JP2018006918A - アンテナ装置 - Google Patents

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旭 韓
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Yasushi Kan
寧 官
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Hiroiku Tayama
博育 田山
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Abstract

【課題】アンテナ装置が備える2つのアンテナにおけるアイソレーション特性を高めること。【解決手段】アンテナ装置1は、底板(11)と、底板(11)の上面に載置された台座(12)と、底板(11)の上面及び台座(12)の側面に沿う地板(131)、及び、台座(12)に沿う放射素子(132)を有する第1のアンテナ(13)と、底板(11)の上面に沿う地板(141)、及び、底板(11)の上面に起立する放射素子142を有する第2のアンテナ(14)と、を備え、底板(11)は、絶縁体により構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のアンテナを備えたアンテナ装置に関する。
近年、移動通信の普及に伴い、移動体(例えば自動車など)に移動通信用の送受信両用のアンテナ装置が搭載されることが増えている。送受信両用のアンテナ装置は、共通する動作帯域を有する2つのアンテナを備えている。このようなアンテナ装置は、自動車の見栄えをよくするとともに、移動体の空気抵抗を増大させないために、例えばシャークフィンと呼ばれる背びれ状のハウジングなどに収容される。
この背びれ状のハウジングは、自動車のルーフに搭載されるため、搭載可能な位置が限定されている。そのため、背びれ状のハウジングに対しては、コンパクト化の強い要望が寄せられる。それにともない、ハウジングに収容可能なアンテナであって、例えばLTE(Long Term Evolution)用の周波数帯域において動作可能なアンテナ装置に対しても、コンパクト化の強い要望が寄せられる。
特許文献1には、背びれ状のハウジング(シャークフィンアンテナハウジング)の内部に収容可能なアンテナであって、2つのアンテナ(平衡アンテナ及び非平衡アンテナ)を備えたアンテナ装置(車両用再構成可能MIMOSAアンテナ)が記載されている。
特表2016−504799号公報(2016年2月12日公開)
ところで、送受信両用のアンテナ装置においては、共通の又は重複する周波数帯域で動作する送信用のアンテナと受信用のアンテナとを、ひとつの筐体内に収容する必要が生じる。このようなアンテナ装置において筐体のコンパクト化を進めると、送信用のアンテナと受信用のアンテナとが近接して配置されることになる。
しかしながら、共通の又は重複する周波数帯域で動作する送信用のアンテナと受信用のアンテナとを近接させて配置させた場合、送信用のアンテナが放射した電磁波の影響を受信用のアンテナが受けてしまい、基地局との通信に支障をきたすという課題があった。受信用のアンテナが正しく基地局と通信するためには、送信用のアンテナが放射した電磁波の影響を受信用のアンテナが受けないように互いのアンテナを電気的に孤立させることが求められる。換言すれば、これら2つのアンテナにおけるアイソレーション特性を高めることが求められる。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、共通する動作帯域を有する2つのアンテナを備えたアンテナ装置において、これら2つのアンテナにおけるアイソレーション特性を高めることである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るアンテナ装置は、底板と、前記底板の上面に載置された台座と、前記底板の前記上面及び前記台座の側面に沿う地板、及び、前記台座の前記側面及び前記台座の前記上面に沿う放射素子を有する第1のアンテナと、前記底板の前記上面に沿う地板、及び、前記底板の前記上面及び前記台座の前記側面の双方に直交する平面に沿う放射素子を有する第2のアンテナと、を備え、前記底板は、絶縁体により構成されている。
上記の構成によれば、第1のアンテナの地板と第2のアンテナの地板とが、共に絶縁体により構成されている底板の上面に沿って配置されている。そのため、第1のアンテナの地板及び第2のアンテナの各々は、本アンテナ装置の設置対象面(例えば、自動車のルーフ)から底板11によって絶縁されている。これにより、特許文献1に記載のアンテナ装置のように、第1のアンテナの地板又は第2のアンテナの地板が接地対象面と短絡されている場合と比べて、第1のアンテナと第2のアンテナとのアイソレーション特性が向上する。
本発明の一態様に係るアンテナ装置において、
前記第1のアンテナは、前記底板の前記上面、前記台座の前記側面、及び、前記台座の前記上面に沿うように折り曲げられた基板を更に有しており、
前記第1のアンテナの前記地板及び前記放射素子は、前記第1のアンテナの前記基板の表面に形成された導体パターンにより構成されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、容易に、地板を底板の上面及び台座の側面に沿うように配置し、且つ、放射素子を台座の側面及び台座の上面に沿うように配置することができる。
本発明の一態様に係るアンテナ装置において、前記第1のアンテナは、前記第1のアンテナの前記地板と前記第1のアンテナの前記放射素子とを短絡する短絡部であって、前記台座の前記側面に沿う短絡部を更に有している、ことが好ましい。
上記の構成によれば、第1のアンテナとして逆F型のアンテナを採用することができる。
本発明の一態様に係るアンテナ装置において、前記第2のアンテナは、表面が前記底板の前記上面と平行になるように、前記底板の前記上面に横置きされた第1の基板、及び、表面が前記底板の前記上面及び前記台座の前記側面の双方と垂直になるように、前記底板の前記上面に縦置きされた第2の基板を更に有しており、前記第2のアンテナの前記地板は、前記第1の基板の表面に形成された導体パターンにより構成されており、前記第2のアンテナの前記放射素子は、前記第2の基板の表面に形成された導体パターンにより構成されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、第2のアンテナとして、底板の上面に対して起立したモノポールアンテナを採用することができる。
本発明の一態様に係るアンテナ装置において、前記第2のアンテナは、前記第2のアンテナの前記地板に短絡され、前記第2のアンテナの前記放射素子から絶縁された整合部であって、上記第2のアンテナの前記放射素子と同一面内に形成された整合部を更に有している、ことが好ましい。
上記の構成によれば、動作帯域中に含まれる所定の周波数帯域において、第2のアンテナのVSWRが低下することを防止することができる。
本発明の一態様に係るアンテナ装置において、前記第1のアンテナと、前記第2のアンテナとは、共通する動作帯域を有し、前記第1のアンテナの前記地板と前記底板の下面との距離である第1の距離と、前記第2のアンテナの前記地板と前記底板の下面との距離である第2の距2との和は、前記動作帯域に包含される所定の周波数帯域の中心周波数に対応する実効波長の16分の1以上である、ことが好ましい。
上記の構成によれば、第1のアンテナと第2のアンテナとのアイソレーション特性を更に向上させることができる。
本発明の一態様に係るアンテナ装置において、前記第1のアンテナの前記放射素子の給電点である第1の給電点と、前記第2のアンテナの前記放射素子の給電点である第2の給電点との距離は、前記実効波長の30%以上36%以下である、ことが好ましい。
上記の構成によれば、動作帯域中に含まれる所定の周波数帯域において、第1のアンテナと第2のアンテナとのアイソレーション特性を更に向上させることができる。
本発明は、共通する動作帯域を有する2つのアンテナを備えたアンテナ装置において、これら2つのアンテナにおけるアイソレーション特性を高めることができる。
本発明の実施形態1に係るアンテナ装置の三面図である。 図1に示したアンテナ装置が備える第1のアンテナと第2のアンテナとの位置関係を示す図である。 本発明の実施例であるアンテナ装置が備える第1のアンテナの地板及び放射素子の展開図である。 本発明の実施例であるアンテナ装置が備える第2のアンテナの放射素子及び整合部の平面図である。 (a)は、本発明の実施例であるアンテナ装置が備えている第1のアンテナの利得及びVSWRを示すグラフである。(b)は、本発明の実施例であるアンテナ装置が備えている第2のアンテナの利得及びVSWRを示すグラフである。 (a)は、図5に示した実施例のアンテナ装置、及び、本発明の第1〜第3の変形例であるアンテナ装置のアイソレーション特性を示すグラフである。(b)は、(a)に示したグラフを一部拡大したグラフである。 本発明の比較例であるアンテナ装置のアイソレーション特性を示すグラフである。
〔第1の実施形態〕
本発明の一実施形態に係るアンテナ装置1の構成について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、アンテナ装置1の構成を示す三面図(左上:左側面図、左下:上面図、右下:背面図)であり、図2は、アンテナ装置1が備える第1のアンテナ13と第2のアンテナ14との位置関係を示す斜視図である。
アンテナ装置1は、図1に示すように、底板11、台座12、第1のアンテナ13、及び第2のアンテナ14を備えている。アンテナ装置1は、例えば、自動車のルーフに載置されるルーフアンテナとして利用される。この場合、アンテナ装置1の設置対象面は、自動車のルーフである。また、この場合、図1に示した構成に、第1のアンテナ13及び第2のアンテナ14を覆い、底板11と共にアンテナ1の外殻を構成するレドーム(不図示)が付加される。
なお、以降の説明では、アンテナ装置1が載置される自動車の前進方向(図1におけるy軸正方向)を「前方」と称し、その後進方向(図1におけるy軸負方向)を「後方」と称する。また、車体1の右手方向(図1におけるx軸正方向)を「右方」と称し、車体1の左手方向(図1におけるx軸負方向)を「左方」と称する。また、自動車のシャシーからルーフへと向かう方向(図1におけるz軸正方向)を「上方」と称し、車体1のルーフからシャシーへと向かう方向(図1におけるz軸負方向)を「下方」と称する。
また、アンテナ装置1が載置される対象物は、自動車の車両に限定されるものではない。また、図1においては、底板11の上面がxy平面(水平面)に沿い、第2のアンテナ14の放射素子142が水平面に起立するように(天頂方向に沿うように)、アンテナ装置1は、設置対象面に対して載置されている。しかし、アンテナ装置1を載置する向きは、図1に示した態様に限定されるものではなく、任意である。
底板11は、絶縁体(誘電体)により構成された板状部材である。本実施形態においては、上面及び下面がスタジアム型の板状部材を、曲面により構成される2つの端面が前方及び後方を向き、平面により構成される2つの端面が右方及び左方を向くように配置し、これを底板11として用いる。底板11の材料は、絶縁体であれば何でもよいが、本実施形態においては、樹脂により構成された底板11を用いる。
台座12は、底板11の上面に載置された柱状部材である。本実施形態においては、上面及び下面が長方形の柱状部材を、4つの側面が前方、後方、右方、及び左方を向くように配置し、これを台座12として用いる。台座12の材料は、絶縁体(誘電体)であってもよいし、導体であってもよいが、本実施形態においては、絶縁体に構成された台座12、特に、樹脂により構成された台座12を用いる。
第1のアンテナ13は、フレキシブル基板130、地板131、放射素子132、及び短絡部133を備えている。地板131、放射素子132、及び短絡部133は、何れもフレキシブル基板130の表面に形成された導体パターンである。地板131、放射素子132、及び短絡部133は、逆Fアンテナを構成している(第1のアンテナ13において、地板131と放射素子132とは、短絡部133を介して互いに短絡されている)。
フレキシブル基板130は、地板131が底板11の上面及び台座12の前側面に沿い、放射素子132が台座12の前側面及び上面に沿い、短絡部133が主に台座12の前側面に沿うように、折り曲げられて台座12に貼り付けられている。放射素子132は、(1)台座12の上面の左縁前端から右方に延伸する第1矩形部132aと、(2)第1矩形部132aの後縁左端から後方に延伸する第2矩形部132bと、(3)第1矩形部132aの前縁中央から下方に延伸する第3矩形部132cとにより構成されている。
第3矩形部132cの下端を給電点134(第1の給電点)として、給電点134がコネクタ135の中心導体を介して同軸ケーブルの内側導体に接続される。地板131は、第3矩形部132cの下端近傍、すなわち、給電点134近傍において、底板11を貫通するコネクタ135の外部導体を介して同軸ケーブル(不図示)の外側導体に接続される。
第2のアンテナ14は、第1のリジッド基板140a、第2のリジッド基板140b、地板141、放射素子142、及び整合部143を備えている。地板141は、第1のリジッド基板140aの表面に形成された導体パターンであり、放射素子142及び整合部143は、第2のリジッド基板140bの表面に形成された導体パターンである。地板141及び放射素子142は、モノポールアンテナを構成している(第2のアンテナ14において、地板141と放射素子142とは、互いに絶縁されている)。
第1のリジッド基板140aは、その表面が底板11の上面と平行になるように、底板11の上面に横置き(平置き)され、第2のリジッド基板140bは、その表面が底板11の上面及び台座12の前側面の双方と直交するように、底板11の上面に縦置きされる。放射素子142は、(1)リジッド基板140bの下縁前端から上方に延伸する第1略矩形部142aと、(2)リジッド基板140bの下縁中央から上方斜め後ろに延伸する、延伸長が第1略矩形部142aの延伸長よりも長い第2略矩形部142bと、(3)第1略矩形部142aと第2略矩形部142bとの間の隙間を埋める、高さが第1略矩形部142aの延伸長よりも小さい逆三角形部142cと、(4)第2略矩形部142bの後縁上端から下方斜め前に延伸する、延伸長が第2略矩形部142bの延伸長よりも短い第3略矩形部142dとにより構成されている。
第1略矩形部142aの下縁後端(すなわち、第2略矩形部142bの下縁前端)を給電点144(第2の給電点)として、給電点144がコネクタ145の中心導体を介して同軸ケーブル(不図示)の内側導体に接続される。地板141は、第1略矩形部142aの下縁後端近傍、すなわち給電点144近傍において、コネクタ145の外部導体を介して同軸ケーブルの外側導体に接続される。
以上のように構成された第1のアンテナ13及び第2のアンテナ14は、共通する動作帯域を有するように構成されている。本実施形態において、第1のアンテナ13及び第2のアンテナ14の動作帯域は、698MHz以上2690MHz以下の周波数帯域である。
LTE用の、送受信両用のアンテナ装置においては、その周波数帯域のうち低周波側の周波数帯域(698MHz以上960MHz以下の周波数帯域)におけるアイソレーション特性が重視され、698MHz以上800MHz以下の周波数帯域におけるアイソレーション特性が特に重視される。本実施形態において、698MHz以上2690MHz以下の周波数帯域に包含される698MHz以上800MHz以下の周波数帯域は、請求の範囲に記載の所定の周波数帯域に対応する。したがって、所定の周波数帯域の中心周波数は749MHzである。アンテナ装置1において、749MHzに対応する実効波長λgは、λg=275mmである。
整合部143は、リジッド基板140bの下縁後端から上方斜め後ろに延伸し、その前縁が放射素子142の第2略矩形部142bの後縁と対向し、その上縁が放射素子142の第3略矩形部142dの下縁と対向する。放射素子142と整合部143との間隔は、第2のアンテナ14のインピーダンスが同軸ケーブルのインピーダンスと整合するように決められる。
本実施形態に係るアンテナ装置1において注目すべき点は、第1のアンテナ13の地板131と第2のアンテナ14の地板141とが、共に底板11の上面に沿って配置されており、アンテナ装置1の設置対象面(例えば、自動車のルーフ)から底板11によって絶縁されている点である。これにより、第1のアンテナ13の地板131又は第2のアンテナ14の地板141が接地対象面と短絡されている場合と比べて、第1のアンテナ13と第2のアンテナ14とのアイソレーション特性が向上する。
整合部143は、動作帯域に含まれる所定の周波数帯域においてVSWRが低下することを防止できる。上述したように、第1のアンテナ13及び第2のアンテナ14の動作帯域がLTE用の周波数帯域(698MHz以上2690MHz以下)である。整合部143は、LTE用の周波数帯域のうち高周波側の周波数帯域(2000MHz近傍の周波数帯域)において、第2のアンテナ14のVSWRが低下すること防止し、VSWRの周波数依存性に谷間が生じることを防止することができる。
本実施形態において、底板11の厚さは均一であるため、第1のアンテナ13の地板131と底板11の下面との距離D1(第1の距離)と、第2のアンテナ14の地板141と底板11の下面との距離D2(第2の距離)とは、共通して12mmである。したがって、距離D1と距離D2との和は、24mmであり、実効波長λgの16分の1(=17.2mm)以上となるように構成されている。
この構成によれば、アンテナ装置1におけるアイソレーション特性を向上させることができる。
本実施形態において、給電点134と給電点144との距離D(図2参照)は、90mmに設定されている。すなわち、本実施形態において、距離Dは、実効波長λgの32.7%に設定されている。なお、距離Dは、90mmに限定されるものではなく、実効波長λgの25%以上37%以下の範囲内に含まれるように設定されていることが好ましく、30%以上36%以下の範囲内に含まれるように設定されていることがより好ましい。距離Dが25%以上37%以下の範囲内に含まれるように設定されていることによって、698MHz以上800MHz以下の周波数帯域において、|S21|が−20dBi以下である良好なアンテナ装置を得ることができる。また、距離Dが30%以上36%以下の範囲内に含まれるように設定されていることによって、698MHz以上960MHz以下の周波数帯域の全域においてバランスがとれたアンテナ装置1を得ることができる。
〔実施例の構成〕
図3は、第1の実施形態に係るアンテナ装置1の実施例であるアンテナ装置1が備えている第1のアンテナ13の放射素子132を構成する導体パターンの展開図である。図4は、本実施例のアンテナ装置1が備えている第2のアンテナ14の放射素子142及び整合部143を構成する導体パターンの平面図である。
本実施例において、放射素子132を構成する導体パターンは、図3に示した形状にパターニングされており、放射素子142及び整合部143を構成する導体パターンは、図4に示した形状にパターニングされている。
本実施例において、アンテナ装置1を構成する上述した導体パターン以外の各部については、以下の構成を採用した。
底板11として、ABS樹脂製であるABS板をスタジアム型に成形した板状部材を用いた。底板11の厚さは、12mmで均一である。底板11の比誘電率は、3.1である。
台座12として、ABS樹脂製であるABS板を直方体形状に成形したブロック部材を用いた。すなあち、台座12の上面と下面とは平行である。台座12の比誘電率は、3.1である。
フレキシブル基板130として、ポリイミド樹脂製であるポリイミドフィルムを用いた。このポリイミドフィルムの厚さは、100μmであり、比誘電率は、3.3である。
リジッド基板140a,140bの各々は、ガラスエポキシ樹脂製であるガラスエポキシ基板を用いた。このガラスエポキシ基板の厚さは、1.6mmであり、比誘電率は、4.4である。本実施例において、リジッド基板140bは、底板11の上面及び台座12の側面の双方と垂直に配置されている。
アンテナ13とアンテナ14との間隔DがD=90mmとなるように、アンテナ13及びアンテナ14の各々を配置した。
本実施例のアンテナ装置1を用いて、利得及びVSWR、並びに、アンテナ13とアンテナ14とにおけるアイソレーション特性を測定した。本実施例においては、アンテナ13とアンテナ14とにおける|S21|を測定することによってアイソレーション特性を評価した。|S21|が小さいほど、アンテナ13とアンテナ14とがよくアイソレーションされている、換言すれば、アンテナ装置1のアイソレーション特性が高いと言える。
なお、円形のアルミニウム合金製のアルミ円盤の中央にアンテナ装置1を配置して利得、VSWR、及び|S21|を測定した。アルミ円盤の直径は、500mmである。
本実施例では、アンテナ装置1を自動車のルーフ上に搭載することを想定している。円盤は、自動車のルーフを模したものである。なお、円盤100の中心付近には、アンテナ13のコネクタ135に接続する同軸ケーブル、及び、アンテナ14のコネクタ145に接続する同軸ケーブルを通すための貫通孔が設けられている。
アンテナ13のコネクタ135及びアンテナ14のコネクタ145には、実施する測定の種類に応じて送信回路又は受信回路が、同軸ケーブルを介して接続される。
〔第1〜第3の変形例の構成〕
本実施例のアンテナ装置1における間隔Dを、それぞれ、D=70mm,80mm,100mmと変更することによって得られたアンテナ装置1の各々を、それぞれ、第1〜第3の変形例とする。すなわち、本実施例のアンテナ装置1は、D=90mmであり、第1の変形例であるアンテナ装置1は、D=70mmであり、第2の変形例であるアンテナ装置1は、D=80mmであり、第1の変形例であるアンテナ装置1は、D=100mmである。
(利得及びVSWR)
図5の(a)及び(b)の各々は、それぞれ、本実施例のアンテナ装置1が備えているアンテナ13及び14の利得とVSWRとを示すグラフである。
図5の(a)に示した利得を参照すれば、本実施例のアンテナ装置1に搭載されたアンテナ13は、750MHz近傍の周波数、及び、2000MHz近傍の周波数を除いた700MHz以上2690MHz以下の幅広い周波数帯域において、おおむね−4dBi以下の良好な利得を示すことがわかった。
また、図5の(a)に示したVSWRを参照すれば、1200MHz以上1300MHz以下の周波数帯域、及び、2000MHz近傍の周波数帯域を除いて、本実施例のアンテナ13は、3以下の良好なVSWRを示すことが分かった。
1200MHz以上1300MHzを下回る周波数帯域において、本実施例のアンテナ13のVSWRは、3を上回る。しかし、この周波数帯域は、LTE用の周波数帯域における不使用帯域である。
図5の(b)に示した利得を参照すれば、本実施例のアンテナ装置1に搭載されたアンテナ14は、900MHz以上2690MHz以下の幅広い周波数帯域において、おおむね−4dBi以下の良好な利得を示すことがわかった。
また、図5の(b)に示したVSWRを参照すれば、1000MHzを上回り1200MHzを下回る周波数帯域を除いて、本実施例のアンテナ14は、3以下の良好なVSWRを示すことが分かった。
1000MHzを上回り1200MHzを下回る周波数帯域において、本実施例のアンテナ14のVSWRは、3を上回る。しかし、この周波数帯域は、LTE用の周波数帯域における不使用帯域である。
アンテナ13,14では、図3,図4に示したように地板131,141、放射素子132,142、及び整合部143を構成する導体パターンの形状を定め、かつ、地板131,141の各々がアンテナ装置1の設置対象領域である上記円盤から絶縁されている構成を採用したことによって、−4dBi以下の利得と3以下のVSWRとを幅広い周波数帯域において実現することができた。また、VSWRが3を上回る周波数帯域がわずかに生じる場合であっても、その周波数帯域を不使用帯域内に設定することができた。したがって、VSWRが3を上回る周波数帯域は、アンテナ10,20をLTE用のアンテナとして用いる場合に問題とならない。このように、アンテナ10,20は、LTE用のアンテナとして好適に用いることができる。
(アイソレーション特性)
図6の(a)及び(b)は、本実施例のアンテナ装置1及び第1〜第3の変形例のアンテナ装置1におけるアイソレーション特性(|S21|の周波数依存性)を示すグラフである。図6の(b)は、図6の(a)に示した500MHz以上3000MHz以下の周波数帯域のうち、600MHz以上1200MHz以下の周波数帯域(図6の(a)に図示した一点鎖線で挟まれた周波数帯域)を拡大したグラフである。
図6の(a)及び(b)において、本実施例のアンテナ装置1(D=90mm)のアイソレーション特性を実線で示し、第1〜第3の変形例であるアンテナ装置1(D=70mm,80mm,100mm)の各々のアイソレーション測定を、それぞれ、二点鎖線、一点鎖線、及び破線で示した。
LTE用の、送受信両用のアンテナ装置においては、低周波側の周波数帯域(698MHz以上960MHz以下の周波数帯域)におけるアイソレーション特性が重視され、698MHz以上800MHz以下の周波数帯域におけるアイソレーション特性が特に重視される。これは、アンテナ13とアンテナ14との間に生じる混信は、LTE用の周波数帯域の低周波側の帯域においてアイソレーションが不足していることの影響をより強く受けるためである。以下において、698MHz以上800MHz以下の周波数帯域のことを第1の周波数帯域と称し、800MHzを上回り960MHz以下の周波数帯域のことを第2の周波数帯域と称する。
そこで、アンテナ装置1においても、低周波側の周波数帯域におけるアイソレーション特性に着目し、特に第1の周波数帯域におけるアイソレーション特性に着目する。図6の(b)においては、698MHz、800MHz、及び960MHzに相当する位置を一点鎖線にて示している。
LTE用のアンテナにおいては、|S21|は、−20dBi以下であることが好ましいとされている。そこで、本明細書では、698MHz以上800MHz以下の周波数帯域において、|S21|が−20dBi以下であるアンテナ装置のことをアイソレーション特性が良好なアンテナ装置と判定する。
図6の(b)を参照すれば、本実施例のアンテナ装置1及び第1〜第3の変形例のアンテナ装置1は、いずれも、第1の周波数帯域の全域において−20dBi以下である|S21|を示した。したがって、本実施例のアンテナ装置1及び第1〜第3の変形例のアンテナ装置1は、いずれも、良好なアンテナ装置である。
また、第1の周波数帯域においては、距離Dを70mmから100mmへ拡大するにしたがって、|S21|が増大することが分かった。すなわち、アイソレーション特性が低下することが分かった。
一方、第2の周波数帯域においては、距離Dを70mmから100mmへ拡大するにしたがって、|S21|が減少することが分かった。すなわち、アイソレーション特性が向上することが分かった。
以上のように、第1の周波数帯域と、第2の周波数帯域とでは、アイソレーション特性が互いにトレードオフの関係にあることが分かった。
例えば、第1の周波数帯域におけるアイソレーション特性をなによりも重視する場合には、である第1又は第2の変形例のアンテナ装置1を用いることが好ましい。第1及び第2の変形例のアンテナ装置1の各々は、第1の周波数帯域の全域において−22.5dBi以下の|S21|を実現している。
第1及び第2の変形例のアンテナ装置1の各々を比較した場合、第1の変形例のアンテナ装置1は、第2の周波数帯域におけるアイソレーション特性の増大が顕著であり、880MHzを上回る周波数帯域において、|S21|は、−20dBを上回った。一方、第2の変形例のアンテナ装置1は、第2の周波数帯域の全域において−20dB以下の|S21|を実現していることが分かった。
以上の結果より、第1の周波数帯域におけるアイソレーション特性をなによりも重視する場合、すなわち、第1の周波数帯域に特化したアイソレーション特性を望む場合、D=80mmであるアンテナ装置1を選択することが好ましい。
第2の周波数帯域におけるアイソレーション特性に着目した場合、上述したように本実施例及び第3の変形例のアンテナ装置1は、第1及び第2の変形例のアンテナ装置よりも良好なアイソレーション特性を示した。本実施例及び第3の変形例のアンテナ装置1の各々は、第2の周波数帯域のほぼ全域において−25dBi以下のとても良好なアイソレーション特性を示した。
本実施例及び第3の変形例のアンテナ装置1の各々を比較した場合、本実施例のアンテナ装置1は、第3の変形例のアンテナ装置1と比較して、|S21|が−25dBi以下となる比帯域幅が広い。
以上の結果より、第1の周波数帯域におけるアイソレーション特性と、第2の周波数帯域におけるアイソレーション特性との両立を目指す場合、すなわち、第1及び第2の周波数帯域の各々においてバランスのとれたアイソレーション特性を望む場合、D=90mmであるアンテナ装置1を選択することが好ましい。
〔比較例〕
上述した実施例のアンテナ装置1において、第1のアンテナ13の給電点に接続されているコネクタ135の外部導体を、アンテナ装置1の設置対象領域である円盤に短絡させた。このように構成されたアンテナ装置を、比較例のアンテナ装置とした。すなわち、比較例のアンテナ装置は、(1)2つのアンテナを備えており、(2)その2つのアンテナのうちの一方のアンテナを構成する地板がアンテナ装置の設置対象領域に短絡されている、という2点において、特許文献1に記載されているMIMOアンテナと同様に構成されている。
特許文献1の図1A〜図1Cに図示されたMIMOアンテナにおいては、平衡アンテナの接地面(地板)が三角形PCBの第2の表面(裏面)に設けられている。したがって、このMIMOアンテナを設置対象領域である導体板(例えば自動車のルーフ)状に載置した場合、MIMOアンテナの地板は、設置対象領域に短絡される。
図7は、比較例のアンテナ装置におけるアイソレーション特性(|S21|の周波数依存性)を示すグラフである。図7においても、図6の(b)と同様に、698MHz、800MHz、及び960MHzに相当する位置を一点鎖線にて示している。
図7を参照すれば、比較例のアンテナ装置の|S21|は、750MHzを上回り900MHzを下回る周波数帯域において−20dBiを上回ることが分かった。したがって、比較例のアンテナ装置は、750MHz以上900MHz以下の周波数帯域において良好なアンテナ装置とは言えない。
以上のことから、本発明の実施例であるアンテナ、及び、第1〜第3の変形例であるアンテナの各々は、第1のアンテナ13の地板131及び第2のアンテナ14の地板141の各々がそれぞれ上記設置対象面から絶縁されるように構成されていることによって、第1の周波数帯域におけるアイソレーション特性を向上させることができることが分かった。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 アンテナ装置
11 底板
12 台座
13 第1のアンテナ
130 フレキシブル基板(第1のアンテナの基板)
131 地板
132 放射素子
132a 第1矩形部
132b 第2矩形部
132c 第3矩形部
133 短絡部
134 給電点(第1の給電点)
135 コネクタ
14 第2のアンテナ
140a 第1のリジッド基板(第2のアンテナの第1の基板)
140b 第2のリジッド基板(第2のアンテナの第2の基板)
141 地板
142 放射素子
142a 第1略矩形部
142b 第2略矩形部
142c 逆三角形部
142d 第3略矩形部
143 整合部
144 給電点(第2の給電点)
145 コネクタ

Claims (7)

  1. 底板と、
    前記底板の上面に載置された台座と、
    前記底板の前記上面及び前記台座の側面に沿う地板、及び、前記台座の前記側面及び前記台座の前記上面に沿う放射素子を有する第1のアンテナと、
    前記底板の前記上面に沿う地板、及び、前記底板の前記上面及び前記台座の前記側面の双方に直交する平面に沿う放射素子を有する第2のアンテナと、を備え、
    前記底板は、絶縁体により構成されている、
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第1のアンテナは、前記底板の前記上面、前記台座の前記側面、及び、前記台座の前記上面に沿うように折り曲げられた基板を更に有しており、
    前記第1のアンテナの前記地板及び前記放射素子は、前記第1のアンテナの前記基板の表面に形成された導体パターンにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1のアンテナは、前記第1のアンテナの前記地板と前記第1のアンテナの前記放射素子とを短絡する短絡部であって、前記台座の前記側面に沿う短絡部を更に有している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第2のアンテナは、表面が前記底板の前記上面と平行になるように、前記底板の前記上面に横置きされた第1の基板、及び、表面が前記底板の前記上面及び前記台座の前記側面の双方と垂直になるように、前記底板の前記上面に縦置きされた第2の基板を更に有しており、
    前記第2のアンテナの前記地板は、前記第1の基板の表面に形成された導体パターンにより構成されており、前記第2のアンテナの前記放射素子は、前記第2の基板の表面に形成された導体パターンにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第2のアンテナは、前記第2のアンテナの前記地板に短絡され、前記第2のアンテナの前記放射素子から絶縁された整合部であって、上記第2のアンテナの前記放射素子と同一面内に形成された整合部を更に有している、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記第1のアンテナと、前記第2のアンテナとは、共通する動作帯域を有し、
    前記第1のアンテナの前記地板と前記底板の下面との距離である第1の距離と、前記第2のアンテナの前記地板と前記底板の下面との距離である第2の距離との和は、前記動作帯域に包含される所定の周波数帯域の中心周波数に対応する実効波長の16分の1以上である、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  7. 前記第1のアンテナの前記放射素子の給電点である第1の給電点と、前記第2のアンテナの前記放射素子の給電点である第2の給電点との距離は、前記実効波長の30%以上36%以下である、
    ことを特徴とする請求項6に記載のアンテナ装置。
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