JP2018055288A - 設備管理装置および設備管理画面生成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 大型の建物内の複数の設備機器の管理操作をタッチパネルで行う際の操作性を向上させる、設備管理装置および設備管理画面生成方法を提供する。【解決手段】 実施形態によれば、設備管理装置は、表示部と検出部と表示倍率判定部と表示情報生成部とを備える。表示部は、建物のフロア構成図内の設備機器の設置場所に対応する位置に、設備機器を示すアイコンが重畳され、その表示倍率の変更が可能な設備管理画面を表示する。検出部は、表示された設備管理画面上の操作を検出する。表示倍率判定部は、表示されている設備管理画面の表示倍率を判定する。表示情報生成部は、表示された設備管理画面上で設備機器を示すアイコンがタッチ操作されると、表示倍率判定部で判定された設備管理画面の表示倍率が所定値を超えるときには設備機器の稼動状態情報を取得して表示部に表示させ、表示倍率が所定値以下であるときには設備機器の稼動状態情報を表示させない。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、設備管理装置および設備管理画面生成方法に関する。
通常、商業施設やオフィスビルなどの大型の建物内には多数の設備機器が設置されており、これらは中央管理装置において集中管理されている。中央管理装置では、各設備機器から稼動状態情報が逐次取得され、保持されている。
また、中央管理装置は、設備機器の管理者が設備管理を行うための操作端末である設備管理装置と通信可能に構成されており、管理者は当該操作端末を用いて設備機器の稼動状態を確認したり設定情報を変更したりする操作を行うことができる。これらの操作を行う際には、管理者はまず操作端末から中央管理装置にアクセスし、建物内のフロア構成図を用いた設備管理画面を操作端末に表示させる。この設備管理画面には、フロア構成図内の設備機器の設置場所に対応する位置に、該当する設備機器を示すアイコンが重畳されている。そして、この設備管理画面上で所望の設備機器のアイコンを指定することにより、当該設備機器に関する稼動状態情報を中央管理装置から取得して表示させる。管理者は、表示された設備機器に関する稼動状態を確認したり設定情報を変更したりすることで、設備機器の管理作業を行うことができる。
上述したような設備管理装置の設備管理画面では、設備機器を示すアイコンを指定する操作の他にも、フロア構成図を拡大または縮小させる操作や、表示情報を上下方向または左右方向にスクロールさせる操作ができるように構成されている。
上述した操作端末として、一般的なパーソナルコンピュータを用いる場合、管理者は、設備管理画面上で設備機器を示すアイコンを指定するときにはマウスによりクリック操作を行い、フロア構成図を拡大または縮小させるときにはマウスホイールを回転操作し、表示情報をスクロールさせるときにはマウスによりドラッグ操作を行う。これらの操作を行うことにより、設備管理画面上で所望の設備機器を正確に選択し、当該設備機器に関する稼動状態情報を表示させることができる。
しかし近年は、操作端末としてタブレット端末等のスマートデバイスを用いることが多くなっている。スマートデバイスを用いて管理操作を行う場合、タッチパネルに表示された設備管理画面上の設備機器を示すアイコンを指定するときには管理者の指で画面のタッチ操作を行い、フロア構成図を拡大または縮小させるときにはピンチアウト操作またはピンチイン操作を行い、表示情報をスクロールさせるときにはスワイプ操作が可能である。
しかし、これらの操作はすべてタッチパネル上に指を接触させて行うものであるため、スマートデバイス側で操作内容が誤認識される場合がある。特に、設備管理画面の表示倍率が低いときには、設備機器を示すアイコンが密集して表示されている。このような画面上で2つの指先操作によるピンチアウト操作、ピンチイン操作、または1つの指先を画面上で移動させるスワイプ操作を行うと、当該操作位置近くの設備機器を示すアイコンがタッチ操作されたと誤認識され、当該設備機器に関する稼動状態情報が表示されてしまうことがある。このような誤認識があると、操作性が悪いという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、大型の建物内の複数の設備機器の管理操作をタッチパネルで行う際の操作性を向上させる、設備管理装置および設備管理画面生成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によれば、設備管理装置は、表示部と検出部と表示倍率判定部と表示情報生成部とを備える。表示部は、建物のフロア構成図と、このフロア構成図内の設備機器の設置場所に対応する位置に、設備機器を示すアイコンが重畳されて、その表示倍率の変更が可能な設備管理画面を表示する。検出部は、表示された設備管理画面上の操作を検出する。表示倍率判定部は、表示されている設備管理画面の表示倍率を判定する。表示情報生成部は、表示された設備管理画面上で設備機器を示すアイコンがタッチ操作されると、表示倍率判定部で判定された設備管理画面の表示倍率が所定値を超えるときには設備機器の稼動状態情報を取得して表示部に表示させ、表示倍率が所定値以下であるときには設備機器の稼動状態情報を表示させない。
〈一実施形態による設備管理装置を用いた空調システムの構成〉
本発明の一実施形態による設備管理装置としてのタブレット端末を用いた空調システムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態による空調システム1は、建物内に設置された複数の空調機10−1〜10−nと、これらの空調機10−1〜10−nに接続された中央管理装置としてのコントローラ20と、コントローラ20にハブ30を介して接続された無線通信のアクセスポイント40−1〜40−4と、アクセスポイント40−1に無線接続されたタブレット端末50−1と、アクセスポイント40−2に無線接続されたタブレット端末50−2と、アクセスポイント40−3に無線接続されたタブレット端末50−3と、アクセスポイント40−4に無線接続されたパソコン50−4とを備える。タブレット端末50−1〜50−3およびパソコン50−4は、当該空調システム1の管理者により操作される。この空調システムにおいては、建物内に設置された複数の空調機10−1〜10−nが設備装置に該当する。
本発明の一実施形態による設備管理装置としてのタブレット端末を用いた空調システムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態による空調システム1は、建物内に設置された複数の空調機10−1〜10−nと、これらの空調機10−1〜10−nに接続された中央管理装置としてのコントローラ20と、コントローラ20にハブ30を介して接続された無線通信のアクセスポイント40−1〜40−4と、アクセスポイント40−1に無線接続されたタブレット端末50−1と、アクセスポイント40−2に無線接続されたタブレット端末50−2と、アクセスポイント40−3に無線接続されたタブレット端末50−3と、アクセスポイント40−4に無線接続されたパソコン50−4とを備える。タブレット端末50−1〜50−3およびパソコン50−4は、当該空調システム1の管理者により操作される。この空調システムにおいては、建物内に設置された複数の空調機10−1〜10−nが設備装置に該当する。
コントローラ20は、空調機10−1〜10−nと通信を行うことにより、必要に応じて空調機10−1〜10−nに動作を制御するための動作制御情報を送信するとともに、空調機10−1〜10−nの稼動状態情報を所定時間間隔で取得する。
タブレット端末50−1〜50−3はそれぞれ、図2に示すように、タッチパネル51−1〜51−3と、表示情報生成部52−1〜52−3と、通信部53−1〜53−3と、表示倍率判定部54−1〜54−3とを有する。
タッチパネル51−1〜51−3は、操作情報入力部511−1〜511−3と、表示部512−1〜512−3とを有する。操作情報入力部511−1〜511−3は、管理者によるタッチ操作、ピンチアウト操作、ピンチイン操作、およびスワイプ操作を検出して該当する操作情報を入力する。表示部512−1〜512−3は、管理者に提供する表示情報を表示させる。
表示情報生成部52−1〜52−3は、操作情報入力部511−1〜511−3から入力された操作情報に基づいて、空調機10−1〜10−nの管理画面や、指定された空調機の稼動状態情報を表示情報として生成する。通信部53−1〜53−3は、アクセスポイント40−1〜40−3を介してコントローラ20との通信を行う。表示倍率判定部54−1〜54−3は、表示部512−1〜512−3により表示されている管理画面の表示倍率を判定し、表示情報生成部52−1〜52−3に出力する。
〈一実施形態による空調システムの動作〉
次に、本実施形態による空調システム1の動作について説明する。空調システム1内では、コントローラ20により、必要に応じて空調機10−1〜10−nの動作を制御するための動作制御情報が送信されるとともに、空調機10−1〜10−nの稼動状態情報が所定時間間隔で取得され保持される。
〈一実施形態による空調システムの動作〉
次に、本実施形態による空調システム1の動作について説明する。空調システム1内では、コントローラ20により、必要に応じて空調機10−1〜10−nの動作を制御するための動作制御情報が送信されるとともに、空調機10−1〜10−nの稼動状態情報が所定時間間隔で取得され保持される。
そして、空調機10−1〜10−nの管理者が、タブレット端末50−1〜50−3のいずれかを用いて、空調機10−1〜10−nの管理作業を行う。ここでは、管理者がタブレット端末50−1を用いて管理作業を行う場合について、図3を参照して説明する。図3は、管理者により管理作業のための操作が行われたときにタブレット端末50−1で実行される処理を示すフローチャートである。
まず、管理者がタブレット端末50−1のタッチパネル51−1上で空調機10−1〜10−nの管理画面を表示させるための操作を行うと(S1の「YES」)、当該操作情報が操作情報入力部511−1から入力され、表示情報生成部52−1で取得される。表示情報生成部52−1では、該当する空調機管理画面、すなわち設備管理画面が表示され、表示部512−1によりタッチパネル51−1に表示される(S2)。当該空調機管理画面は、当該建物のフロア構成図(フロアレイアウト図)上の空調機10−1〜10−nそれぞれの設置場所に対応する位置に、各空調機を示す空調機アイコンが重畳されて構成されている。これにより、例えば図4に示すように、フロア構成図上に丸印の空調機アイコンが重畳され表示される。この空調管理画面は、後述するように使用者の画面操作によって拡大、縮小が可能となっている。
タッチパネル51−1に表示された空調機管理画面上で、管理者が図4に示すようにタッチ操作を行うと(S3の「YES」)、当該操作情報が操作情報入力部511−1から入力され、表示情報生成部52−1で取得される。
表示情報生成部52−1では、タッチパネル51−1上でタッチ操作が行われたことを示す操作情報が取得されると、表示倍率判定部54−1に、現在タッチパネル51−1に表示されている空調機管理画面の表示倍率を問い合わせる処理が実行される。表示倍率判定部54−1では、当該問い合わせに応じて空調機管理画面の表示倍率が判定され、得られた表示倍率情報が表示情報生成部52−1に送出される。
表示情報生成部52−1では、表示倍率判定部54−1で判定された空調機管理画面の表示倍率が予め設定された所定値を超えており(S4の「YES」)、且つ当該タッチ操作が空調機10−1〜10−nのいずれかをタッチする操作であると認識されたときには(S5の「YES」)、通信部53−1によりコントローラ20から該当する空調機の稼動状態情報が取得される。そして、取得された稼動状態情報を表示させるための表示情報Pが生成され、図5に示すように、タッチパネル51−1にポップアップ表示される(S6)。そして、ステップS3に戻り、次の操作が待機される。管理者は、表示された稼動状態情報に基づいて稼動状態を確認したり、表示情報Pをタッチ操作等することで設定情報を変更する操作を行ったりすることができる。
一方、図6に示すように、ステップS3で管理者によりタッチ操作が行われたときに(S3の「YES」)、表示倍率判定部54−1で判定された空調機管理画面の表示倍率が所定値以下であった場合(S4の「NO」)には、当該タッチ操作が空調機10−1〜10−nのいずれかをタッチする操作であっても、稼動状態情報は表示されず、ステップS7に移行する。これは、空調機管理画面の表示倍率が低いことにより複数の空調機アイコンが密集して表示されていると、管理者がピンチアウト操作、ピンチイン操作、またはスワイプ操作を行った場合でも、ピンチアウト操作やピンチイン操作またはスワイプ操作時における画面タッチの仕方によっては、当該操作位置近くの空調機アイコンがタッチ操作されたと誤認識される場合があることによる。タッチ操作は、1つの指先が画面上の所定の位置を所定の時間、接触し、その後指先が画面から離れたことで検出される。ピンチアウト動作は、2つの指を所定の距離間隔をおいて同時に画面上に接触させた後、画面に接触させたまま2つの指の間の距離を狭める動作であり、ピンチイン操作は、2つの指を所定の距離間隔をおいて同時に画面上に接触させた後、接触させたまま2つの指の間の距離を広げる動作である。また、スワイプ操作は、1つの指先を画面に接触させたまま、上下または左右の方向に動かすものである。
このため、2つの指を用いるピンチアウト操作やピンチイン操作時において、一方の指先が先に空調機アイコン表示の近くの画面に接触し、2本目の指が接触する前に画面に触れている指先が離れてしまった場合や、スワイプ操作において、指先が空調機アイコン表示の近くの画面に接触した後、上下、左右の方向に動き出す際に一時的に指先が画面から離れてしまった場合には、当該空調機アイコンに対するタッチ操作と誤認識される。ここで、空調管理画面の表示倍率が低いときには、空調機アイコンが密集して表示されていることから、画面に接触する指は、空調機アイコン表示の近くの画面に位置する可能性が高くなる。
このような誤認識がされる都度、操作者が意図しないで稼働状態情報のポップアップ表示が行われることになり、操作者は極めて操作性を悪く感じる。このため、本実施形態においては、表示倍率が所定値以下のときには空調機アイコンがタッチ操作されたと認識されても、稼働状態情報を表示させない。
また、ステップS2で空調機管理画面が表示された状態で、管理者がピンチアウト操作を行うと(S3の「NO」またはS4の「NO」の後のS7の「YES」の流れ)、当該操作情報が操作情報入力部511−1から入力され、表示情報生成部52−1で取得される。
表示情報生成部52−1において、タッチパネル51−1上でピンチアウト操作が行われたことを示す操作情報が取得されると、現在表示されている空調機管理画の表示倍率を上げる指示が表示部512−1に送出される。そして、表示部512−1によりタッチパネル51−1に表示されている空調機管理画面が拡大され(S8)、ステップS3に戻って次の操作が待機される。
また、ステップS2で空調機管理画面が表示された状態で、管理者がピンチイン操作を行うと(S3の「NO」またはS4の「NO」から順次、S7の「NO」、S9の「YES」の流れ)、当該操作情報が操作情報入力部511−1から入力され、表示情報生成部52−1で取得される。
表示情報生成部52−1において、タッチパネル51−1上でピンチイン操作が行われたことを示す操作情報が取得されると、現在表示されている空調機管理画面の表示倍率を下げる指示が表示部512−1に送出される。そして、表示部512−1によりタッチパネル51−1に表示されている空調機管理画面が縮小され(S10)、ステップS3に戻って次の操作が待機される。
また、ステップS2で空調機管理画面が表示された状態で、管理者がスワイプ操作を行うと(S3の「NO」またはS4の「NO」から順次、S7の「NO」、S9の「NO」、S11の「YES」の流れ)、当該操作情報が操作情報入力部511−1から入力され、表示情報生成部52−1で取得される。
表示情報生成部52−1において、タッチパネル51−1上でスワイプ操作が行われたことを示す操作情報が取得されると、現在表示されている空調機管理画面が当該操作に基づいて上下方向または左右方向にスクロールされ(S12)、ステップS3に戻って次の操作が待機される。
以上の本実施形態によれば、タッチパネル上で空調機管理画面の表示状態を変更するための操作が行われたときに、表示倍率に応じた処理を行うことにより、管理者の操作をタッチ操作と誤認識して操作性を低下させることを防ぐことができる。具体的には、レイアウトの表示画面が所定倍率以下の小さい状態においては、タッチ操作を無効、すなわちタッチ操作を認識しないで、タッチ操作以外のピンチアウト操作やピンチイン操作またはスワイプ操作の認識(判定)のみを有効とする。
上述した実施形態において、タッチパネル51−1〜51−3でタッチ操作が行われた際に表示倍率が所定値を超えるか否かを判定する際の閾値を、タブレット端末50−1〜50−3で算出して用いるようにしてもよい。例えば、空調機管理画面を表示している際に、当該表示情報内で最も近接する空調機アイコン間の距離と当該表示に関する表示倍率とに基づいて当該閾値を算出することで、さらに操作性を向上させることができる。
(変形例)
また、他の実施形態として、タブレット端末50−1〜50−3において、表示倍率判定部54−1〜54−3に換えて、その時点でタッチパネル51−1〜51−3に表示されている空調機管理画面上で最も近接する空調機アイコン間の距離を検出する距離検出手段を設けてもよい。この場合、表示情報生成部52−1〜52−3は、距離検出手段が検出した空調機アイコン間の距離が所定値を超えるときには、管理画面上でいずれかの空調機アイコン10−1〜10−nがタッチ操作されると稼動状態情報を表示し、検出した空調機アイコン間の距離が所定値以下であるときには、稼働状態情報を表示しないように表示情報を制御する。これにより、空調機アイコンが密集して表示されているときに、上述した実施形態と同様に操作性の低下を防ぐことができる。なお、この変形例における空調機アイコン間の距離と比較される所定値は、一般的な大人が画面タッチを行う指先の幅程度の寸法に設定することが望ましい。
(変形例)
また、他の実施形態として、タブレット端末50−1〜50−3において、表示倍率判定部54−1〜54−3に換えて、その時点でタッチパネル51−1〜51−3に表示されている空調機管理画面上で最も近接する空調機アイコン間の距離を検出する距離検出手段を設けてもよい。この場合、表示情報生成部52−1〜52−3は、距離検出手段が検出した空調機アイコン間の距離が所定値を超えるときには、管理画面上でいずれかの空調機アイコン10−1〜10−nがタッチ操作されると稼動状態情報を表示し、検出した空調機アイコン間の距離が所定値以下であるときには、稼働状態情報を表示しないように表示情報を制御する。これにより、空調機アイコンが密集して表示されているときに、上述した実施形態と同様に操作性の低下を防ぐことができる。なお、この変形例における空調機アイコン間の距離と比較される所定値は、一般的な大人が画面タッチを行う指先の幅程度の寸法に設定することが望ましい。
また上述した実施形態において、タッチパネル51−1〜51−3でタッチ操作が行われた際に表示倍率が所定値を超えるか否かを判定する際の閾値を、表示した空調機管理画面内を分割したエリアごとに異なる値で設定してもよい。例えば、空調機が密集するエリアでは表示倍率の閾値を高くし、空調機の数が少なく設置間隔が広いエリアでは、表示倍率の閾値を低くすることで、さらに操作性を向上させることができる。
また上述した実施形態において、管理者がパソコン50−4を用いて管理作業を行う際に、マウスのクリック操作により空調機アイコンが指定されたときには、表示倍率に関わらず、該当する空調機の稼動状態情報が表示される。これは、パソコン50−4において行われる、マウスのクリック操作による空調機アイコンの指定、マウスホイールの回転操作によるフロア構成図の拡大・縮小、およびマウスのドラッグ操作による表示情報のスクロールは、誤認識される可能性が極めて低いことによる。
本実施形態においては、設備装置として空調機を対象とし、設備管理装置としてこれらの空調機を管理するタブレット端末に適用し、設備管理画面として空調機管理画面を例にとって説明したが、設備装置は空調機に限らず、エレベータや照明、工作機械等及びこれらの組み合わせであっても良い。設備管理画面としては、管理対象の設備装置が、画面上に当該建物のフロア構成図(フロアレイアウト図)及びその構成図上の設備機器それぞれの設置場所に対応する位置に、各設備機器を示す設備機器アイコンが重畳され、かつこの画面が縮小・拡大等の表示倍率を変更できるものであれば良い。また、設備管理装置は、タッチ画面を備えた通信機器であればよく、タブレット端末に限られない。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…空調システム、10−1〜10−n…空調機、20…コントローラ(中央管理装置)、
30…ハブ、40−1〜40−4…アクセスポイント、
50−1〜50−3…タブレット端末(設備管理装置)、50−4…パソコン、
51−1〜51−3…タッチパネル、52−1〜52−3…表示情報生成部、
53−1〜53−3…通信部、54−1〜54−3…表示倍率判定部、
511−1〜511−3…操作情報入力部(検出部)、512−1〜512−3…表示部
30…ハブ、40−1〜40−4…アクセスポイント、
50−1〜50−3…タブレット端末(設備管理装置)、50−4…パソコン、
51−1〜51−3…タッチパネル、52−1〜52−3…表示情報生成部、
53−1〜53−3…通信部、54−1〜54−3…表示倍率判定部、
511−1〜511−3…操作情報入力部(検出部)、512−1〜512−3…表示部
Claims (6)
- 建物のフロア構成図内の設備機器の設置場所に対応する位置に、前記設備機器を示すアイコンが重畳され、その表示倍率の変更が可能な設備管理画面を表示する表示部と、
この表示部に表示された設備管理画面上の操作を検出する検出部と、
前記表示部に表示されている設備管理画面の表示倍率を判定する表示倍率判定部と、
前記表示部に表示された設備管理画面上で前記設備機器を示すアイコンがタッチ操作されたことが前記検出部で検出されると、前記表示倍率判定部で判定された前記設備管理画面の表示倍率が所定値を超えるときには、前記設備機器の稼動状態情報を前記表示部に表示させ、判定された表示倍率が所定値以下であるときには、前記設備機器の稼動状態情報を表示させないように表示情報を生成する表示情報生成部と
を備えることを特徴とする設備管理装置。 - 前記表示情報生成部は、前記設備管理画面の表示倍率が所定値以下であるか否かを判定するための閾値を、前記設備管理画面内で最も近接するアイコン間の距離に応じて算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の設備管理装置。 - 前記表示情報生成部において前記設備管理画面の表示倍率が所定値以下であるか否かを判定するための閾値は、前記設備管理画面内を分割したエリアごとに設定される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の設備管理装置。 - 建物のフロア構成図内の設備機器の設置場所に対応する位置に、前記設備機器を示すアイコンが重畳され、その表示倍率の変更が可能な設備管理画面を表示する表示部と、この表示部に表示された設備管理画面上の操作を検出する検出部とを備えた設備管理装置における設備管理画面生成方法において、
前記表示部に表示された設備管理画面上で前記設備機器を示すアイコンがタッチ操作されたことが前記検出部で検出されたときに、前記表示部に表示されている設備管理画面の表示倍率を判定し、判定された表示倍率が所定値を超えるときには前記設備機器の稼動状態情報を前記表示部に表示させ、判定された表示倍率が所定値以下であるときには、前記設備機器の稼動状態情報を表示させない
ことを特徴とする設備管理画面生成方法。 - 建物のフロア構成図内の設備機器の設置場所に対応する位置に、前記設備機器を示すアイコンが重畳され、その表示倍率の変更が可能な設備管理画面を表示する表示部と、
この表示部に表示された設備管理画面上の操作を検出する検出部と、
前記表示部に表示されている設備管理画面上で最も近接するアイコン間の距離を検出する距離検出部と、
前記表示部に表示された設備管理画面上で前記設備機器を示すアイコンがタッチ操作されたことが前記検出部で検出されると、前記距離検出部で検出された前記アイコン間の距離が所定値を超えるときには、前記設備機器の稼動状態情報を前記表示部に表示させ、前記アイコン間の距離が所定値以下であるときには、前記設備機器の稼動状態情報を表示させないように表示情報を生成する表示情報生成部と
を備えることを特徴とする設備管理装置。 - 建物のフロア構成図内の設備機器の設置場所に対応する位置に、前記設備機器を示すアイコンが重畳され、その表示倍率の変更が可能な設備管理画面を表示する表示部と、この表示部に表示された設備管理画面上の操作を検出する検出部とを備えた設備管理装置における設備管理画面生成方法において、
前記表示部に表示された設備管理画面上で前記設備機器を示すアイコンがタッチ操作されたことが前記検出部で検出されたときに、前記表示部に表示されている設備管理画面上で最も近接するアイコン間の距離を検出し、検出されたアイコン間の距離が所定値を超えるときには前記設備機器の稼動状態情報を前記表示部に表示させ、検出されたアイコン間の距離が所定値以下であるときには、前記設備機器の稼動状態情報を表示させない
ことを特徴とする設備管理画面生成方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112237006A (zh) * | 2018-05-31 | 2021-01-15 | 东芝开利株式会社 | 使用触摸面板的设备管理装置及管理画面生成方法 |
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2016
- 2016-09-27 JP JP2016188847A patent/JP2018055288A/ja active Pending
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