JP2018055595A - 画像合成装置、画像合成方法及びプログラム - Google Patents

画像合成装置、画像合成方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの好みに合ったテンプレートをユーザに対して提示可能となる画像合成装置、画像合成方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】複数のテンプレートのうちユーザに対して表示するテンプレートを決定するテンプレート決定部36と、決定されたテンプレートを表示部14に表示させる表示制御部38と、表示されたテンプレートを採用するか否かを示す指示をユーザから受け付ける指示入力部16と、取得された属性情報をユーザに指示されたテンプレートに関連付けて記憶部20に記憶させる記憶制御部42と、を備える。テンプレート決定部36は、未合成の画像に関する属性情報とテンプレートに関連付けて記憶部20に記憶された属性情報とに基づいて、ユーザに対して表示するテンプレートを決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザの好みに合ったテンプレートをユーザに対して提示可能となる画像合成装置、画像合成方法及びプログラムに関する。
従来、デジタルカメラ、スマートフォン等で撮影して得られた複数の画像を集めて、複数のページからなるデジタルコンテンツ(以下「画像集」という)が作成され、楽しまれてきた。作成された画像集は、印刷して閲覧する以外に、表示デバイスに表示させて閲覧することができる。画像集は、「アルバム」、「ブック」、「コレクション」等と呼ばれる。用途や閲覧態様に応じて、「カレンダー」、「スライドショー」等と呼ばれる場合もある。
画像集を作成するため、例えば、複数のテンプレートを表示してユーザに好みのテンプレートを選択させ、かつ複数の画像を表示してユーザに好みの画像を選択させる。ここでテンプレートは一般的に画像の配置位置を示す情報を含んでおり、ユーザによって好みのテンプレート及び好みの画像が選択されれば、ユーザの好みのテンプレートに対してユーザの好みの画像を自動的に配置することができる。
また、複数のテンプレートから自動的にテンプレートを選別する各種の技術が提案されてきた。
特許文献1には、ユーザごとにテンプレート選択の履歴を記憶し、ユーザごとに過去の選択回数が多い順に、複数のテンプレートを並べて表示することが記載されている。更に特許文献1には、季節ごとに過去の選択回数が多い順に、複数のテンプレートを並べて表示することも記載されている。
特許文献2には、テンプレート作成者等により予めテンプレートに付与された属性情報と、テンプレートに配置する画像の属性情報とを対比することにより、テンプレートに対する画像の適合度合いを判断することが記載されている。
特許文献3には、画像から抽出した特徴量に基づいてイベントテーマを決定し、そのイベントテーマに基づいてテンプレートの地模様及び色を示すデザインを決定することが記載されている。例えば、イベントテーマがスキー旅行である場合、雪の結晶を示す地模様が決定される。
特許文献4には、画像群の雰囲気や印象を解析し、その解析結果に基づいてテンプレートを選択することが記載されている。例えば、非人物の被写体を主とする画像の割合から「動的−静的」軸の特徴量が求められ、笑顔の人が写っている画像の割合から「感情的−理性的」軸の特徴量が求められ、その特徴量に対応する名称が付されたテンプレートが選択される。
特許文献5には、ユーザから入力されたイベント名(例えば「旅行」、「成長記録」)に基づいて、テンプレートに画像を配置することが記載されている。例えば「旅行」の場合、人物と共にその背景も重要となるため人物の顔領域を「成長記録」ほど大きくせず、かつ色調が似た複数の画像が互いに近づかないように撮影日時が隣接する複数の画像を互いにテンプレート上で離して配置する。
特開平10−232917号公報 特開2016−34098号公報 特許5214825号公報 特開2011−170690号公報 特開2014−016825号公報
しかしながら、実際のユーザの好みに合ったテンプレートを提示できない場合があった。
特許文献1に記載された技術は、単にユーザごとに過去の選択回数が多い順に複数のテンプレートを並べて表示するにすぎないので、ユーザの好みに反するテンプレートが優先して表示される可能性があった。例えば結婚をテーマとした画像集をユーザが求めた場合、そのユーザが他のテーマ(例えばスキー旅行)の画像集の作成時に選択したテンプレートを優先して表示しても、その表示されたテンプレートを結婚がテーマである画像集にも用いたいとはユーザが思わない可能性がある。同様に、単に季節ごとに過去の選択回数が多い順に複数のテンプレートを並べて表示しても、ユーザの好みに反するテンプレートが優先して表示される可能性がある。
特許文献2に記載された技術は、予めテンプレートに付与された属性情報と選択対象画像の属性情報とを対比するだけなので、テンプレート作成者の意図に合ったテンプレートを決定可能であるとしても、画像集の注文者であるユーザの好みに合ったテンプレートが決定されるとは限らない。
特許文献3に記載された技術は、画像から抽出した特徴量に基づいてイベントテーマを決定しテンプレートの地模様及び色を示すデザインを決定するにすぎず、特許文献4に記載された技術は、画像群の雰囲気や印象を解析してテンプレートを選択するにすぎず、特許文献5に記載された技術は、ユーザから入力されたイベント名に基づいてテンプレートに画像を配置するにすぎず、いずれの技術も、ユーザの好みに合ったテンプレートがユーザに対して表示されるとは限らない。
予め決めたテーマとテンプレートとの対応関係に基づいて、このようなテーマの場合はどのテンプレートがよいとユーザに対して提示する技術は知られているが、実際のユーザの好みに合ったテンプレートを提示できるとは限らない。
本発明は、ユーザの好みに合ったテンプレートをユーザに対して提示可能となる画像合成装置、画像合成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る画像合成装置は、画像を取得する画像取得部と、取得された画像に関する属性情報を取得する属性情報取得部と、複数のテンプレートを記憶する記憶部と、表示部と、記憶された複数のテンプレートのうちユーザに対して表示するテンプレートを決定するテンプレート決定部と、決定されたテンプレートを表示部に表示させる表示制御部と、表示されたテンプレートを採用するか否かを示す指示をユーザから受け付ける指示入力部と、ユーザに指示されたテンプレートと取得された画像とを合成する画像合成部と、取得された属性情報を、ユーザに指示されたテンプレートに関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、を備え、テンプレート決定部は、未合成の画像と未合成の画像に関する属性情報とが取得された場合、未合成の画像に関する属性情報とテンプレートに関連付けて記憶部に記憶された属性情報とに基づいて、ユーザに対して表示するテンプレートを決定する。
本態様によれば、ユーザに採用すると指示されたテンプレートに対して合成済の画像に関する属性情報が関連付けて記憶部に記憶され、未合成の画像と未合成の画像に関する属性情報とが取得された場合、未合成の画像に関する属性情報とテンプレートに関連付けて記憶部に記憶された合成済の画像の属性情報とに基づいて、ユーザに対して表示するテンプレートが決定されるので、ユーザの好みに合ったテンプレートをユーザに対して提示可能となる。つまり、ユーザによって採用されたテンプレートと合成済の画像に関する属性情報との関連付けを蓄積することにより、実際のユーザの好みに合ったテンプレートをユーザに対して提示することが可能となる。
本発明の第2の態様に係る画像合成装置では、属性情報取得部は、取得された画像に関する複数項目の属性情報を取得し、テンプレート決定部は、複数項目において、未合成の画像に関する属性情報と、テンプレートに関連付けて記憶部に記憶された属性情報とを対比し、ユーザに対して表示するテンプレートを決定する。
本発明の第3の態様に係る画像合成装置では、複数項目の属性情報のそれぞれとテンプレートとの組合せごとの評価値を算出する評価値算出部を備え、テンプレート決定部は、算出された評価値に基づいて、ユーザに対し表示するテンプレートを決定する。本態様によれば、評価値算出により、この属性情報ではこのテンプレートの関連性が高い(即ちユーザに採用される可能性が高い)という評価が行われることになるので、より適切なテンプレートをユーザに勧めることが可能になる。
本発明の第4の態様に係る画像合成装置では、複数項目の属性情報のそれぞれとテンプレートとの組合せごとの評価値を算出する評価値算出部と、評価値と、複数項目のそれぞれの重み情報とに基づいて、複数項目の属性情報に対するテンプレートごとの総合評価値を算出する総合評価値算出部と、を備え、テンプレート決定部は、算出された総合評価値に基づいて、ユーザに対し表示するテンプレートを決定する。本態様によれば、総合評価値算出により、テンプレートごとに、どの項目が重要であるか重み付けした総合評価が行われることになるので、より適切なテンプレートをユーザに勧めることが可能になる。
本発明の第5の態様に係る画像合成装置では、記憶制御部は、記憶された複数のテンプレートのうち、総合評価値が一定期間連続して閾値以下であったテンプレートを記憶部から削除する。本態様によれば、あまり使われないテンプレートを整理し、見易さを向上させることができる。
本発明の第6の態様に係る画像合成装置では、表示制御部は、総合評価値が高い順に複数のテンプレートを表示させる。本態様によれば、最適なテンプレートを見易くしつつ、複数のテンプレートをユーザに勧めることができる。
本発明の第7の態様に係る画像合成装置では、記憶制御部は、テンプレート決定部によって決定されたテンプレートを不採用とし且つ決定されたテンプレートとは異なるテンプレートを採用することを示すテンプレート変更指示が受け付けられた場合、決定されたテンプレートと属性情報とを関連付ける場合よりも、採用すると指示されたテンプレートと属性情報とを強く関連付ける。本態様によれば、ユーザ指示のフィードバックがかかってユーザが自発的に選択したテンプレートが重要視されることになるので、更により適切なテンプレートをユーザに勧めることが可能になる。
本発明の第8の態様に係る画像合成装置では、記憶制御部は、テンプレート決定部によって決定されたテンプレートを不採用とし且つ決定されたテンプレートとは異なるテンプレートを採用することを示すテンプレート変更指示が受け付けられた場合、重み情報を変更する。本態様によれば、ユーザの好みの傾向をより適切に学習することになるので、更により適切なテンプレートをユーザに勧めることが可能になる。
本発明の第9の態様に係る画像合成装置では、記憶制御部は、取得された画像とテンプレートとの合成画像のテーマ情報、合成画像に対するテキスト情報、取得された画像中のオブジェクト情報、ユーザの年齢情報、ユーザの性別情報、ユーザの家族構成情報、及びユーザの居住地情報のうち少なくとも一項目の属性情報を、テンプレートに関連付けて記憶部に記憶させる。
本発明の第10の態様に係る画像合成装置では、取得された画像の内容を画像解析により認識する画像解析部を備え、記憶制御部は、認識された画像の内容を示す属性情報を、テンプレートに関連付けて記憶部に記憶させる。本態様によれば、画像の内容に応じてユーザの好みの傾向をより適切に学習することになるので、更により適切なテンプレートをユーザに勧めることが可能になる。
本発明の第11の態様に係る画像合成装置では、画像合成部は、複数ページについて、テンプレートと画像とを合成するものであり、テンプレート決定部は、複数のページのうち少なくとも一のページについて、テンプレートを決定する。本態様によれば、複数ページからなる画像集を作成する場合に、適切なテンプレートをユーザに勧めることが可能になる。
本発明の第12の態様に係る画像合成装置では、テンプレート決定部は、ユーザに対し表示するテンプレートを複数決定し、表示制御部は、ユーザに対し決定された複数のテンプレートを表示させ、指示入力部は、表示された複数のテンプレートのうちから採用する一のテンプレートを示す指示をユーザから受け付ける。
本発明の第13の態様に係る画像合成装置では、記憶制御部は、ユーザの指示に従ってテンプレートに付加された装飾を、テンプレートに関連付けて記憶させ、表示制御部は、決定されたテンプレートに関連付けられた装飾をユーザに対して表示する。
本発明の第14の態様に係る画像合成装置では、表示制御部は、表示部に記憶された複数のテンプレートのうち決定されたテンプレートを含む二以上のテンプレートを表示させ、且つ決定されたテンプレートを先頭に表示させる。
本発明の第15の態様に係る画像合成装置では、記憶制御部は、ユーザが予め決められた条件を満たす場合に、属性情報とテンプレートとの関連付けを行う。本態様によれば、学習を行って欲しくないユーザは、学習対象から外れることができる。
本発明の第16の態様に係る画像合成装置では、記憶制御部は、一定期間ごとに、属性情報とテンプレートとの関連付けを行う。本態様によれば、ユーザの作業中にテンプレート決定の結果が変わらないようにすることができるので、ユーザに違和感を与えない効果を期待できる。
本発明の第17の態様に係る画像合成方法では、画像を取得するステップと、取得された画像に関する属性情報を取得するステップと、記憶部に記憶された複数のテンプレートのうちユーザに対して表示するテンプレートを決定するステップと、決定されたテンプレートを表示部に表示させるステップと、表示されたテンプレートを採用するか否かを示す指示をユーザから受け付けるステップと、ユーザに指示されたテンプレートと取得された画像とを合成するステップと、取得された属性情報を、ユーザに指示されたテンプレートに関連付けて記憶部に記憶させるステップと、を備え、テンプレートを決定するステップは、未合成の画像と未合成の画像に関する属性情報とが取得された場合、未合成の画像に関する属性情報とテンプレートに関連付けて記憶部に記憶された属性情報とに基づいて、ユーザに対して表示するテンプレートを決定する。
本発明の第18の態様に係るプログラムでは、画像を取得するステップと、取得された画像に関する属性情報を取得するステップと、記憶部に記憶された複数のテンプレートのうちユーザに対して表示するテンプレートを決定するステップと、決定されたテンプレートを表示部に表示させるステップと、表示されたテンプレートを採用するか否かを示す指示をユーザから受け付けるステップと、ユーザに指示されたテンプレートと取得された画像とを合成するステップと、取得された属性情報を、ユーザに指示されたテンプレートに関連付けて記憶部に記憶させるステップと、をコンピュータに実行させ、テンプレートを決定するステップは、未合成の画像と未合成の画像に関する属性情報とが取得された場合、未合成の画像に関する属性情報とテンプレートに関連付けて記憶部に記憶された属性情報とに基づいて、ユーザに対して表示するテンプレートを決定する。
本発明によれば、ユーザの好みに合ったテンプレートをユーザに対して提示可能となる。
図1は、第1の実施形態の画像合成装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態における画像合成処理の一例の流れを示すフローチャートである。 図3は、テーマ選択画面の一例を示す図である。 図4は、第1の編集画面を示す図である。 図5は、第1のテンプレート一覧画面を示す図である。 図6は、第2のテンプレート一覧画面を示す図である。 図7は、背景色選択画面を示す図である。 図8は、第2の編集画面を示す図である。 図9は、スタンプ一覧画面を示す図である。 図10は、フォント指示画面を示す図である。 図11は、第1の実施形態におけるログの一例を示す図である。 図12は、第2の実施形態の画像合成装置の構成例を示すブロック図である。 図13は、第2の実施形態における画像合成処理の一例の流れを示すフローチャートである。 図14は、第2の実施形態におけるログの一例を示す図である。 図15は、第3の実施形態の画像合成装置の構成例を示すブロック図である。 図16は、第3の実施形態におけるテンプレート評価値テーブルの一例を示す説明図である。 図17は、第3の実施形態における画像合成処理の一例の流れを示すフローチャートである。 図18は、第4の実施形態の画像合成装置の構成例を示すブロック図である。 図19は、第4の実施形態におけるテンプレート評価値テーブルの一例を示す説明図である。 図20は、第4の実施形態におけるテンプレート総合評価値テーブルの一例を示す説明図である。 図21は、第4の実施形態における画像合成処理の一例の流れを示すフローチャートである。 図22は、複数の項目をグループ化し重み情報を変更する場合の説明に用いる説明図である。
以下、添付図面に従って、本発明に係る画像合成装置、画像合成方法及びプログラムを実施するための形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明に係る第1の実施形態の画像合成装置の構成例を示すブロック図である。
本例の画像合成装置10は、コンピュータ装置によって構成される。コンピュータ装置の例として、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンが挙げられる。これら以外のコンピュータ装置を用いてもよい。
本例の画像合成装置10は、画像を取得する画像取得部12と、画像表示可能な表示部14と、ユーザから指示を受け付ける指示入力部16と、プログラム及びそのプログラムの実行に必要な情報を記憶する記憶部20と、プログラムを実行するCPU(central processing unit)30とを含んで構成される。
画像取得部12は、デジタル信号を入力するデバイスによって構成することができる。このようなデバイスとして、例えば、無線通信又は有線通信を行う通信デバイスを用いることができる。メモリカード等の記憶媒体から画像を取得可能なデバイスを用いてもよい。
表示部14は、液晶表示デバイス等の表示デバイスによって構成される。
指示入力部16は、例えばタッチパネルによって構成することができる。キーボード及びマウスを用いてもよいし、他のユーザインタフェースを用いてもよい。音声入力デバイスを用いてもよい。
記憶部20は、RAM(random access memory)等の一時的記憶デバイス、及びROM(read only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read only memory)等の非一時的記憶デバイスによって構成される。プログラムは、非一時的記憶デバイスに記憶される。これら以外の非一時的記憶デバイスにプログラムを記憶してもよい。
本例の記憶部20は、複数のテンプレートを記憶する。テンプレートは、画像の配置を示す画像配置情報と、背景のデザイン(色、模様等)又は背面画像を示す背景デザイン情報と、装飾 (枠、スタンプ、テキスト等)を示す装飾デザイン情報とを含む。尚、本発明は、画像配置情報、背景デザイン情報、及び装飾デザイン情報のうちいずれか一つをテンプレートが含む場合でもよいし、これら以外の情報をテンプレートが含む場合でもよい。つまり、テンプレートは、取得された画像と合成する合成対象であればよい。
CPU30は、画像取得部12によって取得された画像を画像解析する画像解析部32と、画像取得部12によって取得された画像に関する属性情報を取得する属性情報取得部34と、記憶部20に記憶された複数のテンプレートのうちユーザに対して表示するテンプレート(以下「お勧めテンプレート」という)を決定するテンプレート決定部36と、表示部14を制御する表示制御部38と、指示入力部16を介してユーザに指示されたテンプレート(以下「採用テンプレート」という)と画像取得部12によって取得された画像とを合成する画像合成部40と、属性情報取得部34によって取得された属性情報を、ユーザに指示された採用テンプレートに関連付けて記憶部20に記憶させる記憶制御部42とを含んで構成される。
本例の画像解析部32は、画像解析により、画像取得部12によって取得された画像を評価する。例えば、画像の画質を評価する。
本例の属性情報取得部34は、各種の属性情報を取得することができる。「属性情報」は、取得された画像に付加された属性情報に限定されない。例えば、ユーザにより指示された情報(以下「ユーザ指示情報」という)を、画像に関する属性情報として取得することができる。具体的には、例えば、ユーザによって選択されたテーマ情報、ユーザによって入力されたテキスト情報(タイトル、コメント、キーワード等)が、ユーザ指示情報の例として挙げられる。また、画像解析結果を示す情報(以下「画像解析情報」という)を、画像に関する属性情報として取得することができる。尚、画像中のオブジェクト(被写体像)を示す情報(オブジェクト情報)を属性情報として取得する場合については後述の第2の実施形態で説明する。画像集の注文者であるユーザの属性情報(以下「ユーザ情報」という)を、画像に関する属性情報として取得してもよい。例えば、ユーザの年齢情報、ユーザの性別情報、ユーザの家族構成情報、ユーザの居住地情報が、ユーザ情報の例として挙げられる。本明細書において「画像に関する属性情報」は、上述の「ユーザ指示情報」、「画像解析情報」及び「ユーザ情報」のうち少なくともいずれかを含む場合を例に説明するが、本発明における「画像に関する属性情報」は、このような場合に限定されない。取得された画像に関する情報であり、テンプレートの採用と関連性があると推定される情報を、「画像に関する属性情報」として用いてよい。また、取得された画像ごとに関する情報に限定されず、画像集の全体に関する情報、或いは画像集のうちの一部の合成画像に関する情報を、「画像に関する属性情報」として用いてよい。
本例のテンプレート決定部36は、画像合成部40で未合成の画像に関する属性情報と、テンプレートに関連付けて記憶部20に記憶された属性情報とに基づいて、ユーザに対して表示するお勧めテンプレートを決定する。
属性情報は一項目に限定されない。属性情報取得部34によって、未合成の画像に関する複数項目の属性情報を取得し、且つテンプレート決定部36によって、未合成の画像に関する複数項目の属性情報と、テンプレートに関連付けて記憶部20に記憶された複数項目の属性情報とを対比し、ユーザに対して表示するテンプレートを決定する構成としてよい。
本例の表示制御部38は、テンプレート決定部36によって決定されたお勧めテンプレートを表示部14に表示させる。本例の指示入力部16は、お勧めテンプレートが表示された状態で、お勧めテンプレートを採用するか否かを示す指示をユーザから受け付ける。
画像合成部40による画像合成の具体例は、後に詳説する。
本例の記憶制御部42は、テンプレート決定部36によって決定されたお勧めテンプレートを不採用とし且つお勧めテンプレートとは異なる非お勧めテンプレートを採用することを示すテンプレート変更指示が受け付けられた場合、お勧めテンプレートと属性情報とを関連付ける場合よりも、採用すると指示された非お勧めテンプレートと属性情報とを強く関連付ける。
図2は、本発明の画像合成方法が適用された第1の実施形態の画像合成処理の一例の流れを示すフローチャートである。本処理は、CPU30により、記憶部20に記憶されたプログラムに従って実行される。
まず、画像取得部12により、複数の画像が取得される(ステップS2)。
次に、画像解析部32により、取得された画像が解析される(ステップS4)。本例では、画像の画質が評価される。
次に、属性情報取得部34により、取得された各画像に関する属性情報が取得される(ステップS6)。本例では、図3に示すテーマ選択画面STMを表示部14に表示させ、指示入力部16によって画像集の注文者であるユーザから画像集のテーマの選択を受け付けることにより、画像に関する属性情報の一つであるテーマ情報を取得する。図3には、テーマの大分類例として「結婚」及び「旅行」の二テーマを例示したが、他のテーマでもよいし、テーマ数は限定されない。また、図3には、「結婚」における小分類例として「シンプル」、「アート」、「クール」、及び「シック」の四つを示し、「旅行」における小分類例として「シティ」、「ビーチ」、及び「フォレスト」の三つを示した。画像に関する属性情報として、画像集のタイトルを示すテキスト情報の入力を受け付けてもよい。また、本例の属性情報取得部34は、ユーザ情報として、年齢情報、性別情報、家族構成情報、及び居住地情報を取得する。これらのユーザ情報は、予め記憶部20に記憶させておいてよいし、本ステップで取得してもよい。また、画像に付加された属性情報を取得してよい。
次に、テンプレート決定部36により、記憶部20に記憶された複数のテンプレートのうちユーザに対して表示するテンプレート(お勧めテンプレート)が決定される(ステップS8)。本例のテンプレート決定部36は、未合成の画像に関する複数項目の属性情報と、テンプレートに関連付けて記憶部20に記憶された複数項目の属性情報とを対比し、お勧めテンプレートを決定する。尚、ステップS6で取得された属性情報に対応するテンプレートが無い場合、デフォルトのテンプレートがお勧めテンプレートとして決定される。
次に、表示制御部38により、お勧めテンプレートが表示部14に表示される(ステップS10)。本例では図4に示す第1の編集画面SE1を表示部14に表示させる。この第1の編集画面SE1には、お勧めテンプレートが表示されるテンプレート表示領域A11が設けられている。
次に、指示入力部16により、お勧めテンプレートを採用するか否かを示す指示がユーザから受け付けられる(ステップS12)。
お勧めテンプレート(表示部14に表示されているテンプレートである)に対して採用指示(OK指示)であるか不採用指示(NG指示)である否かを判定し(ステップS14)、不採用指示である場合(ステップS14でNOの場合)、表示制御部38により、お勧めテンプレートとは異なる記憶部20に記憶された複数のテンプレートが、表示部14に表示され(ステップS16)、指示入力部16により、新たに表示された複数のテンプレートから採用テンプレートを選択する指示が受け付けられる(ステップS18)。本例では、図4の第1の編集画面SE1において、OKボタンB11が操作された場合には採用指示(OK指示)であると判定し、レイアウト変更ボタンB12が操作された場合には不採用指示(NG指示)であると判定する。レイアウト変更ボタンB12が操作された場合には、図5に示す第1のテンプレート一覧画面ST1が表示部14に表示される。本例では第1のテンプレート一覧画面ST1上に四つのテンプレートT1、T2、T3、T4が表示される。チェックマークMCは、ステップS8で決定されて図4の第1の編集画面SE1のテンプレート表示領域A11に表示されたお勧めテンプレートであることを示す。第1のテンプレート一覧画面ST1の次画面ボタンB21が操作された場合、図6に示す第2のテンプレート一覧画面ST2が表示される。本例では第2のテンプレート一覧画面ST2上に四つのテンプレートT5、T6、T7、T8が表示される。尚、本例では八つのテンプレートT1〜T8のみを示したが選択可能なテンプレートの数は限定されない。第2のテンプレート一覧画面ST2の前画面ボタンB22が操作された場合、図5の第1のテンプレート一覧画面ST1が表示される。
また本例では、図4の第1の編集画面SE1において、背景色変更ボタンB13が操作された場合、図7に示す背景色選択画面SBが表示部14に表示される。チェックマークMCは、現在選択されている背景色であることを示す。
お勧めテンプレートに対して採用指示(OK指示)である場合、つまりステップS14でYESの場合、画像合成部40により採用テンプレート(例えば符号T3のテンプレート)とステップS2で取得された画像とが合成され(ステップS20)、表示部14に合成画像が表示される(ステップS22)。
本例では図4に示した第1の編集画面SE1において、OKボタンB11が操作された場合、即ちお勧めテンプレートに対して採用指示が入力された場合、図8に示す第2の編集画面SE2が表示部14に表示される。第2の編集画面SE2には、合成画像60が表示される合成画像表示領域A21が設けられている。
次に、指示入力部16により、合成画像60の装飾に関する指示が受け付けられる(ステップS24)。
本例では図8の第2の編集画面SE2においてスタンプ追加ボタンB14が操作された場合、図9に示すスタンプ一覧画面SSが表示部14に表示される。ユーザはスタンプ一覧画面SS内の複数のスタンプのうちから好みのスタンプを指示することにより、図8の合成画像60に好みのスタンプを装飾として追加することができる。また本例では図8の第2の編集画面SE2においてフォント指示ボタンB15が操作された場合、図10に示すフォント指示画面SFが表示部14に表示される。ユーザはフォント指示画面SF内で、フォント選択スクロールバーBFを操作してフォントの種類を指示することができ、色選択スクロールバーBCを操作してフォントの色を指示することができる。他にも、太字にするか否か、斜体にするか否か、フォントサイズ、表示スタイル等をフォント指示画面SF内で指示することができる。
次に、記憶制御部42により、ステップS2で取得された属性情報が、ユーザに指示されたテンプレート(採用テンプレート、例えば符号T3のテンプレート)に関連付けて記憶される (ステップS26)。
図11は、本例の記憶制御部42により作成されるログ(履歴情報)の一例を示す図である。ログは、合成済の画像に関する属性情報と採用テンプレートとが関連付けられて記憶された情報であるということができる。本例のログ70は、注文ログ72及び操作ログ74によって構成される。本例の注文ログ72は、ユーザ情報として、ユーザの年齢又は年代を示す年齢情報と、ユーザの性別を示す性別情報と、ユーザの家族構成を示す家族構成情報と、ユーザの居住地を示す居住地情報とを含む。本例の操作ログ74は、画像に対するユーザ指示情報として、画像集のテーマを示すテーマ情報と、ユーザによって入力されたテキスト情報(画像集のタイトル、各画像に対するコメント、タイトル及びコメントから抽出されたキーワード)と、ユーザによって指示された採用テンプレートを示すテンプレート情報と、ユーザによって指示されたフォントを示すフォント情報と、ユーザによって指示されたスタンプを示すスタンプ情報とを含む。
次に、本処理を続けるか否かが判定され(ステップS28)、本処理を続けると判定された場合(YESの場合)、ステップS2に戻る。
ステップS2において、新たな未合成の画像が取得され、ステップS6において、未合成の画像に関する属性情報が取得され、ステップS8において、新たな未合成の画像に関する属性情報と、テンプレートに関連付けて記憶部20に記憶された属性情報とに基づいて、ユーザに対して表示するテンプレート(お勧めテンプレート)が決定される。つまり、ステップS10において、記憶部20に記憶された複数のテンプレートのうち、ユーザの好みに合い且つ新たな未合成の画像に適合したテンプレートを、ユーザに対して表示することが可能となる。
ステップS28で本処理を続けないと判定した場合(NOの場合)には、本処理を終了する。
本実施形態によれば、ユーザによって採用されたテンプレートと合成済の画像に関する属性情報とを関連付けるという学習により、ユーザの好みに合ったテンプレートをユーザに対して提示可能となる。つまり、予め無条件にテンプレートと属性情報との関連付けを行っておく場合と比較して、本実施形態では採用テンプレートと合成済の画像に関する属性情報との関連付けを蓄積することにより、実際のユーザの好みに合ったテンプレートをユーザに対して提示することが可能となる。
尚、上述の画像合成処理例において、採用テンプレートと属性情報との関連付けの強度を設定してもよい。具体的には、テンプレート決定部36によって決定されたお勧めテンプレートを不採用とし、且つお勧めテンプレートとは異なる非お勧めテンプレートを採用することを示すテンプレート変更指示が受け付けられた場合、お勧めテンプレートと属性情報とを関連付ける場合よりも、採用すると指示された非お勧めテンプレートと属性情報とを強く関連付ける。つまり、ユーザが自発的に選択したテンプレートを重要視する。お勧めテンプレートから変更した場合には関連性の強度を「1」とし、お勧めテンプレートが採用された場合には関連性の強度を「0」(ゼロ)としてもよい。これにより、ユーザ指示のフィードバックがかかってユーザが自発的に選択したテンプレートが重要視されることになるので、更により適切なテンプレートをユーザに勧めることが可能になる。
また、上述の画像合成処理例において、画像合成は、一ページについてテンプレートと画像とを合成する場合に限定されない。
画像合成部40によって、複数ページについて、テンプレートと画像とを合成する構成としてよい。テンプレート決定部36は、複数のページのうち少なくとも一のページについて、テンプレートを決定する。
また、上述の画像合成処理例では、テンプレート決定部36によって一つのテンプレートを決定した場合を例に説明したが、本発明はこのような場合に限定されない。
テンプレート決定部36によって、ユーザに対し表示するテンプレートを複数決定し、表示制御部38によって、ユーザに対し決定された複数のテンプレートを表示させ、指示入力部16によって、表示された複数のテンプレートのうちから採用する一のテンプレートを示す指示をユーザから受け付ける構成としてよい。
また、記憶制御部42によって、ユーザの指示に従って採用テンプレートに付加された装飾を、採用テンプレートに関連付けて記憶させ、且つ表示制御部38によって、採用テンプレートに関連付けられた装飾をユーザに対して表示する構成としてよい。例えば、上述のスタンプ及びフォントを採用テンプレートに関連付けて記憶部20に記憶し、未合成の画像の編集時にお勧めスタンプ及びお勧めフォントとしてユーザに対して表示する。
<第2の実施形態>
図12は、本発明に係る第2の実施形態の画像合成装置の構成例を示すブロック図である。図1に示した第1の実施形態の画像合成装置と同じ構成要素には同じ符号を付してあり、説明済の内容を以下では省略する。
本実施形態の画像解析部32は、オブジェクト認識部33を含んで構成されており、画像取得部12によって取得された画像の内容を画像解析により認識する。
オブジェクト認識部33は、画像中のオブジェクトを認識する。ここでオブジェクトとは、画像中の被写体像である。本例のオブジェクト認識部33は、その画像中の被写体像がどのような種類の被写体像であるかを認識する。例えば、人物、食べ物、飲み物、花などの種類を認識する。人物の場合、その人物が誰であるかを特定してもよい。
オブジェクト認識部33のオブジェクト認識には、各種の態様がある。単一のオブジェクトの有無を認識する場合には限定されず、複数種類のオブジェクトの組み合わせを認識してもよい。例えば、結婚をテーマとした画像集を作成する場合、ウェディングドレスを着た女性、その女性の隣にいるスーツを着た男性、及びケーキの組み合わせを、認識してもよい。また、オブジェクトとその動きとの組み合わせを認識してもよい。例えば、運動会をテーマとした画像集を作成する場合、子供を認識し、且つその子供が走っていることを認識してもよい。
本実施形態の記憶制御部42は、画像解析部32によって認識された画像の内容を示す属性情報を、採用テンプレートに関連付けて記憶部20に記憶させる。本例では、オブジェクト認識部33によって認識されたオブジェクト(取得された画像中のオブジェクトである)を示す属性情報(オブジェクト情報)を、採用テンプレートに関連付けて記憶部20に記憶させる。
図13は、本発明の画像合成方法が適用された第2の実施形態の画像合成処理の一例の流れを示すフローチャートである。本処理は、CPU30により、記憶部20に記憶されたプログラムに従って実行される。図2に示した第1の実施形態の画像合成処理例と同じステップには同じ符号を付してあり、説明済の内容を以下では省略する。
ステップS2は、第1の実施形態と同じである。
ステップS204において、オブジェクト認識部33により、ステップS2で取得された画像中のオブジェクトが認識される。
続くステップS6は、第1の実施形態と同じである。
本実施形態では、ステップS208において、テンプレート決定部36により、未合成の画像に関する属性情報であってステップS204でのオブジェクト認識結果を含む属性情報と、テンプレートに関連付けて記憶部20に記憶されたオブジェクト認識結果を含む属性情報とに基づいて、ユーザに対して表示するテンプレートが決定される。
続くステップS10〜S24は、第1の実施形態と同じである。
本実施形態では、ステップS226において、記憶制御部42により、ステップS204で認識された画像中のオブジェクトを示す属性情報が、採用テンプレートに関連付けて記憶部20に記憶される。
続くステップS28は、第1の実施形態と同じである。
図14は、第2の実施形態におけるログ700の一例を示す図である。図11に示した第1の実施形態におけるログ70と同じ情報には同じ符号を付してあり、説明済の内容を以下では省略する。
本例のログ700は、画像解析部32の画像解析結果を示す画像解析ログ76(画像解析情報)を含む。本例の画像解析ログ76は、ステップS204で認識された画像中のオブジェクトを示すオブジェクト情報を含む。このような画像解析情報は「画像に関する属性情報」に含まれる。
本実施形態によれば、取得された画像中のオブジェクトを認識し、且つオブジェクトと各テンプレートとユーザのテンプレート採用の有無との関連性を学習し、その学習結果に基づいてお勧めテンプレートを決定することになるので、画像内容とユーザの好みとの両方に十分に適合したテンプレートをユーザに対して提示することが可能となる。
<第3の実施形態>
図15は、本発明に係る第3の実施形態の画像合成装置の構成例を示すブロック図である。図12に示した第2の実施形態の画像合成装置と同じ構成要素には同じ符号を付してあり、説明済の内容を以下では省略する。
評価値算出部52は、複数項目の属性情報のそれぞれとテンプレートとの組合せごとの評価値(以下「テンプレート評価値」という)を算出する。例えば、項目数が「N」である場合、項目1から項目Nまでの各項目の属性情報と各テンプレートとの関連性(本例では関連の強度)を示す値を、テンプレート評価値として算出する。テンプレート評価値は、例えば過去の各テンプレートの採用回数である。
記憶制御部42は、評価値算出部52によって算出されたテンプレート評価値を、ユーザに指示された採用テンプレートに関連付けて、記憶部20に記憶させる。つまり本例の記憶制御部42は、テンプレート評価値を採用テンプレートと関連付けることにより、合成済の画像の属性情報と採用テンプレートとを関連付けて記憶部20に記憶させる。
テンプレート決定部36は、テンプレート評価値に基づいて、ユーザに対し表示するお勧めテンプレートを決定する。本例のテンプレート決定部36は、具体的には、未合成の画像に関する複数項目の属性情報と、複数のテンプレートのそれぞれに関連付けて記憶部20に記憶されたテンプレート評価値テーブルとに基づいて、お勧めテンプレートを決定する。
図16は、本実施形態におけるテンプレート評価値テーブルの一例を示す。図16に示すテンプレート評価値テーブル80は、テンプレート識別情報と、複数項目(項目1〜項目N)のテンプレート評価値TVとが関連付けられたテーブル情報である。
例えば、テンプレート識別情報が「1」であるテンプレートについて、ユーザが10歳代である場合の評価値TV11、ユーザが20歳代である場合の評価値TV12、ユーザが30歳代である場合の評価値TV13、ユーザが40歳代である場合の評価値TV14、ユーザが50歳代である場合の評価値TV15、ユーザが60歳代以上である場合の評価値TV16が、それぞれ算出されて登録されている。また、テンプレート識別情報が「1」であるテンプレートについて、ユーザが女性である場合の評価値TV21、ユーザが男性である場合の評価値TV22が、それぞれ算出されて登録されている。このようにユーザ情報を画像に関する属性情報として、テンプレートとの関連性をテンプレート評価値によって表し、記憶部20に記憶させることができる。
また、例えば、テンプレート識別情報が「1」であるテンプレートについて、「結婚」かつ「シンプル」をテーマとしてユーザが指示した場合の評価値TV31、「結婚」かつ「アート」をテーマとしてユーザが指示した場合の評価値TV32、「結婚」かつ「クール」をテーマとしてユーザが指示した場合の評価値TV33、「結婚」かつ「シック」をテーマとしてユーザが指示した場合の評価値TV34、「旅行」かつ「シティ」をテーマとしてユーザが指示した場合の評価値TV35、「旅行」かつ「ビーチ」をテーマとしてユーザが指示した場合の評価値TV36、「旅行」かつ「フォレスト」をテーマとしてユーザが指示した場合の評価値TV37が、それぞれ算出されて登録されている。このようにユーザ指示情報を画像に関する属性情報として、テンプレートとの関連性をテンプレート評価値によって表し、記憶部20に記憶させることができる。
また、例えば、テンプレート識別情報が「1」であるテンプレートについて、人物オブジェクトが認識された場合の評価値TV41、食べ物オブジェクト及び飲み物オブジェクトのうち少なくとも一方が認識された場合の評価値TV42、花オブジェクトが認識された場合の評価値が、それぞれ算出されて登録されている。TV44、TV45、TV46及びTV47は、他のオブジェクトが認識された場合の評価値である。このように画像解析情報を画像に関する属性情報として、テンプレートとの関連性をテンプレート評価値によって表し、記憶部20に記憶させることができる。
図17は、本発明の画像合成方法が適用された第3の実施形態の画像合成処理の一例の流れを示すフローチャートである。本処理は、CPU30により、記憶部20に記憶されたプログラムに従って実行される。図13に示した第2の実施形態の画像合成処理例と同じステップには同じ符号を付してあり、説明済の内容を以下では省略する。
ステップS2、ステップS204及びステップS6は、第2の実施形態と同じである。
本実施形態では、ステップS308において、テンプレート決定部36により、記憶部20に記憶されたテンプレート評価値に基づいて、ユーザに対して表示するテンプレート(お勧めテンプレート)が決定される。
ステップS10〜S24は、第2の実施形態と同じである。
本実施形態では、ステップS325において、評価値算出部52により、テンプレート評価値(各属性情報とテンプレートとの組合せの評価値である)が算出される。
本実施形態では、ステップS326において、テンプレート評価値TVが採用テンプレートと関連付けて記憶部20に記憶される。
続くステップS28は、第2の実施形態と同じである。
<第4の実施形態>
図18は、本発明に係る第4の実施形態の画像合成装置の構成例を示すブロック図である。図15に示した第3の実施形態の画像合成装置と同じ構成要素には同じ符号を付してあり、説明済の内容を以下では省略する。
総合評価値算出部54は、テンプレート評価値(評価値算出部52によって算出された評価値である)と、複数項目のそれぞれの重み情報Ki(iは1からNまでの整数であり、Nは属性情報の項目数である)とに基づいて、複数項目の属性情報の組み合わせに対するテンプレートごとの総合評価値(以下「テンプレート総合評価値」という)を算出する。
図19は、本実施形態におけるテンプレート評価値テーブルの一例を示す。以下では図16に示した第3の実施形態におけるテンプレート評価値テーブル80との相違点について説明する。本例のテンプレート評価値テーブル82には、属性情報の項目ごとに、重み情報Ki(iは1からNまでの整数であり、Nは項目数である)が割り当てられている。総合評価値算出部54は、複数項目の組み合わせ(例えば、ユーザの年齢は30歳代であり、ユーザの性別は女性であり、ユーザに指示されたテーマは「旅行」かつ「シティ」であり、かつ画像解析により人物オブジェクトが認識された場合という組み合わせ)に対し、重み情報Kiを用いて、例えばテンプレート評価値TVの加重平均を算出し、その算出結果をテンプレート総合評価値TTVとする。
記憶制御部42は、評価値算出部52によって算出されたテンプレート評価値、及び総合評価値算出部54によって算出されたテンプレート総合評価値TTVを、ユーザに指示された採用テンプレートに関連付けて、記憶部20に記憶させる。つまり本例の記憶制御部42は、テンプレート評価値及びテンプレート総合評価値を採用テンプレートと関連付けることにより、合成済の画像の属性情報と採用テンプレートとを関連付けて記憶部20に記憶させる。
図20は、テンプレート総合評価値テーブルの一例を示す。図20に示すテンプレート総合評価値テーブル84は、テンプレート識別情報と、複数項目の組合せを識別する組み合わせ識別情報と、テンプレート総合評価値TTVとが関連付けられたテーブル情報である。例えば、テンプレート識別情報が「1」であるテンプレートについて、複数項目の組み合わせ(例えば、ユーザの年齢は30歳代であり、ユーザの性別は女性であり、ユーザに指示されたテーマは「旅行」かつ「シティ」であり、かつ画像解析により人物オブジェクトが認識された場合という組み合わせ)と、その組み合わせに対するテンプレート総合評価値TTVとが関連付けられて、記憶部20に記憶される。同様に、テンプレート識別情報が「1」以外のテンプレートに対しても、組み合わせ識別情報と、テンプレート総合評価値TTVとが関連付けられて、記憶部20に記憶される。
テンプレート決定部36は、未合成の画像に関する複数項目の属性情報に対し、記憶部20に記憶されたテンプレート総合評価値TTVを用いて、お勧めテンプレートを決定する。つまり、テンプレート決定部36は、総合評価値算出部54によって算出されたテンプレート総合評価値に基づいて、ユーザに対し表示するテンプレートを決定する。
図21は、本発明の画像合成方法が適用された第4の実施形態の画像合成処理の一例の流れを示すフローチャートである。本処理は、CPU30により、記憶部20に記憶されたプログラムに従って実行される。図17に示した第3の実施形態の画像合成処理例と同じステップには同じ符号を付してあり、説明済の内容を以下では省略する。
ステップS2、ステップS204及びステップS6は、第3の実施形態と同じである。
本実施形態では、ステップS408において、テンプレート決定部36により、未合成画像に関する複数項目の属性情報と、テンプレート総合評価値TTVとに基づいて、ユーザに対して表示するテンプレート(お勧めテンプレート)が決定される。本例では、未合成の画像に関する複数項目の属性情報の組み合わせに対して、テンプレート総合評価値TTVが最も高いテンプレートをお勧めテンプレートと決定する。
ステップS10〜S24及びステップS325は、第3の実施形態と同じである。
本実施形態では、ステップS425において、総合評価値算出部54により、テンプレート評価値TVと、複数項目のそれぞれの重み情報Kiとに基づいて、テンプレート総合評価値TTVが算出される。
本実施形態では、ステップS426において、テンプレート評価値TV及びテンプレート総合評価値TTVがそれぞれ採用テンプレートと関連付けて記憶部20に記憶される。例えば、図19のテンプレート評価値テーブル82にテンプレート評価値が登録され、かつ図20のテンプレート総合評価値テーブル84にテンプレート総合評価値TTVが登録される。
続くステップS28は、第3の実施形態と同じである。
尚、テンプレートを削除しない場合を例に説明したが、採用頻度が低いテンプレートを削除する構成としてもよい。例えば、記憶制御部42は、記憶部20に記憶された複数のテンプレートのうち、テンプレート総合評価値TTVが一定期間連続して閾値以下であったテンプレートを記憶部20から削除する。
また、複数項目の属性情報に対してテンプレート総合評価値TTVが最も高いテンプレートをお勧めテンプレートと決定する場合を例に説明したが、複数のテンプレートをお勧めテンプレートとして決定してもよい。例えば、表示制御部38は、テンプレート総合評価値TTVが高い順に複数のテンプレートを表示させる。
また、重み情報Kiが固定である場合を例に説明したが、重み情報Kiを可変としてもよい。例えば、記憶制御部42は、テンプレート決定部36によって決定されたお勧めテンプレートを不採用とし、且つ決定されたお勧めテンプレートとは異なるテンプレートを採用することを示す指示(テンプレート変更指示)が受け付けられた場合、重み情報Kiを変更する。つまり、お勧めテンプレートをユーザが採用したか否かに応じて、テンプレートに対してどの項目の関連性の重みが大きく、どの項目の関連性の重みが小さいのかを判断して、重み情報を制御することにより、ユーザの好みのテンプレートを提示できる確率が高くなる。
重み情報Kiの変更態様には各種ある。第1に、属性情報の項目ごとに重み情報Kiを変更する態様があり、第2に、複数の項目をグループ化しグループごとに重み情報Kiを変更する態様がある。前者の態様では項目ごとに重み情報を細かく制御することができ、後者の態様ではグループごとに重み情報を簡易に制御することができる。
例えば図22に概念を示すように、ユーザ情報(年齢情報、性別情報、家族構成情報、居住地情報など)を第1のグループG1とし、ユーザ指示情報(テーマ情報、テキスト情報など)を第2のグループG2とし、画像解析情報(オブジェクト情報など)を第3のグループG3とし、テンプレートごとに、どのグループの重み情報を大きくしてどのグループの重み情報を小さくするかを制御する。尚、図22はグループG1、G2、G3の重み情報の比を変化させる概念を示す。つまり、テンプレートの画像配置、背景デザイン及び装飾デザインに依存して、テンプレートごとにユーザ情報、ユーザ指示情報、及び画像解析情報のうちいずれの属性情報が重要であるのか異なるので、テンプレート総合評価値TTVを算出し且つ採用テンプレートと関連付けることでユーザの採用傾向を学習し、よりユーザに好まれるお勧めテンプレートを提示可能になる。
<バリエーション>
本発明の各種のバリエーションについて、説明する。
≪テンプレート表示≫
上述の実施形態では、テンプレート決定部36によって決定されたお勧めテンプレートのみを表示させ、ユーザがお勧めテンプレートとは異なる他のテンプレートの表示を指示した場合に他のテンプレートの表示を行う場合を例に説明したが、本発明はこのような場合に限定されない。
表示制御部38によって、表示部14に、記憶部20に記憶された複数のテンプレートのうち決定されたテンプレート(お勧めテンプレート)を含む二以上のテンプレートを表示させ、且つ指示入力部16によってスクロールの指示を受け付けた場合に、決定されたテンプレート(お勧めテンプレート)を先頭に表示させる構成としてよい。つまり、お勧めテンプレートとお勧めテンプレート以外の他のテンプレートとを同時にユーザに対して表示し、且つスクロールの指示が無ければ表示順は変えないがスクロールの指示が有ればお勧めテンプレートを先頭に移動させる。本態様によれば、テンプレートの表示順が頻繁に変わることが無いので、ユーザを混乱させない効果を期待できる。
≪関連付けの条件≫
上述の実施形態では、どのようなユーザであっても属性情報とテンプレートとの関連付けを行う場合を例に説明したが、本発明はこのような場合に限定されない。
記憶制御部42によって、ユーザが予め決められた条件を満たす場合に、属性情報とテンプレートとの関連付けを行う構成としてよい。例えば、ユーザに対して学習を行うか否かを選択させる表示を行い、ユーザから学習を行うか否かの選択指示を受け付ける。本態様によれば、学習を行って欲しくないユーザは、学習対象から外れることができる。
≪関連付けのタイミング≫
上述の実施形態では、画像合成の度に即時に属性情報とテンプレートとの関連付けを行う場合を例に説明したが、本発明はこのような場合に限定されない。
記憶制御部42によって、一定期間ごとに、属性情報とテンプレートとの関連付けを行う構成としてよい。例えば、一月ごとに関連付けを行って、学習データ(例えば第3の実施形態及び第4の実施形態のテンプレート評価値テーブル、第4の実施形態のテンプレート総合評価値テーブルなど)の更新を行うこととしてもよい。本態様によれば、ユーザの作業中にテンプレート決定の結果が変わらないようにすることができるので、ユーザに違和感を与えない効果を期待できる。
以上、本発明を実施するための形態に関して説明してきたが、本発明は上述した実施形態及び変形例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
10 画像合成装置
12 画像取得部
14 表示部
16 指示入力部
20 記憶部
30 CPU
32 画像解析部
33 オブジェクト認識部
34 属性情報取得部
36 テンプレート決定部
38 表示制御部
40 画像合成部
42 記憶制御部
52 評価値算出部
54 総合評価値算出部
60 合成画像
70 ログ
72 注文ログ
74 操作ログ
76 画像解析ログ
80 テンプレート評価値テーブル
82 テンプレート評価値テーブル
84 テンプレート総合評価値テーブル
700 ログ
A11 テンプレート表示領域
A21 合成画像表示領域
B11 OKボタン
B12 レイアウト変更ボタン
B13 背景色変更ボタン
B14 スタンプ追加ボタン
B15 フォント指示ボタン
B21 次画面ボタン
B22 前画面ボタン
BC 色選択スクロールバー
BF フォント選択スクロールバー
G1 第1のグループ
G2 第2のグループ
G3 第3のグループ
Ki 重み情報
MC チェックマーク
SB 背景色選択画面
SE1 第1の編集画面
SE2 第2の編集画面
SF フォント指示画面
SS スタンプ一覧画面
ST1 第1のテンプレート一覧画面
ST2 第2のテンプレート一覧画面
STM テーマ選択画面
T1〜T8 テンプレート
TTV テンプレート総合評価値
TV、TV11〜TV16、TV21〜TV22、TV31〜TV37、TV41〜TV47 テンプレート評価値

Claims (18)

  1. 画像を取得する画像取得部と、
    前記取得された画像に関する属性情報を取得する属性情報取得部と、
    複数のテンプレートを記憶する記憶部と、
    表示部と、
    前記記憶された複数のテンプレートのうちユーザに対して表示するテンプレートを決定するテンプレート決定部と、
    前記決定されたテンプレートを前記表示部に表示させる表示制御部と、
    前記表示されたテンプレートを採用するか否かを示す指示を前記ユーザから受け付ける指示入力部と、
    前記ユーザに指示されたテンプレートと前記取得された画像とを合成する画像合成部と、
    前記取得された属性情報を、前記ユーザに指示されたテンプレートに関連付けて前記記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    を備え、
    前記テンプレート決定部は、未合成の画像と前記未合成の画像に関する属性情報とが取得された場合、前記未合成の画像に関する属性情報と前記テンプレートに関連付けて前記記憶部に記憶された属性情報とに基づいて、前記ユーザに対して表示するテンプレートを決定する、
    画像合成装置。
  2. 前記属性情報取得部は、前記取得された画像に関する複数項目の属性情報を取得し、
    前記テンプレート決定部は、前記複数項目において、前記未合成の画像に関する属性情報と、前記テンプレートに関連付けて前記記憶部に記憶された属性情報とを対比し、前記ユーザに対して表示するテンプレートを決定する、
    請求項1に記載の画像合成装置。
  3. 前記複数項目の属性情報のそれぞれと前記テンプレートとの組合せごとの評価値を算出する評価値算出部を備え、
    前記テンプレート決定部は、前記算出された評価値に基づいて、前記ユーザに対し表示するテンプレートを決定する、
    請求項2に記載の画像合成装置。
  4. 前記複数項目の属性情報のそれぞれと前記テンプレートとの組合せごとの評価値を算出する評価値算出部と、
    前記評価値と、前記複数項目のそれぞれの重み情報とに基づいて、前記複数項目の属性情報に対する前記テンプレートごとの総合評価値を算出する総合評価値算出部と、を備え、
    前記テンプレート決定部は、前記算出された総合評価値に基づいて、前記ユーザに対し表示するテンプレートを決定する、
    請求項2に記載の画像合成装置。
  5. 前記記憶制御部は、前記記憶された複数のテンプレートのうち、前記総合評価値が一定期間連続して閾値以下であったテンプレートを前記記憶部から削除する、
    請求項4に記載の画像合成装置。
  6. 前記表示制御部は、前記総合評価値が高い順に前記複数のテンプレートを表示させる、
    請求項4または5に記載の画像合成装置。
  7. 前記記憶制御部は、前記テンプレート決定部によって決定されたテンプレートを不採用とし且つ前記決定されたテンプレートとは異なるテンプレートを採用することを示すテンプレート変更指示が受け付けられた場合、前記決定されたテンプレートと前記属性情報とを関連付ける場合よりも、前記採用すると指示されたテンプレートと前記属性情報とを強く関連付ける、
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載の画像合成装置。
  8. 前記記憶制御部は、前記テンプレート決定部によって決定されたテンプレートを不採用とし且つ前記決定されたテンプレートとは異なるテンプレートを採用することを示すテンプレート変更指示が受け付けられた場合、前記重み情報を変更する、
    請求項4から6のうちいずれか一項に記載の画像合成装置。
  9. 前記記憶制御部は、前記取得された画像と前記テンプレートとの合成画像のテーマ情報、前記合成画像に対するテキスト情報、前記取得された画像中のオブジェクト情報、前記ユーザの年齢情報、前記ユーザの性別情報、前記ユーザの家族構成情報、及び前記ユーザの居住地情報のうち少なくとも一項目の属性情報を、前記テンプレートに関連付けて前記記憶部に記憶させる、
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載の画像合成装置。
  10. 前記取得された画像の内容を画像解析により認識する画像解析部を備え、
    前記記憶制御部は、前記認識された画像の内容を示す属性情報を、前記テンプレートに関連付けて前記記憶部に記憶させる、
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載の画像合成装置。
  11. 前記画像合成部は、複数ページについて、前記テンプレートと前記画像とを合成するものであり、
    前記テンプレート決定部は、前記複数のページのうち少なくとも一のページについて、前記テンプレートを決定する、
    請求項1から10のうちいずれか一項に記載の画像合成装置。
  12. 前記テンプレート決定部は、前記ユーザに対し表示する前記テンプレートを複数決定し、
    前記表示制御部は、前記ユーザに対し前記決定された複数のテンプレートを表示させ、
    前記指示入力部は、前記表示された複数のテンプレートのうちから採用する一のテンプレートを示す指示を前記ユーザから受け付ける、
    請求項1から11のうちいずれか一項に記載の画像合成装置。
  13. 前記記憶制御部は、前記ユーザの指示に従って前記テンプレートに付加された装飾を、前記テンプレートに関連付けて記憶させ、
    前記表示制御部は、前記決定されたテンプレートに関連付けられた前記装飾を前記ユーザに対して表示する、
    請求項1から12のうちいずれか一項に記載の画像合成装置。
  14. 前記表示制御部は、前記表示部に前記記憶された複数のテンプレートのうち前記決定されたテンプレートを含む二以上のテンプレートを表示させ、且つ前記決定されたテンプレートを先頭に表示させる、
    請求項1から13のうちいずれか一項に記載の画像合成装置。
  15. 前記記憶制御部は、前記ユーザが予め決められた条件を満たす場合に、前記属性情報と前記テンプレートとの関連付けを行う、
    請求項1から14のうちいずれか一項に記載の画像合成装置。
  16. 前記記憶制御部は、一定期間ごとに、前記属性情報と前記テンプレートとの関連付けを行う、
    請求項1から15のうちいずれか一項に記載の画像合成装置。
  17. 画像を取得するステップと、
    前記取得された画像に関する属性情報を取得するステップと、
    記憶部に記憶された複数のテンプレートのうちユーザに対して表示するテンプレートを決定するステップと、
    前記決定されたテンプレートを表示部に表示させるステップと、
    前記表示されたテンプレートを採用するか否かを示す指示を前記ユーザから受け付けるステップと、
    前記ユーザに指示されたテンプレートと前記取得された画像とを合成するステップと、
    前記取得された属性情報を、前記ユーザに指示されたテンプレートに関連付けて前記記憶部に記憶させるステップと、
    を備え、
    前記テンプレートを決定するステップは、未合成の画像と前記未合成の画像に関する属性情報とが取得された場合、前記未合成の画像に関する属性情報と前記テンプレートに関連付けて前記記憶部に記憶された属性情報とに基づいて、前記ユーザに対して表示するテンプレートを決定する画像合成方法。
  18. 画像を取得するステップと、
    前記取得された画像に関する属性情報を取得するステップと、
    記憶部に記憶された複数のテンプレートのうちユーザに対して表示するテンプレートを決定するステップと、
    前記決定されたテンプレートを表示部に表示させるステップと、
    前記表示されたテンプレートを採用するか否かを示す指示を前記ユーザから受け付けるステップと、
    前記ユーザに指示されたテンプレートと前記取得された画像とを合成するステップと、
    前記取得された属性情報を、前記ユーザに指示されたテンプレートに関連付けて前記記憶部に記憶させるステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記テンプレートを決定するステップは、未合成の画像と前記未合成の画像に関する属性情報とが取得された場合、前記未合成の画像に関する属性情報と前記テンプレートに関連付けて前記記憶部に記憶された属性情報とに基づいて、前記ユーザに対して表示するテンプレートを決定するプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021069067A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 株式会社ソルトワークス 画像処理方法及び画像処理プログラム
JP7414409B2 (ja) 2019-06-07 2024-01-16 キヤノン株式会社 学習方法

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