JP2018006211A - 商品展示装置 - Google Patents

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拓馬 浅沼
Takuma Asanuma
拓馬 浅沼
真知子 岩崎
Machiko Iwasaki
真知子 岩崎
健太郎 利根
Kentaro Tone
健太郎 利根
加藤 謙治
Kenji Kato
謙治 加藤
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Abstract

【課題】少ない数の照明装置で1つの方向に広がっている照明対象を照明することが可能な商品展示装置を提供する。【解決手段】商品展示装置50は、展示される商品51の前方に設定された一対の照明対象面Fの間であって、照明対象面Sから前方Fへ離れた位置に一対の照明対象面Sの間の長手方向Zに沿って配置された第1の照明装置1Aを備え、第1の照明装置1Aは、光透過性の材料から形成されたパイプ部材10と、パイプ部材10に収容され、パイプ部材10の長手方向に沿って延びる回路基板20と、回路基板20の照明対象面Fに向く一方の面に長手方向に沿って実装された複数のLED素子21と、複数のLED素子21から出射された光にLED素子21の光軸方向の光強度よりも両側面方向の光強度が大きくなるような配光特性を付与するレンズ22とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、光透過性を有するパイプ部材に発光素子が実装された回路基板を収容した照明装置を用いた商品展示装置に関する。
近年、ショーケースを照明する照明装置として、蛍光灯に換えて高輝度のLED(発光ダイオード)を照明装置に使用することが多くなっている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたショーケースは、ケース本体の両側の側面ガラスの外側に縦方向に照明装置をそれぞれ配置したものである。照明装置は、長尺型LEDカバー部材と、長尺型LEDカバー部材の内部に収容されたLED基板と、LED基板に1列に設けられた複数のLEDとを備える。長尺型LEDカバーは、LEDの光軸方向がケース本体の内側に向くようにLED基板を側面ガラスに斜めに取り付けている。
特開2015−208441号公報
上記の特許文献1の照明装置は、LEDの光強度分布が主として光軸方向に存在しているためにLEDの照射範囲が狭いことから、ショーケースが幅方向に広い場合には、照明装置の数を増やす必要がある。
したがって、本発明の目的は、少ない数の照明装置で1つの方向に広がっている照明対象を照明することが可能な商品展示装置を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、展示される商品の前方に設定された一対の照明対象面の間であって、前記照明対象面から前方へ離れた位置に前記一対の照明対象面の間の長手方向に沿って配置された照明装置を備え、
前記照明装置は、光透過性の材料から形成されたパイプ部材と、前記パイプ部材に収容され、前記パイプ部材の長手方向に沿って延びる回路基板と、前記回路基板の前記照明対象面に向く一方の面に前記長手方向に沿って実装された複数の発光素子と、前記複数の発光素子から出射された光に前記発光素子の光軸方向の光強度よりも両側面方向の光強度が大きくなるような配光特性を付与するレンズと、を備えた商品展示装置を提供する。
本発明の他の態様は、上記目的を達成するため、展示される商品の前方に設定された一対の照明対象面の間であって、前記照明対象面から前方へ離れた位置に前記一対の照明対象面の間の長手方向に沿って配置された第1の照明装置と、前記一対の照明対象面に隣接する照明対象面の側方であって、前記長手方向に沿って配置された第2の照明装置とを備え、
前記第1の照明装置は、光透過性の材料から形成されたパイプ部材と、前記パイプ部材に収容され、前記パイプ部材の長手方向に沿って延びる回路基板と、前記回路基板の前記照明対象面に向く一方の面に前記長手方向に沿って実装された複数の発光素子と、前記複数の発光素子から出射された光に前記発光素子の光軸方向の光強度よりも両側面方向の光強度が大きくなるような配光特性を付与するレンズとを備え、
前記第2の照明装置は、光透過性の材料から形成されたパイプ部材と、前記パイプ部材に収容され、前記パイプ部材の長手方向に沿って延びる回路基板と、前記回路基板の前記照明対象面に向く一方の面に前記長手方向に沿って実装された複数の発光素子と、前記複数の発光素子から出射された光に前記発光素子の光軸方向の光強度よりも前記照明対象側の側面方向の光強度が大きくなるような配光特性を付与するレンズとを備えた商品展示装置を提供する。
本発明によれば、少ない数の照明装置で1つの方向に広がっている照明対象を照明することが可能になる。
図1は、本発明の実施の形態に係る商品展示装置の正面図である。 図2は、図1の商品展示装置の要部断面図である。 図3は、第1及び第2の照明装置を示す斜視図である。 図4は、第1の照明装置のソケットを除きパイプ部材の端部側からパイプ部材の内部を見た場合の側面図である。 図5は、第1の照明装置の要部分解斜視図である。 図6は、第2の照明装置のソケットを除きパイプ部材の端部側からパイプ部材の内部を見た場合の側面図である。 図7は、第1の照明装置と照明対象面との位置関係を説明するための平面図である。 図8は、筐体の右端に位置する第2の照明装置と照明対象面との位置関係を説明するための平面図である。 図9は、本発明の実施例に係る第1の照明装置の配光特性を示すグラフ図である。 図10は、本発明の実施例に係る第2の照明装置の配光特性を示すグラフ図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
(商品展示装置の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る商品展示装置の正面図である。図2は、図1の商品展示装置の要部断面図である。図1において、Zは縦方向、Wは幅方向を示す。図2において、Rは後方、Fは前方を示す。縦方向Zは、照明対象面Sの間の長手方向の一例である。
この商品展示装置50は、図1及び図2に示すように、商品51を収容する内部空間52を有する筐体53と、筐体53の正面に設けられた複数(例えば、4つ)の長方形の扉54とを備える。内部空間52は、例えば、温度及び湿度が管理された空間である。
扉54は、幅方向Wの一方の側に取手55を備え、幅方向Wの他方の側が上下の一対のヒンジ56によって開閉可能に筐体53に支持されている。扉54は、例えば、透明ガラス、アクリル樹脂等から形成されている。隣り合う一対の扉54が、取手55が近い位置に設けられて観音開き方式になっている。なお、扉54は、スライド方式でもよい。
筐体53は、図2に示すように、縦方向Zに伸びる枠部材53a、53bと、筐体53の側壁を構成する側壁部材53cとを備える。枠部材53a、53bの扉54側の面には、内部空間52の密閉性を高めるためのゴム57が配置されている。
筐体53の内部空間52には、商品51が配置される商品展示棚58が設けられている。商品展示棚58は、縦方向Zにおいて前方Fが後方Rよりも少し下がるように配置され、商品展示棚58の前方Fの端部には、商品51が前方Fから落下しないように規制板58aが設けられている。
また、商品展示装置50は、展示される商品51の前方Fに設定された一対の照明対象面Sの間であって、照明対象面Sから前方Fへ距離Y離れた位置(LED素子21の位置)に縦方向Zに沿って配置された複数(例えば、2つ)の第1の照明装置1Aと、一対の照明対象面Sに隣接する照明対象面Sの側方であって、照明対象面Sから前方Fへ距離Y離れた位置(LED素子21の位置)に縦方向Zに沿って配置された複数(例えば、2つ)の第2の照明装置1Bとを備える。照明対象面Sは、最前列の商品51が接する仮想の面であり、図2において平面でも曲面でもよい。照明対象面Sが平面で構成されている場合、距離Yは、例えば10〜50mmが好ましい。照明対象面Sが曲面で構成されている場合、距離Yは、最も奥まった位置から、例えば10〜50mmが好ましい。
なお、第1及び第2の照明装置1A、1Bを総称するときは、単に「照明装置1」という。また、照明装置1は縦方向Zに対して前後に±30°の範囲内で傾いて配置されていてもよい。
(照明装置の全体構成)
図3は、第1及び第2の照明装置1A、1Bを示す斜視図である。図4は、第1の照明装置1Aのソケットを除きパイプ部材の端部側からパイプ部材の内部を見た場合の側面図である。図5は、第1の照明装置1Aの要部分解斜視図である。図6は、第2の照明装置1Bのソケットを除きパイプ部材の端部側からパイプ部材の内部を見た場合の側面図である。
第1及び第2の照明装置1A、1Bの基本構成は、円筒パイプからなる光透過性のパイプ部材10と、パイプ部材10の両端を閉蓋するキャップ状の第1及び第2のソケット11と、パイプ部材10に収容されて発光する照明部2とを備える。第1の照明装置1Aと第2のLED照明措置1Bとでは後述するレンズ22の形状が異なり、他は同一に構成されている。
照明部2は、LED素子21を実装するための図示しない配線パターンが形成された回路基板20と、回路基板20の表面20aにパイプ部材10又は回路基板20の長手方向に沿って実装された複数のLED素子21と、LED素子21から出射された光の配光特性を変更するレンズ22と、回路基板20をパイプ部材10に支持する支持部材23と、回路基板20の裏面20bに搭載された後述する電源部24とを有する。LED素子21は、発光素子の一例である。
(パイプ部材の構成)
パイプ部材10は、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の光透過性を有する材料からなる。なお、当該材料に拡散剤が含まれていてもよい。パイプ部材10は、既存の直管蛍光灯とほぼ同一の大きさ、寸法、及び外観形態を有している。パイプ部材10は、内周面10aから径方向に突出する一対の凸部101を内周面10aの対向する位置にそれぞれ設けることにより、内周面10aの長手方向に沿って平行に延びる一対の係合受部としての凹部100が形成されている。
図4に示すように、一対の凹部100は、支持部材23の外側突起232を係合支持する。図示例によれば、パイプ部材10の凹部100は、内周面の長手方向に沿って延びるレール状の凹凸部となっているが、これに限定されるものではなく、例えばパイプ部材10の内周面10aから径方向に窪んでおり、内周面10aの長手方向に沿って延びる溝状の凹部を形成してもよい。
(ソケットの構成)
第1及び第2の照明装置1A、1Bの第1及び第2のソケット11は同一構造を有している。ソケット11の端部の材質としては、例えばアルミニウム、アルミニウム合金等の金属の他、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂を用いることができる。このソケット11のそれぞれは、図示しない蛍光灯ソケット部の端子に接続させるための金属製の2本一対の第1乃至第4のソケット端子110を備え、端部に金属を用いる場合には、第1乃至第4のソケット端子110をベークライトにより絶縁的に支持する。また、端部に樹脂を用いる場合には、第1乃至第4のソケット端子110を樹脂によりかしめて支持する。
これらのソケット端子110の外部への突出端は、蛍光灯ソケット部の端子に電気的に接続される。ソケット端子110の突出端と反対側の他端は、回路基板20上に設けられたパッドと電気的に接続されている。なお、ソケット端子110を用いる他、電気的に接続できるものであれば、リード線やリード線の先端にコネクタを設けたものを用いてもよい。また、電源部24に二次電池を用いる場合には、ソケット端子110と回路基板20とは電気的に接続されていなくてもよい。
ソケット11のパイプ部材10と接続される接続部は、例えばポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート等の樹脂で形成される。ソケット11には、内周面から径方向に突出する一対の係止凸部が対向して形成されている。ソケット11の接続部は、パイプ部材10の一端側の外周を覆う。ソケット11は、パイプ部材10の外周面に設けられた係止凹部とソケット11の係合凸部とを係合して取り付けられる。
図では、ソケット11としてソケット端子110を軸方向に突設した構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばソケット端子110をソケット11の側面に突設した構成であってもよい。ソケット端子110としては、例えばインサート成形したり、ピン挿通孔に圧入固定したり、あるいは螺合固定したりすることで突設すればよい。
(照明部の構成)
回路基板20の表面20aには、一定のピッチで回路基板20の長手方向に沿って配置された複数のLED素子21が実装され、回路基板20の裏面20bには、LED素子21に電力を供給する電源部24が搭載されている。なお、LED素子21は、ピッチを任意にすることができる。
回路基板20は、材質として、例えばガラス基材(例えば、FR−4等)又はエポキシ系・ポリエステル系コンポジット基材(例えば、CEM−3等)の材料を用いることができる。
照明装置1としては、フリップチップタイプのLED素子21を使用するが、これに限定されるものではない。LED素子21の他の一例としては、例えば青色LEDを蛍光体により波長変換して白色を発光可能に構成されていてもよい。
(第1の照明装置のレンズの構成)
第1の照明装置1Aのレンズ22は、LED素子21から出射された光が入射する平坦な入射面224と、入射面224に入射した光を出射する一対の山形状の出射面225と、回路基板20の表面20aに接触する接触凸部226と、支持部材23のベース部230と内側突起233との間の係合受部に係合される係合突起223とを備える。
入射面224は、LED素子21から入射した光の一部(光軸21aの方向を除く)を屈折させて出射面225まで導光する。入射面224は、一部に曲面を含んでいてもよい。
出射面225は、中央が最も低い一対の山型形状を有する。出射面225は、入射面224に入射した光を全反射(一部は屈折)させることで、光を回路基板20の幅方向(側面方向)に拡散させて出射する。これにより、回路基板20の幅方向に広がった配光特性を有する。すなわち、第1の照明装置1Aのレンズ22は、複数のLED素子21から出射された光にLED素子21の光軸21aの方向(以下、光軸方向という。)の光強度よりも両側面方向の光強度が大きくなるような配光特性を付与する。側面方向は、回路基板20の表面20aに平行な方向(水平方向)、回路基板20の表面20a側の光軸方向と水平方向との間の斜め方向、回路基板20の裏面20b側の光軸方向と水平方向との間の斜め方向を含む。
(電源部の構成)
電源部24は、ソケット端子110から100V又は200V、50Hz/60Hzの交流の商用電源が供給されるものである。電源部24は、供給された交流を直流に変換する整流ダイオードと、整流ダイオードによって変換された直流の出力を平滑にして200〜300mA、30〜45Vの直流で電力を回路基板20に供給するコンデンサとを備える。電源部24は、幅が回路基板20の幅よりも小さいのが好ましい。
なお、電源部24は、電気的に直列に接続された複数の二次電池を電池収容箱内に収容した複数の電池パックでもよい。複数の電池パックは、回路基板20の長手方向に沿って回路基板20の裏面20bに搭載されている。これらの電池パックから供給される電力により、外部電源から電力が供給されなくてもLED素子21が点灯する。
(支持部材の構成)
支持部材23は、パイプ部材10の内径よりも小さい幅を有し、パイプ部材10の長手方向に延びたベース部230と、ベース部230の幅方向の両端部にベース部230に直交するように設けられた一対の側部231と、一対の側部231の外側の面から外側に突出した外側突起232と、一対の側部231の上端部から内側に突出した内側突起233とを備え、全体として板状の形状を有する。
支持部材23は、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂材料から形成されている。
回路基板20には、図示しない複数の貫通孔が形成され、支持部材23には、回路基板20に形成された貫通孔に嵌合される図示しない複数の位置決め凸部が形成されている。これにより、支持部材23に対する回路基板20を位置決めすることができる。
(第2の照明装置のレンズの構成)
第2の照明装置1Bは、第1の照明装置1Aとは、レンズ22が異なる。第1の照明装置1Aのレンズ22は、一対の山形状の出射面225を有しているが、第2の照明装置1Bのレンズ22は、一方の出射面225を入射面に平行の平坦な面225aとしたものであり、他は第1の照明装置1Aのレンズ22と同様に構成されている。すなわち、筐体53の右端に位置する第2の照明装置1Bのレンズ22は、図6に示すように、複数のLED素子21から出射された光にLED素子21の光軸方向の光強度よりも左側の側面方向の光強度が大きくなるような配光特性を付与する。また、筐体53の左端に位置する第2の照明装置1Bのレンズ22は、図6に示す形状とは線対称の形状を有し、複数のLED素子21から出射された光にLED素子21の光軸方向の光強度よりも右側の側面方向の光強度が大きくなるような配光特性を付与する。
(照明装置の動作)
次に、照明装置1の動作について図7及び図8を参照して説明する。図7は、第1の照明装置1Aと照明対象面Sとの位置関係を説明するための平面図である。同図は第1の照明装置1Aの右側のみを示す。図8は、筐体の右端に位置する第2の照明装置1Bと照明対象面Sとの位置関係を説明するための平面図である。
第1の照明装置1Aの電源部24からLED素子21に電力が供給され、LED素子21から光が出射されると、LED素子21から出射された光は、レンズ22の入射面224に入射した後、屈折して出射面225に到達し、この出射面225で全射した後、パイプ部材10を透過して両側面方向に出射し、LED素子21から一定の範囲(例えば60cm)Eに配置されている商品51を明るく照らすことができる。
一方、第2の照明装置1Bの電源部24からLED素子21に電力が供給され、LED素子21から光が出射されると、LED素子21から出射された光は、レンズ22の入射面224に入射した後、屈折して出射面225に到達し、この出射面225で全反射した後、パイプ部材10を透過して一方の側面方向に出射し、商品51を照明する。すなわち筐体53の右端に位置する第2の照明装置1Bは、左側の照射対象面Sを照明し、筐体53の左端に位置する第2の照明装置1Bは、右側の照射対象面Sを照明する。そしてLED素子21から一定の範囲(例えば80cm)Eに配置されている商品51を明るく照らすことができる。
(実施の形態の作用、効果)
第1の実施の形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
(1)光軸上の光強度よりも側面方向の光強度が大きいため、左右の照明対象面Sを1つの第1の照明装置1Aで照明することができる。したがって、少ない数の照明装置1で横方向に広がっている照射対象を明るく照明することができる。
(2)回路基板20の表面20aをパイプ部材10の略中心(ずれ量が例えばパイプ部材10の外径の10%以内)に配置しているので、回路基板20の裏面20bに電源部24を搭載することが容易になる。これにより、回路基板20の表面20a側は長手方向の端部まで光を出射することができる。
図9は、本発明の実施例に係る照明装置1Aの配光特性を示すグラフ図である。図9のAで示す光強度分布は、実施例に対応するものである。図9のBで示す光強度分布は、図4に示す構成において、レンズ22を用いていない比較例に対応するものである。
図9において、回路基板20の表面20a側の光軸方向(0°の方向)の光強度を100%としたとき、照明対象面S上の光強度は、比較例は30%程度であったが、本実施例は100〜120%になった。これにより、本実施例の第1の照明装置1Aは、側面方向の光強度が光軸方向の光強度よりも大きくなっていることが分かる。
図10は、本発明の実施例に係る照明装置1Bの配光特性を示すグラフ図である。図10のAで示す光強度分布は、実施例に対応するものである。図10のBで示す光強度分布は、図6に示す構成において、レンズ22を用いていない比較例に対応するものである。
図10において、照明対象面S上の光強度は、比較例は50%程度であったが、本実施例1は75〜110%であった。これにより、本実施例の第2の照明装置1Bは、一方の側面方向の光強度が光軸方向の光強度よりも大きくなっていることが分かる。
[変形例]
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々に変形、実施が可能である。例えば、上記実施の形態では、商品展示棚58間に隙間を設けていたが、隙間を設けずに連続した商品展示棚でもよい。
また、上記実施の形態では、光軸21a上に商品51を配置しなかったが、光軸21a上に商品51を配置し、光軸21a上の商品51も照明対象としてもよい。
また、上記実施の形態では、両サイドに第2の照明装置1Bを配置したが、両サイドに第2の照明装置1Bの代わりに第1の照明装置1Aを配置してもよい。これにより照明装置を共用化することができる。
上記実施の形態では、照明対象が横方向に広がっている場合について説明したが、照明対象が縦方向や斜めの方向に広がって場合についても本発明を適用することができる。これらの場合、照明対象が広がっている方向に直交する方向に沿って照明装置を配置すればよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、回路基板20の表面20aにレンズ22を搭載したが、パイプ部材10にレンズ機能を持たせてもよい。これによりレンズ22を省くことが可能になる。
また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記各実施の形態の構成要素の一部を省くことが可能である。例えば、上記実施の形態では、パイプ部材10に電源部24を収容したが、外部から回路基板20に直流の電力を供給できる場合には、電源部24を省いてもよい。
1A…第1の照明装置、1B…第2の照明装置、2…照明部、
10…パイプ部材、10a…内周面、10b…外周面、11…ソケット、
20…回路基板、20a…表面、20b…裏面、21…LED素子、22…レンズ、
23…支持部材、24…電源部、50…商品展示装置、51…商品、
52…内部空間、53…筐体、53a…枠部材、53c…側壁部材、54…扉、
55…取手、56…ヒンジ、57…ゴム、58…商品展示棚、58a…規制板、
100…凹部、101…凸部、110…ソケット端子、111…内部空間、
223…係合突起、224…入射面、225…出射面、225a…平坦な面、
226…接触凸部、230…ベース部、231…側部、232…外側突起、
233…内側突起、F…先方、R…後方、S…照明対象面、W…幅方向

Claims (3)

  1. 展示される商品の前方に設定された一対の照明対象面の間であって、前記照明対象面から前方へ離れた位置に前記一対の照明対象面の間の長手方向に沿って配置された照明装置を備え、
    前記照明装置は、光透過性の材料から形成されたパイプ部材と、前記パイプ部材に収容され、前記パイプ部材の長手方向に沿って延びる回路基板と、前記回路基板の前記照明対象面に向く一方の面に前記長手方向に沿って実装された複数の発光素子と、前記複数の発光素子から出射された光に前記発光素子の光軸方向の光強度よりも両側面方向の光強度が大きくなるような配光特性を付与するレンズと、
    を備えた商品展示装置。
  2. 展示される商品の前方に設定された一対の照明対象面の間であって、前記照明対象面から前方へ離れた位置に前記一対の照明対象面の間の長手方向に沿って配置された第1の照明装置と、
    前記一対の照明対象面に隣接する照明対象面の側方であって、前記長手方向に沿って配置された第2の照明装置とを備え、
    前記第1の照明装置は、光透過性の材料から形成されたパイプ部材と、前記パイプ部材に収容され、前記パイプ部材の長手方向に沿って延びる回路基板と、前記回路基板の前記照明対象面に向く一方の面に前記長手方向に沿って実装された複数の発光素子と、前記複数の発光素子から出射された光に前記発光素子の光軸方向の光強度よりも両側面方向の光強度が大きくなるような配光特性を付与するレンズとを備え、
    前記第2の照明装置は、光透過性の材料から形成されたパイプ部材と、前記パイプ部材に収容され、前記パイプ部材の長手方向に沿って延びる回路基板と、前記回路基板の前記照明対象面に向く一方の面に前記長手方向に沿って実装された複数の発光素子と、前記複数の発光素子から出射された光に前記発光素子の光軸方向の光強度よりも前記照明対象側の側面方向の光強度が大きくなるような配光特性を付与するレンズとを備えた商品展示装置。
  3. 前記照明装置は、前記照明対象面から前方へ10〜50mm離れた位置に配置された請求項1又は2に記載の商品展示装置。

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