JP2018042822A - 消火用ホース及び消火栓装置 - Google Patents

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【課題】内部空間中に電線を設けていても、放水によって電線が外部に出てくるのを防ぐことができる消火用ホースを提供する。また、そのような消火用ホースを備えた消火栓装置を提供する。【解決手段】保形ホースとして形成され、内部空間中に電線5が設けられた消火用ホース1であって、電線5は、長さ方向に変形可能な弾性形状部5aを有することを特徴とする。また、その弾性形状部5aは、コイル状の形状を有することを特徴とする。そして、消火栓装置10であって、そのような消火用ホース1を備えたこと特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は、内部空間中に電線が設けられた消火用ホース及びその消火用ホースを備えた消火栓装置に関する。なお、電線の用途としては、遠隔制御用の信号線としての使用や、通話用の通信線としての使用、さらにはアース線としての使用等がある。
従来、消火用ホースにおいて、その内部空間中に電線が設けられているものがある。
そのような消火用ホースとして、例えば、実公平05−015673号公報(特許文献1)には、消防車用の平ホースについてのものであるが、信号線としての電線をホース両端部に設けた支持部材を貫通してホース内部の空間内に固定することなく自由に動き得るように設けたものが記載されている。
特許文献1に記載の技術によれば、ホースの内部に電線を固定することなく自由に動き得るように設けることにより、電線がホース長に対して余長を有していることもさらに必要にはなるが、同文献に記載の通り、ホースを平らに折り畳んで収納する際に電線がホースの折り畳み箇所で鋭く折曲するのを防ぐことができ、折曲による断線を防ぐことができると解される。
実公平05−015673号公報
しかしながら、前記の特許文献1に記載の技術の場合、ホースの内部に電線を固定することなく自由に動き得るように設けているだけなので、ホースの収納時には、前記のような利点が得られる一方、放水時には、電線の余長分がノズルから外部に出てきてしまい、それが消火操作の邪魔になることがあると解される。
ところで、消火用ホースには、特許文献1の技術が対象としているような収納時に平らに折り畳まれる平ホースの他にも、断面形状が円形に常時保たれるように形成される保形ホースがある。保形ホースは、各種消火栓装置に用いられており、トンネルに設置される消火栓装置にも用いられている。
トンネルに設置される消火栓装置の場合、全長30m程度の長尺の消火用ホースが用いられる。火災発生時には、その長尺の消火用ホースを筐体外部に引き出してノズルのある先端側を火災位置まで移動させることになるが、筐体内部に設けられる消火栓弁は手動開閉式のものが採用されているため、消火栓弁を開いた後、充水状態にある長尺の消火用ホースに対し、その引き出し・火災位置への移動の操作をすることになる。空の状態であれば、その操作は容易であるが、充水状態にあると、長尺の消火用ホースはとても重くなるため、一般の操作者にとって、その操作は容易でない。
そこで、トンネルに設置される消火栓装置において、消火栓弁を電動開閉式とすると共に、前記の特許文献1に記載の技術に倣って電線を消火用ホースの内部空間中に設け、先端のノズル側から電線を通じて消火栓弁の開閉を遠隔操作可能とすることが考えられる。そのようにすることにより、消火用ホースの引き出し・火災位置への移動の操作の後に、消火栓弁を開くことが可能となる。すなわち、空の状態の消火用ホースに対し、引き出し・火災位置への移動の操作をすることが可能となり、その操作を容易なものとすることが可能となる。
しかしながら、消火栓装置に用いられる消火用ホースは、保形ホースであり、平ホースのように折り畳まれることはないものの、曲げられたり、伸ばされたりすることはもちろんあるものであり(例えば、筐体への収納時、内巻きに或いは外巻きに巻かれる際に曲げられるものであるし、筐体からの引き出し時、巻かれた状態から伸張する際に伸ばされるものであり、更には、充水(内圧上昇)によってホース自体が伸張するものである。)、前記の特許文献1に記載の技術に倣って内部に電線を設ける場合、そのような曲げや伸びの変化に対応できるようにする必要があり、そのためには電線にホース長に対する余長を持たせる必要がある。
つまり、消火栓装置に用いられる消火用ホースにおいて、前記の特許文献1に記載の技術に倣って内部に電線を設けただけでは、放水時、電線の余長分がノズルから外部に出てきてしまい、それが消火操作の邪魔になることがあるという問題が生じることになる。
この発明は、上記の事情に鑑み、内部空間中に電線を設けていても、放水によって電線が外部に出てくるのを防ぐことができる消火用ホースを提供することを目的とする。また、そのような消火用ホースを備えた消火栓装置を提供することを目的とする。
この発明は、保形ホースとして形成され、内部空間中に電線が設けられた消火用ホースであって、前記電線は、長さ方向に変形可能な弾性形状部を有することを特徴とする消火用ホースである。
また、この発明は、前記弾性形状部は、コイル状の形状を有することを特徴とする消火用ホースである。
また、この発明は、前記電線は、直線状部をさらに有し、前記弾性形状部を前記直線状部を介して複数個所に有することを特徴とする消火用ホースである。
また、この発明は、前記消火用ホースを備えたことを特徴とする消火栓装置である。
また、この発明は、前記消火用ホースに給水源からの消火水を供給するための配管系統部であって、その途中又はその一次側に、電動開閉可能な消火栓弁が設けられた配管系統部をさらに備えており、前記消火用ホースは、先端側に、前記電線の先端側が接続され、かつ、スイッチ手段が接続される先端側固定端子部が設けられていると共に、基端側に、前記電線の基端側が接続され、かつ、前記消火栓弁の制御手段が接続される基端側固定端子部が設けられていることを特徴とする消火栓装置である。
また、この発明は、前記消火用ホースは、先端側に、消火用ノズルが接続される先端側接続管部を有すると共に、基端側に、前記配管系統部に接続される基端側接続管部を有し、前記先端側固定端子部は、前記先端側接続管部に設けられていると共に、前記基端側固定端子部は、前記基端側接続管部に設けられていることを特徴とする消火栓装置である。
この発明においては、消火用ホースの曲げや伸びの変化に追従して電線の弾性形状部が長さ方向に弾性変形するので、ホース側の曲げや伸びの変化が電線側に張力として作用するのを防ぐことができる。すなわち、ホース側の曲げや伸びの変化により電線が破断するのを防ぐことができ、断線を防ぐことができる。これにより、電線にホース長に対する余長を持たせる必要をなくすことができ、放水によって電線が外部に出てくるのを防ぐことができる。
したがって、この発明によれば、内部空間中に電線を設けていても、放水によって電線が外部に出てくるのを防ぐことができる消火用ホースを得ることができる。また、そのような消火用ホースを備えた消火栓装置を得ることができる。
また、この発明によれば、弾性形状部をコイル状の形状を有するものとすることにより、弾性形状部を容易に形成することができる。
また、この発明によれば、電線は直線状部をさらに有するものとし、弾性形状部をその直線状部を介して複数個所に有するものとすることにより、弾性形状部による前記の利点を得つつ、流水に対する抵抗を小さくし、流水に生じる圧力損失を小さくすることができる。
また、この発明によれば、消火用ホースを、先端側に、電線の先端側が接続され、かつ、スイッチ手段が接続される先端側固定端子部が設けられているものとすると共に、基端側に、電線の基端側が接続され、かつ、電動開閉可能な消火栓弁の制御手段が接続される基端側固定端子部が設けられているものとすることにより、消火用ホースの先端側からスイッチ手段を操作すれば、電線を通じ、制御手段を介して遠隔操作によって消火栓弁を開くことができる。これにより、火災発生時、消火用ホースの引き出し・火災位置への移動の操作の後に、消火栓弁を開くことができる。すなわち、空の状態の消火用ホースに対し、引き出し・火災位置への移動の操作をすることができ、その操作を容易なものとすることができる。
また、この発明によれば、消火用ホースの、消火用ノズルが接続される先端側接続管部に、前記の先端側固定端子部が設けられているものとすると共に、配管系統部に接続される基端側接続管部に、前記の基端側固定端子部が設けられているものとすることにより、組み立てに際し、電線の消火用ホースへの固定作業を容易なものとすることができると共に、電線とスイッチ手段及び消火栓弁の制御手段との接続作業を容易なものとすることができつつ、消火用ホースへの消火用ノズルの接続作業を容易なものとすることができると共に、消火用ホースの配管系統部への接続作業を容易なものとすることができる。
この発明の消火用ホースの一例を電動弁である消火栓弁と共に示した説明図である。 同上の消火用ホースの内部に設けられるケーブルの形状を拡大して示した説明図である。なお、ホース及びケーブルの全長を概念的に示したものであり、図示の便宜上、全長を短くすると共に、両端の構成部分を一部省略して示したものである。 同上のケーブルの形状の他の二例を示したものであり、(a)及び(b)何れも図2に相当する説明図である。 この発明の消火用ホースを備えた消火栓装置の全体図であり、(a)が正面図であり、(b)が前面扉を開いた状態の平面図である。
この発明の消火用ホース及び消火栓装置の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態においては、消火栓装置として消火用ホースが筺体内の収納部に内巻きに収納されるタイプのものを例示しているが、この発明は、消火用ホースとして保形ホースが用いられる消火栓装置であれば、適用することができ、例えば、消火用ホースが筐体内のリールに外巻きに収納されるタイプのものにも適用することができる。
先ず、消火栓装置10全体の基本構成について説明する。
消火栓装置10は、例えばトンネルに設置されるものであるが、図4(a)及び(b)に示したように、その筐体2の内部に、先端に消火用ノズル1aを有する消火用ホース1や、その消火用ホース1の一次側に位置し、途中に電動開閉可能な消火栓弁3、自動調圧弁(図示せず)等が設けられる配管系統部4などを備えている。なお、配管系統部4は、消火水を消火用ホース1に供給するためのものであり、消火栓弁3を開けば、図示しない外部の給水源からの消火水が、自動調圧弁で所定圧に調圧されて、配管系統部4を通じて消火用ホース1に供給されることになる。
そして、消火用ホース1は、常時は、筐体2の内部に設けられるホース収納部に内巻きにまかれて収納されているが、火災時は、ホース収納部から筐体2の外部に引き出されて先端側が火災位置まで移動され、先端の消火用ノズル1aから配管系統部4を通じて供給される消火水を火源に向けて放水するものとして使用されるものである。なお、筐体2には前面開口を開閉する前面扉2aが設けられている。火災時には、その前面扉2aを開き、消火用ホース1の引き出し等の必要な操作をすることになる。
次に、消火用ホース1の構成について、詳細に説明する。
消火用ホース1は、そのホース部分が常時断面円形に保たれる保形ホースとして形成されているものである。
そして、消火用ホース1の内部空間中には、図1及び図2に示したように、電線の一例である信号線として使用されるケーブル5がホースの略全長を通じて設けられている。このケーブル5は、ホースとは別部材として形成されるものであり、導体とその導体を被覆する絶縁体とからなり、ホースの長さ方向に変形可能な弾性形状部の一例であるコイル状の形状をなす弾性形状部5aを有している。なお、ケーブル5は、導体に薄い絶縁層を被覆してなるものとしてもよい。
消火用ホース1は、例えば、筐体2の内部への収納時、巻かれて収納される際に曲げられたり、筐体2の外部への引き出し時、巻かれた状態から伸張する際に伸ばされたりするものであり、更には、充水(内圧上昇)によってホース1自体が伸張するものであり、曲げや伸びの変化のあるものであるが、内部に設けられるケーブル5が長さ方向に弾性変形するコイル状の形状をなす弾性形状部5aを有していることにより、ホース側の曲げや伸びの変化に追従してケーブル5の弾性形状部5aが長さ方向に弾性変形することになるので、ホース側の曲げや伸びの変化が張力としてケーブル5側に作用するのを防ぐことができ、ホース側の曲げや伸びの変化によるケーブル5の破断を防ぐことができる。
これにより、消火用ホース1においては、ケーブル5にホース長に対する余長を持たせる必要をなくすことができ、放水時、その放水によってケーブル5が消火用ノズル1aから外部に出てくるのを防ぐことができる。
さらに、本実施形態の消火用ホース1及び消火栓装置10について、詳細に説明する。
消火用ホース1は、そのホース部分の先端側には、消火用ノズル1aが接続される先端側接続管部1bが設けられていると共に、基端側には、配管系統部4に接続される基端側接続管部1cが設けられている。先端側接続管部1bには、管壁の内面側に先端側固定端子部6が固定して設けられていると共に、基端側接続管部1cには、同様に管壁の内面側に基端側固定端子部7が固定して設けられている。
ケーブル5は、先端側が先端側固定端子部6に接続されていると共に、基端側が基端側固定端子部7に接続されている。これにより、ケーブル5は、消火用ホース1の略全長を通じて内部に両端部が固定のものとして設けられている。
さらに、ケーブル5は、図2に概念的に示したように、その長さ方向略全長に亘ってコイル状の形状をなす弾性形状部5aを有するものとしている。これにより、消火用ホース1の略全長に亘ってケーブル5の弾性形状部5aがホース側の曲げや伸びの変化に追従して弾性変形するものとなっている。
ここで、消火用ホース1は、ケーブル5が内部に設けられていることにより、流水に圧力損失が生じることになる。しかしながら、例えば、図1や図2に示したように、ケーブル5のコイル状の形状をなす弾性形状部5aの外径をホース側の内径よりも僅かに小さいものとすることにより(或いは、弾性形状部5aの外周部をホース側の内周部に軽く内接させてもよく、すなわち、弾性形状部5aの外径をホース側の内径と同程度にしてもよい。)、弾性形状部5aによる前記の利点を得つつも、流水に対する抵抗を小さくすることができ、流水に生じる圧力損失を小さくすることができる。また、ケーブル5は、図3(a)に示したように、直線状部5bも有するものとしもよく、その直線状部5bを介して複数個所、例えば両端部分にコイル状の形状をなす弾性形状部5aを有するものとしてもよい。さらに、ケーブル5は、図3(b)に示したように、コイル状の形状をなす弾性形状部5aの外周部がホース側の内周部から大きく離間するように弾性形状部5aの外径をホース側の内径よりも大幅に小さくしてもよい。何れによっても、弾性形状部5aによる前記の利点を得つつも、流水に対する抵抗を小さくすることができ、流水に生じる圧力損失を小さくすることができる。
そして、消火用ホース1は、本実施形態においては、消火栓装置10の筐体2の内部に設けられる消火栓弁3の開閉を消火用ノズル1aが設けられる先端側からケーブル5を通じて遠隔操作可能なものとなっている。
すなわち、消火用ホース1は、図1に示したように、ケーブル5の先端側が接続される先端側固定端子部6にはスイッチ手段8が先端側接続管部1bの管壁を貫通する貫通孔を介してケーブルにより外部から電気的に接続されて設けられている。このスイッチ手段8は、操作者が操作可能な操作部(図示省略)を有している。ケーブル5の基端側が接続される基端側固定端子部7には電動開閉可能な消火栓弁3の開閉を制御する制御手段の一例である制御回路9が基端側接続管部1cの管壁を貫通する貫通孔を介してケーブルより外部から電気的に接続されて設けられている。この制御回路9は、消火栓弁3を開閉駆動するモータMに電気的に接続されている。これにより、スイッチ手段8からの開閉信号がケーブル5を通じて先端側から基端側に伝送され、制御回路9を介して消火栓弁3の開閉駆動をするモータMの開閉駆動を制御することができるようになっており、消火用ホース1の消火用ノズル1aが設けられる先端側から消火栓装置10の筐体2の内部に設けられる消火栓弁3の開閉を遠隔操作することができるようになっている。
消火栓装置10は、そのような消火用ホース1を備えていることにより、前記の通り、放水によってケーブル5が消火用ノズル1aから外部に出てくるのを防ぐことができつつも、火災発生時、消火用ホース1の引き出し・火災位置への移動の操作をした後に、消火用ノズル1aが設けられる先端側からの遠隔操作により消火栓弁3を開くことができるので、空の状態の消火用ホース1に対し、その引き出し・火災位置への移動の操作をすることができ、その操作を容易なものとすることができる。
さらに、消火栓装置10は、消火用ホース1が、消火用ノズル1aが接続される先端側接続管部1bに、ケーブル5の先端側が接続され、かつ、スイッチ手段8が接続される先端側固定端子部6が設けられているものであると共に、配管系統部4に接続される基端側接続管部1cに、ケーブル5の基端側が接続され、かつ、消火栓弁3の開閉を制御する制御回路9が接続される基端側固定端子部7が設けられているものであることにより、組み立てに際し、ケーブル5の消火用ホース1への固定作業を容易なものとすることができると共に、ケーブル5とスイッチ手段8及び消火栓弁3の開閉を制御する制御回路9との接続作業を容易なものとすることができ、かつ、消火用ホース1への消火用ノズル1aの接続作業を容易なものとすることができると共に、消火用ホース1の配管系統部4への接続作業を容易なものとすることができる。なお、消火用ノズル1aは、消火栓装置10の放出点検の際に脱着されるものである。すなわち、消火用ホース1への消火用ノズル1aの接続作業を容易なものとすることができるという利点は、放出点検に際しても利点となる。
以上この発明の実施形態の一例について説明したが、この発明は上記の実施形態の構成に限定されるものではなく、適宜、その構成を変更することができる。
例えば、ケーブル5は、終端抵抗が設けられているものとしてもよい。それにより、ケーブル5の断線監視をすることができる。
また、ケーブル5における弾性形状部5aの形状については、上記の実施形態においては、円筒形に螺旋状に巻線されたコイル状の形状をなすものとしているが、長さ方向に弾性変形可能な形状であればよく、コイル状の形状をなすものに限定されるわけではない。具体的には、例えば、立体的に巻線されたものでなくてもよく、波形の形状等の2次元的な繰り返し形状をなすものとしてもよい。また、ケーブル5は、その長さ方向の一部に弾性形状部5aを有するものであればよい。
また、ケーブル5の用途については、上記の実施形態においては、消火栓弁3の開閉を遠隔操作するための信号線としての使用されるものとしているが、両端部に通話機器を設け、通信線として使用されるものとしてもよい。さらには、単にアース線として使用されるものとしてもよい。
また、消火栓装置10は、上記の実施形態で示した遠隔操作による消火栓弁3の開閉機構に加えて、通常の消火栓装置で利用される消火栓弁の機械的な開閉機構を備えてもよい。例えば、電動開閉可能な消火栓弁3と並列に、機械的な開閉機構を有する消火栓弁(一般的な消火栓弁)を配管系統部4に設け、ワイヤを介して一般的な消火栓弁を開閉操作可能な開閉レバーを筐体2(例えば、前面扉2aの内面側)に設けるようにする。これにより、遠隔操作又は開閉レバー操作のいずれかによって、消火用ホース1への給水が可能となる。
また、図1に示す例では、先端側固定端子部6及び基端側固定端子部7は、先端側接続管部1b、基端側接続管部1cそれぞれの管壁の内面側に設けられていたが、管壁の外面側に設けられるようにしてもよく、その場合、管壁の内外を貫通する貫通孔を介して、ケーブル5を管壁の外面側に貫通させるようにしてもよい。
なお、消火栓装置10は、消火栓弁3や自動調圧弁等が、筐体2内の配管系統部4に設けられるものとして説明したが、配管系統部4の一次側であって、給水源と接続される筐体2の外部の配管系統部分に設けられるようにしてもよく、その場合、消火栓弁3や自動調圧弁等が、例えば消火栓弁ユニットとしてユニット化されていてもよい。
1:消火用ホース 1a:消火用ノズル 2:筐体 2a:前面扉
3:消火栓弁 4:配管系統部 5:ケーブル 5a:弾性形状部
5b:直線状部 6:先端側固定端子部 7:基端側固定端子部
8:スイッチ手段 9:制御回路 10:消火栓装置

Claims (6)

  1. 保形ホースとして形成され、内部空間中に電線が設けられた消火用ホースであって、
    前記電線は、長さ方向に変形可能な弾性形状部を有することを特徴とする消火用ホース。
  2. 前記弾性形状部は、コイル状の形状を有することを特徴とする請求項1に記載の消火用ホース。
  3. 前記電線は、直線状部をさらに有し、前記弾性形状部を前記直線状部を介して複数個所に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の消火用ホース。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の消火用ホースを備えたことを特徴とする消火栓装置。
  5. 前記消火用ホースに給水源からの消火水を供給するための配管系統部であって、その途中又は当該配管系統部の一次側に、電動開閉可能な消火栓弁が設けられた配管系統部をさらに備えており、
    前記消火用ホースは、先端側に、前記電線の先端側が接続され、かつ、スイッチ手段が接続される先端側固定端子部が設けられていると共に、基端側に、前記電線の基端側が接続され、かつ、前記消火栓弁の制御手段が接続される基端側固定端子部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の消火栓装置。
  6. 前記消火用ホースは、先端側に、消火用ノズルが接続される先端側接続管部を有すると共に、基端側に、前記配管系統部に接続される基端側接続管部を有し、
    前記先端側固定端子部は、前記先端側接続管部に設けられていると共に、前記基端側固定端子部は、前記基端側接続管部に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の消火栓装置。
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