JP2018014619A - 無線通信装置、無線通信方法、無線通信端末及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信方法、無線通信端末及びプログラム Download PDF

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大記 横山
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大記 横山
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Abstract

【課題】通信対象に関するデータ(例えば、所定データのデータサイズ)に基づき、最適なハンドオーバー先を決定することができる無線通信装置、方法、端末及びプログラムを提供する。【解決手段】無線通信装置は、第1の無線通信を行う第1無線通信部34aと、第1の無線通信より通信速度が遅い第2の無線通信を行う第2無線通信部34bと、第1無線通信部34a及び第2無線通信部34bを制御する第1制御部32と、を備える。第2無線通信部34bは、通信相手の無線通信端末20から通信対象に関するデータを受信し、第1制御部32は、第2無線通信部34bによって受信された通信対象に関するデータに基づき、第1の無線通信及び第2の無線通信のうち、通信対象である所定データの受信に用いる無線通信を決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信方法、無線通信端末及びプログラムに関する。
従来、第1無線通信部(例えば、ブルートゥース(登録商標)通信部)と第2無線通信
部(例えば、NFC通信部)とを備え、初めに、第2無線通信部による通信を行い、その
後、第2無線通信部による通信から第1無線通信部による通信にハンドオーバーする通信
システムが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2004−364145号公報 特開2009−135865号公報
しかしながら、上記各特許文献においては、通信対象である所定データのデータサイズ
が大きい場合であっても、通信速度が遅い無線通信(例えば、BlueTooth Lo
w Energy)にハンドオーバーしてしまい、当該所定データの送受信に時間がかか
ってしまうという課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、通信対象に関するデータ(例えば、
所定データのデータサイズ)に基づき、最適なハンドオーバー先を決定することができる
無線通信装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの側面は、第1の無線通信を行う第1無線通
信部と、前記第1の無線通信より通信速度が遅い第2の無線通信を行う第2無線通信部と
、前記第1無線通信部及び前記第2無線通信部を制御する第1制御部と、を備え、前記第
2無線通信部は、通信相手の無線通信端末から通信対象に関するデータを受信し、前記第
1制御部は、前記第2無線通信部によって受信された前記通信対象に関するデータに基づ
き、前記第1の無線通信及び前記第2の無線通信のうち、前記通信対象である所定データ
の受信に用いる無線通信を決定する無線通信装置であることを特徴とする。
この側面によれば、通信対象に関するデータ(例えば、所定データのデータサイズ)に
基づき、最適なハンドオーバー先を決定することができる無線通信装置を提供することが
できる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記通信対象に関するデータは、前記所定
データのデータサイズを示すことを特徴とする。
この態様によれば、所定データのデータサイズに基づき、最適なハンドオーバー先を決
定することができる無線通信装置を提供することができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記第1制御部は、前記所定データのデー
タサイズから通信に要する通信時間を計算し、当該計算した通信時間に基づき、前記第1
の無線通信及び前記第2の無線通信のうち、前記通信対象である所定データの受信に用い
る無線通信を決定することを特徴とする。
この態様によれば、当該計算した通信時間に基づき、最適なハンドオーバー先を決定す
ることができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記所定データを前記第2無線通信部で受
信した場合に要する時間と、前記第2無線通信部から前記第1無線通信部に切り替える時
間と前記所定データを前記第1無線通信部で受信した場合に要する時間との合計と、を比
較する比較部をさらに備え、前記第1制御部は、前記比較部の比較結果に基づき、前記第
1の無線通信及び前記第2の無線通信のうち、前記通信対象である所定データの受信に用
いる無線通信を決定することを特徴とする。
この態様によれば、比較部の比較結果に基づき、最適なハンドオーバー先を決定するこ
とができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記通信対象に関するデータは、前記所定
データのデータ種類を示すことを特徴とする。
この態様によれば、所定データのデータ種類に基づき、最適なハンドオーバー先を決定
することができる無線通信装置を提供することができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記第1制御部によって前記所定データの
受信に用いる無線通信として前記第1の無線通信が決定された場合、前記第2無線通信部
は、前記第1の無線通信でアクセスポイントに接続するための接続情報を、前記第2の無
線通信により通信相手の無線通信端末に送信することを特徴とする。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記第2の無線通信は、BlueToot
h Low Energyによる通信であることを特徴とする。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記所定データは、印刷データであること
を特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の別の側面は、第1の無線通信を行う第1無
線通信部と、前記第1の無線通信より通信速度が遅い第2の無線通信を行う第2無線通信
部と、前記第1無線通信部及び前記第2無線通信部を制御する第1制御部と、を備えた無
線通信装置における無線通信方法であって、前記第2無線通信部が、通信相手の無線通信
端末から通信対象に関するデータを受信する受信工程と、前記第1制御部が、前記第2無
線通信部によって受信された前記通信対象に関するデータに基づき、前記第1の無線通信
及び前記第2の無線通信のうち、前記通信対象である印刷データの受信に用いる無線通信
を決定する無線通信決定工程と、を備えることを特徴とする。
この側面によれば、通信対象に関するデータ(例えば、所定データのデータサイズ)に
基づき、最適なハンドオーバー先を決定することができる無線通信方法を提供することが
できる。
また、上記目的を達成するために、本発明のさらに別の側面は、無線通信装置と通信す
る無線通信端末であって、第1の無線通信を行う第3無線通信部と、前記第1の無線通信
より通信速度が遅い第2の無線通信を行う第4無線通信部と、前記第3無線通信部及び前
記第4無線通信部を制御する第2制御部と、を備え、前記第2制御部は、前記第4無線通
信部によって送信される通信対象に関するデータに基づき、前記第1の無線通信及び前記
第2の無線通信のうち、前記通信対象である所定データの送信に用いる無線通信を決定す
ることを特徴とする。
この側面によれば、通信対象に関するデータ(例えば、所定データのデータサイズ)に
基づき、最適なハンドオーバー先を決定することができる無線通信端末を提供することが
できる。
また、上記目的を達成するために、本発明のさらに別の側面は、第1の無線通信を行う
第3無線通信部と、前記第1の無線通信より通信速度が遅い第2の無線通信を行う第4無
線通信部と、前記第3無線通信部及び前記第4無線通信部を制御する第2制御部と、を備
え、無線通信装置と通信する無線通信端末を、前記第4無線通信部によって送信される通
信対象に関するデータに基づき、前記第1の無線通信及び前記第2の無線通信のうち、前
記通信対象である所定データの送信に用いる無線通信を決定する無線通信決定部、として
機能させるためのプログラムであることを特徴とする。
この側面によれば、通信対象に関するデータ(例えば、所定データのデータサイズ)に
基づき、最適なハンドオーバー先を決定することができるプログラムを提供することがで
きる。
本発明の無線通信装置、無線通信方法、無線通信端末及びプログラムが適用される無線通信システム10のシステム構成の一例を示す図である。 BLE通信を印刷に使用する際のシーケンス図である。 Wi−Fiを印刷に使用する際のシーケンス図である。 ハンドオーバー先決定処理の一例を説明するためのフローチャートである。 ハンドオーバー先決定処理の第1の変形例を説明するためのフローチャートである。 ハンドオーバー先決定処理の第2の変形例を説明するためのフローチャートである。 ハンドオーバー先決定処理の第3の変形例を説明するためのフローチャートである。 ハンドオーバー先決定処理の第4の変形例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。各図において対応
する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
図1は、本発明の無線通信装置、無線通信方法、無線通信端末及びプログラムが適用さ
れる無線通信システム10のシステム構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の無線通信システム10は、無線通信装置30と、無線
通信端末20と、中継装置50と、を備える。
無線通信装置30は、典型的には、プリンターであるが、これに限らず、プリンター以
外の、例えば、スキャナ、コピー機、ファクシミリ装置、又はこれらのうち、少なくとも
2つを含む複合機(MFP)であってもよい。無線通信装置30は、ACアダプター42
が接続されている場合、当該ACアダプター42からの電力供給により動作し、一方、A
Cアダプター42が接続されていない場合、バッテリー40からの電力供給により動作す
る。
無線通信装置30は、ハード構成として、主に、第1制御部32、第1無線通信部34
a、第2無線通信部34b、印刷機構36、電源回路38、バッテリー40等を備える。
第1制御部32は、CPU32a、RAM32b、ROM32c等を備える。
RAM32bは、CPU32aが各種演算処理を行う際の作業領域として用いられる。
ROM32cは、例えば、フラッシュROM等の書き換え可能な不揮発性メモリーで、制
御プログラム等のファームウエアが記憶される。また、ROM32cは、Wi−Fi接続
情報記憶部32c1を含む。Wi−Fi接続情報記憶部32c1に記憶されるWi−Fi
接続情報は、Wi−Fi通信でアクセスポイントに接続するための接続情報で、アクセス
ポイントに接続する際に使用するSSIDやパスワードを含み、さらに、印刷用データを
Wi−Fi通信により無線通信装置30に送信する際にその宛先となる無線通信装置30
のIPアドレスを含む。アクセスポイントは、例えば、中継装置50(外部アクセスポイ
ント)や内部AP34a1(内部アクセスポイント)である。
第1制御部32は、第1無線通信部34a及び第2無線通信部34bを制御する。また
、第1制御部32は、第2無線通信部34bによって受信された通信対象に関するデータ
(例えば、印刷データのデータサイズ及び印刷枚数)に基づき、Wi−Fi通信及びBL
E通信のうち、通信対象である所定データ(例えば、印刷データ)の受信に用いる無線通
信を決定する。
第1無線通信部34aは、第1の無線通信を行う。第1の無線通信は、例えば、Wi−
Fiに従った無線通信(以下、Wi−Fi通信という)である。第1無線通信部34aは
、例えば、無線LANチップ(例えば、コントローラー)や無線LANモジュールによっ
て構成される。
第1無線通信部34aは、無線通信端末20の第3無線通信部24aが直接接続するこ
とが可能な内部AP34a1(内部アクセスポイント)を備える。内部AP34a1とし
ては、例えば、特開2016−86384号公報に記載のものを用いることができる。
第2無線通信部34bは、第1の無線通信より通信速度が遅い第2の無線通信を行う。
第2の無線通信は、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy)に従った無線通信(以下、
BLE通信という)である。第2無線通信部34bは、例えば、BLEチップ(例えば、
コントローラー)やBLEモジュールによって構成される。
印刷機構36は、図示しないが、印刷ヘッド、用紙送り機構等を備える。
電源回路38は、第1無線通信部34a及び第2無線通信部34bを含む無線通信装置
30の各々の構成要素に動作電圧を供給する。すなわち、電源回路38は、ACアダプタ
ー42又はバッテリー40から供給された電力を無線通信装置30の各々の構成要素に供
給する。例えば、電源回路38は、ACアダプター42及びバッテリー40の双方が接続
されている場合、ACアダプター42から供給された電力を無線通信装置30の各々の構
成要素に供給する。一方、電源回路38は、ACアダプター42が接続されておらず、バ
ッテリー40のみが接続されている場合、バッテリー40から供給された電力を無線通信
装置30の各々の構成要素に供給する。また、電源回路38は、バッテリー40の充電も
行う。
バッテリー40は、例えば、充電可能なリチウムイオン電池等の二次電池である。
無線通信端末20は、典型的には、スマートフォンであるが、これに限らず、スマート
フォン以外の例えば、パーソナルコンピューター(PC)、タブレット型端末、携帯電話
機等であってもよい。
無線通信端末20は、ハード構成として、主に、第2制御部22、第3無線通信部24
a、第4無線通信部24b、入力部26等を備える。
第2制御部22は、CPU22a、RAM22b、ROM22c等を備える。
RAM22bは、CPU22aが各種演算処理を行う際の作業領域として用いられる。
ROM22cは、例えば、フラッシュROM等の書き換え可能な不揮発性メモリーで、O
S(オペレーティングシステム。以下同様)や当該OS上で実行されるアプリケーション
プログラムが記憶される。
第2制御部22は、第3無線通信部24a及び第4無線通信部24bを制御する。
第3無線通信部24aは、Wi−Fi通信(第1の無線通信)を行う。第3無線通信部
24aは、例えば、無線LANチップ(例えば、コントローラー)や無線LANモジュー
ルによって構成される。
第4無線通信部24bは、BLE通信(第2の無線通信)を行う。第4無線通信部24
bは、例えば、BLEチップ(例えば、コントローラー)やBLEモジュールによって構
成される。
入力部26は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ(タッチパネル付きディスプレ
イ)によって構成される。タッチスクリーンディスプレイは、入力部と表示部とを兼ねる
中継装置50(外部アクセスポイント)は、例えば、ルーターである。中継装置50と
しては、例えば、特開2016−86384号公報に記載のものを用いることができる。
次に、本実施形態の無線通信システム10の動作の一例について図2を参照しながら説
明する。
図2は、BLE通信を印刷に使用する際のシーケンス図である。
以下、無線通信装置30の処理は、CPU32aがROM32cに記憶されたファーム
ウエアを実行することで実現され、無線通信端末20の処理は、CPU22aがROM2
2cに記憶されたアプリケーションプログラムを実行することで実現される。
まず、ユーザーが、無線通信端末20においてアプリケーションプログラムを起動し、
当該アプリケーションプログラムから印刷を実行する(ステップS10)。
アプリケーションプログラムから印刷を実行すると、無線通信端末20は、ペリフェラ
ル(スレーブ)となり、コネクション可能なアドバタイズパケットを送信する(ステップS
12)。
次に、無線通信装置30は、セントラル(マスター)として、コネクション可能なアドバ
タイズパケットをスキャンし(ステップS14)、無線通信端末20とのコネクションを
開始する(ステップS16)。
次に、無線通信端末20と無線通信装置30との接続を確立するため、ペアリングを実
施する(ステップS18)。その際、無線通信端末20は、ユーザーに対してパスキーを
案内し(ステップS20)、ユーザーはそのパスキーを確認する(ステップS22)。
次に、永続的なセキュリティ暗号鍵の生成と交換を行うため、ボンディングを実施する
(ステップS24)。
以上のステップS10〜S24により、無線通信端末20と無線通信装置30との接続
が確立する。すなわち、無線通信端末20と無線通信装置30との間でBLE通信が可能
な状態となる。
次に、ハンドオーバーを行う上での必要情報を交換する(ステップS26)。例えば、
無線通信端末20は、第4無線通信部24bを介して、通信対象に関するデータ(例えば
、印刷データのデータサイズ及び印刷枚数)を無線通信装置30に送信する。無線通信装
置30は、無線通信端末20から送信される通信対象に関するデータ(例えば、印刷デー
タのデータサイズ及び印刷枚数)を、第2無線通信部34bを介して受信し、RAM32
b等に記憶する。
次に、無線通信装置30は、ステップS26で交換した情報、すなわち、通信対象に関
するデータ(例えば、印刷データのデータサイズ及び印刷枚数)に基づき、後述のハンド
オーバー先決定処理(図4参照)を実行する(ステップS28)。ハンドオーバー先決定
処理については後に詳述するが、ここでは、ハンドオーバー先決定処理の結果、最適なハ
ンドオーバー先として、BLE通信が決定されたものとする。
次に、無線通信装置30は、BLE通信を使用して印刷データを無線通信端末20に要
求する(ステップS30)。具体的には、無線通信装置30は、BLE通信を行う第2無
線通信部34bを介して印刷データを無線通信端末20に要求する(ステップS30)。
次に、印刷データの要求を受けた無線通信端末20は、印刷データを、BLE通信を行
う第4無線通信部24bを介して無線通信装置30に送信する(ステップS32)。
次に、無線通信装置30は、BLE通信を行う第2無線通信部34bを介して印刷デー
タを受信し、当該受信した印刷データに基づき、印刷機構36を制御して、印刷を実行す
る(ステップS34)。
次に、無線通信装置30は、印刷が完了すると、BLE通信を行う第2無線通信部34
bを介してその旨を無線通信端末20に通知する(ステップS36)。
次に、印刷完了の通知を受けた無線通信端末20は、BLE接続を切断する(ステップ
S38)。
以後、無線通信装置30は、再度、無線通信端末20から送信されるアドバタイズパケ
ットを受信するまで待機する。
そして、無線通信装置30がアドバタイズパケットを受信すると、上記ステップS16
〜S38の処理が実行される。
次に、本実施形態の無線通信システム10の動作の他の一例について図3を参照しなが
ら説明する。
図3は、Wi−Fi通信を印刷に使用する際のシーケンス図である。
以下、図2と同様のステップについては、同じ符号を付す。
まず、ユーザーが、無線通信端末20においてアプリケーションプログラムを起動し、
当該アプリケーションプログラムから印刷を実行する(ステップS10)。
アプリケーションプログラムから印刷を実行すると、無線通信端末20は、ペリフェラ
ル(スレーブ)となり、コネクション可能なアドバタイズパケットを送信する(ステップS
12)。
次に、無線通信装置30は、セントラル(マスター)として、コネクション可能なアドバ
タイズパケットをスキャンし(ステップS14)、無線通信端末20とのコネクションを
開始する(ステップS16)。
次に、無線通信端末20と無線通信装置30との接続を確立するため、ペアリングを実
施する(ステップS18)。その際、無線通信端末20は、ユーザーに対してパスキーを
案内し(ステップS20)、ユーザーはそのパスキーを確認する(ステップS22)。
次に、永続的なセキュリティ暗号鍵の生成と交換を行うため、ボンディングを実施する
(ステップS24)。
以上のステップS10〜S24により、無線通信端末20と無線通信装置30との接続
が確立する。すなわち、無線通信端末20と無線通信装置30との間でBLE通信が可能
な状態となる。
次に、ハンドオーバーを行う上での必要情報を交換する(ステップS26)。例えば、
無線通信端末20は、第4無線通信部24bを介して、通信対象に関するデータ(例えば
、印刷データのデータサイズ及び印刷枚数)を無線通信装置30に送信する。無線通信装
置30は、無線通信端末20から送信される通信対象に関するデータ(例えば、印刷デー
タのデータサイズ及び印刷枚数)を、第2無線通信部34bを介して受信し、RAM32
b等に記憶する。
次に、無線通信装置30は、ステップS26で交換した情報、すなわち、通信対象に関
するデータ(例えば、印刷データのデータサイズ及び印刷枚数)に基づき、後述のハンド
オーバー先決定処理(図4参照)を実行する(ステップS28)。ハンドオーバー先決定
処理については後に詳述するが、ここでは、ハンドオーバー先決定処理の結果、最適なハ
ンドオーバー先として、Wi−Fi通信が決定されたものとする。
次に、無線通信装置30は、BLE通信を使用してWi−Fi接続情報の受け渡しを実
施する(ステップS40)。具体的には、無線通信装置30(第2無線通信部34b)は
、Wi−Fi接続情報として、中継装置50に接続するための接続情報(又は内部AP3
4a1に接続するための接続情報)を、BLE通信により通信相手の無線通信端末20に
送信する。
次に、Wi−Fi接続情報を受信した無線通信端末20は、当該Wi−Fi接続情報に
基づき、Wi−Fiの接続設定を実施し(ステップS42)、接続手段を第4無線通信部
24bから第3無線通信部24aに切り替える。同様に、無線通信装置30も、接続手段
を第2無線通信部34bから第1無線通信部34aに切り替える。これにより、Wi−F
iでの接続が確立する(ステップS44)。すなわち、無線通信端末20と無線通信装置
30との間でWi−Fi通信が可能な状態となる。
次に、無線通信装置30は、接続手段が切り替わったことを検知後に、無線通信端末2
0とのBLE通信を切断し(ステップS46)、BLEの電源を落とす(ステップS48
)。具体的には、無線通信装置30は、BLE通信を行う第2無線通信部34bへの電力
供給を停止する。
このように、第2無線通信部34bへの電力供給を停止することで、省電力が実現され
る。
次に、無線通信端末20は、Wi−Fi通信を行う第3無線通信部24aを介して印刷
データを無線通信装置30に送信する(ステップS50)。
次に、無線通信装置30は、無線通信端末20から送信される印刷データを、Wi−F
i通信を行う第1無線通信部34aを介して受信し、当該受信した印刷データに基づき、
印刷機構36を制御して、印刷を実行する(ステップS52)。
次に、無線通信装置30は、印刷が完了すると、Wi−Fi通信を行う第1無線通信部
34aを介してその旨を無線通信端末20に通知する(ステップS54)。
次に、印刷完了の通知を受けた無線通信端末20は、Wi−Fi接続を切断する(ステ
ップS56)。
次に、無線通信装置30(電源回路38)は、Wi−Fiの電源を落とす(ステップS
58)。具体的には、無線通信装置30(電源回路38)は、Wi−Fi通信を行う第1
無線通信部34aへの電力供給を停止する。
このように、第1無線通信部34aへの電力供給を停止することで、省電力が実現され
る。
次に、無線通信装置30(電源回路38)は、BLEの電源を入れる(ステップS60
)。具体的には、無線通信装置30(電源回路38)は、BLE通信を行う第2無線通信
部34bへの電力供給を開始する。
以後、無線通信装置30は、再度、無線通信端末20から送信されるアドバタイズパケ
ットを受信するまで待機する。
そして、無線通信装置30がアドバタイズパケットを受信すると、上記各ステップの処
理が実行される。
次に、ハンドオーバー先決定処理の一例について図4を参照しながら説明する。
図4は、ハンドオーバー先決定処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図4に示すハンドオーバー先決定処理は、無線通信装置30(第1制御部32)が、第
2無線通信部34bによって受信された通信対象に関するデータ(本例では、印刷データ
のデータサイズ及び印刷枚数)に基づき、Wi−Fi通信及びBLE通信のうち、通信対
象である所定データ(本例では、印刷データ)の受信に用いる無線通信(すなわち、最適
なハンドオーバー先)を決定する処理である。図4に示すハンドオーバー先決定処理は、
図2、図3中のステップS28において実行される。
まず、無線通信装置30(第2無線通信部34b)は、無線通信端末20から第4無線
通信部24bを介して印刷データのデータサイズ及び印刷枚数を取得する(ステップS2
802)。これは、本発明の受信工程に相当する。なお、印刷データのデータサイズ及び
印刷枚数がステップS26で既に取得され、RAM32bに記憶されている場合、当該R
AM32bから印刷データのデータサイズ及び印刷枚数が取得される。この場合、このス
テップS2802は省略される。
次に、無線通信装置30(第1制御部32)は、次の式1により、予想印刷時間を算出
する(ステップS2804)。
一枚当たりの予想印刷時間(S)=データサイズ(MB)÷印刷枚数÷データスループ
ット(MB/S) ・・・ (式1)
但し、データサイズ及び印刷枚数は、ステップS2802で取得したデータサイズ及び
印刷枚数のことである。データスループットは、通信時のオーバーヘッドを考慮したデー
タスループットのことである。なお、データスループットは、ROM32cに予め規定値
として記憶しておき、当該ROM32cから読み出したものを用いてもよいし、適宜測定
したものを用いてもよい。
次に、無線通信装置30(第1制御部32)は、ステップS2804で算出された予想
印刷時間と印刷許容時間とを比較し(ステップS2806)、予想印刷時間が印刷許容時
間以内か否かを判定する(ステップS2808)。これは、本発明の無線通信決定工程に
相当する。なお、印刷許容時間は、一枚当たりの印刷許容時間のことである。印刷許容時
間は、ROM32cに予め規定値(又はユーザーによって設定された値)として記憶して
おき、当該ROM32cから読み出したものを用いる。
そして、無線通信装置30(第1制御部32)は、予想印刷時間が印刷許容時間以内と
判定した場合(ステップS2808:Yes)、通信対象である所定データ(本例では、
印刷データ)の受信に用いる無線通信として(すなわち、最適なハンドオーバー先として
)、BLE通信を決定する(ステップS2810)。
一方、無線通信装置30(第1制御部32)は、予想印刷時間が印刷許容時間を超えた
と判定した場合(ステップS2808:No)、通信対象である所定データ(本例では、
印刷データ)の受信に用いる無線通信として(すなわち、最適なハンドオーバー先として
)、Wi−Fi通信(Wi−Fi/内部APによる通信)を決定する(ステップS281
2)。
以上説明したように、本実施形態によれば、通信対象に関するデータ(例えば、印刷デ
ータのデータサイズ及び印刷枚数)に基づき、最適なハンドオーバー先を決定することが
できる無線通信装置を提供することができる。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、ハンドオーバー先決定処理の一例について図4を用いて説明したが
、ハンドオーバー先決定処理はこれに限らない。
図5は、ハンドオーバー先決定処理の第1の変形例を説明するためのフローチャートで
ある。
図5に示すハンドオーバー先決定処理は、無線通信装置30(第1制御部32)が、第
2無線通信部34bによって受信された通信対象に関するデータ(本例では、印刷データ
のデータサイズ)に基づき、Wi−Fi通信及びBLE通信のうち、通信対象である所定
データ(本例では、印刷データ)の受信に用いる無線通信(すなわち、最適なハンドオー
バー先)を決定する処理である。図5に示すハンドオーバー先決定処理は、図2、図3中
のステップS28において実行される。
まず、無線通信装置30(第2無線通信部34b)は、無線通信端末20から第4無線
通信部24bを介して印刷データのデータサイズを取得する(ステップS2814)。
次に、無線通信装置30(第1制御部32)は、ステップS2814で取得した印刷デ
ータのデータサイズと閾値とを比較し(ステップS2815)、印刷データのデータサイ
ズが閾値以下か否かを判定する(ステップS2816)。なお、閾値は、ROM32cに
予め規定値(又はユーザーによって設定された値)として記憶しておき、当該ROM32
cから読み出したものを用いる。
そして、無線通信装置30(第1制御部32)は、印刷データのデータサイズが閾値以
下と判定した場合(ステップS2816:Yes)、通信対象である所定データ(本例で
は、印刷データ)の受信に用いる無線通信として(すなわち、最適なハンドオーバー先と
して)、BLE通信を決定する(ステップS2820)。
一方、無線通信装置30(第1制御部32)は、印刷データのデータサイズが閾値を超
えたと判定した場合(ステップS2816:No)、通信対象である所定データ(本例で
は、印刷データ)の受信に用いる無線通信として(すなわち、最適なハンドオーバー先と
して)、Wi−Fi通信(Wi−Fi/内部APによる通信)を決定する(ステップS2
818)。
本変形例によれば、通信対象に関するデータ(例えば、印刷データのデータサイズ)に
基づき、最適なハンドオーバー先を決定することができる無線通信装置を提供することが
できる。
次に、ハンドオーバー先決定処理の第2の変形例について図6を参照しながら説明する
図6は、ハンドオーバー先決定処理の第2の変形例を説明するためのフローチャートで
ある。
図6に示すハンドオーバー先決定処理は、無線通信装置30(第1制御部32)が、第
2無線通信部34bによって受信された通信対象に関するデータ(本例では、印刷データ
のデータサイズ)に基づき、Wi−Fi通信及びBLE通信のうち、通信対象である所定
データ(本例では、印刷データ)の受信に用いる無線通信(すなわち、最適なハンドオー
バー先)を決定する処理である。図6に示すハンドオーバー先決定処理は、図2、図3中
のステップS28において実行される。
まず、無線通信装置30(第2無線通信部34b)は、無線通信端末20から第4無線
通信部24bを介して印刷データのデータサイズを取得する(ステップS2822)。
次に、無線通信装置30(第1制御部32)は、次の式2により、通信に要する通信時
間を算出する(ステップS2824)。
通信に要する通信時間(S)=データサイズ(MB)÷データスループット(MB/S
) ・・・ (式2)
但し、データサイズは、ステップS2822で取得したデータサイズのことである。デ
ータスループットは、通信時のオーバーヘッドを考慮したデータスループットのことであ
る。なお、データスループットは、ROM32cに予め規定値として記憶しておき、当該
ROM32cから読み出したものを用いてもよいし、適宜測定したものを用いてもよい。
次に、無線通信装置30(第1制御部32)は、ステップS2824で算出された通信
時間と閾値とを比較し(ステップS2825)、通信時間が閾値以下か否かを判定する(
ステップS2826)。なお、閾値は、ROM32cに予め規定値(又はユーザーによっ
て設定された値)として記憶しておき、当該ROM32cから読み出したものを用いる。
そして、無線通信装置30は、通信時間が閾値以下と判定した場合(ステップS282
6:Yes)、通信対象である所定データ(本例では、印刷データ)の受信に用いる無線
通信として(すなわち、最適なハンドオーバー先として)、BLE通信を決定する(ステ
ップS2828)。
一方、無線通信装置30は、ステップS2824で算出された通信時間が閾値を超えた
と判定した場合(ステップS2826:No)、通信対象である所定データ(本例では、
印刷データ)の受信に用いる無線通信として(すなわち、最適なハンドオーバー先として
)、Wi−Fi通信(Wi−Fi/内部APによる通信)を決定する(ステップS283
0)。
本変形例によれば、通信対象に関するデータ(例えば、印刷データのデータサイズ)に
基づき(正確には、ステップS2824で算出した通信時間に基づき)、最適なハンドオ
ーバー先を決定することができる無線通信装置を提供することができる。
次に、ハンドオーバー先決定処理の第3の変形例について図7を参照しながら説明する
図7は、ハンドオーバー先決定処理の第3の変形例を説明するためのフローチャートで
ある。
図7に示すハンドオーバー先決定処理は、無線通信装置30(第1制御部32)が、第
2無線通信部34bによって受信された通信対象に関するデータ(本例では、印刷データ
のデータサイズ)に基づき、Wi−Fi通信及びBLE通信のうち、通信対象である所定
データ(本例では、印刷データ)の受信に用いる無線通信(すなわち、最適なハンドオー
バー先)を決定する処理である。図7に示すハンドオーバー先決定処理は、図2、図3中
のステップS28において実行される。
まず、無線通信装置30(第2無線通信部34b)は、無線通信端末20から第4無線
通信部24bを介して印刷データのデータサイズを取得する(ステップS2832)。
次に、無線通信装置30(第1制御部32)は、印刷データを第2無線通信部34bで
受信した場合に要する時間及び印刷データを第1無線通信部34aで受信した場合に要す
る時間を算出する(ステップS2834、S2836)。
次に、無線通信装置30(第1制御部32)は、印刷データを第2無線通信部34bで
受信した場合に要する時間(T1)と、第2無線通信部34bから第1無線通信部34a
に切り替える時間(T2)と印刷データを第1無線通信部34aで受信した場合に要する
時間(T3)との合計と、を比較する(ステップS2838)。これは、本発明の比較部
に相当する。
そして、無線通信装置30(第1制御部32)は、その比較結果に基づき、T1<T2
+T3か否かを判定する(ステップS2840)。なお、第2無線通信部34bから第1
無線通信部34aに切り替える時間(T2)は、ROM32cに予め規定値として記憶し
ておき、当該ROM32cから読み出したものを用いる。
そして、無線通信装置30(第1制御部32)は、T1<T2+T3と判定した場合(
ステップS2840:Yes)、通信対象である所定データ(本例では、印刷データ)の
受信に用いる無線通信として(すなわち、最適なハンドオーバー先として)、BLE通信
を決定する(ステップS2842)。
一方、無線通信装置30(第1制御部32)は、T1<T2+T3でないと判定した場
合(ステップS2840:No)、通信対象である所定データ(本例では、印刷データ)
の受信に用いる無線通信として(すなわち、最適なハンドオーバー先として)、Wi−F
i通信(Wi−Fi/内部APによる通信)を決定する(ステップS2844)。
本変形例によれば、通信対象に関するデータ(例えば、印刷データのデータサイズ)に
基づき(正確には、ステップS2838での比較結果に基づき)、最適なハンドオーバー
先を決定することができる無線通信装置を提供することができる。
次に、ハンドオーバー先決定処理の第4の変形例について図8を参照しながら説明する
図8は、ハンドオーバー先決定処理の第4の変形例を説明するためのフローチャートで
ある。
図8に示すハンドオーバー先決定処理は、無線通信装置30(第1制御部32)が、第
2無線通信部34bによって受信された通信対象に関するデータ(本例では、印刷データ
のデータ種類)に基づき、Wi−Fi通信及びBLE通信のうち、通信対象である所定デ
ータ(本例では、印刷データ)の受信に用いる無線通信(すなわち、最適なハンドオーバ
ー先)を決定する処理である。図8に示すハンドオーバー先決定処理は、図2、図3中の
ステップS28において実行される。
まず、無線通信装置30(第2無線通信部34b)は、無線通信端末20から第4無線
通信部24bを介して印刷データのデータ種類を取得する(ステップS2846)。
次に、無線通信装置30(第1制御部32)は、ステップS2846で取得したデータ
種類がテキストデータか画像データかを判定する(ステップS2848)。
そして、無線通信装置30(第1制御部32)は、データ種類がテキストデータと判定
した場合(ステップS2848:テキストデータ)、通信対象である所定データ(本例で
は、印刷データ)の受信に用いる無線通信として(すなわち、最適なハンドオーバー先と
して)、BLE通信を決定する(ステップS2850)。
一方、無線通信装置30(第1制御部32)は、データ種類が画像データと判定した場
合(ステップS2848:画像データ)、通信対象である所定データ(本例では、印刷デ
ータ)の受信に用いる無線通信として(すなわち、最適なハンドオーバー先として)、W
i−Fi通信(Wi−Fi/内部APによる通信)を決定する(ステップS2852)。
本変形例によれば、通信対象に関するデータ(例えば、印刷データのデータ種類)に基
づき、最適なハンドオーバー先を決定することができる無線通信装置を提供することがで
きる。
また、上記実施形態及び各変形例では、無線通信装置30がハンドオーバー先決定処理
を実行する例について説明したが、これに限らない。例えば、無線通信端末20がハンド
オーバー先決定処理を実行するようにしてもよい。
これは、例えば、無線通信端末20(第2制御部22)が、第4無線通信部24bによ
って送信される通信対象に関するデータ(例えば、印刷データのデータサイズ及び印刷枚
数)に基づき、Wi−Fi通信及びBLE通信のうち、通信対象である所定データ(例え
ば、印刷データ)の送信に用いる無線通信を決定することで実現される。これは、図4と
同様の処理である。その決定した無線通信は、無線通信装置30に送信される。これらの
処理は、例えば、図3中のステップS26とS40との間で実行される。
本変形例によっても、上記実施形態及び各変形例と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施形態では、第1の無線通信としてWi−Fi通信を用い、第2の無線通
信としてBLE通信を用いた例について説明したが、これに限らない。第1の無線通信と
してWi−Fi通信以外の無線通信を用いてもよく、第2の無線通信としてBLE通信以
外の無線通信を用いてもよい。
上記実施形態で示した各数値は全て例示であり、これと異なる適宜の数値を用いること
ができるのは無論である。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。上記実施形態の記載によって本発
明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱する
ことなく他の様々な形で実施することができる。
10…無線通信システム、20、20A…無線通信端末、22…制御部、22a…CP
U、22b…RAM、22c…ROM、24a…第3無線通信部、24b…第4無線通信
部、26…入力部、30…無線通信装置、32…制御部、32a…CPU、32b…RA
M、32c…ROM、32c1…Wi−Fi接続情報記憶部、34a…第1無線通信部、
34a1…内部AP、34b…第2無線通信部、36…印刷機構、38…電源回路、40
…バッテリー、42…ACアダプター、50…中継装置。

Claims (11)

  1. 第1の無線通信を行う第1無線通信部と、
    前記第1の無線通信より通信速度が遅い第2の無線通信を行う第2無線通信部と、
    前記第1無線通信部及び前記第2無線通信部を制御する第1制御部と、を備え、
    前記第2無線通信部は、通信相手の無線通信端末から通信対象に関するデータを受信し

    前記第1制御部は、前記第2無線通信部によって受信された前記通信対象に関するデー
    タに基づき、前記第1の無線通信及び前記第2の無線通信のうち、前記通信対象である所
    定データの受信に用いる無線通信を決定する無線通信装置。
  2. 前記通信対象に関するデータは、前記所定データのデータサイズを示す請求項1に記載
    の無線通信装置。
  3. 前記第1制御部は、前記所定データのデータサイズから通信に要する通信時間を計算し
    、当該計算した通信時間に基づき、前記第1の無線通信及び前記第2の無線通信のうち、
    前記通信対象である所定データの受信に用いる無線通信を決定する請求項2に記載の無線
    通信装置。
  4. 前記所定データを前記第2無線通信部で受信した場合に要する時間と、前記第2無線通
    信部から前記第1無線通信部に切り替える時間と前記所定データを前記第1無線通信部で
    受信した場合に要する時間との合計と、を比較する比較部をさらに備え、
    前記第1制御部は、前記比較部の比較結果に基づき、前記第1の無線通信及び前記第2
    の無線通信のうち、前記通信対象である所定データの受信に用いる無線通信を決定する請
    求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記通信対象に関するデータは、前記所定データのデータ種類を示す請求項1に記載の
    無線通信装置。
  6. 前記第1制御部によって前記所定データの受信に用いる無線通信として前記第1の無線
    通信が決定された場合、前記第2無線通信部は、前記第1の無線通信でアクセスポイント
    に接続するための接続情報を、前記第2の無線通信により通信相手の無線通信端末に送信
    する請求項1から5のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  7. 前記第2の無線通信は、BlueTooth Low Energyによる通信である
    請求項1から6のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  8. 前記所定データは、印刷データである請求項1から7のいずれか1項に記載の無線通信
    装置。
  9. 第1の無線通信を行う第1無線通信部と、前記第1の無線通信より通信速度が遅い第2
    の無線通信を行う第2無線通信部と、前記第1無線通信部及び前記第2無線通信部を制御
    する第1制御部と、を備えた無線通信装置における無線通信方法であって、
    前記第2無線通信部が、通信相手の無線通信端末から通信対象に関するデータを受信す
    る受信工程と、
    前記第1制御部が、前記第2無線通信部によって受信された前記通信対象に関するデー
    タに基づき、前記第1の無線通信及び前記第2の無線通信のうち、前記通信対象である印
    刷データの受信に用いる無線通信を決定する無線通信決定工程と、を備える無線通信方法
  10. 無線通信装置と通信する無線通信端末であって、
    第1の無線通信を行う第3無線通信部と、
    前記第1の無線通信より通信速度が遅い第2の無線通信を行う第4無線通信部と、
    前記第3無線通信部及び前記第4無線通信部を制御する第2制御部と、を備え、
    前記第2制御部は、前記第4無線通信部によって送信される通信対象に関するデータに
    基づき、前記第1の無線通信及び前記第2の無線通信のうち、前記通信対象である所定デ
    ータの送信に用いる無線通信を決定する無線通信端末。
  11. 第1の無線通信を行う第3無線通信部と、前記第1の無線通信より通信速度が遅い第2
    の無線通信を行う第4無線通信部と、前記第3無線通信部及び前記第4無線通信部を制御
    する第2制御部と、を備え、無線通信装置と通信する無線通信端末を、
    前記第4無線通信部によって送信される通信対象に関するデータに基づき、前記第1の
    無線通信及び前記第2の無線通信のうち、前記通信対象である所定データの送信に用いる
    無線通信を決定する無線通信決定部、として機能させるためのプログラム。
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