JP2018062944A - 仮設配管ユニット及びこれを用いた仮設配管路 - Google Patents

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Abstract

【課題】仮設配管路を簡単且つ迅速に形成することができて工期の大幅な短縮を図れ、また用済み後には、極めて簡単に分解でき、分解後に再利用できるようにした仮設配管ユニット及びこれを用いた仮設配管路を提供する。【解決手段】仮設配管路の縦配管路を形成し、直列状に接続される仮設配管ユニット1であって、合成樹脂製の直線状の管本体12と、管本体の一端部に突合せ融着Fにより接続された合成樹脂製のチーズ13と、管本体の他端部又はチーズの管本体に接続された反対側の端部の何れか一方に設けた筒状の受け口14と、管本体の他端部又はチーズの管本体に接続された反対側の端部の何れか他方に設けられ、他の仮設配管ユニットの受け口に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の挿し口15と、チーズのT型の突出部13aに設けた筒状の分岐口16と、分岐口の先端部に設けた継手17と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、マンション等の集合住宅、学校、病院、ビル等の数階建ての建物内に敷設されている給水配管路(上水道管路)の更新工事や補修工事等を行う際に用いられる仮設配管ユニット及びこれを用いた仮設配管路に係り、特に、仮設配管路の縦配管路を形成する仮設配管ユニットに改良を加えることによって、仮設配管路を簡単且つ迅速に形成することができて工期の大幅な短縮を図れ、給水配管路の更新工事や補修工事の際に発生する断水時間を居住者の日常生活に支障のないように極力短くすることができ、また、用済み後には、極めて簡単に仮設配管路を分解できると共に、分解後の仮設配管ユニット等を再利用できるようにした仮設配管ユニット及びこれを用いた仮設配管路に関するものである。
一般に、マンション等の集合住宅、学校、病院、ビル等の数階建ての建物内に敷設されている給水配管路においては、これを長年使用していると、亜鉛メッキ鋼管等の給水管内に発生した錆等が原因となって赤水の流出、管内のぬめり、バクテリアの発生、流量及び水圧の低下、スケールの発生、スケールの流出等が生じ、水質の悪化や衛生面の問題が生じるうえ、パッキンの劣化による漏水事故等の様々な悪影響が生じて来る。
特に、マンション等の集合住宅においては、水道事業体(水道局)が給水配管路を直接に管理しておらず、通常は管理会社や集合住宅の所有者にその管理が一任されている。そのため、給水配管路の保守管理が不十分になり勝ちとなり、結果として、経年変化による給水管の老朽化が想定以上に進行しており、安全・安心な水供給の要望に対応するため、多くの給水配管路でその更新が必要となって来ている。
また、安全な水に対する需要の高まりから、集合住宅の給水方法をタンク圧送方式から直圧給水方式へ切替えする必要性が増加して来ており、給水方法の切り替えに起因する給水配管路の更新が増加して来ている。
ところで、集合住宅等の屋内に敷設されている給水配管路の更新においては、居住民の生活があるため、長期間、長時間の断水による管路更新は許されない。そのため、従来の給水配管路の更新工事においては、所謂仮設配管路を設ける工法が採用されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
一般に、給水配管路の更新工事に於ける仮設配管路では、鋼管等の金属管に代えて軽量で取扱性に優れたビニル管やポリエチレン管等が広く使用されている。特に、ビニル管を用いて仮設配管路を敷設する場合には、ビニル管同士の接続に接着剤を使用し、永久的な結合を行っている。
しかし、ビニル管を用いた場合、ビニル管同士の接合に時間が掛かるだけでなく、接合完了から水道水の供給開始までに相当の時間を要するという問題があった。
また、仮設配管路の撤去には、永久的な結合を行っているために配管を切断しなければならず、時間と労費を費やすうえ、管の再利用が出来ないために撤去後に仮設配管路の形成部材を全てスクラップ処分する必要があり、省資源や環境保全を図る上で多くの問題を抱えている。
一方、本件出願人は、上述した問題を解決する仮設配管路を開発し、特開2003−097766号公報(特許文献3)、特開2004−100774号公報(特許文献4)及び特開2012−122209号公報(特許文献5)として公開している。
即ち、前記各仮設配管路は、図示していないが、何れもポリエチレン樹脂製の管本体(直管、エルボ、チーズ、異径管、伸縮管等)の両端部又は複数の管本体を接続して形成した仮設配管ユニットの両端部に、それぞれポリエチレン樹脂製の筒状接続部を突合せ融着により接続し、接続する管本体又は仮設配管ユニットの筒状接続部を対向せしめると共に、対向せしめた筒状接続部の先端部外周面に形成した環状の鍔部に環状のパッキンを被せ、前記環状の鍔部及び環状のパッキンを二つ割り状のハウジング形の管継手で抱き込んで締め付け固定し、管本体同士又は仮設配管ユニット同士等を環状のパッキン及びハウジング形の管継手で気密状に接続することにより形成されている。
このように、前記仮設配管路は、管本体同士又は仮設配管ユニット同士等をパッキン及び管継手で気密状に接続することにより形成されるため、仮設配管路を簡単に形成することができて工期の短縮を図れると共に、管継手を外すだけで管本体を簡単に分離することができ、また、仮設配管路の分解時に管本体や仮設配管ユニット、管継手が損傷することが殆どなく、再利用できると言う利点がある。
しかしながら、前記仮設配管路においても、未だ解決すべき問題点が残されている。
即ち、前記仮設配管路においては、管本体同士又は仮設配管ユニット同士を接続する際に予め環状のパッキンを管本体や仮設配管ユニットに嵌めておき、環状のパッキンを突き合せた筒状接続部の両鍔部に均等に被せ、環状のパッキンの幅方向中心位置を突き合せた筒状接続部の鍔部の突き合せ面に合わさなければならないため、管本体や仮設配管ユニットの接続作業に意外と時間が掛ってしまうと言う問題があった。しかも、環状のパッキンの内径が筒状接続部の鍔部の外径よりも小径に形成されているため、パッキンを伸ばして拡げた状態で上述した作業を行わなければならず、管本体や仮設配管ユニットの接続作業により一層時間が掛ることになる。
また、前記仮設配管路においては、管本体同士又は仮設配管ユニット同志をパッキン及び管継手で接続したときにパッキンが管継手に噛み込むことがあり、パッキンのシール性が損なわれて漏水すると言う問題もある。
更に、前記仮設配管路においては、筒状接続部の鍔部が管本体の外周面よりも外方へ出っ張っているため、管本体の取り扱い中において鍔部の外周面に傷や小さな異物(埃や砂、ゴミ等)が極めて付き易く、鍔部に傷や異物が付着した場合には、鍔部の外周面にパッキンを被せてシールしても、シール性が大いに損なわれると言う問題がある。
特開平10−306472号公報 特開平11−107335号公報 特開2003−097766号公報 特開2004−100774号公報 特開2012−122209号公報
本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、仮設配管路を簡単且つ迅速に形成することができて工期の大幅な短縮を図れ、給水配管路の更新工事や補修工事の際に発生する断水時間を居住者の日常生活に支障のないように極力短くすることができ、また、形成した仮設配管路はシール性にも優れ、更に、用済み後には、極めて簡単に仮設配管路を分解できると共に、分解後の仮設配管ユニット等を再利用できるようにした仮設配管ユニット及びこれを用いた仮設配管路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る仮設配管ユニットは、数階建ての建物内に敷設されている給水配管路の更新工事や補修工事を行う際に設けられる仮設配管路の縦配管路を形成し、直列状に接続される仮設配管ユニットであって、前記仮設配管ユニットは、合成樹脂製の直線状の管本体と、管本体の一端部に突合せ融着により接続された合成樹脂製のチーズと、管本体の他端部又はチーズの管本体に接続された反対側の端部の何れか一方に設けた筒状の受け口と、管本体の他端部又はチーズの管本体に接続された反対側の端部の何れか他方に設けられ、他の仮設配管ユニットの受け口に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の挿し口と、チーズのT型の突出部に設けた筒状の分岐口と、分岐口の先端部に設けた継手と、を備えていることに特徴がある。
前記受け口は、合成樹脂製の筒状部材を管本体の他端部又はチーズの管本体に接続された反対側の端部の何れか一方に突合せ融着することにより形成され、また、前記挿し口は、合成樹脂製の筒状部材を管本体の他端部又はチーズの管本体に接続された反対側の端部の何れか他方に突合せ融着することにより形成され、更に、前記分岐口は、合成樹脂製の筒状部材をチーズのT型の突出部に突合せ融着することにより形成されていることが好ましい。
前記受け口は、管本体又はチーズの何れか一方に管本体又はチーズと一体的に形成され、また、前記挿し口は、管本体又はチーズの何れか他方に管本体又はチーズと一体的に形成されていることが好ましい。
前記仮設配管ユニットの長さは、建物の階高に合わせた長さに設定されていることが好ましい。
前記受け口の先端部に受け口の基端部よりも大径の受け筒部を形成し、また、前記挿し口の先端部に前記受け筒部に気密状態で着脱自在に挿着される挿し筒部を形成し、前記受け筒部の内周面又は前記挿し筒部の外周面の何れか一方に、Oリングが嵌め込まれる環状のOリング溝を一つ又は複数列形成し、前記Oリング溝にシール用のOリングを嵌め込むことが好ましい。
前記受け口の受け筒部の内周縁部をテーパ面に形成すると共に、前記挿し口の挿し筒部の外周縁部に面取りを施すことが好ましい。
前記受け口の受け筒部の外周面及び前記挿し口の挿し筒部に隣接する外周面に、二つ割り状のハウジング形の管継手により覆われて突き合せ状態で密着状に締め付け固定される環状の鍔部をそれぞれ形成することが好ましい。
前記受け口の鍔部の外側端面又は前記挿し口の鍔部の外側端面のうち、少なくとも何れか一方に受け口と挿し口を引き離すための工具が差し込まれる分離用溝を形成することが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る仮設配管路は、数階建ての建物内に敷設されている給水配管路の更新工事や補修工事を行う際に設けられ、少なくとも縦配管路を備えた仮設配管路であって、前記仮設配管路の縦配管路は、少なくとも上述した本発明に係る複数の仮設配管ユニットと、仮設配管ユニットの受け口と他の仮設配管ユニットの挿し口又は仮設配管ユニットの挿し口と他の仮設配管ユニットの受け口に装着され、仮設配管ユニット同士を直列状に接続する二つ割り状のハウジング形の管継手とを備えていることに特徴がある。
前記ハウジング形の管継手は、仮設配管ユニットの受け口の端部と他の仮設配管ユニットの挿し口の端部又は仮設配管ユニットの挿し口の端部と他の仮設配管ユニットの受け口の端部に覆い被される一対の半円状ハウジングから成る二つ割りの環状ハウジングと、一対の半円状ハウジングの一端部に設けた連結片同士を回動自在に連結する連結ピンと、一方の半円状ハウジングの他端部に設けた締め付け片に回動自在に設けられ、他方の半円状ハウジングの他端部に設けた二股状の締め付け片間に挿通されるボルト及び当該ボルトに螺着されて二股状の締め付け片に面接触状態で緊密に係止されるナットから成る緊締具とを備えており、前記二股状の締め付け片のナットに係止される面を、外方向へ向うに従って上り傾斜状の傾斜面に形成することが好ましい。
前記仮設配管路の縦配管路は、仮設配管ユニットに着脱自在に接続される止水栓を更に備えており、前記止水栓は、仮設配管ユニットの挿し口に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の受け口と、他の仮設配管ユニットの受け口に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の挿し口とを備え、止水栓の受け口と仮設配管ユニットの挿し口又は止水栓の挿し口と他の仮設配管ユニットの受け口がハウジング形の管継手で接続されることが好ましい。
前記仮設配管路の縦配管路は、一端部が仮設配管ユニットの分岐口の先端部に設けた継手に着脱自在に接続され、他端部が建物内の各住戸の水道メーターやメーターユニットに着脱自在に接続される可撓性の給水ホースを更に備えていることが好ましい。
本発明によれば、合成樹脂製の直線状の管本体やチーズ等を直列状に接続して成る仮設配管ユニットの一端部に受け口を設けると共に、仮設配管ユニットの他端部に挿し口を設けているため、仮設配管ユニットの受け口に他の仮設配管ユニットの挿し口を、また、仮設配管ユニットの挿し口に更に他の仮設配管ユニットの受け口をそれぞれ挿し込み、受け口及び挿し口にハウジング形の管継手を装着するだけで、仮設配管ユニットを直列状に順次接続することができる。その結果、本発明によれば、従来のように管本体同士又は仮設配管ユニット同士を環状のパッキン及びハウジング形の管継手で接続するようにした仮設配管路に比較して仮設配管路の縦配管路を簡単且つ迅速に形成できて高能率で建物に敷設することができ、工期の短縮及びコストの低減を図れる。
また、本発明によれば、仮設配管ユニットの長さが、建物の階高に合わせた長さに設定されているため、仮設配管ユニットを建物の各階に一つずつ確実に配置することができ、仮設配管ユニットの分岐口と各住戸の水道メーター又はメーターユニットとの接続を行い易くなる。
更に、本発明によれば、仮設配管ユニットの受け口の先端部に形成した受け筒部の内周面又は仮設配管ユニットの挿し口の先端部に形成した挿し筒部の外周面の何れか一方に、環状のOリング溝を一つ又複数列形成し、前記Oリング溝にシール用のOリングを嵌め込み、受け口と挿し口との間をOリングによりシールするようにしているため、従来の仮設配管路のように環状のパッキンが管継手に噛み込んでパッキンのシール性が損なわれると言うことがなく、シール性に優れたものとなる。特に、Oリング溝を複数列形成し、各Oリング溝にOリングを嵌め込んだ場合には、より一層シール性に優れたものとなる。また、挿し筒部の外周面にOリングを装着している場合には、環状の鍔部の方が挿し筒部の外周面よりも外方へ出っ張っているので、仮設配管ユニットの取り扱い中において挿し筒部の外周面及びOリングに傷や異物が極めて付き難くなり、シール性が損なわれるのを防止することができる。更に、受け筒部の内周面にOリングを装着している場合には、Oリングに傷や異物がより一層付き難くなる。
更に、本発明によれば、仮設配管ユニットの受け口の先端部に受け口の基端部よりも大径の受け筒部を形成すると共に、受け筒部の内周縁部をテーパ面に形成し、また、挿し筒部の外周縁部に面取りを施しているため、受け口への挿し口の挿着を簡単且つ容易に行え、接続作業時間の短縮を図れる。
更に、本発明によれば、ハウジング形の管継手を外し、仮設配管ユニットの挿し口を他の仮設配管ユニットの受け口から引き抜くだけで仮設配管ユニットを簡単に分離することができ、用済み後の仮設配管路の取り外しを容易に行えると共に、取り外し時に各仮設配管ユニット及び管継手等の各部材が損傷することが殆んどなく、その結果、仮設配管ユニット及び管継手等の各部材の再利用率が大幅に向上し、所謂循環型社会の実現に向けて大きな貢献をすることができる。しかも、仮設配管ユニットは、合成樹脂性製(ポリエチレン樹脂製)であるため、耐久性に富み、仮設配管作業時の乱暴な取り扱いによっても、仮設配管ユニットに傷みの出ることが少なく、再使用回数を増すことができ、経済的である。また、合成樹脂性製(ポリエチレン樹脂製)であるので、素材のリサイクルがほぼ100%可能で、資源節約に貢献できる。
更に、本発明によれば、仮設配管ユニットの受け筒部の鍔部の外側端面又は前記挿し筒部の鍔部の外側端面のうち、少なくとも何れか一方に受け口と挿し口を引き離すための工具(例えば、マイナスドライバー)が差し込まれる分離用溝を形成しているため、仮設配管ユニットの受け口に他の仮設配管ユニットの挿し口が強固に挿着されていても、前記分離用溝にマイナスドライバー等の工具を差し込むことにより受け口と挿し口を簡単に分離することができる。
更に、本発明によれば、仮設配管ユニット同士又は仮設配管ユッニと分水栓等を接続するハウジング形の管継手が、一対の半円状ハウジングから成る二つ割りの環状ハウジングと、一対の半円状ハウジングの一端部に設けた連結片同士を回動自在に連結する連結ピンと、一方の半円状ハウジングの他端部に設けた締め付け片に回動自在に設けられ、他方の半円状ハウジングの他端部に設けた二股状の締め付け片間に挿通係止されるボルト及び当該ボルトに螺着されて二股状の締め付け片に面接触状態で緊密に係止されるナットから成る緊締具とを備えており、前記二股状の締め付け片のナットに係止される面を、外方向へ向うに従って上り傾斜状の係止面に形成しているため、ナットがボルトに対して緩み、ボルトが二股状の締め付け片間から抜ける方向へ回動しようとしても、ナットが締め付け片の係止面に係止されてボルトが回動するのを防止することができ、その結果、環状ハウジングが開放されて仮設配管ユニットから外れるのを阻止することができる。
更に、本発明によれば、仮設配管ユニットに接続される止水栓が、仮設配管ユニットの挿し口に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の受け口と、他の仮設配管ユニットの受け口が気密状態で着脱自在に挿着される筒状の挿し口とを備えているため、仮設移管ユニットに簡単且つ迅速に接続することができる。
更に、本発明によれば、仮設配管ユニットの分岐口の先端部に設けた継手と建物内の各住戸の水道メーターやメーターユニットに着脱自在に接続される可撓性の給水ホースを備えているため、仮設配管ユニットと水道メーター等との接続を簡単且つ迅速に行える。
本発明の実施形態に係る仮設配管ユニットを用いた仮設配管路をマンション等の集合住宅の建物に設けた一例を示す配管割図である。 仮設配管ユニットの正面図である。 仮設配管ユニットの一部省略拡大縦断正面図である。 仮設配管ユニットの拡大底面図である。 仮設配管ユニットの他の例を示す正面図である。 仮設配管ユニットの更に他の例を示す一部省略拡大縦断正面図である。 ハウジング形の管継手の斜視図である。 ハウジング形の管継手の縦断正面図である。 ハウジング形の管継手の縦断側面図である。 止水栓の正面図である。 止水栓の縦断正面図である。 複数の仮設配管ユニットをハウジング形の管継手により直列状に接続した状態の一部省略縦断正面図である。 仮設配管ユニット同士を接続した状態を示す要部の拡大図である。 仮設配管ユニット同士を接続した状態を示す要部の拡大断面図である。 止水栓を仮設配管ユニット間に介設し、ハウジング形の管継手により仮設配管ユニットに接続した状態の一部省略正面図である。 止水栓を仮設配管ユニット間に介設し、ハウジング形の管継手により仮設配管ユニットに接続した状態の一部省略断面図である。 仮設配管路を形成する各部材を示し、(a)は受け口及び挿し口を設けた直管の正面図、(b)は受け口及び挿し口を設けたエルボの正面図、(c)は受け口及び挿し口を設けたチーズの正面図、(d)は受け口及び挿し口を設けたフレキシブル継手の正面図、(e)は受け口及び挿し口を設けたレジューサーの正面図、(f)は受け口を設けたエンドキャップの正面図である。 本発明の実施形態に係る仮設配管ユニットを用いた仮設配管路をマンション等の集合住宅の建物に設けた他の例を示す配管割図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る仮設配管ユニット1を用いた仮設配管路Lをマンション等の集合住宅に設けた一例を示す配管割図であり、前記仮設配管路Lは、集合住宅等の建物B内に敷設されている既設の給水配管路(上水道管路)の更新工事や補修工事を行う際に、建物Bに敷設して長時間断水することなく給水配管路の更新工事や補修工事を行えるようにしたものであり、ポンプ又はタンク(何れも図示省略)に接続されている既設の水道管Wに接続されて建物Bの屋上に配設された仮設の屋上配管路L1と、仮設の屋上配管路L1に接続されて建物Bの屋上から最下部のフロアまで配設された複数の仮設の縦配管路L2と、を備えている。
尚、仮設の縦配管路L2は、建物Bに設けたパイプシャフト内(パイプスペース内)に配設したり、或いは、パイプシャフト内に設置スペースがない場合には、更新工事や補修工事の期間中だけ建物Bのベランダの外側等に縦向きに配設する。
前記仮設の屋上配管路L1は、直管2、エルボ3、チーズ4(同径チーズ又は異径チーズ)、止水栓5(ボールバルブ)、フレキシブル継手6、レジューサー7、ハウジング形の管継手8等を備えており、前記各部材2〜7を図1に示すようにハウジング形の管継手8で順次接続することにより形成されている。この仮設の屋上配管路L1は、最も上流側に位置する部材、この例では直管2がVS継手9を介してポンプ又はタンク(何れも図示省略)に接続されている既設の水道管Wに接続されており、既設の水道管Wから水道水が流入するようになっている。
一方、前記仮設の縦配管路L2は、仮設配管ユニット1、直管2、エルボ3、止水栓5(ボールバルブ)、レジューサー7、ハウジング形の管継手8、エンドキャップ10、給水ホース11等を備えており、前記各部材1,2,3,5,7,10(給水ホース11を除く)を図1に示すようにハウジング形の管継手8で直列状に接続すると共に、各仮設配管ユニット1と建物B内の各住戸の水道メーターM(又はメーターユニット)とを給水ホース11で接続することにより形成されている。この仮設の縦配管路L2は、最も上流側に位置する部材、この例では止水栓5又はレジューサー7がハウジング形の管継手8を介して仮設の屋上配管路L1のチーズ4に接続されており、仮設の屋上配管路L1から水道水が流入するようになっている。
前記仮設配管ユニット1は、図2及び図3に示す如く、合成樹脂製の直線状の管本体12と、管本体12の一端部に突合せ融着Fにより接続された合成樹脂製のチーズ13と、管本体12の他端部又はチーズ13の管本体12に接続された反対側の端部の何れか一方に設けた筒状の受け口14と、管本体12の他端部又はチーズ13の管本体12に接続された反対側の端部の何れか他方に設けられ、他の仮設配管ユニット1の受け口14に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の挿し口15と、チーズ13のT型の突出部13aに設けた筒状の分岐口16と、分岐口16の先端部に設けた継手17と、を備えており、前記受け口14に他の仮設配管ユニット1の挿し口15が、また、前記挿し口15に更に他の仮設配管ユニット1の受け口14がそれぞれ気密状態で着脱自在に挿着されて直列状に接続される構成となっている。この仮設配管ユニット1の受け口14及び挿し口15には、他の仮設配管ユニット1の他に、単体部材である直管2、エルボ3、チーズ4、止水栓5、フレキシブル継手6、レジューサー7、エンドキャップ10等がハウジング形の管継手8を介して着脱自在に接続される構成となっている。
前記受け口14は、合成樹脂製の筒状部材を管本体12の他端部又はチーズ13の管本体12に接続された反対側の端部の何れか一方に突合せ融着Fすることにより形成され、また、前記挿し口15は、合成樹脂製の筒状部材を管本体12の他端部又はチーズ13の管本体12に接続された反対側の端部の何れか他方に突合せ融着Fすることにより形成され、更に、前記分岐口16は、合成樹脂製の筒状部材をチーズ13のT字型の突出部13aに突合せ融着Fすることにより形成されている。
この実施形態においては、前記仮設配管ユニット1は、管本体12、チーズ13、受け口14、挿し口15及び分岐口16が何れもポリエチレン樹脂材により形成されており、管本体12の一端部(図2及び図3に示す管本体12の上端部)にチーズ13を、また、チーズ13の管本体12に接続された反対側の端部(チーズ13の上端部)に受け口14を、更に、管本体12の他端部(図2及び図3に示す管本体12の下端部)に挿し口15を、そして、チーズ13のT型の突出部13aに継手17を設けた分岐口16をそれぞれ突合せ融着Fにより接続することにより形成されている。
また、前記仮設配管ユニット1は、その長さ(高さ)が建物Bの階高に合わせた長さに設定されており、各仮設配管ユニット1を縦向きに接続して建物Bのパイプシャフト内やベランダの外側等に配設したときに、仮設配管ユニット1が建物Bの各階に一つずつ確実に配置され、仮設配管ユニット1の分岐口16の位置が必ず各階の床面と直ぐ上の床面との間に位置するようにしている。
この実施形態においては、仮設配管ユニット1の長さ(高さ)は、2600mm〜2800mmにそれぞれ設定されている。
更に、前記受け口14の先端部には、受け口14の基端部よりも大径の受け筒部14aが一体的に形成され、また、前記挿し口15の先端部には、他の仮設配管ユニット1の受け口14の受け筒部14aに気密状態で着脱自在に挿着される挿し筒部15aが一体的に形成されており、前記受け筒部14aの内周面又は前記挿し筒部15aの外周面の何れか一方には、Oリング18が嵌め込まれる環状のOリング溝が一つ又は複数列形成されている。
この実施形態においては、図3、図12及び図14に示す如く、挿し筒部15aの外周面に環状のOリング溝15bを二列形成し、両Oリング溝15bにOリング18を嵌め込み、受け口14の受け筒部14aの内周面と挿し口15の挿し筒部15aの外周面との間をOリング18によりシールするようにしている。
更に、前記受け口14の受け筒部14aの内周縁部には、内方へ行くに従って漸次縮径するテーパ面14bが形成され、また、前記挿し口15の挿し筒部15aの外周縁部には、面取り15cが施されており、仮設配管ユニット1の受け口14と他の仮設配管ユニット1の挿し口15の挿着を簡単且つ容易に行えるようにしている。
更に、前記受け口14の受け筒部14aの外周面と挿し口15の挿し筒部15aに隣接する外周面とには、図12及び図14に示す如く、二つ割り状のハウジング形の管継手8により覆われて突き合せ状態で密着状に締め付け固定される環状の鍔部14c,15dがそれぞれ形成されている。
更に、前記受け口14の受け筒部14aの鍔部14cの外側端面又は挿し口15の挿し筒部15aの鍔部15dの外側端面のうち、少なくとも何れか一方には、突き合せ状に挿着された受け口14と挿し口15を引き離すための工具(マイナスドライバ等)が差し込まれる分離用溝が一つ又は複数形成されている。
この実施形態においては、図4及び図14に示す如く、挿し口15に形成した挿し筒部15aの鍔部15dの外側端面に、二つの分離用溝15eを180度間隔で形成している。
そして、前記仮設配管ユニット1の分岐口16に設けた継手17は、図3に示す如く、分岐口16の先端部に挿着されて止めナット17aにより抜け止めされた筒状の本体17bと、本体17bに回転自在且つ軸線方向へ移動自在に外嵌されたユニオンナット17cとを備えており、従来公知の金属製のユニオン継手と同様構造に構成されている。
尚、上記の実施形態においては、チーズ13の端部に筒状の受け口14を設けると共に、管本体12の他端部に筒状の挿し口15を設けるようにしたが、他の実施形態においては、図5に示す如く、チーズ13の端部に筒状の挿し口15を設けると共に、管本体12の他端部に筒状の受け口14を設けるようにしても良い。
また、上記の実施形態においては、受け口14及び挿し口15は、ポリエチレン樹脂製の筒状部材をチーズ13及び管本体12にそれぞれ突合せ融着Fすることにより形成したが、他の実施形態においては、図6に示す如く、受け口14をチーズ13(又は管本体12)と一体的に形成すると共に、挿し口15を管本体12(又はチーズ13)と一体的に形成するようにしても良い。
更に、上記の実施形態においては、挿し筒部15aの外周面に環状のOリング溝15bを二列形成するようにしたが、他の実施形態においては、図示していないが、挿し筒部15aの外周面に環状のOリング溝15bを一つだけ形成しても良く、或いは、受け筒部14aの内周面に環状のOリング溝を一つ又は複数列形成するようにしても良い。
加えて、上記の実施形態においては、挿し筒部15aの鍔部15dの外側端面にマイナスドライバー等の工具が差し込まれる分離用溝15eを形成するようにしたが、他の実施形態においては、図示していないが、受け筒部14aの鍔部14cの外側端面に分離用溝を一つ又は複数形成しても良く、或いは、受け筒部14aの鍔部14cの外側端面及び挿し筒部15aの鍔部15dの外側端面の両方に分離用溝を一つ又は複数形成するようにしても良い。
前記ハウジング形の管継手8は、仮設配管ユニット1同士を直列状に接続したり、また、仮設配管ユニット1と止水栓5、仮設配管ユニット1と単体部材2,3,4,7,10、或いは、単体部材2,3,4,7,10同志等をそれぞれ着脱自在に接続するものである。
即ち、ハウジング形の管継手8は、図7〜図9、図12〜図14に示す如く、例えば仮設配管ユニット1の受け口14と他の仮設配管ユニット1の挿し口15の両鍔部14c,15d又は仮設配管ユニット1の挿し口15と他の仮設配管ユニット1の受け口14の両鍔部15d,14c等に覆い被されるポリエチレン樹脂材により形成された一対の半円状ハウジング19′,19′から成る二つ割りの環状ハウジング19と、一方の半円状ハウジング19′の一端部に設けた連結片19aと他方の半円状ハウジング19′の一端部に設けた二股状の連結片19aとを回動自在に連結する連結ピン20と、一方の半円状ハウジング19′の他端部に設けた二股状の締め付け片19bに取り付けピン21を介して回動自在に設けられ、他方の半円状ハウジング19′の他端部に設けた二股状の締め付け片19b間に挿通されるボルト22a及び当該ボルト22aに螺着されて二股状の締め付け片19bに面接触状態で係止されるナット22bから成る緊締具22とを備えている。
また、ハウジング形の管継手8は、図8に示す如く、半円状ハウジング19′の二股状の締め付け片19bのナット22bに係止される面が、外方向へ向うに従って上り傾斜状の傾斜面19cに形成されており、ナット22bがボルト22aに対して緩み、ボルト22aが二股状の締め付け片19b間から抜ける方向へ回動しようとしても、ナット22bが締め付け片19bの傾斜面19cに係止され、ボルト22aが回動するのを防止できるようにしている。
前記止水栓11は、例えば仮設配管ユニット1の受け口17に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の挿し口29′と、他の仮設配管ユニット1の挿し口18に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の受け口26′とを備えており、ハウジング形の管継手10により仮設配管ユニット1や単体部材2,3,4,7,10等に接続されるようになっている。
即ち、止水栓5は、図10、図11、図15及び図16に示す如く、仮設配管ユニット1の挿し口15が気密状態で着脱自在に挿着される筒状の受け口23′を有する金属製の本体胴23と、本体胴23内にシート24を介して気密状に回転自在に収容された通水孔25aを有する金属製のボール25と、本体胴23の受け口23′と反対側の端部にOリング26を介して螺着され、仮設配管ユニット1の受け口14に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の挿し口27′を有する金属製の筒状のボール押え27と、本体胴23にOリング28を介して回転自在に挿通されてボール25を回転操作する金属製の弁棒29と、本体胴23に螺着されて弁棒29を抜け止めする金属製の弁棒押え30とを備えており、ボールバルブ構造に構成されている。
前記止水栓5の受け口23′の内周縁部には、仮設配管ユニット1の挿し口15の挿着を簡単且つ容易に行えるように、受け口23′の内方へ行くに従って漸次縮径するテーパ面23aが形成され、また、前記止水栓5の受け口23′の外周面には、ハウジング形の管継手8で覆われて仮設配管ユニット1の挿し口15に形成した環状の鍔部15dと一緒に締め付け固定される環状の鍔部23bが形成されている。
更に、前記止水栓5の挿し口27′の外周縁部には、仮設配管ユニット1の受け口14への挿し口27′の挿着を簡単且つ容易に行えるように、面取り27aが施され、また、前記止水栓5の挿し口27′の外周面には、環状のOリング溝27bが二列形成され、各Oリング溝27bにOリング31が嵌め込まれている。
そして、前記止水栓5のボール押え27の挿し口27′に隣接する外周面には、ハウジング形の管継手8で覆われて仮設配管ユニット1の受け口14に形成した環状の鍔部14cと一緒に締め付け固定される環状の鍔部27cが形成されている。
尚、上記の実施形態においては、止水栓5の挿し口27′の外周面に環状のOリング溝27bを二列形成するようにしたが、他の実施形態においては、図示していないが、挿し口27′の外周面に環状のOリング溝27bを一つだけ形成しても良く、或いは、止水栓5の受け口23′の内周面に環状のOリング溝を一つ又は複数列形成するようにしても良い。
前記給水ホース11は、各仮設配管ユニット1と建物B内の各住戸の水道メーターM(又はメーターユニット)とを接続するものであり、屈曲自在なフレキシブル管と、フレキシブル管の一端部に設けられて仮設配管ユニット1の継手17に着脱自在に接続される継手部と、フレキシブル管の他端部に設けられて水道メーターM(又はメーターユニット)に着脱自在に接続される継手部とを備えている。
尚、図17(a)〜(e)に示す如く、仮設の屋上配管路L1を形成する直管2、エルボ3、チーズ4、フレキシブル継手6、レジューサー7等の各部材の入口側端部及び出口側端部の何れか一方には、仮設配管ユニット1の受け口14と同様構造の受け口14が設けられていると共に、各部材の入口側端部及び出口側端部の何れか他方には、仮設配管ユニット1の挿し口15と同様構造の挿し口15が設けられている。図17(c)に示すチーズ4においては、仮設配管ユニット1のチーズ13と同様にチーズ4のT型の突出部4aに継手17′を備えた分岐口16′を設けているが、分岐口16′に替えてチーズ4のT型の突出部4aに仮設配管ユニット1の受け口14又は挿し口15と同様構造の受け口14又は挿し口15を設けるようにしても良い(図示省略)。
また、図17(a),(b),(e),(f)に示す如く、仮設の縦配管路L2を形成する直管2、エルボ3、レジューサー7、エンドキャップ10等の各部材にも、仮設配管ユニット1の受け口14及び挿し口15と同様構造の受け口14及び挿し口15が設けられている。図17(f)に示すエンドキャップ10においては、エンドキャップ10の開放側端部に受け口14を設けているが、エンドキャップ10の開放側端部に挿し口15を設けても良い(図示省略)。
従って、仮設の屋上配管路L1及び仮設の縦配管路L2を形成する単体部材である前記各部材2,3,4,6,7,10も、図7に示すハウジング形の管継手8により着脱自在に接続されると共に、仮設配管ユニット1や止水栓5にも着脱自在に接続されることになる。
而して、上述した仮設の屋上配管路L1は、直管2、エルボ3、チーズ4、止水栓5、フレキシブル継手6及びレジューサー7等をハウジング形の管継手8で順次接続することにより形成される。この仮設の屋上配管路L1は、ポンプ又はタンク(何れも図示省略)に接続されている既設の水道管WにVS継手9を介して接続されており、既設の水道管Wから水道水が流入するようになっている。
また、上述した仮設の縦配管路L2は、仮設配管ユニット1、直管2、エルボ3、止水栓5、レジューサー7及びエンドキャップ10等をハウジング形の管継手8で順次接続すると共に、各仮設配管ユニット1の継手17と建物Bの各住戸の水道メーターM(又はメーターユニット)とを給水ホース11でそれぞれ接続することにより形成される。この仮設の縦配管路L2は、最も上流側に位置する止水栓5やレジューサー7がハウジング形の管継手8を介して仮設の屋上配管路L1のエルボ3に接続されており、仮設の屋上配管路L1から水道水が流入するようになっている。
前記仮設の縦配管路L2を形成する仮設配管ユニット1、直管2、エルボ3、止水栓5、レジューサー7及びエンドキャップ10等の各部材は、各部材の挿し口15,27′に設けたOリング18,31に滑剤を塗布し、滑剤を塗布した挿し口15,27′を他の部材の受け口14,23′にOリング18,31を介して気密状に挿し込み、受け口14,23′及び挿し口15,27′の外周面に形成した環状の鍔部14c,15d,23b,27cをハウジング形の管継手8の環状ハウジング19で覆い、緊締具22のボルト22aを半円状ハウジング19′の二股状の締め付け片19b間に挿通し、ボルト22aに螺着したナット22bを締め込んで一対の半円状ハウジング19′の締め付け片19b,19b同志を締め付け固定することにより気密状に接続される。
また、図示していないが、仮設の屋上配管路L1及び仮設の縦配管路L2は、何れも固定金具や支持金具等により建物B等の一部に固定支持されている。
そして、上述した仮設の屋上配管路L1及び仮設の縦配管路L2は、既設の給水配管路の更新工事や補修工事の後にハウジング形の管継手8を外すだけで各部材2〜7,10を簡単且つ容易に分離することができ、用済み後の仮設の屋上配管路L1及び仮設の縦配管路L2の取り外しを容易に行えると共に、取り外し時に各部材2〜7,10が損傷することが殆んどない。
以上にように構成された仮設配管ユニット1及びこれを用いた仮設配管路Lは、次のような優れた効果を奏することができる。
(1)仮設配管ユニット1や止水栓5等にそれぞれ受け口14,23′及び挿し口15,27′を設け、受け口14,23′に挿し口15,27′を気密状に挿着し、受け口14,23′及び挿し口115,27′にハウジング形の管継手8を装着するだけで、仮設配管ユニット1同士の接続、仮設配管ユニット1と止水栓5等の接続を行えるため、仮設配管路Lの縦配管路L2を簡単且つ迅速に形成できて高能率で建物Bに敷設することができ、工期の短縮及びコストの低減を図れる。
(2)仮設配管ユニット1の長さが、建物Bの階高に合わせた長さに設定されているため、仮設配管ユニット1を建物Bの各階に一つずつ確実に配置することができ、仮設配管ユニット1の分岐口16と各住戸の水道メーターM(又はメーターユニット)との接続を行い易くなる。
(3)仮設配管ユニット1の受け口14と挿し口15との間をOリング18によりシールするようにしているため、従来の仮設配管路のように環状のパッキンが管継手に噛み込んでパッキンのシール性が損なわれると言うことがなく、シール性に優れたものとなる。
(4)仮設配管ユニット1の受け口14の受け筒部14aを大径に形成すると共に、受け筒部14aの内周縁部をテーパ面14bに形成し、また、挿し筒部15aの外周縁部に面取り15cを施しているため、受け口14への挿し口15の挿着を簡単且つ容易に行え、接続作業時間の短縮を図れる。
(5)ハウジング形の管継手8を外し、仮設配管ユニット1の挿し口15を他の仮設配管ユニット1の受け口14から引き抜くだけで仮設配管ユニット1を簡単に分離することができ、用済み後の仮設配管路Lの取り外しを容易に行えると共に、取り外し時に各仮設配管ユニット1及び管継手8等の各部材が損傷することが殆んどなく、その結果、仮設配管ユニット1及び管継手8等の各部材の再利用率が大幅に向上する。しかも、仮設配管ユニット1は、継手17部分を除いてポリエチレン樹脂製であるため、耐久性に富み、仮設配管作業時の乱暴な取り扱いによっても、仮設配管ユニット1に傷みの出ることが少なく、再使用回数を増すことができ、経済的であり、また、素材のリサイクルがほぼ100%可能で、資源節約に貢献できる。
(6)挿し口15の挿し筒部15aの鍔部15dの外側端面に分離用溝15eを形成しているため、仮設配管ユニット1の受け口14に他の仮設配管ユニット1の挿し口15が強固に挿着されていても、前記分離用溝15eにマイナスドライバー等の工具を差し込むことにより受け口14と挿し口15を簡単に分離することができる。
(7)ハウジング形の管継手8の半円状ハウジング19′に形成した二股状の締め付け片19bのナット22bに係止される面を、外方向へ向うに従って上り傾斜状の傾斜面19cに形成しているため、ナット22bがボルト22aに対して緩み、ボルト22aが二股状の締め付け片19b間から抜ける方向へ回動しようとしても、ナット22bが締め付け片19bの傾斜面19cに係止されてボルト22aが回動するのを防止することができ、その結果、環状ハウジング19が開放されて仮設配管ユニット1から外れるのを阻止することができる。
(8)仮設配管ユニット1に接続される止水栓5が、仮設配管ユニット1の挿し口15に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の受け口23′と、他の仮設配管ユニット1の受け口14に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の挿し口27′とを備えているため、仮設配管ユニット1に簡単且つ迅速に接続することができる。
(9)仮設配管ユニット1の分岐口16の先端部に設けた継手17と建物B内の各住戸の水道メーターMやメーターユニットに着脱自在に接続される可撓性の給水ホース11を備えているため、仮設配管ユニット1と水道メーターM等との接続を簡単且つ迅速に行える。
図18は本発明の実施形態に係る仮設配管ユニット1を用いた仮設配管路Lをマンション等の集合住宅に設けた他の例を示す配管割図であり、前記仮設配管路Lは、集合住宅の建物B内に敷設されている既設の給水配管路(上水道管路)の更新工事や補修工事を行う際に、建物Bに敷設して長時間断水することなく給水配管路の更新工事や補修工事を行えるようにしたものであり、ポンプ又はタンク(何れも図示省略)に接続されている既設の水道管Wに接続されて建物Bの屋上に配設された仮設の屋上配管路L1と、建物Bのパイプシャフトやベランダの外側等に配設され、仮設の屋上配管路L1に接続されて建物Bの屋上から最下部のフロアへ到る仮設の縦配管路L2と、建物Bの各フロアごとに横向きに配設され、仮設の縦配管路L2に接続された複数の仮設の横配管路L3とを備えている。
前記仮設の屋上配管路L1は、直管2、エルボ3、チーズ4、止水栓5及びハウジング形の管継手8等を備えており、前記各部材2,3,4,5を図18に示すようにハウジング形の管継手で8で順次接続することにより形成されている。この仮設の屋上配管路L1は、フランジ短管32を介してポンプ又はタンク(何れも図示省略)に接続されている既設の水道管Wに接続されており、既設の水道管Wから水道水が流入するようになっている。
また、前記仮設の縦配管路L2は、仮設配管ユニット1、直管2、止水栓5、ハウジング形の管継手8、エンドキャップ10等を備えており、前記各部材1,2,5,7,10を図18に示すようにハウジング形の管継手8で直列状に接続することにより形成されている。この仮設の縦配管路L2は、最上位に位置する直管2がハウジング形の管継手8を介して仮設の屋上配管路L1のエルボ3に接続されており、仮設の屋上配管路L1から水道水が流入するようになっている。
更に、前記仮設の各横配管路L3は、直管2、チーズ3、止水栓5、フレキシブル継手6、レジューサー7、エンドキャップ10等を備えており、前記各部材2,3,5,6,7を図18に示すようにハウジング形の管継手8で順次接続することにより形成されている。この仮設の横配管路L3は、止水栓5又はレジューサー7がハウジング形の管継手8を介して仮設の縦配管路L2のチーズ13に接続されていると共に、各横配管路L3の各チーズ3が給水ホース11を介して水道メーターM(又はメーターユニット)に接続されており、仮設の縦配管路L2から水道水が流入するようになっている。
図18に示す仮設の屋上配管路L1、仮設の縦配管路L2及び仮設の横配管路L3の各部材は、図1に示す仮設の屋上配管路L1及び仮設の縦配管路L2の各部材と同様構造に構成されているため、ここではその詳細な説明を省略する。
図18に示す仮設配管路Lも、図1に示す仮設配管路Lと同様の作用効果を奏することができる。
尚、図示していないが、図1及び図18に示す仮設の屋上配管路L1、仮設の縦配管路L2及び仮設の横配管路L3をそれぞれ形成する各部材には、少なくとも品目名、コード、No.サイズ、作成年月日、バーコード等を表示したラベル(図示省略)又は少なくとも品目名、コード、No.サイズ、作成年月日、バーコード等を表示すると共に、外部の読取装置とデータ通信可能なICチップを有するラベル(図示省略)が設けられており、電子化による入出庫管理を行えるようになっている。このラベルは、前記各部材の一ヶ所又は数個所に貼り付け又は紐状部材等により取り付けられている。また、バーコードには、情報量の多い二次元バーコード(QRコード(登録商標))が使用されている。
このように、各部材にラベルを設ければ、ラベルの情報を読み取ることにより仮設配管ユニット1及び管継手8等の管理が徹底され、過不足や誤出庫を生じるということがなく、また、撤去後もラベルを読み取ってデータ化することにより使用回数・使用期間、使用状況等を把握することができ、品質管理が向上することになる。
本発明は、建物B内に敷設した上水道管の更新工事に用いるようにしたが、これに限らず、建物B内に敷設したガス管や排水管等の更新工事や補修工事等にも利用できるものである。
1は仮設配管ユニット、8はハウジング形の管継手、12は管本体、13チーズ、13aはT型の突出部、14は受け口、14aは受け筒部、14bはテーパ面、14cは鍔部、15は挿し口、15aは挿し筒部、15cは面取り、15dは鍔部、16は分岐口、17は継手、18はOリング、19は環状ハウジング、19′は半円状ハウジング、19aは連結片、19bは締め付け片、19cは傾斜面、20は連結ピン、22は緊締具、22aはボルト、22bはナット、23′は受け口、27′は挿し口、Bは建物、Fは突合せ融着、Lは仮設配管路、L2は縦配管路、Mは水道メーター。

Claims (12)

  1. 数階建ての建物(B)内に敷設されている給水配管路の更新工事や補修工事を行う際に設けられる仮設配管路(L)の縦配管路(L2)を形成し、直列状に接続される仮設配管ユニット(1)であって、前記仮設配管ユニット(1)は、合成樹脂製の直線状の管本体(12)と、管本体(12)の一端部に突合せ融着(F)により接続された合成樹脂製のチーズ(13)と、管本体(12)の他端部又はチーズ(13)の管本体(12)に接続された反対側の端部の何れか一方に設けた筒状の受け口(14)と、管本体(12)の他端部又はチーズ(13)の管本体(12)に接続された反対側の端部の何れか他方に設けられ、他の仮設配管ユニット(1)の受け口(14)に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の挿し口(15)と、チーズ(13)のT型の突出部(13a)に設けた筒状の分岐口(16)と、分岐口(16)の先端部に設けた継手(17)と、を備えていることを特徴とする仮設配管ユニット。
  2. 前記受け口(14)は、合成樹脂製の筒状部材を管本体(12)の他端部又はチーズ(13)の管本体(12)に接続された反対側の端部の何れか一方に突合せ融着(F)することにより形成され、また、前記挿し口(15)は、合成樹脂製の筒状部材を管本体(12)の他端部又はチーズ(13)の管本体(12)に接続された反対側の端部の何れか他方に突合せ融着(F)することにより形成され、更に、前記分岐口(16)は、合成樹脂製の筒状部材をチーズ(13)のT型の突出部(13a)に突合せ融着(F)することにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の仮設配管ユニット。
  3. 前記受け口(14)は、管本体(12)又はチーズ(13)の何れか一方に管本体(12)又はチーズ(13)と一体的に形成され、また、前記挿し口(15)は、管本体(12)又はチーズ(13)の何れか他方に管本体(12)又はチーズ(13)と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の仮設配管ユニット。
  4. 前記仮設配管ユニット(1)の長さは、建物(B)の階高に合わせた長さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の仮設配管ユニット。
  5. 前記受け口(14)の先端部に受け口(14)の基端部よりも大径の受け筒部(14a)を形成し、また、前記挿し口(15)の先端部に前記受け筒部(14a)に気密状態で着脱自在に挿着される挿し筒部(15a)を形成し、前記受け筒部(14a)の内周面又は前記挿し筒部(15a)の外周面の何れか一方に、Oリング(18)が嵌め込まれる環状のOリング溝を一つ又は複数列形成し、前記Oリング溝にシール用のOリング(18)を嵌め込んだことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の仮設配管ユニット。
  6. 前記受け口(14)の受け筒部(14a)の内周縁部をテーパ面(14b)に形成すると共に、前記挿し口(15)の挿し筒部(15a)の外周縁部に面取り(15c)を施したことを特徴する請求項5に記載の仮設配管ユニット。
  7. 前記受け口(14)の受け筒部(14a)の外周面及び前記挿し口(15)の挿し筒部(15a)に隣接する外周面に、二つ割り状のハウジング形の管継手(8)により覆われて突き合せ状態で密着状に締め付け固定される環状の鍔部(14c),(15d)をそれぞれ形成したことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の仮設配管ユニット。
  8. 前記受け口(14)の鍔部(14c)の外側端面又は前記挿し口(15)の鍔部(15d)の外側端面のうち、少なくとも何れか一方に受け口(14)と挿し口(15)を引き離すための工具が差し込まれる分離用溝を形成したことを特徴とする請求項7に記載の仮設配管ユニット。
  9. 数階建ての建物(B)内に敷設されている給水配管路の更新工事や補修工事を行う際に設けられ、少なくとも縦配管路(L2)を備えた仮設配管路(L)であって、前記仮設配管路(L)の縦配管路(L2)は、少なくとも請求項1〜請求項8の何れかに記載の複数の仮設配管ユニット(1)と、仮設配管ユニット(1)の受け口(14)と他の仮設配管ユニット(1)の挿し口(15)又は仮設配管ユニット(1)の挿し口(15)と他の仮設配管ユニット(1)の受け口(14)に装着され、仮設配管ユニット(1)同士を直列状に接続する二つ割り状のハウジング形の管継手(8)と、を備えていることを特徴とする仮設配管路。
  10. 前記ハウジング形の管継手(8)は、仮設配管ユニット(1)の受け口(14)の端部と他の仮設配管ユニット(1)の挿し口(15)の端部又は仮設配管ユニット(1)の挿し口(15)の端部と他の仮設配管ユニット(1)の受け口(14)の端部に覆い被される一対の半円状ハウジング(19′),(19′)から成る二つ割りの環状ハウジング(19)と、一対の半円状ハウジング(19′),(19′)の一端部に設けた連結片(19a),(19a)同士を回動自在に連結する連結ピン(20)と、一方の半円状ハウジング(19′)の他端部に設けた締め付け片(19b)に回動自在に設けられ、他方の半円状ハウジング(19′)の他端部に設けた二股状の締め付け片(19b)間に挿通されるボルト(22a)及び当該ボルト(22a)に螺着されて二股状の締め付け片(19b)に面接触状態で緊密に係止されるナット(22b)から成る緊締具(22)と、を備えており、前記二股状の締め付け片(19b)のナット(22b)に係止される面を、外方向へ向うに従って上り傾斜状の傾斜面(19c)に形成したことを特徴とする請求項9に記載の仮設配管路。
  11. 前記仮設配管路(L)の縦配管路(L2)は、仮設配管ユニット(1)に着脱自在に接続される止水栓(5)を更に備えており、前記止水栓(5)は、仮設配管ユニット(1)の挿し口(15)に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の受け口(23′)と、他の仮設配管ユニット(1)の受け口(14)に気密状態で着脱自在に挿着される筒状の挿し口(27′)とを備え、止水栓(5)の受け口(23′)と仮設配管ユニット(1)の挿し口(15)又は止水栓(5)の挿し口(27′)と他の仮設配管ユニット(1)の受け口(14)がハウジング形の管継手(8)で接続されることを特徴とする請求項9に記載の仮設配管路。
  12. 前記仮設配管路(L)の縦配管路(L2)は、一端部が仮設配管ユニット(1)の分岐口(16)の先端部に設けた継手(17)に着脱自在に接続され、他端部が建物(B)内の各住戸の水道メーター(M)やメーターユニットに着脱自在に接続される可撓性の給水ホース(11)を更に備えていることを特徴とする請求項9に記載の仮設配管路。
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