JP2017536767A - システム情報を検証するための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ワイヤレスデバイスによって実行される方法に関する。このワイヤレスデバイスは、このワイヤレスデバイス、および、このワイヤレスデバイスが接続可能である1つまたは複数のワイヤレス通信ネットワークのうちの少なくとも1つに関連付けられている情報を伴って設定されている。この方法は、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報に基づいてデバイスハッシュコードを決定すること(310)を含む。この方法はまた、デバイスハッシュコード、およびワイヤレス通信ネットワークのネットワークノードとの情報のやり取りに基づいて、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定すること(320)を含む。本発明はまた、ネットワークノードによって実行される対応する方法、ならびにワイヤレスデバイスおよびネットワークノードに関する。【選択図】図3a

Description

本開示は、ワイヤレスデバイスにおいて設定されているシステム情報の検証に関し、より具体的には、ワイヤレスデバイスにおいて設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するための方法および装置に関する。
Long Term Evolution(LTE)は、より高いデータレート、改善された効率、および低減されたコストなどの改善されたサービスの点で将来の必要性に対処する目的でUniversal Mobile Telecommunication System(UMTS)標準を改善するために第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内で開発された第4世代(4G)モバイル通信テクノロジー標準である。ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)は、UMTSの無線アクセスネットワーク(RAN)であり、エボルブドUTRAN(E−UTRAN)は、LTEシステムのRANである。E−UTRANにおいては、ユーザ機器(UE)が、LTEにおいてエボルブドNodeB(eNodeBまたはeNB)と一般に呼ばれている無線基地局(RBS)にワイヤレスに接続される。RBSとは、無線信号をUEへ送信すること、およびUEによって送信された信号を受信することが可能である無線ネットワークノードを表す一般的な用語である。
図1は、LTEシステムにおける従来のRANを示している。eNodeB101が、セルと呼ばれる場合もあるそのeNodeBのサービスの地理的エリアの中に位置しているUE103にサーブする。eNodeB101は、自分のセルにおける無線リソースを管理し、コアネットワーク(CN)105に直接に接続されている。eNodeB101は、別のセルにサーブする近隣のeNodeBにX2インターフェースを介して接続されることも可能である。
6GHzを上回る周波数用として初めに設計された新たなシステムコンセプトが、将来の5Gの必要性を満たすように発展させられている。この新たなシステムに関する1つの提案は、データ送信をシステムプレーン機能から論理的に切り離すことである。高いネットワークエネルギーパフォーマンスまたはエリア単位あたりのさらに低いエネルギー消費、高い適応性、高いピークスループット、および前方互換性を可能にする目的で、この新たなシステムの設計は、できるだけスリムであるべきであり、すなわち、アイドルなネットワークノードからの必須の送信の量は、最小化されるべきである。1つの提案は、システムシグネチャシーケンスをノードから、たとえば100msごとに送信することである。UEは次いで、テーブルルックアップを用いて、このシーケンスからアクセス情報を得ることができる。アクセス情報を含む実際のテーブルは、たとえば非常にまれに、たとえば10.24秒ごとに送信されること、またはSIMカード上にエンコードされることが可能である。このアクセス情報は、複数のシステムにおいて使用されることも可能である。
この新たなシステムコンセプトにおいては、アクセス情報とシステム情報との間に区別がある。アクセス情報とは、ネットワークにアクセスするために必要とされる情報、すなわち、ランダムアクセスチャネル(RACH)設定およびオープンループ電力制御パラメータなどの情報を意味する。したがって、システム情報という用語は、以降では、UEが知る必要がある可能性があるその他のすべての初回アクセス以外に関連した情報、すなわち、システムがどのように設定されるかに関する情報、たとえば、セル再選択パラメータ、ページング設定、配置に関連したパラメータ、および無線アクセステクノロジー間(IRAT)ネイバーを意味するために使用される。
複数のステークホルダーおよびシステム
5Gシステムは、数ある中でも、高いキャパシティ、高いスループット、屋内展開、高い周波数帯域、および短距離によって特徴付けられるであろう。多くの5G関連のシナリオにおいては、従来のセルラーオペレータは、唯一のステークホルダーではなくなり、むしろ多くのシステムおよび設定が、ユーザの必要性を満たすために使用される。ホテル、モール、電鉄会社、およびスタジアムなどの会場所有者は典型的に、現在ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を構築している。なぜなら、彼らは、彼らの顧客に対して「SIMカードによる関係」を有していないからであり、すなわち、彼らの顧客は、彼らによって提供されたサブスクリプションを有していないからである。その一方で、サブスクリプションを提供するオペレータたちは、これらのエリアの多くにおいて3GPPベースのテクノロジーを展開することができない。なぜなら、彼らは、必要とされるロケーションアクセスを常に有しているとは限らない場合があるからである。下記は、複数のステークホルダーの使用事例についての2つの例である。
・小型の屋内ネットワークを構築しているホテル所有者が、すべての屋外マクロネットワークと統合したいと望んでいる場合。
・マクロオペレータが、地下鉄会社によって展開されている1000個の戦略的に配置されたスモールセルを利用することによって、自分のサブスクライバに対して改善されたパフォーマンスを提供したいと望んでいる場合。
現在、ネットワークの進化は、複数のステークホルダーのサポートの欠如によって妨げられている。4G以前の世代のワイヤレスネットワークにおいては、これは許容可能であった。しかしながら、必要性によってネットワークロールアウトが屋内エリアも含むことを余儀なくされるであろう5Gのコンテキストにおいては、これは、対処すべき主要な問題となる可能性が高いであろう。
複数のシステムおよびアクセステクノロジー
新たな世代を導入する際には、前の世代からの既存のシステムは、典型的には取り替えられない。したがって将来においては、複数のテクノロジーが使用されることになる可能性が高い。これらの複数のシステムは、システム情報、システムブロードキャストを使用して、または専用のシグナリングを使用してワイヤレスデバイスまたはUEへシグナリングされる設定を伴って設定される必要がある。システム情報のそのようなシグナリングのために必要とされる時間はしばしば、別々のシステムおよびテクノロジーの間においてセッションの継ぎ目のないハンドオーバを容易にするには長すぎる。
システム時間の取得
ワイヤレスデバイスまたはUEがシステムのシステムブロードキャストを読み取る別の理由は、システムのサブフレーム番号(SFN)を取得することである。SFNのシグナリングは、きわめてまれになることがあり、したがって、システムにアクセスする際のUEを遅延させる場合がある。
システムアクセスの取得
UEはまた、システムにアクセスするための手段および権利を取得するためにシステムのシステムブロードキャストを読み取る必要がある。重い負荷のケースにおいては、より低い優先度を伴うUEに対してそれらのUEのアクセスを遅延させるよう指示することが有益であることがある。これが特に当てはまるのは、1つのイベント、たとえば1日の特定の時刻によって、またはセンサの測定、たとえば橋の上の複数の動きセンサに基づいてアクセスが同期的にトリガーされる場合である。
したがって、上で概説されている問題のうちのいくつかに対処すること、および迅速なシステムアクセスを可能にするためのソリューションを提供することが目的である。この目的およびその他の目的は、独立請求項による方法および装置によって、ならびに従属請求項による実施形態によって達成される。
第1の態様によれば、ワイヤレスデバイスによって実行される方法が提供される。このワイヤレスデバイスは、このワイヤレスデバイス、および、このワイヤレスデバイスが接続可能であるワイヤレス通信ネットワークのうちの少なくとも1つに関連付けられている情報を伴って設定されている。この方法は、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報に基づいてデバイスハッシュコードを決定することを含む。この方法はまた、デバイスハッシュコード、およびワイヤレス通信ネットワークのネットワークノードとの情報のやり取りに基づいて、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定することを含む。
第2の態様によれば、ワイヤレス通信ネットワークのネットワークノードによって実行される方法が提供される。このネットワークノードは、ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている情報を伴って設定されている。この方法は、ネットワークノードにおける設定されている情報に基づいてネットワークハッシュコードを決定することを含む。この方法は、ネットワークハッシュコードに基づく情報をワイヤレスデバイスへ導くことであって、その情報が、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスが決定することを可能にする、導くことをさらに含む。
第3の態様によれば、ワイヤレスデバイスが提供される。このワイヤレスデバイスは、このワイヤレスデバイス、および、このワイヤレスデバイスが接続可能であるワイヤレス通信ネットワークのうちの1つに関連付けられている情報を伴って設定されている。このワイヤレスデバイスは、このワイヤレスデバイスにおける設定されている情報に基づいてデバイスハッシュコードを決定するようにさらに設定されている。このワイヤレスデバイスはまた、デバイスハッシュコード、およびワイヤレス通信ネットワークのネットワークノードとの情報のやり取りに基づいて、このワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するように設定されている。
第4の態様によれば、ワイヤレス通信ネットワークにおけるオペレーションのためのネットワークノードが提供される。このネットワークノードは、ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている情報を伴って設定されている。このネットワークノードは、このネットワークノードにおける設定されている情報に基づいてネットワークハッシュコードを決定すること、およびネットワークハッシュコードに基づく情報をワイヤレスデバイスへ導くことを行うようにさらに設定されている。その情報は、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスが決定することを可能にする。
さらなる態様によれば、第1のコンピュータプログラムが提供される。第1のコンピュータプログラムは、コンピュータ可読コードを含み、このコンピュータ可読コードは、ワイヤレスデバイス上で稼働された場合には、上述の第1の態様による方法をそのワイヤレスデバイスに実行させる。第1のコンピュータプログラム製品はまた、コンピュータ可読メディアと、そのコンピュータ可読メディア上に格納されている第1のコンピュータプログラムとを含んで提供される。さらに、第2のコンピュータプログラムが提供される。第2のコンピュータプログラムは、コンピュータ可読コードを含み、このコンピュータ可読コードは、ネットワークノード上で稼働された場合には、上述の第2の態様による方法をそのネットワークノードに実行させる。第2のコンピュータプログラム製品はまた、コンピュータ可読メディアと、そのコンピュータ可読メディア上に格納されている第2のコンピュータプログラムとを含んで提供される。
上述のさまざまな態様の利点は、より迅速なシステム接続手順が多くのケースにおいて可能にされるということである。アイドルであって、ネットワークに接続しようとしているワイヤレスデバイスにとって、そのネットワークは、そのワイヤレスデバイスにおける新たなシステム情報の設定を常に待つ必要があるとは限らない。なぜなら、そのワイヤレスデバイスが最新の状態であって、ネットワークにアクセスできる上で新たな設定情報を必要としないということが決定される場合があるからである。同じことは、ワイヤレスデバイスどうしが、高速のバックホールに接続されていないネットワーク同士の間において移動し、したがって低速でシステム情報を共有するケース、たとえば、2つのネットワークが両方ともワイヤレスデバイスによってアクセスされることが可能であるが、それらのネットワークがコアネットワーク機能を共有していないケースにおいて当てはまる。
実施形態のその他の目的、利点、および特徴は、添付の図面および特許請求の範囲と共に考慮された際に、以降の発明を実施するための形態において説明されることになる。
LTEネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態による、ネットワークとワイヤレスデバイスとの間におけるシグナリングを示すシグナリング図である。 本発明のいくつかの実施形態による、ネットワークとワイヤレスデバイスとの間におけるシグナリングを示すシグナリング図である。 本発明のいくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスにおける方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスにおける方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスにおける方法を示すフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスにおける方法を示すフローチャートである。 実施形態による、ネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。 実施形態による、ネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。 実施形態による、ネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。 実施形態によるワイヤレスデバイスおよびネットワークノードを概略的に示すブロック図である。 実施形態によるワイヤレスデバイスおよびネットワークノードを概略的に示すブロック図である。
以降では、特定の実施形態を、および添付の図面を参照しながら、さまざまな態様がより詳細に記述されることになる。限定ではなく、説明の目的で、さまざまな実施形態の徹底的な理解を提供するために、特定のシナリオおよび技術など、具体的な詳細が示されている。しかしながら、これらの具体的な詳細から逸脱するその他の実施形態が存在することも可能である。
実施形態は、UEと呼ばれる場合があるワイヤレスデバイスがワイヤレス通信ネットワークのRBSと通信している、ワイヤレス通信ネットワークにおける例示的なシナリオに関連して、限定的ではない一般的なコンテキストにおいて記述されている。それらの実施形態は、ワイヤレスデバイスが、ネットワークにアクセスまたは接続する前に、そのネットワークに関連した情報を伴って設定されるいずれのネットワークテクノロジーにも適用されることが可能であるということに留意されたい。さらに、ワイヤレスデバイスは、その他の例示的なシナリオにおいては、RBSを介してその他のネットワークノードと、たとえば、別の無線ネットワークノード、コアネットワークノード、またはシステム管理ノードと通信していることが可能である。ワイヤレスデバイスの例は、ラップトップコンピュータおよびネットブックコンピュータなどのパーソナルコンピュータ、スマートフォンなどのポータブル電話通信デバイス、タブレット、およびマシン型通信(MTC)デバイスである。
典型的なUEはしばしば、そのUEのシステム情報テーブルにおいて設定されているネットワークに関する最新のシステム情報を、そのUEがそのネットワークにアクセスしようと試みる際に有するが、そのネットワークは、そのUEに関する知識を有していない。現在、従来のUEにおける格納されているシステム情報をネットワークが検証するための方法はない。したがってネットワークは、UEを、そのネットワークへのアクセスのために必要とされるシステム情報と共に設定し、これによって、オーバーヘッドおよび遅延の両方がもたらされる。システム情報が多くのパスを通じて設定されることが可能であり、非常に長い間欠送信/受信サイクルが可能にされる将来のシステムにおいては、遅延に関連した問題は、よりいっそう大きくなる可能性がある。
本発明の実施形態におけるように、実際にUEを情報と共に設定する代わりに、UEにおける設定されている情報が最新であるかどうかをチェックすることによって、オーバーヘッドおよび遅延の両方が削減されることが可能である。本発明の実施形態においては、ワイヤレスデバイスにおける情報の設定に起因するアクセスにおける遅延の問題は、ハッシュコードが、ワイヤレスデバイスと、ワイヤレスデバイスがアクセスまたは接続したいと望むワイヤレス通信ネットワークのノードとの両方において決定されるソリューションによって対処される。両方の側で、ハッシュコードは、ワイヤレスデバイスおよびネットワークノードのそれぞれにおける設定されている情報に基づいて決定される。ワイヤレスデバイスによって決定されたハッシュコードは、以降ではデバイスハッシュコードと呼ばれ、ネットワークノードにおけるハッシュコードは、ネットワークハッシュコードと呼ばれる。それらのハッシュコードは、ワイヤレスデバイスにおいて設定されている情報が更新される必要があるか否かを検証するために使用される。その検証のために、ワイヤレスデバイスとネットワークノードとの間における情報のやり取りが必要とされ、そのやり取りは、デバイスハッシュコードおよびネットワークハッシュコードを含む。情報のそのやり取りは、以降で記述されるように、実施形態に応じてさまざまな方法で実行されることが可能である。
ハッシュ関数とは、任意のサイズの入力デジタルデータを、固定されたサイズの出力デジタルデータにマップするために使用されることが可能である任意の関数であり、入力データにおけるわずかな差でさえ、非常に高い確率で、異なる出力データを生み出すように設計されている。出力データは、ハッシュコードと呼ばれる場合がある。したがって、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報は、デバイスハッシュコードを決定するために使用されるハッシュ関数への入力データとして使用されることが可能である。それに対応して、ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられていてネットワークノードにおいて設定されている情報は、ネットワークハッシュコードを決定するために同じハッシュ関数への入力として使用されることが可能である。ハッシュコードは、ときおりチェックサムまたは巡回冗長検査(CRC)と呼ばれる場合もある。
本発明の実施形態においては、設定されているシステム情報に関して得られたハッシュコードは、UEのための迅速なシステムアクセスを可能にするために、およびシステム情報の配信に関連したオーバーヘッドを削減するために使用される。システム情報取得のさらなるオーバーヘッドおよび/またはレイテンシが必要とされるのは、失敗したデバイスハッシュコード検証のケースにおいてのみである。成功したデバイスハッシュコード検証手順の後にRBSへの即時のアクセスをUEに行わせることによって、ネットワークにアクセスするための時間が実質的に削減されることが可能である。
さらに、1つのネットワークから別のネットワークへのUEの迅速な切り替えまたはハンドオーバが、そのUEが既に格納しているシステム情報を再利用することによって可能にされる。UEは、そのシステム情報に関するデバイスハッシュコードを計算する。このデバイスハッシュコードは次いで、最初のシステム接続フェーズにおいて、たとえばランダムアクセス手順の一部として、ネットワークへ送信される。デバイスハッシュコードは、対応するネットワークハッシュコードと比較される。デバイスハッシュコードがネットワークハッシュコードに対応する場合には、これは、そのデバイスハッシュコードに関連付けられているUEにおける設定されているシステム情報が正しいということを示している。UEは次いで、ネットワークにすぐにアクセスすることを許可されることが可能である。デバイスハッシュコードが正しくない場合、すなわち、デバイスハッシュコードがネットワークハッシュコードに対応しない場合には、UEは、たとえば、設定されている情報を更新するために、ネットワークにアクセスする前に、ネットワークによってブロードキャストされるシステム情報を探してリッスンすることを余儀なくされる可能性がある。あるいはネットワークは、正しいシステム情報を専用の方法でUEへ通信することができる。この実施形態におけるUEとネットワークノードとの間での情報のやり取りは、デバイスハッシュコードをUEによってネットワークノードへ送信すること、およびデバイスハッシュコードに応答するインジケーションをネットワークノードによって送信することを含み、そのインジケーションは、UEにおける設定されているシステム情報が更新される必要があるかどうかを示す。しかしながら、情報のやり取りは、その他の実施形態においてはその他の方法で、たとえば以降のサブセクション「実施形態D − アクセス禁止」において記述されているように、実行されることが可能である。
本発明の一実施形態が、以降で図2aを参照しながら記述されており、図2aは、本発明の実施形態による方法を示すフローチャートである。UEが、そのUEが接続することができる1つまたは複数のシステムまたはネットワークに関するシステム情報Sを取得および設定している。このシステム情報は、例示的なパラメータの下記の非限定的なリストの1つまたは複数を含むことができる:
ランダムアクセスパラメータ、たとえば、使用するランダムアクセスプリアンブルのセット、物理ランダムアクセスチャネルに関するアップリンクタイムスロット設定、ランダムアクセスチャネルに関する電力制御パラメータおよびバックオフパラメータ;
システム能力情報、たとえば、サポートされる送信モード、アンテナ設定、協調マルチポイント(CoMP)能力、サポートされるLTEバージョン情報;
ページング関連情報、たとえば、ページングのために使用される同期化および復調参照シーケンス、またはページングインジケーションチャネル設定;
近隣セル関連情報、たとえば、マルチRATネイバー情報、ホワイトリスト、ブラックリスト;
周波数帯域情報、たとえば、キャリア周波数、利用可能なアップリンクまたはダウンリンク帯域;
サブフレーム番号(SFN);
制御チャネルマッピング;
データチャネルマッピング;
電力制御設定;
セル再選択パラメータ;
システム固有のユーザ識別。
その他の多くのシステム情報詳細がシステム情報S内に含まれることも可能であり、それはしばしば、システム情報テーブルにおいて構築される。システム情報テーブルは、さまざまなタイムピリオドからの、および複数のシステムからの情報を含むことができるということに留意されたい。ネットワークaに関するシステム情報は、S(a)と呼ばれ、典型的にはまれにしか変化しない。210において、UEは、たとえばハッシュ関数への入力データとしてシステム情報S(a)を使用することによって、システム情報S(a)に基づくデバイスハッシュコードを決定する。このデバイスハッシュコードは、UEがアクセスしたいと望むRBSへ送信される。220において、RBSは、たとえばデバイスハッシュコードを、そのRBSにおいて設定されているシステム情報に基づいてそのRBSによって決定されているそのRBS自身のネットワークハッシュコードと比較することによって、デバイスハッシュコードを検証する。RBSにおいて設定されているシステム情報が、UEにおいて設定されているS(a)に対応するということをその比較が示す場合には、RBSは、そのデバイスハッシュコードが正しいということを230において認めることになり、UEは次いで、そのUEにおける設定されているシステム情報S(a)が、RBSに直接にアクセスするために使用されることが可能であると240において結論付けることができる。その一方で、RBSにおいて設定されているシステム情報が、UEにおいて設定されているシステム情報に対応しないということをその比較が示す場合には、RBSは、そのデバイスハッシュコードが正しいということを230において認めない。UEは次いで、そのUEにおける設定されているシステム情報S(a)が、RBSにアクセスする上で正しくないと結論付けることができ、たとえば250においてRBSによってブロードキャストされるシステム情報に基づく設定されているシステム情報の更新に備えることができる。したがってシステム情報は、ネットワークへのアクセスの前に常にUEへ送信されるわけではなく、図2aにおいて示されているように、UEにおける更新が必要とされているということが決定された場合にのみ送信される。
上述のように、RBSからのデバイスハッシュコードの非肯定応答は、UE203が自分の設定されているシステム情報を更新する必要があるということを意味する。RBSは、設定されている情報が更新される必要があるということをさまざまな方法でUEに知らせることができる。一実施形態においては、UEは、設定されている情報の更新が必要とされているということを示すメッセージを用いて、新たなシステム情報をそのUEが取得する必要があるということを明示的に通知される。さらに別の代替実施形態においては、デバイスハッシュコードが正しくない旨の、およびUEが自分の設定されている情報を更新する必要がある旨のインジケーションは、送信されたデバイスハッシュコードに対するいずれの応答もUEが受信しない場合には、黙示的である。したがってRBSは、デバイスハッシュコードが正しいと検証された場合には、そのデバイスハッシュコードの受信を認めるだけである。
複数の実施形態においては、UEにおけるシステム情報テーブルの情報S(a)のうちのいくつかは、特定のシステムaに属すると識別されることが可能である。このシステム識別は、複数の方法で実施されることが可能である。例示的な一実施形態においては、このシステム識別のためにキャリア周波数およびシステムシグネチャが使用されることが可能である。同じキャリア周波数およびシステムシグネチャに関しては、しばしば同じ設定が使用される。いくつかのまれなケースにおいては、たとえば、2つのオペレータが、同じキャリアライセンスを共有していて、ユーザが、それらの2つのオペレータによって管理されている2つの基地局の間において移動している場合には、たとえ、これがUEによって知られていなくても、システム情報は変化することがある。
以降では、さまざまな使用事例に適合されている、A〜Gと示されている、本発明のさまざまな実施形態が記述されている。
実施形態A − 迅速なユーザ識別
この実施形態においては、上述のシステム識別が、特定のUE xに関するいくつかのUE識別情報も含めることによって拡張されている。このUE識別情報は、別々のシステムごとに異なる場合がある。UEのUE識別情報が、デバイスハッシュコードが決定されているシステム情報S(a,x)内に含まれている場合には、これによって、そのデバイスハッシュコードを送信するUEが、ネットワークへのアクセス権を有するUEであるということをいくらかの精度を伴って決定することが可能になる。
実施形態Aが、以降で図2bを参照しながら記述されており、図2bは、RBS201と、UE203との間における、およびRBS201と、RBS201の通信ネットワーク205との間におけるシグナリングを示すシグナリング図である。RBS201は、UEに関連したネットワーク205からの情報、UE(x)を、ネットワーク205にアクセスする権利と共にS260において受信することができる。このUE識別情報、UE id info(x)は、たとえばハンドオーバのケースにおいては互換性のあるソースRBSから、またはたとえばテクノロジー間もしくはオペレータ間のハンドオーバのケースにおいてはCNノードから、RBS201へ送信されることが可能である。いくつかのケースにおいては、最初のUE識別の検証の後に、たとえばUEのSIMカード上の情報を使用して、S266およびS267におけるさらなる検証ステップが続くことが可能である。
261において、RBS201によって、そのRBSにおける設定されているシステム情報S(a,x)に基づいてネットワークハッシュコードが決定される。S(a,x)はまた、アクセス権を有するUEのアイデンティティを含む。それに対応して、262において、UE203によって、そのUEにおいて設定されているシステム情報S(a,x)に基づいてデバイスハッシュコードが決定される。そのUEにおいて設定されているシステム情報S(a,x)は、UE203のアイデンティティxを含む。S263において、UE203は、デバイスハッシュコードをRBS201へ送信し、RBS201は、次いで264においてデバイスハッシュコードをネットワークハッシュコードと比較することによって、デバイスハッシュコードを検証することができる。この比較に基づいて、RBS201は、たとえばUE203がRBSへの直接のアクセスに関して現在受け入れられているということを意味する肯定応答を送信することによって、UE203における設定されている情報が更新される必要があるか否かをS268においてUE203に示すことができる。あるいはRBSは、UE203が自分のシステム情報を更新する必要があるということ、またはそのUEが、ネットワーク205へのアクセス権を有するものとして識別されていないということを示す非肯定応答を送信することができる。
本発明の実施形態においては、システム情報S(a)に関して、およびUE識別情報(x)に関して、別々のハッシュコードが決定されることが可能である。別々のハッシュコードは、それが、システム情報に関連付けられているハッシュコードの非肯定応答によって示されている更新される必要があるシステム情報S(a)であるかどうかを、またはUE識別情報(x)に関連付けられているハッシュコードの非肯定応答によって示されているネットワークへのアクセス権をUEが有していないかどうかをUEが決定することを可能にする。これは、非常に多数のデバイスを伴う将来のネットワークにおけるケースであり得るUEのアイデンティティが相対的に大きな数によって表されている場合、または「アクセス権」が、使用できるようになる前に検証される必要がある相対的に長いセキュリティキーから設定されている場合に、有用である可能性がある。
したがって実施形態Aは、最初の接続フェーズ中に最初のUE識別を行うために使用されることが可能である。利点は、接続することを許可されていないUEが迅速に識別されることが可能であるということである。これは、将来のシステムにおいて、非常にスリムなシステムブロードキャストが使用されて、UEにおいてシステム設定のミスマッチを有する可能性がより高くなる場合に、必要となる可能性がある。
実施形態B − システム設定ステップ
この実施形態Bにおいては、UEにおける設定されているシステム情報の検証は、たとえばハンドオーバにおけるターゲットRBSが複数の設定をサポートすることができるということを考慮に入れることができる。たとえば、UEは、さまざまなオペレーション用に、たとえば、ターゲットRBSによってすべてがサポートされているさまざまなサービス品質クラス用に設定されることが可能である。いくつかのケースにおいては、RBSは、この設定用に既に設定されており、その他のケースにおいては、RBSは、オペレーションを有効にする必要がある。これは、図2cのシグナリング図において概略的に示されている。RBS201は、いくつかの異なる設定cに従ってシステム情報S(a,c)に関するネットワークハッシュコードを271において決定することができる。ネットワークハッシュコードは、たとえば前述のようにハッシュ関数を使用して計算されることが可能である。しかしながら、それらの1つであるc1のみが、UE203の設定にマッチしている。UE203は、S(a,c1)に関するデバイスハッシュコードを272において決定することができ、そのデバイスハッシュコードは、S273においてRBS201へ送信される。274において、RBS201は、そのデバイスハッシュコードを複数のネットワークハッシュコードに照らして検証して、UE203によって使用される設定c1を決定する。275において、RBS201は、自分の設定を設定c1に適合させる。S276において、RBS201は次いで、UE203における設定されている情報が、更新を必要としておらず、ネットワーク205への直接のアクセスのために使用されることが可能であるということをUE203に示すことができる。
実施形態C − システムサブフレーム番号(SFN)の検証
背景技術において述べたように、UEがシステムブロードキャストを読み取る1つの理由は、システムのSFNを取得することである。SFNのシグナリングは、きわめてまれになることがあり、したがって、システムにアクセスする際のUEを遅延させる場合がある。
実施形態Cにおいては、SFNは、システム情報S(a)内に含まれている。SFNは、S(a)内の唯一の情報であると言える。そのような実施形態は、たとえば、非常に長い持続時間にわたってスリープ状態にあるMTCデバイスなどの固定型のUEのために使用されることが可能である。なぜなら、これはまた、SFNが潜在的に非常に大きいということを意味するからである。そしてデバイスのスリープサイクルは、デバイス内のクロックの精度と共に、SFNの不確実性を示す。デバイスによって同期化が行われるべきではない場合には、SFNが正しいという非常に高い確実性が必要とされる。しかしながら、SFNに基づいて決定されて本発明の実施形態に従って使用される数ビットのハッシュコードまたはCRCだけで、SFNの非常に正確なチェックが行われることが可能である。
実施形態D − アクセス禁止
本発明の実施形態Dは、アクセス禁止の使用事例に関して適用されることが可能である。セルにおけるシステム情報は、セルにおける負荷に基づいて更新されることが可能である。高い負荷の状況に関しては、システム情報は、低い優先度のユーザに関するアクセスをブロックすること、たとえばアクセスクラス禁止のために更新されることが可能である。したがってUEは、システムにアクセスする前にシステム情報を読み取る必要がある。UEがシステム情報を実際に読み取ることを保証するために、デバイスハッシュコードおよびネットワークハッシュコードに基づく検証が行われることが可能である。したがって、正しくないデバイスハッシュコードを用いてアクセスするUEは、システムによってブロックされることが可能である。
アクセス禁止の一使用事例に関する本発明の例示的な一実施形態においては、デバイスハッシュコードは、UEからRBSへ送信されるランダムアクセス手順の第3のメッセージ(Msg3)内に含まれている。RBSは、受信されたデバイスハッシュコードを自分自身のネットワークハッシュコードと比較して、セルに関する正しいシステム情報をUEが読み取って格納しているかどうかを決定することができる。RBSは次いで、第4のメッセージ(Msg4)において、すなわち、ランダムアクセス手順の競合解消メッセージにおいて、UEが自分の設定されているシステム情報を更新する必要があるか否かを示すことができる。失敗した競合解消は、システム情報を読み取って更新するようUEに示すものであると言える。RBSは、UEがシステム情報を読み取って更新する必要があるということをデバイスハッシュコードの検証が示している場合には、さらなるブロードキャスト信号を動的にスケジュールすると判断することもできる。複数の実施形態においては、RBSは、以前に使用されたネットワークハッシュコードおよび現在のネットワークハッシュコードの両方を使用してデバイスハッシュコードを検証しようと試みることができる。
アクセス禁止に関する別の例示的な実施形態においては、UEとRBSとの間における情報のやり取りは、UEの代わりにRBSによって開始される。情報のやり取りは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するための基礎である。UEは、最初にランダムアクセスプリアンブルを、従来技術に従ってRBSへランダムアクセス手順の第1のメッセージ(Msg1)内に含めて送信して、自分がネットワークにアクセスしたいと望んでいるということを示す。RBSは次いで、ランダムアクセス応答を、ネットワークハッシュコードを使用して第2のメッセージ(Msg2)内に含めてコード化することができる。UEは、受信されたランダムアクセス応答を自分のデバイスハッシュコードに基づいて復号しようと試みることができる。復号する試みが失敗した場合には、UEは、これを、UEにおける設定されている情報が更新される必要がある旨のインジケーションとして解釈することができ、したがってRBSからシステム情報を読み取って設定することができる。開始されたランダムアクセス手順は停止され、システム情報の更新の後にUEによって再開されることが可能である。UEにおける設定されている情報が正しく、最新である場合には、UEは、ランダムアクセス応答を復号できることになり、ランダムアクセス手順は進むことができる。ランダムアクセス応答のコード化は、ネットワークハッシュコードを伴って開始されるスクランブリング機能を使用することによって実行されることが可能である。UEは次いで、同じスクランブリング機能およびデバイスハッシュコードを使用して復号を行うことができる。したがって復号は、デバイスハッシュコードがネットワークハッシュコードに対応する場合にのみ、成功となる。複数の実施形態においては、UEは、たとえばCRCなどの誤り検出コードを使用して復号からの結果をチェックすることができる。
いくつかの実施形態においては、UEは、プリアンブルが受信されたがシステム情報が変わっているということを決定するために、さまざまな仮説を試すことができる。さまざまな仮説の試行は、UEのカバレッジまたは信号対干渉雑音比(SINR)に依存する場合がある。たとえば、ネットワークが応答をプリアンブルへ実際に送信したが、受信された信号品質が十分であったにもかかわらず、UEがMsg2送信のコンテンツを成功裏に復号および検証することができなかったということをUEが何とか検出した場合には、これは、Msg2をコード化するために使用されたネットワークハッシュコードに対応しなかった誤ったデバイスハッシュコードに起因して復号の試みが失敗したということを示すものであると言える。このケースにおいては、UEは、新たなランダムアクセスプリアンブルを送信することを再び試みる前に新たなブロードキャストされるシステム情報メッセージを待つことになる。その一方で、受信されたMsg2のSINRが貧弱であった場合には、その失敗した復号は、ネットワークがMsg2をこのUEへまったく送信しなかったということに起因した可能性がある。このケースにおいては、UEは、最初に新たなシステム情報の送信を待つことなく、いくらかのランダムバックオフ時間の後にランダムアクセスプリアンブルを再送信することになる。
実施形態E − ハッシュコードをシステム情報のサブセットに適用すること
多くのタイプのUEにとっては、すべてのシステム情報が関連しているわけではない。非常に低い速度および低い複雑さのユーザ、たとえばMTCデバイスにとっては、たとえば協調マルチポイント(CoMP)または複数入力複数出力(MIMO)機能に関連したシステムパラメータは、関連していない可能性がある。なぜなら、MTCデバイスは、いずれにしても、そのような進んだ機能を利用することができないからである。したがってデバイスハッシュコードは、いくつかのUEに関しては、システム情報の限定されたセットに関して計算されることが可能である。デバイスハッシュコードが正しいということを検証することによって、ネットワークは、特定のUEと通信する際に関連しているパラメータが正しく設定されているということを知る。
いくつかのシステム情報パラメータは、IRAT近隣リストなど、モビリティに非常に関連している。したがって、複数のハッシュコードが、システム情報の別々の部分ごとに別々に計算されることが可能である。複数のデバイスハッシュコードが、複数の実施形態において、サービングRBSへ通信されることが可能である。これは、複数のデバイスハッシュコードの1つに関連付けられているシステム情報の比較的小さな部分のみが更新される必要があるということをRBSがUEに示すことを可能にする。これは、たとえば、近隣セルに関連した情報だけかもしれない。これはまた、システム情報のその部分のみが、設定を更新するためにUEへ送信されることが可能であるということを意味する。
実施形態Eは、劣悪なカバレッジ内にあるUEへのシステム情報の選択的な再送信を可能にするために使用されることが可能である。UEにとっては、システム情報の更新されたサブセットをはじめに確保すれば十分である場合があり、そのサブセットは、そのUEがネットワークに接続することを可能にする。したがって、デバイスおよびネットワークハッシュコードは、システム情報のこのサブセットに対応するように選ばれることが可能である。ブロードキャストされたシステム情報を完全に復号することができない劣悪なカバレッジ内のUEのデバイスハッシュコードは、RBSによって、正しくないと検証されることが可能であり、したがってRBSは、システム情報のこのサブセットを専用の方法でUEへ再送信できることが可能である。1つの例示的な使用事例は、大きなビーム形成利得が可能なシステムであるかもしれない。この場合、UEは、システムブロードキャストにとって劣悪なカバレッジ内にいる可能性があるが、UEは、たとえばマッシブMIMOを使用した非常に良好な専用のデータスピードを有する。
実施形態F − RBSに知られていない受信されたハッシュコード
RBSにおいてシステム情報に関するネットワークハッシュコードを計算する場合に、RBSは、ネットワークハッシュコード、および対応するシステム情報の両方をマッピングテーブル内に格納することができる。デバイスハッシュコードが、以前に使用されたネットワークハッシュコードにも比較される場合に、そのデバイスハッシュコードが現在のネットワークハッシュコードとマッチしないときには、RBSは、UEが現在有しているシステム情報をマッピングテーブルから得ることができる。それによってRBSは、更新を必要とする部分のみの更新をUEへ送信することができる。そのような実施形態の利点は、そのような実施形態が、システム情報の更新に関連したオーバーヘッドを最小化するということである。
RBSが、UEから受信されたデバイスハッシュコードを、以前のおよび現在のネットワークハッシュコードのうちのいずれともマッチさせることができない場合には、これは、その他の何らかのネットワークノードが、そのノードのネットワークからのシステム情報を伴ってUEを設定したということに起因する可能性がある。この状況においては、マッピングテーブルを追跡把握する中央ノードを有することが有益である場合がある。ネットワークノードが、ネットワークハッシュコードに関連付けられているシステム情報を伴ってUEを設定するたびに、そのネットワークノードは、ネットワークハッシュコード、および関連付けられているシステム情報の両方について中央ノードに知らせる。その後、UEが、デバイスハッシュコードが知られていない新たなネットワークノードに入った場合には、そのネットワークノードは、中央ノードに連絡を取って、関連付けられているシステム情報を取り出すことができる。ネットワークノードは、取り出されたシステム情報に基づいて、UEにおける設定されている情報が更新される必要があるか否かを決定することができる。ネットワークにおいて以前に使用されたさまざまなシステム情報を追跡把握している中央ノードにおいては、無効なまたは機能していないマッピングを定期的に除去する何らかのアルゴリズムに対する必要性があるかもしれない。たとえば、特定のハッシュコードが、特定の時間窓の間に使用されているものとして報告されない場合には、そのマッピングは除去されることが可能である。
実施形態G − ハンドオーバ手順においてUEコンテキストの一部としてハッシュコードを通信すること
UEがネットワークのあちこちを移動するにつれて、UEにおける設定されているシステム情報に関連付けられているデバイスハッシュコードが、ソースからターゲットRBSへハンドオーバされるUEコンテキストの一部として通信されることが可能である。デバイスハッシュコードがターゲットRBSに知られていないケースにおいては、ターゲットRBSは、ソースRBS、または、ハッシュコードとシステム情報との間におけるマッピングを追跡把握している中央ノードのいずれかに尋ねることができる。
実施形態による方法
図3aは、ワイヤレスデバイス500によって実行される方法の一実施形態を示すフローチャートである。このワイヤレスデバイスは、このワイヤレスデバイス、または、このワイヤレスデバイスが接続可能である1つもしくは複数のワイヤレス通信ネットワークのいずれか、またはその両方に関連付けられている情報を伴って設定されている。設定されている情報の例は、上に列挙されている。複数の実施形態においては、ワイヤレスデバイス500は、たとえば、UE、MTCデバイス、または、通信ネットワークとワイヤレスに通信しているその他の任意の種類の端末であることが可能である。この方法は、下記を含む:
− 310: ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報に基づいてデバイスハッシュコードを決定すること。
− 320: デバイスハッシュコード、およびワイヤレス通信ネットワークのネットワークノード550との情報のやり取りに基づいて、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定すること。ネットワークノード550は、たとえば通信ネットワークのRBSであることが可能である。
図3bは、ワイヤレスデバイス500における方法の別の実施形態を示すフローチャートである。ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということが決定された場合には、この方法は、図3aを参照しながら上述されている、310においてデバイスハッシュコードを決定すること、および320において、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定することに加えて、下記のステップ330および340を任意選択で含む。
− 330: ネットワークノードから設定情報を受信すること。この設定情報は、ネットワークノードによってブロードキャストされることが可能であり、またはワイヤレスデバイスからの要求に応じてネットワークノードから受信されることが可能である。
− 340: 受信された設定情報に基づいてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報を更新すること。
ワイヤレスデバイスが自分の設定されている情報を更新した場合には、ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードにアクセスまたは接続することができ、ネットワークノードと通信することができる。ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新を必要としていないということが決定された場合には、この方法は、いずれの設定されている情報も最初に更新する必要なく、ネットワークノードに直接にアクセスまたは接続するステップを含むことができる。利点は、ネットワークへのさらに迅速なアクセスまたは接続、ならびに設定情報をワイヤレスデバイスへ配信する上での削減されたオーバーヘッドである。
図3cは、ワイヤレスデバイス500における方法の別の実施形態を示すフローチャートである。この方法は、既に上述されている310においてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報に基づいてデバイスハッシュコードを決定することを含む。しかしながら、320において、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定することは、下記を含むことができる:
− 321: デバイスハッシュコードをネットワークノードへ送信すること。
− 322: 送信されたデバイスハッシュコードに応答するインジケーションをネットワークノードから受信することであって、そのインジケーションが、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを示す、受信すること。
322において受信されたインジケーションは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを示すメッセージであることが可能である。あるいは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるというインジケーションは、送信されたデバイスハッシュコードに応答するいずれのメッセージも受信しないことによって黙示的であることが可能である。この方法は次いで、図3bを参照しながら記述されている、330においてネットワークノードから設定情報を受信すること、および340において、受信された情報に基づいて更新を行うことをさらに含むことができる。別の代替実施形態においては、受信されたインジケーションは、設定情報を含むメッセージである。そのメッセージは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを示す。この方法は次いで、受信された設定情報に基づいてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報を更新することをさらに含むことができる。
したがって、これは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかの決定を可能にするためにネットワークノード550との情報のやり取りがどのように実行されることが可能であるかの例示的な一実施形態である。別の例示的な実施形態が、以降で図3dを参照しながら記述されている。
図3dは、ワイヤレスデバイス500における方法の別の実施形態を示すフローチャートである。この実施形態は、上のサブセクション「実施形態D − アクセス禁止」においても記述されている。この方法は、既に上述されている310においてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報に基づいてデバイスハッシュコードを決定することを含む。320において、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定することは、下記を含むことができる:
− 325: ランダムアクセスプリアンブルをネットワークノードへ送信すること。
− 326: ネットワークノードにおける設定されている情報に関連付けられているネットワークハッシュコードを使用してコード化されたランダムアクセス応答をネットワークノードから受信すること。
− 327: 受信されたランダムアクセス応答を、デバイスハッシュコードを使用して復号しようと試みること。
− 328: 復号する試みが失敗した場合には、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを決定すること。
また、この実施形態は、図3bを参照しながら記述されている330においてネットワークノードから設定情報を受信すること、および340において、受信された情報に基づいて更新を行うことで補完されることが可能である。
図4aは、ネットワークノード550によって実行される方法の一実施形態を示すフローチャートである。このネットワークノードは、ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている情報を伴って設定されている。この実施形態は、図3aを参照しながら記述されている、ワイヤレスデバイス500によって実行される方法実施形態に対応している。ネットワークノード550は、たとえば、ワイヤレス通信ネットワークのRBS、またはコアネットワークもしくはシステム管理ノードであることが可能である。この方法は、下記を含む:
− 410: ネットワークノードにおける設定されている情報に基づいてネットワークハッシュコードを決定すること。
− 420: ネットワークハッシュコードに基づく情報を、UEであることが可能であるワイヤレスデバイス500へ導くこと。この情報は、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスが決定することを可能にする。
図4bは、ネットワークノード550における方法の別の実施形態を示すフローチャートである。この実施形態は、上で図3cを参照しながら記述されている、ワイヤレスデバイスにおける方法に関する実施形態に対応している。図4aを参照しながら上述されている410におけるネットワークハッシュコードの決定に加えて、この方法は、下記を任意選択で含む:
− 415: ワイヤレスデバイスからデバイスハッシュコードを受信すること。
− 416: デバイスハッシュコードをネットワークハッシュコードと比較すること。
さらに、420において情報を導くことは、下記を含むことができる:
− 421: 比較に基づいて、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスに示すこと。この示すことは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報の更新が必要とされているということを示すメッセージをワイヤレスデバイスへ送信すること、設定情報に基づく更新が必要とされているということを示す設定情報をワイヤレスデバイスへ送信すること、および受信されたデバイスハッシュコードに応答するメッセージを送信しないことによって、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報の更新が必要とされているということを黙示的に示すことのうちの1つを含むことができる。
前述されている実施形態Aに対応する一実施形態においては、デバイスハッシュコードは、ワイヤレスデバイスのアイデンティティにも関連付けられることが可能である。この方法は次いで、デバイスハッシュコードを使用してワイヤレスデバイスのアイデンティティを決定すること、および決定されたアイデンティティに基づいて、ワイヤレスデバイスがシステムへのアクセスを有するべきかどうかを判断することをさらに含むことができる。この判断は、たとえば、ネットワークノードがアクセスを有するワイヤレスデバイスに関するサブスクリプション情報に基づくことが可能である。
上述の実施形態Bに関して記述されているように、410におけるネットワークハッシュコードの決定は、ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている2つの代替設定に基づいて2つのネットワークハッシュコードを決定することを含むことができる。したがって、416における比較することは、デバイスハッシュコードを2つのネットワークハッシュコードに照らしてマッチさせることを含むことができる。マッチが見つかった場合には、この方法は、2つのネットワークハッシュコードのうちのマッチしているネットワークハッシュコードに対応する代替設定を選択することをさらに含むことができる。420において情報を導くことは次いで、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新を必要としていないということをワイヤレスデバイスに示すことを含むことができる。
図4cは、ネットワークノード550における方法の別の実施形態を示すフローチャートである。この実施形態は、上で図3dを参照しながら記述されている、ワイヤレスデバイスにおける方法に関する実施形態に対応している。この方法は、図4aを参照しながら上述されている410におけるネットワークハッシュコードの決定に加えて、下記を任意選択で含む:
− 417: ワイヤレスデバイスからランダムアクセスプリアンブルを受信すること。
− 418: ネットワークハッシュコードを使用してランダムアクセス応答をコード化すること。
420において情報を導くことは、下記を含むことができる:
− 422: デバイスハッシュコードに基づいてワイヤレスデバイスによってランダムアクセス応答を復号する試みが、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスに示すように、コード化されたランダムアクセス応答をワイヤレスデバイスへ送信すること。
実施形態による装置
ワイヤレスデバイス500およびネットワークノード550の実施形態が、図5aにおけるブロック図において概略的に示されている。このワイヤレスデバイスは、たとえば、モバイル端末またはMTCデバイスであることが可能であり、このネットワークノードは、ワイヤレス通信ネットワークの無線ネットワークノード、コアネットワークノード、またはシステム管理ノードであることが可能である。ワイヤレスデバイス500は、このワイヤレスデバイス、または、このワイヤレスデバイスが接続可能である1つもしくは複数のワイヤレス通信ネットワークのいずれか、またはその両方に関連付けられている情報を伴って設定されている。設定されている情報の例は、上に列挙されている。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報に基づいてデバイスハッシュコードを決定すること、ならびにデバイスハッシュコード、およびワイヤレス通信ネットワークのネットワークノード550との情報のやり取りに基づいて、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定することを行うようにさらに設定されている。
一実施形態においては、ワイヤレスデバイスは、デバイスハッシュコードをネットワークノードへ送信することによって、および送信されたデバイスハッシュコードに応答するインジケーションをネットワークノードから受信することによって、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するように設定されることが可能である。そのインジケーションは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを示す。
そのインジケーションは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを示すメッセージであることが可能である。あるいは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるというインジケーションは、送信されたデバイスハッシュコードに応答するいずれのメッセージも受信しないことによって黙示的である。ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードから設定情報を受信すること、および受信された設定情報に基づいてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報を更新することを行うようにさらに設定されることが可能である。設定情報は、ネットワークノードによってブロードキャストされることが可能であり、またはワイヤレスデバイスからの要求に応じてネットワークノードから受信されることが可能である。
あるいは、受信されたインジケーションは、設定情報を含むメッセージであることが可能である。このメッセージは次いで、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを示す。ワイヤレスデバイスは、受信された設定情報に基づいてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報を更新するようにさらに設定されることが可能である。
別の実施形態(上述の実施形態Dを参照されたい)においては、ワイヤレスデバイス500は、ランダムアクセスプリアンブルをネットワークノードへ送信すること、ネットワークノードにおける設定されている情報に関連付けられているネットワークハッシュコードを使用してコード化されたランダムアクセス応答をネットワークノードから受信すること、および受信されたランダムアクセス応答を、デバイスハッシュコードを使用して復号しようと試みることによって、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するように設定されることが可能である。ワイヤレスデバイスは、この実施形態においては、復号する試みが失敗した場合には、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを決定するようにさらに設定されることが可能である。ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードから設定情報を受信すること、および受信された設定情報に基づいてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報を更新することを行うようにさらに設定されることが可能である。設定情報は、ネットワークノードによってブロードキャストされることが可能であり、またはワイヤレスデバイスからの要求に応じてネットワークノードから受信されることが可能である。
図5aのブロック図におけるネットワークノード550は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるオペレーションのために設定されている。このネットワークノードはまた、ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている情報を伴って、およびこのネットワークノードにおける設定されている情報に基づいてネットワークハッシュコードを決定するように設定されている。このネットワークノードは、ネットワークハッシュコードに基づく情報をワイヤレスデバイス500へ導くようにさらに設定されている。この情報は、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスが決定することを可能にする。
一実施形態においては、ネットワークノード550は、ワイヤレスデバイスからデバイスハッシュコードを受信すること、およびデバイスハッシュコードをネットワークハッシュコードと比較することを行うようにさらに設定されることが可能である。このネットワークノードは、比較に基づいて、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスに示すことによって、情報をワイヤレスデバイスへ導くようにさらに設定されることが可能である。ネットワークノード550は、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報の更新が必要とされているということを示すメッセージをワイヤレスデバイスへ送信すること、設定情報に基づく更新が必要とされているということを示す設定情報をワイヤレスデバイスへ送信すること、および受信されたデバイスハッシュコードに応答するメッセージを送信しないことによって、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報の更新が必要とされているということを黙示的に示すことのうちの1つによって、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを示すようにさらに設定されることが可能である。
ワイヤレスデバイスから受信されるデバイスハッシュコードは、ワイヤレスデバイスのアイデンティティにも関連付けられることが可能である。ネットワークノード550は、デバイスハッシュコードを使用してワイヤレスデバイスのアイデンティティを決定すること、および決定されたアイデンティティに基づいて、ワイヤレスデバイスがシステムへのアクセスを有するべきかどうかを判断することを行うようにさらに設定されることが可能である。
ネットワークノード550は、ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている2つの代替設定に基づいて2つのネットワークハッシュコードを決定することによってネットワークハッシュコードを決定するように設定されることが可能である。このネットワークノードは、デバイスハッシュコードを2つのネットワークハッシュコードに照らしてマッチさせることによってハッシュコードどうしを比較するようにさらに設定されることが可能である。マッチが見つかった場合には、このネットワークノードは、2つのネットワークハッシュコードのうちのマッチしているネットワークハッシュコードに対応する2つの代替設定のうちの1つを選択すること、およびワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新を必要としていないということをワイヤレスデバイスに示すことによって情報を導くことを行うように設定されることが可能である。
別の実施形態においては、ネットワークノード550は、ワイヤレスデバイスからランダムアクセスプリアンブルを受信すること、およびネットワークハッシュコードを使用してランダムアクセス応答をコード化することを行うようにさらに設定されることが可能である。このネットワークノードは、デバイスハッシュコードに基づいてワイヤレスデバイスによってランダムアクセス応答を復号する試みが、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスに示すように、コード化されたランダムアクセス応答をワイヤレスデバイスへ送信することによって情報を導くように設定されることが可能である。
本発明の実施形態においては、ワイヤレスデバイス500は、図5aにおいて示されているように処理回路501およびメモリ502を含むことができる。このワイヤレスデバイスは、ネットワークノード550とワイヤレスに通信するように設定されていて処理回路501に接続されているトランシーバ回路503を含むこともできる。トランシーバ回路503は、1つまたは複数のアンテナポートを介して1つまたは複数のアンテナに接続されることが可能である。メモリ502は、前記処理回路501によって実行可能な命令を含み、それによって前記ワイヤレスデバイス500は、そのワイヤレスデバイスにおける設定されている情報に基づいてデバイスハッシュコードを決定すること、ならびにデバイスハッシュコード、およびワイヤレス通信ネットワークのネットワークノード550との情報のやり取りに基づいて、そのワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定することを行うように機能する。
一実施形態においては、メモリ502は、処理回路501によって実行可能なさらなる命令を含むことができ、それによってワイヤレスデバイス500は、デバイスハッシュコードをネットワークノードへ送信することによって、および送信されたデバイスハッシュコードに応答するインジケーションをネットワークノードから受信することによって、そのワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するように機能することが可能である。そのインジケーションは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを示す。
そのインジケーションは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを示すメッセージであることが可能である。あるいは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるというインジケーションは、送信されたデバイスハッシュコードに応答するいずれのメッセージも受信しないことによって黙示的である。ワイヤレスデバイス500は、ネットワークノードから設定情報を受信すること、および受信された設定情報に基づいてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報を更新することを行うように機能することが可能である。設定情報は、ネットワークノードによってブロードキャストされることが可能であり、またはワイヤレスデバイスからの要求に応じてネットワークノードから受信されることが可能である。
あるいは、受信されたインジケーションは、設定情報を含むメッセージであることが可能である。このメッセージは次いで、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを示す。ワイヤレスデバイスは、受信された設定情報に基づいてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報を更新するように機能することが可能である。
別の実施形態(上述の実施形態Dを参照されたい)においては、メモリ502は、処理回路501によって実行可能なさらなる命令を含むことができ、それによってワイヤレスデバイス500は、ランダムアクセスプリアンブルをネットワークノードへ送信することによって、ネットワークノードにおける設定されている情報に関連付けられているネットワークハッシュコードを使用してコード化されたランダムアクセス応答をネットワークノードから受信することによって、および受信されたランダムアクセス応答を、デバイスハッシュコードを使用して復号しようと試みることによって、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するように機能することが可能である。ワイヤレスデバイスは、この実施形態においては、復号する試みが失敗した場合には、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを決定するようにさらに機能することが可能である。ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードから設定情報を受信すること、および受信された設定情報に基づいてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報を更新することを行うように機能することが可能である。設定情報は、ネットワークノードによってブロードキャストされることが可能であり、またはワイヤレスデバイスからの要求に応じてネットワークノードから受信されることが可能である。
さらに、ネットワークノード550は、図5aにおいて示されているように処理回路551およびメモリ552を含むことができる。このネットワークノードは、処理回路551に接続されていて直接に無線で、または別のネットワークノードを介してワイヤレスデバイス500と通信するように設定されている通信インターフェース553を含むこともできる。したがって通信インターフェース553は、いくつかの実施形態においては、1つまたは複数のアンテナポートを介して1つまたは複数のアンテナに接続されることが可能である。メモリ552は、前記処理回路551によって実行可能な命令を含み、それによって前記ネットワークノード550は、そのネットワークノードにおける設定されている情報に基づいてネットワークハッシュコードを決定すること、およびネットワークハッシュコードに基づく情報をワイヤレスデバイス500へ導くことを行うように機能する。この情報は、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスが決定することを可能にする。
一実施形態においては、メモリ552は、処理回路551によって実行可能なさらなる命令を含むことができ、それによってネットワークノード550は、ワイヤレスデバイスからデバイスハッシュコードを受信すること、およびデバイスハッシュコードをネットワークハッシュコードと比較することを行うように機能する。このネットワークノードは、比較に基づいて、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスに示すことによって、情報をワイヤレスデバイスへ導くように機能することが可能である。ネットワークノード550は、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報の更新が必要とされているということを示すメッセージをワイヤレスデバイスへ送信すること、設定情報に基づく更新が必要とされているということを示す設定情報をワイヤレスデバイスへ送信すること、および受信されたデバイスハッシュコードに応答するメッセージを送信しないことによって、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報の更新が必要とされているということを黙示的に示すことのうちの1つによって、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを示すように機能することが可能である。
ワイヤレスデバイスから受信されるデバイスハッシュコードは、ワイヤレスデバイスのアイデンティティにも関連付けられることが可能である。メモリ552は、処理回路551によって実行可能なさらなる命令を含むことができ、それによってネットワークノード550は、デバイスハッシュコードを使用してワイヤレスデバイスのアイデンティティを決定すること、および決定されたアイデンティティに基づいて、ワイヤレスデバイスがシステムへのアクセスを有するべきかどうかを判断することを行うように機能する。
メモリ552は、処理回路551によって実行可能なさらなる命令を含むことができ、それによってネットワークノード550は、ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている2つの代替設定に基づいて2つのネットワークハッシュコードを決定することによってネットワークハッシュコードを決定するように機能する。このネットワークノードは、デバイスハッシュコードを2つのネットワークハッシュコードに照らしてマッチさせることによってハッシュコードどうしを比較するように機能することが可能である。マッチが見つかった場合には、このネットワークノードは、2つのネットワークハッシュコードのうちのマッチしているネットワークハッシュコードに対応する2つの代替設定のうちの1つを選択すること、およびワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新を必要としていないということをワイヤレスデバイスに示すことによって情報を導くことを行うように機能することが可能である。
別の実施形態においては、メモリ552は、処理回路551によって実行可能なさらなる命令を含むことができ、それによってネットワークノード550は、ワイヤレスデバイスからランダムアクセスプリアンブルを受信すること、およびネットワークハッシュコードを使用してランダムアクセス応答をコード化することを行うように機能する。このネットワークノードは、デバイスハッシュコードに基づいてワイヤレスデバイスによってランダムアクセス応答を復号する試みが、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスに示すように、コード化されたランダムアクセス応答をワイヤレスデバイスへ送信することによって情報を導くように機能することが可能である。
図5bにおいて示されている、図5aにおける実施形態を記述するための代替方法においては、ワイヤレスデバイス500は、このワイヤレスデバイスにおける設定されている情報に基づいてデバイスハッシュコードを決定するように適合されている決定するための第1の手段513を含むことができる。このワイヤレスデバイスは、デバイスハッシュコード、およびワイヤレス通信ネットワークのネットワークノード550との情報のやり取りに基づいて、このワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するように適合されている決定するための第2の手段514を含むこともできる。
一実施形態においては、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するための第2の手段514は、デバイスハッシュコードをネットワークノードへ送信するための手段と、送信されたデバイスハッシュコードに応答するインジケーションをネットワークノードから受信するための手段とを含む。そのインジケーションは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを示す。
そのインジケーションは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを示すメッセージであることが可能である。あるいは、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるというインジケーションは、送信されたデバイスハッシュコードに応答するいずれのメッセージも受信しないことによって黙示的である。ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードから設定情報を受信するための手段と、受信された設定情報に基づいてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報を更新するための手段とをさらに含むことができる。設定情報は、ネットワークノードによってブロードキャストされることが可能であり、またはワイヤレスデバイスからの要求に応じてネットワークノードから受信されることが可能である。
あるいは、受信されたインジケーションは、設定情報を含むメッセージであることが可能である。このメッセージは次いで、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを示す。ワイヤレスデバイスは、受信された設定情報に基づいてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報を更新するための手段をさらに含むことができる。
別の実施形態(上述の実施形態Dを参照されたい)においては、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するための第2の手段514は、ランダムアクセスプリアンブルをネットワークノードへ送信するための手段と、ネットワークノードにおける設定されている情報に関連付けられているネットワークハッシュコードを使用してコード化されたランダムアクセス応答をネットワークノードから受信するための手段と、受信されたランダムアクセス応答を、デバイスハッシュコードを使用して復号しようと試みるための手段とを含む。ワイヤレスデバイスは、この実施形態においては、復号する試みが失敗した場合には、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるということを決定するための手段をさらに含むことができる。ワイヤレスデバイスは、ネットワークノードから設定情報を受信するための手段と、受信された設定情報に基づいてワイヤレスデバイスにおける設定されている情報を更新するための手段とをさらに含むことができる。設定情報は、ネットワークノードによってブロードキャストされることが可能であり、またはワイヤレスデバイスからの要求に応じてネットワークノードから受信されることが可能である。
さらに、ネットワークノード550は、このネットワークノードにおける設定されている情報に基づいてネットワークハッシュコードを決定するように適合されている決定するための手段561と、ネットワークハッシュコードに基づく情報をワイヤレスデバイス500へ導くように適合されている導くための手段562とを含む。この情報は、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスが決定することを可能にする。
一実施形態においては、ネットワークノード550は、ワイヤレスデバイスからデバイスハッシュコードを受信すること、およびデバイスハッシュコードをネットワークハッシュコードと比較することを行うための手段をさらに含むことができる。情報をワイヤレスデバイスへ導くための手段562は、比較に基づいて、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスに示すための手段を含むことができる。ネットワークノード550は、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報の更新が必要とされているということを示すメッセージをワイヤレスデバイスへ送信するための手段、設定情報に基づく更新が必要とされているということを示す設定情報をワイヤレスデバイスへ送信するための手段、および受信されたデバイスハッシュコードに応答するメッセージを送信しないことによって、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報の更新が必要とされているということを黙示的に示すための手段のうちの1つを含む、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを示すための手段をさらに含むことができる。
ワイヤレスデバイスから受信されるデバイスハッシュコードは、ワイヤレスデバイスのアイデンティティにも関連付けられることが可能である。ネットワークノード550は、デバイスハッシュコードを使用してワイヤレスデバイスのアイデンティティを決定するための手段と、決定されたアイデンティティに基づいて、ワイヤレスデバイスがシステムへのアクセスを有するべきかどうかを判断するための手段とをさらに含むことができる。
ネットワークハッシュコードを決定するための手段561は、ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている2つの代替設定に基づいて2つのネットワークハッシュコードを決定するための手段を含むことができる。ネットワークノードは、デバイスハッシュコードを2つのネットワークハッシュコードに照らしてマッチさせることによってハッシュコードどうしを比較するための手段をさらに含むことができる。マッチが見つかった場合には、ネットワークノードは、2つのネットワークハッシュコードのうちのマッチしているネットワークハッシュコードに対応する2つの代替設定のうちの1つを選択するための手段を含むことができ、情報を導くための手段562は、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新を必要としていないということをワイヤレスデバイスに示すための手段を含むことができる。
別の実施形態においては、ネットワークノード550は、ワイヤレスデバイスからランダムアクセスプリアンブルを受信するための手段と、ネットワークハッシュコードを使用してランダムアクセス応答をコード化するための手段とをさらに含むことができる。情報を導くための手段562は、デバイスハッシュコードに基づいてワイヤレスデバイスによってランダムアクセス応答を復号する試みが、ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかをワイヤレスデバイスに示すように、コード化されたランダムアクセス応答をワイヤレスデバイスへ送信するための手段を含むことができる。
上述の手段は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装されることが可能である機能ユニットである。一実施形態においては、それらの手段は、プロセッサ上で稼働するコンピュータプログラムとして実装される。
図5aにおける実施形態を記述するためのさらに別の代替方法においては、ワイヤレスデバイス500は、単一のユニットまたは複数のユニットであることが可能である中央処理装置(CPU)を含むことができる。さらに、このワイヤレスデバイスは、不揮発性メモリ、たとえば、EEPROM(電気的消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ)、フラッシュメモリ、またはディスクドライブの形態の少なくとも1つのコンピュータプログラム製品(CPP)を含むことができる。このCPPは、コード手段を含むコンピュータプログラムを含むことができ、そのコード手段は、ワイヤレスデバイスのCPU上で稼働された場合には、図3a〜図3dと共に前述されている方法をワイヤレスデバイスに実行させる。言い換えれば、前記コード手段がCPU上で稼働された場合には、それらのコード手段は、図5aにおける処理回路501に対応する。さらに、ネットワークノード550は、単一のユニットまたは複数のユニットであることが可能である中央処理装置(CPU)を含むことができる。さらに、ネットワークノード550は、不揮発性メモリ、たとえば、EEPROM(電気的消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ)、フラッシュメモリ、またはディスクドライブの形態の少なくとも1つのコンピュータプログラム製品(CPP)を含むことができる。このCPPは、コード手段を含むコンピュータプログラムを含むことができ、そのコード手段は、ネットワークノード550のCPU上で稼働された場合には、図4a〜図4cと共に前述されている方法をそのネットワークノードに実行させる。言い換えれば、前記コード手段がCPU上で稼働された場合には、それらのコード手段は、図5aにおける処理回路551に対応する。
上で言及および記述されている実施形態は、例として与えられているにすぎず、限定的であるべきではない。添付の特許請求の範囲の範疇内にあるその他のソリューション、使用、目的、および機能は可能であると言える。

Claims (31)

  1. ワイヤレスデバイス(500)によって実行される方法であって、前記ワイヤレスデバイスが、前記ワイヤレスデバイス、および、前記ワイヤレスデバイスが接続可能である1つまたは複数のワイヤレス通信ネットワークのうちの少なくとも1つに関連付けられている情報を伴って設定されており、前記方法が、
    前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報に基づいてデバイスハッシュコードを決定すること(310)、および
    前記デバイスハッシュコード、およびワイヤレス通信ネットワークのネットワークノード(550)との情報のやり取りに基づいて、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定すること(320)を含む方法。
  2. 前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定すること(320)が、
    前記デバイスハッシュコードを前記ネットワークノードへ送信すること(321)、および
    前記送信されたデバイスハッシュコードに応答するインジケーションを前記ネットワークノードから受信すること(322)であって、前記インジケーションが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを示す、受信すること(322)
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記インジケーションが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるということを示すメッセージであり、前記方法が、
    前記ネットワークノードから設定情報を受信すること(330)、および
    前記受信された設定情報に基づいて前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報を更新すること(340)
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるという前記インジケーションが、前記送信されたデバイスハッシュコードに応答するいずれのメッセージも受信しないことによって黙示的であり、前記方法が、
    前記ネットワークノードから設定情報を受信すること(330)、および
    前記受信された設定情報に基づいて前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報を更新すること(340)
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記設定情報が、前記ネットワークノードによってブロードキャストされるか、または前記ワイヤレスデバイスからの要求に応じて受信される、請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記受信されたインジケーションが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるということを示す設定情報を含むメッセージであり、前記方法が、
    前記受信された設定情報に基づいて前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報を更新することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  7. 前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定すること(320)が、
    ランダムアクセスプリアンブルを前記ネットワークノードへ送信すること(325)、および
    前記ネットワークノードにおける設定されている情報に関連付けられているネットワークハッシュコードを使用してコード化されたランダムアクセス応答を前記ネットワークノードから受信すること(326)、
    前記受信されたランダムアクセス応答を、前記デバイスハッシュコードを使用して復号しようと試みること(327)
    を含み、
    前記方法が、復号する前記試みが失敗した場合には、
    前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるということを決定すること(328)
    を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ネットワークノードから設定情報を受信すること(330)、および
    前記受信された設定情報に基づいて前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報を更新すること(340)
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. ワイヤレス通信ネットワークのネットワークノード(550)によって実行される方法であって、前記ネットワークノードが、前記ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている情報を伴って設定されており、前記方法が、
    前記ネットワークノードにおける前記設定されている情報に基づいてネットワークハッシュコードを決定すること(410)、および
    前記ネットワークハッシュコードに基づく情報をワイヤレスデバイス(500)へ導くこと(420)であって、前記情報が、前記ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを前記ワイヤレスデバイスが決定することを可能にする、導くこと(420)を含む方法。
  10. 前記ワイヤレスデバイスから前記デバイスハッシュコードを受信すること(415)、
    前記デバイスハッシュコードを前記ネットワークハッシュコードと比較すること(416)をさらに含み、
    情報を導くこと(420)が、
    前記比較に基づいて、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを前記ワイヤレスデバイスに示すこと(421)
    を含む、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを示すこと(421)が、
    前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報の更新が必要とされているということを示すメッセージを前記ワイヤレスデバイスへ送信すること、
    設定情報に基づく更新が必要とされているということを示す前記設定情報を前記ワイヤレスデバイスへ送信すること、
    前記受信されたデバイスハッシュコードに応答するメッセージを送信しないことによって、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報の更新が必要とされているということを黙示的に示すこと
    のうちの1つを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記デバイスハッシュコードが、前記ワイヤレスデバイスのアイデンティティにも関連付けられており、前記方法が、
    前記デバイスハッシュコードを使用して前記ワイヤレスデバイスの前記アイデンティティを決定すること、
    前記決定されたアイデンティティに基づいて、前記ワイヤレスデバイスがシステムへのアクセスを有するべきかどうかを判断すること
    をさらに含む、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記ネットワークハッシュコードを決定すること(410)が、前記ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている少なくとも2つの代替設定に基づいて少なくとも2つのネットワークハッシュコードを決定することを含み、
    比較すること(416)が、
    前記デバイスハッシュコードを前記少なくとも2つのネットワークハッシュコードに照らしてマッチさせることを含み、
    マッチが見つかった場合には、前記方法が、
    前記少なくとも2つのネットワークハッシュコードのうちの前記マッチしているネットワークハッシュコードに対応する前記少なくとも2つの代替設定のうちの1つを選択することをさらに含み、
    情報を導くこと(420)が、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新を必要としていないということを前記ワイヤレスデバイスに示すことを含む、
    請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ワイヤレスデバイスからランダムアクセスプリアンブルを受信すること(417)、および
    前記ネットワークハッシュコードを使用してランダムアクセス応答をコード化すること(418)をさらに含み、
    情報を導くこと(420)が、
    前記デバイスハッシュコードに基づいて前記ワイヤレスデバイスによって前記ランダムアクセス応答を復号する試みが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを前記ワイヤレスデバイスに示すように、前記コード化されたランダムアクセス応答を前記ワイヤレスデバイスへ送信すること(422)を含む、
    請求項9に記載の方法。
  15. ワイヤレスデバイス(500)、および、前記ワイヤレスデバイスが接続可能である1つまたは複数のワイヤレス通信ネットワークのうちの少なくとも1つに関連付けられている情報を伴って設定されている前記ワイヤレスデバイスであって、
    前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報に基づいてデバイスハッシュコードを決定すること、および
    前記デバイスハッシュコード、およびワイヤレス通信ネットワークのネットワークノード(550)との情報のやり取りに基づいて、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定すること
    を行うようにさらに設定されているワイヤレスデバイス(500)。
  16. 前記デバイスハッシュコードを前記ネットワークノードへ送信すること、および
    前記送信されたデバイスハッシュコードに応答するインジケーションを前記ネットワークノードから受信することであって、前記インジケーションが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを示す、受信すること
    によって、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するように設定されている、請求項15に記載のワイヤレスデバイス(500)。
  17. 前記インジケーションが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるということを示すメッセージであり、前記ワイヤレスデバイスが、
    前記ネットワークノードから設定情報を受信すること、および
    前記受信された設定情報に基づいて前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報を更新すること
    を行うようにさらに設定されている、請求項16に記載のワイヤレスデバイス(500)。
  18. 前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるという前記インジケーションが、前記送信されたデバイスハッシュコードに応答するいずれのメッセージも受信しないことによって黙示的であり、前記ワイヤレスデバイスが、
    前記ネットワークノードから設定情報を受信すること、および
    前記受信された設定情報に基づいて前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報を更新すること
    を行うようにさらに設定されている、請求項16に記載のワイヤレスデバイス(500)。
  19. 前記設定情報が、前記ネットワークノードによってブロードキャストされるか、または前記ワイヤレスデバイスからの要求に応じて受信される、請求項17または18に記載のワイヤレスデバイス(500)。
  20. 前記受信されたインジケーションが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるということを示す設定情報を含むメッセージであり、
    前記ワイヤレスデバイスが、
    前記受信された設定情報に基づいて前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報を更新する
    ようにさらに設定されている、請求項16に記載のワイヤレスデバイス(500)。
  21. ランダムアクセスプリアンブルを前記ネットワークノードへ送信すること、および
    前記ネットワークノードにおける設定されている情報に関連付けられているネットワークハッシュコードを使用してコード化されたランダムアクセス応答を前記ネットワークノードから受信すること、
    前記受信されたランダムアクセス応答を、前記デバイスハッシュコードを使用して復号しようと試みること
    によって、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを決定するように設定されており、
    前記ワイヤレスデバイスが、
    復号する前記試みが失敗した場合には、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるということを決定する
    ようにさらに設定されている、請求項15に記載のワイヤレスデバイス(500)。
  22. 前記ネットワークノードから設定情報を受信すること、および
    前記受信された設定情報に基づいて前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報を更新すること
    を行うようにさらに設定されている、請求項21に記載のワイヤレスデバイス(500)。
  23. ワイヤレス通信ネットワークにおけるオペレーションのためのネットワークノード(550)であって、前記ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている情報を伴って設定されており、
    前記ネットワークノードにおける前記設定されている情報に基づいてネットワークハッシュコードを決定すること、および
    前記ネットワークハッシュコードに基づく情報をワイヤレスデバイス(500)へ導くことであって、前記情報が、前記ワイヤレスデバイスにおける設定されている情報が更新される必要があるかどうかを前記ワイヤレスデバイスが決定することを可能にする、導くことを行う
    ようにさらに設定されているネットワークノード(550)。
  24. 前記ワイヤレスデバイスから前記デバイスハッシュコードを受信すること、
    前記デバイスハッシュコードを前記ネットワークハッシュコードと比較すること
    を行うようにさらに設定されており、
    前記ネットワークノードが、
    前記比較に基づいて、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを前記ワイヤレスデバイスに示すこと
    によって情報を導くようにさらに設定されている、請求項23に記載のネットワークノード(550)。
  25. 前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報の更新が必要とされているということを示すメッセージを前記ワイヤレスデバイスへ送信すること、または
    設定情報に基づく更新が必要とされているということを示す前記設定情報を前記ワイヤレスデバイスへ送信すること、または
    前記受信されたデバイスハッシュコードに応答するメッセージを送信しないことによって、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報の更新が必要とされているということを黙示的に示すこと
    によって、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを示すようにさらに設定されている、請求項24に記載のネットワークノード(550)。
  26. 前記デバイスハッシュコードが、前記ワイヤレスデバイスのアイデンティティにも関連付けられており、前記ネットワークノードが、
    前記デバイスハッシュコードを使用して前記ワイヤレスデバイスの前記アイデンティティを決定すること、および
    前記決定されたアイデンティティに基づいて、前記ワイヤレスデバイスがシステムへのアクセスを有するべきかどうかを判断すること
    を行うようにさらに設定されている、請求項24または25に記載のネットワークノード(550)。
  27. 前記ワイヤレス通信ネットワークに関連付けられている少なくとも2つの代替設定に基づいて少なくとも2つのネットワークハッシュコードを決定することによって前記ネットワークハッシュコードを決定するように設定されており、
    前記デバイスハッシュコードを前記少なくとも2つのネットワークハッシュコードに照らしてマッチさせること
    によって比較を行うようにさらに設定されており、
    マッチが見つかった場合には、
    前記少なくとも2つのネットワークハッシュコードのうちの前記マッチしているネットワークハッシュコードに対応する前記少なくとも2つの代替設定のうちの1つを選択すること、および
    前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新を必要としていないということを前記ワイヤレスデバイスに示すことによって情報を導くこと
    を行うように設定されている、請求項24から26のいずれか一項に記載のネットワークノード(550)。
  28. 前記ワイヤレスデバイスからランダムアクセスプリアンブルを受信すること、および
    前記ネットワークハッシュコードを使用してランダムアクセス応答をコード化すること
    を行うようにさらに設定されており、
    前記ネットワークノードが、
    前記デバイスハッシュコードに基づいて前記ワイヤレスデバイスによって前記ランダムアクセス応答を復号する試みが、前記ワイヤレスデバイスにおける前記設定されている情報が更新される必要があるかどうかを前記ワイヤレスデバイスに示すように、前記コード化されたランダムアクセス応答を前記ワイヤレスデバイスへ送信することによって情報を導くように設定されている、
    請求項23に記載のネットワークノード(550)。
  29. コンピュータ可読コードを含むコンピュータプログラムであって、前記コンピュータ可読コードが、ワイヤレスデバイス(500)上で稼働された場合には、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法を前記ワイヤレスデバイスに実行させる、コンピュータプログラム。
  30. コンピュータ可読コードを含むコンピュータプログラムであって、前記コンピュータ可読コードが、ネットワークノード(550)上で稼働された場合には、請求項9から14のいずれか一項に記載の方法を前記ネットワークノードに実行させる、コンピュータプログラム。
  31. コンピュータ可読メディアと、請求項29または30に記載のコンピュータプログラムとを含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラムが、前記コンピュータ可読メディア上に格納されている、コンピュータプログラム製品。
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