JP2017535377A - 光学式形状感知ツールの位置合せ - Google Patents

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Abstract

介入システムは、光学式形状感知ツール(32)(例えば、埋め込まれた光ファイバー(複数可)を有する近接照射療法用針)と、グリッド座標系に対する光学式形状感知ツール(32)の解剖学的領域への挿入を案内するためのグリッド(50,90)とを用いる。介入システムは、さらに、光学式形状感知ツール(32)上の点に原点を有する針座標系に対する光学式形状感知ツール(32)の形状のセグメント又は全体を再構成し、グリッド(50,90)に対する光学式形状感知ツール(32)の再構成されたセグメント/全体形状の関数として(すなわち、グリッド内に/このグリッドを通して挿入されたOSS針のセグメント/全体の形状の再構成がグリッド/針座標系位置合せの基準として機能する)、針座標系をグリッド座標系に位置合わせするための位置合せコントローラ(74)を使用する。

Description

本発明は、概して、三次元(3D)超音波ボリュームに対する針の位置合せを含む超音波誘導介入(例えば、生検処置及び近接照射処置)に関する。具体的には、本発明は、光学式形状感知ツールを3次元超音波ボリュームに位置合わせすることに関する。
一般に、超音波誘導介入(例えば、経会陰生検(transperineal biopsy)、永久放射性シードインプラント等の内部放射線治療、一時的な間質性近接照射療法等)を促進するために介入ツール(複数可)を保持/案内し、必要に応じて並進/回転させるために、ステッパを利用する。
より具体的には、近接照射療法は、患者内の経直腸超音波(TRUS)プローブを保持し、且つ並進/回転させるステッパの使用を含む。ステッパは、患者の体内への針の挿入を案内するために、TRUSプローブに対してグリッドを固定位置に保持するためにも使用される。
例えば、図1Aは、グリッド50を支持するフレーム40と、TRUSプローブ20を保持するキャリッジ41とを有するステッパを含む典型的な近接照射療法のセットアップを示す。近接照射療法の間に、グリッド50は、患者の直腸に対して戦略的に位置付けされ、ステッパの歯車アセンブリ(図示せず)は、TRUSプローブ20を患者の直腸の内外に並進及び/又は回転させるために手動又は自動で操作される。一旦TRUSプローブ20が患者の直腸内に適切に位置付けされると、グリッド50を使用して、1つ又は複数の針30の標的解剖学的構造(例えば、前立腺)への挿入を案内し、患者の体中での放射線源(複数可)の埋め込みを容易にする。
近接照射療法の間に、グリッド50の各チャンネル51が、当技術分野で周知のように、TRUSプローブ20によって生成された3D超音波ボリュームに手術前に位置合わせされる。例えば、図1Aに示されるように、グリッド50の左下隅に設定された原点を有するグリッド50のグリッド座標系52は、TRUSプローブ20のトランスデューサアレイ(図示せず)によって設定された原点を有するTRUSプローブ20の画像座標系21に手術前に位置合わせされる。
近接照射療法の間も、3D超音波ボリューム内の針30、特に針30のチップを追跡する目的で、針30をグリッド50に位置合わせする必要がある。
具体的には、針30の基端部にハブ60が取り付けられ、針30に対して、ハブ60の基端側取付け点に原点を有する針座標系31を確立する。6つの位置合せパラメータの推定値が針座標系31をグリッド座標系52に位置合わせするのを容易にするために必要とされる。6つの位置合せパラメータは、
(1)針30がグリッド50の中央チャネル内に挿入された状態の図1Bに最も良く示されるように、座標系31及び52のX軸同士の間の位置合せ距離を示す幅並進パラメータXTPと、
(2)針30がグリッド50の中央チャネル内に挿入された状態の図1Bに最も良く示されるように、座標系31及び52のY軸同士の間の位置合せ距離を示す高さ並進パラメータYTPと、
(3)図1Aに最も良く示されるように、座標系31及び52のZ軸同士の間の位置合せ距離を示す深さ並進パラメータZTPと、
(4)針座標系31のX軸に対する針30の角度回転を示すピッチ回転パラメータXRP(図示せず)と、
(5)針座標系31のY軸に対する針30の角度回転を示すヨー回転パラメータYRP(図示せず)と、
(6)図1Bに最も良く示されるように、針座標系31のZ軸周りの針30の角回転を示すロール回転パラメータZRPと、を含む。
図1Bを参照すると、当技術分野で知られているように、幅並進パラメータXTP及び高さ並進パラメータYTPの非ゼロ値は、グリッド座標系52に対して針30を案内するように選択されたチャネル51の位置から推定することができる。また、ハブ60が緩んでいる場合に、針30は、グリッド50の表面に対して垂直な、選択されたチャネル51に出入りし、それにより、ピッチ回転パラメータXRP及びヨー回転パラメータYRPについてゼロ値が推定される。しかしながら、深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPの推定は、選択されたチャネル51に基づいて同様に実現可能ではない。
当技術分野で知られているように、座標系21及び52が位置合せされる場合に、針座標系31をグリッド座標系52に位置合わせすることは、針座標系31を画像座標系21に位置合わせすることと等価である。こうして、針座標系31を座標系21及び52に対して位置合わせするのを容易にするために、深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPの推定値を提供する超音波感知技術及び電磁追跡技術が提案されている。このような技術は、3D超音波ボリュームにおける針30のチップを追跡するのに有益であることが判明しているが、本発明は、代替的に、深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPを推定する方法を提供し、それによって処置のために必要に応じて針30のセグメント又は全体の形状を追跡する。
本発明の代替的な方法は、光学式形状感知(OSS)ツールを超音波誘導介入(例えば、OSS針、カテーテル、及びガイドワイヤ)に組み込むことを前提としており、これにより、ツールのセグメント又は全体の追跡だけでなく深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPを推定するための基準として、グリッドに対するOSSツールのセグメント又は全体の形状のリアルタイム再構成が容易になり(例えば、OSSツールがグリッドのチャネル内に挿入/チャネルを通して挿入される)、それにより、画像座標系、グリッド座標系、及び針座標系を位置合わせする。
本発明の目的のために、「光学式形状感知(OSS)ツール」という用語は、本発明の前後に当該技術分野で知られている介入処置の管状本体の構造設計(例えば、針、カテーテル、及びガイドワイヤ)を広く包含し、これにより、光センサが管状本体内に埋め込まれる/管状本体に固定される。そのような光センサの例には、近接照射療法用針/生検針、カテーテル、又はガイドワイヤ内に埋め込まれた/ガイドワイヤに固定された光ファイバーのファイバーブラッグ格子が含まれるが、これに限定されるものではない。
本発明の第1の形態は、OSSツール(例えば、埋め込まれた光ファイバーを有する近接照射療法用針)、及びグリッド座標系に対して、OSSツールの解剖学的領域(例えば、頭蓋、胸部、乳房、腹部、陰部、恥骨等)内への挿入を案内する(例えば、手動誘導又はロボット誘導する)グリッドを使用する介入システムである。介入システムは、さらに、針座標系に対してOSSツールのセグメント又は全体の形状を再構成し、且つグリッドに対するOSSツールのセグメント又は全体の再構成された形状に基づいて(すなわち、グリッド内に/グリッドを通して挿入されたOSSツールのセグメント/全体の形状の再構成がグリッド/針座標系の位置合せの基準となる)、針座標系をグリッド座標系に位置合わせするための位置合せコントローラを使用する。
本発明の目的のために、用語「位置合せコントローラ」は、本明細書の以降に記載される本発明の様々な発明原理の適用を制御するためのコンピュータ又は他の命令実行装置/システム内に収容されるか又はそれにリンクされた特定用途向けメイン基板又は特定用途向け集積回路の全ての構造的構成を広く包含する。位置合せコントローラの構造的構成は、プロセッサ(複数可)、コンピュータ可用/コンピュータ可読記憶媒体(複数可)、オペレーティングシステム、周辺装置コントローラ(複数可)、スロット(複数可)及びポート(複数可)を含むことができるが、これらに限定されるものではない。コンピュータの例には、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、ワークステーション、及びタブレットが含まれるが、これらに限定されるものではない。
本発明の第2の形態は、針座標系に対してOSSツールのセグメント又は全体の形状を再構成するための形状再構成モジュールと、グリッドに対するOSSツールのセグメント又は全体の再構成された形状に基づいて(すなわち、グリッド内に/グリッドを通して挿入されたOSSツールのセグメント/全体の形状の再構成が、グリッド/針座標系の位置合せの基準となる)、針座標系をグリッド座標系に位置合わせするツール位置合せモジュールとを含む再構成コントローラである。
本発明の目的のために、用語「モジュール」は、電子回路又は実行可能プログラム(例えば、実行可能なソフトウェア及び/又はファームウェア)から構成される位置合せコントローラのアプリケーション要素を広く包含する。
本発明の第3の形態は、グリッド座標系に対してOSSツールをグリッドに挿入する(例えば、手動又はロボット挿入する)ことを含む介入方法であり、再構成コントローラは、針座標系に対するOSSツールのセグメント又は全体の形状を再構成し、再構成コントローラは、グリッドに対するOSS針のセグメント又は全体の再構築された形状に基づいて、針座標系をグリッド座標系に位置合わせする。
本発明の前述した形態及び他の形態、並びに本発明の様々な特徴及び利点は、本発明の様々な実施形態の以下の詳細な説明を添付の図面と併せて読むことによりさらに明らかになるだろう。詳細な説明及び図面は、本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の単なる例示であり、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその均等物によって規定される。
当技術分野で知られているような超音波プローブ、近接照射療法用針、ステッパ、及びグリッドから構成される例示的な近接照射療法のセットアップを示す。 当技術分野で知られているような超音波プローブ、近接照射療法用針、ステッパ、及びグリッドから構成される例示的な近接照射療法のセットアップを示す。 本発明による介入システムの例示的な実施形態を示す。 本発明による介入方法の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。 本発明による針位置合せ方法の第1の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。 本発明による超音波プローブ、光学式形状感知針、シードアプリケータ、ステッパ、及びグリッドから構成される近接照射療法のセットアップの例示的な実施形態を示す。 本発明による針位置合せ方法の第2の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。 本発明による超音波プローブ、光学式形状感知針、ステッパ、及び不規則なグリッドから構成される近接照射療法のセットアップの例示的な実施形態を示す。 本発明による針位置合せ方法の第3の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。 本発明による超音波プローブ、光学式形状感知針、針ブラケット、ステッパ、及びグリッドから構成される近接照射療法のセットアップの例示的な実施形態の側面図を示す。 本発明による超音波プローブ、光学式形状感知針、針ブラケット、ステッパ、及びグリッドから構成される近接照射療法のセットアップの例示的な実施形態の正面図を示す。 本発明による針位置合せ方法の第4の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。 本発明による超音波プローブ、光学式形状感知針、光ファイバー、ステッパ、及びグリッドから構成される近接照射療法のセットアップの例示的な実施形態を示す。 本発明による針位置合せ方法の第5の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。
本発明の理解を容易にするために、本発明の例示的な実施形態が本明細書に提供され、それら実施形態は、標準的な針(例えば、図1の針30)を光学式形状感知(OSS)システムに置き換えるとともに、OSS針32をグリッド(例えば、図2のグリッド50)及び超音波プローブ(例えば、図2のTURSプローブ)に位置合わせするための位置合せコントローラ74を提供するグリッドベース介入システムを対象とする。図2〜図12に示されるような例示的な実施形態の説明から、当業者であれば、1つ又は複数のタイプのOSSツール(例えば、針、カテーテル、ガイドワイヤ)及び1つ又は複数のタイプの超音波プローブ(例えば、TRUSプローブ)を含むグリッドベースの介入処置(例えば、近接照射療法及び生検処置)内で本発明をどの様に実施及び使用するかを理解するだろう。
本発明の目的のために、当技術分野の「グリッド」、「ハブ」、「光ファイバー」、「シードアプリケータ(seed applicator)」、「撮像」、「再構成」、「位置合せ」、及び「座標系」を含むが、これらに限定されない、用語は、本発明の技術分野において知られているものと解釈すべきである。
図2を参照すると、OSS針32が、グリッド50のチャネル51内に挿入された状態で示されている。実際には、OSS針32のセグメント/全体の形状を再構成するのに適した任意の配置で、光センサ(図示せず)をOSS針32内に埋め込む/OSS針上に付着させてもよい。一実施形態では、各々がファイバーブラッグ格子を有する1つ又は複数の光ファイバーが、近接照射療法用針/生検針内に埋め込まれるか、又は付着される。
また、位置合せの目的で、OSS針32の先端チップをチャネル51内に配置してもよく(図示せず)、又はOSS針32の先端チップを図2に示されるようにチャネル51を通して延してもよい。これにより、OSS針32の先端セグメント32Dを解剖学的領域(例えば、前立腺)内に挿入することができ、及びOSS針32の先端セグメント32D及び基端セグメント32Pのいずれか又は両方が、深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPを推定するための基準として機能する。
針30(図1)と同様に、ハブ60が、OSS針32の基端部に取り付けられ、図2に示されるように、基端取付け点に原点を有する針座標系33を確立する。あるいはまた、針座標系の原点は、例えば、OSS針32の先端チップ等の、本発明のOSS針に沿った他の点に設定してもよい。
オプションで、ハブマーカ61をハブ60に取り付けることにより、本明細書でこれ以降に説明するように、位置合せの目的のために、OSS針32を既知の向きでチャネル51内に/チャネル51を通して挿入するのを容易にすることができる。
位置合せマシン70は、当技術分野で知られているように、モニタ71、インターフェイス・プラットフォーム72、及びワークステーション73を使用する。
明確にするために図示されていないが、当業者は、超音波データ及び光学データをそれぞれ処理する目的で、TRUSプローブ20及びOSS針32をワークステーション73にどの様に結合するかを理解するだろう。
ワークステーション73には、その内部に位置合せコントローラ74が設置されている。
位置合せコントローラ74は、ワークステーションのオペレータ(例えば、医者、技能者等)によってインターフェイス・プラットフォーム72のキーボード、ボタン、ダイヤル、ジョイスティック等を介して指示されるような、モニタ71上の様々なグラフィカルユーザインターフェイス、データ、及び画像を制御するための、及びインターフェイス・プラットフォーム72のワークステーションのオペレータによってプログラムされ及び/又は指示されたデータを記憶/読み出すための、当技術分野で知られているオペレーティングシステム(図示せず)を含む及び/又はこのオペレーティングシステムによってアクセス可能である。
位置合せの目的で、位置合せコントローラ74は、超音波撮像モジュール75、形状再構成モジュール76、及びツール位置合せモジュール77を含むアプリケーションモジュールをさらに実行する。
超音波撮像モジュール75は、位置合せコントローラ74内に構造的に構成され、当技術分野で知られているように、TRUSプローブ20によって提供される超音波データから画像座標系21に関する超音波画像を生成する。実際には、超音波データ/画像は、位置合せ目的に適した任意の形態(フォーム)を有してもよい。一実施形態では、超音波画像は、2次元(2D)平行スライスの再構成によって又は3Dプローブの使用によって生成される3D超音波ボリュームである。
形状再構成モジュール76は、位置合せコントローラ74内に構造的に構成され、当技術分野で知られているように、OSS針32によって提供される光学データから針座標系33に関するOSS針32のセグメント/全体の形状を再構成する。
ツール位置合せモジュール77は、位置合せコントローラ74内に構造的に構成され、本明細書でこれ以降に説明するように本発明に従って、針座標系33を、手術前/手術中に位置合わせされたプローブ座標系21及びグリッド座標系52に位置合わせする。実際には、位置合せコントローラ74は、当技術分野で知られているように、プローブ座標系21及びグリッド座標系52を手術前/手術中に位置合わせするための追加のモジュールを含んでもよい。
動作中に、位置合せコントローラ74は、ツール位置合せモジュール77の特定の実施形態に従って、位置合せマシン70のオペレータによって指示される位置合せプロセスを制御する。この目的のために、図3は、ツール位置合せモジュール77の任意の実施形態について位置合せコントローラ74によって通常制御されるような、本発明の介入方法を表すフローチャート130を示す。
図3を参照すると、フローチャート130の位置合せの前段階S132は、幅並進パラメータXTP及び高さ並進パラメータYTPの推定値を含む。実際には、この推定値は、位置合せ目的に適した任意の方法によって計算される。一実施形態では、幅並進パラメータXTP及び高さ並進パラメータYTPは、グリッド座標系52内の選択されたチャネル51の既知の位置に基づいて手動で推定することができる。第2の実施形態では、幅並進パラメータXTP及び高さ並進パラメータYTPは、グリッド50内の又はグリッド50の近くの(OSS針32の特定のチャネル51内への/を通る通過を検出する)センサ(図示せず)の使用に基づいて自動的に推定することができる。あるいはまた、幅並進パラメータXTP及び高さ並進パラメータYTPは、本明細書でこれ以降に説明するように、フローチャート130の位置合せ段階134中に推定してもよい。
実際には、ツール位置合せモジュール77によって、2つ以上のOSS針32を順次に又は同時に位置合わせすることができる。このように、フローチャート130の位置合せの前段階S132は、1つ又は複数のOSS針32のセグメント/全体の形状の再構成をさらに包含する。
フローチャート130の位置合せの前段階S132は、ツール位置合せモジュール77の実施形態に依存して、1つ又は複数の超音波画像の取得をオプションで包含する。実際には、各超音波画像は、1つ又は複数のOSS針32のセグメント/全体の形状の再構成に関連付けられる。
段階S132の完了時に又は段階S132の間に、フローチャート130の位置合せ段階S134は、ツール位置合せモジュール77による深さ並進パラメータZTPの直接的又は間接的な推定、及び/又はツール位置合せモジュール77によるロール回転パラメータZRPの直接的又は間接的な推定を必要に応じて包含する。位置合せ段階S134の理解を容易にするために、ここでは、ツール位置合せモジュール77の様々な実施形態を、図4〜図12に示されるように本明細書で説明する。
画像ベースの位置合せ
図4を参照すると、フローチャート140は、超音波画像内の1つ又は複数のOSS針32の再構成されたセグメント形状の検出からOSS針32の深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPを推定するための、本発明の画像ベースの針位置合せ方法を表す。
具体的には、単一のOSS針32について、フローチャート140の前の位置合せの前段階は、順次に、(1)OSS針32の先端チップのグリッド50のチャネル51内への/チャネル51を通して解剖学的領域内への現実の又は仮想の挿入、(2)グリッド座標系52内のチャネル51の既知の位置の記録、(3)OSS針32の全体形状の再構成、及び(4)解剖学的領域内でのOSS針32のセグメントの超音波画像の取得を含む。
位置合せの前段階が完了すると、フローチャート140の段階S142は、ツール位置合せモジュール77による、超音波画像内のOSS針32の再構成されたセグメントの検出を包含する。フローチャート140の段階S144は、超音波画像内で検出された、OSS針32の再構成されたセグメントの関数として、ツール位置合せモジュール77による、座標系21、33及び52の位置合せを包含し、フローチャート140の段階S146は、超音波画像内の再構成されたセグメント形状のアイコン(例えば、図2に示されるアイコン78)を表示する目的で、ツール位置合せモジュール77による、画像座標系21内のOSS針32の再構成された形状の位置の記録を包含する。
フローチャート140の例示的な実装形態は、超音波画像内の針状構造を同定してセグメント化するための既知の技術を実行するツール位置合せモジュール77を含む。この目的のために、グリッド座標系52内のチャネル51の既知の位置を使用して、超音波画像の処理される領域を限定してもよい。一実施形態では、OSS針32の同定された針セグメント(複数可)の一致する曲率(curvature)又は形状、及び再構成された全体形状を使用して、超音波画像内の再構成されたセグメント形状を検出することができる。第2の実施形態では、位置合せパラメータは、超音波画像において同定され、セグメント化された構造(複数可)と再構成されたセグメント形状との間の重なりを最大化するように最適化してもよい。また、2つの実施形態を組み合わせてもよい。
位置合せの前段階及びフローチャート140が、各OSS針32について繰り返される。フローチャート140の終了時に、超音波画像を用いたOSS針32のセグメントの追跡は、永久的なLDRシード埋込み、HDR近接照射療法(一時的な放射性源挿入)、経会陰生検、焼灼、及び凍結療法を含むが、これに限定されるものではない、適用可能な介入処置の実行を容易にする。例えば、永久LDRシード埋込みでは、解剖学的領域内の各シード位置は、超音波座標系21内のOSS針(複数可)32の記録された形状位置から計画することができる。
シードアプリケータ(Seed Applicator)位置合せ
図5を参照すると、この位置合せは、当技術分野で知られているように、シード(図示せず)を解剖学的領域(図示せず)に送達するためのシードアプリケータ80(例えば、近接照射療法用シードを前立腺に送達させるMick(登録商標)アプリケータ)を組み込む。一般に、当技術分野と同様に、本発明のOSS針32に適用される際に、各OSS針は、超音波誘導の下でグリッド50のチャネル51を通して挿入され、それによって先端セグメント32Dが解剖学的領域内に延びる。シードの送達を容易にするために、シードアプリケータ80がその後ハブ60に取り付けられ、ガイドリング81がOSS針32の基端セグメント32P上でグリッド50に延ばされる。この位置合せの実施形態では、針32の先端チップに設定された針座標系の原点は、好ましくは、各シード落下位置の原点と一致させる。
図6を参照すると、フローチャート150は、シードアプリケータ80がグリッド50に隣接してガイドリング81に取り付けられた際に、ハブ60からの距離の測定値により深さ並進パラメータZTPを推定するとともに、シードアプリケータ80に対するハブ61の位置付け(例えば、ハブ60が下を向いている)からOSS針32の回転パラメータZRPを推定するための、本発明のシードアプリケータベースの針位置合せ方法を表す。
具体的には、単一のOSS針32について、フローチャート150の前の位置合せの前段階は、順次に、(1)OSS針32の先端チップをグリッド50のチャネル51内に/チャネル51を通して挿入することによって、先端セグメント32Dが解剖学的領域内に現実に又は仮想的に延びること、(2)グリッド座標系52内のチャネル51の既知の位置を記録することを含む。単一のOSS針32によって送達される各シードについて、フローチャート150の位置合せの前段階は、OSS針32のセグメント/全体の形状の再構成を含む。
位置合せの前段階の完了時に、フローチャート150の段階S152は、シードアプリケータ80がグリッド50に隣接してガイドリング81に取り付けられた際に、ハブ60からの距離の測定を包含する。フローチャート150の段階S154は、シードアプリケータ80がグリッド50に隣接してガイドリング81に取り付けられた際に、ハブ60から測定された距離の関数として、ツール位置合せモジュール77による座標系21、33及び52の位置合せを包含し、フローチャート150の段階S156は、超音波画像内に再構成されたセグメント形状のアイコン(例えば、図2に示されるようなアイコン78)を表示する目的で、ツール位置合せモジュール77による画像座標系21内のOSS針32の再構成形状の位置の記録を包含する。
フローチャート150の例示的な実装形態では、(1)近接照射療法用シードをOSS針32内に1つずつ装填し、(2)OSS針32からシードを押し出し、及び(3)OSS針を所定の距離だけ後退させるために使用されるシードアプリケータ80を含む。シードが解剖学的領域に落下されると、シード落下の各位置がツール位置合せモジュール77によって記録され、治療計画を更新するために使用される。より具体的には、最初に、OSS針32が、ハブマーカ61が下に向いた状態で所望の深さに挿入される。シードアプリケータ80はハブ60を把持し、ガイドリング81はグリッド50に前進する。この時点で、グリッドの孔位置、ハブマーカの向き(下向き)、及びハブ60からグリッド50までの距離を処理して、OSS針32をグリッド50に、従って超音波ボリュームに位置合わせする。シードをOSS針32内に装填するために、シードアプリケータ80のオブチュレータ(obturator)(図示せず)を後退させる。次に、オブチュレータが押されてシードを解剖学的領域内に落下させる。オブチュレータがその端部まで到達すると、グリッド50までのハブの距離を用いて、針チップ及びシード落下の位置を特定することができる。この距離は、シードアプリケータ80にセンサを装備することによって、手動又は自動で測定される。このプロセスは、全てのシードが配置されるまで繰り返される。従って、OSS針32内の全てのシードの位置が推定され、必要に応じて計画更新に使用される。
不規則なグリッドの位置合せ
図7を参照すると、この位置合せは、規則的なグリッド50(図1参照)とは対照的に、不規則なグリッド90を組み込む。より具体的には、本発明の目的のために、「不規則なグリッド」という用語は、2つ以上のチャネルの間で所定の不均一な形状を有するグリッドを広く包含し、不完全な場合に、全てのチャンネルの間で実質的に均一な形状を有する(これは位置合せ目的のためにチャネルを区別するのを妨げる)のとは対照的に、位置合せ目的のためのチャネルの区別をする。例えば、不規則なグリッド90は、図示されるようにチャネル91〜95間で不均一な形状を有しており、それにより位置合せの目的でチャネル91〜95を区別する。この例では、チャネルのS字曲線の共通の上向き点は91〜95であり、これら点91〜95は、下の行に行くにつれて基端方向にオフセットされる。
実際には、1つ又は複数のグリッドチャネルの形状は、本明細書でこれ以降に説明するように、固有の形状(複数可)に基づいてグリッド座標系内でのそれらグリッドチャネル(複数可)の決定を容易にするために一意であってもよい。
また実際には、本発明の不規則なグリッドは、標準的な製造方法に従って製造してもよく、又は1つ又は複数のグリッドチャネルを固有の形状内に延ばす標準的なグリッド上のアタッチメント(例えば、図1に示されるグリッド50の前面又は背面へのアタッチメント)として製造してもよい。
図8を参照すると、フローチャート160は、不規則なグリッド90の各チャネル(チャネル91〜95のみが示されている)の独特の形状からOSS針32の深さ並進パラメータZTP及び回転パラメータZRPを推定するための、本発明の不規則なグリッドベースの針位置合せ方法を表している。
具体的には、単一のOSS針32について、フローチャート160の前の位置合せの前段階は、順次に、(1)OSS針32の先端チップの不規則なグリッド90内への/グリッド90を通した挿入、及び(2)OSS針32のセグメント/全体の形状の再構成を含む。
位置合せの前段階の完了時に、フローチャート160の段階S162は、適切なチャネルの同定のために、ツール位置合せモジュール77による、OSS針32の再構成された形状の曲率プロットの、不規則的なグリッド90の各チャネルのテンプレート曲率に対する相関付けを包含する。フローチャート160の段階S164は、同定されたチャネルのテンプレート曲率に対するOSS針32の基端セグメント32Pの測定を包含する。フローチャート160の段階S166は、ツール位置合せモジュール77による、同定されたチャネルのテンプレート曲率に対するOSS針32の測定された基端セグメント32Pの関数として、座標系21、33及び52の位置合せを包含する。フローチャート160の段階S168は、超音波画像内の再構成されたセグメント形状のアイコン(例えば、図2に示されるようなアイコン78)を表示する目的で、ツール位置合せモジュール77による、画像座標系21内のOSS針32の再構成された形状の位置の記録を包含する。
フローチャート150の例示的な実施形態は、OSS針32の通過を可能にする緩やかな曲率のみを有する不規則的なグリッド90のチャネルの各形状を含む。各チャネル形状は、固有であってもよく、それによりチャネルは、各チャネル形状の曲率を解析することによって同定され、全ての並進パラメータを決定することができる。オプションで、チャネル形状を繰り返してもよく、ユーザは、どのグリッド孔が使用されているかを同定し、それによって並進パラメータXTP及びYTPが分かる。同定されたチャネル形状における不均一性の位置は、深さ並進パラメータZTPの推定値を提供する。チャネル形状の曲率は、ロール回転パラメータZRPの推定値も提供する。光学式形状感知システムの原点は、針のハブ(又はハンドル)にある。こうして、針をグリッド90に、従って超音波画像に位置合わせすることができる。曲率相関についてより具体的には、固有の曲率が、好ましくは、OSS針32の再構成された形状に沿って3つの異なる点で視覚化される。この曲率は、特定のチャネルのテンプレート形状内に配置されたOSS針32の一部を同定するために、テンプレート曲率と一致するパターンを使用して一意に同定される。
針ブラケットの位置合せ
図9A及び図9Bを参照すると、この位置合せは、OSS針32をグリッド50のチャネル51のうちの1つに挿入するのを支持する針ブラケット100を組み込む。一般に、針ブラケット100は、ハブ60及びハブマーカ61を部分的に取り囲むベース101と、針ブラケット100をグリッド50の選択されたチャネル51に隣接してグリッド50に取り付ける一対のレール102R及び102Lとを含む。
図10を参照すると、フローチャート170は、レール102R及び102Lの長さから深さ並進パラメータZTPを推定するとともに、ベース101によってハブ60及びハブマーカ61を部分的に取り囲むベース101のノッチからOSS針32の回転パラメータZRPを推定するための、本発明の針ブラケットベースの針位置合せ方法を表している。
具体的には、単一のOSS針32について、フローチャート150の前の位置合せの前段階は、順次に、(1)針ブラケット100によって支持された、OSS針32の先端チップのグリッド50のチャネル51内への/チャネル51を通した挿入、(2)グリッド座標系52内のチャネル51の既知の位置の記録、及び(3)OSS針32のセグメント/全体の形状の再構成を含む。
位置合せの前段階の完了時に、フローチャート170の段階S172は、レール102R及び102Lの長さに対して深さ並進パラメータZTPを決定するツール位置合せモジュール77を包含する。段階S172の一実施形態では、深さ並進パラメータZTPは、OSS針32の先端チップがグリッド50と面一である場合に、レール102R及び102Lの長さに等しい。段階S172の第2の実施形態では、特にOSS針32の先端チップがグリッドから離間している場合に、レール102R及び102Lに沿ったOSS針32の距離を測定してもよい。
フローチャート170の段階S174は、レール102R及び102Lの長さに等しい深さ並進パラメータZTPの関数として、ツール位置合せモジュール77による、座標系21、33及び52の位置合せを包含する。フローチャート170の段階S176は、超音波画像内の再構成されたセグメント形状のアイコン(例えば、図2に示されるようなアイコン78)を表示する目的で、ツール位置合せモジュール77による、画像座標系21内のOSS針32の再構成された形状の位置の記録を包含する。
フローチャート170の例示的な実装形態は、例えばグリッド50等の既存の商用グリッドに針ブラケット100を後付けすることを含む。針ブラケット100のグリッド50への取付けは、グリッド50又は他の適切な取付け手段に取り付けるために磁気ノッチを使用してもよい。図示されるように、ハブ60及びハブマーカ61は、針ブラケット100にぴったりと嵌り、それによりグリッド50に対してロール回転パラメータZRPを固定する。さらに、針ブラケット100のベース101がグリッド50から既知の深さにあるので、OSS針32は、OSS針32がベース101のノッチに配置されたときに、グリッド50に、従って超音波画像に位置合わせされる。一実施形態では、OSS針32の解剖学的領域内への挿入深さは、OSS針32が解剖学的領域に入る際の温度変化によって決定される。既知の曲率特性は、当該技術分野で知られているように、この実施形態を強化することができる。オプションで、針ブラケット100には、針ブラケット100に沿った(すなわち、グリッドに対して垂直の)針の動きの、ベース101上の位置合せ点(ノッチ)に対する大きさを推定する相対位置エンコーダ(図示せず)が取り付けられている。
光ファイバー位置合せ
図11を参照すると、この位置合せは、光ファイバー110を組み込み、光ファイバーの繋留位置に対するOSS針32をグリッド50に投影する。一般に、光ファイバー110は、グリッド50(例えば、図示されるようにグリッド50の左下隅)、及びハブ60(例えば、図示されるように開いた面)に接続される。より具体的には、光ファイバー110は、光ファイバー110をグリッド座標系に、及びオプションで針座標系に位置合わせする態様で接続することができる(例えば、グリッド座標系及び針座標系の原点での又はその原点近くで接続される)。光ファイバー110の再構成された形状は、光ファイバー110の繋留位置に対するOSS針32の再構成された形状をグリッド40に投影することを容易にし、OSS針32の画像座標系21への位置合わせを容易にする。
具体的には、単一のOSS針32について、フローチャート180(図12参照)の前の位置合せの前段階は、(1)OSS針32の先端チップ(図12に先端セグメント32D及び基端セグメント32Pとして示される)のグリッド50のチャネル51内への/チャネル51を通した挿入、(2)OSS針32の全体の形状の再構成を含む。
位置合せの前段階の完了時に、フローチャート180の段階S182は、光ファイバー110の全体の形状を再構成するツール位置合せモジュール77を包含し、それにより光ファイバー110の繋留位置に対するOSS針32の再構成された形状をグリッド50の選択されたチャネルを通してグリッド50に投影する。フローチャート180の段階S184は、OSS針32の投影され、再構成された形状の関数として、ツール位置合せモジュール77による、座標系21、33及び52の位置合せを包含する。フローチャート180の段階S186は、超音波画像内の再構成されたセグメント形状のアイコン(例えば、図2に示されるようなアイコン78)を表示する目的で、ツール位置合せモジュール77による、画像座標系21内のOSS針32の再構成された形状の位置の記録を包含する。
オプションで、プローブ20には、光ファイバーを備え付けてもよく、プローブ20は、光ファイバー(複数可)の形状の再構成に基づいて、グリッド50に同様に位置合わせしてもよい。位置合せは、グリッド50に対してプローブ20の既知の位置で行うことができる。
位置合せ後
図3を再び参照すると、ツール位置合せモジュール77の特定の実施形態によるフローチャート130が完了すると、位置合わせされたOSS針33は、ツール位置合せモジュール77又は位置合せコントローラ74の追加の追跡モジュールによって追跡される。実際には、位置合わせされたOSS針33の追跡は、当技術分野で知られている様々な追跡方法によって実施することができる。本明細書で既に説明したような針ブラケットの位置合せを伴う一実施形態では、OSS針32の解剖学的領域内への挿入深さは、OSS針32が解剖学的領域内に入る/解剖学的領域内でナビゲートされる際のOSS針32に沿った温度変化によって決定される。より具体的には、図2に示されるように、解剖学的領域に当接するグリッドの配置は、OSS針32が解剖学的領域内に挿入される際のOSS針32の再構成に沿った温度変化の検出に基づいて、針座標系21のグリッド座標系52に対する位置合せを容易にする。
また、実際には、介入処置の間に、必要に応じて又は所望に応じて、OSS針32を再位置合わせしてもよい。
図2〜図12を参照すると、本発明の例示的な実施形態の説明から、当業者は、位置合せされたリアルタイム3D追跡及びグリッドベースの介入処置のための画像化を含むが、これらに限定されるものではない、本発明の介入システム及び方法の多数の利点を認識するだろう。
さらに、当業者であれば、本明細書で提供される教示を考慮して、本開示/本明細書で説明される及び/又は図1〜図12に示される特徴、要素、構成要素が、特に本明細書で説明するコントローラのアプリケーションモジュールとして、電子部品/回路、ハードウェア、実行可能ソフトウェア、及び実行可能なファームウェアの様々な組合せで実装され、単一の要素又は複数の要素で組み合わせられる機能を提供する。例えば、図1〜図12に示され/例示され/図示された様々な特徴、要素、構成要素等の機能は、専用のハードウェアだけでなく、適切なソフトウェアと関連するソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用によって提供することができる。プロセッサによって提供される場合に、機能は、単一の専用プロセッサによって、単一の共有プロセッサによって、又は複数の個別プロセッサによって提供することができ、それらプロセッサのうちのいくつかは、共有及び/又は多重化することができる。さらに、「プロセッサ」という用語の明示的な使用は、ソフトウェアを実行することができるハードウェアを専ら指すものと解釈すべきではなく、暗黙的に、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、メモリ(例えば、ソフトウェアを記憶するための読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、不揮発性記憶装置等)、及びプロセスを実行及び/又は制御することができる(及び/又は構成可能である)(ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、回路、それらの組合せ等を含む)仮想手段及び/又は仮想マシンを含むが、これらに限定されるものではない。
さらに、本発明の原理、態様、及び実施形態、並びにその特定の例を記載する本明細書における全ての記述は、その構造的等価物及び機能的等価物の両方を包含するように意図されている。さらに、そのような等価物は、現在知られている均等物だけでなく、将来開発される等価物(例えば、構造に拘わらず、同じ又は実質的に同様の機能を果たすことができるように開発された任意の要素)の両方を含むことが意図される。従って、例えば、当業者であれば、本明細書に提供される教示に鑑みて、本明細書に提示されるブロック図が、本発明の原理を具体化する例示的なシステム要素及び/又は回路の概念図を表し得ることを理解するだろう。同様に、当業者であれば、本明細書に提供される教示に鑑みて、フローチャート、フロー図等が、コンピュータ可読記憶媒体に実質的に表され、そのようなコンピュータ又はプロセッサが明示的に示されているか否かに拘わらず、コンピュータ、プロセッサ、又は他の装置によって実行される様々なプロセスを表し得ることを理解するだろう。
さらに、本発明の例示的な実施形態は、例えば、コンピュータ又は任意の命令実行システムによって又はそれらに関連して使用するためのプログラムコード及び/又は命令を提供するコンピュータ可用及び/又はコンピュータ可読記憶媒体からアクセス可能なコンピュータプログラム製品又はアプリケーションモジュールの形態を取ることができる。本開示によれば、コンピュータ可用又はコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、命令実行システム、装置、又はデバイスによって又はそれらに関連して使用するためのプログラムを含む、記憶する、通信する、伝搬する、又は転送することができる任意の装置であり得る。そのような例示的な媒体は、例えば、電子媒体、磁気媒体、光媒体、電磁媒体、赤外線又は半導体システム(又は装置又はデバイス)、又は伝搬媒体であり得る。コンピュータ可読媒体の例には、例えば、半導体又は固体メモリ、磁気テープ、リムーバブルコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、フラッシュ(ドライブ)、磁気ディスク、光ディスク等が含まれる。現在の光ディスクの例には、コンパクト・ディスク−読出し専用メモリ(CD-ROM)、コンパクト・ディスク・リード/ライト(CD-R/W)、及びDVDが含まれる。さらに、今後開発される新しいコンピュータ可読媒体は、本発明及び本開示の例示的な実施形態に従って使用又は参照されるコンピュータ可読媒体と見なすべきであることを理解されたい。
OSSツールの位置合せのための新規で特許性を有するシステム及び方法の好ましい及び例示的な実施形態を説明したが(これらの実施形態は例示であって、限定することを意図していない)、当業者であれば、図1〜図12を含む本明細書に提供される教示に照らして、変更及び変形を行うことが可能であることに留意されたい。従って、本明細書に開示された実施形態の範囲内にある本開示の好ましい実施形態及び例示的な実施形態に変更を加えることができることを理解されたい。
さらに、本開示に従った装置を組み込んだ及び/又は実装する、又は装置において使用される/実装され得る対応するシステム及び/又は関連するシステムもまた、企図され、本発明の範囲内にあるとみなされることが企図される。さらに、本開示による装置及び/又はシステムを製造及び/又は使用するための対応する方法及び/又は関連する方法も、企図され、本発明の範囲内にあるとみなされる。

本発明は、概して、三次元(3D)超音波ボリュームに対する針の位置合せを含む超音波誘導介入(例えば、生検処置及び近接照射処置)に関する。具体的には、本発明は、光学式形状感知ツールを3次元超音波ボリュームに位置合わせすることに関する。
一般に、超音波誘導介入(例えば、経会陰生検(transperineal biopsy)、永久放射性シードインプラント等の内部放射線治療、一時的な間質性近接照射療法等)を促進するために介入ツール(複数可)を保持/案内し、必要に応じて並進/回転させるために、ステッパを利用する。
より具体的には、近接照射療法は、患者内の経直腸超音波(TRUS)プローブを保持し、且つ並進/回転させるステッパの使用を含む。ステッパは、患者の体内への針の挿入を案内するために、TRUSプローブに対してグリッドを固定位置に保持するためにも使用される。
例えば、図1Aは、グリッド50を支持するフレーム40と、TRUSプローブ20を保持するキャリッジ41とを有するステッパを含む典型的な近接照射療法のセットアップを示す。近接照射療法の間に、グリッド50は、患者の直腸に対して戦略的に位置付けされ、ステッパの歯車アセンブリ(図示せず)は、TRUSプローブ20を患者の直腸の内外に並進及び/又は回転させるために手動又は自動で操作される。一旦TRUSプローブ20が患者の直腸内に適切に位置付けされると、グリッド50を使用して、1つ又は複数の針30の標的解剖学的構造(例えば、前立腺)への挿入を案内し、患者の体中での放射線源(複数可)の埋め込みを容易にする。
近接照射療法の間に、グリッド50の各チャンネル51が、当技術分野で周知のように、TRUSプローブ20によって生成された3D超音波ボリュームに手術前に位置合わせされる。例えば、図1Aに示されるように、グリッド50の左下隅に設定された原点を有するグリッド50のグリッド座標系52は、TRUSプローブ20のトランスデューサアレイ(図示せず)によって設定された原点を有するTRUSプローブ20の画像座標系21に手術前に位置合わせされる。
近接照射療法の間も、3D超音波ボリューム内の針30、特に針30のチップを追跡する目的で、針30をグリッド50に位置合わせする必要がある。
具体的には、針30の基端部にハブ60が取り付けられ、針30に対して、ハブ60の基端側取付け点に原点を有する針座標系31を確立する。6つの位置合せパラメータの推定値が針座標系31をグリッド座標系52に位置合わせするのを容易にするために必要とされる。6つの位置合せパラメータは、
(1)針30がグリッド50の中央チャネル内に挿入された状態の図1Bに最も良く示されるように、座標系31及び52のX軸同士の間の位置合せ距離を示す幅並進パラメータXTPと、
(2)針30がグリッド50の中央チャネル内に挿入された状態の図1Bに最も良く示されるように、座標系31及び52のY軸同士の間の位置合せ距離を示す高さ並進パラメータYTPと、
(3)図1Aに最も良く示されるように、座標系31及び52のZ軸同士の間の位置合せ距離を示す深さ並進パラメータZTPと、
(4)針座標系31のX軸に対する針30の角度回転を示すピッチ回転パラメータXRP(図示せず)と、
(5)針座標系31のY軸に対する針30の角度回転を示すヨー回転パラメータYRP(図示せず)と、
(6)図1Bに最も良く示されるように、針座標系31のZ軸周りの針30の角回転を示すロール回転パラメータZRPと、を含む。
図1Bを参照すると、当技術分野で知られているように、幅並進パラメータXTP及び高さ並進パラメータYTPの非ゼロ値は、グリッド座標系52に対して針30を案内するように選択されたチャネル51の位置から推定することができる。また、ハブ60が緩んでいる場合に、針30は、グリッド50の表面に対して垂直な、選択されたチャネル51に出入りし、それにより、ピッチ回転パラメータXRP及びヨー回転パラメータYRPについてゼロ値が推定される。しかしながら、深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPの推定は、選択されたチャネル51に基づいて同様に実現可能ではない。
当技術分野で知られているように、座標系21及び52が位置合せされる場合に、針座標系31をグリッド座標系52に位置合わせすることは、針座標系31を画像座標系21に位置合わせすることと等価である。こうして、針座標系31を座標系21及び52に対して位置合わせするのを容易にするために、深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPの推定値を提供する超音波感知技術及び電磁追跡技術が提案されている。このような技術は、3D超音波ボリュームにおける針30のチップを追跡するのに有益であることが判明しているが、本発明は、代替的に、深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPを推定する方法を提供し、それによって処置のために必要に応じて針30のセグメント又は全体の形状を追跡する。
本発明の代替的な方法は、光学式形状感知(OSS)ツールを超音波誘導介入(例えば、OSS針、カテーテル、及びガイドワイヤ)に組み込むことを前提としており、これにより、ツールのセグメント又は全体の追跡だけでなく深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPを推定するための基準として、グリッドに対するOSSツールのセグメント又は全体の形状のリアルタイム再構成が容易になり(例えば、OSSツールがグリッドのチャネル内に挿入/チャネルを通して挿入される)、それにより、画像座標系、グリッド座標系、及び針座標系を位置合わせする。
本発明の目的のために、「光学式形状感知(OSS)ツール」という用語は、本発明の前後に当該技術分野で知られている介入処置の管状本体の構造設計(例えば、針、カテーテル、及びガイドワイヤ)を広く包含し、これにより、光センサが管状本体内に埋め込まれる/管状本体に固定される。そのような光センサの例には、近接照射療法用針/生検針、カテーテル、又はガイドワイヤ内に埋め込まれた/ガイドワイヤに固定された光ファイバーのファイバーブラッグ格子が含まれるが、これに限定されるものではない。
本発明の第1の形態は、OSSツール(例えば、埋め込まれた光ファイバーを有する近接照射療法用針)、及びグリッド座標系に対して、OSSツールの解剖学的領域(例えば、頭蓋、胸部、乳房、腹部、陰部、恥骨等)内への挿入を案内する(例えば、手動誘導又はロボット誘導する)グリッドを使用する介入システムである。介入システムは、さらに、光学式形状感知ツール(32)上の点に原点を有する針座標系に対してOSSツールのセグメント又は全体の形状を再構成し、且つグリッドに対するOSSツールのセグメント又は全体の再構成された形状に基づいて(すなわち、グリッド内に/グリッドを通して挿入されたOSSツールのセグメント/全体の形状の再構成がグリッド/針座標系の位置合せの基準となる)、針座標系をグリッド座標系に位置合わせするための位置合せコントローラを使用する。
本発明の目的のために、用語「位置合せコントローラ」は、本明細書の以降に記載される本発明の様々な発明原理の適用を制御するためのコンピュータ又は他の命令実行装置/システム内に収容されるか又はそれにリンクされた特定用途向けメイン基板又は特定用途向け集積回路の全ての構造的構成を広く包含する。位置合せコントローラの構造的構成は、プロセッサ(複数可)、コンピュータ可用/コンピュータ可読記憶媒体(複数可)、オペレーティングシステム、周辺装置コントローラ(複数可)、スロット(複数可)及びポート(複数可)を含むことができるが、これらに限定されるものではない。コンピュータの例には、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、ワークステーション、及びタブレットが含まれるが、これらに限定されるものではない。
本発明の第2の形態は、光学式形状感知ツール(32)上の点に原点を有する針座標系に対してOSSツールのセグメント又は全体の形状を再構成するための形状再構成モジュールと、グリッドに対するOSSツールのセグメント又は全体の再構成された形状に基づいて(すなわち、グリッド内に/グリッドを通して挿入されたOSSツールのセグメント/全体の形状の再構成が、グリッド/針座標系の位置合せの基準となる)、針座標系をグリッド座標系に位置合わせするツール位置合せモジュールとを含む再構成コントローラである。
本発明の目的のために、用語「モジュール」は、電子回路又は実行可能プログラム(例えば、実行可能なソフトウェア及び/又はファームウェア)から構成される位置合せコントローラのアプリケーション要素を広く包含する。
本発明の第3の形態は、グリッド座標系に対してOSSツールをグリッドに挿入する(例えば、手動又はロボット挿入する)ことを含む介入方法であり、再構成コントローラは、光学式形状感知ツール(32)上の点に原点を有する針座標系に対するOSSツールのセグメント又は全体の形状を再構成し、再構成コントローラは、グリッドに対するOSS針のセグメント又は全体の再構築された形状に基づいて、針座標系をグリッド座標系に位置合わせする。
本発明の前述した形態及び他の形態、並びに本発明の様々な特徴及び利点は、本発明の様々な実施形態の以下の詳細な説明を添付の図面と併せて読むことによりさらに明らかになるだろう。詳細な説明及び図面は、本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の単なる例示であり、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその均等物によって規定される。
当技術分野で知られているような超音波プローブ、近接照射療法用針、ステッパ、及びグリッドから構成される例示的な近接照射療法のセットアップを示す。 当技術分野で知られているような超音波プローブ、近接照射療法用針、ステッパ、及びグリッドから構成される例示的な近接照射療法のセットアップを示す。 本発明による介入システムの例示的な実施形態を示す。 本発明による介入方法の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。 本発明による針位置合せ方法の第1の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。 本発明による超音波プローブ、光学式形状感知針、シードアプリケータ、ステッパ、及びグリッドから構成される近接照射療法のセットアップの例示的な実施形態を示す。 本発明による針位置合せ方法の第2の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。 本発明による超音波プローブ、光学式形状感知針、ステッパ、及び不規則なグリッドから構成される近接照射療法のセットアップの例示的な実施形態を示す。 本発明による針位置合せ方法の第3の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。 本発明による超音波プローブ、光学式形状感知針、針ブラケット、ステッパ、及びグリッドから構成される近接照射療法のセットアップの例示的な実施形態の側面図を示す。 本発明による超音波プローブ、光学式形状感知針、針ブラケット、ステッパ、及びグリッドから構成される近接照射療法のセットアップの例示的な実施形態の正面図を示す。 本発明による針位置合せ方法の第4の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。 本発明による超音波プローブ、光学式形状感知針、光ファイバー、ステッパ、及びグリッドから構成される近接照射療法のセットアップの例示的な実施形態を示す。 本発明による針位置合せ方法の第5の例示的な実施形態を表すフローチャートを示す。
本発明の理解を容易にするために、本発明の例示的な実施形態が本明細書に提供され、それら実施形態は、標準的な針(例えば、図1の針30)を光学式形状感知(OSS)システムに置き換えるとともに、OSS針32をグリッド(例えば、図2のグリッド50)及び超音波プローブ(例えば、図2のTURSプローブ)に位置合わせするための位置合せコントローラ74を提供するグリッドベース介入システムを対象とする。図2〜図12に示されるような例示的な実施形態の説明から、当業者であれば、1つ又は複数のタイプのOSSツール(例えば、針、カテーテル、ガイドワイヤ)及び1つ又は複数のタイプの超音波プローブ(例えば、TRUSプローブ)を含むグリッドベースの介入処置(例えば、近接照射療法及び生検処置)内で本発明をどの様に実施及び使用するかを理解するだろう。
本発明の目的のために、当技術分野の「グリッド」、「ハブ」、「光ファイバー」、「シードアプリケータ(seed applicator)」、「撮像」、「再構成」、「位置合せ」、及び「座標系」を含むが、これらに限定されない、用語は、本発明の技術分野において知られているものと解釈すべきである。
図2を参照すると、OSS針32が、グリッド50のチャネル51内に挿入された状態で示されている。実際には、OSS針32のセグメント/全体の形状を再構成するのに適した任意の配置で、光センサ(図示せず)をOSS針32内に埋め込む/OSS針上に付着させてもよい。一実施形態では、各々がファイバーブラッグ格子を有する1つ又は複数の光ファイバーが、近接照射療法用針/生検針内に埋め込まれるか、又は付着される。
また、位置合せの目的で、OSS針32の先端チップをチャネル51内に配置してもよく(図示せず)、又はOSS針32の先端チップを図2に示されるようにチャネル51を通して延してもよい。これにより、OSS針32の先端セグメント32Dを解剖学的領域(例えば、前立腺)内に挿入することができ、及びOSS針32の先端セグメント32D及び基端セグメント32Pのいずれか又は両方が、深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPを推定するための基準として機能する。
針30(図1)と同様に、ハブ60が、OSS針32の基端部に取り付けられ、図2に示されるように、基端取付け点に原点を有する針座標系33を確立する。あるいはまた、針座標系の原点は、例えば、OSS針32の先端チップ等の、本発明のOSS針に沿った他の点に設定してもよい。
オプションで、ハブマーカ61をハブ60に取り付けることにより、本明細書でこれ以降に説明するように、位置合せの目的のために、OSS針32を既知の向きでチャネル51内に/チャネル51を通して挿入するのを容易にすることができる。
位置合せマシン70は、当技術分野で知られているように、モニタ71、インターフェイス・プラットフォーム72、及びワークステーション73を使用する。
明確にするために図示されていないが、当業者は、超音波データ及び光学データをそれぞれ処理する目的で、TRUSプローブ20及びOSS針32をワークステーション73にどの様に結合するかを理解するだろう。
ワークステーション73には、その内部に位置合せコントローラ74が設置されている。
位置合せコントローラ74は、ワークステーションのオペレータ(例えば、医者、技能者等)によってインターフェイス・プラットフォーム72のキーボード、ボタン、ダイヤル、ジョイスティック等を介して指示されるような、モニタ71上の様々なグラフィカルユーザインターフェイス、データ、及び画像を制御するための、及びインターフェイス・プラットフォーム72のワークステーションのオペレータによってプログラムされ及び/又は指示されたデータを記憶/読み出すための、当技術分野で知られているオペレーティングシステム(図示せず)を含む及び/又はこのオペレーティングシステムによってアクセス可能である。
位置合せの目的で、位置合せコントローラ74は、超音波撮像モジュール75、形状再構成モジュール76、及びツール位置合せモジュール77を含むアプリケーションモジュールをさらに実行する。
超音波撮像モジュール75は、位置合せコントローラ74内に構造的に構成され、当技術分野で知られているように、TRUSプローブ20によって提供される超音波データから画像座標系21に関する超音波画像を生成する。実際には、超音波データ/画像は、位置合せ目的に適した任意の形態(フォーム)を有してもよい。一実施形態では、超音波画像は、2次元(2D)平行スライスの再構成によって又は3Dプローブの使用によって生成される3D超音波ボリュームである。
形状再構成モジュール76は、位置合せコントローラ74内に構造的に構成され、当技術分野で知られているように、OSS針32によって提供される光学データから針座標系33に関するOSS針32のセグメント/全体の形状を再構成する。
ツール位置合せモジュール77は、位置合せコントローラ74内に構造的に構成され、本明細書でこれ以降に説明するように本発明に従って、針座標系33を、手術前/手術中に位置合わせされたプローブ座標系21及びグリッド座標系52に位置合わせする。実際には、位置合せコントローラ74は、当技術分野で知られているように、プローブ座標系21及びグリッド座標系52を手術前/手術中に位置合わせするための追加のモジュールを含んでもよい。
動作中に、位置合せコントローラ74は、ツール位置合せモジュール77の特定の実施形態に従って、位置合せマシン70のオペレータによって指示される位置合せプロセスを制御する。この目的のために、図3は、ツール位置合せモジュール77の任意の実施形態について位置合せコントローラ74によって通常制御されるような、本発明の介入方法を表すフローチャート130を示す。
図3を参照すると、フローチャート130の位置合せの前段階S132は、幅並進パラメータXTP及び高さ並進パラメータYTPの推定値を含む。実際には、この推定値は、位置合せ目的に適した任意の方法によって計算される。一実施形態では、幅並進パラメータXTP及び高さ並進パラメータYTPは、グリッド座標系52内の選択されたチャネル51の既知の位置に基づいて手動で推定することができる。第2の実施形態では、幅並進パラメータXTP及び高さ並進パラメータYTPは、グリッド50内の又はグリッド50の近くの(OSS針32の特定のチャネル51内への/を通る通過を検出する)センサ(図示せず)の使用に基づいて自動的に推定することができる。あるいはまた、幅並進パラメータXTP及び高さ並進パラメータYTPは、本明細書でこれ以降に説明するように、フローチャート130の位置合せ段階134中に推定してもよい。
実際には、ツール位置合せモジュール77によって、2つ以上のOSS針32を順次に又は同時に位置合わせすることができる。このように、フローチャート130の位置合せの前段階S132は、1つ又は複数のOSS針32のセグメント/全体の形状の再構成をさらに包含する。
フローチャート130の位置合せの前段階S132は、ツール位置合せモジュール77の実施形態に依存して、1つ又は複数の超音波画像の取得をオプションで包含する。実際には、各超音波画像は、1つ又は複数のOSS針32のセグメント/全体の形状の再構成に関連付けられる。
段階S132の完了時に又は段階S132の間に、フローチャート130の位置合せ段階S134は、ツール位置合せモジュール77による深さ並進パラメータZTPの直接的又は間接的な推定、及び/又はツール位置合せモジュール77によるロール回転パラメータZRPの直接的又は間接的な推定を必要に応じて包含する。位置合せ段階S134の理解を容易にするために、ここでは、ツール位置合せモジュール77の様々な実施形態を、図4〜図12に示されるように本明細書で説明する。
画像ベースの位置合せ
図4を参照すると、フローチャート140は、超音波画像内の1つ又は複数のOSS針32の再構成されたセグメント形状の検出からOSS針32の深さ並進パラメータZTP及びロール回転パラメータZRPを推定するための、本発明の画像ベースの針位置合せ方法を表す。
具体的には、単一のOSS針32について、フローチャート140の前の位置合せの前段階S132(図3参照)は、順次に、(1)OSS針32の先端チップのグリッド50のチャネル51内への/チャネル51を通して解剖学的領域内への現実の又は仮想の挿入、(2)グリッド座標系52内のチャネル51の既知の位置の記録、(3)OSS針32の全体形状の再構成、及び(4)解剖学的領域内でのOSS針32のセグメントの超音波画像の取得を含む。
位置合せの前段階S132が完了すると、フローチャート140の段階S142は、ツール位置合せモジュール77による、超音波画像内のOSS針32の再構成されたセグメントの検出を包含する。フローチャート140の段階S144は、超音波画像内で検出された、OSS針32の再構成されたセグメントの関数として、ツール位置合せモジュール77による、座標系21、33及び52の位置合せを包含し、フローチャート140の段階S146は、超音波画像内の再構成されたセグメント形状のアイコン(例えば、図2に示されるアイコン78)を表示する目的で、ツール位置合せモジュール77による、画像座標系21内のOSS針32の再構成された形状の位置の記録を包含する。
フローチャート140の例示的な実装形態は、超音波画像内の針状構造を同定してセグメント化するための既知の技術を実行するツール位置合せモジュール77を含む。この目的のために、グリッド座標系52内のチャネル51の既知の位置を使用して、超音波画像の処理される領域を限定してもよい。一実施形態では、OSS針32の同定された針セグメント(複数可)の一致する曲率(curvature)又は形状、及び再構成された全体形状を使用して、超音波画像内の再構成されたセグメント形状を検出することができる。第2の実施形態では、位置合せパラメータは、超音波画像において同定され、セグメント化された構造(複数可)と再構成されたセグメント形状との間の重なりを最大化するように最適化してもよい。また、2つの実施形態を組み合わせてもよい。
位置合せの前段階S132及びフローチャート140が、各OSS針32について繰り返される。フローチャート140の終了時に、超音波画像を用いたOSS針32のセグメントの追跡は、永久的なLDRシード埋込み、HDR近接照射療法(一時的な放射性源挿入)、経会陰生検、焼灼、及び凍結療法を含むが、これに限定されるものではない、適用可能な介入処置の実行を容易にする。例えば、永久LDRシード埋込みでは、解剖学的領域内の各シード位置は、超音波座標系21内のOSS針(複数可)32の記録された形状位置から計画することができる。
シードアプリケータ(Seed Applicator)位置合せ
図5を参照すると、この位置合せは、当技術分野で知られているように、シード(図示せず)を解剖学的領域(図示せず)に送達するためのシードアプリケータ80(例えば、近接照射療法用シードを前立腺に送達させるMick(登録商標)アプリケータ)を組み込む。一般に、当技術分野と同様に、本発明のOSS針32に適用される際に、各OSS針は、超音波誘導の下でグリッド50のチャネル51を通して挿入され、それによって先端セグメント32Dが解剖学的領域内に延びる。シードの送達を容易にするために、シードアプリケータ80がその後ハブ60に取り付けられ、ガイドリング81がOSS針32の基端セグメント32P上でグリッド50に延ばされる。この位置合せの実施形態では、針32の先端チップに設定された針座標系の原点は、好ましくは、各シード落下位置の原点と一致させる。
図6を参照すると、フローチャート150は、シードアプリケータ80がグリッド50に隣接してガイドリング81に取り付けられた際に、ハブ60からの距離の測定値により深さ並進パラメータZTPを推定するとともに、シードアプリケータ80に対するハブ61の位置付け(例えば、ハブ60が下を向いている)からOSS針32の回転パラメータZRPを推定するための、本発明のシードアプリケータベースの針位置合せ方法を表す。
具体的には、単一のOSS針32について、フローチャート150の前の位置合せの前段階S132(図3参照)は、順次に、(1)OSS針32の先端チップをグリッド50のチャネル51内に/チャネル51を通して挿入することによって、先端セグメント32Dが解剖学的領域内に現実に又は仮想的に延びること、(2)グリッド座標系52内のチャネル51の既知の位置を記録することを含む。単一のOSS針32によって送達される各シードについて、位置合せの前段階S132は、OSS針32のセグメント/全体の形状の再構成を含む。
位置合せの前段階S132(図3参照)の完了時に、フローチャート150の段階S152は、シードアプリケータ80がグリッド50に隣接してガイドリング81に取り付けられた際に、ハブ60からの距離の測定を包含する。フローチャート150の段階S154は、シードアプリケータ80がグリッド50に隣接してガイドリング81に取り付けられた際に、ハブ60から測定された距離の関数として、ツール位置合せモジュール77による座標系21、33及び52の位置合せを包含し、フローチャート150の段階S156は、超音波画像内に再構成されたセグメント形状のアイコン(例えば、図2に示されるようなアイコン78)を表示する目的で、ツール位置合せモジュール77による画像座標系21内のOSS針32の再構成形状の位置の記録を包含する。
フローチャート150の例示的な実装形態では、(1)近接照射療法用シードをOSS針32内に1つずつ装填し、(2)OSS針32からシードを押し出し、及び(3)OSS針を所定の距離だけ後退させるために使用されるシードアプリケータ80を含む。シードが解剖学的領域に落下されると、シード落下の各位置がツール位置合せモジュール77によって記録され、治療計画を更新するために使用される。より具体的には、最初に、OSS針32が、ハブマーカ61が下に向いた状態で所望の深さに挿入される。シードアプリケータ80はハブ60を把持し、ガイドリング81はグリッド50に前進する。この時点で、グリッドの孔位置、ハブマーカの向き(下向き)、及びハブ60からグリッド50までの距離を処理して、OSS針32をグリッド50に、従って超音波ボリュームに位置合わせする。シードをOSS針32内に装填するために、シードアプリケータ80のオブチュレータ(obturator)(図示せず)を後退させる。次に、オブチュレータが押されてシードを解剖学的領域内に落下させる。オブチュレータがその端部まで到達すると、グリッド50までのハブの距離を用いて、針チップ及びシード落下の位置を特定することができる。この距離は、シードアプリケータ80にセンサを装備することによって、手動又は自動で測定される。このプロセスは、全てのシードが配置されるまで繰り返される。従って、OSS針32内の全てのシードの位置が推定され、必要に応じて計画更新に使用される。
不規則なグリッドの位置合せ
図7を参照すると、この位置合せは、規則的なグリッド50(図1参照)とは対照的に、不規則なグリッド90を組み込む。より具体的には、本発明の目的のために、「不規則なグリッド」という用語は、2つ以上のチャネルの間で所定の不均一な形状を有するグリッドを広く包含し、不完全な場合に、全てのチャンネルの間で実質的に均一な形状を有する(これは位置合せ目的のためにチャネルを区別するのを妨げる)のとは対照的に、位置合せ目的のためのチャネルの区別をする。例えば、不規則なグリッド90は、図示されるようにチャネル91〜95間で不均一な形状を有しており、それにより位置合せの目的でチャネル91〜95を区別する。この例では、チャネルのS字曲線の共通の上向き点は91〜95であり、これら点91〜95は、下の行に行くにつれて基端方向にオフセットされる。
実際には、1つ又は複数のグリッドチャネルの形状は、本明細書でこれ以降に説明するように、固有の形状(複数可)に基づいてグリッド座標系内でのそれらグリッドチャネル(複数可)の決定を容易にするために一意であってもよい。
また実際には、本発明の不規則なグリッドは、標準的な製造方法に従って製造してもよく、又は1つ又は複数のグリッドチャネルを固有の形状内に延ばす標準的なグリッド上のアタッチメント(例えば、図1に示されるグリッド50の前面又は背面へのアタッチメント)として製造してもよい。
図8を参照すると、フローチャート160は、不規則なグリッド90の各チャネル(チャネル91〜95のみが示されている)の独特の形状からOSS針32の深さ並進パラメータZTP及び回転パラメータZRPを推定するための、本発明の不規則なグリッドベースの針位置合せ方法を表している。
具体的には、単一のOSS針32について、フローチャート160の前の位置合せの前段階S132(図3参照)は、順次に、(1)OSS針32の先端チップの不規則なグリッド90内への/グリッド90を通した挿入、及び(2)OSS針32のセグメント/全体の形状の再構成を含む。
位置合せの前段階S132の完了時に、フローチャート160の段階S162は、適切なチャネルの同定のために、ツール位置合せモジュール77による、OSS針32の再構成された形状の曲率プロットの、不規則的なグリッド90の各チャネルのテンプレート曲率に対する相関付けを包含する。フローチャート160の段階S164は、同定されたチャネルのテンプレート曲率に対するOSS針32の基端セグメント32Pの測定を包含する。フローチャート160の段階S166は、ツール位置合せモジュール77による、同定されたチャネルのテンプレート曲率に対するOSS針32の測定された基端セグメント32Pの関数として、座標系21、33及び52の位置合せを包含する。フローチャート160の段階S168は、超音波画像内の再構成されたセグメント形状のアイコン(例えば、図2に示されるようなアイコン78)を表示する目的で、ツール位置合せモジュール77による、画像座標系21内のOSS針32の再構成された形状の位置の記録を包含する。
フローチャート150の例示的な実施形態は、OSS針32の通過を可能にする緩やかな曲率のみを有する不規則的なグリッド90のチャネルの各形状を含む。各チャネル形状は、固有であってもよく、それによりチャネルは、各チャネル形状の曲率を解析することによって同定され、全ての並進パラメータを決定することができる。オプションで、チャネル形状を繰り返してもよく、ユーザは、どのグリッド孔が使用されているかを同定し、それによって並進パラメータXTP及びYTPが分かる。同定されたチャネル形状における不均一性の位置は、深さ並進パラメータZTPの推定値を提供する。チャネル形状の曲率は、ロール回転パラメータZRPの推定値も提供する。光学式形状感知システムの原点は、針のハブ(又はハンドル)にある。こうして、針をグリッド90に、従って超音波画像に位置合わせすることができる。曲率相関についてより具体的には、固有の曲率が、好ましくは、OSS針32の再構成された形状に沿って3つの異なる点で視覚化される。この曲率は、特定のチャネルのテンプレート形状内に配置されたOSS針32の一部を同定するために、テンプレート曲率と一致するパターンを使用して一意に同定される。
針ブラケットの位置合せ
図9A及び図9Bを参照すると、この位置合せは、OSS針32をグリッド50のチャネル51のうちの1つに挿入するのを支持する針ブラケット100を組み込む。一般に、針ブラケット100は、ハブ60及びハブマーカ61を部分的に取り囲むベース101と、針ブラケット100をグリッド50の選択されたチャネル51に隣接してグリッド50に取り付ける一対のレール102R及び102Lとを含む。
図10を参照すると、フローチャート170は、レール102R及び102Lの長さから深さ並進パラメータZTPを推定するとともに、ベース101によってハブ60及びハブマーカ61を部分的に取り囲むベース101のノッチからOSS針32の回転パラメータZRPを推定するための、本発明の針ブラケットベースの針位置合せ方法を表している。
具体的には、単一のOSS針32について、フローチャート150の前の位置合せの前段階S132(図3参照)は、順次に、(1)針ブラケット100によって支持された、OSS針32の先端チップのグリッド50のチャネル51内への/チャネル51を通した挿入、(2)グリッド座標系52内のチャネル51の既知の位置の記録、及び(3)OSS針32のセグメント/全体の形状の再構成を含む。
位置合せの前段階S132の完了時に、フローチャート170の段階S172は、レール102R及び102Lの長さに対して深さ並進パラメータZTPを決定するツール位置合せモジュール77を包含する。段階S172の一実施形態では、深さ並進パラメータZTPは、OSS針32の先端チップがグリッド50と面一である場合に、レール102R及び102Lの長さに等しい。段階S172の第2の実施形態では、特にOSS針32の先端チップがグリッドから離間している場合に、レール102R及び102Lに沿ったOSS針32の距離を測定してもよい。
フローチャート170の段階S174は、レール102R及び102Lの長さに等しい深さ並進パラメータZTPの関数として、ツール位置合せモジュール77による、座標系21、33及び52の位置合せを包含する。フローチャート170の段階S176は、超音波画像内の再構成されたセグメント形状のアイコン(例えば、図2に示されるようなアイコン78)を表示する目的で、ツール位置合せモジュール77による、画像座標系21内のOSS針32の再構成された形状の位置の記録を包含する。
フローチャート170の例示的な実装形態は、例えばグリッド50等の既存の商用グリッドに針ブラケット100を後付けすることを含む。針ブラケット100のグリッド50への取付けは、グリッド50又は他の適切な取付け手段に取り付けるために磁気ノッチを使用してもよい。図示されるように、ハブ60及びハブマーカ61は、針ブラケット100にぴったりと嵌り、それによりグリッド50に対してロール回転パラメータZRPを固定する。さらに、針ブラケット100のベース101がグリッド50から既知の深さにあるので、OSS針32は、OSS針32がベース101のノッチに配置されたときに、グリッド50に、従って超音波画像に位置合わせされる。一実施形態では、OSS針32の解剖学的領域内への挿入深さは、OSS針32が解剖学的領域に入る際の温度変化によって決定される。既知の曲率特性は、当該技術分野で知られているように、この実施形態を強化することができる。オプションで、針ブラケット100には、針ブラケット100に沿った(すなわち、グリッドに対して垂直の)針の動きの、ベース101上の位置合せ点(ノッチ)に対する大きさを推定する相対位置エンコーダ(図示せず)が取り付けられている。
光ファイバー位置合せ
図11を参照すると、この位置合せは、光ファイバー110を組み込み、光ファイバーの繋留位置に対するOSS針32をグリッド50に投影する。一般に、光ファイバー110は、グリッド50(例えば、図示されるようにグリッド50の左下隅)、及びハブ60(例えば、図示されるように開いた面)に接続される。より具体的には、光ファイバー110は、光ファイバー110をグリッド座標系に、及びオプションで針座標系に位置合わせする態様で接続することができる(例えば、グリッド座標系及び針座標系の原点での又はその原点近くで接続される)。光ファイバー110の再構成された形状は、光ファイバー110の繋留位置に対するOSS針32の再構成された形状をグリッド40に投影することを容易にし、OSS針32の画像座標系21への位置合わせを容易にする。
具体的には、単一のOSS針32について、フローチャート180(図12参照)の前の位置合せの前段階S132(図3参照)は、(1)OSS針32の先端チップ(図11に先端セグメント32D及び基端セグメント32Pとして示される)のグリッド50のチャネル51内への/チャネル51を通した挿入、(2)OSS針32の全体の形状の再構成を含む。
位置合せの前段階S132の完了時に、フローチャート180の段階S182は、光ファイバー110の全体の形状を再構成するツール位置合せモジュール77を包含し、それにより光ファイバー110の繋留位置に対するOSS針32の再構成された形状をグリッド50の選択されたチャネルを通してグリッド50に投影する。フローチャート180の段階S184は、OSS針32の投影され、再構成された形状の関数として、ツール位置合せモジュール77による、座標系21、33及び52の位置合せを包含する。フローチャート180の段階S186は、超音波画像内の再構成されたセグメント形状のアイコン(例えば、図2に示されるようなアイコン78)を表示する目的で、ツール位置合せモジュール77による、画像座標系21内のOSS針32の再構成された形状の位置の記録を包含する。
オプションで、プローブ20には、光ファイバーを備え付けてもよく、プローブ20は、光ファイバー(複数可)の形状の再構成に基づいて、グリッド50に同様に位置合わせしてもよい。位置合せは、グリッド50に対してプローブ20の既知の位置で行うことができる。
位置合せ後
図3を再び参照すると、ツール位置合せモジュール77の特定の実施形態によるフローチャート130が完了すると、位置合わせされたOSS針33は、ツール位置合せモジュール77又は位置合せコントローラ74の追加の追跡モジュールによって追跡される。実際には、位置合わせされたOSS針33の追跡は、当技術分野で知られている様々な追跡方法によって実施することができる。本明細書で既に説明したような針ブラケットの位置合せを伴う一実施形態では、OSS針32の解剖学的領域内への挿入深さは、OSS針32が解剖学的領域内に入る/解剖学的領域内でナビゲートされる際のOSS針32に沿った温度変化によって決定される。より具体的には、図2に示されるように、解剖学的領域に当接するグリッドの配置は、OSS針32が解剖学的領域内に挿入される際のOSS針32の再構成に沿った温度変化の検出に基づいて、針座標系21のグリッド座標系52に対する位置合せを容易にする。
また、実際には、介入処置の間に、必要に応じて又は所望に応じて、OSS針32を再位置合わせしてもよい。
図2〜図12を参照すると、本発明の例示的な実施形態の説明から、当業者は、位置合せされたリアルタイム3D追跡及びグリッドベースの介入処置のための画像化を含むが、これらに限定されるものではない、本発明の介入システム及び方法の多数の利点を認識するだろう。
さらに、当業者であれば、本明細書で提供される教示を考慮して、本開示/本明細書で説明される及び/又は図1〜図12に示される特徴、要素、構成要素が、特に本明細書で説明するコントローラのアプリケーションモジュールとして、電子部品/回路、ハードウェア、実行可能ソフトウェア、及び実行可能なファームウェアの様々な組合せで実装され、単一の要素又は複数の要素で組み合わせられる機能を提供する。例えば、図1〜図12に示され/例示され/図示された様々な特徴、要素、構成要素等の機能は、専用のハードウェアだけでなく、適切なソフトウェアと関連するソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用によって提供することができる。プロセッサによって提供される場合に、機能は、単一の専用プロセッサによって、単一の共有プロセッサによって、又は複数の個別プロセッサによって提供することができ、それらプロセッサのうちのいくつかは、共有及び/又は多重化することができる。さらに、「プロセッサ」という用語の明示的な使用は、ソフトウェアを実行することができるハードウェアを専ら指すものと解釈すべきではなく、暗黙的に、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、メモリ(例えば、ソフトウェアを記憶するための読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、不揮発性記憶装置等)、及びプロセスを実行及び/又は制御することができる(及び/又は構成可能である)(ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、回路、それらの組合せ等を含む)仮想手段及び/又は仮想マシンを含むが、これらに限定されるものではない。
さらに、本発明の原理、態様、及び実施形態、並びにその特定の例を記載する本明細書における全ての記述は、その構造的等価物及び機能的等価物の両方を包含するように意図されている。さらに、そのような等価物は、現在知られている均等物だけでなく、将来開発される等価物(例えば、構造に拘わらず、同じ又は実質的に同様の機能を果たすことができるように開発された任意の要素)の両方を含むことが意図される。従って、例えば、当業者であれば、本明細書に提供される教示に鑑みて、本明細書に提示されるブロック図が、本発明の原理を具体化する例示的なシステム要素及び/又は回路の概念図を表し得ることを理解するだろう。同様に、当業者であれば、本明細書に提供される教示に鑑みて、フローチャート、フロー図等が、コンピュータ可読記憶媒体に実質的に表され、そのようなコンピュータ又はプロセッサが明示的に示されているか否かに拘わらず、コンピュータ、プロセッサ、又は他の装置によって実行される様々なプロセスを表し得ることを理解するだろう。
さらに、本発明の例示的な実施形態は、例えば、コンピュータ又は任意の命令実行システムによって又はそれらに関連して使用するためのプログラムコード及び/又は命令を提供するコンピュータ可用及び/又はコンピュータ可読記憶媒体からアクセス可能なコンピュータプログラム製品又はアプリケーションモジュールの形態を取ることができる。本開示によれば、コンピュータ可用又はコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、命令実行システム、装置、又はデバイスによって又はそれらに関連して使用するためのプログラムを含む、記憶する、通信する、伝搬する、又は転送することができる任意の装置であり得る。そのような例示的な媒体は、例えば、電子媒体、磁気媒体、光媒体、電磁媒体、赤外線又は半導体システム(又は装置又はデバイス)、又は伝搬媒体であり得る。コンピュータ可読媒体の例には、例えば、半導体又は固体メモリ、磁気テープ、リムーバブルコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、フラッシュ(ドライブ)、磁気ディスク、光ディスク等が含まれる。現在の光ディスクの例には、コンパクト・ディスク−読出し専用メモリ(CD-ROM)、コンパクト・ディスク・リード/ライト(CD-R/W)、及びDVDが含まれる。さらに、今後開発される新しいコンピュータ可読媒体は、本発明及び本開示の例示的な実施形態に従って使用又は参照されるコンピュータ可読媒体と見なすべきであることを理解されたい。
OSSツールの位置合せのための新規で特許性を有するシステム及び方法の好ましい及び例示的な実施形態を説明したが(これらの実施形態は例示であって、限定することを意図していない)、当業者であれば、図1〜図12を含む本明細書に提供される教示に照らして、変更及び変形を行うことが可能であることに留意されたい。従って、本明細書に開示された実施形態の範囲内にある本開示の好ましい実施形態及び例示的な実施形態に変更を加えることができることを理解されたい。
さらに、本開示に従った装置を組み込んだ及び/又は実装する、又は装置において使用される/実装され得る対応するシステム及び/又は関連するシステムもまた、企図され、本発明の範囲内にあるとみなされることが企図される。さらに、本開示による装置及び/又はシステムを製造及び/又は使用するための対応する方法及び/又は関連する方法も、企図され、本発明の範囲内にあるとみなされる。

Claims (20)

  1. 介入システムであって、当該介入システムは、
    光学式形状感知ツールと、
    該光学式形状感知ツールの解剖学的領域内への挿入をグリッド座標系に対して案内するように動作可能なグリッドと、
    位置合せコントローラと、を有しており、
    該位置合せコントローラは、前記光学式形状感知ツールと通信して、前記光学式形状感知ツールの少なくともセグメントの形状を針座標系に対して再構成するように動作可能であり、
    前記位置合せコントローラは、前記グリッドに対する前記光学式形状感知ツールの少なくとも前記セグメントの再構成された形状に基づいて、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、
    介入システム。
  2. 超音波プローブをさらに有しており、
    前記位置合せコントローラは、前記超音波プローブと通信して、前記グリッド座標系に位置合わせされた画像座標系に対する前記解剖学的領域の超音波画像を生成するようにさらに動作可能であり、
    前記位置合せコントローラは、前記超音波画像内の前記光学式形状感知ツールの再構成されたセグメント形状の検出の関数として、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、請求項1に記載の介入システム。
  3. 前記位置合せコントローラは、前記超音波画像上に重ねて表示するための、前記光学式形状感知ツールの前記再構成されたセグメント形状のアイコンを生成するようにさらに動作可能である、請求項2に記載の介入システム。
  4. 前記超音波プローブに接続された光ファイバーをさらに有しており、
    前記位置合せコントローラは、前記光ファイバーと通信して、前記画像座標系の原点に対する前記グリッド上の繋留位置を示す、前記光ファイバーの再構成された形状の関数として、前記画像座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、請求項2に記載の介入システム。
  5. 前記グリッドと前記針座標系の原点との間の距離を測定するために前記光学式形状感知ツールに取り付けられたシードアプリケータ(seed applicator)をさらに有しており、
    前記位置合せコントローラは、前記シードアプリケータを介した前記グリッドと前記針座標系の原点との間の前記距離の測定値の関数として、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、請求項1に記載の介入システム。
  6. 前記グリッドは、前記グリッド座標系に対する前記光学式形状感知ツールの前記解剖学的領域への挿入のための、不均一な形状の少なくとも1つの不規則なチャネルを含み、
    前記位置合せコントローラは、不均一な形状を有する前記グリッドの各不規則チャネルについて前記光学式形状感知ツールの再構成されたセグメントのテンプレート曲率に対する相関の関数として、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、請求項1に記載の介入システム。
  7. 前記グリッドと前記針座標系の原点との間の距離を測定するために前記光学式形状感知ツールを支持する針ブラケットをさらに有しており、
    前記位置合せコントローラは、前記針ブラケットを介した前記グリッドと前記針座標系の原点との間の距離の測定値の関数として、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、請求項1に記載の介入システム。
  8. 前記グリッド及び前記光学式形状感知ツールに接続される光ファイバーをさらに有しており、
    前記位置合せコントローラは、前記光ファイバーと通信して、前記針座標系の原点に対する前記グリッド上の繋留位置を示す前記光ファイバーの再構成された形状の関数として、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、請求項1に記載の介入システム。
  9. 前記位置合せコントローラは、前記光学式形状感知ツールと通信して、前記光学式形状感知ツールに沿った温度変化を検出するようにさらに動作可能であり、
    前記位置合せコントローラは、前記光学式形状感知ツールに沿って検出された温度変化に基づいて、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、請求項1に記載の介入システム。
  10. グリッド座標系に対する光学式形状感知ツールの解剖学的領域への挿入を案内するためのグリッドに前記光学式形状感知ツールを位置合わせするための位置合せコントローラであって、当該位置合せコントローラは、
    前記光学式形状感知ツールと通信して、針座標系に対して前記光学式形状感知ツールの形状を再構成するように動作可能な形状再構成モジュールと、
    該形状再構成モジュールと通信して、前記グリッドに対する光学式形状感知ツールの再構成された形状に基づいて、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするように動作可能なツール位置合せモジュールと、を有する、
    位置合せコントローラ。
  11. 前記ツール位置合せモジュールは、超音波撮像モジュールと通信して、前記グリッド座標系に位置合わせされた画像座標系に対する、前記解剖学的領域の超音波画像内の前記光学式形状感知ツールの再構成されたセグメント形状の検出の関数として、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするように動作可能である、請求項10に記載の位置合せコントローラ。
  12. 前記ツール位置合せモジュールは、前記グリッドと前記針座標系の原点との間の距離の測定値の関数として、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、請求項10に記載の位置合せコントローラ。
  13. 前記グリッドは、前記グリッド座標系に対する前記光学式形状感知ツールの前記解剖学的領域への挿入のための、不均一な形状の少なくとも1つの不規則なチャネルを含み、
    前記ツール位置合せモジュールは、不均一な形状を有する前記グリッドの各不規則チャネルについて前記光学式形状感知ツールの再構成されたセグメントのテンプレート曲率に対する相関の関数として、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、請求項10に記載の位置合せコントローラ。
  14. 前記ツール位置合せモジュールは、画像座標系の原点に対する前記グリッド上の繋留位置を示す光ファイバーの再構成された形状の関数として、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、請求項10に記載の位置合せコントローラ。
  15. 前記形状再構成モジュールは、前記光学式形状感知ツールと通信して、前記光学式形状感知ツールに沿った温度変化を検出するようにさらに動作可能であり、
    前記ツール位置合せモジュールは、超音波撮像モジュールと通信して、前記光学式形状感知ツールに沿って検出された温度変化に基づいて、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせするようにさらに動作可能である、請求項10に記載の位置合せコントローラ。
  16. 介入方法であって、当該介入方法は、
    グリッド座標系に対するグリッド内に又は該グリッドを通して光学式形状感知ツールを挿入することと、
    再構成コントローラによって、針座標系に対する前記光学式形状感知ツールの形状を再構成することと、を含み、
    前記再構成コントローラは、前記グリッドに対する前記光学式形状感知ツールの再構成された形状に基づいて、前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせする、
    介入方法。
  17. 前記再構成コントローラは、前記グリッド座標系に位置合わせされた画像座標系に対する解剖学的領域の超音波画像を生成し、
    前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせすることは、前記超音波画像内の前記光学式形状感知ツールの再構成されたセグメント形状の検出の関数である、請求項16に記載の介入方法。
  18. 前記グリッドと前記針座標系の原点との間の距離を測定することをさらに含み、
    前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせすることは、前記グリッドと前記針座標系の原点との間の距離の測定値の関数である、請求項16に記載の介入方法。
  19. 前記グリッドは、不均一な形状の少なくとも1つの不規則なチャネルを含み、
    前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせすることは、各不規則チャネルについて、前記光学式形状感知ツールの前記再構成されたセグメントのテンプレート曲率に対する相関の関数である、請求項16に記載の介入方法。
  20. 前記再構成コントローラは、前記グリッド及び前記光学式形状感知ツールに接続された光ファイバーの形状を再構成し、
    前記針座標系を前記グリッド座標系に位置合わせすることは、画像座標系の原点に対する前記グリッド上の繋留位置を示す前記光ファイバーの前記再構成された形状の関数である、請求項16に記載の介入方法。
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