JP2018092531A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018092531A
JP2018092531A JP2016237633A JP2016237633A JP2018092531A JP 2018092531 A JP2018092531 A JP 2018092531A JP 2016237633 A JP2016237633 A JP 2016237633A JP 2016237633 A JP2016237633 A JP 2016237633A JP 2018092531 A JP2018092531 A JP 2018092531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
execution unit
unit
processing
request
process execution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016237633A
Other languages
English (en)
Inventor
吉明 佐藤
Yoshiaki Sato
吉明 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2016237633A priority Critical patent/JP2018092531A/ja
Publication of JP2018092531A publication Critical patent/JP2018092531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】処理の要求先の違いによって実行可能な処理が異なる可能性を低下させること。【解決手段】それぞれがネットワークを介して異なる機器からの要求を受信し、受信した要求に応じた処理を実行する複数の処理実行部のうちの第1の処理実行部は、各処理実行部が実行可能な処理を示す情報を記憶した記憶部を参照して、当該第1の処理実行部が受信した第1の要求に応じた処理を実行可能な第2の処理実行部を特定し、前記第1の要求に応じた処理の実行を、前記第2の処理実行部に要求する要求部を有し、前記第2の処理実行部は、前記第1の処理実行部から要求された処理を実行する実行部を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
機器において入力されたデータ(例えば、画像形成装置においてスキャンされた画像データ)に対して、予め設定されたワークフローを実行可能なクラウドサービスが知られている。
ワークフローは、複数の処理の中から、必要な処理を組み合わせることで構成される。各処理は、基本的に、一つのプログラムモジュール(以下、単に「処理モジュール」という。)。によって実現される。したがって、新たな処理モジュールをシステムに追加することで、ワークフローに含めることができる処理の選択肢を増やすことができる。
他方において、クラウドサービスでは、ワークフローを提供するためのサービスについて、負荷分散等を目的として、複数の環境(以下、「サービス環境」という。)が構築される場合が有る。サービス環境は、例えば、仮想マシンの集合によって分離される単位であり、各サービス環境において同じサービスを提供するためには、各サービス環境のソフトウェア構成が一致している必要が有る。
しかしながら、クラウドサービスの管理上の都合等により、サービス環境間において、ソフトウェア構成に違いが生じる場合が有る。
図1は、サービス環境間におけるソフトウェア構成の違いに基づく問題点を説明するための図である。図1には、サービス環境Xにおいて、処理モジュールx、処理モジュールy及び処理モジュールzがインストールされており、サービス環境Yにおいて、処理モジュールx及び処理モジュールyがインストールされている例が示されている。
このような状況が発生すると、サービス環境Xに処理を要求するクライアントは、処理モジュールzを含むワークフローを利用することが可能であるが、サービス環境Yに処理を要求するクライアントは、処理モジュールzを含むワークフローを利用することができなくなってしまう。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、処理の要求先の違いによって実行可能な処理が異なる可能性を低下させることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、それぞれがネットワークを介して異なる機器からの要求を受信し、受信した要求に応じた処理を実行する複数の処理実行部のうちの第1の処理実行部は、各処理実行部が実行可能な処理を示す情報を記憶した記憶部を参照して、当該第1の処理実行部が受信した第1の要求に応じた処理を実行可能な第2の処理実行部を特定し、前記第1の要求に応じた処理の実行を、前記第2の処理実行部に要求する要求部を有し、前記第2の処理実行部は、前記第1の処理実行部から要求された処理を実行する実行部を有する。
処理の要求先の違いによって実行可能な処理が異なる可能性を低下させることができる。
サービス環境間におけるソフトウェア構成の違いに基づく問題点を説明するための図である。 本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるクラウドシステム110を構成するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるサービス環境120の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるクラウドストレージ130の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置20の機能構成例を示す図である。 サービス環境120に対する処理モジュールのインストール処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 処理公開情報記憶部132の構成例を示す図である。 ワークフローの実行時に画像形成装置20が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 フロー一覧情報の構成例を示す図である。 フロー選択画面の表示例を示す図である。 ワークフローの実行要求を受けたサービス環境120が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 代行先のサービス環境120が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 フロー作成画面の表示例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図2は、本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。
図2において、情報処理システム1は、クラウドシステム110、ユーザ環境Ea及びユーザ環境Eb等を含む。サービス環境120a及びサービス環境120bは、例えば、インターネット等のネットワークN1を介してクラウドシステム110に接続される。
ユーザ環境Ea及びユーザ環境Eb(以下、両者を区別しない場合、単に「ユーザ環境E」という。)は、クラウドシステム110によって提供されるクラウドサービスのユーザが所在するシステム環境である。ユーザ環境Eaは、画像形成装置20aを含む。画像形成装置20aは、ユーザ環境Eaにおいて施設されたLAN(Local Area Network)等のローカルネットワークNaに接続される。ユーザ環境Ebは、画像形成装置20bを含む。画像形成装置20bは、ユーザ環境Eaにおいて施設されたLAN等のローカルネットワークNbに接続される。なお、ユーザ環境Eaとユーザ環境Ebとは、例えば、異なる企業におけるシステム環境であってもよい。
画像形成装置20a及び画像形成装置20b(以下、両者を区別しない場合、単に「画像形成装置20」という。)は、例えば、スキャナ又は複合機等の画像形成装置である。本実施の形態において、各画像形成装置20は、画像データの入力元として機能する。なお、各画像形成装置20は、それぞれが接続されたローカルネットワークを介して、ネットワークN1に接続可能である。
クラウドシステム110は、各ユーザ環境Eに対してクラウドサービスを提供する1以上のコンピュータである。図2において、クラウドシステム110は、サービス環境120a及びサービス環境120b(以下、両者を区別しない場合、単に「サービス環境120」という。)と、クラウドストレージ130とを含む。
各サービス環境120は、例えば、クラウドシステム110において起動されている複数の仮想マシンの集合である。各サービス環境120が利用する(各サービス環境120を構成する)仮想マシンは相互に異なる。すなわち、各サービス環境120は、クラウドシステム110の論理的な構成において分割される単位である。但し、各サービス環境120は、クラウドシステム110の物理的な構成において分割される単位であってもよい。すなわち、各サービス環境120が利用する(各サービス環境120を構成する)物理的なコンピュータが相互に異なっていてもよい。
各サービス環境120は、画像形成装置20において入力(スキャン)された画像データに対して、予め定義されたワークフローを実行する。ワークフローとは、それぞれ機能が異なる複数の処理単位の順序付けられた集合である。なお、本実施の形態において、ユーザ環境Eaの画像形成装置20aは、サービス環境120aにアクセス可能であるとする。ユーザ環境Ebの画像形成装置20bは、サービス環境120bにアクセス可能であるとする。また、図2に示されているサービス環境120は2つであるが、3つ以上のサービス環境120がクラウドシステム110に含まれてもよい。
クラウドストレージ130は、オンラインストレージサービスを提供するコンピュータである。本実施の形態において、クラウドストレージ130は、各サービス環境120によって利用される情報等を記憶する。すなわち、クラウドストレージ130は、各サービス環境120からアクセス可能である。
図3は、本発明の実施の形態におけるクラウドシステム110を構成するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図3のコンピュータは、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
コンピュータでの処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってコンピュータに係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、各サービス環境120は、図3に示されるようなハードウェア構成を有する複数のコンピュータによって構成されてもよい。
図4は、本発明の実施の形態におけるサービス環境120の機能構成例を示す図である。図4に示されるように、サービス環境120は、ユーザ管理部121、要求受信部122、フロー制御部123、1以上の処理部124、分散処理要求部125、分散処理代行部126及びインストール部127等を含む。これら各部は、サービス環境120にインストールされた1以上のプログラムが、クラウドシステム110のCPU104のうち、当該サービス環境120に割り当てられたCPUに実行させる処理により実現される。
ユーザ管理部121は、サービス環境120へログインするユーザの認証等を行う。
要求受信部122は、画像形成装置20から送信される、ワークフローの実行要求を受信する。当該実行要求には、実行対象のワークフローの識別情報(以下、「フローID」という。)が指定される。フロー制御部123は、実行対象として指定されたワークフローの実行を制御する。
処理部124は、ワークフローを構成する1つの処理単位を実行する。図4では、処理部124の一例として、OCR部、PDF生成部、画像編集部、メール送信部等が例示されている。OCR部は、画像データに対してOCR(Optical Character Recognition)処理を実行して、テキストデータを出力する処理部124である。PDF生成部は、画像データに基づいてPDFデータを生成する処理部124である。画像編集部は、画像データの編集を実行する処理部124である。メール送信部は、指定されたデータを指定されたメールアドレスへ送信する処理部124である。
なお、1つの処理部124は、1つの処理モジュールによって実現される。処理モジュールとは、CPUを処理部124として機能させるプログラムである。したがって、サービス環境120にインストールされている処理モジュールの構成によって、当該サービス環境120において実行可能な処理単位が異なる。本実施の形態では、各サービス環境120にインストールされている処理モジュールの同一性が保証されていない状態を想定する。
分散処理要求部125は、実行対象のワークフローを構成する処理単位のうち、当該サービス環境120では実行できない処理単位について、他のサービス環境120に対して実行を要求する。当該サービス環境120では実行できない処理単位とは、当該サービス環境120にインストールされていない処理モジュールに対応する処理単位をいう。
分散処理代行部126は、他のサービス環境120の分散処理要求部125から実行が要求された処理単位を実行(代行)する。
インストール部127は、サービス環境120に対してプログラムのインストールを行う。例えば、処理モジュールがインストール対象のプログラムとされる。
なお、図4に示した機能構成について、サービス環境120aの各部に言及する場合には、当該各部の符号の末尾に「a」が付加される。サービス環境120bの各部に言及する場合には、当該各部の符号の末尾に「b」が付加される。
図5は、本発明の実施の形態におけるクラウドストレージ130の機能構成例を示す図である。図5において、クラウドストレージ130は、フロー一覧記憶部131及び処理公開情報記憶部132等を有する。これら各記憶部は、例えば、クラウドストレージ130の補助記憶装置等を用いて実現可能である。
フロー一覧記憶部131には、ワークフローごとの定義情報(以下、「フロー定義情報」という。)の一覧(以下、「フロー一覧情報」という。)が記憶されている。フロー定義情報は、ワークフローを構成する処理単位間の前後関係(接続関係)等の定義を含む情報である。
処理公開情報記憶部132には、各サービス環境120において実行可能な処理単位のうち、他のサービス環境120に対して公開している処理単位を示す情報が記憶あれている。他のサービス環境120に対して公開している処理単位とは、他のサービス環境120からの要求に応じて代行が許可される処理単位をいう。
図6は、本発明の実施の形態における画像形成装置20の機能構成例を示す図である。図6において、画像形成装置20は、UI部21、機器制御部22、及び要求送信部23等を有する。これら各部は、画像形成装置20にインストールされた1以上のプログラムが画像形成装置20のCPUに実行させる処理により実現される。
UI部21は、画像形成装置20の操作パネルに対して各種の画面を表示する。UI部21は、また、表示した画面を介してユーザからの操作指示を受け付ける。例えば、UI部21は、実行対象とするワークフローの選択をユーザから受け付ける。
機器制御部22は、実行対象として選択されたワークフローに従って、画像形成装置20を制御する。
要求送信部23は、ワークフローの実行要求をサービス環境120に対して送信する。
以下、情報処理システム1において実行される処理手順について説明する。図7は、サービス環境120に対する処理モジュールのインストール処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図7では、サービス環境120aについて説明するが、サービス環境120bにおいても同様の処理手順が実行される。
サービス環境120aのインストール部127aは、例えば、クラウドシステム110の管理者から、或る処理モジュールのインストール指示を受け付けると(S101)、当該処理モジュールをサービス環境120aにインストールする(S102)。
続いて、インストール部127aは、当該処理モジュールの公開の可否を判定する(S103)。すなわち、当該処理モジュールに係る処理単位の代行の可否が判定される。当該処理モジュールの公開の可否は、例えば、インストール指示において、管理者から指定されてもよい。
当該処理モジュールを公開可能でない場合(S103でNo)、インストール処理は終了する。当該処理モジュールを公開可能な場合(すなわち、当該処理モジュールの公開が許可される場合)(S103でYes)、インストール部127は、当該処理モジュールに係る処理単位に関する処理公開情報を、クラウドストレージ130の処理公開情報記憶部132に登録(記憶)する(S104)。
図8は、処理公開情報記憶部132の構成例を示す図である。図8に示されるように、処理公開情報記憶部132には、公開された処理単位ごとに、処理単位ID、処理単位名及び公開元等を記憶する。
処理単位IDは、処理単位ごとの識別情報である。処理単位名は、処理単位の名前である。公開元は、処理単位の公開元のサービス環境120の識別情報(以下、「サービス環境ID」という。)である。
したがって、ステップS104では、インストールされた処理モジュールに係る処理単位ID及び処理単位名と、サービス環境120aのサービス環境IDとを含むレコードが、処理公開情報記憶部132に追加される。
図9は、ワークフローの実行時に画像形成装置20が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図9では、画像形成装置20aについて説明するが、画像形成装置20bも同様の処理手順を実行可能である。図9の説明において、図6の各部の符号の末尾には、画像形成装置20aの構成要素であることを示す「a」が付加される。
例えば、ユーザによる所定の操作に応じ、UI部21aは、フロー選択画面をサービス環境120aから取得(ダウンロード)する(S201)。フロー選択画面とは、ワークフローの一覧の中から実行対象とするワークフローを選択させるための画面である。
例えば、UI部21aが、フロー選択画面の取得要求をサービス環境120aに送信すると、フロー制御部123aが、クラウドストレージ130のフロー一覧記憶部131からフロー一覧情報を取得する。
図10は、フロー一覧情報の構成例を示す図である。図10においてフロー一覧情報T1は、定義されているワークフローごとに、フローID、フロー名、フロー及び説明等のフロー定義情報を含む。
フロー名は、ワークフローの名前である。フローは、ワークフローを構成する処理単位の実行順(前後関係)を示す情報であり、処理単位の実行順に処理単位IDを含む。説明は、ワークフローの処理内容等を示す文字列である。
各フロー定義情報は、更に、処理単位設定情報を含む。図10では、フローIDが「1」であるワークフローに関する処理単位設定情報T2が示されている。
処理単位設定情報T2は、ワークフローを構成する処理単位ごとに、処理単位ID、処理単位名、及び設定情報等を含む。設定情報は、処理単位に対する各設定項目に対する設定値を含む情報である。すなわち、各処理単位に対する設定情報は、ワークフローごとに設定可能である。
フロー制御部123aは、このようなフロー一覧情報に基づいて、フロー選択画面を生成すし、生成したフロー選択画面を、UI部21aに返信する。
なお、各フロー定義情報は、当該フロー定義情報の作成元のユーザ環境Eごとの識別情報(以下、「ユーザ環境ID」という。)に関連付けられて、フロー一覧記憶部131に記憶されていてもよい。この場合、UI部21aからのフロー選択画面の取得要求には、ユーザ環境Eaのユーザ環境IDが含まれてもよい。フロー制御部123aは、当該ユーザ環境IDに関連付けられているフロー定義情報の一覧であるフロー一覧情報をフロー一覧記憶部131から取得し、当該フロー一覧情報に基づいてフロー選択画面を生成してもよい。
ステップS201に続いて、画像形成装置20aのUI部21aは、フロー制御部123aから返信されたフロー選択画面を画像形成装置20aの操作パネルに表示する(S202)。
図11は、フロー選択画面の表示例を示す図である。図11に示されるように、フロー選択画面510には、ワークフローごとにアイコンが表示される。図11では、各アイコンにフロー名が描画される例が示されている。なお、フロー選択画面510の画面データには、各アイコンに対応するワークフローのフロー定義情報も含まれている。例えば、HTML(HyperText Markup Language)によって、当該画面データが記述されてもよい。
また、図11では、いずれかのアイコンが選択されると、当該アイコンに対応するワークフローの説明が表示される例が示されている。
いずれかのアイコンが選択された状態で、実行ボタン511が押下されると(S203)、機器制御部22aは、選択されたアイコンに対応するワークフロー(以下、「対象フロー」という。)のフロー定義情報に従って、画像形成装置20aを制御する(S204)。フロー名が「業務1」であるワークフローが対象フローであれば、図10によれば、最初に実行される処理単位は、「スキャン」である。そこで、機器制御部22aは、スキャンジョブを画像形成装置20aに実行させる。この際、スキャンジョブに対する設定情報は、対象フローのフロー定義情報に含まれている処理単位設定情報T2における、「スキャン」に対する設定情報に従う。
続いて、要求送信部23aは、ワークフローの実行要求をサービス環境120aへ送信する(S205)。当該実行要求には、対象フローのフローIDと、スキャンジョブにおいて原稿から読み取られた画像データとが含まれる。
続いて、当該実行要求に応じてサービス環境120aが実行する処理手順について説明する。図12は、ワークフローの実行要求を受けたサービス環境120が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。なお、サービス環境120bも、画像形成装置20bからの要求に応じ、図12の処理手順を実行可能である。
要求受信部122aがワークフローの実行要求を受信すると(S301)、フロー制御部123aは、当該実行要求に含まれているフローIDに対応するフロー定義情報に基づいて、対象フローについて未実行の処理単位の有無を判定する(S302)。なお、対象フローのフロー定義情報は、フロー一覧記憶部131から取得可能である。未実行の処理単位が有る場合(S302でYes)、フロー制御部123aは、未実行の処理単位のうち、実行順において先頭の処理単位をサービス環境120aにおいて実行可能であるか否かを判定する(S303)。当該処理単位の実行の可否は、当該処理単位に対応する処理モジュールが、サービス環境120aにインストールされているか否かに基づいて判定可能である。
当該処理単位を実行可能な場合(S303でYes)、フロー制御部123aは、当該処理単位に対応する処理部124aに当該処理単位を実行させる(S304)。当該処理単位が、ステップS301の後に最初に実行される処理単位であれば、例えば、ワークフローの実行要求に含まれている画像データが処理対象とされて、当該処理単位が実行される。
一方、当該処理単位を実行可能でない場合(S303でNo)、分散処理要求部125aは、処理公開情報記憶部132(図8)を参照して、当該処理単位を代行可能なサービス環境120を特定する(S305)。具体的には、分散処理要求部125aは、当該処理単位の処理単位IDを含むレコードを処理公開情報記憶部132から検索し、当該レコードの公開元に係るサービス環境120を特定する。なお、該当するレコードが複数有る場合、すなわち、代行可能なサービス環境120が複数有る場合、所定の規則に基づいて、いずれか一つのサービス環境120が選択されればよい。
続いて、分散処理要求部125aは、当該処理単位の代行要求を、特定されたサービス環境120へ送信する(S306)。当該代行要求には、当該処理単位の処理単位IDや、ステップS301において受信された画像データや、それまでに実行された各処理単位から出力されたデータ等が含まれてもよい。これらのデータのいずれかが、当該処理単位の入力データとなる可能性が有るからである。
続いて、分散処理要求部125aが、代行先のサービス環境120から、当該処理単位の実行結果を受信すると(S307)、ステップS302以降が繰り返される。
なお、ステップS302において、未実行の処理単位が無い場合(S302でNo)、対象フローは終了する。
続いて、代行先とされたサービス環境120が実行する処理手順について説明する。図13は、代行先のサービス環境120が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図13では、サービス環境120bが代行先であるとする。但し、サービス環境120aも図13の処理手順を実行可能である。
サービス環境120bの分散処理代行部126bは、代行要求を受信すると(S401)、当該代行要求に含まれている処理単位IDに係る処理部124bに、代行対象の処理単位を実行させる(S402)。この際、代行要求に含まれているデータ群のいずれかが、当該処理部124bによって処理対象とされてもよい。続いて、分散処理代行部126bは、当該処理単位の実行結果(すなわち、当該処理部124bから出力されたデータ)を、代行要求の送信元のサービス環境120へ返信する(S403)。
上述したように、本実施の形態によれば、例えば、各サービス環境120は、当該サービス環境120にインストールされていない処理モジュールに係る処理単位を含むワークフローの実行が要求された場合であっても、当該処理モジュールがインストールされている他のサービス環境120に対して当該処理単位を実行させることができる。したがって、処理の要求先(サービス環境120)の違いによって実行可能な処理(ワークフロー)が異なる可能性を低下させることができる。
また、処理公開情報記憶部132には、各サービス環境120において公開が許可された処理単位が登録される。したがって、例えば、テスト用のサービス環境120においてインストールされた、開発途中の処理モジュールに係る処理単位が無条件に公開されてしまうことによる不都合等を回避することができる。
なお、フロー定義情報は、例えば、図14に示されるようなフロー作成画面を介して作成されてもよい。
図14は、フロー作成画面の表示例を示す図である。図14において、フロー作成画面520は、処理単位一覧領域521、フロー名入力領域522、説明入力領域523、保存ボタン524、フロー編集領域525及び処理単位設定領域526等を含む。なお、フロー作成画面520は、画像形成装置20の操作パネルに表示されてもよいし、ユーザ環境Eに設置されているPC(Personal Computer)等において表示されてもよい。ここでは、画像形成装置20aのUI部21aによって、当該画像形成装置20aの操作パネルに表示される場合について説明する。
処理単位一覧領域521には、ユーザ環境Eaにおいて利用可能な処理単位の一覧が表示される。例えば、ユーザ環境Eaにおいて利用可能な処理単位は、サービス環境120aにインストールされている処理モジュールに係る処理単位と、処理公開情報記憶部132に記憶されている、公開元が他のサービス環境120(本実施の形態ではサービス環境120b)である処理公開情報に係る処理単位とである。
フロー名入力領域522は、フロー名の入力を受け付けるための領域である。説明入力領域523は、説明の入力を受け付けるための領域である。
フロー編集領域525は、フロー(すなわち、処理単位の接続関係)の編集を受け付けるための領域である。例えば、処理単位一覧領域521におけるいずれかの処理単位がフロー編集領域525にドラッグ&ドロップされると、当該処理単位は、フロー編集領域525において既に形成されている処理単位間の接続関係の末尾に接続されてもよい。その後に、処理単位間の接続関係が変更可能とされてもよい。
処理単位設定領域526は、フロー編集領域525において選択されている処理単位の設定情報の入力を受け付けるための領域である。例えば、処理単位設定領域526に含まれているいずれかの処理単位が選択されると、当該処理単位の設定情報を構成する各項目の設定値の入力領域が、処理単位設定領域526に表示される。
各領域において必要事項が入力された後、保存ボタン524が押下されると、画像形成装置20のUI部21aは、フロー作成画面520に入力されたフロー定義情報と、ユーザ環境Eaのユーザ環境IDとを含む登録要求を、サービス環境120aに送信する。サービス環境120aのフロー制御部123aは、当該登録要求の受信に応じ、当該登録要求に含まれているユーザ環境IDに関連付けて、当該登録要求に含まれているフロー定義情報をフロー一覧記憶部131に記憶する。
なお、本実施の形態では、画像形成装置20からの要求に応じてワークフローが実行される例について説明したが、サービス環境120に対するワークフローの要求元は、画像形成装置20以外の機器であってもよい。例えば、プロジェクタ、テレビ会議システム、電子黒板、スマート端末等が、画像形成装置20の代わりに利用されてもよい。
なお、本実施の形態において、サービス環境120は、処理実行部、第1の処理実行部、第2の処理実行部の一例である。分散処理要求部125は、要求部の一例である。分散処理代行部126は、実行部の一例である。処理公開情報記憶部132は、記憶部の一例である。インストール部127は、記憶処理部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 情報処理システム
10 コンピュータ
20a、20b 画像形成装置
21 UI部
22 機器制御部
23 要求送信部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
110 クラウドシステム
120a、120b サービス環境
130 クラウドストレージ
121 ユーザ管理部
122 要求受信部
123 フロー制御部
124 処理部
125 分散処理要求部
126 分散処理代行部
127 インストール部
131 フロー一覧記憶部
132 処理公開情報記憶部
B バス
Ea、Eb ユーザ環境
特表2013−506908号公報

Claims (6)

  1. それぞれがネットワークを介して異なる機器からの要求を受信し、受信した要求に応じた処理を実行する複数の処理実行部を含む情報処理システムであって、
    前記複数の処理実行部のうちの第1の処理実行部は、
    各処理実行部が実行可能な処理を示す情報を記憶した記憶部を参照して、当該第1の処理実行部が受信した第1の要求に応じた処理を実行可能な第2の処理実行部を特定し、前記第1の要求に応じた処理の実行を、前記第2の処理実行部に要求する要求部を有し、
    前記第2の処理実行部は、
    前記第1の処理実行部から要求された処理を実行する実行部を有する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第2の処理実行部は、
    当該第2の処理実行部が実行可能な処理のうち、他の処理実行部からの要求に応じて実行することが許可された処理を示す情報を前記記憶部に記憶する記憶処理部を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記要求部は、前記記憶部を参照して、前記第1の要求に応じた複数の処理のうちの一部の処理を実行可能な第2の処理実行部を特定し、前記一部の処理の実行を、前記第2の処理実行部に要求する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. それぞれがネットワークを介して異なる機器からの要求を受信し、受信した要求に応じた処理を実行する複数の処理実行部を含む情報処理装置であって、
    前記複数の処理実行部のうちの第1の処理実行部は、
    各処理実行部が実行可能な処理を示す情報を記憶した記憶部を参照して、当該第1の処理実行部が受信した第1の要求に応じた処理を実行可能な第2の処理実行部を特定し、前記第1の要求に応じた処理の実行を、前記第2の処理実行部に要求する要求部を有し、
    前記第2の処理実行部は、
    前記第1の処理実行部から要求された処理を実行する実行部を有する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. それぞれがネットワークを介して異なる機器からの要求を受信し、受信した要求に応じた処理を実行する複数の処理実行部を含む情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    前記複数の処理実行部のうちの第1の処理実行部が、
    各処理実行部が実行可能な処理を示す情報を記憶した記憶部を参照して、当該第1の処理実行部が受信した第1の要求に応じた処理を実行可能な第2の処理実行部を特定し、前記第1の要求に応じた処理の実行を、前記第2の処理実行部に要求し、
    前記第2の処理実行部が、
    前記第1の処理実行部から要求された処理を実行する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  6. それぞれがネットワークを介して異なる機器からの要求を受信し、受信した要求に応じた処理を実行する複数の処理実行部としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記複数の処理実行部のうちの第1の処理実行部は、
    各処理実行部が実行可能な処理を示す情報を記憶した記憶部を参照して、当該第1の処理実行部が受信した第1の要求に応じた処理を実行可能な第2の処理実行部を特定し、前記第1の要求に応じた処理の実行を、前記第2の処理実行部に要求する要求部を有し、
    前記第2の処理実行部は、
    前記第1の処理実行部から要求された処理を実行する実行部を有する、
    ことを特徴とするプログラム。
JP2016237633A 2016-12-07 2016-12-07 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Pending JP2018092531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016237633A JP2018092531A (ja) 2016-12-07 2016-12-07 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016237633A JP2018092531A (ja) 2016-12-07 2016-12-07 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018092531A true JP2018092531A (ja) 2018-06-14

Family

ID=62563809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016237633A Pending JP2018092531A (ja) 2016-12-07 2016-12-07 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018092531A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9819751B2 (en) Information processing system, method of processing information, information processing apparatus, and program
US9398084B2 (en) Information processing system
US20190020770A1 (en) Information input apparatus, information processing system, and information processing method
US10114940B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, and information processing method
JP6364738B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び処理実行方法
JP4811808B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび記録媒体
US20140223570A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, and license management method
JP6263952B2 (ja) 機器、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
US20120096465A1 (en) Image forming apparatus, log management method, and storage medium
JP2018094870A (ja) 情報処理システム、機器、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2014102816A (ja) 設定支援装置、設定支援システム、及び設定支援方法
US10142501B2 (en) Image processing apparatus, method for controlling the same, and storage medium
RU2628210C2 (ru) Активирование сервисных функций в рабочих приложениях
JP2014182411A (ja) 情報処理装置、ネットワークシステム、処理実行方法及び処理実行プログラム
US9661184B2 (en) Data processing system and data processing method for authenticating user by utilizing user list obtained from service providing apparatus
JP6582841B2 (ja) サービス提供システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理システム
JP6848378B2 (ja) 機器連携システム、機器連携方法、機器
JP6844197B2 (ja) 情報処理システム、プログラム、処理実行方法
JP2016174229A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP6773173B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、アカウント登録方法及びプログラム
JP2018092531A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2011061543A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP6128503B1 (ja) 電子マニュアルに関連するサービスを提供するためのプログラム、サーバおよびシステム
JP2015032041A (ja) サービス提供システム、サービス提供方法およびプログラム
JP6390188B2 (ja) 情報処理システム及び情報処理方法