JP2017539135A - D2d同期信号のための電力制御モード - Google Patents

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Abstract

同期信号のための電力制御の方法は、無線デバイスで、D2D同期信号の送信のために無線デバイスの電力制御モードを決定するアクセスポイントからの信号を受信することを含む。方法は、無線デバイスによって、電力制御モードに従ってD2D同期信号を送信することを更に含む。電力制御モードは、被制御電力モード又は最大電力モードを含んでよい。

Description

本願で説明される実施形態は、D2D同期信号のための電力制御モードに関係がある。
無線通信ネットワークを使用するスマートフォン、タブレット、タブレット・コンピュータ、及び他の電子機器(一般に「無線デバイス」と呼ばれる。)の急増は、遍在的且つ連続的な無線ボイス及びデータアクセスに対する需要の増大を生み出してきた。デバイス・ツー・デバイス(D2D;device-to-device)通信は、この需要を満たすのを助けることができる。例えば、D2D通信は、無線デバイス間で行われてよく、無線デバイスが互いと情報をやり取りすることを可能にすることができる。このD2D通信は、無線通信リソースの再利用を可能にすることができる。それは、無線ボイス及びデータアクセスに対する需要を満たすのと助けることができる。
本願で請求される対象は、上述されているようなあらゆる欠点を解決する実施形態又は上述されているような環境でのみ動作する実施形態に制限されない。むしろ、この背景は、本願で記載されるいくつかの実施形態が実施され得る技術分野の一例を説明するためにのみ与えられている
実施形態の態様に従って、同期信号のための電力制御の方法は、無線デバイスで、D2D同期信号の送信のために前記無線デバイスの電力制御モードを決定するアクセスポイントからの信号を受信することを含む。方法は、前記無線デバイスによって、前記電力制御モードに従ってD2D同期信号を送信することを更に含む。前記電力制御モードは、被制御電力モード又は最大電力モードを含んでよい。
実施形態の目的及び利点は、特許請求の範囲で特に示されている要素、特徴、及び組み合わせに少なくともよって、実現及び達成される。
前述の概要及び以下の詳細な説明は、例及び説明であり、請求されている本発明の限定ではないことが理解されるべきである。
例となる実施形態は、添付の図面の使用を通じて、更なる特定及び詳細をもって、記載及び説明される。
例となる無線通信ネットワークの図である。 図1のネットワークで実装され得る、例となる無線デバイスの図である。 NIDの関数として計算されるPAPRのグラフ表示である。 計算されたPAPRの昇順において並べられた図3Aの計算されたPAPRのグラフ表示である。 ロング・ターム・エボリューション−アドバンスド(LTE−A)D2Dセカンダリ同期シーケンス設計の例となる方法のフローチャートを表す。 D2D同期信号の送信電力制御の例となる方法のフローチャートを表す。 D2D同期信号の送信電力制御の他の例となる方法のフローチャートを表す。 本願で記載される少なくとも1つの実施形態に従って全てが配置される、リソース構成及び無線デバイス挙動の例となる方法のフローチャートを表す。
ロング・ターム・エボリューション(LTE;Long Term Evolution)システム及びロング・ターム・エボリューション−アドバンスド(LTE−A;Long Term Evolution-Advanced)システムの仕様は、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP;3rd Generation Partnership Project)において調査中である。夫々の仕様は、リリース(rel.)としばしば呼ばれる。3GPP LTE−A仕様のリリース12はD2D通信について記述する。D2D通信は、ユーザ機器(UE;User Equipment)と本願で記載される2つ以上のモバイル端末どうしの直接的なデータ伝送を可能にする。D2D通信は規則的なセルラー通信を圧倒し得る。
D2D通信を使用することは、ネットワーク容量を増やすことができる。例えば、D2D通信は、空間多重化を認めることがより高いスペクトルの利用を可能にするので、空間再利用利得を可能にし得る。D2D通信を用いることはまた、直接リンクがセルラーチャネルと比べてより良いチャネル品質を有し得るのでスループットが増大して、リンク利得を可能にし得る。D2D通信を使用することは更には、データがセルラーリンク上の2回(すなわち、アップリンク(UL;uplink)及びダウンリンク(DL;downlink)セルラー通信を介すること)と比べて直接リンク上で一度で送信される場合にリソース再利用が減少し得るので、ホップ利得を可能にし得る。
D2D通信を用いることはまた、デバイス・ユーザ機器(DUE;Device User Equipment)通信のレイテンシーを最適化し得る。例えば、D2D通信は、eNodeB(eNB)及び/又はコア・ネットワークを介してデータを中継することを避けることで、eNB負荷を最適化し得る。
いくつかの事例において、D2D通信は、D2Dリレーを通じてセル・カバレッジを広げることができる。更には、D2D通信は、ネットワーク・カバレッジの有無によらず、あるいは、部分的なネットワーク・カバレッジとともに、使用され得る。
スケジューリング・アサインメント(SA;Scheduling Assignment)及びデータのようなD2D通信は、制御された電力又は最大電力により送信され得る。以下で更に詳細に記載されるように、D2D通信が最大電力により送信されるときにD2D同期シーケンス(D2DSS;D2D Synchronization Sequence)及び物理D2D同期チャネル(PD2DSCH;Physical D2D Synchronization Channel)が制御された電力により送信される場合に、問題は起こりうる。例えば、制御された電力により送信されるD2DSS及びPD2DSCH伝送は、最大電力により送信されるD2D通信よりも少ない送信電力及び少ない送信範囲を有しうる。そのようなものとして、いくつかの受信側無線デバイスは、D2DSS/PD2DSCHから同期を得ることができず、従って、たとえD2D通信が復号されるよう十分な電力を有して受信されるとしても、D2D通信を適切に復号することができない可能性がある。
然るに、本願で記載されるいくつかの実施形態は、無線デバイスで、D2DSS及び/又はPD2DSCHのようなD2D同期信号の送信のために前記無線デバイスの電力制御モードを決定するアクセスポイントからの信号を受信してよい。アクセスポイントから受信される信号は、ダウンリンク制御情報(DCI;Downlink Control Information)、サブフレーム5(DCI5)、ラジオ・リソース・コントロール(RRC;Radio Resource Control)信号、又は無線デバイスの(α,P0)パラメータを設定するのに有効な信号を含んでよい。無線デバイスは、次いで、電力制御モードに従ってD2D同期信号を送信してよい。このとき、電力制御モードは、被制御電力モード又は最大電力モードを含む。いくつかの実施形態において、D2D同期信号の送信のための電力制御モードは、D2D通信の送信のための電力モードと一致することができる。
本発明の実施形態は、添付の図面を参照して説明される。
図1は、本願で記載される少なくとも1つの実施形態に従って配置される、例となる無線通信ネットワーク100(以降「ネットワーク100」)の図である。ネットワーク100は、無線通信サービスを1つ以上の無線デバイス104(以降「無線デバイス104」(複数を含む。))へ1つ以上のアクセスポイント(例えば、アクセスポイント102)を経由して供給するよう構成されてよい。無線通信サービスは、ボイス・サービス、データ・サービス、メッセージング・サービス、及び/又はそれらのあらゆる適切な組み合わせであってよい。ネットワーク100は、周波数分割多重アクセス(FDMA;Frequency Division Multiple Access)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA;Orthogonal FDMA)ネットワーク、符号分割多重アクセス(CDMA;Code Division Multiple Access)ネットワーク、時分割多重アクセス(TDMA;Time Division Multiple Access)ネットワーク、及び/又はあらゆる他の適切な無線通信ネットワークを含んでよい。いくつかの実施形態において、ネットワーク100は、第3世代(3G)無線通信ネットワーク及び/又は第4世代(4G)無線通信ネットワークとして構成されてよい。それら及び他の実施形態において、ネットワーク100は、LTE又はLTE−A無線通信ネットワークとして構成されてよい。
図1のネットワーク100において、無線デバイス104はDUEを含んでよく、他の近くにある無線デバイス104を発見することができる。これは、“D2Dディスカバリ”と本願では呼ばれる。無線デバイス104は、UEの位置に基づくサービスのために、及び/又は直接的なD2D通信のために、そのような情報を使用し得る。
D2D伝送は、1つの無線デバイス104と1つの他の無線デバイス104との間で起こり得る。これは、“ユニキャスト”と本願では呼ばれる。代替的に、又はその上、D2D伝送は、送信範囲内で1つの無線デバイス104と他の全ての無線デバイス104のサブセットとの間で起こり得る。これは、“グループ・キャスト”と本願では呼ばれる。代替的に、又はその上、D2D伝送は、送信範囲内で1つの無線デバイス104と他の全ての無線デバイス104との間で起こり得る。これは、“ブロードキャスト”と本願では呼ばれる。
D2Dディスカバリ及びD2D通信は、完全なネットワーク・カバレッジ若しくは部分的なネットワーク・カバレッジにより、又はネットワーク・カバレッジなしで、ネットワーク100内の無線デバイス104どうしの間で起こり得る。完全な又は部分的なネットワーク・カバレッジによれば、D2Dディスカバリ及びD2D通信は、中央集権化された協調、例えば、アクセスポイント102による協調を有して起こり得る。
D2D通信のための多数の潜在用途が存在する。例えば、D2D通信は、緊急時対応のシナリオのような、公衆安全の状況において用いられ得る。そのようなシナリオにおいて、D2D通信は、特に、第1応答者が互いから近距離の所にいる場合に、第1応答者(すなわち、特に、第1応答者の無線デバイス104)どうしの間の短距離のディスカバリ及び通信のために使用され得る。いくつかの事例において、D2D通信は、無線デバイス104がウォーキー・トーキー(walkie-talkies)と同様に使用されることを可能にすることができ、及び/又は第1応答者がグループ通話を行うことを可能にすることができる。
更には、D2D通信は、人々が自身の無線デバイス104を用いて近くにいる関心のある人々を発見し、それらの人々とファイルを共有し、及び/又はそれらの人々と通信することを可能にすることといった、社交上の目的のために使用され得る。
更には、D2D通信は、近接性に基づく広告といった、商業上の目的のために使用され得る。
更には、D2D通信は、車両間及び/又は車両−縁石間通信のような、輸送目的のために使用され得る。
更には、D2D通信は、マシン・ツー・マシン(M2M;machine-to-machine)のために、例えば、スマートホームにおいて、例えば、スマートホーム機器どうしのピア・ツー・ピア通信のために、使用され得る。D2D通信は、M2Mグループを直接に支援するためにも使用され得る。
米商務省(USDOC:U.S. Department of Commerce)によって表されているように、公衆安全共同体からのD2D通信への特別の関心が存在する。典型的な使用に加えて、公衆安全用途は、D2Dブロードキャスト及びD2Dグループ・キャストを更に必要としうる。D2Dブロードキャストは、送信側(TX)無線デバイス104の送信範囲内にある全ての無線デバイス104を対象とし得る。D2Dグループ・キャストは、TX無線デバイス104の送信範囲内にある通信グループの部分である全ての無線デバイス104を対象とし得る。
続けて図1を参照して、アクセスポイント102は、如何なる適切な無線通信ネットワーク用通信ポイントであってもよく、一例として、基地局、エボルブド・ノードB(eNB;evolved node B)基地局、リモート・ラジオ・ヘッド(RRH;remote radio head)、又はあらゆる他の適切な通信ポイントを含んでよい。無線デバイス104は、無線通信サービスを得るためにネットワーク100を使用し得る如何なるデバイスも含んでよく、一例として、DUE、M2Mデバイス、携帯電話機、スマートフォン、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA;personal digital assistant)、ラップトップ・コンピュータ、パーソナル・コンピュータ、及びタブレット・コンピュータ、又はあらゆる他の同様のデバイスを含んでよい。
無線デバイス104は、D2D通信を実施するよう構成されてよい。いくつかの実施形態において、無線デバイス104は、アクセスポイント102からの支援の有無によらずにD2D通信を実施するよう構成されてよい。アクセスポイント102から支援されてD2D通信を実施することは、“ネットワーク内(in-network)”D2D通信と本願では呼ばれ得る。アクセスポイント102から支援されずにD2D通信を実施することは、“ネットワーク外(out-of-network)”D2D通信と本願では呼ばれ得る。いくつかの実施形態において、ネットワーク内D2D通信は、無線デバイス104がアクセスポイント102へ接続されているときに実施され得、ネットワーク外D2D通信は、無線デバイス104がアクセスポイント102へ接続されていないときに実施され得る。例えば、無線デバイス104は、無線デバイス104がアクセスポイント102の通信範囲の外にあるときに、ネットワーク外D2D通信を実施してよい。
ネットワーク内又はネットワーク外D2D通信を実施するよう、個々の無線デバイス104は、その無線デバイス104が無線通信することができる他の無線デバイス104を発見し得る。例えば、第1の無線デバイス104aは第2の無線デバイス104bを発見し得る。無線デバイスは、D2Dディスカバリ・メッセージを用いて互いを発見し得る。
図2は、本願で記載される少なくとも1つの実施形態に従って配置される、図1のネットワーク100において実装され得る、例となる無線デバイス202の図である。無線デバイス202は、図1の無線デバイス104に概して対応し得る。無線デバイス202は、アンテナ210、トランシーバ220、及びハードウェア230を含んでよい。ハードウェア230は、特定用途向け集積回路(ASIC;application-specific integrated circuit)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA;Field Programmable Gate Array)、又は動作(例えば、図1の無線デバイス104によって実施されるように記載された動作)を実施するよう構成されるあらゆる他のデジタル若しくはアナログ回路構成を含んでよい。図2に表されるように、ハードウェア230は、プロセッサ232、メモリ234、及びデータストレージ236を含んでよい。それら及び他の実施形態において、プロセッサ232、メモリ234、及びデータストレージ236は、ハードウェア230によって実施される動作の一部又は全てを実施するよう構成されてよい。他の実施形態において、ハードウェア230は、プロセッサ232、メモリ234、及びデータストレージ236のうちの1つ以上を含まなくてよい。
一般に、プロセッサ232は、様々なコンピュータ・ハードウェア又はソフトウェア・モジュールを含む如何なる適切な特別目的の又は汎用のコンピュータ、コンピューティング・エンティティ、又はプロセッシングデバイスも含んでよく、如何なる適用可能なコンピュータ可読記憶媒体にも記憶されている命令を実行するよう構成されてよい。例えば、プロセッサ232は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP;digital signal processor)、ASIC、FPGA、あるいは、プログラム命令を解釈するよう及び/若しくは実行するよう並びに/又はデータを処理するよう構成されるあらゆる他のデジタル又はアナログ回路構成を含んでよい。図2では単一のプロセッサとして表されているが、プロセッサ232は、本願で記載される動作をいくつでも個別的に又は集合的に実施するよう構成されるプロセッサをいくつでも含んでよい。その上、プロセッサのうちの1つ以上は、1つ以上の異なる電子デバイスに存在してよい。いくつかの実施形態において、プロセッサ232は、メモリ234、データストレージ236、又はメモリ234及びデータストレージ236に記憶されているプログラム命令を解釈及び/若しくは実行し、並びに/又はメモリ234、データストレージ236、又はメモリ234及びデータストレージ236に記憶されているデータを処理し得る。いくつかの実施形態において、プロセッサ232は、データストレージ236からプログラム命令をフェッチし、メモリ234にプログラム命令をロードし得る。プログラム命令がメモリ234にロードされた後、プロセッサ232はプログラム命令を実行し得る。
メモリ234及びデータストレージ236は、コンピュータ実行可能命令又はデータ構造を搬送する又は記憶しているコンピュータ可読記憶媒体又は1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、プロセッサ232のような、汎用又は特別目的のコンピュータによってアクセスされ得る如何なる利用可能な媒体であってもよい。例として、制限なしに、そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM;Random Access Memory)、リード・オンリー・メモリ(ROM;Read-Only Memory)、電気的消去可能なプログラム可能リード・オンリー・メモリ(EEPROM;Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、コンパクト・ディスク−リード・オンリー・メモリ(CD−ROM;Compact Disc Read-Only Memory)若しくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気記憶デバイス、フラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、ソリッドステート・メモリデバイス)、又はコンピュータ実行可能命令若しくはデータ構造の形で所望のプログラムコードを搬送若しくは記憶するために使用されてよく且つ汎用若しくは特別目的のコンピュータによってアクセスされ得るあらゆる他の記憶媒体を含んでよい。それらの組み合わせも、コンピュータ可読記憶媒体の適用範囲内に含まれてよい。コンピュータ実行可能命令は、例えば、プロセッサ232に特定の動作又は動作のグループを実施させるよう構成される命令及びデータを含んでよい。
表されてはいないが、アクセスポイント(例えば、図1のアクセスポイント102)は、図2の無線デバイス202の要素に類する又はそれら要素と同じ少なくともいくつかの要素を含んでよい。例えば、本願で記載される少なくとも1つの実施形態に従うアクセスポイントは、図2の無線デバイス202のハードウェア230、トランシーバ220、及びアンテナ210と同じハードウェア、トランシーバ、及びアンテナを含んでよい。その上、アクセスポイントのハードウェアは、図2の無線デバイス202のプロセッサ232、メモリ234、及びデータストレージ236と同じプロセッサ、メモリ、及びデータストレージのうちの1つ以上を含んでよい。
[1.LTE−A D2Dセカンダリ同期シーケンス設計]
図1及び図2を組み合わせて参照して、無線デバイス104、202によって送信され得るD2Dディスカバリ・メッセージは、D2D同期信号(D2DSS又はD2DSS伝送)及び物理D2D同期チャネル(PD2DSCH又はPD2DSCH伝送)を含んでよい。D2DSS伝送及びPD2DSCH伝送は、無線デバイス104、202のうちの対応する1つによる伝送を含み、その送信範囲内にある他の無線デバイス104、202へ同期を供給する。夫々のD2DSS及び/又はPD2DSCH伝送は、無線デバイス104、202のうちの対応する1つからの他の無線デバイス104、202による受信のための時間及び/又は周波数同期としての機能を果たしてよい。D2DSS伝送は、ネットワーク内、部分ネットワーク、又はネットワーク外カバレッジ無線デバイス104、202によって送信され得る。
D2DSS伝送は、プライマリ(primary)D2D同期シーケンス伝送(PD2DSS又はPD2DSS伝送)及びセカンダリ(secondary)D2D同期シーケンス伝送(SD2DSS又はSD2DSS伝送)を含む。夫々のPD2DSS伝送は、最初の時間及び周波数推定のために、対応する受信側(RX)無線デバイス104、202によって使用されてよい。夫々のSD2DSS伝送は、精緻な時間及び周波数推定のために、対応するRX無線デバイス104、202によって使用されてよい。
現在の3GPP LTE/LTE−A仕様(リリース8〜11)はD2Dをサポートしないが、現在の3GPP LTE/LTE−A仕様(リリース8〜11)は、PD2DSS伝送及びSD2DSS伝送と夫々同じである非D2Dのプライマリ同期シーケンス伝送(PSS伝送又はPSS)及び非D2Dのセカンダリ同期シーケンス伝送(SSS伝送又はSSS)を定義する。現在の3GPP LTE/LTE−A仕様(リリース8〜11)は、参照により本願に援用される。
RAN1#78協議合意と呼ばれる協議合意は、PD2DSS及びSD2DSSの態様を定義する。RAN1#78協議に関連した文書は、http://www.3gpp.org/ftp/Meetings_3GPP_SYNC/RAN1/Inbox/Chairman_notes/(2014年11月3日付けでアクセス済み)で入手可能であり、参照により本願に援用される。RAN1#78協議合意は、PD2DSS伝送の様々な態様を特定する。例えば、PD2DSSシーケンスは、新しいルートインデックスを含んでよく、詳細なルートインデックスは、更なる調査のためのトピック(FFS)である。その上、PD2DSSの波形は、離散フーリエ変換(DFT;discrete Fourier transform)プリコーディングを伴わない単搬送波(single-carrier)周波数分割多重化(frequency division multiplexing)(SC−FDM)を含んでよい。更には、PD2DSSのサブフレーム内のシンボルの数は、2つのシンボルを含んでよい。
RAN1#78協議合意は、SD2DSS伝送の様々な態様も特定する。例えば、SD2DSS伝送のシーケンスは、リリース8SSSについてと同じシーケンスのいずれかを含んでよい。その上、夫々のSD2DSS伝送の波形は、PD2DSS伝送と比較して電力が低減された、DFTプリコーディングを伴わないSC−FDMを含んでよい。RAN1#78協議のトピックFFSは、SD2DSS伝送のための、電力を低減されたメカニズムを特定する方法を含む。更には、夫々のSD2DSS伝送のサブフレーム内のシンボルの数は、2を含んでよい。本願で記載されるいくつかの実施形態は、SD2DSS伝送のシーケンスに関係がある。
PSS及びSSS伝送は、SD2DSS伝送に関する例となる実施形態を説明する前に、更に詳細に記載される。セル探索は、受信器がセルとの時間及び周波数同期を得、そのセルの物理層セル識別子(ID)を検出するためのプロセスである。LTEシステムにおいて、このプロセスは、PSS及びSSSの使用によって容易にされ得る。同期信号(例えば、PSS及びSSS)は、サブフレーム0及び5の最初のスロット内の最後の2つの直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルに挿入される特定のシーケンスである。PSSは、PSSチャネル(PSSC)において搬送され、SSSは、SSSチャネル(SSSC)において搬送される。PSSは、通常は、タイミング及び周波数取得のために使用され、一方、SSSは、通常は、セルID及び他のセル固有の情報を取得するために使用される。PSSC及びSSSCはいずれも、信号の中心にある960キロヘルツ(kHz)に位置することができ、5ミリ秒(ms)ごとにシンボルに到達し得る。PSSの3つのとり得る値及びSSSの168個のとり得る値が存在する。よって、PSS及びSSSの組み合わせは3×168=504通りであり、夫々の組み合わせはセルIDと呼ばれる。PSSの3つのとり得る値はNID、NID(0〜2)、又はインデックスNIDと呼ばれてよく、SSSの168個のとり得る値は、NID、NID(0〜167)、又はインデックスNIDと呼ばれてよい。
リリース8SSSに関して、SSSシーケンスは、NID(0〜167)及びNID(0〜2)の関数、並びにサブフレーム番号(SFN=0又は5)であってよい。SSSシーケンスは、SSS(NID,NID,SFN)と表され得る。ダウンリンク(DL)SSSはOFDMシンボルとして変調され得る。SD2DSSは、DFTを伴わないSC−FDMとして送信され得る。SD2DSSがSSSと同じシーケンスを使用するとのRAN1#78協議合意により、SD2DSSの設計は、SSSシーケンスの組からSD2DSSシーケンスを選択することに制限され得る。
SD2DSSは2つのシンボルを占有し得る。最大2つまでのシーケンスがSD2DSSのために必要とされ得る。全てのSSSシーケンスがSD2DSSシーケンスのためにそのままで使用される場合に、それは、大きなピーク対平均電力比(PAPR;peak-to-average-power ratio)及びキュービック・メトリック(CM;cubic metric)を生じさせる可能性があり、場合により信号品質を劣化させる。これは、SD2DSSがPD2DSSよりも低い電力で送信されることを要求しうる。SD2DSSのより低い送信電力は、SD2SS受信性能を低下させる可能性がある。
D2DSS(例えば、PD2DSS/SD2DSS)伝送がPD2DSCHにより送信されるとき、D2DSSはサブフレーム番号(SFN)(例えば、ネットワーク・カバレッジ内の場合)、又はD2Dフレーム番号(DFN)(例えば、ネットワーク・カバレッジ外の場合)を搬送してよい。SFN及びDFNはいずれも、総称的に、本願ではサブフレーム番号と呼ばれ得る。それら及び他の実施形態において、2つのシンボルにおいて異なるSD2DSS波形を送信することは不要であり得る。セル間ディスカバリの例についてのみ、SD2DSSは単独で(例えば、PD2DSSなしで)送信され得る。代替的に、又はその上、リソース及び関連するサブフレーム番号は、システム情報ブロック(SIB;system information block)と通じてアクセスポイント102によって信号伝送され得る。然るに、この例ではSD2DSSによりサブフレーム番号を示すことは不要であり得る。それら及び他の例において、本願で記載される実施形態は、同じシーケンス及び波形を用いて2つのSD2DSSシンボル(1及び2)を送信してよい。そのようなものとして、対応するRX無線デバイス104、202は、より良い検出結果のために2つのSD2DSSシンボルを結合してよい。サブフレーム0におけるSSSのシーケンスは、2つのSD2DSSシンボル(1及び2)を送信するために使用されてよい。代替的に、又はその上、SD2DSSシーケンスは、式1:

SD2DSS(NID,NID
=SSS(NID,mod(NID,3),0) 式1

に従って、この及び他の例において表現され得る。式1において、mod()はモジュロ関数である。NID及びNIDの所与の組み合わせに関して、式1は、そのNID及び(NID,3)についてサブフレーム0においてSSSシーケンスを出力する。SSSシーケンスは、NID(0〜167)及びNID(0〜2)を用いて生成され得る。D2DSSに関して、PD2DSSはNIDを搬送し得る。SD2DSSとして(NID,NID)(又はSSS(NID,mod(NID,3),0))として生成されたSD2DSSシーケンスは、広範なPAPP及びCMを有し得る。これより、SD2DSS PAPR(SSS PAPRと同等であり得る。)は、式2:

PAPR(NID
=maxNID2PAPR(SD2DSS(NID,mod(NID,3)))
式2

に従ってNIDの関数として定義される、とする。式2において、maxは最大化関数である。所与のNIDに関して、式2は、その所与のNIDについてのPSSの3つのとり得る値(例えば、NID(0〜2))に対応する3つの異なったSD2DSS PAPRの中から最も高いSD2DSS PAPRを出力する。
図3Aは、本願で記載される少なくとも1つの実施形態に従って配置される、式2に従ってNIDの関数として計算されたPAPRのグラフ表示である。図3Bは、本願で記載される少なくとも1つの実施形態に従って配置される、計算されたPAPRの昇順において並べられた図3Aの計算されたPAPRのグラフ表示である。
図3A及び3Bに表されているように、あらゆるSSSが使用される場合に、最大PAPRは相当に大きく、例えば、約9.84デシベル(dB)である。そのように大きい最大PAPRは、PD2DSSに対して相対的に大きい電力バックオフを必要とし、SD2DSSの性能(検出確率及びチャネル推定)を低下させうる。しかし、本願で記載される実施形態に従って、相対的に低いPAPR及び/又は相対的に低いCMを有するN個のSSSシーケンスのサブセットは、SD2DSSシーケンスとしての使用のために利用可能として選択され得る。N個のSSSシーケンスのサブセットの選択は、NIDの有効範囲を減じるが、SD2DSSのより高い送信電力を可能にし得る。一例として、最も低いPAPRを有している図3A及び3BのN=100個のシーケンスが選択され、それにより、より高いPAPRを有している168−N(すなわち、N=100ならば68)個の残りのシーケンスがSD2DSSシーケンスとしての使用から除外される場合には、最大PAPRは、約9.84dBに対して、ほんの約7.8dBである。然るに、無線デバイスは、N=100についての最悪の場合のシナリオ(例えば、PAPR=7.8dB)が、168個のとり得るシーケンスの一式が考えられる場合の最大PAPR(例えば、9.84dB)におおよそ到達する前に、N=100の場合に2dB高い電力を有してSD2DSSを送信し得る。
それら及び他の実施形態において、N個のSSSの選択されたサブセットのインデックスNIDは、連続的でなくてよく、一方、N個のSD2DSSの組のインデックスNID({0,・・・,N−1})は、連続的であり得る。然るに、N個のSSSの選択されたサブセットのインデックスNIDとN個のSD2DSSの組のインデックスNIDとの間のマッピングが定義され得る。マッピングは、標準仕様において、又は1つ以上の独自のマッピングにおいて、定義されてよい。
それら及び他の実施形態において、SD2DSSは、PD2DSSに対して一定の電力バックオフにより送信されてよい。一定の電力バックオフは、PD2DSSシーケンス及びSD2DSSシーケンスの最大PAPRどうし(本願では最大PAPR(PD2DSS)及び最大PAPR(SD2DSS)と呼ばれる。)を比較することによって計算され得る。例えば、最大PAPR(SD2DSS)−最大PAPR(PD2DSS)=xdBである場合に、全てのSD2DSS伝送は、PD2DSSに対するxdBの電力バックオフ、又はPD2DSSよりもxdB低い電力により、送信され得る。この及び他の実施形態において、最大PAPR(SD2DSS)は、N個の最も低いPAPRを有している図3A及び3BのN個のシーケンスの中の最大PAPR、及びPD2DSSのPAPRとして、決定され得る。
代替的に、SD2DSSの電力バックオフは、SD2DSSシーケンス及びPD2DSSシーケンスのPAPRを比較することによって個別的に設定されてよい。例えば、所与のSD2DSS及びPD2DSSの対に関して、PAPR(SD2DD)−PAPR(PD2DSS)=xdBである場合に、SD2DSSは、PD2DSSに対するxdBの電力バックオフ、又はPD2DSSよりもxdB低い電力により、送信され得る。
いくつかの実施形態において、N個のSD2DSSシーケンスの組(N個のSSSシーケンスのサブセットと同じである。)は、対応するPAPR及び/又はCMに基づき2つ以上のサブセットに更に分けられてよい。夫々のサブセットは、PAPR及び/又はCMの特定範囲内にあるPAPR及び/又はCMを有しているSD2DSSを含んでよい。それらのサブセットは、PAPR及び/又はCMの重なり合わない範囲を有してよい。異なるサブセットへのSD2DSSのコンフィグレーションは、SIB又はラジオ・リソース・コントロール(RRC)又はプレコンフィグレーション(pre-configuration)において行われ得る。
比較的大きいPAPR及び/又はCMを有しているSD2DSSのサブセットは、(アクセスポイント102に対する)電力制御に従うネットワーク・カバレッジ内の無線デバイス104、202によって使用されてよい。アクセスポイント102は、RRCコンフィグレーションを通じてRRC_CONNECTED無線デバイス104、202のためにSD2DSSを構成してよい。
ネットワーク外の無線デバイス104、202は、SD2DSSのサブセットのうちの1つ以上からSD2DSSを選択するよう構成されてよい。プレコンフィグレーション又はRRCシグナリングは、そのようなネットワーク外の無線デバイス104、202によってどのSD2DSSが使用されるべきかを決定するために使用されてよい。
図4は、本願で記載される少なくとも1つの実施形態に従って配置される、LTE−A D2Dセカンダリ同期シーケンス設計の例となる方法400のフローチャートを表す。図4の方法は、全体として又は部分的に、図1若しくは図2のアクセスポイント102若しくは無線デバイス104、202、eNB、UE、又は他のLTE−Aネットワーク要素、コンピュータデバイス、若しくは通信デバイスによって実装されてよい。
図4の方法400は、より低いPAPR及び/又はCMを有しているN個のSSSシーケンスのサブセットをSD2DSSシーケンスの組として選択すること402を含んでよい。代替的に、又はその上、より低いPAPR及び/又はCMを有しているN個のSSSシーケンスのサブセットをSD2DSSシーケンスの組として選択するより前に、方法400は、前述の式2に従ってSSSシーケンスの夫々についてPAPRを計算することを含んでよい。代替的に、又はその上、選択されたN個の2D2DSSシーケンスのインデックスNIDは連続的でなくてよいので、方法400は、N個のNID({0,・・・,N−1})の選択されたサブセットとNIDとの間のマッピングを定義することを更に含んでよい。
方法400は、PD2DSSに対するSD2DSSの電力バックオフレベルをそれらのPAPRの差に基づき計算すること404を更に含んでよい。電力バックオフのレベルを計算することの例は、先に記載されている。
方法400は、PAPR及び/又はCMに基づきSD2DSSシーケンスの組をサブセットに分けること406を更に含んでよい。夫々のサブセットは、PAPR及び/又はCMの特定の範囲内にあるPAPR及び/又はCMを有しているSD2DSSを含んでよい。SD2DSSシーケンスのサブセットは、PAPR及び/又はCMの重なり合わない範囲を有してよい。異なるサブセットへのSD2DSSのコンフィグレーションは、SIB又はラジオ・リソース・コントロール(RRC)又はプレコンフィグレーションにおいて行われ得る。
方法400は、アクセスポイント又はeNB(例えば、図1のアクセスポイント102)までの無線デバイス(例えば、図1及び2の無線デバイス104、202)の経路損失に基づき、1つ以上の特定のSD2DSS又はSD2DSSのサブセットを無線デバイスに割り当てること408を更に含んでよい。
方法400は、SD2DSSサブセットに割り当てられた夫々の無線デバイスについて、そのサブセットの中からSD2DSSシーケンスを選択することを更に含んでよい。
当業者に明らかなように、本願で記載されるこの及び他のプロセス及び方法に関して、プロセス及び方法において行われる機能は、異なる順序で実装されてよい。更には、説明されているステップ及び動作は、単に例として与えられており、ステップ及び動作のうちの一部は、開示されている実施の本質から逸脱することなしに、任意であっても、より少ないステップ及び動作にまとめられても、あるいは、更なるステップ及び動作に拡大されてもよい。
本願で記載される実施形態は、図4の動作のうちの1つ以上を実施する又はその実施を制御するようプロセッサデバイスによって実行可能であるコンピュータ命令を記憶している1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体を含んでよい。例えば、図2の無線デバイス202のメモリ234及び/又はデータストレージ236には、図4の動作のうちの1つ以上を実施する又はその実施を制御するよう図2のプロセッサ232によって実行可能であるコンピュータ命令が記憶されていてよい。代替的に、又はその上、図1のアクセスポイント102の非一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、メモリ又はデータストレージ)には、図4の動作のうちの1つ以上を実施する又はその実施を制御するようアクセスポイント102のプロセッサによって実行可能であるコンピュータ命令が記憶されていてよい。
[2.LTE−A D2D同期信号のための電力制御モード]
再び図1及び2を参照すると、D2DSS及びPD2DSCHは、無線デバイス104、202による伝送を含み、送信範囲内にある他の無線デバイス104、202へ同期を提供する。D2DSS及び/又はPD2DSCH伝送は、無線デバイス104、202のうちの対応する1つからの他の無線デバイス104、202による受信のための時間及び/又は周波数同期としての機能を果たしてよい。D2DSS伝送は、ネットワーク内、部分ネットワーク、又はネットワーク外カバレッジ無線デバイス104、202によって送信され得る。D2DSSはPD2DSS及びSD2DSSを含んでよい。
D2DSS及びPD2DSCHは、アクセスポイント102までの経路損失に対して開ループ電力制御に従ってよい。電力制御パラメータ(α,P0)の専用の組は、開ループ電力制御において使用されてよい。異なるPAPRにより、SD2DSS及びPD2DSCHは、PD2DSSに対して低減された電力レベルにより(場合により異なる電力バックオフ値により)送信され得る。
D2D通信は、時々(SA,データ)と表記される、スケジューリング・アサインメント(SA)及びデータを含んでよい。D2D通信(SA,データ)は、それ自身のパラメータによる電力制御に従ってよい。最大電力での送信もサポートされ得る。無線デバイス104、202へのアクセスポイント102の指示において、その指示は、ダウンリンク制御情報(DCI)、サブフレーム5(DCI5)において含まれてよく、シングル・ビットは、複数の電力制御モード(例えば、最大電力モード又は被制御電力モード)のうちのどれが使用されるかに関して無線デバイス104、202に指示するために使用されてよい。どの電力制御モードを使用すべきかに関して無線デバイス104、202に指示するためにDCI5で使用されるビットは、送信電力制御ビットと呼ばれ得る。SA及びデータは、アクセスポイント102からの指示に応答して2つの電力制御レベル又はモードの間を切り替えてよい。その命令は、送信電力制御によって知らされてよい。
D2DSS及びPD2DSCH同期信号がフルパワーに満たない電力で無線デバイス104、202によって送信され得る被制御電力モードにおける送信にD2DSS及びPD2DSCHが制限される場合に、問題を起こり得る。例えば、SA及びデータが最大電力(例えば、フルパワー)により送信されるときに、D2DSS及びPD2DSCH(以降、「SD2DSS/PD2DSCH」)が制御された電力により送信される場合に、そっらは、SA及びデータよりも少ない送信電力及び少ない送信範囲を有しうる。そのようなものとして、いくつかのRX無線デバイス104、202は、D2DSS/PD2DSCHから同期を得ることができず(例えば、それらは、より低電力のD2DSS/PD2DSCHの範囲外にありうる。)、従って、たとえSA及びデータが復号されるよう十分な電力を有して受信されるとしても、同期の欠如によりSA及びデータを適切に復号することができない可能性がある。
しかし、本願で記載されるいくつかの実施形態において、D2DSS/PD2DSCHは、SA及びデータも最大電力で送信されているときに、SA及びデータの送信電力に一致するよう最大電力(例えば、フルパワー)で送信され得る。最大電力によるD2DSS/PD2DSCHの送信は、以下のスキームのうちの1つ以上に従って達成され得る。
第1のスキームの下で、無線デバイス104、202が、SA及びデータのために最大送信電力を使用するようアクセスポイント102からDCI5を受信するときに、無線デバイス104、202は、自動的に最大電力でD2DSS/PD2DSCHを送信する。SA及びデータの送信が制御された電力レベルによる送信に戻されるときに、D2DSS/PD2DSCHも、制御された電力レベルで送信される。然るに、第1のスキームの下で、DCI5における送信電力制御は、SA及びデータのための送信電力を決定することに加えて、D2DSS/PD2DSCHのための送信電力も決定し得る。
第2のスキームの下で、アクセスポイント102が、SA及びデータのために最大送信電力に切り替えるようDCI5を無線デバイス104、202へ送る前に、それは、最大電力レベルで送信するように無線デバイス104、202を(例えば、RRCを通じて)構成する。無線デバイス104、202を構成することは、RRC信号内の専用のビットにより行われてよい。RRC信号内の専用のビットは、D2DSS及びPD2DSCHのためにどの電力制御モード(例えば、最大電力又は被制御電力)を使用すべきかを無線デバイス104、202に指示してよい。例えば、専用のビットはセットされてよく、すなわち、2つの電力制御モードのうちの一方を示すよう第1の値(例えば、1)を有してよく、あるいは、2つの電力制御モードのうちの他方を示すよう第2の値(例えば、2)を有してよい。代替的に、又はその上、アクセスポイント102は、アクセスポイント102によって決定されるように、D2DSS及びPD2DSCHの最大電力送信又は被制御電力送信を可能にするよう、適切な電力制御モードに対応する(α,P0)パラメータにより無線デバイス104、202を構成してよい。
第1及び第2の両スキームの下で、無線デバイス104、202は、アクセスポイント102によって制約及び信号伝送されるように、2つの電力制御モードのうちの対応する1つにおいて、送信してよい。例えば、第1のスキームの下で、無線デバイス104、202は、最大送信電力によるSA及びデータの送信を指示するアクセスポイント102からのDCI5を受信することに応答して、最大電力でD2DSS/PD2DSCHを送信してよく、あるいは、制御された電力によるSA及びデータの送信を指示するアクセスポイント102からのDCI5を受信することに応答して、制御された電力でD2DSS/PD2DSCHを送信してよい。他の例として、第2のスキームの下で、無線デバイス104、202は、無線デバイス104、202を最大電力に設定する又は最大電力のための(α,P0)パラメータを構成するアクセスポイント102からのRRC信号の受信に応答して、最大電力でD2DSS/PD2DSCHを送信してよく、あるいは、無線デバイス104、202を制御された電力に設定する又は制御された電力のための(α,P0)パラメータを構成するアクセスポイント102からのRRC信号の受信に応答して、制御された電力でD2DSS/PD2DSCHを送信してよい。
図5Aは、本願で記載される少なくとも1つの実施形態に従って配置される、D2D同期信号の送信電力制御の例となる方法500のフローチャートを表す。図5Aの方法500は、前述の第1のスキームに対応してよく、図5Aでは「スキーム1」と表記されている。図5Aの方法500は、全体として又は部分的に、図1若しくは図2のアクセスポイント102若しくは無線デバイス104、202、eNB、UE、又は他のLTE−Aネットワーク要素、コンピュータデバイス、若しくは通信デバイスによって実装されてよい。例えば、図5Aにおいて、「アクセスポイント」及び「無線デバイス」との表記は、図1又は2のアクセスポイント102及び無線デバイス104、202によって夫々実施され得る動作に相当する様々なブロックの上にある。
図5Aの方法500は、アクセスポイント102がD2D SA及びデータ通信のためのリソース及び電力制御モードを決定すること502を含んでよい。電力制御モードは、最大電力(すなわち、最大電力モード)又は制御された制御電力(被制御電力モード)を含んでよい。方法500は、アクセスポイント102がスケジューリング情報をDCI5において無線デバイス104、202へ送ること504を更に含んでよい。スケジューリング情報は、D2D SA及びデータ通信のための決定された電力制御モードを示すことができる送信電力制御ビットを含んでよい。セットされた、又は第1の値(例えば、1)を有している送信電力制御ビットは、最大電力モードを示してよく、セットされていない、又は第2の値(例えば、0)を有している送信電力制御ビットは、被制御電力を示してよい。あるいは、その逆も同様である。
方法500は、無線デバイス104、202が送信電力制御ビットを含むDCI5をアクセスポイント102から受信すること506を更に含んでよい。方法500は、無線デバイス104、202は、DCI5に基づき、SA及びデータが最大電力で送信されるべきかどうかを判定すること508を更に含んでよい。例えば、DCI5内の送信電力制御ビットがセットされる場合には、無線デバイス104、202は、SA及びデータが最大電力で送信されるべきであると決定してよい(508)。あるいは、DCI5内の送信電力制御ビットがセットされない場合には、無線デバイス104、202は、SA及びデータが最大電力で送信されるべきではなく、代わりに、制御された電力で送信されるべきであると決定508してよい。
SA及びデータが最大電力で送信されるべきであるとの決定(ブロック518での“Yes”)に応答して、方法500は、無線デバイス104、202が最大電力でD2DSS、PD2DSCH、SA、及びデータを送信すること510を更に含んでよい。その後に、方法500はループしてよい(例えば、ブロック502及び506のうちの1つ以上へ戻る。)。SA及びデータが最大電力で送信されるべきでないとの決定(ブロック518での“No”)に応答して、方法500は、無線デバイス104、202が制御された電力でD2DSS、PD2DSCH、SA、及びデータを送信すること512を更に含んでよい。その後に、方法500はループしてよい(例えば、ブロック502及び506のうちの1つ以上へ戻る。)。
本願で記載される実施形態は、図5Aの動作のうちの1つ以上を実施する又はその実施を制御するようプロセッサデバイスによって実行可能であるコンピュータ命令を記憶している1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体を含んでよい。例えば、図2の無線デバイス202のメモリ234及び/又はデータストレージ236には、ブロック506、508、510、及び/又は512のうちの1つ以上のような、図5Aの1つ以上の動作を実施する又はその実施を制御するよう図2のプロセッサ232によって実行可能であるコンピュータ命令が記憶されていてよい。代替的に、又はその上、図1のアクセスポイント102の非一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、メモリ又はデータストレージ)には、ブロック502及び/又は504のうちの1つ以上のような、図5Aの動作のうちの1つ以上を実施する又はその実施を制御するようアクセスポイント102のプロセッサによって実行可能であるコンピュータ命令が記憶されていてよい。
図5Bは、本願で記載される少なくとも1つの実施形態に従って配置される、D2D同期信号の送信電力制御の他の例となる方法550のフローチャートを表す。図5Bの方法550は、前述の第2のスキームに対応してよく、図5Bでは「スキーム2」と表記されている。図5Bの方法550は、全体として又は部分的に、図1若しくは図2のアクセスポイント102若しくは無線デバイス104、202、eNB、UE、又は他のLTE−Aネットワーク要素、コンピュータデバイス、若しくは通信デバイスによって実装されてよい。例えば、図5Bにおいて、「アクセスポイント」及び「無線デバイス」との表記は、図1又は2のアクセスポイント102及び無線デバイス104、202によって夫々実施され得る動作に相当する様々なブロックの上にある。
図5Bの方法550は、アクセスポイント102が、D2D SA及びデータ通信のためのリソース及び電力制御モードを決定すること552を含んでよい。電力制御モードは、最大電力(すなわち、最大電力モード)又は制御された電力(すなわち、被制御電力モード)を含んでよい。方法550は、アクセスポイント102が、D2D SA及びデータ通信のための決定された電力制御モードが、D2D SA及びデータのためのリソース及び電力制御モードの決定より前にそうであったのと同じであるかどうかを判定すること554を更に含んでよい。
決定された電力制御モードが以前にそうであったのと同じであるとの決定(ブロック554での“Yes”)に応答して、方法550は、アクセスポイント102がスケジューリング情報をDCI5において無線デバイス104、202へ送ること558を更に含んでよい。決定された電力制御モードが以前にそうであったのと同じでないとの決定(ブロック554での“No”)に応答して、方法550は、アクセスポイント102が、電力制御モードを設定するようRRC信号を無線デバイス104、202へ送ること556、又は決定された電力制御モードに従ってD2DSS及びPD2DSCHのために無線デバイス104、202の(α,P0)を構成することを更に含んでよい。例えば、アクセスポイント102は、電力制御モードを設定するようRRC信号を無線デバイス104、202へ送ってよく(556)、あるいは、最大電力又は制御された電力の決定された電力制御モードに従ってD2DSS及びPD2DSCHのために無線デバイス104、202の(α,P0)パラメータを構成するのに有効な信号を送ってよい。方法550は、RRC信号を送った後及び/又は無線デバイス104、202の(α,P0)パラメータを構成した後、アクセスポイント102がスケジューリング情報をDCI5において無線デバイス104、202へ送ること558を更に含んでよい。
方法550は、無線デバイス104、202がアクセスポイント102からRRC信号を受信すること560、又は無線デバイス104、202がアクセスポイント102によって(α,P0)パラメータを構成してもらうことを更に含んでよい。方法550は、無線デバイス104、202が、アクセスポイント102からのRRC信号において指示された電力制御モードに従って、又はアクセスポイント102による無線デバイス104、202の(α,P0)パラメータの構成によって指示された電力制御モードに従って、D2DSS及びPD2DSCHを送信すること562を更に含んでよい。
本願で記載される実施形態は、図5Bの動作のうちの1つ以上を実施する又はその実施を制御するようプロセッサデバイスによって実行可能であるコンピュータ命令を記憶している1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体を含んでよい。例えば、図2の無線デバイス202のメモリ234及び/又はデータストレージ236には、ブロック560及び/又は562のうちの1つ以上のような、図5Bの1つ以上の動作を実施する又はその実施を制御するよう図2のプロセッサ232によって実行可能であるコンピュータ命令が記憶されていてよい。代替的に、又はその上、図1のアクセスポイント102の非一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、メモリ又はデータストレージ)には、ブロック552、554、556、及び/又は558のうちの1つ以上のような、図5Bの動作のうちの1つ以上を実施する又はその実施を制御するようアクセスポイント102のプロセッサによって実行可能であるコンピュータ命令が記憶されていてよい。
[3.LTE−A D2Dリソース構成及びUE挙動]
再び図1及び2を参照して、4種類のD2Dリソース(又はリソースプール)は、いくつかの場合に部分的に又は完全に重なり合う、ネットワーク100のようなLTE−Aネットワークにおいて実装されてよい。4種類のD2Dリソースは、(例えば、D2DSS及び/又はPD2DSCHのための)同期リソース、ディスカバリ、SA(時々、本願では、「D2D SA」と呼ばれる。)、及びD2Dデータ(時々、本願では、「データ」と呼ばれる。)を含んでよい。D2D SA及びデータは、時々、総称的に、通信と呼ばれる。無線デバイス104、202の視点から、最大4つまでのディスカバリ送信プール、最大4つまでのモード2(mode-2)SA送信プール、及び最大4つまでのモード2(mode-2)リソースプールが定義され得る。
本願で記載される実施形態は、重なり合う又は部分的に重なり合うD2Dリソースにより無線デバイス104、202の挙動を定義してよい。D2Dリソースが複数の定義されたリソースプールに含まれ、TX無線デバイス104、202が送信すべき1種類よりも多い信号又はメッセージを有しているとき、TX無線デバイス104、202は、本願で記載される無線デバイス104、202の挙動に従って、どの信号又はメッセージを送信すべきかを決定してよい。それら及び他の実施形態において、無線デバイス104、202は、重なり合うリソースにおいて異なった種類のD2D信号及び/又はメッセージを送信するための優先規則の組(後述される。)に従って動いてよい。
それら及び他の実施形態において、PD2DSCHが送信される場合に、それは、一般的に、又は常に、D2DSSと同じ物理リソースブロック(PRB;physical resource blocks)において送信されてよい。優先規則の組に従って、同期信号は、ディスカバリ、SA、又はデータリソースよりも高い優先順位を有し得る。同期信号が、次回のリソースにおけるD2Dの種類(ディスカバリ又は通信)を示し、TX無線デバイス104、202が、次のD2Dリソースにおいてどの1つ(ディスカバリ又は通信)を送信するかを決定する場合に、TX無線デバイス104、202は、次回のD2Dのトラフィックタイプを示す同期信号を送信する。
ディスカバリと通信SA/データとの間で、TX無線デバイス104、202は、どの1つを送信するかを決定してよい。義務的な挙動はこの環境では定義され得ない。無線デバイス104、202は、その高いレイヤ要求に基づき決定してよい。SAが送信されない場合には、無線デバイス104、202は、SAによってさもなければ示されただろう次のリソースにおいてデータを送信することができない。SAとデータとの間で、SAは最初に送信され得る。
D2D RX無線デバイス104、202に関して、それは、全てのとり得るD2D信号/メッセージのフォーマットにおいて受信してよく、あるいは、それは、無線デバイス104、202の実現問題として残されてよい。
図6は、本願で記載される少なくとも1つの実施形態に従って配置される、リソース構成及び無線デバイス挙動の例となる方法600のフローチャートを表す。図6の方法600は、全体として又は部分的に、図1若しくは図2のアクセスポイント102若しくは無線デバイス104、202、eNB、UE、又は他のLTE−Aネットワーク要素、コンピュータデバイス、若しくは通信デバイスによって実装されてよい。例となる実施において、図6の方法600は、図1及び2の無線デバイス104、202によって実施されてよい。
図6の方法600は、重なり合うD2Dリソースにおいて送信すべき複数のD2D信号及び/又はメッセージがあるかどうかを判定すること602を含んでよい。重なり合うD2Dリソースにおいて送信すべき複数のD2D信号及び/又はメッセージがないとの決定(ブロック602での“No”)に応答して、方法600は、重なり合わないD2DリソースにおいてD2D信号及び/又はメッセージを送信すること604を更に含んでよい。重なり合うD2Dリソースにおいて送信すべき複数のD2D信号及び/又はメッセージがあるとの決定(ブロック602での“Yes”)に応答して、方法600は、複数のD2D信号及び/又はメッセージが送信すべき同期信号を含むかどうかを判定すること606を更に含んでよい。複数のD2D信号及び/又はメッセージが送信すべき同期信号を含むこと(ブロック606での“Yes”)に応答して、方法600は、(例えば、ディスカバリ又は通信についての)同期信号の種類を決定すること608、及び適切な種類の同期信号を送信すること610を更に含んでよい。複数のD2D信号及び/又はメッセージが送信すべき同期信号を含まないこと(ブロック606での“No”)に応答して、方法600は、複数のD2D信号及び/又はメッセージがディスカバリ・メッセージを含むかどうかを判定すること612を更に含んでよい。複数のD2D信号ディスカバリ・メッセージを含むこと(ブロック612での“Yes”)に応答して、方法600は、ディスカバリ・メッセージを送信すること614を更に含んでよい。複数のD2D信号がディスカバリ・メッセージを含まないこと(ブロック612での“No”)に応答して、方法600は、SAを送信することを更に含んでよい。
本願で記載される実施形態は、図6の動作のうちの1つ以上を実施する又はその実施を制御するようプロセッサデバイスによって実行可能であるコンピュータ命令を記憶している1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体を含んでよい。例えば、図2の無線デバイス202のメモリ234及び/又はデータストレージ236には、ブロック602、604、606、608、610、612、614、及び/又は616のうちの1つ以上のような、図6の1つ以上の動作を実施する又はその実施を制御するよう図2のプロセッサ232によって実行可能であるコンピュータ命令が記憶されていてよい。
本願で記載される実施形態は、以下で更に詳細に説明されるように、様々なコンピュータ・ハードウェア又はソフトウェア・モジュールを含む特別目的又は汎用のコンピュータの使用を含んでよい。
本願で記載される実施形態は、コンピュータ実行可能命令又はデータ構造を搬送する又は記憶しているコンピュータ可読媒体を用いて実装されてよい。そのようなコンピュータ可読媒体は、汎用又は特別目的のコンピュータによってアクセスされ得る如何なる利用可能な媒体であってもよい。例として、制限なしに、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM;Random Access Memory)、リード・オンリー・メモリ(ROM;Read-Only Memory)、電気的消去可能なプログラム可能リード・オンリー・メモリ(EEPROM;Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、コンパクト・ディスク−リード・オンリー・メモリ(CD−ROM;Compact Disc Read-Only Memory)若しくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気記憶デバイス、フラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、ソリッドステート・メモリデバイス)、又はコンピュータ実行可能命令若しくはデータ構造の形で所望のプログラムコードを搬送若しくは記憶するために使用されてよく且つ汎用若しくは特別目的のコンピュータによってアクセスされ得るあらゆる他の記憶媒体を含んでよい。それらの組み合わせも、コンピュータ可読媒体の適用範囲内に含まれてよい。
コンピュータ実行可能命令は、例えば、汎用コンピュータ、特別目的のコンピュータ、又は特別目的のプロセッシング・デバイス(例えば、1つ以上のプロセッサ)に特定の機能又は機能群を実施させる命令及びデータを有する。対象は、構造的な特徴及び/又は方法論的な動作に特有の言語で記載されてきたが、添付の特許請求の範囲で定義される対象は、上記の具体的な特徴又は動作に必ずしも制限されないことが理解されるべきである。むしろ、上記の具体的な特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施する形態の例として開示される。
本願で使用されるように、語「モジュール」又は「コンポーネント」は、コンピュータシステムの汎用ハードウェア(例えば、コンピュータ可読媒体、プロセッシングデバイス、など)によって記憶及び/又は実行され得るモジュール若しくはコンポーネント及び/又はソフトウェアオブジェクト若しくはソフトウェアルーチンの操作を実施するよう構成される特定のハードウェア実装を指してよい。いくつかの実施形態において、本願で記載される種々のコンポーネント、モジュール、エンジン、及びサービスは、コンピュータシステムで(例えば、別個のスレッドとして)実行するオブジェクト又はプロセスとして実装されてよい。本願で記載されるシステム及び方法のいくつかは、概して、ソフトウェア(汎用ハードウェアによって記憶及び/又は実行される。)において実装されるものとして記載されるが、特定のハードウェア実装又はソフトウェア及び特定のハードウェア実装の組み合わせも可能であり、考えられる。本明細書において、「コンピューティング・エンティティ」は、本願で先に定義されたようなあらゆるコンピュータシステム、又はコンピュータシステムで実行されるあらゆるモジュール若しくはモジュールの組み合わせであってよい。
本願で挙げられている全ての例及び条件付き言語は、当該技術の促進に本発明者によって寄与される概念及び本発明を読者が理解するのを助ける教育上の目的を意図され、そのような具体的に挙げられている例及び条件に制限されないと解釈されるべきである。本開示の実施形態が詳細に記載されてきたが、様々な変更、置換、及び代替が、本発明の主旨及び適用範囲から逸脱することなしに行われてよい。
上記の実施形態に加えて、以下の付記を開示する。
(付記1)
同期信号のための電力制御の方法であって、
無線デバイスで、デバイス・ツー・デバイス(D2D)同期信号の送信のために前記無線デバイスの電力制御モードを決定するアクセスポイントからの信号を受信し、
前記無線デバイスによって、前記電力制御モードに従ってD2D同期信号を送信する
ことを有し、
前記電力制御モードは、被制御電力モード又は最大電力モードを含む、方法。
(付記2)
前記受信することは、前記アクセスポイントからダウンリンク制御情報(DCI)、サブフレーム5(DCI5)を受信することを有し、
当該方法は、前記無線デバイスによって、前記信号に基づき、前記無線デバイスの前記電力制御モードを決定することを更に有する、
付記1に記載の方法。
(付記3)
前記決定することは、
スケジューリング・アサインメント(SA)及びデータが制御された電力により送信されるべきことを前記DCI5が示すことに応答して、前記電力制御モードが前記被制御電力モードを有すること決定し、
前記SA及びデータが最大電力により送信されるべきことを前記DCI5が示すことに応答して、前記電力制御モードが前記最大電力モードを有することを決定する
ことを有し、
前記送信することは、
前記電力制御モードが前記被制御電力モードを有することを決定することに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信し、
前記電力制御モードが前記最大電力モードを有することを決定することに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信する
ことを有する、付記2に記載の方法。
(付記4)
前記DCI5は、送信電力制御ビットを含み、該送信電力制御ビットは、前記送信電力制御ビットが設定されるときに、前記SA及びデータが最大電力により送信されるべきことを示し、前記送信電力制御ビットが設定されないときに、前記SA及びデータが制御された電力により送信されるべきことを示す、
付記3に記載の方法。
(付記5)
前記D2D同期信号は、前記SA及びデータが制御された電力により送信されるときに、制御された電力により送信され、
前記D2D同期信号は、前記SA及びデータが最大電力により送信されるときに、最大電力により送信される、
付記3に記載の方法。
(付記6)
前記D2D同期信号は、プライマリD2D同期シーケンス伝送(PD2DSS)、セカンダリD2D同期シーケンス伝送(SD2DSS)、物理D2D同期チャネル(PD2DSCH)、又はそれらの組み合わせを有する、
付記1に記載の方法。
(付記7)
前記受信することは、前記アクセスポイントからラジオ・リソース・コントロール(RRC)信号を受信することを有し、
前記RRC信号は、前記被制御電力モード又は前記最大電力モードであるとして前記電力制御モードを示す専用のビットを含み、
前記専用のビットは、前記最大電力モードを示す第1の値、又は前記被制御電力モードを示す第2の値を含み、
前記送信することは、
前記専用のビットが前記第1の値を含むことに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
前記専用のビットが前記第2の値を含むことに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
ことを有する、付記1に記載の方法。
(付記8)
前記受信することは、前記D2D同期信号の前記無線デバイスでの送信電力を制御する前記無線デバイスの(α,P0)パラメータを設定するのに有効である前記アクセスポイントからの信号を受信することを有し、
前記送信することは、
前記(α,P0)パラメータが最大電力モードのために設定されることに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
前記(α,P0)パラメータが被制御電力モードのために設定されることに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
ことを有する、付記1に記載の方法。
(付記9)
無線デバイスで、デバイス・ツー・デバイス(D2D)同期信号の送信のために前記無線デバイスの電力制御モードを決定するアクセスポイントからの信号を受信し、
前記無線デバイスによって、前記電力制御モードに従ってD2D同期信号を送信し、前記電力制御モードは、被制御電力モード又は最大電力モードを含む
ことを有する動作を実行し又は該動作の実行を制御するようプロセッサデバイスによって実行されるコンピュータ命令を記憶している非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記10)
前記受信することは、前記アクセスポイントからダウンリンク制御情報(DCI)、サブフレーム5(DCI5)を受信することを有し、
前記動作は、前記無線デバイスによって、前記信号に基づき、前記無線デバイスの前記電力制御モードを決定することを更に有する、
付記9に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記11)
前記決定することは、
スケジューリング・アサインメント(SA)及びデータが制御された電力により送信されるべきことを前記DCI5が示すことに応答して、前記電力制御モードが前記被制御電力モードを有すること決定し、
前記SA及びデータが最大電力により送信されるべきことを前記DCI5が示すことに応答して、前記電力制御モードが前記最大電力モードを有することを決定する
ことを有し、
前記送信することは、
前記電力制御モードが前記被制御電力モードを有することを決定することに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信し、
前記電力制御モードが前記最大電力モードを有することを決定することに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信する
ことを有する、付記10に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記12)
前記DCI5は、送信電力制御ビットを含み、該送信電力制御ビットは、前記送信電力制御ビットが設定されるときに、前記SA及びデータが最大電力により送信されるべきことを示し、前記送信電力制御ビットが設定されないときに、前記SA及びデータが制御された電力により送信されるべきことを示す、
付記11に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記13)
前記D2D同期信号は、前記SA及びデータが制御された電力により送信されるときに、制御された電力により送信され、
前記D2D同期信号は、前記SA及びデータが最大電力により送信されるときに、最大電力により送信される、
付記11に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記14)
前記D2D同期信号は、プライマリD2D同期シーケンス伝送(PD2DSS)、セカンダリD2D同期シーケンス伝送(SD2DSS)、物理D2D同期チャネル(PD2DSCH)、又はそれらの組み合わせを有する、
付記9に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記15)
前記受信することは、前記アクセスポイントからラジオ・リソース・コントロール(RRC)信号を受信することを有し、
前記RRC信号は、前記被制御電力モード又は前記最大電力モードであるとして前記電力制御モードを示す専用のビットを含み、
前記専用のビットは、前記最大電力モードを示す第1の値、又は前記被制御電力モードを示す第2の値を含み、
前記送信することは、
前記専用のビットが前記第1の値を含むことに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
前記専用のビットが前記第2の値を含むことに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
ことを有する、付記9に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記16)
前記受信することは、前記D2D同期信号の前記無線デバイスでの送信電力を制御する前記無線デバイスの(α,P0)パラメータを設定するのに有効である前記アクセスポイントからの信号を受信することを有し、
前記送信することは、
前記(α,P0)パラメータが最大電力モードのために設定されることに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
前記(α,P0)パラメータが被制御電力モードのために設定されることに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
ことを有する、付記9に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記17)
無線デバイスであって
プロセッサと、
前記プロセッサへ通信上結合される非一時的なコンピュータ可読媒体と
を有し、
前記非一時的なコンピュータ可読媒体は、
デバイス・ツー・デバイス(D2D)同期信号の送信のために当該無線デバイスの電力制御モードを決定するアクセスポイントからの信号を受信し、
前記電力制御モードに従ってD2D同期信号を送信し、前記電力制御モードは、被制御電力モード又は最大電力モードを含む
ことを有する動作を実行し又は該動作の実行を制御するよう前記プロセッサによって実行されるコンピュータ命令を記憶している、無線デバイス。
(付記18)
前記受信することは、前記アクセスポイントからダウンリンク制御情報(DCI)、サブフレーム5(DCI5)を受信することを有し、
前記動作は、前記無線デバイスによって、前記信号に基づき、前記無線デバイスの前記電力制御モードを決定することを更に有する、
付記17に記載の無線デバイス。
(付記19)
前記受信することは、前記アクセスポイントからラジオ・リソース・コントロール(RRC)信号を受信することを有し、
前記RRC信号は、前記被制御電力モード又は前記最大電力モードであるとして前記電力制御モードを示す専用のビットを含み、
前記専用のビットは、前記最大電力モードを示す第1の値、又は前記被制御電力モードを示す第2の値を含み、
前記送信することは、
前記専用のビットが前記第1の値を含むことに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
前記専用のビットが前記第2の値を含むことに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
ことを有する、付記17に記載の無線デバイス。
(付記20)
前記受信することは、前記D2D同期信号の前記無線デバイスでの送信電力を制御する前記無線デバイスの(α,P0)パラメータを設定するのに有効である前記アクセスポイントからの信号を受信することを有し、
前記送信することは、
前記(α,P0)パラメータが最大電力モードのために設定されることに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
前記(α,P0)パラメータが被制御電力モードのために設定されることに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
ことを有する、付記17に記載の無線デバイス。
[関連出願の相互参照]
本特許出願は、2014年11月6日付で出願された、米国特許仮出願第62/076403号に基づく優先権を主張する。なお、基礎とされた米国出願は、その全文を参照により本願に援用される。

Claims (20)

  1. 同期信号のための電力制御の方法であって、
    無線デバイスで、デバイス・ツー・デバイス(D2D)同期信号の送信のために前記無線デバイスの電力制御モードを決定するアクセスポイントからの信号を受信し、
    前記無線デバイスによって、前記電力制御モードに従ってD2D同期信号を送信する
    ことを有し、
    前記電力制御モードは、被制御電力モード又は最大電力モードを含む、方法。
  2. 前記受信することは、前記アクセスポイントからダウンリンク制御情報(DCI)、サブフレーム5(DCI5)を受信することを有し、
    当該方法は、前記無線デバイスによって、前記信号に基づき、前記無線デバイスの前記電力制御モードを決定することを更に有する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記決定することは、
    スケジューリング・アサインメント(SA)及びデータが制御された電力により送信されるべきことを前記DCI5が示すことに応答して、前記電力制御モードが前記被制御電力モードを有すること決定し、
    前記SA及びデータが最大電力により送信されるべきことを前記DCI5が示すことに応答して、前記電力制御モードが前記最大電力モードを有することを決定する
    ことを有し、
    前記送信することは、
    前記電力制御モードが前記被制御電力モードを有することを決定することに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信し、
    前記電力制御モードが前記最大電力モードを有することを決定することに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信する
    ことを有する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記DCI5は、送信電力制御ビットを含み、該送信電力制御ビットは、前記送信電力制御ビットが設定されるときに、前記SA及びデータが最大電力により送信されるべきことを示し、前記送信電力制御ビットが設定されないときに、前記SA及びデータが制御された電力により送信されるべきことを示す、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記D2D同期信号は、前記SA及びデータが制御された電力により送信されるときに、制御された電力により送信され、
    前記D2D同期信号は、前記SA及びデータが最大電力により送信されるときに、最大電力により送信される、
    請求項3に記載の方法。
  6. 前記D2D同期信号は、プライマリD2D同期シーケンス伝送(PD2DSS)、セカンダリD2D同期シーケンス伝送(SD2DSS)、物理D2D同期チャネル(PD2DSCH)、又はそれらの組み合わせを有する、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記受信することは、前記アクセスポイントからラジオ・リソース・コントロール(RRC)信号を受信することを有し、
    前記RRC信号は、前記被制御電力モード又は前記最大電力モードであるとして前記電力制御モードを示す専用のビットを含み、
    前記専用のビットは、前記最大電力モードを示す第1の値、又は前記被制御電力モードを示す第2の値を含み、
    前記送信することは、
    前記専用のビットが前記第1の値を含むことに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
    前記専用のビットが前記第2の値を含むことに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
    ことを有する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記受信することは、前記D2D同期信号の前記無線デバイスでの送信電力を制御する前記無線デバイスの(α,P0)パラメータを設定するのに有効である前記アクセスポイントからの信号を受信することを有し、
    前記送信することは、
    前記(α,P0)パラメータが最大電力モードのために設定されることに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
    前記(α,P0)パラメータが被制御電力モードのために設定されることに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
    ことを有する、請求項1に記載の方法。
  9. 無線デバイスで、デバイス・ツー・デバイス(D2D)同期信号の送信のために前記無線デバイスの電力制御モードを決定するアクセスポイントからの信号を受信し、
    前記無線デバイスによって、前記電力制御モードに従ってD2D同期信号を送信し、前記電力制御モードは、被制御電力モード又は最大電力モードを含む
    ことを有する動作を実行し又は該動作の実行を制御するようプロセッサデバイスによって実行されるコンピュータ命令を記憶している非一時的なコンピュータ可読媒体。
  10. 前記受信することは、前記アクセスポイントからダウンリンク制御情報(DCI)、サブフレーム5(DCI5)を受信することを有し、
    前記動作は、前記無線デバイスによって、前記信号に基づき、前記無線デバイスの前記電力制御モードを決定することを更に有する、
    請求項9に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  11. 前記決定することは、
    スケジューリング・アサインメント(SA)及びデータが制御された電力により送信されるべきことを前記DCI5が示すことに応答して、前記電力制御モードが前記被制御電力モードを有すること決定し、
    前記SA及びデータが最大電力により送信されるべきことを前記DCI5が示すことに応答して、前記電力制御モードが前記最大電力モードを有することを決定する
    ことを有し、
    前記送信することは、
    前記電力制御モードが前記被制御電力モードを有することを決定することに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信し、
    前記電力制御モードが前記最大電力モードを有することを決定することに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信する
    ことを有する、請求項10に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  12. 前記DCI5は、送信電力制御ビットを含み、該送信電力制御ビットは、前記送信電力制御ビットが設定されるときに、前記SA及びデータが最大電力により送信されるべきことを示し、前記送信電力制御ビットが設定されないときに、前記SA及びデータが制御された電力により送信されるべきことを示す、
    請求項11に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  13. 前記D2D同期信号は、前記SA及びデータが制御された電力により送信されるときに、制御された電力により送信され、
    前記D2D同期信号は、前記SA及びデータが最大電力により送信されるときに、最大電力により送信される、
    請求項11に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  14. 前記D2D同期信号は、プライマリD2D同期シーケンス伝送(PD2DSS)、セカンダリD2D同期シーケンス伝送(SD2DSS)、物理D2D同期チャネル(PD2DSCH)、又はそれらの組み合わせを有する、
    請求項9に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  15. 前記受信することは、前記アクセスポイントからラジオ・リソース・コントロール(RRC)信号を受信することを有し、
    前記RRC信号は、前記被制御電力モード又は前記最大電力モードであるとして前記電力制御モードを示す専用のビットを含み、
    前記専用のビットは、前記最大電力モードを示す第1の値、又は前記被制御電力モードを示す第2の値を含み、
    前記送信することは、
    前記専用のビットが前記第1の値を含むことに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
    前記専用のビットが前記第2の値を含むことに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
    ことを有する、請求項9に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  16. 前記受信することは、前記D2D同期信号の前記無線デバイスでの送信電力を制御する前記無線デバイスの(α,P0)パラメータを設定するのに有効である前記アクセスポイントからの信号を受信することを有し、
    前記送信することは、
    前記(α,P0)パラメータが最大電力モードのために設定されることに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
    前記(α,P0)パラメータが被制御電力モードのために設定されることに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
    ことを有する、請求項9に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  17. 無線デバイスであって
    プロセッサと、
    前記プロセッサへ通信上結合される非一時的なコンピュータ可読媒体と
    を有し、
    前記非一時的なコンピュータ可読媒体は、
    デバイス・ツー・デバイス(D2D)同期信号の送信のために当該無線デバイスの電力制御モードを決定するアクセスポイントからの信号を受信し、
    前記電力制御モードに従ってD2D同期信号を送信し、前記電力制御モードは、被制御電力モード又は最大電力モードを含む
    ことを有する動作を実行し又は該動作の実行を制御するよう前記プロセッサによって実行されるコンピュータ命令を記憶している、無線デバイス。
  18. 前記受信することは、前記アクセスポイントからダウンリンク制御情報(DCI)、サブフレーム5(DCI5)を受信することを有し、
    前記動作は、前記無線デバイスによって、前記信号に基づき、前記無線デバイスの前記電力制御モードを決定することを更に有する、
    請求項17に記載の無線デバイス。
  19. 前記受信することは、前記アクセスポイントからラジオ・リソース・コントロール(RRC)信号を受信することを有し、
    前記RRC信号は、前記被制御電力モード又は前記最大電力モードであるとして前記電力制御モードを示す専用のビットを含み、
    前記専用のビットは、前記最大電力モードを示す第1の値、又は前記被制御電力モードを示す第2の値を含み、
    前記送信することは、
    前記専用のビットが前記第1の値を含むことに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
    前記専用のビットが前記第2の値を含むことに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
    ことを有する、請求項17に記載の無線デバイス。
  20. 前記受信することは、前記D2D同期信号の前記無線デバイスでの送信電力を制御する前記無線デバイスの(α,P0)パラメータを設定するのに有効である前記アクセスポイントからの信号を受信することを有し、
    前記送信することは、
    前記(α,P0)パラメータが最大電力モードのために設定されることに応答して、最大電力により前記D2D同期信号を送信し、
    前記(α,P0)パラメータが被制御電力モードのために設定されることに応答して、制御された電力により前記D2D同期信号を送信する
    ことを有する、請求項17に記載の無線デバイス。
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