JP2018029927A - 眼部酸素ミスト混合気体供給システム - Google Patents

眼部酸素ミスト混合気体供給システム Download PDF

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Abstract

【課題】酸素を眼の角膜等に供給し、眼のトラブルを解消し回復すること。【解決手段】本発明は、酸素発生装置で発生した酸素と霧発生装置で発生した霧(ミスト)を混合した酸素ミスト混合気体を眼に供給することを特徴とする眼部酸素ミスト混合気体供給システムであり、酸素発生装置で発生した酸素を導く酸素導管と霧発生装置で発生した霧(ミスト)を導くミスト導管とを接続して酸素と霧を混合して酸素ミスト混合気体を形成し、前記酸素ミスト混合気体を導く酸素ミスト混合気体導管を、開口部を有する目洗浄容器に接続し、前記目洗浄容器の開口部を目に向けて酸素ミスト混合気体を目に接触させることを可能にしたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、酸素と霧を混合した酸素ミスト混合ガスを用いた眼の洗浄システムに関する。
人間の眼は起きているときは常時光を受けて活発に活動しているので、暫くすると眼の疲労を覚える人が多い。テレビを近くで長時間見る人やパソコンを長時間操作する人も眼の異常を訴える人が多くなっている。眼が乾くドライアイと呼ばれる症状は眼の充血や著しい視力低下を引き起こしたりする。また、花粉症の人は眼から花粉等の微粒子が侵入するなどして眼がかゆくなったり痛くなったりするなど眼のトラブルを生ずる場合が多い。コンタクトレンズを眼に入れている人も様々な眼の異常を抱えている。特にコンタクトレンズを長期間使用している人はドライアイになりやすいと言われているが、目(角膜)への酸素供給の不足が原因の1つと考えられている。人間の角膜には血管がないため、血液によって酸素や栄養分が運ばれないので、角膜は空気中の酸素を取り入れている。コンタクトレンズは角膜を覆う涙液の上にのるため、コンタクトレンズ装着時の角膜は裸眼時よりも酸素不足の状態になる。酸素不足の状態が続くと、角膜の抵抗力が落ち、様々な眼の障害につながる。この対策として種々の酸素透過しやすいコンタクトレンズが開発されている。(特許文献1)
特開2015−102871
目に酸素不足の状態が続くとドライアアイなどの種々の目のトラブルを引き起こすので、時々目に酸素を供給する必要がある。通常は自然に目を開けていれば空気中の酸素が目(角膜)に接触するが、疲れ目やドライアイ等の目のトラブルの症状を有する場合は自然の状態では不十分で目の回復には時間がかかる。
本発明は、酸素と霧を混合した酸素ミスト混合気体、酸素と霧と空気を混合した酸素ミスト空気混合気体を眼に供給して、眼の疲れ等を回復または除去する眼部酸素ミスト(空気)混合気体供給システムであり、具体的には以下の特徴を有する。
(1)本発明は、酸素発生装置で発生した酸素と霧発生装置で発生した霧(ミスト)を混合した酸素ミスト混合気体を眼に供給することを特徴とする眼部酸素ミスト混合気体供給システムであり、酸素発生装置で発生した酸素を導く酸素導管と霧発生装置で発生した霧(ミスト)を導くミスト導管とを接続して酸素と霧を混合して酸素ミスト混合気体を形成し、前記酸素ミスト混合気体を導く酸素ミスト混合気体導管を、開口部を有する目洗浄容器に接続し、前記目洗浄容器の開口部を目に向けて酸素ミスト混合気体を目に接触させることを可能にしたことを特徴とする。
(2)本発明は、酸素発生装置で発生した酸素と霧発生装置で発生した霧(ミスト)を混合した酸素ミスト混合気体を眼に供給することを特徴とする眼部酸素ミスト混合気体供給システムであり、酸素発生装置で発生した酸素を導く酸素導管と霧発生装置で発生した霧(ミスト)を導くミスト導管とを接続して酸素と霧を混合して酸素ミスト混合気体を形成し、前記酸素ミスト混合気体を導く酸素ミスト混合気体導管をゴーグルメガネに接続し、前記ゴーグルメガネの内側に酸素ミスト混合気体を供給することができるようにし、眼にゴーグルメガネを装着したときに、眼に酸素ミスト混合気体を接触できるようにしたことを特徴とする。
(3)本発明は、(1)または(2)に加えて、前記目洗浄容器または前記ゴーグルメガネは、内部に生じた水分を外側に排出する機能を有し、また前記目洗浄容器または前記ゴーグルメガネは、内部の圧力が高くなったときに内部の気体を抜く機構を有することを特徴とする。さらに、酸素ミスト混合気体に目薬のミストをさらに含み。本発明はまた空気発生装置をさらに含み、空気発生装置から送り出された空気を前記霧発生装置で発生した霧と前記酸素発生装置で発生した酸素とを混合して酸素ミスト空気混合気体を形成し、前記酸素ミスト空気混合気体を眼に供給することを特徴とする。
本発明の酸素ミスト混合気体または酸素ミスト空気混合気体を眼に供給することによって、眼を濡らして潤すとともに、酸素が眼の角膜等に供給されるので、眼の疲労回復をはかることができる。自然界の空気(酸素量約20%)よりも酸素リッチになっているため、眼や角膜全体に酸素が行き渡り、眼の疲労回復が早まる。酸素が霧(ミスト)と一緒に供給されるので、霧(ミスト)がない場合に比べて眼の角膜等への酸素供給および酸素の吸収が速やかに行なわれる。また、パソコンやテレビを見る前に本発明を用いて酸素ミスト混合気体または酸素ミスト空気混合気体を眼に照射(供給)すれば眼の疲労防止にもなる。パソコンやテレビを見た後に眼精疲労になった場合や眼が充血した場合も本発明を用いて酸素ミスト混合気体または酸素ミスト空気混合気体を眼に照射(供給)すればそれらの症状が回復する。コンタクトレンズを装着してドライアイのような症状になったり眼が疲れた場合や眼が充血した場合にも、コンタクトレンズを外して本発明を用いて酸素ミスト混合気体または酸素ミスト空気混合気体を眼に照射(供給)すればドライアイのような症状や疲れ目を速やかに回復することができる。また、コンタクトレンズを装着したままでもそれらの効果がある。
図1は、本発明の実施形態を示す図である。 図2は、バブラーの実施形態を示す図である。 図3は、本発明のゴーグルメガネを示す図である。
本発明は、小さな水滴が集まった霧に酸素ガスを混合したシステム(以下、酸素霧化システムとも記載)または霧と酸素と空気を混合したシステム(以下、酸素空気霧化システムとも記載)とそれを用いて眼の洗浄を行なうシステム(これを眼部酸素ミスト(空気)混合気体供給システムとも記載)に関するものであり、酸素と霧の混合気体または酸素と霧と空気の混合気体を用いた眼の洗浄法または眼(角膜)への酸素供給法に関するものである。
人間の角膜には血管がないため、血液によって酸素や栄養分が運ばれないので、角膜は空気中の酸素を取り入れている。従って、目(角膜)に酸素を供給することは極めて重要である。しかし一方で酸素だけを目に供給すると酸素酸化による目の消耗も大きくなるとともに目が乾いた状態を助長する。本発明は酸素ガスに小さな水滴が集まった霧(ミスト)または水の蒸気(スチーム)を混合して目に供給する。これによって霧またはスチームにより目を適度に濡らしながら目(角膜)に酸素を供給するので、目にダメッジを与えずに効果的・効率的に目の健康を増進することができる。
図1は、酸素ガスと霧(ミスト)を混合した酸素ミスト混合気体、または酸素ガス、霧および空気を混合した酸素ミスト空気混合気体を用いた目(眼)洗浄容器(洗眼容器)システム(眼部酸素ミスト(空気)混合気体供給システムとも記載)を示す図である。本発明の眼部酸素ミスト(空気)混合気体供給システム10は、酸素発生装置11、酸素発生装置11で発生した酸素を酸素導入管(第1の酸素導入管)15を通して導入する酸素捕集容器17、酸素捕集容器17から集められた酸素をさらに酸素導入管(第2の酸素導入管)19を通して、ミスト(霧)発生装置22から発生したミスト(霧)と混合させ、その霧と酸素の混合ガス(酸素ミスト混合気体と称する)を目に照射(供給)する洗眼容器(眼(目)洗浄容器とも称す)23およびその開口部24を含む。洗眼容器23の開口部24は、目(眼)に向けてセットする。霧(ミスト)とは小さな水滴が集まったものである。尚、ミスト(霧)発生装置22は水の蒸気(スチーム)を発生するスチーム発生装置でも良い。この場合はスチーム発生装置から出て来るものは水の蒸気(スチーム)であるが、このスチームもミスト(霧)の一種と捉えても良い。
酸素発生器11において、二酸化マンガン(MnO2)を入れたホルダー12を酸素発生容器11に入れた後、酸素発生容器11内に過酸化水素水(H2O2)を入れると、二酸化マンガン(MnO2)が触媒になり酸素(O2)が発生する。酸素が発生すると過酸化水素水がなくなっていくので、過酸化水素水供給用のガラス管等を設けて適宜補充できるようにしても良い。酸素発生容器11にはキャップ13で蓋がされている。酸素(O2)が発生すると酸素は酸素発生容器11の上部である蓋(キャップ)13の下部の空間に集まり、酸素発生容器11のキャップ13の下部の空間の圧力が高まる。キャップ13には気体出口14が形成されており、酸素発生容器11内の酸素は気体出口14から押し出される。気体出口14には酸素導入管15が接続されているので、気体出口14から押し出された酸素は酸素導入管15を通る。
酸素捕集容器17には水が入っており、その入り口は蓋25で閉じられており、蓋25と酸素捕集容器17内の水の間には空間が存在する。酸素導入管15は蓋25に形成された酸素導入入口18に接続しており、さらに酸素導入入口18は酸素捕集容器17内の酸素吸入管16に接続して、酸素吸入管16は酸素捕集容器17の水中に入って、水中に入れられた酸素吸入管16の出口から酸素捕集容器17の水中に出ていく。酸素捕集容器17の水中に出た酸素は、酸素捕集容器17の上部の空間に集まり、酸素が捕集される。酸素捕集容器に集められた酸素は、酸素捕集容器17の蓋25に形成された出口26から出ていく。酸素捕集容器17の蓋25の出口26には第2の酸素導入管19が接続し、この第2の酸素導入管19の出口20はミスト(霧)発生装置22のミスト導入管81と洗眼容器23との接続部(接続管)27の酸素入口21につながる。
また、空気供給装置29から空気導入管82を通して供給される空気を接続部(接続管)27に接続すれば、酸素および霧(ミスト)の混合気体(酸素ミスト混合気体)にさらに空気を混合することができ、この混合気体(酸素霧空気混合気体)を洗眼容器23の開口部24から出すことができる。空気供給装置29から空気を入れなければ、当然酸素ミスト混合気体を洗眼容器23の開口部24から出すことができる。空気供給装置29として、たとえばエアーコンプレッサーや空気ボンベが挙げられる。これらに圧力調整弁を設ければ空気の圧力を調節でき、流量調整器を備えれば空気量を調整できる。空気は主に酸素と窒素から構成されるので、酸素霧空気混合気体は酸素の多い酸素リッチ空気と霧との混合気体と言うこともできる。また、空気の代わりに窒素を入れて、窒素量や酸素量を調整すれば酸素の割合を自由に変化させた空気と考えることもできる。窒素はたとえば窒素ボンベから供給でき、圧力調整弁を設ければ窒素の圧力を調節でき、流量調整器を備えれば窒素量を調整できる。
ミスト(霧)発生装置として種々の装置があるが、たとえばポンプで圧縮された水をノズルから噴射してミスト(霧)を作り出す方式、圧縮された水と圧縮された空気の2つの流体をぶつけ合ってミスト(霧)を作り出す方式、あるいは超音波を用いてミスト(霧)を作り出す方式を挙げることができる。酸素発生器から出る酸素量、ミスト(霧)発生装置22から出るミスト(霧)量、空気供給装置29から出る空気量を調節することによって、それぞれの混合割合を調節することができる。また、酸素導入管、ミスト(霧)導入管、および/または空気供給管に、ヒーター等の加熱装置または冷却装置を付設して酸素、ミスト(霧)、および/または空気を加温または冷却することもできる。ヒーターとして電熱線や赤外線等を用いることができる。冷却装置としてペルティエ法を使用することができる。
また、ミスト発生装置22の代わりにスチーム発生装置で水を温めて蒸気にしてスチームとして出しても良い。目に供給するスチームの温度は高くならないように温度調節器を備えたり、ファン等で冷却しても良い。眼に供給するときの酸素ミスト(空気)混合気体の温度は37〜39度が洗浄感が良いが、37度以下でも眼が冷たくなり爽快感が得られる。尚、ミスト発生装置またはスチーム発生装置は水だけでなく空気も含まれる場合があるので、ミスト発生装置またはスチーム発生装置から出るミスト(霧)またはスチームには空気が含まれる場合がある。その場合は、既に酸素ミスト(スチーム)空気混合気体となっている。しかし、その場合のミスト発生装置等では一般には空気量を調整できないので、別途空気供給装置を取り付けて空気量を調整する意味がある。あるいは、ミスト発生装置等に水以外に空気量を調節する機構を取り付けておけば、別途空気供給装置を取り付けずにミスト発生装置等だけからミスト等および空気の混合気体(ミスト空気混合気体)を供給することができる。ただし、この場合はミスト発生装置等に空気供給装置を接続していると考えることもできるので、本発明の眼部酸素ミスト(スチーム)混合気体供給システムに含まれる。尚、本明細書等ではスチームもミストに含まれるものとして記載しているので、単にミストとして記載していても、特に矛盾がなければスチームも含まれるものと考えて良い。
接続管27のうちで酸素とミストおよび/または空気と混合した酸素ミスト(空気)混合気体を洗眼容器23に導入する部分30を酸素ミスト混合気体導入口(導入部)と称する。洗眼容器23は酸素ミスト混合気体導入口30から広がった空間を有し、開口部24を目の方向に向けたり、目の周囲の皮膚(眼部)に当てたりする。酸素ミスト混合気体を眼や眼の周囲に直接当てたくなければ、酸素ミスト混合気体導入口30を眼や眼の周囲からずらして顔に当てても良い。その場合でも開口部24が眼を被って(少し空いていても良い)いることが望ましい。開口部を広くしておけば開口部24が眼を被うことは問題なく可能である。従って、酸素ミスト混合気体導入口30から出て洗眼容器23に広がった酸素ミスト混合気体は目に接触する。目に接触した酸素ミスト混合気体により、眼の疲れ等が回復しやすくなる。また、目薬を酸素ミスト混合気体に混合することにより、目の治療も可能である。眼薬は、たとえばミスト(霧)発生装置22にミスト原料である水に混合して、ミスト(霧)発生装置22で発生するミスト(霧)に混合することができる。スチーム発生装置の場合も水に目薬を混合して蒸気(スチーム)とすれば、目薬の薬用成分が蒸気となって水の蒸気(スチーム)に混合する。もちろん、眼薬の蒸気やミストを直接酸素ミスト混合気体へ混合しても良い。
洗願容器23にたとえばゴムバンド等の締結冶具を付けて眼の周囲に固定しておくこともできる。このとき開口部24が眼部に密着し、洗眼容器23内の空間の圧力が高まり目を圧迫するので、洗眼容器23に酸素ミスト混合気体をガス抜きする出口管や出口穴を設けると良い。開口部24が眼部に密着しても開口部24と眼部の接触部から酸素ミスト混合気体が漏れて洗眼容器23内の圧力が目に影響を与えるほど高くならなければ、洗眼容器23に酸素ミスト混合気体をガス抜きする出口管や出口穴を設けなくても良い。バンドの締め付け量を調節すれば、洗願容器23の開口部24の周辺から自然に抜けていくようにすることもできる。洗願容器23の開口部24の顔と接触する部分は皮膚を圧迫しないようなやわらかい材料、たとえばウレタン樹脂やゴム等で構成すると良い。またミストやスチームにより洗願容器23に水滴が貯まった場合にその水滴を外側へ排出する排出機能(たとえば、排水孔)を取り付けても良い。図1では身体が立っているように記載されているから、目の周囲にたまった水は鼻の方に落ちて来るので水を受ける容器をセットしたり、タオル等で水を吸収できるようにすれば良い。身体を横にして目を上に向けるときは、水は耳や頭部に落ちて来るので、それに応じた対処をすれば良い。本発明の洗願容器は横向きにもできるので、水の処置はそれに応じた対処をすれば良い。尚、各種導管や洗願容器の材質は、酸素、空気、ミスト等が通っても劣化しないような材料、たとえばガラス管、プラスチック、セラミック、金属類等を用いることができる。
洗眼容器23の開口部24が眼部に密着するときは、ゴーグルメガネのように眼を被うメガネを眼に付けるようにしても良い。図3は本発明の眼に酸素ミスト(空気)混合気体
を供給するゴーグルメガネ40を示す図である。ゴーグルメガネ40はレンズ41を取り付けるレンズ取り付けフレーム51、額に接触する上部フレーム42、鼻側に接触する下部フレーム43、眼の周囲の顔に接触する側部フレーム48、ゴーグルメガネ40を顔に付けて目の周囲に固定するための締め付けバンド44、バンドの締めつけ具合を調節する締め付け調整部材45を含む。上部フレーム42に酸素ミスト(空気)混合気体導入口52が備わり、酸素ミスト(空気)混合気体導入口52に酸素ミスト(空気)混合気体導入管46が接続する。酸素ミスト(空気)混合気体導入管46は図1における接続管(接続部)27に相当する。酸素ミスト(空気)混合気体導入管46を通して酸素ミスト(空気)混合気体50がゴーグルメガネ40の内側に導入され、ゴーグルメガネ40を眼に取り付けたときに、ゴーグルメガネ40の内側に酸素ミスト(空気)混合気体が入り、眼(目)に酸素ミスト(空気)混合気体を接触できる。尚、酸素ミスト(空気)混合気体導入口52はゴーグルメガネの適当な他の場所にも備えることもできる。たとえば、レンズ41に取り付けて目に直接当たるようにすることもできる。
バンドの締めつけ具合調整しておけば、ゴーグルメガネ40の内側の圧力が上がっても、顔とゴーグルメガネ40のフレーム部の接触部から酸素ミスト(空気)混合気体が出ていき、ある圧力以上に上がらなくなるので目に負担をかけることもなく、適度な圧力で目に酸素ミスト(空気)混合気体を接触できる。あるいは、ゴーグルメガネにガス抜き用の孔49をフレーム48に取り付けておいて余分な酸素ミスト(空気)混合気体を外側に出しても良い。また、このガス抜き用の孔49に逆止弁(ある程度以上の圧力(たとえば、1〜2気圧以上)になったら自然にガス抜きができる弁)を設けても良い。霧によりレンズが曇ったり、ゴーグルメガネ内に水がたまる可能性があるので、ゴーグルメガネに霧の量を少なくする機能や水を排出する機能を取り付ける。たとえば、下部フレーム43にたまった水の排出口47やこの排出口47に排水弁を設けておけば良い。尚、水の排出口47やガス抜き用の孔49はゴーグルメガネの適当な他の場所にも備えることもできる。
図1において、酸素吸入管16の出口にバブラー28を接続して、バブラー28を通して多数の酸素気泡を発生させることもできる。図2は、バブラーの実施形態を示す図である。図2(a)は第1のバブラーの実施形態であり、酸素吸入管16の出口に水平管51を接続し、水平管51の酸素出口にバブラー55を取り付けた状態を示している。バブラー55の下部が水平管51の酸素出口に接続し、酸素がバブラー55の下部からバブラー55の内部に入り、フィルター53を通って、さらに多数の細孔が形成されたメッシュ54を抜けて酸素が水中へ出ていく。多数の細孔により酸素は分散され、酸素は細かい気泡(バブル)61となって水中に入る。バブラー55の上部の出口を広げれば、広い範囲の水中にバブルを分散することができる。フィルター53は酸素吸入管16および水平管51に入った酸素に異物が入っていた場合に、それらの異物を除去するためのものであるが、図1に示すシステムでは、酸素に異物が混入することがないので、フィルター53を取り付けなくても良い。酸素の分子は小さい(数オングストローム)ので、このサイズ以上の細孔を持つメッシュ54を作製すれば、よりサイズの小さな酸素気泡を発生させることができる。メッシュ54として、たとえば、各種金属メッシュ、各種多孔質体(たとえば、多孔質繊維、スポンジ体、多孔質セラミック)がある。バブラー55は交換可能であり、種々のサイズのバブラーや、種々のメッシュ・フィルターを有するバブラーに変更したり、あるいは、バブラー55が汚れたり、破損したりした場合に交換できる。
図2(b)は、第2のバブラーの実施形態であり、酸素吸入管16の出口に水平管57が接続し、水平管57には多数の細孔58が形成されている。たとえば、酸素吸入管16の材質が、ガラス、石英、プラスチック、金属、またはセラミックであり、水平管57もガラス、石英、プラスチック、金属、またはセラミックである。水平管57に入った酸素は多数の細孔58から水中に出ていき、小さな気泡61となる。所望の気泡サイズにより、細孔58のサイズは1nm〜数mmで形成できる。種々の細孔サイズを有する水平管57を種々用意して、所望の気泡サイズに合わせて、水平管57を交換することもできる。水平管57の中にメッシュやフィルターを入れても良い。
図2(c)は、第3のバブラーの実施形態であり、酸素吸入管16の出口に直接メッシュ状体59を取り付ける。メッシュ状態59は小さな細孔がつながっているので、酸素吸入管16の出口から出た酸素はその繋がった細孔を通して水中へ出て行き、小さなバブル(気泡)61となって出ていく。酸素吸入管16から出る酸素はクリーンで異物は存在しないので、メッシュ状体59はつまることはないが、逆に水中の異物や化合物が形成されてメッシュ状体59がつまった場合は交換すれば良い。メッシュ状体59として、たとえば、各種金属メッシュ、各種多孔質体(たとえば、多孔質繊維、スポンジ体、多孔質セラミック)がある。尚、図2(a)〜(c)に記載したバブラー以外にも種々のバブラーを採用することができる。また、バブラーに布やスポンジ等のカバーを被せることもできる。
第2の酸素導入管19を通ってきた酸素は接続部27の酸素入口21から接続部27に入り、ミスト(霧)発生装置22から出てくる霧と混合して洗眼容器23の開口部24から出ていく。また、空気供給装置29から出てくる空気も混合して洗眼容器23の開口部24から出ていく。開口部24に眼を開けて付けておけば、眼に霧と酸素ガスとの混合ガス(正確に言えば、霧はガスではないので、酸素混合ミスト(霧)またはスチーム酸素と呼んでも良い)が入る。
酸素捕集容器17を使用せずに、酸素発生容器11で生じた酸素を直接ミスト(霧)発生装置22のミスト導入管81や接続部(接続管)27に接続しても良い。すなわち、第1の酸素導入管15をミスト(霧)発生装置22と開口部24との接続部27の酸素入口21に接続する。酸素発生器11では、二酸化マンガンに過酸化水素水を加えて酸素を発生したが、他の酸素発生方法を利用しても良い。たとえば、他の化学反応で酸素を発生させる方法、酸素ボンベ内の酸素を圧力を下げて使用する方法、水の電気分解により発生した酸素を用いる方法、液体酸素から酸素を得る方法が挙げられる。また、窒素はたとえば、窒素ボンベや液体窒素から供給することができる。ミスト発生装置やスチーム発生装置として通常の市販の発生装置を使用できる。
小型酸素ボンベ(圧縮酸素や液体酸素を入れる)や小型酸素発生器を携帯すれば、ウエアラブルでいつでもどこでも携帯でき、目が疲れたときに目に酸素を供給できる。圧力調整器を取り付ければ、適度な圧力で酸素を供給できる。
以上詳細に説明したように、本発明は、酸素ミスト混合気体または酸素ミスト空気混合気体を眼に供給し、目のトラブルを防止し解消する眼部酸素ミスト混合気体供給システムである。尚、本明細書において、明細書のある部分に記載し説明した内容について記載しなかった他の部分においても矛盾なく適用できることに関しては、当該他の部分に当該内容を適用できることは言うまでもない。さらに、前記実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施でき、本発明の権利範囲が前記実施形態に限定されないことも言うまでもない。
酸素ミスト混合気体は目以外の身体の部位にも容易に供給できるので、本発明は身体のすべての部所に供給することによって、健康増進を高めることができる。
10眼部酸素ミスト(空気)混合気体供給システム、11酸素発生装置、
12二酸化マンガン(MnO2)を入れたホルダー、13キャップ、
14気体出口、15(第1の)酸素導入管、16酸素吸入管、17酸素捕集容器、
18酸素導入入口、19(第2の)酸素導入管、20出口、21酸素入口、
22ミスト(霧)発生装置、23洗眼容器、24開口部、25蓋、26出口、
27接続部、28バブラー、29空気供給装置、30酸素ミスト混合気体導入口、
81ミスト導入管、82空気導入管

Claims (7)

  1. 酸素発生装置で発生した酸素と霧発生装置で発生した霧(ミスト)を混合した酸素ミスト混合気体を眼に供給することを特徴とする眼部酸素ミスト混合気体供給システム。
  2. 酸素発生装置で発生した酸素を導く酸素導管と霧発生装置で発生した霧(ミスト)を導くミスト導管とを接続して酸素と霧を混合して酸素ミスト混合気体を形成し、前記酸素ミスト混合気体を導く酸素ミスト混合気体導管を、開口部を有する目洗浄容器に接続し、前記目洗浄容器の開口部を目に向けて酸素ミスト混合気体を目に接触させることを可能にしたことを特徴とする、請求項1に記載の眼部酸素ミスト混合気体供給システム。
  3. 酸素発生装置で発生した酸素を導く酸素導管と霧発生装置で発生した霧(ミスト)を導くミスト導管とを接続して酸素と霧を混合して酸素ミスト混合気体を形成し、前記酸素ミスト混合気体を導く酸素ミスト混合気体導管をゴーグルメガネに接続し、前記ゴーグルメガネの内側に酸素ミスト混合気体を供給することができるようにし、眼にゴーグルメガネを装着したときに、眼に酸素ミスト混合気体を接触できるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の眼部酸素ミスト混合気体供給システム。
  4. 前記目洗浄容器または前記ゴーグルメガネは、内部に生じた水分を外側に排出する機能を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかの項に記載の眼部酸素ミスト混合気体供給システム。
  5. 前記目洗浄容器または前記ゴーグルメガネは、内部の圧力が高くなったときに内部の気体を抜く機構を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかの項に記載の眼部酸素ミスト混合気体供給システム。
  6. 酸素ミスト混合気体に目薬のミストをさらに含むことを特徴とする、請求項2〜5のいずれかの項に記載の眼部酸素ミスト混合気体供給システム。
  7. 空気発生装置をさらに含む請求項1〜6のいずれかの項に記載の眼部酸素ミスト混合気体供給システムであって、空気発生装置から送り出された空気を前記霧発生装置で発生した霧と前記酸素発生装置で発生した酸素とを混合して酸素ミスト空気混合気体を形成し、前記酸素ミスト空気混合気体を眼に供給することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかの項に記載の眼部酸素ミスト混合気体供給システム。
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