JP2018013349A - Flow cell, and sensor including flow cell - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、赤外線などの光の吸収特性を利用して流体成分の濃度を検出する流体成分検出装置などのデバイスに関する。 The present disclosure relates to a device such as a fluid component detection device that detects the concentration of a fluid component by using absorption characteristics of light such as infrared rays.
従来から、配管の中に流路セルを入れて、赤外線の吸収特性から被検出流体の濃度を検出するセンサとして特許文献1に示されるようなセンサが知られている。
Conventionally, a sensor as shown in
しかしながら、発光素子による赤外線の出力を低下させてセンサの消費電力を低下させるためには流路セルの高さを低くする必要があるが、特許文献1の流路セルの構造では流路の高さを低くした場合、被検出流体を流しても流路セル内の空気を全て排出することができず、気泡が滞留してしまうという課題があった。 However, in order to reduce the output of infrared rays from the light emitting element and reduce the power consumption of the sensor, it is necessary to reduce the height of the flow channel cell. When the height is reduced, there is a problem that even if the fluid to be detected is flowed, all the air in the flow path cell cannot be discharged, and bubbles remain.
本開示は、上記課題を解決し、流路セルの高さを低くしても被検出流体を流したときに気泡の滞留を抑制することができる流路セルを提供することを目的としている。 An object of the present disclosure is to solve the above-described problems and to provide a flow channel cell that can suppress the retention of bubbles when a fluid to be detected flows even if the height of the flow channel cell is lowered.
上記課題を解決するために本開示の流路セルは、内部に空間が設けられた構造体を有し、前記構造体には前記空間と連通する第1の開口部と第2の開口部と第3の開口部が設けられ、前記空間の延伸方向に垂直な方向の長さは、前記空間の中央部分の長さの方が前記第1の開口部の前記方向の長さよりも短い構造とした。 In order to solve the above-described problem, the flow channel cell of the present disclosure has a structure in which a space is provided, and the structure includes a first opening and a second opening that communicate with the space. The third opening is provided, and the length in the direction perpendicular to the extending direction of the space is such that the length of the central portion of the space is shorter than the length of the first opening in the direction. did.
上記構成により本開示は、被検出流体の通流を妨げずに発光素子の低出力化が可能になりセンサの消費電力を低減することができる。 With the above configuration, the present disclosure can reduce the output of the light emitting element without hindering the flow of the fluid to be detected, and can reduce the power consumption of the sensor.
以下に、実施の形態に係る流路セルと、この流路セルを用いたセンサについて図面を用いて説明をする。なお、各図面において、同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、各実施の形態における各構成要素は矛盾のない範囲で任意に組み合
わせても良い。また、各実施の形態における構成は発明を逸脱しない範囲で変更することが可能である。
(実施の形態1)
以下に、本実施の形態1の流路セルと流路セルを用いたセンサについて、図面を用いながら説明する。
Hereinafter, a flow channel cell according to an embodiment and a sensor using the flow channel cell will be described with reference to the drawings. In addition, in each drawing, about the same structure, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted. In addition, each component in each embodiment may be arbitrarily combined within a consistent range. The configuration in each embodiment can be changed without departing from the scope of the invention.
(Embodiment 1)
The flow path cell and sensor using the flow path cell according to the first embodiment will be described below with reference to the drawings.
図1は実施の形態1の流路セルの側断面図、図2は同流路セルのAA線断面図、図3は同流路セルを用いたセンサの位置関係を示す図である。 FIG. 1 is a side sectional view of a flow path cell according to the first embodiment, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA of the flow path cell, and FIG. 3 is a diagram showing a positional relationship of a sensor using the flow path cell.
図1〜図3に示すように、センサ1は内部に空間2が設けられた構造体3を有した流路セル4と、流路セル4を内部に備えた管部5と、管部5の一方側に配置された発光素子6と、管部5の他方側に配置された受光素子7と、発光素子6を管部5に取り付ける第1の取り付け部材8と、受光素子7を管部5に取り付ける第2の取り付け部材9を有している。管部5の中を被検出流体であるガソリン等が流れ、管部5内に設けられた流路セル4の中も被検出流体が流れる。発光素子6から流路セル4内に入射した赤外線は流路セル4内を流れる被検出流体を透過する際に被検出流体に吸収され、受光素子7の受光量が減少する。受光素子7の出力を信号処理回路部(図示せず)で信号処理することで被検出流体の濃度を検出することができる。以下では、管部5の延伸方向をX軸方向、空間2の延伸方向でX軸方向と直交する方向をY軸方向、空間2の延伸方向と垂直な方向をZ軸方向として説明する。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
構造体3は、第1の主面10を有した第1の基板11と第2の主面12を有した第2の基板13を有し、第1の基板11と第2の基板13は第1の主面10と第2の主面12が向かい合うように接続されている。第1の基板11と第2の基板13は上面視で矩形状に形成されており、第2の基板13は第2の主面12側の四隅に接続部14を有している。接続部14を介して第1の基板11と第2の基板13に挟まれた場所が構造体3の空間2になる。第1の基板11と第2の基板13は接続部14を介して直接接合により接合されている。なお、第1の基板11と第2の基板13の接合方法は直接接合に限らず、例えば、ガラスフリット接合で接合しても良い。また、接続部14は第2の基板13と一体に形成されているが、この限りではなく、第1の基板11と第2の基板13の間にスペーサを挟み、第1の基板11と第2の基板13をスペーサと接合するようにしても良い。さらに、第1の基板11と第2の基板13を加工せずに、スペーサとして貫通孔を設けた基板を第1の基板11と第2の基板13で挟む様にして構造体3を形成しても良い。また、第1の基板11と第2の基板13は矩形状に限定されず、例えば、上面視で五角形形状などの多角形や円形状の様な他の形状にしても良い。
The
構造体3は第1の側面15、第2の側面16、第3の側面17、第4の側面18を有している。第1の側面15と第2の側面16はX軸方向に配置され、第3の側面17と第4の側面18はY軸方向に配置されている。第1の側面15のX軸方向の反対側に第2の側面16があり、第3の側面17のY軸方向の反対側に第4の側面18がある。第1の側面15に第1の開口部19を有し、第2の側面16に第2の開口部20を有し、第3の側面17に第3の開口部21を有し、第4の側面18に第4の開口部22を有している。被検出流体が管部5の中をX軸方向に流れており、被検出流体が第1の開口部19から流入するように流路セル4は管部5の中に配置される。このため、被検出流体は第1の開口部19から流入し、第2〜第4の開口部22、23、24から流出するので、管部5の中に被検出流体を流すと被検出流体は構造体3の内部の空間2を流れる。
The
第1の基板11と第2の基板13はシリコンで形成されている。第1の基板11の第1の主面10には、中央部分から第1の開口部19と第2の開口部20に向かって離間していく斜面23が設けられている。このため、第1の基板11の厚みは中央部分で最も厚く
、第1の開口部19、第2の開口部20に向かうにつれて薄くなっていく。第1の開口部19と第2の開口部20で第1の基板11の厚さは最も薄くなっている。第1の主面10の面方位は(110)であり、斜面23の面方位は(111)である。このため、斜面23の第1の主面10に対する角度は約35度となり、第1の基板11の厚みは緩やかに変化することになる。これにより、被検出流体が斜面23上を流れる際の抵抗が小さくなり、被検出流体の通流を妨げにくくなる。また、第1の基板11の(111)面に合わせて斜面23を形成することで容易に斜面23を形成することができる。なお、第1の主面10の面方位を(110)としたが、第1の主面10の面方位を(100)などの他の面方位にしても斜面23を形成することができる。この場合、斜面23を第1の基板11の面方位に合わせて形成すると、第1の主面10に対する角度が約55度となるため被検出流体の通流を妨げてしまう。これを避けるためには、斜面23の角度がもっと緩やかになるように切削して形成しても良いが、第1の主面10の面方位を(110)とした場合よりも、斜面23の形成の手間が増える。このため、第1の主面10の面方位を(110)とするのが最も好適である。なお、斜面23を第1の基板11の面(111)面に合わせて形成したが、斜面23の側断面が曲面形状となるように形成しても良い。第1の開口部19側の斜面23と第2の開口部20側の斜面23の間は平坦面になっている。第1の基板11は第1の開口部19側と第2の開口部20側のみに斜面23を設けているが、第3の開口部21側と第4の開口部22側にも斜面を設けても良い。
The
空間2の延伸方向に垂直な方向(Z軸方向)の長さは、第1の基板11に斜面23が設けられていることにより、空間2の中央部分のZ軸方向の長さL1の方が第1の開口部19のZ軸方向の長さL2と第2の開口部20のZ軸方向の長さL3よりも短い。流路セル4において、第1の開口部19の長さL2と第2の開口部20の長さは同じになっているが、異なっていても良い。赤外線は空間2の中央部分を透過するので、空間2の中央部分のZ軸方向の長さL1は10μm〜100μmになるようにするのが好適である。これにより、赤外線が空間2を流れている被検出流体を透過するときの減衰量が小さくなるので、発光素子6の出力を小さくしても受光素子7で検出することができる。これにより、発光素子6の低消費電力化をすることができる。また、空間2の中央部分のZ軸方向の長さL1が10μm以上あるので、赤外線が被検出流体を透過する際に被検出流体に赤外線が十分吸収され、受光素子7の受光量が減少するため、被検出流体の濃度を精度良く検出することができる。
The length in the direction perpendicular to the extending direction of the space 2 (Z-axis direction) is equal to the length L1 in the Z-axis direction of the central portion of the
第1の基板11に斜面23が設けられていることで、第1の開口部19と第2の開口部20は十分に広くなり、被検出流体が第1の開口部19に流入するときと第2の開口部20から流出するときの被検出流体への抵抗が小さくなる。このため、被検出流体の構造体3への流入と流出が容易になる。
When the
被検出流体を流す前には構造体3内部には空気が存在しており、被検出流体を流すときに構造体3から空気が排出されるが、空間2のZ軸方向の長さを小さくすると被検出流体が空間2内を流れにくくなり、空気が排出されにくくなる。これにより、空間2内に気泡が滞留する。空間2内に気泡が滞留した状態で赤外線を被検出流体を透過させると、気泡によって赤外線の減少量が変化する。このため、センサ1の検出精度が低下する。
Before the fluid to be detected flows, air exists in the
しかしながら、流路セル4は、構造体3に第3の開口部21と第4の開口部22が設けられているため、第3の開口部21と第4の開口部22からも気泡が排出される。このため、空間2のZ軸方向の長さを短くしても気泡を十分に排出することができるため、センサ1の検出精度を低下させずに空間2の中央部分のZ軸方向の長さL1を短くすることができる。これにより、センサ1の精度を低下させずに低消費電力化することができる。なお、第3の開口部21と第4の開口部22はいずれか一方が設けられていれば気泡の滞留を防止することができるが、第3の開口部21と第4の開口部22の両方を設けているた
め、より気泡の滞留を防止することができている。
However, since the
第1の主面10と第2の主面12には反射防止膜(図示せず)が設けられている。反射防止膜が設けられていることにより、赤外線の透過率が向上し、センサ1の感度が向上する。反射防止膜は第1の主面10と第2の主面12のいずれか一方に設けられていればセンサ1の感度を向上させることができるが、流路セル4は第1の主面10と第2の主面12の両方に反射防止膜が設けられているので、さらにセンサ1の感度を向上させることができている。
The first
発光素子6は、赤外線を発光可能な白金薄膜抵抗素子を用いている。赤外線を発光可能な発光ダイオードを用いても良い。発光素子6は第1のパッケージ24に入れられている。第1のパッケージ24の発光素子6の先には第1のシリコンキャップ25が設けられている。発光素子6は、第1のパッケージ24内に設けられたスペーサ26上に配置されている。発光ダイオードには、半導体のベアチップを用いている。発光素子6は、検出対象の気体に吸収されやすい波長の赤外線を発光する。センサ1においては、2μm〜15μmの波長の赤外線を用いている。発光素子6は、管部5のZ軸方向の一方側に配置され、管部5内の流路セル4に赤外線を入射している。赤外線の波長は2μm〜15μmのものを用いる。この波長を用いることで被検出流体の濃度を精度良く検出することが出来る。なお、センサ1の使用用途に応じて、使用する波長の範囲をもっと狭くしても良い。測定しようとする流体成分に固有の吸収波長に一致する光学バンドパスフィルタ(図示せず)などで波長範囲を狭くする事ができる。また複数種類の波長に対応した発光素子6、受光素子7、バンドパスフィルタを組み合わせることで、流体内の複数成分を同時に測定する事が可能になる。
The light emitting element 6 uses a platinum thin film resistance element capable of emitting infrared rays. A light emitting diode capable of emitting infrared light may be used. The light emitting element 6 is contained in the
受光素子7は、半導体のベアチップを用いている。受光素子7は第2のパッケージ27に入れられている。第2のパッケージ27の受光素子7の先には第1のシリコンキャップ25が設けられている。受光素子7は、第2のパッケージ27内に設けられたスペーサ26上に配置されている。受光素子7は管部5のZ軸方向の他方側に設けられており、流路セル4を透過した赤外線が受光素子7に入射するように配置されている。
The
管部5は、被検出流体が内部を流れることができる筒状に形成されており、流路セル4が内部に配置される本体部28と、本体部28のX軸方向の両端の継ぎ手29を有している。管部5の延伸方向(X軸方向)に被検出流体は流れており、第1の開口部19が管部5の延伸方向を向いて配置されていることで、被検出流体は流路セル4に流入する。本体部28のZ軸方向の−側と+側には孔(図示せず)が開いており、この孔に第1の取り付け部材8を介して第1のパッケージ24が取り付けられ、第2の取り付け部材9を介して第2のパッケージ27が取り付けられている。第1の取り付け部材8には第2のシリコンキャップ30が樹脂31により樹脂封止されて設けられている。発光素子6から発光した赤外線は第2のシリコンキャップ30から流路セル4に入射する。第2の取り付け部材9には第3のシリコンキャップ32が樹脂31により樹脂封止されて設けられている。流路セル4を透過した赤外線は第3のシリコンキャップ32から受光素子7に入射する。第1のシリコンキャップ25と第3のシリコンキャップ32は樹脂封止されていることで密閉性が高まっている。第1の取り付け部材8と第2の取り付け部材9はO−リング33を用いて管部5と接続されている。センサ1を使用するときには継ぎ手29にホースやパイプ等の被検出流体を流す部材を取り付け、バンド等により固定して用いる。本体部28のZ軸方向の長さは流路セル4のZ軸方向の長さと同じになっており、管部5内に流路セル4を配置すると、第1の基板11が第2のシリコンキャップ30と密接し第2の基板13が第3のシリコンキャップ32に密接する。これにより、発光素子6から発光された赤外線は流路セル4の空間2のみで被検出流体を透過することになる。これにより、精度良く被検出流体の濃度を検出することが出来る。
The
なお、センサ1では、第1の基板11がZ軸方向の−側になるように配置した構造で説明したが、第2の基板13がZ軸方向の−側になるように配置しても良い。
(実施の形態2)
以下に、実施の形態2におけるセンサについて図面を用いながら説明する。なお、実施の形態1のセンサと異なる点について特に説明する。
The
(Embodiment 2)
The sensor according to
図4は実施の形態2の流路セルの側断面図、図5は同流路セルのBB線断面図、図6は同流路セルを用いたセンサの位置関係を示す図である。 4 is a side sectional view of the flow path cell according to the second embodiment, FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line BB of the flow path cell, and FIG. 6 is a diagram showing the positional relationship of a sensor using the flow path cell.
実施の形態2のセンサ41は、流路セル42と、流路セル42を内部に備えた管部5と、管部5の一方側に配置された発光素子6と受光素子7と、発光素子6と受光素子7を管部5に取り付ける第2のシリコンキャップ30が樹脂封止された第1の取り付け部材8を有している。
The
第2の主面12に金などで形成された反射膜43が形成されている。流路セル42は第1の開口部19がX軸方向を向くように管部5内に配置されている。第1の基板11が第2のシリコンキャップ30と密接ししている。
A
発光素子6と受光素子7は第3のパッケージ44に入れられて、管部5のZ軸方向の−側に配置される。発光素子6から発光した赤外線は第1の基板11から流路セル42に入射し、反射膜43で反射されて受光素子7に入射する。第3のパッケージ44には支持部材45が設けてあり、発光素子6と受光素子7は支持部材45の上に配置されている。支持部材45の発光素子6と受光素子7を配置する面の法線方向はZ軸方向に対して傾いている。これにより、発光素子6から発光された赤外線は反射膜43の法線方向に対して角度θを有するように入射する。受光素子7の受光面もZ軸方向に対して傾いているため、反射膜43で反射された赤外線が受光面に対して垂直に入射する。このように発光素子6と受光素子7を配置する面の法線方向がZ軸方向に対して傾いているため、管部5に対して同じ方向に発光素子6と受光素子7を配置しても、受光素子7で赤外線を受光することができる。
The light emitting element 6 and the
センサ41は発光素子6と受光素子7を一体にして第3のパッケージ44内に配置し、管部5の一方側に配置することで、センサ41を構成する部材の数を減らすことができている。また、赤外線が第2の主面12で反射されるため、流路セル42は第2のシリコンキャップ30のみと密接していれば良いため、管部5の本体部28のZ軸方向の長さを流路セル42のZ軸方向の長さにあわせる必要がなく、自由に設計することができる。また、管部5の一方側のみに第3のパッケージ44が配置されているため、センサ41を小型化することができている。
In the
流路セル42に入射した赤外線は空間2に入射し、反射膜43で反射される。赤外線は空間2内で反射されるため、実施の形態1の流路セル42の構造に対して1/2の長さにすると、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。このため、構造体3の空間2のZ軸方向の長さは5μm以上50μm以下になるように形成するのが好適である。
The infrared light that has entered the
なお、第2の主面12に反射膜43を設けた構成で説明したが、第1の主面10に反射膜43を設けても良い。この場合、第2の基板13が第2のシリコンキャップ30に密接するように配置すれば良い。
(実施の形態3)
以下に、実施の形態3におけるセンサについて図面を用いながら説明する。なお、実施の形態2のセンサと異なる点について特に説明する。
In addition, although the structure which provided the reflecting
(Embodiment 3)
The sensor according to
図7は実施の形態3の流路セルの側断面図、図8は同流路セルのCC線断面図、図9は同流路セルを用いたセンサの位置関係を示す図である。 7 is a side sectional view of the flow path cell according to the third embodiment, FIG. 8 is a cross-sectional view taken along the CC line of the flow path cell, and FIG. 9 is a diagram showing the positional relationship of the sensor using the flow path cell.
実施の形態3のセンサ51は、流路セル52と、流路セル52を内部に備えた管部5と、管部5の一方側に配置された発光素子6と受光素子7と、発光素子6と受光素子7を管部5に取り付ける第2のシリコンキャップ30が樹脂封止された第1の取り付け部材8を有している。
The
流路セル52は、第2の主面12に凹部53が設けられ、凹部53に金などを用いた反射膜43が設けられている。凹部53は楕円曲面形状に形成されている。流路セル52は第1の開口部19がX軸方向を向くように管部5内に配置されている。第1の基板11が第2のシリコンキャップ30と密接ししている。
The
発光素子6と受光素子7は第4のパッケージ54に入れられて、管部5のZ軸方向の−側に配置される。発光素子6から発光した赤外線は第1の基板11から流路セル52に入射し、反射膜43で反射されて受光素子7に入射する。発光素子6は凹部53の焦点位置に配置され、発光素子6から赤外線がZ軸方向に発光される。受光素子7は凹部53の焦点位置に配置され、受光面がZ軸方向を向くように配置されている。
The light emitting element 6 and the
センサ51は、凹部53を楕円曲面形状に形成することで発光素子6と受光素子7を凹部の焦点位置に配置することが可能になっている。このため、発光素子6と受光素子7がZ軸方向に対して傾くように配置する必要がないため、容易にセンサ1を形成することができる。
The
本開示の流路セルは、被検出流体を流したときに気泡が滞留し難く、センサの感度を低下させずに消費電力を低下させることができるため、自動車の燃料成分の濃度の検出等に適している。 In the flow path cell of the present disclosure, bubbles do not easily stay when a fluid to be detected flows, and power consumption can be reduced without lowering the sensitivity of the sensor. Is suitable.
1、41、51 センサ
2 空間
3 構造体
4、42、52 流路セル
5 管部
6 発光素子
7 受光素子
8 第1の取り付け部材
9 第2の取り付け部材
10 第1の主面
11 第1の基板
12 第2の主面
13 第2の基板
14 接続部
15 第1の側面
16 第2の側面
17 第3の側面
18 第4の側面
19 第1の開口部
20 第2の開口部
21 第3の開口部
22 第4の開口部
23 斜面
24 第1のパッケージ
25 第1のシリコンキャップ
26 スペーサ
27 第2のパッケージ
28 本体部
29 継ぎ手
30 第2のシリコンキャップ
31 樹脂
32 第3のシリコンキャップ
33 O−リング
43 反射膜
44 第3のパッケージ
45 支持部材
53 凹部
54 第4のパッケージ
DESCRIPTION OF
Claims (19)
前記構造体には前記空間と連通する第1の開口部と第2の開口部と第3の開口部が設けられ、
前記空間の延伸方向に垂直な方向の長さは、前記空間の中央部分の長さの方が前記第1の開口部の前記方向の長さよりも短い流路セル。 It has a structure with a space inside,
The structure is provided with a first opening, a second opening, and a third opening that communicate with the space;
The length of the space in the direction perpendicular to the extending direction of the space is a flow path cell in which the length of the central portion of the space is shorter than the length of the first opening in the direction.
前記構造体に対して前記第3の開口部の反対側に第4の開口部をさらに備える請求項1に記載の流路セル。 The second opening is provided on the opposite side of the first opening with respect to the structure,
The flow path cell according to claim 1, further comprising a fourth opening on the opposite side of the third opening with respect to the structure.
前記第1の基板と前記第2の基板は前記第1の主面と前記第2の主面が向き合うように接合されている請求項1〜3のいずれかに記載の流路セル。 The structure includes a first substrate having a first main surface and a second substrate having a second main surface;
The flow path cell according to any one of claims 1 to 3, wherein the first substrate and the second substrate are joined so that the first main surface and the second main surface face each other.
前記第1の主面の面方位は(110)であり、
前記斜面の面方位は(111)である請求項6に記載の流路セル。 The first substrate is formed of silicon;
The plane orientation of the first main surface is (110),
The flow path cell according to claim 6, wherein the surface orientation of the slope is (111).
前記凹部に前記反射膜が設けられている請求項12に記載の流路セル。 A concave portion having an elliptical curved surface is provided in a central portion of the second main surface;
The flow path cell according to claim 12, wherein the reflective film is provided in the concave portion.
前記流路セルを内部に備えた管部と、
前記管部の一方側に設けられ前記流路セルに赤外線を入射する発光素子と、
前記管部の他方側に設けられ前記流路セルを透過した赤外線を受光する受光素子を有し、前記流路セルは前記第1の開口部が前記管部の延伸方向を向いているセンサ。 A flow path cell according to any one of claims 1 to 10,
A pipe part having the flow channel cell therein;
A light-emitting element that is provided on one side of the tube portion and injects infrared rays into the flow path cell;
A sensor provided on the other side of the tube portion for receiving infrared light transmitted through the flow channel cell, wherein the flow channel has the first opening facing the extending direction of the tube portion;
前記受光素子は第2のシリコンキャップが樹脂封止された第2の取り付け部材を介して前記管部と接続され、
前記流路セルは前記第1のシリコンキャップと前記第2のシリコンキャップに密接している請求項15に記載のセンサ。 The light emitting element is connected to the tube portion via a first attachment member in which a first silicon cap is resin-sealed,
The light receiving element is connected to the tube portion via a second attachment member in which a second silicon cap is resin-sealed,
The sensor according to claim 15, wherein the flow path cell is in close contact with the first silicon cap and the second silicon cap.
前記流路セルを内部に備えた管部と、
前記管部の一方側に設けられ前記第2の基板に赤外線を入射する発光素子と、
前記管部の一方側に設けられ前記反射膜で反射された赤外線を受光する受光素子を有し、前記流路セルは前記第1の開口部が前記管部の延伸方向を向いており、
前記発光素子は前記赤外線が前記反射膜の法線方向に対して角度を有して入射するように前記赤外線を発光するセンサ。 A flow path cell according to claim 11 or 14,
A pipe part having the flow channel cell therein;
A light-emitting element that is provided on one side of the tube part and injects infrared rays into the second substrate;
A light-receiving element that is provided on one side of the tube portion and receives infrared rays reflected by the reflective film, and the flow path cell has the first opening portion facing the extending direction of the tube portion;
The light emitting element is a sensor that emits the infrared light such that the infrared light is incident at an angle with respect to a normal direction of the reflective film.
前記流路セルを内部に備えた管部と、
前記管部の一方側に設けられ前記第1の基板に赤外線を入射する発光素子と、
前記管部の一方側に設けられ前記反射膜で反射された赤外線を受光する受光素子を有し、前記流路セルは前記第1の開口部が前記管部の延伸方向を向いており、
前記発光素子は前記赤外線が前記反射膜の法線方向に対して角度を有して入射するように前記赤外線を発光するセンサ。 A flow path cell according to claim 12 or 14,
A pipe part having the flow channel cell therein;
A light-emitting element that is provided on one side of the tube portion and injects infrared light into the first substrate;
A light-receiving element that is provided on one side of the tube portion and receives infrared rays reflected by the reflective film, and the flow path cell has the first opening portion facing the extending direction of the tube portion;
The light emitting element is a sensor that emits the infrared light such that the infrared light is incident at an angle with respect to a normal direction of the reflective film.
前記流路セルを内部に備えた管部と、
前記管部の一方側に設けられ前記第1の基板に赤外線を入射する発光素子と、
前記管部の一方側に設けられ前記反射膜で反射された赤外線を受光する受光素子を有し、前記流路セルは前記第1の開口部が前記管部の延伸方向を向いており、
前記発光素子と前記受光素子は前記凹部の焦点に配置されているセンサ。
A flow path cell according to claim 13;
A pipe part having the flow channel cell therein;
A light-emitting element that is provided on one side of the tube portion and injects infrared light into the first substrate;
A light-receiving element that is provided on one side of the tube portion and receives infrared rays reflected by the reflective film, and the flow path cell has the first opening portion facing the extending direction of the tube portion;
The light emitting element and the light receiving element are arranged at the focal point of the recess.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016141443A JP2018013349A (en) | 2016-07-19 | 2016-07-19 | Flow cell, and sensor including flow cell |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016141443A JP2018013349A (en) | 2016-07-19 | 2016-07-19 | Flow cell, and sensor including flow cell |
Publications (1)
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ID=61019368
Family Applications (1)
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JP2016141443A Pending JP2018013349A (en) | 2016-07-19 | 2016-07-19 | Flow cell, and sensor including flow cell |
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