JP2017537733A - 光学的に案内される栄養チューブアセンブリ、栄養チューブチップ、及び関連する方法 - Google Patents

光学的に案内される栄養チューブアセンブリ、栄養チューブチップ、及び関連する方法 Download PDF

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Abstract

栄養チューブアセンブリ及び栄養チューブチップが、観察レンズを栄養チューブチップの遠位端部よりも近位に固定する。栄養チューブチップは、観察レンズを固定するために径方向内方に延在する複数の突出部を含み得る。栄養チューブアセンブリ及び栄養チューブチップは、栄養チューブチップが患者に挿入されるときに組織が観察レンズに接触しないようにすることにより画像品質を高めるために使用され得る。【選択図】図1

Description

関連出願
本出願は、2014年12月16日に出願され「Optically Guided Feeding Tube Assemblies, Feeding Tube Tips, and Related Methods」と題された米国特許仮出願第62/092,420号の優先権を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は一般に、医療デバイスの分野に関し、より詳細には、患者への栄養物の腸内輸送のための、栄養チューブなどの医療デバイスの分野に関する。
本明細書に記された開示は、非限定的且つ非包括的な実施形態を例示的に記述するものである。これらの実施形態について、図面を参照して説明する。
栄養チューブアセンブリの斜視図である。 図1の栄養チューブアセンブリの栄養チューブチップの斜視図である。 図2Aの栄養チューブチップの断面斜視図である。 図2Aの栄養チューブチップの正面図である。 図2Aの栄養チューブチップの背面図である。 別の実施形態による栄養チューブアセンブリの斜視図である。 図3の栄養チューブアセンブリの栄養チューブチップの斜視図である。 図4Aの栄養チューブチップの断面斜視図である。 図4Aの栄養チューブチップの正面図である。 図4Aの栄養チューブチップの背面図である。 別の実施形態による栄養チューブチップの断面斜視図である。 図5Aの栄養チューブチップの断面側面図である。 別の実施形態による栄養チューブチップの断面斜視図である。 図6Aの栄養チューブチップの断面側面図である。 第1の状態における栄養チューブチップの断面側面図である。 第2の状態における栄養チューブチップの断面側面図である。
本願の図面において、普通に説明され且つ示されている実施形態の構成要素は、様々な異なる態様で配置及び設計され得る。したがって、図面に示されているような、様々な実施形態の以下に示すより詳細な説明は、本開示の範囲を限定するように意図されたものではなく、様々な実施形態を代表するものにすぎない。実施形態の様々な態様が図面に示されているが、図面は、特に指示のない限り、必ずしも一定の縮尺で描かれてはいない。
「〜に接続された(connected to)」及び「〜に結合された(coupled to)」という語句は、それらの通常の意味で使用され、且つ、機械的な相互作用、流体の相互作用、及び熱的な相互作用を含む、二つ以上の存在物間の任意の適切な結合又は他の形態の相互作用を意味するのに十分に広義である。二つの構成要素が、たとえそれらが互いに直接接触していなくとも、互いに結合されるものとして解釈される。「〜に取り付けられた(attached to)」という語句は、互いに直接接触している二つ以上の存在物間の相互作用を意味する。
本明細書において、方向に関する用語「近位(proximal)」及び「遠位(distal)」は、構成要素又はデバイス上の対照的な位置に言及するために使用される。構成要素又はデバイスの近位端部は、デバイスが従事者による通常使用時にあるときの従事者に最も近い端部として定義される。遠位端部は、デバイスの長手方向に沿って近位端部の反対側にある端部であり、又は、通常使用時に従事者から最も遠い端部である。
栄養チューブは、口により栄養物を飲み込むか又は他の方法で摂取することが不可能な(又は困難な)人物に栄養物を提供するために使用され得る。そのような人物においては、栄養流体が、栄養チューブを介して胃、空腸、十二指腸、又は胃腸管内の他の部位に直接輸送される。そのようなチューブはまた、他の流体を輸送又は除去するために使用される。
栄養チューブは、通常、曲がりくねった経路に沿って栄養チューブを誘導することによって配置される。例えば、栄養チューブは、患者の鼻から食道を下って胃の中に配置される(例えば、経鼻胃栄養チューブ又は胃腸栄養チューブ)。したがって、本開示の範囲に含まれる栄養チューブは、鼻から食道を下って胃又は胃腸管内の他の部位内まで延在するのに十分な長さのものであり得る。或いは、栄養チューブは、口を通じて、又は腹部における切開を介して配置され得る。以下の説明は、鼻又は口を通じて輸送される栄養チューブにより詳細に言及するが、本開示は、腹部を通じて輸送される栄養チューブにも同様に適用される。
幾つかの実施形態では、栄養チューブの配置は、やみくも的に(即ち、栄養チューブチップの位置に関するリアルタイム画像を観察することなしに)行われる。他の実施形態では、観察レンズが栄養チューブの遠位端部に隣接して配置されて、医療従事者が栄養チューブをその適切な位置へ誘導するのを支援する。観察レンズが栄養チューブの遠位端部に隣接して配置される幾つかの実施形態では、観察レンズは、栄養チューブのチップが組織と接触したときに、有意な画像を提供することができない。例えば、栄養チューブチップが患者の組織に接触するときに、組織は観察レンズに当接するか又は観察レンズの近くに配置されて、組織が焦点外れで又はぼやけて映される場合がある。組織に対して過度にレンズが接近したことにより焦点外れの画像が伝送されると、栄養チューブチップに関して、ほとんど役に立たない位置情報しか与えないような赤く且つぼやけた画像が得られるが、このような画像を「レッドアウト」と呼んでいる。さらに、幾つかの実施形態では、観察レンズの視界は、栄養チューブチップが患者の内部で進行するときに観察レンズに接触して付着する粘液、組織、又は他の物質によって妨げられる。例えば、栄養チューブチップが食道を通じて移動するような場合は、粘液又は他の物質がレンズに接触し且つ付着して、視界を妨げる場合がある。
(1)栄養チューブのやみくもな配置、及び、(2)ぼやけた画像を提供するか又は妨げられた視界を有する観察レンズを含む栄養チューブの配置の両方が、栄養チューブを不適切に配置するリスクを高める。別の言い方をすれば、従事者が患者の内部での栄養チューブチップの位置を視覚的に判定することが不可能である場合、従事者は、栄養チューブを不適切な位置に配置する可能性が高くなり得る。
栄養チューブの誤った配置は、患者に有害な影響を及ぼし得る。例えば、誤って配置された栄養チューブのチップは、患者の肺に輸送されて肺に穴を開け、気胸を生じさせる場合がある。さらに、不正確に配置された栄養チューブを通じて栄養溶液又は何らかの他の溶液が肺に提供されると、患者は肺炎を(それに関連した疾病率及び死亡率の増大とともに)発症する可能性がある。それほど頻繁ではないが、誤って配置された栄養チューブが、患者の脳への輸送により甚大な損傷をもたらす場合もある。状況によっては、誤って配置された栄養チューブが、深刻な障害又は死をもたらす可能性がある。
本明細書で開示される栄養チューブアセンブリの幾つかの実施形態は、患者の体内の画像を伝送するための観察レンズを含む。幾つかのそのような栄養チューブアセンブリは、観察レンズが体内腔内の組織又は粘液に接触するか又は過度に接近するのを防止し、それにより観察レンズから得られる画像の品質を高める。言い換えれば、本明細書で開示される栄養チューブアセンブリのうちの幾つかは、栄養チューブアセンブリが患者の内部で進行するときに患者の体内の関連する特徴を従事者がよりはっきりと見ることを可能にする画像を提供する。
図1は、栄養チューブアセンブリ100の斜視図を提供する。栄養チューブアセンブリ100は、細長い管状本体110と、細長い管状本体110の遠位端部に隣接して配置された栄養チューブチップ120と、流体輸送ポート102と、ユーザインタフェース104と、スタイレット160の遠位端部に隣接して配置され且つそれに結合された観察レンズ150と、を含む。
栄養チューブアセンブリ100の構成要素は、患者の胃腸管に流体を直接輸送するか又は患者の胃腸管から流体を直接除去するために、患者の身体を通って進行するように構成され得る。例えば、栄養チューブチップ120は、患者の鼻又は口から食道を通って胃腸管内の適切な場所まで輸送される。栄養チューブチップ120の設置後、栄養流体などの流体が、流体輸送ポート102を介して輸送される。流体は、流体輸送ポート102から細長い管状本体110の中空の内部を流れて、栄養チューブチップ120から出る。
栄養チューブアセンブリ100は、栄養チューブチップ120の位置に関する視覚的フィードバックを受け取りながら栄養チューブチップ120の向きを操作することを可能にするように構成される。例えば、図示された実施形態では、栄養チューブアセンブリ100は、操向機構、及び観察レンズ150を含む。操向機構及び観察レンズ150の一方又は両方が、スタイレット160に結合されるか又はスタイレット160内に含まれる。スタイレット160は、ユーザインタフェース104に結合されてユーザインタフェース104によって制御され、且つ、そこから細長い管状本体110の内部に延在することができる。
操向機構は、ユーザインタフェース104を介して制御され得る。幾つかの実施形態では、操向機構は、栄養チューブチップ120が患者の内部を進行するときに従事者が栄養チューブチップ120の位置を操作することを可能にする、スタイレット160の操向ケーブルを含む。したがって、ユーザインタフェース104を操作することにより、栄養チューブチップ120を患者内の胃腸管に沿って操縦することができる。
観察レンズ150は、患者の体内の画像の伝送を促進するように構成されたスタイレット160の遠位端部に取り付けられ得る。例えば、幾つかの実施形態では、スタイレット160は、観察レンズ150、及び患者の体内の画像を伝送するように構成された一つ以上の光ファイバストランド(図示せず)に結合されるか、又はそれらを含む。他の実施形態又はさらなる実施形態では、スタイレット160は、観察レンズ150を有するカメラに結合されるか、又はそれを含む。カメラは、画像を、観察するための出力デバイス(例えば、スクリーン)に送られ得る電気信号に変換することができる。
スタイレット160はまた、発光構成要素185を含み得る。発光構成要素185は、スタイレット160の遠位端部まで光を伝送するように構成された一つ以上の光ファイバストランドを含み得る。他の実施形態又はさらなる実施形態では、発光構成要素は、電源に電気的に接続されるLED又は他の光源であるか、又はそれを含み得る。発光構成要素185は、観察レンズ150とともに使用されるように構成され得る。例えば、発光構成要素185からの光は、構造体又は要素から観察レンズ150上へ反射され得る。
図2A〜2Dは、栄養チューブアセンブリ100の栄養チューブチップ120、スタイレット160、及び観察レンズ150の様々な図を提供する。より具体的には、図2Aは、斜視図を提供する。図2Bは、断面斜視図を提供する。図2Cは、正面図を提供し、図2Dは、背面図を提供する。
図2A〜2Dを参照すると、栄養チューブチップ120は、管状本体130と、管状本体130から径方向内方に延在して栄養チューブチップ120の遠位端部を形成する複数の突出部140と、を含む。管状本体130の内部は、栄養流体などの流体の輸送のために中空となっている。
図示された実施形態では、複数の突出部140は、複数の突出部140の近位の位置から複数の突出部140の遠位の位置への流体の通過を可能にするように、互いに離間されている。複数の突出部140はまた、観察レンズ150を所定の位置に固定するように構成される。例えば、図2Aでは、管状本体130の周辺部の周りに配置された四つの突出部140が、径方向内方に延在して、観察レンズ150を固定するとともに、実質的にドーム形状の遠位表面を形成する。図示された実施形態では、実質的にドーム形状の表面は、実質的にx字形状の開口を有する。
観察レンズ150は、x字形状の開口の中心内に配置されるが、開口のアームは、観察レンズ150の周りでの流体の輸送を可能にするために開いたままである。示された実施形態では、観察レンズ150はまた、スタイレット160の遠位端部に隣接するとともに栄養チューブチップ120の遠位端部に配置される。
図3は、幾つかの点で上述の栄養チューブアセンブリ100に類似している栄養チューブアセンブリ200を示す。したがって、同様の特徴は、先頭の桁が「2」に増やされた同様の参照番号で指定される。例えば、図3に示された実施形態は、幾つかの点で図1〜2Dの栄養チューブチップ120に類似し得る栄養チューブチップ220を含む。したがって、同様の特徴に関して上記に関連した記載がある場合は、以下繰り返されない場合がある。さらに、図1〜2Dに示された栄養チューブアセンブリ及び関連する構成要素の具体的な特徴は、図面中で参照番号によって表示又は識別されないか、又は以下の記述において具体的に論じられない場合がある。しかし、そのような特徴は、明らかに、他の実施形態において示された特徴、及び/又はそのような実施形態に対して説明された特徴と同一であるか、又は実質的に同一であり得る。したがって、そのような特徴に関する説明は、図3に示された栄養チューブアセンブリ200及び関連する構成要素の特徴に同様に適用される。図1〜2Dに示された栄養チューブアセンブリ100及び関連する構成要素に対して説明された特徴の任意の適切な組合せ及びその変形形態は、図3の栄養チューブアセンブリ200及び関連する構成要素に対して使用することができ、その逆も同様である。この開示の様式は、後続の図面に示され且つ以下で説明される、さらなる実施形態に同様に適用され、それらの実施形態では、先頭の桁がさらに増やされ得る。
図3は、栄養チューブアセンブリ200の斜視図を提供する。栄養チューブアセンブリ200は、細長い管状本体210と、栄養チューブチップ220と、流体輸送ポート202と、ユーザインタフェース204と、スタイレット260の遠位端部に隣接して配置され且つそれに結合された観察レンズ250と、を含む。
栄養チューブアセンブリ200は、全体的に、栄養チューブアセンブリ100に関連して説明された方法に似た方法で動作するように構成される。例えば、図1〜2Dに関連して説明された栄養チューブアセンブリ100と同様に、栄養チューブアセンブリ200は、図4A〜4Dに示された複数の突出部240により観察レンズ250が固定される場合に流体が細長い管状本体210及び栄養チューブチップ220を通って体内腔へ移動することを可能にするように構成される。
しかし、栄養チューブアセンブリ200の最も遠位の領域-栄養チューブチップ220を含む-は、図1〜2Dに関連して説明された栄養チューブアセンブリ100の遠位領域とは若干異なる。栄養チューブアセンブリ200のこの領域は、図4A〜4Dに示されている。より具体的には、図4Aは、斜視図を提供する。図4Bは、断面斜視図を提供する。図4Cは、正面図を提供し、図4Dは、背面図を提供する。
栄養チューブチップ220は、管状本体230と、栄養チューブチップ220の遠位端部よりも近位の位置において管状本体230から径方向内方に延在する複数の突出部240とを含む。管状本体230の内部は、栄養流体、水、生理的食塩水、等の輸送のために中空である。
栄養チューブチップ220、及び関連する実施形態は、従事者が、観察レンズが栄養チューブチップの遠位端部に配置されている他の栄養チューブチップと比較して、改良された画像を得ることができる。例えば、観察レンズが栄養チューブチップの遠位端部に配置される幾つかの他の栄養チューブチップでは、観察レンズは、栄養チューブが患者の体内を通して輸送されるときに組織に接触するか又は接近して、組織を焦点外れで又はぼやけて見。そのような実施形態の観察レンズはまた、粘液、組織、又は他の物質に接触し、視界を妨げる。
これに対して、栄養チューブアセンブリ200の栄養チューブチップ220は、複数の突出部240が観察レンズ250を栄養チューブチップ220の遠位端部よりも近位の位置に固定するように、構成される。別の言い方をすれば、観察レンズ250は、栄養チューブチップ220内に固定される場合、栄養チューブチップ220の遠位端部に配置されない。観察レンズ250を栄養チューブチップ220の遠位端部からオフセットすることにより、観察レンズ250は、栄養チューブチップ220が患者の内部で進行するときに、組織又は粘液と接触することが少なくなる。組織、粘液、又は他の物質とのそのような接触を避けることにより、観察レンズ250は、接触時に観察レンズ250に付着する材料によって妨げられることが少なくなる。
図4A〜4Dに示された実施形態では、観察レンズ250は、管状部分280により、栄養チューブチップ220の遠位端部からオフセットされる。管状部分280は、複数の突出部240よりも遠位に配置され、且つ、管状本体230から遠位に延在する。管状部分280は、栄養チューブチップ220の遠位端部を形成する。幾つかの実施形態では、管状部分280は、管状本体230と一体に形成される。
スタイレット260の遠位端部に取り付けられる観察レンズ250が複数の突出部240によって固定される場合、複数の突出部240と管状部分280との関係により、観察レンズ250は、栄養チューブチップ220が患者の内部で進行するときに、管状部分280の遠位端部が接触する組織から離間される。言い換えれば、栄養チューブチップ220は、組織を観察レンズ250から或る距離に維持するように構成される。管状部分280は、栄養チューブチップ220の構成要素の特定のセットに関連して図4A〜4Dに示されているが、同様の管状部分(又は、他の遠位部分)が、他の栄養チューブチップの構成要素とともに用いられてもよい。
栄養チューブアセンブリ200の観察レンズ250から得られる画像は、観察レンズが栄養チューブチップの遠位端部に配置される実施形態で得られる画像よりも鮮明であり、且つ/又は、より関連性のある情報を従事者に提供し得る。例えば、組織が観察レンズ250に当接すること又は組織が観察レンズ250の近くに配置されることを防止することにより、栄養チューブアセンブリ200は、「レッドアウト」を回避することができる。別の言い方をすれば、観察レンズを組織からオフセットすることにより、観察レンズ250によって得られる画像の品質を高めることができる。
図5A及び5Bは、別の実施形態による栄養チューブチップ320を示す。より具体的には、図5Aは、栄養チューブチップ320の断面斜視図を提供し、図5Bは、同じ栄養チューブチップ320の断面側面図を提供する。栄養チューブチップ320は、管状本体330と、管状本体330から径方向内方に延在する複数の突出部340と、複数の突出部340よりも遠位に配置される中空の円錐台形部分380と、を含む。複数の突出部340は、観察レンズが栄養チューブチップ320の長手軸399に沿って中心に配置されるように、観察レンズ(図示せず)を固定するように配置される。
栄養チューブチップ320は、全体的に、栄養チューブチップ220に関連して説明された方法に似た方法で動作する。しかし、栄養チューブチップ320は、栄養チューブチップ320の遠位端部を形成する中空の円錐台形部分380を含む点で、栄養チューブチップ220とは異なる。図5A及び5Bに示された実施形態では、円錐台形部分380の幅広の端部が、円錐台形部分380の幅狭の端部よりも近位に配置される。別の言い方をすれば、示された実施形態では、円錐台形部分380は、栄養チューブチップ320の遠位端部に向かって狭まっている。
円錐台形部分380は、観察レンズが複数の突出部340によって固定されている場合、栄養チューブチップ320が体内腔内を進行するときに組織に接触し、それにより、組織が観察レンズに接触するのを防ぐことができる。
図6A及び6Bは、別の実施形態による栄養チューブチップ420を示す。より具体的には、図6Aは、栄養チューブチップ420の断面斜視図を提供し、図6Bは、同じ栄養チューブチップ420の断面側面図を提供する。栄養チューブチップ420は、管状本体430と、管状本体430から径方向内方に延在する複数の突出部440と、複数の突出部440よりも遠位に配置された中空の円錐台形部分480と、を含む。複数の突出部440は、観察レンズが栄養チューブチップ420の長手軸499に沿って中心に配置されるように、観察レンズ(図示せず)を固定するように配置される。
栄養チューブチップ420は、全体的に、栄養チューブチップ220及び栄養チューブチップ320に関連して説明された方法に似た方法で動作する。しかし、栄養チューブチップ420は、栄養チューブチップ420の遠位部分が栄養チューブチップ420の遠位端部に向かって栄養チューブチップ420の長手軸499から離れる方向に広がる点で、栄養チューブチップ220、320とは異なる。例えば、栄養チューブチップ420は、栄養チューブチップ420の遠位端部に向かって広がる中空の円錐台形部分480を含む。別の言い方をすれば、栄養チューブチップ420は、円錐台形部分480を含み、この円錐台形部分480の幅狭の端部は、円錐台形部分480の幅広の端部よりも近位に配置される。円錐台形部分480を含む実施形態は、幾つかの他の実施形態よりも広い、妨害のない視界(θ)を提供することができる。幾つかの実施形態では、栄養チューブチップ420によって妨げられない観察レンズの視界は、約45°、50°、60°、65°、70°、80°、90°、又は100°以上になり得る。幾つかの実施形態では、視界は、45°〜100°の間、50°〜95°の間、60°〜90°の間、70°〜90°の間、及び/又は75°〜85°の間である。
円錐台形部分480は、観察レンズが複数の突出部440によって固定されている場合に、栄養チューブチップ420が体内腔内を進行する際組織に接触し、組織が観察レンズに接触するのを防ぐことができる。例えば、図示された実施形態では、栄養チューブチップ420は、組織を観察レンズから距離(d)に維持するように構成される。幾つかの実施形態では、距離(d)は、対応する観察レンズの焦点距離以上である。別の言い方をすれば、複数の突出部440は、観察レンズが複数の突出部440によって固定される場合に、観察レンズから栄養チューブチップ420の遠位端部までの距離が観察レンズの焦点距離以上になるように配置され得る。
幾つかの実施形態では、観察レンズが複数の突出部440によって固定される場合の観察レンズから栄養チューブチップ420の遠位端部までの距離は、約2.0、2.2、2.5、2.7、3.0、5.0、及び/又は10mm以上である。幾つかの実施形態では、観察レンズが複数の突出部440によって固定される場合の観察レンズから栄養チューブチップ420の遠位端部までの距離は、約2.0mmから10mmの間、2.0mmから5mmの間、2.0mmから3.0mmの間、及び/又は2.5から3.0mmの間である。本明細書で開示される他の実施形態(例えば、図3〜5Bに関連して説明される実施形態)の観察レンズは、栄養チューブチップの遠位端部から同様の距離に配置され得る。
図7A及び7Bは、別の実施形態による栄養チューブチップ520の断面図を提供する。より具体的には、図7Aは、第1の状態における栄養チューブチップ520を示し、図7Bは、第2の状態における栄養チューブチップ520を示す。
図7A及び7Bを参照すると、栄養チューブチップ520は、管状本体530と、管状本体530から径方向内方に延在する複数の突出部540と、遠位部分580と、を含む。遠位部分580は、栄養チューブチップ520の管状本体530よりも遠位に配置され、且つ、拘束されていないときに円錐台形を有するように付勢される。別の言い方をすれば、遠位部分580は、拘束されていないときに長手軸599から離れる方向に延在するように付勢される。
しかし、図7Aに示されるように、遠位部分580は、拘束部材590が遠位部分580の周りに配置されているときに遠位部分580が実質的に円筒形の形状を取るように、拘束部材590(例えば、シース)によって拘束され得る。
図示された実施形態では、拘束部材590は、引込み可能である。拘束部材590を引っ込めることにより、遠位部分580は、図7Bに示されるように、遠位部分580が栄養チューブチップ520の遠位端部に向かって広がる、円錐台形の外形を取ることができる。このようにして、栄養チューブチップ520は、より低い断面の外形で、患者の身体の一つ以上の部分を通して輸送される。次いで、拘束部材590(例えば、シース)は、引っ込められて、より広い視界を提供することができる。
他の実施形態では、より低い断面の外形で栄養チューブチップを輸送するためにシースなどの拘束部材を用いるのではなく、栄養チューブチップは、栄養チューブチップのプロフィルを変化させるように構成された膨張可能な遠位部分を含み得る。例えば、幾つかの実施形態では、流体が、栄養チューブチップの膨張可能な遠位部分の一つ以上の壁の中に輸送されて、遠位部分を栄養チューブチップの長手軸から離れる方向に放射状に延在させることができる。したがって、膨張されていない構成では、栄養チューブチップは、より低い断面の外形になり得る。しかし、流体(例えば、液体又は気体)が遠位部分に輸送されると、遠位部分は、栄養チューブチップの長手軸から離れる方向に放射状に延在することができる。
上述されたような栄養チューブアセンブリ、及び関連する構成要素は、様々な方法を実施するために使用され得る。例えば、幾つかの方法は、(1)患者の内腔内に栄養チューブを輸送するステップと、(2)患者の内部組織を観察レンズから遠位にオフセットされた栄養チューブチップの遠位部分と接触させるステップと、を含み得る。幾つかの実施形態では、患者の内腔内に栄養チューブを輸送するステップは、栄養チューブとともに引込み可能なシースを輸送して、栄養チューブチップの長手軸から離れる方向に放射状に延在するように付勢される栄養チューブの遠位部分を拘束するステップをさらに含み得る。幾つかの方法は、以下のステップ、即ち、患者の内部組織に関する画像情報を得るステップ、患者の内部組織に関する画像情報を観察するステップ、引込み可能なシースを引っ込めるステップ、及び、栄養チューブチップの遠位部分の一つ以上の壁の中に流体を輸送して遠位部分を栄養チューブチップの長手軸から離れる方向に放射状に延在させるステップのうちの、一つ以上のステップをさらに含み得る。
本明細書で開示されるいずれの方法も、説明された方法を実施するための一つ以上のステップ又はアクションを含む。方法のステップ及び/又はアクションは、交換することができる。言い換えれば、ステップ又はアクションの特定の順序が実施形態の適切な動作に必要とされる場合を除いて、特定のステップ及び/又はアクションの順序及び/又は使用は、修正することができる。さらに、本明細書で説明される方法のサブルーチン又は一部分のみが、本開示の範囲内で独立した方法とされ得る。別の言い方をすれば、幾つかの方法は、より詳細な方法において説明されたステップの一部分のみを含んでもよい。
本明細書にわたって、「一実施形態(an embodiment)」又は「実施形態(the embodiment)」への言及は、その実施形態に関連して説明された特定の特徴、構造、又は特性が、少なくとも一つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書にわたって記載された引用符付きの語句、又はその変形形態は、必ずしも全て同一の実施形態を指すとは限らない。
同様に、本開示を簡素化する目的のために、上記の実施形態の説明において、単一の実施形態、図、又はその説明において様々な特徴がグループ化される場合があることが、本開示の恩恵を受ける当業者には認識されるべきである。しかし、本開示の方法は、いずれかの請求項がその請求項に明示的に挙げられた特徴よりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものと解釈されるものではない。むしろ、以下の特許請求の範囲が反映するように、発明性のある態様は、上記で開示された単一の実施形態の全ての特徴よりも少数の組合せからなっている。したがって、この発明を実施するための形態に続く特許請求の範囲は、本明細書においてこの発明を実施するための形態に明示的に組み込まれ、各請求項は、別々の実施形態として独立している。本開示は、独立請求項とそれらの従属請求項のあらゆる置換を含む。
特許請求の範囲における、特徴又は要素に対する「第1の(first)」という用語の記述は、必ずしも第2の又は追加的なそのような特徴又は要素の存在を暗示するものではない。本開示の基本的な原理から逸脱することなしに上述の実施形態の詳細に変更がなされ得ることが、当業者には明らかになるであろう。

Claims (41)

  1. 栄養チューブアセンブリであって、
    中空内部を形成する細長い管状本体と、
    前記細長い管状本体の遠位端部に隣接して配置される栄養チューブチップと、
    を備え、
    前記栄養チューブチップが、
    その内部に配置された中空内部を有する管状本体、及び
    前記管状本体から径方向内方に延在する複数の突出部であって、前記栄養チューブチップの遠位端部よりも近位の位置に観察レンズを固定するように構成された複数の突出部
    を含み、
    前記栄養チューブアセンブリが、前記観察レンズが前記複数の突出部により前記栄養チューブチップの前記遠位端部よりも近位に固定される場合に、流体が前記細長い管状本体及び前記栄養チューブチップを通って体内腔へ移動することを可能にするように構成される、栄養チューブアセンブリ。
  2. 前記観察レンズをさらに備え、前記観察レンズが前記複数の突出部によって固定される、請求項1に記載の栄養チューブアセンブリ。
  3. 少なくとも部分的に前記細長い管状本体内に配置されたスタイレットをさらに備え、前記スタイレットの遠位端部が前記観察レンズに結合される、請求項1又は2に記載の栄養チューブアセンブリ。
  4. 前記栄養チューブチップの前記遠位端部が、
    前記栄養チューブチップが前記体内腔内を進行するときに、組織に接触するように構成され、且つ、
    前記観察レンズが前記複数の突出部によって固定される場合に、前記組織が前記観察レンズに接触するのを防ぐように構成される、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  5. 前記栄養チューブチップが、前記組織を前記観察レンズから前記観察レンズの焦点距離以上の距離に維持するように構成される、請求項4に記載の栄養チューブアセンブリ。
  6. 前記複数の突出部が、前記観察レンズが前記複数の突出部によって固定される場合に、前記観察レンズから前記栄養チューブチップの前記遠位端部までの距離が前記観察レンズの前記焦点距離以上になるように配置される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  7. 前記複数の突出部が、前記観察レンズが前記複数の突出部によって固定される場合に、前記観察レンズから前記栄養チューブチップの前記遠位端部までの距離が約2.5mm以上になるように配置される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  8. 前記複数の突出部が、前記観察レンズが前記複数の突出部によって固定される場合に、前記観察レンズから前記栄養チューブチップの前記遠位端部までの距離が約2.0mmから約10mmの間になるように配置される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  9. 前記複数の突出部よりも遠位に配置され且つ前記管状本体から遠位に延在する管状部分をさらに備え、前記管状部分の遠位端部が、前記栄養チューブチップの前記遠位端部を形成する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  10. 前記複数の突出部よりも遠位に配置される中空の円錐台形部分をさらに備え、前記円錐台形部分の遠位端部が、前記栄養チューブチップの前記遠位端部を形成する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  11. 前記円錐台形部分の幅狭の端部が、前記円錐台形部分の幅広の端部よりも近位に配置される、請求項10に記載の栄養チューブアセンブリ。
  12. 前記円錐台形部分の幅広の端部が、前記円錐台形部分の幅狭の端部よりも近位に配置される、請求項10に記載の栄養チューブアセンブリ。
  13. 前記流体が、水、生理的食塩水、及び栄養流体のうちの一種以上を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  14. 前記複数の突出部が、前記観察レンズが前記栄養チューブチップの長手軸に沿って中心に配置されるように、前記観察レンズを固定するように配置される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  15. 前記複数の突出部が、前記複数の突出部よりも近位の位置から前記複数の突出部よりも遠位の位置への流体の通過を可能にするように、互いに離間される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  16. 前記栄養チューブチップの前記管状本体よりも遠位に配置される遠位部分であって、円錐台形の外形を有するように付勢される、遠位部分と、
    引っ込められていない配置にあるときに前記遠位部分を拘束して保持するように構成された、引込み可能な拘束部材と、
    をさらに備える、請求項1〜8、10〜11、及び13〜15のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  17. 前記引込み可能な拘束部材が、シースを含む、請求項16に記載の栄養チューブアセンブリ。
  18. 前記栄養チューブチップの前記管状本体よりも遠位に配置される遠位部分をさらに備え、前記遠位部分が、膨張時に前記栄養チューブチップの長手軸から離れる方向に放射状に延在するように構成される、請求項1〜8、10〜11、及び13〜15のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  19. 前記観察レンズが、前記栄養チューブチップによって妨げられない約70度から約90度の間の視界を有する、請求項1〜8、10〜11、及び13〜18のいずれか一項に記載の栄養チューブアセンブリ。
  20. その内部に配置された中空内部を有する管状本体、及び、
    前記管状本体から径方向内方に延在する複数の突出部であって、前記栄養チューブチップの遠位端部よりも近位の位置に観察レンズを固定するように構成された複数の突出部を備える、栄養チューブチップであって、
    前記観察レンズが前記複数の突出部により前記栄養チューブチップの前記遠位端部よりも近位に固定される場合に、流体が前記中空内部を流れて前記栄養チューブチップの前記遠位端部から出ることを可能にするように構成される、栄養チューブチップ。
  21. 前記栄養チューブチップの前記遠位端部が、
    前記栄養チューブが体内腔内を進行するときに、組織に接触するように構成され、且つ、
    前記観察レンズが前記複数の突出部によって固定される場合に、前記組織が前記観察レンズに接触するのを防ぐように構成される、
    請求項20に記載の栄養チューブチップ。
  22. 前記組織を前記観察レンズから前記観察レンズの焦点距離以上の距離に維持するように構成される、請求項21に記載の栄養チューブチップ。
  23. 前記複数の突出部が、前記観察レンズが前記複数の突出部によって固定される場合に、前記観察レンズから前記栄養チューブチップの前記遠位端部までの距離が前記観察レンズの前記焦点距離以上になるように配置される、請求項20〜22のいずれか一項に記載の栄養チューブチップ。
  24. 前記複数の突出部が、前記観察レンズが前記複数の突出部によって固定される場合に、前記観察レンズから前記栄養チューブチップの前記遠位端部までの距離が2.5mm以上になるように配置される、請求項20〜23のいずれか一項に記載の栄養チューブチップ。
  25. 前記複数の突出部が、前記観察レンズが前記複数の突出部によって固定される場合に、前記観察レンズから前記栄養チューブチップの前記遠位端部までの距離が2.0mmから10mmの間になるように配置される、請求項20〜24のいずれか一項に記載の栄養チューブチップ。
  26. 前記複数の突出部よりも遠位に配置され且つ前記管状本体から遠位に延在する管状部分をさらに備え、前記管状部分の遠位端部が、前記栄養チューブチップの前記遠位端部を形成する、請求項20〜25のいずれか一項に記載の栄養チューブチップ。
  27. 前記複数の突出部よりも遠位に配置される中空の円錐台形部分をさらに備え、前記円錐台形部分の遠位端部が、前記栄養チューブチップの前記遠位端部を形成する、請求項20〜25のいずれか一項に記載の栄養チューブチップ。
  28. 前記円錐台形部分の幅狭の端部が、前記円錐台形部分の幅広の端部よりも近位に配置される、請求項27に記載の栄養チューブチップ。
  29. 前記円錐台形部分の幅広の端部が、前記円錐台形部分の幅狭の端部よりも近位に配置される、請求項27に記載の栄養チューブチップ。
  30. 前記流体が、水、生理的食塩水、及び栄養流体のうちの一種以上を含む、請求項20〜29のいずれか一項に記載の栄養チューブチップ。
  31. 前記複数の突出部が、前記観察レンズが前記栄養チューブチップの長手軸に沿って中心に配置されるように、前記観察レンズを固定するように配置される、請求項20〜30のいずれか一項に記載の栄養チューブチップ。
  32. 前記複数の突出部が、前記複数の突出部よりも近位の位置から前記複数の突出部よりも遠位の位置への流体の通過を可能にするように、互いに離間される、請求項20〜31のいずれか一項に記載の栄養チューブチップ。
  33. 前記管状本体よりも遠位に配置される遠位部分をさらに備え、前記遠位部分が、円錐台形の外形を有するように付勢され、且つ、引込み可能なシースによって拘束されているときに拘束された形態を取るように構成される、請求項20〜25及び30〜32のいずれか一項に記載の栄養チューブチップ。
  34. 前記管状本体よりも遠位に配置される遠位部分をさらに備え、前記遠位部分が、膨張時に前記栄養チューブチップの長手軸から離れる方向に放射状に延在するように構成される、請求項20〜25及び30〜32のいずれか一項に記載の栄養チューブチップ。
  35. 前記観察レンズが、前記栄養チューブチップによって妨げられない約70度から約90度の間の視界を有する、請求項20〜25、27〜28、及び30〜34のいずれか一項に記載の栄養チューブチップ。
  36. 組織を栄養チューブの観察レンズからずらす方法であって、
    患者の内腔内に栄養チューブを輸送するステップと、
    前記患者の内部組織を、前記観察レンズから遠位にオフセットされた栄養チューブチップの遠位部分と接触させるステップと、
    を含む、方法。
  37. 前記患者の前記内部組織に関する画像情報を得るステップをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  38. 前記患者の前記内部組織に関する画像情報を観察するステップをさらに含む、請求項36又は37に記載の方法。
  39. 前記患者の内腔内に栄養チューブを輸送するステップが、前記栄養チューブとともに引込み可能なシースを輸送して、前記栄養チューブチップの長手軸から離れる方向に放射状に延在するように付勢される前記栄養チューブの遠位部分を拘束するステップをさらに含む、請求項36〜38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記栄養チューブチップの前記遠位部分が栄養チューブチップの前記長手軸から離れる方向に放射状に延在するように、前記引込み可能なシースを引っ込めるステップをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  41. 前記栄養チューブチップの遠位部分の一つ以上の壁の中に流体を輸送して、前記遠位部分を前記栄養チューブチップの長手軸から離れる方向に放射状に延在させるステップをさらに含む、請求項36〜40のいずれか一項に記載の方法。
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