JP2017536572A - 偏光分離・回転デバイス - Google Patents

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Abstract

偏光分離・回転デバイスは、第1の光導波路であって、第1の光導波路のコアが、第1の光導波路内に結合された偏光した光がゼロ次の横方向磁場モード(TM0)を1次の横方向電場モード(TE0)に変換させる一方で、ゼロ次の横方向電場モード(TE0)を変化させないようにするように、非対称に形成された第1の光導波路を含む光学モード変換器と、第1の光導波路に結合された第2の光導波路及び第2の光導波路に断熱結合された第3の光導波路と、を含む出力結合器であって、断熱結合が、第1の光導波路から第2の光導波路内に結合された偏光した光が、1次の横方向電場モードをゼロ次の横方向電場モードとして第3の光導波路に結合し、ゼロ次の横方向電場モードを、第3の光導波路に結合させることなく第2の光導波路内を伝搬させる状態を維持することによって、第2の光導波路と第3の光導波路との間で出力を拡張させる、出力結合器と、を含む。

Description

本願は、2014年10月28日に出願された「偏光分離・回転デバイス」と題する欧州特許出願第14190695.8号の優先権の利益を主張し、その内容は参照により本明細書に組み込まれている。
本開示は、偏光分離・回転デバイスに関し、具体的には、断面非対称導波路及び断熱分波における断熱変換に基づく窒化シリコンプラットフォームに関する偏光分離・回転デバイスに関する。本開示はさらに、偏光分離・回転デバイスを製造するための方法に関する。本開示は一般に、フォトニック集積回路の分野に関する。
シリコンフォトニクスは、遠隔通信、データ通信、相互接続及びセンシングにおける幅広い応用例のための汎用的な技術プラットフォームとして重要性を急速に増している。CMOS(相補性金属酸化物半導体)と互換性のあるウェハースケール技術の使用を通じて、高品質低コストなシリコン基板上にフォトニック機能を実装することが可能である。しかし、純粋なパッシブシリコン導波路デバイスは、挿入損失、位相ノイズ(チャンネルクロストークを引き起こす)、及び温度依存性の点で、依然として性能が制限される。これは、SiO2(二酸化シリコン)クラッディングとSi(シリコン)コアとの間の高い屈折率コントラスト、不均一なSi層の厚さ、及びシリコンの大きな熱−光学効果に起因する。
窒化シリコンに基づく受動デバイスは、優れた性能を示す。0.1dB/cmよりも低い伝搬損失が、厚さ640nmのSiNx(窒化シリコン)導波路について示され、さらに50nmの厚さのコアを有する導波路について0.1dB/cmよりも低かった。また、SiNx(n=2)とSiO2(n=1.45)との間、及びSi(n=3.5)とSiO2(n=1.45)との間の多少低い屈折率(n)コントラストにより、低い位相損失及びより大きな製造許容度が得られる。これにより、AWG(アレイ導波路格子)、リング共振器などの高性能であるが依然として非常に小さな光学回路を製造することが容易になる。窒化シリコン導波路は、能動シリコンフォトニクスチップ上の高性能受動導波路層としてだけでなく、「スタンドアロン」受動光学チップとしても報告されている。
シリコン及び窒化シリコン材料システムの高い屈折率コントラスト(例えばシリカ導波路と比較して)は、強い偏光依存性をもたらす。偏光独立光学回路を実現するために、典型的には、偏光分離・回転器(PSR)を使用する偏光ダイバーシティ構成が用いられる。偏光分離/回転機能性は、単一のデバイス(PSR)または別個の偏光分離器(PS)及びそれに続く回転器(PR)の組み合わせに実装可能である。
図1に示されるような偏光ダイバーシティ構成100において、入力信号102は、偏光分離器101によって2つの直交偏光成分(TE106及びTM104)に分離され、この成分の1つ104は、90°回転され(103)(TM104からTE108)、単一オンチップ偏光状態を達成する。2つの個別のフォトニックコンポーネント105、107は、アーキテクチャの2つのアーム部について使用される。偏光成分110の1つが2つの信号の間の干渉を防ぐために回転されて(109)、出力において、2つのアーム部112、114は再結合されて(111)出力信号116を提供する。このようにして、偏光透過回路は、2つの偏光感受性フォトニックコンポーネントの外側に形成される。
シリコンにおける多くの偏光分離・回転器(PSR)は、図2a及び2bに示されるように、垂直非対称導波路構成200a、200bにおいて偏光変換が可能であるという事実を利用する。この場合、底部クラッディング201、211はシリカ(SiO2)であり、上部クラッディング203、213はシリコン205、215の屈折率(n=3.45)よりも低い屈折率を有する異なる材料である。上部クラッディング材料203、213として、図2aに示すような空気(n=1)を有するデバイス200a及び図2bに示すように窒化シリコン(n=2)を有するデバイス200bが共に報告されている。導波路断面は、図2a及び2bに示されている。
空気の上部クラッディング構成200aにおける問題は、これらのデバイスが屈折率を一定に保つことができるように気密パッケージされる必要があることである。これは、窒化シリコンでクラッドされたPSR200bの場合では発生しない。
図2a及び2bの例は、シリカの底部及び窒化シリコンまたは空気の上部クラッディング層を有する非対称シリコン導波路を利用する。空気が顕著に製造コストを増加させることなく上部クラッディング層として使用することができないため、窒化シリコン導波路について垂直非対称性を導入することは容易ではない。上部クラッディング材料の屈折率は、二酸化シリコン(n=1.45)とはできる限り異なることが必要であるが、窒化シリコンコア(n=2)の屈折率よりは低い必要がある。この範囲は、強い非対称性を得るには小さすぎる。さらに、材料はCMOSと互換性がある必要がある。
垂直非対称性を形成するために、シリカ上部クラッディング303及び底部クラッディング301を有し、導波路の上部に薄いシリコン層302(10から100nm)を有する窒化シリコン導波路305を使用する他の構成300が、図3に示されている。薄いシリカ層304(<100nm)が、製造を容易にするために間に存在してもよい。導波路の高さ(h)は、用途の波長に依存している。約1.55μmの波長について、典型的な値は約400nmである。
対称的なクラッディング及び非対称なバージョンを有する標準的な窒化シリコン導波路は、接合カップリングすることができる。しかしこの場合、遷移損失が存在する。短いテーパー(L<50μm)を追加することによって、遷移損失は無視可能となる。両構成は、図4a及び4bに示されている。図4aは、遷移が標準的な垂直対称SiNx導波路403と非対称導波路401との間に形成される構成400aを示す。遷移は、図4aに示されるように向けられ、または図4bに示されるように垂直対称導波路と非対称導波路との間のテーパー405を用いることによることができる。シリカ上部クラッディングは、これらの図には示されていないことに注意すべきである。この手法にはいくつかの利点があるが、1つの欠点は、追加的なシリコン層を伴い、窒化シリコンとポリシリコンとの間の酸化物の厚さを制御することである。
高い性能並びに、偏光分離・回転器を、特に窒化シリコンプラットフォーム上に容易に製造するという必要性がある。
本発明の目的は、高性能及び偏光分離・回転器を容易に製造することを可能にすることである。
この目的は、独立請求項の特徴によって達成される。さらなる実装形態は、従属請求項、発明の詳細な説明及び図面から明らかである。
本発明を詳細に説明するために、以下の用語、略語及び符号が用いられる。
PSR:偏光分離・回転器
TEモード:電磁波の横方向の電場モード
TE0モード:ゼロ次のTEモード
TE1モード:1次のTEモード
TMモード:電磁波の横方向磁場モード
TM0モード:ゼロ次のTMモード
CMOS:相補性金属酸化物半導体
SiO:二酸化シリコン、シリカ
SiN:窒化シリコン
AWG:アレイ導波路格子
RI、n:屈折率、nと略される
SOI:シリコンオンインシュレータ
um:マイクロメートル、μm
断熱:断熱結合は、光が他のモードに散乱することなく次第に発生する1つの光学的にガイドされたモードから他のガイドされたモードへの変換である。
第1の態様によれば、本発明は、第1の光導波路であって、第1の光導波路のコアが、第1の光導波路内に結合された偏光した光がゼロ次の横方向磁場モードを1次の横方向電場モードに変換させる一方で、ゼロ次の横方向電場モードを変化させないようにするように、非対称に形成された第1の光導波路を含む光学モード変換器と、第1の光導波路に結合された第2の光導波路及び第2の光導波路に断熱結合された第3の光導波路と、を含む出力結合器であって、断熱結合が、第1の光導波路から第2の光導波路内に結合された偏光した光が、1次の横方向電場モードをゼロ次の横方向電場モードとして第3の光導波路に結合し、ゼロ次の横方向電場モードを、第3の光導波路に結合させることなく第2の光導波路内を伝搬させる状態を維持することによって、第2の光導波路と第3の光導波路との間で出力を拡張させる、出力結合器と、を含む、偏光分離・回転デバイスに関する。
そのような偏光分離・回転デバイスは、高い性能を有し、製造が容易である。
第1の態様に従うPSRデバイスの第1の可能な実装形態において、第1の光導波路のコアの形状が、第1の光導波路の垂直軸及び/または水平軸に対して非対称である。
そのような非対称性は、TMモードをTEモードに変換するのに適している。
そのような第1の態様に従う、または第1の態様の第1の実装形態に従うPSRデバイスの第2の可能な実装形態において、第1の光導波路のコアが、コアの非対称形状を形成する少なくとも1つのアブレーション部を含む。
コアのアブレーション部は、例えばエッチングまたは研削製造プロセスを適用することによって、容易に製造可能である。
そのような第1の態様に従う、または第1の態様の前述の実装形態のいずれかに従うPSRデバイスの第3の可能な実装形態において、第1の光導波路のコアが、第1の区画及び第1の区画と厚さの異なる第2の区画を含み、第1の区画及び第2の区画の異なる厚さが、コアの非対称形状を形成する。
異なる厚さの2つの区画の形成は、例えば異なる高さまでエッチングまたは研削を行うことによって、容易に製造することができる。
そのような第1の態様に従う、または第1の態様の前述の実装形態のいずれかに従うPSRデバイスの第4の可能な実装形態において、第1の光導波路のコアの断面が非対称である。
コアの非対称な断面を有することで、TE0モードを維持しつつTM0モードをTE1モードに変換することができる。
そのような第1の態様に従う、または第1の態様の前述の実装形態のいずれかに従うPSRデバイスの第5の可能な実装形態において、第1の光導波路のコアの断面が、第1の長方形とは大きさの異なる第2の長方形の上部に配置された第1の長方形として形成される。
コアのそのような構成は、TE0モードを維持しつつTM0からTE1モードへの変換を改善する。
そのような第1の態様に従う、または第1の態様の前述の実装形態のいずれかに従うPSRデバイスの第6の可能な実装形態において、第2の導波路が、第1の導波路の連続部である。
第2の導波路が第1の導波路の連続部である場合、TE0モードは第1の導波路から第2の導波路へ損失なく最適に伝送することができる。
そのような第1の態様に従う、または第1の態様の前述の実装形態のいずれかに従うPSRデバイスの第7の可能な実装形態において、第2の導波路が対称形状である。
第2の導波路が対称形状である場合、TE0モードは第2の導波路を最適に伝搬することができる。
そのような第1の態様に従う、または第1の態様の前述の実装形態のいずれかに従うPSRデバイスの第8の可能な実装形態において、第1の光導波路のコアが、第1の光導波路の長手方向のテーパー形状構造として形成される。
そのようなテーパー構造の構成により、第1の光導波路内のTM0モードとTE1モードとの間の変換が容易になる。
そのような第1の態様に従う、または第1の態様の前述の実装形態のいずれかに従うPSRデバイスの第9の可能な実装形態において、第1の光導波路のコアが、1.8から2.5の範囲の屈折率を有する。
そのような屈折率を有するコアは、十分な屈折率コントラストを提供し、そのため位相ノイズが少なくなり、製造許容範囲が大きくなる。
そのような第1の態様に従う、または第1の態様の前述の実装形態のいずれかに従うPSRデバイスの第10の可能な実装形態において、第1の光導波路のコアが、窒化シリコン、SiON、Ta2O5、及びTiO2のうちの1つから形成される。
これらの材料は、SiO2に対する屈折率コントラストがシリコンよりも良好であり、それによって優れた性能を得ることができる。
そのような第1の態様に従う、または第1の態様の前述の実装形態のいずれかに従うPSRデバイスの第11の可能な実装形態において、第1の光導波路のコアが、コア、特に二酸化シリコンからなるクラッディングと異なる屈折率を有するクラッディング内に埋め込まれる。
コアのクラッディングがコアと異なる屈折率を有する場合、導波路の案内がサポートされる。二酸化シリコンからなるクラッディングは、幅広い波長範囲に渡って高い性能を有する。
第2の態様によれば、本発明は、第1の光導波路のコアを形成し、コアから材料を除去してコアの非対称形状を形成し、クラッディング内にコアを埋め込むことにより、光学モード変換器を製造する段階であって、非対称形状が、第1の光導波路内に結合された偏光した光が、ゼロ次の横方向磁場モードを1次の横方向電場モードに変換する一方で、ゼロ次の横方向電場モードを変化しない状態のままに維持する、光学モード変換器を製造する段階と、第2の光導波路を第1の光導波路に結合し、第3の光導波路を第2の光導波路に断熱結合することによって出力結合器を製造する段階であって、断熱結合が、第1の光導波路から第2の光導波路に結合された偏光した光が、1次の横方向電場モードをゼロ次の横方向電場モードとして第3の光導波路内に結合し、ゼロ次の横方向電場モードが、第3の光導波路に結合することなく第2の光導波路内を伝搬する状態を維持することによって、第2の光導波路と第3の光導波路との間で出力を拡張させる、出力結合器を製造する段階と、を含む、偏光分離・回転デバイスを製造するための方法に関する。
そのような製造方法によって、高性能な偏光分離・回転デバイスが製造可能である。
第2の態様に従う方法の第1の可能な実装形態において、材料が、エッチングによってコアから除去される。
エッチングは、コアに非対称性を非常に効率的にもたらすために使用可能な単純なプロセスステップである。
そのような第2の態様に従う、または第2の態様の第1の実装形態に従う方法の第2の可能な実装形態において、光学モード変換器及び出力結合器を製造する段階が、CMOS互換性のあるウェハースケールプロセシングによって実行される。
CMOS互換性のあるウェハースケールプロセシングは、PSRデバイスを製造するのに効率的に適用可能な標準的な製造方法である。
本発明のさらなる態様は、窒化シリコンプラットフォームと互換性があり、効率的な偏光分離/回転器(PSR)を製造することが可能な導波路構成に関する。
本発明のさらなる態様は、TM0からTE1モードに変換するモード変換器を形成するのに使用される窒化シリコンプラットフォームに関する、シャロー非対称導波路変換器構成に関する。TE0モードは変化せずに残される。
本発明のさらなる態様は、TE0とTE1(TM0であったもの)を分離するTE0/TE1分波器を有するこのモード変換器の組み合わせに関する。出力結合器は、様々な方法で実行可能である。好適な実施形態は、以下に説明するような3段階出力結合器であり、これは大きな帯域幅及び強い製造許容範囲を可能にする。この組み合わせは、偏光分離・回転器(PSR)を形成する。この構成は、屈折率が1.8から2.5の範囲にある他の導波路材料(例えば、SiON、Ta2O5、TiO2導波路及びその他多くのもの)と同等である。
本発明のさらなる実施形態は、以下の図面に関して説明される。
入力信号102が、2つの直交偏光成分TE106及びTM104に分離される、偏光ダイバーシティ構成100を示すブロック図を示す。 上部クラッディング材料として空気を用いる垂直非対称導波路構成200aの断面図を示す。 上部クラッディング材料としてSiNxを用いる垂直非対称導波路構成200bの断面図を示す。 シリカ上部クラッディング303及び底部クラッディング301を有する窒化シリコン導波路305並びに導波路の上部の薄いシリコン層302を用いた垂直非対称導波路構成300の断面図を示す。 遷移が垂直対称SiNx導波路403と非対称導波路401との間に形成された構成400aの側面図を示し、直接遷移を示す。 遷移が垂直対称SiNx導波路403と非対称導波路401との間に形成された構成400bの側面図を示し、テーパー405を用いることによる遷移を示す。 ある実装形態に従うモード変換区画501及び分波器区画503を含む偏光分離・回転デバイス500の概略図を示す。 ある実装形態に従う図5aに示される偏光分離・回転デバイス500のモード変換区画501の上面図を示す。 図5bに示された偏光分離・回転デバイスのモード変換区画501を通る、平面A−A”の断面図を示す。 ある実装形態に従う図5aに示される偏光分離・回転デバイス500の分波器区画503の上面図を示す。 ある実装形態に従う偏光分離・回転デバイスのモード変換区画600aの概略図を示す。 ある実装形態に従うTE0モード伝搬を示す図6aに示されたモード変換区画600aの概略図を示す。 ある実装形態に従うTM0からTE1へのモード変換を示す図6aに示されたモード変換区画600aの概略図である。 ある実装形態に従う異なる導波路構成についてのテーパーの長さの関数として、TM0からTE1へのモード変換効率を示す性能図700を示す。 ある実装形態に従う偏光分離・回転デバイスの3段階分波器区画800aの概略図を示す。 ある実装形態に従うTE1からTE0へのモード変換を示す図8aに示された3段階分波器区画800aの概略図を示す。 ある実装形態に従うTE0モード伝搬を示す図8aに示された3段階分波器区画800aの概略図を示す。 ある実装形態に従うTM0からTE0へのモード変換を示すモード変換区画及び分波器区画500cを含む偏光分離・回転デバイス900の概略図を示す。 図9に示された偏光分離・回転デバイス900の、入力導波路におけるTE1モードと上側出力導波路におけるTE0モードとの間の結合効率を示す性能図1000を示す。 ある実装形態に従う偏光分離・回転デバイスを製造するための方法1300を示す概略図を示す。
以下の詳細な説明において、その一部を成し、本開示が実施されうる特定の態様の例示として示される添付図面を参照する。本開示の範囲から逸脱することなく、他の態様が利用され、構造的または論理的な変化がなされうることは理解されるべきである。そのため、以下の詳細な説明は、限定的な意味でなされるものではなく、本開示の範囲は添付した特許請求の範囲によって定義される。
本明細書で説明されるデバイスおよび方法は、光導波路に基づくものでありうる。光導波路は、光学スペクトルにおける電磁波を案内する物理的構造である。光導波路は、集積光学回路内のコンポーネントとして、または局所的及び/または長距離光通信システムの伝達媒体として使用されうる。光導波路は、例えば平面状、ストリップ、またはファイバー導波路などの幾何形状、例えばシングルモードまたはマルチモードなどのモード構造、例えばステップ状または勾配上の屈折率などの屈折率分布、及び例えばガラス、ポリマーまたは半導体などの材料に従って分類されうる。
本明細書で説明される方法及びデバイスは、集積光学チップを製造するために実装されうる。説明されるデバイスおよびシステムは、ソフトウェアユニット及びハードウェアユニットを含みうる。説明されるデバイスおよびシステムは、集積回路及び/または受動部品を含み、様々な技術に従って製造されうる。例えば、回路は、論理集積回路、アナログ集積回路、混合信号集積回路、光学回路、メモリ回路及び/または集積受動部品として設計されうる。
本明細書で説明されるデバイスは、III−V材料を含み、またはIII−V材料を用いることによって製造されうる。III−V化合物半導体は、例えばAl、Ga、InなどのIII族元素を、例えばN、P、As、SbなどのV族元素と組み合わせることによって得られうる。これは、上述の例示的な元素について約12の可能な組合せに帰結しうる。最も重要なものは、おそらくGaAs、InP、GaP及びGaNである。以下に説明される例において、InPはIII−V材料の例示的なメンバーとして使用されうる。InPの使用は、単なる例であり、例えば、GaAs、GaPまたはGaNなどのIII族元素とV族元素との任意の他の組み合わせも同様に使用されうることは理解されよう。
本明細書で説明されるデバイスは、薄膜及びエピタキシャル(エピ)層の成長/再成長を含み、またはこれらを用いることによって使用されうる。薄膜は、数分の1ナノメートルから数マイクロメートルの厚さの範囲の材料の層である。薄膜を表面に適用することは、薄膜成膜とも呼ぶ。材料の薄膜を基板上またはその前に成膜された層の上に成膜するための任意の技術は、薄膜成膜と呼ばれる。「薄い」は相対的な用語であるが、ほとんどの成膜技術は、層の厚さを数10ナノメートル以内で制御する。エピタキシーは、結晶基板上の結晶オーバー層の成膜を指す。オーバー層は、エピタキシャル(エピ)膜またはエピタキシャル層とも呼ばれる。いくつかの用途において、成膜される材料は、基板結晶構造に対して1つの良好に画定された配向を有する結晶オーバー層を形成することが望ましいものでありうる。エピタキシャル膜は、気体または液体の前駆体から成長または再成長されうる。基板はシード結晶として働くため、成膜された膜は、基板の結晶に対して1つ以上の結晶学的方位に固定されうる。
説明される方法に関してなされる言及はまた、方法を実施するように構成された対応するデバイスまたはシステムについても同様であり、その逆も同様でありうることを理解すべきである。例えば、特定の方法のステップが説明される場合、対応するデバイスは、そのようなユニットが図に明示的に説明されず、または図示されないとしても、説明される方法のステップを実施するためのユニットを含みうる。さらに、本明細書で説明される様々な例示的な態様の特徴は、具体的にそうでないと記載されない場合、互いに結合されうることを理解すべきである。
図5aは、ある実装形態に従うモード変換区画501及び分波器区画503を含む偏光分離・回転デバイス500の概略図を示す。モード変換区画はまた、以下、光学モード変換器501とも示され、分波器区画はまた、以下、出力結合器503とも光学分波器とも呼ばれる。図5bは、ある実装形態に従う図5aに示される偏光分離・回転デバイス500のモード変換区画501の上面図を示す。図5cは、図5bに示される偏光分離・回転デバイスのモード変換区画501を通るA−A”平面の断面図を示し、図5dは、ある実装形態に従う図5aに示された偏光分離・回転デバイス500の分波器区画503の上面図を示す。
光学モード変換器501は、第1の光導波路511を含む。第1の光導波路511のコア515、517a、517bは、非対称な形状である。この非対称な形状は、第1の光導波路511に結合された偏光した光を、ゼロ次の横磁場モードTM0を1次の横方向電場モードTE0に交換し、ゼロ次TE0の横方向電場モードを変化させないようにする。
出力結合器503は、第1の光導波路511に結合された第2の光導波路512及び第2の光導波路512に断熱結合された第3の光導波路513を含む。断熱結合は、1次の横方向電場モードTE1をゼロ次の横方向電場モードTE0として第3の光導波路513に結合し、第2の光導波路512内を伝搬するゼロ次の横方向電場モードTE0を第3の光導波路513に結合することなく維持することによって、第1の光導波路511から第2の光導波路512に結合された偏光した光が、第2の光導波路512と第3の光導波路513との間の出力を拡大するようにする。
第1の光導波路511のコア515、517a、517bの形状は、第1の光導波路511の垂直軸及び/または水平軸に対し非対称でありうる。第1の光導波路511の水平軸AA”は図5bに示され、第1の光導波路511の垂直軸BB”は図5cに示されている。図5aから5dに示された実装形態において、コアの非対称性は、第1の光導波路511の垂直軸BB”に対するものである。
第1の光導波路511のコア515、517a、517bは、コア515、517a、517bの非対称形状を形成する少なくとも1つのアブレーション部を含む。アブレーション部は、コアの2つの区画515及び517a、517bの異なる厚さの原因となる。第1の光導波路511のコア515、517a、517bは、第1の区画515及び第1の区画515と異なる厚さを有する第2の区画517a、517bを含みうる。第1の区画515及び第2の区画517a、517bの異なる厚さは、コア515、517a、517bの非対称形状を形成する。第2の区画517a、517bは、コアの長手方向に対してコアの両側に配置されうる2つのサブ区画517a、517bを有しうる。
第1の光導波路511のコア515、517a、517bの断面は非対称でありうる。第1のサブ区画517aは、第2のサブ区画517bと異なる大きさであり得、それによってコアの断面の非対称性を形成する。
第1の光導波路511のコア515、517a、517bの断面は、図5cから分かるように、第1の長方形521とは異なる大きさを有する第2の長方形523a、523bの上部におかれた第1の長方形521として形成されうる。第2の長方形の辺523a、523bは、コアの第2の区画の2つのサブ区画517a、517bを形成しうる一方で、第1の長方形521は、コアの第1の区画515を形成しうる。
第2の光導波路512は、図5aに示されるように第1の光導波路511の連続部でありうる。第2の光導波路512は、対称に形成されうる。
第1の光導波路511のコア515、517a、517bは、図5bから分かるように、第1の光導波路511の長手方向531においてテーパー構造として形成されうる。第1の光導波路511のコア515、517a、517bは、1.8から2.5の範囲の屈折率を有しうる。第1の光導波路511のコア515、517a、517bは、窒化シリコン、SiON、Ta2O5またはTiO2からなりうる。第1の光導波路511のコア515、517a、517bは、図5cから分かるようにコア515、517a、517bと異なる屈折率を有するクラッディング519に埋め込まれうる。クラッディング519は、二酸化シリコンからなりうる。
図5aから5dの構造は、分離・回転器が、いかなる追加的なプロセスステップも必要なく、窒化シリコンに実装されうるデバイス500を示す。図5aから5dに示されるように、変換器501にモード変換を発生させるのに必要な非対称性は、導波路コア515、517a、517b内に形成され、クラッド519内には形成されない。これは、図5cから分かるように、導波路511の両側または一方の側のみの窒化シリコンを局所的に薄くする「シャローエッチ」ステップを使用することによって達成されうる。さらに、デバイス500の光学帯域を改善し、製造許容範囲を大きくするために、デバイス500の分波器区画503は、断熱結合器に基づいている。
TMからTE1へ、及びTE0からTE0へのモード変換のためのシャロー導波路構成は、図5cに示されている。図5cに示されるような導波路構成は、比較的強い水平方向非対称性をもたらす。これは、例えば窒化シリコンプラットフォーム上に、図5bに示されるように、偏光分離/回転器(PSR)に関して使用可能な効果的なテーパーを可能にする。
図5aから5dに示されるようなPSRデバイス500は、多くの利益を呈する。例えば、PSRデバイス500は、CMOS互換性構造として製造されうる。シリコンフォトニクスは、CMOS製造における光学デバイスの製造の可能性を提示し、そのため電子部品チップを作るために形成されるインフラストラクチャーを活用することができるため、魅力的である。PSRデバイス500についてフォトニックビルディングブロックを形成するために必要な全てのステップは、このインフラストラクチャーと互換性がある。標準的な窒化シリコンプラットフォームと比較して、追加的なプロセスステップを追加する必要はない。デバイス500の波長帯域は、極端に幅広い。PSR領域は上部クラッディングを有するため、気密パッケージは必要ない。モード変換効率は、断面の寸法変化に対して非常に許容範囲が大きい。光は、窒化シリコン導波路に結合され、PSRがシリコン内で実行される際に、構造は、窒化シリコンからシリコンへの遷移に関する光学損失を避ける。
図6aは、ある実装形態に従う偏光分離・回転デバイスのモード変換区画600aの概略図を示す。モード変換区画600aは、図5aから5dに関して上述されたPSRデバイス500のモード変換区画501の例示的な実施形態である。
図6aは、約350から450nmの厚さ(厚さ全体)または約250から350nmの厚さ(シャローエッチング領域)のいずれかであるSiNx導波路を構成する導波路断面におけるテーパー構造の挙動を示している。構造の適切な設計によって、発生したTE0モードは図6bに示されるようにその偏光状態を維持し(TE0からTE0)、その一方図6cに示されるようにTM0モードは1次TEモードに変換する(TM0からTE1)。
モード変換区画600aは、第1の光導波路の長手方向に5つのサブ区画606、604a、602、604b、608を含む。
これら5つのサブ区画のそれぞれにおいて、コアは、図5aから5dに関して前述したように、第1の区画515及び第2の区画517a、517bに区分される。
図6bは、ある実装形態に従うTE0モード伝搬を示す図6aに示されたモード変換区画600aの概略図を示している。モード変換区画600aの入力におけるTE0モード602は、変換されることなくモード変換区画600aを通って伝搬し、モード変換区画600aの出力においてTE0モード604としてモード変換区画600aを離れる。TE0モードは、主に第1の導波路の第1の区画515内を伝搬する。
図6cは、ある実装形態に従うTM0からTE1へのモード変換を示す図6aに示されたモード変換区画600aの概略図を示している。モード変換区画600aの入力におけるTM0モード606がモード変換区画600aを通って伝搬する一方で、TM0モードはTE1モード608a、608bに変換され、モード変換区画600aの出力においてTE1モード608a、608bとしてモード変換区画600aを離れる。TM0モードからTE1モードへのモード変換は、第1の導波路の第1の区画515及び第2の区画517a、517bの非対称性によって引き起こされる。
図7は、実装形態に従う異なる導波路構成に関してテーパー長さの関数として、TM0からTE1モードへの変換効率を示す性能図700を示している。
シミュレーションで使用されるパラメータが表1に示されている。図7は、テーパー構造の中心区画の長さの関数としての、TM0からTE1への変換効率のシミュレーションである。TE1モードは701で示され、TM0モードは702で示されている。中心区画が約300μmの長さを超える場合、これは〜100%の変換効率となる。ここで図6aから6cに示されるようにシャローエッチングされた導波路構成を使用することによって、比較的効率のよい変換を得ることができる。構造長さは、垂直非対称導波路構成と同等であるが、プロセシングはより単純である。これらのシミュレーションはλ=1.55μmでなされたが、他の波長も可能である。
図8aは、ある実装形態に従う偏光分離・回転デバイスの3段階分波器区画800aの概略図を示す。分波器区画800aは、図5aから5dに関して前述したPSRデバイス500の分波器区画503の例示的な実施形態である。第1の段階801において、TE1モード及びTE0モードは、分波器区画800aの第2の光導波路512に入る。第2の段階802において、光の伝搬方向に関して第1の段階801の後に、TE1モードが第3の光導波路内でTE0モードに変換され(810)、TE0モードは変換されることなく第2の光導波路512を通って伝搬する。第3の段階803において、第2の段階802の後に、第3の光導波路513のTE0モード及び第2の光導波路512のTE0モードは、分波器区画800aを離れる。
図8bは、ある実装形態に従うTE1からTE0へのモード変換を示す図8aに示された3段階分波器区画800aの概略図を示している。第2の光導波路512内のTE1モード608a、608bは、第3の光導波路513内でTE0モード610に変換される。TE1モード608a、608bは、図6cに関して前述したように、モード変換区画600aの第1の導波路511を離れるTE1モードに対応する。
図8cは、ある実装形態に従うTE0モード伝搬を示す図8aに示された3段階分波器区画800aの概略図を示す。TE0モード604は、変換されることなく第2の光導波路512を通って伝搬し、TE0モード612として第2の光導波路512を離れる。TE0モード604は、図6bに関して前述したように、モード変換区画600aの第1の導波路511を離れるTE0モードに対応する。
図8aから8cにおいて、分波器区画800aは、断熱分波器として設計され、SiNx導波路は約400nmの厚さである。構造の適切な設計によって、発生したTE1モードは第1の出力ポートのTE0モードに変換され(TE0からTE0)、その一方TE0モードは導波路内にとどまり、第2の出力ポートへの経路をたどる。この実施形態において、3段階断熱結合器が用いられ、2つの導波路を分離するために出力上の2つの曲げ部を使用する。
図9は、ある実装形態に従うTM0からTE0へのモード変換を示すモード変換区画600a及び分波器区画800aを含む偏光分離・回転デバイス900の概略図を示す。モード変換区画600aは、図6aから6cに関して前述したようなモード変換区画600aに対応する。分波器区画800aは、図8aから8cに関して前述したように分波器区画800aに対応する。
モード変換区画600aの第1の光導波路511において、TM0モード606は、分波器区画800aの第2の光導波路512に入るTE1モード608a、608bに変換され、そこではTE0モードに変換され、分波器区画800aの第3の光導波路513に結合される。
図10は、図9に示された偏光分離・回転デバイス900の入力導波路におけるTE1モードと上側出力導波路におけるTE0モードとの間の結合効率を示す性能図1000を示している。第2の区画の長さの関数としての、TE1とTE0モードとの間の結合効率のシミュレーションは、区画が400μmよりも長いと、約100%の結合効率を達成することができることを示している。
分離・回転デバイスの新規な性質は、モード変換器及び分波器の両方の段階、及びそれらの結合の段階にある。シャロー導波路を用いた本開示に従うTM0からTE1モードへの変換は、CMOS互換性があり、追加的な加工を必要としない。さらに、TE1及びTE0モードを分波する分波区画において結合する出力の第2及び第3の光導波路の断熱結合は、非常に大きな光学帯域幅及び堅牢性を可能にする。
適切な設計によって、製造許容範囲は非常に緩和される。テーパーが十分に長くなるように選択されれば、約±10%の線幅の変動及び層厚さの変動は容易に許容可能である。断熱変換器及び分波器を使用することによって、PSRの波長帯域幅はCバンドよりも広くなりうる。
図11は、ある実装形態に従う光学モード変換器及び出力結合器を含む偏光分離・回転デバイスを製造するための方法1300を示す概略図を示している。光学モード変換器1301は、図5及び図6に関して上述された光学モード変換器501、600aとしての構造を有しうる。出力結合器は、図5及び図8に関して前述された出力結合器503、800aとしての構造を有しうる。
方法1300は、第1の光導波路のコアを形成し、コアから材料を除去してコアの非対称形状を形成し、コアをクラッディング内に埋め込むことによって光学モード変換器を製造する段階1301を含み、非対称形状は、第1の光導波路に結合される偏光した光がゼロ次の横方向磁場モードを1次の横方向電場モードに変換する一方でゼロ次の横方向電場モードを変化しない状態に維持するようにする。方法1300は、第2の光導波路を第1の光導波路に結合し、第3の光導波路を第2の光導波路に断熱結合することによって出力結合器を製造する段階1302を含み、断熱結合は、第1の光導波路から第2の光導波路に結合された偏光した光を、1次横方向電場モードをゼロ次横方向電場モードとして第3の光導波路に結合し、ゼロ次の横方向電場モードを第3の光導波路に結合することなく第2の光導波路内を伝搬させる状態を維持することによって、第2の光導波路と第3の光導波路との間の出力を拡張するようにする。
材料は、コアからエッチングまたは研削によって除去されうる。光学モード変換器及び出力結合器の製造1301、1302は、CMOS互換性のあるウェハースケールプロセシングによって実行されうる。
本開示に従う偏光(ビーム)分離・回転器(PSRまたはPBSR)は、全ての高性能受信器(例えばコヒーレント受信器)内で使用されうる。
独立したシリコン導波路を使用することで、窒化シリコン導波路を用いるオンチップPSRは、受動機能に関してシリコン導波路と比較して優れた性能を有する。
本明細書で説明された方法、システム及びデバイスは、チップ、集積回路、またはデジタル信号プロセッサ(DSP)の特定用途集積回路(ASIC)内のハードウェア回路として実装されうる。本発明は、デジタル及び/またはアナログ電子回路内に実装可能である。
本開示の特定の特徴または態様は、複数の実装形態のただ1つに関して開示されたものでありうるが、そのような特徴または態様は、任意の所定のまたは特定の用途について望ましく、有利でありうるように、1つもしくは複数の他の特徴または他の実装形態の態様と結合されうる。さらに、「含む」、「有する」、「共に」との用語またはそれらの他の変形は、詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで用いられる限りにおいて、そのような用語は「含む」と同様な方法で包含的であることを意図される。さらに、「例示的な」、「例えば」、及び「など」との用語は、最良または最適なものではなく、一例を意味するにすぎない。「結合された」及び「接続された」との用語は、その派生語とともに用いられうる。これらの用語は、2つの要素が直接物理的または電気的に接触しているか、または互いに直接接触していないかに関わらず、互いに協調しまたは相互作用することを示すものとして使用されうるものであったことは理解されるべきである。
具体的な態様は、本明細書で図示され、説明されたが、様々な代替的な及び/または等価な実装形態が、本開示の範囲から逸脱することなく、図示され、説明された特定の態様に関して置き換えられうることは、当業者には理解されるであろう。本出願は、本明細書において議論された特定の態様の任意の最適化及び変化をカバーするものとして意図される。
以下の特許請求の範囲における要素は対応するラべリングを有して特定の順序で記載されたが、特許請求の範囲の記載が、そうでなければこれらの要素のいくつかまたは全てを実装する際の特定の順序を暗示するのでない限り、これらの要素は、必ずしも、そのような特定の順序で実装されていると限定されているものと意図するものではない。
多くの代替例、改良及び変更が、上述の教示に照らして当業者には明らかとなるであろう。もちろん、当業者は、本明細書に説明されたものを超えて、本発明の多数の応用例が存在することを容易に理解する。本発明は、1つ以上の特定の実施形態に関して説明された一方で、当業者は、多くの変化が、本発明の範囲から逸脱することなくなされうることを理解する。従って、添付された特許請求の範囲及びその等価物の範囲内で、本発明は本明細書において具体的に説明したもの以外の方法で実行されうることは理解されるべきである。
500、900 偏光分離・回転デバイス
501、600a モード変換区画
503 分波器区画
511 第1の光導波路
512 第2の光導波路
513 第3の光導波路
515、517a、517b コア
521 第1の長方形
523a、523b 第2の長方形
602、604a、604b、606、608 サブ区画
700 性能図
701 TE1モード
702 TM0モード
800a 分波器区画
1300 偏光分離・回転デバイスを製造するための方法
1301 光学モード変換器を製造する段階
1302 出力結合器を製造する段階
図8aから8cにおいて、分波器区画800aは、断熱分波器として設計され、SiNx導波路は約400nmの厚さである。構造の適切な設計によって、発生したTE1モードは第1の出力ポートのTE0モードに変換され(TE1からTE0)、その一方TE0モードは導波路内にとどまり、第2の出力ポートへの経路をたどる。この実施形態において、3段階断熱結合器が用いられ、2つの導波路を分離するために出力上の2つの曲げ部を使用する。

Claims (15)

  1. 第1の光導波路であって、前記第1の光導波路のコアが、前記第1の光導波路内に結合された偏光した光がゼロ次の横方向磁場モード(TM0)を1次の横方向電場モード(TE0)に変換させる一方で、ゼロ次の横方向電場モード(TE0)を変化させないようにするように、非対称に形成された第1の光導波路を含む光学モード変換器と、
    前記第1の光導波路に結合された第2の光導波路及び前記第2の光導波路に断熱結合された第3の光導波路と、を含む出力結合器であって、前記断熱結合が、前記第1の光導波路から前記第2の光導波路内に結合された前記偏光した光が、1次の横方向電場モード(TE1)をゼロ次の横方向電場モード(TE0)として前記第3の光導波路に結合し、ゼロ次の横方向電場モード(TE0)を、前記第3の光導波路に結合させることなく前記第2の光導波路内を伝搬させる状態を維持することによって、前記第2の光導波路と前記第3の光導波路との間で出力を拡張させる、出力結合器と、
    を含む、偏光分離・回転デバイス。
  2. 前記第1の光導波路の前記コアの形状が、前記第1の光導波路の垂直軸及び/または水平軸に対して非対称である、請求項1に記載の偏光分離・回転デバイス。
  3. 前記第1の光導波路の前記コアが、前記コアの非対称形状を形成する少なくとも1つのアブレーション部を含む、請求項1または2に記載の偏光分離・回転デバイス。
  4. 前記第1の光導波路の前記コアが、第1の区画及び前記第1の区画と厚さの異なる第2の区画を含み、前記第1の区画及び前記第2の区画の異なる厚さが、前記コアの非対称形状を形成する、請求項1から3のいずれか一項に記載の偏光分離・回転デバイス。
  5. 前記第1の光導波路の前記コアの断面が非対称である、請求項1から4のいずれか一項に記載の偏光分離・回転デバイス。
  6. 前記第1の光導波路の前記コアの断面が、第1の長方形とは大きさの異なる第2の長方形の上部に配置された第1の長方形として形成された、請求項1から5のいずれか一項に記載の偏光分離・回転デバイス。
  7. 前記第2の光導波路が、前記第1の光導波路の連続部である、請求項1から6のいずれか一項に記載の偏光分離・回転デバイス。
  8. 前記第2の光導波路が対称形状である、請求項1から7のいずれか一項に記載の偏光分離・回転デバイス。
  9. 前記第1の光導波路の前記コアが、前記第1の光導波路の長手方向のテーパー形状構造として形成された、請求項1から8のいずれか一項に記載の偏光分離・回転デバイス。
  10. 前記第1の光導波路の前記コアが、1.8から2.5の範囲の屈折率を有する、請求項1から9のいずれか一項に記載の偏光分離・回転デバイス。
  11. 前記第1の光導波路の前記コアが、窒化シリコン、SiON、Ta2O5、及びTiO2のうちの1つから形成された、請求項1から10のいずれか一項に記載の偏光分離・回転デバイス。
  12. 前記第1の光導波路の前記コアが、前記コア、特に二酸化シリコンからなるクラッディングと異なる屈折率を有するクラッディング内に埋め込まれた、請求項1から11のいずれか一項に記載の偏光分離・回転デバイス。
  13. 第1の光導波路のコアを形成し、前記コアから材料を除去して前記コアの非対称形状を形成し、クラッディング内に前記コアを埋め込むことにより、光学モード変換器を製造する段階であって、前記非対称形状が、前記第1の光導波路内に結合された偏光した光が、ゼロ次の横方向磁場モードを1次の横方向電場モードに変換する一方で、ゼロ次の横方向電場モードを変化しない状態のままに維持する、光学モード変換器を製造する段階と、
    第2の光導波路を前記第1の光導波路に結合し、第3の光導波路を前記第2の光導波路に断熱結合することによって出力結合器を製造する段階であって、前記断熱結合が、前記第1の光導波路から前記第2の光導波路に結合された偏光した光が、1次の横方向電場モードをゼロ次の横方向電場モードとして前記第3の光導波路内に結合し、ゼロ次の横方向電場モードが、前記第3の光導波路に結合することなく前記第2の光導波路内を伝搬する状態を維持することによって、前記第2の光導波路と前記第3の光導波路との間で出力を拡張させる、出力結合器を製造する段階と、
    を含む、偏光分離・回転デバイスを製造するための方法。
  14. 前記材料が、エッチングによって前記コアから除去される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記光学モード変換器及び前記出力結合器を製造する段階が、CMOS互換性のあるウェハースケールプロセシングによって実行される、請求項13または14に記載の方法。
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