JP2018005518A - 画像処理装置、撮像システム、画像処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、撮像システム、画像処理方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コントロール画像にないエッジを有する対象画像のエッジのぼやけを抑制するジョイントバイラテラルフィルタを提供する。
【解決手段】フィルタを対象画像Oに適用するフィルタリング処理を実行する画像処理装置であって、フィルタは、注目画素と周辺画素との距離に基づく空間重みWと、注目画素値と周辺画素値との差に基づく画素値重みと、を含む。画素値重みは、対象画像Oの撮像対象物と同じ撮像対象物を撮像したコントロール画像Iにおける注目画素値と周辺画素値との差に基づく第1重みWと、対象画像Oにおける注目画素値と周辺画素値との差に基づく第2重みWと、を含む
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理に関する。
フィルタリング処理によって対象画像の画質を改善する画像処理として、バイラテラルフィルタを用いた処理が知られている。バイラテラルフィルタは、画像中のエッジを保存しつつ画像を平滑化することができる。バイラテラルフィルタは、注目画素と周辺画素との距離に基づく空間重みと、注目画素値と周辺画素値との差に基づく画素値重みとを含む。注目画素値と周辺画素値との差は、エッジのある箇所のように画素値間の差が大きくなる箇所で生じる。注目画素値と周辺画素値との差が大きいと、画素値重みは小さくなる。画素値重みが小さい部分では、エッジが保存されやすい。
画素値重みを、対象画像とは別のコントロール画像によって求めることがある。画素値重みがコントロール画像に基づいて求められたフィルタは、ジョイントバイラテラルフィルタとよばれる。ジョイントバイラテラルフィルタは、クロスバイラテラルフィルタとよばれることもある。ジョイントバイラテラルフィルタは、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2015−144423号公報
ジョイントバイラテラルフィルタは、対象画像がコントロール画像にないエッジを有する場合、そのエッジを十分に保存することができない。コントロール画像にないエッジにおいては、コントロール画像に基づく画素値重みは、十分に小さくならない。このため、対象画像におけるエッジは、周辺画素値の影響を大きく受けてぼやける。
したがって、従来のジョイントバイラテラルフィルタの改善が望まれる。
本発明の一の態様において、フィルタは、注目画素値と周辺画素値との差に基づく画素値重みとして、コントロール画像に基づく第1重みだけでなく、対象画像に基づく第2重みをも含む。画素値重みとして、対象画像に基づく第2重みがあることで、対象画像のエッジがぼやけるのを抑制できる。
撮像システムのブロック図である。 トライラテラルフィルタにおける重みの求め方の説明図である。 バイラテラルフィルタにおける重みの求め方の説明図である。 バイラテラルフィルタリングの処理結果を示す画像である。 図4Aの画像のディザ画像である。 図4Aの画像の拡大画像である。 図5Aの画像のディザ画像である。 バイラテラルフィルタリングとトライラテラルフィルタリングの処理結果を示す画像である。 図6Aの画像のディザ画像である。 トライラテラルフィルタリングと局所トライラテラルフィルタリングの処理結果を示す画像である。 図7Aの画像のディザ画像である。
[1.実施形態の概要]
(1)実施形態に係る画像処理装置は、フィルタを対象画像に適用するフィルタリング処理を実行する。前記フィルタは、注目画素と周辺画素との距離に基づく空間重みと、注目画素値と周辺画素値との差に基づく画素値重みと、を含む。前記画素値重みは、前記対象画像の撮像対象物と同じ撮像対象物を撮像したコントロール画像における注目画素値と周辺画素値との差に基づく第1重みと、前記対象画像における注目画素値と周辺画素値との差に基づく第2重みと、を含む。画素値重みとして、コントロール画像に基づく第1重みだけでなく、対象画像に基づく第2重もあることで、対象画像のエッジがぼやけるのを抑制できる。
(2)前記対象画像は、前記コントロール画像よりも低解像度の画像であり、前記フィルタリング処理は、画素数が前記コントロール画像に対応するように前記対象画像を変換する変換処理を含み、前記第2重みは、前記変換処理がなされた前記対象画像に基づいて求められ、前記フィルタは、前記変換処理がなされた前記対象画像に適用されるのが好ましい。この場合、対象画像の高解像度化が可能である。
(3)前記コントロール画像は、可視光画像であり、前記対象画像は、赤外線画像であるのが好ましい。この場合、赤外線画像のエッジがぼやけるのを抑制できる。
(4)前記コントロール画像は、可視光画像であり、前記対象画像は、前記可視光画像よりも低解像度の赤外線画像であり、前記フィルタリング処理は、画素数が前記可視光画像に対応するように前記赤外線画像を変換する変換処理を更に含み、前記第2重みは、前記変換処理がなされた前記遠赤外線画像に基づいて求められ、前記フィルタは、前記変換処理がなされた前記赤外線画像に適用されるのが好ましい。この場合、赤外線画像のエッジがぼやけるのを抑制しつつ、赤外線画像を高解像度化することができる。
(5)前記第1重み及び前記第2重みは、前記第1重み及び前記第2重みが適用される局所領域における前記コントロール画像と前記対象画像との相互関連性に基づいて設定されるのが好ましい。この場合、よりフィルタリングがより適切となる。
(6)前記第1重みは、局所的な前記相互関連性が高いほど大きく設定され、前記第2重みは、局所的な前記相互関連性が低いほど大きく設定されるのが好ましい。
(7)実施形態に係る撮像システムは、対象画像及びコントロール画像を撮像する撮像部と、前記フィルタを前記対象画像に適用するフィルタリング処理を実行する画像処理装置と、を備える。
(8)実施形態に係る画像処理方法は、前記フィルタを対象画像に適用するフィルタリング処理を実行することを含む。
(9)実施形態に係るコンピュータプログラムは、前記フィルタを対象画像に適用するフィルタリング処理をコンピュータに実行させる。
[2.実施形態の詳細]
[2.1 撮像システム]
図1に示す撮像システム10は、撮像部20を備える。撮像部20は、複数の画像を出力する。複数の画像は、対象画像及びコントロール画像を含む。対象画像は、画像処理の対象となる画像である。コントロール画像は、フィルタ重みを求めるために用いられる画像である。コントロール画像は、対象画像と同じ撮像対象物を撮像した画像である。コントロール画像は、例えば、対象画像とは異なる撮像法で、対象画像と同じ撮像対象物を撮像した画像が用いられる。
対象画像とは異なる撮像法とは、例えば、コントロール画像に現れる撮像対象物に、対象画像に現れる撮像対象物とは何らかの相違が生じるような撮像法である。対象画像とは異なる撮像法とは、例えば、対象画像が可視光により像が検出された可視光画像であれば、赤外線により像を検出する撮像法である。対象画像とは異なる撮像法の他の例としては、例えば、対象画像が超音波画像であれば、核磁気共鳴画像法(MRI)である。
撮像法の相違は、撮像条件の相違であってもよい。撮像条件の相違は、例えば、撮像時の光量の違いである。光量の違いは、例えば、フラッシュの有無又は環境光の相違によって生じることがある。撮像条件の相違は、例えば、撮像に用いられるレンズの違いであってもよい。レンズの相違は撮像によって得られる像の相違を生じさせる。
撮像部20は、1又は複数の撮像装置を有する。複数の撮像装置21,23を有する撮像部20は、例えば、アレイカメラとして構成される。複数の撮像装置21,23は、近接して配置され、同じ撮像対象物を撮像することができる。複数の撮像装置は、例えば、コントロール画像を撮像する撮像装置21と、対象画像を撮像する撮像装置23とを備える。
撮像装置21は、例えば、可視光カメラ21である。可視光カメラ21は、可視光に基づく撮像装置である、可視光カメラ21によって撮像された可視光画像は、肉眼で見える像と同様の像を有する。実施形態において、可視光画像は、コントロール画像として用いられる。
撮像装置23は、例えば、赤外線カメラ23である。赤外線カメラ23は、赤外線に基づく撮像装置である。赤外線カメラ23によって撮像された赤外線画像は、撮像対象物からの赤外線を視覚化した画像である。赤外線画像は、サーマル画像とよばれることもある。実施形態において、赤外線画像は、対象画像として用いられる。
赤外線は、赤外線は、波長が、約0.7μから1mmの範囲の電磁波である。赤外線は可視光よりも波長が長い。赤外線は、例えば、近赤外線、中赤外線及び遠赤外線に分類される。遠赤外線は、例えば、波長8〜14μmの電磁波である。赤外線カメラ23は、いずれの赤外線をとらえるものであってもよい。実施形態の赤外線カメラ23は、例えば、遠赤外線カメラである。遠赤外線カメラは、遠赤外線の強弱をとらえることができる。
赤外線カメラ23は可視光カメラ21よりも解像度が劣ることが多い。この結果、赤外線画像は、可視光画像よりも解像度が低いことが多い。特に遠赤外線カメラによって撮像された赤外線画像は解像度が低い。一方、可視光カメラは、CMOS技術の発展により、高解像度であり、比較的、低価格である。赤外線カメラは、低解像度であっても高価格であることが多く、十分に高い解像度を持つものは非常に高価である。とりわけ、遠赤外線カメラにおいてはその傾向が顕著である。
本実施形態では、高解像度であっても比較的安価である可視光カメラ21で撮像された画像をコントロール画像とし、可視光カメラ21よりも低解像度の遠赤外線カメラ23で撮像された画像を対象画像とする。低解像度の遠赤外線カメラ23の採用により、撮像システム10の高価格化を抑制できる。
撮像部20は、複数の撮像装置21,23を有している必要はなく、一つの撮像装置だけを有していても良い。一つの撮像装置によって対象画像及びコントロール画像を撮像するには、前述の撮像条件を異ならせればよい。
図1に示すように、撮像システム10は、画像処理装置30を備える。画像処理装置30は、例えば、コンピュータを備える。コンピュータは、プロセッサ50及び記憶装置40を備える。プロセッサ50は、記憶装置40に格納されたコンピュータプログラムを実行する。コンピュータプログラムは、対象画像に対する画像処理をコンピュータに実行させるコードを含む。実施形態のコンピュータプログラムは、撮像部20による撮像を制御する処理をコンピュータに実行させるコードも含むことができる。
記憶装置40は、コントロール画像の記憶領域41を有する。可視光カメラ21によって撮像されたコントロール画像は、記憶領域41に格納される。記憶装置40は、対象画像の記憶領域43を有する。赤外線カメラ23によって撮像された対象画像は、記憶領域43に格納される。記憶装置40は、対象画像に対する画像処理によって生成された生成画像の記憶領域45を有する。
プロセッサ50によって実行される画像処理は、フィルタリング処理51を含む。フィルタリング処理51において、プロセッサ50は、記憶領域43に格納された対象画像にフィルタを適用し、生成画像を生成する。プロセッサ50は、生成画像を、記憶領域45に格納する。
実施形態のフィルタは、複数のフィルタ重みを有して構成される。実施形態のフィルタは、コントロール画像及び対象画像に基づいて生成される。フィルタリング処理51の詳細は、後述する。
[2.2 バイラテラルフィルタ(bilateral filter)]
以下では、実施形態のフィルタのベースとなったバイラテラルフィルタについて説明する。バイラテラルフィルタは、ガウス関数を用いた空間重み及び輝度値重みを有する。バイラテラルフィルタは、エッジを保存しつつ画像を平滑化する。バイラテラルフィルタを用いたフィルタリング処理は、例えば、次式で表される。
ここで、Iは、対象画像である。Fは、フィルタリングにより生成された画像である。pは注目画素である。qは周辺画素である。周辺画素pは、注目画素pの周辺領域に含まれる画素である。周辺画素は中心画素を含む。I(q)は対象画像Iの周辺画素qにおける画素値である。F(I(p))は、生成画像Fの注目画素pにおける画素値である。N(p)は、画素pの周辺領域の範囲を示す。N(p)は、式1Aにおける積和計算の範囲となる。
式1Aに示すバイラテラルフィルタは、注目画素pと周辺画素qとの距離に基づく空間重みWを有する。空間重みWは、例えば、次式によって求められる。空間重みWは、注目画素pと周辺画素qとの距離が大きくなるほど小さくなる。空間重みWによって、画像が平滑化される。
ここで、σは、重みWを決定するパラメータであり、分散を示す。
式1Aに示すバイラテラルフィルタは、対象画像Iにおける注目画素値I(p)と周辺画素値I(p)との差に基づく画素値重みWを有する。画素値重みは、例えば、次式によって求められる。画素値重みWは、注目画素値I(p)と周辺画素値I(q)との差が大きくなるほど小さくなる。画素値重みWによって対象画像Iのエッジが保存される。
ここで、σは、重みWを決定するパラメータであり、分散を示す。
バイラテラルフィルタを用いたフィルタリングでは、対象画像Iの周辺画素値I(q)に対して、空間重みWと画素値重みWとの積が掛けられ、複数の周辺画素qについての総和が求められる。
式1AにおけるWは、正規化パラメータであり、次式のように、WとWの積和計算によって得られる。
[2.3 ジョイントバイラテラルフィルタ(joint bilateral filter)]
対象画像Oとは別のコントロール画像Iに基づいて求めた重みW,Wの積が対象画像Oに対するフィルタリングに用いられるフィルタは、ジョイントバイラテラルフィルタとよばれる。ジョイントバイラテラルフィルタを用いたフィルタリング処理は、例えば、次式で表される。
ここで、Oは、対象画像である。Fは、フィルタリングによる生成画像である。pは注目画素である。qは周辺画素である。O(q)は対象画像Oの周辺画素qにおける画素値である。F(O(p))は、生成画像Fの注目画素pにおける画素値である。N(p)は、画素pの周辺領域の範囲を示す。N(p)は、式1Bにおける積和計算の範囲となる。
式1Bにおいて、重みW,Wは、対象画像Oではなく、コントロール画像Iに基づいて求められる。式1Bにおいて、その他の点は、式1Aと同様である。
ジョイントバイラテラルフィルタは、可視光画像などのコントロール画像に基づいて求められた重みW,Wを利用して、距離画像などの別の対象画像Oをフィルタリングするために用いられる。
ジョイントバイラテラルフィルタを、高解像度のコントロール画像と低解像度の対象画像の組に適用すると、対象画像の解像度をコントロール画像の解像度まで高くすることができる。このような高解像度化処理をアップサンプリングとよぶ。アップサンプリングは、次式で表される。
ここで、Tは、高解像度のコントロール画像Iと低解像度の対象画像Oとの間の画素の対応関係を求める変換処理である。変換処理は、例えば、画素の補間処理によって行われる。変換処理が施された対象画像Oは、コントロール画像Iの画素数に対応した画素数を持つ。T(p)は、変換処理が施された対象画像Oにおける画素qの画素値である。式1Cにおいて、その他の点は、式1Bと同様である。
[2.4 トライラテラルフィルタ(trilateral filter)]
実施形態のフィルタは、コントロール画像Iから求めた重みW,Wだけでなく、対象画像Oから求めた重みWをも有する。重みWは、対象画像Oにおける注目画素値O(p)と周辺画素値O(q)との差に基づく重みである。重みWは、コントロール画像Iから求められるのに対し、重みWは、対象画像Oから求められる。以下、重みWを第1重みといい、重みWを第2重みということがある。
以下では、実施形態のフィルタを、トライラテラルフィルタとよぶ。トライラテラルフィルタによるフィルタリング処理は、図1に示すフィルタリング処理51に対応し、例えば、次式で表される。
ここで、Oは、対象画像である。Fは、フィルタリングによる生成画像である。pは注目画素である。qは周辺画素である。Tは、高解像度のコントロール画像Iと低解像度の対象画像Qとの間の画素の対応関係を求める変換処理である。T(p)は、変換処理が施された対象画像Oにおける画素qの画素値である。O(T(q)は変換処理が施された対象画像Oの画素qにおける画素値である。F(O(p))は、生成画像Fの画素pにおける画素値である。N(p)は、画素pの周辺領域の範囲を示す。N(p)は、式1Dにおける積和計算の範囲となる。
式1Dに示すフィルタは、低解像度の対象画像に対する変換処理Tを含む。変換処理Tによって、低解像度の対象画像Oの画素数を、高解像度のコントロール画像Iに対応させることができる。ただし、トライラテラルフィルタは、変換処理Tを含まなくても良い。
図2に示すように、式1Dにおける空間重みWは、コントロール画像Iに基づき、式2によって求められる。式1Dにおける輝度値重みである第1重みWは、コントロール画像Iに基づき、式3によって求められる。なお、空間重みWは、変換処理Tが施された対象画像Oに基づいて求められても良い。
図2に示すように、式1Dにおける他の輝度値重みである第2重みWは、対象画像Oに基づき、次式によって求められる。第2重みWは、対象画像Oの注目画素値O(T(p))と周辺画素値O(T(q))との差が大きくなるほど小さくなる。第2重みWによって、対象画像Oのエッジがぼやけるのを防止できる。
ここで、σは、重みWを決定するパラメータであり、分散を示す。
プロセッサ50は、σの値を設定する処理を行うことができる。プロセッサ50は、σ,σの値を設定する処理を行うこともできる。プロセッサ50は、重みWと重みWの大きさのバランスを調整する処理を行うこともできる。重みWを大きくすれば、フィルタリングの際に、コントロール画像Iの効きがより強くなり、重みWを大きくすれば、フィルタリングの際に、対象画像Iの効きがより強くなる。重みWと重みWの大きさのバランス調整は、例えば、σ,σの値を調整することで行われても良いし、重みに調整用の係数を掛けることで行われても良い。重みWと重みWのバランスの調整は、画像毎に行われても良いし、画像中の画素毎又は画像中の部分領域毎に局所的に行われても良い。
トライラテラルフィルタを用いたフィルタリング処理51では、対象画像Oの周辺画素値O(T(q))に対して、空間重みWと第1重みWと第2重みWとの積が掛けられ、複数の周辺画素qについての総和が求められる積和計算が行われる。
式1DにおけるWは、正規化パラメータであり、次式のように、WとWとWとの積和計算によって得られる。フィルタリング処理51では、Wによって、空間重みWと第1重みWと第2重みWの積和計算結果が正規化される。正規化された値が、生成画像における画素pの画素値となる。
図3は、バイラテラルフィルタにおける重みW,Wの求め方を示している。図2と図3との対比からも明らかなように、トライラテラルフィルタは、ジョイントバイラテラルフィルタに、対象画像Oから求めた輝度値重みWを追加したものである。対象画像Oから求めた輝度値重みWは、対象画像Oのエッジを保存するように機能するため、生成画像のエッジがぼやけるのを防止できる。
式1Dにおける第2重みWは、対象画像から求められた輝度値重みであるという点で、式1Aに示すバイラテラルフィルタにおける輝度値重みWと共通する。また、式1Dにおける空間重みWも、式1Aに示すバイラテラルフィルタにおける空間重みWと同様ものである。したがって、式1Dに示すトライラテラルフィルタは、式1Cに示すジョイントバイラテラルフィルタと、式1Aに示すバイラテラルフィルタとを融合したものであると考えることができる。
ジョイントバイラテラルフィルタは、対象画像がコントロール画像にないエッジを有する場合、生成画像において対象画像のエッジを保存することができず、生成画像が部分的に対象画像からかけ離れたものとなることがある。しかし、トライラテラルフィルタは、対象画像Oのエッジを保存するように機能する輝度値重みWを有するため、コントロール画像にないエッジがぼやけるのを抑制する。この結果、生成画像が対象画像から大きくかけ離れることを抑制できる。しかも、トライラテラルフィルタは、ジョイントバイラテラルフィルタに基づいているため、ジョイントバイラテラルフィルタとしての機能も期待できる。
図4A及び図5Aは、ジョイントバイラテラルフィルタによるフィルタリング処理結果の例を示している。図4Aに示すコントロール画像Iは、可視光カメラ21で撮像された高解像度のカラー可視光画像である。撮像対象物は、ある建物の屋上である。図4Aに示す対象画像Oは、同じ撮像対象物を赤外線カメラ23で撮像した赤外線画像である。赤外線画像は、可視光画像よりも低解像度である。
図5Aに示す画像I,O,Fは、図4Aに示す画像I,O,Fの拡大画像である。図5Aにおけるコントロール画像Iの領域Aに着目すると、コントロール画像Iでは、屋上面と、屋上面に建てられた構造物の屋根と、は同じ色であり、両者の境界にはエッジが存在しない。これに対して、対象画像Oの領域Bに着目すると、屋上面と、屋上面に建てられた構造物の屋根と、では温度が異なるため、赤外線画像としては、両者に濃淡差が生じ、両者の境界にエッジが存在する。
領域A及び領域Bは撮像対象物における同じ領域であるにもかかわらず、撮像法の違いにより、コントロール画像Iの領域Aではエッジが存在せず、対象画像Oの領域Bではエッジが存在する。このようなコントロール画像Iから求めた重みW,Wを有するジョイントバイラテラルフィルタを対象画像Oに適用すると、図5Aにおける生成画像Fの領域Cに示すように、対象画像Oの領域Bに存在していたエッジが、エッジを有しないコントロール画像Iに引きずられて、ぼやけてしまう。
図6Aは、バイラテラルフィルタリングによる生成画像102a,102bと、トライラテラルフィルタリングによる生成画像103a,103bとを示している。生成画像102b及び生成画像103bは、それぞれ、生成画像102a及び生成画像103aの拡大画像である。バイラテラルフィルタリングによる生成画像102bの領域Cでは、エッジがぼやけているのに対して、トライラテラルフィルタリングによる生成画像103bの領域Dでは、エッジが保存されている。
このようにジョイントバイラテラルフィルタでは、低解像度の赤外線画像を高解像度の可視光画像を用いて高解像度化すると、適切な高解像度化が行えないことがあるのに対して、実施形態のトライラテラルフィルタリングでは、低解像度の赤外線画像を適切に高解像度化することができる。実施形態のトライラテラルフィルタリングを利用すると、比較的安価な低解像度の赤外線カメラ23を用いて、高解像度の赤外線画像が得られるため、非常に高価な高解像度の赤外線カメラを用いる必要がなく有利である。
なお、図4B,図5B及び図6B中の画像は、図4A,図5A及び図6A中の画像それぞれに対して、ディザリング(Dithering)処理を施して2値のディザ画像としたものである。ディザリング処理を行うことは、本発明及びその実施形態とは無関係である。権限を有する機関による本願の公開に際して、仮に図4A,図5A及び図6A中の画像に劣化が生じた場合であっても、図4B,図5B及び図6Bによって、第三者が画像を認識できるようにすることが意図されている。後述の図7Bも図7Aのディザ画像であり、同様の意図に基づくものである。
さて、トライラテラルフィルタによるフィルタリング処理は、ベクトル値を持つ対象画像Oにも適用できる。ベクトル値を持つ対象画像Oへのトライラテラルフィルタリングは、例えば、次式で表される。式1Eに関し、特に説明しない点は、式1Dと同様である。
式1Eにおける第2重みWは、対象画像Oに基づき、次式によって求められる。
[2.4 局所トライラテラルフィルタ(local trilateral filter)]
式1Eに示すトライラテラルフィルタでは、対象画像Oに基づく第2重みWによるフィルタリングも行われるため、対象画像Oの空間解像度が低い場合、空間解像度の向上には限界が生じる。そこで、トライラテラルフィルタにおける第1重みW及び第2重みWの大きさのバランスを、画像上の場所(座標)に応じて局所的に変更すると、例えば、生成画像Fにおける空間解像度をより向上させて、よりシャープな画像を得ることができる。画像上の場所に応じて第1重みW及び第2重みWの大きさのバランスが変更されるトライラテラルフィルタを、局所トライラテラルフィルタという。局所トライラテラルフィルタは、コントロール画像と解像度が同じ対象画像に適用してもよい。
実施形態の局所トライラテラルフィルタを用いたフィルタリング処理51では、第1重みW及び第2重みWのバランスは、コントロール画像Iと対象画像Oとの局所的な相互関連性に基づいて設定される。局所的な相互関連性とは、2つの画像I,Oの局所的な領域における、2つの画像I,O相互の関連性をいう。局所的な領域は、1又は複数の画素からなる範囲である。局所的な相互関連性としては、例えば、コントロール画像Iと対象画像Oとの局所相互情報量が用いられる。
2つの画像Ix及び画像Iyの画素pにおける局所相互情報量μXY(p)は、例えば、次式で定義される。
ここで、N(p)は画素Pの近傍系、PXY(I(q),I(q))は画素値I(q),I(q)の同時生起確率、P(I(q)),P(I(q))は、それぞれ、画素値I(q),I(q)の生起確率である。
プロセッサ50は、フィルタリング処理において、各画素pについて、コントロール画像Iと対象画像Oとの局所相互情報量μcoを求める。ある注目画素pにおいて、コントロール画像Iと対象画像Oとの局所相互情報量μcoが大きければ、その注目画素p付近においては、二つの画像I,O間で相互関連性が高い。相互関連性が高ければ、コントロール画像Iの効き方を強めても問題はない。したがって、ある注目画素pにおいて局所相互情報量μcoが大きければ、プロセッサ50は、コントロール画像Iに基づく第1重みWのほうが大きくなるように、注目画素pにおける両重みW,Wの大きさのバランスを設定する。
一方、ある注目画素pにおいて、コントロール画像Iと対象画像Oとの局所相互情報量が小さければ、その注目画素p付近においては、二つの画像I,O間で相互関連性が低い。相互関連性が低ければ、コントロール画像Iの効き方を弱めて対象画像Oの効き方を強めるべきである。したがって、ある注目画素pにおいて局所相互情報量μcoが小さければ、プロセッサ50は、対象画像Oに基づく第2重みWのほうが大きくなるように、注目画素pにおける両重みW,Wの大きさのバランスを設定する。
重みW,Wの大きさのバランス調整は、前述のように、例えば、プロセッサ50がパラメータσ,σの値を調整する処理を実行することで行える。パラメータσ,σの値の調整は、画素毎に行われても良いし、複数の画素を含む部分領域毎に行われても良い。σ,σの値の調整は、例えば、パラメータσ,σを、相互関連性の関数とすることで行われる。より具体的には、σ,σの値の調整は、パラメータσ,σを、相互情報量μcoの関数σ(μco),σ(μco)とすることで行える。
関数σ(μco)は、局所相互情報量μcoが大きくなれば、関数σ(μco)の値が小さくなり、局所相互情報量μcoが小さくなれば、関数σ(μco)の値が大きくなるものとすればよい。関数σ(μco)は、局所相互情報量μcoが大きくなれば、関数σ(μco)の値が大きく、局所相互情報量μcoが小さくなれば、関数σ(μco)の値が小さくなる。
換言すると、局所相互情報量μcoが大きくなれば、関数σ(μco)の値が小さくなり、関数σ(μco)の値が大きくなる。これにより、コントロール画像Iに基づく第1重みWのほうが大きくなる。また、局所相互情報量μcoが小さくなれば、関数σ(μco)の値が大きくなり、関数σ(μco)の値が小さくなる。これにより、対象画像Oに基づく第2重みWのほうが大きくなる。
相互情報量の関数であるパラメータσ,σの一例を以下に示す。相互情報量の関数であるパラメータσ,σの計算方法は、以下のものに限られない。以下において、σrO,σgO,σbOは、それぞれ、カラーコントロール画像Iの赤、緑、青チャネルr,g,b毎のパラメータである。σrC,σgC,σbCは、それぞれ、カラーコントロール画像Iの赤、緑、青チャネルr,g,b毎のパラメータである。
ここで、μro,μgo,μboは、それぞれ、カラーコントロール画像Iの赤、緑、青チャネルの画像I,I,Iそれぞれと対象画像Oとの局所相互情報量を表している。
式8〜式10に示すように、パラメータσrO,σgO,σbOは、それぞれ、μrO,μgo,μbOの関数となっている。第2重みWのためのパラメータσは、色チャネルr,g,b毎に求められたパラメータσrO,σgO,σbOに基づき、式11のように求められる。
式8〜式10に示すように、パラメータσrC,σgC,σbCも、それぞれ、μrO,μgo,μbOの関数となっている。第1重みWは、色チャネルr,g,b毎に求められたパラメータσrC,σgC,σbCに基づき、次式によって求められる。
図7Aは、トライラテラルフィルタリングによる生成画像103a,103b,103cと、局所トライラテラルフィルタリングによる生成画像104a,104b,104cとを示している。生成画像103b及び生成画像104bは、それぞれ、生成画像103a,104aの拡大画像である。生成画像103c,104cは、それぞれ、生成画像103b及び生成画像104bの拡大画像である。
局所トライラテラルフィルタリングによる生成画像104cの領域Eでは、トライラテラルフィルタリングによる生成画像103bの領域Dに比べて、エッジがよりシャープになっており、空間解像度が向上している。
[3.付記]
本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
10 撮像システム
20 撮像部
21 可視光カメラ
23 赤外線カメラ
30 画像処理装置
40 記憶装置
41 コントロール画像の記憶領域
43 対象画像の記憶領域
45 生成画像の記憶領域
50 プロセッサ
51 フィルタリング処理
102a,102b 生成画像
103a,103b,103c 生成画像
104a,104b,104c 生成画像
O 対象画像
I コントロール画像

Claims (9)

  1. フィルタを対象画像に適用するフィルタリング処理を実行する画像処理装置であって、
    前記フィルタは、
    注目画素と周辺画素との距離に基づく空間重みと、
    注目画素値と周辺画素値との差に基づく画素値重みと、
    を含み、
    前記画素値重みは、
    前記対象画像の撮像対象物と同じ撮像対象物を撮像したコントロール画像における注目画素値と周辺画素値との差に基づく第1重みと、
    前記対象画像における注目画素値と周辺画素値との差に基づく第2重みと、
    を含む
    画像処理装置。
  2. 前記対象画像は、前記コントロール画像よりも低解像度の画像であり、
    前記フィルタリング処理は、画素数が前記コントロール画像に対応するように前記対象画像を変換する変換処理を含み、
    前記第2重みは、前記変換処理がなされた前記対象画像に基づいて求められ、
    前記フィルタは、前記変換処理がなされた前記対象画像に適用される
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記コントロール画像は、可視光画像であり、
    前記対象画像は、赤外線画像である
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記コントロール画像は、可視光画像であり、
    前記対象画像は、前記可視光画像よりも低解像度の赤外線画像であり、
    前記フィルタリング処理は、画素数が前記可視光画像に対応するように前記赤外線画像を変換する変換処理を更に含み、
    前記第2重みは、前記変換処理がなされた前記遠赤外線画像に基づいて求められ、
    前記フィルタは、前記変換処理がなされた前記赤外線画像に適用される
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1重み及び前記第2重みは、前記第1重み及び前記第2重みが適用される局所領域における前記コントロール画像と前記対象画像との相互関連性に基づいて設定される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1重みは、局所的な前記相互関連性が高いほど大きく設定され、
    前記第2重みは、局所的な前記相互関連性が低いほど大きく設定される
    請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 対象画像及びコントロール画像を撮像する撮像部と、
    フィルタを前記対象画像に適用するフィルタリング処理を実行する画像処理装置と、
    を備え、
    前記フィルタは、
    注目画素と周辺画素との距離に基づく空間重みと、
    注目画素値と周辺画素値との差に基づく画素値重みと、
    を含み、
    前記画素値重みは、
    前記コントロール画像における注目画素値と周辺画素値との差に基づく第1重みと、
    前記対象画像における注目画素値と周辺画素値との差に基づく第2重みと、
    を含む
    撮像システム。
  8. フィルタを対象画像に適用するフィルタリング処理を実行することを含む画像処理方法であって、
    前記フィルタは、
    注目画素と周辺画素との距離に基づく空間重みと、
    注目画素値と周辺画素値との差に基づく画素値重みと、
    を含み、
    前記画素値重みは、
    前記対象画像の撮像対象物と同じ撮像対象物を撮像したコントロール画像における注目画素値と周辺画素値との差に基づく第1重みと、
    前記対象画像における注目画素値と周辺画素値との差に基づく第2重みと、
    を含む
    画像処理方法。
  9. フィルタを対象画像に適用するフィルタリング処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記フィルタは、
    注目画素と周辺画素との距離に基づく空間重みと、
    注目画素値と周辺画素値との差に基づく画素値重みと、
    を含み、
    前記画素値重みは、
    前記対象画像の撮像対象物と同じ撮像対象物を撮像したコントロール画像における注目画素値と周辺画素値との差に基づく第1重みと、
    前記対象画像における注目画素値と周辺画素値との差に基づく第2重みと、
    を含む
    コンピュータプログラム。
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