JP2018036216A - 案内システム - Google Patents

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隆 小峰
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Abstract

【課題】 目的地の方向を矢印で表示させる案内システムにおいて、目的地に到着した際にそれがすぐに分かり、目的地の近傍でユーザーが右往左往しないシステムを提供する。【解決手段】 携帯端末1と、携帯端末1に設けられた表示部6と、上記携帯端末1の現在地の位置データを取得する現在位置データ取得部9と、目的地設定部7と、演算処理部5とからなり、演算処理部5は、上記現在位置データと目的地設定部で設定された目的位置データとに基づいて上記現在地から目的地までの距離を演算し、算出された距離がゼロもしくはゼロ近傍の予め設定された閾値の範囲にあるか否かを判定し、上記距離が上記閾値の範囲にない場合に、現在地からの目的地の方向を演算して、その方向に応じた矢印を表示部6に表示させ、上記距離が上記閾値の範囲にある場合に、表示部6に表示されている矢印を消去して、その矢印に替えて目的地到着信号を表示させる機能を備えた。【選択図】 図2

Description

この発明は、現在地から目的地へユーザーを案内する案内システムに関する。
ユーザーを、目的地に導く案内システムには様々なものがある。
その中で、地図情報を表示させずに、現在地を基準とした目的地の方向や目的地までの距離を携帯端末に表示させる歩行者用の案内システムが知られている。
このようなシステムは、特に方向音痴で地図を読むことが苦手なユーザーにとって有用である。地図を読むことができないユーザーは、スタート時点の自分の位置が分かっていても、地図を見ながら歩いていくうちに自分の地図上の位置を見失ってしまうことがある。このようなユーザーにとって、進むべき方向が常に指示される案内システムは有益である。
図7に示した従来の案内システムは、ユーザーの携帯端末1が、現在位置データを取得する機能を備え、取得した現在位置データと、予め設定された目的位置データとによって目的地の方向と、距離とを演算するものである。
そして、携帯端末1の表示部2には、算出した目的地の方向に応じた矢印3と、目的地までの距離4とが表示される。
上記距離と方向とは、ユーザーの移動中に定期的に演算され、現在地が変化すれば、その現在地に対応した矢印3と距離4とが更新されて表示される。
このようなシステムで、ユーザーが目的地に到着した場合には、上記距離4がゼロとなるが、矢印3は直前に算出された方向のものが表示されたままになっている。
特開2004−105350号公報
上記のように、従来の案内システムでは、目的地に到着した場合に、ユーザーの携帯端末1には、直前の位置データに基づいて算出された方向の矢印3が表示されたままになってしまう。そのため、ユーザーは、目的地に到着したことを、表示部2に表示された距離4のみで知ることになり、上記矢印3が表示された表示部2からは、到着したことを感覚的にすぐ理解できないことがある。
このように目的地に到着しているにもかかわらず、矢印3が残っていれば、ユーザーは矢印3に注目してしまい、距離表示のゼロを見落とす可能性がある。ユーザーが距離4のゼロを見落とせば、目的地を通り過ごして矢印方向に進んでしまう。そして、ある程度進めば、矢印は再び目的地の方向を示すが、ユーザーはその矢印に翻弄されてしまい、それこそ右往左往することになる。
また、ユーザーが上記のようにたびたび翻弄されると、当該案内システムに対する信頼性にも影響し、最終的には当該案内システムは使いにくいものとして、ユーザーから見捨てられる可能性すらある。
この発明の目的は、目的地の方向を矢印で表示させる案内システムにおいて、目的地に到着した際にそれがすぐに分かるとともに、目的地の近傍でユーザーが右往左往しないシステムを提供することである。
第1の発明は、携帯端末と、この携帯端末に設けられた表示部と、上記携帯端末の現在地の位置データを取得する現在位置データ取得部と、目的地を設定する目的地設定部と、上記表示部、現在位置データ取得部及び目的地設定部と連係可能な演算処理部とからなる。
そして、上記演算処理部は、上記現在位置データ取得部が取得した現在位置データと目的地設定部で設定された目的位置データとに基づいて上記現在地から目的地までの距離を演算する機能と、上記算出された距離がゼロもしくはゼロ近傍の予め設定された閾値の範囲にあるか否かを判定する機能と、上記距離がゼロもしくはゼロ近傍の上記閾値の範囲にない場合に、現在地からの目的地の方向を演算して、算出された方向に応じた矢印を上記表示部に表示させる機能と、上記距離がゼロもしくはゼロ近傍の上記閾値の範囲にある場合に、上記表示部に表示されている矢印を消去して、その矢印に替えて目的地到着信号を表示させる機能とを備えたことを特徴とする。
なお、上記ゼロ近傍の予め設定された閾値の範囲とは、現在地と目的地との距離がゼロでなくても、目的地に到着したと判定しても問題のない範囲のことである。
第2の発明は、上記演算処理部が、算出した上記距離を、上記表示部に表示させる機能を備えたことを特徴とする。
第3の発明は、上記目的地到着信号が、目的地近傍の詳細地図であることを特徴とする。
第4の発明は、上記演算処理部が、上記目的地到着信号を表示させた後に、目的地近傍の詳細地図を上記表示部に表示させる機能を備えたことを特徴とする。
第1の発明によれば、目的地に到着した際には、目的地の方向を示す矢印を携帯端末の表示部から積極的に消去するとともに、消去した矢印に替えて目的地到着信号が表示されるので、ユーザーは目的地に到着したことを一見して理解できる。
このように目的地に到着したときには、目的地の方向を示す矢印が消去されるので、矢印が残されたままになっていた従来のように、距離がゼロになっているのを見落としたり、右往左往したりせずにすみ、当該案内システムに対する信頼性も増すことになる。
また、現在地と目的地との距離が、ゼロになったときだけでなく予め設定された閾値の範囲にある場合に矢印を削除するようにしているので、目的地の近傍で頻繁に方向が変わる矢印が表示されてユーザーを混乱させることもない。
第2の発明によれば、ユーザーは、表示された距離から、目的地に対する自身の相対位置や、到着までのおおよその時間を推測することができる。
第3の発明によれば、目的地到着信号として、目的地近傍の詳細地図が表示されるため、ユーザーは、詳細地図上のビル名などによって、自分が行きたい場所をピンポイントで知ることができる。例えば、ユーザーが複数の建物に囲まれた状態で、目的地到着信号が表示されて案内が終了してしまうと、自分が行きたい建物がどれなのかまでわからないことがある。しかし、この発明によれば、目的地近傍の詳細地図が表示されるので、最後まで迷わずに目的地に到着することができる。
また、第4の発明によれば、詳細地図以外の目的地到着信号で到着したことを明確にしたうえで、詳細地図によってユーザーを最後まで案内することができる。
実施形態の携帯端末の構成図である。 実施形態における演算処理部の処理のフローチャートである。 実施形態のシステムを説明するための、現在地と目的地との関係を示した概念図である。 実施形態の携帯端末の表示部の画面で、ユーザーが目的地に到着するまでの間に表示される画面である。 実施形態の携帯端末の表示部の画面で、ユーザーが目的地に到着したときに表示される画面である。 図5とは別の、目的地到着信号の例を示した図である。 従来の案内システムの表示画面を示した図である。
図1〜6にこの発明の一実施形態を示す。
図1は、実施形態の案内システムのユーザーである歩行者が使用する携帯端末1の構成図である。
この携帯端末1は、演算処理部5と、これに接続された表示部6、目的地設定部7、地図データ記憶部8、現在位置データ取得部9及び向き検出部10とを備えている。
上記目的地設定部7は、ユーザーが目的地を指定するところで、ユーザーが地図上の点を指示したり、住所を入力したりすることによって、目的地を指定すると、指定された目的地に対応した指定信号を受け付けて演算処理部5へ入力する機能を備えている。
また、地図データ記憶部8は、位置データ、例えば、緯度、経度を対応づけた地図情報を記憶した記憶部である。
上記演算処理部5は、上記目的地設定部7から目的地の指定信号が入力されたとき、地図データ記憶部8から、上記目的地に対応する緯度、経度を特定して目的位置データとして設定する機能を有する。つまり、上記目的地設定部7、地図データ記憶部8及び演算処理部5によって目的地が設定される。
また、上記現在位置データ取得部9は、携帯端末1の位置データを取得する機能を備えている。具体的には、現在位置データ取得部9がGPS(Global Positioning System)を利用して緯度、経度を取得し、それを現在位置データとして演算処理部5へ入力する。
さらに、向き検出部10は、携帯端末1の表示部6の向きを検出する機能を備え、例えば加速度センサやジャイロなどで構成されている。
このような向き検出部10が必要なのは、表示部6の向きによって目的の方向を示す矢印11(図4参照)を変えなければならないからである。
例えば、ユーザーが、同一地点で回転して表示部6の向きを変えた場合には、上記現在位置データ取得部9で取得された現在位置データは変わらないが、目的地の方向は変化する。そこで、この向き検出部10で検出された表示部6の向きに応じて、上記演算処理部5が、表示部6における矢印11の向きを調整する。
上記のような携帯端末1からなるこの実施形態の案内システムの動作を、図2に示すフローチャートにしたがって説明する。なお、図2に示す処理フローは、演算処理部5の処理を示したものである。
まず、ユーザーが携帯端末1を操作してこの案内システムを起動させ、従来から知られている方法で目的地を指定すると、演算処理部5には、目的地設定部7から指定信号が入力される(ステップS1)。
演算処理部5は、ステップS2で、上記指定信号に基づいて上記地図データ記憶部8から目的位置データP1を取得してそれを記憶する。このステップS1,S2によって、目的地設定が終了する。
ステップS3で、演算処理部5は、上記現在位置データ取得部9を介して携帯端末1の現在位置データP2を取得する。
なお、上記目的位置データと現在位置データとの関係を、模式的に図3に示しているが、ここでは位置データである緯度、経度をx、yで示している。すなわち、現在地P2(x2,y2)と目的地P1(x1,y1)とは距離Lだけ離れていて、現在地P2における目的地P1の方向は、x軸に対する角度θの方向である。
上記のように上記両位置データを取得した演算処理部5は、ステップS4で、現在地P2から目的地P1までの距離L(図3参照)を演算する。
ステップS5で、演算処理部5はステップS4で算出した距離Lがゼロもしくはゼロ近傍の予め設定された閾値の範囲にあるか否かを判定する。そして、距離Lがゼロもしくは上記閾値の範囲にないと判定した場合にはステップS6へ進み、距離Lがゼロもしくは上記閾値の範囲にあると判定した場合にはステップS10に進む。
演算処理部5が、距離Lがほぼゼロではないと判定した場合にはステップS6へ進み、上記向き検出部10から表示部6の向きを取得し、ステップS7で目的地の方向を演算する。
上記距離L及び目的地の方向は、先に取得した目的位置データP1(x1,y1)と現在位置データP2(x2,y2)とに基づいて演算される。例えば、Δx=x1−x2、Δy=y1−y2から、図3に示す角度θや上記距離Lを算出することができる。なお、演算処理部5で演算される上記距離Lは、現在地P1から目的地P2までの直線距離でもよいが、地球の球面に沿った距離でもよい。
そして、演算処理部5は、上記ステップS7で方向を演算した後、ステップS8に進み、上記算出した方向に応じた矢印11を、表示部6に表示させる。この矢印11は、上記ステップS6で取得した表示部6の向きを加味した方向の矢印である。
さらに、ステップS9に進み、演算処理部5は、図4に示すように、上記矢印11とともに上記ステップS4で算出した距離Lも、表示部6に表示させる。
図4に示すように、表示部6に、目的地までの距離Lと方向の矢印11とを表示させた後、演算処理部5はステップS3に戻り、現在位置データP2(x2,y2)を再度取得する。
そして、ステップS4からステップS5に進み、このステップS5で、上記距離Lがゼロもしくは上記閾値の範囲にあると判定されるまで、ステップS6→S7→S8→S9→S3→S4→S5の処理を繰り返すことになる。
これら一連の処理は連続的に実行されるが、上記ステップS3で現在位置データを取得する間隔を予め設定し、ステップS3〜S9の処理を間欠的に実行するようにしてもよい。
いずれにしても、ステップS8,S9の処理のタイミングに合わせて、表示部6の表示が変更される。
一方、ステップS5で、演算処理部5は距離Lがゼロもしくはゼロ近傍の予め設定された閾値の範囲にあると判定した場合、すなわち、ユーザーが目的地に到着した場合には、ステップS10に進み、演算処理部5は、その時点で表示部6に矢印11が表示されているか否かを判定する。
もし、図4に示すように、既に表示部6に矢印11が表示されていた場合には、演算処理部5はステップS11に進んで、表示部6から矢印11を消去する。
次に、ステップS12に進み、表示部6から消去された上記矢印11に替えて、図5に示す目的地到着信号としての到着マーク12を表示させる。そして、ステップS13で、上記距離Lを表示させ、処理を終了する。
この実施形態において距離Lがゼロだけでなく、ゼロ近傍の閾値の範囲にある場合にも目的地に到着したと見なすようにしているのは、次の理由による。
もしも、距離L=0のときのみを目的地への到着とすれば、ユーザーの位置が僅かでも目的位置データとずれていた場合には、矢印11が表示されたままになるだけでなく、例えば、ユーザーが目的地を跨いでしまっただけでも、矢印11の方向が変更されることになる。このように目的地の近傍に到着してから矢印11の向きが頻繁に変化すれば、ユーザーを混乱させてしまう可能性がある。そのため、目的地に到着したと判定する距離に幅を持たせたのである。
また、上記ステップS10で、表示部6に矢印が表示されていないと判定した場合には、ステップS11を飛ばしてステップS12へ進み、表示部6に目的地到着信号としての到着マーク12を表示させ、ステップS13で距離(L≒0)を表示させる。
このように、この実施形態では、目的地に到着するまでの間は、表示部6に目的地までの距離Lとともに、目的地の方向を示す矢印11が表示されるが、目的地に到着すると、上記矢印11は消去され、その代わりに目的地到着信号である到着マーク12が表示される。
なお、図2に示すステップS10で、ユーザーが目的地に到着した時点で、表示部6に矢印表示がない場合とは、案内システムの開始時に目的地に居た場合である。
例えば、ユーザーが目的地の設定を間違えて現在地を目的地として設定してしまった場合や、目的地近傍で、ユーザーが歩きながら目的地の設定を行ない、上記ステップS3の現在位置データの取得時に目的地に到着していた場合などが考えられる。
これらの場合には、目的地の方向を示す矢印11は表示されずに、初めから目的地到着信号12が表示される。
上記のように、この案内システムでは、ユーザーが目的地に到着したときには、表示部6からは、上記矢印11が消去されて上記到着マーク12が表示されているので、その表示部6を一見しただけで、目的地に到着したことを理解できる。したがって、ユーザーが距離Lを見落とすようなことがあっても、目的地を通り過ぎて右往左往することはない。
上記目的地到着信号は、ユーザーが目的地に到着したことを明確に知らせるためのものであり、図5に示すように到着したことが分かりやすい上記到着マーク12などの図柄を用いることが好ましい。
また、上記目的地到着信号として、図6に示す目的地近傍の詳細地図13を用い、これを上記ステップS12で表示部6に表示させるようにしてもよい。
この詳細地図13には、先に設定された目的地の位置に、ユーザー位置マーク14を示すとともに、その周囲のビル名などが表示されたものである。そのため、ユーザーは、上記矢印11が消去されたことによって、上記目的地に到着したことを一見して理解できるとともに、上記ユーザー位置マーク14やビル名など、詳細地図13に表示された情報から最終目的地に到着することができる。
また、この詳細地図13においても、上記向き検出部10によって検出された表示部6の向きに応じて、ユーザー位置マーク14の方向や地図の表示方向を区別することもできる。例えば、図6の二等辺三角形のユーザー位置マーク14の頂点側をユーザーの顔側として、ユーザーが顔を向けている方向に応じて地図を表示することもできる。このようにすれば、詳細地図13が、ユーザーの顔の方向に応じて表示されるので、地図を理解することが苦手なユーザーでも地図を理解しやすくなる。
なお、上記詳細地図13は、上記ステップS2で設定された目的地に応じて、演算処理部5が上記地図データ記憶部8から抽出したもので、それを目的地到着信号として表示させるようにする。
また、演算処理部5は、上記ステップS12、S13において、図5の到着マーク12と距離Lとを表示部6に表示させた後に、上記目的地到着信号である到着マーク12とは別に、目的地近傍の詳細地図を自動的に表示部6に表示させるようにしてもよい。
また、演算処理部5が、上記到着マーク12などの目的地到着信号を表示させた後に、手動で詳細地図を表示させるようにしてもよい。その場合には、上記目的地到着信号を表示させた表示部6の画面内に、詳細地図を要求する要求ボタンなどを表示させる。そして、この要求ボタンによって、詳細地図の要求信号が入力されたら、演算処理部5は、目的地近傍の詳細地図を表示部6に表示させるようにする。
上記のように、目的地到着信号として、あるいは目的地到着信号とは別に、上記目的地近傍の詳細地図が表示されるようにすれば、ユーザーは、最終的な目的地まで確実に到着することができる。
例えば、設定された目的地が交差点上などの場合、矢印11に替えて図5の到着マーク12だけが表示されて案内が終了すると、ユーザーは、その先、どのビルに行くべきなのかがわからずに、途中で案内が終了した印象を持つ可能性がある。しかし、ユーザーが目的地に到着した後に、表示部6に目的地近傍の詳細地図が表示されれば、最後まで迷うことがない。
そして、上記目的地近傍の詳細地図は、表示部6の全面に表示されるようにしてもよいし、他の情報と同一画面に表示されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、携帯端末1に、目的地の方向に応じた矢印11を表示させるだけでなく、目的地までの距離Lも上記矢印11と同時に表示部6に表示させているが、上記距離Lは必ずしも表示させなくてもよい。上記距離Lが表示されなくても、目的地に到着した時点で、表示部6の矢印11が消去され、その代わりに到着マーク12が表示されれば、ユーザーは目的地に到着したことを一見して理解できる。
さらに、このシステムを徒歩圏内の案内に利用するユーザーは、もともと目的地までの距離がそれほど長くないことが多く、目的地を設定する際に、おおよその距離や時間を推測できるので、移動中に刻々変化する距離が表示されなくても特に問題はない。
ただし、表示部6に目的地までの距離Lが矢印11と同時に表示されれば、移動中のユーザーは、自分の相対位置や到着時刻などを、より正確に推測することができるようになる。
また、この実施形態では、上記地図データ記憶部8を携帯端末1内に設けているが、この地図データ記憶部8は、上記演算処理部5からのアクセスを可能にして携帯端末1の外部に設けてもよい。その場合には、1つの地図データ記憶部8に、複数の携帯端末1の演算処理部5がアクセスして、そのデータを目的地の設定に利用することができる。
地図を理解することが苦手なユーザーにとって、有用なシステムである。
1 携帯端末
2 矢印
5 演算処理部
6 表示部
7 目的地設定部
8 地図データ記憶部
9 現在位置データ取得部
11 矢印
12 (目的地到着信号)到着マーク
13 (目的地到着信号)目的地近傍の詳細地図
14 ユーザー位置マーク
L (現在地から目的地までの)距離

Claims (4)

  1. 携帯端末と、
    この携帯端末に設けられた表示部と、
    上記携帯端末の現在地の位置データを取得する現在位置データ取得部と、
    目的地を設定する目的地設定部と、
    上記表示部、現在位置データ取得部及び目的地設定部と連係可能な演算処理部とからなり、
    上記演算処理部は、
    上記現在位置データ取得部が取得した現在位置データと目的地設定部で設定された目的位置データとに基づいて現在地から目的地までの距離を演算する機能と、
    算出された上記距離がゼロもしくはゼロ近傍の予め設定された閾値の範囲にあるか否かを判定する機能と、
    上記距離がゼロもしくはゼロ近傍の上記閾値の範囲にない場合に、現在地からの目的地の方向を演算して、算出された方向に応じた矢印を上記表示部に表示させる機能と、
    上記距離がゼロもしくはゼロ近傍の上記閾値の範囲にある場合に、上記表示部に表示されている矢印を消去して、その矢印に替えて目的地到着信号を表示させる機能とを備えた案内システム。
  2. 上記演算処理部は、
    算出した上記距離を、上記表示部に表示させる機能を備えた請求項1に記載の案内システム。
  3. 上記目的地到着信号が、目的地近傍の詳細地図である請求項1又は2に記載の案内システム。
  4. 上記演算処理部は、上記目的地到着信号を表示させた後に、目的地近傍の詳細地図を上記表示部に表示させる機能を備えた請求項1〜3のいずれか1に記載の案内システム。
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