JP2018070560A - ダイズさび病防除方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイズさび病に対する有効な防除方法を提供すること。【解決手段】ベンスルタップ、チオスルタップ及びチオシクラムからなる群より選ばれる1種以上のネライストキシン類縁体をダイズ又はダイズの栽培地に施用する工程を有し、ネライストキシン類縁体の施用量が、1ヘクタールあたり100〜2000gである、ダイズさび病防除方法。【選択図】なし

Description

本発明は、ダイズさび病防除方法に関する。
ダイズさび病は、ダイズ生産に甚大な被害をもたらすことが知られている。
J. T. Yorinori、外7名、Plant Disease、(米国)、The American Phytopathological Society、2005年6月、p. 675−677
本発明は、ダイズさび病に対する有効な防除方法を提供することを課題とする。
本発明者は、ベンスルタップ、チオスルタップ及びチオシクラムからなる群より選ばれる1種以上のネライストキシン類縁体を特定の方法によりダイズ又はダイズの栽培地に施用することによって、ダイズさび病に対して優れた防除効力を発揮することを見出した。
即ち、本発明は以下の通りである。
[1] ベンスルタップ、チオスルタップ及びチオシクラムからなる群より選ばれる1種以上のネライストキシン類縁体をダイズ又はダイズの栽培地に施用する工程を有し、ネライストキシン類縁体の施用量が、1ヘクタールあたり100〜2000gである、ダイズさび病防除方法。
[2] ベンスルタップ、チオスルタップ及びチオシクラムからなる群より選ばれる1種以上のネライストキシン類縁体と水とを混合して散布液を調製する工程、及び該散布液をダイズ又はダイズの栽培地に施用する工程を有し、ネライストキシン類縁体の施用量が、1ヘクタールあたり100〜2000gである、ダイズさび病防除方法。
[3] 散布液を、1ヘクタールあたり1〜1000L施用する、[2]に記載のダイズさび病防除方法。
[4] 散布液を調製する工程において、鉱油、植物油メチルエステル及びシリコーンからなる群より選ばれる1種以上のアジュバント成分を添加する、[2]又は[3]に記載のダイズさび病防除方法。
[5] 散布液中の、アジュバント成分の濃度が、50〜20000g/mLである、[4]に記載のダイズさび病防除方法。
[6] ネライストキシン類縁体を、ダイズの第1複葉期(V1期)から成熟期(R8期)までの期間に施用する、[1]〜[5]のいずれかに記載のダイズさび病防除方法 。
[7] ダイズがダイズさび病抵抗性を付与されたダイズである[1]〜[6]のいずれかに記載のダイズさび病防除方法。
[8] ダイズが遺伝子組み換えダイズである[1]〜[7]のいずれかに記載のダイズさび病防除方法。
本発明により、ダイズさび病を防除することができる。
ベンスルタップ、チオスルタップ及びチオシクラムは、The Pesticide Manual 17th editionの86ページ、1108−1109ページ及び1102−1103ページにそれぞれ記載されており、市販品として入手可能である。また、公知の方法により製造することもできる。
これらのネライストキシン類縁体は、塩の形態であってもよい。チオスルタップの塩としては、チオスルタップ−1ナトリウム塩及びチオスルタップ−2ナトリウム塩が挙げられる。チオシクラムの塩としてはチオシクラムシュウ酸塩が挙げられる。
ベンスルタップ、チオスルタップ及びチオシクラムからなる群より選ばれる1種以上のネライストキシン類縁体(以下、本ネライストキシン類縁体と記す)は、そのまま用いてもよいが、通常、本ネライストキシン類縁体と固体担体等の不活性担体とを混合し、必要に応じて界面活性剤やその他の製剤用補助剤を添加して、水和剤、顆粒水和剤、水溶剤、顆粒水溶剤等に製剤化されたものが用いられる。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、例えばカオリンクレー、モンモリロナイト、酸性白土、パイロフィライト、タルク、珪藻土、方解石等の鉱物、トウモロコシ穂軸粉、クルミ殻粉等の天然有機物、尿素等の合成有機物、硫酸アンモニウム等の塩類、合成含水酸化珪素等の合成無機物が挙げられる。
界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホネートホルムアルデヒド重縮合物等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルポリオキシプロピレンブロックコポリマ−、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、及びアルキルトリメチルアンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤が挙げられる。
その他の製剤用補助剤としては、例えば結合剤、防腐剤、着色剤、安定化剤が挙げられる。結合剤としては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子、並びにアラビアガム、アルギン酸及びその塩等の多糖類が挙げられる。安定化剤としては、例えば酸性りん酸イソプロピル、ジブチルヒドロキシトルエンが挙げられる。
製剤は、本ネライストキシン類縁体を、通常0.1〜99重量%、好ましくは1〜80重量%含有する。
本発明のダイズさび病防除方法(以下、本発明防除方法と記す)は、本ネライストキシン類縁体を、ダイズ又はダイズの栽培地に施用する工程を有する。該工程において、本ネライストキシン類縁体の施用量は、ダイズ畑1ヘクタールあたり、100〜2000g、250〜2000g、250〜1000g又は375〜1000gである。
施用の形態としては、例えば、茎葉処理及び土壌処理が挙げられる。
茎葉処理としては、栽培されているダイズの茎葉に散布する方法が挙げられる。土壌処理としては、土壌散布、土壌混和及び土壌への薬液潅注が挙げられる。
本発明防除方法の好適な実施態様においては、本ネライストキシン類縁体と水とを混合して散布液を調製する工程に次いで、該散布液をダイズ又はダイズの栽培地に施用する工程を実施する。本明細書において、散布液とは、施用するために、本ネライストキシン類縁体と水とを混合して調製された液体を意味する。該散布液は、必要に応じてアジュバント成分を含む。好ましくは、該散布液を調製する工程において、鉱油、植物油メチルエステル及びシリコーンからなる群より選ばれる1種以上のアジュバント成分を添加する。本明細書において、アジュバント成分とは、農薬活性成分が防除効力を発揮するのを補助する成分を意味する。また、本明細書において、アジュバント成分が水に添加できる形態に調製されたものを、単にアジュバントと記す。鉱油は、好ましくは、流動パラフィン(CAS No. 8012−95−1)、溶剤精製重質パラフィン系留出油(CAS No. 64741−88−4)又は溶剤精製軽質パラフィン系留出油(CAS No. 64741−89−5)である。植物油メチルエステルとは、植物油をメチルエステル化することにより生産されるエステルである。植物油メチルエステルは、好ましくは、大豆油メチルエステルである。シリコーンは、好ましくは、ポリエーテル変性シリコーンである。ポリエーテル変性シリコーンとは、反応性不飽和基を有するポリエーテルをオルガノハイドロジェンシロキサンに付加することにより生産される、ポリエーテル鎖を有するシリコーンである。ポリエーテル鎖はエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド又はそれら両方で構成される。好ましいアジュバント成分は、流動パラフィン(CAS No. 8012−95−1)、溶剤精製軽質パラフィン系留出油(CAS No. 64741−89−5)、大豆油メチルエステル及びポリエーテル変性シリコーンからなる群より選ばれる1種以上のアジュバント成分である。アジュバント成分として流動パラフィン(CAS No. 8012−95−1)を含有するアジュバントとしては、NIMBUS(登録商標)が挙げられる。アジュバント成分として溶剤精製軽質パラフィン系留出油(CAS No. 64741−89−5)を含有するアジュバントとしては、ASSIST(登録商標)が挙げられる。アジュバント成分として大豆油メチルエステルを含有するアジュバントとしては、AUREO(登録商標)が挙げられる。アジュバント成分としてポリエーテル変性シリコーンを含有するアジュバントとしては、BREAK−THRU(登録商標)及びSILWET L−77(登録商標)が挙げられる。
該散布液を調製する工程において、本ネライストキシン類縁体は、水と混合して施用される剤型で用いることが好ましい。かかる剤型としては、例えば、水和剤、顆粒水和剤、水溶剤、顆粒水溶剤が挙げられる。該散布液を調製する工程では、本ネライストキシン類縁体と水とを混合する。詳しくは、水1Lに対し、本ネライストキシン類縁体を、通常0.1〜3000g、好ましくは0.5〜1000g用いて調製する。該散布液を調製する工程において、アジュバントを添加する場合、該散布液中のアジュバント成分の濃度が、通常50〜20000mg/L、好ましくは75〜20000mg/L、75〜5000mg/L又は300〜5000mg/Lになるようにアジュバントを添加する。アジュバントを添加する場合、該散布液は、本ネライストキシン類縁体と水とを混合した後、アジュバントを添加して調製してもよいし、水にアジュバントを添加した後、本ネライストキシン類縁体を添加して混合し、調製してもよい。
該散布液をダイズ又はダイズの栽培地に施用する工程では、該散布液を、ダイズ畑1ヘクタールあたり、通常1〜1000L、好ましくは30〜500L施用する。施用の形態 は、茎葉処理が好ましい。
本発明防除方法において、通常は、ダイズの第1複葉期(V1期)から成熟期(R8期)までの期間に、カルタップ塩酸塩を、ダイズ又はダイズの栽培地に施用する。施用時期は、好ましくはダイズの第5複葉期(V5期)から子実肥大期(R6期)までの期間、より好ましくはダイズの第7複葉期(V7期)から子実肥大初期(R5期)までの期間である。なお、ダイズにおける生育ステージは、VE、VC及びVnからなる栄養生長期と、R1〜R8からなる生殖生長期とからなる。栄養生長期において、VEは発根の段階、VCは子葉展開の段階である。Vnは第n複葉期であり、nは1以上の整数を表す。具体的には、V1は第1複葉期、V2は第2複葉期、V3は第3複葉期である。生殖生長期において、R1は開花始期、R2は開花期、R3は莢伸長始期、R4は莢伸長期、R5は子実肥大初期、R6は子実肥大期、R7は成熟初期、R8は成熟期である。
ダイズは、ハイブリッド技術により育種されたダイズであってもよい。ハイブリッド技術により育種されたダイズとは、2つの異なった系統の品種を交配して得られる一代雑種であり、一般に、両親のどちらよりも優れた形質を持つ雑種強勢の特性を有するダイズである。
前記ダイズは、遺伝子組換え技術を用いて改変されたダイズであってもよい。かかるダイズとしては、例えば、国際アグリバイオ事業団(INTERNATINAL SERVICE for the ACQUISITION of AGRI−BIOTECH APPLICATIONS, ISAAA)のウェブサイト(http://www.isaaa.org/)の遺伝子組換え作物登録データベース(GM APPROVAL DATABASE)に収載されたダイズが挙げられる。より具体的には、遺伝子組換え技術により、環境ストレス耐性、病害耐性、除草剤耐性、害虫耐性等を付与されたダイズ、又は、生長や収量に関する形質、生産物の品質、稔性形質等を改変されたダイズであってもよい。
遺伝子組換え技術により除草剤耐性を付与されたダイズには、フルミオキサジン等のプロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ除草剤、イソキサフルトール、メソトリオン等の4-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ(以下、HPPDと記す)阻害剤、イマゼタピル、チフェンスルフロンメチル等のアセト乳酸合成酵素(以下、ALSと記す)阻害剤、グリホサート等の5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸シンターゼ(以下、EPSPと記す)阻害剤、グルホシネート等のグルタミン合成酵素阻害剤、2,4-D、ジカンバ等のオーキシン型除草剤、ブロモキシニル等の除草剤に対する耐性が遺伝子組換え技術により付与されたダイズも含まれる。
遺伝子組換え技術により除草剤耐性を付与されたダイズの例として、アグロバクテリウム・ツメファシエンス菌(Agrobacterium tumefaciens strain CP4)由来のグリホサート耐性型EPSPS遺伝子(CP4 epsps)、バチルス・リケニフォルミス菌(Bacillus licheniformis)由来のグリホサート代謝酵素(グリホサートN−アセチルトランスフェアーゼ)遺伝子をシャッフリング技術によって代謝活性を強化したグリホサート代謝酵素遺伝子(gat4601、gat6421)、オクロバクテラム・アンスロピ菌(Ochrobacterum anthropi strain LBAA)由来のグリホサート代謝酵素(グリホサートオキシダーゼ遺伝子、goxv247)、又は、トウモロコシ由来のグリホサート耐性変異を有するEPSPS遺伝子(mepsps、2mepsps)等を1つ以上導入したグリホサート耐性の遺伝子組換えダイズがある。アグロバクテリウム・ツメファシエンス菌(Agrobacterium tumefaciens strain CP4)由来のEPSPS遺伝子を導入したグリホサート耐性のダイズは、Genuity(登録商標)Roundup Ready 2 Yield(登録商標)Soybeanの商品名で市販されている。
同様に、遺伝子組換え技術により除草剤耐性を付与されたダイズの例として、ストレプトミセス・ハイグロスコピクス菌(Streptomyces hygroscopicus)由来のグルホシネート代謝酵素であるホスフィノスリシン N−アセチルトランスフェラーゼ(Phosphinothricin N-acetyltransferase、PAT)遺伝子(bar)、ストレプトミセス・ビリドクロモゲネス菌(Streptomyces viridochromogenes)由来のグルホシネート代謝酵素であるホスフィノスリシン N−アセチルトランスフェラーゼ遺伝子(pat)、又は、合成されたpat遺伝子等を導入したグルホシネート耐性の遺伝子組換えダイズがある。ストレプトミセス菌由来のグルホシネート代謝酵素(bar、pat)を発現する遺伝子組換えダイズはLibertyLink(登録商標)Soybeanの商品名で販売されている。
同様に、遺伝子組換え技術により除草剤耐性を付与されたダイズの例として、シロイヌナズナ由来のALS除草剤耐性型ALS遺伝子(csr1-2)を導入した遺伝子組換えダイズがCultivance(登録商標)の名前で開発されている。さらに、ダイズ由来のALS除草剤耐性型ALS遺伝子(gm-hra)を導入したスルホニルウレア系除草剤に耐性の遺伝子組換えダイズがある。
同様に、遺伝子組換え技術により除草剤耐性を付与されたダイズの例として、シュードモナス菌(Pseudomonas fluorescens strain A32)由来のHPPD除草剤耐性型HPPD遺伝子(hppdPFW336)を導入したイソキサフルトール耐性遺伝子組換えダイズや、エンバク(Avena sativa)由来のHPPD遺伝子(avhppd-03)を導入したメソトリオン耐性遺伝子組換えダイズがある。
同様に、遺伝子組換え技術により除草剤耐性を付与されたダイズの例として、スフィンゴビウム菌(Sphingobium herbicidovorans)由来の2,4−D代謝酵素であるアリルオキシアルカノエートジオキゲナーゼ(aryloxyalkanoate dioxygenase)遺伝子(aad−1)、又は、デルフチア菌(Delftia acidovorans)由来の2,4−D代謝酵素であるアリルオキシアルカノエートジオキゲナーゼ遺伝子(aad―12)を導入した2,4-D耐性の遺伝子組換えダイズがあり、その一部はEnlist(登録商標)Soybeanの商品名で開発されている。また、ステノトロホモナス菌(Stenotrophomonas maltophilia strain DI―6)由来のジカンバ代謝酵素であるジカンバモノオキシゲナーゼ(Dicamba monooxygenase)遺伝子(dmo)を導入したジカンバ耐性の遺伝子組換えダイズがある。
同様に、遺伝子組換え技術により2つ以上の除草剤に耐性を付与されたダイズの例として、グルホシネートと2,4−Dの両方に耐性である遺伝子組換えダイズがEnlist(登録商標)Soybeanの商品名で開発されている。グリホサートとジカンバの両方に耐性である遺伝子組換えダイズがGenuity(登録商標)Roundup Ready(登録商標)2 Xtend(登録商標)の商品名で開発されている。グリホサート及びALS阻害剤の両方に耐性である遺伝子組換えダイズがOptimum(登録商標)GAT(登録商標)の商品名で開発されている。その他に、グリホサートとHPPD除草剤の両方に耐性である遺伝子組換えダイズも開発されている。さらに、グリホサート、グルホシネート及び2,4−Dの3つの除草剤に耐性である遺伝子組換えダイズもEnlist E3(登録商標)Soybeanの商品名で開発されている。
遺伝子組換え技術により害虫耐性を付与されたダイズには、鱗翅目害虫、鞘翅目害虫、双翅目害虫、センチュウ等に対する耐性を付与されたダイズが挙げられる。
遺伝子組換え技術により鱗翅目害虫に対する耐性を付与されたダイズの例として、土壌細菌であるBacillus thuringiensis菌(以後Bt菌と略す)由来の殺虫性タンパク質であるデルタ−エンドトキシン(δ−endotoxin)をコードする遺伝子を導入した遺伝子組換えダイズがある。鱗翅目害虫に対する耐性を付与するデルタ−エンドトキシンとして、Cry1A、Cry1Ab、改変されたCry1Ab(一部を欠損したCry1Ab)、Cry1Ac、Cry1Ab−Ac(Cry1AbとCry1Acが融合されたハイブリッドタンパク質)、Cry1C、Cry1F、Cry1Fa2(修飾されたcry1F)、moCry1F(修飾されたCry1F)、Cry1A.105(Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1Fが融合されたハイブリッドタンパク質)、Cry2Ab2、Cry2Ae、Cry9C、Vip3A、Vip3Aa20等がある。
ダイズに害虫耐性を付与する殺虫性タンパク質は、上記殺虫性タンパク質のハイブリッドタンパク質、一部を欠損したタンパク質、修飾されたタンパク質も含まれる。ハイブリッドタンパク質は遺伝子組換え技術を用いて、複数の殺虫性タンパク質の異なるドメインの組合せによって作製され、Cry1Ab−AcやCry1A.105等が知られている。一部を欠損したタンパク質としては、アミノ酸配列の一部を欠損したCry1Ab等が知られている。修飾されたタンパク質としては、天然型デルタ−エンドトキシンのアミノ酸の1つ又は複数が置換されたタンパク質で、Cry1Fa2、moCry1F、mCry3A等が知られている。
その他に遺伝子組換え技術によりダイズに害虫耐性を付与する殺虫性タンパク質として、バチルス・セレウス菌(Bacillus cereus)やバチルス・ポピリエ菌(Bacillus popilliae)由来の殺虫性タンパク質、Bt菌由来の殺虫剤タンパク質Vip1、Vip2、Vip3、線虫由来の殺虫性タンパク質、さそり毒素、クモ毒素、ハチ毒素又は昆虫特異的神経毒素等の動物によって産生される毒素、糸状菌類毒素、植物レクチン、アグルチニン、トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤等のプロテアーゼ阻害剤、リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリン、ブリオジン等のリボゾーム不活性化タンパク(RIP)、3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グルコシルトランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ等のステロイド代謝酵素、エクダイソン阻害剤、HMG−CoAリダクターゼ、ナトリウムチャネル、カルシウムチャネル阻害剤等のイオンチャネル阻害剤、幼若ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼ、グルカナーゼ等が挙げられる。
遺伝子組換え技術により生産物の品質を改変されたダイズには、リグニン生産の改変、油又は脂肪酸成分の改変、フィチン酸分解酵素の生産、花色の改変、アルファ・アミラーゼ活性の改変、アミノ酸の改変、デンプン又は炭水化物成分の改変、アクリルアミド生成の抑制、機械的損傷による黒斑の軽減、抗アレルギー性、ニコチン生成の低下、老化又は登熟遅延等の生産物品質を改変した遺伝子組換えダイズが挙げられる。
脂肪酸の不飽和化酵素であるダイズ由来のω−6 デサチュラーゼの部分遺伝子(gm-fad2-1)を導入することによって同遺伝子発現を抑制しオレイン酸含量を強化した遺伝子組換えダイズが、Plenish(登録商標)High Oleic Soybeanの商品名で販売されている。また、ダイズ由来のアシル−アシル キャリア・プロテイン・チオエステラーゼ遺伝子(fatb1-A)の二重鎖RNAを生成する遺伝子と、ダイズ由来のδ−12 デサチュラーゼ遺伝子(fad2-1A)の二重鎖RNAを生成する遺伝子を導入することによって飽和脂肪酸含量を低下した遺伝子組換えダイズが、Vistive Gold(登録商標)の商品名で開発されている。また、サクラソウ由来のδ−6 デサチュラーゼ遺伝子(Pj.D6D)と、アカパンカビ由来のδ−12 デサチュラーゼ遺伝子(Nc.Fad3)を導入することによってω3脂肪酸の含量を強化した遺伝子組換えダイズも開発されている。
遺伝子組換え技術により生長や収量に関する形質を改変されたダイズには、生長能力を強化された遺伝子組換えダイズ等が挙げられる。例えば、シロイヌナズナ由来の日周性を制御する転写因子をコードする遺伝子(bbx32)を導入した遺伝子組換えダイズ等が開発されている。
また、前記したダイズには、遺伝子組換え技術、古典的育種技術、遺伝子マーカー育種、又はゲノム編集技術等を用い、先に述べたような環境ストレス耐性、病害耐性、除草剤耐性、害虫耐性、生長や収量形質、生産物の品質、稔性形質等を2種以上付与された系統、及び同類又は異なる性質を有する遺伝子組換え作物同士を掛け合わせることにより親系統が有する2種以上の性質が付与された系統も含まれる。このようなダイズの例として、除草剤耐性と害虫耐性を両方付与された遺伝子組換えダイズがある。
例えば、グリホサート耐性と害虫耐性を付与された遺伝子組換えダイズとして、Intacta(登録商標)Roundup Ready(登録商標)2 Pro等の遺伝子組換えダイズが開発されている。
病害抵抗性が付与されたダイズの例としては、従来からの育種法または、遺伝子組み換え技術によってダイズさび病抵抗性が付与された品種が挙げられる。よく使用される抵抗性遺伝子の例としては、例えば、Rpp1、Rpp2、Rpp3 、Rpp4 、Rpp5、 Rpp6がある。これは単独でダイズに挿入されても良いが、複数組み合わせて挿入しても良い。これらの遺伝子については、以下の技術文献等に記載されている。
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また、ダイズさび病以外のダイズ病害(例:斑点病、褐色輪紋病、茎疫病等)の抵抗性を付与されたダイズならびにダイズさび病を含む複数の病害に抵抗性を付与されたダイズも含まれる。
上述した方法に従って、本ネライストキシン類縁体をダイズ又はダイズの栽培地に施用することにより、ダイズさび病を防除することができる。本ネライストキシン類縁体は、いずれも加水分解されてネライストキシンに変化することから、本ネライストキシン類縁体の代わりに、ネライストキシン又はその塩を、ダイズさび病防除のために用いてもよい。
本発明により、Phakopsora pachyrhizi又はPhakopsora meibomiaeによって引き起こされるダイズさび病が防除される。本発明は、Phakopsora pachyrhiziによって引き起こされるダイズさび病の防除に特に適している。本発明は、QoI剤及びDMI剤からなる群より選ばれる1種以上の殺菌剤に耐性を有するPhakopsora pachyrhiziによって引き起こされる、ダイズさび病に対しても防除効力を発揮する。QoI剤耐性菌にはF129L型が存在することが知られており、DMI剤耐性菌にはF120L型、Y131H/F型、K142R型、I145F型及びI475T型などが存在することが知られている。これらの耐性菌については、以下の技術文献等に記載されている。
Klosowski AC, May De Mio LL, Miessner S, Rodrigues R and Stammler G (2016) Detection of the F129L mutation in the cytochrome b gene in Phakopsora pachyrhizi.
Pest Manag Sci. Jun;72(6):1211-5.

Schmitz HK1, Medeiros CA, Craig IR and Stammler G (2014).
Sensitivity of Phakopsora pachyrhizi towards quinone-outside-inhibitors and demethylation-inhibitors, and corresponding resistance mechanisms.
Pest Manag Sci. Mar;70(3):378-88.
以下、本発明を製剤例及び試験例にてさらに詳しく説明するが、本発明は以下の例のみに限定されるものではない。ただし、以下の例において、部は特にことわりの無い限り重量部を表す。また、1ヘクタールあたりの本ネライストキシン類縁体の施用量(g)を、gAI/haと表す。
製剤例1
チオシクラムシュウ酸塩30部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェート5部、リン酸1部、デキストリン2部、クレー62部を混合し、水を加えて混練する。この混練物を0.8mm径のスクリーンを付けた押出し造粒機にて造粒後、乾燥して顆粒水和剤を得る。
製剤例2
チオスルタップ−1ナトリウム塩30部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、リン酸1部、粉末尿素3部、クレー61部を混合し、水を加えて混練する。この混練物を0.8mm径のスクリーンを付けた押出し造粒機にて造粒後、乾燥して顆粒水和剤を得る。
試験例に記載の製品は以下の通りである。
製品名 MICエビセクト(登録商標)水和剤:チオシクラムシュウ酸塩を50重量%含有する水和剤
製品名 NIMBUS(登録商標):アジュバント成分として流動パラフィン(CAS No. 8012−95−1)を含有するアジュバント
試験例1
プラスチックポットに土壌を詰め、ダイズ(品種;納豆小粒)を播種し、温室内で14日間生育させた。所定量のMICエビセクト(登録商標)水和剤と、所定量の水とを混合した後、NIMBUS(登録商標)を添加して混合し、散布液を調製した。アジュバントの添加量は、該散布液中のアジュバント成分の濃度が2100mg/Lになる量とした。該散布液を上記ダイズの葉面に付着するように茎葉処理により施用した。散布液量は、1ヘクタールあたり200L相当とした。施用後ダイズ葉面を風乾し、1日後にPhakopsora pachyrhiziの夏胞子の水懸濁液(約10,000個/mL)を噴霧接種した。接種後20〜23℃多湿下に1日間置いた後、温室内で14日間栽培した(これを処理区とする)。その後、ダイズさび病の病斑面積を調査した。
処理区の発病面積率及び無処理区の発病面積率から、次の式により防除価を算出した。
防除価(%) = 100×(1−B/A)
A:無処理区の発病面積率
B:処理区の発病面積率
ここで無処理区とは、MICエビセクト(登録商標)水和剤を使用しないこと以外は処理区と同じ操作をする区を意味する。
その結果を表1に示す。
Figure 2018070560
試験例2
プラスチックポットに土壌を詰め、ダイズ(品種;納豆小粒)を播種し、温室内で14日間生育させた。所定量のチオシクラムシュウ酸塩、ベンスルタップ又はチオスルタップ−1ナトリウム塩と、所定量の水とを混合した後、NIMBUS(登録商標)を添加して混合し、散布液を調製した。アジュバントの添加量は、該散布液中のアジュバント成分の濃度が420mg/Lになる量とした。該散布液を上記ダイズの葉面に付着するように茎葉処理により施用した。散布液量は、1ヘクタールあたり1000L相当とした。施用後ダイズ葉面を風乾し、散布液乾燥後にPhakopsora pachyrhiziの夏胞子の水懸濁液(約10,000個/mL)を噴霧接種した。接種後20〜23℃多湿下に1日間置いた後、温室内で13日間栽培した(これを処理区とする。)。その後、ダイズさび病の病斑面積を調査した。
処理区の発病面積率及び無処理区の発病面積率から、次の式により防除価を算出した。
防除価(%) = 100×(1−B/A)
A:無処理区の発病面積率
B:処理区の発病面積率
ここで無処理区とは、化合物を使用しないこと以外は処理区と同じ操作をする区を意味する。
その結果を表2〜表4に示す。
Figure 2018070560
Figure 2018070560
Figure 2018070560
本発明により、ダイズさび病を防除することができる。

Claims (8)

  1. ベンスルタップ、チオスルタップ及びチオシクラムからなる群より選ばれる1種以上のネライストキシン類縁体をダイズ又はダイズの栽培地に施用する工程を有し、ネライストキシン類縁体の施用量が、1ヘクタールあたり100〜2000gである、ダイズさび病防除方法。
  2. ベンスルタップ、チオスルタップ及びチオシクラムからなる群より選ばれる1種以上のネライストキシン類縁体と水とを混合して散布液を調製する工程、及び該散布液をダイズ又はダイズの栽培地に施用する工程を有し、ネライストキシン類縁体の施用量が、1ヘクタールあたり100〜2000gである、ダイズさび病防除方法。
  3. 散布液を、1ヘクタールあたり1〜1000L施用する、請求項2に記載のダイズさび病防除方法。
  4. 散布液を調製する工程において、鉱油、植物油メチルエステル及びシリコーンからなる群より選ばれる1種以上のアジュバント成分を添加する、請求項2又は3に記載のダイズさび病防除方法。
  5. 散布液中の、アジュバント成分の濃度が、50〜20000g/mLである、請求項4に記載のダイズさび病防除方法。
  6. ネライストキシン類縁体を、ダイズの第1複葉期(V1期)から成熟期(R8期)までの期間に施用する、請求項1〜5のいずれかに記載のダイズさび病防除方法 。
  7. ダイズがダイズさび病抵抗性を付与されたダイズである請求項1〜6のいずれかに記載のダイズさび病防除方法。
  8. ダイズが遺伝子組み換えダイズである請求項1〜7のいずれかに記載のダイズさび病防除方法。
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