JP2018011348A - データ送信方法、デバイスおよびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の実施形態は通信分野に関し、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスの遅延を低減し複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスのプロセスを高速化することができるデータ送信方法、デバイス、およびシステムを提供する。
【解決手段】本方法は、ユーザ機器によって、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループのセルセットに対応する第1のプリアンブルと、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループのセルセットに対応する第2のプリアンブルとを収集するステップと、第1のプリアンブルに従って第1の基地局へのランダムアクセスを開始するために、第1の基地局に第1のプリアンブルを送るステップと、第2のプリアンブルに従って第2の基地局へのランダムアクセスを開始するために、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るステップとを含む。本発明の実施形態は基地局へのユーザ機器のランダムアクセスに適用される。
【選択図】図7

Description

本発明は、通信分野に関し、詳細には、データ送信方法、デバイス、およびシステムに関する。
キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation、CA)技術は、ユーザ機器(User Equipment、UE)がアップリンクおよびダウンリンク通信を実施するために複数のコンポーネントキャリア(Component Carrier、CC)を同時に使用することを可能にし、高速データ送信を実装する。さらに、CA技術は、複数の基地局がユーザ機器のデータサービスの送信を同時に引き受けることを可能にする。複数の隣接する基地局によって共有されるカバレージエリア中にあるUEは、複数の基地局がユーザ機器のデータサービスの送信を同時に引き受けるように、複数の基地局によって提供されるセルをアグリゲートし得る。このプロセス中に、UEと複数の基地局との間のデータ同期が必要とされる。
UEが基地局にアクセスするプロセスでは、CA技術の特定の実装形態は以下のとおりである。UEは、基地局へのランダムアクセスを実施することによって初期アップリンク送信のためのタイミングアドバンスTA(Timing Advance、TA)を取得し、次いで、基地局は、アップリンクデータが受信される時間に従ってUEのアップリンク送信を連続的に調整する。ランダムアクセスのプロセス中に、UEは基地局に1つのプリアンブル(preamble)を送り、セル中のUEによって送られるこのpreambleは、セル識別情報と、ブロードキャストメッセージ中に含まれるパラメータとに従って計算される。64個の利用可能なpreambleが1つのセル中に存在し、専用プリアンブルおよび公開プリアンブルという2つのタイプに分類される。専用プリアンブルは、使用のために基地局によって割り振られ、公開プリアンブルは、使用のためにUEによって選択される。ランダムアクセスを開始することを決定した後に、UEは、公開プリアンブルリソースプールから1つのプリアンブルをランダムに選択し、そのプリアンブルを基地局に送る。UEがアップリンクデータを送信する必要がある場合、UEは1つのpreambleを選択し、競合ベースランダムアクセスを開始し、基地局がダウンリンクデータを送信する必要がある場合、基地局は、UEのために1つの専用プリアンブルを選択し、その専用プリアンブルをUEに通知し、ランダムアクセスを開始するようにUEに命令し、ここで、プリアンブルは専用であるので、UEと別のUEとの間に競合はなく、ランダムアクセスは非競合ベースランダムアクセスと呼ばれる。
従来技術は、単一の基地局のセルのためのキャリアアグリゲーションに関するが、複数の基地局があるキャリアアグリゲーションのシナリオでは、ユーザ機器と様々な基地局との間でランダムアクセスをどのように実装すべきであるかが、当業界において解決されることが期待される問題である。
本発明の実施形態は、複数の基地局へのユーザ機器の同時ランダムアクセスを実装し、それにより、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスの遅延を低減し、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスのプロセスを高速化することができる、データ送信方法、デバイス、およびシステムを提供する。
上記の目的を達成するために、本発明の実施形態において以下の技術的解決策が使用される。
第1の態様によれば、データ送信方法が提供され、本方法は、ユーザ機器によって第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとを収集するステップであって、第1のプリアンブルが、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、第2のプリアンブルが、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する、ステップと、
第1のプリアンブルに従って第1の基地局へのランダムアクセスを開始するために、ユーザ機器によって第1の基地局に第1のプリアンブルを送るステップと、
第2のプリアンブルに従って第2の基地局へのランダムアクセスを開始するために、ユーザ機器によって第2の基地局に第2のプリアンブルを送るステップと
を含む。
第1の態様におけるデータ送信方法に関して、第1の可能な実装様式では、本方法は、
ユーザ機器によって第1のチャネルリソースを収集するステップであって、第1のチャネルリソースが、第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースが、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む、ステップと、
ユーザ機器によって第2のチャネルリソースを収集するステップであって、第2のチャネルリソースが、第2の基地局の物理ランダムアクセスチャネルリソースであり、第2のチャネルリソースが、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む、ステップと、
をさらに含む。
第1の態様の第1の可能な実装様式におけるデータ送信方法に関して、第2の可能な実装様式では、
ユーザ機器によって第1のチャネルリソースを収集するステップは、
ユーザ機器によってシステムブロードキャストメッセージを使用することによって、第1の基地局によって送られた第1のチャネルリソースを受信するステップを特に含み、
ユーザ機器によって第2のチャネルリソースを収集するステップは、
ユーザ機器によって専用シグナリングを使用することによって、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するステップを特に含み、
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある。
第1の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるデータ送信方法に関して、第3の可能な実装様式では、ユーザ機器によって第1の基地局に第1のプリアンブルを送るステップと、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るステップとは、
ユーザ機器によって、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを判定するステップと、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないと判定するステップと、
ユーザ機器によって、第1のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第1の基地局に第1のプリアンブルを送るステップと、
ユーザ機器によって、第2のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第2の基地局に第2のプリアンブルを送るステップと
を特に含む。
第1の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるデータ送信方法に関して、第4の可能な実装様式では、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、本方法は、
ユーザ機器によって別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局に第1のプリアンブルを送るための時間を延期するステップ、または
ユーザ機器によって別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るための時間を延期するステップ、または
第1のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、ユーザ機器によって別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する第1のプリアンブルを送るための時間を延期するステップ、または
第2のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、ユーザ機器によって別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する第2のプリアンブルを送るための時間を延期するステップ、または
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、ユーザ機器によって、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームの次のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局に第1のプリアンブルを送るための時間を延期するステップ、または
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、ユーザ機器によって、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームの次のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るための時間を延期するステップ
をさらに含む。
第1の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるデータ送信方法に関して、第5の可能な実装様式では、
ユーザ機器によって第1の基地局に第1のプリアンブルを送るステップと、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るステップとは、
ユーザ機器によって、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを選択するステップであって、第1のプリアンブルを搬送するサブフレームの送信電力と第2のプリアンブルを搬送するサブフレームの送信電力との和が、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しい、ステップと、
ユーザ機器によって、第1のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第1の基地局に第1のプリアンブルを送るステップと、
ユーザ機器によって、第2のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第2の基地局に第2のプリアンブルを送るステップと
を特に含む。
第1の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるデータ送信方法に関して、第6の可能な実装様式では、
第1のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、ユーザ機器によって第1の基地局に第1のプリアンブルを送るステップは、
第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
ユーザ機器によって別のサブフレームまで、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を第1の基地局に送るための時間を延期するステップ、あるいは
ユーザ機器によって、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの送信電力を調整するステップであって、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの調整された送信電力と、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和が、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しい、ステップ、あるいは
ユーザ機器によって、メッセージ3を送ることを取り消すステップであって、メッセージ3が第1のプリアンブルに対応する、ステップ
を特に含み、
第2のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、ユーザ機器によって第2の基地局に第2のプリアンブルを送るステップは、
第2のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第1のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
ユーザ機器によって別のサブフレームまで、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第1のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を第2の基地局に送るための時間を延期するステップ、あるいは
ユーザ機器によって、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの送信電力を調整するステップであって、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの調整された送信電力と、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和が、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しい、ステップ、あるいは
ユーザ機器によって、メッセージ3を送ることを取り消すステップであって、メッセージ3が第2のプリアンブルに対応する、ステップ
を特に含む。
第1の態様あるいは第1の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるデータ送信方法に関して、第7の可能な実装様式では、ユーザ機器によって第1の基地局に第1のプリアンブルを送るステップと、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るステップとは、
ユーザ機器によって、第1の基地局に第1のプリアンブルをおよび第2の基地局に第2のプリアンブルを同時に送るステップ、または
ユーザ機器によって、第1の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に第2の基地局に第2のプリアンブルを送るステップ、または
ユーザ機器によって、第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に第1の基地局に第1のプリアンブルを送るステップ
を特に含む。
第2の態様によれば、データ送信方法が提供され、本方法は、
第1の基地局によって、ユーザ機器によって送られた第1のプリアンブルを受信するステップであって、第1のプリアンブルが、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応する、ステップと、
第1の基地局によって第1のプリアンブルに従って、ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中にユーザ機器のためにランダムアクセスを実施するステップと
を含み、
ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するために必要とされる第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する。
第2の態様に関して、第1の可能な実装様式では、ユーザ機器によって、ユーザ機器によって送られた第1のプリアンブルまたは第2のプリアンブルを受信する前に、本方法は、
第1の基地局によって第1のチャネルリソースを構成するステップをさらに含み、第1のチャネルリソースは、第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
第2の態様の第1の可能な実装様式におけるデータ送信方法に関して、第2の可能な実装様式では、本方法は、
基地局によってユーザ機器にシステムブロードキャストまたは専用シグナリングを送るステップをさらに含み、システムブロードキャストは第1のチャネルリソースを含み、
第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にあり、これらのサブフレームセットはユーザ機器によって収集される。
第2の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるデータ送信方法に関して、第3の可能な実装様式では、第1の基地局によって第1のチャネルリソースを構成するステップは、
第1の基地局によって、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するステップと、
第1の基地局によって、第2のチャネルリソースに従ってユーザ機器のために第1のチャネルリソースを構成するステップと
を特に含む。
第2の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるデータ送信方法に関して、第4の可能な実装様式では、本方法は、
第1の基地局によって、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するステップと、
第1の基地局によってユーザ機器に、第2のチャネルリソースと重複せず第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソースを送るステップであって、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり、第2のチャネルリソースと重複せず第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットが、異なるタイムスロット中にある、ステップと
をさらに含む。
第3の態様によれば、処理ユニットと送信ユニットとを含む、ユーザ機器が提供され、
処理ユニットは、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとを収集するように構成され、第1のプリアンブルは、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応し、
送信ユニットは、処理ユニットによって収集された第1のプリアンブルを第1の基地局に送るように構成され、
処理ユニットは、第1のプリアンブルに従って第1の基地局へのランダムアクセスを開始するようにさらに構成され、
送信ユニットは、処理ユニットによって収集された第2のプリアンブルを第2の基地局に送るようにさらに構成され、
処理ユニットは、第2のプリアンブルに従って第2の基地局へのランダムアクセスを開始するようにさらに構成される。
第3の態様におけるユーザ機器に関して、第1の可能な実装様式では、ユーザ機器は受信ユニットをさらに含み、
受信ユニットは、第1のチャネルリソースを収集するように構成され、第1のチャネルリソースは、第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含み、
受信ユニットは、第2のチャネルリソースを収集するようにさらに構成され、第2のチャネルリソースは、第2の基地局の物理ランダムアクセスチャネルリソースであり、第2のチャネルリソースは、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
第3の態様の第1の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第2の可能な実装様式では、
受信ユニットは、システムブロードキャストメッセージを使用することによって、第1の基地局によって送られた第1のチャネルリソースを受信するように特に構成され、
受信ユニットは、専用シグナリングを使用することによって、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するように特に構成され、
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある。
第3の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第3の可能な実装様式では、
処理ユニットは、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを判定し、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないと判定するように特に構成され、
送信ユニットは、第1のプリアンブルを搬送し処理ユニットによって判定されたサブフレーム中で第1の基地局に第1のプリアンブルを送るように特に構成され、
送信ユニットは、第2のプリアンブルを搬送し処理ユニットによって判定されたサブフレーム中で第2の基地局に第2のプリアンブルを送るように特に構成される。
第3の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第4の可能な実装様式では、
第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
処理ユニットは、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局に第1のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに特に構成されるか、または
処理ユニットは、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに特に構成されるか、または
第1のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、処理ユニットは、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する第1のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに特に構成されるか、または
第2のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、処理ユニットは、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する第2のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに特に構成されるか、または
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、処理ユニットは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームの次のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局に第1のプリアンブルを送るための時間を延期するように特に構成されるか、または
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、処理ユニットは、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームの次のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るための時間を延期するように特に構成される。
第3の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第5の可能な実装様式では、
処理ユニットは、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを選択するように特に構成され、第1のプリアンブルを搬送するサブフレームの送信電力と第2のプリアンブルを搬送するサブフレームの送信電力との和は、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、
送信ユニットは、第1のプリアンブルを搬送し処理ユニットによって選択されたサブフレーム中で第1の基地局に第1のプリアンブルを送るように特に構成され、
送信ユニットは、第2のプリアンブルを搬送し処理ユニットによって選択されたサブフレーム中で第2の基地局に第2のプリアンブルを送るように特に構成される。
第3の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第6の可能な実装様式では、
第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
処理ユニットは、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を第1の基地局に送るための時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
処理ユニットは、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここで、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの調整された送信電力と、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
処理ユニットは、メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここで、メッセージ3は第1のプリアンブルに対応し、
第2のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第1のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
処理ユニットは、別のサブフレームまで、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第1のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を第2の基地局に送るための時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
処理ユニットは、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここで、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの調整された送信電力と、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
処理ユニットは、メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここで、メッセージ3は第2のプリアンブルに対応する。
第3の態様あるいは第3の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第7の可能な実装様式では、
送信ユニットは、処理ユニットによって収集された第1のプリアンブルを第1の基地局におよび処理ユニットによって収集された第2のプリアンブルを第2の基地局に同時に送るように特に構成されるか、または
送信ユニットは、ユーザ機器が第1の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、処理ユニットによって収集された第2のプリアンブルを第2の基地局に送るように特に構成されるか、または
送信ユニットは、ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、処理ユニットによって収集された第1のプリアンブルを第1の基地局に送るように特に構成される。
第4の態様によれば、基地局が提供され、基地局は受信ユニットとアクセスユニットとを含み、
受信ユニットは、ユーザ機器によって送られた第1のプリアンブルを受信するように構成され、第1のプリアンブルは、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、
アクセスユニットは、ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、受信ユニットによって受信された第1のプリアンブルに従ってユーザ機器のためにランダムアクセスを実施するように構成され、
ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するために必要とされる第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する。
第4の態様における基地局に関して、第1の可能な実装様式では、
アクセスユニットは、ユーザ機器のために第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成され、第1のチャネルリソースは、基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
第4の態様の第1の可能な実装様式における基地局に関して、第2の可能な実装様式では、基地局は送信ユニットをさらに含み、
送信ユニットは、ユーザ機器にシステムブロードキャストまたは専用シグナリングを送るように構成され、システムブロードキャストは、アクセスユニットによって構成された第1のチャネルリソースを含み、
第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にあり、これらのサブフレームセットはユーザ機器によって収集される。
第4の態様の第1または第2の可能な実装様式における基地局に関して、第3の可能な実装様式では、
受信ユニットは、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
アクセスユニットは、受信ユニットによって受信された第2のチャネルリソースに従って、ユーザ機器のために第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成される。
第4の態様の第1または第2の可能な実装様式における基地局に関して、第4の可能な実装様式では、
受信ユニットは、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
送信ユニットは、ユーザ機器に、受信ユニットによって受信された第2のチャネルリソースと重複せず第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソースを送るようにさらに構成され、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり、第2のチャネルリソースと重複せず第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある。
第5の態様によれば、ユーザ機器が提供され、ユーザ機器は、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、送信機と、受信機と、データバスとを含み、データバスは、プロセッサと、メモリと、受信機と、送信機との間の接続および通信を実装するように構成され、
プロセッサは、受信機を使用することによって第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとを収集するように構成され、第1のプリアンブルは、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応し、
プロセッサは、第1のプリアンブルに従って第1の基地局へのランダムアクセスを開始するために、送信機を使用することによって第1の基地局に第1のプリアンブルを送るようにさらに構成され、
プロセッサは、第2のプリアンブルに従って第2の基地局へのランダムアクセスを開始するために、送信機を使用することによって第2の基地局に第2のプリアンブルを送るようにさらに構成される。
第5の態様におけるユーザ機器に関して、第1の可能な実装様式では、
プロセッサは、受信機を使用することによって第1のチャネルリソースを収集するようにさらに構成され、第1のチャネルリソースは、第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含み、
プロセッサは、受信機を使用することによって第2のチャネルリソースを収集するようにさらに構成され、第2のチャネルリソースは、第2の基地局の物理ランダムアクセスチャネルリソースであり、第2のチャネルリソースは、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
第5の態様の第1の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第2の可能な実装様式では、
プロセッサは、受信機によって受信されたシステムブロードキャストメッセージを使用することによって、第1の基地局によって送られた第1のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
プロセッサは、受信機によって受信された専用シグナリングを使用することによって、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある。
第5の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第3の可能な実装様式では、プロセッサは、
第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを判定し、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないと判定するようにさらに構成され、
プロセッサは、送信機を使用することによって、第1のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第1の基地局に第1のプリアンブルを送るようにさらに構成され、
プロセッサは、送信機を使用することによって、第2のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第2の基地局に第2のプリアンブルを送るようにさらに構成される。
第5の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第4の可能な実装様式では、
第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
プロセッサは、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局に第1のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成されるか、または
プロセッサは、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成されるか、または
第1のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、プロセッサは、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する第1のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成されるか、または
第2のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、プロセッサは、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する第2のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成されるか、または
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、プロセッサは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームの次のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局に第1のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成されるか、または
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、プロセッサは、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームの次のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成される。
第5の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第5の可能な実装様式では、
プロセッサは、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを選択するように特に構成され、第1のプリアンブルを搬送するサブフレームの送信電力と第2のプリアンブルを搬送するサブフレームの送信電力との和は、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、
プロセッサは、送信機を使用することによって、第1のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第1の基地局に第1のプリアンブルを送るようにさらに構成され、
プロセッサは、送信機を使用することによって、第2のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第2の基地局に第2のプリアンブルを送るようにさらに構成される。
第5の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第6の可能な実装様式では、
第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
プロセッサは、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を第1の基地局に送るための時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
プロセッサは、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここで、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの調整された送信電力と、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
プロセッサは、メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここで、メッセージ3は第1のプリアンブルに対応し、
第2のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第1のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
プロセッサは、別のサブフレームまで、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第1のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を第2の基地局に送るための時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
プロセッサは、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここで、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの調整された送信電力と、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
プロセッサは、メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここで、メッセージ3は第2のプリアンブルに対応する。
第5の態様あるいは第5の態様の第1または第2の可能な実装様式におけるユーザ機器に関して、第7の可能な実装様式では、
プロセッサは、送信機を使用することによって、第1の基地局に第1のプリアンブルをおよび第2の基地局に第2のプリアンブルを同時に送るように特に構成されるか、または
プロセッサは、ユーザ機器が第1の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、送信機を使用することによって第2の基地局に第2のプリアンブルを送るように特に構成されるか、または
プロセッサは、ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、送信機を使用することによって第1の基地局に第1のプリアンブルを送るように特に構成される。
第6の態様によれば、基地局が提供され、基地局は、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、受信機と、データバスとを含み、データバスは、プロセッサと、メモリと、受信機との間の接続および通信を実装するように構成され、
プロセッサは、受信機を使用することによって、ユーザ機器によって送られた第1のプリアンブルを受信するように構成され、第1のプリアンブルは、基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、
プロセッサは、ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、第1のプリアンブルに従ってユーザ機器のためにランダムアクセスを実施するようにさらに構成され、
ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するために必要とされる第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する。
第6の態様に関して、第1の可能な実装様式では、
プロセッサは、ユーザ機器のために第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成され、第1のチャネルリソースは、基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
第6の態様の第1の可能な実装様式における基地局に関して、第2の可能な実装様式では、基地局は、データバスに接続された送信機をさらに含み、
プロセッサは、送信機を使用することによってユーザ機器にシステムブロードキャストまたは専用シグナリングを送り、システムブロードキャストは第1のチャネルリソースを含み、
第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にあり、これらのサブフレームセットはユーザ機器によって収集される。
第6の態様の第1または第2の可能な実装様式における基地局に関して、第3の可能な実装様式では、
プロセッサは、受信機を使用することによって、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
プロセッサは、第2のチャネルリソースに従ってユーザ機器のために第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成される。
第6の態様の第1または第2の可能な実装様式における基地局に関して、第4の可能な実装様式では、
プロセッサは、受信機を使用することによって、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
プロセッサは、送信機を使用することによってユーザ機器に、第2のチャネルリソースと重複せず第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソースを送るようにさらに構成され、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり、第2のチャネルリソースと重複せず第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある。
第7の態様によれば、少なくとも2つの基地局と少なくとも1つのユーザ機器とを含む、通信システムが提供され、基地局は上記の基地局であり、1つの基地局は第1の基地局として働き、少なくとも1つの基地局は第2の基地局として働き、ユーザ機器は上記のユーザ機器である。
本発明の実施形態において提供されるデータ送信方法、デバイス、システムによれば、ユーザ機器が複数の基地局への並列ランダムアクセスを同時に開始することを実装するように、ユーザ機器は、ランダムアクセスのために使用されるプリアンブルを複数の基地局に同時に送ることができ、それにより、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスの遅延が低減され、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスのプロセスが高速化される。
本発明の実施形態または従来技術における技術的解決策についてより明らかに説明するために、以下で、本実施形態または従来技術について説明するために必要とされる添付の図面を手短に紹介する。
本発明の一実施形態による通信システムの概略構造図である。 本発明の一実施形態によるユーザ機器の概略構造図である。 本発明の一実施形態によるデータ送信方法の原理の概略図である。 本発明の一実施形態による基地局デバイスの概略構造図である。 本発明の別の実施形態による基地局デバイスの概略構造図である。 本発明の別の実施形態によるユーザ機器の概略構造図である。 本発明の一実施形態によるデータ送信方法の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態による別のデータ送信方法の概略フローチャートである。 本発明の別の実施形態によるデータ送信方法のシグナリング交換の概略図である。 本発明の別の実施形態によるデータ送信方法の原理の概略図である。 本発明の別の実施形態による別のデータ送信方法の原理の概略図である。 本発明の別の実施形態によるさらに別のデータ送信方法の原理の概略図である。 本発明の別の実施形態によるまた別のデータ送信方法の原理の概略図である。 本発明のさらに別の実施形態によるデータ送信方法のシグナリング交換の概略図である。 本発明のさらに別の実施形態によるデータ送信方法の原理の概略図である。 本発明のさらに別の実施形態による別のデータ送信方法の原理の概略図である。
以下で、本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら本発明の実施形態における技術的解決策について明確および完全に説明する。明らかに、説明する実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく一部にすぎない。
本発明の実施形態に関与する様々な態様について、端末および/または基地局に関して本明細書で説明する。
端末は、ユーザに音声および/またはデータ接続性を提供するデバイスを指し、ワイヤレス端末またはワイヤード端末を含む。ワイヤレス端末は、無線接続機能をもつハンドヘルドデバイス、無線モデムに接続された別の処理デバイス、あるいは無線アクセスネットワークを通して1つまたは複数のコアネットワークと通信するモバイル端末であり得る。例えば、ワイヤレス端末は、モバイルフォン(「セルラー」フォンとも呼ばれる)、およびモバイル端末をもつコンピュータであり得る。別の例では、ワイヤレス端末は、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵、または車載モバイル装置でもあり得る。さらに別の例では、ワイヤレス端末は、移動局(mobile station、MS)、アクセスポイント(access point、AP)、またはユーザ機器(user equipment、UE)などであり得る。説明しやすいように、上記の端末は、本発明の実施形態ではUEと総称する。
基地局(base station、BS)は、アクセスネットワーク中でエアインターフェースにおいて1つまたは複数のセルを介してワイヤレス端末と通信するデバイスを指し得る。例えば、基地局は、モバイル通信用グローバルシステム(global system for mobile communications、GSM(登録商標))もしくは符号分割多元接続(code−division multiple access、CDMA)における基地局(base transceiver station、BTS)であり得るか、広帯域符号分割多元接続(wideband CDMA、WCDMA(登録商標))における基地局(英語:NodeB)でもあり得るか、またはロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)における発展型ノードB(英語:evolutional Node B、略してBSもしくはe−NodeB)であることができるか、または本発明において限定されない後の発展型ネットワークにおける基地局であり得る。
本発明の実施形態は、ユーザ機器が通信システムにおいて複数の基地局へのランダムアクセスを実施するシナリオに適用される。ランダムアクセス中に、ユーザ機器UEは基地局にプリアンブルを送り、基地局は、ユーザ機器によって送られたプリアンブルに従って初期アップリンク送信のためにタイミングアドバンスTAを収集し、ここで、アップリンク送信のために様々なセル中のユーザ機器によって使用されるタイミングアドバンスは、同じであっても異なっていてもよい。アップリンク送信のために同じタイミングアドバンスを使用する複数のセルのセットはタイミングアドバンスグループ(Timing Advance Group、TAG)と呼ばれ、タイミングアドバンスグループTAG中のセルは同じ基地局に属する。異なるタイミングアドバンスグループは、同じ基地局に属し得るか、または異なる基地局に属し得る。ユーザ機器によって初めにアクセスされるセルはユーザ機器の1次セル(Primary Cell、PCell)と呼ばれ、別のセルは2次セル(secondary Cell、SCell)と呼ばれ、1次セルを含むタイミングアドバンスグループは1次タイミングアドバンスグループ(Primary Timing Advance Group、PTAG)と呼ばれ、別のタイミングアドバンスグループは2次タイミングアドバンスグループ(secondary time alignment group、STAG)と呼ばれる。ユーザ機器が1次セルに正常にアクセスした後に、基地局は、ユーザ機器のために2次セルを構成する。1つのユーザ機器について、ただ1つの1次セルが構成されるが、複数の2次セルが構成され得る。いずれかのタイミングアドバンスグループへのランダムアクセスが成功し、有効なタイミングアドバンスが取得された後に、タイミングアドバンスグループがそれに属する基地局のすべての論理チャネル中のデータが、タイミングアドバンスグループ中のセルとユーザ機器とを使用することによって送信され得る。論理チャネルについて、その論理チャネルがそれに属する基地局への成功したランダムアクセスがある場合は、データ送信が実施され得る。
具体的には、本発明の一実施形態は通信システムを提供する。図1を参照すると、通信システムは、少なくとも2つの基地局(第1の基地局BS1および第2の基地局BS2)と、少なくとも1つのユーザ機器UE31とを含み、ここで、第1の基地局BS1、第2の基地局BS2、およびユーザ機器UE31(第1の基地局BS1および第2の基地局BS2はユーザ機器UE31〜UE3kへのランダムアクセスサービスを同時に提供する)は、通信システムをなし、第1の基地局は、ユーザ機器UE31のPTAG中のセルがそれに属する基地局であり、第2の基地局は、ユーザ機器UE31の少なくとも1つのSTAG中のセルがそれに属する基地局である。
図2を参照すると、(図1に示されたUE31〜UE3kとして働き得る)ユーザ機器が提供され、図1に提供された通信システムに適用され、ユーザ機器2は、処理ユニット21と送信ユニット22とを含む。
処理ユニット21は、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとを収集するように構成され、第1のプリアンブルは、第1の基地局BS1の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、第2のプリアンブルは、第2の基地局BS2の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する。
送信ユニット22は、処理ユニット21によって収集された第1のプリアンブルを第1の基地局BS1に送るように構成される。
処理ユニット21は、第1のプリアンブルに従って第1の基地局BS1へのランダムアクセスを開始するようにさらに構成される。
送信ユニット22は、処理ユニット21によって収集された第2のプリアンブルを第2の基地局BS2に送るようにさらに構成される。
処理ユニット21は、第2のプリアンブルに従って第2の基地局BS2へのランダムアクセスを開始するようにさらに構成される。
さらに、図2を参照すると、ユーザ機器2は受信ユニット23をさらに含み、
受信ユニット23は、第1のチャネルリソースを収集するように構成され、第1のチャネルリソースは、第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
受信ユニット23は、第2のチャネルリソースを収集するようにさらに構成され、第2のチャネルリソースは、第2の基地局の物理ランダムアクセスチャネルリソースであり、第2のチャネルリソースは、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
場合によっては、受信ユニット23は、システムブロードキャストメッセージを使用することによって、第1の基地局BS1によって送られた第1のチャネルリソースを受信するように特に構成され、
受信ユニット23は、専用シグナリングを使用することによって、第2の基地局BS2によって送られた第2のチャネルリソースを受信するように特に構成され、
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある。
この実施形態では、第2のプリアンブルを搬送するために第2のチャネルリソースがユーザ機器2のみによって使用されるとき、第2の基地局は、システムブロードキャストの代わりに専用シグナリングを使用することによって、ユーザ機器2に第2のチャネルリソースを送り、それにより、ユーザ機器によってシステムブロードキャストについて探索することを回避し、ユーザ機器のエネルギー消費を低減する。
場合によっては、図3に示されているように、処理ユニット21は、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを判定し、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないと判定するように特に構成される。具体的には、ユーザ機器は、第1のフレーム構造を使用することによって第1の基地局BS1に第1のプリアンブルを送り、第2のフレーム構造を使用することによって第2の基地局BS2に第2のプリアンブルを送る。
送信ユニット23は、第1のプリアンブルを搬送し処理ユニット21によって判定されたサブフレーム中で第1の基地局に第1のプリアンブルを送るように特に構成され、
送信ユニット23は、第2のプリアンブルを搬送し処理ユニット21によって判定されたサブフレーム中で第2の基地局に第2のプリアンブルを送るように特に構成される。
図3(a)または図3(b)を参照すると、第1のフレーム構造において、サブフレーム2、サブフレーム5、およびサブフレーム8は、第1のチャネルリソースを有するサブフレームであり、サブフレーム2は、第1のチャネルリソースを有する最先のサブフレームである。第2のフレーム構造において、サブフレーム2、サブフレーム4、およびサブフレーム6は、第2のチャネルリソースを有するサブフレームであり、サブフレーム2は、第2のチャネルリソースを有する最先のサブフレームである。
第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複する場合、以下の2つのシナリオが特に含まれる。
シナリオ1:第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレームと、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレームが、同じタイムスロット中にある。図3(a)に示されているように、第1のプリアンブルは第1のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られるべきであり、第2のプリアンブルは第2のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られるべきである。この場合、第1のフレーム構造中のサブフレーム2中での第1のプリアンブルの送信時間は2〜3であり、第2のフレーム構造中のサブフレーム2中での第2のプリアンブルの送信時間は2〜3である。
シナリオ2:第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレームと、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレームは、異なるタイムスロット中にあるが、プリアンブルは2つ以上のサブフレームを占有し、占有されたサブフレームと、別のプリアンブルがその中で送られるべきであるサブフレームは、同じタイムスロット中にある。図3(b)に示されているように、第1のプリアンブルは第1のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られるべきであり、第2のプリアンブルは、第2のフレーム構造中のサブフレーム1中で送られるべきであり、第2のフレーム構造中のサブフレーム2を占有する。この場合、第1のフレーム構造中のサブフレーム2中での第1のプリアンブルの送信時間は2〜3であり、第2のフレーム構造中のサブフレーム1中での第2のプリアンブルの送信時間は1〜3である。
別のシナリオは、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないことである。
場合によっては、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、処理ユニット21は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとのうちの1つのプリアンブルを送るための時間を延期する。
具体的には、処理ユニット21は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局に第1のプリアンブルを送るための時間を延期する。図3(a)に示されているように、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルの両方がサブフレーム2中で送られるべきであるとき、第1のプリアンブルを送るための時間はサブフレーム5またはサブフレーム8まで延期され得、第1のプリアンブルを送るための時間がサブフレーム5まで延期された後での第1のプリアンブルを送る遅延は、第1のプリアンブルを送るための時間がサブフレーム8まで延期された後での第1のプリアンブルを送る遅延よりも短く、あるいは
処理ユニット21は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るための時間を延期する。図3(a)に示されているように、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルの両方がサブフレーム2中で送られるべきであるとき、第2のプリアンブルを送るための時間はサブフレーム4またはサブフレーム6まで延期され得、第2のプリアンブルを送るための時間がサブフレーム4まで延期された後での第2のプリアンブルを送る遅延は、第2のプリアンブルを送るための時間がサブフレーム6まで延期された後での第2のプリアンブルを送る遅延よりも短く、あるいは
第1のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、処理ユニット21は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する第1のプリアンブルを送るための時間を延期する。図3(a)に示されているように、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルの両方がサブフレーム2中で送られるべきであるとき、第1のプリアンブルを送るための時間はサブフレーム5またはサブフレーム8まで延期され得、第1のプリアンブルを送るための時間がサブフレーム5まで延期された後での第1のプリアンブルを送る遅延は、第1のプリアンブルを送るための時間がサブフレーム8まで延期された後での第1のプリアンブルを送る遅延よりも短く、あるいは
第2のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、処理ユニット21は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する第2のプリアンブルを送るための時間を延期する。図3(a)に示されているように、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルの両方がサブフレーム2中で送られるべきであるとき、第2のプリアンブルを送るための時間はサブフレーム4またはサブフレーム6まで延期され得、第2のプリアンブルを送るための時間がサブフレーム4まで延期された後での第2のプリアンブルを送る遅延は、第2のプリアンブルを送るための時間がサブフレーム6まで延期された後での第2のプリアンブルを送る遅延よりも短く、あるいは
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、処理ユニット21は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局に第1のプリアンブルを送るための時間を延期し、あるいは
第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、処理ユニット21は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るための時間を延期する。具体的には、図3(a)に示されているように、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームの次のサブフレームが第1のフレーム構造中のサブフレーム5であり、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームの次のサブフレームが第2のフレーム構造中のサブフレーム4であるとき、第2のプリアンブルを送るための時間はサブフレーム4まで延期される。この場合、第2のプリアンブルを送るための時間が延期された後での第2のプリアンブルを送る遅延は、第1のプリアンブルを送るための時間が延期された後での第1のプリアンブルを送る遅延よりも短く、または
図3(b)に示されているように、プリアンブルが2つ以上のサブフレームを占有し、占有されたサブフレームと、別のプリアンブルがその中で送られるべきであるサブフレームが同じタイムスロット中にあるとき、処理ユニット21は、後のサブフレーム中で送られるようにプリアンブルを送るための時間を延期する。具体的には、図3(b)に示されているように、第2のプリアンブルはサブフレーム1中で送られるべきであり、第1のプリアンブルはサブフレーム2中で送られるべきであり、第1のプリアンブルを送るための時間はサブフレーム5まで延期される。
さらに、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
処理ユニット21は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を第1の基地局に送るための時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
処理ユニット21は、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここで、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの調整された送信電力と、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
処理ユニット21は、メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここで、メッセージ3は第1のプリアンブルに対応し、
第2のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第1のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
処理ユニット21は、別のサブフレームまで、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第1のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を第2の基地局に送るための時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
処理ユニット21は、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここで、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの調整された送信電力と、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
処理ユニット21は、メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここで、メッセージ3は第2のプリアンブルに対応する。
さらに、送信ユニット22は、処理ユニット21によって収集された第1のプリアンブルを第1の基地局BS1におよび処理ユニット21によって収集された第2のプリアンブルを第2の基地局BS2に同時に送るか、または
送信ユニット22は、ユーザ機器2が第1の基地局BS1へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、処理ユニット21によって収集された第2のプリアンブルを第2の基地局BS2に送るように特に構成されるか、または
送信ユニット22は、ユーザ機器2が第2の基地局BS2へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、処理ユニット21によって収集された第1のプリアンブルを第1の基地局BS1に送るように特に構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるユーザ機器は、ユーザ機器が複数の基地局への並列ランダムアクセスを開始することを実装するように、ランダムアクセスのために使用されるプリアンブルを複数の基地局に送り、それにより、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスの遅延が低減され、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスのプロセスが高速化される。
図4を参照すると、本発明の一実施形態による基地局4が、図1に提供された通信システム中の第1の基地局BS1および第2の基地局BS2に適用される。第1の基地局BS1および第2の基地局BS2の構造は同じであり得、第1の基地局BS1および第2の基地局BS2は受信ユニット41およびアクセスユニット42を別々に含む。
第1の基地局BS1の受信ユニット41は、ユーザ機器によって送られた第1のプリアンブルを受信するように構成され、第1のプリアンブルは、第1の基地局BS1の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応する。
アクセスユニット42は、ユーザ機器が第2の基地局BS2へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、受信ユニット41によって受信された第1のプリアンブルに従ってユーザ機器のためにランダムアクセスを実施するように構成される。
ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するために必要とされる第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する。
さらに、アクセスユニット42は、ユーザ機器のために第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成され、第1のチャネルリソースは、基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
場合によっては、図4を参照すると、基地局4は送信ユニット43をさらに含み、
送信ユニット43は、ユーザ機器にシステムブロードキャストまたは専用シグナリングを送るように構成され、システムブロードキャストは、アクセスユニット42によって構成された第1のチャネルリソースを含み、
第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にあり、これらのサブフレームセットはユーザ機器によって収集される。
場合によっては、第1の基地局の受信ユニット41は、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
アクセスユニット42は、受信ユニット41によって受信された第2のチャネルリソースに従ってユーザ機器のために第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成される。
この場合、基地局がチャネルリソースを構成するとき、第1のチャネルリソースと第2のチャネルリソースとのサブフレームが同じタイムスロット中にあることが回避され得、ユーザ機器が、同じタイムスロットをもつサブフレーム中に第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとを設定する場合が回避され得、それにより、ユーザ機器の作業負荷が低減され得る。
場合によっては、第1の基地局の受信ユニット41は、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
送信ユニット43は、ユーザ機器に、受信ユニット41によって受信された第2のチャネルリソースと重複せず第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソースを送るようにさらに構成され、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり、第2のチャネルリソースと重複せず第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある。
第2のチャネルリソースは、専用シグナリングを使用することによってユーザ機器に送られ、したがって、第2のチャネルリソース中に含まれるサブフレームは、第1のチャネルリソースに従って、別のユーザ機器へのそれの影響を考慮することなしに調整され得る。
本発明のこの実施形態において提供される基地局は、基地局へのランダムアクセスを開始するためにユーザ機器によって使用されるプリアンブルを含めることによって複数の基地局へのユーザ機器の同時ランダムアクセスを実装することができ、それにより、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスの遅延が低減され、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスのプロセスが高速化される。
図5を参照すると、本発明の一実施形態はユーザ機器5をさらに提供し、ユーザ機器5は、上記の実施形態において提供された通信システムに適用され、プロセッサ51と、メモリ52と、送信機53と、受信機54と、データバス55とを特に含み、データバス55は、プロセッサ51と、メモリ52と、受信機54と、送信機53との間の接続および通信を実装するように構成される。
データバス55は、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture、ISA)バス、周辺構成要素相互接続(Peripheral Component、PCI)バス、または拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、EISA)バスなどであり得る。バス55は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類され得、表現を簡単にするために、図5では矢印付きの太線のみを使用することによって表されるが、これは、1つのバスまたは1つのタイプのバスのみがあることを意味するものではない。
メモリ52は、データまたは実行可能プログラムコードを記憶するように構成され、プログラムコードは、コンピュータ演算命令を含み、具体的には、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムなどであり得る。メモリ52は、高速RAMメモリを含み得、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクメモリをも含み得る。
プロセッサ51は、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)、または特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)であり得るか、あるいは本発明のこの実施形態を実装するための1つまたは複数の集積回路として構成され得る。
送信機53および受信機54は、この実施形態では主にデバイス間の通信を実装するように構成される。
プロセッサ51は、受信機54を使用することによって第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとを収集するように構成され、第1のプリアンブルは、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応し、
プロセッサ51は、第1のプリアンブルに従って第1の基地局へのランダムアクセスを開始するために、送信機53を使用することによって第1の基地局に第1のプリアンブルを送るようにさらに構成され、
プロセッサ51は、第2のプリアンブルに従って第2の基地局へのランダムアクセスを開始するために、送信機53を使用することによって第2の基地局に第2のプリアンブルを送るようにさらに構成される。
場合によっては、プロセッサ51は、受信機54を使用することによって第1のチャネルリソースを収集するようにさらに構成され、第1のチャネルリソースは、第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含み、
プロセッサ51は、受信機54を使用することによって第2のチャネルリソースを収集するようにさらに構成され、第2のチャネルリソースは、第2の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第2のチャネルリソースは、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
さらに、プロセッサ51は、受信機54によって受信されたシステムブロードキャストメッセージを使用することによって、第1の基地局によって送られた第1のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
プロセッサ51は、受信機54によって受信された専用シグナリングを使用することによって、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある。
場合によっては、プロセッサ51は、
第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを判定し、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないと判定するようにさらに構成され、
プロセッサ51は、送信機53を使用することによって、第1のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第1の基地局に第1のプリアンブルを送るようにさらに構成され、
プロセッサ51は、送信機53を使用することによって、第2のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第2の基地局に第2のプリアンブルを送るようにさらに構成される。
さらに、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
プロセッサ51は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局に第1のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成されるか、または
プロセッサ51は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成されるか、または
第1のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、プロセッサ51は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する第1のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成されるか、または
第2のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、プロセッサ51は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する第2のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成されるか、または
第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、プロセッサ51は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1の基地局に第1のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成されるか、あるいは
第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、プロセッサ51は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルの送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2の基地局に第2のプリアンブルを送るための時間を延期するようにさらに構成されるか、あるいは
送信時間の間に重複が起こる場合が図3(b)に示され、プリアンブルが2つ以上のサブフレームを占有し、占有されたサブフレームと、別のプリアンブルがその中で送られるべきであるサブフレームが同じタイムスロット中にあるとき、プロセッサ51は、後のサブフレーム中で送られるようにプリアンブルを送るための時間を延期する。
場合によっては、プロセッサ51は、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを選択するように特に構成され、第1のプリアンブルを搬送するサブフレームの送信電力と第2のプリアンブルを搬送するサブフレームの送信電力との和は、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、
プロセッサ51は、送信機53を使用することによって、第1のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第1の基地局に第1のプリアンブルを送るようにさらに構成され、
プロセッサ51は、送信機53を使用することによって、第2のプリアンブルを搬送するサブフレーム中で第2の基地局に第2のプリアンブルを送るようにさらに構成される。
場合によっては、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
プロセッサ51は、別のサブフレームまで、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を第1の基地局に送るための時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
プロセッサ51は、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここで、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの調整された送信電力と、第2のプリアンブルを搬送し第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
プロセッサ51は、メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここで、メッセージ3は第1のプリアンブルに対応し、
第2のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第1のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
プロセッサ51は、別のサブフレームまで、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が第1のプリアンブルの送信時間と重複しないように、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を第2の基地局に送るための時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
プロセッサ51は、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここで、第2のプリアンブルに対応するメッセージ3を搬送するサブフレームの調整された送信電力と、第1のプリアンブルを搬送し第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
プロセッサ51は、メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここで、メッセージ3は第2のプリアンブルに対応する。
さらに、場合によっては、プロセッサ51は、送信機53を使用することによって、第1の基地局に第1のプリアンブルをおよび第2の基地局に第2のプリアンブルを同時に送るように特に構成されるか、または
プロセッサ51は、ユーザ機器が第1の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、送信機53を使用することによって第2の基地局に第2のプリアンブルを送るように特に構成されるか、または
プロセッサ51は、ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、送信機53を使用することによって第1の基地局に第1のプリアンブルを送るように特に構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるユーザ機器は、ユーザ機器が複数の基地局への並列ランダムアクセスを同時に開始することを実装するように、ランダムアクセスのために使用されるプリアンブルを複数の基地局に同時に送り、それにより、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスの遅延が低減され、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスのプロセスが高速化される。
本発明の一実施形態は基地局6をさらに提供し、基地局6は、上記の実施形態において提供された通信システム中の(図1の第1の基地局BS1および第2の基地局BS2を指す)基地局に適用される。第1の基地局BS1および第2の基地局BS2の構造は完全に同じであり、基地局6は、プロセッサ61と、メモリ62と、受信機64と、データバス65とを特に含み、データバス65は、プロセッサ61と、メモリ62と、受信機64との間の接続および通信を実装するように構成される。
データバス65は、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture、ISA)バス、周辺構成要素相互接続(Peripheral Component、PCI)バス、または拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、EISA)バスなどであり得る。バス65は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類され得、表現を簡単にするために、図6では矢印付きの太線のみを使用することによって表されるが、これは、1つのバスまたは1つのタイプのバスのみがあることを意味するものではない。
メモリ62は、データまたは実行可能プログラムコードを記憶するように構成され、プログラムコードは、コンピュータ演算命令を含み、具体的には、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムなどであり得る。メモリ42は、高速RAMメモリを含み得、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクメモリをも含み得る。
プロセッサ61は、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)、または特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)であり得るか、あるいは本発明のこの実施形態を実装するための1つまたは複数の集積回路として構成され得る。
受信機64は、この実施形態では主にデバイス間の通信を実装するように構成される。
プロセッサ61は、受信機64を使用することによって、ユーザ機器によって送られた第1のプリアンブルを受信するように構成され、第1のプリアンブルは、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応する。
プロセッサ61は、ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、第1のプリアンブルに従ってユーザ機器のためにランダムアクセスを実施するようにさらに構成される。
場合によっては、基地局6は、データバス65に接続された送信機63をさらに含む。
ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するために必要とされる第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する。
さらに、プロセッサ61は、ユーザ機器のために第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成され、第1のチャネルリソースは、第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
場合によっては、基地局6は、データバス65に接続された送信機63をさらに含み、
プロセッサ61は、送信機63を使用することによってユーザ機器にシステムブロードキャストまたは専用シグナリングを送り、システムブロードキャストは第1のチャネルリソースを含み、
第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第1のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にあり、これらのサブフレームセットはユーザ機器によって収集される。
場合によっては、基地局6のプロセッサ61は、受信機64を使用することによって、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
基地局6のプロセッサ61は、第2のチャネルリソースに従ってユーザ機器のために第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成される。
代替的に、基地局6のプロセッサ61は、受信機64を使用することによって、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
基地局6のプロセッサ61は、送信機63を使用することによってユーザ機器に、第2のチャネルリソースと重複せず第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソースを送るようにさらに構成され、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり、第2のチャネルリソースと重複せず第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある。
本発明のこの実施形態において提供される基地局は、基地局へのランダムアクセスを開始するためにユーザ機器によって使用されるプリアンブルを収集することによって複数の基地局へのユーザ機器の同時ランダムアクセスを実装することができ、それにより、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスの遅延が低減され、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスのプロセスが高速化される。
図7を参照すると、本発明の一実施形態はデータ送信方法を提供し、このデータ送信方法は、本発明の装置実施形態において提供されるユーザ機器に適用され、以下のステップを特に含む。
701.ユーザ機器が、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとを収集し、第1のプリアンブルは、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する。
702.ユーザ機器は、第1のプリアンブルに従って第1の基地局へのランダムアクセスを開始するために、第1の基地局に第1のプリアンブルを送る。
703.ユーザ機器は、第2のプリアンブルに従って第2の基地局へのランダムアクセスを開始するために、第2の基地局に第2のプリアンブルを送る。
ステップ702とステップ703との間に時間系列はない。ステップ703はステップ702を実施するプロセス中に実施されるか、ステップ702はステップ703を実施するプロセス中に実施され得るか、またはステップ702とステップ703は同時に実行され得る。
さらに、ステップ701の前に、本方法は以下をさらに含む。
701a.ユーザ機器は第1のチャネルリソースを収集し、第1のチャネルリソースは、第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースは、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
ユーザ機器が第1のチャネルリソースを収集することは、
ユーザ機器が、システムブロードキャストメッセージを使用することによって、第1の基地局によって送られた第1のチャネルリソースを受信することを特に含む。
701b.ユーザ機器は第2のチャネルリソースを収集し、第2のチャネルリソースは、第2の基地局の物理ランダムアクセスチャネルリソースであり、第2のチャネルリソースは、第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む。
ユーザ機器が第2のチャネルリソースを収集することは、
ユーザ機器が、専用シグナリングを使用することによって、第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信することを特に含む。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ送信方法によれば、ユーザ機器が複数の基地局への並列ランダムアクセスを同時に開始することを実装するように、ユーザ機器は、ランダムアクセスのために使用されるプリアンブルを複数の基地局に同時に送り、それにより、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスの遅延が低減され、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスのプロセスが高速化される。
図8を参照すると、本発明の一実施形態は別のデータ送信方法を提供し、このデータ送信方法は、本発明の装置実施形態において提供される基地局に適用され、第1の基地局および第2の基地局の機能は同じであり得、第1の基地局および第2の基地局はここでは区別のみのために使用され、本方法は以下のステップを特に含む。
801.第1の基地局が、ユーザ機器によって送られた第1のプリアンブルを受信する。
第1のプリアンブルは、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応する。
ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、
802.第1の基地局は、第1のプリアンブルに従ってユーザ機器のためにランダムアクセスを実施する。
ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するために必要とされる第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する。
さらに、ステップ801の前に、本方法は、
第1の基地局によって第1のチャネルリソースを構成するステップであって、第1のチャネルリソースが、第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、第1のチャネルリソースが、第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む、ステップと、
基地局によってユーザ機器にシステムブロードキャストまたは専用シグナリングを送るステップであって、システムブロードキャストが第1のチャネルリソースを含む、ステップと
をさらに含む。
具体的には、
基地局が第1の基地局であるとき、基地局は、第1のチャネルリソースを含むシステムブロードキャストを送り、
基地局が第2の基地局であるとき、基地局は、第2のチャネルリソースを含む専用シグナリングをユーザ機器に送る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ送信方法によれば、基地局は、基地局へのランダムアクセスを開始するためにユーザ機器によって使用されるプリアンブルを使用することによって複数の基地局へのユーザ機器の同時ランダムアクセスを実装することができ、それにより、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスの遅延が低減され、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスのプロセスが高速化される。
具体的には、図9を参照すると、ユーザ機器が複数の基地局とのデータサービス送信を同時に実施する必要があるとき、ユーザ機器が基地局へのランダムアクセスをその間に開始するシグナリング交換の図が提供され、第1の基地局は、キャリアアグリゲーションによってデータを送信するためにユーザ機器によって使用される1次タイミングアドバンスグループPTAG中の少なくとも1つのセルをサービスし、第2の基地局は、キャリアアグリゲーションによってデータを送信するためにユーザ機器によって使用される2次タイミングアドバンスグループSTAG中の少なくとも1つのセルをサービスする。ユーザ機器が第1の基地局および第2の基地局とのデータサービス送信を実施する必要があるとき、ユーザ機器は、第1のフレーム構造において第1の基地局へのランダムアクセスを開始するために使用されるプリアンブルを設定し、第2のフレーム構造において第2の基地局へのランダムアクセスを開始するために使用されるプリアンブルを設定し、第1のフレーム構造と第2のフレーム構造とを同時に送り、ここで、第1のフレーム構造は第1の基地局に送られ、第2のフレーム構造は第2の基地局に送られる。
第1の基地局は、1次タイミングアドバンスグループPTAG中のセルのプリアンブルに従ってユーザ機器のランダムアクセスを処理し、第2の基地局は、2次タイミングアドバンスグループSTAG中のセルのプリアンブルに従ってユーザ機器のランダムアクセスを処理する。
具体的には、以下のステップが含まれる。
901.第1の基地局は、第1のチャネルリソースを含むシステムブロードキャストを送り、第1の制御情報を送る。
第1のチャネルリソースは第1の基地局のPRACHリソースであり、第1の制御情報は公開プリアンブル指示パラメータまたは専用プリアンブル指示パラメータを含む。ユーザ機器は、第1の基地局の公開プリアンブル指示パラメータと第1のチャネルリソースとに従って第1の公開プリアンブルを生成するか、または第1の基地局の専用プリアンブル指示パラメータと第1のチャネルリソースとに従って第1の専用プリアンブルを生成する。
902.第2の基地局は、第2のチャネルリソースを含む専用シグナリングを送り、第2の制御情報を送る。
第2のチャネルリソースは第2の基地局のPRACHリソースであり、第2の制御情報は公開プリアンブル指示パラメータまたは専用プリアンブル指示パラメータを含む。ユーザ機器は、第2の基地局の公開プリアンブル指示パラメータと第2のチャネルリソースとに従って第2の公開プリアンブルを生成するか、または第2の基地局の専用プリアンブル指示パラメータと第2のチャネルリソースとに従って第2の専用プリアンブルを生成する。
903.ユーザ機器は、第1の基地局のシステムブロードキャストを使用することによって第1のチャネルリソースを収集し、第2の基地局の専用シグナリングを使用することによって第2のチャネルリソースを収集し、ユーザ機器は、第1の基地局の第1の制御情報と第1のチャネルリソースとに従って第1のプリアンブルを生成し、第2の基地局の第2の制御情報と第2のチャネルリソースとに従って第2のプリアンブルを生成し、ユーザ機器は、第1のプリアンブルが、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で送られることを可能にし、第2のプリアンブルが、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で送られることを可能にする。
チャネルリソースは、フレーム構造中のサブフレーム中でプリアンブルを搬送するために使用される。
第1の基地局が、専用プリアンブル指示パラメータを含む第1の制御情報をユーザ機器に送ったとき、ユーザ機器は、第1のチャネルリソースと、第1の制御情報から収集された専用プリアンブル指示パラメータとに従って第1の専用プリアンブルを生成し、第1の基地局への非競合ベースランダムアクセスを開始するために準備する。ユーザ機器が第1の基地局への競合ベースランダムアクセスを開始する必要があるとき、第1の基地局は、公開プリアンブル指示パラメータを含む第1の制御情報をユーザ機器に送り、ユーザ機器は、第1のチャネルリソースと、第1の制御情報から収集された公開プリアンブル指示パラメータとに従って第1の公開プリアンブルを生成し、第1の基地局への競合ベースランダムアクセスを開始するために準備する。
第2の基地局が、専用プリアンブル指示パラメータを含む第2の制御情報をユーザ機器に送ったとき、ユーザ機器は、第2のチャネルリソースと、第2の制御情報から収集された専用プリアンブル指示パラメータとに従って第2の専用プリアンブルを生成し、第2の基地局への非競合ベースランダムアクセスを開始するために準備する。ユーザ機器が第2の基地局への競合ベースランダムアクセスを開始する必要があるとき、第2の基地局は、公開プリアンブル指示パラメータを含む第2の制御情報をユーザ機器に送り、ユーザ機器は、第2のチャネルリソースと、第2の制御情報から収集された公開プリアンブル指示パラメータとに従って第2の公開プリアンブルを生成し、第2の基地局への競合ベースランダムアクセスを開始するために準備する。
904.ユーザ機器は第1のフレーム構造と第2のフレーム構造とを送り、ここで、第1のフレーム構造は第1の基地局に送られ、第2のフレーム構造は第2の基地局に送られる。
905.第1の基地局は、第1のフレーム構造を受信し、ユーザ機器が第1のプリアンブルに従って第1の基地局へのランダムアクセスを実施するように、第1のフレーム構造中の第1のプリアンブルを収集する。
906.第2の基地局は、第2のフレーム構造を受信し、ユーザ機器が第2のプリアンブルに従って基地局へのランダムアクセスを実施するように、第1のフレーム構造中の第2のプリアンブルを収集する。
ユーザ機器が、ステップ903において第1のフレーム構造中に第1のプリアンブルを設定し、第2のフレーム構造中に第2のプリアンブルを設定することは、以下の方式を特に含む。
方式1:第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間が、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間と重複しないとき(送信時間の間に重複が起こる場合、2つのシナリオがあり、本明細書では説明のために一例としてシナリオ1が使用され、詳細については、本明細書で再び説明しない上記の実施形態を参照されたい)、ユーザ機器は、第1のプリアンブルが、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で送られることを可能し、第2のプリアンブルが、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で送られることを可能にする。図10(a)に示されているように、第1のチャネルリソースを有するサブフレームは、第1のフレーム構造中のサブフレーム2、サブフレーム5、およびサブフレーム8であり、第2のチャネルリソースを有するサブフレームは、第2のフレーム構造中のサブフレーム4およびサブフレーム6である。この場合、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレームはサブフレーム2であり、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレームはサブフレーム4であり、第1のフレーム構造中のサブフレーム2中での送信時間と、第2のフレーム構造中のサブフレーム4中での送信時間は重複しない。図10(b)に示されているように、ユーザ機器は、第1のプリアンブルが、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で、すなわち、第1のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にし、第2のプリアンブルが、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で、すなわち、第2のフレーム構造中のサブフレーム4中で送られることを可能にする。
方式2:第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間が、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間と重複するとき、ユーザ機器は、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルのうちの一方を選択し、他方のプリアンブルが、他方のプリアンブルに対応するチャネルリソースを有し他方のプリアンブルに対応するフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で送られることを可能にし、選択されたプリアンブルが、選択されたプリアンブルに対応するチャネルリソースを有する次のサブフレーム中で送られることを可能にする。図11を参照すると、図11(a)に示されているように、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間が、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間と重複するとき、第1のチャネルリソースを有するサブフレームは、第1のフレーム構造中のサブフレーム2、サブフレーム5、およびサブフレーム8であり、第2のチャネルリソースを有するサブフレームは、第2のフレーム構造中のサブフレーム2、サブフレーム4、サブフレーム6、およびサブフレーム8である。この場合、図11(b)に示されているように、ユーザ機器のMAC(Medium Access Control、媒体アクセス制御サブレイヤ)は、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレームがサブフレーム2であり、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレームがサブフレーム2であること、すなわち、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレームと、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレームが、同じタイムスロット中にあることを発見したとき、MACレイヤは、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとのうちの1つを選択し(本明細書では説明のために一例として、第2のプリアンブルが選択されることが使用される)、第1のプリアンブルが、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で、すなわち、第1のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にし、第2のプリアンブルが、第2のチャネルリソースを有する次のサブフレーム中で、すなわち、第2のフレーム構造中のサブフレーム4中で送られることを可能にする。
具体的には、MACサブレイヤは、以下の方法を使用することによって第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとのうちの1つを選択し得る。
第1のプリアンブルを選択するステップと、第2のプリアンブルが、第2のチャネルリソースに対応する次のサブフレーム中で送られることを可能にするステップと、
第2のプリアンブルを選択するステップと、第1のプリアンブルが、第1のチャネルリソースに対応する次のサブフレーム中で送られることを可能にするステップと、
専用プリアンブルを選択するステップと、公開プリアンブルが、公開プリアンブルに対応するチャネルリソースに対応する次のサブフレーム中で送られることを可能にするステップと、
チャネルリソースを有する次のより前のサブフレーム中のプリアンブルを選択し、チャネルリソースを有する次のより後のサブフレーム中のプリアンブルが、そのプリアンブルに対応するチャネルリソースを有する第1のサブフレーム中で送られることを可能にするステップと。
方式3:第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間が、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間と重複するとき、ユーザ機器は、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレームと、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレームとの送信電力を計算する。第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレームと、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレームとの送信電力が、ユーザ機器のしきい値送信電力よりも小さいかまたはそれに等しいとき、ユーザ機器は、第1のプリアンブルが、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で送られることを可能にし、第2のプリアンブルが、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で送られることを可能にする。第2のプリアンブルと第2のプリアンブルとを含むサブフレームの送信電力がユーザ機器のしきい値送信電力よりも大きいとき、ユーザ機器は、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルのうちの一方を選択し、他方のプリアンブルが、他方のプリアンブルに対応するチャネルリソースを有し他方のプリアンブルに対応するフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で送られることを可能にし、選択されたプリアンブルが、選択されたプリアンブルに対応するチャネルリソースを有する次のサブフレーム中で送られることを可能にする。図12に示されているように、図12(a)において、第1のチャネルリソースを有するサブフレームは、第1のフレーム構造中のサブフレーム2、サブフレーム5、およびサブフレーム8であり、第2のチャネルリソースを有するサブフレームは、第2のフレーム構造中のサブフレーム2、サブフレーム4、サブフレーム6、およびサブフレーム8である。この場合、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレームはサブフレーム2であり、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレームはサブフレーム2であり、すなわち、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレームと、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレームは、同じタイムスロット中にある。ユーザ機器の物理レイヤは、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレームと、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレームとの送信電力を計算し、すなわち、第1のフレーム構造中のサブフレーム2と第2のフレーム構造中のサブフレーム2との送信電力を計算する。
第1のフレーム構造中のサブフレーム2と第2のフレーム構造中のサブフレーム2との送信電力がユーザ機器のしきい値送信電力よりも小さいかまたはそれに等しいとき、図12(b)に示されているように、MACサブレイヤは、第1のプリアンブルが、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で、すなわち、第1のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にし、第2のプリアンブルが、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で、すなわち、第2のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にする。第1のフレーム構造中のサブフレーム2と第2のフレーム構造中のサブフレーム2との送信電力がユーザ機器のしきい値送信電力よりも大きいとき、図12(c)に示されているように、MACサブレイヤは、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとのうちの1つを選択し(本明細書では説明のために一例として、第2のプリアンブルが選択されることが使用される)、MACサブレイヤは、第1のプリアンブルが、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中で、すなわち、第1のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にし、第2のプリアンブルが、第2のチャネルリソースを有する次のサブフレーム中で、すなわち、第2のフレーム構造中のサブフレーム4中で送られることを可能にする。
具体的には、MACサブレイヤは、以下の方法を使用することによって第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとのうちの1つを選択し得る。
第2のプリアンブルを選択するステップと、第2のプリアンブルが、第2のチャネルリソースに対応する次のサブフレーム中で送られることを可能にするステップと、
第1のプリアンブルを選択するステップと、第1のプリアンブルが、第1のチャネルリソースに対応する次のサブフレーム中で送られることを可能にするステップと、
専用プリアンブルを選択するステップと、公開プリアンブルが、公開プリアンブルに対応するチャネルリソースに対応する次のサブフレーム中で送られることを可能にするステップと。
方式4:いずれかのプリアンブルに対応するチャネルリソースがその中に存在するサブフレーム中での送信時間が、他方のプリアンブルに対応するメッセージ3によって占有されるチャネルリソースを有するサブフレーム中での送信時間と重複するとき、および他方のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、ユーザ機器は、いずれかのプリアンブルに対応するチャネルリソースを有するサブフレームと、他方のプリアンブルに対応するメッセージ3によって占有されるチャネルリソースを有するサブフレームとの送信電力を計算し、メッセージ3は公開プリアンブルの競合解消識別情報であり得る。いずれかのプリアンブルに対応するチャネルリソースを有するサブフレームと、他方のプリアンブルに対応するメッセージ3によって占有されるチャネルリソースを有するサブフレームとの送信電力が、ユーザ機器のしきい値送信電力よりも小さいかまたはそれに等しいとき、ユーザ機器は、いずれかのプリアンブルが、いずれかのプリアンブルに対応するチャネルリソースを有するサブフレーム中で送られることを可能し、他方のプリアンブルに対応するメッセージ3が、他方のプリアンブルに対応するメッセージ3によって占有されるチャネルリソースを有するサブフレーム中で送られることを可能にする。
いずれかのプリアンブルに対応するチャネルリソースを有するサブフレームと、他方のプリアンブルに対応するメッセージ3によって占有されるチャネルリソースを有するサブフレームとの送信電力が、ユーザ機器のしきい値送信電力よりも大きいとき、ユーザ機器は、他方のプリアンブルに対応するメッセージ3が、他方のプリアンブルに対応するメッセージ3によって占有されるチャネルリソースを有するサブフレーム中で送られることを可能し、いずれかのプリアンブルが、いずれかのプリアンブルに対応するチャネルリソースを有する次のサブフレーム中で送られることを可能にする。
場合によっては、ユーザ機器は、いずれかのプリアンブルが、いずれかのプリアンブルに対応するチャネルリソースを有するサブフレーム中で送られることを可能にし、他方のプリアンブルに対応しているメッセージ3が、他方のプリアンブルに対応するメッセージ3によって占有されるチャネルリソースを有するサブフレーム中で送られることを可能にし、他方のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信電力を低減した後に、第1の基地局に第1のフレーム構造を送り、第2の基地局に第2のフレーム構造を送る。
場合によっては、ユーザ機器は、いずれかのプリアンブルのみが、いずれかのプリアンブルに対応するチャネルリソースがその中に存在するサブフレーム中で送られることを可能にする。
すなわち、第1のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、ユーザ機器は第1のフレーム構造中にメッセージ3を設定し、および/または第2のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、ユーザ機器は第2のフレーム構造中にメッセージ3を設定する(本明細書では一例として、第1のプリアンブルが公開プリアンブルであることが使用される)。第2のプリアンブルに対応する(第2のチャネルリソースである)チャネルリソースを有するサブフレーム中での送信時間が、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3によって占有される(第1のチャネルリソースである)チャネルリソースを有するサブフレーム中での送信時間と重複するとき。図13に示されているように、図13(a)において、第1のチャネルリソースを有するサブフレームは、第1のフレーム構造中のサブフレーム2であり、第2のチャネルリソースを有するサブフレームは、第2のフレーム構造中のサブフレーム2、サブフレーム4、サブフレーム6、およびサブフレーム8である。第1のチャネルリソースを有するサブフレームは、第1のフレーム構造中のサブフレーム2であり、第2のチャネルリソースを有するサブフレームは、第2のフレーム構造中のサブフレーム2であり、すなわち、第1のチャネルリソースを有するサブフレームと、第2のチャネルリソースを有するサブフレームは、同じタイムスロット中にある。この場合、ユーザ機器の物理レイヤは、第2のプリアンブルに対応するチャネルリソースを有するサブフレームと、第1のプリアンブルに対応するメッセージ3によって占有されるチャネルリソースを有するサブフレームとの送信電力、すなわち、第1のフレーム構造中のサブフレーム2と第2のフレーム構造中のサブフレーム2との送信電力を計算する。
第1のフレーム構造中のサブフレーム2と第2のフレーム構造中のサブフレーム2との送信電力がユーザ機器のしきい値送信電力よりも小さいかまたはそれに等しいとき、図13(b)に示されているように、MACサブレイヤは、第1のプリアンブルのメッセージ3が第1のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にし、第2のプリアンブルが第2のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にする。第1のフレーム構造中のサブフレーム2と第2のフレーム構造中のサブフレーム2との送信電力がユーザ機器のしきい値送信電力よりも大きいとき、図13(c)に示されているように、MACサブレイヤは、第2のプリアンブルが、第2のチャネルリソースに対応する次のサブフレーム中で、すなわち、サブフレーム4中で送られることを可能にする。
場合によっては、図13(d)に示されているように、MACサブレイヤは、第1のプリアンブルのメッセージ3が第1のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にし、第2のプリアンブルが第2のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にし、第1のフレーム構造中のサブフレーム2の送信電力を低減する。
場合によっては、図13(e)に示されているように、MACサブレイヤは、第2のプリアンブルのみが第2のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にし、第1のプリアンブルのメッセージ3を送ることを取り消す。
図14に示された方法を参照すると、ステップ801の前に、本方法は以下をさらに含む。
901a.第1の基地局は、第2の基地局に第1のチャネルリソースを送る。
901b.第2の基地局は、第1の基地局によって送られた第1のチャネルリソースを受信し、第1のチャネルリソースに従ってユーザ機器のために第2のチャネルリソースを構成し、第2のチャネルリソースによって搬送されるサブフレームと、第1のチャネルリソースによって搬送されるサブフレームは、異なるタイムスロット中にある。
場合によっては、901d.第2の基地局は、第1の基地局によって送られた第1のチャネルリソースを受信し、第1のチャネルリソースと重複せず第2のチャネルリソース中にあるチャネルリソース、または第1のチャネルリソースと重複せず第2のチャネルリソース中にあるチャネルリソースの一部をユーザ機器に送る。
具体的には、図15に示されているように、ユーザ機器上で起こる、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間が、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間と重複する場合を回避するために、第1の基地局および第2の基地局は、これらの2つの基地局のセルのPRACHリソースが互いに競合しないことを可能にするために、それらのそれぞれのPRACHリソース構成を交換し、第1の基地局は、第1のチャネルリソースを含むシステムブロードキャストを第2の基地局に送る。
図15(a)に示されているように、第1のチャネルリソースは、第1のフレーム構造中のサブフレーム2、サブフレーム5、およびサブフレーム8である。
ステップ903を参照すると、第2の基地局は専用シグナリングを使用することによってUEのために利用可能なPRACHを構成するので、第1の基地局によって送られた第1のチャネルリソースを受信した後に、第2の基地局は、第1のチャネルリソースに従ってユーザ機器のために第2のチャネルリソースを構成し得、すなわち、第2の基地局は、第2のチャネルリソースとして第1のチャネルリソースと競合しないチャネルリソースのみを構成する。図15(a)に示されているように、第2のチャネルリソースは、第2のフレーム構造中のサブフレーム4およびサブフレーム6になるように構成される。第1のチャネルリソースと競合しないチャネルリソース中で搬送されるサブフレームと、第1のチャネルリソース中で搬送されるサブフレームは、異なるタイムスロット中にある。
図15(b)に示されているように、ユーザ機器は、第1のチャネルリソースに従って、第1のプリアンブルが第1のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にし、第2のチャネルリソースに従って、第2のプリアンブルが第2のフレーム構造中のサブフレーム4中で送られることを可能にする。この場合、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間は、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間と重複しない。
第1の基地局および第2の基地局が、これらの2つの基地局中のセルのPRACHリソースが互いに競合しないことを可能にするためにそれらのそれぞれのPRACHリソース構成を交換するプロセス中に、第1の基地局が大量のチャネルリソースについての要求を有するとき、第1のチャネルリソースが各サブフレームを占有する場合が起こる。場合によっては、ユーザ機器上で起こる、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間が、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間と重複する場合を回避するために、第2の基地局は、第1の基地局によって送られた第1のチャネルリソースを受信し、第1のチャネルリソースと重複せず第2のチャネルリソース中にあるチャネルリソース、または第1のチャネルリソースと重複せず第2のチャネルリソース中にあるチャネルリソースの一部をユーザ機器に送る。
具体的には、図16に示されているように、第1のチャネルリソースは、第1のフレーム構造中のサブフレーム2、サブフレーム5、およびサブフレーム8であり、第2のチャネルリソースは、第2のフレーム構造中のサブフレーム2、サブフレーム4、およびサブフレーム6である。
ステップ903を参照すると、第2の基地局は専用シグナリングを使用することによってUEのために利用可能なPRACHを構成するので、第1の基地局によって送られた第1のチャネルリソースを受信した後に、第2の基地局は、UEのために第1のチャネルリソースと重複せず第2のチャネルリソース中にあるチャネルリソース(すなわち、サブフレーム4およびサブフレーム6)を構成するか、あるいはUEのために第1のチャネルリソースと重複しないチャネルリソースの一部(すなわち、サブフレーム4またはサブフレーム6)を構成する。
図16(b)に示されているように、ユーザ機器は、第1のチャネルリソースに従って、第1のプリアンブルが第1のフレーム構造中のサブフレーム2中で送られることを可能にし、専用シグナリングを使用することによって構成される第2のチャネルリソースに従って、第2のプリアンブルが第2のフレーム構造中のサブフレーム4(またはサブフレーム6)中で送られることを可能にする。この場合、第1のチャネルリソースを有し第1のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間は、第2のチャネルリソースを有し第2のフレーム構造中にある第1のサブフレーム中での送信時間と重複しない。
本発明の実施形態において提供されるデータ送信方法、ならびにデバイスおよびシステムによれば、複数の基地局へのユーザ機器の同時ランダムアクセスを実装することによって、複数の基地局へのユーザ機器の並列ランダムアクセスの様式が実装され、それにより、複数の基地局へのユーザ機器のランダムアクセスの遅延が低減され、ユーザ機器と複数の基地局との間のデータサービス送信の速度が増加される。
上記の実施形態の説明によって、当業者は、本発明がハードウェア、ファームウェアまたはそれらの組合せによって実装され得ることを明確に理解するであろう。本発明がソフトウェアによって実装されるとき、上記の機能は、コンピュータ可読媒体に記憶されるか、あるいは1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体中で送信され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体および通信媒体を含み、通信媒体は、コンピュータプログラムがある場所から別の場所に送信されることを可能にするいかなる媒体をも含む。記憶媒体は、コンピュータにとってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であり得る。以下で、限定は課さないが、一例を提供する。コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または別の光ディスクストレージまたはディスクストレージ媒体、または別の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で期待されるプログラムコードを搬送または記憶することができコンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含み得る。さらに、どんな接続もコンピュータ可読媒体として適切に定義され得る。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバー/ケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用することによって、ウェブサイト、サーバまたは別のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバー/ケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、それらが属する媒体の固定に含まれる。例えば、本発明によって使用されるディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスクCD、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含み、diskは、概して磁気的手段によってデータをコピーし、discは、レーザー手段によって光学的にデータをコピーする。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の保護範囲内に含まれるべきである。
結論として、上記で説明したものは、本発明の技術的解決策の例示的な実施形態にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の趣旨および原理から逸脱することなく行われるいかなる修正、等価的置換、または改善も、本発明の保護範囲内に入る。
BS1 基地局
BS2 基地局
UE31〜3k ユーザ機器
2 ユーザ機器
4 基地局
5 ユーザ機器
6 基地局
21 処理ユニット
22 送信ユニット
23 受信ユニット
41 受信ユニット
42 アクセスユニット
43 送信ユニット
51 プロセッサ
51 処理ユニット
52 メモリ
53 送信機
54 受信機
55 データバス
55 バス
61 プロセッサ
62 メモリ
63 送信機
64 受信機
65 データバス
65 バス

Claims (39)

  1. ユーザ機器によって第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとを収集するステップであって、前記第1のプリアンブルが、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、前記第2のプリアンブルが、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する、ステップと、
    前記第1のプリアンブルに従って前記第1の基地局へのランダムアクセスを開始するために、前記ユーザ機器によって前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るステップと、
    前記第2のプリアンブルに従って前記第2の基地局へのランダムアクセスを開始するために、前記ユーザ機器によって前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るステップと
    を含む、データ送信方法。
  2. 前記ユーザ機器によって第1のチャネルリソースを収集するステップであって、前記第1のチャネルリソースが、前記第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、前記第1のチャネルリソースが、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む、ステップと、
    前記ユーザ機器によって第2のチャネルリソースを収集するステップであって、前記第2のチャネルリソースが、前記第2の基地局の物理ランダムアクセスチャネルリソースであり、前記第2のチャネルリソースが、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む、ステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザ機器によって第1のチャネルリソースを収集する前記ステップは、
    前記ユーザ機器によってシステムブロードキャストメッセージを使用することによって、前記第1の基地局によって送られた前記第1のチャネルリソースを受信するステップを特に含み、
    前記ユーザ機器によって第2のチャネルリソースを収集する前記ステップは、
    前記ユーザ機器によって専用シグナリングを使用することによって、前記第2の基地局によって送られた前記第2のチャネルリソースを受信するステップを特に含み、
    前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にある前記サブフレームセットと、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にある前記サブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記ユーザ機器によって前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送る前記ステップと、前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送る前記ステップとは、
    前記ユーザ機器によって、前記第1のプリアンブルを搬送し前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、前記第2のプリアンブルを搬送し前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを決定するステップであって、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しない、ステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記第1のプリアンブルを搬送する前記サブフレーム中で前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記第2のプリアンブルを搬送する前記サブフレーム中で前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るステップと
    を特に含む、請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、前記方法は、
    前記ユーザ機器によって別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るための前記時間を延期するステップ、または
    前記ユーザ機器によって別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの前記送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るための前記時間を延期するステップ、または
    前記第1のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、前記ユーザ機器によって別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する前記第1のプリアンブルを送るための前記時間を延期するステップ、または
    前記第2のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、前記ユーザ機器によって別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの前記送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、前記第2の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する前記第2のプリアンブルを送るための前記時間を延期するステップ、または
    前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、前記ユーザ機器によって、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきである前記サブフレームの前記次のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るための前記時間を延期するステップ、または
    前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、前記ユーザ機器によって、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきである前記サブフレームの前記次のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの前記送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るための前記時間を延期するステップ
    をさらに含む、請求項2または3に記載の方法。
  6. 前記ユーザ機器によって前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送る前記ステップと、前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送る前記ステップとは、
    前記ユーザ機器によって、前記第1のプリアンブルを搬送し前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、前記第2のプリアンブルを搬送し前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを選択するステップであって、前記第1のプリアンブルを搬送する前記サブフレームの送信電力と前記第2のプリアンブルを搬送する前記サブフレームの送信電力との和が、前記ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しい、ステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記第1のプリアンブルを搬送する前記サブフレーム中で前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記第2のプリアンブルを搬送する前記サブフレーム中で前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るステップと
    を特に含む、請求項2または3に記載の方法。
  7. 前記第1のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、前記ユーザ機器によって前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送る前記ステップは、
    前記第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
    前記ユーザ機器によって別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3の送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を前記第1の基地局に送るための前記時間を延期するステップ、あるいは
    前記ユーザ機器によって、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの送信電力を調整するステップであって、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの調整された送信電力と、前記第2のプリアンブルを搬送し前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和が、前記ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しい、ステップ、あるいは
    前記ユーザ機器によって、前記メッセージ3を送ることを取り消すステップであって、前記メッセージ3が前記第1のプリアンブルに対応する、ステップ
    を特に含み、
    前記第2のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、前記ユーザ機器によって前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送る前記ステップは、
    前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3の送信時間が前記第1のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
    前記ユーザ機器によって別のサブフレームまで、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3の送信時間が前記第1のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を前記第2の基地局に送るための前記時間を延期するステップ、あるいは
    前記ユーザ機器によって、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの送信電力を調整するであって、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの調整された送信電力と、前記第1のプリアンブルを搬送し前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和が、前記ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しい、ステップ、あるいは
    前記ユーザ機器によって、前記メッセージ3を送ることを取り消すステップであって、前記メッセージ3が前記第2のプリアンブルに対応する、ステップ
    を特に含む、
    請求項2または3に記載の方法。
  8. 前記ユーザ機器によって前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送る前記ステップと、前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送る前記ステップとは、
    前記ユーザ機器によって、前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルをおよび前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを同時に送るステップ、または
    前記ユーザ機器によって、前記第1の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るステップ、または
    前記ユーザ機器によって、前記第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るステップ
    を特に含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  9. 第1の基地局によって、前記ユーザ機器によって送られた第1のプリアンブルを受信するステップであって、前記第1のプリアンブルが、前記第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応する、ステップと、
    前記第1の基地局によって前記第1のプリアンブルに従って、前記ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に前記ユーザ機器のためにランダムアクセスを実施するステップと
    を含む、データ送信方法であって、
    前記ユーザ機器が前記第2の基地局への前記ランダムアクセスを実施するために必要とされる第2のプリアンブルは、前記第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する、
    データ送信方法。
  10. 前記第1の基地局によって第1のチャネルリソースを構成するステップをさらに含み、前記第1のチャネルリソースは、前記第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、前記第1のチャネルリソースは、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1の基地局によって前記ユーザ機器にシステムブロードキャストまたは専用シグナリングを送るステップをさらに含み、前記システムブロードキャストは前記第1のチャネルリソースを含み、
    前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にある前記サブフレームセットは、異なるタイムスロット中にあり、前記サブフレームセットは前記ユーザ機器によって収集される、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の基地局によって第1のチャネルリソースを構成する前記ステップは、
    前記第1の基地局によって、前記第2の基地局によって送られた前記第2のチャネルリソースを受信するステップと、
    前記第1の基地局によって、前記第2のチャネルリソースに従って前記ユーザ機器のために前記第1のチャネルリソースを構成するステップと
    を特に含む、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記第1の基地局によって、前記第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するステップと、
    前記第1の基地局によって前記ユーザ機器に、前記第2のチャネルリソースと重複せず前記第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソースを送るステップであって、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり、前記第2のチャネルリソースと重複せず前記第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソースの中にあるサブフレームセットと、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットが、異なるタイムスロット中にある、ステップと
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  14. 処理ユニットと送信ユニットとを備える、ユーザ機器であって、
    前記処理ユニットは、第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとを収集するように構成され、前記第1のプリアンブルは、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、前記第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応し、
    前記送信ユニットは、前記処理ユニットによって収集された前記第1のプリアンブルを前記第1の基地局に送るように構成され、
    前記処理ユニットは、前記第1のプリアンブルに従って前記第1の基地局へのランダムアクセスを開始するようにさらに構成され、
    前記送信ユニットは、前記処理ユニットによって収集された前記第2のプリアンブルを前記第2の基地局に送るようにさらに構成され、
    前記処理ユニットは、前記第2のプリアンブルに従って前記第2の基地局へのランダムアクセスを開始するようにさらに構成される、
    ユーザ機器。
  15. 前記ユーザ機器は受信ユニットをさらに備え、
    前記受信ユニットは、第1のチャネルリソースを収集するように構成され、前記第1のチャネルリソースは、前記第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、前記第1のチャネルリソースは、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含み、
    前記受信ユニットは、第2のチャネルリソースを収集するようにさらに構成され、前記第2のチャネルリソースは、前記第2の基地局の物理ランダムアクセスチャネルリソースであり、前記第2のチャネルリソースは、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む、
    請求項14に記載のユーザ機器。
  16. 前記受信ユニットは、システムブロードキャストメッセージを使用することによって、前記第1の基地局によって送られた前記第1のチャネルリソースを受信するように特に構成され、
    前記受信ユニットは、専用シグナリングを使用することによって、前記第2の基地局によって送られた前記第2のチャネルリソースを受信するように特に構成され、
    前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にある前記サブフレームセットと、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にある前記サブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある、
    請求項15に記載のユーザ機器。
  17. 前記処理ユニットは、前記第1のプリアンブルを搬送し前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、前記第2のプリアンブルを搬送し前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを判定し、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しないと判定するように特に構成され、
    前記送信ユニットは、前記第1のプリアンブルを搬送し前記処理ユニットによって判定された前記サブフレーム中で前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るように特に構成され、
    前記送信ユニットは、前記第2のプリアンブルを搬送し前記処理ユニットによって判定された前記サブフレーム中で前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るように特に構成される、
    請求項15または16に記載のユーザ機器。
  18. 前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
    前記処理ユニットは、別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るための前記時間を延期するようにさらに特に構成されるか、または
    前記処理ユニットは、別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの前記送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るための前記時間を延期するようにさらに特に構成されるか、または
    前記第1のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、前記処理ユニットは、別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する前記第1のプリアンブルを送るための前記時間を延期するようにさらに特に構成されるか、または
    前記第2のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、前記処理ユニットは、別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの前記送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、前記第2の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する前記第2のプリアンブルを送るための前記時間を延期するようにさらに特に構成されるか、または
    前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、前記処理ユニットは、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきである前記サブフレームの前記次のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るための前記時間を延期するように特に構成されるか、または
    前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、前記処理ユニットは、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきである前記サブフレームの前記次のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの前記送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るための前記時間を延期するように特に構成される、
    請求項15または16に記載のユーザ機器。
  19. 前記処理ユニットは、前記第1のプリアンブルを搬送し前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、前記第2のプリアンブルを搬送し前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを選択するように特に構成され、前記第1のプリアンブルを搬送する前記サブフレームの送信電力と前記第2のプリアンブルを搬送する前記サブフレームの送信電力との和は、前記ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、
    前記送信ユニットは、前記第1のプリアンブルを搬送し前記処理ユニットによって選択された前記サブフレーム中で前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るように特に構成され、
    前記送信ユニットは、前記第2のプリアンブルを搬送し前記処理ユニットによって選択された前記サブフレーム中で前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るように特に構成される、
    請求項15または16に記載のユーザ機器。
  20. 前記第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
    前記処理ユニットは、別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3の送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を前記第1の基地局に送るための前記時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
    前記処理ユニットは、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここにおいて、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの調整された送信電力と、前記第2のプリアンブルを搬送し前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、前記ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
    前記処理ユニットは、前記メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここにおいて、前記メッセージ3は前記第1のプリアンブルに対応し、
    前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3の送信時間が前記第1のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
    前記処理ユニットは、別のサブフレームまで、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3の送信時間が前記第1のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を前記第2の基地局に送るための前記時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
    前記処理ユニットは、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここにおいて、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの調整された送信電力と、前記第1のプリアンブルを搬送し前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、前記ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
    前記処理ユニットは、前記メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここにおいて、前記メッセージ3は前記第2のプリアンブルに対応する、
    請求項15または16に記載のユーザ機器。
  21. 前記送信ユニットは、前記処理ユニットによって収集された前記第1のプリアンブルを前記第1の基地局におよび前記処理ユニットによって収集された前記第2のプリアンブルを前記第2の基地局に同時に送るように特に構成されるか、または
    前記送信ユニットは、前記ユーザ機器が前記第1の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、前記処理ユニットによって収集された前記第2のプリアンブルを前記第2の基地局に送るように特に構成されるか、または
    前記送信ユニットは、前記ユーザ機器が前記第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、前記処理ユニットによって収集された前記第1のプリアンブルを前記第1の基地局に送るように特に構成される、
    請求項14、15、または16のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  22. 基地局であって、前記基地局は受信ユニットとアクセスユニットとを備え、
    前記受信ユニットは、ユーザ機器によって送られた第1のプリアンブルを受信するように構成され、前記第1のプリアンブルは、前記基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、
    前記アクセスユニットは、前記ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、前記受信ユニットによって受信された前記第1のプリアンブルに従って前記ユーザ機器のためにランダムアクセスを実施するように構成され、
    前記ユーザ機器が前記第2の基地局への前記ランダムアクセスを実施するために必要とされる第2のプリアンブルは、前記第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する、
    基地局。
  23. 前記アクセスユニットは、前記ユーザ機器のために第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成され、前記第1のチャネルリソースは、前記基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、前記第1のチャネルリソースは、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む、
    請求項22に記載の基地局。
  24. 前記基地局は送信ユニットをさらに備え、
    前記送信ユニットは、前記ユーザ機器にシステムブロードキャストまたは専用シグナリングを送るように構成され、前記システムブロードキャストは、前記アクセスユニットによって構成された第1のチャネルリソースを含み、
    前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にあり、前記サブフレームセットは前記ユーザ機器によって収集される、
    請求項22に記載の基地局。
  25. 前記受信ユニットは、前記第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
    前記アクセスユニットは、前記受信ユニットによって受信された前記第2のチャネルリソースに従って、前記ユーザ機器のために前記第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成される、
    請求項22または23に記載の基地局。
  26. 前記受信ユニットは、前記第2の基地局によって送られた第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
    送信ユニットは、前記ユーザ機器に、前記受信ユニットによって受信された前記第2のチャネルリソースと重複せず前記第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソースを送るようにさらに構成され、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり、前記第2のチャネルリソースと重複せず前記第1のチャネルリソース中にある前記チャネルリソース中にあるサブフレームセットと、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある、
    請求項22または23に記載の基地局。
  27. ユーザ機器であって、前記ユーザ機器は、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、送信機と、受信機と、データバスとを備え、前記データバスは、前記プロセッサと、前記メモリと、前記受信機と、前記送信機との間の接続および通信を実装するように構成され、
    前記プロセッサは、前記受信機を使用することによって第1のプリアンブルと第2のプリアンブルとを収集するように構成され、前記第1のプリアンブルは、第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、前記第2のプリアンブルは、第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応し、
    前記プロセッサは、前記第1のプリアンブルに従って前記第1の基地局へのランダムアクセスを開始するために、前記送信機を使用することによって前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るようにさらに構成され、
    前記プロセッサは、前記第2のプリアンブルに従って前記第2の基地局へのランダムアクセスを開始するために、前記送信機を使用することによって前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るようにさらに構成される、
    ユーザ機器。
  28. 前記プロセッサは、前記受信機を使用することによって第1のチャネルリソースを収集するようにさらに構成され、前記第1のチャネルリソースは、前記第1の基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、前記第1のチャネルリソースは、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含み、
    前記プロセッサは、前記受信機を使用することによって第2のチャネルリソースを収集するようにさらに構成され、前記第2のチャネルリソースは、前記第2の基地局の物理ランダムアクセスチャネルリソースであり、前記第2のチャネルリソースは、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む、
    請求項27に記載のユーザ機器。
  29. 前記プロセッサは、前記受信機によって受信されたシステムブロードキャストメッセージを使用することによって、前記第1の基地局によって送られた前記第1のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
    前記プロセッサは、前記受信機によって受信された専用シグナリングを使用することによって、前記第2の基地局によって送られた前記第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
    前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にある前記サブフレームセットと、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にある前記サブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある、
    請求項28に記載のユーザ機器。
  30. 前記プロセッサは、
    前記第1のプリアンブルを搬送し前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、前記第2のプリアンブルを搬送し前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを判定し、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しないと判定するようにさらに構成され、
    前記プロセッサは、前記送信機を使用することによって、前記第1のプリアンブルを搬送する前記サブフレーム中で前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るようにさらに構成され、
    前記プロセッサは、前記送信機を使用することによって、前記第2のプリアンブルを搬送する前記サブフレーム中で前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るようにさらに構成される、
    請求項28または29に記載のユーザ機器。
  31. 前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
    前記プロセッサは、別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るための前記時間を延期するようにさらに構成されるか、または
    前記プロセッサは、別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの前記送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るための前記時間を延期するようにさらに構成されるか、または
    前記第1のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、前記プロセッサは、別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する前記第1のプリアンブルを送るための前記時間を延期するようにさらに構成されるか、または
    前記第2のプリアンブルが公開プリアンブルであるとき、前記プロセッサは、別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの前記送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、前記第2の基地局への競合ベースランダムアクセスに対応する前記第2のプリアンブルを送るための前記時間を延期するようにさらに構成されるか、または
    前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、前記プロセッサは、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきである前記サブフレームの前記次のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るための前記時間を延期するようにさらに構成されるか、または
    前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間が、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの次のサブフレームを示す時間よりも早いとき、前記プロセッサは、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきである前記サブフレームの前記次のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルの前記送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複しないように、前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るための前記時間を延期するようにさらに構成される、
    請求項28または29に記載のユーザ機器。
  32. 前記プロセッサは、前記第1のプリアンブルを搬送し前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームと、前記第2のプリアンブルを搬送し前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームとを選択するように特に構成され、前記第1のプリアンブルを搬送する前記サブフレームの送信電力と前記第2のプリアンブルを搬送する前記サブフレームの送信電力との和は、前記ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、
    前記プロセッサは、前記送信機を使用することによって、前記第1のプリアンブルを搬送する前記サブフレーム中で前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るようにさらに構成され、
    前記プロセッサは、前記送信機を使用することによって、前記第2のプリアンブルを搬送する前記サブフレーム中で前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るようにさらに構成される、
    請求項28または29に記載のユーザ機器。
  33. 前記第1のプリアンブルに対応するメッセージ3の送信時間が前記第2のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
    前記プロセッサは、別のサブフレームまで、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3の送信時間が前記第2のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を前記第1の基地局に送るための前記時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
    前記プロセッサは、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここにおいて、前記第1のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの調整された送信電力と、前記第2のプリアンブルを搬送し前記第2のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、前記ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
    前記プロセッサは、前記メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここにおいて、前記メッセージ3は前記第1のプリアンブルに対応し、
    前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3の送信時間が前記第1のプリアンブルの送信時間と重複するとき、
    前記プロセッサは、別のサブフレームまで、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3の送信時間が前記第1のプリアンブルの前記送信時間と重複しないように、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を前記第2の基地局に送るための前記時間を延期するように特に構成されるか、あるいは
    前記プロセッサは、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの送信電力を調整するように特に構成されるか、ここにおいて、前記第2のプリアンブルに対応する前記メッセージ3を搬送する前記サブフレームの調整された送信電力と、前記第1のプリアンブルを搬送し前記第1のチャネルリソース中にあるサブフレームの送信電力との和は、前記ユーザ機器の最大送信電力よりも小さいかまたはそれに等しく、あるいは
    前記プロセッサは、前記メッセージ3を送ることを取り消すように特に構成され、ここにおいて、前記メッセージ3は前記第2のプリアンブルに対応する、
    請求項28または29に記載のユーザ機器。
  34. 前記プロセッサは、前記送信機を使用することによって、前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルをおよび前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを同時に送るように特に構成されるか、または
    前記プロセッサは、前記ユーザ機器が前記第1の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、前記送信機を使用することによって前記第2の基地局に前記第2のプリアンブルを送るように特に構成されるか、または
    前記プロセッサは、前記ユーザ機器が前記第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、前記送信機を使用することによって前記第1の基地局に前記第1のプリアンブルを送るように特に構成される、
    請求項27、28、または29のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  35. 基地局であって、前記基地局は、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、受信機と、データバスとを備え、前記データバスは、前記プロセッサと、前記メモリと、前記受信機との間の接続および通信を実装するように構成され、
    前記プロセッサは、前記受信機を使用することによって、前記ユーザ機器によって送られた第1のプリアンブルを受信するように構成され、前記第1のプリアンブルは、前記第1の基地局の1次タイミングアドバンスグループPTAGのセルセットに対応し、
    前記プロセッサは、前記ユーザ機器が第2の基地局へのランダムアクセスを実施するプロセス中に、前記第1のプリアンブルに従って前記ユーザ機器のためにランダムアクセスを実施するようにさらに構成され、
    前記ユーザ機器が前記第2の基地局への前記ランダムアクセスを実施するために必要とされる第2のプリアンブルは、前記第2の基地局の2次タイミングアドバンスグループSTAGのセルセットに対応する、
    基地局。
  36. 前記プロセッサは、前記ユーザ機器のために第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成され、前記第1のチャネルリソースは、前記基地局の物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースであり、前記第1のチャネルリソースは、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであるサブフレームセットを含む、
    請求項35に記載の基地局。
  37. 前記基地局は、前記データバスに接続された送信機をさらに備え、
    前記プロセッサは、前記送信機を使用することによって前記ユーザ機器にシステムブロードキャストまたは専用シグナリングを送り、前記システムブロードキャストは前記第1のチャネルリソースを含み、
    前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり第2のチャネルリソース中にあるサブフレームセットと、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第1のチャネルリソース中にある前記サブフレームセットは、異なるタイムスロット中にあり、前記サブフレームセットは前記ユーザ機器によって収集される、
    請求項36に記載の基地局。
  38. 前記プロセッサは、前記受信機を使用することによって、前記第2の基地局によって送られた前記第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
    前記プロセッサは、前記第2のチャネルリソースに従って前記ユーザ機器のために前記第1のチャネルリソースを構成するようにさらに構成される、
    請求項36または37に記載の基地局。
  39. 前記プロセッサは、前記受信機を使用することによって、前記第2の基地局によって送られた前記第2のチャネルリソースを受信するようにさらに構成され、
    前記プロセッサは、前記送信機を使用することによって前記ユーザ機器に、前記第2のチャネルリソースと重複せず前記第1のチャネルリソース中にあるチャネルリソースを送るようにさらに構成され、前記第1のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり、前記第2のチャネルリソースと重複せず前記第1のチャネルリソース中にある前記チャネルリソース中にあるサブフレームセットと、前記第2のプリアンブルを搬送するために使用されるべきであり前記第2のチャネルリソース中にある前記サブフレームセットは、異なるタイムスロット中にある、
    請求項36または37に記載の基地局。
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