JP2018086082A - rice cooker - Google Patents
rice cooker Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018086082A JP2018086082A JP2016230516A JP2016230516A JP2018086082A JP 2018086082 A JP2018086082 A JP 2018086082A JP 2016230516 A JP2016230516 A JP 2016230516A JP 2016230516 A JP2016230516 A JP 2016230516A JP 2018086082 A JP2018086082 A JP 2018086082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- link
- rice cooker
- main body
- sliding groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、蓋体開放時の高さを抑える蓋体の開閉装置を備える炊飯器に関する。 The present invention relates to a rice cooker including a lid opening / closing device that suppresses the height when the lid is opened.
炊飯器は、キッチンに配置される収納ラック、レンジ台、キッチンカウンター等のキッチンファーニチャーの内部に収納されることが多いが、炊飯器をキッチンファーニチャーに収納した状態で炊飯器の蓋体を開けると、蓋体が上方に回動し、キッチンファーニチャーの内部天面に衝突してしまい、完全に開くことができない場合がある。そのため、キッチンファーニチャーは、炊飯器収納部の載置台を前方に引き出すことが可能なスライド棚となっていることがある。また、キッチンファーニチャーの炊飯器収納部の天面を高くし、炊飯器の蓋体を開けても天面に衝突しないようにしたものもある。さらに、炊飯器をキッチンファーニチャーの内部ではなく上面に載置することもある。 Rice cookers are often stored inside kitchen furniture such as storage racks, range tables, kitchen counters, etc. in the kitchen, but the rice cooker lid is stored in the kitchen furniture. When the body is opened, the lid body rotates upward and collides with the inner top surface of the kitchen furniture, and may not be completely opened. Therefore, the kitchen furniture may be a slide shelf that can pull out the mounting table of the rice cooker storage unit forward. There is also a kitchen furniture where the top of the rice cooker storage is raised so that it does not collide with the top even if the lid of the rice cooker is opened. Furthermore, the rice cooker may be placed on the upper surface of the kitchen furniture.
しかしながら、前方に引き出すことが可能なスライド棚を使用した場合には、炊飯器の蓋体を開く度にスライド棚を前方に引き出す必要があり煩雑である。また、炊飯器の蓋体は後方へ回動して開くものが一般的であり、スライド棚を完全に引き出さないと蓋体がキッチンファーニチャーの天面に衝突してしまう虞があり、スライド棚を完全に引き出すために、スライド棚の前方にスライド棚を引き出すための空間が必要となる。一方、炊飯器収納部の天面を高くしたキッチンファーニチャーや、キッチンファーニチャーの上面に炊飯器を載置した場合には、炊飯器の上方の空間を有効に利用することができなくなってしまうという問題がある。 However, when a slide shelf that can be pulled forward is used, it is necessary to pull the slide shelf forward each time the lid of the rice cooker is opened, which is complicated. In addition, it is common for the lid of rice cookers to rotate backward and open, and the lid may collide with the top surface of the kitchen furniture unless the slide shelf is fully pulled out. In order to pull out the shelf completely, a space for pulling out the slide shelf is required in front of the slide shelf. On the other hand, when a kitchen furniture with a raised top surface of the rice cooker storage or a rice cooker placed on the upper surface of the kitchen furniture, the space above the rice cooker cannot be used effectively. There is a problem that it ends up.
これらの問題に対して、特許文献1には、蓋体の回動中心を2箇所設けた炊飯器の蓋開閉機構が記載されている。しかしながら、この蓋開閉機構は第1支軸が蓋体の最後端部に設けられているため、蓋体の前後方向の長さが蓋体開放時の高さに直接影響し、蓋体開放時の高さを低く抑えることが困難であった。
With respect to these problems,
また、特許文献2及び特許文献3には、後方に回動するアームに板ばねを介して蓋体が連結された炊飯器が記載されている。しかしながら、この炊飯器は蓋体を開放するために、アームが回動するための空間が必要となるという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、蓋体開放時に蓋体が配置される炊飯器の後方の空間を狭く抑えつつ、蓋体開放時の高さを抑えた炊飯器を提供することを目的とする。 Therefore, in view of the above problems, the present invention has an object to provide a rice cooker that suppresses the height when the lid is opened while narrowing the space behind the rice cooker in which the lid is arranged when the lid is opened. And
請求項1の発明では、本体と、前記本体を覆う蓋体と、前記本体と前記蓋体とを連結する第1の連結部及び第2の連結部と、を備え、前記第1の連結部の一端及び前記第2の連結部の一端が前記蓋体に回動自在に取り付けられ、前記第1の連結部の他端が前記本体に配設された軸部に連結され、前記第2の連結部に第1の摺動ピンが突設され、前記第1の連結部の他端と前記第2の連結部の他端とを連結する第3の連結部に第2の摺動ピンが突設され、前記本体には前記第1の摺動ピン及び前記第2の摺動ピンが摺動する摺動溝が設けられている。 According to the first aspect of the present invention, the first connecting portion includes a main body, a lid that covers the main body, and a first connecting portion and a second connecting portion that connect the main body and the lid. One end of the first connecting portion and one end of the second connecting portion are rotatably attached to the lid, and the other end of the first connecting portion is connected to a shaft portion disposed in the main body, A first sliding pin projects from the connecting portion, and a second sliding pin is connected to a third connecting portion that connects the other end of the first connecting portion and the other end of the second connecting portion. The main body is provided with a sliding groove on which the first sliding pin and the second sliding pin slide.
請求項2の発明では、前記摺動溝が第1の摺動溝と第2の摺動溝から構成され、前記第1の摺動ピンが前記第1の摺動溝を摺動し、前記第2の摺動ピンが前記第2の摺動溝を摺動する。
In the invention of
請求項3の発明では、前記蓋体の閉塞時に、前記第1の連結部の一端及び第2の連結部の一端が前記第1の連結部の他端及び前記第2の連結部の他端よりも前方に位置する。 According to a third aspect of the invention, when the lid is closed, one end of the first connecting portion and one end of the second connecting portion are the other end of the first connecting portion and the other end of the second connecting portion. Located ahead of.
請求項4の発明では、前記蓋体の開閉動作の駆動源がモータである。 According to a fourth aspect of the present invention, the drive source for opening and closing the lid is a motor.
請求項5の発明では、前記蓋体が付勢手段により開放方向に付勢されている。
In the invention of
請求項1の発明によれば、炊飯器の上方の空間が狭くても蓋体を開閉することができる。
According to invention of
請求項2の発明によれば、簡易な構造により蓋体の開閉動作を制御することができる。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、蓋体が開放状態の時に蓋体の高さを抑えることができる。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、蓋体の開閉を電動で行うことができる。
According to the invention of
請求項5の発明によれば、付勢手段の付勢力により蓋体を開くことができる。
According to the invention of
以下、添付図面を参照しつつ、本発明における炊飯器の好ましい実施例を説明する。なお、以下に示す各実施例で、共通する箇所には共通する符号を付し、共通する部分の説明は重複を避けるため極力省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of a rice cooker according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. In the following embodiments, common portions are denoted by common reference numerals, and description of common portions is omitted as much as possible to avoid duplication.
図1は、本発明の第1実施例における炊飯器1を示しており、炊飯器1は、本体2と、本体2に取り付けた蓋体3とを備えている。
FIG. 1 shows a
本体2の内部には有底筒状の鍋4(図3〜図5参照)が着脱自在に設けられ、この鍋4に被炊飯物である米や水(液体)などを収容するようになっている。また、本体2の上部には蓋体3が開閉自在に設けられ、閉塞時に鍋4の上面開口を覆うようになっている。また、本体2の右側面下部には炊飯器1へ電気を供給するための電源コード5が配設されている。この電源コード5は本体2に収納した時に、蓋体3が完全に開いた状態において蓋体3に干渉しない位置に配置されているため、電源コード5を引き出した状態であっても蓋体3の開閉を阻害し難くなっている。
A bottomed cylindrical pot 4 (see FIGS. 3 to 5) is detachably provided inside the
蓋体3の上面には蓋体3の開放操作を行う蓋開ボタン6が設けられており、蓋体3の前側面には蓋体3の閉塞操作を行う蓋閉ボタン7が設けられている。蓋体3が閉塞状態の時にこの蓋開ボタン6を押すと、本体2と蓋体3との係合が解除され蓋体3を開放することができ、蓋体3が開放状態の時に蓋閉ボタン7を押すことにより蓋体3を閉塞することができる。また、蓋体3の上面には時刻や選択したメニューなどの各種表示を行なう表示部8と、炊飯キーや保温選択キーやメニュー選択キーなどの各種キーを備えた操作部9が設けられている。
A
図2〜図6に示すように、蓋体3は左右一対のリンク機構11により本体2に連結されている。ここでは、炊飯器1の正面に向かって右側のリンク機構11について説明するが、左側のリンク機構11は右側のリンク機構11と対称であり構造が同一であるため、その説明は省略する。リンク機構11は、前側に配設される第1の連結部としての前リンク12と、後側に配設される第2の連結部としての後リンク13と、下側に配設される第3の連結部としての下リンク14とを有して構成されている。前リンク12及び後リンク13は細長い板状に形成されている。下リンク14は、前リンク12及び後リンク13よりも短いが、同様に板状に形成されている。前リンク12、後リンク13、下リンク14は何れもステンレス等の金属で形成されている。
As shown in FIGS. 2 to 6, the
図6は、各リンク12,13,14を示しており、前リンク12の一端である上端部15と、他端である下端部16には円形の挿通孔17,18が穿設されている。また、後リンク13の一端である上端部19と、他端である下端部20には円形の挿通孔21,22が穿設されている。後リンク13の本体2に対向する面である内側面23には、上端部19と下端部20の間であって、やや下端部20寄りの位置に第1の摺動ピン24が突設されている。本実施例においては、第1の摺動ピン24は後リンク13に溶接により固定されているが、後リンク13に貫通孔(図示せず)を形成し、その貫通孔にボルト(図示せず)を挿通して固定し、このボルトを第1の摺動ピン24としてもよい。また、下リンク14の前端部25には円形の挿通孔26が穿設されており、下リンク14の後端部27であって本体2に対向する面である内側面28には、第2の摺動ピン29が突設されている。本実施例においては、第2の摺動ピン29は下リンク14に溶接により固定されているが、下リンク14の後端部27に貫通孔(図示せず)を形成し、その貫通孔にボルト(図示せず)を挿通して固定し、このボルトを第2の摺動ピン29としてもよい。
FIG. 6 shows each of the
図2〜図5及び図7に示すように、蓋体3内部の後側の側面部には前リンク12及び後リンク13を取り付けるためのリンク取付部31が配設されている。このリンク取付部31には、ボルト32,33(図2〜図5参照)を挿通するボルト孔34,35(図7参照)が前後に2箇所穿設されており、前側のボルト孔34と前リンク12の挿通孔17にボルト32を蓋体3の内側から外側方向に挿通し、ボルト32にナット36を螺合することにより前リンク12が蓋体3に対して回動自在に取り付けられている。また、後側のボルト孔35と後リンク13の挿通孔21にボルト33を蓋体3の内側から外側方向に挿通し、ボルト33にナット37を螺合することにより後リンク13が蓋体3に対して回動自在に取り付けられている。リンク取付部31は、前リンク12及び後リンク13よりも外側に配置されている。
As shown in FIG. 2 to FIG. 5 and FIG. 7, a
本体2の内部であって鍋4の後側には、ステンレス等の金属で板状に形成された溝形成体41が左右一対に配設されている。ここでは、炊飯器1の正面に向かって右側の溝形成体41について説明するが、左側の溝形成体41は右側の溝形成体41と対称であり構造が同一であるため、その説明は省略する。図8は溝形成体41を示しており、この溝形成体41には後述するステッピングモータ45のシャフト46を挿通するシャフト用孔42が穿設されている。また、溝形成体41の外側面48には、何れも有底の溝である第1の摺動溝43及び第2の摺動溝44が形成されている。
Inside the
図8に示すように、第1の摺動溝43は、シャフト用孔42よりも後方で、かつ、上方に位置する始端部51と、この始端部51よりも後方で、かつ、上方に位置する頂端部52と、頂端部52よりも後方で、かつ、下方に位置する終端部53が形成されている。始端部51から頂端部52にかけては、前側から上側にかけて凸となるように緩やかに湾曲しており、頂端部52から終端部53にかけては、後側が凸となるように湾曲している。
As shown in FIG. 8, the first sliding
第2の摺動溝44は、シャフト用孔42と同じ高さで、かつ、シャフト用孔42と第1の摺動溝43との間に形成された最上部54と、シャフト用孔42の下方に形成された最下部55とを有している。第2の摺動溝44は、最上部54から最下部55にかけては、後側から下側にかけて凸となるように湾曲している。なお、本実施例の第1の摺動溝43及び第2の摺動溝44の形状は、一例に過ぎず、他の形状とすることにより、蓋体3が開閉動作時に移動する軌道を任意に設定することができる。
The second sliding
左右の溝形成体41の間にはステッピングモータ45が配設されている。このステッピングモータ45は、左右に軸部としてのシャフト46が延設された2軸モータである。シャフト46は溝形成体41のシャフト用孔42に挿通され、溝形成体41の外側に突出し、前リンク12の挿通孔18及び下リンク14の挿通孔26に挿通されている。シャフト46は前リンク12に固定されており、ステッピングモータ45が駆動し、シャフト46が回転することにより前リンク12が一体となって回転するようになっている。また、下リンク14の外側には抜け止め部材47がシャフト46に固定されており、下リンク14がシャフト46から外れることを防止している。下リンク14は前リンク12にもシャフト46にも固定されていないため、シャフト46を中心として回動自在となっている。後リンク13の挿通孔22には、下リンク14の第2の摺動ピン29が遊挿されており、第2の摺動ピン29はさらに第2の摺動溝44に挿通されている。また、後リンク13の第1の摺動ピン24は、第1の摺動溝43に挿通されている。下リンク14は、前リンク12及び後リンク13よりも外側に配置されている。
A stepping
ここで、蓋体3とリンク機構11の動作について説明する。図2は、蓋体3が完全に閉じた閉塞状態を示している。この時、第1の摺動ピン24は始端部51に位置し、第2の摺動ピン29は最上部54に位置している。この状態から蓋開ボタン6を押すと、本体2と蓋体3との係合が解除され、ステッピングモータ45が駆動を開始してシャフト46が図2〜図5における時計回りに回転する。シャフト46の回転に伴って前リンク12は後方に向かって徐々に立ち上がるが、第2の摺動ピン29は最上部54に停止した状態で維持される。後リンク13は、第1の摺動ピン24が頂端部52に向かって第1の摺動溝43内を摺動すると共に後方に向かって徐々に立ち上がる。図3は、第1の摺動ピン24が頂端部52に位置した状態を示している。この時、前リンク12及び後リンク13は垂直となっており、蓋体3は水平状態を維持している。第1の摺動ピン24が始端部51から頂端部52に移動する間は、蓋体3は水平状態で後ろ斜め上方に移動する。ステッピングモータ45のシャフト46がさらに回転すると、第1の摺動ピン24が第1の摺動溝43内を下方に向かって摺動し、第2の摺動ピン29が第2の摺動溝44内を下方に向かって摺動する。この時、蓋体3は前側が起き上がるように傾斜する。さらにシャフト46が回転し、第1の摺動ピン24が終端部53に位置し、第2の摺動ピン29が最下部55に位置すると、ステッピングモータ45の駆動が停止し、シャフト46の回転が停止する。ステッピングモータ45の駆動の停止は、マイクロスイッチ(図示せず)等を用いて行う。図4は、蓋体3が完全に開いた開放状態を示している。この状態では、第1の摺動ピン24が終端部53に停止し、第2の摺動ピン29が最下部55に停止しており、前リンク12及び後リンク13は水平状態となり、蓋体3は本体2の後方の位置で垂直状態となっている。本実施例のリンク取付部31は、蓋体3の後端ではなく後端よりも前側に設けられているため、蓋体3が図4に示すように開放状態の時に、蓋体3の後端56を炊飯器1の載置面57に近接させることができるようになっている。このため、蓋体3が開放状態であっても、蓋体3の前端58の位置の高さを抑えることができる。
Here, the operation of the
次に、蓋体3を閉じる動作を説明する。蓋体3が図4に示す開放状態の時に蓋閉ボタン7を押すと、ステッピングモータ45が駆動を開始し、シャフト46が図2〜図5における反時計回りに回転し、前リンク12を上方に向かって立ち上げる。これに伴い後リンク13も上方に向かって立ち上がる。蓋体3を閉める際の前リンク12、後ろリンク13、第1の摺動ピン24、第2の摺動ピン28の移動は、上述の蓋体3を開く動作と逆の動作となる。第1の摺動ピン24が第1の摺動溝43内を摺動し、始端部51に位置するとステッピングモータ45の駆動が停止し、シャフト46の回転が停止する。そして、本体2と蓋体3とが係合することにより、図2に示すように蓋体3が閉塞状態となる。前リンク12及び後リンク13は常に平行状態を維持する。
Next, an operation for closing the
以上のように本実施例では、本体2と、本体2を覆う蓋体3と、本体2と蓋体3とを連結する第1の連結部である前リンク12及び第2の連結部である後リンク13と、を備え、前リンク12の一端である上端部15及び後リンク13の一端である上端部19が蓋体3に回動自在に取り付けられ、前リンク12の他端である下端部16が本体2に配設された軸部であるシャフト46に固定され、後リンク13に第1の摺動ピン24が突設され、前リンク12の下端部16と後リンク13の他端である下端部20とを連結する第3の連結部である下リンク14に第2の摺動ピン29が突設され、本体2には第1の摺動ピン24及び第2の摺動ピン29が摺動する摺動溝である第1の摺動溝43及び第2の摺動溝44が設けられている。
As described above, in the present embodiment, the
この場合、第1の摺動ピン24が第1の摺動溝43を摺動し、第2の摺動ピン29が第2の摺動溝44を摺動するため、第1の摺動溝43及び第2の摺動溝44により蓋体3の開閉動作時の移動の軌道を決定し、蓋体3の開閉動作時及び開放状態での高さを抑えることができる。
In this case, since the first sliding
また、本実施例では、摺動溝が第1の摺動溝43と第2の摺動溝44から構成され、第1の摺動ピン24が第1の摺動溝43を摺動し、第2の摺動ピン29が第2の摺動溝44を摺動する構成としている。
Further, in this embodiment, the sliding groove is composed of the first sliding
この場合、第1の摺動ピン24と第2の摺動ピン29の摺動方向を第1の摺動溝43と第2の摺動溝44により決定することができるため、蓋体3が開閉動作時に移動する軌道を任意に設定することができる。
In this case, since the sliding direction of the first sliding
また、本実施例では、蓋体3の閉塞時に、前リンク12の上端部15及び後リンク13の上端部19が前リンク12の下端部16及び後リンク13の下端部20よりも前方に位置する構成としている。
In this embodiment, when the
この場合、蓋体3の開放動作において、閉塞状態から前リンク12及び後リンク13が垂直状態になるまでの間、蓋体3を水平状態で移動させることができる。また、蓋体3の閉塞動作において、前リンク12及び後リンク13が垂直状態から閉塞状態になるまでの間、蓋体3を水平状態で移動させることができる。蓋体3を水平状態で移動させることにより、炊飯器1の蓋体3の開閉時の高さを抑えることができる。
In this case, in the opening operation of the
また、本実施例では、蓋体3の開閉動作の駆動源がステッピングモータ45である。
In this embodiment, the stepping
この場合、蓋体3の開閉を電動で行うことができる。
In this case, the
図9は、本発明の第2実施例における炊飯器1の外観を示している。本実施例の炊飯器1は、蓋体3の開閉の駆動源にモータを用いないものである。また、表示部8及び操作部9は本体2の前面部に設けられている。そして、本実施例の炊飯器1の蓋体3は、いわゆる手動で開閉させるものであるため、上述の第1実施例と異なり蓋閉ボタン7は設けられておらず、蓋開ボタン6が本体2の前面部であって表示部8の上方に設けられている。
FIG. 9 has shown the external appearance of the
蓋体3の上面後側には、蒸気放出部61が設けられている。蒸気放出部61の左右両側には、円板状のリンクカバー部62が配設されている。本体2の側面部には、リンクカバー部62を収容するために本体2の一部をへこませた凹部63が形成されている。
On the rear side of the upper surface of the
本実施例においては、上述の第1実施例におけるステッピングモータ45とシャフト46を用いていないため、左右両側の前リンク12の挿通孔18及び下リンク14の挿通孔26には、軸部としての1本の回転軸64が挿通されている。回転軸64は溝形成体41のシャフト用孔42に挿通され、溝形成体41の外側に突出し、前リンク12の挿通孔18及び下リンク14の挿通孔26に挿通されている。回転軸64の下リンク14よりも外側部分には抜け止め部材47が回転軸64に固定されており、下リンク14が回転軸64から外れることを防止している。回転軸64は、前リンク12及び下リンク14に固定されていないため、前リンク12及び下リンク14は回転軸64を中心として回動自在となっている。下リンク14は、前リンク12及び後リンク13よりも外側に配置されている。
In this embodiment, since the stepping
図11〜図14はリンクカバー部62を取り外した状態を示しており、下リンク14と抜け止め部材47との間には、リンクカバー部62を取り付けるための取付板65が回転軸64を中心に回動自在に取り付けられている。取付板65は、略六角形の板状を有し、ステンレス等の金属により形成されている。取付板65には、リンクカバー部62を取り付けるための取付孔66が形成されている。
FIGS. 11 to 14 show a state in which the
リンク取付部31の前後両端部には、リンクカバー部62を取り付ける取付部67,68が設けられている。リンクカバー部62は、ビス等の締め付け部材(図示せず)により取付孔66及び取付部67,68を用いてリンク取付部31及び取付板65に固定される。
At both front and rear ends of the
図15に示すように、回転軸64の溝形成体41よりも内側部分には、付勢手段としてのねじりコイルばね69が設けられている。なお、図15はリンクカバー部62及び取付板65を取り外した状態を示している。ねじりコイルばね69の一端側のアーム70は本体2に係止され、ねじりコイルばね69の他端側のアーム71は前リンク12に係止されており、前リンク12はねじりコイルばね69の弾性反発力を利用して常時図11〜図14における時計回り方向に付勢されている。本実施例の前リンク12は、下端部16にねじりコイルばね69のアーム71を係止するための係止部72が内側方向に向かって延設されている。ねじりコイルばね69は、回転軸64の左右2箇所に設けられている。
As shown in FIG. 15, a
次に、蓋体3の開閉動作について説明する。蓋体3が図11に示すように閉塞状態の時に、蓋開ボタン6を押すと、本体2と蓋体3との係合が解除され、蓋体3が開放方向に移動可能となる。前リンク12は、ねじりコイルばね69の付勢力により後方に向かって立ち上がる。この時、第2の摺動ピン29は最上部54に停止した状態で維持される。後リンク13は、第1の摺動ピン24が頂端部52に向かって第1の摺動溝43内を摺動すると共に徐々に立ち上がる。その後、第1の摺動ピン24が第1の摺動溝43内を下方に向かって摺動すると共に、第2の摺動ピン29が第2の摺動溝44内を下方に向かって摺動する。第1の摺動ピン24が終端部53に停止し、第2の摺動ピン29が最下部55に停止すると蓋体3が完全に開いた開放状態となる。本実施例では、終端部53及び最下部55がそれぞれ第1の摺動ピン24及び第2の摺動ピン29の停止端となるため、蓋体3の開放状態の位置決め部として機能する。図14は、蓋体3が完全に開いた開放状態を示しているが、本実施例では開放状態において前リンク12及び後リンク13が水平状態とはならず、上端部15,19が水平位置よりも上方に位置している。なお、蓋体3の開放状態において、第1実施例と同様に前リンク12及び後リンク13が水平状態としたり、上端部15,19が水平位置よりも下方に位置するように終端部53及び最下部55の位置を調整して形成してもよい。蓋体3を開く際の前リンク12、後リンク13、下リンク14、第1の摺動ピン24、第2の摺動ピン29の動きは上記第1実施例と同様である。蓋体3を閉める時は、蓋体3の上面を手で保持し、炊飯器1の前方方向に向かって引く。蓋体3を本体2に当接させて下方に押し下げると、本体2と蓋体3が係合される。この蓋体3の閉塞動作の際は、前リンク12、後リンク13、下リンク14、第1の摺動ピン24、第2の摺動ピン29が蓋体3の開放動作と逆の動作となる。
Next, the opening / closing operation | movement of the
蓋体3の開閉動作時にリンクカバー部62は蓋体3と一体となって移動するが、取付板65が回転軸64を中心に回動自在であるため、蓋体3が本体2から離れたり後方に向かって傾斜する動作も可能となっている。
The
以上のように本実施例では、蓋体3が付勢手段としてのねじりコイルばね69により開放方向に付勢されている。
As described above, in this embodiment, the
この場合、蓋開ボタン6を押して本体2と蓋体3の係合を解除することにより、ねじりコイルばね69の付勢力により蓋体3を開放状態とすることができる。
In this case, the
なお、本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、ステッピングモータは2軸モータではなく1軸モータを左右各1つ用い、2つのモータのシャフトの回転を同期させてもよい。 In addition, this invention is not limited to said each Example, A various change is possible in the range which does not deviate from the meaning of this invention. For example, the stepping motor may be a single-axis motor instead of a two-axis motor, and the left and right ones may be used to synchronize the rotation of the shafts of the two motors.
1 炊飯器
2 本体
3 蓋体
12 前リンク(第1の連結部)
13 後リンク(第2の連結部)
14 下リンク(第3の連結部)
15 上端部(一端)
16 下端部(他端)
19 上端部(一端)
20 下端部(他端)
24 第1の摺動ピン
29 第2の摺動ピン
45 ステッピングモータ(モータ)
46 シャフト(軸部)
64 回転軸(軸部)
69 ねじりコイルばね(付勢手段)
DESCRIPTION OF
13 Rear link (second connecting part)
14 Lower link (third connecting part)
15 Upper end (one end)
16 Lower end (other end)
19 Upper end (one end)
20 Lower end (other end)
24
46 Shaft (shaft)
64 Rotating shaft (shaft)
69 Torsion coil spring (biasing means)
Claims (5)
前記本体を覆う蓋体と、
前記本体と前記蓋体とを連結する第1の連結部及び第2の連結部と、を備え、
前記第1の連結部の一端及び前記第2の連結部の一端が前記蓋体に回動自在に取り付けられ、
前記第1の連結部の他端が前記本体に配設された軸部に連結され、
前記第2の連結部に第1の摺動ピンが突設され、
前記第1の連結部の他端と前記第2の連結部の他端とを連結する第3の連結部に第2の摺動ピンが突設され、
前記本体には前記第1の摺動ピン及び前記第2の摺動ピンが摺動する摺動溝が設けられていることを特徴とする炊飯器。 The body,
A lid covering the body;
A first connecting part and a second connecting part for connecting the main body and the lid,
One end of the first connecting part and one end of the second connecting part are rotatably attached to the lid,
The other end of the first connecting portion is connected to a shaft portion disposed in the main body,
A first sliding pin protrudes from the second connecting portion,
A second sliding pin projects from a third connecting portion that connects the other end of the first connecting portion and the other end of the second connecting portion;
The rice cooker is characterized in that the main body is provided with a sliding groove on which the first sliding pin and the second sliding pin slide.
前記第1の摺動ピンが前記第1の摺動溝を摺動し、前記第2の摺動ピンが前記第2の摺動溝を摺動することを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。 The sliding groove comprises a first sliding groove and a second sliding groove;
The first sliding pin slides in the first sliding groove, and the second sliding pin slides in the second sliding groove. rice cooker.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016230516A JP2018086082A (en) | 2016-11-28 | 2016-11-28 | rice cooker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016230516A JP2018086082A (en) | 2016-11-28 | 2016-11-28 | rice cooker |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018086082A true JP2018086082A (en) | 2018-06-07 |
Family
ID=62493760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016230516A Pending JP2018086082A (en) | 2016-11-28 | 2016-11-28 | rice cooker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018086082A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019208216A1 (en) | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 日本電産リード株式会社 | Cylindrical body and method for producing same |
CN112641340A (en) * | 2020-12-31 | 2021-04-13 | 珠海格力电器股份有限公司 | Heating appliance, kitchen ware and electric pressure cooker |
-
2016
- 2016-11-28 JP JP2016230516A patent/JP2018086082A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019208216A1 (en) | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 日本電産リード株式会社 | Cylindrical body and method for producing same |
CN112641340A (en) * | 2020-12-31 | 2021-04-13 | 珠海格力电器股份有限公司 | Heating appliance, kitchen ware and electric pressure cooker |
CN112641340B (en) * | 2020-12-31 | 2021-10-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | Heating appliance, kitchen ware and electric pressure cooker |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11034262B2 (en) | Seat cushion extension device | |
JP2018086082A (en) | rice cooker | |
KR102583877B1 (en) | Refrigerator | |
US20130167830A1 (en) | Grill Moving Mechanism for Oven | |
EP3441679A1 (en) | Cooking apparatus including two-way openable door | |
JP5066114B2 (en) | Kitchen equipment with stove | |
US10837652B2 (en) | Appliance secondary door | |
JP5914454B2 (en) | Door structure and dishwasher | |
JP5330024B2 (en) | Gas appliances | |
JP6819998B2 (en) | Door body opening / closing device and various cabinets equipped with this door body opening / closing device | |
JP4115398B2 (en) | Equipment controller | |
JP4978972B2 (en) | Cooker | |
JP2020067189A (en) | Storage | |
JP5793026B2 (en) | Cooker | |
JP5302580B2 (en) | Kitchen equipment | |
JP2010005045A (en) | Kitchen apparatus | |
JP6283553B2 (en) | refrigerator | |
JP2011058780A (en) | Refrigerator | |
JP5597107B2 (en) | Cooker | |
JPH09151647A (en) | Latch device for drawer of cabinet | |
JP2017015355A (en) | Heating cooker operation device | |
JP2004138307A (en) | Grill device | |
KR20080005897U (en) | Panel contracting system of acceptance Tray | |
JP2007029323A (en) | Showcase | |
JP2015123202A (en) | Door structure and dishwasher |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200218 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200818 |