JP2018042111A - 端末、通信システム、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】低消費電力化が可能な端末、通信システム、方法及びプログラムを提供すること【解決手段】本発明に係る端末100は、通信速度の異なる複数の無線通信手段110a、110b及び110cを含む通信部110と、通信で使用するアプリケーションに基づいて複数の無線通信手段110a、110b及び110cの中から所望の無線通信手段を選択して通信を行う通信機器連動アプリケーション部101と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、端末、通信システム、方法及びプログラムに関するものであり、特に、低消費電力化が可能な端末、通信システム、方法及びプログラムに関する。
スマートフォンやタブレット端末などの携帯型の端末が普及している。これらの端末がインターネットに接続するためには、例えば、モバイルルータなどの携帯型中継機(以下、通信機器と呼ぶ)が用いられる。ユーザは、端末を使用して端末と通信機器との間を無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)などの通信手段で接続して端末をインターネットに接続する。また、ユーザは、端末を使用してメールや、SNS(Social Networking Service)、音楽サイトからの音楽のダウンロード、動画サイトでの動画の視聴などのさまざまサービスを受けることができる。通信手段の規格には、IEEE 802.11acや、4G LTE(Long Term Evolution)などの高速な無線通信が可能な規格があり、それらを使用することにより、屋外でも動画視聴などの高速通信がストレスなく行える。また、IEEE 802.11acや4G LTEにおいては、使用するアンテナの本数を複数本に増やしてMIMO(Muti Input Multi Output)を行うことにより通信速度をさらに向上させることができる。しかしながら、一般的には、通信速度を向上させると消費電力も増加してしまう。
例えば、通信機器のLAN側通信手段としてIEEE 802.11acを使用し、端末と通信機器との間を4x4MIMOで接続する。ここで、ユーザの端末での用途がメールのやりとりやSNSでのコミュニケーションなどの高速通信を必要としないものである場合、IEEE 802.11acの4x4MIMOを使用した接続は、通信速度的にオーバースペックであり、端末と通信機器の消費電力の無駄である。このような場合には、端末と通信機器の通信手段の設定を変更して、通信機器のLAN側通信手段をBluetooth(登録商標)などの低速通信であり低消費電力である通信手段とし、WAN側通信手段もWiMAXや3Gなどの低速通信であり低消費電力な通信手段とすることにより、通信速度と消費電力を適切なものにすることができる。しかしながら、端末の用途に応じて手動で通信手段の設定を変更することは、ユーザにとって煩わしい。また、メールのやりとりや動画の視聴など端末での用途ごとにどの程度の通信速度を必要とするかはユーザにとって不明である。従って、通信手段が複数あった場合、最適な通信速度の通信手段を選択し消費電力を削減することは、ユーザにとって難しいという問題がある。
通信機器において消費電力の増加を防止する技術は種々提案されている。その一つが特許文献1に開示されている。特許文献1には、無線通信回線に接続しているときにリンク状態監視部からリンクアップしたことを通知された場合にWAN側回線を有線LAN回線に切り替え、有線LAN回線に接続しているときにリンク状態監視部からリンクダウンしたことを通知された場合に端末接続状態監視部から無線LAN端末の接続の有無の通知を受け、無線LAN端末が接続されていればWAN側回線を無線通信回線に切り替え、無線LAN端末が接続されていなければWAN側の無線通信回線の接続部を休止させる省電力動作に設定する無線中継装置が開示されている。しかしながら、特許文献1には、通信速度が最適となるような通信手段の選択については開示されていない。
特許文献2には、外部のネットワークに接続して通信を行う第1の通信インタフェース部を複数備える第1の通信部と、無線端末に接続して通信を行う第2の通信インタフェース部を備える第2の通信部と、前記複数の第1の通信インタフェース部の中から1つの第1の通信インタフェース部を選択するインタフェース選択部と、前記第1の通信部と前記第2の通信部とに接続され、選択された前記第1の通信インタフェース部と前記第2の通信インタフェース部との間の通信データの中継を行う中継機能部と、を具備する無線中継装置が開示されている。そして、前記インタフェース選択部は、通信可能な圏内状態の前記複数の第1の通信インタフェース部から送信電力の最も少ない通信インタフェース部から優先して選択することが開示されている。しかしながら、特許文献2には、通信速度が最適となるような通信手段の選択については開示されていない。
特開2012−10281号公報 国際公開第2010/004788号
上述のように、端末と通信機器とが通信する場合、最適な通信速度の通信手段を選択することは難しいという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、通信速度が最適な通信手段を選択し、低消費電力化が可能な端末、通信システム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る端末は、通信速度の異なる複数の無線通信手段を含む通信部と、通信で使用するアプリケーションに基づいて前記複数の無線通信手段の中から所望の無線通信手段を選択して前記通信を行う通信機器連動アプリケーション部と、を備える。
本発明に係る通信システムは、端末と、前記端末と通信を行う通信機器とを備えた通信システムである。前記端末は、前記通信で使用するアプリケーションに基づいて前記端末が保有する通信速度の異なる複数の無線通信手段の中から所望の無線通信手段を選択する。前記通信機器は、前記所望の無線通信手段を通知された場合、前記通信機器が保有する通信速度の異なる複数の無線通信手段の中から前記所望の無線通信手段と同一の無線通信手段を選択する。
本発明に係る方法は、通信で使用するアプリケーションに基づいて、通信速度の異なる複数の無線通信手段の中から所望の無線通信手段を選択するステップを備える。
本発明に係るプログラムは、通信で使用するアプリケーションに基づいて、通信速度の異なる複数の無線通信手段の中から所望の無線通信手段を選択するステップをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、低消費電力化が可能な端末、通信システム、方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1に係る端末と通信機器を例示するブロック図である。 実施の形態1に係る端末と通信機器を例示するブロック図である。 実施の形態2に係る端末と通信機器を例示するブロック図である。 実施の形態2に係る端末と通信機器との間のシーケンス図である。 実施の形態2に係る端末と通信機器との間のシーケンス図である。 実施の形態2に係る端末と通信機器との間のシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明を省略する。
[実施の形態1]
実施の形態1に係る端末の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る端末と通信機器を例示するブロック図である。
図1に示すように、端末100は、通信部110と通信機器連動アプリケーション部101とを備える。通信部110は、通信速度の異なる複数の無線通信手段を含む。通信速度の異なる複数の無線通信手段とは、例えば、第一無線通信手段110a、第二無線通信手段110b及び第三無線通信手段110cである。通信機器連動アプリケーション部101は、通信で使用するアプリケーションに基づいて複数の無線通信手段の中から所望の無線通信手段を選択して通信を行う。
また、通信機器連動アプリケーション部101は、所望の無線通信手段と同一の無線通信手段を通信の相手方である通信機器200に対して設定する。
実施の形態1に係る端末と通信機器とを有する通信システムについて説明する。
図2は、実施の形態1に係る端末と通信機器を例示するブロック図である。
図2に示すように、実施の形態1に係る通信システムは、端末100と、端末100と通信を行う通信機器200と、を備える。
端末100は、通信で使用するアプリケーションに基づいて端末100が保有する通信速度の異なる複数の無線通信手段の中から所望の無線通信手段を選択する。また、端末100は、所望の無線通信手段を通信機器200に通知する。
一方、通信機器200は、所望の無線通信手段を通知された場合、通信機器200が保有する通信速度の異なる複数の無線通信手段の中から所望の無線通信手段と同一の無線通信手段を選択する。
実施の形態1に係る端末と通信機器の構成の詳細について説明する。
図2に示す端末100は、通信機器連動アプリケーション部101と通信部110とを備える。通信機器連動アプリケーション部101は、アプリケーションの使用状態を監視して通信機器200と連動する。また、第一無線通信手段110a、第二無線通信手段110b及び第三無線通信手段110cのそれぞれの通信速度及び消費電力は異なる。なお、アプリケーションをアプリと呼ぶこともある。
この例では、第一無線通信手段110aは消費電力が低く通信速度が遅い無線通信手段であり、第二無線通信手段110bは、消費電力が中程度で通信速度も中程度の無線通信手段であり、第三無線通信手段110cは、消費電力が高く通信速度が速い無線通信手段である。
一方、端末100の通信の相手方である通信機器200は、通信機器連動システム部201とLAN側通信部210とWAN側通信部220とを備える。
LAN側通信部210は、LAN側用の無線通信手段として、LAN側第一無線通信手段210aとLAN側第二無線通信手段210bとLAN側第三無線通信手段210cのような通信速度の異なる複数のLAN側無線通信手段を有する。LAN側第一無線通信手段210aは、消費電力が低く通信速度は遅い。LAN側第二無線通信手段210bは、消費電力が中程度で通信速度も中程度のである。LAN側第三無線通信手段210cは、消費電力が高く通信速度も速い。
LAN側第二無線通信手段210bの消費電力は、例えば、LAN側第一無線通信手段210aの消費電力よりも高く、LAN側第三無線通信手段210cの消費電力よりも低い。LAN側第二無線通信手段210bの通信速度は、例えば、LAN側第一無線通信手段210aの通信速度よりも速く、LAN側第三無線通信手段210cの通信速度よりも遅い。
WAN側通信部220は、WAN側用の通信手段として、WAN側第一無線通信手段220aと、WAN側第二無線通信手段220bと、WAN側第三無線通信手段220cのような通信速度の異なる複数のWAN側無線通信手段を有する。WAN側第一無線通信手段220aは、消費電力が低く通信速度は遅い。WAN側第二無線通信手段220bは、消費電力が中程度で通信速度も中程度のである。WAN側第三無線通信手段220cは、消費電力が高く通信速度も速い。
端末100で設定された無線通信手段を通知された場合、通信機器連動システム部201は、LAN側用の複数のLAN側無線通信手段の中から通知された無線通信手段と同一の無線通信手段を選択する。また、通信機器連動システム部201は、WAN側用の複数のWAN側無線通信手段の中から通知された無線通信手段に対応する無線通信手段を選択する。このようにして、通信機器連動システム部201は、端末100と連動する。
次に、実施の形態1に係る端末と通信機器の動作について説明する。
ユーザが、端末100を操作して、例えば、SNS(Social Networking Service)用のアプリであるアプリAを起動した場合の動作について説明する。
先ず、端末100の第三無線通信手段110cと通信機器200のLAN側第三無線通信手段210cとが無線接続し、通信機器200のWAN側無線通信手段としてWAN側第三無線通信手段220cが選択されて外部と接続している。この場合、第三無線通信手段110c、LAN側第三無線通信手段210c及びWAN側第三無線通信手段220cの通信速度は速い。
このとき、端末100の通信機器連動アプリケーション部101は、端末100において起動しているアプリケーションを監視する。そして、ユーザが、例えば、アプリAを起動して起動状態となった場合、通信機器連動アプリケーション部101は、アプリAの通信トラフィックや通信速度を監視する。なお、通信トラフィックを通信量と呼ぶこともある。
アプリAが、例えば、SNS用のアプリの場合、通信機器連動アプリケーション部101は、アプリAで必要とされる通信トラフィックや通信速度は低いと判断する。例えば、通信機器連動アプリケーション部101は、アプリケーションを動作させるために必要な通信速度が予め決められた下限閾値α1よりも低い場合、通信は低速通信であり、通信トラフィックは少ないと判断する。
通信機器連動アプリケーション部101は、アプリケーションと、そのアプリケーションを問題なく動作させるために必要な通信速度との対応関係から通信トラフィックの低い又は高いを判断してもよい。
通信機器連動アプリケーション部101は、通信は低速通信と判断した場合、複数の無線通信手段の中から低速通信に対応する無線通信手段である第一無線通信手段110aを所望の無線通信手段として選択する。すなわち、通信機器連動アプリケーション部101は、端末100の無線通信手段を、消費電力の低い第一無線通信手段110aに切り替える。
また、通信機器連動システム部201は、通信機器連動アプリケーション部101と連動して通信機器200の無線通信手段を消費電力の低いLAN側第一無線通信手段210aに切り替える。また、通信機器連動システム部201は、通信機器200のWAN側無線通信手段も消費電力の低いWAN側第一無線通信手段220aに切り替える。
ここで、端末100の通信機器連動アプリケーション部101は、アプリAと、アプリAが必要とする通信トラフィックが低いことと、アプリAが起動した場合の無線通信手段が第一無線通信手段110aであることを対応付けて保存しておく。すなわち、通信機器連動アプリケーション部101は、無線通信手段とアプリケーションと通信速度との関係を相互に対応付けて保存しておく。そして、アプリAが再起動された場合、通信機器連動アプリケーション部101は、対応付けを参照し、消費電力の低い第一無線通信手段110aとLAN側第一無線通信手段210aとを選択し、それらを無線接続する。また、この場合においても、通信機器連動アプリケーション部101は、通信トラフィックの監視を行い、通信速度の変化に応じて無線通信手段を切り替える。
次に、ユーザが、例えば、動画視聴用のアプリであるアプリBを起動した場合の動作について説明する。
ユーザが、動画視聴用のアプリBを起動して起動状態となった場合、通信機器連動アプリケーション部101は、アプリBで必要とされる通信トラフィックは多いと判断する。例えば、通信機器連動アプリケーション部101は、アプリケーションを動作させるために必要な通信速度が、予め決められた上限閾値α2よりも高い場合、通信は高速通信であり、通信トラフィックは多いと判断する。
通信機器連動アプリケーション部101は、通信は高速通信と判断した場合、複数の無線通信手段の中から高速通信に対応する無線通信手段である第三無線通信手段110cを所望の無線通信手段として選択する。すなわち、通信機器連動アプリケーション部101は、端末100と通信機器200との間の無線通信手段を通信速度が速い第三無線通信手段110cに切り替える。
また、通信機器連動システム部201は、通信機器連動アプリケーション部101と連動して通信機器200のLAN側無線通信手段を通信速度が速いLAN側第三無線通信手段210cに切り替える。
また、通信機器連動システム部201は、通信機器200のWAN側無線通信手段も通信速度が速いWAN側第三無線通信手段220cに切り替える。前述のアプリAの場合と同様に、端末100の通信機器連動アプリケーション部101は、アプリBの通信トラフィックが多いことを記憶しておく。そして、アプリBが再起動された場合にそれを参照する。
次に、ユーザが端末100の使用を止めて、例えば、端末100の画面がブラック画面になり、端末100が休止状態に移行した場合の動作について説明する。
通信機器連動アプリケーション部101は、端末100の動作状態を監視する。例えば、通信機器連動アプリケーション部101は、端末100のアプリケーションの動作状態を監視する。通信機器連動アプリケーション部101は、アプリケーションの動作状態が休止状態の場合、複数の無線通信手段の中から最も通信速度の遅い無線通信手段である第一無線通信手段110aを所望の無線通信手段として選択する。
端末100の通信機器連動アプリケーション部101は、通信機器200の通信機器連動システム部201に、休止状態に移行したとの旨を含む信号を送る。通信機器連動システム部201は、この信号を受け取ると、LAN側無線通信手段を、最も消費電力が低いLAN側第一無線通信手段210aに切り替えると共に、通信機器200を休止状態に移行させる。
次に、ユーザが再び端末100の使用を開始した場合の動作について説明する。
ユーザが再び端末100の使用を開始して、例えば、端末100のアプリケーションの動作状態が起動状態に移行した場合、通信機器連動アプリケーション部101は、複数の無線通信手段の中から現在の起動状態よりも1つ前の起動状態において設定された無線通信手段を所望の無線通信手段として選択する。
端末100の通信機器連動アプリケーション部101は、第一無線通信手段110aを経由して通信機器200の通信機器連動システム部201に、休止復帰の信号を送る。通信機器連動システム部201は、この休止復帰の信号を受け取ると、通信機器200を休止状態から起動状態へ移行させる。
実施の形態1においては、前述のアプリAの例、及びアプリBの例に示したように、通信機器連動アプリケーション部101は、端末100において起動されたアプリケーションの通信トラフィックや通信速度を監視し、その通信トラフィックとアプリケーションとを対応付けて保存する。そして、通信機器連動アプリケーション部101は、ユーザが意識せずとも自動で、通信機器200の通信機器連動システム部201と連動して、起動したアプリケーションに最適な通信手段を選択する。その結果、低消費電力化が可能な端末、通信システム、方法及びプログラムを提供することができる。また、端末と連動する通信機器の低消費電力化も行うことができる。
また、実施の形態1においては、例えば、端末100が休止状態に移行したら、通信機器200も同様に速やかに休止状態に移行させている。すなわち、通信機器連動アプリケーション部101は、端末100と通信機器200の動作状態を連動させる。これにより、端末100と通信機器200の低消費電力化をさらに行うことができる。
なお、実施の形態1においては、一例として、アプリ単位で通信トラフィックを監視して適切な通信手段との対応付けを行ったが、アプリ単位には限定しない。例えば、通信機器連動アプリケーション部101が、端末100の通信の相手先のドメイン名、又はIPアドレス毎に通信トラフィックを監視して、通信手段を適切なものに切り替えてもよい。
[実施の形態2]
次に、実施の形態2に係る端末と通信機器の構成について説明する。
図3は、実施の形態2に係る端末と通信機器を例示するブロック図である。
図3に示すように、端末100は、通信機器連動アプリケーション部101と、第一無線通信手段送受信部111と、第二無線通信手段送受信部112と、第三無線通信手段送受信部113と、SNSアプリ151と、動画アプリ152とを備える。
第一無線通信手段送受信部111は、第一無線通信手段110aを有し、第二無線通信手段送受信部112は、第二無線通信手段110bを有し、第三無線通信手段送受信部113は、第三無線通信手段110cを有する。
通信機器200は、通信機器連動システム部201と、LAN側第一無線通信手段送受信部211、LAN側第二無線通信手段送受信部212と、LAN側第三無線通信手段送受信部213と、WAN側第一無線通信手段送受信部221と、WAN側第二無線通信手段送受信部222と、WAN側第三無線通信手段送受信部223を備える。
LAN側第一無線通信手段送受信部211は、LAN側第一無線通信手段210aを有し、LAN側第二無線通信手段送受信部212は、LAN側第二無線通信手段210bを有し、LAN側第三無線通信手段送受信部213は、LAN側第三無線通信手段210cを有する。
WAN側第一無線通信手段送受信部221は、WAN側第一無線通信手段220aを有し、WAN側第二無線通信手段送受信部222は、WAN側第二無線通信手段220bを有し、WAN側第三無線通信手段送受信部223は、WAN側第三無線通信手段220cを有する。
端末100は、例えば、スマートフォンやタブレット端末などの持ち歩き可能な情報端末である。通信機器200は、例えば、モバイルルータなどの持ち歩き可能な通信を中継する機器である。
第一無線通信手段送受信部111及びLAN側第一無線通信手段送受信部211は、同じ規格の通信手段を有する。第一無線通信手段送受信部111及びLAN側第一無線通信手段送受信部211は、例えば、Bluetooth(登録商標) Low Energyや無線LAN IEEE 802.11ahのようなIoT(Internet of Things)用であり、極めて低消費電力であり、且つ、通信速度が1Mbps(メガビットパーセコンド)以下の低速な通信手段を有する。
第二無線通信手段送受信部112及びLAN側第二無線通信手段送受信部212は、同じ規格の通信手段である。第二無線通信手段送受信部112及びLAN側第二無線通信手段送受信部212は、例えば、Bluetooth HS(High Speed)のような消費電力は比較的低く、かつ、通信速度が数Mbps〜数十Mbps程度の中速な通信手段を有する。
第三無線通信手段送受信部113及びLAN側第三無線通信手段送受信部213は、同じ規格の通信手段である。第三無線通信手段送受信部113及びLAN側第三無線通信手段送受信部213は、無線LAN IEEE 802.11acのような消費電力は高目であり、通信速度が200Mbps以上の高速の通信手段を有する。
WAN側第一無線通信手段送受信部221は、例えば、3G回線のような低速の通信手段を有する。WAN側第二無線通信手段送受信部222は、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)のような中速の通信手段を有する。WAN側第三無線通信手段送受信部223は、4G LTEのような高速の通信手段を有する。
実施の形態2においては、SNSアプリ151の通信トラフィックは、低目と判断され、動画アプリ152の通信トラフィックは、高目と判断されるとしている。
次に、実施の形態2に係る端末と通信機器の動作について説明する。
一例として、端末100と通信機器200とが高速高消費電力で通信している状態から、端末100においてSNSアプリ151が起動され、低速で低消費電力な通信に移行する場合について説明する。
図4は、実施の形態2に係る端末と通信機器との間のシーケンス図である。
先ず、端末100と通信機器200とが、第三無線通信手段送受信部113及びLAN側第三無線通信手段送受信部213で接続し、通信機器200のWAN側はWAN側第三無線通信手段送受信部223で接続し高速通信を行っている。
このとき、ユーザが端末100上にてSNSアプリ151を起動した場合、通信機器連動アプリケーション部101は、SNSアプリ151の通信トラフィックの監視を開始する(ステップS101)。
監視の結果、通信機器連動アプリケーション部101は、通信トラフィックが予め決められた下限閾値α1よりも低い場合、通信は低速通信と判断する(ステップS102)。
通信機器連動アプリケーション部101は、通信機器200の通信機器連動システム部201に低速変更要求を送信する(ステップS103)。通信機器連動システム部201は、低速変更要求を受信したら、通信機器連動アプリケーション部101に対して低速変更応答を返す(ステップS104)。
通信機器連動アプリケーション部101は、低速変更応答が返ってきたら、第一無線通信手段送受信部111に起動要求を出す(ステップS105)。第一無線通信手段送受信部111は、起動要求を受けたら、第一無線通信手段送受信部111を起動して、通信機器連動アプリケーション部101に起動応答を返す(ステップS106)。
すなわち、通信機器連動アプリケーション部101は、通信で使用するアプリケーションであるSNSアプリ151に基づいて、通信速度の異なる複数の無線通信手段である第一無線通信手段110a、第二無線通信手段110b及び第三無線通信手段110cの中から所望の無線通信手段を選択する。なお、この例では、所望の無線通信手段は、第一無線通信手段である。
一方で、通信機器連動アプリケーション部101は、所望の無線通信手段と同一の無線通信手段を通信の相手方である通信機器200の通信機器連動システム部201に対して、ステップS107〜ステップS110のようにして設定する。
通信機器200の通信機器連動システム部201は、低速変更応答を返したら(ステップS104)、LAN側第一無線通信手段送受信部211に起動要求を出す(ステップS107)。
LAN側第一無線通信手段送受信部211は、起動要求を受けたら、LAN側第一無線通信手段送受信部211を起動して、通信機器連動システム部201に起動応答を返す(ステップS108)。
通信機器連動システム部201は、ステップS107と並行して、WAN側第一無線通信手段送受信部221にも起動要求を出す(ステップS109)。WAN側第一無線通信手段送受信部221は、起動要求を受けたら、WAN側第一無線通信手段送受信部221を起動してWAN接続を実施し、通信機器連動システム部201に起動応答を返す(ステップS110)。
通信機器連動システム部201は、WAN側第一無線通信手段送受信部221からの起動応答を受けたら(ステップS110)、WAN側第三無線通信手段送受信部223に停止要求を出す(ステップS113)。WAN側第三無線通信手段送受信部223は、停止要求を受けたら、WAN側第三無線通信手段送受信部223を停止して、通信機器連動システム部201に停止応答を返す(ステップS114)。
通信機器連動アプリケーション部101は、第一無線通信手段送受信部111からの起動応答を受けたら(ステップS106)、第一無線通信手段送受信部111に接続要求を出す(ステップS111)。
第一無線通信手段送受信部111は、接続要求を受けたら、通信機器200のLAN側第一無線通信手段送受信部211との接続を実施し、通信機器連動アプリケーション部101に接続応答を返す(ステップS112)。
通信機器連動アプリケーション部101は、接続応答を受けたら、通信機器200と本当に接続できたかの確認をするために、通信機器200の通信機器連動システム部201に接続確認を送信する(ステップS115)。通信機器連動システム部201は、接続確認を受信したら、通信機器連動アプリケーション部101に接続確認応答を返信する(ステップS116)。
通信機器連動アプリケーション部101は、接続確認応答を受信したら、第三無線通信手段送受信部113に停止要求を出す(ステップS117)。第三無線通信手段送受信部113は、停止要求を受けたら、第三無線通信手段送受信部113を停止して、通信機器連動アプリケーション部101に停止応答を返す(ステップS118)。
一方で、通信機器200の通信機器連動システム部201は、接続確認応答を返信したら(ステップS116)、LAN側第三無線通信手段送受信部213に停止要求を出す(ステップS119)。LAN側第三無線通信手段送受信部213は、停止要求を受けたら、LAN側第三無線通信手段送受信部213を停止して、通信機器連動システム部201に停止応答を返す(ステップS120)。
次に、実施の形態2の別の一例として、端末100と通信機器200とが低速低消費電力で通信している状態から、端末100において動画アプリ152が起動され、高速高消費電力な通信に移行する場合について説明する。
図5は、実施の形態2に係る端末と通信機器との間のシーケンス図である。
図5に示すように、端末100と通信機器200とは、第一無線通信手段送受信部111及びLAN側第一無線通信手段送受信部211で接続しており、通信機器200のWAN側はWAN側第一無線通信手段送受信部221で接続して低消費電力な通信を行っている。
このとき、ユーザは端末100上にて動画アプリ152を起動した場合、通信機器連動アプリケーション部101は、動画アプリ152の通信トラフィックの監視を開始する(ステップS201)。
監視の結果、通信機器連動アプリケーション部101は、通信トラフィックが予め決められた上限閾値α2よりも高い場合、通信は高速通信であると判断する(ステップS202)。
次に、通信機器連動アプリケーション部101は通信機器200の通信機器連動システム部201に高速変更要求を送信する(ステップS203)。通信機器連動システム部201は高速変更要求を受信したら、通信機器連動アプリケーション部101に高速変更応答を返す(ステップS204)。
通信機器連動アプリケーション部101は、高速変更応答が返ってきたら、第三無線通信手段送受信部113に起動要求を出す(ステップS205)。第三無線通信手段送受信部113は、起動要求を受けたら、第三無線通信手段送受信部113を起動して、通信機器連動アプリケーション部101に起動応答を返す(ステップS206)。
一方で、通信機器200の通信機器連動システム部201は、高速変更応答を返したら(ステップS204)、LAN側第三無線通信手段送受信部213に起動要求を出す(ステップS207)。
LAN側第三無線通信手段送受信部213は、起動要求を受けたら、LAN側第三無線通信手段送受信部213を起動して、通信機器連動システム部201に起動応答を返す(ステップS208)。
ステップS207と並行して、通信機器連動システム部201は、WAN側第三無線通信手段送受信部223に起動要求を出す(ステップS209)。WAN側第三無線通信手段送受信部223は、起動要求を受けたら、WAN側第三無線通信手段送受信部223を起動してWAN接続を実施し、通信機器連動システム部201へ起動応答を返す(ステップS210)。
通信機器連動システム部201は、WAN側第三無線通信手段送受信部223からの起動応答を受けたら(ステップS210)、WAN側第一無線通信手段送受信部221へ停止要求を出す(ステップS213)。WAN側第一無線通信手段送受信部221は、停止要求を受けたら、WAN側第一無線通信手段送受信部221を停止して、通信機器連動システム部201へ停止応答を返す(ステップS214)。
通信機器連動アプリケーション部101は、第三無線通信手段送受信部113からの起動応答を受けたら(ステップS206)、第三無線通信手段送受信部113に接続要求を出す(ステップS211)。第三無線通信手段送受信部113は、接続要求を受けたら、通信機器200のLAN側第三無線通信手段送受信部213との接続を実施し、通信機器連動アプリケーション部101に接続応答を返す(ステップS212)。
通信機器連動アプリケーション部101は、接続応答を受けたら、通信機器200と本当に接続できたかの確認をするために、通信機器200の通信機器連動システム部201に接続確認を送信する(ステップS215)。通信機器連動システム部201は、接続確認を受信したら、通信機器連動アプリケーション部101に接続確認応答を返信する(ステップS216)。
通信機器連動アプリケーション部101は、接続確認応答を受信したら、第一無線通信手段送受信部111へ停止要求を出す(ステップS217)。第一無線通信手段送受信部111は、停止要求を受けたら、第一無線通信手段送受信部111を停止して、通信機器連動アプリケーション部101に停止応答を返す(ステップS218)。
一方で、通信機器200の通信機器連動システム部201は、接続確認応答を返信したら(ステップS216)、LAN側第一無線通信手段送受信部211に停止要求を出す(ステップS219)。LAN側第一無線通信手段送受信部211は、停止要求を受けたら、LAN側第一無線通信手段送受信部211を停止して、通信機器連動システム部201に停止応答を返す(ステップS220)。
次に、実施の形態2のさらに別の一例として、端末100が休止状態に移行し、それに連動して通信機器200も休止状態に移行し、その後、端末100が起動状態に戻り、それに連動して通信機器200も起動状態に戻る場合について説明する。
なお、端末100において休止状態とは、例えば、ユーザが端末をしばらくの間操作せずに、端末100の画面がブラック画面になるような状態のことである。また、通信機器において休止状態とは、通信機器のCPU(Central Processing Unit)が停止する状態や通信機器200の中で必要最低限度の部分が動作する状態のことである。
図6は、実施の形態2に係る端末と通信機器との間のシーケンス図である。
図6に示すように、端末100と通信機器200は第三無線通信手段送受信部113及びLAN側第三無線通信手段送受信部213で接続しており、通信機器200のWAN側はWAN側第三無線通信手段送受信部223で接続して高速通信している。
このとき、ユーザは何もせず通信も端末操作もしていない状態が一定時間継続して端末100が休止状態(ブラック画面)に移行したとする。通信機器連動アプリケーション部101は、端末100が休止状態に移行したことを検知したら(ステップS301)、通信機器200の通信機器連動システム部201に休止移行通知を送信する(ステップS302)。
次に、通信機器連動アプリケーション部101は、第一無線通信手段送受信部111に起動要求を出す(ステップS303)。第一無線通信手段送受信部111は、起動要求を受けたら、第一無線通信手段送受信部111を起動して、通信機器連動アプリケーション部101に起動応答を返す(ステップS304)。
次に、通信機器連動アプリケーション部101は、第三無線通信手段送受信部113に停止要求を出す(ステップS305)。第三無線通信手段送受信部113は、停止要求を受けたら、第三無線通信手段送受信部113を停止して、通信機器連動アプリケーション部101に停止応答を返す(ステップS306)。
一方で、通信機器200の通信機器連動システム部201は、休止移行通知を受信したら(ステップS302)、LAN側第一無線通信手段送受信部211へ起動要求を出す(ステップS307)。LAN側第一無線通信手段送受信部211は、起動要求を受けたら、LAN側第一無線通信手段送受信部211を起動して、通信機器連動システム部201に起動応答を返す(ステップS308)。
次に、通信機器連動システム部201は、LAN側第三無線通信手段送受信部213へ停止要求を出す(ステップS309)。LAN側第三無線通信手段送受信部213は、停止要求を受けたら、LAN側第三無線通信手段送受信部213を停止して、通信機器連動システム部201に停止応答を返す(ステップS310)。
次に、通信機器連動システム部201は、WAN側第三無線通信手段送受信部223に停止要求を出す(ステップS311)。WAN側第三無線通信手段送受信部223は、停止要求を受けたら、WAN側第三無線通信手段送受信部223を停止して、通信機器連動システム部201に停止応答を返す(ステップS312)。
次に、通信機器連動システム部201は、通信機器200を休止状態に移行する(ステップS313)。
次に、ユーザが端末100の操作を再開し、端末100が休止状態から起動状態に移行したとする。
このとき、通信機器連動アプリケーション部101は、端末100が起動状態に移行したこと検知したら(ステップS401)、通信機器200の通信機器連動システム部201に休止復帰通知を送信する(ステップS402)。
次に、通信機器連動アプリケーション部101は、休止状態に入る直前に選択されていた無線通信手段を有する第三無線通信手段送受信部113に起動要求を出す(ステップS403)。第三無線通信手段送受信部113は、起動要求を受けたら、第三無線通信手段送受信部113を起動して、通信機器連動アプリケーション部101に起動応答を返す(ステップS404)。
次に、通信機器連動アプリケーション部101は、第一無線通信手段送受信部111へ停止要求を出す(ステップS405)。第一無線通信手段送受信部111は、停止要求を受けたら、第一無線通信手段送受信部111を停止して、通信機器連動アプリケーション部101に停止応答を返す(ステップS406)。
一方で、通信機器200の通信機器連動システム部201は、休止復帰通知を受信したら(ステップS402)、通信機器200を起動状態へ移行する(ステップS407)。
次に、通信機器連動システム部201は、WAN側第三無線通信手段送受信部223に起動要求を出す(ステップS408)。WAN側第三無線通信手段送受信部223は、起動要求を受けたら、WAN側第三無線通信手段送受信部223を起動して、通信機器連動システム部201に起動応答を返す(ステップS409)。
ステップS408と並行して、通信機器連動システム部201は、LAN側第三無線通信手段送受信部213に起動要求を出す(ステップS410)。LAN側第三無線通信手段送受信部213は、起動要求を受けたら、LAN側第三無線通信手段送受信部213を起動して、通信機器連動システム部201に起動応答を返す(ステップS411)。
次に、通信機器連動システム部201は、LAN側第一無線通信手段送受信部211に停止要求を出す(ステップS412)。LAN側第一無線通信手段送受信部211は、停止要求を受けたら、LAN側第一無線通信手段送受信部211を停止して、通信機器連動システム部201に停止応答を返す(ステップS413)。
端末100と通信機器200との間は、第三無線通信手段送受信部113及びLAN側第三無線通信手段送受信部213で接続が確立し、通信機器200のWAN側はWAN側第三無線通信手段送受信部223で接続が確立し、高速通信ができる状態に戻る。
実施の形態2においては、端末の通信機器連動アプリケーションが通信トラフィックを監視し、通信トラフィックに基づいて、端末と通信機器とを接続する無線通信手段、及び、通信機器のWAN側の無線通信手段を選択する。その結果、端末と通信機器のそれぞれが、通信トラフィックに対して通信速度と消費電力とが最適な無線通信手段を選択することができる。
また、実施の形態2においては、端末の通信機器連動アプリケーションは、アプリと無線通信手段とを対応付けた対応情報を記憶する。これにより、同一のアプリを再使用した場合、予め記憶された対応情報に基づいて最適な無線通信手段を選択し通信を行うことができる。同様に、端末の通信機器連動アプリケーションは、通信接続先と無線通信手段とを対応付けた対応情報を記憶する。これにより、同一の通信接続先に再接続した場合、予め記憶された対応情報に基づいて、最適な無線通信手段を選択し通信を行うことができる。
また、実施の形態2においては、端末が休止状態に移行した場合、通信機器も同様に休止状態に移行させ、端末が起動状態に復帰した場合、通信機器も起動状態に復帰させる。これにより、ユーザが端末を使用せずに端末が休止状態に移行した場合には、端末の消費電力だけでなく通信機器の消費電力も低減させることができる。
また、上記の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、各構成要素の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上記の実施の形態において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実態のある記録媒体(trangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programable ROM)、EPROM(Erasable PROM))、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100…端末 101…通信機器連動アプリケーション部 110…通信部 110a〜110c…第一〜第三無線通信手段 200…通信機器 201…通信機器連動システム部 210…LAN側通信部 210a〜210c…LAN側第一〜第三無線通信手段 220…WAN側通信部 220a〜220c…WAN側第一〜第三無線通信手段 A、B…アプリ α1…下限閾値 α2…上限閾値

Claims (10)

  1. 通信速度の異なる複数の無線通信手段を含む通信部と、
    通信で使用するアプリケーションに基づいて前記複数の無線通信手段の中から所望の無線通信手段を選択して前記通信を行う通信機器連動アプリケーション部と、
    を備えた端末。
  2. 前記通信機器連動アプリケーション部は、前記アプリケーションを動作させるために必要な通信速度に基づいて前記所望の無線通信手段を選択する、
    請求項1に記載の端末。
  3. 前記通信機器連動アプリケーション部は、前記必要な通信速度が予め決められた下限閾値よりも低い場合、前記複数の無線通信手段の中から低速通信に対応する無線通信手段を前記所望の無線通信手段として選択する、
    請求項2に記載の端末。
  4. 前記通信機器連動アプリケーション部は、前記必要な通信速度が予め決められた上限閾値よりも高い場合、前記複数の無線通信手段の中から高速通信に対応する無線通信手段を前記所望の無線通信手段として選択する、
    請求項2又は3に記載の端末。
  5. 前記通信機器連動アプリケーション部は、前記所望の無線通信手段と同一の無線通信手段を前記通信の相手方に対して設定する、
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の端末。
  6. 前記通信機器連動アプリケーション部は、
    前記アプリケーションの動作状態を監視し、
    前記動作状態が休止状態の場合、前記複数の無線通信手段の中から最も通信速度の遅い無線通信手段を前記所望の無線通信手段として選択する、
    請求項1〜5のいずれか1つに記載の端末。
  7. 前記通信機器連動アプリケーション部は、前記動作状態が起動状態の場合、前記複数の無線通信手段の中から前記起動状態よりも1つ前の起動状態において設定された無線通信手段を前記所望の無線通信手段として選択する、
    請求項6に記載の端末。
  8. 端末と、前記端末と通信を行う通信機器とを備えた通信システムであって、
    前記端末は、前記通信で使用するアプリケーションに基づいて前記端末が保有する通信速度の異なる複数の無線通信手段の中から所望の無線通信手段を選択し、
    前記通信機器は、前記所望の無線通信手段を通知された場合、前記通信機器が保有する通信速度の異なる複数の無線通信手段の中から前記所望の無線通信手段と同一の無線通信手段を選択する、
    通信システム。
  9. 通信で使用するアプリケーションに基づいて、通信速度の異なる複数の無線通信手段の中から所望の無線通信手段を選択するステップを備えた方法。
  10. 通信で使用するアプリケーションに基づいて、通信速度の異なる複数の無線通信手段の中から所望の無線通信手段を選択するステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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