JP2018074417A - 撮像装置 - Google Patents

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貴之 松橋
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良祐 望月
美香 武藤
Mika Muto
美香 武藤
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Abstract

【課題】高品質の静止画像と高品質の動画とを同時に取得できる撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置1は、所定タイミング毎に画像を生成する撮像部200と、特定の撮影状況であるか否かに応じて、撮像部200で所定タイミング毎に使用される露光時間を静止画像取得用の第1の露光時間及び動画取得用の第2の露光時間を含む複数の露光時間に分割するコマ分割部111と、第1の露光時間での撮像で生成された画像に基づいて静止画像を生成し、第2の露光時間での撮像で生成された画像を用いて動画を構成する動画コマFmを生成する画像処理部180とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関する。
近年、ハイビジョン画質から、4K画質、8K画質へと、動画の品質が向上している。今後、動画を構成する各々の画像、すなわち動画コマが従来の静止画並みの画質を有することが期待されている。また、急に撮りたい被写体が現れたとき等にとっさに動画を撮影し、その後に当該動画から撮りたかった被写体が含まれる場面を静止画として抽出して取得する等、撮影した動画から静止画を取得することには需要がある。例えば特許文献1には、静止画に適した画像から成る動画を取得するための動画撮影モードを有する撮像装置に係る技術が開示されている。
一般に、動画における各々の動画コマと、静止画における画像とでは、その画質に要求される特徴が異なる。例えば、動画では、所定のフレームレートで画像が次々に表示される。そのため、動画を構成する各々の画像には、ブレが目立たない等の完成度の高さを有することに比べて、その前後の画像との間に自然な繋がりを有することが重視され、また、要求される。したがって、動画用の画像では、ある程度のブレがあった方がよい。一方で、例えば、静止画では、当該静止画を構成する画像が表示され続ける。そのため、静止画を構成する各々の画像には、ブレが目立たない等1枚の画像としての完成度の高さを有することが重視され、また、要求される。さらに、例えば、特定間隔で得られた静止画から成るタイムラプス動画の場合にも、当該タイムラプス動画を構成する各々の画像には、静止画を構成する各々の画像と同様の特徴が要求される。このように、例えば、静止画に適した特徴を有する画像から成る動画では、各々の動画コマ間の繋がりが滑らかではなく、鑑賞に適した動画とならない可能性がある。同様に、動画に適した画像から静止画を抽出すると、その画像は静止画としては画質が劣る可能性がある。
特開2016−32214号公報
本発明は、高品質の静止画像と高品質の動画とを同時に取得できる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、撮像装置は、所定タイミング毎に画像を生成する撮像部と、特定の撮影状況であるか否かに応じて、前記撮像部で所定タイミング毎に使用される露光時間を静止画像取得用の第1の露光時間及び動画取得用の第2の露光時間を含む複数の露光時間に分割するコマ分割部と、前記第1の露光時間での撮像で生成された画像に基づいて静止画像を生成し、前記第2の露光時間での撮像で生成された画像を用いて動画を構成する動画コマを生成する画像処理部とを備える。
本発明によれば、高品質の静止画像と高品質の動画とを同時に取得できる撮像装置を提供できる。
図1は、第1の実施形態に係る撮像装置の構成例の概略を示すブロック図である。 図2Aは、第1の実施形態に係る撮像装置を用いた撮影時の様子の一例を示す図である。 図2Bは、第1の実施形態に係る撮影時の構図と被写体との関係の一例を示す図である。 図2Cは、第1の実施形態に係る動画から静止画像を切り出す場合の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る連写動画撮影における各々の画像と露光時間との関係の一例を示すタイミングチャートである。 図4は、第1の実施形態に係る撮像装置制御処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、第1の実施形態に係る連写動画撮影処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、第2の実施形態に係る連写動画撮影処理における各々の画像と露光時間との関係の一例を示すタイミングチャートである。 図7は、第3の実施形態に係るタイムラプス動画生成処理を伴う連写動画撮影処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、第3の実施形態に係るタイムラプス動画生成処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、第3の実施形態に係る画像の特徴に基づく判定処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、第3の実施形態に係る現在の画像が適するか否かの判定処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、第3の実施形態に係る既記録の画像が適するか否かの判定処理の一例を示すフローチャートである。
[第1の実施形態]
<撮像装置の構成>
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置1の構成例の概略を図1に示し、これを参照して本実施形態に係る撮像装置1の構成について説明する。
撮像装置1は、演算部100と、撮像部200とを有する。演算部100は、主として撮像装置1の各部の制御、画像処理を行う。演算部100は、撮影制御部110と画像処理部180とを有する。撮影制御部110は、例えば動画のフレームレート、撮影モード、パラメータ等の設定及び撮影に係る制御を行う。撮影制御部110は、コマ分割部111を有する。コマ分割部111は、例えば撮像の目的に応じた複数のシャッタースピードを設定し、また、撮像部200に当該シャッタースピードで撮像させる。すなわち、コマ分割部111は、撮像の目的に応じた複数の露光時間を設定し、また、撮像部200に当該露光時間で撮像させる。このように、本実施形態に係る各々のシャッタースピードは、それぞれ露光時間と読み替えてもよい。画像処理部180は、例えば撮像部200が取得した画像に基づいて静止画像及び動画を生成する。また、画像処理部180は、各々の画像に対して、その用途にふさわしい画像処理を施す。撮像部200は、例えば撮像光学系と撮像素子とを有する。撮像部200は、撮像光学系を介して撮像素子の撮像面に結像した像に基づいて、画像データを生成する。撮像光学系は、例えば焦点距離を変更できるズーム光学系を含む。撮像部200は、所定のタイミング毎に画像を生成する。当該所定のタイミングは、例えば予め設定されている撮影間隔であっても、ユーザの操作に基づいて決定される撮影間隔であってもよい。例えば、予め設定されている撮影間隔には、動画撮影におけるフレームレート、連写撮影における撮影間隔等が含まれる。
演算部100は、判定部120と、圧縮制御部130と、取捨選択部140と、記録制御部150と、リサイズ部160と、表示制御部170とをさらに有する。
判定部120は、例えば撮像装置1の動作に係る判定を行う。この判定には、後述する連写動画撮影処理を行うか否かの判定等が含まれる。圧縮制御部130は、例えば動画データの圧縮を行う。圧縮制御部130は、何れの形式に基づいて動画データの圧縮をするか判定してもよい。さらに、圧縮制御部130は、例えば静止画撮影によって得られた静止画像及び音声についての圧縮を行ってもよいし、動画データに対するコマ飛ばし、分割、削除及び結合等の処理を担ってもよい。取捨選択部140は、例えば、ユーザの操作に応じて取得した静止画像又は動画のうち、いずれを記録又は削除するかを判定する。記録制御部150は、撮像装置1における記録又は記憶の動作に係る。リサイズ部160は、主に画像のリサイズ処理を行う。なお、リサイズ部160は、圧縮制御部130を含んで動画の圧縮を行ってもよいし、圧縮制御部130に含まれていてもよい。表示制御部170は、後述する表示部420における表示のための表示情報を生成する。この表示情報は、例えばユーザの操作のための表示に係る情報を含む。
演算部100又は演算部100の備える各要素は、Central Processing Unit(CPU)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Field Programmable Gate Array(FPGA)、Digital Signal Processor(DSP)又はGraphics Processing Unit(GPU)等の集積回路等を含む。演算部100又は演算部100の備える各要素は、それぞれ1つの集積回路等で構成されてもよいし、複数の集積回路等が組み合わされて構成されてもよい。また、演算部100の備える各要素のうち2つ以上が、1つの集積回路等で構成されてもよい。これら集積回路等の動作は、例えば記録部320又は集積回路等がその内部に備える記録領域に記録されたプログラムに従って行われる。
撮像装置1は、仮記録部310と、記録部320と、操作部410と、表示部420と、センサ部510と、時計部520とをさらに有する。
仮記録部310は、取得した画像を含む情報を一時的に記憶する。仮記録部310は、Fs記憶部311と、Fc記憶部312と、Fm記憶部313とを備える。仮記録部310が記憶する画像のうち、Fs記憶部311は静止画像の生成に用いる画像を、Fc記憶部312は動画の生成に係る画像を、Fm記憶部313は生成された動画を構成する画像を、各々の画像に係る情報と共にそれぞれ記憶する。仮記録部310は、例えばStatic Random Access Memory(SRAM)やDynamic Random Access Memory(DRAM)のような揮発性メモリであるが、フラッシュメモリのような不揮発性メモリであってもよい。また、仮記録部310及び仮記録部310の備える各要素は、それぞれ1つのメモリ等で構成されてもよいし、複数のメモリ等が組み合わされて構成されてもよい。また、仮記録部310の備える各要素のうち2つ以上が、1つのメモリで構成されてもよい。
記録部320は、例えばフラッシュメモリのような不揮発性メモリである。記録部320には、撮像装置1が取得又は生成する、画像及び各々の画像に係る情報が記録制御部150によって記録される。記録部320に記録されるものは、上述の仮記録部310が記憶するものを含んでいてもよい。記録部320は、条件部330を有する。条件部330には、例えば判定部120が行う判定処理に係る各種条件、撮像装置1の動作に係る各種の設定が記録されている。
操作部410は、ユーザの操作結果を入力として取得し、取得結果を操作信号として演算部100へ出力する。操作部410は、例えば、押しボタン、つまみ、ダイヤル、スライダ、タッチパネルを含む。表示部420は、例えば液晶ディスプレイを含み、表示制御部170が生成する表示情報に基づいて表示を行う。センサ部510は、方位及び位置、振動等を計測又は検知するセンサを含む。センサ部510は、これら複数のセンサの検知した値を演算部100へ出力する。センサ部510は、画像取得時における撮像装置1の状況を検知するものであればよく、傾き、加速度、音量、温度、輝度、気圧等を計測するセンサをさらに有していてもよいし、撮像装置1の外部に設けられる外部センサを含んでいてもよい。時計部520は、時刻情報を生成して演算部100へ出力する。センサ部510と時計部520との出力は、例えば、演算部100が撮像部200から画像を取得する際に合わせて取得され、画像と共に仮記録または記録される。このように取得されたセンサ部510の出力は、例えば演算部100が現在の撮像装置1の状況が特定の撮影状況であるか否かの判定をする際に用いられる。また、演算部100は、特定の撮影状況であると判定された場合には、撮像部200に連写動画撮影を開始させる。なお、特定の撮影状況及び連写動画撮影については後述する。
<撮像装置の動作の概要>
ここで、第1の実施形態に係る撮像装置1を用いた撮影時の様子の一例を図2Aに、当該撮影時の構図と被写体との関係の一例を図2Bに、撮影した動画から静止画像を切り出す場合の一例を図2Cにそれぞれ示す。例えば、図2Aに示すようにユーザU1が撮像装置1を手にしている際に、急に撮りたい被写体が現れることがある。ここでは、ユーザU1が撮りたいと思う被写体として鳥O1が現れた場合を例に説明する。ユーザU1は、例えば図2Bに示すように鳥O1を撮影するために最適な構図が得られていなくても、画角I1内に鳥O1が入ったとき、とっさに反応して例えば動画撮影を開始する(特定の撮影状況)。このような動画撮影では、ユーザU1は、被写体の動きが速い等の理由から、すべての過程において被写体に適した構図で撮影することは困難である。この場合、動画作品としては失敗だが、例えば図2Cに示すように、動画を構成する画像の中から画像I2と画像I3と画像I4とが示すような、撮りたい被写体である鳥O1に適した構図の画像だけを抜き出せば、鑑賞に耐え得る静止画像が得られる。なお、画像処理部180は、撮りたい被写体である鳥O1に適した構図ではない画像に対してトリミング加工等を施し、鳥O1に適した構図の画像を生成してもよい。
一般に、再生又は鑑賞に適する動画における各々の画像、すなわち動画コマと、再生又は鑑賞に適する静止画像とでは、その画質に要求される特徴が異なる。例えば、動画の再生時には、所定のフレームレートで画像(所定のタイミングで得られる画像コマ)が次々に表示される。そのため、動画を構成する各々の動画コマには、ブレが目立たない等の1枚の画像としての完成度の高さを有することに比べて、その前後の動画コマとの間に自然な繋がりを有することが重視され、また、要求される。このため、一般に動画用の撮像における露光時間は長くなる。一方で、例えば、静止画像の再生時には、当該静止画像が表示され続ける。そのため、静止画像には、ブレが目立たない等の1枚の画像としての完成度の高さを有することが重視され、また、要求される。このため、一般に静止画像用の撮像における露光時間は動画用の撮像における露光時間に比べて短くなる。
そのため、上述のように被写体に適した構図の動画コマを静止画像として切り出した場合、当該静止画像は動画に適する特徴を有する画像であり、静止画像に合った特徴を有していない可能性がある。一方で、静止画像に合った特徴を有する画像から成る動画を取得すれば、静止画像の切り出しには適するが、再生又は鑑賞に適する動画とはならない可能性がある。したがって、例えば、各々の動画コマ間に繋がりを有している動画を生成するための画像を得ると同時に、静止画像として適している画像を得ることができる撮影方法には需要がある。
このような需要に対して、本実施形態に係る撮像装置1は、動画撮影中に静止画像を取得するための撮像と動画を取得するための撮像とを所定タイミング毎に繰り返し交互に行う、連写動画撮影を行う。第1の実施形態に係る連写動画撮影における各々の画像と露光時間との関係の一例を図3にタイミングチャートとして示し、これを参照して静止画像と動画コマとの生成について説明する。なお、連写動画撮影で取得される画像を連写コマと、当該連写コマから成る画像の集合を連写画像群と称する。
図3に示すように、動画撮影の1フレームに相当する時間をTfとする。連写動画撮影において本実施形態に係る撮影制御部110は、Tf毎に静止画像取得用の撮像及び動画取得用の撮像を含む複数回の撮像を行い、静止画像を生成するための静止画コマFsと動画を生成するための補完コマFcとを含む連写コマを取得する。したがって、本実施形態に係る撮像部200は、所定タイミング(例えばTf)毎に画像(例えば連写コマ、動画コマFm)を生成すると表現できる。
連写コマを取得するにあたって、コマ分割部111は、動画コマFmの取得に要する露光量に基づき、動画コマFm取得用の露光時間を決定する。コマ分割部111は、1回の撮像で当該露光時間を達成するシャッタースピードを動画コマFm取得用のシャッタースピードとして決定する。また、コマ分割部111は、同様にして静止画コマFs取得用の露光時間(第1の露光時間)に基づき、静止画コマFs取得用のシャッタースピードを決定して設定する。以下、動画コマFm取得用のシャッタースピードをTsmと、静止画コマFs取得用のシャッタースピードをTssと記載する。このとき、コマ分割部111は、例えば画角の全体に適した露光時間となるようにTsmを決定し、例えば注目被写体に適した露光時間となるようにTssを決定する。これは、コマ分割部111は、例えば画角の全体に適した露光時間となるように動画コマFm取得用の露光時間を決定し、例えば注目被写体に適した露光時間となるように第1の露光時間を決定するとも表現できる。さらにコマ分割部111は、動画コマFm取得用の露光時間と静止画コマFs取得用の露光時間との差分を補完コマFc取得用の露光時間(第2の露光時間)とする。すなわち、コマ分割部111は、補完コマFc取得用のシャッタースピードをTsmとTssとの差分として算出して設定する。以下、補完コマFc取得用のシャッタースピードをTscと記載する。
このように、本実施形態に係るコマ分割部111は、撮像部200で所定タイミング毎に使用される露光時間を静止画像取得用の第1の露光時間及び動画取得用の第2の露光時間を含む複数の露光時間に分割する。なお、当該所定タイミング毎に使用される露光時間は、例えば動画コマFm取得用の露光時間と等しい。さらに、第2の露光時間は、動画コマFm取得用の露光時間と第1の露光時間との差分であるとも表現できる。
撮影制御部110は、図3の連写コマの行に示すように、静止画コマFsをTssで、補完コマFcをTscでそれぞれ撮像部200に撮像させる。このようにして、図3の静止画コマの行に示すように、Tf毎に静止画コマFsが取得される。その後、画像処理部180は、静止画コマFsに基づいて静止画像を、静止画コマFsと補完コマFcとを合成して動画コマFmをそれぞれ生成する。このようにして、図3の動画コマの行に示すように、Tsmで撮像した場合と同様の動画コマFmが、Tf毎に取得される。すなわち、静止画像取得用の撮像における露光時間と動画取得用の撮像における露光時間との合計は、動画コマFm取得用の露光時間であり、Tsmで撮像した場合の露光時間と等しい。
これは、画像処理部180は、第1の露光時間での撮像で生成された画像(例えば、静止画コマFs)に基づいて静止画像を生成し、第2の露光時間での撮像で生成された画像(例えば、補完コマFc)を用いて動画を構成する動画コマFmを生成すると表現できる。また、画像処理部180は、第1の露光時間での撮像で生成された画像(例えば、静止画コマFs)と第2の露光時間での撮像で生成された画像(例えば、補完コマFc)とを合成して動画コマFmを生成するとも表現できる。
<第1の実施形態に係る撮像装置の動作>
第1の実施形態に係る撮像装置制御処理の一例を図4にフローチャートとして示し、これを参照して撮像装置1の動作について説明する。
ステップS101において、演算部100は、撮影モード又は再生モードの何れを実行するかを判定する。この判定は、ユーザの操作に応じて操作部410又はセンサ部510が出力する操作信号に基づく。例えば、詳細は後述するが、ユーザが急に撮りたい被写体を発見したとき等に行う激しい操作がセンサ部510によって検出された場合、演算部100は、連写動画撮影処理を行うために撮影モードへ移行すると判定する(特定の撮影状況)。すなわち、本ステップにおけるモード選択は、必ずしもユーザが手動にて選択を行う場合に限定されない。撮像装置制御処理は、演算部100が撮影モードへ移行すると判定した場合はステップS102へ進み、再生モードへ移行すると判定した場合はステップS121へ進む。この特定の撮影状況は、撮像で得られた画像データそのもの(構図や被写体の表情)や、その変化(被写体の動きやカメラそのものの動き)結果から判定されてもよく、ユーザの驚いた声や被写体からの音声や各種スイッチや操作部の操作のされ方等で判定されてもよい。
ステップS102において、演算部100は、撮像部200が出力する画像データを取得する。演算部100は、当該画像データに対して適切な画像処理を施し、画像処理後の画像データに基づいて表示部420にライブビュー表示を開始させる。演算部100は、例えば撮影モードの実行中はライブビュー表示を継続する。
ステップS103において、演算部100は、操作部410、センサ部510等の出力に基づいて撮像装置1に対して激しい操作が為されたか否かを判定する。すなわち、特定の撮影状況であるか否かが判定され得る。ここで、激しい操作が為されるときとは、例えば、ユーザが急に撮りたい被写体を発見したときである。これは、図2A乃至図2Cを参照して上述したように、ユーザが静止画撮影であるか動画撮影であるかを問わず、とにかく当該被写体を撮影したいと思うときである。このようなとき、例えば撮像装置1の筐体の向きや位置は急激に変化する。また、例えばユーザは電源をオンにした直後にレリーズ操作を行ったり、被写体に焦点があっていない状態でもレリーズ操作を行ったりする。演算部100は、このような状態も激しい操作が為されたと判定する。撮像装置制御処理は、激しい操作が為された(特定の撮影状況である)と判定された場合にはステップS104へ進み、判定されなかった場合にはステップS105へ進む。
このような特定の撮影状況は、加速度で判定されてもよい。また、特定の撮影状況には、とっさの撮影に限らず、動きが速い被写体に対応する場合や、不安定なホールディング等の撮影時が含まれていてもよい。さらに、ユーザが改めて設定したとっさの撮影モードのようなモード設定に応じて特定の撮影状況であると判定されても良い。常にそのような状況に対処するカメラであれば、それを常用モードとして常に特定の撮影状況と判定されるものであってもよい。
ステップS104において、演算部100は、連写動画撮影処理を行う。ここで、第1の実施形態に係る連写動画撮影処理の一例をフローチャートとして図5に示し、これを参照して連写動画撮影処理における撮像装置1の動作について説明する。なお、連写動画撮影処理における各々の画像と露光時間との関係は、図3を参照して上述した通りである。
ステップS201において、表示制御部170は、連写動画撮影が開始されることをユーザに示す表示を行う。演算部100の有する表示制御部170は、連写動画撮影が開始されることを示す表示情報を生成し、これを出力して表示部420に表示させる。当該表示は、連写動画撮影開始又実行中であることがユーザに伝わる形態であればよく、文字情報であっても、図形や色による情報であってもよい。表示制御部170は、この表示を撮影開始時のみ表示させてもよいし、連写動画撮影が行われている間に表示させ続けてもよい。その後、連写動画撮影処理はステップS202へ進む。
ステップS202において、コマ分割部111は、動画コマFm取得用のシャッタースピードTsmを被写体輝度に基づいて決定する。ステップS203において、コマ分割部111は、静止画コマFs取得用のシャッタースピードTssを被写体輝度に基づいて決定する。また、ステップS204において、コマ分割部111は、TsmとTssとの差分をとり、補完コマFc取得用のシャッタースピードTscを算出する。なお、これら設定された複数のシャッタースピードは、例えば仮記録部310が記憶する。
ステップS205において、演算部100は、静止画コマFsを取得して仮記録する。本ステップにおいて、撮影制御部110は、ステップS203において決定されたTssで撮像部200に撮像させる。演算部100は、撮像部200が撮像して得た画像データを静止画コマFsとして取得する。記録制御部150は、静止画コマFsを仮記録部310の備えるFs記憶部311へ記憶させる。
ステップS206において、演算部100は、補完コマFcを取得して仮記録する。本ステップにおいて、撮影制御部110は、ステップS204において算出されたTscで撮像部200に撮像させる。演算部100は、撮像部200が撮像して得た画像データを補完コマFcとして取得する。記録制御部150は、補完コマFcを仮記録部310の備えるFc記憶部312へ記憶させる。
ステップS207において、演算部100は、動画データを生成して記録する。本ステップにおいて、画像処理部180は、仮記録部310が記憶している静止画コマFsと補完コマFcとを合成して動画コマFmを生成する。このように静止画コマFsと補完コマFcとを合成することで、撮像装置1は、Tsmで撮像した場合と同様の画像を得ることが出来る。記録制御部150は、生成した動画コマFmを仮記録部310の備えるFm記憶部313へ記憶させる。演算部100は、動画コマFmに基づいて動画データを生成し、当該動画データを仮記録部310又は記録部320へ記録する。
ステップS208において、演算部100は、静止画像を生成して記録する。本ステップにおいて、画像処理部180は、仮記録部310が記憶している静止画コマFsに基づいて静止画像を生成する。記録制御部150は、必要に応じて静止画像に圧縮を施して記録部320へ記録する。
ステップS207及びステップS208において、画像処理部180は、例えば動画に含まれる各々の動画コマFmに対しては、各動画コマFm間の滑らかさが損なわれないようなコントラスト補正処理や階調補正処理を行う。このとき、画像処理部180は、後の編集を容易とするために、階調を残すような画像処理を施してもよい。一方、静止画コマFs又は静止画像に対しては、画像処理部180は、各画像がそれ自身の特徴を示す静止画的な画像処理を行う。また、画像処理部180は、例えばその状況にふさわしい特殊効果処理をかけて、生成する動画にめりはりが付くようにしてもよい。このように処理された結果は、同じ動画コマFmであっても、画像処理前の動画コマFmと置き換えられずに、別に記録部320等に記録されてもよい。このような用途に応じた画像処理は、再生時に施されてもよい。また、画像処理部180は、例えば、静止画コマFsにはブレが見えないように補正し、動画コマFmには、再生時にその動画コマFmはすぐに次の動画コマFmに変わるので、そこまで厳密にブレ補正しないこととしてもよい。
ステップS209において、演算部100は、連写動画撮影を終了するか否かの判定を行う。連写動画撮影を終了する判定は、例えば、ユーザの操作に応じて操作部410が出力する操作信号に基づいて行われてもよいし、連写動画撮影の開始から所定時間が経過したことを以って行われてもよい。連写動画撮影処理は、終了しないと判定された場合はステップS203に戻り、ステップS209において終了すると判定されるまでステップS203乃至ステップS209の処理を繰り返し行う。連写動画撮影処理は、ステップS209において終了すると判定された場合はステップS210へ進む。
ステップS210において、演算部100は、動画データを圧縮して記録する。本ステップにおいて、記録制御部150は、圧縮制御部130が圧縮した動画データを、記録部320へ記録する。その後、連写動画撮影処理は終了し、撮像装置制御処理におけるステップS105へ進む。
このようにして、本実施形態に係る撮像装置1は、1フレーム毎に再生又は鑑賞に適した静止画像を生成すると同時に、Tsmで撮像した場合と同様の動画コマFmを生成することができる。なお、当該繰り返し処理中のステップS203の処理は、大きな被写体の露出変化がある等、Tssを変更する必要があるときに適宜行われるようにすればよく、変化がない場合は行われなくてもよい。なお、このような露出変化があるとき、Tssを変更せず、撮像の感度を変更して撮像を行うようにしてもよい。また、静止画コマFs取得用の露光時間は手ブレを起こさない範囲の時間に制限されることが望ましい。例えば注目被写体が暗いために当該露光時間が手ブレ限界の時間を超えて長くなる場合等には、露光の不足分を増幅で補うようにしてもよい。連写動画撮影時のTssは、ステップS208において静止画コマFsを増幅して静止画像を生成できる、かつ、同時に取得する動画の1フレームの時間Tfから撮像に係る処理に要する時間を除いた時間を超えない範囲で設定可能である。なお、演算部100は、静止画像及び動画の生成時にそれぞれに適した画像処理を施すと述べたが、静止画コマFs、補完コマFcの取得時又は動画の記録時に、それぞれに画像処理を施してもよい。
図4を再び参照して、ステップS104における連写動画撮影処理が終了した後の撮像装置1の動作について説明を続ける。ステップS105において、演算部100は、例えばユーザの操作に応じて操作部410が出力する操作信号に基づいて、モード及びパラメータ設定を行うか否かを判定する。撮像装置制御処理は、設定を行うと判定された場合はステップS106へ進む。ステップS106において、演算部100は、例えば、アートフィルターの設定、露出補正等の静止画撮影又は動画撮影処理に係るモード及びパラメータ設定を行う。設定された条件等は、例えば仮記録部310に記憶させられる。ステップS106において設定を行わないと判定された場合及びステップS107における設定の後、撮像装置制御処理はステップS107へ進む。
ステップS107において、演算部100は、例えばユーザの操作に応じて操作部410が出力する操作信号に基づいて、静止画撮影をするか否かの判定を行う。ユーザの操作は、例えば、レリーズボタンの押下である。撮像装置制御処理は、静止画撮影をすると判定された場合はステップS108へ進む。ステップS108において、演算部100は、静止画像の撮影動作を行い、静止画像の取得、画像処理、記録等を行う。ステップS107において静止画撮影をしないと判定された場合及びステップS108における静止画撮影の後、撮像装置制御処理はステップS109へ進む。
ステップS109において、演算部100は、例えばユーザの操作に応じて操作部410が出力する操作信号に基づいて、動画撮影をするか否かの判定を行う。撮像装置制御処理は、動画撮影を開始すると判定された場合はステップS110へ進む。ステップS110において、演算部100は、動画の撮影動作を行い、動画コマの取得、画像処理、圧縮、記録等を行う。S109において動画撮影を開始しないと判定された場合及びステップS110における動画撮影の後、撮像装置制御処理はステップS101へ戻る。
ステップS121において、演算部100は、何れの静止画像又は動画を再生するのか、例えばユーザの操作に応じて操作部410が出力する操作信号に基づき決定する。このとき、演算部100は、例えば記録部320に記録されている静止画像又は動画のリストを表示部420に表示させる。ステップS122において、演算部100は、例えば静止画像をスライドショーとして再生する等、何れの再生方法によって再生するのか、ユーザの操作に基づき決定する。ステップS123において、演算部100は、選択された動画又は静止画像の再生を、選択された再生方法で開始する。
ステップS124において、演算部100は、再生を終了するか否かの判定を行う。この判定において、演算部100は、例えば、操作部410がユーザの操作を検知しなかった場合、操作部410がユーザの操作を検知したが再生終了に係る操作ではない場合は再生を終了しないと判定し、操作部410がユーザの再生終了に係る操作を検知した場合等は終了すると判定する。撮像装置制御処理は、終了すると判定された場合は再生を終了してステップS101に戻り、終了しないと判定された場合はステップS125へ進む。
ステップS125において、演算部100は、再生方法を切り替えるかの判定を行う。この判定において、演算部100は、例えば、操作部410がユーザの操作を検知しなかった場合、操作部410がユーザの操作を検知したが再生方法の切り替えに係る操作ではない場合は再生方法の切り替えをしないと判定し、操作部410がユーザの再生方法の切り替えに係る操作を検知した場合等は再生方法の切り替えをすると判定する。撮像装置制御処理は、切り替えをすると判定された場合はステップS126へ進む。
ステップS126において、演算部100は、ユーザの選択した再生方法を操作部410の出力を取得して判定し、当該再生方法によって再生を開始する。撮像装置制御処理は、ステップS125において再生方法の切り替えをしないと判定された場合及びステップS126において再生を開始した後にステップS124に戻り、ステップS124において再生を終了すると判定されるまで、ステップS124乃至ステップS126の処理を繰り返す。
なお、撮像装置1は、上述の撮像装置制御処理に係る各々の処理におけるユーザの操作のために、例えば、撮影モードと再生モードの選択又は切り替え、連写動画撮影開始、静止画撮影、動画撮影、再生方法の選択、再生開始、再生中断、再生終了、再生方法の切り替え等の各々の操作に対応した操作箇所をそれぞれに設けていてもよい。
なお、動画コマFmは、被写体輝度に基づいて決定されるTsm及びTssの値によっては、動画取得用の撮像で得られた画像と静止画コマFsとの合成によって生成されなくてもよい。この場合は、例えば静止画像取得用の撮像(第1の露光時間での撮像)と共に行われる動画取得用の撮像(第2の露光時間での撮像)における露光時間は、例えば動画コマFm取得用の露光時間に相当する。また、動画取得用の撮像で得られた画像のみに基づいて動画コマFmが生成され、動画が生成される。このとき、所定タイミング毎に使用される露光時間は、第1の露光時間と第2の露光時間との和に等しい。
また、ユーザの激しい操作が連写動画撮影を開始するトリガであるとして説明したが、連写動画撮影は、例えば録画ボタンの押下によって開始されてもよい。本実施形態に係る撮像装置1は、とっさの場合に限らず、動きが速い被写体を撮影したい場合、運動会、結婚式等の動画と静止画像との両方を撮影したい場合等でも有効である。
本実施形態に係る撮像装置1は、動画コマFm取得用シャッタースピードTsmを連写動画撮影中に変更せずに撮像を行うとする場合について説明したが、これに限定されない。連写動画撮影処理のステップS203乃至ステップS209の繰り返し処理は、ステップS202を含んで行われてもよい。このときコマ分割部111は、被写体又は画角の全体の露出に合わせてTsmを更新し、更新されたTsmに合わせてTss及びTscを更新してもよい。
本実施形態に係る撮像装置1は、Tf毎に2回の撮像を行って連写コマを取得するとした場合について説明したが、これに限定されない。撮像装置1は、静止画像又は動画の生成に足る露出が得られる範囲であれば、各々の撮像に係る露光時間を短くして、Tfの間に何回の撮像を行ってもよい。
<第1の実施形態に係る撮像装置の利点>
本実施形態に係る撮像装置1の備えるコマ分割部111は、連写動画撮影における1フレーム毎に再生又は鑑賞に適する静止画像を取得できる。また、コマ分割部111は、連写動画撮影における1フレーム毎に動画取得用の撮像で生成される補完コマFcをさらに取得する。すなわち、撮像装置1は、静止画像の生成に適した静止画コマFsと、当該静止画コマFsと合成されて動画の生成に適した動画コマFmとなる補完コマFcとを、連続して取得することで、再生又は鑑賞に適する静止画像と動画とを同時に取得できる。
このように、ユーザは、本実施形態に係る撮像装置1を用いることで、例えば急に撮りたい被写体を発見したとき等、撮影の機会を逃すことなく、動画のみならず再生又は鑑賞に適する画質の静止画像を取得できる。また、本実施形態に係る撮像装置1はユーザの激しい操作を検出したか否か(特定の撮影状況であるか否か)を判定した結果に応じて連写動画撮影を開始するため、とっさに撮影したいという状況であっても、ユーザは撮像装置1を注目被写体へ向けるだけでよく、他の操作は必要ない。さらに、本実施形態に係る撮像装置1は、とっさに撮影したい場合に限らずユーザが静止画像と動画とを両方取得しておきたいとき(特定の撮影状況)にも使用できる。
一方で、特定の撮影状況ではないと判定された場合等には、当該連写動画撮影は行われない。このようなとき、撮像装置1は、図3を参照して説明したような分割露光による連写動画撮影を実行する必要がないため、ゲインUP等に係る複雑な制御、メモリの確保等の設定変更をしなくてもよいことになる。すなわち、撮像装置1は、分割露光を伴う連写動画撮影を行わない場合には、不要な処理をする必要がなく、撮像装置1の動作に係る処理をより高速に行えるようになる。このように、本実施形態に係る撮像装置1は、分割露光をするか否かを選択できる。したがって、ユーザは、本実施形態に係る撮像装置1を使用すれば、連写動画撮影が不要なときには、撮像装置1の動作に係る処理を高速に行わせることができる。
[第2の実施形態]
本発明における第2の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態との相違点について説明し、同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。第1の実施形態では、コマ分割部111は、Tssを被写体輝度に基づいて撮像前に1つに決定していた。これに対して、本実施形態では、AEブラケットを使用して、所定タイミング、すなわちTf毎に複数のTssを用いて撮像を行う。判定部120は、連写動画撮影の特定のフレームにおいて異なるTssで撮像して取得された複数の静止画コマFsを評価し、これに基づいてそれ以後のフレームにおける適切なTssを決定してもよい。
第2の実施形態に係る連写動画撮影処理における各々の画像と露光時間との関係の一例を図6にタイミングチャートとして示し、これを参照して説明する。コマ分割部111は、Tsmの決定後、例えば、第1の静止画コマFs1取得用のシャッタースピードと第2の静止画コマFs2取得用のシャッタースピードと第3の静止画コマFs3取得用のシャッタースピードとを設定する。以下、第1の静止画コマFs1取得用のシャッタースピードをTss1と、第2の静止画コマFs2取得用のシャッタースピードをTss2と、第3の静止画コマFs3取得用のシャッタースピードをTss3と記載する。
コマ分割部111は、第1の補完コマFc1取得用のシャッタースピードをTsmとTss1との差分として算出して設定する。同様にして、コマ分割部111は、第2の補完コマFc2取得用のシャッタースピードをTsmとTss2との差分、第3の補完コマFc3取得用のシャッタースピードをTsmとTss3との差分として、それぞれ算出して設定する。以下、第1の補完コマFc1取得用のシャッタースピードをTsc1と、第2の補完コマFc2取得用のシャッタースピードをTsc2と、第3の補完コマFc3取得用のシャッタースピードをTsc3と記載する。
撮影制御部110は、例えば、第1のフレームにおいて、Tss1とTsc1とを用いて撮像部200に、第1の静止画コマFs1と第1の補完コマFc1とを撮像させる。画像処理部180は、第1の静止画コマFs1と第1の補完コマFc1とを合成して第1の動画コマFm1を生成し、また、第1の静止画コマFs1に基づいて、第1の静止画像を生成する。その後、演算部100は、第1の実施形態で上述した場合と同様にして、画像処理、記録等を行う。このとき、Fs記憶部311は、少なくとも第1の静止画コマFs1又は生成した静止画像を記憶する。
同様にして、演算部100は、第2のフレームにおいて、Tss2とTsc2とを用いて第2の静止画コマFs2と第2の補完コマFc2とを取得し、第2の動画コマFm2と第2の静止画像とを生成し、画像処理及び記録等を行う。また、演算部100は、第3のフレームにおいて、Tss3とTsc3とを用いて第3の静止画コマFs3と第3の補完コマFc3とを取得し、第3の動画コマFm3と第3の静止画像とを生成し、画像処理及び記録等を行う。
このように、本実施形態に係るコマ分割部111は、複数の第1の露光時間(Tss)を設定し、所定タイミング(Tf)毎に異なる第1の露光時間を用いて撮像部200に撮像をさせる。
判定部120は、このようにして得られた複数の静止画コマ又は複数の静止画像を評価し、Tss1とTss2とTss3とのうち何れのシャッタースピードが適するのかを判定してもよい。この判定の結果に基づいて、コマ分割部111は、以降のフレームにおけるTssを決定してもよい。なお、連写動画撮影の途中で被写体の露出が大きく変化した場合等、演算部100は、上述のように新たにTssを設定し、撮像部200に撮像させて得た静止画コマ又は静止画像を評価し、評価の結果に応じてTssを更新してもよい。また、判定部120は、上述のような判定をフレーム毎に行って適した露出の画像と判定した時点から当該画像を取得した露光時間で撮像させるようにしてもよいし、第4のフレーム以降もAEブラケットによって例えば3つの露光時間を繰り返し用いて撮像を行ってもよい。3つの露光時間を繰り返し用いて撮像を繰り返す場合、判定部120は、例えば撮影の終了後に上述の判定を行い、この判定の結果に基づいて被写体に適した露出の静止画コマを抽出してもよい。また、第1の静止画コマFs1、第2の静止画コマFs2、第3の静止画コマFs3のうちの少なくとも2つをHDR合成して静止画像を生成してもよい。
本実施形態に係る撮像装置1は、例えば、被写体輝度によっては、Tfの間に第1の静止画コマFs1と第2の静止画コマFs2と第3の静止画コマFs3とを取得して、これらを評価するようにしてもよい。
本実施形態に係る撮像装置1は、3種類の露出の状態に合わせて3つの互いに異なる露光時間で撮像するとした場合について説明したが、これに限定されない。撮像に使用する露光時間の数は、2つであっても、3つ以上の複数であってもよい。また、シャッタースピードではなく、複数の絞り値又はISO感度を用いて露出を変化させても本実施形態に係る技術と同様の効果が得られる。
また、第1の実施形態及び本実施形態に係る技術は、例えば静止画像用の撮影においてのみ、フォーカスブラケットを用いてフレーム毎に異なるフォーカスの状態で撮影することも可能である。この場合、フォーカスを撮影前に厳密に被写体に合わせる必要がなく、とっさの撮影であっても被写体を適切に捉えることができる。なお、AEブラケット及びフォーカスブラケットを組み合わせて使用して、連写動画撮影を実施することも可能である。
<第2の実施形態に係る撮像装置の利点>
本実施形態に係る撮像装置1は、複数の露出での撮像を行い、静止画コマFsと動画コマFmとを同時に取得でき、第1の実施形態で得られる利点に加えて以下のような利点を有する。本実施形態に係る撮像装置1は、複数の露出条件で静止画コマFsを取得することができる。撮像装置1は、複数の露出で取得された複数の静止画コマFsを評価して、静止画コマFs取得用のシャッタースピードTssを決定又は更新することができる。そのため、本実施形態に係る撮像装置1は、撮影環境及び被写体の状況によらず、動画の露出は変化させずに、静止画像のみ異なった条件下で画像を取得できる。すなわち、本実施形態に係る撮像装置1を使用すれば、ユーザは、より適切な画質の静止画像と動画とを同時に取得できる。
[第3の実施形態]
本発明における第3の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態又は第2の実施形態との相違点について説明し、同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。第1の実施形態又は第2の実施形態に係る撮像装置1は、とっさの撮影時でも適切な画質の静止画像と動画とを同時に取得できる。一方で、これら静止画像と動画の中には、撮影者が被写体の動きに追随出来ていなかった場面がある等、鑑賞に用いる際には不要となる画像が少なからず存在する。
この場合、図2Cを参照して上述したように、被写体に適した構図を有している又は被写体を含んでいる画像だけを抜き出したり、被写体に適した構図を有する画像をトリミング加工等によって生成したりすればよい。ところが、上述した実施形態に係る撮像装置1は、動画の各々のフレーム毎に静止画像を生成することから、特に撮影時間が長い場合には、生成される大量の静止画像の全てをユーザが確認することは困難である。そこで本実施形態に係る技術は、連写動画撮影によって生成した静止画像のうち、上述のような静止画像を判定して選出したり、生成したりする。これによって、撮像装置1は、再生又は鑑賞に適した複数の静止画像と動画とを同時にユーザに提供できることになる。
ここで、本実施形態に係る撮像装置1の各部及び各部の動作について説明をする。判定部120は、静止画像が、再生又は鑑賞に適した画質又は構図を有するか否かの判定を行う。この判定は、例えば当該画像が、適切な露出であるか否か、被写体を含んでいるか否か、被写体を含んでいる場合には被写体に適した構図であるか否か等を判定する。
取捨選択部140は、判定部120の判定又はユーザの操作に応じた操作部410の出力に基づいて、記録する静止画像を取捨選択する。画像処理部180は、例えば判定部120が、適切な画質の画像であり、また、被写体を含んでいると判定した静止画像に対してトリミング加工等を施し、被写体に適した構図の静止画像を生成してもよい。
仮記録部310は、判定部120が再生又は鑑賞に適した画質又は構図を有すると判定した画像、取捨選択部140が取捨選択した画像、画像処理部180が生成した画像等を逐次、記憶する。すなわち、演算部100の各部は、仮記録部310が記憶している画像に対して処理を行い、また、その結果を記憶させることになる。
なお、このような判定を経て取捨選択された後に、例えば時間的に連続している等、被写体の変化がない又は少ない場合には、取捨選択部140は、それらの画像間の取得された時間間隔によって静止画像をさらに取捨選択してもよい。これらの判定及び取捨選択の条件等は、記録部320に記録されている。
また、静止画像に対して上述の判定が行われると述べたが、これに限定されない。上述の判定、取捨選択等の処理は、静止画コマFsに対して行われてもよいし、動画コマFmに対して行われてもよい。例えば上述の判定が静止画コマFsに対して行われるとき、画像処理部180は、再生又は鑑賞に適した画質又は構図を有すると判定された静止画コマFsにのみ基づいて静止画像を生成するようにしてもよい。
本実施形態に係る撮像装置1は、第1の実施形態及び第2の実施形態で得られる利点に加えて、撮影後にユーザが取捨選択する手間なく、再生又は鑑賞に適した画質及び被写体に適した構図を有する画像のみから成る静止画像群を取得できるといった利点を有する。
[第4の実施形態]
本発明における第4の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態、第2の実施形態又は第3の実施形態との相違点について説明し、同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
例えば、上述の実施形態に係る撮像装置1が生成する静止画像は、1枚の静止画像として鑑賞してもよいが、複数の静止画像から成る撮影した動画のあらすじを示すような動画、すなわちタイムラプス動画として鑑賞してもよい。そこで本実施形態に係る撮像装置1は、生成した静止画像がタイムラプス動画に適するか否かをさらに判定し、適すると判定された画像から成る、連続性、ストーリー性を有するタイムラプス動画を生成する。
本実施形態における撮像装置制御処理は、ステップS110において、動画撮影処理に替えて又は加えて連写動画撮影処理及びタイムラプス動画生成処理を行う。第4の実施形態に係るタイムラプス動画生成処理を伴う連写動画撮影処理の一例を図7にフローチャートとして示し、これを参照してタイムラプス動画生成処理について説明する。なお、本実施形態に係る各々の判定処理における判定条件と閾値とは、それぞれ条件部330に予め記録されている。また、閾値はユーザが設定できるようにしてもよい。
ステップS301において、演算部100は、図5を参照して上述した第1の実施形態に係る連写動画撮影処理におけるステップS201と同様にして、タイムラプス動画生成処理を伴う連写動画撮影処理が開始される旨を表示する。
ステップS302乃至ステップS308において、演算部100は、第1の実施形態に係る連写動画撮影処理におけるステップS203乃至ステップS208と同様の処理を行う。すなわち、演算部100は、静止画コマFsと補完コマFcとを取得し、動画コマFmを生成して仮記録し、静止画像と動画とを生成して画像処理を施して記録する。
なお、本実施形態に係る連写動画撮影処理では、ステップS305において、演算部100は、静止画コマFs取得時のセンサ部510及び時計部520の出力を取得して仮記録部310へ記憶させる処理をさらに行う。ここで記憶されるセンサ部510及び時計部520の出力は、詳細は後述するが、生成される静止画像がタイムラプス動画を構成する画像として適するか否かの判定に用いられる。また、ステップS308において、演算部100は、生成した静止画像を仮記録部310へ記憶させる処理をさらに行う。以下、ここで仮記録される静止画像の集合を第1の画像群と称する。
ステップS309において、演算部100は、後述するタイムラプス動画生成処理を行い、タイムラプス動画を構成する画像の候補、すなわちタイムラプス候補コマを選択し、記録する。ステップS310において、演算部100は、撮影を終了するか否かを、例えばユーザの操作に応じた操作部410の出力に基づき判定する。連写動画撮影処理は、終了しないと判定された場合はステップS302へ戻り、ステップS302乃至ステップS310の処理をステップS310で終了すると判定されるまで繰り返す。連写動画撮影処理は、ステップS310において終了すると判定された場合はステップS311へ進む。
ステップS311において、演算部100は、仮記録部310が記憶しているタイムラプス候補コマに基づいてタイムラプス動画を生成する。また、演算部100は、生成した動画及びタイムラプス動画に対して必要に応じて圧縮処理を施し、これらを記録部320へ記録する。記録の後、連写動画撮影処理は終了して撮像装置制御処理のステップS101へ進む。
ここで、図8に第3の実施形態に係るタイムラプス動画生成処理の一例をフローチャートとして示し、これを参照してステップS309におけるタイムラプス動画生成処理について説明する。
ステップS401において、演算部100は、タイムラプス動画生成処理に係る事前処理を行う。演算部100は、仮記録部310の記憶している第1の画像群から静止画像を取得し、当該画像の有する画像特徴を検出して仮記録部310へ記憶させ、当該画像を表示部420に表示させる。ここで検出される画像特徴は、例えば人物の顔、ペット、鳥、特徴的な風景の一部、輝度等を含む。
ステップS402において、演算部100は、当該画像について、ユーザがタイムラプス動画を構成する画像の候補、すなわちタイムラプス候補コマとして選択したか否かを、例えばユーザの操作に応じた操作部410の出力に基づいて判定する。タイムラプス動画生成処理は、手動選択したと判定された場合はステップS410へ進み、していないと判定された場合はステップS403へ進む。また、本ステップにおいて、ユーザは当該画像をタイムラプス候補コマとして選出しないように手動選択することもできる。
ステップS403において、演算部100は、画像の特徴に基づく判定処理を行う。以下、動画コマの特徴に基づく判定処理を第1の判定処理と、第1の判定処理の含む各々の判定条件を第1の判定条件と称する。第1の判定処理及び第1の判定条件の詳細は後述する。ステップS404において、判定部120は、第1の判定処理の結果を評価する。タイムラプス動画生成処理は、当該画像が第1の判定条件を満たすと判定された場合はステップS409へ進み、満たさないと判定された場合はステップS405へ進む。
ステップS405において、演算部100は、仮記録部310が記憶している画像を分析した結果に基づき、既記録の画像との関係から当該画像がタイムラプス動画を構成する画像として適するか否かの判定処理を行う。以下、本判定処理を第2の判定処理と、第2の判定処理の含む各々の判定条件を第2の判定条件と称する。第2の判定処理及び第2の判定条件の詳細は後述する。ステップS406において、判定部120は、第2の判定処理の結果を評価する。タイムラプス動画生成処理は、当該画像が適すると判定された場合はステップS409へ進み、適さないと判定された場合はステップS407へ進む。
ステップS407において、演算部100は、仮記録部310が記憶している画像を分析した結果に基づき、当該画像との関係から既記録の画像がタイムラプス動画を構成する画像として適するか否かの判定処理を行う。以下、本判定処理を第3の判定処理と、第3の判定処理の含む各々の判定条件を第3の判定条件と称する。第3の判定処理及び第3の判定条件の詳細は後述する。ステップS408において、判定部120は、第3の判定処理の結果を評価する。タイムラプス動画生成処理は、既記録の画像が適すると判定された場合はステップS409へ進み、適さないと判定された場合は終了し、連写動画撮影処理のステップS310へ進む。
ステップS409において、取捨選択部140は、選択されたタイムラプス候補コマと時間的に連続して類似した画像が既にタイムラプス候補コマの中にある場合、第4の判定条件に従ってタイムラプス動画により適した画像を選択する。なお、本ステップは、ステップS402において手動選択したと判定された後に行われてもよい。第4の判定条件に基づく判定処理は、タイムラプス候補コマ間の時間間隔に基づいて選択してもよいし、第1乃至第3の判定処理における各条件への合致度をそれぞれ得点化し、各々のタイムラプス候補コマの有する得点に基づいて選択してもよい。また、このような取捨選択は、ユーザによる手動選択によって行われてもよい。
ステップS410において、演算部100は、選択されたタイムラプス候補コマを仮記録部310へ記憶させ、表示部420に表示させる。ここで、画像処理部180は、各々のタイムラプス候補コマに対して、タイムラプス動画に適した画像処理を行う。その後、タイムラプス動画生成処理は終了し、連写動画撮影処理のステップS310へ進む。
連写動画撮影処理のステップS307及びステップS308において、動画には動画コマFm間の滑らかな遷移を重視した処理が、静止画像には静止画像に適した処理がそれぞれ施される。本実施形態に係るタイムラプス動画生成処理では連写動画撮影処理で生成された静止画像に基づいてタイムラプス動画が生成されるため、各々のタイムラプス候補コマは、静止画像に適した特徴を有している。そのため、タイムラプス動画を構成する画像、すなわちタイムラプス動画コマには、動画コマ間の状況推移や変化を強調した画像処理を行うようにしてもよい。ここで行われる画像処理は、例えば、コントラストを上げ、階調表現は静止画的になめらかにするような処理である。演算部100は、必要に応じて画像処理でタイムラプス動画コマ間のつながりを滑らかにする処理を行ってもよい。なお、このような画像処理は、連写動画撮影処理のステップS311におけるタイムラプス動画の記録時に行ってもよい。
ここで、第4の実施形態に係る画像の特徴に基づく判定処理の一例をフローチャートとして図9に示し、これを参照して第1の判定処理について説明する。判定部120は、当該画像について、ステップS501において特定特徴画像部を有するか否かを、ステップS502において傾きが所定値未満か否かを、ステップS503において合焦かつ適正露出であるか否か、ステップS504において被写体のポーズが良好であるか否かを判定する。第1の判定処理は、当該画像がステップS501乃至ステップS504の全てを満たすと判定された場合はステップS505へ進む。ステップS505において、演算部100は、当該画像をタイムラプス候補コマとして選択し、仮記録部310に記憶させる。その後、第1の判定処理は終了する。
当該画像がステップS501乃至ステップS504の何れかを満たさないと判定された場合、第1の判定処理は終了してタイムラプス動画生成処理におけるステップS404へ進む。すなわち、このとき当該画像はタイムラプス候補コマとして選択されない。
特定特徴画像部は、ステップS401で仮記録された画像特徴に加えて、風景における特徴、例えば、山及び川等の自然物、並びに扉、壁及び建造物等の人工物をさらに含んでもよい。画像の傾きは、当該動画コマの有する特徴部を基準として画像処理によって検出してもよいし、センサ部510の出力によって検出してもよい。合焦かつ適正露出であるか否かの判定は、ぼけが少ないか否か、露出の白飛び及び黒潰れ等が無いか否かの判定と表現してもよい。ポーズが判定される被写体は、例えば人物、ペット、鳥等である。ポーズが良好か否かの判定は、例えば、基準となるポーズ、顔と手等の間隔等に係る閾値等が事前に登録されており、これらと比較して行われてもよい。
ここで、第4の実施形態に係る現在の画像が適するか否かの判定処理の一例をフローチャートとして図10に示し、これを参照して第2の判定処理について説明する。判定部120は、ステップS601において仮記録部310が記憶している既記録の画像を分析した後、ステップS602乃至ステップS605において分析結果に基づき既記録の画像と現在の画像との関係を評価して、現在の画像がタイムラプス候補コマに適するか否かを判定する。
判定部120は、既記録の画像と現在の画像との間に、ステップS602において風景等の特徴画像部が移動しているか否かを、ステップS603において風景等の特徴画像部が大きく変化しているか否かを、ステップS604において特定操作によってセンサ部510の出力値が変化したか否かを、ステップS605において人物のポーズ又は表情の変化があるか否かを判定する。第2の判定処理は、現在の画像がステップS602乃至ステップS605の何れかの条件を満たすと判定された場合はステップS606へ進む。ステップS606において、演算部100は、当該画像をタイムラプス候補コマとして選択し、仮記録部310に記憶させる。その後、第2の判定処理は終了する。
現在の画像がステップS602乃至ステップS605のうち何れの条件も満たさないと判定された場合、第2の判定処理は終了してタイムラプス動画生成処理におけるステップS406へ進む。このとき、当該画像はタイムラプス候補コマとして選択されない。
ステップS601において分析される既記録の画像は、既に選択されたタイムラプス候補コマであっても、第1の画像群に含まれる画像であってもよい。また、判定部120は、既記録の画像の全てを分析してもよいし、一部の画像のみ分析してもよい。分析する対象となる既記録の画像は、例えば取得時刻の範囲によって決めてもよいし、現在の画像との間の相関によって決めてもよい。なお、演算部100は、ここでの分析結果を仮記録部310へ記憶させ、次回の第2の判定処理の際に用いてもよい。
風景等の特徴画像部の移動は、例えば、被写体の移動、撮像装置1の移動等に基づく。風景等の特徴画像部の大きな変化は、撮像装置1又は特徴の移動の有無を問わず、例えばその大きさ、色彩等の特徴の経時変化であり、例えば、花火が打ちあがったときであったり、鳥が急に飛び立ったときであったりする。特定操作は、撮像装置1の撮影方向が変化した、撮像装置1が加減速した、撮像装置1が屋内から外へ又はその逆の移動をした等を含む。例えば、撮像装置1が回転し、撮影する方向を変化させた場合、ジャイロセンサの出力値が変化する。また、撮像装置1が加減速した場合、加速度センサの出力値が変化する。判定部120は、屋内外の移動があっても、例えば、輝度センサを用いて周囲の光が自然光か否かを検出すること又は位置センサ及び地図情報を用いて移動を検知することができる。人物のポーズ又は表情の変化は、例えば、人物が振り返ったとき、手を挙げたりしたとき、人物が泣き出したとき、笑い出したとき、怒り出したとき等の変化である。
このように、画像又はセンサ出力値に変化があった場合には起因となる出来事があったはずであるから、判定部120は、その変化を検出して現在の画像、すなわち変化後の画像をタイムラプス候補コマに適すると判定する。
ここで、第4の実施形態に係る既記録の画像が適するか否かの判定処理の一例をフローチャートとして図11に示し、これを参照して第3の判定処理について説明する。判定部120は、ステップS701において仮記録部310が記憶している既記録の画像を分析した後、ステップS702乃至ステップS705において分析結果に基づき既記録の画像と現在の画像との関係を評価して、既記録の画像がタイムラプス候補コマに適するか否かを判定する。
判定部120は、既記録の画像と現在の画像との間に、ステップS702において画像が特定の規則で変化した後に安定したか否かを、ステップS703において扉が左右又は上下、前後に開閉したか否かを、ステップS704においてセンサ部510の出力値が変化した後であるか否かを、ステップS705において人物のポーズ又は表情が変化した後であるか否かを判定する。第3の判定処理は、既記録の画像がステップS702乃至ステップS705の何れかの条件を満たすと判定された場合はステップS706へ進む。ステップS706において、演算部100は、当該画像をタイムラプス候補コマとして選択し、仮記録部310に記憶させる。その後、第3の判定処理は終了する。
既記録の画像がステップS702乃至ステップS705のうち何れの条件も満たさないと判定された場合、第3の判定処理は終了してタイムラプス動画生成処理におけるステップS408へ進む。このとき、当該画像はタイムラプス候補コマとして選択されない。
ステップS701における既記録の画像の分析は、ステップS601と同様である。なお、ここで仮記録部310が記憶しているステップS601における分析結果を引用してもよい。ステップS702における判定は、例えば、飛んでいた鳥が木にとまった場合、これまで歩いていた後に止まった場合、日が暮れる時等徐々に暗くなった後に明るさの変化が止まった場合等である。ステップS703における判定は、例えば建物への出入り又はエレベータへの乗り降り等があったか否かを判定し、扉の存在によってタイムラプス動画の連続性、ストーリー性が保たれなくなることを防ぐものである。なお、ステップS703における判定は、例えば第2の判定処理のステップS603における判定を満たすような変化の後であるか否かを判定するものであってもよい。
このように、画像又はセンサ出力値に変化があった場合には起因となる出来事があったはずであるから、判定部120は、その変化を検出して既記録の画像、すなわち変化前の画像をタイムラプス候補コマに適すると判定する。これにより、撮像装置1は、第2の判定処理と合わせて、変化した前後の画像をタイムラプス候補コマとして取得し、例えば人物が泣いた場面であれば泣く理由となった原因が明らかな、ストーリー性のあるタイムラプス動画を生成できる。
なお、第1の判定処理において、演算部100は、当該画像が全ての条件を満たした場合にタイムラプス候補コマとして選択すると説明したが、例えば当該画像に対して各々の条件についてタイムラプス動画に対する適合度の指数のような得点を与え、その獲得点数に基づく判定を行ってもよい。同様に、演算部100は、第2の判定処理において現在の画像がステップS602乃至ステップS605のうち何れか1つの条件を、第3の判定処理において既記録の画像がステップS702乃至ステップS705のうち何れか1つの条件を満たした場合にタイムラプス候補コマとして選択すると説明したが、それぞれの画像の各々の判定条件への適合度に基づいて判定を行ってもよい。
上述の第1の判定処理又は第2の判定処理において、条件を満たす画像がなく、タイムラプス候補コマが取得されない時間が続くと、生成されるタイムラプス動画で状況変化が追えなくなる可能性がある。判定部120は、例えば、取得した画像に特徴的な変化がない場合でも、任意の間隔設定に基づき、画像をタイムラプス候補コマとして選択するようにしてもよい。また、第3の実施形態で上述したように、画像処理部180は、トリミング加工等を施して被写体に適した構図の画像を生成し、当該画像についてタイムラプス動画に適するか否かを判定するようにしてもよい。さらに、例えば、各々の画像について、どの程度タイムラプス候補コマにふさわしいかを数値化して、特定の時間間隔の中で、最も得点の高いものをタイムラプス候補コマとして選んだりするような方法が考えられる。このようにして選択されたタイムラプス候補コマも、その後、時間的に連続した類似コマが現れれば第4の判定条件によって取捨選択されることになる。
また、撮像装置制御処理のステップS122における再生方法の選択では、静止画像と動画に加えてタイムラプス動画が選択可能である。さらに、タイムラプス動画は、タイムラプス動画生成処理の途中でも再生可能であってもよい。この場合ユーザは、例えば連写動画撮影の撮影中でも、随時その時点までに生成されたタイムラプス動画を確認でき、また、編集できる。
なお、撮像装置制御処理のステップS104における連写動画撮影処理の後又は既に第1の画像群が仮記録されている場合等は、演算部100は、ステップS301乃至ステップS309の処理は行わなくてもよい。この場合、当該第1の画像群に含まれる静止画像に対して、順にタイムラプス動画生成処理が行われることになる。また、タイムラプス動画生成処理は、静止画コマFsに基づいて行われてもよいし、動画コマFmに基づいて行われてもよい。すなわち、第1の画像群は、静止画像と静止画コマFsと動画コマFmとの何れを含んでいてもよく、タイムラプス動画生成処理は、第1の画像群に含まれる何れの画像に対して判定及び取捨選択等を行ってもよい。
演算部100は、タイムラプス動画を構成する画像、すなわちタイムラプス動画コマとして選択された各々の画像がタイムラプス動画にふさわしいか否かを判定する要素をさらに有していてもよく、また、判定結果に応じて、選択されたタイムラプス候補コマを変更するコマ変更部を有してもよい。
<第4の実施形態に係る撮像装置の利点>
本実施形態に係る撮像装置1は、第1の実施形態又は第2の実施形態で得られる利点に加えて、以下のような利点を有する。本実施形態に係る撮像装置1を使用すれば、ユーザは、撮りたい被写体が現れたときに撮影を開始し、撮影しながら動画に適した画像から成る動画と、静止画像に適した特徴を有する静止画像と、適切に被写体又はその変化を捉えて撮影した動画の概要を示すタイムラプス動画とを同時に生成できる。
[変形例]
(撮像装置1の構成に係る変形例)
撮像装置1は、外部操作機器部と通信部とをさらに有していてもよい。外部操作機器部は、例えば操作部410と同様の機能を有する外部操作部と、表示部420と同様の機能を有する外部表示部と、外部通信部とを有する。外部操作機器部は、例えばタブレット型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、及び各種ウェアラブル端末等のような通信機能を有する端末であり、複数台用意されてもよいし、インターネット回線等を介して遠隔から通信部と通信を行うものであってもよい。
(撮像装置1の使用例に係る変形例)
上述した複数の実施形態に係る技術は、例えば、自動車及び自転車等の乗り物、ユーザの衣服やヘルメット等、缶サットや気球等の観測機器へ取り付けて使用するカメラ、監視カメラ等の定点観測用カメラ等にも適用できる。例えば被写体の検出や変化に伴って連写動画撮影処理が開始されるようにして撮像装置1が使用されれば、長時間に渡って記録された動画と、動画に変化があったときに記録された適切な画質の静止画像とを簡易に、また同時に取得することができる。
また、本技術は、特定の撮影状況で動画的な描写と静止画的な描写とを混在させることができる。そのため、本技術の下では、見栄えがよい、観察しやすい、応答性のよい連続画像と、動きがしっかり止まった、証拠となり得る、エビデンス画像とが両立する。したがって、例えば内視鏡、カプセル型の内視鏡に本技術が用いられて、動画的なレスポンスで視認性、観察特性を向上させながら、画像を止めた時には隅々まで検査に耐える画像を得られるようにしてもよいし、学術用、工業用、又は臨床用等の各種観察装置及び分析装置等に用いられてもよい。例えば、細胞の分裂やウイルス抗体の生成等細胞レベルの生体活動、あるいは蝶の孵化や羽化等個体レベルの生物の成長や生態の経過確認には、長い時間を経て特定の結果が得られるもの、いつ現象又は変化が発生するか不明なものが多い。また、例えば発生頻度の低い現象等、動画と静止画とを同時に取得したい場合がある。したがって、本実施形態に係る技術によって成される、現象又は変化が生じた場面を適切な画質の静止画像と動画との両方で記録することは、趣味のためであっても、研究、教育のためであっても需要がある。撮影状況は、画像やシーンで判定されてもよいが、特定の操作や生体情報から、ユーザのこだわりを加味して判定されてもよい。特定の撮影状況としては、動きが速い被写体に対応する場合、咄嗟の撮影の場合の他、不安定なセッティング等で撮影が行われる場合を含めてもよい。また、本技術は、単純に短時間露光と長時間露光とを混在させたりするだけでなく、照明光を連動させて露出量を適正にするような補助制御を行っても良い。
さらに、本技術によって成される適切な画質、構図等を有する静止画像から成るタイムラプス動画の取得もまた、需要がある。本技術は、例えば上述のような状況において、被写体の様子を概観できるタイムラプス動画が容易に生成できる。このようなタイムラプス動画は、例えば研究成果の表現の一例としてプレゼンテーション等において使用することもできる。
なお、フローチャートで示した各々の処理及び各々の処理内の各ステップは、その順序を変更可能であり、また、追加及び削除も可能である。これら各々の処理は、記録部320に記録された各々のプログラムによって実行される。各々のプログラムは、予め撮像装置1の内部に記録されていても、別の記録媒体に記録されていてもよい。これら撮像装置1又は別の記録媒体への記録の方法は様々であり、製品出荷時に記録されるものでもよく、配布された記録媒体が利用されて記録されるものでもよく、インターネット等通信回線が利用されて記録されるものでもよい。
1…撮像装置、100…演算部、110…撮影制御部、111…コマ分割部、120…判定部、130…圧縮制御部、140…取捨選択部、150…記録制御部、160…リサイズ部、170…表示制御部、200…撮像部、310…仮記録部、311…Fs記憶部、312…Fc記憶部、313…Fm記憶部、320…記録部、330…条件部、410…操作部、420…表示部、510…センサ部、520…時計部、Fs…静止画コマ、Fc…補完コマ、Fm…動画コマ、Tss…静止画コマFs取得用シャッタースピード、Tsc…補完コマFc取得用シャッタースピード、Tsm…動画コマFm取得用シャッタースピード。

Claims (10)

  1. 所定タイミング毎に画像を生成する撮像部と、
    特定の撮影状況であるか否かに応じて、前記撮像部で所定タイミング毎に使用される露光時間を静止画像取得用の第1の露光時間及び動画取得用の第2の露光時間を含む複数の露光時間に分割するコマ分割部と、
    前記第1の露光時間での撮像で生成された画像に基づいて静止画像を生成し、前記第2の露光時間での撮像で生成された画像を用いて動画を構成する動画コマを生成する画像処理部と
    を備える、撮像装置。
  2. 前記画像処理部は、前記第1の露光時間での撮像で生成された画像と前記第2の露光時間での撮像で生成された画像とを合成して前記動画コマを生成する、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2の露光時間は、動画コマ取得用の露光時間と前記第1の露光時間との差分である、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記画像処理部は、前記静止画像と前記動画コマとに対してそれぞれ異なる画像処理を施す、請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像装置の筐体の動きを検知するセンサ部と、
    前記センサ部の出力に基づいて前記複数の露光時間を用いた撮像を開始させる演算部と
    をさらに備える、請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記コマ分割部は、複数の前記第1の露光時間を設定し、前記所定タイミング毎に異なる前記第1の露光時間を用いて前記撮像部に撮像をさせる、請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記コマ分割部は、前記第1の露光時間は注目被写体に適した露光時間とし、動画コマ取得用の露光時間は画角の全体に適した露光時間とする、請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記静止画像内に注目被写体があるか否かを判定し、前記注目被写体を検出したときに前記静止画像が前記注目被写体に適した構図を有するか否かをさらに判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて記録される前記静止画像を取捨選択する取捨選択部と
    をさらに備える、請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記静止画像内に注目被写体があるか否かを判定し、前記注目被写体を検出したときに前記静止画像が前記注目被写体に適した構図を有するか否かをさらに判定する判定部をさらに備え、
    前記画像処理部は、前記注目被写体に適した構図を有していないと判定された前記静止画像の一部を切り出して、前記注目被写体に適した構図を有する静止画像を生成する、請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記複数の露光時間での撮像で生成された画像についてタイムラプス動画に適するか否かを判定する判定部と、
    適すると判定された前記画像から成るタイムラプス動画を生成する演算部とをさらに備える、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
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