JP2018013858A - 位置検知システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施例1の位置検知システム2を用いた会議システム1の概要を示す模式図である。図1(a)に示すように、会議システム1は、会議室に設けられた位置検知システム2、及び、プロジェクタやスクリーンなどの表示装置5で構成され、撮像装置3と表示装置5は会議室の壁などに設置されている。図1(b)は、位置検知システム2の構成を説明する図である。位置検知システム2は、位置指示手段であるであるペン10、デジタルビデオカメラなどの撮像手段である撮像装置3、及びペン10の先端の位置座標を算出する算出手段である情報処理装置4で構成されている。会議の参加者が紙などのメディア6上に、ペン10を用いて筆記動作(アナログの入力イベント)を行うと、会議システム1は、表示装置5にデジタルイベント(例えば表示装置5への表示)を出力する。詳細には、図1(b)において、撮像装置3はペン10を撮像し、撮像したペン10の画像データを情報処理装置4に出力する。情報処理装置4は、撮像装置3から入力されたペン10の画像データに基づいて、ペン10のペン先の座標を算出する。なお、ペン10の画像データからペン先の座標を算出する詳細な手法については後述する。情報処理装置4は、算出されたペン10のペン先の座標データに基づいて、表示装置5上にペン10でメディア6に書かれた情報を表示するデジタルイベントを起こす。ここでいう「画像データ」とは、撮像装置3により撮像されたデジタル画像の画素データのことであり、可視光か不可視光かは問わず、色相や輝度といった情報を有するものとする。なお、撮像装置3の撮像方向(図1(a)の図中、奥側から手前側に向かう方向)を基準に、座標系(I、J、K)を図1(a)に示すように、定義する。即ち、撮像装置3により撮像される撮像空間は、I軸とJ軸で形成される撮像装置3の撮像平面と、撮像平面と垂直な撮像方向であるK軸から構成されている。I軸方向は、画像データにおける左右方向(水平方向)、J軸は画像データにおける上下方向(垂直方向)、K軸は画像データにおける奥行き方向とする。
続いて、撮像装置3から出力される画像データからペン10のペン先の座標を算出する手法について詳細に説明する。図2は、ペン10の構成を説明する模式図である。ペン10全体は略円筒形状をしており、先端Pは、情報処理装置4にて座標を算出する被算出点であるペン先を示す。また、ペン10には、先端Pの座標を算出するための被検知部11が設けられ、被検知部11は円筒形状を有している。被検知部11は、ペン10の後端側の円筒部に、円筒の中心軸であるX軸と略垂直な方向に、外周の全周にわたり黒色などの線が引かれ、線形状部(輪形状部)を形成している。また、撮像装置3によりペン10を撮像した画像データ上で被検知部11が検知されやすくするために、被検知部11の色相や輝度は、ペン10の基体とはコントラストを有している。そのため、情報処理装置4は、ペン10の基体とのコントラストの違いによって、撮像装置3によって撮像された画像データに基づいて、被検知部11の位置情報を算出することができる。
次に、算出されたペン10の被検知部11の位置情報をもとに、ペン10の先端Pの座標を算出する手法について説明する。図3は、ペン10の先端Pの座標を算出するために必要な座標系を定義したモデル図である。図3(a)は、前述した撮像装置3の撮像方向を基準に定義された座標系(I,J,K)におけるペン10の各座標を説明する模式図である。図中、点A、Bは、撮像装置3にてペン10の被検知部11を撮像したときの被検知部11の端部を示し、点Cは、被検知部11のペン10の円筒形状部分(弧)の中点、即ち端部Aと端部Bを結ぶ弧の中点である。なお、撮像装置3でペン10を撮像した場合には、画像データには点A、点C、点Bを結んだ円弧が記録される。
imo=(ima+imb)/2・・・(1)
jmo=(jma+jmb)/2・・・(2)
前述したように、予めキャリブレーションにより、座標系(I,J,K)のI、J成分と座標系(Im,Jm)のIm、Jm成分との相関関係が求められている。その結果、座標OmのI成分であるimo、J成分であるjmoから、仮想中心Oの座標のI、J成分であるio、joを求めることができる。
Dm=√((imb−ima)2+(jmb−jma)2)・・・(3)
ここで、長さDmは撮像装置3からのK軸方向の距離であるkoに伴って変動するため、前述したキャリブレーション時に予め長さDmと距離k0との相関関係を求めておく。図4は、キャリブレーション時に求めた長さDmとペン10の座標系(I,J,K)のK成分である距離k0との相関関係を表したグラフである。図4において、撮像装置3からの距離k0が大きいほど(撮像装置3から遠いほど)、長さDmは小さくなり、撮像装置3からの距離k0が小さいほど(撮像装置3に近いほど)、長さDmは大きくなる。例えば、長さDmと距離k0との相関関係について、図4に示す相関関係が得られた場合には、長さDm=Dm1のときはko=ko1と算出することができる。すなわち、画像データ上の長さDmを用いて、撮像装置3からの距離koを算出することができる。
続いて、座標系(I,J,K)における仮想中心Oの座標を用いて、ペン10の先端Pの座標を算出する。図5は、IJK空間におけるペン10の先端座標を算出するモデルを示しており、図5に基づいて、IJK空間における仮想中心Oと先端Pの座標を説明する。図5において、仮想中心Oと先端Pを結んだ線分OPの長さをLとする。また、仮想中心O、先端PをIJ平面に投影した点をそれぞれ点O’、点P’とし、直線O’P’とI軸がなす角度を角度α、直線OPと直線O’P’がなす角を角度δとする。更に、点O’、点P’からI軸に垂線を引いたときのI軸との交点をそれぞれio、ipとする。同様に、点O’、点P’からJ軸に垂線を引いた時のJ軸との交点をそれぞれjo、jpとする。また、仮想中心O、先端PをJK平面に投影し、仮想中心O、先端Pに対応する点からK軸に垂線を引いたときのK軸との交点をそれぞれko、kpとする。
長さipio=(L×cosδ)×cosα=Lcosδcosα・・・(4)
長さjpjo=(L×cosδ)×sinα=Lcosδsinα・・・(5)
長さkpko=L×sinδ=Lsinδ・・・(6)
i=io−Lcosδcosα・・・(7)
j=jo−Lcosδsinα・・・(8)
k=ko−Lsinδ・・・・・・・(9)
その結果、式(7)〜(9)により、線分OPの長さL、角度α、角度δが求まれば、先端Pの座標P(i,j,k)を算出することができる。なお、仮想中心Oとペン10の先端Pまでの距離Lは、ペン10の構造で決まるので、既知の定数としてよい。
次に、角度αの算出方法について説明する。図6(a)は、図3(b)の上部に示すペン10をIJ平面に投影した図である。また、図5で説明したように、直線O’P’とI軸がなす角度は角度αである。図6(a)において、点A’からI軸に垂線を引き、I軸と交差する点を点Eとし、直線O’P’と交差する点を点Dとし、直線O’P’がI軸と交差する点を点Fとする。また、端部A’と端部B’を結ぶ線分A’B’は、ペン10の仮想中心O’を通る線であり、直線O’P’とは直交する。三角形DEFは直角三角形であり、∠DFEの角度はαなので、∠FDEの角度は、(90°−α)となる。一方、三角形A’O’Dも直角三角形であり、∠A’DO’=∠FDE=(90°−α)なので、∠DA’O’の角度はαとなる。
α=arctan|(ia−ib)/(ja−jb)|・・・(10)
更に、角度αは、点A、点Bの画像データ上の座標位置を用いて、次の式(11)により求めることができる。
α=arctan|(ima−imb)/(jma−jmb)|・・・(11)
[角度δの算出]
次に、角度δの算出方法について説明する。図6(a)において、点Aと点Bを結んだ直線ABをIJ平面に投影した直線A’B’を通るV軸(破線の矢印)を定義する。更に、仮想中心OをIJ平面に投影した点O’を通り、V軸と直交するW軸(図6(a)の破線の矢印)を、図6(b)に示すように定義する。図6(b)はVWK空間を示し、点O、点P、点CCは、WK平面に投影された点O、点P、点Cを示す。また、点P’、点O’、点C’は、IJ平面(VW平面)に投影された点P、点O、点Cを示す。
h=D/2×sinδ・・・(12)
また、線分OCは、画像データ上でも同様の位置関係にあるため、画像データ上の高さhに相当する点Omと点Cmとを直線で結んだ線分OmCmの高さhmを用いて、式(12)は、次の式(13)で表される。
hm=Dm/2×sinδ・・・(13)
したがって、角度δは、次の式(14)により求めることができる。
δ=arcsin(2×hm/Dm)・・・(14)
ここで、線分AmBmの長さDmは前述したように、点Am、点Bmの座標により求めることができる。また、高さhmは、図3(b)に示す線分OmCmの長さであるから、既に求めた画像データの仮想中心OmのIJ成分であるimo、jmoを用いて、次の式(15)により算出することができる。
hm=√((imo−imc)2+(jmo−jmc)2)
=√(((ima+imb)/2−imc)2+((jma+jmb)/2−jmc)2)・・・(15)
よって、高さhm、長さDmは、画像データの点Am、点Bm、点Cmの座標を用いて表すことができ、これらから角度δを算出することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、ペン先が死角に配置されても、一台の撮像装置を用いてペン先の位置を算出することができる。
図7(a)は、本実施例のペン20の構成を説明する模式図である。図7(a)に示すように、ペン20全体は略円筒形状をしており、先端Pは、情報処理装置4にて座標を算出する被算出点であるペン先である。また、ペン20の後端側には、先端Pの座標を算出するための複数の被検知部21、22が設けられている。第1の被検知部である被検知部21、及び第2の被検知部である被検知部22は、各々、全周にわたる赤外光の発光部を有している。また、図中のXは、円筒の中心軸であるX軸を示している。
続いて、画像データにより得られた被検知部21、22の位置情報をもとに、ペン20の先端Pの座標を算出する手法について説明する。図8(a)は、ペン20の被検知部21、22をIJ平面に投影した図である。被検知部21の両端部をそれぞれ点A1、点B1とし、被検知部22の両端部をそれぞれ点A2、点B2とし、図8(a)に示す点A1’、点B1’、点A2’、点B2’は、IJ平面に投影した点を示す。また、被検知部21、22の仮想中心をそれぞれO1、O2とし、それぞれのIJK空間での座標をO1(io1,jo1,ko1)、O2(io2,jo2,ko2)とする。図8(a)に示す仮想中心O1’、O2’は、仮想中心O1、O2をIJ平面に投影した点を示す。更に、ペン20の先端Pの座標は、P(i,j,k)とし、図8(a)の点P’は、先端PをIJ平面に投影した点を示す。角度αは、点O1’と点P’を結ぶ線分O1’P’とI軸が交差する角度である。同様に、角度αは、点O2’と点P’を結ぶ線分O2’P’とI軸が交差する角度でもある。
imo1=(ima1+imb1)/2・・・(16)
jmo1=(jma1+jmb1)/2・・・(17)
同様に、点Om2は、点Am2と点Bm2との中点であるため、点Om2の位置情報は、以下の式(18)、(19)により求めることができる。
imo2=(ima2+imb2)/2・・・(18)
jmo2=(jma2+jmb2)/2・・・(19)
実施例1で説明したように、図1(a)の会議システム1が設置された会議室等で、様々な位置や状態のペン20を撮像装置3により撮像し、撮像装置3から情報処理装置4に出力される画像データを取得する。このようにして、ペン20の座標系(I,J,K)における位置情報と、ペン20の画像データの座標系(Im,Jm)における位置情報との相関関係を求めるキャリブレーションを予め行っておく。これにより、座標系(I,J,K)のI、J成分と座標系(Im,Jm)のIm、Jm成分との相関関係が求められている。したがって、座標Om1のI成分であるimo1、J成分であるjmo1から、仮想中心O1の座標のI、J成分であるio1、jo1を求めることができる。同様に、座標Om2のI成分であるimo2、J成分であるjmo2から、仮想中心O2の座標のI、J成分であるio2、jo2を求めることができる。
i=io1−L1cosδcosα・・・(20)
j=jo1−L1cosδsinα・・・(21)
k=ko1−L1sinδ・・・・・・・(22)
又は、
i=io2−L2cosδcosα・・・(23)
j=jo2−L2cosδsinα・・・(24)
k=ko2−L2sinδ・・・・・・・(25)
ここで、L1、L2は、図8(a)において、仮想中心O1又はO2とペン20の先端Pを結んだ線分O1P、O2Pの長さである。長さL1、L2は、ペン20の構成により決定されるため、既知の定数としてよい。そのため、式(20)〜(22)、又は式(23)〜(25)より、角度α、角度δを求めることができれば、ペン20の先端Pの座標を算出することができる。なお、説明を簡略化するため、角度α、角度δを仮想中心O1、O2の座標を用いた式で表すことができる場合には、角度α、角度δを画像データ上の点Am1、Bm1、Am2、Bm2を用いて算出できるものとする。
α=arctan|(jo2−jo1)/(io2−io1)|・・・(26)
g=√((io2−io1)2+(jo2−jo1)2)・・・(27)
したがって、角度δは、図8(b)より、以下に示す式(28)〜(30)のいずれかの式によって、仮想中心O1、O2の座標を用いて算出することができる。
δ=arcsin(|ko2−ko1|/(L2−L1))・・・(28)
δ=arccos(g/(L2−L1))・・・・・・・・・・・(29)
δ=arctan(|ko2−ko1|/g)・・・・・・・・(30)
このようにして、角度α、δは、仮想中心O1、O2の座標を用いて表すことができるため、画像データ上の点Am1、Bm1、Am2、Bm2の座標を用いて算出することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、ペン先が死角に配置されても、一台の撮像装置を用いてペン先の位置を算出することができる。
図9(a)は、本実施例のペン30の構成を説明する模式図である。図9(a)に示すように、ペン30全体は略円筒形状をしており、先端Pは、情報処理装置4にて座標を算出する被算出点であるペン先である。また、ペン30の後端側には、先端Pの座標を算出するための被検知部31が設けられている。被検知部31は、発光部であり、全周にわたりX軸方向に所定の幅を持たせた帯状の形状を有している。また、図中のXは、円筒の中心軸であるX軸を示している。
続いて、画像データにより得られた被検知部31の位置情報をもとに、ペン30の先端の座標Pを算出する手法について説明する。図10は、ペン30の被検知部31の端部である端部31a、31bをIJ平面に投影した図である。被検知部31の端部31aの両端部をそれぞれ点A3、点B3とし、端部31bの両端部をそれぞれ点A4、点B4とし、図10に示す点A3’、点B3’、点A4’、点B4’は、IJ平面に投影した点を示す。なお、点A3’と点B3’を結ぶ弧状の線は、端部31aを示している。同様に、点A4’と点B4’を結ぶ弧状の線は、端部31bを示している。また、端部31a、31bの仮想中心をそれぞれO3、O4とし、それぞれのIJK空間での座標をO3(io3,jo3,ko3)、O4(io4,jo4,ko4)とする。図10に示す仮想中心O3’、O4’は、仮想中心O3、O4をIJ平面に投影した点を示す。更に、ペン30の先端Pの座標は、P(i,j,k)とし、図10の点P’は、先端PをIJ平面に投影した点を示す。角度αは、点O3’と点P’を結ぶ線分O3’P’とI軸が交差する角度である。同様に、角度αは、点O4’と点P’を結ぶ線分O4’P’とI軸が交差する角度でもある。
次に、本実施例での角度δの算出手法について説明する。図11(a)、(c)は、VWK空間のWK平面に投影されたペン30の被検知部31を示す模式図である。なお、VWK空間は、実施例2の図8において定義したものと同一である。図11(a)、(c)において、点O3、点O4は、仮想中心O3、O4をWK平面に投影した点を示し、点P’、点Pは、それぞれペン30の先端PのVW平面に投影した点、WK平面に投影した点を示す。また、角度δ0、−δ0は、線分O3P又は線分O4PがW軸(VW平面)と交差する角度を示す。図11(a)では、ペン30の先端Pは撮像装置3の方向に向いており、図11(c)では、ペン30の先端Pは撮像装置3から離れる方向を向いている。また、図中の矢印は、被検知部から発する光の波長に応じた進行方向を示している。例えば、図11(a)では、短波長(B)の光は撮像装置3に向かって進み、長波長(R)の光は撮像装置3から離れる方向に進んでいる。一方、図11(c)では、短波長(B)の光は撮像装置3から離れる方向に進み、長波長(R)の光は、撮像装置3に向かって進んでいる。
以上説明したように、本実施例によれば、ペン先が死角に配置されても、一台の撮像装置を用いてペン先の位置を算出することができる。
4 情報処理装置
10 ペン
11 被検知部
Claims (22)
- 位置を示すための被検知部を後端側に有するペンと、
前記ペンの前記被検知部を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置から出力される前記被検知部を撮像した2次元の画像データの座標に基づいて、前記ペンの所定の位置の座標を算出する算出手段と、
を備え、
前記算出手段は、前記撮像装置の撮像平面と前記撮像平面に垂直な撮像方向とが形成する撮像空間での前記所定の位置の座標を、前記画像データの座標のうち、前記被検知部の少なくとも3つの点の座標情報に基づいて算出することを特徴とする位置検知システム。 - 前記撮像装置は、1つであることを特徴とする請求項1に記載の位置検知システム。
- 前記所定の位置は、前記ペンの先端部であることを特徴とする請求項2に記載の位置検知システム。
- 前記被検知部には、前記ペンの全周にわたって、前記ペンの基体の輝度又は色相とコントラストを成す輪形状部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、前記画像データでの前記被検知部の2つの端部の座標、前記2つの端部を結ぶ前記被検知部の外周の円弧上の中点の座標、及び前記被検知部と前記ペンの先端部との距離に基づいて、前記ペンの先端部の座標を算出することを特徴とする請求項4に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、前記被検知部の前記2つの端部を直線で結んだ中点の座標、前記ペンと前記撮像平面との角度、前記ペンと前記撮像方向との角度に基づいて、前記ペンの先端部の座標を算出することを特徴とする請求項5に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、予め測定された前記撮像空間での前記被検知部の前記2つの端部の座標と、前記画像データでの前記被検知部の前記2つの端部の座標との相関関係、及び予め測定された前記撮像空間での前記被検知部の前記撮像装置からの距離と、前記画像データでの前記被検知部の前記2つの端部の直線距離との相関関係の情報を有し、前記画像データでの前記被検知部の前記2つの端部の座標、及び前記2つの端部の直線距離に基づいて、前記被検知部の前記2つの端部を直線で結んだ中点の前記撮像空間での座標を算出することを特徴とする請求項6に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、前記ペンと前記撮像平面との角度を、前記画像データでの前記被検知部の前記2つの端部の水平方向及び垂直方向の距離に基づいて算出することを特徴とする請求項7に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、前記撮像方向との角度を、前記被検知部の円筒部の半径と、前記画像データでの前記被検知部の前記2つの端部を直線で結んだ中点から前記円弧上の中点までの距離に基づいて算出することを特徴とする請求項8に記載の位置検知システム。
- 前記被検知部は、光源からの光により発光する第1の被検知部及び第2の被検知部を有し、
前記第1の被検知部及び第2の被検知部は、それぞれ前記ペンの全周にわたる輪形状を有し、前記ペンの長さ方向に離して設けられていることを特徴とする請求項3に記載の位置検知システム。 - 前記算出手段は、前記画像データでの前記第1の被検知部の2つの端部の座標、前記第2の被検知部の2つの端部の座標、前記第1の被検知部と前記ペンの先端部との距離、及び前記第2の被検知部と前記ペンの先端部との距離に基づいて、前記ペンの先端部の座標を算出することを特徴とする請求項10に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、前記第1の被検知部の前記2つの端部を直線で結んだ中点の座標、前記第2の被検知部の前記2つの端部を直線で結んだ中点の座標、前記ペンと前記撮像平面との角度、及び前記ペンと前記撮像方向との角度に基づいて、前記ペンの先端部の座標を算出することを特徴とする請求項11に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、予め測定された前記撮像空間での前記第1の被検知部の前記2つの端部の座標及び前記第2の被検知部の前記2つの端部の座標と、前記画像データでの前記第1の被検知部の前記2つの端部の座標及び前記第2の被検知部の前記2つの端部の座標との相関関係、及び予め測定された前記撮像空間での前記第1の被検知部の前記撮像装置からの距離及び前記第2の被検知部の前記撮像装置からの距離と、前記画像データでの前記第1の被検知部の前記2つの端部の直線距離及び前記第2の被検知部の前記2つの端部の直線距離との相関関係の情報を有し、前記画像データでの前記第1の被検知部の前記2つの端部の座標、前記第2の被検知部の前記2つの端部の座標、及びそれぞれの前記2つの端部の直線距離に基づいて、前記第1の被検知部の前記2つの端部を直線で結んだ中点の前記撮像空間での座標及び前記第2の被検知部の前記2つの端部を直線で結んだ中点の前記撮像空間での座標を算出することを特徴とする請求項12に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、前記ペンと前記撮像平面との角度を、前記画像データでの前記第1の被検知部の前記2つの端部を直線で結んだ中点と前記第2の被検知部の前記2つの端部を直線で結んだ中点との水平方向及び垂直方向の距離に基づいて算出することを特徴とする請求項13に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、前記ペンと前記撮像平面に垂直な前記撮像方向との角度を、前記第2の被検知部と前記ペンの先端部までの距離と前記第1の被検知部から前記ペンの先端部までの距離の差と、前記画像データでの前記第1の被検知部の前記2つの端部を直線で結んだ中点と前記第2の被検知部の2つの端部を直線で結んだ中点との距離に基づいて算出することを特徴とする請求項14に記載の位置検知システム。
- 前記被検知部は、前記ペンの全周にわたる円筒形状で、前記ペンの長さ方向に前記ペンの先端部側の前記ペンの基体との境界である第1の境界部、及び前記ペンの先端部から離れた後端側の前記ペンの基体との境界である第2の境界部を有することを特徴とする請求項3に記載の位置検知システム。
- 前記被検知部は、光源と、前記光源からの光を波長に応じて異なる方向に分離する回折素子と、を有し、
前記光源から出射された光は、光の波長に応じて、前記第1の境界部から前記第2の境界部の間に分離されることを特徴とする請求項16に記載の位置検知システム。 - 前記算出手段は、前記画像データでの前記第1の境界部の2つの端部、前記第2の境界部の2つの端部、及び前記第1の境界部及び前記第2の境界部と前記ペンの先端部との距離に基づいて、前記ペンの先端部の座標を算出することを特徴とする請求項10に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、前記第1の境界部の前記2つの端部を直線で結んだ中点の座標、前記第2の境界部の前記2つの端部を直線で結んだ中点の座標、前記ペンと前記撮像平面との角度、前記ペンと前記撮像方向との角度に基づいて、前記ペンの先端部の座標を算出することを特徴とする請求項18に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、予め測定された前記撮像空間での前記第1の境界部の前記2つの端部の座標及び前記第2の境界部の前記2つの端部の座標と、前記画像データでの前記第1の境界部の前記2つの端部の座標及び前記第2の境界部の前記2つの端部の座標との相関関係、及び予め測定された前記撮像空間での前記第1の境界部の前記撮像装置からの距離及び前記第2の境界部の前記撮像装置からの距離と、前記画像データでの前記第1の境界部の前記2つの端部の直線距離及び前記第2の境界部の前記2つの端部の直線距離との相関関係の情報を有し、前記画像データでの前記第1の境界部の前記2つの端部の座標及び前記第2の境界部の前記2つの端部の座標、及びそれぞれの前記2つの端部の直線距離に基づいて、前記第1の境界部の前記2つの端部を直線で結んだ中点の前記撮像空間での座標及び前記第2の境界部の前記2つの端部を直線で結んだ中点の前記撮像空間での座標を算出することを特徴とする請求項19に記載の位置検知システム。
- 前記算出手段は、前記ペンと前記撮像平面との角度を、前記画像データでの前記第1の境界部の前記2つの端部を直線で結んだ中点と前記第2の境界部の前記2つの端部を直線で結んだ中点との水平方向及び垂直方向の距離に基づいて算出することを特徴とする請求項20に記載の位置検知システム。
- 前記撮像装置は、前記被検知部が発する光の波長及び強度を検知可能な光センサを有し、
前記算出手段は、前記撮像方向との角度を、予め測定された前記光センサにより検知された前記光の波長毎の強度分布と、前記撮像方向との角度との相関関係に基づいて算出することを特徴とする請求項21に記載の位置検知システム。
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