JP2018068262A - サフランの雌しべ採取方法及びサフランの雌しべ採取装置 - Google Patents

サフランの雌しべ採取方法及びサフランの雌しべ採取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018068262A
JP2018068262A JP2016216600A JP2016216600A JP2018068262A JP 2018068262 A JP2018068262 A JP 2018068262A JP 2016216600 A JP2016216600 A JP 2016216600A JP 2016216600 A JP2016216600 A JP 2016216600A JP 2018068262 A JP2018068262 A JP 2018068262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pistil
corolla
cutting
saffron
cutting position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016216600A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6883158B2 (ja
Inventor
敏行 水野
Toshiyuki Mizuno
敏行 水野
清和 森田
Kiyokazu Morita
清和 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saffron Japan Co Ltd
Original Assignee
Saffron Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saffron Japan Co Ltd filed Critical Saffron Japan Co Ltd
Priority to JP2016216600A priority Critical patent/JP6883158B2/ja
Publication of JP2018068262A publication Critical patent/JP2018068262A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6883158B2 publication Critical patent/JP6883158B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

【課題】サフランの雌しべを従来よりも効率良く採取する。【解決手段】花1を載置する載置手段12a、12b、12cと、内部の雌しべ2ごと花冠7を切断したときに雌しべ2が切断される場所が、花柱5の花冠筒8に被覆されていない部分であって、花冠筒8に被覆されている部分から突出した地点から分岐するまでの間となるように、花被9の外形を基に花冠5の切断位置を割り出す切断位置割り出し手段13、14、15と、切断位置割り出し手段13、14、15が割り出した花冠7の切断位置を切断する切断手段16、17、18と、を備えた構成とした。【選択図】図2

Description

本発明は、サフランの雌しべを採取する方法、及びサフランの雌しべ採取装置に関する。
サフランの雌しべは、香辛料や薬として利用される。サフランの雌しべ採取方法としては、収穫した花の花弁を指で開いて雌しべを摘み取るという方法が一般的である。また、一般的ではないが、花弁を指で開く代わりに2、3枚花弁を取り除いてから雌しべを摘み取るという方法も用いられてきた。
しかし、これらの方法では、非常に効率が悪く、もっと効率のよい採取方法が求められていた。花弁を萼から分離させる装置としては、特許文献1に記載のものが提案されているが、これは、食用菊の花弁を分離させるものであって、サフランの花弁を分離させることはできず、また、サフランの雌しべを採取するのに転用できるものでもなかった。
特開平8−116944号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、従来と比較して効率の良いサフランの雌しべ採取方法及びサフランの雌しべ採取装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係るサフランの雌しべ採取方法は、
内部の前記雌しべごと花冠を切断したときに、前記雌しべの花柱のうち花冠筒に被覆されていない部分が切断されるように、花被の外形を基に前記花冠の切断位置を割り出す第1の工程と、
前記第1の工程によって割り出された前記花冠の切断位置を切断する第2の工程と、を含むことを特徴としている。
サフランの雌しべ採取方法としては、収穫した花の花弁を指で開いて雌しべを摘み取るという方法が一般的である。サフランの雌しべは高価であり、少しでも根元から摘み取りたいからである。また、雄しべの花粉が雌しべに付くと商品価値が下がるため、それを少しでも防止したいからでもある。
しかし、いくらサフランの雌しべが高価だといっても、サフランの花一つから採取できる雌しべの量は僅かである。この方法では非常に効率が悪く、事業として成り立たせるのは困難であった。
この点、本発明によれば、従来の方法と比較して、格段に効率を上げることができる。検証の結果、雄しべの花粉が雌しべに付くということも、商品価値を下げるというほどではない。
また、本発明に係るサフランの雌しべ採取方法の一態様として、
前記第1の工程は、内部の前記雌しべごと前記花冠を切断したときに、前記被覆されていない部分のうち前記花冠筒に被覆されている部分から突出した地点から分岐するまでの間が切断されるように、花被の外形を基に前記花冠の切断位置を割り出すようにしてもよい。
このようにすると、花冠を切断したときに、雌しべが分離しないため、雌しべを効率良く採取することができる。
また、本発明に係るサフランの雌しべ採取装置は、
花を載置する載置手段と、
内部の前記雌しべごと花冠を切断したときに、前記雌しべの花柱のうち花冠筒に被覆されていない部分が切断されるように、花被の外形を基に前記花冠の切断位置を割り出す切断位置割り出し手段と、
前記切断位置割り出し手段が割り出した前記花冠の切断位置を切断する切断手段と、
を備えたことを特徴としている。
これによれば、雌しべを採取に係る工程の多くを自動化することができるため、雌しべを効率良く採取することができる。
また、本発明に係るサフランの雌しべ採取装置の一態様として、
前記載置手段は、前記花冠筒の中心軸が略水平になるように載置するのが好ましい。
花を収穫して時間が経過すると、特に花弁が萎れてしまうが、このように横置きにすることで、多少時間が経過しても鮮度のよい花と同様に載置することができる。
また、本発明に係るサフランの雌しべ採取装置の一態様として、
前記切断手段は、鋏切断をするようにしてもよい。
鋏切断は、可撓性の対象物を切断するのに適しているため、花を収穫して多少時間が経過しても、鮮度のよい花と同様に切断することができる。
また、本発明に係るサフランの雌しべ採取装置の一態様として、
前記切断位置割り出し手段は、
画像データを取得するカメラと、
前記カメラで取得した画像データから前記花被の外形形状を画像認識する画像認識処理部と、
前記画像認識処理部が認識した前記花被の外形形状から前記花冠の切断位置を決定する切断位置決定部と、を備えたものとしてもよい。
これによれば、既に確立された既存の技術によって、正確に花冠の切断位置を決定することができる。
従来と比較して効率良くサフランの雌しべを採取することができる。
サフランの花の構造を示した説明図である。 サフランの雌しべ採取装置の概略を示した説明図である。 切断手段を拡大して示した説明図である。
(用語の定義)
まず、本明細書中で使用される花の部位を表す用語の定義をする。
花弁…花びらのことである。
花冠…一つの花の花弁全体を指す。
花冠筒…花弁が合着又は組み合わさってできた細長い筒部のことを指す。
花被…サフランのように萼と花冠が同じように見える場合、まとめて花被という。
子房…雌しべの付け根の膨らんだ部分を指す。
柱頭…雌しべの先端部にある器官を指す。
花柱…柱頭と子房をつなぐ細長い部分を指す。
花…特定の部位でなく、花全体を指す場合、花という。
以下、本発明のサフランの雌しべ採取方法及びサフランの雌しべ採取装置を具現化した実施形態について、図面を用いて説明するが、本発明の技術的範囲は、もちろんこれだけに限定されるものではない。なお、周知の技術に関しては、詳細な説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態であるサフランの雌しべ採取方法について、図1を参照して説明する。図1はサフランの花の構造を示した説明図であるが、図1(a)はサフランの花の外観図であり、図1(b)は花の内部の構造図(断面図)である。
図1(b)に示すように、雌しべ2は、図示しない子房から先端(図中左側)に向かって延び途中の分岐点4で3つに分岐する花柱5と、花柱5のそれぞれの先端に形成された柱頭6とで構成されている。
また、花柱5は、花冠筒8に被覆された部分と、花冠筒8に被覆された部分から突出した地点3から柱頭6までの、花冠筒8に被覆されていない部分で構成されている。花冠筒8は肉厚であり、花柱5の花冠筒8に被覆された部分は、花冠筒8と略密着している。
本サフランの雌しべ採取方法は、地点3と分岐点4との間の花柱5を花冠7ごと切断するというものである。
つぎに、作業者が本サフランの雌しべ採取方法を実施する際の、具体的な作業内容について説明する。
まず、作業者は、花1の開口している側を鋏を持つ手の方向にし、鋏を持つ手と反対の手で花冠筒8の部分を摘持する。つぎに、花1をスケール上に移動させ、花冠筒8の中心軸に直交する方向の花被9の幅が所定の距離(本実施形態では3mm)になる位置を探し出し、その位置を切断位置とする(第1の工程)。そして、花1を作業台の上方に移動させ、第1の工程によって割り出された花冠7の切断位置を鋏を用いて切断する(第2の工程)。そうすると、作業台の上に、切断された雌しべ2と、花冠7が切断されてばらばらになった花弁6枚と、切断された雄しべ3つが落下するので、その中から雌しべ2だけを摘み取る。以上で作業は終了する。
本実施形態では、花冠7の幅が3mmになる位置を切断しているが、この幅は、収穫した花1のうち平均的な大きさであると思われるものの花冠筒8の幅を測定し、その測定値に所定の倍率をかけて求めたものである。所定の倍率は、地点3と分岐点4との間でできるだけ地点3に近い部分の花柱5を切断するために経験則から導き出した値を用いている。これによって計算すると、一般的な大きさの花1の場合、3mm前後となる。
なお、雌しべ2の採取部分を少しでも多くするためには、できるだけ地点3に近い部分を切断したいところであるが、切断位置が花冠筒8に被覆された部分にかかってしまうと花冠7と雌しべ3が分離せず、作業性が悪化するため、少し余裕を持って切断位置を設定している。
また、切断位置を割り出す方法としては、花被9の幅を基にする方法に限定されない。例えば、花弁7aが合着して花冠筒8となるその境目の部分より僅かに花1の先端側を切断位置とするとしてもよい。
また、本実施形態では、花柱5の切断範囲を地点3と分岐点4の間としたが、分岐点4と柱頭6の間としてもよい。サフランの雌しべは赤色が濃いほど高級とされるが、先端に近いほど赤色が濃いため、特に高級な等級の雌しべを採取したい場合には切断位置を先端寄りにしたほうがよいためである。この場合、前述の所定の倍率を切断位置に応じたものとすればよい。
(第2の実施形態)
つぎに、第2の実施形態であるサフランの雌しべ採取装置10について、図2及び図3を参照して説明する。図2はサフランの雌しべ採取装置10の概略を示した説明図である。
図2に示すように、サフランの雌しべ採取装置10は、主に本体11と、載置手段12a、12b、12cと、切断位置割り出し手段13、14、15と、切断手段16、17、18で構成される。
本体11は、略直方体で、載置手段12a、12b、12cや、切断位置割り出し手段13、14、15や、切断手段16、17、18などを搭載するためのベース部材であり、工場などの据付け面に設置される。本体11は、その機能を有する限り、どのような形状としてもよい。また、部品の取付け方法等、一般的な技術は説明を省略する。
載置手段は、第1ベルトコンベア12aと、第2ベルトコンベア12bと、第3ベルトコンベア12cで構成される。第1ベルトコンベア12a、第2ベルトコンベア12b、第3ベルトコンベア12cは、本体11の上部に配設されている。
第1ベルトコンベア12aと第2ベルトコンベア12bは、同じ長さであり、第1ベルトコンベア12aを図中右手前側、第2ベルトコンベア12bを図中左奥側にして、所定の間隔をおいて、平行に配設されている。
第1ベルトコンベア12aと第2ベルトコンベア12bの上には、花1が花冠筒8を第2ベルトコンベア12b側、花冠7を第1ベルトコンベア12a側にして、花冠筒8の中心軸が略水平になるように載置される。
第1ベルトコンベア12aと第2ベルトコンベア12bは、完全に同期しており、載置された花1を切断手段16、17、18の方向(図中左側)へ移動させるよう、モータ19によって駆動されている。
第3ベルトコンベア12cは、第1ベルトコンベア12a及び第2ベルトコンベア12bよりも短い長さであり、後端側(図中左端側)を揃えて第2ベルトコンベア12bの上方に配設されている。
第3ベルトコンベア12cは、第3ベルトコンベア12cの下側のベルトと第2ベルトコンベア12bの上側のベルトとで花冠筒8を挟み込んで保持する機能を果たすものである。このため、第3ベルトコンベア12cと第2ベルトコンベア12bとは、その機能を果たすのに最適な間隔をおいて配設されている。もちろん、ベルトの種類等によっては密着させて配設してもよい。
第3ベルトコンベア12cは、第1ベルトコンベア12a及び第2ベルトコンベア12bとは逆回転であるが、ベルトの移動速度は同じとなっている。第3ベルトコンベア12cは、第1ベルトコンベア12a及び第2ベルトコンベア12bと同じくモータ19によって駆動されている。
切断位置割り出し手段は、カメラ13と、画像認識処理部14と、切断位置決定部15で構成される。カメラ13は、載置手段12a、12b、12cの上方に配設されている。カメラ13は、通常のカラーカメラであり、花1の画像データを取得する。
画像認識処理部14は、画像認識処理プログラムを実装したコンピュータであり、本体11の内部に収容されている。画像認識処理部14は、カメラ13と通信自在に構成されている。画像認識処理部14は、カメラ13から画像データを取得し、画像データから花被9の外形形状を画像認識する。
切断位置決定部15は、切断位置決定プログラムを実装したコンピュータであり、本体11の内部に収容されている。切断位置決定部15は、画像認識処理部14と通信自在に構成されている。切断位置決定部15は、画像認識処理部14から花被9の外形形状の画像認識データを取得する。そして、花冠筒8の中心軸に直交する方向の花被9の幅が3mmになる位置を探し出し、その位置を切断位置として決定する。
切断位置決定部15は、後述する鋏移動装置17と鋏駆動部18を制御する機能も有している。切断位置決定部15は、鋏移動装置17と鋏駆動部18に信号を送信可能に構成されている。
切断手段は、切断鋏16と、鋏移動装置17と、鋏駆動部18で構成される。切断鋏16は、一般に使用される鋏と同形状のものである。切断鋏16の持ち手部分の上側は、鋏移動装置17の鋏固定部17aに連結されている。このときの切断鋏16の高さは載置手段12a、12b、12cで搬送された花1の切断部分がちょうど切断できる位置になっている。切断鋏16は、図示しない付勢部材によって、外力がかからないときは開いた状態になるようになっている。
鋏移動装置17は、載置手段12a、12b、12cの後端側に配設されている。鋏移動装置17は、載置手段12a、12b、12cの回転軸と平行方向にスライド可能な鋏固定部17aを有している。鋏移動装置17は、切断位置決定部15からの信号を受信し、鋏固定部17aを移動させることで、切断鋏16を切断位置まで移動させる。
鋏移動装置17には、鋏固定部17aのスライド移動を可能とするための送り機構や案内機構、駆動源としてのサーボモータなどが適宜、設けられている。これらは、周知の技術である。
鋏駆動部18は、エアシリンダであり、ロッドが上向きに飛び出すように鋏固定部17上に配設され、ロッドの先端部分に切断鋏16の持ち手部分の下側が係止されている。これによって、エアを送りこんだときに切断鋏16が閉じ、花冠7を切断する。鋏駆動部18は、切断位置決定部15からの信号を受信し、花冠7が切断可能位置まで搬送されたときに、タイミング良く切断する。
切断鋏16の下方には、第4ベルトコンベア20が設けられている。切断鋏16によって切断された花1は、第4ベルトコンベア20の上に落下する。作業者は、雌しべ2だけを摘み取る。第4ベルトコンベア20は、落下した花1を本体11から離れて行く方向(図中左側)へ移動させるよう、図示しないモータによって駆動されている。残った花弁7a、雄しべ等は、第4ベルトコンベア20の後端まで移動し、さらに下方の図示しない廃棄物箱に落下する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述した内容は、あくまでも本発明の一実施形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。例えば、上記実施形態では、切断位置割り出し手段にカメラ13を用いているが、レーザー光を用いたものにしてもよい。また、上記実施形態では、花被9の外形のうち花冠7の幅を基に花冠7の切断位置を割り出しているが、花被9の輪郭線の曲率の変化から切断位置を割り出すものであってもよい。また、上記実施形態では、切断手段に切断鋏16を用いているが、円板状の回転刃としてもよい。
1 花
2 雌しべ
3 子房
4 分岐点
5 花柱
6 柱頭
7 花冠 7a 花弁
8 花冠筒
9 花被
10 サフランの雌しべ採取装置(第2の実施形態)
11 本体
12a 第1ベルトコンベア
12b 第2ベルトコンベア
12c 第3ベルトコンベア
13 カメラ
14 画像認識処理部
15 切断位置決定部
16 切断鋏
17 鋏移動装置
18 鋏駆動部
19 モータ
20 第4ベルトコンベア

Claims (7)

  1. サフランの雌しべを採取する方法であって、
    内部の前記雌しべごと花冠を切断したときに、前記雌しべの花柱のうち花冠筒に被覆されていない部分が切断されるように、花被の外形を基に前記花冠の切断位置を割り出す第1の工程と、
    前記第1の工程によって割り出された前記花冠の切断位置を切断する第2の工程と、を含むことを特徴とするサフランの雌しべ採取方法。
  2. 前記第1の工程は、内部の前記雌しべごと前記花冠を切断したときに、前記被覆されていない部分のうち前記花冠筒に被覆されている部分から突出した地点から分岐するまでの間が切断されるように、花被の外形を基に前記花冠の切断位置を割り出すことを特徴とする請求項1に記載のサフランの雌しべ採取方法。
  3. サフランの雌しべを採取する装置であって、
    花を載置する載置手段と、
    内部の前記雌しべごと花冠を切断したときに、前記雌しべの花柱のうち花冠筒に被覆されていない部分が切断されるように、花被の外形を基に前記花冠の切断位置を割り出す切断位置割り出し手段と、
    前記切断位置割り出し手段が割り出した前記花冠の切断位置を切断する切断手段と、
    を備えたことを特徴とするサフランの雌しべ採取装置。
  4. 前記切断位置割り出し手段は、内部の前記雌しべごと前記花冠を切断したときに、前記被覆されていない部分のうち前記花冠筒に被覆されている部分から突出した地点から分岐するまでの間が切断されるように、前記花被の外形を基に前記花冠の切断位置を割り出すことを特徴とする請求項3に記載のサフランの雌しべ採取装置。
  5. 前記載置手段は、前記花冠筒の中心軸が略水平になるように載置することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のサフランの雌しべ採取装置。
  6. 前記切断手段は鋏み切断をすることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載のサフランの雌しべ採取装置。
  7. 前記切断位置割り出し手段は、
    画像データを取得するカメラと、
    前記カメラで取得した画像データから前記花被の外形形状を画像認識する画像認識処理部と、
    前記画像認識処理部が認識した前記花被の外形形状から前記花冠の切断位置を決定する切断位置決定部と、
    を備えたことを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載のサフランの雌しべ採取装置。
JP2016216600A 2016-11-04 2016-11-04 サフランの雌しべ採取方法及びサフランの雌しべ採取装置 Active JP6883158B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016216600A JP6883158B2 (ja) 2016-11-04 2016-11-04 サフランの雌しべ採取方法及びサフランの雌しべ採取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016216600A JP6883158B2 (ja) 2016-11-04 2016-11-04 サフランの雌しべ採取方法及びサフランの雌しべ採取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018068262A true JP2018068262A (ja) 2018-05-10
JP6883158B2 JP6883158B2 (ja) 2021-06-09

Family

ID=62112261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016216600A Active JP6883158B2 (ja) 2016-11-04 2016-11-04 サフランの雌しべ採取方法及びサフランの雌しべ採取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6883158B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06181653A (ja) * 1992-12-16 1994-07-05 Tokimec Inc 除雄装置
JPH07107953A (ja) * 1993-10-15 1995-04-25 Matsumoto:Kk 長葱の根切り機
JP3028084U (ja) * 1995-11-01 1996-08-30 有限会社武藤選果機製作所 選花機
JPH10127264A (ja) * 1996-10-30 1998-05-19 Yokozaki Seisakusho:Kk 花弁の分離装置
JP2003299471A (ja) * 2002-04-10 2003-10-21 Ishii Ind Co Ltd 農作物切揃え装置
EP1464236A1 (en) * 2003-03-31 2004-10-06 Coöperatieve Telersvereniging Spruiten U.A. Method and system for processing a collection of products

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06181653A (ja) * 1992-12-16 1994-07-05 Tokimec Inc 除雄装置
JPH07107953A (ja) * 1993-10-15 1995-04-25 Matsumoto:Kk 長葱の根切り機
JP3028084U (ja) * 1995-11-01 1996-08-30 有限会社武藤選果機製作所 選花機
JPH10127264A (ja) * 1996-10-30 1998-05-19 Yokozaki Seisakusho:Kk 花弁の分離装置
JP2003299471A (ja) * 2002-04-10 2003-10-21 Ishii Ind Co Ltd 農作物切揃え装置
EP1464236A1 (en) * 2003-03-31 2004-10-06 Coöperatieve Telersvereniging Spruiten U.A. Method and system for processing a collection of products

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
藤ノ木裕一 他: "画像処理によるサフランめしべ自動収穫システムの検討", PROCEEDINGS OF THE 2011 JSME CONFERENCE ON ROBOTIC, JPN6020037065, 26 May 2011 (2011-05-26), ISSN: 0004358705 *
高野晃 他: "画像処理を用いたサフランめしべ自動採集法の検討", PROCEEDINGS OF THE 2009 JSME CONFERENCE ON ROBOTIC, JPN6020037062, 24 May 2009 (2009-05-24), ISSN: 0004358704 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP6883158B2 (ja) 2021-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102487667B (zh) 茶叶摘采机器人
EP3681264B1 (en) Automated plant trimmer
EP2268123B1 (en) Method and device for the removal of a leaf from a crop
US20180263188A1 (en) A Self-Guided Blossom Picking Device
CN106070516B (zh) 基于三维扫描的鱼皮切割分离装置
JP2019097448A (ja) 収穫ロボットシステム
JP2016505393A5 (ja)
CN203492394U (zh) 一种茶叶智能采摘机
JP2018068262A (ja) サフランの雌しべ採取方法及びサフランの雌しべ採取装置
EP2311328A1 (en) Device for removing a core from harvested heading plants
JP2019097447A (ja) 収穫ロボットシステム
JP7174217B2 (ja) 果菜収穫装置
CN107199405A (zh) 一种玉米育种取样自动切片机
CN104938603B (zh) 全自动智能剥鱼皮方法
CN206196599U (zh) 一种用于桃花的雄蕊去除器
CN105123881B (zh) 基于三维扫描的鱼皮分离装置
CN106393187A (zh) 安装了弹簧夹能够夹持住采剪物的蔬果剪
CN215218257U (zh) 自动抽梗分梗装置
CN113001658B (zh) 芽菜自动加工处理装置
JP2019061567A (ja) 葉状農作物の形状認識プログラム及び形状認識装置
JP6120275B2 (ja) 切断器具
CN207086799U (zh) 一种自动铆接装置的切线机构
CA2973752A1 (en) Apparatus for separating plant material from a harvested plant
CN207079404U (zh) 一种改进的取样花剪
IT201600111926A1 (it) Forbici per degemmazione

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201026

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20201210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6883158

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150