JP2018044898A - 基準体 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価で、かつ、簡易に位置測定を行うことができる基準体を提供する。【解決手段】基準体50は、所定領域又は所定空間を移動する移動体5の位置を算出する際に用いられるものである。基準体50は、立体的形状を有する。移動体5に設けられたカメラによって撮像され、基準体50が撮像された面の形状および面積に基づき、移動体5の位置が算出される。立体的形状は、複数の段を有し、複数の段において、各段の上面は、当該段の一段上の上面と平面的にみて少なくとも一部が重なることができる。各段の上面は、上下の段で色が異なっていてもよい。【選択図】図7

Description

本発明は、移動体の位置測定を行うことができる基準体に関する。
工場等の天井に設置される天井クレーンの移動体の位置測定をレーザ光に基づき行う技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−344335号公報
本発明の目的は、安価で、かつ、簡易に位置測定を行うことができる基準体を提供することにある。
本発明の基準体は、
所定領域又は所定空間を移動する移動体の位置を算出する際に用いられる基準体であって、
前記基準体は、立体的形状を有する。
本発明において、
前記立体的形状は、複数の段を有し、
前記複数の段において、各段の上面は、当該段の一段上の上面と平面的にみて少なくとも一部が重なることができる。
本発明において、前記各段の上面は、上下の段で色が異なることができる。
本発明において、前記各段の上面は、上にいくにしたがって、幅が広くなっていることができる。
本発明において、前記移動体に設けられたカメラによって撮像され、前記基準体が撮像された面の形状および面積に基づき、前記移動体の位置が算出されることができる。
本発明において、前記複数の段の少なくともいずれかの段の上面において、周囲の縁が、当該周囲の縁の内側の部分に比べて認識されやすくすることができる。
本発明において、前記複数の段の少なくともいずれかの段の上面において、周囲の縁が、当該周囲の縁の内側の部分と色が異なるか、又は、コントラスト差があるようにすることができる。
ここで、「移動体」とは、移動体操作システムにより基準位置から二次元又は三次元方向へ相対的に移動させられる物体をいう。二次元又は三次元方向へ相対的に移動(自走)が可能な装置の場合は、その装置自体が「移動体」に該当し、二次元又は三次元方向へ相対的に移動が可能な構成部材を備える装置の場合は、その構成部材が「移動体」に該当する。「移動体」の具体例は、移動体操作システムにより二次元又は三次元方向へ相対的に移動させることが可能なあらゆる物品、たとえば、クレーン装置におけるフック、搬送用ロボットにおける物品を把持又は搭載する搬送アーム又はその把持部、搭載部等の荷台相当部分、高所作業車におけるバケット(デッキ)、ヘリコプターにおけるヘリコプター本体である。
本発明によれば、安価で、かつ、簡易に位置測定を行うことができる基準体を実現することができる。
実施の形態に係る移動体システムを模式的に示す図である。 実施の形態に係る移動体システムを模式的に示す図である。 実施の形態に係る移動体システムを模式的に示す図である。 実施の形態に係る情報処理装置を模式的に示す図である。 実施の形態に係る情報処理フローを示す図である。 実施の形態に係るレイアウトの特徴点の導出例を示す図である。 実施の形態に係る第1の基準体の構成例を示す図である。 実施の形態に係る第1の基準体の使用例を示す図である。 実施の形態に係る第1の基準体の使用例を示す図である。 実施の形態に係る第1の基準体の使用例を示す図である。 実施の形態に係る第1の基準体の使用例を示す図である。 実施の形態に係る第1の基準体の使用例を示す図である。 実施の形態に係る第1の基準体の使用例を示す図である。 実施の形態に係る第1の基準体の使用例を示す図である。 実施の形態に係る第1の基準体の使用例を示す図である。 実施の形態に係る第1の基準体の変形例を示す上面図である。 実施の形態に係る第1の基準体の変形例を示す斜視図である。 天井クレーンの全体構成を示す斜視図である。 天井クレーンの昇降機としての巻上機の構造を示す図である。 天井クレーンにおける制御機構を示すブロック図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しながら説明する。
1.移動体システム
移動体システム100は、図1〜図3に示すように、移動体(たとえばホイストなどの昇降機、物品)5を含む。と、移動体の移動方向を操作指示するための指示手段を含む操作リモコン(操作手段)とを含む。移動体5には、1つ又は複数のカメラ30が装着されている。
ここで、「リモコン」とは、遠隔操作、遠隔制御等を行うための装置の意味を有するリモートコントローラの略称又は遠隔操作、遠隔制御等の意味を有するリモートコントロールの略称である。なお、無線、有線といった信号伝送方式の違いは、別段の説明を行う場合を除き、「リモコン」の定義又は解釈を左右しない。
2.情報処理装置
情報処理装置40は、所定領域又は所定空間を移動する移動体5の位置を算出するためのものである。移動体5として好ましく適用される例は、物が係留され、物(吊り荷など)を二次元又は三次元で移動させる搬送システム(たとえばクレーンシステム)用の移動体5を挙げることができる。
情報処理装置40は、図4に示すように、入力部42と、処理部44と、出力部46と、記憶部48とを含む。
入力部42は、移動体5に設けられた1つ又は複数のカメラ30が撮像した画像情報を入力する画像情報入力部42aを含む。カメラ30は、広角レンズがついたカメラ30などを挙げることができる。カメラ30を複数設けることで、移動体5に吊下がった物などがカメラ30の視野を遮る場合に、それぞれのカメラ30で撮影範囲ないしは視界を補完することができる。カメラ30は移動体5に下向きに設けることができる。
処理部44は、固有情報生成部44aと、位置導出部44bとを含む。固有情報生成部44aは、画像情報に含まれる特徴点又は相対情報を生成するためのものである。固有情報生成部44aは、模様、色の違い、形状の特異点、コントラストの違い、および、撮影範囲のレイアウト構成の群からなる少なくとも1種に基づき特徴点又は相対情報の固有情報を生成することができる。位置導出部44bは、カメラ30が撮像した画像情報から固有情報生成部44aが生成した固有情報に基づき、データベース48aを参照して、移動体5の位置を導出する。エッジ処理などで画像の特徴をパターン化してもよい。
出力部46は、情報を送信するための送信部46aや情報を表示させるための表示部46bを含むことができる。
記憶部48は、移動体5の位置と、固有情報の情報とを対応させて構成されたデータベース48aが記憶されている。記憶部48には、位置情報を記憶させておく位置情報記憶部48bを設けてもよい。その位置情報は、時刻又は時間との関係をもたせて記憶させることができる。
情報処理装置40は、画像内の固有情報の情報により、データベース48aを参照して対応する位置情報を導出するものである。移動体5の操作する層さスイッチの情報から移動距離も推測し、その移動距離との関係により、画像に基づいて導出した位置の検証を行うことができる。位置情報には、横方向、縦方向、高さ方向の位置情報を含むことができる。
情報処理装置40は移動体5に設けられたカメラ30に設けてもよいし、又は、無線通信若しくは有線通信によりカメラ30と通信可能に設けられていてもよい。
情報処理装置40に対して情報処理を実行させるプログラムは、情報処理装置40に含まれる記憶装置(たとえば、ROM、ハードディスク)などに格納することができる。種々の情報処理は、CPUなどの演算装置により実行することができる。データベース48aは、ハードディスクなどの記憶装置に格納することができる。
情報処理装置40は、通信可能なコンピュータなどの自動計算機や携帯電話などの携帯端末を適用することができる。
情報処理装置40は、コンピュータなどの公知の電子計算機により実現することができる。情報処理装置40は、その機能をカメラ30又は移動体5の制御部に実現させてもよい。
3.固有情報
(1)特徴点
固有情報は、カメラ30が撮像される範囲内に基準体が設けられ、カメラ30が撮像した基準体に基づき生成することができる。たとえば、床面をカメラ30で撮影し、床通路ラインや常設機器などの特徴点を捉えることができる。図6を参照して説明する。スイッチ情報から移動指令と画像のポイント(図中では○)のズレ量から移動距離を算出する。決まった場所にマーカーを設置し、そこを通過時に誤差補正を行う。スイッチ情報からある程度の移動を算出することができる。高さがある物などについては床面より速く移動するため、いくつか決めたポイントで一番速度が遅いポイントを測定ポイントとする。大きな吊り荷が一番上まで吊り上げると、画面の中心付近は測定ポイントが設定できないため、広角レンズでポイントをより多く設定するとよい。特徴的なポイントパターンを記憶し、パターンマップを基に位置を割り出す。
(2)相対情報
相対情報は、図7に示すような、基準体により位置を把握してもよい。基準体は、移動体5システムのカメラ30の撮影範囲に設けられている。基準体はいわゆる位置計測のためのマーカーとしての機能を含むものである。基準体の例としては、たとえば、次のものがある。
(a)第1の基準体
基準体は、複数の段を有する。複数の段において、各段の上面は、段の一段上の上面と平面的にみて少なくとも一部が重なるように設けられる。各段の上面は、上下の段で色が異なるようにすることができる。各段の上面は、上にいくにしたがって、幅が広くなるようにしてもよいし、幅が狭くなるようにしてもよい。
この場合、データベース48aには、少なくとも所定の各位置から撮影した画像情報から把握される露出した第1の上面の形状および面積および第2の上面の形状および面積と、移動体5の位置情報とが対応させて記憶されている。
位置導出部44bは、少なくとも所定の各位置から撮影した画像情報から把握される露出した、第1の面(所定段の上面)の形状および面積、および、第2の面(所定段とは異なる段の上面)の形状および面積に基づき、移動体5の位置を導出することができる。位置導出部44bが所定段目の上面が認識されたかどうかで、ある程度の位置を算出してもよい。
第1の基準体50の使用例を図8〜図11を参照して説明する。第1の基準体50として、上の段にいくにしたがって、各段の上面が幅広になっていき、かつ、平面的にみて、下側の段の上面が上側の段の上面にすべてが重なっているもので、各段の上面がそれぞれ色を変えた例を挙げる。
図8および図11に示すように、カメラ30が立体マーカーの真上の時には、四角錐台が積み重なって上にあるものほど大きく、下にあるものほど小さく見える。図9および図11に示すように、カメラ30が右に移動した時には、1段目、2段目の上面は見えるが3段目以降は見えない。1段目と2段目で色が違いフチが強調されている。カメラ30が横に行くほど下の段が見えてきて色が交互に現れることになる。図10および図11に示すように、さらにカメラ30が右に移動した時には、1段目、2段目、3段目の上面は見えるが4段目以降は見えない。1段目、2段目、3段目で色が交互に現れる。このような例の場合、何段目が見えた時に何mかを予め算出しておき、データベース48aに記憶しておくことで、所定段目がみえたときにどの位置かを導出することができる。
第1の基準体50は、他の立体的形状であることができる。図12〜図15に示すように、他の立体的形状においても、立体的形状のカメラ30により撮影された面の形状、面積の関係を考慮することで、位置を把握することができる。具体的には、カメラ30が立方体など立体的形状を把握できる面及び把握した面の面積と、位置との対応関係をデータベース48aに記憶しておくことにより、立体的形状の画像情報に基づき、位置を算出することができる。カメラ30で把握した画像情報中の立体的形状の各面の面積比により、移動体5とその立体的形状とを結んだ線と、X軸又はY軸とのなす角(カメラ角度)も導出することができる。
第1の基準体50に、以下の第2の基準体52および第3の基準体54を組み合わせてもよい。
(b)第2の基準体
第2の基準体52は、識別コード(たとえばQRコード(登録商標))であることができる。データベース48aには、画像情報中における識別コードの位置および識別コードの情報と、移動体5との位置とが対応させて記憶することができる。これにより、導出部は、画像情報中における識別コードの位置と、識別コードの情報とに基づき、移動体5の位置を導出することができる。
(c)第3の基準体
第3の基準体54としては、発光体により実現してもよい。発光体は、たとえばLED、有機ELなどの可視光の発光体、赤外線発光体などにより構成される表示装置により実現してもよい。
第1の基準体50は、上記の特徴点との情報とを組み合わせてもよい。
図16および図17に示すように、第1の基準体50は、複数の段の少なくともいずれかの段の上面において、周囲の縁が、当該周囲の縁の内側の部分に比べて認識されやすくすることができる。具体的には、第1の基準体50は、複数の段の少なくともいずれかの段の上面において、周囲の縁が、当該周囲の縁の内側の部分と色が異なるか、又は、コントラスト差を設けることができる。第2の基準体52も同様に、所定の面の周囲の縁が、当該周囲の縁の内側の部分に比べて認識されやすくすることができる。
4.作用効果
本実施の形態によれば、2次元又は3次元での位置計測が容易である。また、カメラ30に基づいた位置計測であるため、安価かつ容易に実現することができ、レーザに比べて設置時の作業も容易となる。つまり、安価なカメラ30を使用し映像から位置を算出するため、移動体5の1箇所にカメラ30を取り付けるだけで済み、レーザー測定器のような複数箇所に機器を設置する必要が無い。具体的には、レーザー測定器をX軸とY軸それぞれ別の場所に設置して、壁との距離を測定する場合には、X軸とY軸にそれぞれレーザ測定器の取付けが必要であり取付け工事に時間と費用がかかるが、本実施の形態によれば、そのような時間や費用がかからない。
本実施の形態に係る第1の基準体50によれば、安価かつ容易に移動体5の位置を把握するのに資することができる。
5.移動体システムの具体例
本実施の形態に係るカメラ30を含む移動体システム100は、天井クレーンに適用されるのが好適である。天井クレーンの構成について説明する。なお、カメラ30は図示せず、カメラ30が適用される天井クレーンの構成について説明する。
図18は天井クレーンの全体構成を示す斜視図である。図19は本発明の実施の形態にかかる三次元移動装置としての天井クレーンの昇降機としての巻上機の構造を示す図である。図20は天井クレーンにおける制御機構を示すブロック図である。
図18に示されるように、三次元移動装置としての天井クレーン1は、建物の天井近傍に平行に敷設された走行レール2A,2Bを車輪を介して走行する1対のサドル3A,3B間に、昇降機としての巻上機5を横行可能に備えたクレーンガーダ4を横架して、昇降機としての巻上機5により巻き上げられる支持ワイヤロープ6の先端に移動体としてのフック7を固定して構成されている。
このように、天井クレーン1は、走行レール2A,2Bに対してほぼ垂直にクレーンガーダ4を横架して、このクレーンガーダ4上を先端にフック7を有する巻上機5が移動するように構成されているので、移動体としてのフック7を上下方向に移動させるZ軸モータ、及び水平面内で移動させるX軸モータ及びY軸モータとを具備する移動機構を中心とした三次元移動装置として適している。
巻上機5からは、通信ケーブル8が床面近傍まで垂下しており、リモコン筐体10に接続されている。
さらに、図18に示されるように、巻上機5はクレーンガーダ4を挟んで設けられた1対の車輪14を有しており、これらの車輪14が横行用モータ(Y軸モータ)13で駆動されて回転することによって、巻上機5がクレーンガーダ4に沿って横行する。これらの横行ユニットには支持部材15によって巻上機本体17が吊り下げ支持されており、巻上機本体17には支持ワイヤロープ6を巻き上げ、又は伸ばすための巻上用モータ(Z軸モータ)16が取付けられている。
そして、図18に示されるクレーンガーダ4を両端で支持して走行レール2A,2Bの上を走行するサドル3A,3Bには、それぞれ図示しない走行用車輪と走行用モータ(X軸モータ)が設けられている。また、図19に示される巻上機本体17には、これらのX軸モータ、Y軸モータ13、Z軸モータ16を、操作用リモコン9の操作に応じて駆動させるためのモータ駆動制御回路が内蔵されている。
巻上機本体17に内蔵されているモータ駆動制御回路18は、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」ともいう。)20、インバータ(又はコンタクタ)21によって構成されている。
ここで、マイコン20は、CPU(中央処理装置)、ROM、RAM等のメモリ装置、入出力(I/O)装置を具備しており、リモコン筐体10から通信ケーブル8内の通信線を通じて送信される電気信号を受信して必要な演算処理を行い、その処理結果を電気信号としてインバータ(又はコンタクタ)21に出力する。マイコン20は、所謂ワンチップマイコンでも良いし、複数のチップ又は素子・部品から構成されるものでも良い。
操作リモコン9の操作スイッチ11が押された場合には、所定の電気信号が通信ケーブル8内の通信線を通じてマイコン20に送信され、マイコン20はインバータ(又はコンタクタ)21に制御信号を送信して、インバータ(又はコンタクタ)21は制御信号にしたがってX軸モータ23及び/又はY軸モータ13に駆動電流を供給し、X軸モータ23及び/又はY軸モータ13を駆動させて、移動体としてのフック7をリモコン筐体10が向いている方向に移動させる。
インバータ21およびマイコン20を含むモータ駆動制御回路18は、X軸モータ23及び/又はY軸モータ13の駆動制御を行い、コンタクタ22が、Z軸モータ16の駆動を制御する。したがって、モータ駆動制御回路18とコンタクタ22とを含んで駆動制御装置61が構成されており、この駆動制御装置61と操作用リモコン9とは、図1の通信ケーブル8を含んで移動操作システムを構成している。また、X軸モータ23とY軸モータ18とZ軸モータ16とは移動機構62に相当する。
なお、操作用リモコン9に設けられている上下スイッチとしての上昇スイッチ11A及び下降スイッチ11Bが押された場合には、所定の電気信号が通信ケーブル8内の通信線を通じて、モータ駆動制御回路18と同じく巻上機本体17に内蔵されているコンタクタ22に伝達され、コンタクタ22からZ軸モータ16に駆動電流が供給されて、上昇スイッチ11Aが押された場合にはZ軸モータ16が支持ケーブル6を巻き上げてフック7を上昇させるように作動し、下降スイッチ11Bが押された場合にはZ軸モータ16が支持ケーブル6を伸ばしてフック7を下降させるように作動する。
したがって、天井クレーン1を操作する操作者は、まず操作用リモコン9の下降スイッチ11Bを押してZ軸モータ16を作動させてフック7を下降させ、床面に置かれている搬送物にフック7を掛け、上昇スイッチ11Aを押してZ軸モータ16を作動させ、支持ワイヤロープ6を巻き上げて搬送物を水平方向の移動に支障のない高さまで吊り上げる。続いて、操作リモコン9の操作スイッチ11により、所望の方向へ搬送物を平行移動させることができる。
上記の実施の形態は、本発明の範囲内において、種々の変更が可能である。
本発明の方向表示装置、移動体操作システムおよび移動体の操作方法は、安全性が向上された移動体の移動操作を実現することができる。
5 移動体
30 カメラ
40 情報処理装置
42 入力部
42a 画像情報入力部
44 処理部
44a 固有情報生成部
44b 位置導出部
46 出力部
46a 送信部
46b 表示部
48 記憶部
48a データベース
48b 位置情報記憶部
50 第1の基準体
52 第2の基準体
54 第3の基準体
100 移動体システム

Claims (7)

  1. 所定領域又は所定空間を移動する移動体の位置を算出する際に用いられる基準体であって、
    前記基準体は、立体的形状を有する基準体。
  2. 請求項1において、
    前記立体的形状は、複数の段を有し、
    前記複数の段において、各段の上面は、当該段の一段上の上面と平面的にみて少なくとも一部が重なる基準体。
  3. 請求項2において、
    前記各段の上面は、上下の段で色が異なる基準体。
  4. 請求項2または3において、
    前記各段の上面は、上にいくにしたがって、幅が広くなる基準体。
  5. 請求項2〜4のいずれかにおいて、
    前記複数の段の少なくともいずれかの段の上面において、周囲の縁が、当該周囲の縁の内側の部分に比べて認識されやすい基準体。
  6. 請求項2〜5のいずれかにおいて、
    前記複数の段の少なくともいずれかの段の上面において、周囲の縁が、当該周囲の縁の内側の部分と色が異なるか、又は、コントラスト差がある基準体。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記移動体に設けられたカメラによって撮像され、前記基準体が撮像された面の形状および面積に基づき、前記移動体の位置が算出される基準体。
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