JP2018069670A - 繊維板 - Google Patents

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Naotaka Maru
尚孝 丸
博之 金森
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博之 金森
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広彦 篠原
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Hiroyuki Yamazaki
弘之 山崎
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Abstract

【課題】強度物性及び加工性が高い繊維板を提供すること。【解決手段】繊維板1は、植物繊維2と接着剤3とを含み、60%以上の植物繊維2が、500〜2000μmの範囲の繊維長さを有し、且つ、70%以上の植物繊維2が、25〜200μmの範囲の繊維太さを有する。好ましくは、繊維板1は、接着剤3を植物繊維2の質量に対して15〜30質量%含み、植物繊維2の質量に対して0.1〜5質量%の撥水剤や、接着剤3の質量に対して0.1〜10質量%の硬化剤をさらに含む。【選択図】図1

Description

本発明は、植物繊維を接着剤で接着して得られる繊維板に関する。
従来、油ヤシ、ココヤシ、ケナフ等の植物繊維から成る繊維板は、床材、壁材、屋根材等の建材用部材や、家具等の材料として用いられている。建材用部材や、家具等の材料として繊維板を用いる場合には、合板と比較しても遜色のない強度物性が求められる。
そこで、植物繊維を接着剤で接着して得られる繊維板において、植物繊維の長さが6mm以上のリグノセルロース繊維を用いて成ることを特徴とする繊維板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−333986号公報
特許文献1に記載された技術を用いて繊維板を製造した場合、植物繊維が長く、太いため繊維板を切断・切削加工する際にバリが発生し、外観不良が生じる、次工程における手直しが必要となるという課題が生じる。この課題を解決するために単純に植物繊維の長さを短くした場合には、曲げ強度といった強度物性が低下するという課題が生じる。
本発明は、強度物性及び加工性が高い繊維板を提供することを目的とする。
本発明は、植物繊維と、接着剤と、を含む繊維板であって、60%以上の前記植物繊維が、500〜2000μmの範囲の繊維長さを有し、且つ、70%以上の前記植物繊維が、25〜200μmの範囲の繊維太さを有する、繊維板に関する。
また、前記接着剤は、前記植物繊維の質量に対して15〜30質量%含まれることが好ましい。
また、前記植物繊維の質量に対して0.1〜5質量%の撥水剤をさらに含むことが好ましい。
また、前記接着剤の質量に対して0.1〜10質量%の硬化剤をさらに含むことが好ましい。
本発明によれば、強度物性及び加工性が高い繊維板を提供できる。
本発明の一実施形態に係る繊維板1の断面を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る植物繊維2の外観を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る繊維板1の製造工程を示すフローチャートである。
本発明の繊維板の実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る繊維板1の断面を示す模式図である。繊維板1は、植物繊維2を接着剤3で接着して得られる。本実施形態の繊維板1は、植物繊維2と、接着剤3と、図示しない接着剤3以外の添加剤とを備える。
本実施形態においては、60%以上の植物繊維2が、500〜2000μmの範囲の繊維長さを有する。また、70%以上の植物繊維2が、25〜200μmの範囲の繊維太さを有する。なお、本明細書において、植物繊維2に係る「%」の表記は、繊維板1に用いられる植物繊維2の本数に対する特定の植物繊維2の本数の比率(本数÷本数)を表わしたものである。
繊維長さ及び繊維太さの測定方法の一例について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る植物繊維2の外観を示す模式図である。
図2に示すように、植物繊維2同士が重ならないように植物繊維2を散らばらせ、顕微鏡を用いて撮像する。撮影された画像を解析することで植物繊維2の外周Rと、面積Sとが得られる。
外周Rを2で割ることで繊維長さL(L1〜L3)が得られる(L=R÷2)。また、面積Sを繊維長さLで割ることで繊維太さD(D1〜D3)が得られる(D=S÷L)。このような方法により、簡易的に多くの植物繊維2の繊維長さLと繊維太さDとを測定できる。
測定された繊維長さに関して、60%未満の植物繊維2が、500〜2000μmの範囲の繊維長さを有し、且つこの範囲を下回る繊維長さの植物繊維2を多く含む場合には、繊維長さが短すぎることになり、十分な強度物性が得られない(例えば、曲げ強度が低くなる)。反対に、この範囲を上回る繊維長さの植物繊維2を多く含む場合には、繊維長さが長すぎることになり、十分な加工性が得られない(例えば、バリ高さが高くなる)。
また、測定された繊維太さに関して、70%未満の植物繊維2が、25〜200μmの範囲の繊維太さを有し、且つこの範囲を下回る繊維太さの植物繊維2を多く含む場合には、繊維太さが細すぎることになり、十分な強度物性が得られない(例えば、曲げ強度が低くなる)。反対に、この範囲を上回る繊維太さの植物繊維2を多く含む場合には、繊維長さが太すぎることになり、十分な加工性が得られない(例えば、バリ高さが高くなる)。
本実施形態においては、粉砕条件を調整することにより、植物繊維2の繊維長さ及び繊維太さが調整される。具体的には、粉砕時間を長時間とすることで、植物繊維2の繊維長さを短くできる。また、粉砕に伴って植物繊維2が長手方向に割れること等により、植物繊維2の繊維太さを細くできる。
また、本実施形態においては、油ヤシを解繊、粉砕して得られる植物繊維2が用いられる。なお、油ヤシ以外の植物(例えば、ココヤシ、ケナフ等)から得られる植物繊維2が用いられてもよく、2種類以上の植物繊維2が併用されてもよい。
なお、油ヤシを解繊、粉砕して得られる植物繊維2は、油ヤシ以外の植物から得られる植物繊維2と同等の強度物性や加工性を有する。従って、油ヤシを粉砕して得られる植物繊維2を用いた繊維板1の強度物性や加工性は、植物繊維2として他の植物の繊維を用いた場合と同等である。
接着剤3は、乾燥した植物繊維2の質量に対して15〜30質量%含まれる。接着剤3が、15質量%を下回ると接着力が弱くなり、十分な強度物性が得られない(例えば、曲げ強度が低下する)。また、接着剤3が、30質量%を上回ると、繊維板1が硬くなり、十分な加工性が得られない(例えば、加工時の刃物摩耗量が増加する)。
本実施形態においては、接着剤3は、ユリアメラミン系樹脂が用いられる。なお、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂、レゾルシノール系樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、フルフェラール系樹脂、イソシアネート系樹脂が用いられてもよく、2種類以上の接着剤が併用されてもよい。
接着剤3としてユリアメラミン系樹脂を用いた場合の架橋密度は、接着剤3として上述した他の樹脂を用いた場合の架橋密度よりも低くなる。接着剤の架橋密度が高くなると、繊維板1の強度物性や加工性は高くなると考えられる。従って、接着剤としてユリアメラミン系樹脂を用いた繊維板1の強度物性や加工性は、接着剤として他の樹脂を用いた場合と同等又はそれよりも低い。
接着剤3以外の添加剤として、硬化剤、撥水剤、離型剤、防腐剤、防蟻剤等が用いられる。本実施形態においては、接着剤3以外の添加剤として、撥水剤と、硬化剤とが用いられる。
本実施形態においては、繊維板1は、乾燥した植物繊維2の質量に対して0.1〜5質量%の撥水剤を含む。撥水剤が0.1質量%を下回ると、撥水効果が得られなくなる。すると、耐水性が悪くなり、吸水時に繊維板1が膨張しやすくなるといった問題が生じる。また、撥水剤が5質量%を上回ると、滑り性が増加する。すると、ネジを入れた際の保持力が低下し、施工時に不具合をもたらすといった問題が生じる。
また、本実施形態においては、繊維板1は、接着剤3の質量に対して、0.1〜10質量%の硬化剤を含む。硬化剤が0.1質量%を下回ると、十分な接着剤3の効果が得られない。すると、繊維板1の物性全体が低下するといった問題が生じる。また、硬化剤が10質量%を上まわると、硬化剤成分が接着剤成分(例えば、遊離ホルムアルデヒド)と過剰に反応するため、十分な接着剤3の効果が得られない。具体的には、接着剤成分(例えば、遊離ホルムアルデヒド)の量が減少して接着剤3の硬化度が弱くなり、この場合も繊維板1の物性全体が低下する。
本実施形態の繊維板1の製造工程の一例について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る繊維板1の製造工程を示すフローチャートである。図3に示すように、本実施形態の繊維板1の製造工程は、ステップS1〜ステップS6を含む。
ステップS1は、原料を粉砕する工程である。本実施形態においては、解繊された油ヤシの植物繊維2が、グラインダーミル(例えば、2枚の刃を備えたもの)により機械的に粉砕される。本実施形態においては、グラインダーミルによる粉砕条件を調整することにより、植物繊維2は、所定の繊維長さ、所定の繊維太さとなるように粉砕される。
ステップS2は、植物繊維2と、接着剤3とを混合する工程である。本実施形態においては、接着剤3の他に、撥水剤と、硬化剤とが混合される。
ステップS3は、植物繊維2を熱風乾燥する工程である。粉砕された植物繊維2が熱風により乾燥される。
ステップS4は、植物繊維2と接着剤3等の混合物に対して、板状のマット成型を行う工程である。詳細には、ステップS4は、植物繊維2と接着剤3等の混合物をマット状に積層し、仮圧締めしてマット型の成型物(フォーミングマット)を成型する工程である。本実施形態においては、植物繊維2と、接着剤3と、撥水剤と、硬化剤との混合物が、仮圧締めされることで、フォーミングマットが得られる。
ステップS5は、フォーミングマットに対して、高温・高圧プレスを行う工程である。詳細には、ステップS5は、仮圧締めされたフォーミングマットに対して、高温・高圧プレスで圧締し、繊維板1を成型する工程である。
高温・高圧プレスの温度は、フォーミングマットの組成(植物繊維2及び添加剤の種類、植物繊維2に対する添加剤の比率)や大きさ(体積、面積)等に応じて調整されるが、例えば、160〜230℃であることが好ましく、170〜220℃であることがより好ましく、180〜200℃であることがさらに好ましい。なお、高温・高圧プレスの温度は、一定であってもよく、変化させてもよい。
高温・高圧プレスの圧力は、フォーミングマットの組成や大きさ等に応じて調整されるが、例えば、初期の成型圧として、10〜100MPaの範囲であることが好ましく、定常の成型圧として、3〜10MPaの範囲であることが好ましい。なお、高温・高圧プレスの圧力は、一定であってもよく、変化させてもよい。
高温・高圧プレスの時間は、フォーミングマットの組成や大きさ等に応じて調整されるが、例えば、5秒/mm〜25秒/mmであることが好ましい。
ステップS6は、研磨・カットを行い、繊維板1を所定の形状に加工する工程である。本実施形態においては、高温・高圧でプレス加工された繊維板1が所定の形状に研磨・カットされる。以上のステップS1〜ステップS6により、本フローチャートの処理は終了する。
以上説明したように、本実施形態における繊維板1は、植物繊維2と、接着剤3と、を含み、60%以上の植物繊維2が、500〜2000μmの範囲の繊維長さを有し、且つ、70%以上の植物繊維2が、25〜200μmの範囲の繊維太さを有する。植物繊維2が所定の繊維長さ及び所定の繊維太さを有することにより、植物繊維2同士が適度に絡み合い、繊維板1の強度物性及び加工性を高めることができる。
接着剤3は、植物繊維2の質量に対して15〜30質量%含まれる。繊維板1に適度な接着性を持たせることで、繊維板1の強度物性及び加工性を高めることができる。
繊維板1は、植物繊維2の質量に対して0.1〜5質量%の撥水剤をさらに含む。これにより、繊維板1の撥水性を適度に調整できる。
繊維板1は、接着剤3の質量に対して0.1〜10質量%の硬化剤をさらに含む。これにより、接着剤3の接着性を高めることができる。
以下、実施例及び比較例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
植物繊維として、所定の条件で解繊され、粉砕された油ヤシ繊維を用いた。
接着剤として、ユリアメラミン系樹脂を用いた。また、乾燥した油ヤシ繊維の質量に対して18質量%の接着剤を添加した。
撥水剤として、固形パラフィン系ワックスを用いた。また、乾燥した油ヤシ繊維の質量に対して1.5質量%の撥水剤を添加した。
硬化剤として、固形分濃度が20%の塩化アンモニウム水溶液を用いた。また、接着剤3の質量に対して0.5質量%の硬化剤を添加した。
以上の条件で、実施例1の繊維板を得た。
[実施例2〜5]
実施例1とは異なる粉砕条件で油ヤシの植物繊維2を粉砕した以外は実施例1と同様にして、実施例2〜5の繊維板を得た。
[比較例1〜7]
実施例1とは異なる粉砕条件で油ヤシの植物繊維2を粉砕した以外は実施例1と同様にして、比較例1〜7の繊維板を得た。
「繊維長さ及び繊維太さの評価」
「Dino−Lite Digital Microscope(ANMO Electronics Corporation製)」を用いて、50倍の倍率で撮影された撮影画像を画像処理ソフト「Fiji」を使用して解析し、繊維長さL及び繊維太さDが所定の範囲となる比率(%)をN=100で評価した。
評価結果を表1に示す。
Figure 2018069670
「曲げ強度」
日本工業規格:JIS A5905「繊維板」の基準を用いて(詳細には、曲げ強さ区分が25タイプ、接着剤タイプがUタイプの基準を用いて)、実施例及び比較例に対して曲げ強度(N/mm)を測定した。測定された値を以下の基準で評価した。
1:曲げ強度が25.0N/mm(規格値)未満である。
2:曲げ強度が25.0N/mm(規格値)以上である。
「加工性」
パネルソー(全自動パネルソー、シンクス社製)にて繊維板を切断した際に発生するバリ高さ(μm)を、実施例及び比較例に対して測定した。
詳細には、新品のチップソー(Super board proII305×3.0×2.2×25.4×100、兼房社製)を切断に使用した。切断速度15m/分、主軸回転数1200rpmの切断条件とした。また、マイクロスコープ(VH−8000、キーエンス社製)を使用し、拡大倍率25倍のレンズを使用して、断面形状を観察することでバリ高さを測定した。より詳細には、切断長さ25cmの範囲に渡って断面形状を観察し、観察範囲においてバリ高さが最も高くなる箇所から順に10か所のバリの高さを選定して測定し、測定された値を平均してバリ高さとした。測定された値を以下の基準で評価した。なお、1193μmのバリ高さは、標準的なMDF(中密度繊維板:medium density fiberboard)のバリ高さである。
1:バリ高さが1193μm(参考値)以上である。
2:バリ高さが1193μm(参考値)未満である。
「曲げ強度」及び「加工性」の測定結果及び評価結果を表2に示す。
Figure 2018069670
表2の結果から、植物繊維が所定の繊維太さを有していても、植物繊維が500μm未満の繊維長さとなる比率が高い場合(例えば、比較例3及び比較例5)には、曲げ強度が25.0N/mm(規格値)を下回ることが確認された。このことから、60%未満の植物繊維が、500〜2000μmの範囲の繊維長さを有し、且つこの範囲を下回る繊維長さの植物繊維を多く含む場合には、繊維長さが短すぎることになり、十分な機械物性が得られないこと(例えば、曲げ強度が低下すること)が確認された。
また、表2の結果から、植物繊維が所定の繊維太さを有していても、植物繊維が2000μm超の繊維長さとなる比率が高い場合(例えば、比較例1及び比較例2)には、バリ高さが1193μm(参考値)を上回ることが確認された。このことから、60%未満の植物繊維が、500〜2000μmの範囲の繊維長さを有し、且つこの範囲を上回る繊維長さの植物繊維を多く含む場合には、繊維長さが長すぎることになり、十分な加工性が得られないこと(例えば、バリ高さが増加すること)が確認された。
また、表2の結果から、植物繊維が25μm未満の繊維太さとなる比率が高い場合(例えば、比較例6)には、曲げ強度が25.0N/mm(規格値)を下回ることが確認された。このことから、70%未満の植物繊維が、25〜200μmの範囲の繊維太さを有し、且つこの範囲を下回る繊維太さの植物繊維を多く含む場合には、繊維太さが細すぎることになり、十分な機械物性が得られないこと(例えば、曲げ強度が低下すること)が確認された。
また、表2の結果から、植物繊維が200μm超の繊維太さとなる比率が高い場合(例えば、比較例4及び比較例7)には、バリ高さが1193μm(参考値)を上回ることが確認された。このことから、70%未満の植物繊維が、25〜200μmの範囲の繊維太さを有し、且つこの範囲を上回る繊維太さの植物繊維を多く含む場合には、繊維長さが太すぎることになり、十分な加工性が得られないこと(例えば、バリ高さが増加すること)が確認された。
1 繊維板
2 植物繊維
3 接着剤

Claims (4)

  1. 植物繊維と、接着剤と、を含む繊維板であって、
    60%以上の前記植物繊維が、500〜2000μmの範囲の繊維長さを有し、且つ、70%以上の前記植物繊維が、25〜200μmの範囲の繊維太さを有する、繊維板。
  2. 前記接着剤は、前記植物繊維の質量に対して15〜30質量%含まれる請求項1に記載の繊維板。
  3. 前記植物繊維の質量に対して0.1〜5質量%の撥水剤をさらに含む請求項1又は2に記載の繊維板。
  4. 前記接着剤の質量に対して0.1〜10質量%の硬化剤をさらに含む請求項1〜3いずれかに記載の繊維板。
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