JP2017533678A - 構成アクションの頑健な検証を行うスコアリング方法及びシステム - Google Patents

構成アクションの頑健な検証を行うスコアリング方法及びシステム Download PDF

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Abstract

構成アクションを検証する手段が提供される。そのような手段は、規範的に、ドメインにおける構成変化を検出することを含み、その構成変化は、少なくとも1つのパラメータ変化を含み、そして前記ドメインは、少なくとも1つのセルを含み、更に、所定の期間中に、評価サイクルを繰り返すことを含み、及び前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記ドメインの各セルの性能変化に基づき前記各パラメータ変化をアンドゥすべきかどうか判断することを含み、そのセルは、前記各パラメータ変化により影響を受けるものであり、前記評価サイクルは、前記ドメインの各セルの前記性能変化を評価することを含み、そのセルは、前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響を受けるものである。【選択図】 図1

Description

本発明は、自己組織化ネットワークに関して構成アクションを検証することに関する。より詳細には、本発明は、典型的に、自己組織化ネットワークに関する構成アクションの検証を実現するための手段(方法、装置、及びコンピュータプログラム製品を含む)に関する。
本明細書は、一般的に、特に自己最適化ネットワークにおける構成アクションの検証に関するもので、より詳細には、自己組織化ネットワークにおけるアクション後の検証(post-action verification)に関する。
自己組織化ネットワーク(self-organizing network, SON)特徴は、今日、長期進化(LTE)及びLTEアドバンスト(LTE−A)のような次世代移動通信ネットワークにおける自動化ネットワーク管理のための実現の鍵と考えられている。SON特徴は、3つの主たる領域、即ち自己構成、自己最適化、及び自己回復、に分類される。
第1の領域、即ち自己構成(self-configuration)は、典型的に、新たに配備されるネットワーク要素(NE)の初期構成及び自動接続に焦点を当てたものである。
第2の領域、即ち自己最適化(self-optimization)は、ネットワークの最適な動作を目標とする。自己最適化を実現するネットワークは、頑健さ(robustness)、信頼性及びスループットの改善を導かねばならない構成パラメータ(configuration parameters)を自動的に適応させる。
第3の領域、即ち自己回復(self-healing)は、例えば、機能不良のハードウェア又は欠陥のあるソフトウェアにより生じる欠陥を検出し且つ分析するという役割を果たす。
これらの3つの中心的機能は、いわゆるSON機能の使用を通して得ることができる。そのような機能は、互いに独立して働くように設計されている。
それらのタスクを満足させるため、SON機能は、ネットワークにおける幾つかの重要性能指示子(key performance indicators, KPI)、構成変化(configuration changes)、及びアラーム発生を監視する。
必要量の情報を収集した後、SON機能インスタンスがアクティブとなり(即ち、そのアルゴリズムを実行し)、新たな構成管理(configuration management, CM)パラメータを計算し、そして再構成を要求するNEにおいてそれらを実施する。
SON機能インスタンスは、その動作中にネットワーク構成パラメータに対する変化を遂行できることから、対立を生じ又は招き及びそれを許すような要求を拒絶して、完璧なネットワーク動作を保証するためにSONコーディネーターが要求される。
それらの認められた要求は、それに対応するネットワークパラメータの実際の構成をトリガーすることになる。この形式の構成は、通常、アクション前のSON整合(pre-action SON coordination)と称され、SON機能インスタンス間の既知の対立を予想し及び回避するために使用されるルールに基づいたものである。
加えて、整合にはSON機能インスタンスの2つの重要なプロパティ、即ちインパクトタイム及びインパクトエリア、が要求される。
SON機能インスタンスは、それがアクティブである完全な期間中にSONコーディネーターにより考慮されねばならない。この期間は、インパクトタイムとしても知られている。この期間は、測定を行い、アルゴリズムを実行し、及び新たな構成パラメータを計算するのに必要な遅延を含むだけでなく、その後のアクティブな機能に対して関連することになるまで新たな構成及び時間を展開するのに必要な時間も含む。
インパクトエリアは、SON機能インスタンスが構成パラメータを変更し又は測定を行うところの空間的範囲である(セルレベルにおける)。より詳細には、それは、機能エリア(直接構成されるエリア)、入力エリア(測定を行うエリア)、作用エリア(CM変化の影響を受けるセルを含むエリア)、及び安全余裕(作用エリアへと延びる)を含む。
しかしながら、認められたネットワーク構成変化は、必ずしも、それに対応するネットワーク機能の目標である性能改善を導かず、更には、オペレータ指定基準により定められたネットワーク規模の性能についてもそうである。
これは、SONコーディネーターが対立の検出及び整合しか着目しないことにより引き起こされる。それ故、オペレータは、アクション後の検証メカニズムを追加して構成変化が著しい性能変化を招くかどうか決定することによりこれを補償する。これは、関連する空間的及び時間的アグリゲーションレベルで性能指示子について統計学的尺度を計算して1組の(SON誘起の)構成変化のインパクトを迅速に評価することを目的とする。これは、それらの構成変化の意味とは独立して行われ、未知の原因での性能インパクトを識別できるようにする。この解決策は、特定形式の異常検出と分類される。
図3は、上述した検証メカニズムの統合を概略的に示す。特に、図3は、SONイネーブルネットワークにおける前記SONオペレーションエンティティ(管理、整合、検証)の概略を示す。このメカニズムは、そのタスクを遂行するために、CM、性能管理(PM)及び欠陥管理(FM)データ319が対応データベース(CMデータベース37、PMデータベース38)及びFM39から配布されるSON機能(SON検証機能31C)として実施される。
充分なデータが収集されるや否や、SON検証機能31Cは、ネットワークが性能低下を経験するかどうか決定するように試みる。もしそうであれば、アンドゥ(undo)実行要求311をSONコーディネーター32へ送信し、そしてそれに対応する確認312を受信した後に所与のSON機能インスタンス31A、31Bによりなされた影響のあるセルのCM変化318を復帰させる。
図3に示すように、(SON管理33を経て)人間のオペレータは、CMパラメータの現在状態、KPI、及びネットワークにおける欠陥発生について常に通知される。又、オペレータは、CMパラメータを手動で調整する(300)こともできる。
しかしながら、SON検証機能31Cは、これをいつどこに適用すべきか分かったときしか有用でない。このため、SON検証機能31Cは、(1組の)CM変化により影響を受けるセル又は1組のセルを識別する。
そのため、SON検証機能31Cは、異常について観察される空間的範囲である検証エリアを計算する。これは、SON機能インスタンス31A、31Bにより再構成された1組のセル(CM変化ベースエリア)、及びその再構成プロセスによりおそらく影響を受けた1組のセル(CM変化延長エリア)より成る。
以上に述べたエンティティに加えて、図3に示すSON環境は、次の構成を更に含む。
SON機能31は、多数のSON機能より成り、例えば、各SON機能アルゴリズム(SON機能アルゴリズムA(31Aa)、SON機能アルゴリズムB(31Ba))を各々実施するSON機能A(31A)及びSON機能B(31B)より成る。
SON機能31でもあるSON検証機能31Cは、検証アルゴリズム31Caを実施する。
SON管理33は、各構成、例えば、検証機能構成313、機能B構成314及び機能A構成315を経て、SON機能31を構成する。
SON管理33は、更に、整合構成310を経てSONコーディネーター32を構成する。
CM構成(例えば、CM構成A 316及びCM構成B 317)は、プランアッセンブリ34へ送信され、そこで、各構成は、各進化型ノードB(eNB、eNodeB)、例えば、eNodeB A(35)及びeNodeB B(36)、サービングセル35Aから35C及び36Aから36Cへ各々転送されて実施される。
実行要求311及び実行許可312は、SON機能31とSONコーディネーター32との間で交換される。
以上のことから、検証メカニズムは、SON機能として実施されることが知られている。そのような機能を提案する主たる理由は、非整合CMアンドゥオペレーションにより生じる問題を解決することである。検証範囲は、例えば、ベースステーションコントローラ(BSC)又は無線ネットワークコントローラ(RNC)のようなあるコントローラにより制御される全てのセルとして定義される。
既知の検証機能は、そのような検証の一般的な概要を示す図4に描かれた4つの主たる段階を含む。
前記段階は、CM変化アクティビティオブザーバー41、検証エリア生成42、性能評価43、及び(人間のオペレータ、スクリプト、所与のSON機能インスタンス又は他のソースによりなされる)CM変化を受け容れるか(44A、「合格」)又はアンドゥ(44B、「不合格」)するための判断(44)である。
構成アクション解決策の既知の検証を実施するときには、次のような問題が生じる。
1つの問題は、既知の技術によれば、段階43がいったん行われた後に即時判断44が行われるという点で非常に基本的なものである。この振舞いは、迅速アンドゥ44Bを招くが、評価43、ひいては、判断44は、システムの短時間変動に対して非常に敏感であり、従って、(1組の)構成変化が良い結果を招くか悪い結果を招くかの判断44は、全く信頼性がない。
図5は、単一のSON機能インスタンスによってなされる複数のCM変化を示し、構成アクション解決策の既知の検証の更なる問題を述べるのに使用される。
説明上、SON機能インスタンスAを仮定し、その機能エリア51は、1つのセルを含むだけでなく、例えば、eNodeB52の全てのセル(例えば、セル1(53)、セル2(55)、及びセル3(54))も含む。更に、このSON機能Aは、2つのセルにおいて2つのパラメータを変化させる(即ち、セル1(53A)においてパラメータ“X”を変化させ及びセル2(55A)においてパラメータ“Y”を変化させる)。
これら変化の1つが性能低下を誘起する場合には、既知の検証機能は、CM変化ベースエリア内の全ての変化をアンドゥする(前記から分かるように機能エリア51を等しいものにする)。その結果、セル1(53)及びセル2(55)でなされる変化は、それらの一方がネットワークの性能に肯定的なインパクトを与える場合でもアンドゥされる。
更に別の問題は、既知の技術では、SON機能インスタンスAが有害な変化(即ち悪い結果を伴う変化)を何回も再ドゥイングするのを防止できないことである。前記SONコーディネーターを使用してSON機能インスタンスAの要求を阻止する場合には、ネットワークに対して肯定的な作用を及ぼすものであっても、要求された全てのCM変化の阻止を招く。図5に導入された表記を考えた場合に、変化“X”(53A)及び“Y”(55A)は、たとえそれらの一方が性能を改善し、それ故、必要であっても、阻止される。
これが起きる主たる理由は、SON機能インスタンスは、それらの変化のインパクトについて通知されず、それらの要求を、SONコーディネーターに送信する前にフィルタリングする立場にないことである。
前記X及びYは、同じ又は異なるパラメータ形式の変化の両方を指すことに注意されたい。SON機能、例えば、容量及びカバレージ最適化(CCO)機能があり、これは、2つの異なるCMパラメータ(例えば、CCO機能の場合には送信電力及びアンテナ傾斜)を変化させる能力を有する。
従って、構成アクション解決策の非効果的な検証しか知られておらず、それによれば、構成変化が良い結果を導くか悪い結果を導くかの判断は、全く信頼性がなく、それら変化は、たとえそれらの1つがネットワーク性能に対して肯定的なインパクトを与えてもアンドゥされ、そしてそれによれば、悪い結果を招く構成変化が繰り返しセットされるという問題が生じる。
そこで、構成アクションの検証を提供する必要がある。
本発明の種々の規範的実施形態は、前記課題及び/又は問題及び欠点の少なくとも一部分に対処することに向けられる。
本発明の規範的実施形態の種々の観点は、特許請求の範囲に規定される。
本発明の規範的観点によれば、自己組織化ネットワークでアクション後検証を行う方法において、あるドメインにおける構成変化を検出し、その構成変化は、少なくとも1つのパラメータ変化を含み、そして前記ドメインは、少なくとも1つのセルを含み、所定期間に、評価サイクル(assessment cycle)を繰り返し、及び前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記ドメインの各セルの性能変化に基づいて前記各パラメータ変化をアンドゥすべきかどうか判断し、そのセルは、前記各パラメータ変化により影響を受けるものであり、前記評価サイクルは、前記ドメインの各セルの前記性能変化を評価することを含み、そのセルは、前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響を受けるものである、方法が提供される。
本発明の規範的観点によれば、自己組織化ネットワークでアクション後検証を行うシステムにおいて、あるドメインにおける構成変化を実施するように構成された構成変化装置であって、前記構成変化は、少なくとも1つのパラメータ変化を含み、そして前記ドメインは、少なくとも1つのセルを含むものである構成変化装置、及び検証装置を備え、該検証装置は、前記構成変化を検出するように構成された検出要素と、所定期間中に繰り返される評価サイクルの間に、前記ドメインの各セルの性能変化を評価するように構成された評価要素であって、前記セルは、前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響を受けるものである評価要素と、前記評価要素に接続され、且つ前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記ドメインの各セルの前記性能変化に基づいて前記各パラメータ変化をアンドゥすべきかどうか判断するように構成された判断要素であって、そのセルは、前記各パラメータ変化により影響を受けるものである判断要素と、を含む、システムが提供される。
本発明の規範的観点によれば、コンピュータ(例えば、本発明の前記装置関連の規範的観点の1つによる装置のコンピュータ)においてプログラムを実行するときに、本発明の前記方法関連の規範的観点の1つによる方法をコンピュータに実行させるように構成されたコンピュータ実行可能なコンピュータプログラムコードを備えたコンピュータプログラム製品が提供される。
そのようなコンピュータプログラム製品は、コンピュータ実行可能なコンピュータプログラムコードが記憶される(有形の)コンピュータ読み取り可能な(ストレージ)媒体等を備え(又はそこで実施され)、及び/又はプログラムは、コンピュータの内部メモリ又はそのプロセッサに直接ロードすることができる。
前記観点のいずれの1つも、構成アクションの効率的なアクション後検証を可能にし、従来技術に関して述べた問題及び欠点の少なくとも一部分を解決することができる。
より詳細には、本発明の規範的実施形態によれば、頑健なアンドゥ判断(CM変化アセッサー(assessor))を行うことができる。
現在の検証解決策のCMアンドゥオペレーションの粒度は、その機能のアクティビティにより生じる低下が検出された場合には、単一のCMエンティティ(例えば、SON機能インスタンス)によりなされる全てのCM変化を復帰させる。即ち、SON機能インスタンスによりなされる単一のCM変化だけがあるネットワーク異常(例えば、性能の低下)を引き起こす場合でも、SON検証機能は、それに対応する機能エリア内の全ての変化をアンドゥする。その結果、適当なそして肯定的なCM変化(即ち、ネットワークに肯定的なインパクトを与える変化)もアンドゥされる。
これに対して、本発明の規範的実施形態によれば、そのような振舞いの発生が防止される。個々のCM変化に対してスコアリングメカニズムを導入しそしてネットワークに対するそれらの影響に基づいてそれらを格付けすることにより、単一のSON機能インスタンスが要求するCM変化の量に対する依存性が分解される。
本発明の規範的実施形態によるCM変化アセッサーは、評価サイクルごとに、各CM変化(及び/又は所与の1組のCM変化)が実際のどのように肯定的であったか否定的であったかの情報を発生し、従って、多数の評価サイクル後に評価の何らかの収斂が与えられたときに実際にアンドゥ判断を行うことができる。これは、アンドゥ判断の頑健性を改善する(判断を行うのに必要な遅延と交換に)。
任意であるが、本発明の規範的な実施形態によるスコアリングリスナー(listener)は、(アグリゲートされた)フィードバックを受け取る。この情報に基づいて、CM変化要求をフィルタリングし、そして時間に伴うその判断力を改善することができる。
更に、本発明の規範的実施形態によれば、所与の範囲の全ての変化をアンドゥすること(CM変化アセッサー)が防止されるように、アンドゥ判断の範囲に対する柔軟な粒度が可能となる。
本発明の規範的実施形態によるCM変化アセッサーは、評価サイクルごとに、各個々のCM変化がどのように肯定的であったか否定的であったかの情報を発生し、従って、CM変化を個々にアンドゥすることができる。ここで、多数のサイクルからの評価をアグリゲートする能力が必要な情報を付加する(履歴/トレンドを見ることにより)。
更に、本発明の規範的実施形態によれば、有害な変化を何度も再実行することを回避できる(任意のスコアリングリスナー)。
CMスコアリングメカニズムを2つの部分、即ち本発明によるCM変化アセッサー及び本発明によるスコアリスナーに分割し、そして後者を各SON機能インスタンスに配布することにより、ここに提案する技術は、不適当な有害なCM変化が何度も発生することを防止できる。実行中のSON機能インスタンスによりトリガーされるCM変化を連続的に格付けしそしてそれらにスコアを送ることにより、各インスタンスは、そのCM変化要求を、それがSONコーディネーターに送られる前でも、フィルタリングできる。
SON機能インスタンスは、NEレベルに直接的に位置されるので、対応するドメインにおいて全体的なビューをもたない。即ち、そのような機能インスタンスは、その変化がその範囲から他のものにどのように影響するか知らない。
しかしながら、本発明によるSON検証機能のCM変化アセッサーによりスコアを供給することで、それを行うことができる。
本発明の規範的実施形態によれば、構成アクションの検証が提供される。より詳細には、本発明の規範的実施形態によれば、構成アクションの検証を実現する手段及びメカニズムが提供される。
従って、構成アクションの検証を可能にし/実現する方法、装置及びコンピュータプログラム製品によって改善が達成される。
以下、添付図面を参照して非限定例により本発明を詳細に説明する。
本発明の規範的実施形態によるシステムを示すブロック図である。 本発明の規範的実施形態による手順の概略図である。 既知の自己最適化ネットワークシステム環境を概略的に示す。 既知の検証機能を示す。 自己最適化ネットワーク機能インスタンスの規範的機能エリアを示す。 本発明の規範的実施形態による自己最適化ネットワークシステム環境を概略的に示す。 本発明の規範的実施形態による検証機能を示す。 本発明の規範的実施形態によるシグナリング変更を伴う自己最適化ネットワークシステム環境の一例を概略的に示す。 本発明の規範的実施形態による自己最適化ネットワークシステム環境を概略的に示す。 本発明の規範的実施形態による構成管理スコアリングメカニズムの概略図である。 本発明の規範的実施形態による構成管理スコアリングメカニズムの詳細図である。 本発明の規範的実施形態による装置を示すブロック図である。
本発明は、特定の非限定例、及び本発明の想像できる実施形態と現在考えられるものを参照して以下に説明される。当業者であれば、本発明は、それらの例に限定されず、より広く適用できることが明らかであろう。
本発明及びその実施形態の以下の説明は、主として、ある規範的ネットワーク構成及び配備のために非限定例として使用される仕様を参照することに注意されたい。即ち、本発明及びその実施形態は、主として、ある規範的ネットワーク構成及び配備のために非限定例として使用される3GPP仕様に関連して説明される。特に、自己組織化ネットワークは、そのように説明される規範的実施形態の適用性に対して非限定例として使用される。従って、ここに述べる規範的実施形態の説明は、特に、それに直接関連した用語を参照する。そのような用語は、ここに示す非限定例の文脈に使用されるに過ぎず、当然、本発明を何ら限定するものではない。むしろ、他の通信又は通信関連システムの配備等も、ここに述べる特徴に一致する限り、使用することができる。
以下、本発明の種々の実施形態及び具現化例、並びにその観点又は実施形態は、多数の変形例及び/又は代替例を使用して説明される。一般的に、あるニーズ及び制約により、ここに述べる変形例及び/又は代替例は、全て、単独で提供されるか又は想像可能な組み合わせで提供される(種々の変形例及び/又は代替例の個々の特徴の組合せも含む)。
本発明の規範的実施形態によれば、一般論として、構成アクションの検証の(を可能にする/実現する)ための手段及びメカニズムが提供される。
本発明の前記背景は、SONイネーブルシステムについて述べたが、検証機能は、SON環境だけではなく、ソース(人間のオペレータ、CMスクリプト、オフライン最適化、等)により誘起される構成変化に対して独立した仕方で作用することができる。
図1は、本発明の規範的実施形態により自己組織化ネットワーク14においてアクション後の検証を行うシステムを示すブロック図である。本発明の規範的実施形態によるシステムは、あるドメインにおける構成変化を実施するように構成された構成変化装置13を備え、前記構成変化は、少なくとも1つのパラメータ変化を含み、且つ前記ドメインは、少なくとも1つのセルを含み、そしてシステムは、検証装置10も備えている。構成変化装置13及び検証装置10は、SON14に接続されて、SON14と通信することができる。検証装置10は、前記構成変化を検出するように構成された検出要素11と、所定期間中に繰り返される評価サイクルの間に、前記ドメインの各セルの性能変化を評価するように構成された評価要素12であって、前記セルは、前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響を受けるものである評価要素12と、前記評価要素12に接続され、且つ前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記ドメインの各セルの前記性能変化に基づいて前記各パラメータ変化をアンドゥすべきかどうか判断するように構成された判断要素15であって、そのセルは、前記各パラメータ変化により影響を受けるものである判断要素15と、を備えている。
図1に示すシステムの変形例によれば、システムは、更に、前記検証装置10に接続されたコーディネーター装置を備えている。検証装置10は、更に、通信要素を備え、この通信要素は、前記各パラメータ変化をアンドゥすべきであると決定された場合には、前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化をアンドゥするためのアンドゥ要求を前記コーディネーター装置へ送信するように構成され、前記通信装置は、更に、前記各パラメータ変化をアンドゥするためのアンドゥ許可応答を前記コーディネーター装置から受信するように構成され、そして前記検証装置10は、更に、前記各パラメータ変化のアンドゥを実施するように構成される。
図1に示すシステムの変形例によれば、システムは、更に、前記検証装置10に接続されたスコアリスナー装置を備え、検証装置10は、更に、前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記所定期間中に繰り返される前記評価サイクルの間に前記性能変化に基づいて決定された評価スコアを前記スコアリスナー装置へ送信するように構成される。
図1に示すシステムの変形例によれば、スコアリスナー装置は、前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して前記送信された評価スコアの少なくとも1つを受信するように構成された受信要素、及びその受信要素に接続され、且つ前記評価スコアの前記受信された少なくとも1つに基づいて構成変化フィルタを調整するように構成された調整要素を備えている。
図1に示すシステムの変形例によれば、スコアリスナー装置は、更に、前記調整要素に接続された設定要素であって、肯定的な評価スコアが受け取られる受信パラメータ変化を転送するように前記構成変化フィルタを設定すると共に、否定的な評価スコアが受け取られる受信パラメータ変化を封鎖するように前記構成変化フィルタを設定するように構成された設定要素を備えている。
図1に示すシステムの変形例によれば、システムは、更に、前記構成変化装置13及び前記検証装置10に接続された管理装置であって、前記構成変化装置及び前記検証装置を管理するように構成された管理装置を備えている。
図1に示すシステムの変形例によれば、構成変化装置13及び前記検証装置10は、自己最適化ネットワーク機能により各々実施される。
図1に示すシステムの変形例によれば、スコアリスナー装置は、前記構成変化装置13の一部分として実施される。
図2は、本発明の規範的実施形態による手順の概略図である。
図1のシステムは、図2の方法を遂行できるが、この方法に限定されない。図2の方法は、図1のシステムにより遂行できるが、このシステムにより遂行されることに限定されない。
図2に示すように、本発明の規範的実施形態により自己組織化ネットワーク14においてアクション後検証を行う手順は、あるドメインにおける構成変化を検出する動作(S21)を含み、前記構成変化は、少なくとも1つのパラメータ変化を含み、そして前記ドメインは、少なくとも1つのセルを含み、前記手順は、所定の期間中に評価サイクルを繰り返す動作(S22)、及び前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記ドメインの各セルの性能変化に基づき前記各パラメータ変化をアンドゥすべきかどうか判断する動作(S23)を更に含み、そのセルは、前記各パラメータ変化により影響を受けるものであり、更に、前記評価サイクル(即ち、各評価サイクル)は、前記ドメインの各セルの前記性能変化を評価する動作(S221)を含み、そのセルは、前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響を受けるものである。
図2に示す手順の変形例によれば、本質的に互いに独立した評価サイクル(S22)の規範的な詳細が与えられる。
本発明の規範的実施形態によるそのような規範的評価サイクル(S22)は、前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響される前記ドメインの各セルの初期の性能量(performance quantity)を決定する動作であって、前記初期の性能量が前記構成変化の前の性能量であるような動作、前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響される前記ドメインの各セルの実際の性能量を決定する動作、及び前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響される前記ドメインの各セルに対して、前記実際の性能量と前記初期の性能量との間の差を前記性能変化として計算する動作、を含む。
図2に示す手順の更に別の変形例によれば、本質的に互いに独立した評価サイクル(S22)の規範的な詳細が与えられる。
本発明の規範的実施形態によるそのような規範的な評価サイクル(S22)は、前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響される前記ドメインの各セルに対して評価スコアを計算する動作であって、前記性能変化が第1スレッシュホールドより高い場合には前記評価スコアが肯定的であり、そして前記性能変化が前記第1スレッシュホールドより低い第2スレッシュホールドよりも低い場合には、前記評価スコアが否定的であるような動作、及び前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記各パラメータ変化により影響される前記ドメインの各セルに対して計算され且つ前記所定期間の各評価サイクルの間に計算された前記評価スコアを累積評価スコアとして累積する動作を含み、各パラメータ変化に対する前記判断は、前記各パラメータ変化の前記累積された評価スコアに基づくものである。
図2に示す手順の更に別の変形例によれば、前記性能変化が前記第1スレッシュホールド以下であり且つ前記第2スレッシュホールド以上でありそして前記初期の性能量が性能スレッシュホールドより高い場合には、前記評価スコアが肯定的であり、更に、前記性能変化が前記第1スレッシュホールド以下であり且つ前記第2スレッシュホールド以上でありそして前記初期の性能量が前記性能スレッシュホールド以下である場合には、前記評価スコアが否定的である。
図2に示す手順の更に別の変形例によれば、本質的に互いに独立した評価サイクル(S22)の規範的な詳細が与えられる。
本発明の規範的実施形態によるそのような規範的な評価サイクル(S22)は、前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記評価スコアを送信する動作を含む。
図2に示す手順の更に別の変形例によれば、各パラメータ変化に対する前記評価スコアは、前記各パラメータ変化の発生源へ送信される。
図2に示す手順の変形例によれば、本質的に互いに独立した規範的に付加的な動作が与えられる。そのような変形によれば、本発明の規範的な実施形態による規範的な方法は、前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記送信された評価スコアの少なくとも1つを受信する動作、及び前記受信した少なくとも1つの前記評価スコアに基づいて構成変化フィルタを調整する動作を含む。
図2に示す手順の変形例によれば、本質的に互いに独立した調整動作の規範的詳細が与えられる。
本発明の規範的実施形態によるそのような規範的な調整動作は、肯定的な評価スコアが受け取られるところの受信パラメータ変化を転送するように前記構成変化フィルタを設定する動作、及び否定的な評価スコアが受け取られるところの受信パラメータ変化を封鎖するように前記構成変化フィルタを設定する動作を含む。
本発明の規範的実施形態による前記システム及び手順は、図6から11を参照して以下に説明される。
即ち、既知の技術で示される問題に対処するために、構成アクションを検証するためのスコアリング方法が本発明により提案される。
上述したように、本発明は、ネットワーク環境における2つの主たるコンポーネント、即ちCM変化アセッサー及びスコアリングリスナーを含む。
図6は、本発明の規範的実施形態による自己組織化ネットワークシステム環境を概略的に示す。より詳細には、図6は、SONイネーブルネットワークにおける本発明の規範的実施形態によるCM変化アセッサー及び(分散型)スコアリングリスナーの配置を示す(CM変化アセッサー及びスコアリングリスナーの実施を非SONイネーブルネットワークに限定するものではない)。
図6に示すように、CM変化アセッサー61Cbは、SON検証機能61C(検証アルゴリズム61Caも実施する)に一体化され、一方、スコアリングリスナー61Ab、61Bbは、SON検証機能61Cの同じ又はそれより低いレベルにあるSON機能61の各SON機能61A、61Bの一部分として実現される。SON機能61A、61Bの各々は、各SON機能アルゴリズム61Aa、61Baを実施する。「レベル」という語は、ここでは、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)OAMアーキテクチャーで定義されたオペレーション、運営及び管理(OAM)アーキテクチャーの異なるレイヤ(NE、DM、NM)を扱うのに使用されることに注意されたい。
以下、これら2つのコンポーネントについて詳細に述べる。次いで、それらのコンポーネント間のメッセージフローをどのように実現するかの例を示す。
CM変化アセッサー61Cbの目的は、いわゆる評価サイクルを使用することによって性能評価を遂行することである。本発明の規範的な実施形態による検証機能を示す図7を参照して単一の評価サイクル73Aについて述べる。そのような単一の評価サイクルは、以下の4つのステップより成る。
・準備73B:各セルに対して基線性能指示子を計算し、これは、評価手順の間の基準ポイントとして使用される。これは、構成変化を適用する前のネットワーク要素の性能を表す。
・スコアの計算73C:セル内のCM変化に対していわゆる評価スコアが与えられる。これは、実際の性能と基線性能との間のデルタ関数である。性能に肯定的な作用を及ぼす変化は肯定的なスコアを受けるが、(性能低下のような)異常を生じるものは、否定的なスコアを受ける。CM変化は、必ずしも肯定的又は否定的なインパクトを与えるものではなく、即ち性能上の観点から中性であることに注意されたい。しかしながら、そのような変化は、不必要であり、長期間にわたって頻繁に生じる場合には否定的に格付けされねばならない。
・スコアの報告73D:計算されたスコアは、それに対応するCM変化をトリガーしたSON機能インスタンス61A、61Bのスコアリングリスナー61Ab、61Bbへ報告される。図5に示す例の場合には、SON機能インスタンス“A”(その機能エリアが51で示されている)は、両CM変化、即ちCM変化“X”(53A)及び“Y”(55A)に対するスコアを受け取る。
・評価判断73E:計算されたスコアを使用して、CM変化が実際の評価サイクル(73B)を合格とするか(74A)又は不合格とするか(74B)を判断する(74)。著しい否定的スコアを累積するCM変化はアンドゥされるが、肯定的スコアを累積するCM変化は受け容れられる。図5に示す例の場合に、CM変化“X”(53A)が性能を連続的に低下させるが、CM変化“Y”(55A)が肯定的なインパクトを与える場合には、最初のものが否定的なスコアを得て、SON機能“A”(その機能エリアは51で示される)が、変化“X”の再発を防止することで、そのCM変化要求をフィルタリングするのを許す。
図7により説明される評価サイクル73Aは、本発明の規範的実施形態による検証機能に埋め込まれる。
検証機能は、次の段階を含む。即ち、CM変化アクティビティオブザーバー71、検証エリア生成72、評価サイクル73Aが実施される性能評価インターバル73、及びCM変化(人間のオペレータ、スクリプト、所与のSON機能インスタンス又は他のソースによりなされた)を受け容れるか(74A、「合格」)又はアンドゥするか(74B、「不合格」)の判断(74)。
図6に戻ると、CM変化をアンドゥする判断がなされた場合は、アンドゥ機能CM変化618がプランアッセンブリ64へ送信される。
図6に戻ると、スコアリングリスナー(61Ab、61Bb)は、2つの主たるタスクを行う。第1のタスクは、CM変化アセッサー61Cb(検証機能61Cの一部分)により計算されたCM変化スコア(620)を収集することである。しかしながら、そのネットワークドメインを監視している検証機能61Cからのスコアしか受け取らない。
本発明の規範的実施形態によるシグナリング変更を伴う自己組織化ネットワークシステム環境の一例の概略図であり、より詳細には、CM変化アセッサーとスコアリングリスナーとの間のメッセージ交換を示す図8に一例が示されている。
図8の規範的配備によれば、SON検証機能82は、ドメイン管理(DM)又はネットワーク管理(NM)レベル(NM/DMレベル81)に位置する。更に、規範的配備によれば、ネットワークに配備された3つの他のSON機能、即ち機能“A”(83A)、“B”(83B)及び“C”(83C)がある。加えて、機能“A”(83A)が、NEレベル(85)に位置するeNodeB A(84A)、eNodeB B(84B)及びeNodeB C(84C)により各々サービスされる3つのインスタンス(83a、83Ab、83Ac)をもつようにし、そして機能“B”(83B)及び“C”(83C)が1つのインスタンスしかもたないようにする。5つのインスタンスの各々は、この特定のドメインに位置するSON検証機能82からスコアを受け取る(86)。
図6に戻ると、スコアリングリスナー61A、61Bの第2のタスクは、将来のCM変化に対する機能の内部判断にスコア結果を使用することである。基本的アルゴリズムとは独立して実施される場合に、これは、基本的に、SON機能インスタンスによりなされたCM変化要求をフィルタリングすることを意味する。受信した肯定的スコアを有するCMパラメータに対する変化(例えば、それが性能を改善したために)は、転送されるが(フィルタリングされたCM構成A 616、フィルタリングされたCM構成A 617)、否定的スコアを有するもの(即ち、それが「有害」であるか又は性能を改善しない)は、抑制される。
上述したエンティティに加えて、図6に示すSON環境は、更に、次の構成を有する。
SON管理63は、各構成、例えば、検証機能構成及びCM変化アセッサー構成613A(各フィードバック613Bを生じる)、機能B構成及びスコアリングリスナー構成614A(各フィードバック614Bを生じる)、並びに機能A構成及びスコアリングリスナー構成615A(各フィードバック615Bを生じる)を経て、SON機能61を構成する。
SON管理63は、整合構成610を経てSONコーディネーター62を更に構成する。又、オペレータは、SON管理63を経てCMパラメータを手動で調整することもできる(600)。
フィルタリングされたCM構成(例えば、フィルタリングされたCM構成A 616、及びフィルタリングされたCM構成B 617)は、プランアッセンブリ64へ送信され、そこで、各構成は、各進化型NodeB(eNB、eNodeB)、例えば、eNodeB A(65)及びeNodeB B(66)、サービングセル65Aから65C及び66Aから66Cへ転送されて実施される。
実行要求611及び実行許可612は、SON機能61とSONコーディネーター62との間で交換される。
検証メカニズムは、SON検証機能61Cとして実施され、これには、そのタスクを遂行するため対応データベース(CMデータベース67、PMデータベース68)及びFM69からCM、PM及びFMデータ319が配布される。
構成変化(SON機能、CMスクリプト、人間のオペレータによって発生される個々のコマンドにより生じる)の実際のソースは、本発明の観点から関連性がないことに注意するのが重要である。唯一の関連性は、本発明によりソースへの直接的なフィードバックがある場合に、ソースへのインターフェイスが分かることである。
それ故、スコアリングリスナーの別の統合を、図9を参照して概略的に述べる。スコアリングリスナーを各SON機能(91A、91B)に配置するのではなく、それは、ネットワークの各SON機能91A、91Bによりトリガーされた構成変化をフィルタリングする外部コンポーネント(スコアリングリスナー901)として使用される。
図9に示す更に別のエンティティ及び信号は、図6に示すものに次のように対応する。即ち、91:61、91A:61A、91Aa:61Aa、91B:61B、91Ba:61Ba、91C:61C、91Ca:61Ca、91Cb:61Cb、92:62、93:63、94:64、95:65、95A:65A、95B:65B、95C:65C、96:66、96A:66A、96B:66B、96C:66C、97:67、98:68、99:69、910:610、911:611、912:612、913A:613A、913B:613B、916B:616、917B:617、918:618、919:619、920:620、及び900:600、そしてその説明は、この理由で、省略される。
更に、SON管理93は、各構成、例えば、機能B構成914、及び機能A構成915を経て、SON機能91を構成する。更に、スコアリングリスナー構成921A(各フィードバック921Bを生じる)は、SON管理93からスコアリングリスナーへ送信される。CM構成(例えば、CM構成A 916A及びCM構成B 916B)は、スコアリングリスナー901へ送信され、そこで、それが前記のようにフィルタリングされる。
図10は、本発明の規範的実施形態による構成管理スコアリングメカニズムの概略図である。換言すれば、考えられるCMスコアリングメカニズムの概念例が図10に示されている。
CMスコアリングメカニズムは、4つのゾーンを有する。「グリーン」のゾーン104は、セルが著しい性能改善を観察する場合に与えるべきスコアを定義し、一方、「イエロー」102及び「レッド」101のゾーンは、中程度の又は著しい悪化が観察される場合にスコアを定義する。
「グレー」ゾーン103は、性能に著しい変化がないときに振舞いを定義する。グリーン104、イエロー102及びレッド101のゾーンにより定義されたスコアは、典型的に、その範囲の全てのセルについて同じであるが、グレーゾーン103のスコアは、セルごとに異なる。
グレーゾーン103の目標は、性能に著しい変化がないときの状態を評価することである。性能変化がないことが肯定的であり且つそれを褒めるべきであることを示す最も一般的な仮定とは逆に、ストーリング(stalling)性能の判断がストーリング性能のレベルに依存すべきである場合もある。CM変化を適用する前にセルが良好な性能(高い基線性能指示子)を示し、そして性能がCM変化後も同じままである場合には、スコアリングメカニズムは、これを考慮し、そしてCM変化を肯定的なスコアで褒めねばならない。しかしながら、セルが悪い性能を示し、そして適用されたCM変化が状態を変化させず、即ち性能を改善しない場合には、無効又は不要な変化として罰せられねばならない。
図10において、105は、レッドスコアを示し、106は、イエロースコアを示し、107は、最低のグレースコアを示し、108は、最高のグレースコアを示し、109は、グリーンスコアを示し、1010は、デルタPI(基線PIからの実際のPIの相対的な差)を示し、そして1011は、評価スコアを示す。
グリーン、レッド、イエロー及びグレーの色は、単に例示の目的で指定されたものに過ぎず、本発明を限定するものではないことに注意されたい。
更に、各スコア値(即ち、1、−1、−4、−8)及びスコアを指定する範囲と範囲との間の各スレッシュホールド(即ち、−20%、−2%、5%)は、単なる例示に過ぎず、これらの値に限定されるものではないことにも注意されたい。
そのようにする場合に、グレーゾーン103におけるスコアを定義するサブメカニズムが本発明の規範的実施形態により提案される。
図11は、本発明の規範的実施形態による構成管理スコアリングメカニズムの細部を考えられる具現化として示す。
グレーゾーン評価スコア(グレースコア116)は、基線性能指示子(BPI)115の絶対値に基づく。
本発明による機能は、2つのドメイン(図11に示す第1エリア113及び第2エリア114)を有する。
基線性能指示子が受け容れられるドメインにある限り、性能を損なわないCM変化を褒めるために肯定的なグレースケールが定義される。他方、セルが悪い性能を示し且つ著しい性能改善がない場合には、CM変化が否定的なグレーゾーンスコアで罰せられる。
更に、グレーゾーンスコアは、評価インターバルの準備段階に基線性能指示子と共に定義される(及び評価インターバルの間にスタティックである)ことに注意されたい。
更に、基線性能指示子はその範囲内でセルごとに異なるので、最終的スコアリング機能もグレーゾーンにおいてセルごとに異なることに注意されたい。
図11において、111は、図10から分かる最低のグレースコアを示し(107)、112は、図10から分かる最高のグレースコアを示し(108)、113は、良好に働くセル(即ち、高い基線PIを伴う)の性能を低下しないCM変化が褒められる第1エリアを示し、そして114は、働きの悪いセル(即ち、低い基線PIを伴う)の性能を改善しないCM変化が罰せられる第2エリアを示す。
グレースコアを指定するレンジとレンジとの間の各スレッシュホールド(即ち、0、0.7、1)は、単なる例示に過ぎず、それらの値に限定されないことに注意されたい。
本発明の規範的実施形態による前記システムにおいて、同時に評価される重畳する範囲を伴う多数のCM変化が生じる。セルが、同時に適用された多数のCM変化の範囲内にある場合には、所与のスコアが同じであり、従って、CM変化ごとに個々に計算される必要はない。従って、本発明の規範的実施形態によれば、同じスコアを共有するCM変化にスコアを中継できるスコアディスパッチャー機能が設けられる。
上述した手順及び機能は、以下に述べる各機能的要素、プロセッサ、等によって実施される。
ネットワークエンティティの以上の規範的説明では、本発明の原理を理解する上で関連のあるユニットのみを、機能的ブロックを使用して説明した。ネットワークエンティティは、各動作に必要な更に別のユニットを含む。しかしながら、それらユニットの説明は、本明細書では省略する。装置の機能的ブロックの配置は、本発明を限定するものではなく、そしてそれらの機能は、1つのブロックにより遂行されてもよいし又はサブブロックへと更に分割されてもよい。
前記説明において、装置、即ちネットワークエンティティ(又は他の手段)がある機能を遂行するように構成されたと述べたときに、これは、各装置のメモリに記憶されたコンピュータプログラムコードと潜在的に協働する(少なくとも1つの)プロセッサ又はそれに対応する回路が少なくとも前記機能を装置に遂行させるように構成されると述べる記述と同等であると解釈されたい。又、そのような機能は、各機能を遂行するための特定構成の回路又は手段により同等に実施可能であると解釈されたい(即ち、「・・・構成されたユニット」という表現は、「・・・ための手段」のような表現と同等であると解釈されたい)。
図12には、本発明の規範的実施形態による装置の別の態様が示されている。図12に示すように、本発明の規範的実施形態によれば、装置120(例えば、装置10、13に対応する)は、プロセッサ121、メモリ122、及びインターフェイス123を備え、それらは、バス124等で接続される。装置120は、SON128に接続され、そして通信媒体129を経てSON128と通信することができる。
又、プロセッサ121及び/又はインターフェイス123は、(ハードワイヤ又はワイヤレス)リンクを経て通信を容易にするためにモデム等も備えている。インターフェイス123は、リンクされ又は接続された装置と(ハードワイヤ又はワイヤレス)通信するために1つ以上のアンテナ又は通信手段に各々結合された適当なトランシーバを含む。インターフェイス123は、一般的に、少なくとも1つの他の装置、即ちそのインターフェイスと通信するように構成される。
メモリ122は、各プロセッサによって実行されたときに、各電子デバイス又は装置を本発明の規範的実施形態により動作できるようにするプログラムインストラクション又はコンピュータプログラムコードを含むと仮定された各プログラムを記憶する。
一般的に、各デバイス/装置(及び/又はその一部分)は、各オペレーションを遂行し及び/又は各機能を表示するための手段を表わし、及び/又は各デバイス(及び/又はその一部分)は、各オペレーションを遂行し及び/又は各機能を表示するための機能を有する。
プロセッサ(又は他の手段)がある機能を遂行するように構成されたと述べたとき、これは、各装置のメモリに記憶されたコンピュータプログラムコードと潜在的に協働する少なくとも1つのプロセッサが、少なくとも前記機能を装置に遂行させるように構成されることを述べる記述と同等であると解釈されたい。又、そのような機能は、各機能を遂行するための特定構成の手段により同等に実施可能であると解釈されたい(即ち、「xxxすることを[装置に遂行させる]ように構成されたプロセッサ」という表現は、「xxxするための手段」のような表現と同等であると解釈されたい。
個々の装置の動作性/機能性に関する更なる詳細については、図1ないし11の1つに関連した前記記述を参照されたい。
上述した本発明の目的については、次のことに注意されたい。
−ソフトウェアコード部分としておそらく実施され且つネットワークサーバー又はネットワークエンティティ(例えば、デバイス、装置及び/又はそのモジュール、或いは例えば、装置及び/又はそのモジュールを含むエンティティ)におけるプロセッサを使用して実行される方法ステップは、ソフトウェアコードと独立であり、且つ方法ステップにより定義される機能が保存される限り既知の又は将来開発されるプログラミング言語を使用して特定することができる。
−一般的に、いずれの方法ステップも、実施される機能に関して実施形態及びその変形の考え方を変更せずにソフトウェアとして又はハードウェアにより実施されるのが適当である。
−前記装置又はそのモジュールにおいてハードウェアコンポーネントとしておそらく実施される方法ステップ及び/又はデバイス、ユニット又は手段(例えば、前記実施形態により装置の機能を実行するデバイス)は、ハードウェア独立であり、そしてMOS(金属酸化物半導体)、CMOS(相補的MOS)、BiMOS(バイポーラMOS)、BiCMOS(バイポーラCMOS)、ECL(エミッタ結合ロジック)、TTL(トランジスタ・トランジスタロジック)、等の既知の又は将来開発されるハードウェア技術又はそれらの混成を使用して、又、例えば、ASIC(特定用途向けIC(集積回路))コンポーネント、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)コンポーネント、CPLD(複合プログラマブルロジックデバイス)コンポーネント、又はDSP(デジタルシグナルプロセッサ)コンポーネントを使用して、実施することができる。
−デバイス、ユニット、又は手段(例えば、前記ネットワークエンティティ又はネットワークレジスタ或いはそれら各ユニット/手段のいずれか1つ)は、個々のデバイス、ユニット又は手段として実施できるが、これは、デバイス、ユニット又は手段の機能が保存される限り、それらがシステム全体にわたり分散形態で実施されることを除外するものではない。
−ユーザ装置及びネットワークエンティティ/ネットワークレジスタのような装置は、半導体チップ、チップセット、又はそのようなチップ又はチップセットを含む(ハードウェア)モジュールによって表わされるが、これは、装置又はモジュールの機能が、ハードウェア実施されるのではなく、プロセッサで実行/ランするための実行可能なソフトウェアコード部分を含むコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品のような(ソフトウェア)モジュールにおいてソフトウェアとして実施される可能性を除外するものではない。
−デバイスは、例えば、機能的に互いに協働するか、又は機能的に互いに独立であるが同じデバイスハウジング内にあるかに関わらず、1つの装置として、又は2つ以上の装置のアッセンブルとして考えられる。
一般的に、前記観点による各機能的ブロック又は要素は、各部分の前記機能を遂行するだけである場合には、ハードウェア及び/又はソフトウェアのいずれかの既知の手段により実施できることに注意されたい。前記方法ステップは、個々の機能的ブロックにおいて又は個々の装置により実現することができ、或いは1つ以上の方法ステップは、単一の機能的ブロックにおいて又は単一のデバイスにより実現することができる。
一般的に、いずれの方法ステップも、本発明の考え方を変更せずに、ソフトウェアとして又はハードウェアにより実施されるのが適当である。デバイス及び手段は、個々のデバイスとして実施できるが、これは、デバイスの機能が保存される限り、システム全体にわたり分散形態で実施されることを除外するものではない。そのような及びそれと同様の原理は、当業者に分かると考えられる。
ソフトウェアは、本説明の意味では、各機能を遂行するためのコード手段又は部分或いはコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品を含むソフトウェアコード、並びに各データ構造体又はコード手段/部分を記憶したコンピュータ読み取り可能な(ストレージ)媒体のような有形媒体上に実施されるか、或いは信号、又はチップに潜在的にその処理中に、実施されるソフトウェア(或いはコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品)を含む。
又、本発明は、前記方法ステップ及びオペレーションの想像可能な組合せ、並びに前記ノード、装置、モジュール又は要素の想像可能な組合せを、方法及び構造構成の前記概念が適用可能である限り、網羅する。
以上に鑑み、構成アクションを検証する手段が提供される。そのような手段は、規範的に、ドメインにおける構成変化を検出することを含み、その構成変化は、少なくとも1つのパラメータ変化を含み、そして前記ドメインは、少なくとも1つのセルを含み、更に、所定期間中に、評価サイクルを繰り返すことを含み、及び前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記ドメインの各セルの性能変化に基づき前記各パラメータ変化をアンドゥすべきかどうか判断することを含み、そのセルは、前記各パラメータ変化により影響を受けるものであり、前記評価サイクルは、前記ドメインの各セルの前記性能変化を評価することを含み、そのセルは、前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響を受けるものである。
本発明は、添付図面に基づく例を参照して以上に述べたが、本発明は、それに限定されないことを理解されたい。むしろ、当業者であれば、本発明は、ここに開示する本発明の考え方の範囲から逸脱せずに多数の仕方で変更できることが明らかであろう。
頭字語及び略語のリスト
3GPP:第三世代パートナーシッププロジェクト
BSC:ベースステーションコントローラ
CCO:カバレージ及び容量最適化
CM:構成管理
DM:ドメイン管理
eNodeB:進化型ノードB
FM:欠陥管理
KPI:重要性能指示子
LTE:長期進化
LTE−A:長期進化アドバンスト
NE:ネットワーク要素
NM:ネットワーク管理
OAM:オペレーション運営及び管理
PI:性能指示子
PM:性能管理
RNC:無線ネットワークコントローラ
SON:自己組織化ネットワーク
10:検証装置
11:検出要素
12:評価要素
13:構成変化装置
14:SON
15:判断要素
31:SON機能
31A、31B:SON機能インスタンス
31C:SON検証機能
32:SONコーディネーター
33:SON管理
34:プランアッセンブリ
37:CMデータベース
38:PMデータベース
39:FMデータベース
61:SON機能
62:SONコーディネーター
63:SON管理
64:プランアッセンブリ
81:NM/DMレベル
82:SON検証機能
85:NEレベル
86:スコア
120:装置
121:プロセッサ
122:メモリ
123:インターフェイス
124:バス
128:SON
129:通信媒体

Claims (18)

  1. 自己組織化ネットワークでアクション後検証を行う方法において、
    あるドメインにおける構成変化を検出し、その構成変化は、少なくとも1つのパラメータ変化を含み、そして前記ドメインは、少なくとも1つのセルを含み、
    所定期間中に、評価サイクルを繰り返し、及び
    前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記ドメインの各セルの性能変化に基づき前記各パラメータ変化をアンドゥすべきかどうか判断し、そのセルは、前記各パラメータ変化により影響を受けるものであり、
    前記評価サイクルは、前記ドメインの各セルの前記性能変化を評価することを含み、そのセルは、前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響を受けるものである、方法。
  2. 前記評価サイクルは、更に、
    前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響される前記ドメインの各セルの初期の性能量を決定し、前記初期の性能量は前記構成変化の前の性能量であり、
    前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響される前記ドメインの各セルの実際の性能量を決定し、及び
    前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響される前記ドメインの各セルに対して、前記実際の性能量と前記初期の性能量との間の差を前記性能変化として計算する、
    ことを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記評価サイクルは、更に、
    前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響される前記ドメインの各セルに対して、評価スコアを計算し、前記性能変化が第1スレッシュホールドより高い場合には前記評価スコアが肯定的であり、そして前記性能変化が前記第1スレッシュホールドより低い第2スレッシュホールドよりも低い場合には、前記評価スコアが否定的であり、
    前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記各パラメータ変化により影響される前記ドメインの各セルに対して計算され且つ前記所定期間の各評価サイクルの間に計算された前記評価スコアを累積評価スコアとして累積し、
    各パラメータ変化に対する前記判断は、前記各パラメータ変化の前記累積された評価スコアに基づくものである、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記性能変化が前記第1スレッシュホールド以下であり且つ前記第2スレッシュホールド以上でありそして前記初期の性能量が性能スレッシュホールドより高い場合には、前記評価スコアが肯定的であり、及び
    前記性能変化が前記第1スレッシュホールド以下であり且つ前記第2スレッシュホールド以上でありそして前記初期の性能量が前記性能スレッシュホールド以下である場合には、前記評価スコアが否定的である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記評価サイクルは、更に、前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記評価スコアを送信することを含む、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 各パラメータ変化に対する前記評価スコアは、前記各パラメータ変化の発生源へ送信される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記送信された評価スコアの少なくとも1つを受信し、及び
    前記受信した少なくとも1つの前記評価スコアに基づき構成変化フィルタを調整する、
    ことを更に含む、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記調整に関して、前記方法は、更に、
    肯定的な評価スコアが受け取られるところの受信パラメータ変化を転送するように前記構成変化フィルタを設定し、及び
    否定的な評価スコアが受け取られるところの受信パラメータ変化を封鎖するように前記構成変化フィルタを設定する、
    ことを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 自己組織化ネットワークでアクション後検証を行うシステムにおいて、
    あるドメインにおける構成変化を実施するように構成された構成変化装置であって、前記構成変化は、少なくとも1つのパラメータ変化を含み、そして前記ドメインは、少なくとも1つのセルを含むものである構成変化装置、及び
    検証装置、
    を備え、前記検証装置は、
    前記構成変化を検出するように構成された検出要素と、
    所定期間中に繰り返される評価サイクルの間に、前記ドメインの各セルの性能変化を評価するように構成された評価要素であって、前記セルは、前記少なくとも1つのパラメータ変化のいずれかにより影響を受けるものである評価要素と、
    前記評価要素に接続され、且つ前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記ドメインの各セルの前記性能変化に基づいて前記各パラメータ変化をアンドゥすべきかどうか判断するように構成された判断要素であって、前記セルは、前記各パラメータ変化により影響を受けるものである判断要素と、
    を含む、システム。
  10. 前記検証装置に接続されたコーディネーター装置を更に備え、
    前記検証装置は、通信要素を更に備え、
    前記通信要素は、前記各パラメータ変化をアンドゥすべきであると決定された場合に、前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化をアンドゥするためのアンドゥ要求を前記コーディネーター装置へ送信するように構成され、
    前記通信装置は、更に、前記各パラメータ変化をアンドゥするためのアンドゥ許可応答を前記コーディネーター装置から受信するように構成され、及び
    前記検証装置は、更に、前記各パラメータ変化のアンドゥを実施するように構成される、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記検証装置に接続されたスコアリスナー装置を更に備え、
    前記検証装置は、更に、前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して、前記所定期間中に繰り返される前記評価サイクルの間に前記性能変化に基づき決定された評価スコアを前記スコアリスナー装置へ送信するように構成される、請求項9又は10に記載のシステム。
  12. 前記スコアリスナー装置は、
    前記少なくとも1つのパラメータ変化の各パラメータ変化に対して前記送信された評価スコアの少なくとも1つを受信するように構成された受信要素、及び
    前記受信要素に接続され、且つ前記評価スコアの前記受信された少なくとも1つに基づいて構成変化フィルタを調整するように構成された調整要素、
    を備えている、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記スコアリスナー装置は、更に、前記調整要素に接続された設定要素を備え、この設定要素は、
    肯定的な評価スコアが受け取られるところの受信パラメータ変化を転送するように前記構成変化フィルタを設定し、及び
    否定的な評価スコアが受け取られるところの受信パラメータ変化を封鎖するように前記構成変化フィルタを設定する、
    ように構成された、請求項11又は12に記載のシステム。
  14. 前記構成変化装置及び前記検証装置に接続された管理装置であって、前記構成変化装置及び前記検証装置を管理するように構成された管理装置を更に備えた、請求項9から13のいずれかに記載のシステム。
  15. 前記構成変化装置及び前記検証装置は、自己最適化ネットワーク機能により各々実施される、請求項9から14のいずれかに記載のシステム。
  16. 前記スコアリスナー装置は、前記構成変化装置の一部分として実施される、請求項11から15のいずれかに記載のシステム。
  17. コンピュータにおいてプログラムを実行するときに、請求項1から8のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるように構成されたコンピュータ実行可能なコンピュータプログラムコードを備えたコンピュータプログラム製品。
  18. 前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ実行可能なコンピュータプログラムコードが記憶されるコンピュータ読み取り可能な媒体を備え、及び/又は前記プログラムは、コンピュータの内部メモリに直接ロード可能である、請求項17に記載のコンピュータプログラム製品。
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