JP2018089363A - Cooking device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、被加熱容器を加熱する加熱調理装置に関するものである。 The present invention relates to a cooking device for heating a heated container.
従来、例えば下記の特許文献1に記載された加熱調理装置が知られている。 Conventionally, for example, a cooking device described in Patent Document 1 below is known.
この従来の加熱調理装置は、例えば炊飯用釜等の被加熱容器が収納される加熱室を有する加熱室体と、この加熱室体の加熱室に収納された被加熱容器を加熱する面燃焼バーナ等の加熱手段と、この加熱手段が設けられた装置本体とを備えている。 This conventional cooking device includes, for example, a heating chamber body having a heating chamber in which a heated container such as a rice cooker is accommodated, and a surface combustion burner for heating the heated container accommodated in the heating chamber of the heating chamber body. And a device main body provided with the heating means.
しかしながら、上記従来の加熱調理装置では、例えば被加熱容器からの噴きこぼれ等によって加熱室体に汚れが付着した場合に、その付着した汚れを除去しにくいという問題がある。 However, in the above-described conventional cooking device, there is a problem that when dirt is attached to the heating chamber due to, for example, spilling from a heated container, the attached dirt is difficult to remove.
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、汚れを容易に除去することができる加熱調理装置を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a point, and it aims at providing the heat cooking apparatus which can remove a stain | pollution | contamination easily.
請求項1記載の加熱調理装置は、被加熱容器が収納される加熱室を有する加熱室体と、前記加熱室に収納された被加熱容器を加熱する加熱手段と、この加熱手段が設けられた装置本体とを備え、前記加熱室体は、前記装置本体に対して着脱可能になっているものである。 The heating cooking apparatus according to claim 1 is provided with a heating chamber body having a heating chamber in which a heated container is accommodated, heating means for heating the heated container accommodated in the heating chamber, and the heating means. An apparatus main body, and the heating chamber body is detachable from the apparatus main body.
請求項2記載の加熱調理装置は、請求項1記載の加熱調理装置において、加熱室体は、加熱室の周囲に位置する周壁と、この周壁の外周面を覆う保護カバーとを有するものである。
The cooking device according to
請求項3記載の加熱調理装置は、請求項2記載の加熱調理装置において、加熱室体の周壁は、蓄熱性を有する断熱材によって構成されているものである。
The cooking device according to
請求項4記載の加熱調理装置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の加熱調理装置において、装置本体は、被加熱容器の底面と対向する底壁を有し、前記底壁は、蓄熱性を有する断熱材によって構成されているものである。 The cooking device according to claim 4 is the cooking device according to any one of claims 1 to 3, wherein the device main body has a bottom wall facing a bottom surface of the container to be heated, and the bottom wall has heat storage. It is comprised by the heat insulating material which has property.
請求項5記載の加熱調理装置は、請求項4記載の加熱調理装置において、底壁は、加熱手段の環状加熱部の内周側に配設されているものである。
The cooking apparatus according to
本発明によれば、汚れを容易に除去することができる。 According to the present invention, dirt can be easily removed.
本発明の第1の実施の形態について図1ないし図5を参照して説明する。 A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図中の1は加熱調理装置で、この加熱調理装置1は、例えば1個の被加熱容器である羽釜2を加熱して炊飯(加熱調理)を行う炊飯装置(炊飯器)である。
1 in the figure is a cooking device, and this cooking device 1 is, for example, a rice cooking device (rice cooker) that cooks rice (heating cooking) by heating a
炊飯釜である羽釜2は、鍔部5を有する金属製の釜本体3と、この釜本体3の上面開口6を開閉する木製の蓋体4とを備えている。
A
釜本体3は、中央に向けて下り傾斜した円板状の底板部7と、この底板部7に立設された円筒状の側板部8と、この側板部8の上下方向中央部に外方に向かって突設された円環状の鍔部5とを有している。側板部8は、截頭円錐状をなす上側部分8aと、逆截頭円錐状をなす下側部分8bとにて構成されており、これら上側部分8aと下側部分8bとの連結部に鍔部5が一体に設けられている。
The
蓋体4は、釜本体3の側板部8の上端に載置されて上面開口6を閉じる円板状の蓋部9と、この蓋部9の上面に上方に向かって突設された取手部10とを有している。
The lid body 4 is a disc-
加熱調理装置1は、羽釜2の少なくとも一部、すなわち例えば羽釜2のうち鍔部5よりも下方に位置する部分が収納される加熱室(空間部)11を内部に有する上下面開口状で円筒状(略円筒状を含む)の加熱室体12と、この加熱室体12の加熱室11に収納された羽釜2を加熱するガスバーナ式の加熱手段13とを備えている。また、加熱調理装置1は、加熱手段13が固定的に設けられた装置本体14と、加熱手段13を制御する制御手段15とを備えている。
The cooking device 1 has a cylindrical shape in the form of an upper and lower surface having a heating chamber (space part) 11 in which at least a part of the
そして、加熱室体12は、羽釜2からの噴きこぼれ等の汚れを容易に除去できるように、装置本体14に対して着脱可能になっている。つまり、加熱室体12は、装置本体14内へ上方から挿入して加熱手段13の上部を覆うように設置し、また上方へ持ち上げて装置本体14内から取外しができるように着脱可能に設けられている。
The
加熱室体12は、加熱室11の周囲に位置する円筒状の周壁(かまど周壁部)21と、この周壁21の外周面を覆う円筒状の保護カバー22と、この保護カバー22の上端部に固設された円環状の上板23とを有している。
The
そして、周壁21の内周面における上下方向中間部(例えば上下方向中央よりも若干上方の部分)には、加熱室11において加熱手段13側からの熱、つまり熱気(混合ガスの燃焼により生じた燃焼ガス)が上方へ移動するのを抑制する円環状の熱移動抑制部である突出部25が突出形成されている。つまり、周壁21は、加熱室11に収納された羽釜2内の水面(すなわち炊飯を行うために羽釜2内に米と炊飯用水を入れたときの水面)と同じ高さ(略同じ高さを含む)に位置する内方突出状の熱移動抑制用の突出部25を有している。また、周壁21の内周面における下部には、燃焼ガスの流れを遮らない形状であって、周壁21の上部側の厚さより厚くした円筒面27および傾斜面28を有する突出壁部26が突出形成されている。
Then, in the intermediate portion of the inner peripheral surface of the peripheral wall 21 (for example, a portion slightly above the center in the vertical direction), heat from the heating means 13 in the
このように、周壁21は、外周面全体が保護カバー22で覆われた円筒状の周壁部24と、この周壁部24の内周面上部に一体に突設された熱移動抑制用の突出部25と、周壁部の内周面下部に一体に突設された突出壁部26とを有している。なお、熱移動抑制用の突出部25は、水平面状の上面25aと、水平面状の下面25bと、これら上下面25a,25bの内周端間に位置して羽釜2の側板部8と離間対向する鉛直面状の対向面25cとを有している。そして、突出部25の上面25aは、加熱室11に収納された羽釜2内の水面と同じ高さに位置する。
As described above, the
また、上板23は、円環状の平板部31と、この平板部31の上面に突設され羽釜2の鍔部5を支持する複数、例えば3つの支持突部(排熱用突部)32と、平板部31の内周端に突設され羽釜2を所定位置(羽釜2の中央と加熱室11の中央とが一致する位置)に位置決めする複数、例えば3つの位置決め突部33とを有している。なお、支持突部32の突出高さは、加熱室11内で熱気を停滞させるため、必要最小限の高さとなるように調節されている。
The
なお、周壁21は、蓄熱性を有する断熱材によって構成されている。つまり、ここでの断熱材は、加熱手段13からの熱を加熱室11外へ伝え難くするとともに、一旦吸収してしまった熱を徐々に放熱しながら冷めていくものである。また、保護カバー22および上板23からなるカバー体20は、例えば外部からの圧力などにより周壁21が損傷を生じないように所定以上の強度を有する金属で構成されており、このカバー体20によって周壁21が保護されている。そして、断熱材からなる周壁21がカバー体20内に嵌合されることによって加熱室体12が構成されており、この加熱室体12は、加熱室11の上面に位置する釜挿入用の上面開口部36および加熱室11の下面に位置するバーナ挿入用の下面開口部37を有している(図4参照)。
The
加熱手段13は、加熱室11で混合ガスの燃焼により燃焼ガス(熱気)を生じさせて羽釜2を加熱する円環状のガスバーナ(リングバーナ)41を有している。このガスバーナ41は、下面開口部37に挿入されて加熱室11の底部に位置するように、装置本体14のバーナ支持部46に固設されている。
The heating means 13 has an annular gas burner (ring burner) 41 that heats the
また、バーナ支持部46には、周壁21と同様の蓄熱性を有する断熱材からなる円形状の底壁47が固設されている。この底壁47は、環状加熱部であるガスバーナ41の内周側でかつ加熱室11の底部に位置し、羽釜2の底板部7の中央部(底面の中央部)と離間対向する。このため、羽釜2の底板部7の中央部は、加熱終了後において底壁47からの放熱もあってその温度が急激に低下することがない。
In addition, a
なお、底壁47の上下方向寸法(厚さ寸法)は、蓄熱作用の効果が十分得られる程度の大きさであり、例えばガスバーナ41の上下方向寸法よりも大きい。つまり、底壁47の上面47aは、ガスバーナ41の上面41aよりも上方に位置している。また、底壁47は、ガスバーナ41の炎孔から立ち上がる炎を遮らない形状であって、例えば水平な上面47aおよび傾斜面47bを有した略截頭円錐形状に形成されている。
The vertical dimension (thickness dimension) of the
さらに、底壁47とガスバーナ41との間には円環状の第1隙間48が存在し、ガスバーナ41と支持板(二次空気調整板)50との間には円環状の第2隙間49が存在している。そして、加熱時においては、ガスバーナ41へガス供給管(図示せず)から混合ガスが供給されるが、この混合ガスの燃焼に必要な二次空気(外気)は、第1隙間48および第2隙間49を通って加熱室11に供給される(図1参照)。なお、第1隙間48および第2隙間49は、いずれも必要最低限の大きさであり、余分な外気が加熱室11に入り込んで、加熱室11内に停滞している熱気の温度を低下させないようになっている。
Furthermore, an annular
装置本体14は、羽釜2を用いて炊飯を行う炊飯装置としていることから、例えば土や石等で作られる昔風のかまどの外観となるように、上面化粧板51および側面化粧板52を有して羽釜2による実際の炊き上がり状態までも展示可能としている。上面化粧板51には、加熱室体挿入用の孔部53が円形状に形成されている。また、上面化粧板51は、側面化粧板52の上端部に着脱可能に取り付けられている。
Since the
そして、加熱室体12は、上面化粧板51の孔部53への挿入により上板23が上面化粧板51と近接した状態(上板23の下面と上面化粧板51の上面との間に若干の間隙が存在する状態でもよく、当該間隙がなく上板23の下面と上面化粧板51の上面が互いに接触した状態でもよい)で、周壁21の下面が装置本体14の支持板50上に当接して載置されることで、装置本体14に取り付けられる。なお、清掃の際には、加熱室体12を持ち上げるようにして装置本体14から取り外すこと、つまり装置本体14内から取り出すことが可能である。
Then, the
次に、加熱調理装置1の作用等について説明する。 Next, the operation of the cooking device 1 will be described.
図1に示すように、例えば3キロの米と炊飯用水とを釜本体3内に投入した羽釜2を位置決め突部33によって誘導させながら加熱室体12の支持突部32上に載置することで、羽釜2のうち鍔部5よりも下方に位置する部分を加熱室11に収納する。つまり、米および水が入った1個の羽釜2を加熱室体12に対してセットする。
As shown in FIG. 1, for example, placing a
この状態では、羽釜2の鍔部5と加熱室体12の上板23との間には、排気用の隙間55が存在している。また、羽釜2内の炊飯用水の水面は加熱室体12の周壁21の突出部25と同じ高さに位置しており、この突出部25と羽釜2の側板部8との間には隙間56が存在している。
In this state, an
そして、加熱手段13のガスバーナ41に混合ガスが供給され、この混合ガスの燃焼により高温の燃焼ガスである熱気が発生すると、この発生した熱気によって羽釜2が加熱される。
Then, when the mixed gas is supplied to the
このとき、周壁21の突出部25が熱気の上方への移動を抑制するため、熱気は、羽釜2の底板部7から側板部8に向けて流れ、また、周壁21の内周面に沿って上昇し、突出部25の下面25bに当って羽釜2の側板部8に向けて流れるなどして、底板部7および側板部8を加熱した後においても、加熱室11のうち突出部25よりも下方に位置する空間部分に停滞して充満する。また、支持突部32の高さを調節しているため、熱気が必要以上に加熱室11から排出していくことを防ぐ。このため、その停滞した熱気によって羽釜2内の米および水が効率的に加熱される。
At this time, since the protruding
なお、羽釜2を加熱した後の熱気は、羽釜2の側板部8と突出部25との間の隙間56と、加熱室11のうち突出部25よりも上方に位置する空間部分と、排気用の隙間55とを順次通って、加熱室11外へ排気として排出される。
The hot air after heating the
そして、加熱されていった羽釜2では、米飯へと炊き上げられて沸騰状態となったとき、煮汁が羽釜2から噴きこぼれる場合がある。この噴きこぼれた煮汁は、羽釜2の鍔部5を伝って落下し、加熱室体12の上板23や上面化粧板51の周辺に付着し、ときには、羽釜2の側板部8や加熱室体12の保護カバー22を伝って装置本体14内にまで落下してその周辺に付着することとなる。
Then, in the
また、予め設定された時間の加熱が終了すると、ガスバーナ41によるガス燃焼が停止するが、熱移動抑制用の突出部25を有していることで、突出部25よりも下方に位置する空間部分には、熱気をできる限り残留させるとともに、蓄熱性を有する断熱材からなる周壁21および底壁47に蓄熱された熱を放熱することとなり、加熱室11内の温度が急激に低下することなく、高温の蒸らしが行われる。こうして、羽釜2内の米が炊き上がって米飯となる。
In addition, when heating for a preset time is completed, gas combustion by the
そして、加熱調理装置1によれば、加熱室体12の周壁21は、加熱手段13側からの熱が上方へ移動するのを抑制して熱を停滞させる突出部25を有するため、羽釜2の鍔部5付近まで無駄に加熱されることを防止でき、よって加熱効率よく加熱調理することができる。
And according to the heating cooking apparatus 1, since the surrounding
また、加熱室体12の周壁21および装置本体14の底壁47は、蓄熱性を有する断熱材によって構成されているため、加熱手段13による加熱終了後、羽釜2の温度が急激に低下するのを防止でき、よって周壁21および底壁47に蓄熱された熱で蒸らしを行うことができる。
Further, since the
また、特に周壁21の下部に位置する突出壁部26および底壁47の厚さを周壁21の上部側より厚くすることで、ガスの燃焼に必要な二次空気を供給している第1隙間48および第2隙間49から、加熱終了後も進入してくる外気によって、加熱室11内の温度を低下させてしまうことに対し、蓄熱される熱が多く、また長い時間放熱できるようにして、加熱室11内の温度が急激に低下することを防ぐとともに、第1隙間48および第2隙間49に近い羽釜2の底板部7(特に中央部)が冷やされていくことを防いで高温の蒸らしを行うことができる。
In particular, the thickness of the projecting
さらに、加熱調理時に羽釜2からの噴きこぼれ等によって加熱室体12や上面化粧板51に汚れが付着した場合であっても、清掃の際に加熱室体12を装置本体14から取り外すことができるため、加熱室体12や上面化粧板51に付着した汚れを容易に除去することができる。
Further, even when dirt is attached to the
つまり、加熱調理が終了した後、釜本体3や蓋体4を洗うことはもちろん、加熱室体12や装置本体14までも炊飯加熱時に噴きこぼれた煮汁などが付着して、汚れが生じていれば、その付着物などの汚れを取り除くこととなる。
In other words, after cooking is finished, the
このとき、加熱室体12を装置本体14から持ち上げて取り外すことによって、加熱室体12の円筒状からなる保護カバー22の表面や円環状の上板23の裏表面(上下面)の隅々まで、目視しながら、噴きこぼれた煮汁などの汚れを容易に取り除くことができる。
At this time, the
また加熱室体12を取り外すことで、上面化粧板51の表面である上面、特に上板23が重なっていた部分や、ガスバーナの表面および加熱室体12が載置されていた支持板50など、加熱室体12の影となって、噴きこぼれた煮汁などの付着物を取り除くことが難しい部分であっても、容易に清掃ができ、当該部分から汚れを容易に除去できる。
Moreover, by removing the
さらに、上面化粧板51も側面化粧板52から取り外すことができることから、上面化粧板51に付着した汚れはもちろん、装置本体14の内部全体までも容易に清掃を行うことができる。
Further, since the top
また、加熱室体12は、周壁21の外周面全体を覆う保護カバー22を有するため、加熱室体12を取り外した際に保護カバー22で周壁21を適切に保護でき、よって断熱材からなる周壁21の損傷を防止できる。
Further, since the
次に、本発明の第2の実施の形態について図6ないし図8を参照して説明する。 Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
第2の実施の形態に係る加熱調理装置1は、上記第1の実施の形態において、羽釜2の鍔部5と加熱室体12の上板23とにより水平方向に向かって外方へ開口した排気用の隙間55から自由に排出される熱気(排気)の流れを水平向き(横向き)から強制的に上向きへと変更する流れ変更手段である排気リング61を付加したものである。
The heating cooking apparatus 1 according to the second embodiment is opened outward in the horizontal direction by the
つまり、この加熱調理装置1は、上記第1の実施の形態とは異なり、加熱室体12の上板23の上面上に着脱可能に載置され、加熱室11側からの熱気(排気用の隙間55を通過した後の水平方向に流れる排気)が水平方向の流れのまま装置本体14の周囲に向かって排出されないように当該熱気を上方へ誘導する円環状の誘導体である排気リング61を備えている。
That is, unlike the first embodiment, the heating cooking apparatus 1 is detachably mounted on the upper surface of the
ここで、断面L字状の排気リング61は、図8に示すように、上板23の平板部31の上面上に着脱可能に水平状(略水平状も含む)に載置される円環状の載置板部(水平面部)62と、この載置板部62の外周端部に当該載置板部62に対して垂直状(垂直状を含む)に立設され、熱気を上方へ誘導する誘導板部(垂直面部)63とを有している。
Here, as shown in FIG. 8, the
載置板部62は、その内周端部における複数箇所、すなわち例えば120度間隔をおいた3箇所には、上板23の支持突部32と嵌脱可能に嵌合(係合)する位置決め用の係合凹部である凹状部分65が形成されている。
The mounting
また、流れ変更用の誘導板部63は、周方向の一部に切欠部分(前方に向かって開口する開口部分)66を有したC字状に形成されている。つまり、加熱調理装置1を展示する場合、昔風のかまどの外観としたかまどと、そのかまどに載置した状態の羽釜2がそのまま見えることを必要として、この誘導板部63は、載置板部62の外周端部の全周ではなくその一部(例えば略3分の2の部分)のみに立設されている。なお、例えば誘導板部63の切欠部分66は用途に応じてどの位置でもよく、また例えば円環状の誘導板部を載置板部62の外周端部の全周にわたって立設した構成でもよい。
Further, the flow changing
そして、排気リング61の載置板部62の3つの凹状部分65と加熱室体12の上板23の3つの支持突部32とを互いに嵌合させて、排気リング61を上板23上に載置すると、その排気リング61は、上板23に対して所定位置に位置決めされた状態となる。
Then, the three
この際、排気リング61は、誘導板部63の切欠部分66が加熱調理装置1の前方に向かって開口するように上板23上に載置される。また、誘導板部63の立設高さが支持突部32の突出高さよりも高いため、誘導板部63の上端部63aは、支持突部32によって下方から支持された鍔部5よりも上方に位置する(図7参照)。さらに、支持突部32と凹状部分65との嵌合により、排気リング61が上板23に対して回り止めされている。
At this time, the
そして、この第2の実施の形態に係る加熱調理装置1によれば、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができるばかりでなく、加熱室体12のカバー体20上に着脱可能に載置されて加熱室11側からの熱気(排気)を上方へ誘導する排気リング61を備えるため、例えば排気用の隙間55から排出された熱気が上面化粧板51の上面に沿って水平方向に流れていくことで、その熱気が加熱調理装置1の周囲に設置された他の機器等に当たって悪影響を与えてしまう等の不具合を防止できる。
And according to the heating cooking apparatus 1 which concerns on this 2nd Embodiment, not only the same effect as the said 1st Embodiment can be show | played, but on the
また、加熱調理時に羽釜2から噴きこぼれたおねばを排気リング61が受け止めるため、おねばが周囲に拡散するのを抑制でき、加熱室体12を装置本体14から取り外して清掃を行う際も、汚れの範囲が狭く作業者への負担を軽減できる。
In addition, since the
さらに、排気リング61は上板23とは別体で着脱可能なものであるから、清掃の際には排気リング61を持ち上げて取り外すことができ、その排気リング61に付着した汚れを容易に除去でき、また汚れが少ないときは排気リング61だけを取り外して清掃を容易に行うことができる。
Further, since the
次に、本発明の第3の実施の形態について図9ないし図11を参照して説明する。 Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
第3の実施の形態に係る加熱調理装置1は、上記第2の実施の形態と同様、上記第1の実施の形態において、羽釜2の鍔部5と加熱室体12の上板23とにより水平方向に向かって外方へ開口した排気用の隙間55から自由に排出される熱気(排気)の流れを水平向き(横向き)から強制的に上向きへと変更する流れ変更手段である排気リング71を付加したものである。
The heating cooking apparatus 1 according to the third embodiment is similar to the second embodiment, in the first embodiment, by the
つまり、この加熱調理装置1は、上記第1の実施の形態とは異なり、装置本体14の上面化粧板51の上面上に着脱可能に載置され、加熱室11側からの熱気(排気用の隙間55を通過した後の水平方向に流れる排気)が水平方向の流れのまま装置本体14の周囲に向かって排出されないように当該熱気を上方へ誘導する円環状の誘導体である排気リング71を備えている。
That is, unlike the first embodiment, the heating cooking apparatus 1 is detachably mounted on the upper surface of the upper face
ここで、断面L字状の排気リング71は、図11に示すように、上面化粧板51の平板部51aの上面上に着脱可能に水平状(略水平状も含む)に載置される円環状の載置板部(水平面部)72と、この載置板部72の外周端部に当該載置板部72に対して垂直状(垂直状を含む)に立設され、熱気を上方へ誘導する誘導板部(垂直面部)73とを有している。
Here, as shown in FIG. 11, the
載置板部72は、その内周端部が円形状に形成され、この載置板部72の内径寸法は、上板23の平板部31の外径寸法よりも若干大きく設定されている。このため、この載置板部72は、上板23の平板部31の外周側に嵌合された状態となる。
The mounting
また、流れ変更用の誘導板部73は、周方向の一部に切欠部分(前方に向かって開口する開口部分)76を有したC字状に形成されている。つまり、加熱調理装置1を展示する場合、昔風のかまどの外観としたかまどと、そのかまどに載置した状態の羽釜2がそのまま見えることを必要として、この誘導板部73は、載置板部72の外周端部の全周ではなくその一部(例えば略3分の2の部分)のみに立設されている。なお、例えば誘導板部73の切欠部分76は用途に応じてどの位置でもよく、また例えば円環状の誘導板部を載置板部72の外周端部の全周にわたって立設した構成でもよい。
The flow changing
そして、排気リング71の載置板部72の内周端部と上板23の平板部31の外周端部とを互いに嵌合させて、排気リング71を上面化粧板51上に載置すると、その排気リング71は、上面化粧板51に対して所定位置に位置決めされた状態となる。
Then, when the inner peripheral end of the mounting
この際、排気リング71は、誘導板部73の切欠部分76が加熱調理装置1の前方に向かって開口するように上面化粧板51上に載置される。また、誘導板部73の立設高さが支持突部32の突出高さよりも高いため、誘導板部73の上端部73aは、支持突部32によって下方から支持された鍔部5よりも上方に位置する(図10参照)。
At this time, the
そして、この第3の実施の形態に係る加熱調理装置1でも、上記第2の実施の形態と同様の作用効果を奏し得る。 And the heat cooking apparatus 1 which concerns on this 3rd Embodiment can show | play the effect similar to the said 2nd Embodiment.
なお、加熱室11側からの熱気を上方へ誘導する誘導体は、上述した別部材からなる排気リング61,71には限定されず、例えば図示しないが、加熱室体の上板の外周端部に上方への折曲げにより一体に立設された誘導板部のみからなるものでもよい。また、例えば上面化粧板の上面の所定位置に固定的に立設された誘導板部のみからなるものや、さらに、装置本体の外形形状等によっては、上面化粧板の外周端部に上方への折曲げにより一体に立設された誘導板部のみからなるもの、或いは、側面化粧板の上端側を上面化粧板よりも上方へ延長した延長板部からなるもの等でもよい。
Note that the derivative for guiding the hot air from the
また、上述したいずれの実施の形態においても、被加熱容器は、炊飯を行う羽釜2には限定されず、米以外の食材を加熱調理するために用いる鍋等でもよい。すなわち、加熱調理装置1は、炊飯釜を用いる炊飯器には限定されず、例えば料理鍋を用いる加熱器等でもよい。
Moreover, in any embodiment mentioned above, a to-be-heated container is not limited to the
また、加熱調理装置1は、1つの加熱室体12を有する構成には限定されず、例えば複数個の羽釜2を同時に炊飯できるように、複数の加熱室体12を有する構成でもよい。
Moreover, the heating cooking apparatus 1 is not limited to the structure which has the one
さらに、加熱手段13は、例えば表面燃焼バーナを用いたもの等でもよい。 Further, the heating means 13 may be, for example, one using a surface combustion burner.
1 加熱調理装置
2 被加熱容器である羽釜
11 加熱室
12 加熱室体
13 加熱手段
14 装置本体
21 周壁
22 保護カバー
47 底壁
1
11 Heating chamber
12 Heating chamber
13 Heating means
14 Main unit
21 wall
22 Protective cover
47 Bottom wall
Claims (5)
前記加熱室に収納された被加熱容器を加熱する加熱手段と、
この加熱手段が設けられた装置本体とを備え、
前記加熱室体は、前記装置本体に対して着脱可能になっている
ことを特徴とする加熱調理装置。 A heating chamber body having a heating chamber in which a container to be heated is stored;
Heating means for heating the heated container housed in the heating chamber;
An apparatus main body provided with this heating means,
The heating cooking apparatus, wherein the heating chamber body is detachable from the apparatus main body.
加熱室の周囲に位置する周壁と、
この周壁の外周面を覆う保護カバーとを有する
ことを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。 The heating chamber body
A peripheral wall located around the heating chamber;
The heating cooking apparatus according to claim 1, further comprising a protective cover that covers an outer peripheral surface of the peripheral wall.
ことを特徴とする請求項2記載の加熱調理装置。 The peripheral wall of a heating chamber body is comprised with the heat insulating material which has heat storage property. The heating cooking apparatus of Claim 2 characterized by the above-mentioned.
前記底壁は、蓄熱性を有する断熱材によって構成されている
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の加熱調理装置。 The apparatus body has a bottom wall facing the bottom surface of the heated container,
The said bottom wall is comprised with the heat insulating material which has heat storage property. The heat cooking apparatus as described in any one of Claim 1 thru | or 3 characterized by the above-mentioned.
ことを特徴とする請求項4記載の加熱調理装置。 The cooking apparatus according to claim 4, wherein the bottom wall is disposed on an inner peripheral side of the annular heating portion of the heating unit.
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