JP2018000713A - 電極カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】バスケット形状の電極組立体を拡張させた場合でも、その基端部および先端部に対して液体を十分に灌注できる電極カテーテルを提供すること。
【解決手段】カテーテルシャフト10と電極組立体30とパイプ60とを備え、パイプ60には灌注用ルーメン60Lが形成され、パイプ60の外周には、電極組立体30の先端部に灌注するための開口61からなる先端側灌注用開口群61Gと、電極組立体30の基端部に灌注するための開口62からなる基端側灌注用開口群62Gとが形成され、パイプ60を引張操作することにより、電極組立体30が拡張するとともに、基端側灌注用開口群62Gの形成領域の一部がカテーテルシャフト10の内部に引き込まれ、灌注用ルーメンからの液体が、カテーテルシャフト10の内部に引き込まれていない開口62および先端側灌注用開口群61Gを構成する開口61から噴射される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カテーテルシャフトの先端にバスケット状の電極組立体が接続されてなる電極カテーテルに関する。
従来、心臓の電気生理学的検査において、左心房肺静脈への挿入と電極位置の保持を容易にするとともに末梢血管を詰まらせるリスクのある血栓の生成を抑えた電極カテーテルとして、下記特許文献1には、カテーテルシャフト(可撓性を有するチューブ)と、カテーテルシャフトの先端に各々の基端が固定され、各々の外周に電極が装着されている複数のスパイン(脊柱)が、各々の先端において互いに接合されることによりバスケット状に形成された電極組立体(集合体)と、カテーテルシャフトの内部において軸方向に移動可能に延在し、カテーテルシャフトの先端から延び出して電極組立体の内部(中心)に延在し、その先端が電極組立体の先端に固定され、その基端が引張操作可能な操作用ワイヤ(集合体牽引ワイヤ)と、カテーテルシャフトの内部において軸方向に移動可能に延在し、その先端が、カテーテルシャフトの先端に固定され、その基端が引張操作可能な操作用ワイヤ(チューブ牽引ワイヤ)と、操作用ワイヤ(集合体牽引ワイヤおよびチューブ牽引ワイヤ)の各々の基端と接続された制御ハンドルと、カテーテルシャフトの基端と制御ハンドルの間に設けられ、注水チューブが接続された分岐部とを備えてなり、注水チューブから供給された液体が、カテーテルシャフトの内部をとおってカテーテルシャフトの先端(電極組立体の基端)から先端方向に噴出される電極カテーテルが紹介されている。
特開2013−81526号公報
上記特許文献1に記載されているようなバスケット状に形成された電極組立体にあっては、その先端部(複数のスパインの先端どうしの接合部およびその近傍)および基端部(複数のスパインの基端どうしの接合部およびその近傍)において血液が滞留しやすく血栓が生成されやすい。このため、バスケット形状の電極組立体の先端部および基端部に対して十分に灌注する必要がある。
しかしながら、上記特許文献1に記載された電極カテーテルでは、カテーテルシャフトの先端から噴出される液体を、バスケット形状の電極組立体の先端部(複数のスパインの先端どうしの接合部およびその近傍)まで到達させることは困難であり、このため、電極組立体の先端部に対して十分に灌注することができず、電極組立体の先端部における血栓の形成を十分に抑制することができない。
また、カテーテルシャフトの先端から先端方向に噴出される液体は、バスケット形状の電極組立体の内部を操作用ワイヤ(集合体牽引ワイヤ)に沿って先端方向に流動するため、電極組立体の基端部(複数のスパインの基端どうしの接合部およびその近傍)に対しても十分に灌注することができない。
特に、操作用ワイヤ(集合体牽引ワイヤ)を引張操作してバスケット形状の電極組立体を操作用ワイヤの半径方向に拡張させたときには、液体の噴出口からスパインの基端近傍までの距離が、拡張前における当該距離と比較して長くなる(スパインの基端近傍が操作用ワイヤの半径方向に遠ざかる)ため、電極組立体の基端部に対して液体を灌注させることが、より困難となる。
なお、電極組立体を拡張させるときに、注水チューブからの液体の供給量を増加させることも考えられるが、操作が煩雑となって現実的でないばかりか、液体の供給量を増加させると、噴出された液体の先端方向への勢いが増して、操作用ワイヤの半径方向に広がらなくなるため、液体の供給量を増加させるだけでは、電極組立体の基端部に対する灌注量を増加させることはできない。
本発明は以上のような事情に基いてなされたものである。
本発明の第1の目的は、バスケット形状の電極組立体の先端部に対して、液体を十分に灌注することが可能で、電極組立体の先端部の血栓の形成を十分に抑制することができる電極カテーテルを提供することにある。
本発明の第2の目的は、バスケット形状の電極組立体の基端部に対しても、液体を十分に灌注することが可能で、電極組立体の基端部の血栓の形成を十分に抑制することができる電極カテーテルを提供することにある。
本発明の第3の目的は、バスケット形状の電極組立体を、操作用ワイヤの半径方向に拡張させたときであっても、電極組立体の端部(基端部および先端部)に対して液体を十分に灌注することができる電極カテーテルを提供することにある。
本発明の第4の目的は、バスケット形状の電極組立体の基端部と先端部との間における灌注量の差を小さくすることができる電極カテーテルを提供することにある。
本発明の電極カテーテルは、カテーテルシャフトと、
前記カテーテルシャフトの先端に各々の基端が固定され、少なくとも1個のリング状電極が各々の外周に装着されている複数のスパインが、各々の先端において互いに接合されることによりバスケット状に形成された電極組立体と、
前記リング状電極に接続された導線と、
前記カテーテルシャフトの基端に接続されたハンドルと、
前記カテーテルシャフトの内部において前記カテーテルシャフトの軸方向に移動可能に延在し、前記カテーテルシャフトの先端から延び出して前記電極組立体の内部に延在し、その先端が前記電極組立体の先端部に固定され、その基端が引張操作可能である円筒状のパイプとを備えてなり、
前記導線は、その先端部において前記リング状電極の内周面に接合されることによって当該リング状電極に接続されているとともに、前記スパインの内部および前記カテーテルシャフトの内部において延在し、
前記パイプには、液体の流路となる灌注用ルーメンが形成されているとともに、前記パイプの外周には、前記複数のスパインの先端どうしの接合部およびその近傍(前記電極組立体の先端部)に灌注するために前記灌注用ルーメンに至るよう前記パイプの管壁に形成された複数の側孔の開口からなる先端側灌注用開口群と、前記複数のスパインの基端どうしの接合部およびその近傍(前記電極組立体の基端部)に灌注するために前記灌注用ルーメンに至るよう前記パイプの管壁に形成された複数の側孔の開口からなる基端側灌注用開口群とが形成され、
前記パイプの基端を引張操作することにより、前記複数のスパインの各々が撓んで前記電極組立体が前記パイプの半径方向に拡張するとともに、前記パイプにおける前記基端側灌注用開口群の形成領域の一部が前記カテーテルシャフトの内部に引き込まれ、前記灌注用ルーメンからの液体が、前記カテーテルシャフトの内部に引き込まれていない前記形成領域の残部における基端側灌注用開口群を構成する開口および前記先端側灌注用開口群を構成する開口から噴射されることを特徴とする。
このような構成を有する電極カテーテルによれば、パイプの灌注用ルーメンに供給される液体を、電極組立体の内部に延在する当該パイプの外周に形成された先端側灌注用開口群を構成する開口から、複数のスパインの先端どうしの接合部およびその近傍に向けて当該パイプの半径方向に噴射することができるので、電極組立体の先端部に対して当該液体を十分に灌注することができる。
また、パイプの灌注用ルーメンに供給される液体を、電極組立体の内部に延在する当該パイプの外周に形成された基端側灌注用開口群を構成する開口から、複数のスパインの基端どうしの接合部およびその近傍に向けて当該パイプの半径方向に噴射することができるので、電極組立体の基端部に対しても当該液体を十分に灌注することができる。
また、パイプの基端を引張操作することにより、パイプの半径方向に電極組立体が拡張して、電極組立体を構成するスパインの基端近傍および先端近傍がパイプから遠ざかったときには、パイプにおける基端側灌注用開口群の形成領域の一部がカテーテルシャフトの内部に引き込まれ、引き込まれていない領域(基端側灌注用開口群の形成領域の残部)における開口および先端側灌注用開口群を構成する開口からの液体の噴射圧力が上昇する。これにより、パイプ(基端側灌注用開口群および先端側灌注用開口群)から遠ざかったスパインの基端近傍および先端近傍に対しても当該液体を灌注することが可能になる。
このように、本発明の電極カテーテルでは、電極組立体の拡張に伴って、基端側灌注用開口群および先端側灌注用開口群を構成する開口からの液体の噴射圧力が上昇するので、電極組立体を拡張させたときであっても、電極組立体の端部(基端部および先端部)に対して液体を十分に灌注することができる。
本発明の電極カテーテルにおいて、前記パイプの外周面は、前記カテーテルシャフトの少なくとも先端領域における内壁(構成樹脂)により液密に覆われていることが好ましい。
このような構成を有する電極カテーテルによれば、カテーテルシャフトの内部に引き込まれた基端側灌注用開口群の形成領域の一部における開口が確実に塞がれて当該開口からの液体の流出を確実に抑止できるとともに、カテーテルシャフトの先端側からカテーテルシャフトの内部に液体が浸入することを防止することができる。
本発明の電極カテーテルにおいて、前記先端側灌注用開口群を構成する開口の総面積をS61とし、
前記パイプの基端を引張操作して前記電極組立体が前記パイプの半径方向に最も拡張しているときに、前記カテーテルシャフトの内部に引き込まれていない前記基端側灌注用開口群の形成領域の残部における噴射可能な開口の総面積をS621とし、前記カテーテルシャフトの内部に引き込まれた前記基端側灌注用開口群の形成領域の一部における噴射不能な開口の総面積をS622とするとき、
(S61+S621)/(S61+S621+S622)が0.7以下であることが好ましい。
また、この電極カテーテルにおいて、S61/(S621+S622/2)が1.2〜2.0であることが好ましい。
このような構成を有する電極カテーテルによれば、電極組立体が所定の拡張状態(標準状態)にあるときに、当該電極組立体の基端部と先端部との間における灌注量の差を少なくすることができる。
本発明の一実施形態に係る電極カテーテルを示す側面図である。 図1に示した電極カテーテルの先端部分を示す側面図である。 図1に示した電極カテーテルの横断面図(III−III断面図)である。 図1に示した電極カテーテルの横断面図(IV−IV断面図)である。 図2に示した電極カテーテルの電極組立体を構成するスパインの横断面図(V−V断面図)である。 図1に示した電極カテーテルの先端部分を示す縦断面図である。 図2に示した電極カテーテルの電極組立体の先端部を示す斜視図である。 電極組立体の先端部を構成するアンカーを示す側面図である。 電極組立体の先端部を構成するアンカーを示す斜視図である。 図1に示した電極カテーテルを構成するパイプを示す側面図である。 図10に示したパイプにおける先端側灌注用開口群の形成領域を示す側面図(XIA部拡大図)である。 図10に示したパイプにおける基端側灌注用開口群の形成領域を示す側面図(XIB部拡大図)である。 図10に示したパイプの正面図(XIC部拡大図)である。 図1に示した電極カテーテルにおいて、パイプの引張操作に伴う電極組立体の形状変化を示す側面図である。
図1〜図7に示すこの実施形態の電極カテーテル100は、カテーテルシャフト10と、カテーテルシャフト10の先端に各々の基端が固定され、12個のリング状電極20が各々の外周に装着されている10本のスパイン31が、各々の先端において互いに接合されることによりバスケット状に形成された電極組立体30と、リング状電極20に接続された導線40と、カテーテルシャフト10の基端に接続されたハンドル50と、カテーテルシャフト10の内部においてカテーテルシャフト10の軸方向に移動可能に延在し、カテーテルシャフト10の先端から延び出して電極組立体30の内部に延在し、その先端が電極組立体30の先端部であるアンカー33に固定され、その基端が引張操作可能である円筒状のパイプ60とを備えてなり、
導線40は、その先端部においてリング状電極20の内周面に接合されることによって当該リング状電極20に接続されているとともに、スパイン31の内部およびカテーテルシャフト10の内部において延在し、
パイプ60には、液体の流路となる灌注用ルーメン60Lが形成されているとともに、パイプ60の外周には、電極組立体30の先端部であるスパイン31の先端どうしの接合部およびその近傍に灌注するために灌注用ルーメン60Lに至るようパイプ60の管壁に形成された複数の側孔の開口61からなる先端側灌注用開口群61Gと、電極組立体30の基端部であるスパイン31の基端どうしの接合部およびその近傍に灌注するために灌注用ルーメン60Lに至るようパイプ60の管壁に形成された複数の側孔の開口62からなる基端側灌注用開口群62Gとが形成され、
パイプ60の基端を引張操作することにより、複数のスパイン31の各々が撓んで電極組立体30がパイプ60の半径方向に拡張するとともに、パイプ60における基端側灌注用開口群62Gの形成領域の一部がカテーテルシャフト10の内部に引き込まれ、灌注用ルーメン60Lからの液体が、カテーテルシャフト10の内部に引き込まれていない基端側灌注用開口群62Gの形成領域の残部における開口62および先端側灌注用開口群61Gを構成する開口61から噴射されるように構成されている。
図1において、70は、導線40の各々の基端が接続される複数の端子を内蔵する電極コネクタ、71は、電極コネクタ70に向けてハンドル50から延び出た導線40を内包するシングルルーメン構造の導線保護チューブ、81は、ハンドル50に接続された固定バルブ、82は、固定バルブ81を保持する固定バルブハブ、83は、ハンドル50と固定バルブハブ82とを連結する連結チューブ、85は灌流コネクタ、86は、パイプ60と灌流コネクタ85とを連結し、パイプ60の灌注用ルーメン60Lと連通するルーメンを有する灌流チューブである。
図4に示すように、電極カテーテル100を構成するカテーテルシャフト10の内部には、中央ルーメン11が形成されているとともに、その周囲において断面が矩形状の10個のサブルーメン13が等角度間隔で形成されている。
カテーテルシャフト10の長さとしては、通常800〜1300mmとされ、好適な一例を示せば1100mmである。
カテーテルシャフト10の外径は、通常2.4〜4.0mmとされ、好適な一例を示せば2.8mmとされる。
カテーテルシャフト10の内径(中央ルーメン11の直径)は、通常0.4〜1.0mmとされ、好適な一例を示せば0.7mmとされる。
カテーテルシャフト10の構成材料としては、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエーテルポリアミド、ポリウレタン、ナイロン、ポリエーテルブロックアミド(PEBAX)などの合成樹脂を使用することができ、これらのうち、PEBAXを使用することが好ましい。
カテーテルシャフト10は、その全長にわたり同じ硬度を有してもよいが、長さ方向に沿って硬度が異なっているものが好ましく、例えば、先端方向に向かって72Dから40Dまで傾斜的に変化(低下)しているものを好適に使用することができる。
また、カテーテルシャフト10は、編組により補強されたブレードチューブであってもよい。ここに、編組の構成材料としては、埋設されることによって補強効果を発揮できる樹脂を挙げることができ、好適な樹脂としてPEEK樹脂を挙げることができる。
カテーテルシャフト10の先端には電極組立体30が接続されている。
電極カテーテル100を構成する電極組立体30は、10本のスパイン31によりバスケット状に形成されてなる。
スパイン31の構成材料としては、カテーテルシャフト10の構成材料と同様のものを使用することができ、PEBAXを使用することが好ましい。
図2および図6に示すように、スパイン31の各々の基端はカテーテルシャフト10の先端に固定されている。
スパイン31の基端と、カテーテルシャフト10の先端とは、構成樹脂の融着によって固定されており、図3および図6に示すように、両者の融着範囲(例えば、5〜15mm)においては、カテーテルシャフト10の中央ルーメン11に融着樹脂が充填されている。カテーテルシャフト10の先端領域を構成する融着樹脂は、カテーテルシャフト10の中央ルーメン11に延在するパイプ60の外周面を液密に覆っており、これにより、カテーテルシャフト10の先端から中央ルーメン11に液体が浸入することを防止することができる。
他方、図2および図7に示すように、スパイン31の各々の先端は、アンカー33に固定されることによって互いに接合されている。
アンカー33の構成材料としては、ステンレスなどの金属を挙げることができる。
図5および図6に示すように、スパイン31の内部には、形状記憶合金かならなるコアワイヤ35が延在している。
コアワイヤ35は、図2に示したようなスパイン31の撓み形状を記憶しており、力を加えることによって容易に変形(例えば直線状に変形)するが、力を取り除くと元の撓み形状に戻る。コアワイヤ35の構成材料としてはNi−Ti合金を挙げることができる。
図8および図9に示すように、電極組立体30を構成するアンカー33の外周面には、螺旋状に配置されるようにして10個の孔335が形成されており、この孔335にコアワイヤ35の先端が挿入されることにより、このコアワイヤ35が延在するスパイン31の先端がアンカー33に固定される。
また、図3および図6に示すように、コアワイヤ35の基端は、カテーテルシャフト10の先端部分(例えば、シャフト先端から100mm程度の部分)におけるサブルーメン13に挿入されている。
電極組立体30を構成するスパイン31の各々の外周には、12個のリング状電極20が装着されており、これにより、この電極組立体30の電極数は120となる。
リング状電極20の構成材料としては、例えば白金、金、銀、アルミニウム、銅、ステンレスなど、電気伝導性の良好な金属を使用することができる。なお、X線に対する造影性を良好なものとする観点からは、白金、金、銀およびこれらを主成分とする合金などが好ましい。
リング状電極20の各々には導線40が接続されている。
図5に示すように、電極カテーテル100を構成する導線40は、その先端部においてリング状電極20の内周面に接合されることによって当該リング状電極20に接続されているとともに、リング状電極20の装着位置に対応してスパイン31の管壁に形成されている側孔315から当該スパイン31の内部に進入して、当該スパイン31の内部を延在する。
図3および図4、図6に示すように、スパイン31の内部に延在している導線40は、カテーテルシャフト10の内部(中央ルーメン11)に進入し、カテーテルシャフト10の内部に延在する。
なお、図3に示すように、カテーテルシャフト10の先端部分における導線40は、スパイン31の各々に対応して配置されたポリイミドチューブ37の各々に内包された状態で、カテーテルシャフト10の内部において延在している。
カテーテルシャフト10の内部に延在している導線40は、カテーテルシャフト10の基端に接続されているハンドル50の内部に進入し、更に、ハンドル50から延び出て、導線保護チューブ71のルーメンを通って、電極コネクタ70の内部に挿入されている。導線40の各々の基端部の各々は、電極コネクタ70に内蔵されている複数の端子の各々に接続されている。この電極コネクタ70を介して、本実施形態の電極カテーテル100は、医療計測機器に接続される。
電極カテーテル100を構成するパイプ60は、カテーテルシャフト10の内部(中央ルーメン11)において、カテーテルシャフト10の軸方向に移動可能に延在し、カテーテルシャフト10の先端から延び出して電極組立体30の内部に延在している。
パイプ60の先端は、アンカー33の基端面に形成された孔337に挿入されることにより、電極組立体30の先端部に固定されている。
カテーテルシャフト10の内部に延在しているパイプ60は、カテーテルシャフト10の基端から延び出してハンドル50の内部に進入し、さらに、ハンドル50から延び出して、連結チューブ83および固定バルブハブ82の内部に延在している。パイプ60の基端は、灌流チューブ86を介して灌流コネクタ85に連結されている。
パイプ60の構成材料としては、Ni−Tiやステンレスなどの金属を挙げることができるが、金属以外の材料(例えば硬質樹脂)であってもよい。
パイプ60の外径は、通常0.5〜1.2mmとされ、好適な一例を示せば0.8mmとされる。
パイプ60の内径(灌注用ルーメン60Lの径)は、通常0.4〜1.0mmとされ、好適な一例を示せば0.7mmとされる。
パイプ60の基端は引張操作可能であり、パイプ60は、電極組立体30を拡張させるための引張ワイヤとして作用する。
パイプ60の基端に連結された灌流コネクタ85を引張操作することにより、パイプ60は、カテーテルシャフト10の内部を基端側に移動する。
カテーテルシャフト10に対してパイプ60が基端側に移動することにより、カテーテルシャフト10の先端から延び出ていたパイプ60の一部がカテーテルシャフト10の内部に引き込まれ、これに伴って、パイプ60の先端が固定されている電極組立体30の先端部が基端方向に引っ張られ、スパイン31の各々が撓んで、電極組立体30が拡張する。
なお、スパイン31の基端と、カテーテルシャフト10の先端との融着部分において、カテーテルシャフト10の中央ルーメン11に充填されて、パイプ60の外周面を液密に覆う融着樹脂は、パイプ60の移動を阻害するものではない。パイプ60は、その外周において融着樹脂と摺動しながら、カテーテルシャフト10の内部を移動することができる。
図12は、パイプ60の基端に連結されている灌流コネクタ85を引張操作することにより、電極組立体30の形状が変化する状態を示している。
同図(1)は、電極組立体30が最も収縮している状態であり、電極カテーテル100をシース内に挿入する際に好適な形状である。
同図(3)は、引張操作によって電極組立体30が最も拡張している状態であり、心房中隔(左房側)の電位を測定する際に好適な形状である。
同図(2)は、中間状態(標準状態)であって、このときのスパイン31の撓み形状がコアワイヤ35によって記憶されている。
図10および図11Cに示すように、パイプ60には、液体の流路となる灌注用ルーメン60Lが形成されている。
また、図10および図11Aに示すように、パイプ60の外周には、スパイン31の先端どうしの接合部およびその近傍(電極組立体30の先端部)に灌注するために複数個形成された側孔の開口61からなる先端側灌注用開口群61Gが形成されている。 また、図10および図11Bに示すように、パイプ60の外周には、スパイン31の基端どうしの接合部およびその近傍(電極組立体30の基端部)に灌注するために複数個形成された側孔の開口62からなる基端側灌注用開口群62Gが形成されている。
ここに、開口61および開口62の径としては、例えば0.03〜0.1mmとされ、好ましくは0.04〜0.06mmである。
先端側灌注用開口群61Gを構成する開口61の総面積としては、例えば1.5〜8mm2 とされる。
また、基端側灌注用開口群62Gを構成する開口62の総面積としては、例えば3〜20mm2 とされる。
本実施形態の電極カテーテル100においては、パイプ60の基端(灌流コネクタ85)の引張操作によって、パイプ60における基端側灌注用開口群62Gの形成領域の一部がカテーテルシャフト10の内部に引き込まれる。
ここに、図12(1)に示したような電極組立体30が最も収縮している状態においては、基端側灌注用開口群62Gの形成領域の全部が、カテーテルシャフト10の先端から延び出ている。
この場合、基端側灌注用開口群62Gを構成するすべての開口62および先端側灌注用開口群61Gを構成する開口61から液体を噴射させることができる。
一方、図12(3)に示したような電極組立体30が最も拡張している状態においては、基端側灌注用開口群62Gの形成領域の一部(例えば、図11Bにおける基端側領域622A)が、カテーテルシャフト10の内部に引き込まれる。
既述したように、カテーテルシャフト10の中央ルーメン11に延在するパイプ60の外周面は、カテーテルシャフト10の先端領域を構成する融着樹脂により液密に覆われており、カテーテルシャフト10の内部に引き込まれた基端側灌注用開口群62Gの形成領域の一部(基端側領域622A)における開口62は融着樹脂に塞がれて液体を噴射することができなくなる。
この場合、基端側灌注用開口群62Gの形成領域の残部(図11Bにおける先端側領域621A)における開口62および先端側灌注用開口群61Gを構成する開口61から液体が噴射される。
また、図12(2)に示したような中間状態(標準状態)においては、基端側灌注用開口群62Gの形成領域の一部(例えば、図11Bにおける基端側領域622Aの基端側略半分の領域)が、カテーテルシャフト10の内部に引き込まれて、当該基端側領域622Aにおける略半数の開口62は、カテーテルシャフト10の先端領域を構成する融着樹脂に塞がれて液体を噴射することができなくなる。
この場合、基端側灌注用開口群62Gの形成領域の残部(図11Bにおける先端側領域621Aおよび基端側領域622Aの先端側略半分の領域)における開口62並びに先端側灌注用開口群61Gを構成する開口61から液体が噴射される。
図11Bに示す先端側領域621Aにおける開口62の総面積をS621とし、基端側領域622Aにおける開口62の総面積をS622とし、図11Aに示す先端側灌注用開口群61Gを構成する開口61の総面積をS61とするとき、図12(1)に示したような電極組立体30が最も収縮している状態における噴射可能な開口61および62の総面積は、S61+S621+S622であり、図12(3)に示したような電極組立体30が最も拡張している状態における噴射可能な開口61および62の総面積は、S61+S621であり、電極組立体30の拡張に伴って噴射可能な開口61および62の総面積が減少し、これに伴い噴射圧力が上昇する。
これにより、パイプ60(基端側灌注用開口群62Gおよび先端側灌注用開口群61G)から遠ざかったスパイン31の基端近傍および先端近傍に対しても当該液体を灌注することが可能になる。
ここに、電極組立体30が最も拡張している状態〔図12(3)に示したような状態〕における噴射可能な開口61および62の総面積(S61+S621)と、電極組立体30が最も収縮している状態〔図12(1)に示したような状態〕における噴射可能な開口61および62の総面積(S61+S621+S622)との比〔(S61+S621)/(S61+S621+S622)〕としては、0.7以下であることが好ましい。
この比〔(S61+S621)/(S61+S621+S622)〕が0.7以下であることにより、電極組立体30の拡張に伴う開口61および62からの噴射圧力の上昇率をある程度高くすることができるので、電極組立体30を拡張させて、その基端部および先端部がパイプ60(基端側灌注用開口群62Gおよび先端側灌注用開口群61G)から遠ざかった場合であっても、電極組立体30の基端部および先端部に対して液体を十分に灌注することができる。
また、比〔S61/(S621+S622/2)〕が1.2〜2.0であることが好ましい。
ここに、(S621+S622/2)は、図12(2)に示したような中間状態(標準状態)にあるときの噴射可能な開口62の総面積に略等しく、比〔S61/(S621+S622/2)〕を1.2〜2.0とすることにより、中間状態(標準状態)にあるときに、電極組立体30の基端部と先端部との間における灌注量の差を小さくすることができる。
この比〔S61/(S621+S622/2)〕が1.2未満である場合には、電極組立体30の先端部に対する灌注量が、基端部に対する灌注量と比較して過少となる。
他方、この比が2.0を超える場合には、電極組立体30の基端部に対する灌注量が、先端部に対する灌注量と比較して過少となる。
本実施形態の電極カテーテル100によれば、パイプ60の灌注用ルーメン60Lに供給される液体を、電極組立体30の内部に延在するパイプ60の外周に形成された先端側灌注用開口群61Gを構成する開口61から、スパイン31の先端どうしの接合部およびその近傍に向けてパイプ60の半径方向に噴射することができるので、電極組立体30の先端部に対して当該液体を十分に灌注することができる。
また、パイプ60の灌注用ルーメン60Lに供給される液体を、電極組立体30の内部に延在するパイプ60の外周に形成された基端側灌注用開口群62Gを構成する開口62から、スパイン31の基端どうしの接合部およびその近傍に向けてパイプ60の半径方向に噴射することができるので、電極組立体30の基端部に対しても当該液体を十分に灌注することができる。
また、パイプ60の基端(灌流コネクタ85)を引張操作することによって、パイプ60の半径方向に電極組立体30が拡張して、電極組立体30を構成するスパイン31の基端近傍および先端近傍がパイプ60から遠ざかったときには、パイプ60における基端側灌注用開口群62Gの形成領域の一部がカテーテルシャフト10の内部に引き込まれ、引き込まれていない領域(基端側灌注用開口群62Gの形成領域の残部)における開口62および先端側灌注用開口群61Gを構成する開口61からの液体の噴射圧力が上昇するので、パイプ60(基端側灌注用開口群62Gおよび先端側灌注用開口群61G)から遠ざかったスパイン31の基端近傍および先端近傍に対しても当該液体を灌注することが可能になる。
このように、本実施形態の電極カテーテル100では、電極組立体30の拡張に伴って、基端側灌注用開口群62Gおよび先端側灌注用開口群61Gを構成する開口62および61からの液体の噴射圧力が上昇するので、電極組立体30を拡張させたときであっても、電極組立体30の端部(基端部および先端部)に対して液体を十分に灌注することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、図12(1)に示したような電極組立体30が最も収縮している状態では、先端側領域621Aおよび基端側領域622Aが、カテーテルシャフト10の先端から延び出ており、図12(2)に示したような中間状態では、基端側領域622Aの基端側略半分の領域がカテーテルシャフト10の内部に引き込まれ、図12(3)に示したような電極組立体30が最も拡張している状態では、基端側領域622Aがカテーテルシャフト10の内部に引き込まれたが、図12(2)に示したような中間状態において、先端側領域621Aおよび基端側領域622Aが、カテーテルシャフト10の先端から延び出ており、図12(3)に示したような最も拡張している状態において、基端側領域622Aの全域または一部の領域がカテーテルシャフト10の内部に引き込まれるよう構成されていてもよい。
100 電極カテーテル
10 カテーテルシャフト
11 中央ルーメン
13 サブルーメン
20 リング状電極
30 電極組立体
31 スパイン
315 側孔
33 アンカー
335 孔
337 孔
37 ポリイミドチューブ
40 導線
50 ハンドル
60 パイプ
60L 灌注用ルーメン
61G 先端側灌注用開口群
61 開口
62G 基端側灌注用開口群
62 開口
621A 先端側領域
622A 基端側領域
70 電極コネクタ
71 導線保護チューブ
81 固定バルブ
82 固定バルブハブ
83 連結チューブ
85 灌流コネクタ
86 灌流チューブ

Claims (4)

  1. カテーテルシャフトと、
    前記カテーテルシャフトの先端に各々の基端が固定され、少なくとも1個のリング状電極が各々の外周に装着されている複数のスパインが、各々の先端において互いに接合されることによりバスケット状に形成された電極組立体と、
    前記リング状電極に接続された導線と、
    前記カテーテルシャフトの基端に接続されたハンドルと、
    前記カテーテルシャフトの内部において前記カテーテルシャフトの軸方向に移動可能に延在し、前記カテーテルシャフトの先端から延び出して前記電極組立体の内部に延在し、その先端が前記電極組立体の先端部に固定され、その基端が引張操作可能である円筒状のパイプとを備えてなり、
    前記導線は、その先端部において前記リング状電極の内周面に接合されることによって当該リング状電極に接続されているとともに、前記スパインの内部および前記カテーテルシャフトの内部において延在し、
    前記パイプには、液体の流路となる灌注用ルーメンが形成されているとともに、前記パイプの外周には、前記電極組立体の先端部である前記複数のスパインの先端どうしの接合部およびその近傍に灌注するために前記灌注用ルーメンに至るよう前記パイプの管壁に形成された複数の側孔の開口からなる先端側灌注用開口群と、前記電極組立体の基端部である前記複数のスパインの基端どうしの接合部およびその近傍に灌注するために前記灌注用ルーメンに至るよう前記パイプの管壁に形成された複数の側孔の開口からなる基端側灌注用開口群とが形成され、
    前記パイプの基端を引張操作することにより、前記複数のスパインの各々が撓んで前記電極組立体が前記パイプの半径方向に拡張するとともに、前記パイプにおける前記基端側灌注用開口群の形成領域の一部が前記カテーテルシャフトの内部に引き込まれ、前記灌注用ルーメンからの液体が、前記カテーテルシャフトの内部に引き込まれていない前記形成領域の残部における基端側灌注用開口群を構成する開口および前記先端側灌注用開口群を構成する開口から噴射されることを特徴とする電極カテーテル。
  2. 前記パイプの外周面は、前記カテーテルシャフトの少なくとも先端領域における内壁により液密に覆われていることを特徴とする請求項1に記載の電極カテーテル。
  3. 前記先端側灌注用開口群を構成する開口の総面積をS61とし、
    前記パイプの基端を引張操作して前記電極組立体が前記パイプの半径方向に最も拡張しているときに、前記カテーテルシャフトの内部に引き込まれていない前記基端側灌注用開口群の形成領域の残部における噴射可能な開口の総面積をS621とし、前記カテーテルシャフトの内部に引き込まれた前記基端側灌注用開口群の形成領域の一部における噴射不能な開口の総面積をS622とするとき、
    (S61+S621)/(S61+S621+S622)が0.7以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の電極カテーテル。
  4. S61/(S621+S622/2)が1.2〜2.0であることを特徴とする請求項3に記載の電極カテーテル。
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