JP2018067212A - 情報処理装置、送信制御プログラムおよび送信制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】不要なアラートの発生を抑制できる情報処理装置、送信制御プログラムおよび送信制御方法を提供する。【解決手段】情報処理装置23は、無線信号を送信可能なセンサ装置(S)20からセンサ情報を受信した移動端末22から、該センサ情報を受信可能とされている。情報処理装置23は、移動端末22に対応づけて登録されたセンサ装置20のうち、所定の時間以上、いずれのセンサ装置20のセンサ情報も移動端末22から取得しないことを検出すると、移動端末22から取得した最新のセンサ情報を移動端末22に対して送信するようにアクセスポイント(AP)21に信号を送信する。【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置、送信制御プログラムおよび送信制御方法に関する。
住宅のセキュリティを管理するシステムが提案されている。かかるシステムでは、住宅の玄関ドア、窓などに鍵の向きなどの施錠状態を検出可能なセンサを設置し、玄関ドア、窓などの施錠状態を監視する。
ところで、例えば、住民が玄関ドア、窓に近づいた際に、センサが、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信で施錠状態の情報を住民が所持する携帯電話などの移動端末に送信し、移動端末が情報を記憶することでセキュリティを管理することが考えられる。
しかし、住民は、移動端末を所持せずに、玄関ドア、窓の施錠状態を変更する場合がある。
そこで、例えば、一定時間以上の情報が通知されていないセンサについては、移動端末でアラートを行うことが考えられる。
しかしながら、この場合、施錠状態に変更が無いにも関わらず、移動端末に不要なアラートが発生する場合がある。
一つの側面では、本発明は、不要なアラートの発生を抑制できる情報処理装置、送信制御プログラムおよび送信制御方法を提供することを目的とする。
第1の案では、情報処理装置は、無線信号を送信可能なセンサからセンサ情報を受信した移動端末から、該センサ情報を受信可能とされている。情報処理装置は、通信部を備える。通信部は、移動端末に対応づけて登録されたセンサ群のうち、所定の時間以上、いずれのセンサのセンサ情報も移動端末から取得しないことを検出すると、移動端末から取得した最新のセンサ情報を移動端末に対して送信するように無線アクセスポイントに信号を送信する。
本発明の一の実施態様によれば、不要なアラートの発生を抑制できるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る情報処理装置、送信制御プログラムおよび送信制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[システム構成]
最初に、実施例1に係るシステム10の一例を説明する。図1は、実施例1に係るシステムの概略的な構成の一例を示す図である。システム10は、監視対象の住宅Hのセキュリティの管理を支援するシステムである。
最初に、実施例1に係るシステム10の一例を説明する。図1は、実施例1に係るシステムの概略的な構成の一例を示す図である。システム10は、監視対象の住宅Hのセキュリティの管理を支援するシステムである。
システム10では、監視対象の住宅Hのセキュリティの監視対象にセンサ装置20を設置する。例えば、住宅Hの窓や玄関ドアなどの施錠を行う部分に、施錠の状態を検出可能なセンサ装置20を設定する。図1の例では、住宅Hの玄関ドア11の鍵のサムターン部分や、1階および2階の窓12の錠(クレセント)部分にセンサ装置20を設定している。センサ装置20は、施錠を行う部分に予め内蔵されてもよく、後から設置されてもよい。
センサ装置20は、施錠の状態を検出可能なセンサと、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)などの近距離無線通信が可能な無線通信部と、センサおよび無線通信部に電力を供給するボタン電池などの電源部とを有する。例えば、開、閉の施錠の状態が回転によって変化する場合、センサ装置20は、加速度センサや重力方向に対する角度(例えば、縦向きになっているか横向きになっているか等)を検出可能なセンサを設ける。センサ装置20は、施錠の状態を示す状態情報やセンサ装置20のセンサIDなどの識別情報を含んだセンサ情報を近距離無線通信により周期的に送信する。
また、システム10では、住宅Hにアクセスポイント(図1では「AP」と表記)21を配置する。アクセスポイント21は、例えば、Wi−Fi等の無線LAN(Local Area Network)などによる無線通信や、近距離無線通信が可能な無線ルータである。アクセスポイント21は、各センサ装置20と通信可能な位置に配置される。なお、アクセスポイント21は、住宅Hに複数配置されてもよい。
また、システム10では、住宅Hの住民が移動端末22を所持する。移動端末22は、例えば、無線LANなどによる無線通信や、近距離無線通信、移動体通信網などによる移動体通信がそれぞれ通信可能な携帯電話、スマートフォンである。
また、システム10では、クラウド側のシステムとして、情報処理装置23を有する。情報処理装置23は、住宅Hのセキュリティに関するサービスをユーザに提供するコンピュータである。情報処理装置23は、1台のコンピュータとして実装してもよく、また、複数台のコンピュータによるコンピュータシステムとして実装してもよい。なお、本実施例では、情報処理装置23を1台のコンピュータとした場合を例として説明する。
アクセスポイント21、移動端末22および情報処理装置23は、ネットワークNを介して通信可能に接続されている。かかるネットワークNの一態様としては、有線又は無線を問わず、LANやVPN(Virtual Private Network)、移動体通信網などの任意の種類の通信網を採用できる。
住宅Hの住民は、住宅H内を移動する。例えば、住民は、施錠状態を変更する場合、玄関ドア11や1階、2階の窓12に近づく。施錠状態を変更する際に住民が移動端末22を所持している場合、移動端末22は、施錠状態を変更する箇所に設置されたセンサ装置20と近距離無線通信が可能となり、センサ装置20からセンサ情報を受信する。また、住民が住宅H内に居る場合、移動端末22は、いずれかのセンサ装置20と近距離無線通信が可能となり、センサ装置20からセンサ情報を受信する。移動端末22は、センサ情報を受信すると、受信したセンサ情報を情報処理装置23に送信する。
情報処理装置23は、受信したセンサ情報を記憶する。また、情報処理装置23は、住宅Hに配置されたセンサ装置20のうち、所定の時間以上、いずれかのセンサ装置20のセンサ情報も移動端末22から取得しないかを判定する。例えば、情報処理装置23は、所定の時間ごとに、住宅Hに配置された各センサ装置20について、いずれかのセンサ装置20のセンサ情報を受信したかを判定する。この所定の時間は、例えば、5分とする。この所定の時間は、外部から変更可能としてもよく、状況に応じて変更してもよい。情報処理装置23は、いずれのセンサ装置20のセンサ情報も移動端末22から取得しないことを検出すると、移動端末22から取得した最新のセンサ情報を移動端末22に対して送信するようにアクセスポイント21に信号を送信する。例えば、情報処理装置23は、アクセスポイント21に対して、各センサ装置20から最新のセンサ情報を取得して移動端末22へ取得したセンサ情報を送信するよう送信指示の信号を送信する。
アクセスポイント21は、情報処理装置23から送信指示の信号を受信すると、各センサ装置20からセンサ情報を取得する。アクセスポイント21は、取得した各センサ装置20のセンサ情報を移動端末22へ送信する。なお、アクセスポイント21は取得した各センサ装置20のセンサ情報を情報処理装置23へ送信し、情報処理装置23が各センサ装置20のセンサ情報を移動端末22へ送信してもよい。
これにより、システム10では、移動端末22を所持する住民が住宅Hから外出した場合に、施錠の状態に関する情報を住民に通知できる。また、システム10では、住宅H内のいずれかのセンサ装置20のセンサ情報が所定の時間内に情報処理装置23へ通知されていれば、センサ情報の送信を指示する信号が情報処理装置23から送信されない。これにより、システム10では、住民が住宅H内にいる場合に不要なアラートの発生を抑制できる。また、システム10では、例えば、住民が住宅Hの外にある郵便受けを見に行くなど、一時的に住宅Hの外に出たことを、住民の外出と誤検出してしまうことを抑制でき、住民が外出した際に施錠の状態に関する情報を住民に通知できる。すなわち、システム10は、通知を行うべき離れた状況で住宅Hの情報を通知できる。
[情報処理装置]
次に、実施例1に係る情報処理装置23の構成について説明する。図2は、実施例1に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置23は、通信I/F(インタフェース)部30と、記憶部31と、制御部32とを有する。
次に、実施例1に係る情報処理装置23の構成について説明する。図2は、実施例1に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置23は、通信I/F(インタフェース)部30と、記憶部31と、制御部32とを有する。
通信I/F部30は、他の装置との間で通信制御を行うインタフェースである。通信I/F部30は、ネットワークNを介して他の装置と各種情報を送受信する。通信I/F部30としては、LANカードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。
記憶部31は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部31は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。また、記憶部31は、データの記憶および提供を行うサーバ装置であってもよい。
記憶部31は、各種プログラムを記憶する。また、記憶部31は、各種プログラムで用いられる各種データを記憶する。例えば、記憶部31は、ユーザマスタデータ40と、センサマスタデータ41と、受信状況データ42とを記憶する。
ユーザマスタデータ40は、ユーザである住民に関する各種の情報を記憶したデータである。図3は、実施例1に係るユーザマスタデータのデータ構成の一例を示す図である。図3に示すように、ユーザマスタデータ40は、「ユーザID」、「端末ID」、「連絡先」などの項目を有する。なお、図3に示したユーザマスタデータ40の各項目は、一例であり、その他の項目を有してもよい。
ユーザIDの項目は、ユーザである住民を識別する識別情報を記憶する領域である。監視対象の住宅Hに住む住民には、それぞれ文字および数字の一方または両方を組み合わせて一意のユーザIDが識別情報として付与される。ユーザIDの項目には、住民に付与されたユーザIDが記憶される。端末IDの項目は、住民が所持する移動端末22の識別情報を記憶する領域である。移動端末22には、識別情報として製造番号などの端末IDが設定される。端末IDの項目には、移動端末22を識別する端末IDが記憶される。連絡先の項目は、住民へ情報を送信する際の連絡先を記憶する領域である。連絡先は、移動端末22に情報を通知可能なアドレスであれば、いずれであってもよく、例えば、メールアドレスなどとしてもよい。連絡先の項目には、住民へ情報を送信する連絡先が記憶される。なお、例えば、移動端末22が携帯電話、スマートフォンの場合、電話番号としてもよく、メールアドレスなどとしてもよい。例えば、図3の例では、ユーザIDが「0001」の住民は、端末IDが「XX1」であり、連絡先が「XXXXX」であることを示している。
センサマスタデータ41は、センサ装置20に関する各種の情報を記憶したデータである。図4は、実施例1に係るセンサマスタデータのデータ構成の一例を示す図である。図4に示すように、センサマスタデータ41は、「センサID」、「設置場所」、「判定条件」、「所有者」、「管理アクセスポイント」などの項目を有する。なお、図4に示したセンサマスタデータ41の各項目は、一例であり、その他の項目を有してもよい。
センサIDの項目は、センサ装置20を識別する識別情報を記憶する領域である。センサ装置20には、それぞれ文字および数字の一方または両方を組み合わせて一意のセンサIDが識別情報として付与される。例えば、センサ装置20には、製造番号などの一意のセンサIDが付与される。センサIDの項目には、センサ装置20に付与されたセンサIDが記憶される。設置場所の項目は、センサ装置20の設置場所の情報を記憶する領域である。判定条件の項目は、センサ装置20から送信されるセンサ情報に含まれる状態情報の判定条件を記憶する領域である。本実施例では、状態情報からセンサ装置20が配置された対象の施錠の状態が開であるか、閉であるかを判定する。判定条件の項目には、施錠の状態を開、閉と判定する判定条件が記憶される。所有者の項目は、センサ装置20に対応付けする移動端末22を記憶する領域である。例えば、移動端末22の端末IDまたは移動端末22を所有する住民のユーザIDを用いて、センサ装置20に移動端末22を対応付けする。所有者の項目には、センサ装置20に対応付けする移動端末22の端末IDが記憶される。管理アクセスポイントの項目は、センサ装置20を管理するアクセスポイント21の識別情報を記憶する領域である。本実施例では、センサ装置20が配置された住宅Hに配置されたアクセスポイント21を、センサ装置20を管理するアクセスポイント21とする。アクセスポイント21には、識別情報としてIDが設定される。IDは、例えば、アクセスポイント21にアクセスするためのアドレスとしてもよい。管理アクセスポイントの項目には、センサ装置20が配置された住宅Hのアクセスポイント21にアクセスするためのアドレスが記憶される。例えば、図4の例では、センサIDが「S01」のセンサ装置20は、設置場所が「1階玄関」であり、状態情報として通知される角度が10度以下である場合、施錠状態が「開」と判定し、角度が90度以上である場合、施錠状態が「閉」と判定することを示す。また、センサIDが「S01」のセンサ装置20は、対応付けされた移動端末22の端末IDが「XX1」であり、管理するアクセスポイント21のアドレスが「XXXX」であることを示している。
受信状況データ42は、センサ情報の受信状況に関する情報を記憶したデータである。受信状況データ42には、センサ情報を受信するごとに、受信日時などの受信状況に関する情報が記憶される。図5は、実施例1に係る受信状況データのデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、受信状況データ42は、「センサID」、「受信日時」、「通知内容」などの項目を有する。なお、図5に示した受信状況データの各項目は、一例であり、その他の項目を有してもよい。
センサIDの項目は、受信したセンサ情報の送信元のセンサ装置20のセンサIDを記憶する領域である。受信日時の項目は、センサ情報を受信した日時を記憶する領域である。通知内容の項目は、センサ情報により通知された通知内容を記憶する領域である。本実施例では、センサ情報に含まれる状態情報を、判定条件に基づいて判定した結果の施錠状態の情報を記憶する。例えば、図5の例では、センサIDが「S03」のセンサ装置20からセンサ情報が2016年10月2日7時に受信され、施錠状態が「閉」であることを示している。
図2に戻り、制御部32は、情報処理装置23を制御するデバイスである。制御部32としては、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。制御部32は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部32は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部32は、受付部50と、格納部51と、判定部52と、通信部53とを有する。
受付部50は、各種の情報の登録を受け付ける。例えば、受付部50は、ユーザマスタデータ40およびセンサマスタデータ41に記憶する各種の情報の登録を受け付ける。ユーザマスタデータ40およびセンサマスタデータ41に記憶する各種の情報は、住宅Hに住む住民が登録してもよく、システム10を運用する管理者等が登録してもよい。例えば、受付部50は、移動端末22からアクセスを受け付けると、アクセス元に各種の操作画面の情報を送信してアクセス元に操作画面を表示させる。そして、受付部50は、操作画面から住民やセンサ装置20に関する各種の情報の登録を受け付ける。
例えば、住宅Hに住む住民には、ユニークなユーザIDがそれぞれ付与される。住民は、移動端末22を用いて情報処理装置23にアクセスし、ユーザIDを用いて操作画面にログインする。そして、住民は、操作画面から、所持する移動端末22の端末IDやメールアドレスなどの連絡先を登録する。
受付部50は、操作画面に登録された端末IDや連絡先をユーザIDに対応付けてユーザマスタデータ40に登録する。
また、住民は、住宅Hの窓12や玄関ドア11の施錠を行う部分にセンサ装置20を設置する。そして、住民は、移動端末22を用いて情報処理装置23にアクセスし、ユーザIDを用いて操作画面にログインする。そして、住民は、操作画面から、設置したセンサ装置20に関する各種の情報を登録する。例えば、住民は、操作画面から、設置したセンサ装置20の製造番号などのセンサID、設置場所、判定条件を登録する。また、住民は、操作画面から、センサ装置20に対応付けする移動端末22の端末ID、住宅Hに配置されたアクセスポイント21にアクセスするためのアドレスを登録する。例えば、住民は、当該住民が所持する移動端末22に対応付けて住宅Hに配置された各センサ装置20を登録する。
受付部50は、操作画面に登録されたセンサID、設置場所、判定条件、端末ID、アクセスポイント21のアドレスをセンサマスタデータ41に登録する。なお、判定条件は、条件を入力させてもよく、また、施錠を行う部分の開、閉に合わせて開、閉の指定を行うものとしてもよい。例えば、住民は、センサ装置20を設置した窓12や玄関ドア11の施錠を開の状態として、操作画面から開の状態を指定する。また、住民は、センサ装置20を設置した窓12や玄関ドア11の施錠を閉の状態として、操作画面から閉の状態を指定する。受付部50は、操作画面で指定された施錠の状態と、センサ装置20から送信されるセンサ情報に含まる状態情報から判定条件を算出し、算出した判定条件をセンサマスタデータ41に登録してもよい。例えば、受付部50は、現在が開の状態と指定された際に、センサ装置20から送信されるセンサ情報に含まる状態情報と、操作画面で現在が閉の状態と指定された際に、センサ装置20から送信されるセンサ情報に含まる状態情報から判定条件を算出する。例えば、開の状態と指定された際の施錠の状態を示す角度が0°であり、閉の状態と指定された際の施錠の状態を示す角度が120°である場合、受付部50は、0°と120°の間に、開と判定する角度の閾値と、閉と判定する角度の閾値を算出する。例えば、受付部50は、0°から開側へ所定の角度を加算した角度を、開と判定する角度の閾値と算出し、120°から開側へ所定の角度を減算した角度を、閉と判定する角度の閾値と算出する。また、例えば、受付部50は、0°と120°の角度範囲を、0−1の範囲に正規化し、0.1に対応する角度を、開と判定する角度の閾値と算出し、0.9に対応する角度を、閉と判定する角度の閾値と算出する。
格納部51は、各種の情報の格納を行う。例えば、格納部51は、移動端末22からセンサ装置20のセンサ情報を受信すると、受信したセンサ情報に含まれるセンサIDに対応する判定条件をセンサマスタデータ41から読み出す。格納部51は、読み出した判定条件を用いて、センサ情報に含まれる状態情報を判定し、センサ情報により通知された施錠の状態が開であるか、閉であるかを特定する。格納部51は、センサ情報に含まれるセンサID、センサ情報の受信日時、特定された施錠の状態を受信状況データ42に格納する。
判定部52は、各種の判定を行う。例えば、判定部52は、移動端末22に対応づけて登録されたセンサ装置20のうち、所定の時間以上、いずれのセンサ装置20のセンサ情報も移動端末22から取得しないかを判定する。例えば、判定部52は、センサマスタデータ41を参照して、移動端末22に対応づけて登録されたセンサ装置20のセンサIDを特定する。そして、判定部52は、所定の時間ごとに、受信状況データ42を参照して、移動端末22別に、当該移動端末22に対応づけて登録されたいずれかのセンサ装置20のセンサ情報が受信されたか否かを判定する。判定部52は、移動端末22に対応づけて登録されたいずれのセンサ装置20のセンサ情報も受信されていない場合、当該移動端末22について、所定の時間以上、いずれのセンサ装置20のセンサ情報も移動端末22から取得しないと判定する。
通信部53は、各種の送信を行う。例えば、通信部53は、判定部52により、いずれのセンサ装置20のセンサ情報も移動端末22から取得しないと判定された場合、当該移動端末22に対応づけられたセンサ装置20を管理するアクセスポイント21に、センサ情報の送信指示の信号を送信する。例えば、通信部53は、センサ装置20に対応付けられた移動端末22の連絡先のアドレスをユーザマスタデータ40から読み出し、送信指示と共に連絡先のアドレスを送信する。
アクセスポイント21は、情報処理装置23から送信指示の信号を受信すると、各センサ装置20からセンサ情報を取得する。なお、アクセスポイント21は、各センサ装置20に対してセンサ情報の送信を要求してセンサ情報を取得してもよい。アクセスポイント21は、取得した各センサ装置20のセンサ情報を連絡先のアドレスへ送信する。
これにより、移動端末22を所持する住民が住宅Hから外出した場合に、移動端末22は、各センサ装置20の最新のセンサ情報を得ることができる。例えば、外出前に住民が、移動端末22を所持せずに、玄関ドア11や窓12の施錠状態を変更した場合でも、玄関ドア11や窓12の最新の施錠状態を確認できる。また、移動端末22を所持する住民が住宅Hに居る場合、情報処理装置23には、移動端末22を介して、いずれかのセンサ装置20のセンサ情報が送信される。これにより、例えば、情報が一定時間以上通知されていないセンサ装置20があっても、不要なアラートが発生することを抑制できる。
[処理の流れ]
次に、本実施例に係る情報処理装置23が実行する各種の処理の流れを説明する。最初に、情報処理装置23が、受信したセンサ情報を格納する格納処理の流れを説明する。図6は、格納処理の流れを示すフローチャートである。図6に示す格納処理は、所定のタイミング、例えば、センサ情報を受信したタイミングで実行される。
次に、本実施例に係る情報処理装置23が実行する各種の処理の流れを説明する。最初に、情報処理装置23が、受信したセンサ情報を格納する格納処理の流れを説明する。図6は、格納処理の流れを示すフローチャートである。図6に示す格納処理は、所定のタイミング、例えば、センサ情報を受信したタイミングで実行される。
格納部51は、受信したセンサ情報に含まれるセンサIDに対応する判定情報をセンサマスタデータ41から読み出す(S10)。格納部51は、読み出した判定条件を用いて、センサ情報に含まれる状態情報を判定し、センサ情報により通知された施錠の状態が開であるか、閉であるかを特定する(S11)。格納部51は、センサ情報に含まれるセンサID、センサ情報の受信日時、特定された施錠の状態を受信状況データ42に格納し(S12)、処理を終了する。
次に、情報処理装置23が、所定の時間以上、いずれのセンサ装置20のセンサ情報も移動端末22から取得しない場合に情報の送信を指示する送信制御処理の流れを説明する。図7は、送信制御処理の流れを示すフローチャートである。図7に示す送信制御処理は、所定のタイミング、例えば、所定の時間ごとに周期的に実行される。
判定部52は、センサマスタデータ41を参照して、移動端末22に対応づけて登録されたセンサ装置20のセンサIDを特定する(S50)。判定部52は、移動端末22別に、当該移動端末22に対応づけて登録されたいずれかのセンサ装置20のセンサ情報が現時点の日時から所定の時間以内に受信されたか否かを判定する(S51)。対応づけて登録されたセンサ装置20のセンサ情報が受信されない移動端末22が無い場合(S51肯定)、処理を終了する。
一方、対応づけて登録されたセンサ装置20のセンサ情報が受信されない移動端末22がある場合(S51否定)、通信部53は、最新のセンサ情報を送信するように送信指示の信号を送信し(S52)、処理を終了する。例えば、通信部53は、対応づけて登録されたセンサ装置20のセンサ情報が受信されない移動端末22の連絡先のアドレスをセンサマスタデータ41から読み出し、送信指示と共に連絡先のアドレスを送信する。
[効果]
本実施例に係る情報処理装置23は、移動端末22に対応づけて登録されたセンサ装置20のうち、所定の時間以上、いずれのセンサ装置20のセンサ情報も移動端末22から取得しないことを検出すると、最新のセンサ情報を移動端末22に対して送信するようにアクセスポイント21に信号を送信する。これにより、情報処理装置23は、不要なアラートの発生を抑制できる。
本実施例に係る情報処理装置23は、移動端末22に対応づけて登録されたセンサ装置20のうち、所定の時間以上、いずれのセンサ装置20のセンサ情報も移動端末22から取得しないことを検出すると、最新のセンサ情報を移動端末22に対して送信するようにアクセスポイント21に信号を送信する。これにより、情報処理装置23は、不要なアラートの発生を抑制できる。
また、移動端末22には、2以上のセンサ装置20が対応づけられる。情報処理装置23は、2以上のセンサ装置20のセンサ情報も移動端末22から取得しないことを検出すると、最新のセンサ情報を移動端末22に対して送信するようにアクセスポイント21に信号を送信する。情報処理装置23は、2以上のセンサ装置20のいずれかのセンサ情報が取得できている場合、住民が住宅H内に居るものとして信号を送信しないため、不要なアラートの発生を抑制できる。
また、センサ装置20は、住宅Hにおける出入り箇所に設置される。これにより、センサ装置20からのセンサ情報に基づいて、住宅Hのセキュリティの状態を判定できる。
また、センサ装置20は、センサで検知可能なモーションに関する情報を検出する。これにより、窓12や玄関ドア11などで回転などによって施錠を行う部分の施錠の状態を検出できる。
次に、実施例2について説明する。図8は、実施例2に係るシステムの概略的な構成の一例を示す図である。監視対象の住宅Hには、複数の住民が居住しており、住民がそれぞれ移動端末22を所持する。図8の例は、住宅Hに2人の住民が居住しており、2人の住民がそれぞれ移動端末22A、移動端末22Bを所持している場合を示している。実施例2に係る情報処理装置23では、複数のユーザをグループに分けてユーザグループとして管理することが可能とされている。例えば、監視対象の住宅Hに住む複数の住民をグループとして管理する。
実施例2に係る情報処理装置23の構成について説明する。実施例2に係る情報処理装置23の構成は、図2に示した実施例1と略同様であるため、主に異なる部分について説明する。
実施例2に係るユーザマスタデータ40は、ユーザグループを管理することが可能とされている。例えば、ユーザマスタデータ40は、監視対象の住宅Hに住む複数の住民をユーザグループとして管理する。図9は、実施例2に係るユーザマスタデータのデータ構成の一例を示す図である。図9に示すように、ユーザマスタデータ40は、「ユーザグループID」の項目をさらに有する。
ユーザグループIDの項目は、住民の属するユーザグループを識別する識別情報を記憶する領域である。ユーザグループには、それぞれ文字および数字の一方または両方を組み合わせて一意のユーザグループIDが識別情報として付与される。ユーザグループIDの項目には、住民が属するユーザグループのグループIDが記憶される。例えば、図9の例では、ユーザIDが「0001」の住民とユーザIDが「0002」の住民は、ユーザグループIDが「YG01」のユーザグループに属することを示している。
図10は、実施例2に係るセンサマスタデータのデータ構成の一例を示す図である。図10に示すように、センサマスタデータ41は、「ユーザグループID」の項目をさらに有する。ユーザグループIDの項目は、センサ装置20を対応付けるユーザグループのユーザグループIDを記憶する領域である。本実施例では、センサ装置20にユーザグループIDを対応付けることにより、ユーザグループに属する住民の複数の移動端末22をセンサ装置20に対応付ける。
図11は、実施例2に係る受信状況データのデータ構成の一例を示す図である。図11に示すように、受信状況データ42は、「送信元端末ID」の項目をさらに有する。送信元端末IDの項目は、センサ装置20のセンサ情報を送信(中継)した移動端末22の端末IDを記憶する領域である。
受付部50は、操作画面から同じユーザグループとする住民のユーザIDの登録を受け付ける。住民は、同じ住宅Hに住む他の住民をグループ化する場合、同じユーザグループとする住民のユーザIDを登録する。受付部50は、同じユーザグループと登録された各住民のユーザマスタデータ40のユーザグループIDの項目に同じユーザグループIDを登録する。ユーザグループIDは、住民が定めてもよく、情報処理装置23が自動で付与してもよい。
受付部50は、センサ装置20に関する各種の情報の登録を受け付ける。例えば、受付部50は、操作画面から、設置したセンサ装置20のセンサID、設置場所、判定条件、センサ装置20に対応付けする移動端末22の端末ID、住宅Hに配置されたアクセスポイント21のアドレスの登録を受け付ける。受付部50は、操作画面に登録されたセンサID、設置場所、判定条件、端末ID、アクセスポイント21のアドレスをセンサマスタデータ41に登録する。この際、受付部50は、ユーザマスタデータ40を参照して、登録された端末IDに対応するユーザグループIDを特定し、特定したユーザグループIDをセンサマスタデータ41に登録する。
格納部51は、移動端末22からセンサ装置20のセンサ情報を受信すると、センサ情報を送信した移動端末22の端末IDを受信状況データ42にさらに格納する。
判定部52は、住民がグループ化されている場合、ユーザグループに属する住民がそれぞれ所持する移動端末22のいずれからも、各移動端末22に対応付けて登録されたセンサ装置20のセンサ情報が所定の時間以上受信されないかを判定する。例えば、判定部52は、ユーザマスタデータ40を参照して、ユーザグループごとに、ユーザグループに属する住民の移動端末22の端末IDおよびユーザグループIDを特定する。また、判定部52は、センサマスタデータ41を参照して、ユーザグループIDに対応付けられたセンサ装置20のセンサIDを特定する。そして、判定部52は、所定の時間ごとに、受信状況データ42を参照して、ユーザグループ別に、ユーザグループIDに対応付けられたセンサ装置20のセンサ情報が、ユーザグループに属するいずれかの移動端末22から受信された否かを判定する。例えば、判定部52は、受信状況データ42に、所定の時間以内に、ユーザグループIDに対応付けられたセンサ装置20のセンサIDと、ユーザグループに属する移動端末22の端末IDが登録されたレコードがあるか否かを判定する。
通信部53は、レコードが無い場合、ユーザグループIDに対応付けられた各センサ装置20を管理するアクセスポイント21に、ユーザグループに属する各移動端末22へ最新のセンサ情報を送信するように送信指示の信号を送信する。
これにより、例えば、住宅Hに居住する2人の住民のうち、一方の住民が外出しても、他方の住民が所持する移動端末22がセンサ情報を情報処理装置23へ中継するため、外出した住民の移動端末22にセンサ情報が無駄に通知されることを抑制できる。
[効果]
本実施例に係るセンサ装置20は、複数の移動端末22に対応付けが可能とされている。情報処理装置23は、複数の移動端末22のいずれも、当該複数の移動端末22に対応付けて登録されたセンサ装置20のセンサ情報が所定の時間以上受信されないかを検出する。情報処理装置23は、受信されないことを検出すると、複数の移動端末22に対して最新のセンサ情報を送信するようにアクセスポイント21に信号を送信する。これにより、例えば、グループ化された複数の移動端末22のいずれかでセンサ情報が受信されていれば、不要なアラートの発生を抑制できる。
本実施例に係るセンサ装置20は、複数の移動端末22に対応付けが可能とされている。情報処理装置23は、複数の移動端末22のいずれも、当該複数の移動端末22に対応付けて登録されたセンサ装置20のセンサ情報が所定の時間以上受信されないかを検出する。情報処理装置23は、受信されないことを検出すると、複数の移動端末22に対して最新のセンサ情報を送信するようにアクセスポイント21に信号を送信する。これにより、例えば、グループ化された複数の移動端末22のいずれかでセンサ情報が受信されていれば、不要なアラートの発生を抑制できる。
次に、実施例3について説明する。実施例3に係るシステム10および情報処理装置23の構成は、図8および図9に示した実施例2と略同様であるため、主に異なる部分について説明する。
実施例3に係る情報処理装置23では、複数のセンサ装置20をグループに分けてセンサグループとして管理することが可能とされている。例えば、監視対象の住宅Hに配置された複数のセンサ装置20をグループに分けて管理する。
図12は、実施例3に係るセンサマスタデータのデータ構成の一例を示す図である。図12に示すように、センサマスタデータ41は、「センサグループID」の項目をさらに有する。センサグループIDの項目は、センサ装置20を対応付けるセンサグループのセンサグループIDを記憶する領域である。
受付部50は、操作画面からセンサ装置20に対するセンサグループIDの登録を受け付ける。例えば、住宅Hの1階に設置されたセンサ装置20と2階に設置されたセンサ装置20をグループ分けする場合、住民は、1階に設置されたセンサ装置20と、2階に設置されたセンサ装置20に別のセンサグループIDを登録する。受付部50は、登録されたセンサグループIDをセンサマスタデータ41のセンサグループIDの項目に登録する。
判定部52は、センサ装置20がグループ化されている場合、センサグループごとに、当該センサグループに属するセンサ装置20のセンサ情報が所定の時間以上受信されないかを判定する。例えば、判定部52は、ユーザマスタデータ40を参照して、ユーザグループごとに、ユーザグループに属する住民の移動端末22の端末IDおよびユーザグループIDを特定する。また、判定部52は、センサマスタデータ41を参照して、ユーザグループIDに対応付けられたセンサ装置20のセンサIDとセンサグループIDを特定する。そして、判定部52は、センサグループIDが同じセンサグループのセンサ装置20を特定する。そして、判定部52は、所定の時間ごとに、受信状況データ42を参照して、ユーザグループのセンサグループ別に、センサグループのセンサ装置20のセンサ情報が、ユーザグループに属するいずれかの移動端末22から受信された否かを判定する。例えば、判定部52は、ユーザグループのセンサグループ別に、受信状況データ42に、所定の時間以内に、当該センサグループに属するセンサ装置20のセンサIDと、ユーザグループに属する移動端末22の端末IDが登録されたレコードがあるか否かを判定する。
通信部53は、レコードが無い場合、センサグループに属する各センサ装置20を管理するアクセスポイント21に、ユーザグループに属する各移動端末22へ最新のセンサ情報を送信するように送信指示の信号を送信する。
これにより、例えば、情報処理装置23は、センサグループごとに、当該センサグループのセンサ装置20のセンサ情報が送信されなくなった場合、当該センサグループのセンサ装置20の最新のセンサ情報を送信させることができる。例えば、1階と2階のセンサ装置20を別のセンサグループに分けた場合、2階に設置されたセンサ装置20のセンサ情報が送信されなくなると、情報処理装置23は、2階に設置されたセンサ装置20の最新のセンサ情報を移動端末22に送信させることができる。
[効果]
本実施例に係るセンサ装置20は、センサグループにグループ分けが可能とされている。情報処理装置23は、センサグループごとに当該センサグループに属するいずれのセンサ装置20からもセンサ情報が所定の時間以上受信されないかを検出する。情報処理装置23は、受信されないことを検出すると、当該センサグループに属するセンサ装置20の最新のセンサ情報を移動端末22に対して送信するようにアクセスポイント21に信号を送信する。これにより、例えば、センサグループごとに、当該センサグループのセンサ装置20のセンサ情報が送信されなくなった場合、当該センサグループのセンサ装置20の最新のセンサ情報を送信させることができる。
本実施例に係るセンサ装置20は、センサグループにグループ分けが可能とされている。情報処理装置23は、センサグループごとに当該センサグループに属するいずれのセンサ装置20からもセンサ情報が所定の時間以上受信されないかを検出する。情報処理装置23は、受信されないことを検出すると、当該センサグループに属するセンサ装置20の最新のセンサ情報を移動端末22に対して送信するようにアクセスポイント21に信号を送信する。これにより、例えば、センサグループごとに、当該センサグループのセンサ装置20のセンサ情報が送信されなくなった場合、当該センサグループのセンサ装置20の最新のセンサ情報を送信させることができる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、開示の技術は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
例えば、上記の実施例では、監視対象を住宅Hとした場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。監視対象は、いずれであってもよい。例えば、監視対象を自動車などの車両として、車両の施錠の状態を通知してもよい。
また、上記の実施例1では、移動端末22に対応づけて登録されたセンサ装置20のセンサ情報が所定の時間以上当該移動端末22から送信されない場合、最新のセンサ情報を当該移動端末22に対して送信するようにアクセスポイント21に信号を送信してもよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。即ち、各装置の分散・統合の具体的状態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、情報処理装置23の受付部50、格納部51、判定部52および通信部53の各処理部が適宜統合又は分割されてもよい。また、情報処理装置23の各処理部にて行われる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPUおよび該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[送信制御プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。図13は、送信制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。図13は、送信制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図13に示すように、コンピュータ300は、CPU310、HDD(Hard Disk Drive)320、RAM(Random Access Memory)340を有する。これら310〜340の各部は、バス400を介して接続される。
HDD320には上記実施例の情報処理装置23の受付部50、格納部51、判定部52および通信部53と同様の機能を発揮する送信制御プログラム320aがあらかじめ記憶される。なお、送信制御プログラム320aについては、適宜分離しても良い。
また、HDD320は、各種データを記憶する。例えば、HDD320は、OSや各種データを記憶する。
そして、CPU310が、送信制御プログラム320aをHDD320から読み出して実行することで、受付部50、格納部51、判定部52および通信部53と同様の動作を実行する。即ち、送信制御プログラム320aは、受付部50、格納部51、判定部52および通信部53と同様の動作を実行する。
なお、上記した送信制御プログラム320aについては、必ずしも最初からHDD320に記憶させることを要しない。例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、Compact Disk Read Only Memory(CD−ROM)、Digital Versatile Disk(DVD)、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」にプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ300に接続される「他のコンピュータ(又はサーバ)」などにプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
10 システム
20 センサ装置
21 アクセスポイント
22 移動端末
23 情報処理装置
30 通信I/F部
31 記憶部
32 制御部
40 ユーザマスタデータ
41 センサマスタデータ
42 受信状況データ
50 受付部
51 格納部
52 判定部
53 通信部
20 センサ装置
21 アクセスポイント
22 移動端末
23 情報処理装置
30 通信I/F部
31 記憶部
32 制御部
40 ユーザマスタデータ
41 センサマスタデータ
42 受信状況データ
50 受付部
51 格納部
52 判定部
53 通信部
Claims (8)
- 無線信号を送信可能なセンサからセンサ情報を受信した移動端末から、該センサ情報を受信可能な情報処理装置において、
前記移動端末に対応づけて登録されたセンサ群のうち、所定の時間以上、いずれのセンサのセンサ情報も前記移動端末から取得しないことを検出すると、前記移動端末から取得した最新のセンサ情報を前記移動端末に対して送信するように無線アクセスポイントに信号を送信する通信部、
を備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記センサ群は、2以上のセンサである、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記センサ群に含まれるセンサは、所定の施設における出入り箇所に設置されるセンサである、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記センサ情報は、センサで検知可能なモーションに関する情報である、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記センサ群は、複数の移動端末に対応付けて登録され、
前記通信部は、前記複数の移動端末のいずれからも当該複数の移動端末に対応付けて登録された前記センサ群のいずれのセンサのセンサ情報が前記所定の時間以上受信されないことを検出すると、前記複数の移動端末に対して最新のセンサ情報を送信するように無線アクセスポイントに信号を送信する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 前記センサ群は、グループ分けが可能とされ、
前記通信部は、グループごとに当該グループに属するいずれのセンサからもセンサ情報が前記所定の時間以上受信されないことを検出すると、当該グループに属するセンサの最新のセンサ情報を前記移動端末に対して送信するように無線アクセスポイントに信号を送信する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 無線信号を送信可能なセンサからセンサ情報を受信すると該センサ情報を送信する移動端末に対応づけて登録されたセンサ群のうち、所定の時間以上、いずれのセンサのセンサ情報も前記移動端末から取得しないことを検出すると、前記移動端末から取得した最新のセンサ情報を前記移動端末に対して送信するように無線アクセスポイントに信号を送信する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする送信制御プログラム。 - 無線信号を送信可能なセンサからセンサ情報を受信すると該センサ情報を送信する移動端末に対応づけて登録されたセンサ群のうち、所定の時間以上、いずれのセンサのセンサ情報も前記移動端末から取得しないことを検出すると、前記移動端末から取得した最新のセンサ情報を前記移動端末に対して送信するように無線アクセスポイントに信号を送信する
処理をコンピュータが実行することを特徴とする送信制御方法。
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