に配設されてバッテリアッセンブリ14が形成されている例について説明する。
図4(A)及び図5(A)に示すように、外装ケース56には、バッテリ54a−54dが向きを揃えて並べられている。図4(A)及び図5(A)に示す状態では、第1ボディ面62a同士が対向しているが、第2ボディ面62b同士は対向せず、第3ボディ面62c同士も対向していない。バッテリ54a,54b間、バッテリ54b,54c間、バッテリ54c,54d間には隙間Cが形成されている。すなわち、第1ボディ面62a同士の間には、隙間Cが形成されている。隙間Cはバッテリ54の第1ボディ面62aの膨張許容量よりも小さく形成されている。隙間Cは一例として、例えば0.5mmよりも小さいことが好適である。なお、バッテリ54の第1ボディ面62aは、例えば50mm程度の長さ(高さ)と40mm程度の幅とを有する。バッテリ54の第2ボディ面62bは、例えば50mm程度の長さ(高さ)と10mm程度の幅とを有する。そして、バッテリ54を使用し続けることが可能な範囲での第1ボディ面62aの最大膨らみ量は隙間Cよりも大きく形成されている。
外装ケース56は、底面部72と、底面部72の外縁から底面部72の法線方向に向かって一方向に延出された壁部74とを有する。底面部72及び壁部74はバッテリ54が収納される収納部76を形成する。ここでは、壁部74が4つの平面(それぞれ1対の第1及び第2ケース面82,84)で形成されているものとして説明する。
外装ケース56の第1ケース面82は、バッテリ54の第1ボディ面62aに対向する。外装ケース56の第2ケース面84は、バッテリ54の第2ボディ面62bに対向する。
この実施形態では、第1ケース面82には開口82aが形成されている。第1ケース面82には、開口82aを閉塞するように、シート状の変形部58a,58bが設けられている。変形部58a,58bは、第1ケース面82の全体に配設されていても良く、開口82aだけを覆うように形成されていても良い。変形部58a,58bはバッテリボディ62の膨張位置に対向する位置に配置されている。後述するように、変形部58a,58bは特に、第1ボディ面62aに対向する位置に配置されていることが好ましい。
変形部58a,58bは、第1ケース面82の内壁、外壁又は開口82aの縁部に固定されている。変形部58a,58bは、延びた状態が元の状態に戻る弾性変形する素材で形成されることが好ましいが、延びた状態が維持される素材で形成されることも好ましい。変形部58a,58bは、外装ケース56の内側で、外装ケース56の内部に配設されたバッテリ54の第1ボディ面62aが触れると、変形部58a,58bの変形が変形部58a,58bの外周面(外装ケース56の外部)で容易に認識可能な素材が用いられることが好適である。変形部58a,58bは、例えば薄板状や薄膜状のラバー材やシリコーン材等、容易に変形可能な素材で形成されていることが好適である。
新品の状態では、外装ケース56の壁部74及び変形部58aと第1バッテリ54aの第1ボディ面62aとの間、外装ケース56の壁部74及び変形部58bと第4バッテリ54dの第1ボディ面62aとの間にはそれぞれ隙間Cが形成されている。隙間Cはバッテリ54の第1ボディ面62aの膨張許容量よりも小さく形成されている。隙間Cは一例として、例えば0.5mmよりも小さいことが好適である。
なお、ここでのバッテリアッセンブリ14は、医療機器ユニット10の使用後に洗浄、消毒、滅菌(例えばオートクレーブ滅菌及び/又はプラズマ滅菌等)が行われる。このため、バッテリアッセンブリ14は気密化及び水密化されている。すなわち、外装ケース56と変形部58a,58bとの間等はシールされている。
コントローラ52とバッテリ54a‐54dとの間のコンタクト64は、極力大きく形成されていることが好ましい。複数のバッテリ54a‐54dのいずれかが膨張して隣接するバッテリ54a‐54dを押圧すると、外装ケース56に対する各バッテリ54a−54dの位置が第1ボディ面62aの法線N1の方向に次第にずれていく。このため、バッテリ54に対するコントローラ52のコンタクト64は、バッテリ54の最大位置ズレ量を考慮した大きさに形成されている。すなわち、コンタクト64は、バッテリアッセンブリ14が新品の状態から、バッテリアッセンブリ14が使用されていくにつれて第1バッテリ54aの第1ボディ面62aが膨らんで隣接する第2バッテリ54bの第1ボディ面62aを押圧して第2バッテリ54bが位置ズレしても電気接続が確保される程度に大きく形成されている。
次に、この実施形態に係る医療機器ユニット10の作用について説明する。
この実施形態に係るバッテリアッセンブリ14は、医療機器本体12に接続されて使用される。具体的には、医療機器本体12のスロット38にバッテリアッセンブリ14を配置すると、スイッチ24とコントローラ52との間が電気的に接続されるとともに、超音波トランスデューサ26とコントローラ52との間が電気的に接続される。
この実施形態に係るバッテリアッセンブリ14は、医療機器本体12に接続されて使用される。具体的には、医療機器本体12のスロット38にバッテリアッセンブリ14を配置すると、スイッチ24とコントローラ52との間が電気的に接続されるとともに、超音波トランスデューサ26とコントローラ52との間が電気的に接続される。
スイッチ24が押圧されると、コントローラ52は、バッテリ54からコントローラ52を通して超音波トランスデューサ26に電力を供給する。超音波トランスデューサ26は電力を超音波振動に変換して、超音波トランスデューサ26からプローブ42に超音波振動が伝達される。超音波プローブ42の先端部に形成された処置部42aにおいて、超音波振動により発生する熱で、ジョー44との間に挟んだ生体組織を例えば切開する処置を行う。
処置の終了後、バッテリアッセンブリ14は医療機器本体12のスロット38から取り外される。医療機器本体12及びバッテリアッセンブリ14はそれぞれ洗浄、消毒、滅菌処理を行った後、再使用される。なお、バッテリアッセンブリ14のための充電器(図示せず)が滅菌されていないのであれば、バッテリアッセンブリ14の洗浄、消毒、滅菌処理前に、充電器が滅菌されているのであれば、バッテリアッセンブリ14の洗浄、消毒、滅菌処理後にバッテリアッセンブリ14のバッテリ54a−54dに充電を行う。
滅菌処理は、例えばプラズマ滅菌やオートクレーブ滅菌等の適宜の滅菌処理法が用いられる。バッテリアッセンブリ14の滅菌処理の方法は、バッテリ54の許容温度やバッテリアッセンブリ14の構造により適宜に選択される。バッテリアッセンブリ14の断熱性が低い構造であれば、例えば50℃程度で処理されるプラズマ滅菌が用いられ、断熱性が高い構造であれば、100℃程度で処理されるオートクレーブ滅菌が用いられる。
この実施形態では、バッテリアッセンブリ14が新品又は使用数が少ない状態であると、外装ケース56の壁部74及び変形部58a,58bとバッテリ54の第1ボディ面62aとの間に例えば0.5mm程度の隙間Cが存在している。また、バッテリ54の第1ボディ面62a同士の間には例えば0.5mm程度の隙間Cが存在している。バッテリアッセンブリ14が新品である場合、バッテリ54の第1ボディ面62aは略平面である。
バッテリアッセンブリ14を繰り返し使用し、使用数が増すごと又は経年劣化するにつれて、バッテリ54のボディ62内に発生したガスにより、ボディ62内の内圧が高められていく。バッテリ54は第2及び第3ボディ面62b,62cよりも第1ボディ面62aの方が表面積が大きい。このとき、ボディ62内の体積を大きくしてガス圧を小さくするため、例えば第1バッテリ54aのうち最も面積が大きい1対の第1ボディ面62aが膨らむ。1対の第1ボディ面62aは略対称的に膨らむ場合もあるし、非対称的に膨らむ場合もある。バッテリ54a−54dは個体差がある。このため、いずれのバッテリ54a−54dの第1ボディ面62aが最初に膨らむのかは、バッテリアッセンブリ14ごとに異なる。
まず、図4(A)及び図4(B)を用いて、外装ケース56の壁部74及び変形部58aに近接する第1バッテリ54aのボディ62の1対の第1ボディ面62aが膨らむ場合について説明する。
第1バッテリ54aの1対の第1ボディ面62aが膨らむにつれて、外装ケース56の壁部74及び変形部58aと第1バッテリ54aの第1ボディ面62aとの間の隙間Cが小さくなる。隙間Cがなくなると、第1バッテリ54aの第1ボディ面62a又は第1ボディ面62aに沿って配置されたリード線等で、変形部58aの内周面を外装ケース56の外側に向かって押圧する。このとき、第1バッテリ54aの第1ボディ面62aの変形に伴って、外装ケース56の変形部58aが押圧されて変形する。具体的には、変形部58aは第1バッテリ54aの第1ボディ面62aが膨らむにしたがって延ばされる。このため、第1バッテリ54aのボディ62に無理な負荷がかけられ難い状態で第1バッテリ54aが外装ケース56に保持される。
第1バッテリ54aの1対の第1ボディ面62aが膨らむにつれて、外装ケース56の壁部74及び変形部58aと第1バッテリ54aの第1ボディ面62aとの間の隙間Cが小さくなる。隙間Cがなくなると、第1バッテリ54aの第1ボディ面62a又は第1ボディ面62aに沿って配置されたリード線等で、変形部58aの内周面を外装ケース56の外側に向かって押圧する。このとき、第1バッテリ54aの第1ボディ面62aの変形に伴って、外装ケース56の変形部58aが押圧されて変形する。具体的には、変形部58aは第1バッテリ54aの第1ボディ面62aが膨らむにしたがって延ばされる。このため、第1バッテリ54aのボディ62に無理な負荷がかけられ難い状態で第1バッテリ54aが外装ケース56に保持される。
変形部58aが第1バッテリ54aの第1ボディ面62aの膨らみにより変形されて膨らまされていることは医療従事者(補助者)の指触りや、バッテリアッセンブリ14を医療機器本体12のスロット38に入れる際に認識できる。このため、術者や医療従事者は、変形部58aが変形したバッテリアッセンブリ14の使用を取りやめることができる。すなわち、変形部58aが変形することにより、術者及び/又は医療従事者は、バッテリアッセンブリ14の廃棄時期を認識できる。
また、コントローラ52は各バッテリ54a−54dの起電力を検査可能である。コントローラ52は、例えば第1ボディ面62aが膨らむなどして劣化が進んだ第1バッテリ54aの起電力が所定の値に満たないことを認識した場合、電力をエネルギ変換部26に出力しないように制御する。
なお、第1バッテリ54aの第1ボディ面62aが膨らむと、第2から第4バッテリ54b,54c,54dが図4(A)及び図4(B)中の右側に向かって順次押圧される。このため、第2及び第3バッテリ54b,54c間の隙間C、第3及び第4バッテリ54c,54d間の隙間Cが小さくなり、第1バッテリ54aの第1ボディ面62aの膨らみ量によっては隙間Cがなくなる。そうすると、第1バッテリ54aに近接する変形部58aだけでなく、第4バッテリ54dに近接する変形部58bが変形する。
次に、図5(A)及び図5(B)を用いて、第1バッテリ54a及び第3バッテリ54c同士に挟まれた第2バッテリ54bのボディ62の1対の第1ボディ面62aが膨らむ場合について、説明する。
第2バッテリ54bの第1ボディ面62aが膨らむにつれて、隣接する第1バッテリ54aの第1ボディ面62aとの間の隙間Cが小さくなる。隙間Cがなくなると、第2バッテリ54bの第1ボディ面62aで又は第1ボディ面62aに沿って配置されたリード線等で、隣接する第1バッテリ54aを外装ケース56の外側に向かって押圧する。このとき、第2バッテリ54bの第1ボディ面62aの変形に伴って、隣接する第1バッテリ54aが位置ズレする。コントローラ52のコンタクト64はバッテリ54の位置ズレを考慮して大きさが決められているので、バッテリ54はコントローラ52のコンタクト64に電気的に接続された状態が維持される。そして、第2バッテリ54bの第1ボディ面62aの膨らみが隙間Cの大きさを超え、さらに、変形部58aと第1バッテリ54aのボディ62の第1ボディ面62aとの間の隙間Cがなくなると、第1バッテリ54aは、変形部58aを押圧する。このため、第2バッテリ54bのボディ62に無理な負荷がかけられ難い状態でバッテリ54が外装ケース56に保持される。
第2バッテリ54bの第1ボディ面62aが膨らむにつれて、隣接する第1バッテリ54aの第1ボディ面62aとの間の隙間Cが小さくなる。隙間Cがなくなると、第2バッテリ54bの第1ボディ面62aで又は第1ボディ面62aに沿って配置されたリード線等で、隣接する第1バッテリ54aを外装ケース56の外側に向かって押圧する。このとき、第2バッテリ54bの第1ボディ面62aの変形に伴って、隣接する第1バッテリ54aが位置ズレする。コントローラ52のコンタクト64はバッテリ54の位置ズレを考慮して大きさが決められているので、バッテリ54はコントローラ52のコンタクト64に電気的に接続された状態が維持される。そして、第2バッテリ54bの第1ボディ面62aの膨らみが隙間Cの大きさを超え、さらに、変形部58aと第1バッテリ54aのボディ62の第1ボディ面62aとの間の隙間Cがなくなると、第1バッテリ54aは、変形部58aを押圧する。このため、第2バッテリ54bのボディ62に無理な負荷がかけられ難い状態でバッテリ54が外装ケース56に保持される。
なお、第2バッテリ54bの第1ボディ面62aが膨らむにつれて、隣接する第3バッテリ54cの第1ボディ面62aとの間の隙間Cが小さくなる。隙間Cがなくなると、第2バッテリ54bの第1ボディ面62aで又は第1ボディ面62aに沿って配置されたリード線等で、隣接する第3バッテリ54cを第4バッテリ54dに向かって押圧する。
このように、バッテリアッセンブリ14を使用していくと、並設された複数のバッテリ54a−54dのうち少なくとも1つのバッテリの第1ボディ面62aが膨らむ。複数のバッテリ54に挟まれたバッテリ54の第1ボディ面62aが膨らむと、隣接するバッテリ54が第1ボディ面62aの膨らみにより追従して押圧される。ここで、隣接するバッテリ54同士は、第1ボディ面62a同士が突き当てられて直接的に押されるのに限らず、例えばリード線等を介して間接的に第1ボディ面62a同士が押されることがあり得る。また、1つのバッテリ54にのみ隣接するバッテリ54の第1ボディ面62aが膨らむと、第1ボディ面62aに対向する変形部58a,58bが追従して膨らむように変形する。このように、バッテリ54の内圧にしたがって外装ケース56の変形部58a,58bが膨らむことを許容するので、バッテリ54の内圧の上昇に伴ってバッテリ54内の体積が増加して、内圧の上昇が抑制される。このため、バッテリ54に過度な負荷がかけられるのが防止される。
術者や医療従事者は、変形部58a,58bのいずれかが変形したバッテリアッセンブリ14の使用を取りやめることができる。すなわち、変形部58a,58bのいずれか又は両方が変形することにより、術者及び/又は医療従事者は、バッテリアッセンブリ14の性能劣化を認識でき、すなわち、廃棄時期を認識できる。
また、コントローラ52は各バッテリ54a−54dの起電力を検査可能である。コントローラ52は、例えば第1ボディ面62aが膨らむなどして劣化が進んだ第2バッテリ54bの起電力が所定の値に満たないことを認識した場合、エンドエフェクタ28における処置のための電力を、エネルギ変換部26に出力しないように制御する。
なお、図4(B)中、説明の簡略化のため、4つのうちの1つの第1バッテリ54aの第1ボディ面62aが膨張し、図5(B)中、4つのうちの1つの第2バッテリ54bの第1ボディ面62aが膨張する例について説明した。同一時期に複数のバッテリ54の第1ボディ面62aが膨張する可能性があることはもちろんである(図8及び図9参照)。この場合、各バッテリ54a−54dの第1ボディ面62aは均一的に膨張することもあり得るが、不均一的に膨張することもあり得る。
したがって、この実施形態に係るバッテリアッセンブリ(医療用機器)14によれば、バッテリ54の内圧の上昇に伴いバッテリ54を変形させることを許容することができる。このため、バッテリ54の内圧の上昇を抑制することができる。そして、外装ケース56の壁部74に設けられた変形部58a,58bを変形させることができるので、バッテリ54への圧力の負荷を低下させることができる。そして、このバッテリアッセンブリ14は、使用による内部のバッテリ54a−54bのいずれかの劣化を変形部58a,58bの変形として触覚、視覚等により認識することができる。このため、医療従事者はバッテリアッセンブリ14内のバッテリ54a−54dの劣化を認識することができる。そして、この実施形態に係るバッテリアッセンブリ14は、第1ボディ面62aが膨張するが、急激に破壊されることが防止されている。したがって、このバッテリアッセンブリ(医療用機器)14を、医療機器12とともに使用することができる。
ここでは、バッテリアッセンブリ14が医療機器本体12に取り付け可能かつ取り外し可能である例について説明した。医療機器本体12にバッテリアッセンブリ14が組み込まれて着脱不能であることも好適である。この場合、バッテリアッセンブリ14が組み込まれた医療機器本体12に対して充電を行えば良い。
ここでは、エネルギ変換部26として、電力を超音波振動に変換する超音波トランスデューサが用いられる例について説明した。エネルギ変換部26の他の例としては、電力を熱エネルギに変換するヒータや、電力を高周波エネルギに変換する高周波エネルギ出力体(電極)を用いることができる。この場合、エンドエフェクタ28の構造は適宜に変更される。
図7に示すように、各バッテリ54のボディ62は、例えば樹脂材等の伸縮可能な素材Mで覆われていることも好ましい。特に、第1ボディ面62a及び第2ボディ面62bが覆われていることが好ましい。バッテリ54の第1ボディ面62aが膨らむと、追従して伸縮可能な素材Mが膨らむ。このように伸縮可能な素材Mでバッテリ54を覆ったとしても、バッテリ54に過度な負荷がかからない。また、バッテリ54のシールが破壊されたとしても伸縮可能な素材Mによってバッテリ54の内容物の飛散を防止できる。
次に、第2実施形態について図8を用いて説明する。この実施形態は第1実施形態の変形例であって、第1実施形態で説明した部材と同一の部材又は同一の機能を有する部材には極力同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図8に示すように、この実施形態に係るバッテリアッセンブリ14は、外装ケース156と、変形部158a,158bとを有する。この実施形態では、複数のバッテリ54a−54dが全て略同様に膨らんだ例を図示しているが、1つ又は複数が適宜に膨張し得る。
この実施形態に係る外装ケース156は、底面部72と、底面部72の外縁から底面部72の法線方向に向かって一方向に延出された壁部174とを有する。底面部72及び壁部174はバッテリ54が収納される収納部176を形成する。第1実施形態で説明した開口82aを有する外装ケース56の壁部74(図3から図5(B)参照)とは異なり、壁部174に開口が形成されている必要はない。ここでは、壁部174は4つの平面(それぞれ1対の第1及び第2ケース面182,184)で形成されている。第1ケース面182及び第2ケース面184は外装ケース156の内周面として形成されている。
外装ケース156の壁部174の内周面の少なくとも第1ケース面182には、互いに対向する凹部182a,182bが形成されている。凹部182aには変形部158aが設けられ、凹部182bには変形部158bが設けられている。変形部158a,158bは、外装ケース156の内側に互いに対向するように配設されている。なお、変形部158a,158bは外装ケース156と一体であっても別体であっても良い。変形部158a,158bは第2ケース面184にあっても良いことはもちろんである。第2ケース面184に変形部158a,158bが設けられている場合、外装ケース156の内部と外部との間の断熱性を高めることができる。
変形部158a,158bは断熱性を有する素材で形成されていることが好ましい。変形部158a,158bは断熱性を良好にする例えば発泡スチロールなどの発泡プラスチックで形成された発泡材が用いられる。最高温度が規定されているバッテリ54に合わせて、断熱材としての変形部158a,158bの素材を適宜に選択して用いる。変形部158a,158bの耐熱性に問題がある場合、外装ケース156の壁部174に熱伝導性が低い素材を用いたり、変形部158a,158bのうち壁部174に近接する部分にPTFE等の耐熱性樹脂材を配置しても良い。
変形部158a,158bは適度な柔らかさを有する。変形部158a,158bは例えば発泡性を有するので、押圧すると圧縮可能に変形する。変形部158a,158bはバッテリ54の第1ボディ面62aに対向する位置に設けられていることが好ましい。このため、バッテリ54の第1ボディ面62aの膨張に伴って、変形部158a,158bが押されると変形する。
この実施形態に係るバッテリアッセンブリ(医療用機器)14によれば、変形部158a,158bが断熱素材で形成されている。このため、外装ケース156の内部のバッテリ54が設定された温度を超えないように、バッテリアッセンブリ14の滅菌を行うことができる。
この実施形態に係るバッテリアッセンブリ(医療用機器)14によれば、バッテリ54の内圧の上昇に伴いバッテリ54を変形させることを許容することができる。このため、バッテリ54の内圧の上昇を抑制することができる。そして、壁部174に設けられた変形部158a,158bを変形させることができるので、バッテリ54への圧力の負荷を低下させることができる。
なお、この実施形態に係るバッテリアッセンブリ14はその外表面に、複数のバッテリ54のいずれかの第1ボディ面62aが膨らんだことを視覚的に認識することは難しい。コントローラ52は各バッテリ54a−54dの起電力を検査可能である。コントローラ52は、例えば第1ボディ面62aが膨らむなどして劣化が進んだ第2バッテリ54bの起電力が所定の値に満たないことを認識した場合、電力をエネルギ変換部26に出力しないように制御する。
第1ケース面182は、変形部158a,158bがバッテリ54の膨張を吸収するので、全体として外形が変化しないこともあり得る。同様に、第2ケース面184は、変形部158a,158bがバッテリ54の膨張を吸収するので、全体として外形が変化しないこともあり得る。このため、この実施形態では、外装ケース156は、延性が低く、硬い素材を用いることも好適である。
次に、第3実施形態について図9を用いて説明する。この実施形態は第1及び第2実施形態の変形例であって、第1及び第2実施形態で説明した部材と同一の部材又は同一の機能を有する部材には極力同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図9に示すように、バッテリアッセンブリ14の外装ケース256は、内層256aと外層256bとを有する2層に形成されている。内層256aは、複数のバッテリ54と、変形部158a,158bとを一緒に包んでいる。このため、内層256a、変形部158a,158b及び複数のバッテリ54が一体化されたバッテリアッセンブリ14の内部ユニット260を形成している。
内層256aは壁部274を形成する。内層256aの壁部274は4つの平面(それぞれ1対の第1及び第2ケース面282,284)で形成されている。第1ケース面282は、バッテリ54の第1ボディ面62aに対向する。第2ケース面284は、バッテリ54の第2ボディ面62bに対向する。
なお、第1及び第2実施形態で説明したのと同様に、変形部158a,158bはバッテリ54が膨らむと追従して変形する変形性を有する。変形部158a,158bは断熱性を有することが好ましい。
内部ユニット260は、変形部158a,158bがバッテリ54の膨張を吸収するので、全体として外形が変化しないこともあり得る。このため、この実施形態では、外層256bは、延性が低く、硬い素材を用いることも好適である。
この実施形態に係るバッテリアッセンブリ(医療用機器)14によれば、バッテリ54の内圧の上昇に伴いバッテリ54を変形させることを許容することができる。このため、バッテリ54の内圧の上昇を抑制することができる。そして、変形部158a,158bが発泡性(多孔質性)を有するので、バッテリ54の変形により、外装ケース256の内層256aの変形を抑制しつつ、変形部158a,158b自体が多孔質性を有することによりその孔の空洞領域が押し潰されるように変形する。したがって、バッテリ54の内圧による変形を、変形部158a,158bで吸収するので、バッテリ54への圧力の負荷を低下させることができる。
外装ケース256が2層構造を有するので、外装ケース256が内包するバッテリ54に対する断熱性を高めることができる。このため、例えば60℃よりも高い温度にしないことが求められているバッテリ54に対して、例えば100℃の蒸気を用いるオートクレーブ滅菌を用い易い。したがって、この実施形態に係るバッテリアッセンブリ14を用いることにより、滅菌方法の選択肢を広げることができる。
次に、第4実施形態について図10を用いて説明する。この実施形態は第1から第3実施形態の変形例であって、第1から第3実施形態で説明した部材と同一の部材又は同一の機能を有する部材には極力同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。この実施形態は、第1実施形態の変形例として説明する。
図10に示すように、バッテリアッセンブリ14は、バッテリ54の膨張を検知する検知部としての歪センサ312と、告知部314とをさらに有する。歪センサ312及び告知部314はそれぞれコントローラ52に接続されている。
歪センサ312は、バッテリアッセンブリ14の例えば初めての使用前と、繰り返しの使用後との変形部58a,58bの変形を検知可能である。歪センサ312は変形部58a,58bに配置されていれば良く、各バッテリ54a−54dに配置する必要はない。
変形部58a,58bは、その中央付近が縁部に比べて変形量が大きくなる。このため、歪センサ312は特に、変形部58a,58bの中央付近に配置されていることが好適である。
コントローラ52には、歪センサ312の検知データが所定の数値を超えたとき、すなわち、変形部58a,58bの変形が検知されたときにユーザに知らせる告知部314が接続されている。告知部314は医療機器本体12が有していても良く、バッテリアッセンブリ14が有していても良く、医療機器本体12及びバッテリアッセンブリ14とは別に配置されていても良い。告知部314としては、画面表示やLEDの発光等による視覚的手段、音等の聴覚的手段を適宜に用いることができる。
歪センサ312は、コントローラ52に電気的に接続されている。コントローラ52は、歪センサ312の数値に基づいてバッテリアッセンブリ14内のバッテリ54が膨張したことをユーザに知らせることができる。また、コントローラ52が歪センサ312のIDを獲得し、いずれかのバッテリ54が膨張して変形部58a,58bが変形したことを一旦検知すると、コントローラ52はそのバッテリアッセンブリ14を使用できないようにすることができる。すなわち、コントローラ52は、バッテリアッセンブリ14から電気エネルギを外部に出力するのを停止する。
なお、各バッテリ54a−54dの第1ボディ面62aに歪センサ312が配設されていることも好適である。歪センサ312は例えば第1ボディ面62aの端部近傍よりも、中央付近の延びを検知するように形成されている。歪センサ312が第1ボディ面62aの中央付近に配設されるのは、第1ボディ面62aのうち、最も変形量が大きくなるのが中央付近であるためである。
各バッテリ54a−54dの第1ボディ面62aに歪センサ312が配設されている場合、歪センサ312は、第1ボディ面62aがバッテリ54の使用し始めから現在に至るまでの変形量を検知することができる。そして、コントローラ52は、歪センサ312で検知した変形量が所定の値以上になったときを閾値として、バッテリアッセンブリ14のバッテリ54から出力できないようにし、バッテリアッセンブリ14の使用を中止することができる。すなわち、コントローラ52は、検知部の検知結果に基づいて、バッテリ54から処置のための電気エネルギを出力させないようにしている。特に、エンドエフェクタ28での処置に用いられる電気エネルギを出力させないようにしている。
なお、ここでは変形部58a,58bの変形を検知する検知部として、歪センサ312を例にして説明したが、歪センサ312の代わりに圧力センサ、距離センサ等を適宜に使用することができる。圧力センサを用いる場合、バッテリアッセンブリ14の変形部58a,58bに加えられる圧力を測定して変形部58a,58bの変形を検知する。距離センサを用いる場合、バッテリアッセンブリ14の変形部58a,58bとバッテリ54のボディ62との間の距離を測定して変形部58a,58bの変形を検知する。
歪センサ312は、第2及び第3実施形態で説明した変形部158a,158bに配設することも好適である。この場合、第1実施形態で説明した変形部58a,58bに歪センサ312を配設するのと同様に歪センサ312を用いることができる。第2及び第3実施形態で説明した変形部158a,158bに対して圧力センサや距離センサを用いることが好適であることはもちろんである。
第1から第4実施形態では、4つのバッテリ54a,54b,54c,54dを用いる例について説明したが、複数のバッテリとしては2つや3つ、又は、5つ以上など、適宜に変更される。また、バッテリ54は複数に限ることはなく、1つであっても良い。
また、第1から第4実施形態に係るバッテリアッセンブリ14は、図6に示す例を除いてコントローラ52を有する例について主に説明した。図6に示す例では、医療機器本体12のスロット38にバッテリアッセンブリ14が接続された状態では、医療機器ユニット10としてコントローラ52を有する。
図示しない充電器が図6に示す医療機器本体12のコントローラ52とは別のコントローラを有することも好適である。この場合、充電器により、バッテリアッセンブリ14の使用回数、使用状態、バッテリアッセンブリ14の各バッテリ54の電圧値(起電力)等が検知される。
これまで、いくつかの実施形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
14…バッテリアッセンブリ、52…コントローラ、54…バッテリ、54a−54d…バッテリ、56…外装ケース、58a,58b…変形部、62…ボディ、62a…第1ボディ面、62b…第2ボディ面、62c…第3ボディ面、64…コンタクト、72…底面部、74…壁部、76…収納部、82…第1ケース面、82a…開口、84…第2ケース面。
Claims (8)
- 電解質液若しくは電解質ポリマが入れられたバッテリボディを備え、前記電解質液若しくは前記電解質ポリマにより電気エネルギを発生するバッテリと、
前記バッテリを収納する壁部と、
前記壁部に設けられ、前記バッテリボディ内の内圧による前記バッテリボディの膨張に応じて変形する変形部と
を有する医療機器用バッテリアッセンブリ。 - 前記変形部は、前記バッテリボディの膨張位置に対向する位置に配置されている、請求項1に記載のバッテリアッセンブリ。
- 前記変形部は前記壁部と前記バッテリとの間に配置され、
前記壁部は前記バッテリアッセンブリの外装を形成する、請求項1に記載のバッテリアッセンブリ。 - 前記変形部は、前記バッテリボディの膨張により圧縮可能である、請求項3に記載のバッテリアッセンブリ。
- 前記壁部の外側に外装をさらに有する、請求項1に記載のバッテリアッセンブリ。
- 前記バッテリボディは、第1ボディ面と、前記第1ボディ面よりも前記バッテリボディ内の内圧により変形し難い第2ボディ面と、前記第1ボディ面よりも前記バッテリボディ内の内圧により変形し難い第3ボディ面とを有し、前記バッテリボディ内の内圧により前記第2ボディ面の膨張量よりも前記第1ボディ面の膨張量が大きくなるとともに、前記第3ボディ面の膨張量よりも前記第1ボディ面の膨張量が大きくなり、
前記変形部は、前記バッテリボディの前記第1ボディ面に対向する位置に配置されている、請求項1に記載のバッテリアッセンブリ。 - 前記バッテリボディの膨張に応じた前記変形部の変形を検知する検知部と、
前記検知部の検知結果に基づいて前記バッテリから医療機器での処置に用いられる前記電気エネルギを出力させないようにするコントローラと、
をさらに有する、請求項1に記載のバッテリアッセンブリ。 - 請求項1に記載の医療機器用バッテリアッセンブリと、
前記バッテリアッセンブリが取り付けられ、又は、組み込まれる医療機器と
を具備する医療機器ユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015080096A JP2018092699A (ja) | 2015-04-09 | 2015-04-09 | 医療機器用バッテリアッセンブリ及び医療機器ユニット |
PCT/JP2016/061432 WO2016163473A1 (ja) | 2015-04-09 | 2016-04-07 | 医療機器用バッテリアッセンブリ及び医療機器ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015080096A JP2018092699A (ja) | 2015-04-09 | 2015-04-09 | 医療機器用バッテリアッセンブリ及び医療機器ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018092699A true JP2018092699A (ja) | 2018-06-14 |
Family
ID=57073282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015080096A Pending JP2018092699A (ja) | 2015-04-09 | 2015-04-09 | 医療機器用バッテリアッセンブリ及び医療機器ユニット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018092699A (ja) |
WO (1) | WO2016163473A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022067209A (ja) * | 2020-10-20 | 2022-05-06 | プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 | 蓄電装置 |
CN117219833A (zh) * | 2023-09-13 | 2023-12-12 | 广东比沃新能源有限公司 | 一种双极柱锰酸锂电池及其制备方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018109328A1 (de) * | 2018-04-19 | 2019-10-24 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Batterieeinheit mit einem Batteriegehäuse, mindestens einem, in diesem Batteriegehäuse angeordneten Zellverbund und mindestens einem Zellmanagement-Controller sowie Verfahren zur Herstellung einer solchen Batterieeinheit |
CN109540082A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-03-29 | 哲弗智能系统(上海)有限公司 | 锂电池热失控变形探测装置 |
CN114614068A (zh) * | 2022-04-11 | 2022-06-10 | 中创新航科技股份有限公司 | 电池包及电池包的装配方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4155373B2 (ja) * | 1999-03-29 | 2008-09-24 | 日立マクセル株式会社 | 小型電気機器用の電池パック |
JP5048366B2 (ja) * | 2007-03-16 | 2012-10-17 | 産電子工業株式会社 | 保護装置 |
WO2011068000A1 (ja) * | 2009-12-04 | 2011-06-09 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 手持式無線内視鏡 |
KR101307369B1 (ko) * | 2011-05-23 | 2013-09-11 | 주식회사 엘지화학 | 안전성이 향상된 전지팩 |
US9326812B2 (en) * | 2012-01-25 | 2016-05-03 | Covidien Lp | Portable surgical instrument |
-
2015
- 2015-04-09 JP JP2015080096A patent/JP2018092699A/ja active Pending
-
2016
- 2016-04-07 WO PCT/JP2016/061432 patent/WO2016163473A1/ja active Application Filing
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022067209A (ja) * | 2020-10-20 | 2022-05-06 | プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 | 蓄電装置 |
JP7319953B2 (ja) | 2020-10-20 | 2023-08-02 | プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 | 蓄電装置 |
CN117219833A (zh) * | 2023-09-13 | 2023-12-12 | 广东比沃新能源有限公司 | 一种双极柱锰酸锂电池及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2016163473A1 (ja) | 2016-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2016163473A1 (ja) | 医療機器用バッテリアッセンブリ及び医療機器ユニット | |
US10729458B2 (en) | Ultrasonic surgical instruments | |
US20210220036A1 (en) | Modular battery powered handheld surgical instrument with selective application of energy based on tissue characterization | |
US10299821B2 (en) | Modular battery powered handheld surgical instrument with motor control limit profile | |
US10716615B2 (en) | Modular battery powered handheld surgical instrument with curved end effectors having asymmetric engagement between jaw and blade | |
US11129670B2 (en) | Modular battery powered handheld surgical instrument with selective application of energy based on button displacement, intensity, or local tissue characterization | |
US10835307B2 (en) | Modular battery powered handheld surgical instrument containing elongated multi-layered shaft | |
CN105764435B (zh) | 具有电外科特征部的超声外科器械 | |
US6666875B1 (en) | Surgical apparatus permitting recharge of battery-driven surgical instrument in noncontact state | |
KR102038425B1 (ko) | 초음파 피부미용장치 | |
JP2005027907A (ja) | 超音波手術システムおよびプローブ | |
JP2011087937A (ja) | 超音波組織感知およびフィードバックのための方法 | |
KR20080023633A (ko) | 초음파 프로브, 초음파 진단 장치, 초음파 프로브 감시시스템 및 초음파 프로브의 상태 관리 방법 | |
JP2019519265A (ja) | 外科用器具のためのライフサイクルモニタリング機能 | |
JP6129441B2 (ja) | 医療機器用バッテリアッセンブリ及び医療機器ユニット | |
WO2016163470A1 (ja) | 医療機器 | |
US11123094B2 (en) | Ultrasonic surgical instruments and methods for sealing and/or cutting tissue | |
CN211300220U (zh) | 超声波手术刀驱动柄、超声波手术刀手柄及手术器械 | |
AU2014200234A1 (en) | Charging assemblies for maintaining sterility of surgical instrument batteries during charging | |
US20240138811A1 (en) | Casing for a portable ultrasonic imaging device | |
CN117222365A (zh) | 用于便携式超声成像设备的壳体 | |
CN115151206A (zh) | 具有可变控制机构的电外科器械 | |
CN114901186A (zh) | 具有电极偏压支撑件的电外科器械 | |
CN115666420A (zh) | 具有集成和外部功率源的电外科系统 | |
CN114945333A (zh) | 具有柔性布线组件的电外科器械 |