JP2018081828A - Electromagnetic relay - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電磁リレーに関する。 The present invention relates to an electromagnetic relay.
従来、電磁リレーとして、コイルが巻回されるコイルボビンと、コイルボビンに取り付けられるコイル端子と、コイルボビンに取り付けられて磁気回路を形成する継鉄と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, an electromagnetic relay including a coil bobbin around which a coil is wound, a coil terminal attached to the coil bobbin, and a yoke attached to the coil bobbin to form a magnetic circuit is known (for example, Patent Document) 1).
上記特許文献1では、コイル端子をケースに取り付けることでコイルボビンがケースに取り付けられるようにしている。このとき、コイルボビンがケースに取り付けられている状態をより確実に維持できるようにするのが好ましい。 In Patent Document 1, the coil bobbin is attached to the case by attaching the coil terminal to the case. At this time, it is preferable that the state where the coil bobbin is attached to the case can be more reliably maintained.
そこで、本発明は、コイルボビンがケースに取り付けられている状態をより確実に維持できるようにすることのできる電磁リレーを得ることを目的とする。 Then, an object of this invention is to obtain the electromagnetic relay which can maintain the state in which the coil bobbin is attached to the case more reliably.
本発明の電磁リレーは、コイルと、前記コイルが巻回されるコイルボビンと、前記コイルが接続されて前記コイルボビンに取り付けられるコイル端子と、を備えている。 The electromagnetic relay of the present invention includes a coil, a coil bobbin around which the coil is wound, and a coil terminal to which the coil is connected and attached to the coil bobbin.
また、電磁リレーは、前記コイル端子が取り付けられる取付部を有するケースと、前記コイルボビンに取り付けられて磁気回路を形成する継鉄と、を備えている。 The electromagnetic relay includes a case having an attachment portion to which the coil terminal is attached, and a yoke that is attached to the coil bobbin to form a magnetic circuit.
そして、前記継鉄には、前記ケースに固定される固定部が形成されている。 And the fixing part fixed to the said case is formed in the said yoke.
本発明によれば、コイルボビンがケースに取り付けられている状態をより確実に維持できるようにすることのできる電磁リレーを得ることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the electromagnetic relay which can be made to maintain the state where the coil bobbin is attached to the case more reliably can be obtained.
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下では、可動接点と固定接点とが対向する方向を前後方向(X方向)と規定し、固定接点が並設されている方向を幅方向(Y方向)と規定する。そして、可動接点が配置される側を前後方向前側、固定接点が配置される側を前後方向後側と規定する。さらに、外部接続端子の先端が下側を向くように電磁リレーを配置した状態における上側(カバー側)を上下方向(Z方向)上側、下側(外部接続端子側)を上下方向(Z方向)下側と規定する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the following, the direction in which the movable contact and the fixed contact face each other is defined as the front-rear direction (X direction), and the direction in which the fixed contacts are arranged in parallel is defined as the width direction (Y direction). The side on which the movable contact is disposed is defined as the front side in the front-rear direction, and the side on which the fixed contact is disposed is defined as the rear side in the front-rear direction. Further, in the state where the electromagnetic relay is arranged so that the tip of the external connection terminal faces downward, the upper side (cover side) is the upper side (Z direction) and the lower side (external connection terminal side) is the vertical direction (Z direction). It is defined as the lower side.
本実施形態にかかる電磁リレー10は、図1および図2に示すように、実質的に直方体形状の外側表面を有しており、ケース20と、電磁石ブロック30と、可動体40と、接点ブロック50と、を備えている。ただし、電磁リレー10の外側表面の形状は、いかなるものであってもよい。なお、本明細書において、「実質的に直方体」とは、多少の凹凸があっても、その外表面の大部分を占める面に沿って描かれた仮想の6面体が全体として直方体形状をなすものを意味する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
ケース20は、蓋部材としてのカバー210と、電磁石ブロック30や接点ブロック50が取り付けられるベース220と、を備えている。カバー210は、下側に開口210aを有する略箱状に形成されており、このカバー210が略板状のベース220を覆うことで、内部空間を有するケース20が形成されている。
The
具体的には、ベース220は、底壁部221と、底壁部221の外周端に連設されて上方に立ち上がる周壁部222と、を備えている。そして、カバー210の開口周縁壁210bにベース220の周壁部222を嵌合させることで、実質的に直方体形状の内部空間を有するケース20が形成されるようにしている。
Specifically, the
このケース20に形成される内部空間内には、電磁石ブロック30、可動体40および接点ブロック50のうち、ベース220の下側(ケース20の外部)に突出する部分を除く部材が収容されている。ベース220の下側(ケース20の外部)に突出する部分としては、例えば、外部接続端子部分(後述するコイル端子340の端子本体341および固定接点部520の外部接続端子523)等がある。
In the internal space formed in the
なお、カバー210やベース220は、例えば、絶縁材料である合成樹脂によって形成することができ、透明であっても不透明であってもよい。
The
ベース220の底壁部221は、本実施形態では略矩形板状に形成されている。そして、この底壁部221のX方向後部におけるY方向両側に、コイル端子340が挿通されるコイル端子挿通孔221aがそれぞれ形成されている。このコイル端子挿通孔221aは、図1(e)および図2に示すように、Y方向に細長いスリット状をしている。
In the present embodiment, the
一方、底壁部221のX方向前部におけるY方向両側には、固定接点部520の外部接続端子片523が挿通される固定端子挿通孔221bがそれぞれ形成されている。この固定端子挿通孔221bは、図1(e)および図2に示すように、X方向に細長いスリット状をしている。
On the other hand, fixed
また、底壁部221のX方向後部におけるY方向略中央部(2つのコイル端子挿通孔221aの間)には、後述する継鉄350の延設片(第1の延設部:固定部)354が挿入される継鉄挿通孔221cが形成されている。
In addition, an extension piece (first extension portion: fixing portion) of a
また、底壁部221のX方向の中央部(コイル端子挿通孔221aと固定端子挿通孔221bとの間)には、下方に開口して永久磁石60が収容される磁石収容部223が形成されている。本実施形態では、磁石収容部223は、底壁部221に連設され、平面視(Z方向上方から視た状態)で四角形の4辺を構成する側壁部223aと、側壁部223aの上端の全周に連設されて上側を覆う天壁部223bと、で形成されている。
In addition, a
なお、永久磁石60は、後述する可動接点512a,512bと固定接点524a,524bとが接離する際に生じるアークを引き伸ばす磁界を発生させる磁界発生手段としての機能を有している。
The
また、本実施形態では、永久磁石60の下方に平板状のヨーク70が配置されている。このヨーク70には、ダボ加工により形成された位置決め突起71が4つ形成されており、この4つの位置決め突起71によって永久磁石60の位置決めがなされるようにしている。また、ヨーク70には一対の挿通孔72が形成されており、このヨーク70をベース220の下方に配置した際に、各挿通孔72がベース220に形成された固定端子挿通孔221bにそれぞれ連通するようにしている。
In the present embodiment, a
また、本実施形態では、磁石収容部223のX方向前部におけるY方向両端に、天壁部221bよりも上方に突出する一対の挟持片224,224が形成されており、電磁石ブロック30を底壁部221に取り付けた際には、電磁石ブロック30のコイルボビン330(前側鍔部331)が一対の挟持片224,224に挟持されるようにしている。
In the present embodiment, a pair of
さらに、本実施形態では、互いに接離する接点が2組設けられており、磁石収容部223の前方には、一方の組の接点(可動接点512aおよび固定接点524a)と他方の組の接点(可動接点512bおよび固定接点524b)とを仕切る仕切り壁225が形成されている。この仕切り壁225は、X方向前側に位置する側壁部223aのY方向中央からX方向前方に突出するように形成されている。
Furthermore, in the present embodiment, two sets of contacts that contact and separate from each other are provided, and one set of contacts (the
電磁石ブロック30は、本実施形態では、コイルブロック310と、継鉄350と、鉄芯360と、ストッパバネ370と、を備えている。また、コイルブロック310は、コイル320と、コイル320が巻回されるコイルボビン330と、コイル320が接続されて、コイルボビン330に取り付けられるコイル端子340と、を備えている。
In this embodiment, the
本実施形態では、コイルボビン330には鉄芯360が挿入される貫通孔330aが形成されている。また、コイルボビン330は、前側鍔部331と、後側鍔部332と、前側鍔部331と後側鍔部332とを接続する円筒部333と、を備えている。このコイルボビン330は、例えば、樹脂等を用いて形成することができ、本実施形態では、コイルボビンとして樹脂製の成形品を例示している。
In the present embodiment, the
前側鍔部331は略矩形板状をしており、この前側鍔部331の前部にはストッパバネ370を保持するストッパバネ保持部331aが形成されている。なお、ストッパバネ370は、可動接点512a,512bが形成される可動バネ511が、固定接点524a,524bが形成される固定片522から所定距離以上離れてしまうのを抑制するものである。このストッパバネ370は、例えば、金属を用いて形成することができ、略矩形板状の本体部371を備えている。そして、この本体部371が前側鍔部331の前部に形成された凹部に収容されている。このように、本実施形態では、前側鍔部331の前部に形成された凹部がストッパバネ370を保持するストッパバネ保持部331aとなっている。
The
なお、本体部371の中央部には、鉄芯360が挿入される貫通孔371aが形成されており、本体部371における貫通孔371aの周縁部にはバネ片371bが形成されている。このバネ片371bは弾性変形可能に形成されており、鉄芯360をストッパバネ370の貫通孔371aに挿入した際には、鉄芯360の頭部362によって押圧されて撓む(弾性変形する)ようになっている。
A through
さらに、ストッパバネ370は、本体部371の下部のY方向中央部に連設されたフック部372を備えており、このフック部372の自由端部(X方向前方に配置されて上方に立ち上がる片部)に接極子410を当接させることで可動バネ511の固定片522から離れる方向への移動が抑制されるようにしている。
Further, the
また、前側鍔部331のY方向両端には、X方向前方に突出する壁部331bが形成されている。この壁部331bには下方に開口する開口が形成されており、この開口に、固定接点部520(本実施形態では、取付片521)を圧入することで、固定接点部520がコイルボビン330に取り付けられている。
Further,
さらに、前側鍔部331のZ方向下端における一対の壁部331bの間(前側鍔部331の下端のY方向中央部)には、X方向前方に突出する突壁部331cが形成されており、この突壁部331cの上面にストッパバネ370のフック部372が載置されている。
Further, a protruding
また、前側鍔部331の上端のY方向両端部には、上方に突出する突出部331dがそれぞれ形成されており、この一対の突出部331dによって継鉄350が挟持されるようにしている。
Further, projecting
一方、後側鍔部332は、鍔部本体332aと、鍔部本体332aの下部から下方に突出するように延設された延設部332bと、を備えており、鍔部本体332aの後部には、継鉄350の位置決めがなされる凹部332cが形成されている。
On the other hand, the
また、鍔部本体332aの上端のY方向両端部には、上方に突出する突出部332fがそれぞれ形成されており、コイルボビン330に継鉄350を取り付けた状態で、継鉄350がこの一対の突出部332fの間に介在するようにしている。
In addition,
また、延設部332bのY方向両端には、一対のコイル端子340の取付片部342がそれぞれ圧入されるコイル端子取付部332dが形成されている。このコイル端子取付部332dは下方に開口する開口部であり、この開口部にコイル端子340の取付片部342を圧入することで、コイル端子340がコイルボビン330に取り付けられている。
In addition, at both ends in the Y direction of the extending
円筒部333は、軸方向(X方向)の両端が開口した円筒状をしており、円筒部333の軸方向前端に前側鍔部331が連設されており、軸方向後端に後側鍔部332が連設されている。そして、この円筒部333の外周面にはコイル320が巻き付けられており、円筒部333の内側の貫通孔330aには鉄芯360の軸部361が挿入されている。
The
各コイル端子340,340は、例えば、銅などの導電性材料を用いて長尺の板状に形成することができ、コイル端子挿通孔221aに挿入されてケース20の外部に突出する端子本体341と、端子本体341の上端に連設されてコイル端子取付部332dに圧入される取付片部342と、をそれぞれ備えている。そして、各取付片部342にはコイル絡げ部342aがそれぞれ形成されており、コイル320の一端側が一方のコイル絡げ部342aに絡げられるとともに、他端側が他方のコイル絡げ部342aに絡げられている。こうすることで、一対のコイル端子340とコイル320とを電気的に接続させている。
Each of the
継鉄350は、コイルボビン330に取り付けられて磁気回路を形成するものであり、本実施形態では、略L字状に折り曲げられた形状をしている。すなわち、継鉄350は、コイルボビン330の上方に配置され、略水平に延在する第1の壁部351と、第1の壁部351の後端に連設されるとともにコイルボビン330の後方に配置され、下方に延在する第2の壁部352と、を備えている。この第1の壁部351および第2の壁部352は、例えば、磁性材料により一体に形成することができる。
The
また、本実施形態では、第1の壁部351の上部には、後述する復帰バネ420が取り付けられる突起351aが上方に突出するように形成されている。そして、第2の壁部352は本体部353を備えており、この本体部353には鉄芯360が挿入支持される取付孔353aが形成されている。
In the present embodiment, a
鉄芯360は、略円柱状の軸部361と、軸部361の一端側に連設された鍔状の頭部362と、を備えており、鉄芯360を介して継鉄350とコイルブロック310とが支持されている。この軸部361および頭部362は、例えば、磁性材料により一体に形成することができる。
The
かかる構成をした電磁石ブロック30は、例えば、下記の方法により組み立てることができる。
The
まず、コイルボビン330の円筒部333の外周面にコイル320を巻回する。
First, the
次に、コイルボビン330に形成された一対のコイル端子取付部332dにコイル端子340の取付片部342をそれぞれ圧入して、一対のコイル端子340をコイルボビン330に取り付ける。このとき、固定接点部520の取付片521を壁部331bの開口に圧入して、固定接点部520もコイルボビン330に取り付けるようにしてもよい。
Next, the
次に、コイル320の一端側を一方のコイル端子340のコイル絡げ部342aに絡げるとともに、他端側を他方のコイル端子340のコイル絡げ部342aに絡げることで、一対のコイル端子340とコイル320とを電気的に接続させる。
Next, one end side of the
次に、ストッパバネ370の本体部371をストッパバネ保持部331aに挿入することで、ストッパバネ370がコイルボビン330に保持されるようにする。このとき、本体部371の貫通孔371aがコイルボビン330の貫通孔330aに連通するとともに、突壁部331cの上面にストッパバネ370のフック部372が載置されるようにする。
Next, the
次に、コイルボビン330の前側鍔部331に形成された一対の突出部331dによって継鉄350の第1の壁部351を挟持するとともに、コイルボビン330の後側鍔部332に形成された凹部332cに第2の壁部352の前側を挿入することで、継鉄360をコイルボビン330に取り付ける。
Next, the
次に、頭部362が前方に位置するようにした鉄芯360の軸部361を、ストッパバネ370の貫通孔371aおよびコイルボビン330の貫通孔330aに前方から挿入する。このとき、鉄芯360の軸部361を、先端361aが貫通孔330aよりも後方に突出するまで挿入する。このように、先端361aが貫通孔330aよりも後方に突出するまで軸部361を貫通孔330aに挿入すると、ストッパバネ370のバネ片371bが鉄芯360の頭部362によって押圧されて後方に撓むこととなる。そして、頭部362によってバネ片371bを後方に撓ませた状態で、軸部361の先端361aを継鉄350の取付孔353aに挿入して固定する。なお、鉄芯360の継鉄350への固定方法としては、圧入やカシメ等従来公知の方法を用いることができる。
Next, the
こうして、鉄芯360を継鉄350に固定している。このとき、バネ片371を含む本体部371は、バネ片371bを後方に撓ませた状態で、鉄芯360の頭部362とコイルボビン330の前側鍔部331とで挟持されることとなる。こうすれば、バネ片371を含む本体部371は、弾性復元力が生じた状態で、頭部362と前側鍔部331とで挟持されることとなるため、ストッパバネ370をコイルボビン330により確実に保持させることができる。
Thus, the
こうして、電磁石ブロック30が組み立てられる。なお、電磁石ブロック30の組み立て方法は上記の方法に限られるものではなく、各部材の組み付け順序等は適宜変更することができる。
Thus, the
そして、この電磁石ブロック30には可動体40が、電磁石ブロック30に対して相対移動可能に取り付けられている。
A
本実施形態では、可動体40は、接極子410と、復帰バネ420と、絶縁ホルダ430と、を備えている。
In the present embodiment, the
接極子410は、本体部411と、本体部411から下方に延在される延設部412とを備えている。この本体部411および延設部412は、例えば、磁性材料により一体に形成することができる。そして、本体部411の前面には前方に突出する突起411aが形成されており、この突起411aを復帰バネ420に形成された挿通孔422aに挿通することで、接極子410を復帰バネ420に取り付けている。また、延設部412は、図3に示すように、本体部411よりも厚さが薄くなっており、この延設部412の前面に絶縁ホルダ430が配置されるようにしている。また、延設部412の下部のY方向中央部には、下方に突出する突片412aが形成されており、この突片412aをフック部372の自由端部(X方向前方に配置されて上方に立ち上がる片部)に当接させることで可動バネ511の固定片522から離れる方向への移動が抑制されるようにしている。
The
復帰バネ420は、例えば、金属を用いて形成することができ、一枚の板状の部材を折曲させた形状をしている。本実施形態では、復帰バネ420は、継鉄350に固定される固定片421と、先端部(下端部)に絶縁ホルダ430が連設されるとともに、接極子410に固定される固定片422と、略L字状に屈曲した形状をしており、固定片421と固定片422とを連結するバネ部423と、を備えている。
The
そして、継鉄350の第1壁部351のY方向両側に設けられた突起351aを、固定片421のY方向両側に形成された挿通孔421aに挿入するとともに、接極子410の突起411aを固定片422のY方向両側に形成された挿通孔422aに挿入することで、接極子410が継鉄350に対して揺動自在に支承されるようにしている。なお、本実施形態では、この接極子410は、鉄芯360の頭部362に対向する位置に配置されている。
Then, the
そして、コイル320への非通電時(電磁石ブロック30の非励磁時)には、この復帰バネ420の付勢力(上方への付勢力)によって、接極子410が鉄芯360の頭部362から引き離された状態で保持されるようにしている。一方、コイル320への通電時(電磁石ブロック30の励磁時)には、鉄芯360の頭部362の磁力が復帰バネ420の付勢力に勝って、接極子410が鉄芯360の頭部362に接触するようにしている。
When the
そして、このような接極子410の動作(揺動)に応じて揺動する可動接点部510が、絶縁ホルダ430および復帰バネ420を介して接極子410に取り付けられている。
A
この可動接点部510は、例えば、銅などの導電性を有する材料で形成することができ、接点ブロック50の一部を構成するものである。なお、接点ブロック50は、固定接点部520をさらに備えている。
The
本実施形態では、可動接点部510には、一対の可動接点512a,512bが設けられており、可動接点部510の揺動に応じて可動接点512a,512bが固定接点部520に設けられた一対の固定接点524a,524bとそれぞれ接離することで、接点切換が行われるようになっている。
In the present embodiment, the
可動接点部510は、絶縁ホルダ430を介して接極子410に取り付けられており、可動接点512a,512bがそれぞれ設けられる可動バネ(可動側支持部)511を備えている。本実施形態では、可動接点部510は、2つの可動バネ511を有している。
The
そして、2つの可動バネ511の先端部にはそれぞれ1つの可動接点(可動接点512aまたは可動接点512b)が形成されている。具体的には、各可動接点512a,512bを、各可動バネ511の先端部に形成された挿通孔511aにそれぞれ挿入固定することで、各可動バネ511に可動接点512a,512bがそれぞれ固着されている。
One movable contact (
固定接点部520は、固定接点524a,524bが1つずつ固着された2個で構成されており、コイルボビン330に圧入されるとともに、ベース220に取り付けられている。この固定接点部520も、例えば、銅などの導電性を有する材料で形成することができる。
The fixed
具体的には、図3,4に示すように、各固定接点部520は、壁部331bの開口に圧入される取付片521と、固定接点(固定接点524aや固定接点524b)が挿入固定される挿通孔522aが形成された固定片(固定側支持部)522と、ベース220の固定端子挿通孔221bに挿通されて外方に突出する外部接続端子片523と、を備えている。
Specifically, as shown in FIGS. 3 and 4, each
そして、コイル320への非通電時(電磁石ブロック30の非励磁時)には、互いに接離する接点の組(可動接点512aおよび固定接点524aと可動接点512bおよび固定接点524b)が、離間して配設されるようにしている。一方、コイル320への通電時(電磁石ブロック30の励磁時)に、可動接点部510が揺動した際には、各可動接点(可動接点512aおよび可動接点512b)が互いに対向する固定接点(固定接点524aおよび固定接点524b)に接近して当接するようになっている。
When the
次に、かかる構成の電磁リレー10の接点動作について説明する。
Next, the contact operation of the
この電磁リレー10は、電磁石ブロック30が非励磁の状態のときには、復帰バネ420が絶縁ホルダ430を上方に付勢しているため、接極子410は図3における時計回り方向に回動している。そのため、接極子410は鉄芯360の頭部362から開離した状態となっており、一方の組の接点(可動接点512aおよび固定接点524a)および他方の組の接点(可動接点512bおよび固定接点524b)もそれぞれ開離している。
In the
そして、コイル320へ通電して電磁石ブロック30を励磁させると、継鉄350、鉄芯360および接極子410を通して、接極子410を鉄芯360の頭部362に吸引する磁力が発生する。このとき、接極子410は、復帰バネ420のばね力(付勢力)に抗して鉄芯360の頭部362に吸引され、接極子410が図3における反時計回り方向に回動する。これにともなって可動接点部510も反時計回り方向に移動し、2つの可動接点512a,512bはそれぞれ、対向する固定接点524a,524bに接触する。
Then, when the
そして、コイル320への通電を停止すると、逆の動作が行われて、一方の組の接点(可動接点512aおよび固定接点524a)および他方の組の接点(可動接点512bおよび固定接点524b)がそれぞれ開離する。
When energization of the
このように、コイル320への通電のオン・オフを切り換えることで、各可動接点(可動接点512aおよび可動接点512b)が互いに対向する固定接点(固定接点524aおよび固定接点524b)に接離することとなる。
Thus, by switching on / off of energization to the
ところで、上述したように、コイル端子340や固定接点部520は、コイルボビン330に単に圧入されているだけであり、コイルボビン330には固着されていない。すなわち、コイル端子340は、コイルボビン330の圧入部(コイル端子取付部332d)に単に圧入されているだけであり、固定接点部520は、コイルボビン330の圧入部(壁部331bの開口)に単に圧入されているだけである。このように、本実施形態では、コイル端子340や固定接点部520は、コイルボビン330に対して相対移動可能な構成となっている。
Incidentally, as described above, the
一方、コイル端子340や固定接点部520は、接着剤226等を用いてベース220に固着させるようにするのが一般的である。本実施形態では、図1に示すように、コイル端子340が、コイル端子挿通孔221aに挿通した状態で接着剤226によりベース220に固着されており、固定接点部520が、固定端子挿通孔221bに挿通した状態で接着剤226によりベース220に固着されている。このように、本実施形態では、ベース220は、コイル端子340が固着される固着部(取付部)227および固定接点部520が固着される固着部(取付部)228を有している。
On the other hand, the
かかる構成とした場合、例えば、落下や外部振動などにより電磁リレー10に過度な衝撃や振動が加えられると、コイル端子340や固定接点部520のコイルボビン330への圧入が緩んでしまうおそれがある。このようにコイル端子340や固定接点部520のコイルボビン330への圧入が緩んでしまうと、コイルボビン330がベース220に対して浮き上がってしまったり、コイルボビン330がベース220から外れてしまったりするおそれがある。すなわち、コイルボビン330がベース220(ケース20)に取り付けられている状態を維持することができなくなってしまうおそれがある。
In the case of such a configuration, for example, if excessive shock or vibration is applied to the
そこで、本実施形態では、コイルボビン330がケース20に取り付けられている状態をより確実に維持できるようにしている。
Therefore, in this embodiment, the state where the
具体的には、コイルボビン330に取り付けられる継鉄350に延設片(第1の延設部:固定部)354を形成した。そして、延設片354をベース220(ケース20)に固定することで、コイルボビン330がベース220に対して浮き上がってしまうのを抑制できるようにした。
Specifically, an extension piece (first extension portion: fixing portion) 354 was formed on the
本実施形態では、第2の壁部352の本体部353におけるY方向中央の下部から下方に延在するように延設片354を形成している。そして、延設片354の先端をベース220に形成された継鉄挿通孔221cに挿入した状態で、接着剤等を用いて延設片354をベース220に固着することで、継鉄350をベース220(ケース20)に固定している。このような延設片354は、例えば、継鉄350に圧延加工を施すことにより形成することができる。
In the present embodiment, the extending
さらに、本実施形態では、上述したように、コイルボビン330として樹脂製の成形品を例示している。すなわち、金型を用い、樹脂ゲートから樹脂を金型内に流し込むことで、コイルボビン330を形成している。そのため、コイルボビン330には、樹脂ゲート跡である樹脂ゲート部332eが形成されている。
Further, in the present embodiment, as described above, a resin molded product is illustrated as the
この樹脂ゲート部332eは、コイルボビン330の任意の部位に形成されるようにすることができるが、コイルボビン330をより精度よく成形することができる位置に形成されるようにするのが好ましい。
The
本実施形態では、後側鍔部332におけるY方向中央部の比較的厚さが厚い部位に樹脂ゲート部332eが形成されるようにしている。すなわち、樹脂ゲート部332eは、XZ平面(円筒部333の中心軸を含むXZ平面)に対して略面対称となるコイルボビン330のY方向中央部、かつ、成形ボリュームの大きな部分である後側鍔部332の比較的厚さが厚い部位(継鉄350の位置決めがなされる凹部332cの下側)に形成されるようにしている。こうすることで、成形流動(樹脂成形時の樹脂の流動)をより安定させることができるようになって、コイルボビン330をより精度よく成形することができるようになる。
In the present embodiment, the
さらに、本実施形態では、樹脂ゲート部332eは、後側鍔部332の後側、すなわち、互いに接離する接点(可動接点512a,512bと固定接点524a,524b)から離れた部分に形成されている。こうすることで、コイルボビン330を成形する際に生じる成形屑(例えば、強度向上のために配合したガラス繊維やバリ等)が接点動作に影響を与えてしまうのを抑制できるようにしている。
Further, in the present embodiment, the
しかしながら、電磁リレー10の使用状態等によっては、成形品(コイルボビン330)から脱落した成形屑が接点(可動接点512a,512bと固定接点524a,524b)に付着して導通不良等が引き起こされてしまい、接点動作に影響を与えてしまうおそれがある。
However, depending on how the
そこで、本実施形態では、成形品(コイルボビン330)の成形屑が接点動作に影響を与えてしまうのをより確実に抑制できるようにした。 Therefore, in the present embodiment, it is possible to more reliably suppress the molding waste of the molded product (coil bobbin 330) from affecting the contact operation.
具体的には、継鉄350に、コイルボビン330に形成された樹脂ゲート部332eを覆う覆い部355を形成し、継鉄350をコイルボビン330に取り付けた際に、樹脂ゲート部332eが覆い部355によって覆われるようにした。
Specifically, a
本実施形態では、ベース220に固定される延設片354によって樹脂ゲート部332eが覆われるようにしている。このように、本実施形態では、ベース220に固定される固定部としての延設片354が覆い部355を兼ねるようにしている。
In the present embodiment, the
さらに、本実施形態では、コイルボビン330には窪み状の樹脂ゲート部332eが形成されており、この窪み状の樹脂ゲート部332eが延設片354(覆い部355)によって隙間なく塞がれるようにしている。なお、樹脂ゲート部332eは突状に形成されていてもよいし、周囲の面と面一となるように形成されていてもよい。この場合、覆い部355が、樹脂ゲート部332eと対向するとともに樹脂ゲート部332eに接触した状態で、樹脂ゲート部332eを覆うようにするのが好ましい。こうすれば、成形品(コイルボビン330)から成形屑脱落してしまうのを抑制することができる。
Furthermore, in this embodiment, the
また、本実施形態では、延設片354(覆い部355)の厚さが本体部353の厚さよりも薄くなっている。このように、延設片354(覆い部355)の厚さを本体部353の厚さよりも薄くすることで、後側鍔部332の比較的厚さが厚い部位に形成された樹脂ゲート部332eを覆う際に、前後方向の大きさが大きくなってしまうのを抑制できるようにしている。
In the present embodiment, the extension piece 354 (cover portion 355) is thinner than the
以上、説明したように、本実施形態では、電磁リレー10は、コイル320と、コイル320が巻回されるコイルボビン330と、コイル320が接続されてコイルボビン330に取り付けられるコイル端子340と、を備えている。
As described above, in the present embodiment, the
また、電磁リレー10は、コイル端子340が取り付けられる取付部(固着部227)を有するベース220(ケース20)と、コイルボビン330に取り付けられて磁気回路を形成する継鉄350と、を備えている。
The
そして、継鉄350には、ベース220(ケース20)に固定される延設片(固定部)354が形成されている。
The
こうすれば、コイルボビン330が継鉄350を介してベース220(ケース20)に固定されるため、落下や外部振動などにより電磁リレー10に過度な衝撃や振動が加えられた場合であっても、コイルボビン330がベース220(ケース20)に対して浮き上がってしまうのを抑制することができるようになる。すなわち、本実施形態によれば、コイルボビン330がベース220(ケース20)に取り付けられている状態をより確実に維持できるようになる。
In this way, since the
また、本実施形態では、継鉄350が、取付部(固着部227)が下方となるようにケース20を配置した状態で、コイルボビン330の上部に配置される第1の壁部351を備えている。
In the present embodiment, the
こうすれば、ベース220(ケース20)と第1の壁部351との間にコイルボビン330を介在させることができるため、コイルボビン330がベース220(ケース20)に対して浮き上がってしまうのをより確実に抑制することができるようになる。
In this way, the
また、本実施形態では、継鉄350は、第1の壁部351に連設されて下方に延在する第2の壁部352を備えており、この第2の壁部352に延設片(固定部)354が形成されている。
Further, in the present embodiment, the
こうすれば、第1の壁部351が第2の壁部352に形成された延設片(固定部)354を介してベース220(ケース20)に固定されるため、ベース220(ケース20)と第1の壁部351とでコイルボビン330を挟持することができるようになる。したがって、コイルボビン330がベース220(ケース20)に対して浮き上がってしまうのをより確実に抑制することができるようになる。
By so doing, the
また、本実施形態では、コイルボビン330には、コイル端子340が圧入されるコイル端子取付部(圧入部)332dが形成されている。
In the present embodiment, the
このように、コイル端子340を、コイルボビン330の圧入部(コイル端子取付部332d)に単に圧入しただけであっても、本実施形態では、延設片(固定部)354をベース220(ケース20)に固定しているため、落下や外部振動などにより電磁リレー10に過度な衝撃や振動が加えられた場合であっても、コイルボビン330がベース220(ケース20)に対して浮き上がってしまうのを抑制することができるようになる。
Thus, even if the
すなわち、コイル端子340をコイルボビン330に取り付ける際に、コイル端子340をコイルボビン330に固着させることなく、コイルボビン330がベース220(ケース20)に対して浮き上がってしまうのを抑制できるようになる。
That is, when attaching the
また、本実施形態では、ベース220(ケース20)におけるコイル端子340が取り付けられる取付部が固着部227となっている。
Moreover, in this embodiment, the attaching part to which the
このように、コイル端子340をベース220(ケース20)に固着させる構成とすると、落下や外部振動などにより電磁リレー10に過度な衝撃や振動が加えられた場合には、コイルボビン330がベース220(ケース20)に対して浮き上がりやすくなってしまう。しかしながら、本実施形態では、コイルボビン330が継鉄350を介してベース220(ケース20)に固定されるようにしているため、コイルボビン330がベース220(ケース20)に対して浮き上がってしまうのを抑制できるようになる。
As described above, when the
特に、本実施形態では、継鉄350に形成した延設片(固定部)354を、コイル端子340や固定接点部520が固着されるベース220(ケース20)に固定させるようにしている。そのため、コイル端子340をコイルボビン330に接着剤等により固定(固着)させる場合と較べて、コイルボビン330のベース220に対する浮き上がりを抑制することのできる構成を、より容易に得ることができる。例えば、接着剤等を用いてコイル端子340や固定接点部520をベース220(ケース20)に固着させる場合には、コイル端子340や固定接点部520の固着と一緒に延設片(固定部)354のベース220(ケース20)への固定(固着)も行うことができるようになる。
In particular, in this embodiment, the extended piece (fixed portion) 354 formed on the
このように、本実施形態によれば、コイルボビン330がケース20に取り付けられている状態をより確実に維持することができる構成を、より容易に得ることができる。
Thus, according to this embodiment, the structure which can maintain the state where the
また、本実施形態では、コイルボビン330が樹脂成形により形成されており、継鉄350には、コイルボビン330に形成された樹脂ゲート部332eを覆う覆い部355が形成されている。
In this embodiment, the
こうすれば、成形品(コイルボビン330)から成形屑が脱落してしまうのを抑制することができ、成形品(コイルボビン330)の成形屑が接点動作に影響を与えてしまうのをより確実に抑制することができるようになる。 If it carries out like this, it can suppress that molding waste falls from a molded article (coil bobbin 330), and suppresses more reliably that the molding waste of a molded article (coil bobbin 330) will affect contact operation. Will be able to.
また、本実施形態では、継鉄350に形成された延設片(固定部)354が覆い部355を兼ねるようにしている。
In this embodiment, the extended piece (fixed portion) 354 formed on the
こうすれば、継鉄350に形成された延設片(固定部)354とは別に覆い部355を設ける必要がなくなるため、構成の簡素化を図ることが可能となる。その結果、製造が容易となる上、コストの削減を図ることも可能となる。
By doing so, it is not necessary to provide the
なお、上記実施形態では、継鉄350に形成された延設片(固定部)354が覆い部355を兼ねるようにしたものを例示したが、継鉄350に延設片(固定部)354とは別に覆い部355を形成するようにしてもよい(図5参照)。
In the above embodiment, the extension piece (fixed portion) 354 formed on the
この図5に示す構成では、第2の壁部352の本体部353には、Y方向両端の下部から下方に延在するように一対の延設片354が形成されている。そして、一対の延設片354の先端をそれぞれベース220に形成された一対の継鉄挿通孔221c,221cに挿入した状態で、接着剤等を用いて一対の延設片354をベース220に固着することで、継鉄350をベース220(ケース20)に固定している。
In the configuration shown in FIG. 5, a pair of extending
一方、第2の壁部352の本体部353におけるY方向中央の下部からは、下方に延在するように突設された第2の延設片(覆い部)355が形成されており、この第2の延設片(覆い部)355が樹脂ゲート部332eを覆うようにしている。なお、図5に示すように、第2の延設片355は、ベース220(ケース20)には固着されていない。
On the other hand, a second extending piece (covering portion) 355 projecting so as to extend downward is formed from the lower portion of the
このような延設片354や第2の延設片355は、例えば、継鉄350に圧延加工を施すことにより形成することができる。
Such
かかる構成とすることでも、上記実施形態とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。 Even with this configuration, it is possible to achieve substantially the same operations and effects as in the above embodiment.
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。 The preferred embodiments of the present invention have been described above. However, the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made.
例えば、上記実施形態およびその変形例では、本体部353の一部を下方に延設させた延設片を固定部や覆い部としたもの(Y方向の幅が本体部353よりも狭くなる延設片を固定部や覆い部としたもの)を例示したが、本体部353の一部を下方に延設することで固定部や覆い部を形成することも可能である。
For example, in the above-described embodiment and its modification, an extension piece obtained by extending a part of the
また、上記実施形態およびその変形例では、固定部(延設片354)をベース220に固定させるようにしたものを例示したが、固定部(延設片354)をカバー210に固定させるようにすることも可能である。
In the above-described embodiment and its modification, the fixing part (extending piece 354) is fixed to the
また、継鉄350に覆い部355を設けないようにすることも可能である。
It is also possible not to provide the
また、電磁石ブロック、可動接点部や固定接点部、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。 In addition, the electromagnet block, the movable contact portion and the fixed contact portion, and other detailed specifications (shape, size, layout, etc.) can be changed as appropriate.
10 電磁リレー
20 ケース
227 固着部(取付部)
320 コイル
330 コイルボビン
332d コイル端子取付部(圧入部)
332e 樹脂ゲート部
340 コイル端子
350 継鉄
351 第1の壁部
352 第2の壁部
354 延設片(固定部)
355 覆い部
10
320
332e
355 Cover
Claims (7)
前記コイルが巻回されるコイルボビンと、
前記コイルが接続されて前記コイルボビンに取り付けられるコイル端子と、
前記コイル端子が取り付けられる取付部を有するケースと、
前記コイルボビンに取り付けられて磁気回路を形成する継鉄と、
を備え、
前記継鉄には、前記ケースに固定される固定部が形成されていることを特徴とする電磁リレー。 Coils,
A coil bobbin around which the coil is wound;
A coil terminal to which the coil is connected and attached to the coil bobbin;
A case having an attachment portion to which the coil terminal is attached;
A yoke attached to the coil bobbin to form a magnetic circuit;
With
The electromagnetic relay according to claim 1, wherein a fixed portion fixed to the case is formed on the yoke.
前記第2の壁部に前記固定部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電磁リレー。 The yoke includes a second wall portion that is provided continuously to the first wall portion and extends downward;
The electromagnetic relay according to claim 2, wherein the fixed portion is formed on the second wall portion.
前記継鉄には、前記コイルボビンに形成された樹脂ゲート部を覆う覆い部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の電磁リレー。 The coil bobbin is formed by resin molding,
The electromagnetic relay according to any one of claims 1 to 5, wherein a cover portion that covers a resin gate portion formed on the coil bobbin is formed on the yoke.
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CN109935498A (en) * | 2019-03-11 | 2019-06-25 | 厦门宏远达电器有限公司 | A kind of electromagnetic relay |
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- 2016-11-16 JP JP2016223423A patent/JP2018081828A/en active Pending
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