JP2018045105A - 撮像装置及びその制御方法、情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図1から図6を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。図1(a)は、本発明の撮像装置としてのカメラシステムの中央断面図、図1(b)はカメラシステムの電気的構成を示すブロック図である。
上述した第1の実施形態では、カメラ本体1内ですべての処理を行う場合について説明したが、撮影画像とその時の設定を記録しておき、後程、別の情報処理機器で処理を施しても良い。図7はこれを概念的に示した図である。カメラ本体1と情報処理機器200は、ケーブル201を介した通信や不図示の公知のワイヤレス通信を行う。そして、瞳領域を複数の方向に分割して光束を取得可能な撮像装置の画像及び、画像が取得された時の射出瞳距離、撮像素子とシャッタ機構の光軸上の距離、シャッタ秒時、絞り値の少なくともいずれか1つの情報を、情報処理機器200に通信する。情報処理機器200は、受信した情報を入力して情報処理機器200内の不図示のメモリ部に記録し、その後、第1の実施形態で説明した動作を行うことで、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、動作のシーケンス及び処理が第1の実施形態と異なる。なお、第2の実施形態におけるカメラシステムの構成は第1の実施形態と同様であるので、ここでは説明を割愛する。従って、以下、第1の実施形態との相違点について説明する。
また、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (11)
- 複数のマイクロレンズそれぞれに対して複数の光電変換部を備える撮像素子と、
前記撮像素子を遮光するための幕を有するシャッタ手段と、
前記幕による前記撮像素子の遮光の開始に先だって、前記幕の走行方向に前記撮像素子の光電変換部を順次リセットするリセット手段と、
前記リセットと前記幕の走行による前記撮像素子の露光制御に応じて生じる、各マイクロレンズに対応する前記複数の光電変換部におけるケラレの有無を判断する判断手段と、
前記複数の光電変換部からそれぞれ出力された信号に基づいて、位相差方式により、予め決められた測距点の焦点検出を行う焦点検出手段と、を有し、
前記焦点検出手段は、前記判断手段によりケラレが有ると判断された場合に、前記測距点を中心として、前記シャッタ手段の幕の走行方向に設定された第1の焦点検出領域と、前記走行方向と垂直な方向に設定された第2の焦点検出領域とのうち、前記第2の焦点検出領域に含まれる前記光電変換部から得られた信号を優先的に用いて、前記焦点検出を行うことを特徴とする撮像装置。 - 前記リセットと前記幕の走行による前記撮像素子の露光制御に先立って、前記シャッタ手段を用いずに、前記リセット手段によりリセットしてから、予め決められた露光時間、経過した後に前記複数の光電変換部からそれぞれ信号を読み出すように制御する制御手段と、
前記リセットと前記幕の走行により前記撮像素子を露光制御して前記複数の光電変換部からそれぞれ出力された信号におけるケラレの影響を補正する補正手段と、を更に有し、
前記補正手段は、前記判断手段によりケラレが有ると判断された場合に、前記制御手段の制御により前記複数の光電変換部からそれぞれ読み出された信号と、前記ケラレの有無の判断に用いた条件とに基づいて前記補正を行い、前記焦点検出手段は、該補正された信号を用いて前記焦点検出を行うことを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記判断手段は、前記幕の走行方向の被写体の像高、前記撮像素子と前記シャッタ手段の光軸上の距離、シャッタ秒時、絞り値の少なくともいずれか1つを含む情報に基づいて、予め決められた演算、または、予め定められたテーブルに従って、ケラレの有無を判断することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記焦点検出手段により検出された前記測距点の焦点状態に基づいて、前記複数の光電変換部からそれぞれ出力された信号を処理して、合焦した画像を生成するリフォーカス手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 複数のマイクロレンズそれぞれに対して複数の光電変換部を備える撮像素子と、前記撮像素子を遮光するための幕を有するシャッタ手段と、前記幕による前記撮像素子の遮光の開始に先だって、前記幕の走行方向に前記撮像素子の光電変換部を順次リセットするリセット手段とを有する撮像装置から、前記複数の光電変換部からそれぞれ出力された画像信号と、該画像信号を取得した時の射出瞳距離、前記撮像素子と前記シャッタ手段の光軸上の距離、シャッタ秒時、及び絞り値の少なくともいずれか1つを含む情報とを入力する入力手段と、
前記情報に基づいて、前記リセットと前記幕の走行による前記撮像素子の露光制御に応じて生じる、各マイクロレンズに対応する前記複数の光電変換部から出力された信号におけるケラレの有無を判断する判断手段と、
前記複数の光電変換部から出力された信号に基づいて、位相差方式により、予め決められた測距点の焦点検出を行う焦点検出手段と、を有し、
前記焦点検出手段は、前記判断手段によりケラレが有ると判断された場合に、前記測距点を中心として、前記シャッタ手段の幕の走行方向に設定された第1の焦点検出領域と、前記走行方向と垂直な方向に設定された第2の焦点検出領域とのうち、前記第2の焦点検出領域に含まれる前記光電変換部から得られた信号を優先的に用いて、前記焦点検出を行うことを特徴とする情報処理装置。 - 前記焦点検出手段により検出された前記測距点の焦点状態に基づいて、前記複数の光電変換部からそれぞれ出力された信号を処理して、合焦した画像を生成するリフォーカス手段を更に有することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 複数のマイクロレンズそれぞれに対して複数の光電変換部を備える撮像素子と、前記撮像素子を遮光するための幕を有するシャッタ手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
リセット手段が、前記幕による前記撮像素子の遮光の開始に先だって、前記幕の走行方向に前記撮像素子の光電変換部を順次リセットするリセット工程と、
判断手段が、前記リセットと前記幕の走行による前記撮像素子の露光制御に応じて生じる、各マイクロレンズに対応する前記複数の光電変換部におけるケラレの有無を判断する判断工程と、
焦点検出手段が、前記複数の光電変換部からそれぞれ出力された信号に基づいて、位相差方式により、予め決められた測距点の焦点検出を行う焦点検出工程と、を有し、
前記判断工程でケラレが有ると判断された場合に、前記焦点検出工程では、前記測距点を中心として、前記シャッタ手段の幕の走行方向に設定された第1の焦点検出領域と、前記走行方向と垂直な方向に設定された第2の焦点検出領域とのうち、前記第2の焦点検出領域に含まれる前記光電変換部から得られた信号を優先的に用いて、前記焦点検出を行うことを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 制御手段が、前記リセットと前記幕の走行による前記撮像素子の露光制御に先立って、前記シャッタ手段を用いずに、前記リセット手段によりリセットしてから、予め決められた露光時間、経過した後に前記複数の光電変換部からそれぞれ信号を読み出すように制御する制御工程と、
補正手段が、前記リセットと前記幕の走行により前記撮像素子を露光制御して前記複数の光電変換部からそれぞれ出力された信号におけるケラレの影響を補正する補正工程と、を更に有し、
前記判断工程でケラレが有ると判断された場合に、前記補正工程では、前記制御工程における制御により前記複数の光電変換部からそれぞれ読み出された信号と、前記ケラレの有無の判断に用いた条件とに基づいて、前記補正を行い、前記焦点検出工程では、該補正された信号を用いて前記焦点検出を行うことを特徴とすることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置の制御方法。 - 入力手段が、複数のマイクロレンズそれぞれに対して複数の光電変換部を備える撮像素子と、前記撮像素子を遮光するための幕を有するシャッタ手段と、前記幕による前記撮像素子の遮光の開始に先だって、前記幕の走行方向に前記撮像素子の光電変換部を順次リセットするリセット手段とを有する撮像装置から、前記複数の光電変換部からそれぞれ出力された画像信号と、該画像信号を取得した時の射出瞳距離、前記撮像素子と前記シャッタ手段の光軸上の距離、シャッタ秒時、及び絞り値の少なくともいずれか1つを含む情報とを入力する入力工程と、
判断手段が、前記情報に基づいて、前記リセットと前記幕の走行による前記撮像素子の露光制御に応じて生じる、各マイクロレンズに対応する前記複数の光電変換部から出力された信号におけるケラレの有無を判断する判断工程と、
焦点検出手段が、前記複数の光電変換部から出力された信号に基づいて、位相差方式により、予め決められた測距点の焦点検出を行う焦点検出工程と、を有し、
前記判断工程でケラレが有ると判断された場合に、前記焦点検出工程では、前記測距点を中心として、前記シャッタ手段の幕の走行方向に設定された第1の焦点検出領域と、前記走行方向と垂直な方向に設定された第2の焦点検出領域とのうち、前記第2の焦点検出領域に含まれる前記光電変換部から得られた信号を優先的に用いて、前記焦点検出を行うことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータに、請求項9に記載の情報処理方法の各工程を実行させるためのプログラム。
- 請求項10に記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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