JP2018039311A - ステアリング装置 - Google Patents

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Shoji Kamaguchi
祥治 釜口
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Abstract

【課題】
外部からの泥水等に対してシール性を確保するために、部品点数の増加を抑制しながら、防水性を向上させたステアリング装置を提供すること。
【解決手段】
ステアリング装置のハウジングとブーツとの第1シール部としての締結部と、その締結部のタイロッド側のステアリング装置のハウジングとブーツ間に互いに当接する第2シール部を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のステアリング装置内部への水等の侵入を防止するために、ステアリング装置のハウジングとタイロッドとの間に装着されるステアリングブーツを有するステアリング装置に関する。
従来のステアリングブーツは、蛇腹部の両端の大径側ブーツ取付部と小径側ブーツ取付部とをステアリング装置のハウジングとタイロッドとにそれぞれ嵌め込んで、ブーツバンドのみで各ブーツ取付部を締め付けることにより固定されている。つまり、従来のステアリングブーツでは、各ブーツ取付部とステアリング装置のハウジング、タイロッドとのブーツバンドによる締結部のみでシールを行なっている。
(例えば特許文献1)。
特開2003−48548号
しかし、このようにブーツバンドによる締結部のみでシールを行っている従来のステアリングブーツによれば、特に、ハウジングとブーツの大径側ブーツ取付部間から機器内部への水浸入ひいては機器内部部品の錆びを招くに至っているものがある。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、部品点数の増加を抑制しながら、防水性を向上させたステアリング装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のステアリング装置では、ステアリング装置のハウジング側被締結部とブーツ側被締結部とを締結部材によって締結されることにより構成される第1シール部と、その第1シール部のタイロッド側のステアリング装置のハウジングとブーツ間に互いに当接する第2シール部を設けるようにした。
部品点数の増加を抑制しながら、二重シール構造を構成することで、防水性を向上させることができる。
実施例1のステアリング装置の断面図である。 図1の装着前のブーツとハウジング部材の要部拡大断面図である。 図2のブーツとハウジング部材との装着状態を示す要部拡大断面図である。 実施例2のブーツとハウジング部材との装着状態を示す要部拡大断面図である。 実施例3のブーツとハウジング部材との装着状態を示す要部拡大断面図である。 実施例4のブーツとハウジング部材との装着状態を示す要部拡大断面図である 実施例5のブーツとハウジング部材との装着状態を示す要部拡大断面図である
以下、本発明のステアリング装置を実現する形態を、図面に示す実施例に基づき説明する。
[実施例1]
図1はステアリング装置の断面図である。
ステアリング装置は、図示しないステアリングホイールの回転に伴い長手方向(図示左右方向)に移動するラックバー4とこのラックバー4とボールジョイント7を介して連結するタイロッドにより、図示しない転舵輪を転舵するようになっている。
実施例1のブーツ1は、樹脂製であり、前記ラックバー4を収納する収納部を有するハウジング部材5と締結部材であるバンド8により締結されるブーツ1の左端部と、タイロッド4とバンド9により締結されるブーツ1の右端部との間に蛇腹部1bを形成し、この蛇腹部1b内にステアリング装置のハウジング部材5の右端部とタイロッド4の一部と、ボールジョイント7を収納している。
図示はしないが、ハウジング部材5の左端部も同様の構成となっている。
まず、前記ハウジング部材5と前記ブーツ1の装着であるが、ハウジング側被締結部として、前記ハウジング部材5の外周の全周に形成される締結溝5aに、前記ブーツ1の左端部に形成されたブーツ側被締結部としての内面が平面である内方突出部1aが挿入され、前記バンド8により前記ハウジング部材5と前記ブーツ1を締結固定し、第1シール部2を構成する。
すなわち、前記ブーツ側被締結部は、前記ハウジング側被締結部を包囲するように設けられ、前記締結部材であるバンド8によりブーツ1の外周側を締結されることになる。
また、前記第1シール部2の前記タイロッド4側のハウジング部材5の右端部外周の全周に渡って、ハウジング側被当接部としての前記長手方向と略直交する方向(ラックバー6の長手方向の直交断面の中心点を通り、前記長手方向と平行な軸線を中心軸線Pとしたとき、当該中心軸線Pに対して径方向外側方向)に開口する先端円弧状の係合溝5bが形成されている。当該係合溝5bに対応するように、ブーツ1のタイロッド4側内面にもブーツ側当接部としての先端円弧状の内方への突出部1eが形成されており、第1シール部2を形成するバンド8の締結力により、前記係合溝5bに対し、前記内方への突出部1eが弾性変形することにより圧接され、第2シール部3を構成する。
また、前記タイロッド4と前記ブーツ1の装着も同様である。前記タイロッド4の外周に形成された締結溝4aにブーツ1の右端部に形成された内面が平面である内方突出部1cが挿入され、バンド9により前記タイロッド4と前記ブーツ1を締結固定することによりシール性を確保している。
図2は図1の装着前のブーツとハウジング部材の要部拡大断面図である。
装着前の前記ブーツ1のブーツ側被締結部である前記内方突出部1aとブーツ側当接部である前記内方への突出部1eの内方への突出量bは同一である。
また、前記内方への突出部1e肉厚D2は、前記内方への突出部1eの両側に設けられた基部1jの肉厚D1より小さくしてある(D1 > D2)。
さらに、ハウジング側被当接部である前記係合溝5bの曲率半径D4は、当接する前記内方への突出部1eの曲率半径D3より大きくしてある(D4 > D3)。
前記係合溝の5bの開放側の両端には、前記ブーツ1の長手方向(図示左右方向)の移動に対し、前記ブーツ1の前記内方への突出部1eと当接する直線である壁部1kが設けてある。
図3は図2のブーツとハウジング部材との装着状態を示す拡大断面図である。
前記ハウジング部材5の前記締結溝5aにブーツ側突出部である内方突出部1aが挿入され、バンド8により前記ブーツ1が前記ハウジング部材5に締結固定される。このとき、装着前は内方突出量bが、前記内方突出部1aと内方への突出部1eとも同一であり、前記係合溝5bの深さが前記締結溝5aの深さより、距離a分浅く形成しているので、前記内方への突出部1eは、バンド8の締結により、弾性変形し締め代を持って前記係合溝5bに当接している。
また、前記第2シール部3に作用する前記ブーツ1の伸縮による引っ張り力を抑制するために、第2シール部3の前記タイロッド4側に3ヶ所の屈曲部1dを設けて引っ張り力を吸収するようにしている。
さらに、前記第2シール部3に作用する前記ブーツ1の伸縮による引っ張り力を抑制するために、前記屈曲部1dを設けた前記蛇腹部1bの肉厚D5を前記基部1jの肉厚D1より薄く形成し(D1 > D5)、前記蛇腹部1bの剛性を第2シール部3の剛性より小さくしている。
第1シール部2と第2シール部3との間に全周に渡って径方向の隙間1mを設け、第1シール部を超えて侵入した水分を溜める水溜用の空間としている。
[効果]
実施例1において得られる効果について、以下に列記する。
(1) ステアリング装置のハウジング側被締結部である締結溝5aとブーツ側被締結部である内方への突出部1eとを締結部材であるバンド8よって締結されることにより構成される第1シール部2と、その第1シール部2のタイロッド側のステアリング装置のハウジング部材5とブーツ1間に互いに当接する第2シール部3を設けるようにした。
よって、部品点数の増加を抑制しながら、二重シール構造を構成することで、防水性を向上させることができる。
(2) 第2シール部3のハウジング側被当接部は前記長手方向と略直交する方向に開口する係合溝5bであって、前記ブーツ側当接部は、前記係合溝5bに向かって突出する内方への突出部1eで構成した。
よって、前記係合溝5bと内方への突出部1eとが互いに長手方向に略直交する方向に係合することで、蛇腹部1bの長手方向の伸縮に対し、内方への突出部1eが係合溝5bより脱落しがたい構造とすることができる。
(3) 前記ブーツ側被締結部である内方突出部1aは、前記ハウジング側被締結部である締結溝5aを包囲するように設けられ、前記締結部材であるバンド8によって外周側を締結され、前記ハウジング側被当接部である係合溝5bは中心軸線Pに対し径方向外側に向かって開口し、前記中心軸線P周りに延びる外周溝である。
よって、ブーツ1はバンド8によって外周側から締付け力を受け、係合溝5bは、径方向外側に向かって開口し、ブーツ側当接部である内方への突出部1eは径方向内側に向かって突出する構造のため、バンド8によってブーツ1にかかる径方向内側の力が、前記内方への突出部1eを前記係合溝5bに押し付ける力として作用し、第2シール部3のシール性を向上することができる。
(4) 装着前は内方突出量bが、前記内方突出部1aと内方への突出部1eとも同一であり、またハウジング部材5側の前記係合溝5bの深さが前記締結溝5a深さより、距離a分浅く形成している。
よって、ブーツ1の装着時には、バンド8による締結力によりブーツ1の内方への突出部1eは大きく弾性変形し、係合溝5bに圧接され締め代を有することにより、第2シール部3のシール性を更に向上させることができる。
(5) ブーツ1の前記内方への突出部1eの両側の基部1jの肉厚D1を前記内方への突出部1eの肉厚D2より大きくしている(D1 > D2)。
よって、基部1jの剛性が内方への突出部1eの剛性に比べ、相対的に大きくなるため、蛇腹部1b等からの入力(引っ張り力等)対する基部1jの変形が抑制される結果、その基部1jに支持される内方への突出部1eの変形、変位が抑制されることにより、第2シール部3のシール性の低下を抑制することができる。
(6) また、前記係合溝5bの曲率半径D4は、当接する前記内方突出部1eの曲率半径D3より大きくしてある(D4 > D3)。
このため、前記内方への突出部1eを確実に前記係合溝5bに当接させることができるとともに、前記内方への突出部1eの全体が前記係合溝5bに当接しないため、当接部における面圧を増加させることで、さらに第2シール部3のシール性を向上することができる。
(7) 前記ハウジング部材5の係合溝5bは、その開放端に直線である壁部1kを備えている。
よって、壁部1kに、ブーツ1の伸縮による蛇腹部1bからの入力に対し、前記内方への突出部1eが当接することにより、この内方への突出部1eの前記係合溝5bからの脱落を抑制することができる。
(8) 前記第2シール部3の前記タイロッド4側に3ヶ所の屈曲部1dを設けて蛇腹部1bからの引っ張り力を吸収するようにしている。
このため、引っ張り力に対して屈曲部1dが変形することで、前記第2シール部3への引っ張り力の作用が抑制され、内方への突出部1eの係合溝5bからの脱落をさらに抑制することができる。
(9) 前記第1シール部2と第2シール部3の間に、全周に渡って径方向の隙間1mを設け、第1シール部2を超えて侵入する水分の水溜用の空間としている。
このため、第1シール部2を超えて侵入した水分を溜めることができるので、第2シール部3への水の侵入を抑制することができる。
(10) 前記屈曲部1dを設けた前記蛇腹部1bの肉厚D5を前記基部1jの肉厚D1より薄く形成し(D1 > D5)、前記蛇腹部1bの剛性を第2シール部3の剛性より小さくしている。
これにより、前記第2シール部3への引っ張り力の作用が抑制され、前記内方への突出部1eの係合溝5bからの脱落をさらに抑制することができる。
[実施例2]
実施例2は、第1シール部2のシール性を向上させている点で、第1実施例と相違する。図4は、実施例2のブーツとハウジング部材との装着状態を示す拡大断面図である。実施例1とは異なり、係合溝5aの底部両側に一対の長手方向V字状の係合溝5cを形成している。この一対の係合溝に対応するようにブーツ1の内方突出部1aの両側に一対の長手方向V字状の突出部1fを形成し、前記係合溝5aに内方突出部1aを挿入するとともに、この一対の突出部1fを前記一対の係合溝5cに挿入し、バンド8により、ブーツ1をハウジング部材5に締結固定する。このため、第1シール部2が三重のシール構造となり、第1シール部2のシール性の確実性を高めることができる。
[実施例3]
実施例3は、第2シール部3の位置がハウジング部材5の開放端端面に設けられている点で、第1実施例と相違する。図5は、実施例3のブーツとハウジング部材との装着状態を示す拡大断面図である。実施例1とは異なり、先端円弧状の係合溝5dがハウジング部材5の開放端端面に設けられている。また、ハウジング部材5の前記係合溝5dが設けられた開放端端面に対向するブーツ1に前記係合溝5dに挿入される先端部の曲率半径が前記係合溝5dの先端部の曲率半径より小さい長手方向に突出する突出部1gが設けられている。この係合溝5dと突出部1gにより、第2シール部3を構成する。
実施例3も実施例1と同様に、部品点数の増加を抑制しながら、二重シール構造を構成することで、防水性を向上させることができる。
また、係合溝5dの曲率半径より突出部1g先端の曲率半径を小さくしているため、該突出部1g全体が前記係合溝5dと当接しないため、当接部における面圧を増加させることで、さらにシール性を向上させることができる。
[実施例4]
実施例4も、第2シール部3の位置がハウジング部材5の内周面に設けられている点で、第1実施例と相違する。図6は、実施例4のブーツとハウジング部材との装着状態を示す拡大断面図である。実施例1とは異なり、先端円弧状の係合溝5eがハウジング部材5の開放端部の内周面に設けられている。また、ハウジング部材5の前記係合溝5eが設けられた開放端部の内周面に対向するように、ブーツ1からハウジング部材5の開放端部内方へ延設された先端部に、前記係合溝5eに挿入される先端部の曲率半径が前記係合溝5eの先端部の曲率半径より小さい径外方向に突出する突出部1hが設けられている。この係合溝5eと突出部1hにより、第2シール部3を構成する。
なお、前記係合溝5eの開放端部には、第1実施例と同様、一対の直線の壁部が全周に渡り設けられている。
実施例4も実施例1と同様に、部品点数の増加を抑制しながら、二重シール構造を構成することで、防水性を向上させることができる。
また、前記係合溝5eの曲率半径より前記突出部1h先端の曲率半径を小さくしているため、該突出部1h全体が前記係合溝5eと当接しないため、当接部における面圧を増加させることで、さらにシール性を向上させることができる。
さらに、蛇腹部1bからの引っ張り力に対し、前記係合部5eの壁部と突出部1hが当接することで、突出部1hの係合部5eからの脱落を抑制することができる。
前記蛇腹部1bの肉厚D5を前記基部1jの肉厚D1より薄く形成し(D1 > D5)、前記蛇腹部1bの剛性を第2シール部3の剛性より小さくしている。
これにより、前記第2シール部3への引っ張り力の作用が抑制され、内方突出部1eの係合溝5bからの脱落をさらに抑制することができる。
[実施例5]
実施例5は、第2シール部3の位置がハウジング部材5の開放端の内周角部に設けられている点で、第1実施例と相違する。図7は、実施例5のブーツとハウジング部材との装着状態を示す拡大断面図である。実施例1とは異なり、先端円弧状の係合溝5fがハウジング部材5の開放端の内周角部に設けられている。また、ハウジング部材5の前記係合溝5fが設けられた開放端の内周角部に対向するブーツ1に前記係合溝5fに挿入される先端部の曲率半径が前記係合溝5fの先端部の曲率半径より小さい長手方向に突出する突出部1iが設けられている。この係合溝5fと突出部1iにより、第2シール部3を構成する。
実施例5も実施例1と同様に、部品点数の増加を抑制しながら、二重シール構造を構成することで、防水性を向上させることができる。
また、係合溝5fの曲率半径より突出部1i先端の曲率半径を小さくしているため、該突出部1i全体が前記係合溝5fと当接しないため、当接部における面圧を増加させることで、さらにシール性を向上させることができる。
[他の実施例]
以上、本発明を実現するための形態を、実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
1 ブーツ
1a 内方突出部(ブーツ側被締結部)
1b 蛇腹部
1d 屈曲部
1e 突出部(ブーツ側当接部)
1f 長手方向の突出部
1g 突出部(ブーツ側当接部)
1h 突出部(ブーツ側当接部)
1i 突出部(ブーツ側当接部)
1j 基部
1k 壁部
1m 隙間
2 第1シール部
3 第2シール部
4 タイロッド
5 ハウジング部材
5a 締結溝(ハウジング側被締結部)
5b 係合溝(ハウジング側被当接部)
5d 係合溝(ハウジング側被当接部)
5e 係合溝(ハウジング側被当接部)
5f 係合溝(ハウジング側被当接部)
6 ラックバー
7 ボールジョイント(ジョイント)
8 バンド(締結部材)
P 中心軸線
D1 基部の肉厚
D2 突出部の肉厚
D3 突出部の曲率半径
D4 係合溝の曲率半径

Claims (10)

  1. ステアリングホイールの回転に伴い長手方向移動することにより転舵輪を転舵させるラックバーと、
    少なくとも前記ラックバーの一部を収容し一対の端部を有するように筒状に形成されたラックバー収容部を有するハウジング部材と、
    前記ラックバーと前記転舵輪の間に設けられたタイロッドと、
    前記ラックバーと前記タイロッドの間に設けられたジョイントと、
    前記ラックバー収容部の前記端部側に設けられたハウジング側被締結部と、
    樹脂材料で形成されたブーツであって、前記ラックバーの長手方向に伸縮自在に形成された蛇腹部と、前記蛇腹部よりも前記長手方向一方側に設けられ前記ハウジング側被締結部と共に締結部材によって締結されることにより、前記被締結部と共に第1シール部を構成するブーツ側被締結部と、を有し、前記ラックバー収容部の前記端部と前記ジョイントを包囲するブーツと、
    前記ハウジング側被締結部よりも前記ラックバー収容部の前記端部側に設けられたハウジング側被当接部と、
    前記ハウジング側被当接部と対向するように前記ブーツに設けられ、前記ハウジング側被当接部と当接することにより第2シール部を構成するブーツ側当接部と、
    を有することを特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    前記ハウジング側被当接部は、前記長手方向と略直交する方向に開口する係合溝であって、
    前記ブーツ側当接部は、前記係合溝に向かって突出する突出部であること
    を特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項2に記載のステアリング装置において、
    前記ラックバーの長手方向の直交断面の中心点を通り、前記長手方向と平行な軸線を中心軸線としたとき、
    前記ブーツ側被締結部は、前記ハウジング側被締結部を包囲するように設けられ、前記締結部材によって外周側を締結され、
    前記係合溝は、前記中心軸線に対する径方向外側に向かって開口し、前記中心軸線周りに延びる外周溝であること
    を特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項3に記載のステアリング装置において、
    前記突出部は、前記締結部材によって前記ブーツ側被締結部が前記ハウジング側被締結部に締結された状態において、締め代を有すること
    を特徴とするステアリング装置。
  5. 請求項4に記載のステアリング装置において、
    前記ブーツは、前記長手方向において前記突出部の両側に設けられた基部を備え、
    前記中心軸線に対する径方向の厚さであるブーツの肉厚は、前記突出部の前記肉厚よりも前記基部の前記肉厚の方が大きいこと
    を特徴とするステアリング装置。
  6. 請求項4に記載のステアリング装置において、
    前記係合溝は円弧状に形成され、
    前記突出部は、前記係合溝の曲率半径よりも小さい曲率半径を有する円弧状に形成されていること
    を特徴とするステアリング装置。
  7. 請求項2に記載のステアリング装置において、
    前記係合溝は、前記突起部よりも前記ラックバー収容部の前記端部側に設けられ、前記突起部の脱落を抑制する壁部を有すること
    を特徴とするステアリング装置。
  8. 請求項2に記載のステアリング装置において、
    前記ブーツは、前記ブーツ側被締結部と前記蛇腹部の間に設けられた屈曲部を有すること
    を特徴とするステアリング装置。
  9. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    前記ラックバーの長手方向の直交断面の中心点を通り、前記長手方向と平行な軸線を中心軸線としたとき、
    前記ブーツは、前記第1シール部と前記第2シール部の間に設けられ、前記中心軸線に対する径方向において前記ブーツと前記ラックバー収容部の間に隙間を有するように形成されていること
    を特徴とするステアリング装置。
  10. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    前記ブーツは、前記ブーツ側当接部の剛性が前記蛇腹部よりも大きい剛性を有すること
    を特徴とするステアリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110185717A (zh) * 2019-05-22 2019-08-30 安徽江淮汽车集团股份有限公司 离合器主缸结构、离合器总成及汽车

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