JP2017538302A - 走査型レーザ平面度検出 - Google Patents

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Abstract

走査型レーザプロジェクタ(100)は、近接センサと、平面度検出器とを含む。近接センサが、近接しきい値より近くにオブジェクトを検出すると、レーザ出力が下げられる。走査型レーザプロジェクタ(100)は、プロジェクタの視界内の複数の投影点における距離を測定することができる。投影点が略平面内に存在すれば、レーザ出力が再び上げられてもよい。

Description

走査型レーザ・プロジェクション・システムでは、プロジェクタの視野内にオブジェクトが検出される際にレーザ出力が低減されることがある。近接センサは、このために使用される場合がある。出力は、オブジェクトまたは障害物もしくは妨害物の表面と、プロジェクタまたは光源との間の縮小する距離の関数として低減され得る。これは、レーザシステムの所定の分類またはクラス定格の範囲内に留まるために行われる可能性もある。
ユーザは、しきい値距離より近くの表面上へ投影することを希望する場合がある。例えば、ユーザは、周囲の照明状態を補正するために、故意にプロジェクタを投影面の極く近くまで移動させることがある。しかしながら、プロジェクタと投影面との距離がしきい値距離を超えて縮小されるにつれて、レーザ出力は低減され、よって、画像をより明るくしようとするユーザの試みが阻まれる。
図1は、本発明の様々な実施形態による走査型レーザプロジェクタを示す。 図2は、本発明の様々な実施形態による、ラスタパターン内の変調レーザビームを走査するプロジェクタを示す。 図3は、本発明の様々な実施形態による、投影面上の投影点を示す。 図4は、本発明の様々な実施形態による、投影面の前のオブジェクト上の投影点を示す。 図5は、本発明の様々な実施形態による、走査型レーザプロジェクタの動作中に発生するレーザ出力の変化を示す。 図6は、本発明の様々な実施形態による、走査型レーザプロジェクタの動作中に発生するレーザ出力の変化を示す。 図7は、本発明の様々な実施形態によるレーザ安全モジュールを示す。 図8は、本発明の様々な実施形態による方法のフローチャートを示す。 図9は、本発明の様々な実施形態による方法のフローチャートを示す。 図10は、本発明の様々な実施形態による平面度検出器を示す。 図11は、本発明の様々な実施形態による平面度検出器を示す。 図12は、本発明の様々な実施形態による、走査型レーザプロジェクタによって行われる距離測定を示す。 図13は、本発明の様々な実施形態による、走査型レーザプロジェクタによって行われる距離測定を示す。 図14は、本発明の様々な実施形態による、走査型レーザプロジェクタによって行われる距離測定を示す。 図15は、本発明の様々な実施形態による平面度検出器を示す。 図16は、本発明の様々な実施形態による、プロジェクタの視界内の輪郭取りされたオブジェクトを伴う走査型レーザプロジェクタを示す平面図である。 図17は、本発明の様々な実施形態による、複合的な投影面上に投影する走査型レーザプロジェクタを示す平面図である。 図18は、本発明の様々な実施形態による、複合的な投影面上に投影する走査型レーザプロジェクタを示す平面図である。 図19は、本発明の様々な実施形態によるレーザ安全モジュールを示す。 図20は、本発明の様々な実施形態による、基準面記憶および障害物検出器を示す。 図21は、本発明の様々な実施形態によるプロセッサ回路を示す。 図22は、本発明の様々な実施形態による方法のフローチャートを示す。 図23は、本発明の様々な実施形態による、熱センサを有する走査型レーザプロジェクタを示す。 図24は、本発明の様々な実施形態による、熱センサに応答するレーザ安全モジュールを示す。 図25は、本発明の様々な実施形態による方法のフローチャートを示す。 図26は、本発明の様々な実施形態によるモバイルデバイスのブロック図を示す。 図27は、本発明の様々な実施形態によるモバイルデバイスを示す。 図28は、本発明の様々な実施形態によるゲーム機を示す。 図29は、本発明の様々な実施形態によるゲーム機を示す。
以下の詳細な説明では、発明が実施され得る特定の実施形態を例示として示す添付の図面を参照する。これらの実施形態の説明は、当業者が本発明を実施することを可能にするに足る詳細なものである。本発明の様々な実施形態は、異なるものではあるが、必ずしも互いに排他的なものではない点は理解されるべきである。例えば、本明細書において1つの実施形態に関連して記述される特定の特徴、構造または特性は、本発明の範囲を逸脱することなく、他の実施形態において実装され得る。さらに、開示される各実施形態における個々のエレメントの位置または配置が、本発明の範囲を逸脱することなく変更され得ることも理解されるべきである。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味に捉えられるべきものではなく、本発明の範囲は、適正に解釈される添付の特許請求の範囲、ならびに特許請求の範囲が権利を有する均等物の全範囲によってのみ規定される。図面において、類似の数字は、幾つかの図を通じて同じ、または類似の機能を指す。
図1は、本発明の様々な実施形態による走査型レーザプロジェクタを示す。走査型レーザプロジェクタ100は、画像処理コンポーネント102と、赤色レーザモジュール110と、緑色レーザモジュール120と、青色レーザモジュール130と、赤外線レーザモジュール164とを含む。これらのレーザモジュールからの光は、ダイクロイック103、105、107および142によって結合される。また、走査型レーザプロジェクタ100は、フォールドミラー150、および走査ミラー116を有する走査プラットフォーム114も含む。
作動中、画像処理コンポーネント102は、二次元補間アルゴリズムを用いて101におけるビデオコンテンツを処理し、出力ピクセルが表示されるべき走査位置毎に適切な空間画像コンテンツを決定する。このコンテンツは、次に、レーザからの出力強度が入力画像コンテンツと整合するように、赤色、緑色および青色レーザ源毎のコマンド電流にマップされる。幾つかの実施形態において、このプロセスは、150MHZを超える出力ピクセルレートで生じる。
レーザビームは、次に、超高速ジンバル搭載二次元二軸レーザ走査ミラー116上へ方向づけられる。実施形態によっては、この二軸走査ミラーは、MEMSプロセスを用いてシリコンから製造される。垂直回転軸は、準静的に動作されて垂直鋸歯状ラスタ軌跡を生成する。水平軸は、走査ミラーの共振振動モードで動作される。実施形態によっては、MEMSデバイスは、MEMSダイ、永久磁石の小型サブアッセンブリおよび電気インタフェースを含む小型アッセンブリを用いて達成される電磁作動を用いるが、様々な実施形態は、これに限定されない。例えば、幾つかの実施形態は、静電または圧電作動を使用する。任意タイプのミラー作動も、本発明の範囲を逸脱することなく使用されてもよい。
ミラー制御回路192は、走査ミラー116の角運動を制御するための1つまたは複数の駆動信号を提供し、出力ビーム117に投影面128上へラスタ走査126(図2に示す)を生成させる。作動中、レーザ光源は、出力ピクセル毎に光パルスを生成し、かつ走査ミラー116は、ビーム117がラスタパターンを横断するにつれて光パルスを反射する。
制御回路192は、ハードウェア、プログラマブルプロセッサまたは任意の組合せにおいて実装されてもよい。例えば、実施形態によっては、制御回路192は、特定用途向け集積回路(ASIC)に実装されてもよい。さらに、実施形態によっては、より速いデータパス制御の一部がASICにおいて実行され、全体的な制御がソフトウェア・プログラマブル・マイクロプロセッサによって提供される。
また、走査型レーザプロジェクタ100は、レーザ安全モジュール190も含む。作動中、レーザ安全モジュール190は、レーザ出力を、1つまたは複数の変数を基礎として変更する。例えば、実施形態によっては、レーザ安全モジュール190は、近接センサを含み、プロジェクタと投影面128(または、投影面128より前の何か)との距離が近接しきい値を下回ると、レーザ出力を低減する。同じく実施形態によっては、レーザ安全モジュール190は、投影面128が略平坦であるかどうかを検出できる平面度検出器を含む。レーザ安全モジュール190は、投影面が略平坦であるか否かを基礎として、レーザモジュール110、120、130または164の何れかによって提供されるレーザ出力を変更してもよい。さらなる実施形態において、レーザ安全モジュール190は、プロジェクタの視界内に生命のあるオブジェクトが存在するかどうかを決定するための熱センサを含んでもよい。
レーザシステムの所定のクラス定格において所定の投影距離に対して規定されているものを凌ぐより高い出力レベル(プロジェクタの増大された明るさ)を駆動するために、本発明の様々な実施形態は、近接違反が存在する場合でもレーザ出力を引き上げることが安全かどうかを決定することができる。
図2は、本発明の様々な実施形態による、ラスタパターン内の変調レーザビームを走査するプロジェクタを示す。プロジェクタの視界を横断するラスタパターン内の出力ビーム117を走査している走査型レーザプロジェクタ100が示され、結果的に、投影面128上にラスタ走査126が生じる。
本明細書で使用している「視界」という用語は、出力ビーム117が走査時に到達できるエリアを指す。例えば、出力ビーム117により照射され得る空間内の点は何れも、プロジェクタ100の視界内にあるとされる。
幾つかの実施形態において、ラスタ走査126は、水平軸上の正弦波成分と、垂直軸上の鋸歯状成分とを結合することによって形成される。これらの実施形態において、出力ビーム117は、前後左右に正弦波パターンで掃引し、かつフライバック(下から上)の間はディスプレイが空白にされる状態で垂直(上から下)に鋸歯状パターンで掃引する。図2は、ビームが上から下へ垂直に掃引する際の正弦波パターンを示しているが、下から上へのフライバックを示していない。他の実施形態において、垂直掃引は、フライバックが存在しないように三角波によって制御される。さらなる実施形態では、垂直掃引は、正弦波状である。本発明の様々な実施形態は、垂直および水平掃引または結果的に生じるラスタパターンを制御するために使用される波形によって限定されない。
図3は、本発明の様々な実施形態による、投影面上の投影点を示す。本明細書で使用している「投影点」という用語は、ラスタ走査レーザビームにより照射される空間内の点を指す。例えば、図3は、平坦な投影面128上の投影点300のアレイを示している。
本発明の様々な実施形態は、プロジェクタ100と、プロジェクタ視界内の投影点との距離を測定する。例えば、レーザ光パルスのラウンドトリップ通過時間を測定し、これにより様々な投影点までの距離を測定するために、飛行時間(TOF)測定システムを含む近接センサが包含されてもよい。
図3は、アレイパターンに配列された(M×N)投影点を示しているが、これは、本発明を限定するものではない。距離は、任意数の投影点において測定されてもよく、かつこれらの点は、図示されているようなアレイ状に配列されなくてもよい。例えば、実施形態によっては、投影点は、一次元または二次元的にまばらにポピュレートされる。
飛行時間の近接検出は、走査ビーム投影に使用されると三次元データセットを生成する。例えば、図3に示されている三次元データは、位置(M,N)における距離(Z)を包含する。指数MおよびNは、自由空間におけるミラー角度または直交座標に一致し得る。同様に、Z項は、極座標における半径値を表しても、直交座標系における第3の値を表してもよい。当業者には、座標系を自由に変換する方法が理解されるであろう。
図3から分かるように、TOF測定は、ラスタ走査におけるどの場所においてもトリガされることが可能であり、かつ任意数の測定点を含むデータアレイは、三次元データセットを表すフレームに渡って構築されることが可能である。TOFの解像度は、(図示されているように)疎であることも、極めて高い測定解像度を達成する遙かに高い密度であることも可能である。複数のフレームを横断する僅かにオフセットされた測定点によるオーバーサンプリングは、さらに高い解像度を産出することができる。
三次元データセット(Z1,1...ZM,N)は、投影面の大きさまたは形状および/または投影面より前の視界における任意のオブジェクトを推測するために使用することができる。例えば、図3が表す実施形態では、投影点は、平面内に存在する。
プロジェクションシステムの幾つかの用途事例において、ユーザは、プロジェクタを壁等の平坦な表面上へ向ける。しかしながら、壁が近すぎれば、TOF測定システムにより検出される近接違反に起因して、システムは、出力を低減またはオフにすることがある。こうしたことをなくすために、捕捉された3Dデータアレイの追加処理を用いて、プロジェクタの前のオーディオを区別することができる。この場合は、3Dデータを平坦な表面として識別するために、特別な数学的処理が実行される。これにより、システムは、人の頭部または身体と平坦な表面とを区別することができるようになる。この情報が知られれば、投影面がTOF近接システムの範囲内に存在しかつ近接違反がまだ存在している間も、プロジェクタは、その正常な出力に戻ってフルパワーで投影することができる。
図4は、本発明の様々な実施形態による、投影面より前のオブジェクト上の投影点を示す。オブジェクト410および420は、投影面128より前に示されている。オブジェクト410および420は、プロジェクタと投影面との間に現出できる如何なるタイプのオブジェクトであってもよい。例えば、これらは、プロジェクタと壁との間にあるテーブル上のオブジェクトであっても、人の手および頭部、またはプロジェクタの前の視界を通って歩く人であってもよい。
出力ビームがオブジェクトを横断して走査するにつれて、投影点までの距離が測定される。ある例では、この距離が近接しきい値に満たなければ、レーザプロジェクタは、レーザシステムの所定のクラス定格を満たすように即座に出力を低減してもよい。後に詳述するように、プロジェクタは、次に、全ての投影点が略平面内に存在するかどうかを決定してもよい。図4の例では、投影点の全てが略平面内に存在しているわけではなく、よって、レーザ出力は、単に平面性の決定を基礎としては復元されない。
さらなる実施形態では、レーザシステム分類の焦点が人の皮膚、組織および視神経終末に対する効果であるという理由で、プロジェクタは、オブジェクト410または420の何れかが生命のあるオブジェクトであるかどうかを決定しようとして視界内の熱を測定してもよい。これらが生命のあるものであると決定されれば、レーザ出力は、引き続き低減されるが、生命のないものであると決定されれば、レーザ出力は、より高いレベルへ復元されてもよい。
図5は、本発明の様々な実施形態による、走査型レーザプロジェクタの動作中に発生するレーザ出力の変化を示す。図5におけるグラフは、垂直軸上の出力ルーメンを水平軸上の距離の関数として示している。図5に示されているレーザ出力の変化は、プロジェクタが投影面の近くへ移動され、次いで投影面から遠ざけられる際に発生し得る。また、図5に示されているレーザ出力の変化は、視界内に障害物が置かれ、次いで視界から略取り除かれる際にも発生し得る。
(1)における開始時には、全ての投影点における測定距離が近接しきい値より大きく、プロジェクタは、レーザシステムの所定のクラス定格において許容される最大出力ルーメンで動作している。(2)では、近接センサが、少なくとも1つの投影点が近接しきい値より近いことを決定していて、レーザ出力は、(3)において、プロジェクタの視界内のレーザシステムの特定のクラス定格を満たすように低減される。(4)において、近接センサは、全ての投影点が再び近接しきい値からさらに遠くに存在することを決定し、よってレーザ出力は、(5)において再び最大出力へと増大されることが可能である。
図5に示す動作は、経時的なヒステリシスの一例である。レーザ出力は、近接しきい値が侵害されると下げられ、次いで一定の時間期間の後に、近接違反が排除されればレーザ出力が復元されることが可能である。
図6は、本発明の様々な実施形態による、走査型レーザプロジェクタの動作中に発生するレーザ出力の変化を示す。図6の動作は、図5のそれに類似するが、時間領域ヒステリシスに加えて表面または投影面のジオメトリ決定を実行し得る点が相違する。例えば、投影点が略平面内に存在すると決定されれば、近接違反が依然として存在する場合でも、レーザ出力は、より高いレベルへ復元されてもよい。
(1)における開始時には、全ての投影点における測定距離が近接しきい値より大きく、プロジェクタは、レーザシステムの所定のクラス定格において許容される最大出力ルーメンで動作している。(2)では、近接センサが、少なくとも1つの投影点が近接しきい値より近いことを決定していて、レーザ出力が(3)において低減される。(4)において、プロジェクタは、投影点が略平面内に存在することを決定する。平面性が決定された結果、レーザ出力は、(5)において再び最大出力まで増大されることが可能である。
動作は、プロジェクタが、投影点がもはや略平面内に存在しないと決定すれば、再び出力を下げることによって(5)から進んでもよく、または、プロセスは、プロジェクタが、全ての投影点における測定距離が再び近接しきい値より増大していると決定すれば、(1)において再開してもよい。
図6は、ユーザが、投影される画像のサイズを制御するため、または、高い周辺光の存在下で画像の知覚される明るさを高めるための何れかで投影平面へ近づこうとする場合に発生する動作を明示している。この場合は、一旦近接違反が検出されると、レーザ出力が下げられた。しかしながら、ユーザの意図を満たすために、平面性の決定後、レーザ出力は、依然として近接違反が存在する場合でもオンに戻された。
図7は、本発明の様々な実施形態によるレーザ安全モジュールを示す。レーザ安全モジュール700は、レーザ安全モジュール190(図1)の一実装例である。レーザ安全モジュール700は、近接センサ704と、平面度検出器710と、レーザ出力コントローラ720と、IRコントローラ702とを含む。
近接センサ704は、投影点からの反射を受信して、投影点と走査型レーザプロジェクタとの距離を測定する。実施形態によっては、近接センサ704は、119において受信される光パルスの飛行時間(TOF)を測定することによって距離を測定する。例えば、近接センサは、米国特許出願公開第2013/0107000号明細書に記述されているようなTOF距離測定システムを含んでもよい。
実施形態によっては、近接センサ704は、光検出器(不図示)と、距離を測定するための飛行時間(TOF)距離測定回路とを含む。光検出器は、任意の光波長を検出してもよい。例えば、光検出器が赤外光を検出する場合、距離測定は、IR光源164(図1)により生成される赤外光を用いて実行されてもよい。また、例えば、光検出器が可視光を検出する場合、距離測定は、可視光源110、120、130(図1)のうちの何れかを用いて実行されてもよい。距離測定に使用される光の波長は、本発明の限定事項ではない。可視であれ、不可視であれ、何れの波長も、本発明の範囲を逸脱することなく使用され得る。
先に述べたように、作動中、近接センサ704は、投影点からの反射を受信して距離を測定する。距離(R)は、ノード705上で平面度検出器710へ提供される。近接センサ704は、703上で近接しきい値も受信する。実施形態によっては、近接しきい値は、レーザシステムの特定のクラス定格を満たすための動作距離に一致する。例えば、近接センサと全ての投影点との距離が近接しきい値より大きい場合は、このクラス定格において許容されるレーザ出力での動作が許可される。また、例えば、近接センサと投影点のうちの何れかとの距離が近接しきい値に満たない場合、縮小された範囲ではレーザシステムのクラス定格が侵害されることになるという理由で、より高いレーザ出力での動作は、容認されないことがある。
近接しきい値は、走査型レーザプロジェクタ内部のメモリに記憶されるデジタル値であってもよく、かつ変更可能である場合も、変更できない場合もある。例えば、実施形態によっては、近接しきい値は、製造時に走査型レーザプロジェクタ内へプログラムされてもよく、よって、製造者によってのみ変更され得る。また、例えば、他の実施形態では、近接しきい値は、システム設計者によって近接センサ内にハードコーディングされる静的値であってもよい。これらの実施形態では、製造者であっても、近接しきい値を変更することができない。さらなる実施形態では、近接しきい値は、走査型レーザプロジェクタの現在の明るさの関数であって、ユーザによる明るさの変更に伴って変わる。
平面度検出器710は、近接センサ704から距離値を受信し、かつノード701上でミラー角度情報も受信する。平面度検出器710は、図3を参照して先に述べたように、この情報を用いて、投影点の位置を三次元空間内に表現するデータアレイを生成する。平面度検出器710は、データを解釈して、投影点が略平面内に存在するかどうかを決定する。
本明細書で使用している「略平面内に存在する」という言い回しは、指定された公差値内で平面である三次元空間内の投影点を指す。公差値は、如何なる方法で指定されてもよい。例えば、実施形態によっては、公差値は、測定誤差に起因して非平面性が決定されないように、測定精度によって決定されてもよい。他の実施形態では、公差値は、障害物であると思われるものの予期される最小サイズによって指定されてもよい。例えば、予期される障害物が人の頭部であれば、数センチメートルの公差値が使用されてもよい。これらの実施形態では、完全に平面であるものの数センチメートル以内に存在する投影点が、「略平面内に存在する」とされる。
本発明の様々な実施形態は、異なる機構を用いて平面性を検出する。例えば、幾つかの実施形態において、投影点は、3D空間における平面方程式へ当てはめられる。他の実施形態では、公差値の外側に存在する投影点があるかどうかを決定するために、アレイ内の隣接する点間の勾配ベクトルが決定される。
IRコントローラ702は、ノード701上のミラー角度情報に応答して、IRレーザモジュール164を駆動する。この方法では、先に述べたように、視界内の投影点を照射するために赤外光を用いることができ、かつ平面性を測定するために119における反射を用いることができる。IRコントローラ702は、任意の適切な方法で実装されてもよい。例えば、IRコントローラ702の幾つかの実施形態は、増幅器および電流駆動装置等のアナログ電子機器を含む。また、幾つかの実施形態は、アナログ−デジタル変換器、デジタル−アナログ変換器およびマイクロプロセッサ等のデジタル電子機器も含む。IRコントローラ702の実装方法は、本発明の限定事項ではない。
レーザ出力コントローラ720は、受信される情報を基礎として、走査型レーザプロジェクタのレーザ出力を変更する。例えば、レーザ出力コントローラ720は、近接違反が検出されかつ711においてレーザ出力コントローラ720へ通信されると、レーザ出力を下げるように指令する。また、例えば、レーザ出力コントローラ720は、平面度検出器710が、投影点が略平面内に存在すると決定するかどうかを基礎として、レーザ出力の変更を指令してもよい。
レーザ出力コントローラ720は、任意の適切な方法で実装されてもよい。例えば、実施形態によっては、レーザ出力コントローラ720は、メモリデバイスに記憶される命令を実行するマイクロプロセッサを用いて実装される。同じく実施形態によっては、レーザ出力コントローラ720は、デジタルおよびアナログ回路の双方を含む特定用途向け集積回路(ASIC)の一部として包含される。191におけるレーザ出力制御信号は、レーザ出力を上げる、または下げるように、またはレーザ出力を遮断するように動作してもよい。例えば、191におけるレーザ出力制御信号は、レーザモジュールへ電力を調達する電源を無効にしてもよく、または、そうでなければレーザダイオードを駆動する駆動電流の一部または全てを迂回させるシャントデバイスを動作してもよい。
図6を参照して先に述べたように、また以後の図を参照して後に詳述するように、レーザ出力コントローラ720は、近接違反が検出されるとレーザ出力を下げてもよい。次に、投影点が略平面内に存在すると決定されれば、レーザ出力は、再び上げられてもよい。しかしながら、投影点が略平面内に存在すると決定されなければ、レーザ出力は、近接違反が物理的に除去されるまで、より低いレベルに留まる。
図8は、本発明の様々な実施形態による方法を示すフロー図である。実施形態によっては、方法800またはその一部分は、先行図にその実施形態が示されている平面度検出を備える走査型レーザプロジェクタによって実行される。他の実施形態では、方法800は、一連の回路または電子システムによって実行される。方法800は、本方法を実行する特定タイプの装置によって限定されない。方法800における様々なアクションは、提示されている順序で実行されても、異なる順序で実行されてもよい。さらに、実施形態によっては、図8に列挙されている幾つかのアクションが方法800から省かれる。
方法800は、ブロック810で開始するように示されている。810に示されているように、走査型レーザプロジェクタの視界内の少なくとも1つの投影点が近接しきい値に違反している、という決定が下される。幾つかの実施形態において、これは、近接センサ(図7の近接センサ704等)が、プロジェクタと投影点との距離を近接しきい値と比較して、投影点のうちの少なくとも1つがプロジェクタに近づきすぎていると決定することに相当する。これは、図5および図6の双方における(2)にも示されている。
820では、近接違反に応答して、走査型レーザプロジェクタ内のレーザ出力が低減される。幾つかの実施形態において、これは、711における近接違反指示の受信の結果として、レーザ出力コントローラ720が、赤色レーザモジュール110、緑色レーザモジュール120、青色レーザモジュール130および場合により赤外線レーザモジュール164(図1)である可能性もある近接測定に使用されるカラーチャネルのうちの何れか、または全てからのレーザ出力の低減を指令することに相当する。830では、走査型レーザプロジェクタと、視界内の複数の投影点との距離が測定される。実施形態によっては、これは、810における近接違反の検出と並行して実行され、かつ他の実施形態では、近接違反の検出後に実行される。実施形態によっては、830におけるこのアクションは、119において投影点からの反射を受信する際の近接センサ704の動作に相当する。
840では、複数の投影点が略平面内に存在するかどうかが決定される。実施形態によっては、これは、投影点を3D空間内の最良適合平面方程式へ当てはめることによって実行される。他の実施形態では、これは、平均距離を決定し、次いで各投影点までの距離をこの平均と比較することによって実行される。さらなる実施形態では、これは、隣接する投影点間の平均勾配ベクトルを決定し、次いで予期される空間内に存在しない投影点があるかどうかを決定することによって実行される。
複数の投影点が略平面内に存在すれば、850において、レーザ出力が増大される。実施形態によっては、これは、平面度検出器710から平面性の決定を受信した結果として、レーザ出力コントローラ720が、レーザ出力を復元するように指令することに相当する。この動作は、依然として近接違反が存在するとしてもレーザ出力が復元される図6の(5)にも示されている。
図9は、本発明の様々な実施形態による方法を示すフロー図である。実施形態によっては、方法900またはその一部分は、先行図にその実施形態が示されている平面度検出を備える走査型レーザプロジェクタによって実行される。他の実施形態では、方法900は、一連の回路または電子システムによって実行される。方法900は、本方法を実行する特定タイプの装置によって限定されない。方法900における様々なアクションは、提示されている順序で実行されても、異なる順序で実行されてもよい。さらに、実施形態によっては、図9に列挙されている幾つかのアクションが方法900から省かれる。
方法900は、ブロック910で開始するように示されている。910に示されているように、走査型レーザプロジェクタと、プロジェクタ視界内の複数の投影点との距離が測定される。これは、119において受信される反射のラウンドトリップ通過時間を測定する近接センサ704(図7)の動作に相当する。
920では、複数の投影点が略平面内に存在するかどうかが決定される。実施形態によっては、これは、投影点を3D空間内の最良適合平面方程式へ当てはめることによって実行される。他の実施形態では、これは、平均距離を決定し、次いで各投影点までの距離をこの平均と比較することによって実行される。さらなる実施形態では、これは、隣接する投影点間の平均勾配ベクトルを決定し、次いで予期される空間内に存在しない投影点があるかどうかを決定することによって実行される。
930では、複数の投影点が略平面内に存在しなければ、視界内の障害物を用いるシステムまたはプロダクトのインスタンス化の要件を満たすために、少なくとも1つのアクションが実行される。実施形態によっては、これは、レーザ出力を低減することに相当する。他の実施形態では、これは、レーザ出力を増大しないことに相当する。さらなる実施形態では、これは、人または動物等の生命のあるオブジェクトである可能性もある障害物が存在するかどうかを決定するために、視界内の熱を測定することに相当する。さらに他の実施形態では、これにより、高次のフラグまたはシステム内の関連コンピューティングエンティティが設定されて、次にこれにより決定行列を介してアクションがとられる場合もある。
図10は、本発明の様々な実施形態による平面度検出器を示す。平面度検出器1000は、先に述べたように、レーザ安全モジュール700における平面度検出器710として使用されてもよい。平面度検出器1000は、投影点アレイバッファ1010と、平均化回路1020と、比較器1030とを含む。作動中、各投影点は、平面度検出器1000により、極座標Θ,Θ,Rで表される3D空間内の点として受信され、ここで、Θ,Θは、ミラー角度を表し、かつRは、半径を表す。半径Rは、図12にも示されているが、Rは、単に、走査型レーザプロジェクタ100と投影面128上の投影点との間の測定された距離である。
図10に戻ると、投影点アレイバッファ1010は、3D空間内の投影点を表すデータを記憶する。実施形態によっては、投影点アレイバッファ1010内のデータは、各投影点フレーム毎に置換され、かつ他の実施形態では、投影点アレイバッファ1010内のデータは、ノイズを減らすために幾つかのフレームに渡って平均される。投影点アレイバッファ1010は、任意の適切な方法で実装されてもよい。例えば、実施形態によっては、投影点アレイバッファ1010は、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)等のメモリデバイスを用いて実装される。
平均化回路1020は、全ての投影点の距離値(R)を平均する。例えば、図12を参照すると、測定された全てのR値が合計され、結果が投影点の数で除される。図12は、プロジェクタおよび投影面の側面図を示し、よってRデータを単に一次元的に示している。実際には、Rデータは、レーザビームのラスタ走査として二次元的に存在し、R値の二次元アレイ(図3参照)が収集される。
比較器1030は、公差値を、各R値と平均R値との差と比較する。全てのR値と平均との差が公差未満であれば、投影点が略平面内に存在すると決定され、721において略平坦な信号がアサートされる。
実施形態によっては、平面度検出器1000は、先に述べたように、完全な極座標を投影点アレイバッファ1010に記憶し、また他の実施形態において、平面度検出器1000は、投影点毎のR値のみを記憶する。図10が表す実施形態は、R値がさほど変わらないことが予期される場合にうまく機能する。例えば、図10に示されているR平均化技術は、プロジェクタが投影面に対して直角になり、かつ視界が十分に狭くてR値が狭い範囲(公差値未満)内で変わることが予期される場合にうまく機能し得る。
図11は、本発明の様々な実施形態による平面度検出器を示す。平面度検出器1100は、先に述べたように、レーザ安全モジュール700における平面度検出器710として使用されてもよい。平面度検出器1100は、極座標−直交座標変換回路1102と、投影点アレイバッファ1010と、平均化回路1120と、比較器1130とを含む。作動中、各投影点は、平面度検出器1100により、極座標Θ,Θ,Rで表される3D空間内の点として受信され、ここで、Θ,Θは、ミラー角度を表し、かつRは、半径を表す。極座標−直交座標変換回路1102は、極座標Θ,Θ,Rにおける投影点を受信し、かつこれらを直交座標X,Y,Zに変換する。極座標−直交座標変換回路1102は、任意の適切な方法で実装されてもよい。例えば、実施形態によっては、極座標−直交座標変換回路1102は、デジタルハードウェアに実装され、かつ他の実施形態において、極座標−直交座標変換回路は、メモリデバイスに記憶される命令を実行するプロセッサによって実装される。
図13および図14には、Z座標が示されている。直交座標系におけるZ座標と、極座標系におけるR値との相違点は、Z座標がプロジェクタとは独立している座標空間内の1点の位置を表すのに対して、R値は、プロジェクタからの絶対距離を表すことにある。開示されている実施形態は何れも、座標変換回路を含む場合も、省略する場合もあり、また、空間内の投影点を表す如何なる座標系を用いてもよい。図13は、プロジェクタに対して略直角である投影面を示し、かつ図14は、プロジェクタに対して角度をつけられた投影面を示す。図14の例では、Z座標が大幅に変わるものの、図13および図14は、共に、略平坦な投影点データを収集することに留意されたい。
図11を再度参照すると、投影点アレイバッファ1010は、3D空間内の投影点を表すデータを記憶する。実施形態によっては、投影点アレイバッファ1010内のデータは、各投影点フレーム毎に置換され、かつ他の実施形態では、投影点アレイバッファ1010内のデータは、ノイズを減らすために幾つかのフレームに渡って平均される。投影点アレイバッファ1010は、任意の適切な方法で実装されてもよい。例えば、実施形態によっては、投影点アレイバッファ1010は、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)等のメモリデバイスを用いて実装される。
平均化回路1120は、全ての投影点のZ座標値を平均する。例えば、図13を参照すると、測定された全てのZ座標値が合計され、結果が投影点の数で除される。図13は、プロジェクタおよび投影面の側面図を示し、よってZ座標データを単に一次元的に示している。実際には、Z座標データは、レーザビームのラスタ走査として二次元的に存在し、Z座標値の二次元アレイ(図3参照)が収集される。
比較器1130は、公差値を、各Z座標値と平均Z座標値との差と比較する。全てのZ座標値と平均との差が公差未満であれば、投影点が略平面内に存在すると決定され、721において略平坦な信号がアサートされる。
実施形態によっては、平面度検出器1100は、先に述べたように、完全な直交座標を投影点アレイバッファ1010に記憶し、また他の実施形態において、平面度検出器1100は、投影点毎のZ座標値のみを記憶する。図11が表す実施形態は、Z座標値がさほど変わらないことが予期される場合にうまく機能する。例えば、図11に示されているZ平均化技術は、Z値が狭い範囲(公差値未満)内で変わることが予期されるようにプロジェクタが投影面に対して直角になれば、うまく機能し得る。
図10および図11を参照して先に述べた距離平均化技術およびZ座標平均化技術は、図12および図13に示されているようにプロジェクタが投影面に対して略直角である場合にはうまく機能するが、図14に示されているように投影面が投影面に対して直角でない場合は、不十分になる。非直角の投影面に適する平面度検出実施形態については、後述する。
図15は、本発明の様々な実施形態による平面度検出器を示す。平面度検出器1500は、先に述べたように、レーザ安全モジュール700における平面度検出器710として使用されてもよい。平面度検出器1500は、極座標−直交座標変換回路1102と、投影点アレイバッファ1010と、最良適合平面計算回路1520と、比較器1530とを含む。作動中、各投影点は、平面度検出器1500により、極座標Θ,Θ,Rで表される3D空間内の点として受信され、ここで、Θ,Θは、ミラー角度を表し、かつRは、半径を表す。極座標−直交座標変換回路1102は、極座標Θ,Θ,Rにおける投影点を受信し、かつこれらを直交座標X,Y,Zに変換する。極座標−直交座標変換回路1102は、任意の適切な方法で実装されてもよい。例えば、実施形態によっては、極座標−直交座標変換回路1102は、デジタルハードウェアに実装され、かつ他の実施形態において、極座標−直交座標変換回路は、メモリデバイスに記憶される命令を実行するプロセッサによって実装される。
投影点アレイバッファ1010は、3D空間内の投影点を表すデータを記憶する。実施形態によっては、投影点アレイバッファ1010内のデータは、各投影点フレーム毎に置換され、かつ他の実施形態では、投影点アレイバッファ1010内のデータは、ノイズを減らすために幾つかのフレームに渡って平均される。投影点アレイバッファ1010は、任意の適切な方法で実装されてもよい。例えば、実施形態によっては、投影点アレイバッファ1010は、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)等のメモリデバイスを用いて実装される。
最良適合平面計算回路1520は、最良適合基準を用いて、平面方程式を投影点アレイバッファ1010内の投影点に当てはめる。例えば、実施形態によっては、最小二乗誤差(LSE)アルゴリズムを用いて平面方程式が投影点へ当てはめられ、かつ他の実施形態では、直交距離回帰平面が投影点へ当てはめられる。但し、XおよびY座標は、定値であるとされ、かつ平面までのZ距離は、最小化される。本発明の様々な実施形態は、平面方程式を投影点に当てはめるために使用されるタイプの最良適合方法によって限定されない。
実施形態によっては、最良適合平面計算回路1520は、投影点フレーム毎の最良適合平面方程式を決定する。他の実施形態では、最良適合平面方程式計算回路1520は、ノイズを減らすために、複数の投影点データフレームが平均された後にのみ最良適合平面方程式を決定する。
最良適合平面計算回路1520は、任意の適切な方法で実装されてもよい。例えば、実施形態によっては、最良適合平面計算回路1520は、1つまたは複数の状態マシンによって制御される専用デジタルハードウェアに実装される。これらの実施形態において、デジタルハードウェアおよび状態マシンは、特定用途向け集積回路(ASIC)に包含されてもよい。他の実施形態では、最良適合平面計算回路は、メモリに記憶される命令を実行するプロセッサによって実装されてもよい。
比較器1530は、公差値を、各Z座標値と回路1520により決定される最良適合平面方程式との差と比較する。全てのZ座標値と平均との差が公差未満であれば、投影点が略平面内に存在すると決定され、721において略平坦な信号がアサートされる。
図15を参照して先に述べた最良適合平面方程式技術は、プロジェクタと投影面との相対角度に関わらず、投影面が平坦である全てのシナリオでうまく機能する。例えば、最良適合平面方程式技術は、図12、図13および図14に示されている事例でうまく機能する。
図16は、本発明の様々な実施形態による、プロジェクタの視界内の輪郭取りされたオブジェクトを伴う走査型レーザプロジェクタを示す平面図である。輪郭取りされたオブジェクト1610は、投影面1620より前のボールであっても、柱であってもよい。実施形態によっては、オブジェクト1610は、円筒または球を表す方程式等を用いて数学的に画定されてもよい。
本発明の幾つかの実施形態は、数学的に画定され得る非平坦な表面に、より一般的な形状合わせ概念を適用する。例えば、建物内の大型支柱等の円筒は、投影面として機能することがある。柱の曲率を定義することができれば、有効な投影面を含意する一様な曲率を見分けるために、同じ投影点データアレイが使用されてもよい。
図17および図18は、本発明の様々な実施形態による、複合的な投影面上に投影する走査型レーザプロジェクタを示す平面図である。図17は、上に投影点が落ちる4つの表面(S1、S2、S3、S4)を提示する3つのオブジェクトを示している。図18は、上に投影点が落ちる3つの別個の表面(W1、W2、W3)を有する壁を示している。
本発明の様々な実施形態は、図17および図18に示されているもの等の不規則な表面を、「基準形状」として用いるために捕捉する。例えば、生命のない不規則な(X,Y,Z)3D形状表面は、近接センサを用いて測定されてもよく、対応する投影点データがデバイスメモリに保存されてもよい。次に、これに続く投影点測定サンプルが、保存された基準形状点と比較され、新たに測定された投影点の何れかが基準から偏向しているかどうかが決定される。これらの実施形態では、方程式は計算されないが、確立された「基準形状」からの公差は、依然として指定される。投影点が「基準形状」から偏向する程度が公差より多ければ、投影野への侵入が指示される。
図19は、本発明の様々な実施形態によるレーザ安全モジュールを示す。レーザ安全モジュール1900は、レーザ安全モジュール190(図1)の一実装例である。レーザ安全モジュール1900は、基準面記憶および障害物検出回路1910を除いて、レーザ安全モジュール700(図7)に類似する。
作動中、基準面記憶および障害物検出回路1910は、基準面を記述する情報を記憶し、かつ障害物が存在するかどうかを、投影点の位置と記憶された基準面とを比較することによって決定する。実施形態によっては、記憶される基準面は、数学的に表現され、かつ他の実施形態では、記憶される基準面は、記憶された投影点セットである。
基準面記憶および障害物検出回路が、障害物が存在すること、または、障害物が排除されていることを検出すれば、この情報がレーザ出力コントローラ720へ提供される。すると、レーザ出力コントローラ720は、先に述べたように、レーザ出力を調整してもよい。
図20は、本発明の様々な実施形態による、基準面記憶および障害物検出器を示す。回路1910は、極座標−直交座標変換回路1102と、投影点アレイバッファ1010と、基準面捕捉回路2020と、比較器2030とを含む。作動中、各投影点は、回路1910により、極座標Θ,Θ,Rで表される3D空間内の点として受信され、ここで、Θ,Θは、ミラー角度を表し、かつRは、半径を表す。極座標−直交座標変換回路1102は、極座標Θ,Θ,Rにおける投影点を受信し、かつこれらを直交座標X,Y,Zに変換する。極座標−直交座標変換回路1102は、任意の適切な方法で実装されてもよい。例えば、実施形態によっては、極座標−直交座標変換回路1102は、デジタルハードウェアに実装され、かつ他の実施形態において、極座標−直交座標変換回路は、メモリデバイスに記憶される命令を実行するプロセッサによって実装される。
投影点アレイバッファ1010は、3D空間内の投影点を表すデータを記憶する。実施形態によっては、投影点アレイバッファ1010内のデータは、各投影点フレーム毎に置換され、かつ他の実施形態では、投影点アレイバッファ1010内のデータは、ノイズを減らすために幾つかのフレームに渡って平均される。投影点アレイバッファ1010は、任意の適切な方法で実装されてもよい。例えば、実施形態によっては、投影点アレイバッファ1010は、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)等のメモリデバイスを用いて実装される。
基準面捕捉回路2020は、バッファ1010内の投影点データによって識別される投影面の表現を捕捉する。実施形態によっては、これは、システムの起動時に一回実行され、かつ他の実施形態では、動作期間を通して周期的に実行される。実施形態によっては、基準面は、数学的に表現され、かつ他の実施形態では、基準面は、基準投影点アレイによって表現される。
基準面捕捉回路2020は、任意の適切な方法で実装されてもよい。例えば、実施形態によっては、基準面捕捉回路2020は、1つまたは複数の状態マシンによって制御される専用デジタルハードウェアに実装される。これらの実施形態において、デジタルハードウェアおよび状態マシンは、特定用途向け集積回路(ASIC)に包含されてもよい。他の実施形態では、基準面捕捉回路2020は、メモリに記憶される命令を実行するプロセッサによって実装されてもよい。
比較器2030は、公差値を、各Z座標値と回路2020により捕捉される基準面との差と比較する。全てのZ座標値と基準面との差が公差未満であれば、投影点が略基準面上に存在すると決定され、1921において障害物除去信号がアサートされる。
図21は、本発明の様々な実施形態によるプロセッサ回路を示す。実施形態によっては、プロセッサ回路2100は、先に述べたように、レーザ安全モジュール700における平面度検出器710として使用されてもよい。他の実施形態では、プロセッサ回路2100は、先に述べたようなレーザ安全モジュール1900における基準面記憶および障害物検出回路1910として使用されてもよい。プロセッサ回路2100は、投影点アレイバッファ1010と、プロセッサ2110と、メモリ2120とを含む。メモリ2120は、命令を記憶する非一時的コンピュータ読取り可能媒体を表す。プロセッサ2110によって命令が実行されると、平面度決定または基準面オペレーションが実行される。これまでに述べた平面度検出または基準面技術は何れも、プロセッサ回路2100によって実行されてもよい。例えば、プロセッサ回路2100は、極座標または直交座標の何れかによる距離の平均化、最良適合平面方程式の決定、等を行ってもよい。また、例えば、プロセッサ回路2100は、基準面を数学的に、または投影点を記憶することの何れかで捕捉してもよい。また、プロセッサ回路2100は、投影点が略平面内に存在するか、略基準面上に存在するかを決定するために、投影点との比較も実行してもよい。
プロセッサ回路2100の幾つかの実施形態は、平均距離または最良適合平面方程式を決定することなく、平面度の決定を実行する。例えば、幾つかの実施形態は、隣接する投影点の部分集合間の勾配ベクトルを決定し、次に、残りの投影点がこの勾配ベクトルを満足するかどうかを決定する。以下、このような一実施形態について説明する。
投影点アレイバッファ1010は、これまでに述べた任意の方法を用いて投影点で満たされる。最小深さの読取り値ZMIN(最近点)を決定する。
ZMINが発生する縁または角に依存して、最も近い前方または後方の隣接点を探す。勾配ベクトルを、デルタ差分ZDELTA=ZNEXT−ZCURRENTとして計算する。ZDELTAがゼロより大きいか、ほぼゼロに等しければ、画像平面に増大する勾配が存在する。新しい各位置から、ZMINから最遠の端まで反復する。これは、スライディングウィンドウの深度検査アルゴリズムである。スライディングウィンドウは、最も近い近傍を有する現在点をチェックし、かつスライド方向は、ZMINから外向き(後方の前方)である。
何らかの不連続性が存在すれば、即ち、ZDELTAがゼロ未満であれば、これは、深度降下、または予期されるキーストーン画像平面の面外障害物の存在を指す。
図22は、本発明の様々な実施形態による方法のフローチャートを示す。実施形態によっては、方法2200またはその一部分は、先行図にその実施形態が示されている基準面記憶および障害物検出を備える走査型レーザプロジェクタによって実行される。他の実施形態では、方法2200は、一連の回路または電子システムによって実行される。方法2200は、本方法を実行する特定タイプの装置によって限定されない。方法2200における様々なアクションは、提示されている順序で実行されても、異なる順序で実行されてもよい。さらに、実施形態によっては、図22に列挙されている幾つかのアクションが方法2200から省かれる。
方法2200は、ブロック2210で開始するように示されている。2210で示されているように、基準面が捕捉される。実施形態によっては、これは、投影面の数学的表現を記憶することに相当する。他の実施形態では、これは、投影点セットを記憶することに相当する。
2220において、走査型レーザプロジェクタと、プロジェクタ視界内の複数の投影点との距離が測定される。これは、119において受信される反射のラウンドトリップ通過時間を測定する近接センサ704(図19)の動作に相当する。
2230では、複数の投影点が略基準面上に存在するかどうかが決定される。実施形態によっては、これは、投影点が数学的に定義される表面上に存在するか否かを決定することによって実行される。他の実施形態では、これは、投影点を、基準面を表す記憶された投影点と比較することによって実行される。
2240では、複数の投影点が略基準面上に存在しなければ、視界内の障害物を用いるシステムまたはプロダクトのインスタンス化の要件を満たすために、少なくとも1つのアクションが実行される。実施形態によっては、これは、レーザ出力を低減することに相当する。他の実施形態では、これは、レーザ出力を増大しないことに相当する。さらなる実施形態では、これは、人または動物等の生命のあるオブジェクトである可能性もある障害物が存在するかどうかを決定するために、視界内の熱を測定することに相当する。さらに他の実施形態では、これにより、高次のフラグまたはシステム内の関連コンピューティングエンティティが設定されて、次にこれにより決定行列を介してアクションがとられる場合もある。
図23は、本発明の様々な実施形態による、熱センサを有する走査型レーザプロジェクタを示す。走査型レーザプロジェクタ2300は、走査型レーザプロジェクタ100に類似するコンポーネントに加えて、熱センサ2310を含む。レーザおよび光学素子2320は、図1に示されているレーザ光モジュールおよび光学素子を含む。レーザ安全モジュール2390は、熱センサ2310に応答する追加コンポーネントを含んでもよい。レーザ安全モジュール2390については、図24を参照して後にさらに詳述する。
熱センサ2310は、プロジェクタ2300の視界内の熱を検出できる任意のセンサである。例えば、熱センサ2310は、温かい身体からの放射線を検出すべくプロジェクタの視界にほぼ一致する、または重なり合うように設計されかつ位置合わせされる多面光学素子(例えば、マイクロフレネルレンズまたはマイクロレンズアレイ)を有するサーモパイルであってもよい。
低周波温度読出しは、視界内に生命のあるオブジェクトが存在するかどうかを検証する働きをすることができる。例えば、実施形態によっては、近接しきい値より近い視界内に生命のないオブジェクト(例えば、本、花瓶または他の卓上オブジェクト)が存在するように、ユーザが意図的にプロジェクタを位置合わせすると、近接違反が生じる。レーザ出力は、近接違反の結果として下げられてもよく、平面度または基準面の検出が失敗することから再度上げられることはない。次には、視界内に熱の兆候が存在するかどうかを検出するために、熱センサ2310が利用されてもよい。熱の兆候が生命のあるオブジェクトのそれに一致しなければ、レーザ出力を再び上げることができる。一方で、熱の兆候が、生命のあるオブジェクトによって近接違反が生じつつあることを示唆していれば、レーザ出力は、障害物が存在しなくなるまで減らされたまま、またはオフのままでよい。
図24は、本発明の様々な実施形態による、熱センサに応答するレーザ安全モジュールを示す。レーザ安全モジュール2390は、何れも図7を参照して先に述べた近接センサ704およびIRコントローラ702を含む。また、レーザ安全モジュール2390は、平面度または障害物検出器2410およびレーザ出力コントローラ2420も含む。
平面度または障害物検出器2410は、本明細書に記述している平面度検出実施形態の何れを含んでもよい。また、平面度または障害物検出器2410は、本明細書に記述している基準面記憶および障害物検出器の何れをも含んでもよい。
レーザ出力コントローラ2420は、711における近接違反、2421における平面度または障害物決定、および2311において熱センサから受信される熱兆候情報にも応答する。
作動中、レーザ安全モジュールは、近接違反が検出されるとレーザ出力を下げる。投影点が略平面内に存在する、または略基準面上に存在すると決定されれば、レーザ出力を再び上げることができる。投影点が略平面内に存在しない、または略基準面上に存在しなければ、熱センサが視界内の生命のあるオブジェクトの不在を指示する場合に、レーザ出力を再び上げることができる。そうでなければ、熱センサが視界内の生命のあるオブジェクトの不在を指示し、投影点が略平面内または略基準面上に存在することが決定されるまで、または、近接違反が除去されるまで、レーザ出力は、低減されたままである。
図25は、本発明の様々な実施形態による方法を示すフロー図である。実施形態によっては、方法2500またはその一部分は、先行図にその実施形態が示されている熱センサを備える走査型レーザプロジェクタによって実行される。他の実施形態では、方法2500は、一連の回路または電子システムによって実行される。方法2500は、本方法を実行する特定タイプの装置によって限定されない。方法2500における様々なアクションは、提示されている順序で実行されても、異なる順序で実行されてもよい。さらに、実施形態によっては、図25に列挙されている幾つかのアクションが方法2500から省かれる。
方法2500は、ブロック2510で開始するように示されている。2510に示されているように、走査型レーザプロジェクタと、プロジェクタ視界内の複数の投影点との距離が測定される。これは、119において受信される反射のラウンドトリップ通過時間を測定する近接センサ704(図24)の動作に相当する。
2520では、複数の投影点が略平面内または略基準面上に存在するかどうかが決定される。実施形態によっては、これは、投影点を3D空間内の最良適合平面方程式へ当てはめることによって実行される。他の実施形態では、これは、平均距離を決定し、次いで各投影点までの距離をこの平均と比較することによって実行される。さらなる実施形態では、これは、隣接する投影点間の平均勾配ベクトルを決定し、次いで予期される空間内に存在しない投影点があるかどうかを決定することによって実行される。また、さらなる実施形態では、これは、投影点を、記憶された基準面と比較することによって実行される。
2530では、視界内に生命のある障害物が存在するかどうかを決定するために、視界内の熱が測定される。実施形態によっては、これは、複数の投影点が略平面内または略基準面上に存在しない場合にのみ実行され、かつ他の実施形態では、これは、平面度または基準面決定に関わりなく実行される。先に述べたように、レーザ出力制御は、2530において実行される熱検出の結果を基礎として影響される場合がある。生命のあるオブジェクトが視界内に存在することを示唆する熱兆候が検出されれば、レーザ出力は、低減されたままであってもよい。生命のあるオブジェクトが視界内に存在しないことを示唆する熱兆候が検出されれば、レーザ出力は、より高いレベルに復元されてもよい。
図26は、本発明の様々な実施形態によるモバイルデバイスを示すブロック図である。図26に示すように、モバイルデバイス2600は、無線インタフェース2610と、プロセッサ2620と、メモリ2630と、走査型レーザプロジェクタ100とを含む。走査型レーザプロジェクタ100は、先に述べたように、レーザ安全回路および出力制御を含む。例えば、走査型レーザプロジェクタ100は、近接センサおよび平面度検出器または基準面記憶および障害物検出を含んでもよい。また、例えば、走査型レーザプロジェクタ100は、本明細書で記述しているように、視界内の障害物に生命があるかないかを決定するための熱センサを含んでもよい。
走査型レーザプロジェクタ100は、任意の画像ソースから画像データを受信してもよい。例えば、幾つかの実施形態において、走査型レーザプロジェクタ100は、静止画像を保持するメモリを含む。他の実施形態では、走査型レーザプロジェクタ100は、ビデオ画像を包含するメモリを含む。さらなる実施形態では、走査型レーザプロジェクタ100は、コネクタ、無線インタフェース2610、有線インタフェースまたはこれらに類似するもの等の外部ソースから受信される像を表示する。
無線インタフェース2610は、任意の無線送信および/または受信機能を含んでもよい。例えば、幾つかの実施形態において、無線インタフェース2610は、無線ネットワーク上で通信できるネットワーク・インタフェース・カード(NIC)を含む。また、例えば、実施形態によっては、無線インタフェース2610は、セルラ電話機能を含んでもよい。さらなる実施形態では、無線インタフェース2610は、全地球測位システム(GPS)受信機を含んでもよい。当業者には、無線インタフェース2610は、本発明の範囲を逸脱することなくあらゆるタイプの無線通信機能を包含し得ることが理解されるであろう。
プロセッサ2620は、モバイルデバイス2600内の様々なコンポーネントと通信できるあらゆるタイプのプロセッサであってもよい。例えば、プロセッサ2620は、特定用途向け集積回路(ASIC)のベンダから入手可能な埋込み式プロセッサであっても、市販のマイクロプロセッサであってもよい。実施形態によっては、プロセッサ2620は、走査型レーザプロジェクタ100へ画像またはビデオデータを提供する。画像またはビデオデータは、無線インタフェース2610から検索されても、無線インタフェース2610から検索されるデータから導出されてもよい。例えば、走査型レーザプロジェクタ100は、無線インタフェース2610から直に受信される画像またはビデオを、プロセッサ2620を介して表示してもよい。また、例えば、プロセッサ2620は、無線インタフェース2610から受信される画像および/またはビデオに加えるオーバーレイを提供しても、無線インタフェース2610から受信されるデータを基礎として、記憶される像を変更してもよい(例えば、無線インタフェース2610が位置座標を提供するGPS実施形態において地図表示を修正する)。
図27は、本発明の様々な実施形態によるモバイルデバイスを示す。モバイルデバイス2700は、通信能力を有する、または通信能力のないハンドヘルド走査型レーザプロジェクタであってもよい。例えば、幾つかの実施形態において、モバイルデバイス2700は、他の機能がほとんどない、または全くない走査型レーザプロジェクタであってもよい。また、例えば、幾つかの実施形態において、モバイルデバイス2700は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット・コンピューティング・デバイス、全地球測位システム(GPS)受信機またはこれらに類似するものを含む、通信に使用可能なデバイスであってもよい。さらに、モバイルデバイス2700は、無線(例えば、セルラ)を介してより大きいネットワークへ接続されてもよく、かつこのデバイスは、非規制スペクトル(例えば、WIFI)接続を介してデータメッセージまたはビデオコンテンツを受信しかつ/または送信することができる。
モバイルデバイス2700は、走査型レーザプロジェクタ100と、ディスプレイ2710と、キーパッド2720と、オーディオポート2702と、制御ボタン2704と、カードスロット2706と、オーディオ/ビデオ(A/V)ポート2708とを含む。これらのエレメントは、何れも必須ではない。例えば、モバイルデバイス2700は、ディスプレイ2710、キーパッド2720、オーディオポート2702、制御ボタン2704、カードスロット2706またはA/Vポート2708の何れも持たず、走査型レーザプロジェクタ100のみを含んでもよい。幾つかの実施形態は、これらのエレメントのサブセットを含む。例えば、アクセサリプロジェクタは、走査型レーザプロジェクタ100と、制御ボタン2704と、A/Vポート2708とを含んでもよい。スマートフォン実施形態は、タッチ感知ディスプレイデバイスへキーパッド2720およびディスプレイ2710を組み入れてもよい。
ディスプレイ2710は、あらゆるタイプのディスプレイであってもよい。例えば、幾つかの実施形態において、ディスプレイ2710は、液晶ディスプレイ(LCD)画面を含む。実施形態によっては、ディスプレイ2710は、タッチ感知式である。ディスプレイ2710は、走査型レーザプロジェクタ100によって投影される画像を表示しても、必ずしも表示しなくてもよい。例えば、アクセサリプロダクトは、投影画像をディスプレイ2710に常に表示してもよいのに対して、携帯電話実施形態は、ディスプレイ2710に異なるコンテンツを表示しながらビデオを投影してもよい。キーパッド2720は、電話キーパッドであっても、他のあらゆるタイプのキーパッドであってもよい。
A/Vポート2708は、ビデオおよび/またはオーディオ信号を受信しかつ/または送信する。例えば、A/Vポート2708は、デジタルオーディオおよびビデオデータの伝送に適するケーブルを受け入れる高精細度マルチメディアインタフェース(HDMI(登録商標))等のデジタルポートであってもよい。さらに、A/Vポート2708は、複合入力を受信または送信するためのRCAジャックを含んでもよい。またさらに、A/Vポート2708は、アナログビデオ信号を受信または送信するためのVGAコネクタを含んでもよい。実施形態によっては、モバイルデバイス2700は、A/Vポート2708を介して外部信号ソースへ繋がれてもよく、かつモバイルデバイス2700は、A/Vポート2708を介して受信されるコンテンツを投影してもよい。他の実施形態では、モバイルデバイス2700は、コンテンツの発信元であってもよく、よってA/Vポート2708は、コンテンツを異なるデバイスへ送信するために使用される。
オーディオポート2702は、オーディオ信号を提供する。例えば、幾つかの実施形態において、モバイルデバイス2700は、オーディオおよびビデオを記録しかつ再生できるメディアレコーダである。これらの実施形態において、ビデオは、走査型レーザプロジェクタ100によって投影されてもよく、かつオーディオは、オーディオポート2702において出力されてもよい。
モバイルデバイス2700は、カードスロット2706も含む。幾つかの実施形態において、カードスロット2706に挿入されるメモリカードは、オーディオポート2702において出力されるべきオーディオのソースおよび/または走査型レーザプロジェクタ100によって投影されるべきビデオデータを提供してもよい。カードスロット2706は、例えばセキュアデジタル(SD)メモリカードを含む、あらゆるタイプのソリッドステート・メモリ・デバイスを受け入れてもよい。
図28は、本発明の様々な実施形態によるゲーム機を示す。ゲーム機2800は、一人または複数のユーザがゲーミング環境を観察しかつこれと相互作用できるようにする。実施形態によっては、ゲームは、走査型レーザプロジェクタ100を含む装置であるゲーム機2800の動作、位置または方向性を基礎として誘導される。
また、手動操作式ボタン、フットペダルまたは言葉による指示等の他の制御インタフェースも、ゲーミング環境を取り巻く誘導またはゲーミング環境との相互作用に寄与し得る。例えば、実施形態によっては、トリガ2842は、一人または複数のユーザが、「主観視点のシューティングゲーム」として周知の主観視点のビデオゲーム環境にいるという幻影に寄与する。投影されるディスプレイのサイズおよび明るさは、ユーザの動作と組み合わされたゲーミングアプリケーションによって制御され得ることから、ゲーム機2800は、これらのユーザにとってかなり信用できる、または「没入型」環境を創出する。
また、3D地震時地盤探査、宇宙遊泳プラニング、ジャングル林冠の探査、自動車安全講習、医学教育、他のようなアクティビティに関しても、ゲーム機2800によって他の多くの主観視点のシミュレーションを創出することができる。触覚インタフェース2844は、反跳、振動、震え、轟音、他等の様々な出力信号を提供してもよい。また、触覚インタフェース2844は、タッチ感知ディスプレイ画面またはスタイラスを必要とするディスプレイ画面等のタッチ感知入力機能も含んでもよい。本発明の様々な実施形態には、追加的な触覚インタフェース、例えば動作感知プローブ用入力および/または出力機能、も含まれる。
また、ゲーム機2800は、一体型オーディオスピーカ、リモートスピーカまたはヘッドフォン等のオーディオ出力デバイスも含んでもよい。これらの種類のオーディオ出力デバイスは、ゲーム機2800へ配線により、または無線技術を介して接続されてもよい。例えば、無線ヘッドフォン2846は、ブルートゥース(登録商標)接続を介してユーザに音響効果を提供するが、ブルートゥース(登録商標)接続は、あらゆる種類の類似する無線技術に自由に置換可能である。実施形態によっては、複数のユーザ、指導者または観察者が通信できるように、無線ヘッドフォン2846は、マイクロフォン2845またはバイノーラルマイクロフォン2847を含んでもよい。バイノーラルマイクロフォン2847は、典型的には、ユーザの頭影により変更される音を捕捉するために、各イヤピースにマイクロフォンを含む。この特徴は、他のシミュレーション参加者による両耳聴および音源定位のために使用されてもよい。
ゲーム機2800は、周囲の明るさ、動き、位置、方向性およびこれらに類似するものを測定する任意数のセンサ2810を含んでもよい。例えば、ゲーム機2800は、絶対方位をデジタルコンパスで検出し、かつ相対動作をX−Y−Zジャイロスコープまたは加速度計で検出してもよい。実施形態によっては、ゲーム機2800は、デバイスの相対配向またはその急激な加速または減速を検出するために、第2の加速度計またはジャイロスコープも含む。他の実施形態では、ゲーム機2800は、地上空間におけるユーザの移動に伴って絶対位置を検出するために、全地球測位衛星(GPS)センサを含んでもよい。
ゲーム機2800は、バッテリ2841および/または診断光2843を含んでもよい。例えば、バッテリ2841は、充電式バッテリであってもよく、かつ診断光2843は、バッテリの電流充電を表示する可能性もある。別の実施例では、バッテリ2841は、取り外し可能なバッテリクリップであってもよく、かつゲーム機2800は、放電したバッテリを充電したバッテリに交換する間のゲーム機の動作継続を見込んで追加のバッテリ、電気キャパシタまたはスーパーキャパシタを有してもよい。他の実施形態では、診断光2843は、ユーザまたはサービス技術者に、このデバイス内に包含される、またはこのデバイスへ接続される電子コンポーネントの状態を知らせることができる。例えば、診断光2843は、受信される無線信号の強度、またはメモリカードの有無を表示してもよい。また、診断光2843は、有機発光ダイオードまたは液晶ディスプレイ画面等の任意の小画面に交換される可能性もある。このような光または画面は、このゲーム機の外殻が半透明または透明であれば、ゲーム機2800の外面上または表面下に存在する可能性もある。
ゲーム機2800の他のコンポーネントは、このデバイスから取り外し可能、着脱可能または分離可能であってもよい。例えば、走査型レーザプロジェクタ100は、ゲーミング筐体2849から着脱可能であっても、分離可能であってもよい。実施形態によっては、走査型レーザプロジェクタ100のサブコンポーネントは、ゲーミング筐体2849から着脱可能であっても、分離可能であってもよく、それでもなお機能する。
図29は、本発明の様々な実施形態によるゲーム機を示す。ゲーム機2900は、ボタン2902と、ディスプレイ2910と、プロジェクタ100とを含む。実施形態によっては、ゲーム機2900は、ユーザがゲームをするための大型コンソールを必要としないスタンドアロン装置である。例えば、ユーザは、ディスプレイ2910および/または180に投影されるコンテンツを見ながらゲームをしてもよい。他の実施形態では、ゲーム機2900は、より大きいゲームコンソールのコントローラとして動作する。これらの実施形態では、ユーザは、ディスプレイ2910および/または180に投影されるコンテンツを見ることと組み合わせて、コンソールに繋がれた大型画面を見てもよい。
本発明を、所定の実施形態に関連して記述してきたが、当業者には容易に理解されるように、本発明の範囲を逸脱することなく変更および変形を施し得ることは理解されるべきである。このような変更および変形は、本発明および添付の特許請求の範囲に含まれるものとされる。

Claims (15)

  1. 方法であって、
    走査型レーザプロジェクタと、前記走査型レーザプロジェクタの視界内の複数の投影点との距離を測定することと、
    前記複数の投影点が略平面内に存在するかどうかを決定することと、
    前記複数の投影点が略平面内に存在しなければ、前記視界内の障害物に応答して少なくとも1つのアクションを実行することと、を含む方法。
  2. 前記複数の投影点が略平面内に存在するかどうかを決定することは、平面方程式を前記複数の投影点へ当てはめることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の投影点が略平面内に存在するかどうかを決定することは、前記測定される距離を平均することと、測定される個々の距離と平均との誤差を決定することと、を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数の投影点が略平面内に存在するかどうかを決定することは、投影点間の勾配ベクトルを決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 少なくとも1つのアクションを実行することは、前記走査型レーザプロジェクタの視界内のレーザ出力を増大しないことを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 少なくとも1つのアクションを実行することは、前記障害物が生命のないオブジェクトであるかどうかを決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記障害物が生命のないオブジェクトであるかどうかを決定することは、熱を測定することを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 装置であって、
    レーザ光源と、
    視界内のラスタパターンにおいて前記レーザ光源からの光を反射するための走査ミラーと、
    前記走査ミラーと前記視界内のオブジェクトとの距離を測定する近接センサと、
    前記近接センサによって測定される距離に対応する投影点が、略平面内に存在するかどうかを決定するための平面度検出器と、
    前記近接センサおよび前記平面度検出器の双方からの信号に応答して、前記レーザ光源の出力を制御するレーザ出力コントローラと、を備える装置。
  9. 前記レーザ出力コントローラは、前記近接センサから近接違反の指示を受信するとすぐにレーザ出力を低減する、請求項8に記載の装置。
  10. 前記レーザ出力コントローラは、前記平面度検出器から平面度の指示を受信するとすぐにレーザ出力の低減を逆転させる、請求項9に記載の装置。
  11. 前記視界内の熱を検出して前記レーザ出力コントローラへ信号を提供するための熱検出デバイスをさらに備える、請求項8に記載の装置。
  12. 前記平面度検出器は、前記投影点が略平面内に存在するかどうかを、平面方程式を前記複数の投影点へ当てはめることによって決定する、請求項8に記載の装置。
  13. 前記平面度検出器は、前記投影点が略平面内に存在するかどうかを、前記測定される距離を平均し、かつ測定される個々の距離と前記平均との誤差を決定することによって決定する、請求項8に記載の装置。
  14. 前記平面度検出器は、前記投影点が略平面内に存在するかどうかを、投影点間の勾配ベクトルを決定することによって決定する、請求項8に記載の装置。
  15. 方法であって、
    走査型レーザプロジェクタと、前記走査型レーザプロジェクタの視界内の複数の投影点との距離を測定することと、
    前記複数の投影点が略基準面上に存在するかどうかを決定することと、
    前記複数の投影点が略基準面上に存在しなければ、前記視界内の障害物に応答して少なくとも1つのアクションを実行することと、を含む方法。
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