JP2018013068A - 車両用のエンジン及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】天候に左右されずに、気筒での燃焼により発生する窒素酸化物を低減する車両用のエンジン及びその制御方法を提供する。【解決手段】吸気通路13、貯蔵タンク31、加圧ポンプ32、水噴霧弁33、湿度センサ34、及び制御装置38を備え、湿度センサ34を介して取得した吸気A1の相対湿度Hxが、雨天運転時における雨天湿度Haより低い場合は、相対湿度Hxと雨天湿度Haとの差分に基づいて、制御装置38により、水噴霧弁33から吸気A1に水W1を噴霧する構成にした。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用のエンジン及びその制御方法に関し、詳しくは、気筒での燃焼により発生する窒素酸化物(NOx)を低減する車両用のエンジン及びその制御方法に関する。
エンジンの気筒に吸入される吸気の湿度を高くすると、排出される窒素酸化物の発生量を低減できることが知られている。これは、湿度の高い(水分を多く含んだ)空気は比熱が高くなるので、気筒における燃焼が緩慢になりピーク温度が低下し、燃焼温度の上昇に伴って増加する窒素酸化物の発生量が低減するからである。
これに関して、気筒に吸入される吸気に蒸気発生源から蒸気を供給して、吸入空気水分量を目標水分量にする装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、エンジンの周囲環境における絶対湿度に応じて水分量を調節して、吸気の湿度を目標絶対湿度にすることで、雨季や乾季の季節間による絶対湿度差を無くして、年間を通して窒素酸化物を低レベルに抑制している。
ところが、上記の装置では、蒸気発生源が必要となり装置が重厚長大化するため、車両用のエンジンには適さないという問題がある。また、コージェネレーションシステムなどに利用されるエンジンに比して車両用のエンジンの場合には、吸気の湿度は天候に左右され易い。それ故、上記の装置における雨季や乾季の絶対湿度差を無くすレベルの湿度調節では、雨天時や高湿度時に比して晴天時の窒素酸化物の発生量が増加するという問題もある。
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、天候に左右されずに、気筒での燃焼により発生する窒素酸化物を低減する車両用のエンジン及びその制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明の車両用のエンジンは、外気に開口した入口から気筒まで連通する吸気通路と、水を貯蔵する貯蔵タンクと、この貯蔵タンクに貯蔵された水を加圧して排出する加圧ポンプと、この加圧ポンプに配管を介して接続された水噴霧弁と、前記入口から流入し前記気筒で燃料と共に燃焼するまでの間に吸気の湿度を取得する湿度取得装置と、この湿度取得装置及び前記水噴霧弁に接続された制御装置と、を備え、前記湿度取得装置で取得したその湿度が、予め設定された雨天運転時における雨天湿度より低い場合は、その湿度とその雨天湿度との差分に基づいて、前記制御装置により、前記燃焼するまでの間に前記水噴霧弁から前記吸気に水を噴霧する構成にしたことを特徴とするものである。なお、この湿度としては相対湿度であっても、重量絶対湿度や容積絶対湿度であってもよい。
上記の目的を達成する本発明の車両用のエンジンの制御方法は、吸気に水を噴霧する車両用のエンジンの制御方法であって、吸気が吸気通路の入口から流入して気筒で燃料と共
に燃焼するまでの間に前記吸気の湿度を取得し、取得したその湿度が、予め設定された雨天運転時における雨天湿度より低い場合は、その湿度とその雨天湿度との差分に基づいて、前記燃焼するまでの間に前記吸気に水噴霧弁から水を噴霧することを特徴とする方法である。
に燃焼するまでの間に前記吸気の湿度を取得し、取得したその湿度が、予め設定された雨天運転時における雨天湿度より低い場合は、その湿度とその雨天湿度との差分に基づいて、前記燃焼するまでの間に前記吸気に水噴霧弁から水を噴霧することを特徴とする方法である。
本発明によれば、吸気に水を噴霧する方式にしたことで、水蒸気を吸気に供給する従来技術に比して装置の重厚長大化を抑制することができ、車両用のエンジンに適用可能になる。
さらに、本発明によれば、取得した吸気の湿度が雨天湿度よりも低い場合は、湿度と雨天湿度との差分に基づいて、水噴霧弁から吸気に水を噴霧するので、その吸気を気筒で燃料と共に燃焼するときに、気筒の内部における水分量を雨天時と同様に高い状態に常時維持できる。また、吸気に水を噴霧することで、水分の蒸発潜熱(気化熱)の吸収も利用できるので吸気温度低下によるNOx低減と充填効率向上できる。これらの効果により、気筒における燃焼のピーク温度の低下には有利になり、天候に左右されずに、燃焼により発生する窒素酸化物の発生量を従来技術に比して低減できる。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図中では、A1を吸気とし、G1を排気ガスとし、G2をEGRガスとし、W1を水とする。
図1に例示するように、本発明の第一実施形態のエンジン10は、車両用のディーゼルエンジンやガソリンエンジンである。エンジン10においては、外気に開口したエアクリーナ11(入口)から気筒12までを連通する吸気通路13へ吸入された吸気A1が、ターボチャージャ14のコンプレッサ15により圧縮されて高温になり、インタークーラ16で冷却される。その後、この吸気A1は、インテークスロットル17で流量が調節された後に、インテークマニホールド18を経て、気筒12に供給される。
気筒12に供給された吸気A1は、インジェクタ19から噴射された燃料と混合されて燃焼して熱エネルギーを発生させた後に、排気ガスG1となる。また、このときに発生した熱エネルギーが、クランクシャフト20を回転させ、その回転動力が、図示しない動力伝達機構により駆動輪に伝達される。
排気ガスG1は、エキゾーストマニホールド21を経由して排気通路22へ排気されて、ターボチャージャ14のタービン23を駆動した後に図示しない排気ガス浄化装置で浄化されてから大気中へ放出される。また、排気ガスG1の一部は、排気通路22から分岐するEGR通路24に分流し、EGRクーラー25で冷却された後に、EGRバルブ26により流量が調節されて、吸気通路13に供給される。
エンジン10は、湿度調節システム30を備えており、湿度調節システム30は、貯蔵タンク31、加圧ポンプ32、水噴霧弁33、湿度センサ34、温度センサ35、圧力センサ36、マスフローセンサ(吸気吸入量センサ)38、及び制御装置38から構成され
ている。貯蔵タンク31、加圧ポンプ32、及び水噴霧弁33はそれぞれ配管を介して接続されている。
ている。貯蔵タンク31、加圧ポンプ32、及び水噴霧弁33はそれぞれ配管を介して接続されている。
貯蔵タンク31は、水噴霧弁33から噴射される水W1が貯蔵されているタンクである。貯蔵タンク31は、エンジン10の冷却水を貯蔵するタンクとは異なるものであり、貯蔵タンク31と冷却水用のタンクとはそれぞれ独立している。
加圧ポンプ32は、貯蔵タンク31に貯蔵された水W1を吸い上げて、所定の圧力に加圧して圧送するポンプである。この実施形態で、加圧ポンプ32は、エンジン10のクランクシャフト20に動力伝達機構39を介して連結されており、クランクシャフト20の回転動力により駆動している。加圧ポンプ32としては、電動機により駆動するものを用いてもよい。
水噴霧弁33は、加圧ポンプ32で加圧された水W1を噴霧する電磁弁である。この実施形態で、水噴霧弁33は、吸気A1の流れに関してコンプレッサ15の上流側の吸気通路13に配置されており、エアクリーナ11とコンプレッサ15との間に介在している。
湿度センサ34は、吸気A1の相対湿度Hxを取得する湿度取得装置として機能するセンサである。相対湿度Hxを取得する湿度センサ34としては、高分子抵抗式、高分子静電容量式、MEMS式のセンサが例示できる。
湿度センサ34は、気筒12が設けられているエンジン本体から十分に離間した位置に配置することが好ましい。この実施形態で、湿度センサ34は、吸気通路13の入口であるエアクリーナ11の近傍に配置されており、エアクリーナ11とコンプレッサ15との間に介在している。
温度センサ35は、吸気A1の温度Txを取得する温度取得装置として機能するセンサである。相対湿度Hxは温度により変化する。この実施形態では、その温度による相対湿度Hxの変化を検出するために、温度センサ35が、湿度センサ34の周囲に配置されている。
圧力センサ36は、吸気A1の圧力Pxを取得する圧力取得装置として機能するセンサである。吸気A1の飽和水蒸気圧は、圧力Pxに関係するため、圧力センサ36により圧力Pxを監視することが好ましい。
マスフローセンサ37は、吸気A1の吸入量Qaを取得する吸入量取得装置として機能するセンサである。この実施形態で、マスフローセンサ37はコンプレッサ15の上流側に配置されているが、コンプレッサ15の下流側に配置して、コンプレッサ15の過給比から吸入量Qaを算出してもよい。
制御装置38は、各種情報処理を行うCPU、その各種情報処理を行うために用いられるプログラムや情報処理結果を読み書き可能な内部記憶装置、及び各種インターフェースなどから構成される。この制御装置38は、信号線(一点鎖線で示す)を介してインジェクタ19、インテークスロットル17、EGRバルブ26、水噴霧弁33、湿度センサ34、温度センサ35、圧力センサ36、及びマスフローセンサ37に接続されている。
制御装置38は、湿度センサ34を介して取得した相対湿度Hxが予め設定された雨天湿度Haより低い場合は、相対湿度Hxと雨天湿度Haとの差分に基づいて、水噴霧弁33から噴射される水W1の噴霧量Qwを調節する機能要素を有して構成されている。この実施形態で、水噴霧弁33から水W1を噴射する機能要素は、プログラムとして制御装置38の内部記憶装置に記憶されているが、この機能要素が個別のハードウェアで構成されてもよい。
図2に例示するように、この実施形態のエンジン10の制御方法は、エンジン10が始動すると開始されて、一定周期ごとに行われて、エンジン10が停止すると終了する。以下に、この制御方法について、制御装置38の機能として説明する。
スタートすると、制御装置38は、各センサを介して各パラメータを取得する(S10)。各パラメータは、吸気A1のパラメータであり、湿度センサ34で取得した相対湿度Hx、温度センサ35で取得した温度Tx、圧力センサ36で取得した圧力Px、マスフローセンサ37で取得した吸入量Qaである。
次いで、制御装置38は、取得した相対湿度Hxが予め設定した雨天湿度Haよりも低いか否かを判定する(S20)。このステップで、相対湿度Hxが雨天湿度Haよりも低いと判定した場合は次に進む。一方、このステップで、相対湿度Hxが雨天湿度Ha以上と判定した場合はこの制御方法は終了する。
雨天湿度Haは、湿度センサ34の設置場所に基づいて設定されており、雨天運転時に湿度センサ34が取得すると予測される相対湿度、あるいはその予測される相対湿度よりも高い湿度に設定されている。この実施形態で、湿度センサ34は、エアクリーナ11とコンプレッサ15との間に介在しており、湿度センサ34の取得する相対湿度Hxは、外気の相対湿度と見做せる。そこで、この実施形態で、雨天湿度Haは、雨天時の外気の相対湿度の平均値、あるいはその平均値よりも高い値に設定されている。具体的に、雨天湿度Haとしては、80%以上の値が例示できる。
次いで、制御装置38は、水噴霧弁33から噴射する水W1の噴霧量Qwを算出する(S30)。噴霧量Qwは、取得した相対湿度Hxと雨天湿度Haとの差分に基づいている。この実施形態で、噴霧量Qwは、水噴霧弁33から噴射した水W1を水蒸気と見做した場合に、噴射後の吸気A1の相対湿度を雨天湿度Haにする量である。
この実施形態で、噴霧量Qwは、温度Tx及び相対湿度Hxから算出される容積絶対湿度hxと温度Tx及び雨天湿度Haから算出される雨天容積絶対湿度haとの差分Δhをゼロにする量である。容積絶対湿度は、吸気中に含まれる水蒸気の密度であり、換言すると容積あたりの水蒸気の質量である。よって、噴霧量Qwは、差分Δh及びマスフローセンサ37で取得した吸気A1の吸入量Qaから水W1の必要質量を算出し、その必要質量から算出する。噴霧量Qwの算出方法は、一例であり、例えば、気体の状態方程式から吸気A1の乾燥空気の密度を算出し、その密度に基づいて算出してもよい。
次いで、制御装置38は、算出した噴霧量Qwに基づいて、水噴霧弁33から水W1を噴射する(S40)。そして、スタートへ戻り、上記のステップを繰り返す。
上記の制御方法により、噴霧された水W1を含有した吸気A1は、コンプレッサ15により圧縮されて高温になり、インタークーラ16で冷却された後に、インテークマニホールド18を経て、気筒12に供給される。
気筒12でインジェクタ19から噴射された燃料と混合して燃焼するときに、気筒12の内部の水分量は、雨天時と略同等となる。つまり、燃焼時の比熱が高くなるので、気筒12における燃焼が緩慢になりピーク温度が低下し、燃焼温度に比例する窒素酸化物の発生量が低減する。また、水W1は、蒸発潜熱(気化熱)により熱吸収するので、より気筒12における吸入吸気温度が低下し圧縮温度も低下するのでピーク温度を低下する。
このように、上記の湿度調節システム30は、吸気A1に水W1を直接、噴霧する方式にして、噴霧した水W1を気筒12まで到達させる方式にしたことで、水蒸気を利用する従来技術に比して装置の重厚長大化を抑制することができる。それ故、車両用のエンジン10に適用可能になる。
そして、この湿度調節システム30を備えたエンジン10によれば、燃焼時の比熱を常時高く維持するので、気筒12における燃焼のピーク温度の低下には有利になり、天候に左右されずに、燃焼により発生する窒素酸化物の発生量を従来技術に比して低減できる。
この実施形態では、湿度センサ34を吸気通路13の入口であるエアクリーナ11の近傍に配置するので、使用温度範囲の上限温度が低い湿度センサ34の耐久性を損なわずに吸気A1の相対湿度Hxを取得できる。これにより、湿度センサ34における耐熱性の対策や、湿度センサ34の交換頻度の増加に伴うコストの増加を回避できる。
また、この実施形態では、水噴霧弁33を吸気A1の流れに関してコンプレッサ15の上流側に配置するので、噴霧された水W1により、コンプレッサ15で過給された吸気A1の温度を低減できる。これにより、コンプレッサ15の過給後の吸気A1の温度を低減できる分、コンプレッサ15における過給圧を増加できるので、燃費の向上には有利になる。
加えて、この実施形態では、水噴霧弁33から噴射する水W1の噴霧量Qwを相対湿度Hxと雨天湿度Haとの差分に基づいて算出するので、天候に左右されずに、燃焼時の気筒12の内部の水分量を一定に維持できる。これにより、晴天時の窒素酸化物の発生量の抑制には有利になる。特に、天候により窒素酸化物の発生量にばらつきが多い車両用のエンジン10に好適である。
図4に例示するように、第二実施形態のエンジン10は、水噴霧弁33の配置位置が第一実施形態と異なる。この実施形態の水噴霧弁33は、吸気A1の流れに関して吸気通路13とEGR通路24との合流部13aよりも下流側に配置されている。具体的に、水噴霧弁33は、インテークマニホールド18に配置されている。
このように、水噴霧弁33を合流部13aよりも下流側に配置することで、EGRガスG2が混合された吸気A1の温度の低下には有利になり、気筒12への吸気A1の充填率を向上できる。
既述した実施形態の他に、水噴霧弁33は、インジェクタ19と同様に各気筒12に配置してもよい。
また、気筒12の内部の温度やインテークマニホールド18の内部の温度を測定可能な構成にすれば、気筒12の内部やインテークマニホールド18の内部における吸気A1の湿度を予測して、その予測値に基づいて噴霧量Qwを算出してもよい。
第一実施形態のように、気筒12から十分に離間した位置に水噴霧弁33を配置する場合は、吸気通路13の中途位置で結露が生じないように、コンプレッサ15の過給圧などを利用して噴霧量Qwを補正するとよい。
また、既述した実施形態では、相対湿度Hxを取得する湿度センサ34を用いた例を説明したが、容積絶対湿度や重量絶対湿度を取得するセンサを用いてもよい。また、湿度センサ34と温度センサ35と圧力センサ36を別々のセンサとして備えているが、これら
のセンサの機能が一つにしたセンサを用いてもよい。
のセンサの機能が一つにしたセンサを用いてもよい。
噴霧量Qwの算出には、相対湿度Hxを検出してから容積絶対湿度hxを求めているが、容積絶対湿度や重量絶対湿度を検出できるときは、最初からこれらの絶対湿度差を用いてよい。
加圧ポンプ32及び水噴霧弁33は、吸気A1に噴霧した水W1の少なくとも一部が液滴の状態を維持したまま気筒12まで到達してもよく、噴霧した水W1の全てが水蒸気となり吸気A1に混合されてもよい。
10 エンジン
11 エアクリーナ(入口)
12 気筒
13 吸気通路13
31 貯蔵タンク
32 加圧ポンプ
33 水噴霧弁
34 湿度センサ
38 制御装置
A1 吸気
Hx 相対湿度
Ha 雨天湿度
W1 水
11 エアクリーナ(入口)
12 気筒
13 吸気通路13
31 貯蔵タンク
32 加圧ポンプ
33 水噴霧弁
34 湿度センサ
38 制御装置
A1 吸気
Hx 相対湿度
Ha 雨天湿度
W1 水
Claims (5)
- 外気に開口した入口から気筒まで連通する吸気通路と、水を貯蔵する貯蔵タンクと、この貯蔵タンクに貯蔵された水を加圧して排出する加圧ポンプと、この加圧ポンプに配管を介して接続された水噴霧弁と、前記入口から流入し前記気筒で燃料と共に燃焼するまでの間に吸気の湿度を取得する湿度取得装置と、この湿度取得装置及び前記水噴霧弁に接続された制御装置と、を備え、
前記湿度取得装置で取得したその湿度が、予め設定された雨天運転時における雨天湿度より低い場合は、その湿度とその雨天湿度との差分に基づいて、前記制御装置により、前記燃焼するまでの間に前記水噴霧弁から前記吸気に水を噴霧する構成にしたことを特徴とする車両用のエンジン。 - 前記湿度取得装置が、前記入口の近傍に配置された請求項1に記載の車両用のエンジン。
- 前記吸気通路に前記吸気を圧縮するコンプレッサを備え、
前記水噴霧弁が、前記吸気の流れに関して前記コンプレッサの上流側に配置された請求項1又は2に記載の車両用のエンジン。 - 前記気筒から排出された排気ガスが通過する排気通路と前記吸気通路とを連通するEGR通路を備え、
前記水噴霧弁が、前記吸気の流れに関して前記吸気通路と前記EGR通路との合流部よりも下流側に配置された請求項1又は2に記載の車両用のエンジン。 - 吸気に水を噴霧する車両用のエンジンの制御方法であって、
前記吸気が吸気通路の入口から流入して気筒で燃料と共に燃焼するまでの間に前記吸気の湿度を取得し、
取得したその湿度が、予め設定された雨天運転時における雨天湿度より低い場合は、その湿度とその雨天湿度との差分に基づいて、前記燃焼するまでの間に前記吸気に水噴霧弁から水を噴霧することを特徴とする車両用のエンジンの制御方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016142293A JP2018013068A (ja) | 2016-07-20 | 2016-07-20 | 車両用のエンジン及びその制御方法 |
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JP2016142293A JP2018013068A (ja) | 2016-07-20 | 2016-07-20 | 車両用のエンジン及びその制御方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7101844B1 (ja) * | 2021-04-27 | 2022-07-15 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
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2016
- 2016-07-20 JP JP2016142293A patent/JP2018013068A/ja active Pending
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JP7101844B1 (ja) * | 2021-04-27 | 2022-07-15 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
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