JP2018087811A - 細胞表面に存在する分子の結合による細胞間相互作用を計測する方法 - Google Patents
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Abstract
Description
第一の分子と第一の蛍光タンパク質とが融合されて細胞膜上に発現された第一の細胞、および任意の蛍光分子で蛍光標識された第二の細胞を提供する工程であって、前記蛍光分子は前記第一の蛍光タンパク質と蛍光波長が異なる、工程、
前記第一の細胞と前記第二の細胞とを接触させる工程、
フローサイトメトリーを用いて前記第一の細胞からの蛍光および前記第二の細胞からの蛍光を検出する工程、および
前記検出する工程で検出された蛍光強度から、前記第一の細胞と前記第二の細胞とが結合して形成された結合細胞を解析する工程
を含む、方法が提供される。
また、前記第一の細胞がさらに、第三の分子と第三の蛍光タンパク質とが融合されて細胞膜上に発現されており、
前記第二の細胞がさらに、第四の分子と第四の蛍光タンパク質とが融合されて細胞膜上に発現されており、
前記第一から第四の蛍光タンパク質は互いに蛍光波長が異なっていてもよい。
また、前記第一の細胞がさらに、前記第二の分子と第三の蛍光タンパク質とが融合されて細胞膜上に発現されており、
前記第一から第三の蛍光タンパク質は互いに蛍光波長が異なっていてもよい。
また、前記接触させる工程において、前記第一の分子と前記第二の分子との相互作用を阻害可能な結合阻害剤を添加してもよい。
第一の分子と第一の蛍光タンパク質とが融合されて細胞膜上に発現された第一の細胞、および任意の蛍光分子で蛍光標識された第二の細胞を提供する工程であって、前記蛍光分子は前記第一の蛍光タンパク質と蛍光波長が異なる、工程、
前記第一の細胞と前記第二の細胞とを接触させる工程、
フローサイトメトリーを用いて前記第一の細胞からの蛍光および前記第二の細胞からの蛍光を検出する工程、および
前記検出する工程で検出された蛍光強度から、前記第一の細胞と前記第二の細胞とが結合して形成された結合細胞を解析する工程
を含む。
また、本発明によれば、従来の手法のようにタンパク質分子などのレセプター分子やリガンド分子の精製をすることなく、そして細胞表面(細胞膜上)という生理学的な(本来の)環境下におけるレセプター・リガンド分子の結合を計測することができる。加えて、複数の分子結合ペアによる協奏的な細胞結合、細胞内分子結合による細胞間相互作用の競争的阻害など、これまで計測が困難であった複雑な細胞間相互作用の計測が可能になる。
[細胞材料]
Hek293細胞はDMEM培地中で培養した。Daudi細胞、Jurkat細胞はRPMI1640培地中で培養した。なお、これらの培地は、10%FBSを含む。
EphB1、ephrinB2、PD−1、PD−L1、CD19は、NBRC(独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE) バイオテクノロジーセンター 生物資源課)から入手したcDNAを必要に応じて改変したものを用いた。キメラ抗原レセプター(Chimeric antigen receptor(CAR−anti CD19))は、遺伝子合成されたもの(IDT社)を用いた。
任意の細胞(主にHek293細胞)を培養用プレート等に播種する。
上記の細胞培養液中に、トランスフェクション用リポソーム剤(Lipofectamine2000(Thermo社)など)と1種または2種以上のプラスミドDNAとの混合溶液を添加する。DNA混合量(2種以上含む場合は混合比)を変えることで、発現するタンパク質の量が一定程度コントロールできる。
一定期間(遺伝子導入方法に依存する。例えば、1〜2日。)が経過すると、導入した遺伝子から細胞内にタンパク質が発現される。
プレート(主として24ウェルマイクロプレートなど)に培養され遺伝子導入されたHek293細胞に対して、培地を吸引除去した後、適当量(24−well plate の場合は500uLなど)のPBS−EDTA(0.02%)を加えてピペッティングにより細胞を剥離する。
結合を計測したい細胞のペアをそれぞれ剥離して別々のチューブに採取する。
別々のチューブに採取した細胞のペアを混合して、フローサイトメトリーにセットして計測を行う。計測結果は、後述するコンペンセーションにより各タンパク質のシグナルに変換される。蛍光各チャネルと同時に、前方散乱光、後方散乱光も同時に計測する。
通常のフローサイトメトリー計測と同様、コンペンセーション(compensation)の操作を行う。この操作では、まず無色(遺伝子導入を行っていない細胞)、単色(各々の蛍光タンパク質融合遺伝子だけを含む細胞)を別々にフローサイトメトリーに導入して各々蛍光を計測する。その結果から形成される逆行列を用いて、実際のサンプルを用いた実験において全てのチャネルにおける実測結果から本来のタンパク質量を計算する。(予めコンペンセーションのための計測を行い、コンペンセーション用の逆行列を計算した後(計測ソフトウェアを用いて行う)は、計測結果が自動的に変換される)
細胞の蛍光強度を分子数に換算することを目的とする。
(前提)細胞で検出される蛍光の大半は、蛍光タンパク質由来である。また全てのレセプター・リガンドは蛍光タンパク質との融合体として細胞内に発現している。従って、レセプターもしくはリガンド分子数と蛍光タンパク質分子数との比は、1:1である。
(換算方法)リポソームを利用する。リン脂質(DOPC:dioleoylphosphatidylcholine)に、Perylene(青色蛍光の細胞膜導入性の疎水性分子)またはBODIPY−FL−DHPE(Thermo社、緑色蛍光標識した脂質分子)をそれぞれ一定割合で混合させて平均直径が130nmのリポソームを作製する。
そしてこれらのリポソームをフローサイトメトリーで蛍光強度を計測し、キャリブレーションに用いる。リポソームはそのサイズや表面積から平均的に含まれるリン脂質の分子数がわかるので、そこから各色素の含有割合に応じてリポソームに含まれる蛍光色素の分子数もわかる。その結果、フローサイトメトリーの計測値と蛍光分子数との関係値(キャリブレーション用の直線)が求められる。
最後に、フローサイトメトリーにおける検出器と同じ条件下で蛍光分光器を用いて、蛍光タンパク質(TagBFP、AcGFPなど)とperylene、BODIPY−FL−DHPEとをそれぞれ比較して、分子あたりの蛍光強度の比を求める。
以上を組み合わせると、TagBFP、AcGFPなどの蛍光タンパク質のフローサイトメトリーの計測値を、PeryleneやBODIPY−FL−DHPEあたりの蛍光値に変換し、それをリポソーム計測で求められた直線を利用してキャリブレーションすることで、各細胞あたりの分子数が求められる。
<実施例1>
EphB1にTagBFP(青色蛍光タンパク質)を融合させ、Hek293細胞に遺伝子工学的に導入した。この細胞を培養し、融合タンパク質を発現させたHek293細胞(EphB(B))を得た。
同様にして、EphB1にAcGFP(緑色蛍光タンパク質)を融合して発現させたHek293細胞(EphB(G))、ephrinB2にTagBFPを融合して発現させたHek293細胞(ephrinB(B))、ephrinB2にAcGFPを融合して発現させたHek293細胞(ephrinB(G))、およびEphB1もephrinB2も発現していないコントロールのHek293細胞(Null細胞)をそれぞれ別々に作製した。
キャリブレーションに用いる標準サンプルとしてはリポソームを用いる。サイズと分子数の均一性が高く一定割合の蛍光標識分子を含む平均直径130nmのリポソームを、フローサイトメトリーで同一条件下計測する。3通り以上の異なる割合で蛍光脂質分子を含むリポソームを形成する。TagBFP、AcGFPのキャリブレーションのためには、両者に近い蛍光波長をもつPerylene、BodipyFL−DHPEを含むリポソームを用いる。蛍光標識脂質分子と精製されたTagBFP、AcGFP分子の蛍光強度は蛍光分光計を用いて、フローサイトメトリーのレーザー光(励起波長)・検出チャネル(蛍光波長)と同等の条件下で比較する。この比較値を、リポソームのフローサイトメトリー計測結果(各蛍光脂質分子あたりのフローサイトメトリーでの計測値)に適用し、タンパク分子蛍光強度に変換した結果をプロットした直線をキャリブレーションに用いる。
実施例1で作製した各細胞を、以下に示す4通りの組み合わせで最終細胞濃度0.5×106 cells/mLとなるように混合し、1分後および60分後に、フローサイトメトリーを用いて青色蛍光・緑色蛍光の2色同時測定を行った。
・EphB(B)とEphB(G)
・ephrinB(B)とephrinB(G)
・EphB(B)とephrinB(G)
・EphB(G)とephrinB(B)
また、対照として、EphB(B)およびephrinB(G)についても同様に2色同時測定を行った。結果を図2Bに示す。
図2Bにおいて、EphB(B)、ephrinB(G)、EphB(B)とEphB(G)、ephrinB(B)とephrinB(G)では、右上の区画にはほとんどプロットが現れていない。これに対して、EphB(B)とephrinB(G)、およびEphB(G)とephrinB(B)では、1分後および60分後のいずれのドットプロットにおいても右上の区画にプロットが多数出現している。右上区画には青色蛍光と緑色蛍光の両方がポジティブとなる、すなわちTagBFP、AcGFPを発現する細胞の両方を含むサンプルがプロットとして検出されることから、これらのプロットが、EphB1とephrinB2の特異的分子結合によって形成された結合細胞であることがわかる。なおドットプロット上の右上区画に示す数値は、全プロット数における右上区画に検出されたプロット数の割合である。
<実施例3>
実施例1と同様にして作製したEphB(B)とephrinB(G)を用いて、EphB1発現細胞の濃度を一定に保持して、リガンドであるephrinB2発現細胞の濃度を変化させることにより、EphB1発現細胞とephrinB2発現細胞とNull細胞の細胞数の比を、以下の表1に示す通りとした混合サンプルを調製した。各条件間においてサンプル中の細胞濃度は0.5×106 cells/mLで一定値とし、総細胞数も一定(0.5×106 cells)とした。
<実施例4−1>
蛍光タンパク質に融合させる分子をPD−1およびPD−L1としたこと以外は実施例1と同様にして、PD−1にAcGFPを融合して発現させたHek293細胞(PD−1(G))、およびPD−L1にTagBFPを融合して発現させたHek293細胞(PD−L1(B))、をそれぞれ別々に作製した。
<実施例4−2>
抗CD19を含むキメラ抗原レセプター(CAR)にTagBFPを融合して発現させたHek293細胞(293−CAR)を作製し、この293−CARと、B細胞由来細胞株(Daudi細胞)およびT細胞由来細胞株(Jurkat細胞)との結合を計測した。結果を図4Dに示す。
<実施例5>
実施例1と同様にして作製した(EphB(B))と(ephrinB(G))、および実施例4−1と同様にして作製した(PD−1(G))と(PD−L1(B))を用いて、細胞間結合における細胞濃度依存性を確認した。結果を図5に示す。
<実施例6>
まず、共結合を形成する2つの結合分子ペア(Eph:ephrin、PD−1:PD−L1)について、それぞれの単独での結合プロファイルの検討を行った。
<実施例7>
EphB1にTagBFPを融合させ、ephrinB2にAcGFPを融合して共発現させたHek293細胞(EphB(B)/ephrinB(G))、およびephrinB2にiRFPを融合して発現させたHek293細胞(ephrinB(P))を、それぞれ別々に作製した。
Claims (5)
- 第一の細胞の細胞表面に存在する分子と第二の細胞の細胞表面に存在する分子の結合による細胞間相互作用を計測する方法であって、
第一の分子と第一の蛍光タンパク質とが融合されて細胞膜上に発現された第一の細胞、および任意の蛍光分子で蛍光標識された第二の細胞を提供する工程であって、前記蛍光分子は前記第一の蛍光タンパク質と蛍光波長が異なる、工程、
前記第一の細胞と前記第二の細胞とを接触させる工程、
フローサイトメトリーを用いて前記第一の細胞からの蛍光および前記第二の細胞からの蛍光を検出する工程、および
前記検出する工程で検出された蛍光強度から、前記第一の細胞と前記第二の細胞とが結合して形成された結合細胞を解析する工程
を含む、方法。 - 前記第二の細胞を蛍光標識する蛍光分子が、第二の分子と第二の蛍光タンパク質とが融合されて細胞膜上に発現された融合タンパク質分子である、請求項1に記載の方法。
- 前記第一の細胞がさらに、第三の分子と第三の蛍光タンパク質とが融合されて細胞膜上に発現されており、
前記第二の細胞がさらに、第四の分子と第四の蛍光タンパク質とが融合されて細胞膜上に発現されており、
前記第一から第四の蛍光タンパク質は互いに蛍光波長が異なる、請求項2に記載の方法。 - 前記第一の細胞がさらに、前記第二の分子と第三の蛍光タンパク質とが融合されて細胞膜上に発現されており、
前記第一から第三の蛍光タンパク質は互いに蛍光波長が異なる、請求項2に記載の方法。 - 前記接触させる工程において、前記第一の分子と前記第二の分子との相互作用を阻害可能な結合阻害剤を添加する、請求項2に記載の方法。
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