JP2018034889A - 物品包装装置 - Google Patents

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篤樹 菊地
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Abstract

【課題】小型で手動で稼働可能で、かつ多様な商品を、整列した状態で包装できる装置を提供する。
【解決手段】ほぼ水平に設けられたベルト1上に載置した物品を、前記ベルトとともに一方に開口部を有する包装材で覆った後、前記ベルト1を物品の下方に剥離しながら、前記開口部に向けて、ほぼ水平方向に移動することにより、前記物品1を前記包装材内に残す機能を備えた包装装置であり、ガイド板3に沿って移動可能なベルト支持板2と、ガイド板3に2箇所設けられたベルト係止部5、6に両端が固定され、ベルト支持板2とベルト方向転換用部材7で方向転換され、ベルト支持板2の周囲に巻き回されたベルト1とを構成要素として、装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、製品の袋詰め作業に用いられる手動の包装装置に関し、特に複数の製品を平板状に並べた形態で包装可能な包装装置に関するものである。
近年、スーパーマーケットなどの小売店では、例えば魚の切身が、透明なプラスチックフィルムで包装した形態で販売されている。そして、このような包装形態では、複数の切身が同一平面上に並べられた状態で包装されていることがあり、鮮度保持のため真空パックになっている場合もある。
魚の切身以外でも、同一平面に並べられた状態で包装される商品は、数多くみられるが、このような包装形態とする利点の一つとして、搬送の利便性の向上が挙げられる。つまり、複数の個片からなる商品を、ランダムに袋詰めにすると、当然の結果として商品を詰めた袋が一定の形状になることは極めて少なく、段ボール箱に規則性をもって充填することができないため、段ボール内における占積率が低下する。
また、個片からなる商品の包装は、ランダムに袋詰めするにしても、規則性を持った状態で詰めるにしても、流通コスト低減を目的に、商品の包装の自動化装置が多数開発されている。例えば、特許文献1には、簡単な構造で、熱収縮性フィルムにより商品を筒状に巻いて包装する装置で、フィルム同士の重なり部分が安定に密着して包装される構造を有する包装装置が開示されている。
また、特許文献2には、搬送されてくる被包装物の品種変更に伴い、位置調整を必要とする複数のアジャスト部材を備えた包装装置において、前記各アジャスト部材を一括して調整する主調整手段を備えるとともに、前記各アジャスト部材のうちの少なくとも1つは個別調整対象として、前記主調整手段よりも微調整可能な副調整手段を備えていることを特徴とする包装装置が開示されている。
上記の他にも、商品を自動的に包装する装置は、多数開示されているが、包装するための機構と、同一の装置を多様な商品に適合させるための機構の、少なくとも何れかに関する技術を包含するものが殆どである。
一方で、例えば、水産物や農産物の分野においては、比較的小規模な事業所が多く、いわゆる少量多品種の製品に対応する必要があるため、人手で稼働可能で、かつ、多様な包装対象に対応可能な小型の装置への根強い要望がある。また、前記以外においても、事業規模や商品の形態が類似する分野では、同様の要望があると考えられる。
そして、このような課題の解決を目的として、本発明者は特許文献3に、ほぼ水平に配されたベルトの上に、包装の対象となる物品を載置し、袋を被せた状態で、ベルトを下方向に剥離しながら移動することで、ベルトの上に並べられたのと同じ配置で、物品を袋の中に残すことが可能な装置を開示している。しかしながら、この装置については、コンパクト化の要請がある。
特開2008−195403号公報 特開2011−042394号公報 特許第5856299号
従って、本発明の課題は、特許文献3に開示されている包装装置を、より小型化することにより、製造コスト削減や、操作性を改善することで、広汎に普及することである。
本発明は、前記の課題に鑑み、前記の包装装置における、ベルトの取り回しに関する構成をそのまま利用し、可動部の支持構造などを再検討した結果なされたものである。
即ち、本発明は、ほぼ水平に設けられたベルト上に載置した物品を、前記ベルトとともに一方に開口部を有する包装材で覆った後、前記ベルトを下方に剥離しながら、前記開口部に向けて、ほぼ水平方向に移動することにより、前記物品を前記包装材内に残すことを特徴とする、物品包装装置において、
ガイド板と、
前記ガイド板に沿って摺動するスライド部材と、
前記スライド部材の一方向に延長する状態で取り付けられたベルト支持板と、
前記ガイド板の前記ベルト支持板の方向の端部に設けられたベルト係止用部材と、
前記ベルト係止用部材における、前記ベルト支持板よりも上側に設けられた第一のベルト係止部と、前記ベルト支持板よりも下部に設けられた第二のベルト係止部と、
前記スライド部材に設けられたベルト方向転換用部材とを有し、
前記ベルトは、一方の端が前記第一のベルト係止部に接続され、前記ベルト支持板の先端まで延長されて、方向が転換され、さらに、前記ベルト方向転換用部材で方向転換され、延長された他方の端が、前記第二のベルト係止部に接続されてなることを特徴とする、物品包装装置である。
また、本発明は、前記スライド部材が、前記ガイド板に嵌合するガイド溝を有し、前記ガイド板を挟持する一対のスライドブロック部材と、前記一対のスライドブロック部材に跨設されてなるスライドブロック接合材を有することを特徴とする、前記の物品包装装置である。
また、本発明は、前記ガイド板の、前記ベルト係止部材近傍に、幅が減少する狭幅部が設けられ、前記狭幅部では、前記スライドブロック部材のガイド溝が嵌合しない構成を有することを特徴とする、前記の物品包装装置である。
また、本発明は、前記ベルト係止部材に、前記スライドブロック接合材の端部が嵌合する嵌合溝が設けられてなることを特徴とする、前記の物品包装装置である。
一般的に、ベルトコンベアにおいて、ベルト状に載置した物品は、ベルトの移動に伴って移送されるものである。しかし、ベルトは種々の手段で、移動の方向を変換したり、反転させたりすることが容易であり、本発明者はかかる特徴に着目して本包装装置に想到した。
本発明に係る包装装置においては、ベルト支持板の上下に周回したベルトに物品を載置した状態で、ベルトごと袋で覆い、ベルトを物品の下方に剥離させながら、袋の開口部の方向に移動させることが可能なので、一般的な袋詰めのように、袋の開口部上にして拡げ、物品を投入する方法とは異なり、複数の物品を整列した状態で包装することが可能であり、整列しない状態での包装についても、作業効率を向上できる。
しかも、本発明に係る物品包装装置は、ベルト支持板のスライド機構の再設計により、特許文献3に開示されている物品包装装置の筐体を不要としているので、全体のコンパクト化が可能で、操作性が向上している。
本発明に係る包装装置の一例を示す図。 本発明に係る包装装置の、ガイド板がスライドブロック部材のガイド溝に嵌合しない位置に配され、ガイド板とベルト支持板が一定の角度をなしている状態の一例を示す図。 本発明に係る包装装置のガイド板とスライドブロックのガイド溝の嵌合状態の一例を示す斜視図。 本発明に係る包装装置の動作の一例を示した図で、図4(a)はベルト状に物品を載置した状態、図4(b)は袋に物品が残った状態。
次に本発明の実施の形態について、具体的な図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る包装装置の一例を示す図で、図1(a)は平面図、図1(b)はAA断面図、図1(c)はBB断面図であり。図1において、1はベルト、2はベルト支持板、3はガイド板、4はベルト係止部材、5は第一のベルト係止部、6は第二のベルト係止部、7はベルト方向転換用部材、8はスライド部材、9はスライドブロック部材、10はガイド溝、11はスライドブロック接合材、12はスライド部材操作用ハンドル、13はガイド板の幅減少部、14はスライドブロック接合材の嵌合溝である。
ここに示したように、本発明に係る包装装置は、ベルト1が、ベルト支持板2の図における右側の端で、ベルト支持板2の下側の左方向に方向転換され、さらにベルト方向転換用部材7によって、右側に方向転換され、S字をなした状態で、両端がベルト係止部に固定されている。このような構成のため、ハンドル12の操作によりベルト支持部材2を図における左側に移動させると、ベルト1のベルト支持部材2の上に配された部分は、全体の位置は変わらないが、右端から順次下方向に移動することになる。
図2は、本発明に係る包装装置の、ガイド板3がスライドブロック部材9のガイド溝10に嵌合しない位置に配され、ガイド板3とベルト支持板2が一定の角度をなしている状態の一例を示す図である。また、図3は、本発明に係る包装装置のガイド板とスライドブロックのガイド溝の嵌合状態の一例を示す斜視図である。
本発明に係る包装装置は、前記のようにベルト支持板2に、幅減少部13が設けられているので、図2に示したように、スライドブロック部材9が、ガイド板3に固定されず、一定範囲で途中を屈曲することが可能となるので、包装に用いる袋の出し入れなどの作業性向上に寄与する。また、逆にスライド部材8をベルト係止部材4に近接させた状態では、スライドブロック接合材11の端部を、嵌合溝14に嵌合することで、ガイド板3とベルト支持板2が屈曲しないようにすることも可能である。
図4は、本発明に係る包装装置の動作の一例を示した図で、図4(a)はベルト上に物品を載置した状態、図4(b)は袋に物品が残った状態で、本発明の包装装置の代表的な使用方法を示している。まず、ベルト1の上に、包装対象物品15を所要の位置に配置し、ベルト1とともに、包装袋16で覆い、その後ハンドル12の操作で、ベルト支持板を図における左方向に移動すると、ベルト1が包装対象物品15から剥離するように、下方向に動く。これよって複数の包装対象物品15が、その相対的な位置関係を保持しながら、包装袋16の内部に残ることになる。
包装対象物品の中には、魚の切り身や、その煮付けのように、表麺が水分や粘稠液で覆われ、ベルトが剥離し難いものもあるので、ベルトの材質としては、フッ素樹脂のような撥水性や離型性に富むものを用いることが望ましい。
以上に説明したように、本発明によれば、包装対象物品が包装袋の内部整列された状態が容易に得られ、包装作業のコスト低減、商品の付加価値向上を図ることができる。なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の分野における通常の知識を有する者であれば想到し得る、各種変形、修正を含む、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれることは勿論である。
1 ・・・ ベルト 2 ・・・ ベルト支持板 3 ・・・ ガイド板
4 ・・・ ベルト係止部材 5 ・・・ 第一のベルト係止部
6 ・・・ 第二のベルト係止部 7 ・・・ ベルト方向転換用部材
8 ・・・ スライド部材 9 ・・・ スライドブロック部材
10 ・・・ ガイド溝 11 ・・・ スライドブロック接合材
12 ・・・ ハンドル 13 ・・・ 幅減少部
14 ・・・ 嵌合溝 15 ・・・ 包装対象物品
16 ・・・ 包装袋

Claims (4)

  1. ほぼ水平に設けられたベルト上に載置した物品を、前記ベルトとともに一方に開口部を有する包装材で覆った後、前記ベルトを下方に剥離しながら、前記開口部に向けて、ほぼ水平方向に移動することにより、前記物品を前記包装材内に残すことを特徴とする、物品包装装置において、
    ガイド板と、
    前記ガイド板に沿って摺動するスライド部材と、
    前記スライド部材の一方向に延長する状態で取り付けられたベルト支持板と、
    前記ガイド板の前記ベルト支持板の方向の端部に設けられたベルト係止用部材と、
    前記ベルト係止用部材における、前記ベルト支持板よりも上側に設けられた第一のベルト係止部と、前記ベルト支持板よりも下部に設けられた第二のベルト係止部と、
    前記スライド部材に設けられたベルト方向転換用部材とを有し、
    前記ベルトは、一方の端が前記第一のベルト係止部に接続され、前記ベルト支持板の先端まで延長されて、方向が転換され、さらに、前記ベルト方向転換用部材で方向転換され、延長された他方の端が、前記第二のベルト係止部に接続されてなることを特徴とする、物品包装装置。
  2. 前記スライド部材は、前記ガイド板に嵌合するガイド溝を有し、前記ガイド板を挟持する一対のスライドブロック部材と、前記一対のスライドブロック部材に跨設されてなるスライドブロック接合材を有することを特徴とする、請求項1に記載の物品包装装置。
  3. 前記ガイド板は、前記ベルト係止部材近傍に、幅が減少する狭幅部が設けられ、前記狭幅部では、前記スライドブロック部材のガイド溝が嵌合しない構成を有することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の物品包装装置。
  4. 前記ベルト係止部材に、前記スライドブロック接合材の端部が嵌合する嵌合溝が設けられてなることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかの記載の物品包装装置。
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