JP2018077776A - 情報処理装置、設定情報一覧表作成方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、設定情報一覧表作成方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業効率の向上を図る。【解決手段】情報処理装置1は、記憶部1aと処理部1bとを有する。記憶部1aは、装置A、B、Cの名称に対応付けて、これら対象装置A、B、Cから設定情報を取得するためのコマンドを記憶する。処理部1bは、設定情報の取得対象となる対象装置A、B、Cにアクセスするためのアクセス情報に基づき、ネットワーク上に存在する対象装置A、B、Cにアクセスして、対象装置A、B、Cの名称を取得する。また処理部1bは、対象装置A、B、Cの名称に対応付けられたコマンドを対象装置A、B、Cに実行させて、対象装置A、B、Cから設定情報を取得する。さらに処理部1bは、設定情報を一覧にした設定情報一覧表1cを作成する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、設定情報一覧表作成方法およびプログラムに関する。
近年、ネットワークスイッチ、サーバおよびストレージなどの装置を組み合わせて、業務システムを構築する作業の自動化が進んでいる。例えば、仮想化基盤などの特定用途向けシステムの場合では、構築作業を自動化するソフトウェアツールを用いて構築する場面が増えている。
業務システム構築に関連する技術としては、例えば、システムモデルと実システムとの間の差分を抽出し、抽出した差分にもとづいて、システムモデルの管理を行う技術がある。また、例えば、システムを構成する構成要素の接続関係および構成情報を保持し、構成情報にもとづいて仮想ネットワークシステムを構築する技術がある。
国際公開第2011/052148号 特開2014−154925号公報
業務システムを構築している装置に設定される各種パラメータ(設定情報)は、一覧できるように設定情報一覧表として作成される。設定情報一覧表は、例えば、業務システムの構築後に顧客納入品の一部として提示される。しかし、各装置から設定情報を取得して設定情報一覧表を作成する作業は、手動により行われているために作業効率が悪い。
1つの側面では、本発明は、設定値一覧表の自動作成を行って作業効率の向上を図ることを目的とする。
1つの案では、情報処理装置が提供される。情報処理装置は、記憶部と処理部とを有する。記憶部は、装置の名称に対応付けて、装置から設定情報を取得するためのコマンドを記憶する。処理部は、設定情報の取得対象となる対象装置にアクセスするためのアクセス情報に基づき、ネットワーク上に存在する対象装置にアクセスして、対象装置の名称を取得する。また処理部は、対象装置の名称に対応付けられたコマンドを対象装置に実行させて、対象装置から設定情報を取得する。さらに処理部は設定情報を一覧にした設定情報一覧表を作成する。
また、上記課題を解決するために、上記情報処理装置と同様の処理を実行する設定情報一覧表作成方法が提供される。
さらに、上記課題を解決するために、上記情報処理装置に同様の処理を実行させるプログラムが提供される。
1側面によれば、作業効率を向上することができる。
第1の実施の形態に係る情報処理装置の機能の一例を示す図である。 業務システム構築後にデザインシートを手動で作成して納品するまでのフローを示す図である。 第2の実施の形態に用いるデザインシート作成装置の一構成例を示す図である。 データベースの一構成例を示す図である。 IP体系・コミュニティ名テーブルの一構成例を示す図である。 ユーザ情報テーブルの一構成例を示す図である。 装置情報テーブルの一構成例を示す図である。 設定情報取得コマンドテーブルの一構成例を示す図である。 机上デザインシートファイルの一例を示す図である。 実機デザインシートファイルの一例を示す図である。 差分情報テキストファイルの一例を示す図である。 デザインシート作成装置のハードウェアの一構成例を示す図である。 実機デザインシートの作成に関する動作シーケンスを示す図である。 実機デザインシートの作成に関する動作シーケンスを示す図である。 実機デザインシートの作成に関する動作シーケンスを示す図である。 実機デザインシートの作成に関する動作シーケンスを示す図である。 実機デザインシートの作成に関する動作シーケンスを示す図である。 実機デザインシートの作成に関する動作シーケンスを示す図である。 設定情報取得コマンドの実行結果を実機デザインシートに記入する処理手順を示すフローチャートである。 実機デザインシート作成時の動作フローを示す図である。 実機デザインシート作成時に未登録装置がある場合の動作フローを示す図である。 実機デザインシート作成時に差分情報を出力する動作フローを示す図である。 業務システム構築後に実機デザインシートをデザインシート作成装置で作成して納品するまでのフローを示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。なお各実施の形態は、矛盾のない範囲で複数の実施の形態を組み合わせて実施することができる。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の機能の一例を示す図である。情報処理装置1は、記憶部1aと処理部1bとを有する。記憶部1aは、例えば情報処理装置1が有するメモリである。処理部1bは、例えば情報処理装置1が有するプロセッサである。
記憶部1aは、装置の名称に対応付けて、装置に設定されている設定情報を取得するためのコマンドを記憶する。図1の例では、装置Aに対応するコマンドc1、装置Bに対応するコマンドc2、装置Cに対応するコマンドc3が、記憶部1aに記憶されている。
処理部1bは、装置にアクセスするためのアクセス情報が入力され、アクセス情報に基づき、システムの構築に用いる装置を判別する。
アクセス情報は、例えば、装置を識別するための情報となるIP(Internet Protocol)体系(IPアドレス体系)や、装置の認証を行うための情報であるID、パスワード(PW)、コミュニティ名などを含む。図1の例では、処理部1bは、このようなアクセス情報に基づいて、システムを構築する装置として、装置A、B、Cが用いられることを判別する。
また処理部1bは、判別された装置に設定されている設定情報を取得するためのコマンドを実行し、装置から設定情報を取得する。図1の例では、処理部1bは、装置Aに対してコマンドc1を実行し、装置Aから返信された設定情報d1を取得する。
同様に、処理部1bは、装置Bに対してコマンドc2を実行し、装置Bから返信された設定情報d2を取得し、装置Cに対してコマンドc3を実行し、装置Cから返信された設定情報d3を取得する。
さらに処理部1bは、設定情報を一覧にした設定情報一覧表を作成する。図1の例では、処理部1bは、設定情報d1〜d3を一覧にした設定情報一覧表1cを作成する。
このように、情報処理装置1では、システムの構築に用いられる装置から設定情報を取得するためのコマンドを予め登録しておき、コマンドを実行して設定情報を取得し、設定情報を一覧にした設定情報一覧表を作成する。これにより、設定情報一覧表の作成に関する処理を自動化するので、作業効率の向上を図ることが可能になる。
なお処理部1bは、さらに、管理対象の装置の名称に対応するコマンドが記憶部1aに記憶されてない場合、その装置から設定情報を取得するためのコマンドの入力要求を出力してもよい。例えば処理部1bは、入力要求をモニタに表示させる。そして処理部1bは、入力要求に応じて入力されたコマンドを、管理対象の装置の名称に対応付けて記憶部1aに格納する。これにより、管理対象の装置の中に、予めコマンドが登録されていない装置があったとしても、その装置の設定情報を含めた設定情報一覧表1cを作成することができる。すなわち、漏れのない設定情報一覧表1cを容易に作成することができる。
さらに処理部1bは、さらに、記憶部1aに、外部から入力された他の設定情報一覧表が記憶されている場合、作成した設定情報一覧表1cと、他の設定情報一覧表との差分情報を抽出することもできる。他の設定情報一覧表は、例えば構築予定のシステムを設計したときに手作業で作成したものである。処理部1bが作成した設定情報一覧表1cと、手作業で作成した設定情報一覧表とを比較することで、例えば、実機への設定間違いを差分として検出することができる。その結果、設定間違いを容易に検出できることで、運用開始前に設定間違いを修正することができ、システムの信頼性を向上させることができる。
なお、上記のアクセス情報には、例えば管理対象の装置で使用されるアドレスの範囲が示されている。この場合、処理部1bは、例えば、アドレスの範囲に属する各アドレスに対して存在を確認する第1コマンドを送信する。特定のアドレス宛てに送信した第1コマンドに対する応答があった場合、処理部1bは、その特定のアドレスに対して名称を問い合わせる第2コマンドを送信する。そして処理部1bは、第2コマンドに対する返信情報から、管理対象の装置の名称を取得する。これにより、ネットワークに接続された管理対象の装置を、漏れなく検出し、その装置の設定情報を取得することができる。これにより、漏れのない、信頼性の高い設定情報一覧表1cを作成することができる。
〔第2の実施の形態〕
次に第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、ネットワークシステムなどの業務システムを構築するハードウェアの装置を判別し、装置から各種パラメータである設定情報を取得して、設定情報一覧表を作成する流れを自動的に行うものである。なお、以降の説明では、設定情報一覧表をデザインシートと呼ぶ。
図2は、業務システム構築後にデザインシートを手動で作成して納品するまでのフローを示す図である。
〔ステップS1〕顧客対応のSE(システムエンジニア)は、顧客との商談において、顧客が導入したい業務システムにおけるハードウェア構成(例えば、サーバは何台にするか、装置機種など)を聴取する。
また、SEは、業務システムを構築する個々の装置に設定するIPアドレスなどの情報も顧客から聴取する。聴取した結果は、アクセス情報として、ヒアリングシートに記載される。
〔ステップS2〕SEは、工場内でシステムの構築作業を行う作業者に、ヒアリングシートを送る。
〔ステップS3〕作業者は、ヒアリングシートを受け取ると、構築作業を自動化するソフトウェアツールである構築ツールに対して、ヒアリングシートに記載されているアクセス情報をインポートする。そして、作業者は、アクセス情報がインポートされた構築ツールを用いて、業務システムを自動構築する。
〔ステップS4〕作業者は、構築した業務システムの各装置にアクセスし、アクセスした装置の設定情報を確認しながら、設定情報を含むデザインシートを手動により作成する。
〔ステップS5〕作業者は、作成したデザインシートを納品物として提供する。なお、図2の例では、工場内で構築された業務システムは、一旦、個々の装置に分解されて顧客先へ搬入され、顧客先で再度構築されることになる。
ここで、図2に示すように、業務システムを構築ツールによって自動構築した場合であっても、デザインシートは手動で作成されている。
この場合、作業者が業務システムを構築する対象装置から設定情報を取得するためのコマンドを逐一把握して、1台毎に手作業によりコマンドを実行する。そして、作業者は、設定情報を収集して確認をし、デザインシートへ設定情報を記載する。デザインシートを作成する場合、このような作業が行われているので、作業効率が悪い。また、業務システムの規模が大きくなるほど、設定情報を収集する対象装置が増えるので、デザインシートを作成する工数が増えてしまう。
このような状況に鑑みて、第2の実施の形態では、業務システムの構築に用いる装置の判別、装置に設定されている設定情報の取得、および設定情報を一覧にしたデザインシート作成に関する処理を自動化して、作業効率の向上を図るものである。
図3は、第2の実施の形態に用いるデザインシート作成装置の一構成例を示す図である。デザインシート作成装置10は、構築作業端末22、構築ツール30および業務システム40に接続する。構築作業端末22は、顧客SE端末21および構築ツール30に接続する。
なお、業務システム40は、例えば、ネットワークシステムであり、図3の例では、業務システムを構築する対象装置として、ネットワークスイッチ41、サーバ42およびストレージ43が示されている。
デザインシート作成装置10は、通信部11、制御部12およびデータベース13を備える。制御部12は、入出力部12a、制御呼出し部12b、装置判別部12c、コマンド入力部12d、設定情報取得部12e、差分抽出部12fを含む。
通信部11は、業務システム40内の対象装置と通信するためのネットワークポート(例えば、LAN(Local Area Network)ポート)を有し、ネットワークポートを介して、対象装置と通信を行う。
入出力部12aは、アクセス情報(対象装置のIP体系、ID、パスワードなど)、および机上で作成されたデザインシートなどが構築作業端末22から入力され、入力した情報をデータベース13に格納する。
なお、以降の説明では、デザインシート作成装置10で自動作成されたデザインシートを実機デザインシート、手動により作成されたデザインシートを机上デザインシートと呼ぶ。
また、入出力部12aは、実機デザインシートや、実機デザインシートと机上デザインシートとの差分情報を構築作業端末22へ出力する。
制御呼出し部12bは、制御部12内の各構成部を通じて得た情報にもとづいて、次の動作を実行すべき構成部を決定し、決定した構成部に対して所定の動作指示を出力する。
装置判別部12cは、入出力部12aによって入力されたアクセス情報にもとづいて対象装置の装置判別を行う。例えば、装置判別部12cは、業務システム40のネットワーク内のすべてのIPアドレスに対して、PINGによる応答確認を行って対象装置の存在を確認する。
そして、装置判別部12cは、ネットワークに存在するIPアドレスに対して、SNMP(Simple Network Management Protocol)などのネットワーク管理プロトコルを使用して、業務システム40に用いられる対象装置であるかを判別する。
例えば、PINGにより存在を確認した装置に対してSNMP−GETコマンドが送信されると、該装置からインベントリ情報が返信される。インベントリ情報には、装置名やシリアル番号などが含まれるため、装置判別部12cは、返信されたインベントリ情報から、業務システム40に用いられる対象装置であるか否かを判別することができる。これにより、業務システムの構築に用いられる装置を精度よく自動判別することが可能になる。
コマンド入力部12dは、装置判別部12cで判別された対象装置に対して、その対象装置から設定情報を取得するためのコマンド(以下、設定情報取得コマンド)がデータベース13上にない場合は、新たにデータベース13内に登録する。
具体的には、コマンド入力部12dは、装置判別部12cで判別された装置の設定情報取得コマンドがデータベース13にない場合に、データベース13に対象装置と設定情報取得コマンドとの対応関係を新しく登録するため、例えば、コンソールを表示する。
そして、コマンド入力部12dは、該当の対象装置に対する設定情報取得コマンドを構築作業端末22で入力させ、入力した設定情報取得コマンドをデータベース13に格納する。
設定情報取得部12eは、装置判別部12cで判別された対象装置に設定情報取得コマンドを実行して設定情報を取得し、取得した設定情報から実機デザインシートを作成してデータベース13に格納する。
例えば、設定情報取得部12eは、装置判別部12cにより判別した対象装置に対する設定情報取得コマンドをデータベース13より取得する。そして、設定情報取得部12eは、設定情報取得コマンドを対象装置に対して実行し、該対象装置から返信された設定情報を、実機デザインシートに書き込んでデータベース13に格納する。
差分抽出部12fは、机上デザインシートがデータベース13に格納されている場合に、実機デザインシートとの差分を取り、その差分情報をデータベース13に格納する。
例えば、差分抽出部12fは、事前に作成された机上デザインシートがデータベース13に格納されている場合、設定情報取得部12eで作成された実機デザインシートと、机上デザインシートとの差分情報を取得する(例えば、diffコマンドを使用して差分を取得する)。そして、差分抽出部12fは、差分情報をテキストファイルに書き込んでデータベース13に格納する。
図4は、データベースの一構成例を示す図である。データベース13は、少なくとも7種類のデータを格納する。具体的には、データベース13は、IP体系・コミュニティ名テーブル13−1、ユーザ情報テーブル13−2、装置情報テーブル13−3および設定情報取得コマンドテーブル13−4を格納する。さらに、データベース13は、机上デザインシートファイル13−5、実機デザインシートファイル13−6および差分情報テキストファイル13−7を格納する。
図5は、IP体系・コミュニティ名テーブルの一構成例を示す図である。IP体系・コミュニティ名テーブル13−1は、業務システム40内のネットワークのIP体系とコミュニティ名が定義されるテーブルである。IP体系は、例えば対応するコミュニティで使用するIPアドレスの範囲を、ネットワーク部のアドレス(ネットワークアドレス)で示したものである。IP体系に示されているネットワークアドレスを有するIPアドレスが、対応するコミュニティに属する装置で使用される。コミュニティ名は、管理対象の範囲を示すコミュニティを識別する名称である。同じコミュニティに属する装置には、同じコミュニティ名が設定される。
IP体系・コミュニティ名テーブル13−1は、属性として「IP体系」および「コミュニティ名」を有する。なお、「コミュニティ名」は、デザインシート作成装置10と対象装置との間で、情報を取得する際に、相互で事前に設定したコミュニティを照合する認証用の情報として使用される。
図6は、ユーザ情報テーブルの一構成例を示す図である。対象装置のユーザ情報が定義されるテーブルである。ユーザ情報テーブル13−2は、属性として、「装置名」、「ID」および「パスワード」を有する。
なお、上記のIP体系・コミュニティ名テーブル13−1の「IP体系」および「コミュニティ名」と、ユーザ情報テーブル13−2の「装置名」、「ID」および「パスワード」とは、顧客側で指定される情報である。すなわち、ヒアリングシートにもとづいて入力されるアクセス情報である。
図7は、装置情報テーブルの一構成例を示す図である。装置情報テーブル13−3は、デザインシート作成装置10がサポートする装置を登録するテーブルである。装置情報テーブル13−3は、属性として「装置名」を有する。
図8は、設定情報取得コマンドテーブルの一構成例を示す図である。設定情報取得コマンドテーブル13−4は、対象装置から設定情報を取得するためのコマンドが定義されたテーブルである。
設定情報取得コマンドテーブル13−4は、属性として、「装置名」および「コマンド」を有する。なお、図7に示した装置情報テーブル13−3に登録される「装置名」は、設定情報取得コマンドテーブル13−4の「装置名」にも登録される。
図9は、机上デザインシートファイルの一例を示す図である。机上デザインシートファイル13−5は、手動で作成された机上のデザインシートのファイルである。図9では、例えば、XML(Extensible Markup Language)形式で記述された机上デザインシートファイル13−5の例を示している。
図10は、実機デザインシートファイルの一例を示す図である。実機デザインシートファイル13−6は、対象装置に設定情報取得コマンドを実行し、対象装置から取得した設定情報にもとづいて作成された実機デザインシートのファイルである。図10では、例えば、XML形式で記述された実機デザインシートファイル13−6の例を示している。
図11は、差分情報テキストファイルの一例を示す図である。差分情報テキストファイル13−7は、机上デザインシートと実機デザインシートとの差分情報のテキストファイルであり、図11では、例えば、XML形式で記述された差分情報テキストファイル13−7の例を示している。
次にデザインシート作成装置10のハードウェアの構成について説明する。図12は、デザインシート作成装置のハードウェアの一構成例を示す図である。デザインシート作成装置10は、プロセッサ101によって装置全体が制御されている(例えば、プロセッサ101により制御部12の動作が行われる)。
プロセッサ101には、バス109を介してメモリ102と複数の周辺装置が接続されている。プロセッサ101は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ101は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、またはDSP(Digital Signal Processor)である。プロセッサ101の機能の少なくとも一部を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)などの電子回路で実現してもよい。
メモリ102は、デザインシート作成装置10の主記憶装置として使用され、例えば、データベース13に該当する。また、メモリ102には、プロセッサ101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。
さらに、メモリ102には、プロセッサ101による処理に必要な各種データが格納される。メモリ102としては、例えばRAM(Random Access Memory)などの揮発性の半導体記憶装置が使用される。
バス109に接続されている周辺装置としては、HDD(Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、光学ドライブ装置106、機器接続インタフェース107およびネットワークインタフェース108がある。
HDD103は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD103は、デザインシート作成装置10の補助記憶装置として使用される。HDD103には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、補助記憶装置としては、フラッシュメモリなどの不揮発性の半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置104には、モニタ201が接続されている。グラフィック処理装置104は、プロセッサ101からの命令に従って、画像をモニタ201の画面に表示させる(例えば、差分情報の表示など)。モニタ201としては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や液晶表示装置などがある。
入力インタフェース105には、キーボード202とマウス203とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード202やマウス203から送られてくる信号をプロセッサ101に送信する。
なお、マウス203はポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボールなどがある。
光学ドライブ装置106は、レーザ光などを利用して、光ディスク204に記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク204は、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。
光ディスク204には、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(Re Writable)などがある。
機器接続インタフェース107は、デザインシート作成装置10に周辺装置を接続するための通信インタフェースである。例えば、機器接続インタフェース107には、構築作業端末22、業務システム40、またはメモリ装置205やメモリリーダライタ206を接続することができる。
メモリ装置205は、機器接続インタフェース107との通信機能を搭載した記録媒体である。メモリリーダライタ206は、メモリカード207へのデータの書き込み、またはメモリカード207からのデータの読み出しを行う装置である。メモリカード207は、カード型の記録媒体である。
ネットワークインタフェース108は、ネットワーク110に接続されている。ネットワークインタフェース108は、例えば、通信部11に該当し、ネットワーク110を介して、他のコンピュータまたは通信装置との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、デザインシート作成装置10の処理機能を実現することができる。なお、第1の実施の形態に示した情報処理装置1も、図12に示したデザインシート作成装置10と同様のハードウェアにより実現することができる。
デザインシート作成装置10は、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第2の実施の形態の処理機能を実現する。デザインシート作成装置10に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。例えば、デザインシート作成装置10に実行させるプログラムをHDD103に格納しておくことができる。
プロセッサ101は、HDD103内のプログラムの少なくとも一部をメモリ102にロードし、プログラムを実行する。またサーバ100に実行させるプログラムを、光ディスク204、メモリ装置205、メモリカード207などの可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。
可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、例えば、プロセッサ101からの制御により、HDD103にインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ101が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
次に動作について図13〜図18のシーケンス図を用いて説明する。図13〜図18は、実機デザインシートの作成に関する動作シーケンスを示す図である。図13は、構築作業端末22が、顧客からのヒアリングシートを受信して、デザインシート作成装置10に接続するまでの動作シーケンスを示している。
〔ステップS11〕顧客SE端末21は、顧客端末20に対してヒアリングシート作成依頼を送信する。
〔ステップS12a〕顧客端末20は、ヒアリングシートにアクセス情報などを記入する。
〔ステップS12b〕顧客端末20は、顧客SE端末21に対してヒアリングシートを回答する。
〔ステップS13〕顧客SE端末21は、ヒアリングシートを工場内の構築作業端末22へ送信する。
〔ステップS14〕構築作業端末22は、構築ツール30を使用できるか否かを判断する。使用できる場合は処理がステップS15aへ進められ、使用できない場合は処理がステップS16aへ進められる。
〔ステップS15a〕構築ツール30は、ヒアリングシートをインポートする。
〔ステップS15b〕構築ツール30は、対象装置4を含む業務システム40の自動構築を行う。
〔ステップS15c〕構築ツール30は、業務システム40の自動構築を完了する。
〔ステップS16a〕構築作業端末22は、机上デザインシートを作成する。
〔ステップS16b〕構築作業端末22は、机上デザインシートおよび構築手順書などにもとづき業務システム40の手動構築を行う。
〔ステップS16c〕構築作業端末22は、業務システム40の手動構築を完了する。
〔ステップS17〕構築作業端末22は、ヒアリングシートからアクセス情報(IP体系、ID、パスワード、SNMPのコミュニティ名)を取得する。
〔ステップS18〕構築作業端末22は、デザインシート作成装置10に接続する。
図14は、構築作業端末22がデザインシート作成装置10に接続した後に、デザインシート作成装置10内の入出力部12aによってアクセス情報が入力され、装置判別部12cが稼働するまでの動作シーケンスを示している。
〔ステップS21〕入出力部12aは、アクセス情報(IP体系、ID、パスワード、SNMPのコミュニティ名)を入力する。
〔ステップS22〕入出力部12aは、アクセス情報をデータベース13に格納する。
〔ステップS23〕入出力部12aは、机上デザインシートをインポートするか否かを判断する。インポートする場合は、処理がステップS24へ進められ、インポートしない場合は、処理がステップS25へ進められる。
〔ステップS24〕入出力部12aは、データベース13に机上デザインシートを格納する。
〔ステップS25〕制御呼出し部12bは、装置判別部12cに装置判別処理を指示する。
図15は、業務システム40の構築に用いられる装置が判別される処理と、未登録装置が新たに登録される処理との動作シーケンスを示している。
〔ステップS31a〕装置判別部12cは、対象装置4へ、IP体系と、コミュニティ名との取得要求を送信する。
〔ステップS31b〕対象装置4は、IP体系と、コミュニティ名とを出力する。
〔ステップS31c〕装置判別部12cは、IP体系と、コミュニティ名とを取得する。
〔ステップS32−1〕装置判別部12cは、IP体系に属するIPアドレス毎に装置判別を行うループ処理を開始する。
〔ステップS32a〕装置判別部12cは、取得したIPアドレスにもとづき、対象装置4のIPアドレスへPING送信を行う。
〔ステップS32b〕PING送信を受けたIPアドレスを持つ対象装置4は、PING応答を装置判別部12cに送信する。
〔ステップS32c〕装置判別部12cは、取得したIPアドレスに対するPING応答があるか否かを判断する。応答がある場合は処理がステップS32dへ進められ、応答がない場合はカウントを1つ増やして処理がステップS32aへ戻る。
〔ステップS32d〕装置判別部12cは、PING応答を送信した対象装置4を判別するためのコマンドとして、例えばSNMP−GETコマンドを送信する。
なお、SNMP−GETコマンドは、オブジェクトID(OID)を指定したとき、そのOIDに対応するオブジェクト値を得るためのコマンドである。
SNMP−GETコマンドのフォーマットは、snmpget-v <バージョン>-c<コミュニティ名><OID>である。
〔ステップS32e〕SNMP−GETコマンドを受信した対象装置4は、装置名やシリアル番号などを含むインベントリ情報を装置判別部12cへ返信する。例えば、snmpget -v 2c -c public 192.168.80.21 1.3.6.1.4.1.231.2.10.2.2.10.2.3.1.5.1を実行した場合、実行結果としてSNMPv2-SMI::enterprises.231.2.10.2.2.10.2.3.1.5.1=STRING: "PRIMERGY RX200 S8"が得られたとする。
この場合、実行結果のSTRING以降の名称が、業務システムの構築に用いられる対象装置名であり、装置判別に使用される。
〔ステップS32f〕装置判別部12cは、データベース13の装置情報テーブル13−3を参照し、受信した装置名が判別可能か否かを判断する。判別可能の場合は処理がステップS32kへ進められ、判別不可能の場合は処理がステップS32gへ進められる。
〔ステップS32g〕コマンド入力部12dは、入出力部12aに対して未登録装置情報の入力要求を送信する。未登録装置情報としては、例えば、未登録装置の名称と、その未登録装置の設定情報取得コマンドとが含まれる。
〔ステップS32h〕入出力部12aは、未登録装置情報の入力を行う。
〔ステップS32i〕コマンド入力部12dは、未登録装置情報をデータベース13に送信する。
〔ステップS32j〕データベース13は、未登録装置情報を格納する。
〔ステップS32k〕装置判別部12cは、取得したIPアドレスに対応する装置名を取得する。
〔ステップS32−2〕装置判別部12cは、IPアドレス毎に装置判別を行うループ処理を終了する。
図16は、設定情報取得コマンドを対象装置に実行して実機デザインシートを作成するまでの動作シーケンスを示している。
〔ステップS41a〕制御呼出し部12bは、装置判別部12cから装置名を取得すると、対応するIPアドレスと共にデータベース13に送信する。
〔ステップS41b〕データベース13は、IPアドレスと装置名を対応付けて格納する。
〔ステップS41c〕制御呼出し部12bは、実機デザインシート作成要求を設定情報取得部12eに送信する。
〔ステップS42a〕設定情報取得部12eは、IPアドレス、装置名、ID、パスワードおよび設定情報取得コマンドの出力要求をデータベース13に送信する。
〔ステップS42b〕データベース13は、IPアドレス、装置名、ID、パスワードおよび設定情報取得コマンドを出力する。
〔ステップS42c〕設定情報取得部12eは、IPアドレス、装置名、ID、パスワードおよび設定情報取得コマンドを受信する。
〔ステップS43−1〕設定情報取得部12eは、判別された対象装置の台数分のループ処理を開始する。
〔ステップS43a〕設定情報取得部12eは、対象装置4にログインする。
〔ステップS43b〕対象装置4は、ログイン許可の場合には、ログイン許可の旨を設定情報取得部12eに通知する。
〔ステップS44−1〕設定情報取得部12eは、ログイン許可を認識すると、設定情報取得コマンドの数分のループ処理を開始する。
〔ステップS44a〕設定情報取得部12eは、設定情報取得コマンドを対象装置4に対して実行する。
〔ステップS44b〕対象装置4は、設定情報取得コマンドの実行結果を設定情報取得部12eに送信する。
〔ステップS44c〕設定情報取得部12eは、設定情報取得コマンド実行結果(対象装置4の設定情報)を受信する。
〔ステップS44d〕設定情報取得部12eは、取得した設定情報を用いて実機デザインシートを作成してデータベース13に送信する。
〔ステップS44e〕データベース13は、実機デザインシートを格納する。
〔ステップS44−2〕設定情報取得部12eは、設定情報取得コマンドの数分のループ処理を終了する。
〔ステップS43−2〕設定情報取得部12eは、判別された対象装置の台数分のループ処理を終了する。
図17は、机上デザインシートと実機デザインシートとの差分情報抽出の動作シーケンスを示している。
〔ステップS51a〕制御呼出し部12bは、データベース13から実機デザインシートを取得する。
〔ステップS51b〕制御呼出し部12bは、データベース13に机上デザインシートがインポートされているか否かを判断する。インポートされている場合は処理がステップS51cへ進められ、インポートされていない場合は処理がステップS54へ進められる。
〔ステップS51c〕制御呼出し部12bは、差分抽出部12fに対して差分抽出処理要求を送信する。
〔ステップS52a〕差分抽出部12fは、机上デザインシートと実機デザインシートの出力要求をデータベース13に送信する。
〔ステップS52b〕データベース13は、机上デザインシートと実機デザインシートを出力する。
〔ステップS52c〕差分抽出部12fは、机上デザインシートと実機デザインシートを取得する。
〔ステップS53a〕差分抽出部12fは、机上デザインシートと実機デザインシートとの差分情報を抽出する。
〔ステップS53b〕差分抽出部12fは、机上デザインシートと実機デザインシートとの差分情報を表示し、差分情報をデータベース13に送信する。
〔ステップS53c〕データベース13は、差分情報を格納する。
〔ステップS53d〕差分抽出部12fは、データベース13に差分情報出力要求を送信する。
〔ステップS53e〕データベース13は、差分情報を出力する。
〔ステップS53f〕制御呼出し部12bは、差分情報を取得して入出力部12aに送信する。
〔ステップS53g〕入出力部12aは、差分情報を外部出力(構築作業端末22へ出力)する。
〔ステップS54〕入出力部12aは、実機デザインシートを外部出力する。
図18は、実機デザインシートが構築作業端末22から顧客端末20へ送信されるまでの動作シーケンスを示している。
〔ステップS61〕構築作業端末22は、デザインシート作成装置10から実機デザインシートを取得する。
〔ステップS62〕構築作業端末22は、実機デザインシートを表形式アプリケーション(例えば、MICROSOFT EXCEL(登録商標))に変換する。
〔ステップS63〕構築作業端末22は、変換後の実機デザインシートを顧客端末20へ送信する(顧客SE端末21へ送信してもよい)。
〔ステップS64〕顧客端末20は、実機デザインシートを受信する。
次に設定情報取得コマンドの実行結果を実機デザインシートに記入する動作について説明する。図19は、設定情報取得コマンドの実行結果を実機デザインシートに記入する処理手順を示すフローチャートである。
〔ステップS71〕設定情報取得部12eは、実機デザインシートファイルを取得する。
〔ステップS72〕設定情報取得部12eは、データベース13から判別対象の装置の設定情報取得コマンドのコマンドリストを取得する。
〔ステップS73−1〕設定情報取得部12eは、設定情報取得コマンドの数分のループ処理を開始する。
〔ステップS73a〕設定情報取得部12eは、設定情報取得コマンド(例えば、show hostname)を実行する。
〔ステップS73b〕設定情報取得部12eは、設定情報取得コマンドの結果である設定情報(例えば、hogehoge)を取得する。
〔ステップS73c〕設定情報取得部12eは、実機デザインシートから設定情報タブ検索(例えば、<hostname></hostname>)を行う。
〔ステップS73d〕設定情報取得部12eは、実機デザインシートに取得結果である設定情報を追加する(例えば、<hostname>hogehoge</hostname>)。
〔ステップS73−2〕設定情報取得部12eは、設定情報取得コマンドの数分のループ処理を終了する。
次に実機デザインシート作成時の動作フローについて図20〜図22を用いて説明する。図20は、実機デザインシート作成時の動作フローを示す図である。デザインシート作成装置10に対して、業務システムの構築に用いられる装置があらかじめ登録されている場合の動作フローを示している。
〔ステップA1〕顧客SE端末21は、顧客から受け取ったヒアリングシートを構築作業端末22に送信する。
〔ステップA2〕構築作業端末22は、構築ツール30にヒアリングシートに記載の情報を入力し、構築ツール30を用いて業務システム40を自動構築する。
〔ステップA3〕構築作業端末22は、デザインシート作成装置10内の入出力部12aに、ヒアリングシートに記載されるアクセス情報を入力する。
〔ステップA4〕入出力部12aは、制御呼出し部12bを介してアクセス情報をデータベース13に格納する。
〔ステップA5〕制御呼出し部12bは、装置判別部12cを呼出し、装置判別部12cは、装置判別制御を行う。
〔ステップA6〕制御呼出し部12bは、設定情報取得部12eを呼出し、設定情報取得部12eは、判別された装置の設定情報を取得して実機デザインシートを作成する。
〔ステップA7〕設定情報取得部12eは、実機デザインシートを入出力部12aに送信し、入出力部12aは、実機デザインシートを出力する。
〔ステップA8〕構築作業端末22は、実機デザインシートを表形式アプリケーションに変換し、変換後の実機デザインシートを、顧客SE端末21を介して顧客へ納入する。
図21は、実機デザインシート作成時に未登録装置がある場合の動作フローを示す図である。業務システムの構築に用いられる装置に対し、デザインシート作成装置10に未登録の装置がある場合の動作フローを示している。
〔ステップB1〕構築作業端末22は、構築ツール30を用いて業務システム40を自動構築する。
〔ステップB2〕構築作業端末22は、デザインシート作成装置10内の入出力部12aに、ヒアリングシートに記載されるアクセス情報を入力する。
〔ステップB3〕入出力部12aは、制御呼出し部12bを介してアクセス情報をデータベース13に格納する。
〔ステップB4〕制御呼出し部12bは、装置判別部12cを呼出し、装置判別部12cは、装置判別制御を行い、判別の結果、データベース13に登録されていない装置があることを認識する。
〔ステップB5〕装置判別部12cは、未登録装置がある旨の通知をコマンド入力部12dに行う。
〔ステップB6〕コマンド入力部12dは、入出力部12aを介して、未登録装置の設定情報コマンドの入力を要することを構築作業端末22に通知する。
〔ステップB7〕コマンド入力部12dは、入力された設定情報コマンドをデータベース13に格納する。
〔ステップB8〕制御呼出し部12bは、設定情報取得部12eを呼出し、設定情報取得部12eは、判別された装置の設定情報を取得して実機デザインシートを作成する。
〔ステップB9〕設定情報取得部12eは、実機デザインシートを入出力部12aに送信する。なお、実機デザインシートは、入出力部12aによって構築作業端末22に出力される。
上記のように、コマンド入力部12dは、業務システムの構築に用いられる装置が未登録の場合、未登録装置のコマンドの入力を外部に要求する。これにより、未登録装置がある場合でも、即時に未登録装置に関する情報を追加登録することが促されるので、実機デザインシートの作成を円滑に行うことができる。
図22は、実機デザインシート作成時に差分情報を出力する動作フローを示す図である。実機デザインシートを作成し、実機デザインシートと机上デザインシートの差分が抽出される場合の動作フローを示している。
〔ステップC1〕顧客SE端末21は、顧客から受け取ったヒアリングシートを構築作業端末22に送信する。
〔ステップC2〕構築作業端末22は、事前に机上デザインシートを作成する。
〔ステップC3〕構築作業端末22は、ヒアリングシートと机上デザインシートとをもとに手動で業務システム40を構築する。
〔ステップC4〕構築作業端末22は、デザインシート作成装置10内の入出力部12aに、ヒアリングシートに記載されるアクセス情報を入力し、机上デザインシートをインポートする。
〔ステップC5〕入出力部12aは、制御呼出し部12bを介してアクセス情報と机上デザインシートをデータベース13に格納する。
〔ステップC6〕制御呼出し部12bは、装置判別部12cを呼出し、装置判別部12cは、装置判別制御を行う。
〔ステップC7〕制御呼出し部12bは、設定情報取得部12eを呼出し、設定情報取得部12eは、判別された装置の設定情報を取得して実機デザインシートを作成する。
〔ステップC8〕差分抽出部12fは、実機デザインシートと机上デザインシートとの差分情報を抽出する。
〔ステップC9〕差分抽出部12fは、実機デザインシートと差分情報とを入出力部12aに送信する。
〔ステップC10〕入出力部12aは、実機デザインシートと差分情報とを出力し、構築作業端末22は、実機デザインシートを変換し、変換後の実機デザインシートと、差分情報を顧客SE端末21へ送信する。
上記のように、差分抽出部12fは、実機デザインシートと机上デザインシートとの差分を抽出し、差分情報を出力する。これにより、作業者は、実機デザインシートと机上デザインシートとの差分を容易に確認できるため、差分確認工数が削減し、机上デザインシートを作成した場合の作成ミスに容易に対応できる。
図23は、業務システム構築後に実機デザインシートをデザインシート作成装置で作成して納品するまでのフローを示す図である。なお、ステップS1〜S3、S5は、図2と同じである。
ステップS4−1において、作業者は、受け取ったヒアリングシートに記載されるアクセス情報をデザインシート作成装置10に入力する。デザインシート作成装置10は、業務システムの構築に用いる装置の判別、装置に設定されている設定情報の取得、および設定情報を一覧にしたデザインシート作成に関する処理を自動化して行う。
このようなデザインシート作成装置10によってデザインシートを作成することで、作業効率を向上することができる。また、デザインシートの品質を向上させ、デザインシートの作成工数、作成期間の短縮および短期納期を実現することができる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。さらに、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1 情報処理装置
1a 記憶部
1b 処理部
1c 設定情報一覧表
A、B、C 装置
c1〜c3 コマンド
d1〜d3 設定情報

Claims (6)

  1. 装置の名称に対応付けて、前記装置から設定情報を取得するためのコマンドを記憶する記憶部と、
    設定情報の取得対象となる対象装置にアクセスするためのアクセス情報に基づき、ネットワーク上に存在する前記対象装置にアクセスして、前記対象装置の名称を取得し、前記対象装置の名称に対応付けられた前記コマンドを前記対象装置に実行させて、前記対象装置から前記設定情報を取得し、前記設定情報を一覧にした設定情報一覧表を作成する処理部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記処理部は、さらに、
    前記対象装置の名称に対応する前記コマンドが前記記憶部に記憶されてない場合、前記対象装置から前記設定情報を取得するための前記コマンドの入力要求を出力し、前記入力要求に応じて入力された前記コマンドを、前記対象装置の名称に対応付けて前記記憶部に格納する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記処理部は、さらに、
    前記記憶部に、外部から入力された他の設定情報一覧表が記憶されている場合、作成した前記設定情報一覧表と、前記他の設定情報一覧表との差分情報を抽出する、
    請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記アクセス情報には、前記対象装置で使用されるアドレスの範囲が示されており、
    前記処理部は、前記アドレスの範囲に属する各アドレスに対して存在を確認する第1コマンドを送信し、特定のアドレス宛てに送信した前記第1コマンドに対する応答があった場合、前記特定のアドレスに対して名称を問い合わせる第2コマンドを送信し、前記第2コマンドに対する返信情報から、前記対象装置の名称を取得する請求項1記載の情報処理装置。
  5. コンピュータが、
    設定情報の取得対象となる対象装置にアクセスするためのアクセス情報に基づき、ネットワーク上に存在する前記対象装置にアクセスして、前記対象装置の名称を取得し、
    前記対象装置の名称に対応付けて、前記対象装置から設定情報を取得するためのコマンドを記憶する記憶部を参照し、前記対象装置の名称に対応付けられた前記コマンドを前記対象装置に実行させて、前記対象装置から前記設定情報を取得し、
    前記設定情報を一覧にした設定情報一覧表を作成する、
    設定情報一覧表作成方法。
  6. コンピュータに、
    設定情報の取得対象となる対象装置にアクセスするためのアクセス情報に基づき、前記ネットワーク上に存在する前記対象装置にアクセスして、前記対象装置の名称を取得し、
    前記対象装置の名称に対応付けて、前記対象装置から設定情報を取得するためのコマンドを記憶する記憶部を参照し、前記対象装置の名称に対応付けられた前記コマンドを前記対象装置に実行させて、前記対象装置から前記設定情報を取得し、
    前記設定情報を一覧にした設定情報一覧表を作成する、
    処理を実行させるプログラム。
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