JP2018013516A - サイネージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置自体の容積を小さくでき、路上に安定して容易に設置できるサイネージ装置を提供することである。【解決手段】 映像や情報を表示するディスプレイ装置15の上部に折り畳み可能に庇16を取り付け、庇16に掛止部18を折り畳み可能に取り付け、掛止部18によりディスプレイ装置15を路上設置物に14着脱自在に固定し、ディスプレイ装置15の下部に路面設置部13を取り付け、路面設置部13によりディスプレイ装置15を路上設置物14まで移動させるとともに路面に固定設置する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスプレイ装置に映像や情報を表示するサイネージ装置に関する。
ディスプレイ装置に映像や情報を表示するサイネージ装置として、広告画像をディスプレイ装置に表示し、不特定の多数の人間の目に付くような状態で設置されるものがある(例えば、特許文献1参照)。また、標識柱に太陽電池パネルを設け、標識柱に標識部を設けて太陽電池部12で発電された電力を標識部に伝達し、標識部内に設けられた光源を発光させることで記載されている文字を運転者等に認識させるようにしたものがある(特許文献2参照)。また、画像表示装置の上部に光発電部を設けたデジタルサイネージがある(特許文献3参照)。
一方、図10に示すような自立式の可搬型サイネージ装置も開発されている。図10に示すように、自立式の可搬型サイネージ装置は、架台11にディスプレイ装置12を搭載したものであり、架台11の下部には路面設置部13が設けられている。路面設置部13は路面を移動可能で設置箇所で移動をロックして安定して設置できるものであり、図10では路面設置部13としてロック付のキャスタである場合を示している。すなわち、架台11を設置箇所に移動する場合にはキャスタの転がりにより容易に移動でき、設置箇所においてはキャスタをロックして固定する。なお、図10ではキャスタのロック機構の図示は省略している。
特開2014−157575号公報 特開2002−124696号公報 国際公開2012/73619号
しかし、特許文献1のものは、装置を設置するための基礎部や本体部が必要となるので、装置の容積が大きくなる。また、可搬型ではないので設置のための移動作業は車両に搭載して行うことになり作業量が多くなる。また、図10で示したサイネージ装置は可搬型であるが、ディスプレイ装置を搭載した架台を有しているので装置自体が大きくなる。架台は、転倒防止のためにある程度の大きさが必要であり、架台含めたサイネージ装置の容積が大きくなる。
本発明の目的は、装置自体の容積を小さくでき、路上に安定して容易に設置できるサイネージ装置を提供することである。
請求項1の発明に係るサイネージ装置は、映像や情報を表示するディスプレイ装置と、前記ディスプレイ装置の上部に折り畳み可能に取り付けられた庇と、前記庇に折り畳み可能に取り付けられ、前記ディスプレイ装置を路上設置物に着脱自在に固定するための掛止部と、前記ディスプレイ装置の下部に取り付けられ前記ディスプレイ装置を前記路上設置物まで移動させるとともに路面に固定設置するための路面設置部とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係るサイネージ装置は、請求項1の発明において、前記掛止部は、前記路上設置物に設けられた取付部に引っ掛けられて路上設置物に掛止する引っ掛け部であることを特徴とする。
請求項3の発明に係るサイネージ装置は、請求項1の発明において、前記掛止部は、前記路上設置物の上面及び背面に面的に接触して路上設置物に掛止する板部材であることを特徴とする。
請求項4の発明に係るサイネージ装置は、請求項1乃至請求項3の発明において、前記庇に太陽光発電設備を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明に係るサイネージ装置は、請求項1乃至請求項4の発明において、前記ディスプレイ装置の表示面を前記路上設置物に対して所定の角度をもって取り付けるための角度調整部を備えたことを特徴とする。
請求項6の発明に係るサイネージ装置は、請求項1乃至請求項5の発明において、前記ディスプレイ装置の下部に折り畳み可能に設けられ前記路上設置部を隠す覆い部を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、折り畳み可能に取り付けられた掛止部によりディスプレイ装置を路上設置物に着脱自在に固定するので、装置自体の容積を小さくできる。また、ディスプレイ装置の下部に路面設置部を取り付けているので、ディスプレイ装置の移動や設置を容易に行える。さらに、掛止部と路面設置部とでディスプレイ装置の荷重を分散できるので路上に安定して設置できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、路上設置物に設けられた取付部に引っ掛け部を引っ掛けて路上設置物に掛止するので、路上設置物への掛止部の構造を簡単にできる。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、路上設置物の上面及び背面に面的に板部材を接触して路上設置物に掛止するので、ディスプレイ装置の荷重をより分散して支持できる。
請求項4の発明によれば、請求項1乃至請求項3の発明の効果に加え、庇に太陽光発電設備を設けたので、ディスプレイ装置への電源を太陽光発電設備から供給可能となる。
請求項5の発明によれば、請求項1乃至請求項4の発明の効果に加え、ディスプレイ装置の表示面を路上設置物に対して所定の角度をもって取り付けるための角度調整部を設けたので、人間の目に付く方向にディスプレイ装置の表示面を向けることができ、歩行者に最適に情報を提供できる。
請求項6の発明によれば、請求項1乃至請求項5の発明の効果に加え、ディスプレイ装置の下部に折り畳み可能に路上設置部を隠す覆い部を設けたので、路上設置部を隠すことができ装置全体としての美観を維持できる。
本発明の第1実施形態に係るサイネージ装置の構成図。 本発明の第1実施形態のサイネージ装置の設置手順(前半)の説明図。 本発明の第1実施形態のサイネージ装置の設置手順(後半)の説明図。 本発明の第2実施形態に係るサイネージ装置の構成図。 本発明の第2実施形態のサイネージ装置の設置手順(前半)の説明図。 本発明の第2実施形態のサイネージ装置の設置手順(後半)の説明図。 本発明の第3実施形態に係るサイネージ装置の構成図。 本発明の第3実施形態のサイネージ装置の設置手順(前半)の説明図。 本発明の第3実施形態のサイネージ装置の設置手順(後半)の説明図。 自立式の可搬型サイネージ装置の斜視図。
以下、本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るサイネージ装置の構成図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は側面図である。本発明の第1実施形態に係るサイネージ装置は、路上設置物14に設置される。路上設置物14は、例えば、埋設配電線を構成する電気機器、多回路開閉器、地上変圧器、低圧分岐装置等を収納し地上に設置した電気設備であり、通常、幹線道路の歩道に所定間隔で設置されている。
図1(a)、図1(b)において、路上設置物14の前面には、映像や情報を表示するディスプレイ装置15が位置するように配置され、ディスプレイ装置15の上部には、庇16がヒンジ17aにより折り畳み可能に取り付けられている。また、庇16にはヒンジ17bにより掛止部18が折り畳み可能に取り付けられている。図1(a)、図1(b)では、掛止部18は、路上設置物14の上部に設けられた取付部19に引っ掛けられる引っ掛け部18Aである場合を示している。
路上設置物14の上部の取付部19は、路上設置物14自体を設置する際に路上設置物14に取り付けられるものであり、通常、路上設置物14を設置した後は取り外されるものであるが、本発明の第1実施形態では、サイネージ装置を路上設置物14に設置する際に路上設置物14に取付部19を取り付けて取付部19を利用する。このように、掛止部18である引っ掛け部18Aを路上設置物14の取付部19に引っ掛けることにより、ディスプレイ装置15を路上設置物14に着脱自在に固定する。
ディスプレイ装置15の下部には、ディスプレイ装置15を路面に固定設置するための路面設置部13が取り付けられている。図1(a)、図1(b)では、路面設置部13としてロック付のキャスタである場合を示しており、ディスプレイ装置15を設置箇所に移動する場合にはキャスタの転がりにより移動させ、設置箇所においてはキャスタをロックする。なお、図1(a)、図1(b)ではキャスタのロック機構の図示は省略している。これにより、ディスプレイ装置15は、路面の設置箇所に移動可能で設置箇所で安定して設置できる。
また、ディスプレイ装置15の下部には、路上設置部13を隠す覆い部20が設けられ、覆い部20は第1覆い部20aと第2覆い部20とに2分割され、ヒンジ17c、17dにより折り畳み可能に設けられている。これにより、路上設置部13を隠すことができサイネージ装置全体としての美観を維持できる。第1覆い部20a、第2覆い部20bは、美観が気にならない箇所では必ずしも設ける必要はなく必要に応じて設ける。以下の説明では、第1覆い部20a、第2覆い部20bを設けた場合について説明する。
図2は本発明の第1実施形態のサイネージ装置の設置手順(前半)の説明図であり、図3は本発明の第1実施形態のサイネージ装置の設置手順(後半)の説明図である。図2(a)において、まず、路上設置物14の上部に取付部19を取り付ける。そして、サイネージ装置を路上設置物14の近傍まで移動させる。サイネージ装置のディスプレイ装置15の移動は、サイネージ装置のディスプレイ装置15に取り付けられた路面設置部13であるキャスタにより移動させる。この状態では、サイネージ装置は折り畳まれている。すなわち、ディスプレイ装置15に庇16がヒンジ17aで折り畳まれ、庇16に引っ掛け部18Aがヒンジ17bで折り畳まれ、ディスプレイ装置15に第1覆い部20aがヒンジ17cで折り畳まれ、第1覆い部20aにヒンジ17dで第2覆い部20bが折り畳まれている。ヒンジ17a〜17dはロック機構を有しており、任意の回動角でその回動角を保持する機能を有する。
サイネージ装置を路上設置物14の近傍まで移動させると、図2(b)に示すように、ヒンジ17aを回動させてディスプレイ装置15から庇16を直角方向に開き、庇16を路上設置物14の反対側に突出させる。ヒンジ17aはロック機構を有しているので、直角方向の位置でその状態を維持する。この状態で、図2(c)に示すように、ヒンジ17bを回動させて庇16から掛止部18である引っ掛け部18Aを180°開き、引っ掛け部18Aを路上設置物14側に突出させる。そして、図2(d)に示すように、路面設置部13であるキャスタにより、ディスプレイ装置15の背面を路上設置物14の前面まで移動させ接触させる。これにより、引っ掛け部18Aは路上設置物14の上部の取付部19に引っ掛けられ、ディスプレイ装置15を路上設置物14に着脱自在に固定する。
次に、図3(a)に示すように、ヒンジ17cを回動させてディスプレイ装置15からに第1覆い部20aを直角方向に開き、第1覆い部20aを路上設置物14の反対側に突出させる。さらに、第1覆い部20aから第2覆い部20bを直角方向に開き、覆い部20bを路面側に突出させる。
本発明の第1実施形態によれば、折り畳んだ状態で路上設置物14まで移動し、路上設置物14の近傍で、庇16、掛止部18である引っ掛け部18A、第1覆い部20a、第2覆い部20bを開き、引っ掛け部18Aによりディスプレイ装置15を路上設置物14に着脱自在に固定するので、ディスプレイ装置15の移動や設置を容易に行え、サイネージ装置自体の容積を小さくできる。また、引っ掛け部18Aと路面設置部13とでディスプレイ装置15の荷重を分散できるので路上に安定して設置でき、第1覆い部20a、第2覆い部20bにより路上設置部13を隠すことができサイネージ装置全体としての美観も維持できる。
図4は本発明の第2実施形態に係るサイネージ装置の構成図であり、図4(a)は斜視図、図4(b)は側面図である。この本発明の第2実施形態に係るサイネージ装置は、図1に示した第1実施形態に係るサイネージ装置に対し、掛止部18として、路上設置物14の上部に設けられた取付部19に引っ掛けられる引っ掛け部18Aに代えて、路上設置物14の上面及び背面に面的に接触して路上設置物14に掛止する板部材18Bとし、庇16に太陽光発電設備21を設けたものである。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図4(a)、図4(b)において、路上設置物14の前面には、映像や情報を表示するディスプレイ装置15が位置するように配置され、ディスプレイ装置15の上部には、太陽光発電設備21を搭載した庇16がヒンジ17aにより折り畳み可能に取り付けられている。また、庇16の太陽光発電設備21にはヒンジ17bにより掛止部18が折り畳み可能に取り付けられている。図4(a)、図4(b)では、掛止部18は、路上設置物14の上面及び背面に面的に接触して路上設置物14に掛止する板部材18Bで構成されており、掛止部18である板部材18Bは、第1板部材18B1と第2板部材18B2とに2分割され、ヒンジ17eにより折り畳み可能に設けられている。ヒンジ17eはロック機構を有しており、任意の回動角でその回動角を保持する機能を有する。
第1板部材18B1は路上設置物14の上面に位置し、第2板部材18B2は路上設置物14の背面に位置する。第1板部材18B1の幅は、路上設置物14の幅に等しくなるように形成しておき、その箇所にヒンジ17eを設ける。これにより、掛止部18である板部材18Bは、路上設置物14の上面及び背面に面的に接触して路上設置物14に掛止できる。
太陽光発電設備21は、太陽光パネルとパワーコンディショナー(PCS)とを有し、太陽光パネルで発電した直流電力をPCSで交流電力に変換し、サイネージ装置のディスプレイ装置15に電源として供給する。
図5は本発明の第2実施形態のサイネージ装置の設置手順(前半)の説明図であり、図6は本発明の第2実施形態のサイネージ装置の設置手順(後半)の説明図である。図5(a)において、まず、サイネージ装置を路上設置物14の近傍まで移動させる。サイネージ装置のディスプレイ装置15の移動は、サイネージ装置のディスプレイ装置15に取り付けられた路面設置部13であるキャスタにより移動させる。この状態では、サイネージ装置は折り畳まれている。すなわち、太陽光発電設備21を搭載した庇16がヒンジ17aでディスプレイ装置15に折り畳まれ、庇16の太陽光発電設備21に掛止部18である板状部材18Bがヒンジ17bで折り畳まれ、板部材18Bの第1板部材18B1と第2板部材18B2とはヒンジ17eにより折り畳まれている。また、ディスプレイ装置15に第1覆い部20aがヒンジ17cで折り畳まれ、第1覆い部20aにヒンジ17dで第2覆い部20bが折り畳まれている。
サイネージ装置を路上設置物14の近傍まで移動させると、図5(b)に示すように、路面設置部13であるキャスタにより、ディスプレイ装置15の背面を路上設置物14の前面まで移動させ接触させる。そして、ヒンジ17aを回動させてディスプレイ装置15から庇16を直角方向に開き、庇16を路上設置物14の反対側に突出させる。ヒンジ17aはロック機構を有しているので、直角方向の位置でその状態を維持する。この状態で、図5(c)に示すように、ヒンジ17bを回動させて庇16に搭載された板状部材18Bを180°開き、板状部材18Bを路上設置物14側に突出させ路上設置物14の上面に接触させる。さらに、図5(d)に示すように、ヒンジ17eを回動させて、第1板状部材18B1から第2板状部材18B2を開き、第2板状部材18B2を路上設置物14の背面側に接触させる。これにより、ディスプレイ装置15を路上設置物14に着脱自在に固定する。
次に、図6(a)に示すように、ヒンジ17cを回動させてディスプレイ装置15からに第1覆い部20aを直角方向に開き、第1覆い部20aを路上設置物14の反対側に突出させる。さらに、第1覆い部20aから第2覆い部20bを直角方向に開き、覆い部20bを路面側に突出させる。
本発明の第2実施形態によれば、折り畳んだ状態で路上設置物14まで移動し、路上設置物14の近傍で、太陽光発電設備21を搭載した庇16、掛止部18である板状部材18B1、第1覆い部20a、第2覆い部20bを開き、掛止部18である板状部材18Bによりディスプレイ装置15を路上設置物14に着脱自在に固定するので、ディスプレイ装置15の移動や設置を容易に行え、サイネージ装置自体の容積を小さくできる。また、路上設置物14の上面及び背面に面的に板部材18Bを接触して路上設置物に掛止するので、板状部材18Bと路面設置部13とでディスプレイ装置15の荷重を分散できるので路上に安定して設置できる。庇16に太陽光発電設備21を設けたので、ディスプレイ装置15への電源を太陽光発電設備21から供給可能となる。さらには、第1覆い部20a、第2覆い部20bにより路上設置部13を隠すことができサイネージ装置全体としての美観も維持できる。
図7は本発明の第3実施形態に係るサイネージ装置の構成図であり、図7(a)は斜視図、図7(b)は側面図、図7(c)は角度調整装置の斜視図である。この本発明の第3実施形態に係るサイネージ装置は、図4に示した第2実施形態に係るサイネージ装置に対し、掛止部18として、2分割された板部材18B(第1板状部材18B1、第1板状部材18B2)に代えて、複数分割された板部材18B(第1板状部材18B1〜第4板状部材18B4)とし、ディスプレイ装置15の表示面を路上設置物14に対して所定の角度をもって取り付けるための角度調整部22を設けたものである。図4と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図7(a)、図7(b)において、掛止部18は、路上設置物14の上面及び背面に面的に接触して路上設置物14に掛止する板部材18Bで構成されており、掛止部18である板部材18Bは、第1板部材18B〜第4板部材18B4とに4分割され、ヒンジ17e1〜17e4により折り畳み可能に設けられている。ヒンジ17e1〜17e4はロック機構を有しており、任意の回動角でその回動角を保持する機能を有する。
第1板部材18B1、第2板状部材18B2、第2板状部材18B3は、路上設置物14の上面に位置し、第4板部材18B4は路上設置物14の背面に位置する場合を示している。板状部材18Bは、4分割に限らず3分割としてもよいし5分割以上にしてもよい。板状部材18Bを複数分割としたのは、路上設置物14の幅に応じて、路上設置物14の上面に位置する部分と路上設置物14の背面に位置する部分との長さを調整できるようにするためである。これにより、掛止部18である板部材18Bは、路上設置物14の幅に応じて、路上設置物14の上面及び背面に位置する部分との長さを調整でき、路上設置物14の上面及び背面に面的に接触して路上設置物14に掛止できる。
また、ディスプレイ装置15の背面には、図4(c)に示す角度調整部22が設けられる。角度調整装置22は路上設置物14に固定され、ディスプレイ装置15の表示面を路上設置物14に対して、上下左右の角度を調整でき横方向にも360°回転可能なものである。これにより、人間の目に付く方向にディスプレイ装置の表示面を向けることができる。
図8は本発明の第3実施形態のサイネージ装置の設置手順(前半)の説明図であり、図9は本発明の第2実施形態のサイネージ装置の設置手順(後半)の説明図である。図8(a)において、まず、サイネージ装置を路上設置物14の近傍まで移動させる。サイネージ装置のディスプレイ装置15の移動は、サイネージ装置のディスプレイ装置15に取り付けられた路面設置部13であるキャスタにより移動させる。この状態では、サイネージ装置は折り畳まれている。すなわち、角度調整部22が背面に設けられたディスプレイ装置15には、太陽光発電設備21を搭載した庇16がヒンジ17aでディスプレイ装置15に折り畳まれ、庇16の太陽光発電設備21に掛止部18である板状部材18Bがヒンジ17bで折り畳まれ、板部材18Bの第1板部材18B1〜第4板部材18B4はヒンジ17e1〜17e3により折り畳まれている。また、ディスプレイ装置15に第1覆い部20aがヒンジ17cで折り畳まれ、第1覆い部20aにヒンジ17dで第2覆い部20bが折り畳まれている。
サイネージ装置を路上設置物14の近傍まで移動させると、図8(b)に示すように、路面設置部13であるキャスタにより、ディスプレイ装置15の背面を路上設置物14の前面まで移動させ接触させ、角度調整部22を路上設置物14に取り付ける。そして、ヒンジ17aを回動させてディスプレイ装置15から庇16を直角方向に開き、庇16を路上設置物14の反対側に突出させる。ヒンジ17aはロック機構を有しているので、直角方向の位置でその状態を維持する。この状態で、図8(c)に示すように、ヒンジ17bを回動させて庇16に搭載された板状部材18Bを180°開き、板状部材18Bを路上設置物14側に突出させる。この場合、板状部材18Bのうち第1板状部材18B1〜18b3が路上設置物14の上面に接触する。さらに、図8(d)に示すように、路上設置物14の上面に接触していない第4板状部材18B4をヒンジ17e3を回動させて、第4板状部材18B4を路上設置物14の背面側に接触させる。これにより、ディスプレイ装置15を路上設置物14に着脱自在に固定する。
次に、図9(a)に示すように、ヒンジ17cを回動させてディスプレイ装置15からに第1覆い部20aを直角方向に開き、第1覆い部20aを路上設置物14の反対側に突出させる。さらに、第1覆い部20aから第2覆い部20bを直角方向に開き、覆い部20bを路面側に突出させる。
本発明の第3実施形態によれば、第2実施形態の効果に加え、板状部材18Bを複数分割としたので、路上設置物14の幅に応じて、路上設置物14の上面に位置する部分と路上設置物14の背面に位置する部分との長さを調整できる。従って、幅が異なる路上設置物14にも容易に適用できる。また、ディスプレイ装置15の背面の角度調整装置22を路上設置物15に取り付けたので、人間の目に付く方向にディスプレイ装置15の表示面を向けることができ、歩行者に最適に情報を提供できる。
以上の説明では、第2実施形態及び第3実施形態に対し、庇16に太陽光発電設備21を設けた場合を説明したが、第1実施形態に対し、庇16に太陽光発電設備21を設けるようにしてもよい。また、第3実施形態に対し、角度調整部22を設けた場合を説明したが、第1実施形態及び第2実施形態に対し、角度調整部22を設けるようにしてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…架台、12…ディスプレイ装置、13…路面設置部、14…路上設置物、15…ディスプレイ装置、16…庇、17…ヒンジ、18…掛止部、18A…引っ掛け部、18B…板状部材、18B1…第1板状部材、18B2…第2板状部材、19…取付部、20…覆い部、20a…第1覆い部、20b…第2覆い部、21…太陽光発電設備、22…角度調整部

Claims (6)

  1. 映像や情報を表示するディスプレイ装置と、
    前記ディスプレイ装置の上部に折り畳み可能に取り付けられた庇と、
    前記庇に折り畳み可能に取り付けられ、前記ディスプレイ装置を路上設置物に着脱自在に固定するための掛止部と、
    前記ディスプレイ装置の下部に取り付けられ前記ディスプレイ装置を前記路上設置物まで移動させるとともに路面に固定設置するための路面設置部と、
    を備えたことを特徴とするサイネージ装置。
  2. 前記掛止部は、前記路上設置物に設けられた取付部に引っ掛けられて路上設置物に掛止する引っ掛け部であることを特徴とする請求項1に記載のサイネージ装置。
  3. 前記掛止部は、前記路上設置物の上面及び背面に面的に接触して路上設置物に掛止する板部材であることを特徴とする請求項1に記載のサイネージ装置。
  4. 前記庇に太陽光発電設備を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のサイネージ装置。
  5. 前記ディスプレイ装置の表示面を前記路上設置物に対して所定の角度をもって取り付けるための角度調整部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のサイネージ装置。
  6. 前記ディスプレイ装置の下部に折り畳み可能に設けられ前記路上設置部を隠す覆い部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載のサイネージ装置。
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