JP2018010378A - 行動分析装置、行動分析方法、及びプログラム - Google Patents

行動分析装置、行動分析方法、及びプログラム Download PDF

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Akira Shimazu
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Abstract

【課題】個人の端末装置から位置情報を直接取得することなく、個人の行動分析を実行し得る、行動分析装置、行動分析方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】行動分析装置10は、個人の行動を分析するための装置である。行動分析装置10は、分析対象となる期間及び地域の入力を受け付ける、入力受付部11と、インターネット上に投稿された文書毎に、文書の内容と、投稿者を特定する投稿者情報と、投稿時の投稿者の位置を特定する位置情報と、投稿時刻を特定する時刻情報とを蓄積している、サーバ装置にアクセスして、投稿時の位置及び投稿された時刻が分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する、投稿者特定部12と、特定された投稿者毎に、位置情報に基づいて、投稿者の位置を抽出し、更に、時刻情報に基づいて、特定した位置を時系列の順に結んで投稿者のルートを生成する、ルート生成部13と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、個人の行動を分析するための行動分析装置及び行動分析方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
近年、全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)を備えた端末装置の普及により、個人の位置情報の収集が容易となっている。このため、個人の位置情報から、個人がよく訪れるお店を特定する等して、個人の行動を分析し、分析結果をマーケティングに利用しようとする試みがなされている(例えば、特許文献1参照。)。
具体的には、特許文献1は、複数のユーザが頻繁に出没するエリアを抽出する、分析装置を開示している。特許文献1に開示された分析装置は、まず、各ユーザの端末装置から、GPSで測位された位置を特定する位置情報を取得する。また、この位置情報には、取得時の時刻を特定する時刻情報と、ユーザを識別する識別情報とが紐付けられている。次に、分析装置は、取得した位置情報に基づいて、地図上に、ユーザをプロットして、ユーザが密集しているエリアを特定し、これを出没エリアとする。また、分析装置は、時刻情報に基づいて、各ユーザの出没エリアでの滞在時間を算出する。
このように、特許文献1に開示された分析装置によれば、端末装置の位置情報に基づいて、簡単にユーザの嗜好及びライフスタイル等を分析することができるので、企業等は、ユーザのニーズを鑑みて事業を展開することができる。また、近年、グローバリゼーション化により、各国においては、海外からの旅行者が増加している。このような状況下では、特に旅行者の行動を分析することは、経済活動において極めて重要である。
特開2010−244122号公報
ところで、外部の分析装置が、端末装置で取得された位置情報を取得するためには、ユーザが予め位置情報を外部の分析装置に送信することを許可している必要がある。また、分析結果の精度を高めるためには、位置情報の送信の許可は、一時的ではなく、継続して一定時間行なわれている必要がある。このため、上記特許文献1に開示された分析装置には、精度の高い分析結果を得ることが難しいという問題がある。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、個人の端末装置から位置情報を直接取得することなく、個人の行動分析を実行し得る、行動分析装置、行動分析方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における行動分析装置は、個人の行動を分析するための装置であって、
分析対象となる期間及び地域の入力を受け付ける、入力受付部と、
インターネット上に投稿された文書毎に、当該文書の内容と、当該文書の投稿者を特定する投稿者情報と、当該文書の投稿時の前記投稿者の位置を特定する位置情報と、当該文書が投稿された時刻を特定する時刻情報とを蓄積している、サーバ装置にアクセスして、
投稿時の位置及び投稿された時刻が前記分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する、投稿者特定部と、
特定された投稿者毎に、前記位置情報に基づいて、当該投稿者の位置を抽出し、更に、前記時刻情報に基づいて、特定した位置を時系列の順に結んで当該投稿者のルートを生成する、ルート生成部と、
を備えている、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における行動分析方法は、個人の行動を分析するための方法であって、
(a)分析対象となる期間及び地域の入力を受け付ける、ステップと、
(b)インターネット上に投稿された文書毎に、当該文書の内容と、当該文書の投稿者を特定する投稿者情報と、当該文書の投稿時の前記投稿者の位置を特定する位置情報と、当該文書が投稿された時刻を特定する時刻情報とを蓄積している、サーバ装置にアクセスして、
投稿時の位置及び投稿された時刻が前記分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する、ステップと、
(c)特定された投稿者毎に、前記位置情報に基づいて、当該投稿者の位置を抽出し、更に、前記時刻情報に基づいて、特定した位置を時系列の順に結んで当該投稿者のルートを生成する、ステップと、
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、コンピュータによって、個人の行動を分析するためのプログラムであって、
(a)分析対象となる期間及び地域の入力を受け付ける、ステップと、
(b)インターネット上に投稿された文書毎に、当該文書の内容と、当該文書の投稿者を特定する投稿者情報と、当該文書の投稿時の前記投稿者の位置を特定する位置情報と、当該文書が投稿された時刻を特定する時刻情報とを蓄積している、サーバ装置にアクセスして、
投稿時の位置及び投稿された時刻が前記分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する、ステップと、
(c)特定された投稿者毎に、前記位置情報に基づいて、当該投稿者の位置を抽出し、更に、前記時刻情報に基づいて、特定した位置を時系列の順に結んで当該投稿者のルートを生成する、ステップと、
を有する、ことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、個人の端末装置から位置情報を直接取得することなく、個人の行動分析を実行することができる。
図1は、本発明の実施の形態1における行動分析装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1における行動分析装置の具体的構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態1における行動分析装置の動作を示すフロー図である。 図4は、図3に示す動作を説明するための説明図である。 図5は、本発明の実施の形態2における行動分析装置の動作を示すフロー図である。 図6は、図5に示す動作を説明するための説明図である。 図7は、本発明の実施の形態1及び2における行動分析装置10を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における行動分析装置、行動分析方法、及びプログラムについて、図1〜図4を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、図1を用いて、本実施の形態1における行動分析装置の概略構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1における行動分析装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す、本実施の形態1における行動分析装置10は、個人の行動を分析する装置である。図1に示すように、行動分析装置10は、入力受付部11と、投稿者特定部12と、ルート生成部13とを備えている。
入力受付部11は、分析対象となる期間及び地域の入力を受け付ける。投稿者特定部12は、サーバ装置にアクセスして、インターネット上への文書の投稿時における投稿者の位置及び投稿された時刻が分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する。
アクセス対象となるサーバ装置は、インターネット上に投稿された文書毎に、各文書の内容と、各文書の投稿者を特定する投稿者情報と、各文書の投稿時の投稿者の位置を特定する位置情報と、各文書が投稿された時刻を特定する時刻情報とを蓄積している。
ルート生成部13は、特定された投稿者毎に、位置情報に基づいて、投稿者の位置を抽出し、更に、時刻情報に基づいて、抽出した位置を時系列の順に結んで、投稿者のルートを生成する。
このように、行動分析装置10は、個人の位置情報を、GPS機能を備えた端末装置からではなく、個人が文書を投稿しているサーバ装置から取得する。行動分析装置10によれば、個人の端末装置から位置情報を直接取得することなく、個人の行動分析を実行することができる。
続いて、図2を用いて、本実施の形態1における行動分析装置10の具体的構成について更に説明する。図2は、本発明の実施の形態1における行動分析装置の具体的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態1では、行動分析装置10は、インターネット40を介して、サーバ装置20に接続されている。サーバ装置20は、上述した投稿者特定部12のアクセス対象となるサーバ装置であり、インターネット40上で、投稿者31の端末装置30に接続されている。
具体的には、サーバ装置20は、文字数に制限があるミニブログのWebサイトを提供する業者が管理するサーバ装置である。投稿者31が、このWebサイト上で、端末装置30を介してミニブログを投稿すると、サーバ装置20は、投稿されたミニブログに関する情報を蓄積する。
ミニブログに関する情報としては、投稿されたミニブログの内容、投稿者31を特定する投稿者情報、各ミニブログの投稿時の投稿者31の位置を特定する位置情報、ミニブログが投稿された時刻を特定する時刻情報が挙げられる。なお、これらの情報は、端末装置30からサーバ装置20へと送信されるが、投稿者31によっては、位置情報の送信を制限している場合がある。このような投稿者31は、投稿者特定部12による特定の対象から除外されることになる。
また、投稿者情報としては、アカウント名(識別子)が挙げられる。更に、投稿者情報には、自己紹介文、居住地、関連するWebサイトのURL、生年月日、利用言語、端末装置で使用するアプリケーションプログラムの設定言語等が含まれる場合がある。位置情報としては、端末装置30がGPSによって取得した位置情報(経度及び緯度)、端末装置30がWi−Fiアクセスポイントの位置から求めた位置情報等が挙げられる。
また、図2に示すように、行動分析装置10は、分析者の端末装置50に接続されている。従って、分析者が、端末装置50上で、分析対象となる期間及び地域を入力すると、端末装置50が、入力された期間及び地域を送信する。入力受付部11は、端末装置50から送信されてきた期間及び地域を、入力として受け付ける。
また、本実施の形態1では、分析者は、分析対象となる個人が使用する言語を指定することもできる。この場合、入力受付部11は、分析対象となる個人が使用する言語の入力を更に受け付ける。
投稿者特定部12は、本実施の形態1では、サーバ装置20にアクセスして、期間及び地域について条件を満たす投稿者を特定する。また、分析者が言語を指定している場合は、投稿者特定部12は、投稿者情報に基づいて、使用言語が指定言語と一致する投稿者を特定する。そして、投稿者特定部12は、使用言語が指定言語と一致する投稿者の中から、投稿時の位置及び投稿された時刻が分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する。
また、使用言語が指定言語と一致する投稿者の特定は、次のようにして行なうことができる。例えば、投稿者情報が、投稿に用いられた端末装置が使用するアプリケーションプログラムの設定言語を特定する情報を含んでいるとする。この場合は、投稿者特定部12は、アプリケーションプログラムの設定言語を、投稿者の使用言語として特定する。
また、投稿者特定部12は、投稿者情報を記述しているテキストの文字コードを解析し、解析結果に基づいて、投稿者の使用言語を特定することもできる。例えば、文字コードがタイ語のみで用いられる文字コードである場合は、投稿者特定部12は、投稿者の使用言語をタイ語と特定する。
更に、投稿者特定部12は、投稿者情報の内容を分析し、分析結果に基づいて、投稿者の使用言語を特定することもできる。例えば、投稿者情報を記述しているテキストの文字コードが英語であるが、投稿者情報において、居住地が日本、アプリケーションプログラムの設定言語が日本語であるとする。この場合、投稿者特定部12は、投稿者の使用言語を日本語と特定する。
このように、指定言語の入力の受け付けが可能な場合は、使用する言語が指定言語と一致する個人のみの行動分析が可能となるので、分析者は、対象とする地域における外国からの旅行者の行動を分析できる。このような態様は、外国からの旅行者を呼び込んで、当該地域の活性化をする場合に最適である。
ルート生成部13は、本実施の形態1では、特定された投稿者31毎に、期間内の投稿を抽出し、抽出した各投稿を、その時刻情報に基づいて、時系列に沿ってソートする。そして、ルート生成部13は、各投稿の位置情報に基づいて、投稿時の投稿者31の位置を抽出し、抽出した位置を、地図上にプロットする。更に、ルート生成部13は、プロットした位置を、ソートした順に結んで、投稿者31のルートを生成する。
[装置動作]
次に、本実施の形態1における行動分析装置10の動作について図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態1における行動分析装置の動作を示すフロー図である。図4は、図3に示す動作を説明するための説明図である。以下の説明においては、適宜図1及び図2を参酌する。また、本実施の形態1では、行動分析装置10を動作させることによって、行動分析方法が実施される。よって、本実施の形態1における行動分析方法の説明は、以下の行動分析装置10の動作説明に代える。
まず、前提として、分析者が、端末装置50上で、分析対象となる期間及び地域と、分析対象となる個人が使用する言語と入力し、端末装置50が、期間、地域、言語を、行動分析装置10へと送信している。また、期間の入力は、開始日から終了日までの指定によって行なわれ、地域の入力は、中心点と半径との指定によって行なわれている(図4参照)。
図3に示すように、最初に、入力受付部11は、端末装置50から送信されてきた期間、地域、及び言語を入力として受け付ける(ステップA1)。
次に、投稿者特定部12は、サーバ装置20にアクセスして、期間、地域及び言語について条件を満たす投稿者を特定する(ステップA2)。
具体的には、投稿者特定部12は、端末装置20が使用するアプリケーションプログラムの設定言語、投稿者情報を記述しているテキストの文字コード、投稿者情報の内容に基づいて、使用言語がステップA1で受け付けた指定言語と一致する投稿者を特定する。
そして、投稿者特定部12は、この特定した投稿者の中から、位置情報及び及び時刻情報に基づいて、投稿時の位置がステップA1で受け付けた地域内にあり、更に、投稿された時刻がステップA1で受け付けた期間内である、投稿者を特定する。図4の例では、投稿者A、投稿者B、及び投稿者Cが特定されている。
次に、ルート生成部13は、ステップA2で特定した投稿者毎に、ステップA1で受け付けた期間内の投稿を、それぞれの時刻情報に基づいて、時系列に沿ってソートする(ステップA3)。
次に、ルート生成部13は、ステップA2で特定した投稿者毎に、ステップA3でソートされている順に、投稿時の位置を地図上にプロットし、更に、その順に、プロットした位置を結んでルートを生成する(ステップA4)。
また、ステップA4の実行後、ルート生成部13は、生成したルートを特定するルート情報を、分析者の端末装置50に送信する。これにより、図4に示すように、端末装置50の画面上には、条件に合致した投稿者のルートが表示される。
[実施の形態1における効果]
このように、本実施の形態1では、行動分析装置10は、サーバ装置20に蓄積されているミニブログに関する情報から、条件に合致する個人の位置を時系列に沿って特定できる。従って、個人が行動分析装置10への位置情報の送信を許可していない場合であっても、行動分析装置10は、個人のルートを特定することができる。
[プログラム]
本実施の形態1におけるプログラムは、コンピュータに、図3に示すステップA1〜A4を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における行動分析装置10と行動分析方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、入力受付部11、投稿者特定部12、及びルート生成部13として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態1におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、入力受付部11、投稿者特定部12、及びルート生成部13のいずれかとして機能しても良い。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における行動分析装置、行動分析方法、及びプログラムについて、図5及び図6を参照しながら説明する。
まず、本実施の形態2における行動分析装置は、図1及び図2に示した実施の形態1における行動分析装置10と同様の構成を備えている。よって、本実施の形態2では、図1及び図2を適宜参照する。また、以下においては、主に実施の形態1との相違点を中心に説明する。
本実施の形態2では、ルート生成部13の機能が、実施の形態1と異なっている。本実施の形態2においては、ルート生成部13は、サーバ装置20にアクセスして、特定された投稿者毎に、分析対象となる期間外における、各投稿者の位置を特定する。そして、ルート生成部13は、特定した期間外の位置を、生成したルートの先端又は後端に接続する。
ここで、本実施の形態2における行動分析装置の動作について図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態2における行動分析装置の動作を示すフロー図である。図6は、図5に示す動作を説明するための説明図である。以下の説明においては、適宜図1及び図2を参酌する。また、本実施の形態2でも、行動分析装置を動作させることによって、行動分析方法が実施される。よって、本実施の形態2における行動分析方法の説明も、以下の行動分析装置の動作説明に代える。
まず、前提として、分析者が、端末装置50上で、分析対象となる期間及び地域と、分析対象となる個人が使用する言語と入力し、端末装置50が、期間、地域、言語を、行動分析装置10へと送信している。また、期間の入力は、開始日から終了日までの指定によって行なわれ、地域の入力は、中心点と半径との指定によって行なわれている(図6参照)。
図5に示すように、最初に、入力受付部11は、端末装置50から送信されてきた期間、地域、及び言語を入力として受け付ける(ステップB1)。
次に、投稿者特定部12は、サーバ装置20にアクセスして、期間、地域及び言語について条件を満たす投稿者を特定する(ステップB2)。図6の例では、投稿者A、投稿者B、及び投稿者Cが特定されている。
次に、ルート生成部13は、ステップB2で特定した投稿者毎に、ステップB1で受け付けた期間内の投稿を、それぞれの時刻情報に基づいて、時系列に沿ってソートする(ステップB3)。なお、ステップB1〜B3の各ステップは、図3に示したステップA1〜A3の各ステップと同様のステップである。
次に、本実施の形態2では、ルート生成部13は、ステップB2で特定した投稿者毎に、ステップB1で受け付けた期間外の投稿を抽出する(ステップB4)。なお、ここでいう「期間外」には、ステップB1で受け付けた期間より過去の一定の期間、及びステップB1で受け付けた期間より未来の一定の期間が含まれる。
次に、ルート生成部13は、ステップB2で特定した投稿者毎に、ステップB3でソートされている順に、各投稿の位置情報から特定した投稿時の位置を地図上にプロットし、更にその順に、プロットした位置を結んでルートを生成する(ステップB5)。ステップB5は、図3に示したステップA4と同様のステップである。
次に、ルート生成部13は、ステップB4で抽出した投稿の位置情報に基づいてから、期間外の投稿者の位置を抽出し、抽出した期間外の投稿者の位置を、ステップB5で生成したルートの先端又は後端に接続する(ステップB6)。図6の例では、分析対象となる地域(破線で図示された円形のエリア)外における投稿者の位置が、期間外の投稿から抽出された位置である。
また、本実施の形態2でも、ステップB6の実行後、ルート生成部13は、生成したルートを特定するルート情報を、分析者の端末装置50に送信する。これにより、端末装置50の画面上には、条件に合致した投稿者の期間内及び期間外におけるルートが表示される。
[実施の形態2における効果]
ところで、実施の形態1及び2においては、対象となる地域は中心点と半径とによって設定される。このため、外国からの旅行者の行動を分析するためには、対象なる地域を外国まで広げる必要がある。例えば、日本の九州地方での旅行者の行動を特定したい場合は、対象となる地域を韓国、中国、東南アジア等まで広げる必要がある。しかしながら、この場合は、分析対象となる地域が広すぎるため、分析結果に、期間内に九州地方を訪問していない個人の行動までもが含まれてしまう事態が発生する。
これに対して、本実施の形態2では、図6に示すように、分析対象となる期間外での位置も抽出されるので、分析対象となる地域を必要最小限に絞っても、この地域の外から訪問してきた個人であるかどうかを判定できる。本実施の形態2によれば、分析対象となる個人が、分析対象となる地域の外から訪問している場合に、その事の特定が容易となる。つまり、本実施の形態2によれば、旅行者の行動の特定がいっそう容易となる。
(物理構成)
ここで、実施の形態1及び2におけるプログラムを実行することによって、行動分析装置10を実現するコンピュータについて図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態1及び2における行動分析装置10を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図7に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
また、本実施の形態1及び2における行動分析装置10は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、行動分析装置10は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
以上のように、本発明によれば、個人の端末装置から位置情報を直接取得することなく、個人の行動分析を実行することができる。本発明は、マーケティングの分野に有用である。
10 行動分析装置
11 入力受付部
12 投稿者特定部
13 ルート生成部
20 サーバ装置
30 投稿者の端末装置
31 投稿者
40 インターネット
50 分析者の端末装置
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (18)

  1. 個人の行動を分析するための装置であって、
    分析対象となる期間及び地域の入力を受け付ける、入力受付部と、
    インターネット上に投稿された文書毎に、当該文書の内容と、当該文書の投稿者を特定する投稿者情報と、当該文書の投稿時の前記投稿者の位置を特定する位置情報と、当該文書が投稿された時刻を特定する時刻情報とを蓄積している、サーバ装置にアクセスして、
    投稿時の位置及び投稿された時刻が前記分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する、投稿者特定部と、
    特定された投稿者毎に、前記位置情報に基づいて、当該投稿者の位置を抽出し、更に、前記時刻情報に基づいて、特定した位置を時系列の順に結んで当該投稿者のルートを生成する、ルート生成部と、
    を備えている、
    ことを特徴とする行動分析装置。
  2. 前記ルート生成部は、更に、前記サーバ装置にアクセスして、特定された投稿者毎に、前記分析対象となる期間外における、当該投稿者の位置を抽出し、抽出した期間外における前記位置を前記ルートの先端又は後端に接続する、
    請求項1に記載の行動分析装置。
  3. 前記入力受付部が、分析対象となる個人が使用する言語の入力を更に受け付け、
    前記投稿者特定部は、前記投稿者情報に基づいて、使用言語が前記言語と一致する投稿者を特定し、特定した使用言語が前記言語と一致する投稿者の中から、投稿時の位置及び投稿された時刻が前記分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する、
    請求項1または2に記載の行動分析装置。
  4. 前記投稿者情報が、投稿に用いられた端末装置が使用するアプリケーションプログラムの設定言語を特定する情報を含み、
    前記投稿者特定部が、前記アプリケーションプログラムの設定言語を、前記投稿者の使用言語として特定する、
    請求項3に記載の行動分析装置。
  5. 前記投稿者特定部が、前記投稿者情報を記述しているテキストの文字コードを解析し、解析結果に基づいて、前記投稿者の使用言語を特定する、
    請求項3に記載の行動分析装置。
  6. 前記投稿者特定部が、前記投稿者情報の内容を分析し、分析結果に基づいて、前記投稿者の使用言語を特定する、
    請求項3に記載の行動分析装置。
  7. 個人の行動を分析するための方法であって、
    (a)分析対象となる期間及び地域の入力を受け付ける、ステップと、
    (b)インターネット上に投稿された文書毎に、当該文書の内容と、当該文書の投稿者を特定する投稿者情報と、当該文書の投稿時の前記投稿者の位置を特定する位置情報と、当該文書が投稿された時刻を特定する時刻情報とを蓄積している、サーバ装置にアクセスして、
    投稿時の位置及び投稿された時刻が前記分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する、ステップと、
    (c)特定された投稿者毎に、前記位置情報に基づいて、当該投稿者の位置を抽出し、更に、前記時刻情報に基づいて、特定した位置を時系列の順に結んで当該投稿者のルートを生成する、ステップと、
    を有する、
    ことを特徴とする行動分析方法。
  8. (d)前記サーバ装置にアクセスして、特定された投稿者毎に、前記分析対象となる期間外における、当該投稿者の位置を抽出し、抽出した期間外における前記位置を前記ルートの先端又は後端に接続する、ステップを更に有する、
    請求項7に記載の行動分析方法。
  9. 前記(a)のステップにおいて、分析対象となる個人が使用する言語の入力を更に受け付け、
    前記(b)のステップにおいて、前記投稿者情報に基づいて、使用言語が前記言語と一致する投稿者を特定し、特定した使用言語が前記言語と一致する投稿者の中から、投稿時の位置及び投稿された時刻が前記分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する、
    請求項7または8に記載の行動分析方法。
  10. 前記投稿者情報が、投稿に用いられた端末装置が使用するアプリケーションプログラムの設定言語を特定する情報を含み、
    前記(b)のステップにおいて、前記アプリケーションプログラムの設定言語を、前記投稿者の使用言語として特定する、
    請求項9に記載の行動分析方法。
  11. 前記(b)のステップにおいて、前記投稿者情報を記述しているテキストの文字コードを解析し、解析結果に基づいて、前記投稿者の使用言語を特定する、
    請求項9に記載の行動分析方法。
  12. 前記(b)のステップにおいて、前記投稿者情報の内容を分析し、分析結果に基づいて、前記投稿者の使用言語を特定する、
    請求項9に記載の行動分析方法。
  13. コンピュータによって、個人の行動を分析するためのプログラムであって、
    (a)分析対象となる期間及び地域の入力を受け付ける、ステップと、
    (b)インターネット上に投稿された文書毎に、当該文書の内容と、当該文書の投稿者を特定する投稿者情報と、当該文書の投稿時の前記投稿者の位置を特定する位置情報と、当該文書が投稿された時刻を特定する時刻情報とを蓄積している、サーバ装置にアクセスして、
    投稿時の位置及び投稿された時刻が前記分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する、ステップと、
    (c)特定された投稿者毎に、前記位置情報に基づいて、当該投稿者の位置を抽出し、更に、前記時刻情報に基づいて、特定した位置を時系列の順に結んで当該投稿者のルートを生成する、ステップと、
    を有する、
    ことを特徴とするプログラム。
  14. 前記コンピュータに、
    (d)前記サーバ装置にアクセスして、特定された投稿者毎に、前記分析対象となる期間外における、当該投稿者の位置を抽出し、抽出した期間外における前記位置を前記ルートの先端又は後端に接続する、ステップを更に実行させる、
    請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記(a)のステップにおいて、分析対象となる個人が使用する言語の入力を更に受け付け、
    前記(b)のステップにおいて、前記投稿者情報に基づいて、使用言語が前記言語と一致する投稿者を特定し、特定した使用言語が前記言語と一致する投稿者の中から、投稿時の位置及び投稿された時刻が前記分析対象となる期間及び地域を満たしている投稿者を特定する、
    請求項13または14に記載のプログラム。
  16. 前記投稿者情報が、投稿に用いられた端末装置が使用するアプリケーションプログラムの設定言語を特定する情報を含み、
    前記(b)のステップにおいて、前記アプリケーションプログラムの設定言語を、前記投稿者の使用言語として特定する、
    請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記(b)のステップにおいて、前記投稿者情報を記述しているテキストの文字コードを解析し、解析結果に基づいて、前記投稿者の使用言語を特定する、
    請求項15に記載のプログラム。
  18. 前記(b)のステップにおいて、前記投稿者情報の内容を分析し、分析結果に基づいて、前記投稿者の使用言語を特定する、
    請求項15に記載のプログラム。
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