JP2018033277A - 充電システム、充電器および充電方法 - Google Patents

充電システム、充電器および充電方法 Download PDF

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Abstract

【課題】充電状態についてユーザが違和感を覚えることのない、充電システムを提供する。【解決手段】バッテリパック1は、二次電池10の充電状態を検出する第1検出部11と、二次電池10の満充電状態を判定する第1制御部12と、充電状態を提示する第1提示部13とを含む。充電器2は、二次電池10の満充電状態を検出する第2検出部21と、二次電池10に所定レベルの充電電流を供給し、第2検出部21が二次電池10の満充電状態を検出した場合、少なくとも、第1検出部11が充電電圧の最大値からの低下量を検出できる時間は、所定レベルよりも低下した充電電流を二次電池10に供給する電力供給部22と、充電状態を提示する第2提示部24とを含む。第1検出部12は、第2検出部11が二次電池10の満充電状態を検出するよりも早く満充電状態を検出しないように閾値が設定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、充電制御機能を搭載したニッケル・水素充電池(Ni−MH)のバッテリパックの充電システム、充電器、および、充電方法に関する。
バッテリパックの一種として、その内部の電流、電圧および温度の測定を可能とする回路を独自に有し、バッテリパック側にて二次電池の充電状態の監視が行えるニッケル・水素充電池がある。さらに、充電状態を示す情報を記憶したり出力したりするため、マイクロコンピュータ、メモリおよび通信機能を備えている。
特許文献1は、電池パックの充電器を開示する。特許文献1が開示する充電器は、電池パックの電圧降下率又は温度上昇率が一定値に達したか否かを判断する。
特開平6−253468号公報
大きさや種類の異なるバッテリパックを挿着可能とした機器がある。こういった機器では、充電器側にて充電制御を行うように設計されたバッテリパックや、前記したバッテリパック側にて充電状態の監視が行える電池パックであっても使用を可能とする。一方、前記機器のバッテリパックを充電する充電器は、大きさや種類の異なるバッテリパックであっても同じ充電器で充電できることが望ましい。
充電状態の監視機能を備えたNi−MHのバッテリパックを急速充電する場合、満充電に達したかどうかの判断は、充電器とバッテリパックとで別々に行われる。すると、判断の結果が充電器とバッテリパックとで異なることがある。例えば、バッテリパックで満充電に達したと判断した場合でも、充電器は満充電に達していないと判断することがある。充電器は満充電に達していないと判断すると、充電を継続する。その場合、バッテリパックから満充電であるという情報を取得したユーザは、違和感を覚えることとなる。
また、満充電に達したかどうかの判断が充電器とバッテリパックとで別々に行われるということは、充電完了の時間的な差が生じるということであり、これもユーザは違和感を覚えることになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、充電状態についてユーザが違和感を覚えることのない、充電システム、充電器および充電方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のある態様による充電システムは、バッテリパックと、前記バッテリパックを充電する充電器とを有する充電システムであって、前記バッテリパックは、充電可能な二次電池と、前記二次電池の充電状態を検出し、定電流充電時に前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量に基づいて前記二次電池の満充電状態を検出する第1検出部と、前記第1検出部が検出する二次電池の充電状態を提示する第1提示部と、を含み、前記充電器は、前記二次電池の満充電状態を検出する第2検出部と、前記二次電池に所定レベルの充電電流を供給し、前記第2検出部が前記二次電池の満充電状態を検出した場合、少なくとも、前記第1検出部が充電電圧値の低下を検出できる時間は、前記所定レベルよりも低下した充電電流を前記二次電池に供給する電力供給部と、前記第2検出部が検出する二次電池の充電状態を提示する第2提示部と、を含み、前記第1検出部は、前記第2検出部が前記二次電池の満充電状態を検出するよりも早く前記二次電池の満充電状態を検出しないように、前記第1検出部の閾値が設定されている。
本発明のある態様による充電器は、充電可能な二次電池と、前記二次電池の充電状態を検出し、前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量に基づいて前記二次電池の満充電状態を検出する第1検出部と、前記第1検出部が検出する二次電池の充電状態を提示する第1提示部とを有するバッテリパックを充電する充電器であって、前記二次電池の満充電状態を検出する第2検出部と、前記二次電池に所定レベルの充電電流を供給し、前記第2検出部が前記二次電池の満充電状態を検出した場合、少なくとも、前記第1検出部が充電電圧値の低下を検出できる時間は、前記所定レベルよりも低下した充電電流を前記二次電池に供給する電力供給部と、前記第2検出部が検出する二次電池の充電状態を提示する第2提示部と、を含み、前記第2検出部は、前記第1検出部が前記二次電池の満充電状態を検出するよりも早く前記二次電池の満充電状態を検出できる閾値が設定されている。
本発明のある態様による充電方法は、充電器から、バッテリパックに設けられた充電可能な二次電池に、所定レベルの充電電流を供給するステップと、前記充電器において、前記二次電池の満充電状態を検出するステップと、前記充電器において、前記二次電池の満充電状態を検出した場合、少なくとも、充電電圧値の低下を検出できる時間は、前記所定レベルよりも低下した充電電流を前記二次電池に供給するステップと、前記バッテリパックにおいて、前記二次電池の充電電圧値の低下によって前記二次電池の満充電状態を検出するステップと、を含む。
本発明によれば、充電状態についてユーザに違和感を与えずに、充電状態の監視機能を備えたバッテリパックを充電することができる。
図1は、本発明の実施形態にかかる充電システムを示すブロック図である。 図2は、Ni−MHバッテリの充電特性の例を示す図である。 図3は、充電器の動作例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態にかかる充電システムによって実現される充電方法の例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本発明の実施形態にかかる充電システムを示すブロック図である。図1は、本実施形態にかかる充電システムの機能構成を示す。図1に示すように、本実施形態にかかる充電システムは、バッテリパック1と、充電器2とを含む。
バッテリパック1は、二次電池10と、第1検出部11と、第1制御部12と、第1提示部13とを含む。二次電池10は、充電器2から供給される電力によって充電される。二次電池10は、例えば、ニッケル・水素充電池である。以下は、二次電池10がニッケル・水素充電池である場合について説明する。
第1検出部11は、二次電池10の充電状態を検出する。第1検出部11は、検出結果を第1制御部12に出力する。第1検出部11が検出するのは、例えば、二次電池10の端子間電圧値および充電電流値である。例えば、第1検出部11は、定電流充電時に、二次電池10の充電状態を検出し、二次電池10の充電電圧の最大値からの低下量に基づいて二次電池10の満充電状態を検出する。
第1制御部12は、第1検出部11が検出した検出結果に基づいて、例えば、二次電池10の充電電圧値の低下によって、二次電池10が満充電となったことを判定する。また、第1制御部12は、検出結果の情報を適時記憶する。
第1提示部13は、バッテリパック1の状態をユーザに提示する。また、第1提示部13は、通信機能を有してもよい。例えば、第1提示部13は、通信機能により、第1制御部12に記憶した検出結果の情報を読み出し、第1提示部13に接続したPC(Personal Computer)等に出力することより検出結果の情報を表示することができる。また、第1提示部13は、バッテリパック1の筐体表面に、充電中や満充電を点滅や点灯により表示するLED(Light Emitting Diode)を備えてもよい。
第1検出部11、第1制御部12、および、第1提示部13は、それぞれ単独もしくはいずれかを複合してワンチップ化されたマイクロコンピュータで実現してもよい。その際、充電状態の検出は所定の周期で行われ、その検出結果の情報は適時マイクロコンピュータ内のメモリに記憶される。第1検出部11は、二次電池10の充電状態を検出し、検出結果の情報を第1制御部12に出力する。第1制御部12は、第1検出部11の検出結果に基づき、二次電池10の充電状態を判定する。
充電器2は、第2検出部21と、電力供給部22と、第2制御部23と、第2提示部24とを含む。充電器2は、充電監視機能が無いバッテリパックであっても充電を行うことが可能な充電器である。
電力供給部22は、図示しない商用電源等から電力が供給され、バッテリパック1に対して、第2制御部23により設定された充電電流を供給する。より具体的には、電力供給部22は、バッテリパック1の二次電池10に第2制御部23により設定された充電電流を供給する。
第2検出部21は、電力供給部22がバッテリパック1に供給している電力の電圧値と電流値とを検出する。また、第2検出部21は、バッテリパック1の二次電池10の温度値を得ている。さらに第2検出部21は、検出結果の情報を第2制御部23に出力する。第2制御部23は、第2検出部21の検出結果に基づき、二次電池10の充電状態を判定する。例えば、第2検出部21は、定電流充電時に、二次電池10の充電状態を検出し、二次電池10の充電電圧の最大値からの低下量に基づいて二次電池10の満充電状態を検出する。
第2制御部23は、電力供給部22に対してバッテリパック1の二次電池10に所定レベルの充電電流を供給するように制御する。第2制御部23は、第2検出部21により二次電池10が満充電状態であること検出した場合、所定レベルよりも低下した充電電流を所定時間、二次電池10に供給するように制御する。また、第2制御部23は、例えば、バッテリパック1に供給している充電電圧の最大値からの低下量に基づいて、バッテリパック1の満充電を判定する。さらに、第2制御部31は、バッテリパック1の二次電池10の温度値を得ている。詳細には、第2検出部21がバッテリパック1の二次電池10の温度を検出し、その検出結果を第2制御部は得る。
第2提示部24は、第2制御部23の判定結果、すなわち二次電池10の充電状態をユーザに提示する。第2提示部24は、二次電池10が充電中や満充電の状態であることをユーザに提示する。第2提示部24の提示する機能としては、充電器2の筐体表面に、充電中や満充電を点滅や点灯により表示するLEDを備えてもよい。第2提示部24は、メロディーなどの音を出力することによって、二次電池10が充電中や満充電の状態であることをユーザに提示してもよい。また、第2提示部24は、第1提示部13と同様に通信機能を有してもよく、第2掲示部24に接続したPC等に出力することより検出結果の情報を表示することができる。
ここで、一般的なNi−MHバッテリの充電特性について説明する。ここでは、Ni−MHバッテリを充電制御回路により充電する場合として説明する。図2は、Ni−MHバッテリの充電特性の例を示す図である。図2は、Ni−MHバッテリの電池電圧(Battery Voltage)BVと、電池温度(Battery Temperature)BTと、充電電流(Charge Current)CCとについて、時間の経過に伴う変化を示す。
Ni−MHバッテリを急速充電する場合、充電制御回路は所定の充電レートで充電しながら電圧および温度を監視する。例えば、「0.5C」の充電レートで充電しながら電圧/温度を監視する。
図2に示すように、Ni−MHバッテリの充電は、充電開始時刻である時刻「0」から開始する。充電制御回路からNi−MHバッテリへ供給する充電電流CCは、所定の充電レートであり、定電流値である。
Ni−MHバッテリの満充電状態の判定は、例えば、電池電圧BVに基づいて行うことができる。図2に示すように、Ni−MHバッテリの電池電圧BVは、充電開始直後は急激に上昇し、その後ゆるやかに上昇する。充電動作の継続により、Ni−MHバッテリの満充電状態に近づくと、Ni−MHバッテリの電池電圧BVは最大値となり、その後低下する。電池電圧BVが最大値BVpからΔVだけ低下すると(満充電判定の閾値で以下、適宜、−ΔVと記す)、充電制御回路はNi−MHバッテリが満充電状態であると判断する。充電制御回路はNi−MHバッテリが満充電状態であると判断すると、充電動作を停止する。本例での充電動作の停止時刻は時刻t10である。
本実施形態の充電システムでは、充電器2がバッテリパック1を充電する。充電器2の第2制御部23は、電力供給部22にバッテリパック1の二次電池10に所定の充電レートの充電電流を供給させる制御を行う。電力供給部22は、バッテリパック1の二次電池10に所定の充電レートの第1の充電電流を供給する。例えば、充電レートは0.5Cである。
第2制御部23は、第2検出部21が検出した結果により、バッテリパック1が満充電であると判定した場合、電力供給部22に対して、所定の時間は、第1の充電電流より小さい第2の充電電流を二次電池10に供給するよう制御する。また、第2制御部23は、第2検出部21が検出した結果により、バッテリパック1が満充電であると判定した場合、電力供給部22に対して、所定の時間は、前記充電レートの充電電流値から所定の値だけ下げる制御としてもよい。
そして、第1制御部12には、第2制御部23が二次電池10の満充電状態を判定するよりも早く二次電池10の満充電状態を判定しない閾値が設定されている。つまり設計の際、バッテリパック1の内部の第1制御部11で判定する、充電電圧の最大値からの低下量である−ΔVによる満充電判定の閾値(−ΔV1)を、充電器2の第2制御部23で判定する、充電電圧の最大値からの低下量である−ΔVの閾値(−ΔV2)より、大きく設定する。このため、一定の充電レートであるかぎり、バッテリパック1側が満充電と判定するより、充電器2側が満充電と判定する方が時間的に早くなる。なお、第1制御部12に設定する閾値は、充電器2およびバッテリパック1の個体バラつきを考慮した値とする。
充電器2が満充電検出をした後、前記充電レートにより供給する第1の充電電流より小さい第2の充電電流とするのは、充電電流を少なくし、バッテリパック1側の満充電検出を容易にさせるためである。また、第2の充電電流による充電を所定の時間とするのは、バッテリパック1側の満充電判定を行うのに十分な時間とするためである。
充電器2は、満充電状態を検出した後、バッテリパック1の第1制御部12が満充電を検出するのに十分な時間、第2の充電電流で充電を継続する。バッテリパック1側で満充電検出が行われる前に充電器2側で充電を終了させてしまうと、バッテリパック1は、満充電となったことが記憶されずに充電が終了されてしまう。前記したように、バッテリパック1内の第1検出部11、第1制御部12、および、第1提示部13は、1チップ化されたマイクロコンピュータであることが多く、所定のサンプリング周期で検出や記憶を行っている。このため、バッテリパック1が、充電電圧の最大値からの低下量である−ΔVの検出を行い、それが閾値である−ΔV1を超えたと判定した結果をメモリに記憶もしくはLED等の第1提示部13により提示する時まで、充電器2は充電を終了としないよう所定の時間第2の充電レートによる充電を継続する。
次に、上記のように閾値が設定された充電器2を含む充電システムの動作例について説明する。図3は、充電器2の動作例を示す図である。図3に示すように、充電器2の電力供給部22は、二次電池10に、所定レベルの充電電流を供給する。電力供給部22は、例えば、一定の電流で二次電池10を充電する。
充電器2の第2制御部23は、第2検出部21で検出する電池電圧BVが最大値BVpを過ぎてからどの程度低下したかすなわち下降した電圧値であるΔVで満充電状態になったか否かを判定する。第2制御部23は、本例では、最大値BVpから、電圧値ΔV2低下した場合(すなわち電池電圧BVの最大値BVp−ΔV2)に、満充電状態になったと判定する。第2制御部23が満充電状態になったと判定すると、充電器2は充電完了状態となる。
電池電圧BVの最大値BVpは、二次電池10の使用期間による劣化状態や温度によって異なる値になる。このため、第2制御部23は、例えば、第2検出部21が検出した電池電圧BVの検出値を周期的に記憶しておく。第2制御部23は、電池電圧BVの検出値を記憶しておくことにより、前回の検出値と比較すれば、最大値BVpに達し、その最大値BVpを過ぎて低下したことを検出できる。
二次電池10の満充電状態を検出した場合、第2制御部23は、電力供給部22によって供給する充電電流を低下させる。例えば、第2制御部23は、電力供給部22に対して、所定の時間は、第1の充電電流より小さい第2の充電電流で充電電力を二次電池10に供給するよう制御する。これにより、上記所定レベルよりも電流値ΔI低下した充電電流を二次電池10に供給する。上記所定レベルよりも電流値ΔI低下した充電電流を二次電池10に供給する所定の時間は、少なくとも、第1検出部11が充電電圧値の低下を検出できる時間とする。
また、二次電池10の満充電状態の判定は、単位時間t当たりの温度Tの変化に基づいて行うこともできる。図2に示すように、二次電池10の電池温度BTは、充電開始後、ゆるやかに上昇する。充電動作の継続により、二次電池10の満充電状態に近づくと、二次電池10の電池温度BTは、単位時間t当たりの温度Tの変化量(dT/dt)が徐々に大きくなる。第2制御部23は、第2検出部21で検出する単位時間t当たりの温度Tの変化量(dT/dt)が、予め定めた閾値を超えると、二次電池10が満充電状態であると判断する。二次電池10の満充電状態を検出した場合、第2制御部23は、電力供給部22によって供給する充電電流を低下させる。例えば、第2制御部23は、電力供給部22に対して、所定の時間は、第1の充電レートより小さい第2の充電レートで充電電流を二次電池10に供給するよう制御する。これにより、上記所定レベルよりも電流値ΔI低下した充電電流を二次電池10に供給する。上記所定レベルよりも電流値ΔI低下した充電電力を二次電池10に供給する所定の時間は、少なくとも、第1検出部11が充電電圧値の低下を検出できる時間とする。
このため、第2制御部23は、二次電池10の充電電圧値の低下に基づく満充電状態の検出の他に、さらに、二次電池10の単位時間当たりの温度上昇値に基づいて、二次電池10の満充電状態を検出してもよい。すなわち、第2制御部23は、単位時間当たりの温度上昇値が、既定値になったら、満充電状態になったと判定してもよい。
設計の際、単位時間当たりの温度上昇値(dT/dt)の閾値については、充電器2の第2制御部23の閾値よりも、第1制御部12の閾値を大きく設定する。このように閾値を設定することにより、第1制御部12よりも、第2制御部23が必ず先に満充電を検出する。なお、設定する閾値は、充電器2およびバッテリパック1の個体バラつきを考慮した値とする。
二次電池10の充電電圧値の低下に基づく満充電の検出の他に、さらに、二次電池10の単位時間当たりの温度上昇値に基づく二次電池10の満充電状態を検出する場合の動作について説明する。この場合、充電器2の第2制御部23が充電電圧低下による満充電判定の閾値、または単位時間当たりの温度上昇値の閾値により、満充電状態を検出すると、その後、一定時間は充電電流を電流値Iから(I−ΔI)に減らす。二次電池10の満充電状態を検出した場合、第2制御部23は、電力供給部22によって供給する充電電流を低下させる。例えば、第2制御部23は、電力供給部22に対して、所定の時間は、第1の充電レートより小さい第2の充電レートで充電電流を二次電池10に供給するよう制御する。これにより、上記所定レベルよりも電流値ΔI低下した充電電流を二次電池10に供給する。上記所定レベルよりも電流値ΔI低下した充電電流を二次電池10に供給する所定の時間は、少なくとも、第1検出部11が充電電圧値の低下を検出できる時間とする。
第2制御部23は、電力供給部22により、例えば、1分間など、少なくとも、バッテリパック1の第1制御部12が判定できる時間t1の間は、充電電流値IをΔI低下させた電流(I−ΔI)を継続して供給する。これにより、バッテリパック1の第1制御部12が、充電電圧の最大値からの低下量である−ΔVの閾値を検出できる状態を故意に作り出す。こうすることで、バッテリパック1の第1制御部12が強制的に満充電状態と判定する状態にした後に充電器2による充電を完了とする制御を行う。
このように、充電器2がdT/dtの閾値で満充電を検出した場合も、充電レートを小さくして充電電流値Iを(I−ΔI)に減らし、バッテリパック1の第1制御部12に、充電電圧の最大値からの低下量である−ΔVの閾値を検出させ強制的に満充電状態にする。
さらに、第2制御部23は、二次電池10の充電開始時刻からの経過時間に基づいて、二次電池10の満充電状態を検出してもよい。すなわち、第2制御部23は、タイマーを用い、充電開始時刻からの経過時間が規定時間になったら、満充電状態になったと判定してもよい。
このため、第2制御部23は、二次電池10の充電電圧値の低下に基づく満充電状態の検出の他に、さらに、二次電池10の充電開始時刻からの経過時間に基づいて、二次電池10の満充電状態を検出してもよい。すなわち、第2制御部23は、充電開始時刻からの経過時間が、既定値になったら、満充電状態になったと判定してもよい。
その場合、第1制御部12が二次電池10の充電開始時刻からの経過時間に基づいて二次電池10の満充電状態を検出し、第2制御部23が二次電池10の充電開始時刻からの経過時間に基づいて二次電池10の満充電状態を検出する。設計の際、充電システムは、二次電池10の充電開始時刻からの経過時間に基づいて二次電池10を満充電状態と検出する経過時間の閾値は、第2制御部23の閾値よりも、第1制御部12の閾値のほうを長く設定する。このように閾値を設定することにより、第1制御部12よりも、第2制御部23が必ず先に満充電を検出する。
二次電池10の充電電圧値の低下に基づく満充電の検出の他に、さらに、充電開始時刻からの経過時間に基づく二次電池10の満充電状態を検出する場合の動作について説明する。この場合、充電器2の第2制御部23が充電電圧低下による満充電判定の閾値、または充電開始時刻からの経過時間の閾値により、満充電状態を検出すると、その後、一定時間は充電電流を電流値Iから(I−ΔI)に減らす。二次電池10の満充電状態を検出した場合、第2制御部23は、電力供給部22によって供給する充電電流を低下させる。例えば、第2制御部23は、電力供給部22に対して、所定の時間は、第1の充電レートより小さい第2の充電レートで充電電流を二次電池10に供給するよう制御する。これにより、上記所定レベルよりも電流値ΔI低下した充電電流を二次電池10に供給する。上記所定レベルよりも電流値ΔI低下した充電電流を二次電池10に供給する所定の時間は、少なくとも、第1検出部11が充電電圧値の低下を検出できる時間とする。
第2制御部23は、電力供給部22により、例えば、1分間など、バッテリパック1の第1検出部11が判定できる時間t1の間は、充電電流値IをΔI低下させた電流(I−ΔI)を継続して供給する。これにより、バッテリパック1の第1制御部12が最大値からの低下量である−ΔVを検出できる状態を故意に作り出す。こうすることで、バッテリパック1の第1制御部12が強制的に満充電状態と判定する状態にした後に充電器2による充電を完了とする制御を行う。
このように、充電器2が充電開始時刻からの経過時間の閾値で満充電を検出した場合も、充電レートを小さくして充電電流値Iを(I−ΔI)に減らし、バッテリパック1の第1制御部12に最大値からの低下量である−ΔVの閾値を検出させ強制的に満充電状態にする。
また、第2制御部23は、二次電池10の充電電圧値の低下のほかに、さらに、二次電池10の単位時間当たりの温度上昇値、および、二次電池10の充電開始時刻からの経過時間に基づいて、二次電池10の満充電状態を検出することもできる。つまり、第2制御部23は、複数の判定基準にしたがって、二次電池10の満充電状態を検出してもよい。第2制御部23は、二次電池10の充電電圧値の低下、二次電池10の単位時間当たりの温度上昇値、二次電池10の充電開始時刻からの経過時間、の少なくとも1つに基づいて、二次電池10の満充電状態を検出すればよい。
二次電池10の充電電圧値の低下のほかに、二次電池10の単位時間当たりの温度上昇値に基づいて満充電状態を検出する場合、満充電状態と検出する温度上昇値の閾値は、第2制御部23の閾値よりも、第1制御部12の閾値のほうを大きくする。これにより、第2制御部23が必ず先に満充電状態を検出する。
二次電池10の充電電圧値の低下のほかに、二次電池10の充電開始時刻からの経過時間に基づいて満充電状態を検出する場合、満充電状態と検出する経過時間の閾値は、第2制御部23の閾値よりも、第1制御部12の閾値のほうを長くする。これにより、第2制御部23が必ず先に満充電状態を検出する。
満充電状態を検出したすべての場合において、充電レートを小さくして充電電流値Iを(I−ΔI)に減らすことでバッテリパック1の第1制御部12に、最大値からの低下量である−ΔVの閾値で満充電を検出させるようにする。なお、充電電流は、電流値Iから電流値(I−ΔI)に急に切り替えてもよいし、電流値Iから電流値(I−ΔI)に徐々に変化させてもよい。
上記の充電システムによれば、いずれの場合でも、充電器2の第2制御部23が、バッテリパック1内部の第1制御部12より、必ず早く満充電を検出する設定にしておき、第2制御部23が満充電を検出したら、充電電流を低下させて意図的に、最大値からの低下量である−ΔVの閾値を発生させ、バッテリパック内部の第1検出部に、最大値からの低下量である−ΔVの閾値を検出させることで満充電状態に強制的に状態移行させ、状態ズレを生じさせない充電制御を実現できる。
次に、上記の充電システムによって実現される充電方法について説明する。図4は、本発明の実施形態にかかる充電システムによって実現される充電方法の例を示すフローチャートである。
ステップS101において、充電器2から、バッテリパック1に設けられた充電可能な二次電池10に所定レベルの充電電流を供給する。これにより、二次電池10は充電中となる。
充電器2は、二次電池10の充電状態を周期的に確認する。ステップS102において、二次電池10の充電電圧値の低下に基づいて、二次電池10の満充電状態を検出する。二次電池10の充電電圧値が所定の閾値を超えて低下していれば、充電器2は、ステップS105に進む(ステップS102においてYes)。二次電池10の充電電圧値が上昇または所定の閾値を超えて低下していなければ、充電器2は、ステップS103に進む(ステップS102においてNo)。
ステップS103において、二次電池10の単位時間当たりの温度上昇値に基づいて、二次電池10の満充電状態を検出する。二次電池10の単位時間当たりの温度上昇値が所定の閾値を超えていれば、充電器2は、ステップS105に進む(ステップS103においてYes)。二次電池10の単位時間当たりの温度上昇値が所定の閾値を超えていなければ、充電器2は、ステップS104に進む(ステップS103においてNo)。
ステップS104において、二次電池10の充電開始時刻からの経過時間に基づいて、二次電池10の満充電状態を検出する。二次電池10の充電開始時刻からの経過時間が所定の閾値を超えていれば、すなわち充電タイムアウトであれば、充電器2は、ステップS105に進む(ステップS104においてYes)。二次電池10の充電開始時刻からの経過時間が所定の閾値を超えていなければ、すなわち充電タイムアウトでなければ、充電器2は、ステップS102に戻る(ステップS104においてNo)。
上記のように、ステップS102からステップS104において、充電器2は、二次電池10の充電電圧値の低下、二次電池10の単位時間当たりの温度上昇値、二次電池10の充電開始時刻からの経過時間、の少なくとも1つに基づいて、二次電池10の満充電状態を検出する。
ステップS105において、充電器2において、少なくとも、充電電圧値の低下を検出できる時間t1は、所定レベルよりも低下した充電電力を二次電池10に供給し続ける。これにより、ステップS106において、バッテリパックにおいて、二次電池10の充電電圧値の低下によって二次電池10の満充電状態を検出できる。
上記の充電方法によれば、充電器2において満充電を検出したら、充電電流を低下させて意図的に、最大値からの低下量である−ΔVの閾値を発生させ、バッテリパック内部の検出部に、最大値からの低下量である−ΔVの閾値を検出させることで満充電状態に強制的に状態移行させ、状態ズレを生じさせない充電方法を実現できる。
(まとめ)
上記の充電システム、充電器および充電方法によれば、充電監視機能を備えたバッテリパックを充電する場合に、ユーザに違和感を与える状態ズレを起すことがない。また、上記の充電システム、充電器および充電方法によれば、煩雑な制御を追加しなくても、充電監視機能を備えたバッテリパックではないバッテリパックも充電することができる。すなわち、充電監視機能を備えたバッテリパックと、そうでないバッテリパックとについて、充電制御の場合分けをしなくて良く、同じ充電器または同じ充電方法で充電することができ、充電器設計の簡素化を図れる。また、充電監視機能を備えたバッテリパックではない、既に市場に出回っているバッテリパックも充電できる互換性をもった充電器を実現できる。上記の充電システム、充電器および充電方法によれば、充電監視機能を備えたバッテリパックを充電する場合の充電制御を通信機能に頼らずに実現するため、通信エラーによる誤動作を回避するための設計を行わなくてよい。
1 バッテリパック
2 充電器
10 二次電池
11 第1検出部
12 第1制御部
13 第1提示部
21 第2検出部
22 電力供給部
23 第2制御部
24 第2提示部

Claims (11)

  1. バッテリパックと、前記バッテリパックを充電する充電器とを有する充電システムであって、
    前記バッテリパックは、
    充電可能な二次電池と、
    前記二次電池の充電状態を検出し、定電流充電時に前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量に基づいて前記二次電池の満充電状態を検出する第1検出部と、
    前記第1検出部が検出する二次電池の充電状態を提示する第1提示部と、
    を含み、
    前記充電器は、
    前記二次電池の満充電状態を検出する第2検出部と、
    前記二次電池に所定レベルの充電電流を供給し、前記第2検出部が前記二次電池の満充電状態を検出した場合、少なくとも、前記第1検出部が充電電圧値の低下を検出できる時間は、前記所定レベルよりも低下した充電電流を前記二次電池に供給する電力供給部と、 前記第2検出部が検出する二次電池の充電状態を提示する第2提示部と、
    を含み、
    前記第1検出部は、前記第2検出部が前記二次電池の満充電状態を検出するよりも早く前記二次電池の満充電状態を検出しないように、前記第1検出部の閾値が設定されている充電システム。
  2. 前記第2検出部は、
    前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量、
    前記二次電池の単位時間当たりの温度上昇値、
    前記二次電池の充電開始時刻からの経過時間、
    の少なくとも1つに基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出する
    請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記第1検出部は、前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記第2検出部は、前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量によって前記二次電池を満充電状態と検出する電圧値の低下量の閾値は、前記第2検出部の閾値よりも、前記第1検出部の閾値のほうが大きい請求項1または2に記載の充電システム。
  4. 前記第1検出部は、さらに、前記二次電池の単位時間当たりの温度上昇値に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記第2検出部は、前記二次電池の単位時間当たりの温度上昇値に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記二次電池の単位時間当たりの温度上昇値に基づいて前記二次電池を満充電状態と検出する温度上昇値の閾値は、前記第2検出部の閾値よりも、前記第1検出部の閾値のほうが大きい請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の充電システム。
  5. 前記第1検出部は、さらに、前記二次電池の充電開始時刻からの経過時間に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記第2検出部は、前記二次電池の充電開始時刻からの経過時間に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記二次電池の充電開始時刻からの経過時間に基づいて前記二次電池を満充電状態と検出する経過時間の閾値は、前記第2検出部の閾値よりも、前記第1検出部の閾値のほうが長い請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の充電システム。
  6. 充電可能な二次電池と、前記二次電池の充電状態を検出し、前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量に基づいて前記二次電池の満充電状態を検出する第1検出部と、前記第1検出部が検出する二次電池の充電状態を提示する第1提示部とを有するバッテリパックを充電する充電器であって、
    前記二次電池の満充電状態を検出する第2検出部と、前記二次電池に所定レベルの充電電流を供給し、前記第2検出部が前記二次電池の満充電状態を検出した場合、少なくとも、前記第1検出部が充電電圧値の低下を検出できる時間は、前記所定レベルよりも低下した充電電流を前記二次電池に供給する電力供給部と、前記第2検出部が検出する二次電池の充電状態を提示する第2提示部と、を含み、
    前記第2検出部は、前記第1検出部が前記二次電池の満充電状態を検出するよりも早く前記二次電池の満充電状態を検出できる閾値が設定される充電器。
  7. 前記第2検出部は、
    前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量、
    前記二次電池の単位時間当たりの温度上昇値、
    前記二次電池の充電開始時刻からの経過時間、
    の少なくとも1つに基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出する
    請求項6に記載の充電器。
  8. 前記第1検出部は、前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記第2検出部は、前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記二次電池の充電電圧の最大値からの低下量によって前記二次電池を満充電状態と検出する低下量の閾値は、前記第2検出部の閾値よりも、前記第1検出部の閾値のほうが大きい請求項6または7に記載の充電器。
  9. 前記第1検出部は、さらに、前記二次電池の単位時間当たりの温度上昇値に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記第2検出部は、前記二次電池の単位時間当たりの温度上昇値に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記二次電池の単位時間当たりの温度上昇値に基づいて前記二次電池を満充電状態と検出する温度上昇値の閾値は、前記第2検出部の閾値よりも、前記第1検出部の閾値のほうが大きい請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の充電器。
  10. 前記第1検出部は、さらに、前記二次電池の充電開始時刻からの経過時間に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記第2検出部は、前記二次電池の充電開始時刻からの経過時間に基づいて、前記二次電池の満充電状態を検出し、
    前記二次電池の充電開始時刻からの経過時間に基づいて前記二次電池を満充電状態と検出する経過時間の閾値は、前記第2検出部の閾値よりも、前記第1検出部の閾値のほうが長い請求項6から請求項9のいずれか1項に記載の充電器。
  11. 充電器から、バッテリパックに設けられた充電可能な二次電池に、所定レベルの充電電流を供給するステップと、
    前記充電器において、前記二次電池の満充電状態を検出するステップと、
    前記充電器において、前記二次電池の満充電状態を検出した場合、少なくとも、充電電圧値の低下を検出できる時間は、前記所定レベルよりも低下した充電電流を前記二次電池に供給するステップと、
    前記バッテリパックにおいて、前記二次電池の充電電圧値の低下によって前記二次電池の満充電状態を検出するステップと、
    を含む充電方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109444764A (zh) * 2018-03-14 2019-03-08 刘杰 一种能量互换型动力电池评估检测方法
JP2021192566A (ja) * 2020-06-05 2021-12-16 トヨタ自動車株式会社 車両、充電設備および車両の充電方法

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