JP2018055575A - 通信端末、通信方法及び通信用プログラム - Google Patents

通信端末、通信方法及び通信用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】センサー等のデバイスから出力される多数のデータを送信する際に無線通信回線が輻輳する確率を低減する。【解決手段】通信端末2は、通信デバイス1が出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する。通信端末2は、通信デバイス1が出力したデバイスデータを受信するデバイス通信部21と、デバイス通信部21が受信したデバイスデータを蓄積する記憶部23と、デバイスデータを出力した通信デバイス1又はデバイスデータの属性の少なくともいずれかに関連付けて設定された所定の量までデバイスデータが記憶部23に蓄積された後に、蓄積されたデバイスデータを送信する通信制御部24と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信回線を介してデータを送信するための通信端末、通信方法及び通信用プログラムに関する。
従来、さまざまな場所に設置されたセンサーが出力するデータを、無線通信回線を介して収集するシステムが知られている。特許文献1には、制御部において、センサーがデータを送信するタイミングを指示することが可能なデータ収集システムが開示されている。
特開2012−221206号公報
従来のシステムにおいては、指示されたタイミングにおけるセンサーの検出結果を示すデータが送信される。ところが、送信する対象となるデータの発生頻度が高い場合、送信するべきデータが発生するたびにデータを送信すると、無線通信回線が輻輳してしまうという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、センサー等のデバイスから出力される多数のデータを送信する際に無線通信回線が輻輳する確率を低減できる通信端末、通信方法及び通信用プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の通信端末は、通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する通信端末であって、前記通信デバイスが出力した前記デバイスデータを受信するデバイス通信部と、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを蓄積する記憶部と、前記デバイスデータを出力した前記通信デバイス又は前記デバイスデータの属性の少なくともいずれかに関連付けて設定された所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信する通信制御部と、を有する。
前記通信制御部は、前記記憶部に蓄積された複数のパケットの前記デバイスデータの総データ量、又は前記記憶部に蓄積された前記デバイスデータを含むパケットの総数が前記所定の量に達するまで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信してもよい。
前記通信制御部は、前記通信デバイスが前記デバイスデータを出力する頻度に基づいて設定された前記所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信してもよい。
前記通信制御部は、前記デバイスデータの属性に基づいて設定された前記所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信してもよい。
前記通信制御部は、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータの内容に基づいて前記所定の量を決定してもよい。
前記デバイス通信部は、複数の前記通信デバイスから複数の前記デバイスデータを受信し、前記通信制御部は、前記デバイス通信部が所定の期間内に受信した前記複数のデバイスデータの中に優先度が高いデバイスデータが含まれている場合、前記所定の量まで前記デバイスデータが蓄積される前に前記複数のデバイスデータを送信してもよい。
前記通信制御部は、前記通信デバイスが実行可能な複数のアプリケーションごとに定められた前記所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信してもよい。
前記通信制御部は、前記複数のアプリケーションのうち一つのアプリケーションに対応する前記所定の量まで前記一つのアプリケーションが出力した前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された場合に、前記複数のアプリケーションのうち他のアプリケーションが出力した前記デバイスデータも送信してもよい。
前記通信制御部は、前記複数のアプリケーションのうち予め設定された2つ以上のアプリケーションが出力した前記デバイスデータが、前記2つ以上のアプリケーションのそれぞれに対応する前記所定の量まで前記記憶部に蓄積された場合に、前記2つ以上のアプリケーションが出力した前記デバイスデータを送信してもよい。
前記通信制御部は、前記デバイスデータの送信先に対応する前記所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信してもよい。
前記通信制御部は、前記デバイスデータを受信した時間帯に対応する前記所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信してもよい。
本発明の第2の態様の通信方法は、コンピュータが実行する、通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する通信方法であって、前記通信デバイスが出力した前記デバイスデータを受信するステップと、受信した前記デバイスデータを記憶部に蓄積させるステップと、前記デバイスデータを出力した前記通信デバイス又は前記デバイスデータの属性の少なくともいずれかに関連付けて設定された所定の量まで前記デバイスデータを前記記憶部に蓄積した後に、蓄積した前記デバイスデータを送信するステップと、を有する。
本発明の第3の態様の通信用プログラムは、通信端末が有するコンピュータに、前記通信端末と直接無線で接続される通信デバイスが出力したデバイスデータを受信するステップと、受信した前記デバイスデータを記憶部に蓄積させるステップと、前記デバイスデータを出力した前記通信デバイス又は前記デバイスデータの属性の少なくともいずれかに関連付けて設定された所定の量まで前記デバイスデータを前記記憶部に蓄積した後に、蓄積した前記デバイスデータを送信するステップと、を実行させる。
本発明によれば、センサー等のデバイスから出力される多数のデータを送信する際に無線通信回線が輻輳する確率を低減できるという効果を奏する。
実施の形態に係る通信システムの構成を示す図である。 通信システムにおけるデータの流れを模式的に示す図である。 通信端末の構成を示す図である。 通信端末2が蓄積するデバイスデータの量と無線リソース占有率との関係の一例を示す表である。 バッファリング量と無線リソース占有率との関係、及びバッファリング量と遅延時間との関係の一例を示す図である。 データ管理装置の構成を示す図である。 通信端末DBの一例を示す図である。 通信システムにおける通信シーケンスを示す図である。 通信端末がデバイスデータを処理する動作のフローチャートである。
[通信システムSの構成]
図1は、実施の形態に係る通信システムSの構成を示す図である。通信システムSは、複数の通信デバイス1(図1においては通信デバイス1a,1b,1cを例示)と、通信端末2と、データ管理装置3と、データ取得装置4(図1においてはデータ取得装置4a,4b,4cを例示)とを有する。通信端末2は、通信網N1及び中継網N2を介して、複数の通信デバイス1から受信したデバイスデータをデータ管理装置3に送信することができる。
通信網N1は、携帯電話網であり、複数の基地局5(図1においては基地局5a,5b,5c)を備える。複数の基地局5のそれぞれは、例えばLTE(Long Term Evolution)におけるeNodeBである。複数の基地局5のそれぞれは、複数の通信端末2との間で無線通信回線により接続されている。通信端末2は、基地局5から提供される無線通信回線を利用して、通信デバイス1から受信したデバイスデータをデータ管理装置3に送信することができる。
中継網N2は、LTEのPGW(Packet Data Network Gateway)又はMME(Mobility Management Entity)等のEPC(Evolved Packet Core)を含むネットワークである。中継網N2には、複数の基地局5が接続される。中継網N2は、例えばインターネットを介してデータ管理装置3と接続されている。
通信デバイス1は、例えばセンサーを有しており、センサーの出力信号に基づくデバイスデータを通信端末2に送信する。通信デバイス1は、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等のように比較的近距離での通信に適した無線通信チャネルにより通信端末2との間でデータを送受信する。
通信デバイス1は、自動販売機、車両、オフィス、工場等に設置されており、設置された場所において収集できる各種の情報を含むデバイスデータを、通信端末2を経由して、データ管理装置3に送信する。通信デバイス1が、例えば自動販売機に設置されている場合、通信デバイス1は、温度、釣銭の残量、商品の在庫、周囲の人の存在等に関する情報を収集し、収集した情報を含むデバイスデータを通信端末2に送信する。
通信デバイス1が送信するデバイスデータの容量は、スマートフォンやタブレット等の通信端末において送受信される音声や画像のデータの容量に比べて小さく、1つのデバイスデータの長さは、例えば100バイト以下である。通信デバイス1が送信するデバイスデータには、通信デバイス1ごとに割り当てられた識別情報であるデバイスIDと、収集した情報を含むデータとが含まれている。
通信端末2は、複数の通信デバイス1から複数のデバイスデータを受信する。詳細については後述するが、通信端末2は、受信したデバイスデータを一時的に蓄積し、通信デバイス1又はデバイスデータの属性の少なくともいずれかに関連付けて設定された所定の量まで蓄積した後に、蓄積したデバイスデータを通信網N1に送出することにより、デバイスデータをデータ管理装置3に転送する。
データ管理装置3は、例えば、通信網N1を用いたサービスを提供する通信キャリアが管理するサーバである。データ管理装置3は、通信網N1及び中継網N2を介して、通信端末2から受信したデバイスデータをデータ取得装置4に提供する。
具体的には、データ管理装置3は、通信端末2及び通信網N1を介して、複数の通信デバイス1から送信されるデバイスデータを収集する。データ管理装置3は、受信したデバイスデータをハードディスク等の記憶媒体に蓄積し、データ取得装置4(4a,4b,4c)からの要求に応じて、デバイスデータ自体、又はデバイスデータに基づいて生成した情報をデータ取得装置4に送信する。
データ取得装置4は、データ管理装置3にアクセス可能なコンピュータである。データ取得装置4は、例えば、通信デバイス1からデータ管理装置3に送信されたデータにアクセスするデータ取得者が使用するPC(Personal Computer)であり、データ取得者は、自身のPCにおいて、通信デバイス1が送信したデバイスデータの内容を閲覧することができる。
ここで、通信デバイス1が自動販売機に設置されている場合、データ取得者は、例えば自動販売機の管理会社、自動販売機の商品を製造する飲料メーカー、マーケティング情報を提供する会社等である。データ取得者は、データ管理装置3を管理する通信キャリアとの間で、所望の通信デバイス1の所望のアプリケーションが出力するデバイスデータを取得するための契約を締結している。データ管理装置3は、各データ取得者の取得者IDと、各データ取得者が選択した一以上の通信デバイス1のデバイスIDと、各データ取得者が選択した一以上のアプリケーションのアプリIDとを関連付けて記憶している。
図2は、通信システムSにおけるデータの流れを模式的に示す図である。一つの通信デバイス1は、複数の種類の情報に対応する複数のアプリケーションを実行することができる。図2に示す通信デバイス1は自動販売機に設置されており、温度アプリ11、釣銭管理アプリ12、在庫管理アプリ13及び監視アプリ14を実行することができる。
温度アプリ11は、自動販売機の内部温度を示す温度情報を送信することができる。釣銭管理アプリ12は、自動販売機の釣銭の残高を示す釣銭情報を送信することができる。在庫管理アプリ13は、自動販売機で販売されている商品の在庫数を示す在庫情報を送信することができる。監視アプリ14は、自動販売機から所定の距離内の人を検出した時間を示す人検出情報を送信することができる。
各アプリケーションが送信する情報は、データ管理装置3によって、予め登録されたデータ取得装置4に割り振られる。図2に示す例の場合、温度アプリ11が出力する温度情報は、自動販売機をメンテナンスするデータ取得者のデータ取得装置4aに送信される。釣銭管理アプリ12が出力する釣銭情報は、商品を管理するデータ取得者のデータ取得装置4bに送信される。在庫管理アプリ13が出力する在庫情報は、データ取得装置4b、及びマーケティング情報を提供するデータ取得者のデータ取得装置4cに送信される。監視アプリ14が出力する人検出情報は、データ取得装置4cに送信される。
なお、通信デバイス1が設置される場所は任意であり、例えば自動車内に設置されてもよい。通信デバイス1が自動車内に設置される場合、通信デバイス1は、ガソリン残量、バッテリー残量、走行データ(走行距離、平均速度、燃費及び急ブレーキ回数等)、位置情報及び車体の不具合情報等をデータ管理装置3に送信することができる。
ところで、一つの基地局5に収容される通信端末2が多数あり、さらに通信端末2に接続される通信デバイス1が多数ある場合、多数の通信デバイス1が出力したデバイスデータが通信網N1に送信されることになる。通信端末2が基地局5にデータを送信する際には、送信する対象となるデータに加えて、送信先アドレス、送信元アドレス等の各種の付加情報を送信する必要がある。したがって、それぞれの通信デバイス1が定期的に小容量のデバイスデータを出力し、通信端末2が、多数の通信デバイス1からデバイスデータを受信するたびに受信したデバイスデータを通信網N1に送信すると、送信する対象となるデータの量に対する付加情報の量の割合が多くなる。その結果、データの送信量自体が小さいにもかかわらず、無線通信回線のリソースの占有率が高くなってしまう。その結果、通信網N1が輻輳してしまう確率が高まる。
そこで、本実施の形態における通信端末2は、多数の通信デバイス1から受信したデバイスデータを一時的に蓄積し、蓄積したデバイスデータを合体して一つのパケットデータにしてから基地局5に送信する。このようにすることで、送信するデバイスデータの単位量あたりの無線通信回線のリソース占有率が低減され、通信網N1の輻輳の発生を防止することが可能になる。
[通信端末2の構成]
続いて、通信端末2の構成及び動作について説明する。
図3は、通信端末2の構成を示す図である。通信端末2は、デバイス通信部21と、ネットワーク通信部22と、記憶部23と、通信制御部24とを有する。
デバイス通信部21は、通信デバイス1が送信したデータを受信するための無線通信インターフェースである。
ネットワーク通信部22は、通信デバイス1から受信したデータを通信網N1に送信するための無線通信インターフェースである。ネットワーク通信部22は、例えばLTE規格に則って、通信網N1の基地局5との間でデータを送受信することができる。
記憶部23は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体を有する。記憶部23は、通信制御部24が実行する通信用プログラムを記憶している。また、記憶部23は、通信制御部24の制御に基づいて、通信デバイス1から受信したデバイスデータを、通信デバイス1のデバイスID及び通信デバイス1から受信した日時に関連付けて蓄積する。また、記憶部23は、通信制御部24が、通信デバイス1から受信したデバイスデータを送信する前にデバイスデータを蓄積する量を決定するために用いる各種の情報を記憶する。
通信制御部24は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部23に記憶された通信用プログラムを実行することにより、通信端末2を動作させる。通信制御部24は、デバイスデータを出力した通信デバイス1に関連付けて設定された所定の量までデバイスデータが記憶部23に蓄積された後に、蓄積されたデバイスデータを送信する。所定の量は、例えば、無線通信回線のリソース占有率と送信遅延時間との関係に基づいて定められており、以下の説明ではバッファリング量と称する場合がある。リソース占有率は、平均的な無線通信回線の全体使用量におけるデバイスデータの送信量が占める割合である。
通信制御部24は記憶部23に蓄積された複数のパケットのデバイスデータの総データ量、又は記憶部23に蓄積されたデバイスデータを含むパケットの総数が所定の量に達するまでデバイスデータが記憶部23に蓄積された後に、蓄積されたデバイスデータを通信網N1に送信する。
図4は、通信端末2が蓄積するデバイスデータの量(バッファリング量)と、無線リソース占有率との関係の一例を示す表である。図5は、バッファリング量と無線リソース占有率との関係、及びバッファリング量と遅延時間との関係の一例を示す図である。図5における実線は、通信端末2がデバイスデータを受信してからデバイスデータを通信網N1に送信するまでの遅延時間を示している。破線は、リソース占有率を示している。
図4においては、バッファリング量と、送信間隔と、1時間あたりの送信回数と、無線リソース占有率とが関係づけられている。バッファリング量が大きくなればなるほど、通信端末2が通信網N1にデータを送信する間隔が大きくなり、1時間あたりの送信回数が低減する。その結果、無線リソース占有率が低下することがわかる。
図5によれば、バッファリング量が増えると、遅延時間が指数関数的に増加することがわかる。逆に、バッファリング量が増えると、リソース占有率が指数関数的に低減することがわかる。そこで、通信制御部24は、リソース占有率と遅延時間とに基づいて定められる適切なバッファリング量を用いることにより、遅延時間を抑えつつ、リソース占有率を小さくすることができる。
通信制御部24は、例えばデータ取得者の要望に基づいてデータ管理装置3から通知された最大遅延時間に基づいてバッファリング量を決定する。通信制御部24は、通信キャリアの要望に基づいてデータ管理装置3から通知された最大リソース占有率に基づいてバッファリング量を決定してもよい。通信制御部24は、データ管理装置3から通知された最大遅延時間及び最大リソース占有率の両方を満足できるようにバッファリング量を決定してもよい。
ただし、通信デバイス1が送信するデバイスデータの属性は一様ではなく、許容される遅延時間が比較的大きなデバイスデータもあれば、許容される遅延時間が比較的小さなデバイスデータもある。また、高頻度で小容量のデバイスデータを出力する通信デバイス1もあれば、低頻度で大容量のデバイスデータを出力する通信デバイス1もある。そこで、通信制御部24は、通信デバイス1やデバイスデータの属性等に基づいて、バッファリング量を制御する。以下、通信制御部24がバッファリング量を制御する方法について詳細に説明する。
通信デバイス1がデバイスデータを出力する頻度が高く、送信間隔が短い場合、比較的多くのデバイスデータが蓄積されるまで待機しても、遅延時間が大きくなり過ぎないと考えられる。そこで、通信制御部24は、例えば、通信デバイス1がデバイスデータを出力する頻度に基づいて設定された所定の量までデバイスデータが記憶部23に蓄積された後に、蓄積されたデバイスデータを送信する。通信制御部24は、通信デバイス1がデバイスデータを出力する頻度が高ければ高いほど、受信したデバイスデータを記憶部23に蓄積させる量を大きくする。通信制御部24は、このようにすることで、遅延時間が大きくなり過ぎないようにしつつ、リソース占有率を所定の値以下に維持することができる。
通信制御部24は、デバイスデータの属性に基づいて設定された所定の量までデバイスデータが記憶部23に蓄積された後に、蓄積されたデバイスデータを送信してもよい。例えば、通信制御部24は、高い優先度に設定されたデバイスデータに対するバッファリング量を、低い優先度に設定されたデバイスデータに対するバッファリング量よりも小さくすることで、高い優先度のデバイスデータの遅延時間を、低い優先度のデバイスデータの遅延時間よりも小さくすることができる。
ここで、デバイス通信部21が、複数の通信デバイス1から複数のデバイスデータを受信する場合、通信制御部24は、デバイス通信部21が所定の期間内に受信した複数のデバイスデータの中に優先度が高いデバイスデータが含まれているときには、所定の量までデバイスデータが蓄積される前に複数のデバイスデータを送信してもよい。例えば、通信制御部24は、優先度が高くないデバイスデータを受信している場合に、バッファリング量を予め設定された基準量(例えば50個)にしておき、優先度が高いデバイスデータを受信したとする。この場合、通信制御部24は、その時点で記憶部23に蓄積されているデバイスデータの量が基準量未満であっても、優先度が高いデバイスデータを受信した時点で、記憶部23に蓄積されたデバイスデータと受信したデバイスデータとを合体して送信する。このようにすることで、リソース占有率を小さくしつつ、優先度が高いデバイスデータの遅延時間を最小限の時間にすることができる。
通信制御部24は、デバイス通信部21が受信したデバイスデータの内容に基づいてバッファリング量を決定してもよい。通信制御部24は、例えば、デバイスデータがセンサー信号のように、所定値よりも小さな量のデータである場合、第1バッファリング量まで記憶部23に蓄積させる。通信制御部24は、デバイスデータが画像データのように、所定値よりも大きな量のデータである場合、第1バッファリング量よりも小さい第2バッファリング量まで記憶部23に蓄積させる。通信制御部24は、このように制御することで、通信網N1に送信するパケットサイズを所定の範囲内にすることができるので、リソース占有率を安定的に所定の範囲内に維持することが可能になる。
通信制御部24は、通信デバイス1が実行可能な複数のアプリケーションごとに定められた所定の量までデバイスデータが記憶部23に蓄積された後に、蓄積されたデバイスデータを送信してもよい。通信制御部24は、例えば、予め記憶部23に記憶された、アプリIDとバッファリング量との関係を示すテーブルを参照し、受信したデバイスデータを出力したアプリケーションに対応するバッファリング量に達するまでデバイスデータを蓄積させる。
通信制御部24は、通信デバイス1から複数のアプリケーションが出力した複数のデバイスデータを順次受信した場合、アプリケーションごとに、記憶部23の異なる領域にデバイスデータを蓄積させる。そして、アプリケーションごとに蓄積させたデバイスデータの量が、アプリケーションに対応するバッファリング量に達した時点で、蓄積させたデバイスデータを通信網N1に送信する。このようにすることで、通信端末2は、アプリケーションに適した遅延時間でデータを送信しつつ、リソース占有率を適正な範囲に維持することが可能になる。
通信制御部24は、アプリケーションごとにバッファリング量が定められている場合であっても、複数のアプリケーションのうち第1のアプリケーションに対応するバッファリング量まで第1のアプリケーションが出力したデバイスデータが記憶部23に蓄積された場合に、複数のアプリケーションのうち他の第2のアプリケーションが出力したデバイスデータも同一のパケットにより送信するようにしてもよい。この際、通信制御部24は、第1のアプリケーションが出力したデバイスデータの合計量と、その時点で蓄積されている第2のアプリケーションのデータの合計量との合算値が所定の閾値以下であることを条件として、第2のアプリケーションのデバイスデータを同時に送信するものとしてもよい。このようにすることで、通信端末2は、アプリケーションごとに求められている遅延時間の範囲内でデータを送信しつつ、リソース占有率を効果的に低減させることができる。
ところで、複数のアプリケーションが出力したデバイスデータが揃わないと、データ取得者がデバイスデータを取得する意味がないという場合が考えられる。そこで、通信制御部24は、上記のように、複数のアプリケーションのデータを一つのパケットで送信する場合、複数のアプリケーションのうち予め設定された2つ以上のアプリケーションが出力したデバイスデータが、2つ以上のアプリケーションのそれぞれに対応するバッファリング量まで記憶部23に蓄積されたことを条件として、2つ以上のアプリケーションが出力したデバイスデータを送信してもよい。
例えば、データ取得者が、自動販売機の動きを検出するセンサーが出力するデバイスデータ、及び自動販売機の周辺の様子を撮影する監視カメラが出力する画像を含むデバイスデータの両方が必要である場合、通信制御部24は、これらの2種類のデバイスデータが所定のバッファリング量まで蓄積されてから送信する。このようにすることで、通信端末2は、単独で送信しても価値が低いデバイスデータを単独で送信することを回避できるので、リソース占有率を効果的に低減させることができる。
また、デバイスデータをどのようなタイミングで必要とするかは、データ取得者によって異なると考えられる。例えば、リアルタイムでデバイスデータを監視しているデータ取得者にとっては、限りなく早くデバイスデータが送信されることが好ましいが、一日に一回しかデバイスデータを参照しないデータ取得者にとっては、一日に一回だけデバイスデータが送信されれば十分である。
そこで、記憶部23が、データ取得者IDと、アプリIDと、バッファリング量とを関連付けて記憶しておき、通信制御部24は、デバイスデータを送信したアプリケーションと、当該デバイスデータの送信先とに基づいて、バッファリング量を決定してもよい。通信制御部24は、記憶部23に記憶された、データ取得者IDとバッファリング量との関係に基づいて、デバイスデータの送信先であるデータ取得者に対応するバッファリング量までデバイスデータが記憶部23に蓄積された後に、蓄積されたデバイスデータを送信する。このようにすることで、通信端末2は、データ取得者の要求を満たしつつ、リソース占有率を効果的に低減させることができる。
一つの通信デバイス1の一つのアプリケーションが出力するデバイスデータを複数のデータ取得者が取得する場合、通信制御部24は、複数のデータ取得者のそれぞれが希望するデータ取得タイミングのうち、最も早いタイミングに基づいて、バッファリング量を決定してもよい。このようにすることで、通信制御部24は、全てのデータ取得者が満足するタイミングでデバイスデータを送信することができる。
ところで、リソース占有率を低減させる必要性は、通信網N1の混雑度によって変化すると考えられる。通信網N1が混雑していない時間帯においては、リソース占有率を低減させることなく、通信端末2ができるだけ早くデバイスデータを送信する方が好ましい。そこで、通信端末2は、例えば、時間帯ごとの輻輳状況の統計値をデータ管理装置3から取得して記憶部23に記憶させておく。そして、通信制御部24は、記憶部23に記憶された、時間帯とバッファリング量との関係に基づいて、デバイスデータを受信した時間帯に対応するバッファリング量までデバイスデータが記憶部23に蓄積された後に、蓄積されたデバイスデータを送信してもよい。このようにすることで、通信端末2は、通信網N1が輻輳する可能性が高い時間帯には、リソース占有率を低減させることを優先し、通信網N1が輻輳する可能性が低い時間帯には、デバイスデータを速やかに送信することを優先することができる。
[データ管理装置3の構成]
図6は、データ管理装置3の構成を示す図である。データ管理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを有する。
通信部31は、第1通信部311及び第2通信部312を有する。第1通信部311は、通信網N1を介して通信端末2との間でデータを送受信するための通信インターフェースであり、例えば携帯電話網の終端インターフェースを有する。第1通信部311は、携帯電話網の終端装置と接続するためのLAN(Local Area Network)インターフェースを有してもよい。
第2通信部312は、中継網N2を介してデータ取得装置4との間でデータを送受信するための通信インターフェースを有する。第2通信部312は、例えばLANインターフェースである。
記憶部32は、ROM、RAM及びハードディスク等の記憶媒体を有する。記憶部32は、通信端末IDと、それぞれの通信端末2が基地局5を介することなく直接通信可能な通信デバイス1のデバイスIDとが関連付けられた通信端末データベース(以下、通信端末DBという)を記憶している。
図7は、通信端末DBの一例を示す図である。通信端末DBにおいては、通信端末IDに関連付けて、通信端末2が通信可能な通信デバイス1が実行可能なアプリケーションの識別情報であるアプリIDと、それぞれのアプリケーションが1回のデータ送信時に送信する送信データ量とを記憶している。
図7に示す例において、通信端末IDが9001の通信端末2は、デバイスIDが1001の通信デバイス1a及びデバイスIDが1002の通信デバイス1bが出力するデータを受信することを示している。通信デバイス1aは、送信データ量が10バイトであるアプリIDがa51のアプリケーション、及び送信データ量が20バイトであるアプリIDがa52のアプリケーションを実行することができる。通信デバイス1bは、送信データ量が10バイトであるアプリIDがa51のアプリケーション、及び送信データ量が45バイトであるアプリIDがa53のアプリケーションを実行することができる。
また、記憶部32は、通信端末2から受信した複数の通信デバイス1が送信したデータを、通信デバイス1のデバイスIDに関連付けて記憶する。さらに、記憶部32は、データ取得装置4を介してデータ管理装置3にアクセスするデータ取得者の取得者IDと、データ取得者がデータを取得する対象として登録した通信デバイス1及びアプリケーションのデバイスID及びアプリIDとが関連付けられたデータ提供用データベース(以下、データ提供用DBという)を記憶していてもよい。
制御部33は、例えばCPUであり、記憶部32に記憶されたプログラムを実行することにより、各通信端末2がデータを送信するタイミングを決定する。
制御部33は、通信制御部331、要求受付部332、記憶制御部333及びタイミング決定部334を有する。
通信制御部331は、通信端末2との間のデータの送受信を制御する。通信制御部331は、データ取得装置4に提供するデータを出力する通信デバイス1と通信可能な通信端末2に対して、通信網N1のゲートウェイのアドレスであるAPN(Access Point Name)を通知することにより、通信端末2からのデータの受信を開始する。また、通信制御部331は、タイミング決定部334が決定したタイミングを示すタイミング情報を、第1通信部311を介して通信端末2に送信する送信部として機能する。
要求受付部332は、データ取得装置4から、データを取得する対象の通信デバイス1及びアプリケーションを選択する要求を受け付ける。要求受付部332は、第2通信部312を介して、データ管理装置3がデータを収集する対象となっている通信デバイス1及びアプリケーションの一覧をデータ取得装置4に送信する。
データ取得者が、データ取得装置4を介して表示される通信デバイス1及びアプリケーションの一覧から、データを取得したい通信デバイス1及びアプリケーションを選択すると、データ取得装置4は、選択された通信デバイス1及びアプリケーションを特定するための情報(例えば、デバイスID及びアプリID)、並びに取得者IDを含むデータ取得要求をデータ管理装置3に送信する。要求受付部332は、データ取得装置4からデータ取得要求を受信すると、データ取得要求に含まれる取得者ID、デバイスID及びアプリIDを記憶制御部333に通知することにより、記憶部32内のデータ提供用DBに登録する。
要求受付部332は、データ取得装置4からデータを取得するための要求を受け付けた場合に、通信網N1を介して受信した、記憶部32に記憶されたデータ提供用DBを参照して、要求が示すアプリケーションが送信したデータを、データ取得装置4に送信することにより提供する。データ提供用DBにおいては、データ取得要求を送信したデータ取得装置4に対応する取得者IDと、取得者IDのデータ取得装置4にデータを提供する対象となる通信デバイスのデバイスIDが関連付けられている。データ提供用DBにおいては、取得者IDのデータ取得装置4にデータを提供する対象となるアプリケーションのアプリIDがさらに関連付けられていてもよい。
要求受付部332は、複数のデータ取得装置4から、同一の通信デバイス1が実行する同一のアプリケーションを選択する要求を受け付けてもよい。通信制御部331は、要求受付部332が複数のデータ取得装置4から、同一の通信デバイス1が実行する同一のアプリケーションを選択する要求を受け付けた場合に、通信網N1を介して受信したデータのうち、要求が示すアプリケーションが送信したデータを、複数のデータ取得装置4に提供する。
記憶制御部333は、通信制御部331及び要求受付部332からの指示に基づいて、記憶部32にデータを書き込んだり、記憶部32に記憶されたデータを読み出したりする。例えば、記憶制御部333は、通信制御部331が通信端末2から受信したデバイスデータを、デバイスID及びアプリIDに関連付けて記憶部32に記憶させる。
[通信システムSにおける通信シーケンス]
図8は、通信システムSにおける通信シーケンスを示す図である。
まず、通信デバイス1は、収集した情報を送信するタイミングになると(S11においてYES)、送信データを生成して(S12)、通信端末2に対して送信データを送信する。通信端末2は、送信データを受信すると、受信した送信データを記憶部23に蓄積する(S13)。
続いて、通信端末2は、データ管理装置3にデータを送信するタイミングであるかどうかを確認する(S14)。ステップS14の処理の詳細については後述する。通信端末2は、データを送信するタイミングになると(S14においてYES)、蓄積していたデータをデータ管理装置3に送信する。通信制御部331は、データを受信すると、受信したデータを通信端末IDに関連付けて記憶部32内のデータ提供用DBに登録する。
[通信端末2の動作フローチャート]
図9は、通信端末2がデバイスデータを処理する動作のフローチャートである。通信制御部24は、通信デバイス1からデバイスデータを受信すると(S21)、上述のいずれかの方法により決定した所定量(すなわちバッファリング量)まで、受信したデバイスデータを記憶部23に蓄積させる(S22)。
通信制御部24は、所定の量までデバイスデータが蓄積されたと判定した場合(S22においてYES)、デバイスデータを一つのパケットで通信網N1に送信する(S23)。通信制御部24は、通信端末2の電源をオフする操作が行われるまでの間(S24においてNO)、ステップS21からS23までの動作を繰り返す。
[通信端末2による効果]
以上説明したように、通信端末2は、通信デバイス1が出力したデバイスデータを蓄積し、通信制御部24は、デバイスデータを出力した通信デバイス1又はデバイスデータの属性の少なくともいずれかに関連付けて設定された所定の量までデバイスデータを記憶部23に蓄積した後に、蓄積したデバイスデータを送信する。このようにすることで、通信端末2は、小容量のデータを頻繁に通信網N1に送信しないので、無線通信回線のリソース占有率を低減させ、通信網N1が輻輳する確率を低減させることが可能になる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 通信デバイス
2 通信端末
3 データ管理装置
21 デバイス通信部
22 ネットワーク通信部
23 記憶部
24 通信制御部
31 通信部
311 第1通信部
312 第2通信部
32 記憶部
33 制御部
331 通信制御部
332 要求受付部
333 記憶制御部

Claims (13)

  1. 通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する通信端末であって、
    前記通信デバイスが出力した前記デバイスデータを受信するデバイス通信部と、
    前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを蓄積する記憶部と、
    前記デバイスデータを出力した前記通信デバイス又は前記デバイスデータの属性の少なくともいずれかに関連付けて設定された所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信する通信制御部と、
    を有する通信端末。
  2. 前記通信制御部は、前記記憶部に蓄積された複数のパケットの前記デバイスデータの総データ量、又は前記記憶部に蓄積された前記デバイスデータを含むパケットの総数が前記所定の量に達するまで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信する、
    請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記通信制御部は、前記通信デバイスが前記デバイスデータを出力する頻度に基づいて設定された前記所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信する、
    請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 前記通信制御部は、前記デバイスデータの属性に基づいて設定された前記所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の通信端末。
  5. 前記通信制御部は、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータの内容に基づいて前記所定の量を決定する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の通信端末。
  6. 前記デバイス通信部は、複数の前記通信デバイスから複数の前記デバイスデータを受信し、
    前記通信制御部は、前記デバイス通信部が所定の期間内に受信した前記複数のデバイスデータの中に優先度が高いデバイスデータが含まれている場合、前記所定の量まで前記デバイスデータが蓄積される前に前記複数のデバイスデータを送信する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の通信端末。
  7. 前記通信制御部は、前記通信デバイスが実行可能な複数のアプリケーションごとに定められた前記所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の通信端末。
  8. 前記通信制御部は、前記複数のアプリケーションのうち一つのアプリケーションに対応する前記所定の量まで前記一つのアプリケーションが出力した前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された場合に、前記複数のアプリケーションのうち他のアプリケーションが出力した前記デバイスデータも送信する、
    請求項7に記載の通信端末。
  9. 前記通信制御部は、前記複数のアプリケーションのうち予め設定された2つ以上のアプリケーションが出力した前記デバイスデータが、前記2つ以上のアプリケーションのそれぞれに対応する前記所定の量まで前記記憶部に蓄積された場合に、前記2つ以上のアプリケーションが出力した前記デバイスデータを送信する、
    請求項7に記載の通信端末。
  10. 前記通信制御部は、前記デバイスデータの送信先に対応する前記所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の通信端末。
  11. 前記通信制御部は、前記デバイスデータを受信した時間帯に対応する前記所定の量まで前記デバイスデータが前記記憶部に蓄積された後に、蓄積された前記デバイスデータを送信する、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の通信端末。
  12. コンピュータが実行する、通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する通信方法であって、
    前記通信デバイスが出力した前記デバイスデータを受信するステップと、
    受信した前記デバイスデータを記憶部に蓄積させるステップと、
    前記デバイスデータを出力した前記通信デバイス又は前記デバイスデータの属性の少なくともいずれかに関連付けて設定された所定の量まで前記デバイスデータを前記記憶部に蓄積した後に、蓄積した前記デバイスデータを送信するステップと、
    を有する通信方法。
  13. 通信端末が有するコンピュータに、
    前記通信端末と直接無線で接続される通信デバイスが出力したデバイスデータを受信するステップと、
    受信した前記デバイスデータを記憶部に蓄積させるステップと、
    前記デバイスデータを出力した前記通信デバイス又は前記デバイスデータの属性の少なくともいずれかに関連付けて設定された所定の量まで前記デバイスデータを前記記憶部に蓄積した後に、蓄積した前記デバイスデータを送信するステップと、
    を実行させるための通信用プログラム。
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