[0020]以下の詳細な説明では、請求する主題の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細が記載される。ただし、請求する主題は、これらの具体的な詳細を伴わず実施され得ることが当業者には理解されよう。他の例では、請求する主題を不明瞭にしないように、当業者には既知であろう方法、装置、またはシステムは、詳細に説明されていない。
[0021]クラウドソーシングのためのプライバシーの制御を可能にするための1つまたは複数の動作または技法を容易にするかまたはサポートするために、全体的にまたは部分的に実装され得る例示的な方法、装置、および/または製造品について本明細書で開示される。このコンテキストでは、「クラウドソーシング」または同様の用語は、たとえば、関心領域を移動するおよび/またはそこの内に位置する間に、近くのモバイル通信デバイスを介してなどで、1つまたは複数のエージェント、クライアント、またはユーザによって信号関連の測定値またはアクセスポイント(AP)およびホーム基地局などの通信エンティティに関係する他の情報を観測、測定、収集、生成、通信するなどのプロセスを指すことがある。「エージェント」、「ユーザ」、または「クライアント」という用語は、本明細書では互換的に使用され得、1つまたは複数のクラウドソーシング動作または技法を容易にし得るかまたはサポートし得る人、デバイス、またはアプリケーションを指すことがある。いくつかの例では、クラウドソーシングされるデータは、たとえば、受信信号強度指示(RSSI:received signal strength indication)関連の測定値、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)関連の測定値、信号対雑音比(S/N:signal to noise ratio)関連の測定値、離脱角(AOD:angle of departure)関連の測定値、到来角(AOA)関連の測定値、到着時間(TOA:time of arrival)関連の測定値、および(たとえば、基準信号時間差(RSTD:reference signal time difference)測定値などの)観測到着時間差(OTDOA:Observed Time Difference of Arrival)関連の測定値など、検出されたワイヤレス信号のタイミングおよび/またはシグナリング特性を示す1つまたは複数のアクセスポイント、ホーム基地局、フェムトセルなどのワイヤレス送信の測定値を含み得る。
[0022]クラウドソーシングされるデータはまた、APまたはフェムトセルによってブロードキャストまたは別の方法で送信されるとき、識別情報またはアドレス(たとえば、BluetoothもしくはWiFi APの場合は48ビット媒体アクセス制御(MAC)アドレスまたはフェムトセルもしくはホーム基地局の場合はセルグローバル識別情報)あるいはAPまたはフェムトセルのロケーション座標または都市ロケーションなど、測定を実行することなしに検出または別の方法で取得され得る情報を含み得る。クラウドソーシングされるデータは、さらに、APおよびフェムトセルから受信された信号の測定値からモバイルデバイスによって、またはその測定値がモバイルデバイスによってクラウドソーシングされるサーバによって決定され得る情報を含み得る。そのような決定された情報は、APおよびフェムトセルのロケーション、送信電力および送信タイミングなどの送信特性、APおよびフェムトセルの無線カバレージエリア、ならびに特定のAPまたはフェムトセルについて、APまたはフェムトセルのカバレージエリア内で1メートル間隔で離間されたポイントのグリッド中の各ポイントにおけるなど、いくつかの異なるロケーションにおける、(たとえば、RSSI、RTTまたはS/Nのための)測定または予想された信号特徴を与える無線ヒートマップを含み得る。以下で説明するように、時々、クラウドソーシングされる測定値および他のクラウドソーシングされる情報は、たとえば、何らかの方法で(たとえば、サーバにおいてなど)処理され得、モバイルデバイスがそれらのロケーションを決定するのを支援するために測位支援データの一部としてモバイルデバイスに与えられ得、および/またはサーバがいくつかのモバイルデバイスのロケーションを決定するのを支援するためにサーバによって保持され得る。
[0023]モバイルデバイスは、モバイル通信デバイス、クラウドソーシングデバイス、ロケーションアウェアモバイルデバイス、ユーザ機器(UE)、移動局(MS)、ワイヤレス端末、端末、モバイル端末と呼ばれるか、または、何らかの他の名前で呼ばれることがあり、ワイヤレスおよび/またはワイヤライン通信をサポートする任意の種類の専用コンピューティングデバイスおよび/または装置を指すことがあり、ロケーションを潜在的に変更することが可能である。いくつかの事例では、モバイルデバイスは、たとえば、1つまたは複数の通信プロトコルに従う情報のワイヤレス送信および/または受信を通して、モバイルまたはそれ以外の他のデバイスと通信することが可能であり得る。実例として、モバイルデバイスは、たとえば、セルラーフォン、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ラップトップコンピュータ、パーソナルエンターテインメントシステム、タブレットパーソナルコンピュータ(PC)、パーソナルオーディオまたはビデオデバイス、パーソナルナビゲーションデバイス、スマート時計、無線ヒートマップ生成ツールなどを含み得る。ただし、これらは、少なくとも部分的に、クラウドソーシングのためのプライバシーの制御を可能にするための1つまたは複数の動作または技法を実装するために使用され得るモバイルデバイスの例にすぎず、請求する主題はこの点について限定されないことを諒解されたい。
[0024]「位置」、「位置フィックス」、「位置推定値」、「ロケーション」、「ロケーションフィックス」、「ロケーション推定値」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。ロケーションは、地理的手段を介して、地球の表面の上または近くのどこかのポイント、エリアまたはボリュームを指定する地理的ロケーションを指すことがある(たとえば、緯度、経度および場合によっては高度を備え得る)。ロケーションは、同じくまたは代わりに、所在地住所、郵便宛先、建築物もしくは建築物の一部(たとえば、建築物中の部屋、スイートもしくはアパート)の指定、町もしくは都市の一部、または地球の表面の上もしくは近くのポイント、エリアもしくはボリュームを同じく示す何らかの他の情報を備え得る都市ロケーションを指すことがある。
[0025]フェムトセル、スモールセルおよびホーム基地局という用語は、本明細書では、特定のネットワークのための多くもしくはすべてのワイヤレスユーザをサポートするか、または(たとえば、特定のオフィス、家屋もしくはアパートに関連するユーザなど)ただ1人もしくは数人のユーザをサポートするかのいずれかである、限られたRFカバレージ(たとえば、50〜200メートル)をもつセルラー基地局を指すために互換的に使用される。スモールセル、フェムトセルおよびホーム基地局の例としては、LTE(登録商標)をサポートするホームeノードBおよびWCDMA(登録商標)をサポートするホームノードBがあり得る。
[0026]以前に言及したように、屋内環境または同様の部分的にまたは実質的に囲まれたエリア(たとえば、ビルの谷間)では、いくつかのモバイルデバイスは、1つまたは複数の位置推定技法を容易にするかまたはサポートするのに十分な衛星信号および/またはセルラー基地局からの信号を確実に受信または収集することができないことがある。たとえば、GPS、GlonassもしくはGalileoなどの衛星測位システム(SPS)からの信号またはセルラー基地局からの信号は、モバイルデバイスによる正確な測位関連の測定を防げるかまたは劣化させるのに十分なほど減衰され得るか、またはマルチパス効果を受け得る。そのような場合、モバイルデバイスは、屋内または部分的に囲まれた環境に適合する測位方法を使用して位置フィックスを取得し得る。そのような位置決め方法の例としては、知られているロケーションに位置する3つ以上の短距離ワイヤレス送信機(たとえば、WiFiアクセスポイント、ホーム基地局、フェムトセルなど)までの距離を測定することがあり得る。距離は、RSSI、RTTまたはS/Nなど、受信信号の1つまたは複数の特性を測定することによって取得され得る。代替的にまたは追加として、ワイヤレス送信機との間の角度が測定され得る(たとえば、AOAまたはAOD)。測定された送信機の識別情報も(たとえば、送信機から受信された信号から)取得され得、これは、WiFiもしくはBluetooth APの場合は媒体アクセス制御(MAC)アドレスを、またはフェムトセルもしくはホーム基地局の場合は(グローバルセル識別情報またはグローバルセルIDとも呼ばれる)セルグローバル識別情報を備え得る。測定された送信機の識別情報は、測定された送信機のロケーションを(たとえば、事前構成されたデータ中で)ルックアップするために(たとえば、モバイルデバイスによって、またはサーバによって)使用され得、その後、決定された距離および/または角度とワイヤレス送信機のロケーションとを使用してモバイルデバイスのロケーションを決定するためにマルチラテレーション、三辺測量または三角測量などの技法が使用され得る。
[0027]同じく示したように、時々、屋内ナビゲーションシステム(たとえば、ロケーションサーバ)は、ロケーション決定サービスを容易にするかまたはサポートするためにモバイルデバイスに測位支援データを選択的に与え得る。たとえば、そのような測位支援データは、たとえば、モバイルデバイスの近くのワイヤレス送信機の識別情報を与えることによってワイヤレス送信機(たとえば、アクセスポイントなど)からの信号の測定を容易にするための情報と、各ワイヤレス送信機がサポートするワイヤレス技術およびそれの送信電力および送信タイミングなどのそれの送信特性に関する情報とを含み得る。いくつかの例では、測位支援データは、同じくまたは代わりに、ワイヤレス送信機からの信号の測定値からモバイルデバイスがそれのロケーションを決定することを可能にするために、ワイヤレス送信機の知られているロケーションおよび/またはワイヤレス送信機のカバレージエリアなどの情報を含み得る。さらにまたは代わりに、支援データは、互いから知られている距離で(たとえば、1メートル間隔で)離間したグリッドポイントのセット中の各グリッドポイントにあるなど、異なる知られているロケーションにあるワイヤレス送信機のための1つまたは複数の信号特徴(たとえば、RSSI、RTTまたはS/N)の期待値を示すワイヤレス送信機についての無線ヒートマップまたは「フィンガープリント(fingerprint)」データを含み得、これは、モバイルデバイスが、RFパターンマッチング技法の使用を介して異なるワイヤレス送信機のための信号測定値を特定のロケーションに関連付けるのを支援し得る。
[0028]いくつかの例では、測位支援データは、屋内または同様の環境のための電子デジタルマップを含み得る。電子デジタルマップは、たとえば、モバイルデバイスが特定の屋内のもしくは同様のエリア(たとえば、ショッピングモールなど)に入ったとき、モバイルデバイスもしくはモバイルデバイスのユーザによる要求時に、またはモバイルデバイス上で動作する特定のサービスもしくはアプリケーションをサポートするために、モバイルデバイスへと好適なサーバによって与えられ得る。電子デジタルマップは、たとえば、ドア、廊下、階段、エレベータ、壁などの建築物、ベニュー(venue)、またはベニューもしくは建築物内のエリアの屋内特徴、ならびに化粧室、店舗、部屋、入口、公衆電話などの関心地点(POI)を備える間取り図またはレイアウトを含み得る。いくつかの事例では、電子デジタルマップは、たとえば、ユニフォームリソースロケータ(URL:Uniform Resource Locator)の選択またはアクティブ化を介してなど、たとえば、モバイルデバイスによってアクセス可能であるか、または使用可能であるように好適なサーバに記憶され得る。関心領域のデジタルマップを有することによって、モバイルデバイスは、たとえば、関連するユーザまたはモバイルデバイス上のアプリケーションに何らかの関係するコンテキスト、基準系などを与えるためにエリアの表示されたマップ上にそれの現在ロケーションをオーバーレイすることが可能であり得る。
[0029]時々、屋内ナビゲーションシステムは、モバイルデバイスによって行われ、近くのアクセスポイント、フェムトセルおよびホーム基地局のサーバに与えられるロケーション測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のモバイルデバイスのロケーションを計算することが可能なロケーションサーバまたは同様のサーバを含み得る。測定値は、RSSI、RTT、S/N、AOA、TOA、RSTDなどの測定値を含み得、さらに、測定された各アクセスポイント、フェムトセルおよびホーム基地局についての識別情報またはアドレスを含み得る。ロケーション計算の一部として、サーバは、測定されたアクセスポイント、フェムトセルおよびホーム基地局の各々のための知られているロケーションおよび/または他の知られている特性(たとえば、送信電力、アンテナ利得、送信タイミングなど)を利用し得る。サーバは、次いで、モバイルデバイスのためのロケーションを決定するために、三辺測量、マルチラテレーション、三角測量などを伴う測位方法を採用し得る。サーバは、同じくまたは代わりに、ロケーションの長方形グリッド内で1メートル間隔で離間したロケーションにおいてなど、いくつかの異なる知られているロケーションにおいて測定された任意のアクセスポイント、フェムトセルまたはホーム基地局のためのもう1つのシグナリング特性の知られている値または期待値を与えるRFヒートマップを利用し得る。この場合、サーバは、モバイルデバイスのための最も可能性の高いロケーションを決定するためにRFパターンマッチングを採用し得る。測定されたアクセスポイント、フェムトセルおよびホーム基地局のためのモバイルデバイスのロケーションを決定するためにサーバによって使用される情報(たとえば、知られているロケーション、知られているシグナリング特性および/またはRFヒートマップ)は、過去における最近のある時期(たとえば、数週間から数ヶ月前)に、いくつか(たとえば数百または数千)のモバイルデバイスによってこれらの同じアクセスポイント、フェムトセルおよびホーム基地局についての情報のクラウドソーシングを少なくとも部分的に介して与えられていることがある。前に説明したように、モバイルデバイスによって与えられるクラウドソーシングされた情報は、アクセスポイント、フェムトセルおよびホーム基地局についてのそのような情報を収集するために使用され得、後で、他のモバイルデバイスの位置を特定するのに役立てるために使用され得る。
[0030]ロケーションサーバまたは他のサーバにクラウドソーシングされた情報を与える際に、クラウドソーシングされた情報が測定され収集されるときにクラウドソーシングされた情報を与えているモバイルデバイスのロケーションにクラウドソーシングされた情報を関連付けることは、時々、有用であるか、さらには必須であり得る。そのような場合、モバイルデバイスまたはサーバは、クラウドソーシングされているアクセスポイント、フェムトセルおよびホーム基地局の測定値に依存しないことがあるか、または完全には依存しないことがある独立した測位方法を使用してモバイルデバイスのロケーションを決定し得る。そのような独立した測位方法は、GPS、支援型GPS(A−GPS)、GNSS、支援型GNSS(A−GNSS)、モバイルデバイス中に位置する慣性センサーもしくは他のセンサーの使用、サイト調査を介してロケーションが知られる基地局の測定値(たとえば、OTDOAのRSTD値の測定値)またはクラウドソーシングに依存しない何らかの他の手段を含み得る。サーバにクラウドソーシングされる測定値を与えるモバイルデバイスの決定されたロケーションは、次いで、クラウドソーシングされる測定値が与えられるアクセスポイント、フェムトセルおよびホーム基地局についての情報を推論するのに役立てるために使用され得る。たとえば、RSSI、RTT、S/N、AOA、TOA、RSTDなど、信号特徴の、多数の(たとえば、数百個または数千個の)モバイルデバイスからのクラウドソーシングされる測定値が、特定のアクセスポイント、フェムトセルまたはホーム基地局のために、ならびに/またはいくつかの近くのアクセスポイント、フェムトセルおよびホーム基地局のために利用可能であるとき、サーバは、クラウドソーシングされる測定値を与えたモバイルデバイスの知られているロケーションに基づいて各アクセスポイント、フェムトセルまたはホーム基地局のための推定ロケーションまたは推定ロケーションエリア(たとえば、50メートル以下の半径をもつそのような円)を取得するために、逆測位技法を採用し得る。同様に、サーバは、クラウドソーシングされる測定値から、送信電力および送信タイミングなど、アクセスポイント、フェムトセルおよびホーム基地局のための他の特性を推論し得、特定のアクセスポイント、フェムトセルまたはホーム基地局のカバレージエリア内の異なる知られているロケーションにあるモバイルデバイスによって作成されたアクセスポイント、フェムトセルまたはホーム基地局のための特定の測定値(たとえば、RSSIまたはRTT)を使用してRFヒートマップを決定し得る。場合によっては、サーバは、APまたはフェムトセルのためのクラウドソーシング測定値をモバイルデバイスがまったく(またはほとんど)与えない(たとえば、ロケーションの長方形グリッド内の)ロケーションにあるAPまたはフェムトセルのための信号特徴を予測するために、補間および外挿技法を採用し得る。
[0031]示したように、いくつかのアクセスポイント、フェムトセルおよびホーム基地局についてサーバによって取得または計算された得られたRFヒートマップ、ロケーションならびに/または他の信号および送信特性は、その後、モバイルデバイスのロケーションを計算するためにロケーションサーバによって使用され得、ならびに/またはモバイルデバイスがアクセスポイントおよび/もしくはフェムトセルの測定値に少なくとも部分的に基づいてそれら自体のロケーションを決定するのを支援するためにモバイルデバイスに測位支援データとして与えられ得る。実装形態に応じて、測位支援データを計算すること、ワイヤレス送信機のロケーションを推定すること、または同様の処理が、少なくとも部分的に、モバイルデバイス、ロケーションサーバもしくは他のサーバ、またはそれらの任意の組合せ上で実行され得ることを諒解されたい。
[0032]本明細書で説明するように、クラウドソーシングは、モバイルデバイスによってワイヤレスネットワークに関する好適なデータを収集すること、および/またはサーバ(たとえば、ロケーションサーバなど)にデータを送ることを伴い得、ここで、多くのデバイスからのクラウドソーシングされるデータは、組み合わされ得、および/またはサーバがモバイルデバイスのロケーションを決定するのを支援するために後で使用され得、および/または測位のための支援としてモバイルデバイスに送られ得る。クラウドソーシングされるデータは、一般に、ワイヤレスセル、基地局、フェムトセル、WiFi AP、Bluetooth APのアドレスおよび/または識別情報(たとえば、MACアドレスまたはセルグローバル識別情報)とそれらの信号送信の測定値(たとえば、RSSI、RTT、S/N、AOA、TOA、RSTDなど)とを含み得る。同じく示したように、クラウドソーシングされるデータは、プライバシー、データ機密性などの理由のために、いく人かのユーザ、ネットワーク事業者、ネットワークマネージャ、ネットワークオーナーなどが収集、共有など行われないことを選好し得る情報を含み得る。たとえば、いく人かのユーザ、ネットワーク事業者などは、モバイルデバイスが、ワイヤレスセル、基地局、フェムトセル、WiFiアクセスポイント、Bluetoothアクセスポイントのアドレスおよび/もしくは識別情報、ならびに/または、RSSI、RTT、S/Nなど、信号送信のいくつかまたはすべての測定値をクラウドソースするのを控えることを選好し得る。
[0033]最近、APによってブロードキャストされるサービスセット識別子(SSID:service set identifier)の最後に「nomap」指示を含めることによってAPについてのデータがクラウドソーシングされるべきでないことを示すことをWiFi APのプライベート(非営利)オーナーに可能にする規約がGoogleによって作成された。クラウドソーシングを制限する他の提案は、WiFi APにAPからのビーコン送信中にフラグまたは値を含ませることになろう。これらのソリューションは、いくつかの点で制限され得る。一例として、いくつかのソリューションは、APによるアクティブサポートを必要とし得、したがって、レガシーAPに適用可能でないことがある。別の例として、いくつかのソリューションは、ある期間の間APが電源を失い、次いで、ユーザによる構成変更より前の状態にリセットされる場合、ユーザに不便でもあり、信頼できないこともあるユーザによるAPの構成を必要とし得る。また別の例として、いくつかのソリューションは、APから送信されたビーコンフレーム中の特定のフラグまたは値の認識など、クラウドソーシングデバイスサッチアモバイルデバイス(crowdsourcing devices such a mobile devices)からのアクティブサポートを必要とし得、これは、アクティブサポートの定義およびアクティブサポートに関する合意の前に設計されたデバイスによって実装されないものでないことがある。
[0034]一実施形態によれば、モバイルデバイスにおいてクラウドソーシングを実行することに関する決定は、サーバにおいて決定され得る。たとえば、サーバは、モバイルデバイスによって取得されるべきおよび/または取得されるべきでない観測のタイプ、そのような観測を取得することの周期性、報告間隔などを構成および/または誘発することを含めて、モバイルデバイスによる好適なクラウドソーシング観測を構成および/または誘発し得る。サーバは、あるあらかじめ決定された時間期間または与えられた時間期間(たとえば、1週間〜1年)にわたる使用のために1つまたは複数のモバイルデバイスに選好を送ることによって好適なクラウドソーシング観測を構成および/または誘発し得る。これにより、サーバは、1つまたは複数のモバイルデバイスによってクラウドソーシングがどのように実行されるかを制御することが可能になり得る。たとえば、サーバは、どのAP、フェムトセルおよびホーム基地局についてモバイルデバイスが、クラウドソーシング測定値を取得し、取得しないことになるのかについて、クラウドソーシング測定値が許可されるAP、フェムトセルおよびホーム基地局について制御し得、サーバは、さらに、どの特定の測定が許可されるのか(たとえば、RSSI、RTT、S/N、AOAなどのうちのどれをモバイルデバイスが測定および報告することが許されるのか)を制御し得る。
[0035]クラウドソーシングの制御のレベルを増大させるために、サーバは、さらに、クラウドソーシングのためのいくつか(またはすべて)のソースを最初は「暫定」のものとして指定し得る。このコンテキストでは、クラウドソーシング観測値のための「ソース」は、任意のWiFi AP、任意のBluetooth AP、任意のフェムトセルもしくはホーム基地局、任意の基地局に対応し得、またはWiFi AP、Bluetooth AP、フェムトセル、ホーム基地局もしくは基地局の特定のタイプ、特定のインスタンスもしくは特定のグループに対応し得る。サーバは、クラウドソーシングが制御されているモバイルデバイスに、特定のソースのための1つまたは複数の属性を与えることによって、クラウドソーシングが暫定として指定されているクラウドソーシングの特定のソースを指定し得る。そのような属性の例としては、(i)任意のWiFi AP、(ii)任意のBluetooth AP、(iii)任意のLTEフェムトセル、(iv)任意のIEEE 802.11x WiFi AP(たとえば、ここで、802.11xが、たとえば、802.11bもしくは802.11gなどの特定の802.11タイプを示す)、または(v)任意のBTLE APなど、特定のタイプのAPおよび/またはフェムトセルがあり得る。暫定として指定された特定のソースのためのそのような属性の他の例としては、(i)ソースが位置する特定の環境(たとえば、屋内または屋外)、(ii)ソースが位置する1つまたは複数の特定の地理的エリアおよび/もしくはベニュー、(iii)ソースのためのいくつかのタイプのWiFi SSID(たとえば、「_nomap」指示を含んでいるSSID)、(iv)特定のネットワークタイプに対応するソース(たとえば、LTEもしくはIEEE802.11)、(v)1つまたは複数の特定のネットワークもしくはネットワーク事業者に属するかもしくは関連付けられるソース、または(vi)特定の国、州、都市もしくは町内に位置するソースがあり得る。
[0036]一実施形態によれば、モバイルデバイスが、暫定であるとしてサーバによって指定された任意のソースに遭遇する場合、モバイルデバイスは、そのソースのためのクラウドソーシング観測値を取得しようと試みる前に、サーバに問い合わせ得る。一実装形態では、モバイルデバイスは、ソースが暫定として分類されるのか、または許容として分類されるのかなどにかかわらず、ソースのためのクラウドソーシング観測値を取得しようと試み得る。次いで、サーバによって「許容」と見なされたソースからの観測のみが、クラウドソーシングのためのサーバに報告され得る。
[0037]一実施形態によれば、サーバによって暫定として指定されたソースから観測を取得する許可に関して照会するモバイルデバイスからメッセージを受信したことに応答して、サーバは、クラウドソーシングのためのソースの観測を取得することが許可されるのかどうかを決定するために、データベース(たとえば、ナショナルレジスタ、またはAP MACアドレス、フェムトセルグローバルセルID、ネットワークIDおよび/もしくはベニューSSIDを備える特定のエリア、ベニュー、団体などにローカルのデータベース)に問い合わせ得る。サーバは、さらに、(たとえば、問い合わせられている任意の好適なデータベースから)許可され得る観測のタイプおよび/またはそのような観測が許可される時間期間を決定し得る。サーバは、次いで、要求元モバイルデバイスに、許可されたクラウドソーシングのレベル(たとえば、なし、全部または、たとえば、S/NまたはAOAではないがいくつかの特定の測定値サッチRSSIおよびRTT)を示す応答メッセージを与え得る。随意に、サーバは、さらに、観測に対する任意の許可または制限が適用されるべき地理的エリアおよび/または継続時間を指定し得る。モバイルデバイスは、次いで、暫定であるとして指定されたソースについての問合せに対するレポンス中でサーバによって許可された任意のクラウドソーシングを実行し得る。たとえば、モバイルデバイスは、特定のAPまたは特定のタイプのAPのためのサーバによって許可される場合、RSSIおよびRTTを測定し得、さらに、サーバによって与えられた場合、許可された継続時間の間におよび/または許可された地理的エリア内でそのようなクラウドソーシングを実行し得る。サーバから受信された許可された観測と制限された観測とに関する情報はまた、同じ暫定ソース条件に後で遭遇したときはいつでも、モバイルデバイスがクラウドソーシングを正しく実行することを可能にするために、(たとえば、何らかの限られた時間の間)モバイルデバイスのメモリ中にキャッシュされ得る。
[0038]いくつかのソースおよび/またはいくつかのタイプのソースを暫定であるとして最初に示すことによって、サーバは、モバイルデバイス中に許可されたクラウドソーシングに関する情報をあらかじめ事前構成する方法と比較して、誤りを回避し得る最新のプライバシー要件をモバイルデバイスに与えることが可能であり得る。さらに、モバイルデバイスによって検出された暫定ソースに関してサーバに問い合わせることと、どのクラウドソーシング観測が許可されるのかに関する命令をサーバから受信することとをモバイルデバイスに許可することによって、サーバは、モバイルデバイスが遭遇しないソースのためのプライバシー要件でモバイルデバイスを更新する必要を回避し、それによって、プライバシー要件を記憶するためのモバイルデバイスにおけるシグナリング使用量とメモリ使用量とを低減し得る。さらに、暫定であるとして指定されたソースに遭遇し、それについて問い合わせるモバイルデバイスにサーバによって与えられる命令は、事前にモバイルデバイスに新しい要件をプログラムする必要なしに、プライバシーの新しい要件(たとえば、プライバシーに関する新しい法律もしくは規制または消費者もしくは業界グループからの新しい要件)に適合され得、これは、レガシーモバイルデバイスならびに新しいモバイルデバイスが新しい要件をサポートすることを可能にし得る。
[0039]別の実装形態では、暫定として指定されたソースに関して照会するメッセージをサーバに与える際に、モバイルデバイスは、サーバがクラウドソーシングのための許可された観測値のレベルを決定するのを支援するために、ソースの識別情報、(たとえば、MACアドレス、SSID、セルIDおよび/もしくはネットワークIDなどの)ソースの近くの送信機の識別情報ならびに/またはモバイルデバイスの現在のロケーションおよび/もしくはソースのロケーションなど、テネイティブ(tenative)として指定されたソースに関係する限られた情報を与え得る。代替的に、サーバは、クラウドソーシングのための許可された観測値のレベルに関する決定を行う前に、モバイルデバイスに(たとえば、潜在的なクラウドソーシング制限によって許可される)特定のデータを要求し得る。
[0040]モバイルデバイスとサーバとの間の通信は、(i)モバイルデバイスが、暫定として指定されたソースのための許可されたクラウドソーシングに関してサーバに問い合わせること、(ii)サーバが、これらのソースのための許可されたクラウドソーシングに関する情報をモバイルデバイスに与えること、および/または(iii)サーバが、許可されたクラウドソーシングのサーバの決定を支援するために詳細な情報についてモバイルデバイスに問い合わせることを可能にする必要があり得る。この通信は、伝送制御プロトコルおよびインターネットプロトコル(TCP/IP)、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ユーザプレーンロケーションプロトコル(ULP)、LTE測位プロトコル(LPP)および/またはLPP拡張(LPPe)プロトコルなどのいくつかの異なる通信および測位プロトコルを採用し得る。SUPL、ULPおよびLPPeは、公開されている文献においてオープンモバイルアライアンス(OMA)として知られる団体によって定義されている。LPPは、公開されている文献において第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標):3rd Generation partnership Project)として知られる団体によって定義されている。TCPおよびIPは、インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF:Internet Engineering Task Force)によって定義されている。
[0041]上記で説明した暫定として指定されたソースをクラウドソーシングするための問合せおよび応答技法の使用は、APおよび/もしくはフェムトセル送信に関係する異なる特定のタイプのプライバシー手順をモバイルデバイスがサポートする必要を回避するのに役立ち得、ならびに/または、異なる国、異なる州、ならびに/もしくはAPおよびフェムトセルの異なるオーナー、事業者などの間で異なり得るクラウドソーシング決定を行うための責任からモバイルデバイスを解放する。さらに、サーバ内でフィルタ処理が行われる状態でモバイルデバイスがすべての利用可能な情報をクラウドソースすることが許可され、検証することが困難または不可能であり得る、サーバ内でサポートされ得る手法とは異なり、説明した手法は、少なくとも部分的に(たとえば、傍受および観測しやすいことがある)サーバとモバイルデバイスとの間の明示的通信の使用により(たとえば、適合を保証するなどのために)比較的透過的であり、および/または容易に検証可能である。
[0042]本方法はまた、モバイルデバイスによる他のタイプの情報のクラウドソーシングを制御するために使用され得る。たとえば、本方法は、写真、ビデオクリップ、オーディオクリップ、オーディオ特性(たとえば、ボリュームおよび周波数範囲)、照明特性(たとえば、照明レベルおよび色範囲)、環境データ(たとえば、大気圧、大気質、温度、湿度)、人に関係するデータ(たとえば、モバイルデバイスのロケーションに可視であるかそこから可聴である人の数および/もしくは密度)ならびに/または近くのワイヤレスネットワークに関するデータ(たとえば、可視のセル、RFカバレージ)のクラウドソーシングを制御するために使用され得る。各場合において、クラウドソーシングのいくつかのソースまたはタイプは、サーバによって暫定として指定され得、および/またはモバイルデバイスによって遭遇されたとき、サーバによって許可された場合、いずれかのクラウドソーシングを続ける前に最初にモバイルデバイスがサーバに問い合わせることを必要とし得る。この場合のソースは、タイプ(たとえば、写真、オーディオクリップ、テンペラチュラム(temperaturem)湿度)に従って識別され得、ならびに/または、特定の地理的エリア、ベニュー、建築物、町、都市、州、国、特定の環境(たとえば、屋内、屋外)、特定の時刻、特定の曜日もしくは日および/もしくは他の特性に対応し得および/もしくはそれを介して識別され得、ならびにAPおよびフェムトセルなどのワイヤレス送信機に対応するかまたはそれに関連付けられることもそうでないこともある。
[0043]図1は、クラウドソーシングのためのプライバシーを可能にするための1つまたは複数のプロセスまたは動作を容易にするかまたはサポートすることが可能な例示的なシステム10の特徴を示す概略図である。システムについて、本明細書では、公衆ネットワーク(たとえば、インターネット、ワールドワイドウェブ)、プライベートネットワーク(たとえば、イントラネット)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLANなど)など、様々な電子通信ネットワークまたはそのようなネットワークの組合せのコンテキストにおいて、全体的にまたは部分的に実装され得る非限定的な例として説明されることを諒解されたい。また、請求する主題は屋内実装形態に限定されないことに留意されたい。たとえば、時々、本明細書で説明する1つまたは複数の動作または技法は、少なくとも部分的に、(たとえば、ビルの谷間、アンフィシアター(amphitheaters)、駐車場、屋上庭園、パティオなど、部分的にまたは実質的に囲まれたエリアを含み得る)屋外環境または混合環境において実行され得る。
[0044]図示のように、システム10は、衛星測位システム(SPS)衛星160からSPS信号159を受信または収集し得るモバイルデバイス(MD)100を備え得る。いくつかの実装形態では、SPS衛星160は、たとえば、GPS衛星システムまたはGalileo衛星システムなどの、1つのグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)からのものであり得る。他の実装形態では、SPS衛星160は、限定はしないが、GPS衛星システム、Galileo衛星システム、Glonass衛星システム、またはBeidou(Compass)衛星システムなどの複数のGNSSからのものであり得る。いくつかの実装形態では、SPS衛星160の一部または全部は、ほんの数例を挙げると、WAAS、EGNOS、およびQZSSなど、いくつかの地域航法衛星システム(RNSS)のうちの任意の1つまたは複数からのものであり得る。やはり図示のように、時々、MD100は、ワイヤレス通信ネットワークに無線信号を送信し、および/またはワイヤレス通信ネットワークから無線信号を受信し得る。一例では、MD100は、ワイヤレス通信リンク123を介して基地局トランシーバ110にワイヤレス信号を送信し、および/または基地局トランシーバ110からワイヤレス信号を受信することによってワイヤレス通信ネットワークと通信し得る。同様に、MD100は、ワイヤレス通信リンク125を介してローカルトランシーバ115にワイヤレス信号を送信し、および/またはローカルトランシーバ115からワイヤレス信号を受信し得る。
[0045]特定の実装形態では、ローカルトランシーバ115は、ワイヤレス通信リンク123を介して基地局トランシーバ110によって使用可能にされる距離よりも短い距離(最大200メートル)でワイヤレス通信リンク125を介してMD100と通信することが可能であり得る。たとえば、ローカルトランシーバ115は、屋内環境に配置され得る。ローカルトランシーバ115は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN、たとえば、IEEE規格802.11ネットワークなど)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN、たとえば、Bluetoothネットワークなど)などへのアクセスを提供し得る。別の例示的な実装形態では、ローカルトランシーバ115は、(たとえば、LTEまたはWCDMAなどの)セルラー通信プロトコルに従ってリンク125を介した通信を容易にすることが可能なフェムトセルトランシーバ、ホーム基地局トランシーバまたはスモールセルトランシーバを備え得る。もちろん、これらが、ワイヤレスリンクを介してMD100と通信し得るネットワークの例にすぎず、特許請求する主題が、この点について限定されないことを理解されたい。
[0046]図10には、ただ1つのMD100と、1つの基地局トランシーバ100と、1つのローカルトランシーバ115とが示されているが、図1に示されていない他のMD、他の基地局トランシーバおよび/または他のローカルトランシーバがあり得ることに留意されたい。本明細書の説明は、次いで、MD100と、基地局トランシーバ100と、ローカルトランシーバ115とが代表にすぎないこれらのMD、基地局トランシーバおよび/またはローカルトランシーバのいずれにも適用可能であり得る。
[0047]特定の実装形態では、基地局トランシーバ110および/またはローカルトランシーバ115は、リンク145を通してネットワーク130を介してサーバ140、150および/または155と通信し得る。ここで、ネットワーク130は、ワイヤードおよび/またはワイヤレスリンクの任意の組合せを備え得る。いくつかの例では、ネットワーク130は、ローカルトランシーバ115および/または基地局トランシーバ110を通したMD100とサーバ140、150、および/または155との間の通信を容易にするかまたはサポートすることが可能なインターネットプロトコル(IP)インフラストラクチャを備え得る。別の実装形態では、ネットワーク130は、MD100とのモバイルセルラー通信を容易にするために、基地局コントローラ(BSC:base station controller)、モバイル交換センター(MSC:mobile switching center)またはモビリティ管理エンティティ(MME:mobility management entity)などのセルラー通信ネットワークインフラストラクチャを備え得る。ネットワーク130は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)2000(cdma2000)、広帯域CDMA(WCDMA:Wideband CDMA)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)、または高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などのワイヤレス技術をサポートし得る。GSM、WCDMAおよびLTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)として知られている組織によって規格化された。cdma2000およびHRPDは、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)として知られている組織によって規格化された。特定の実装形態では、サーバ140、150、および155のうちの1つまたは複数は、3GPPによって定義された拡張サービングモバイルロケーションセンター(E−SMLC:Enhanced Serving Mobile Location Center)またはオープンモバイルアライアンス(OMA:Open Mobile Alliance)によって定義されたSUPLロケーションプラットフォーム(SLP:SUPL Location Platform)を備え得る。SLPを備えるサーバ140、150または155は、さらに、OMAによって定義されたSUPL規格に従ってホームSLP(H−SLP)としておよび/またはDiscovered SLP(D−SLP)として機能し得る。
[0048]特定の実装形態では、MD100は、位置フィックスを使用可能にするかもしくは計算すること、および/またはMD100のロケーションを推定することが可能な回路および/または処理リソースを有し得る。たとえば、MD100は、(たとえば、サーバ140、150または155のうちの1つの中で)4つ以上のSPS衛星160までの擬似距離測定値に少なくとも部分的に基づいて位置フィックスを計算するか、または使用可能にし得る。ここで、MD100は、たとえば、4つ以上のSPS衛星160から収集された信号159中の擬似雑音(PN:pseudonoise)コード位相検出に少なくとも部分的に基づいてそのような擬似距離測定値を計算し得る。特定の実装形態では、MD100は、ほんの数例を挙げると、アルマナック、エフェメリスデータ、ドップラー探索ウィンドウ、およびコード位相探索ウィンドウを含む、SPS衛星160によって送信された信号159の取得および測定を助けるために、サーバ140、150、および/または155から測位支援データを受信し得る。
[0049]他の実装形態では、MD100は、高度順方向三辺測量(AFLT:advanced forward trilateration)、観測到着時間差(OTDOA)などのいくつかの技法のうちのいずれか1つを使用して基地局トランシーバ110および/またはローカルトランシーバ115などの固定された地上波送信機から受信された信号を測定することに少なくとも部分的によって位置フィックスを取得するかまたは使用可能にし得る。これらの特定の技法では、MD100は、送信機によって送信され、MD100において受信されたパイロットまたは他の基準信号に少なくとも部分的に基づいて3つ以上のこれらの地上波送信機までの時間差、位相差などを測定し得る。ここで、サーバ140、150、および/または155は、AFLT、OTDOAなどの1つまたは複数の測位技法を容易にするために、基地局トランシーバ110および/またはローカルトランシーバ115などの地上波送信機のロケーション、識別情報、送信タイミング、予想時間差測定値などのうちの1つまたは複数を含む測位支援データをMD100に与えることが可能であり得る。たとえば、サーバ140、150、および/または155は、特定の領域中のセルラー基地局のロケーション、識別情報、送信特性などのうちの1つまたは複数を示す基地局アルマナック(BSA)を含み、MD100に送り得る。
[0050]いくつかの実装形態では、MD100は、SPS衛星160からの信号159の測定(たとえば、擬似距離測定)、ならびに/または地上波送信機からの信号、基地局トランシーバ110からのワイヤレス通信リンク123を介したそのような信号もしくはローカルトランシーバ115からのワイヤレス通信リンク125上を介した信号の測定(たとえば、時間差測定)を行い得、これらの信号を収集および測定するために、サーバ140、150または155のうちの1つから支援データを受信し得る。しかしながら。MD100は、これらの測定値からMD100のロケーション推定値を計算しないことがあり、代わりに、MD100のためのロケーションを計算するためにサーバ140、150または155のうちの1つに測定値を送り得る。ロケーション計算は、測定された送信機のための知られているロケーション、知られている識別情報、知られている送信時間および/または他の知られている特性を利用し得る。MD100のためのロケーションを計算するサーバは、MD100にロケーションを戻し、および/または、たとえば、サーバに送られたクラウドソーシング測定値をMD100が収集したときにMD100のためのロケーションを決定する際に使用するために、ロケーションを保持し得る。
[0051]示したように、屋内環境またはビルの谷間などのいくつかの環境では、MD100は、GNSSベースの測位方法を使用して(たとえば、サーバ140、150または155のうちの1つによって)ロケーションを取得するか、もしくは使用可能にするのに十分な数のSPS衛星160から、またはAFLTおよびOTDOAのような方法を使用して位置フィックスを計算するか、もしくは使用可能にするのに十分な数の基地局トランシーバおよび/もしくはローカルトランシーバから信号159を確実にまたは正確に収集することが可能でないことがある。したがって、代替的に、MD100は、屋内環境中にすべてがまたは大部分が位置するローカル送信機(たとえば、フェムトセルまたはWLANアクセスポイント)から収集された信号に少なくとも部分的に基づいて位置フィックスを計算するか、または使用可能にすることが可能であり得る。たとえば、MD100は、RSSI、RTT、S/N、AOAなどを測定することによってなど、3つ以上の屋内地上波ワイヤレスアクセスポイントおよび/またはフェムトセル、そのようなローカルトランシーバ115、から信号を測定することによって位置フィックスを取得し得るか、または使用可能にし得る。そのような測定は、そのようなアクセスポイントおよび/またはフェムトセルから受信された信号からMACアドレスまたはグローバル(またはローカル)セルIDを取得することを含み得る。MD100が、それらのロケーション、識別情報、送信電力など、測定された送信機についての情報を与える支援データ(たとえば、MD100にサーバ140、150または155のうちの1つによって送られるBSA)を有する場合、MD100は、次いで、これらの測定値に少なくとも部分的に基づいてMD100自体のロケーション推定値を計算し得る。他の実装形態では、MD100は、サーバが有する測定された送信機についての情報に基づいてMD100のロケーション推定値を計算し得るサーバ140、150または155のうちの1つに測定値を転送し得る。
[0052]代替実装形態では、MD100またはサーバ140、150もしくは155のうちの1つは、ローカル送信機のRFカバレージエリア内のまたはそれに重複するポイントの長方形グリッド中のグリッドポイントのセットの各々のためのなどのいくつかの知られているロケーションにある特定のローカル送信機の知られているかまたは予想されるRSSI、RTT、または同様の値を与えるRFヒートマップにローカル送信機のMD100によって行われたいくつかの測定(たとえば、RSSIまたはRTTなどの測定)を適用することによってMD100のための位置フィックスを取得し得る。この場合、ローカル送信機のロケーションは、MD100によって、またはRFパターンマッチングの技法を実行することによって、部分的に最小として、MD100のロケーションを取得し得るサーバ140、150もしくは155のうちの1つによって知られる必要がないことがある。
[0053]同じく説明したように、特定の実装形態では、MD100は、サーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数から1つまたは複数の測位動作についての測位支援データを受信し得る。たとえば、測位支援データは、1つまたは複数の送信機のための測定されたRSSI、RTT、RSTDなどに少なくとも部分的に基づいてMD100がそれのロケーションを取得することを可能にするために送信機のロケーションおよび/または識別情報を含み得る。測位動作(たとえば、屋内)を補助する1つまたは複数の送信機についての他の測位支援データは、ほんの数例を挙げると、RFヒートマップ、送信出力、アンテナ利得、アンテナダウンチルト、送信機の送信タイミング、ルーテビリティグラフを含み得る。他の支援データは、表示のための、またはナビゲーションを助けるための屋内エリアのローカルマップを含み得る。そのようなマップは、MD100が特定の屋内エリアに入るとき、MD100に与えられ得る。そのようなマップは、扉、通路、入口、壁などの屋内の特徴、化粧室、公衆電話、部屋名、店舗などの関心地点を示し得る。MD100は、たとえば、壁、床、戸口、部屋および廊下などの介在オブジェクトおよびエリアのための想定されるまたは知られている減衰および反射特性に基づいてマップによってカバーされたエリア中に位置する屋内送信機のための可能性がある信号伝搬を決定することによって、ナビゲーションの支援としておよび/または測位を支援するためにそのようなマップを使用し得る。MD100は、次いで、マップ中の異なるロケーションにおける予想される信号特徴(たとえば、RSSI、RTT、S/N)を予測することが可能であり得、これは、MD100が、異なるローカル送信機についてこれらの同じ特性を測定するときロケーション脱アミノを支援し得る。
[0054]一実装形態によれば、MD100は、これらのサーバのうちの1つにデータを要求することによって、サーバ140、150、および155のうちの1つまたは複数を通して(たとえば、屋内ナビゲーションおよび/または屋内測位のための)測位支援データにアクセスし得る。特定の実装形態では、サーバ140、150、および155のうちの1つまたは複数は、ほんの数例を挙げると、建築物のフロア、病院の病棟、空港のターミナル、大学構内の一部分、大型ショッピングモールのエリアを含む多くの異なる屋内エリアをカバーするために屋内使用のための(たとえば、屋内ナビゲーションおよび/または屋内測位のための)支援データを与えることが可能であり得る。いくつかの実装形態では、MD100におけるメモリリソースおよび/またはシグナリングリソースは、サーバ140、150、および/または155によってサービスされる1つまたは複数の領域についての屋内測位支援データの受信を実行不可能または実現不可能にし得る。MD100への屋内ナビゲーションおよび/または屋内測位支援データについての要求は、次いで、MD100のロケーションの粗いまたは進路推定値を示し得る。MD100は、次いで、MD100のロケーションの粗いまたは進路推定値を含み、および/またはそれに近接するエリアをカバーする屋内ナビゲーションおよび/または屋内測位支援データがサーバ140、150、および/または155によって与えられ得る。
[0055]一実施形態では、MD100のためのロケーションを計算するためにサーバ140、150または155のうちの1つが使用する支援データ、ならびに/またはローカル送信機のための信号を収集し測定することおよび/もしくはこれらの測定値からMD100のためのロケーションを計算することをMD100が行うことを可能にするためにサーバ140、150もしくは155のうちの1つがMD100に送る支援データは、何らかの前の時間または前のセットの時間にいくつかのモバイルデバイスによってクラウドソースされたデータからサーバに少なくとも部分的によって取得されていることがある。たとえば、1つまたは複数の基地局および/またはローカル送信機のためのロケーション、送信特性、識別情報および/またはRFヒートマップのうちの1つまたは複数を備える支援データは、クラウドソーシングを使用して(たとえば、MD100を含む)モバイルデバイスから受信されたデータを使用してサーバ140、150または155のいずれかによって取得されるか、または別の方法でそれの中で構成され得る。
[0056]以下で説明するように、特定の実装形態では、1つまたは複数のサーバ140、150、および/または155は、特定の動作環境に関連するWiFiアクセスポイント、Bluetoothアクセスポイント、LTEフェムトセルなどの一部または全部のタイプのための識別情報、ロケーション、特定のタイプの測定値(たとえば、RSSI、RTT、S/N、AOAなど)に関する測定、観測など、好適なクラウドソーシング測定を処理および/または誘発し得る。そのような動作環境は、モバイルデバイス100のための現在のロケーションによって、および/またはモバイルデバイス100が現在位置し得る領域か、それが最近位置していた領域か、もしくは後で位置し得る領域によって表され得る。1つまたは複数のサーバ140、150、および/または155は、モバイルデバイス100によって検出されたときに、モバイルデバイス100に、いくつかまたはすべてのタイプのアクセスポイントのための(たとえば、IEEE802.11b WiFiアクセスポイントもしくはすべてのWiFiアクセスポイントのための、またはすべてのWiFiアクセスポイントおよびすべてのBluetoothアクセスポイントのための)特定のタイプの測定値、観測値など(たとえば、RSSI、RTTおよび/またはS/Nの測定値など)を収集することを行わせ得るトリガ条件(たとえば、継続時間、周期的間隔、何らかの最小数のアクセスポイントの可視性、特定のエリア内のロケーション)を示し得る。モバイルデバイス100は、次いで、(たとえば、測定値および観測値のセットがモバイルデバイス100の現在のロケーションのために取得された後、または観測値および測定値を収集するために使用される任意の周期的間隔よりも長いことがある周期的間隔でなど)いくつかの他のトリガ条件が発生するとき、サーバに観測値および測定値を報告(すなわち、クラウドソーシング)して戻し得る。サーバ140、150、および/または155はまた、モバイルデバイス100へのクラウドソーシングを実行するための全期間(たとえば1週間〜1年など)、またはクラウドソーシング測定値を収集し、戻すのを中止するための何らかの他のトリガ条件(たとえば、電源切断されていることなど)を与え得る。
[0057]サーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数は、さらに、モバイルデバイス100に、暫定であるとしてクラウドソーシングするためのいくつかのソース(たとえば、一部または全部のソース)を指定し得る。暫定ソースは、1つもしくは複数のソースまたは特定のタイプのワイヤレスアクセスポイントなどの特定のソース(たとえば、IEEE802.11gアクセスポイントなどのいくつかのタイプのWiFiアクセスポイント、または通信サービスのためのアクセスがモバイルデバイス100に許可されるか、もしくは許可されないフェムトセルなどのいくつかのタイプのフェムトセル)を含み得る。暫定ソースは、同じくまたは代わりに、たとえば、特定の事業者、オーナーまたはマネージャに対応し得る特定のMACアドレス、特定のセルグローバル識別情報または特定の範囲アドレスによって示される、特定のAPおよび/またはフェムトセルを含み得る。暫定ソースは、さらに、(i)特定の環境(たとえば、屋内、ビルの谷間など)、特定の地理的エリアおよび/もしくは特定のベニュー、(ii)いくつかのタイプのWiFi SSID(たとえば、「nomap」指示を含んでいるSSIDなど)、ならびに/または(iii)特定のネットワークタイプ、特定のネットワーク識別情報などに位置するかまたは別の方法でそれに関連するAPおよび/またはフェムトセルを含み得る。当然、これらは、暫定ソースに関する例にすぎず、請求する主題はそのように限定されない。
[0058]したがって、例示的な実装形態では、モバイルデバイス100が暫定として指定された任意のソースに遭遇する場合、モバイルデバイス100は、クラウドソーシングを実行する前になど、クラウドソーシングが暫定ソースのために許可されるのかどうか、そうである場合、暫定ソースについてどんなタイプの情報をクラウドソーシングするのが許可されるのかに関する情報についてサーバ140、150および/または155の1つまたは複数に問い合わせ得る。1つまたは複数のサーバ140、150、および/または155は、次いで、許可されたクラウドソーシングに関する情報について(たとえばネットワーク130を介して)適切なデータベースに問い合わせ得る。データベースは、(i)(たとえば、WiFiおよびBTLE APのための)AP MACアドレス、(ii)フェムトセル、ホーム基地局、および/もしくは基地局のためのグローバルセルID、ならびに/または(iii)個別のAPおよびフェムトセルならびに/もしくは(特定の団体、ベニューもしくはネットワーク事業者に属するAPおよび/もしくはフェムトセルなどの)APおよびフェムトセルのグループを識別するネットワークIDおよび/もしくはベニューSSIDを含んでいるナショナルレジスタ、ステートレジスタまたは何らかの他のレジスタ(たとえば、消費者グループ、業界団体または1つもしくは複数のネットワーク事業者によって所有および運営されるレジスタ)であり得る。データベースは、特定の暫定ソースのためにクラウドソーシングが許可されるのかどうか、およびどのタイプの測定値、観測値などをクラウドソーシングするのが許可されるのかを決定することができるか、またはそれを決定するのに役立つ情報を含み得る。たとえば、データベースは、クラウドソーシングが許可されない個別のWiFi APおよび/もしくはBTLE APのためのMACアドレスならびに/またはフェムトセルおよびホーム基地局のためのグローバルセルIDを含み得る。データベースは、同じくまたは代わりに、APおよび/またはフェムトセルならびにホーム基地局のアドレス、(たとえば、100メートルなどの何らかの最大精度をもつ)それらの近似ロケーションをクラウドソーシングすることが許可されるが、APおよび/またはフェムトセルならびにホーム基地局の他の測定値をクラウドソーシングすることが許可されないなど、いくつかの制限付きでクラウドソーシングが許可される個別のWiFi APならびに/またはBTLE APならびに/またはフェムトセルおよびホーム基地局のためのグローバルセルIDのためのMACアドレスを含み得る。データベースは、クエリを送ったサーバ140、150または155にクエリに関係するデータベース中に記憶された情報を戻し得る。
[0059]時々、サーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数は、(たとえば、暫定であるソースに関する何らかの前の時点にクエリのためにデータベースによって与えられたおよび/またはAP、フェムトセルなどのオーナー、事業者などによって与えられた)以前に受信された情報を利用し得る。以前に受信された情報は、データベースと同様に、クラウドソーシングがどのAPおよび/またはフェムトセルに許可され、どのAPおよび/またはフェムトセルに許可されないのか、ならびに特定のAPおよびフェムトセルのためにおよび/または特定のカテゴリーのAPおよびフェムトセルのためにどのタイプの情報(たとえば、どの特定の測定値、観測値など)が収集され、クラウドソーシングされ得るのかを示し得る。サーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数は、次いで、たとえば、なし、全部、クラウドソーシングが許可されるかもしくは許可されない特定のAPおよびフェムトセル、ならびに/または特定の測定値など、許可されたクラウドソーシングのレベルをモバイルデバイス100に与え得る。
[0060]いくつかの例では、サーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数は、モバイルデバイス100に、クラウドソーシングのための1つまたは複数の許可および/または制限を適用し得るクラウドソーシングの適用可能な地理的エリアおよび/または継続時間を与え、および/または示し得る。サーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数はまた、クラウドソーシングのための他のタイプの許可および/または制限を与え得る。たとえば、サーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数は、クラウドソーシングが許可されるかまたは許可されない環境(たとえば、屋内、屋外、屋外過密都市)、所有または運営するAPおよび/またはフェムトセルのクラウドソーシングが許可されるかまたは許可されないネットワーク、ネットワーク事業者および/またはベニューの識別情報、クラウドソーシングが許可されるかまたは許可されない時刻または曜日などを示し得る。いくつかの例では、サーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数は、モバイルデバイス100に許可されたクラウドソーシングのレベルを返送する前に、(たとえば、可視のアクセスポイント、可視のフェムトセルなど、モバイルデバイス100が位置する環境のタイプ、モバイルデバイス100のロケーションなどに関する)さらなる情報についてモバイルデバイス100に問い合わせ得る。
[0061]一実装形態によれば、モバイルデバイス100は、サーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数によって許可されると示されたか、または、場合によっては、許可されないと示されなかったあらゆるクラウドソーシングを実行し得る。いくつかの実施形態では、許可された(または許可されないとされなかった)クラウドソーシングは、さらに、サーバ140、150または155のうちの1つによって与えられた場合、許可された継続時間の間に、許可された地理的エリア内でなど、モバイルデバイス100によって実行され得る。時々、サーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数から受信された情報は、後で同じまたは同様のソース条件に遭遇したときはいつでもモバイルデバイス100がクラウドソーシングを正しく実行することを可能にするために、モバイルデバイス100のメモリ中にキャッシュされ得る。いくつかの実施形態では、サーバ140、150または155は、情報がどのくらいの時間の間キャッシュされ、モバイルデバイス100によって許可されたクラウドソーシングを決定するために使用され得るのかについてモバイルデバイス100が知ることを可能にするためにモバイルデバイス100に与えられるクラウドソーシング許可情報の有効期間を示し得る。これらの実施形態では、モバイルデバイス100は、有効期間が満了した後にキャッシュされた情報を削除し得る
[0062]いくつかの例では、モバイルデバイス100は、サーバ140、150または155のうちの1つまたは複数にモバイルデバイス100および/または(たとえば、基地局トランシーバ110、ローカルトランシーバ115などの)近くのワイヤレス送信機に関係する追加情報を与え得る。そのような情報は、モバイルデバイス100の現在のロケーション、(たとえば、最近24時間〜168時間の1時間間隔でのモバイルデバイス100のロケーションなどの)モバイルデバイス100のための最近のロケーション履歴、MACアドレス、SSID、グローバルまたはローカルセルID、ネットワークIDなどを含み得る1つまたは複数の現在可視のまたは最近(たとえば、最近1時間に)可視のアクセスポイントおよび/またはフェムトセルなどの各々についての情報を備え得る。この追加情報は、上記で説明したように、暫定として指定された1つまたは複数のクラウドソーシングソースについてのクラウドソーシング許可情報についてのサーバへのクエリとともにサーバ140.150または155のうちの1つにモバイルデバイス100によって与えられ得る。代替的にまたは追加として、サーバ140、150または155のうちの1つまたは複数は、たとえば、モバイルデバイス100からクエリを受信した後に、この追加情報を与えるようにモバイルデバイス100に要求し得る。この追加情報は、クラウドソーシングが許可および/または制限されるのかどうか、関連する地理的エリア、継続時間などが与えられるべきであるのかどうかなどに関する決定を行うことをサーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数が行うのに役立ち得る。いくつかの例では、モバイルデバイス100は、請求する主題はそのように限定されないが、SUPLセッションを使用して、ならびに/または3GPPによって規定されたLTE測位プロトコル(LPP)および/もしくはOMAによって規定されたLPP拡張(LPPe)プロトコルを使用して、1つまたは複数のサーバ140、150および155と対話し得る。
[0063]本明細書では、一定数のコンピューティングプラットフォーム、デバイス、送信機などについて説明されるが、図1の例示的な動作環境に関連する1つまたは複数の技法またはプロセスを容易にするかまたは別の方法でサポートするために任意の数の好適なコンピューティングプラットフォーム、デバイス、送信機などが実装され得ることに留意されたい。たとえば、時々、ネットワーク130は、モバイルデバイス100、基地局トランシーバ110、ローカルトランシーバ115、サーバ140、150、および/または155などとの通信のためのカバレージエリアを強化するために、1つまたは複数のワイヤードまたはワイヤレス通信ネットワーク(たとえば、WiFiなど)に結合され得る。同じく示したように、いくつかの例では、ネットワーク130は、たとえば、フェムトセルベースの動作可能なカバレージ領域を容易にするかまたはサポートし得る。この場合も、これらは実装形態の例にすぎず、請求する主題はこの点について限定されない。
[0064]次に図2に注目すると、図2は、図1のシステム10内でなど、クラウドソーシングのためのプライバシーの制御を可能にするための1つまたは複数の動作またはプロセスを容易にするかまたはサポートし得るモバイルデバイス202とサーバ204との間のメッセージ交換プロセス200の実装形態を示すメッセージフロー図である。したがって、いくつかの例では、モバイルデバイス202は、図1のモバイルデバイス100を備えるかまたはそれを表し得、サーバ204は、1つまたは複数のサーバ(たとえば、図1のサーバ140、150または155)を備えるかまたはそれを表し得る。少なくとも1つの実施形態では、モバイルデバイス202は、SUPL対応端末(SET)を備え得、サーバ204は、H−SLPまたはD−SLPなどのSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)を備え得る。たとえば、例示的なプロセス200に関連する入力信号、出力信号、動作、結果、メッセージなど、収集および/または生成された情報が、1つまたは複数のRFデジタル信号を介して表され得ることに留意されたい。1つまたは複数の動作が、同時に、またはある順序に関して、示されまたは説明されていても、他の順序または同時の動作が利用されてもよいことも諒解されたい。加えて、以下の説明は、いくつかの他の図に示される特定の態様または特徴に言及するが、1つまたは複数の動作は、他の態様または特徴とともに実行され得る。
[0065]208に示すように、サーバ204は、モバイルデバイス202にクラウドソーシング要求を送ることによってクラウドソーシングを開始するかまたは実装することを要求し得る。いくつかの例では、208におけるクラウドソーシング要求は、図1中のネットワーク130などのネットワークを介してモバイルデバイス202に転送され得る。210、212、214、220、222、234および236におけるメッセージなど、図1中のモバイルデバイス202とサーバ204との間で転送されるとして図示し説明する他のメッセージはまた、ネットワーク(たとえば、208におけるものと同じネットワークまたは可能な異なるネットワーク)を通して転送され得る。当然、請求する主題は、特定の通信ネットワークインフラストラクチャに限定されない。208におけるクラウドソーシング要求は、(i)(たとえば、IEEE802.11 WiFi AP、BTLE APならびに/またはLTEフェムトセルおよび/もしくはLTE基地局を示すなど)クラウドソーシング測定値が必要とされるAPおよび/またはフェムトセルのタイプ、(ii)(たとえば、RSSI、RTT、S/N、AOA、TOAおよび/またはRSTD測定値を取得するなど)モバイルデバイス202によって実行されるべき必要な測定、観測など、(iii)測定値、観測値などを取得するためのトリガ条件、(iv)サーバ204に測定値、観測値などを返信して戻すためのトリガ条件、ならびに/あるいは(v)クラウドソーシングのための暫定ソースなどを示し得る。サーバ204は、208において、たとえば、(i)特定のWiFi APおよび/もしくはBTLE APのアドレス(たとえば、MACアドレス)、(ii)特定のフェムトセルおよびスモールセルのためのセルグローバル識別子(ID)、(iii)特定のネットワーク事業者に属するすべてのAP、フェムトセル、基地局が暫定として扱われるべきであると理解した上でのこれらのネットワーク事業者の識別情報もしくはアドレス(たとえば、モバイル国コード(MCC)およびモバイルネットワークコード(MNC))、(iv)ベニューオーナーまたはWLANオーナーに属するすべてのAPおよびフェムトセルが暫定として扱われるべきであると理解した上での(たとえば、SSID中でもしくは他のIEEE802.11シグナリングを介して示される)これらのベニューオーナーもしくはWLAN事業者の名前もしくは識別情報、(v)特定のベニュー、建築物、建築物複合体、町、都市、州もしくは国に対応するなどの、特定の地理的エリアまたは都市エリア内のすべてもしくはいくつかのタイプのAP、フェムトセル、基地局が暫定として扱われるべきであると理解した上でのその地理的および/もしくは都市エリア、ならびに/または(vi)特定のタイプに一致するすべてのAP、フェムトセルおよび/もしくは基地局が暫定として扱われるべきであると理解した上でのこれらのタイプのAPおよび/もしくはフェムトセル(たとえば、802.11g、801.11b、BTLE)を与えることによってクラウドソーシングの暫定ソースを識別し得る。208におけるクラウドソーシング要求メッセージは、LPP/LPPeロケーション情報メッセージを備え得、および/または、ほんの1つの可能な実装形態を示せば、モバイルデバイス202とサーバ204との間のSUPLセッションの一部として転送され得る。
[0066]いくつかの例では、208において要求メッセージを受信すると、モバイルデバイス202は、208において要求された1つまたは複数のAP、フェムトセルおよび/または基地局などについての情報と測定値と観測値とを取得し得、212において暫定ソースに遭遇または別の方法で発見するより前になど、210においてサーバ204に取得された情報と測定値と観測値とを含んでいる1つまたは複数の測定報告を送り得る。212において暫定ソースに遭遇するより前の210における測定報告の転送は、いくつかの例示的な実装形態では、たとえば、208において、クラウドソーシングのためのすべてのソースが暫定として示された場合、または210においてクラウドソーシング測定値を取得し報告することが可能になるより前に、モバイルデバイス202が、212において暫定ソースを発見する場合、随意であり得ることに留意されたい。
[0067]212において、モバイルデバイス202は、208において暫定であるとして示された少なくとも1つのクラウドソーシングソースを発見する。たとえば、212の直前に、モバイルデバイス202は、あるアドレス(たとえば、WiFiもしくはBTLE APの場合はMACアドレス、またはフェムトセルの場合はグローバルセルID)をもつ、特定のタイプ(たとえば、IEEE802.11b、IEEE802.11n、BTLE、LTEなど)のWiFi APの場合はあるSSIDをもつ、および/または特定のエリア内にあるWiFi AP、BTLE APまたはフェムトセルから信号を受信し得、ここで、特定のアドレス、(たとえば、特定のネットワーク事業者もしくはオーナーに対応する)特定のアドレスの一部分、特定のタイプ、特定のSSID(または特定のSSIDの一部分)および/または特定のエリアは、208において、暫定としてクラウドソーシングソースを識別するときに含まれた。モバイルデバイス202は、次いで、暫定クラウドソーシングソースに遭遇したと推論し得る。結果として、214において、モバイルデバイス202は、クラウドソーシングのための暫定ソースが発見されたことをサーバ204に示すクエリを送り得る。
[0068]214においてモバイルデバイス202によって送られたクエリは、暫定として指定され、212においてモバイルデバイス202によって発見されたソースについての識別情報を含み得る。時々、識別情報は、アクセスポイントのためのアドレス(たとえば、MACアドレスなど)、基地局、フェムトセル、スモールセル、ホーム基地局などによってサポートされるセルの識別情報(たとえば、グローバルセルIDなど)、あるタイプのアクセスポイント(たとえば、IEEE802.11タイプ、BTLEタイプなど)、モバイルデバイス202のための現在のロケーションまたは近似ロケーション、モバイルデバイス202のためのロケーション履歴、モバイルデバイス202が位置する地理的エリアなどを含み得る。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス202はまた、たとえば、それの識別情報を与え得る。
[0069]随意に、214におけるクエリの受信後に、サーバ204は、220において、追加情報についてモバイルデバイス202に問い合わせ得、モバイルデバイス202は、222において応答を送り得る。220および222におけるクエリおよび応答は、いくつかの実施形態では行われないことがある。220におけるクエリは、モバイルデバイス202に、(i)モバイルデバイス202に現在可視であるおよび/もしくは最近(たとえば、最後の5〜30分)可視であった1つもしくは複数の可視のアクセスポイント、フェムトセル、基地局の識別情報、(ii)モバイルデバイス202の地理的ロケーション、(iii)サーバ204がモバイルデバイス202のためのロケーションを決定することを可能にし得るモバイルデバイス100による測定値(たとえば、A−GNSS、OTDOA、WiFi APのための測定値)、(iv)ネットワーク130についての識別情報など、モバイルデバイス202に可視のおよび/もしくはモバイルデバイス202に最近(たとえば、最後の5〜30分)可視の1つもしくは複数のネットワークの識別情報、(v)モバイルデバイス202に可視または最近可視の1つもしくは複数のアクセスポイントによってブロードキャストされたSSID、(vi)モバイルデバイス202のロケーション履歴、ならびに/または(vii)モバイルデバイス202に可視および/もしくは最近可視の1つもしくは複数のアクセスポイント、フェムトセルなどのタイプなどの特定の追加情報を要求し得る。
[0070]222においてモバイルデバイス202によってサーバ204に送られた応答は、220において要求された情報の一部もしくは全部を含み得、および/または220において特に要求されなかった情報を含み得る。サーバ204は、サーバ204によって許可される場合、モバイルデバイス202がクラウドソーシング観測値、測定値などを与え得る、モバイルデバイス202の近傍にあるクラウドソーシングの1つまたは複数のソース(たとえば、アクセスポイント、基地局、ワイドエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、ベニュー、団体、などの識別情報)を識別するために、214において受信された暫定ソースに関係する情報および/または、もしあれば、222において受信された情報を使用し得る。一実施形態では、220におけるクエリは、LPP/LPPeロケーション情報要求メッセージまたはLPP/LPPeロケーション情報提供を備え得、222における応答は、LPP/LPPeロケーション情報要求メッセージまたはLPPロケーション情報提供メッセージを備え得、それぞれ、モバイルデバイス202とサーバ204との間のSUPLセッションの一部として転送され得る。
[0071]226にさらに示すように、サーバ204は、適切なネットワーク(たとえば、ネットワーク130)を介してデータベース206に問い合わせ得、228においてデータベースから応答を受信し得る。データベース206は、サーバ240、250もしくは255のうちの1つに対応し得、またはシステム10の一部ではない何らかの他のサーバに対応し得る。データベース206は、WiFiおよび/またはBTLE MACアドレスのナショナルレジスタ、ネットワークID、ベニューSSIDおよび/またはセルグローバルIDであり得る。データベース206は、代わりに、WiFiおよび/もしくはBTLE MACアドレス、ネットワークID、ベニューSSIDおよび/もしくはセルグローバルIDの地域(たとえば、州レベル)データベースまたはネットワーク事業者、消費者グループもしくは何らかの他の団体によって所有および運営される同様のデータベースであり得る。データベース206は、データベース206中で直接または間接的に識別される様々なWiFi AP、BTLE AP、フェムトセル、基地局、ネットワークなどのための許可されたおよび/または許可されないタイプのクラウドソーシングを示す情報を含み得る。WiFi AP、BTLE AP、フェムトセル、基地局、ネットワークなどのオーナーおよび/またはマネージャは、許可されたおよび/または許可されないタイプのクラウドソーシングでデータベース206(図2に図示せず)を周期的に更新し得る。一実施形態では、データベース206は、どのWiFi AP、BTLE AP、フェムトセル、基地局、ネットワークなどのためにクラウドソーシングが許可されるおよび/もしくは許可されないのか、ならびに/または、異なるWiFi AP、BTLE AP、フェムトセル、基地局、ネットワークなどのためにどのタイプのクラウドソーシング情報、測定値および観測値を取得およびクラウドソーシングするのが許可されるおよび/もしくは許可されないのかに関する最終権限として働き得る。
[0072]226におけるクエリは、モバイルデバイスが、現在可視であるかもしくは最近可視であるとして、および/または212において暫定として発見されたとして214においておよび/または222において報告していることがある特定のAP、フェムトセル、基地局、ネットワークおよび/またはベニューなどのアドレスまたは識別情報を与え得る。226におけるクエリは、同じくまたは代わりに、サーバ204が、214においておよび/または222において受信された情報に基づいてモバイルデバイス202の近くにあるものとして決定していることがある特定のAP、フェムトセル、基地局、ネットワークおよび/またはベニューなどのアドレスまたは識別情報を与え得る。
[0073]228における応答は、1つまたは複数のアクセスポイント、基地局、フェムトセル、ネットワーク、ベニューおよび/または団体などの識別情報を含み得る。228における応答は、さらに、識別されたアクセスポイント、基地局、フェムトセル、ネットワーク、ベニューおよび/または団体などの各々のための許可されたレベルのクラウドソーシングを明示的にまたは暗黙的に示し得る。228において示されたクラウドソーシングの許可されたレベルは、クラウドソーシングが、許可されたこと、許可されないこと、および/または特定の制限付きで許可されることを示すことを備え得る。228において示される特定の制限は、許可される特定の観測値、測定値など(たとえば、RSSIのみ、RTTおよびS/Nのみなど)、および/または、許可されない観測値、測定値など(たとえば、RTT以外およびロケーション以外など)を示し得る。随意にまたは代替的に、228における応答は、(たとえば、226における要求中で識別された一部または全部の暫定ソースの識別情報が、226において含まれた暫定ソースの識別情報からサーバ204によって推論され得る場合)ソースを明示的に識別することなしにこれらのソースのためにクラウドソーシングが許可されるのか、許可されないのか、および/または制限付きで許可されるのかを示し得る。サーバ204は、(たとえば、モバイルデバイス202または何らかの他のモバイルデバイスが、許可されたクラウドソーシングなどに関する別のクエリを後で送る場合)後で使用するために228において受信されたあらゆる情報の少なくとも一部分を記憶し得る。
[0074]一実装形態によれば、214、222、および228のうちの1つまたは複数に続いて、サーバ204は、230において、特定のアクセスポイント、基地局、フェムトセル、ネットワーク、ベニューおよび/または団体などのクラウドソーシングの1つまたは複数のソースのためにクラウドソーシングが許可されるのか、許可されないのか、および/または制限付きで許可されるのかを決定し得る。クラウドソーシングの特定のソースは、(i)212において暫定であるとしてモバイルデバイスによって発見され、214において報告されたソース、(ii)214においておよび/または222においてモバイルデバイス202に可視であるかまたは最近可視であるとして報告された他のソース、(iii)(たとえば、214においておよび/または222においてモバイルデバイスによって与えられたロケーション関連情報に基づいて)モバイルデバイス202の近くにあるものとしてサーバ204によって識別されたソース、ならびに/あるいは(iv)(たとえば、214においておよび/もしくは222においてモバイルデバイス202によって与えられたロケーション履歴中のロケーションにあるかまたはその近くにある、ならびに/またはそのようなロケーション履歴中で頻繁に発生するロケーションにあるかまたはその近くにあるロケーションにあるので)関係していることがある、モバイルデバイス202から遠く離れているソースを含むかまたは備え得る。
[0075]230における決定は、示されたように、もしあれば、228において受信された情報および/またはサーバ204に記憶された情報に少なくとも部分的に基づき得る。サーバ204は、214において報告された暫定クラウドソーシングソースのための、214において報告されたいくつかの(たとえば、個別のなどの)暫定クラウドソーシングソースのための、214において報告された暫定クラウドソーシングソースの異なるサブセット(たとえば、同じネットワーク、事業者、団体もしくはベニューなどに関連するかもしくはそれに属するサブセット)のための、ならびに/またはモバイルデバイス202に近接し得るかもしくはモバイルデバイス202に何らかの方法で関連付けられ得る、214において報告されなかったクラウドソーシングソースのための、許可されたクラウドソーシングのレベル(たとえば、なし、全部、または特定の測定値、観測値など)を決定し得る。サーバ204は、さらに、許可されたクラウドソーシングのレベルのうちの1つ、いくつか、またはすべてを適用し得る地理的エリア、時間および/または継続時間を決定し得る。たとえば、地理的エリアは、クラウドソーシングの許可されたレベルをモバイルデバイス202がどこに適用することが望まれ、および/または有用であり得るかを示し得、時間および/または継続時間は、クラウドソーシングの許可されたレベルをモバイルデバイス202がいつ適用することが望まれ、および/または有用であり得るかを示し得る。示された地理的エリアの外ならびに/または示された時間および/もしくは継続時間の外などのいくつかの例では、モバイルデバイス202がクラウドソーシングの許可されたレベルについてサーバ204に問い合わせることが有用であり、および/または望まれ得る。たとえば、動作226および228がいくつかの例示的な実装形態ではないことがあるか、または動作220〜222より前に実装され得ることに留意されたい。
[0076]234にさらに示すように、サーバ204は、モバイルデバイス202に許可されたクラウドソーシングのレベルを示すメッセージを送り得、これは、クラウドソーシングのための特定のソースの識別情報またはそれに関係する情報、そのような各ソースのためにクラウドソーシングが許可されるのか、許可されないのか、または制限付きで許可されるのか、クラウドソーシングが制限を伴って許可される場合は特定の制限、クラウドソーシングのための時間、継続時間、および/または地理的エリアなど、230においてサーバ204によって決定された許可されるおよび/または許可されないクラウドソーシングのタイプの一部または全部を含み得る。次に、モバイルデバイス202は、(たとえば、208において与えられたトリガによって示された)一回または、いくつかの別個の回数、234において示された許可および/または制限に一致するクラウドソーシング情報と測定値と観測値とを取得し、236においてサーバ204に情報と測定値と観測値とを報告し得る。一実施形態では、214におけるクエリは、LPP/LPPeロケーション情報要求メッセージ、LPP/LPPeロケーション情報提供メッセージ、またはLPP/LPPe支援データ要求メッセージなどのLPP/LPPeメッセージを備え得、これは、モバイルデバイス202とサーバ204との間のSUPLセッションの一部として転送され得る。いくつかの事例では、234における応答は、LPP/LPPeロケーション情報要求メッセージ、LPP/LPPeロケーション情報提供メッセージ、またはLPP/LPPe支援データ提供メッセージなどのLPP/LPPeメッセージを備え得、これは、モバイルデバイス202とサーバ204との間のSUPLセッションの一部として転送され得る。もちろん、これらは、少なくとも部分的に本明細書で使用され得るメッセージに関係する例にすぎず、請求する主題は、そのように限定されない。
[0077]メッセージ交換プロセス200のいくつかの実施形態では、いくつかの(たとえば、物理的に)異なるサーバが、サーバ204について上記で説明した機能を実行し得る。たとえば、第1のサーバは、208において要求メッセージを送り得、第2のサーバは、(210が行われる場合)210においておよび236においてクラウドソーシングされた報告を受信し得、第3のサーバは、214においてクエリを受信し、(222が行われる場合)222において応答を受信し、(228が行われる場合)228において応答を受信し得、(220が行われる場合)220においてクエリを送り、(226が行われる場合)226においてクエリを送り、234において応答を送り得る。第1のサーバは、モバイルデバイス202によるクラウドソーシングを誘発し、場合によっては終了する制御サーバであり得る。第2のサーバは、モバイルデバイス202および他のモバイルデバイスからのクラウドソーシング報告を受信し、記憶するデータサーバであり得る。第3のサーバは、クラウドソーシングのためのプライバシーを制御するプライバシー制御サーバであり得る。いくつかの実施形態では、第1および第3のサーバ、第1および第2のサーバ、または第2および第3のサーバは、同じサーバであり得る。別個のサーバ(たとえば、第1のサーバ、第2のサーバおよび/または第3のサーバ)の使用は、別個のサーバがなぜ有用であり得るのかの例として、いくつかのサーバに対する負荷を低減すること、特定のタスクに特化し、そのために設計されたサーバを使用可能にすること、機密の(たとえば、クラウドソーシングされた)データへのアクセスを制限すること、特定のエンティティまたは団体にモバイルデバイス202の制御を制限すること、いくつかの認証されたエンティティまたは団体にプライバシーの制御を制限することを行うために好都合であるか、さらには必要になり得る。いくつかの実施形態では、第1のサーバは、たとえば、208において送られる要求の一部として、モバイルデバイス202に、第2のサーバのアドレス(たとえば、完全修飾ドメイン名(FQDN:fully qualified domain name)もしくはIPアドレス)および/または第3のサーバのアドレス(たとえば、FQDNもしくはIPアドレス)を与え得る。これにより、モバイルデバイス202は、(210が行われる場合)210においておよび236においてクラウドソーシング報告を送り、214において正しいサーバにクエリを送ることが可能になり得る。
[0078]図3に、図1のモバイルデバイス100および/または図2のモバイルデバイス202などのモバイルデバイスにおいてまたはそれとともに使用するためのクラウドソーシングのためのプライバシーの制御を可能にするための1つまたは複数の動作または技法を容易にするかまたはサポートするために全体的にまたは部分的に実行され得る例示的なプロセス300の実装形態を示す流れ図を示す。いくつかの例では、例示的なプロセス300は、図1のサーバ140、150、および/または155のうちの1つまたは複数、図2のサーバ204、SLPなどの好適なサーバデバイスにおいてまたはそれによって実行され得る。たとえば、例示的なプロセス300に関連する入力信号、出力信号、動作、結果、メッセージなど、収集または生成された情報が、1つまたは複数のRFデジタル信号を介して表され得ることに留意されたい。1つまたは複数の動作について、同時に、またはある順序に関して図示または説明されているが、他の順序または同時動作が採用され得ることを諒解されたい。加えて、以下の説明は、いくつかの他の図に示される特定の態様または特徴に言及するが、1つまたは複数の動作は、他の態様または特徴とともに実行され得る。
[0079]例示的なプロセス300は、動作302において開始し、サーバデバイスにおいて、クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別するモバイルデバイス(たとえば、モバイルデバイス100またはモバイルデバイス202などのモバイルデバイス)から第1のメッセージを受信し得る。動作302は、メッセージ交換プロセス200中の214におけるクエリを受信することに対応し得る。上記で説明したように、クラウドソーシング観測値を取得するための候補は、暫定としてサーバデバイスによって指定された任意のソースを備え得る。暫定ソースは、(i)特定のタイプのワイヤレスアクセスポイント(たとえば、IEEE802.11 WiFiアクセスポイント、Bluetooth AP、BTLE AP、フェムトセル、LTEフェムトセル)、(ii)特定の環境(たとえば、屋内、屋外、ビルの谷間など)、(iii)特定の地理的エリア、(iv)(たとえば、SSIDもしくはベニュー名を使用して識別され得る)特定のベニュー、(v)いくつかのタイプのWiFi SSID(たとえば、「nomap」指示などを含んでいるSSID)、(vi)特定のネットワークタイプ(たとえば、LTEネットワーク、WiFiネットワーク)、(vii)(たとえば、MCCおよびMNCなどのネットワーク事業者IDを使用して識別される)特定のネットワーク事業者、ならびに/または(viii)特定のタイプのAPおよび/もしくはフェムトセル(たとえば、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11n、BTLE、BTLEバージョン4.0、LTEなど)を含むかまたはそれによって識別され得る。少なくとも1つのソースを識別するために、モバイルデバイスは、動作302において、アクセスポイントについての識別情報(たとえば、MACアドレス)、フェムトセルについての識別情報(たとえば、グローバルセルID)、モバイルデバイスのための地理的ロケーション、モバイルデバイスのためのロケーション履歴、(たとえば、緯度、経度および場合によっては高度などの地理的座標を使用して定義されるか、または1つもしくは複数の都市ロケーションを使用して定義される)地理的エリア、アクセスポイントのタイプ(たとえば、IEEE802.11a、IEEE802.11g、BTLE)、ネットワーク事業者の識別情報(たとえば、MCCおよびMNC)、ベニューの識別情報(たとえば、SSIDまたはベニュー名)、フェムトセルのタイプ(たとえば、LTE、WCDMA)、あるいはこれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを与え得る。
[0080]動作304に関して、少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルが決定され得る。動作304は、メッセージ交換プロセス200中の230における許可の決定に対応し得る。動作304は、動作302において識別された少なくとも1つのソースのためにクラウドソーシングが許可されるのか、許可されないのか、または制限付きで許可されるのかを決定するサーバデバイスを含み得る。代替的にまたは追加として、動作302において識別された最小1つのソースが、(たとえば、地理的エリア、ネットワーク事業者、ベニュー、APのタイプ、フェムトセルのタイプに対応するソースのためのなどの)クラウドソーシング情報、測定値および観測値が取得され得る1つまたは複数の他のエンティティ(たとえば、WiFi AP、BTLE AP、フェムトセル、ネットワーク、ベニュー、APのタイプ、フェムトセルのタイプ、環境のタイプ、地理的エリア)に関連付けられる場合、サーバデバイスは、少なくとも1つのソースに関連するエンティティのうちの1つまたは複数のための許可のレベル(たとえば、すべてのクラウドソーシング測定値が許可される、クラウドソーシング測定値が許可されない、またはクラウドソーシング測定値が制限付きで許可される)を決定し得る。この場合の関連付けは、1つまたは複数の関連するエンティティを備えるか、それの近くにあるか、それを含んでいるか、またはそれとの何らかの他の関係を有する少なくとも1つのソースを指すことがある。少なくとも1つのソースのためにおよび/または1つもしくは複数の関連するエンティティのためにクラウドソーシングが制限付きで許可される場合、サーバデバイスは、少なくとも1つのソースのためにおよび/または1つもしくは複数の関連するエンティティの各々のために、識別情報、アドレス、ロケーション、RSSI、RTT、S/N、AOA、TOA、RSTDなどに関する測定値、観測値など、1つまたは複数の許可されたおよび/または許可されないクラウドソーシング測定値と観測値とを誘発および/または決定し得る。
[0081]動作306において、許可されたレベルを示す第2のメッセージがモバイルデバイスに送信され得る。動作306は、メッセージ交換プロセス200中の234において送られる応答に対応し得る。許可された観測値のレベルをもつ第2のメッセージは、動作302において識別された少なくとも1つのソースのために、および/または1つもしくは複数の他の関連するエンティティ(たとえば、WiFi AP、BTLE AP、フェムトセル、ネットワーク、ベニュー、APのタイプ、フェムトセルのタイプ、環境のタイプ、地理的エリア)の各々のためにクラウドソーシングが許可されるのか、許容されないのか、または制限付きで許可されるのか、ならびにどのタイプの測定値、観測値などをクラウドソーシングすることが許可されるのかを示し得る。いくつかの例では、第2のメッセージは、(i)1つまたは複数の許可および/または制限が適用され得るクラウドソーシングのための適用可能な地理的エリアおよび/またはそれの継続時間、(ii)クラウドソーシングが許可されるか、許可されないかまたは制限付きで許可される環境(たとえば、屋内対屋外)、(iii)クラウドソーシングが許可されるか、許可されないかまたは制限付きで許可されるネットワーク、ネットワーク事業者および/またはベニューの識別情報、(iv)クラウドソーシングが許可されるか、許可されないかまたは制限を伴って許可される時刻または曜日などを示し得る。いくつかの例では、第2のメッセージは、測定値、観測値などを取得するためのトリガ条件(たとえば、継続時間、周期的間隔など)および、時々、サーバデバイスに戻す測定値、観測値など、クラウドソーシングを実行するための全体的な期間(たとえば、1週間〜1年など)などを報告するための場合によっては他のトリガ条件(たとえば、より長い周期的間隔など)を示し得る。
[0082]一実施形態では、動作302において第1のメッセージを受信するより前に、サーバデバイスは、モバイルデバイスに第3のメッセージを送信し得、第3のメッセージは、クラウドソーシング観測値を取得するための暫定ソースとして動作302として識別される少なくとも1つのソースを指定し得る。第3のメッセージの送ることは、メッセージ交換プロセス200中の208においてクラウドソーシング要求を送ることに対応し得る。第3のメッセージは、(i)クラウドソーシングが要求されるエンティティおよびエンティティのタイプ(たとえば、WiFi AP、BTLE AP、LTEフェムトセル)と、(ii)クラウドソーシング測定値を取得するためのトリガ条件(たとえば、周期的間隔、特定の環境、国、地理的エリアなどにあることの検出、何らかの最小数の近くのWiFi APおよび/またはBTLE APの検出、特定のネットワークのカバレージにあることの検出)と、(iii)クラウドソーシング測定値および情報を報告するためのトリガ条件(たとえば、周期的間隔)と、(iv)クラウドソーシング測定値を取得し、報告するのを中止するための継続時間または他のトリガ条件と、(v)クラウドソーシングが要求される各エンティティまたはエンティティの各タイプに必要とされる情報および測定値のタイプ(たとえば、そのような識別情報もしくはアドレスおよび/またはRSSI、RTT、S/N、AOA、RSTDなどの測定値)とを場合によっては指定することを含め、モバイルデバイスによってクラウドソーシングを誘発するためにサーバデバイスによって送られ得る。
[0083]第3のメッセージはまた、クラウドソーシングのいくつかのソースを暫定であるとして示し得る。暫定ソースは、動作302において識別されたソースを含み得る。暫定ソースは、概して、動作302において識別される特定のソースについて説明したソースのタイプのいずれかを含み得る。モバイルデバイスは、次いで、モバイルデバイスが、たとえば、識別されたソースであるか、または(たとえば、識別されたソース内にあるか、それの近くにあるか、またはそれに何らかの他の関係を有するので)識別されたソースに関連付けられる何らかのAPまたはフェムトセルから信号を受信することによって、動作302において識別された特定の暫定ソースを発見するかまたは遭遇する場合、動作302のための第1のメッセージを送り得る。
[0084]別の実施形態では、動作302において第1のメッセージを受信した後に、サーバデバイスは、データベースに第4のメッセージを送信し得、第4のメッセージは、動作302において識別された少なくとも1つのソースに関係するプライバシー情報についての要求を備え得る。サーバデバイスは、次いで、第4のメッセージによって要求されたプライバシー情報を備える第5のメッセージをデータベースから受信し得る。動作304において少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルを決定することは、第5のメッセージ中で受信されたプライバシー情報に少なくとも部分的に基づき得る。一実施形態では、第4のメッセージを送ることは、メッセージ交換プロセス200中の226においてクエリを送ることに対応し得、第5のメッセージを受信することは、メッセージ交換プロセス200中の228において応答を受信することに対応し得る。第4のメッセージは、国、州または団体についてのプライバシー関連情報のリポジトリとしてのものであるデータベースに送られ得る。データベースは、次いで、第4のメッセージ中で問い合わされた少なくとも1つのソースについてのプライバシー関連情報を戻し得る。
[0085]別の実施形態では、動作302において第1のメッセージを受信した後に、サーバデバイスは、モバイルデバイスに動作302において識別された少なくとも1つのソースに関係する追加情報についての要求を備える第6のメッセージを送信し得る。サーバデバイスは、次いで、追加情報を備える第7のメッセージをモバイルデバイスから後で受信し得る。サーバデバイスは、次いで、第7のメッセージ中の追加情報に少なくとも部分的に基づいて動作304において少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルを決定し得る。一実施形態では、第6のメッセージを送ることは、メッセージ交換プロセス200中の220においてクエリを送ることに対応し得、第7のメッセージを受信することは、メッセージ交換プロセス200中の222において応答を受信することに対応し得る。メッセージ交換プロセス200について説明したように、第6および第7のメッセージにより、モバイルデバイスの地理的ロケーション、モバイルデバイスのためのロケーション履歴、モバイルデバイスのための環境のタイプ、地理的エリア(たとえば、どこにモバイルデバイスが位置するか)、(たとえば、モバイルデバイスに可視の)ベニューの識別情報、モバイルデバイスにカバレージを与えるネットワークまたはネットワーク事業者の識別情報、可視のAPおよび/またはフェムトセルの識別情報またはアドレス、(たとえば、モバイルデバイスに可視の)APのタイプおよび/またはフェムトセルのタイプなど、動作302において識別された少なくとも1つのソースに関係するおよび/またはそれに固有の情報を、それぞれ、サーバデバイスが要求し、モバイルデバイスが戻すことが可能になり得る。追加情報は、サーバデバイスが動作304における少なくとも1つのソースのためにおよび/またはこのソースに関連する他のソースのために許可される観測値のレベルを決定するのを支援し得る。
[0086]図4は、図1のモバイルデバイス100、図2のモバイルデバイス202、および/またはSETなどのモバイルデバイスにおいてまたはそれとともに使用するためのクラウドソーシングのためのプライバシーの制御を可能にするための1つまたは複数の動作または技法を容易にするかまたはサポートするために全体的にまたは部分的に実行され得る例示的なプロセス400の実装形態を示す流れ図である。例示的なプロセス400は、動作402において開始し、モバイルデバイスにおいて、クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別する第1のメッセージを送信し得る。一実施形態では、第1のメッセージを送信することは、メッセージ交換プロセス200中の214においてクエリを送ることに対応し得る。時々、第1のメッセージは、上記で説明したように、クラウドソーシング要求に応答してモバイルデバイスによって送られるクエリを備え得、暫定として指定されたおよび/またはモバイルデバイスによって遭遇された任意のソースについての識別情報または他の好適な情報を含み得る。たとえば、第1のメッセージは、アクセスポイントについての識別情報(たとえば、MACアドレス)、フェムトセルについての識別情報(たとえば、グローバルセルID)、地理的ロケーション(たとえば、モバイルデバイスのための現在のまたは最近の地理的ロケーション)、モバイルデバイスのためのロケーション履歴、(たとえば、モバイルデバイスが位置するかまたは最近位置した)地理的エリア、(たとえば、モバイルデバイスに可視の)アクセスポイントのタイプ、ネットワーク事業者の識別情報、ベニューの識別情報、フェムトセルのタイプ、またはこれらの任意の組合せを与えることによって少なくとも1つのソースを識別し得る。少なくとも1つのソースは、サーバによるクラウドソーシングのための暫定ソースとして以前に指定されていることがあり、モバイルデバイスによって発見または別の方法で遭遇されていることがある。動作402において識別されたソースなどの暫定ソースは、(i)特定のタイプのワイヤレスアクセスポイント(たとえば、IEEE802.11 WiFiアクセスポイント、Bluetooth AP、BTLE AP、フェムトセル、LTEフェムトセル)、(ii)特定の環境(たとえば、屋内、屋外、ビルの谷間など)、(iii)特定の地理的エリア、(iv)(たとえば、SSIDもしくはベニュー名を使用して識別され得る)特定のベニュー、(v)いくつかのタイプのWiFi SSID(たとえば、「nomap」指示などを含んでいるSSID)、(vi)特定のネットワークタイプ(たとえば、LTEネットワーク、WiFiネットワーク)、(vii)(たとえば、MCCおよびMNCなどのネットワーク事業者IDを使用して識別される)特定のネットワーク事業者、ならびに/または(viii)特定のタイプのAPおよび/もしくはフェムトセル(たとえば、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11n、BTLE、BTLEバージョン4.0、LTEなど)を含むかまたはそれに関連付けられ得る。
[0087]動作404に関して、動作402において識別された少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルを示す第2のメッセージが受信され得る。一実施形態では、第2のメッセージを受信することは、メッセージ交換プロセス200中の234において応答を受信することに対応し得る。動作404において受信された許可された観測値のレベルは、クラウドソーシングが(たとえば、制限なしに)許可されるのか、許可されないのか、または制限付きで許可されるのかを示し得る。制限を伴う許可の場合、動作404において受信された許可された観測値のレベルは、クラウドソーシングを許可されるおよび/または許可されないタイプの測定値、観測値など(たとえば、RSSI、RTT、S/N、AOA、RSTD)を示し得る。動作404において受信された許可された観測値のレベルは、同じくまたは代わりに、クラウドソーシングのための適用可能な地理的エリアおよび/またはそれの継続時間、クラウドソーシングが許可されるかまたは許可されない環境(たとえば、屋内対屋外)、クラウドソーシングが許可されるかまたは許可されないネットワーク、ネットワーク事業者および/またはベニューの識別情報などを示し得る。いくつかの例では、第2のメッセージは、測定値、観測値などを取得するためのトリガ条件(たとえば、継続時間、周期的間隔など)および、時々、サーバデバイスに測定値、観測値などを報告して戻すための場合によっては他のトリガ条件(たとえば、より長い周期的間隔など)などを備え得る。実装形態によっては、動作404において受信された許可された観測値のレベルは、上記で説明したように、好適なデータベース(たとえば、AP MACアドレス、ネットワークIDおよび/もしくはベニューSSIDなどのナショナルレジスタ)との1つまたは複数の通信、ならびに/あるいは許可されたおよび/または許可されない測定値、観測値などを示すそのようなデータベースについて以前に受信された情報などに少なくとも部分的に基づいてサーバデバイスによって決定されていることがある。
[0088]一実施形態では、動作402において第1のメッセージを送信するより前に、モバイルデバイスは、クラウドソーシング観測値を取得するための暫定ソースとして動作402において識別される少なくとも1つのソースを指定する第3のメッセージを受信し得る。一実施形態では、第3のメッセージを受信することは、メッセージ交換200中の208において要求を受信することに対応し得る。第3のメッセージは、(i)クラウドソーシングが要求されるエンティティおよびエンティティのタイプ(たとえば、WiFi AP、BTLE AP、LTEフェムトセル)、(ii)クラウドソーシング測定値を取得するためのトリガ条件(たとえば、周期的間隔、特定の環境、国、地理的エリアなどにあることの検出、何らかの最小数の近くのWiFi APおよび/もしくはBTLE APの検出、特定のネットワークのカバレージにあることの検出)、(iii)クラウドソーシング測定値および情報を報告するためのトリガ条件(たとえば、周期的間隔)、(iv)クラウドソーシング測定値を取得し、報告するのを中止するための継続時間または他のトリガ条件、ならびに/または(v)クラウドソーシングが要求される各エンティティまたはエンティティの各タイプに必要とされる情報および測定値のタイプ(たとえば、そのような識別情報またはアドレス、ロケーション、RSSI、RTT、S/N、AOA、RSTDなどの測定値)を場合によっては指定することを含め、モバイルデバイスによってクラウドソーシングを誘発するためにサーバデバイスによって送られ得る。第3のメッセージはまた、クラウドソーシングのいくつかのソースを暫定であるとして示し得る。暫定ソースは、動作402において識別された少なくとも1つのソースを含み得る。モバイルデバイスは、次いで、モバイルデバイスが、たとえば、識別されたソースであるか、または(たとえば、識別されたソース内にあるか、それの近くにあるか、またはそれに何らかの他の関係を有するので)識別されたソースに関連付けられる何らかのAPまたはフェムトセルから信号を受信することによって、動作402において識別された特定の暫定ソースを発見するかまたは遭遇する場合、動作402のための第1のメッセージを送信し得る。
[0089]一実施形態では、動作402において第1のメッセージを送信した後だが、動作404において第2のメッセージを受信前に、モバイルデバイスは、動作402において識別された少なくとも1つのソースに関係する追加情報についての要求を備える第4のメッセージを受信し得る。モバイルデバイスは、次いで、第4のメッセージ中で要求された追加情報を備える第5のメッセージを送信し得る。一実施形態では、第4のメッセージを受信することは、メッセージ交換プロセス200中の220においてクエリを受信することに対応し得、第5のメッセージを送信することは、メッセージ交換プロセス200中の222において応答を送ることに対応し得る。メッセージ交換プロセス200について説明したように、第4および第5のメッセージにより、モバイルデバイスの地理的ロケーション、モバイルデバイスのためのロケーション履歴、モバイルデバイスのための環境のタイプ、地理的エリア(たとえば、モバイルデバイスが位置する)、(たとえば、モバイルデバイスに可視の)ベニューの識別情報、モバイルデバイスにカバレージを与えるネットワークまたはネットワーク事業者の識別情報、可視のAPおよび/またはフェムトセルの識別情報またはアドレス、(たとえば、モバイルデバイスに可視の)APのタイプおよび/またはフェムトセルのタイプなど、動作402において識別された少なくとも1つのソースに関係するおよび/またはそれに固有の情報を、それぞれ、サーバデバイスが要求し、モバイルデバイスが戻すことが可能になり得る。追加情報は、サーバデバイスが動作404において受信された少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルを決定するのを支援し得る。
[0090]したがって、本明細書で説明するように、クラウドソーシングのためのプライバシーの制御を可能にすることは利益をもたらし得る。たとえば、本明細書で説明する1つまたは複数の動作または技法は、モバイルデバイスが、古いタイプのクラウドソーシングモバイルデバイスによってサポートされないことがある、何らかのレベルの必要とされるかまたは要求されたプライバシーをもつ特定の指示および/またはフラグなど、異なるタイプのプライバシー手順をサポートする必要を回避するのに役立ち得る。本明細書で説明するように、クラウドソーシングのためのプライバシーを可能にすることはまた、1つまたは複数のクラウドソーシング決定を行う責任からモバイルデバイスを解放し得、これは、異なる国、州、団体、などの間で異なり得、さらに、(たとえば、国または団体がある時間期間後にそれのプライバシー要件を変更する場合)時間的に異なり得る。さらに、フィルタ処理がサーバ内で行われる状態でモバイルデバイスが利用可能な情報をクラウドソースすることが許可される手法とは異なり、本明細書で説明するようにクラウドソーシングのためのプライバシーの制御を可能にすることは、より透過的および/または検証可能であり得、したがって、正しいおよび/または適切なクラウドソーシング、データプライバシー適合などをより容易に検証することが可能になり得る。当然、クラウドソーシングのためのプライバシーを可能にするいくつかの態様およびそれの利益のそのような説明は例にすぎず、請求する主題はそのように限定されない。
[0091]図5は、クラウドソーシングのためのプライバシーの制御を可能にするための1つまたは複数の動作または技法を容易にするかまたはサポートするために少なくとも部分的に使用され得るモバイルデバイスに関連する例示的なコンピューティング環境の実装形態の概略図である。例示的なコンピューティング環境は、請求する主題はそのように限定されないが、図1のモバイルデバイス100および/または図2のモバイルデバイス202および/または図4のプロセス400を実行するモバイルデバイスの1つまたは複数の特徴または態様を含み得るモバイルデバイス500を備え得る。たとえば、いくつかの例では、モバイルデバイス500は、適切なワイヤレス通信ネットワークを介するアンテナ506を介してなど、504で全般に参照されるワイヤレス信号を送信または受信することが可能なワイヤレストランシーバ502を備え得る。ワイヤレストランシーバ502は、1つの可能な例として図1〜図4を参照しながら説明した1つまたは複数の通信などの1つまたは複数の好適な通信を送ることまたは受信することが可能であり得る。ワイヤレストランシーバ502は、モデムプロセッサ536と場合によっては併せて、クラウドソーシングをサポートするために本明細書で説明する測定値、観測値および/または他の情報を取得するために、WiFi AP、BTLE AP、フェムトセル、基地局などから信号を受信し測定するために使用され得る。
[0092]ワイヤレストランシーバ502は、ワイヤレストランシーババスインターフェース510を介してバス508に結合または接続され得る。実装形態に応じて、時々、ワイヤレストランシーババスインターフェース510は、ワイヤレストランシーバ502と少なくとも部分的に統合され得る。いくつかの実装形態は、ほんの数例を挙げると、IEEE802.11 WiFi、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域CDMA(WCDMA)、ロングタームエボリューション(LTE)、Bluetoothなど、対応する複数のワイヤレス通信規格に従って、信号を送信または受信することを可能にするために、複数のワイヤレストランシーバ502またはアンテナ506を含み得る。
[0093]一実装形態では、モバイルデバイス500は、(アンテナ506と同じであることも異なることもある)SPSまたは同様のアンテナ516を介してなど、1つまたは複数のSPSまたは他の好適なワイヤレス信号514を受信するかまたは収集することが可能なSPSまたは同様の受信機512を備え得る。SPS受信機512は、モバイルデバイス500の粗いまたはそれ以外のロケーションを(たとえば、ロケーションサーバによって)推定するかまたは使用可能にするために、1つまたは複数の収集されたSPS信号514を全体的または部分的に処理し得る。いくつかの例では、1つまたは複数の汎用アプリケーションプロセッサ518、メモリ520、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)522、または図示していない類似の専用デバイスもしくはプロセッサが、収集されたSPS信号514を全体的にまたは部分的に処理するため、SPS受信機512などとともにモバイルデバイス500のロケーションを計算するかまたはその計算を可能にするためなどに利用され得る。クラウドソーシングのためのプライバシーの制御を可能にするための1つまたは複数の技法に関連するような1つまたは複数の測位動作を実施するための、SPSまたは他の信号の記憶は、メモリ520、適切なレジスタまたはバッファ(図示せず)の中で少なくとも部分的に実行され得る。図示されていないが、少なくとも1つの実装形態では、1つもしくは複数のプロセッサ518、メモリ520、DSP522または同様の特殊なデバイスもしくはプロセッサが、クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別する第1のメッセージを送信することと、少なくとも1つのソースのために許可されるクラウドソーシング観測値のレベルを示す第2のメッセージを受信することとを行うことが可能な1つまたは複数の処理モジュールを備え得ることを諒解されたい。1つまたは複数の処理モジュールのうちの全部または一部が、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して、または別の方法で含んで実装され得ることにも留意されたい。
[0094]図示のように、DSP522は、バス508を介してプロセッサ518とメモリ520とに結合または接続され得る。図示されていないが、いくつかの例では、バス508は、DSP522、プロセッサ518、メモリ520など、モバイルデバイス500の1つまたは複数の適用可能な構成要素と統合され得る1つまたは複数のバスインターフェースを備え得る。様々な実施形態では、本明細書で説明する1つまたは複数の動作または機能は、ほんの数例を挙げると、RAM、ROM、FLASH、ディスクドライブなどのようなコンピュータ可読記憶媒体上など、メモリ520に記憶された1つまたは複数の機械可読命令の実行に応答して実行され得る。命令は、たとえば、プロセッサ518、図示していない1つまたは複数の専用プロセッサ、DSP522などを介して実行可能であり得る。メモリ520は、本明細書で説明する動作または機能を実行するために、プロセッサ518、DSP522などによって実行可能であり得るソフトウェアコード(たとえば、プログラミングコード、命令など)を記憶し得る、非一時的プロセッサ可読メモリ、コンピュータ可読メモリなどを備え得る。
[0095]モバイルデバイス500は、ほんの数例を挙げると、スピーカー、マイクロフォン、ディスプレイデバイス、振動デバイス、キーボード、タッチスクリーンなど、いくつかのデバイスのうちのいずれか1つを含み得るユーザインターフェース524を備え得る。少なくとも一実装形態では、ユーザインターフェース524は、ユーザがモバイルデバイス500上で提供される1つまたは複数のアプリケーションと対話することを可能にし得る。たとえば、ユーザインターフェース524の1つまたは複数のデバイスは、ユーザからの入力または操作に応答して、DSP522、プロセッサ518などによってさらに処理されるために、メモリ520上にアナログまたはデジタルの信号を記憶し得る。同様に、モバイルデバイス500上で提供される1つまたは複数のアプリケーションは、出力信号をユーザに提示するために、メモリ520内にアナログまたはデジタルの信号を記憶し得る。いくつかの実装形態では、モバイルデバイス500は、随意に、専用のスピーカー、マイクロフォン、デジタル−アナログ回路、アナログ−デジタル回路、増幅器、利得制御などを備える専用のオーディオ入力/出力(I/O)デバイス526を含み得る。しかしながら、これは、オーディオI/Oデバイス526がいかに実装され得るかの例にすぎず、請求する主題がこの点で限定されないことを理解されたい。わかるように、モバイルデバイス500は、キーボード、タッチスクリーンなどに加えられるタッチまたは類似の圧力に応答する、1つまたは複数のタッチセンサー528を備え得る。
[0096]一実装形態では、モバイルデバイス500は、静止画または動画などをキャプチャするためなどの専用のまたはそれ以外のカメラ530を備え得る。カメラ530は、ほんの数例を挙げると、カメラセンサーまたは同様のイメージングデバイス(たとえば、電荷結合デバイス、相補型金属酸化物半導体(CMOS)タイプイメージャなど)、レンズ、アナログ−デジタル回路、フレームバッファなどを備え得る。いくつかの例では、1つまたは複数のキャプチャされた画像を表す信号の追加の処理、調整、符号化、または圧縮が、プロセッサ518、DSP522などにおいて、少なくとも部分的に実行され得る。随意にまたは代替として、専用またはそれ以外のビデオプロセッサ532は、1つまたは複数のキャプチャされた画像を表す信号の調整、符号化、圧縮、または操作を実行し得る。さらに、ビデオプロセッサ532は、モバイルデバイス500のディスプレイ(図示せず)上に提示するために、1つまたは複数の記憶された画像を復号または復元し得る。
[0097]モバイルデバイス500は、1つまたは複数の慣性センサー、周囲環境センサーなど、バス508に結合または接続された1つまたは複数のセンサー534を備え得る。センサー534の慣性センサーは、ほんの数例を示すと、(たとえば、1次元、2次元、または3次元などにおけるモバイルデバイス500の加速度に集合的に応答する)1つまたは複数の加速度計、(たとえば、1つまたは複数のコンパスまたは同様の適用例などを支援するための)ジャイロスコープまたは磁力計などを備え得る。モバイルデバイス500の周囲環境センサーは、ほんの数例を挙げると、1つまたは複数の気圧センサー、温度センサー、周辺光検出器、カメラセンサー、マイクロフォンなどを備え得る。センサー534は、メモリ520中に記憶され得、測位またはナビゲーション動作、ワイヤレス通信、ゲームなどを対象とする1つまたは複数の適用例の支援においてなど、DSP522、プロセッサ518などによって処理され得るアナログまたはデジタルの信号を生成し得る。
[0098]特定の一実装形態では、モバイルデバイス500は、ワイヤレストランシーバ502、SPS受信機512などを介して受信またはダウンコンバートされた信号のベースバンド処理を実行可能な、専用またはそれ以外のモデムプロセッサ536を備え得る。同様に、モデムプロセッサ536は、たとえば、ワイヤレストランシーバ502を介する送信のためにアップコンバートされるべき信号のベースバンド処理を実行し得る。代替実装形態では、専用のモデムプロセッサを有するのではなく、ベースバンド処理が、プロセッサ518、DSP522などによって少なくとも部分的に実行され得る。加えて、いくつかの例では、インターフェース538は、別個の構成要素として示されているが、たとえば、バス508またはSPS受信機512など、モバイルデバイス500の1つまたは複数の適用可能な構成要素に全体的または部分的に統合され得る。随意にまたは代替として、SPS受信機512は、バス508に直接、結合または接続され得る。しかしながら、これらは、ベースバンド処理を実行し得る構成要素または構造の例にすぎないこと、および請求する主題がこの点について限定されないことを理解されたい。
[0099]図6は、たとえば、図1〜図4に関連して上記で説明した、クラウドソーシングのためのプライバシーの制御を可能にするための1つまたは複数の動作またはプロセスを部分的または実質的に実施または支援することが可能な1つまたは複数のサーバまたは他のデバイスを含み得る例示的なコンピューティング環境600の実装形態を示す概略図である。コンピューティング環境600は、通信ネットワーク608を介して一緒に動作可能に結合され得る第1のデバイス602、第2のデバイス604、第3のデバイス606などを含み得る。
[00100]第1のデバイス602、第2のデバイス604、または第3のデバイス606は、通信ネットワーク608上で情報を交換可能であり得る任意のデバイス、機器、プラットフォーム、または機械を表し得る。限定ではなく例として、第1のデバイス602、第2のデバイス604、または第3のデバイス606のいずれかは、サーバ140、150、155もしくは204、データベース206、または図3のプロセス300を実行するサーバのいずれかに対応し得る。第1のデバイス602、第2のデバイス604、または第3のデバイス606のいずれかは、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ワークステーション、サーバデバイスなどの1つもしくは複数のコンピューティングデバイスもしくはプラットフォーム、携帯情報端末、モバイル通信デバイスなどの1つもしくは複数のパーソナルコンピューティングもしくは通信デバイスもしくは機器、データベースもしくは情報記憶サービスプロバイダ/システム、ネットワークサービスプロバイダ/システム、インターネットもしくはイントラネットサービスプロバイダ/システム、ポータルもしくは検索エンジンサービスプロバイダ/システム、ワイヤレス通信サービスプロバイダ/システムなどのコンピューティングシステムもしくは関連するサービスプロバイダ機能、またはそれらの任意の組合せに対応し得る。第1のデバイス602、第2のデバイス604、または第3のデバイス606のいずれかは、本明細書で説明する例示的な実装形態に従って、それぞれ、モバイルデバイス、ワイヤレス送信機、サーバなどのうちの1つまたは複数を備え得る。
[00101]一実装形態では、通信ネットワーク608は、第1のデバイス602、第2のデバイス604、または第3のデバイス606のうちの少なくとも2つの間の情報の交換を支援することが可能な1つまたは複数の通信リンク、プロセス、またはリソースを表し得る。限定ではなく例として、通信ネットワーク608は、ネットワーク130に対応し得、ワイヤレスもしくはワイヤード通信リンク、電話もしくは電気通信システム、情報バスもしくはチャネル、光ファイバー、地上波もしくは宇宙飛行体リソース、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、イントラネット、インターネット、ルータまたはスイッチなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。第3のデバイス606によって部分的に覆い隠されている破線ボックスによって示すように、通信ネットワーク608に動作可能に結合された追加の同様のデバイスがあり得る。本明細書で説明するように、コンピューティング環境600内に示す様々なデバイスもしくはネットワーク、またはプロセスもしくは方法の全部または一部は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアまたはそれらの任意の組合せを使用して、または別の方法で含めて実装され得ることも認識されたい。
[00102]限定ではなく例として、第2のデバイス604は、バス614を介してメモリ612に動作可能に結合され得る少なくとも1つの処理ユニット610を含み得る。処理ユニット610は、適切なコンピューティングプロシージャまたはプロセスの少なくとも一部分を実行可能な1つまたは複数の回路を表し得る。たとえば、処理ユニット610は、1つもしくは複数のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路、デジタルシグナルプロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイなど、またはこれらの任意の組合せを含み得る。図示されていないが、第2のデバイス604は、SPSからなどの1つまたは複数の最近受信または収集されたワイヤレス信号に少なくとも部分的に基づいて、注目する屋内または同様のエリアの中などの対象のモバイルデバイスの粗い位置フィックスを開始し得るロケーショントラッキングユニットを含み得る。いくつかの実装形態では、ロケーショントラッキングユニットは、請求する主題はそのように限定されないが、処理ユニット610などの好適な処理ユニットと少なくとも部分的に統合され得る。いくつかのサーバベースのまたはサーバサポートの実装形態では、処理ユニット610は、クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別する第1のメッセージをモバイルデバイスから受信するための手段と、少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルを決定するための手段と、許可されたレベルを示す第2のメッセージをモバイルデバイスに送信するための手段とを備え得る。いくつかの例では、処理ユニット610は、第1のメッセージを受信するより前にモバイルデバイスに第3のメッセージを送るための手段、第3のメッセージは、クラウドソーシング観測値を取得するための暫定ソースとして少なくとも1つのソースを指定する、を備え得る。実装形態に応じて、処理ユニット610はまた、データベースに第4のメッセージを送るための手段と、第4のメッセージは、少なくとも1つのソースに関係するプライバシー情報についての要求を備える、プライバシー情報を備えるデータベースから第5のメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルを決定することは、第5のメッセージ中のプライバシー情報に少なくとも部分的に基づく、を備え得る。いくつかの例では、処理ユニット610はまた、少なくとも1つのソースに関係する追加情報についての要求を備える第6のメッセージをモバイルデバイスに送るための手段と、追加情報を備える第7のメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルを決定することは、第7のメッセージ中の追加情報に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、第6のメッセージは、第1のメッセージを受信した後に送られる、を備え得る。
[00103]メモリ612は、任意の情報記憶機構または機器を表し得る。メモリ612は、1次メモリ616と2次メモリ618とを含み得る。たとえば、1次メモリ616は、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリなどを含み得る。この例では処理ユニット610とは別個であるものとして示されているが、1次メモリ616の全部または一部は、処理ユニット610内に設けられるか、または別の方法で処理ユニット610と共設/結合され得ることを理解されたい。2次メモリ618は、1次メモリまたはディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、ソリッドステートメモリドライブなどの1つもしくは複数の情報記憶デバイスもしくはシステムと同じまたは同様のタイプのメモリを含み得る。いくつかの実装形態では、2次メモリ618は、コンピュータ可読媒体620を動作可能に受容するか、または別の方法でそれに結合されることが可能であり得る。コンピュータ可読媒体620は、コンピューティング環境600内の1つまたは複数のデバイスのために情報、コード、または命令を搬送し得るかまたはアクセス可能にし得る任意の非一時的記憶媒体を含み得る。コンピュータ可読媒体620はまた、記憶媒体と呼ばれることもある。
[00104]第2のデバイス604は、少なくとも通信ネットワーク608への第2のデバイス604の動作可能な結合をもたらすかまたは別の方法でそれをサポートし得る通信インターフェース622を含み得る。限定ではなく例として、通信インターフェース622は、ネットワークインターフェースデバイスまたはネットワークインターフェースカード、モデム、ルータ、スイッチ、トランシーバなどを含み得る。第2のデバイス604はまた、入出力デバイス624を含み得る。入出力デバイス624は、人間もしくは機械の入力を受容もしくは別の方法で導入するように構成可能であり得る1つもしくは複数のデバイスもしくは特徴、または人間もしくは機械の出力を配信もしくは別の方法で提供可能であり得る1つもしくは複数のデバイスまたは特徴を表し得る。限定ではなく例として、入出力デバイス624は、動作可能に構成されたディスプレイ、スピーカー、キーボード、マウス、トラックボール、タッチスクリーン、情報ポートなどを含み得る。
[00105]本明細書で説明した方法は、特定の特徴または例に従って適用例に応じて様々な手段によって実装され得る。たとえば、そのような方法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、個別/固定論理回路、それらの任意の組合せなどで実装され得る。ハードウェアまたは論理回路実装では、たとえば、処理ユニットは、ほんの数例を挙げると、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明した機能を実行するように設計された他のデバイスもしくはユニット、またはそれらの組合せの中で実装され得る。
[00106]ファームウェアまたはソフトウェア実装の場合、本方法は、本明細書で説明した機能を実行する命令を有するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いて実装され得る。命令を有形に実施するいかなる機械可読媒体も、本明細書で説明した方法を実装する際に使用され得る。たとえば、ソフトウェアコードは、メモリに記憶され、プロセッサによって実行され得る。メモリは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装され得る。本明細書で使用する「メモリ」という用語は、長期メモリ、短期メモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、または他のメモリのいずれかのタイプを指し、メモリの特定のタイプもしくはメモリの数、またはメモリが記憶される媒体のタイプに限定されるべきではない。少なくともいくつかの実装形態では、本明細書で説明する記憶媒体の1つまたは複数の部分は、記憶媒体の特定の状態によって表される情報を表す信号を記憶し得る。たとえば、情報を表す電子信号は、情報をバイナリ情報(たとえば、1と0)として表すために、記憶媒体のそのような部分の状態に影響を及ぼすまたは変更することによって、(たとえば、メモリなど)記憶媒体の一部に「記憶」され得る。したがって、特定の実装形態では、情報を表す信号を記憶するための記憶媒体の部分の状態のそのような変更は、異なる状態または物への記憶媒体の変換を構成する。
[00107]図示のように、1つまたは複数の例示的な実装形態では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、個別/固定論理回路、それらの何らかの組合せなどで実装され得る。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして物理的なコンピュータ可読媒体に記憶され得る。コンピュータ可読媒体は物理的コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な物理媒体であり得る。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令または情報構造の形態の所望のプログラムコードを記憶するために使用され得、コンピュータまたはそれのプロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、情報を磁気的に再生し、ディスク(disc)は、情報をレーザで光学的に再生する。
[00108]上記で説明したように、モバイルデバイスは、1つまたは複数のワイヤレス通信技法を使用して、様々な通信ネットワークを介した情報のワイヤレス送信または受信を介して1つまたは複数の他のデバイスと通信することが可能であり得る。ここでは、たとえば、ワイヤレス通信技法は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)などを使用して実施され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。WWANは、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時間分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)ネットワーク、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、WiMAX(登録商標)(IEEE802.16)ネットワークなどであり得る。CDMAネットワークは、ほんのいくつかの無線技術を挙げれば、cdma2000、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)などの1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を実装し得る。ここで、cdma2000は、IS−95規格、IS−2000規格、およびIS−856規格に従って実装される技術を含み得る。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM:Global System for Mobile Communications)、デジタルアドバンストモバイルフォンシステム(D−AMPS:Digital Advanced Mobile Phone System)、または何らかの他のRATを実装し得る。GSMおよびW−CDMAは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は、公に入手可能である。たとえば、WLANは、IEEE802.11xネットワークを含み得、WPANは、Bluetoothネットワーク、IEEE802.15xネットワーク、または他の何らかのタイプのネットワークを含み得る。本技法はまた、WWAN、WLAN、またはWPANの任意の組合せに関して実装され得る。ワイヤレス通信ネットワークは、たとえば、ロングタームエボリューション(LTE)、Advanced LTE、WiMAX、Ultra Mobile Broadband(UMB)など、いわゆる次世代技術(たとえば、「4G」)を含み得る。
[00109]一実装形態では、モバイルデバイスは、たとえば、ロケーションを推定すること、好適なサーバと通信することなどの目的などで1つまたは複数のフェムトセルとの通信が可能であり得る。本明細書で使用する「フェムトセル」は、1つまたは複数の適正な技法を使用してモバイルデバイスから送信されるワイヤレス信号を検出可能であり得る1つまたは複数のより小サイズのセルラー基地局を指し得る。一般的に、必ずしも必要ではないが、フェムトセルは、数ある中でもほんのいくつかの例を挙げれば、たとえばUniversal Mobile Telecommunications System(UTMS)、ロングタームエボリューション(LTE)、Evolution−Data OptimizedまたはEvolution−Data Only(EV−DO)、GSM、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX)、符号分割多元接続(CDMA)2000、または時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)など、様々なタイプの通信技法を使用することができ、または別の方法で様々なタイプの通信技法に適合し得る。いくつかの実装形態では、たとえば、フェムトセルは統合されたWiFiを備え得る。ただし、フェムトセルに関するそのような詳細は例にすぎず、請求する主題はそのように限定されない。
[00110]いくつかの実装形態では、モバイルデバイスは、たとえば、ロケーションを推定すること、好適なサーバと通信することなどの目的などで1つまたは複数のアクセスポイントとの通信が可能であり得る。本明細書で使用する「アクセスポイント」という用語は、たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワークなどのワイヤレス通信システムにおける通信を容易にするために少なくとも部分的に使用される任意のワイヤレス通信局および/またはデバイスを含むように意図されるが、請求する主題の範囲はこの点について限定されない。また、本明細書で使用する「アクセスポイント」と「ワイヤレス送信機」という用語は、互換的に使用され得る。別の態様では、アクセスポイントは、たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイントを備え得る。そのようなWLANは、一態様では、IEEE規格802.11の1つまたは複数のバージョンと互換性のあるおよび/またはそれに準拠するネットワークを備え得るが、請求する主題の範囲はこの点について限定されない。WLANアクセスポイントは、たとえば、1つまたは複数のモバイルデバイスとインターネットなどのネットワークとの間の通信を与え得る。
[00111]また、適用可能な場合、コンピュータ可読コードまたは命令は、送信機から受信機に物理伝送媒体上で信号を介して(たとえば、電気デジタル信号を介して)送信され得る。たとえば、ソフトウェアは、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術の物理構成要素を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信され得る。上記の組合せも物理伝送媒体の範囲内に含まれ得る。そのようなコンピュータ命令は、異なる時間に(たとえば、第1および第2の時間に)部分(たとえば、第1および第2の部分)ごとに送信され得る。この発明を実施するための形態のいくつかの部分は、特定の装置または専用コンピューティングデバイスもしくはプラットフォームのメモリ内に記憶され得る2値デジタル信号に対する演算のアルゴリズムまたは記号表現に関して提示された。この特定の明細書の文脈では、特定の装置などの用語は、プログラムソフトウェアからの命令に従って特定の関数を実行するようにプログラムされた後の汎用コンピュータを含む。アルゴリズムの説明または記号表現は、信号処理または関連技術の当業者が各自の仕事の本質を他の当業者に伝達するために使用する技法の例である。アルゴリズムは、本明細書では、また一般に、所望の結果をもたらす自己無撞着な一連の演算または同様の信号処理であると考えられる。このコンテキストでは、演算または処理は物理量の物理的操作を伴う。一般に、必ずしも必要ではないが、そのような量は、記憶、転送、結合、比較、または他の方法で操作されることが可能な電気信号または磁気信号の形態をとり得る。
[00112]主に一般的な用法という理由で、そのような信号をビット、情報、値、要素、記号、文字、変数、項、数、数字などと呼ぶことは時々便利であることがわかっている。ただし、これらまたは同様の用語はすべて、適切な物理量に関連すべきものであり、便利なラベルにすぎないことを理解されたい。別段に明記されていない限り、上記の説明から明らかなように、本明細書全体にわたって、「処理する」、「算出する」、「計算する」、「決定する」、「確認する」、「識別する」、「関連付ける」、「測定する」、「実行する」などの用語を利用する説明は、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスなど、特定の装置の動作またはプロセスを指すことを諒解されたい。したがって、本明細書の文脈では、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスは、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスのメモリ、レジスタ、または他の情報記憶デバイス、送信デバイス、またはディスプレイデバイス内の、電子的、電気的、または磁気的な物理量として通常表される信号を操作または変換することが可能である。
[00113]本明細書で使用する「および」および「または」という用語は、そのような用語が使用されるコンテキストに少なくとも部分的に依存することも予想される様々な意味を含み得る。一般に、「または」がA、BまたはCなどのリストを関連付けるために使用される場合、ここで包含的な意味で使用されるA、B、およびCを意味し、ならびにここで排他的な意味で使用されるA、BまたはCを意味するものとする。さらに、本明細書で使用する「1つまたは複数」という用語は、単数形の任意の特徴、構造、もしくは特性について説明するために使用され得るか、または特徴、構造、もしくは特性の何らかの組合せについて説明するために使用され得る。しかし、これは例示的な例にすぎないこと、および特許請求する主題がこの例に限定されないことに留意されたい。
[00114]いくつかの例示的な技法について、様々な方法またはシステムを使用して本明細書で説明され示されたが、請求する主題から逸脱することなく、様々な他の変更が行われ得、等価物が置換され得ることが、当業者には理解されよう。さらに、本明細書で説明した中心概念から逸脱することなく、請求する主題の教示に特定の状況を適応させるために多くの変更が行われ得る。したがって、請求する主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような請求する主題はまた、添付の特許請求の範囲内に入るすべての実装形態とそれらの等価物とを含み得るものとする。
[00114]いくつかの例示的な技法について、様々な方法またはシステムを使用して本明細書で説明され示されたが、請求する主題から逸脱することなく、様々な他の変更が行われ得、等価物が置換され得ることが、当業者には理解されよう。さらに、本明細書で説明した中心概念から逸脱することなく、請求する主題の教示に特定の状況を適応させるために多くの変更が行われ得る。したがって、請求する主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような請求する主題はまた、添付の特許請求の範囲内に入るすべての実装形態とそれらの等価物とを含み得るものとする。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
サーバデバイスにおいて、クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別する第1のメッセージをモバイルデバイスから受信することと、
前記少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルを決定することと、
前記許可されたレベルを示す第2のメッセージを前記モバイルデバイスに送信することと
を備える方法。
[C2]
前記第1のメッセージが、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、ネットワーク事業者の識別情報、ベニューの識別情報、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを使用して前記少なくとも1つのソースを識別する、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のメッセージを受信するより前に前記モバイルデバイスに第3のメッセージを送信すること、前記第3のメッセージが、前記クラウドソーシング観測値を取得するための暫定ソースとして前記少なくとも1つのソースを指定する、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
データベースに第4のメッセージを送信することと、前記第4のメッセージが、前記少なくとも1つのソースに関係するプライバシー情報についての要求を備える、
前記プライバシー情報を備える前記データベースから第5のメッセージを受信することと、ここにおいて、前記少なくとも1つのソースのために許可される観測値の前記レベルを前記決定することが、前記第5のメッセージ中の前記プライバシー情報に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記少なくとも1つのソースに関係する追加情報についての要求を備える第6のメッセージを前記モバイルデバイスに送信することと、
前記追加情報を備える第7のメッセージを受信することと、ここにおいて、前記少なくとも1つのソースのために許可される観測値の前記レベルを前記決定することが、前記第7のメッセージ中の前記追加情報に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、前記第6のメッセージが、前記第1のメッセージを受信した後に送られる、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記第7のメッセージ中の前記追加情報が、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、あるタイプのフェムトセル、ネットワーク事業者の識別情報、ベニューの識別情報、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C5に記載の方法。
[C7]
前記少なくとも1つのソースが、IEEE802.11 Wi−Fi(登録商標)アクセスポイント、Bluetooth(登録商標)アクセスポイント、Bluetooth
Low Energy(BTLE)アクセスポイント、LTEフェムトセル、地理的エリア、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記少なくとも1つのソースが、媒体アクセス制御(MAC)アドレス、セルグローバル識別子、ロケーション、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを介して識別される、C1に記載の方法。
[C9]
前記サーバデバイスが、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP)を備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記第1のメッセージと前記第2のメッセージとが、SUPLセッション、LTE測位プロトコル(LPP)、LPP拡張(LPPe)プロトコル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを使用して送信される、C1に記載の方法。
[C11]
クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別する第1のメッセージをモバイルデバイスから受信するための手段と、
前記少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルを決定するための手段と、
前記許可されたレベルを示す第2のメッセージを前記モバイルデバイスに送信するための手段と
を備える装置。
[C12]
前記第1のメッセージが、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを使用して前記少なくとも1つのソースを識別する、C11に記載の装置。
[C13]
前記第1のメッセージを受信するより前に前記モバイルデバイスに第3のメッセージを送信するための手段、前記第3のメッセージが、前記クラウドソーシング観測値を取得するための暫定ソースとして前記少なくとも1つのソースを指定する、
をさらに備える、C11に記載の装置。
[C14]
データベースに第4のメッセージを送信するための手段と、前記第4のメッセージが、前記少なくとも1つのソースに関係するプライバシー情報についての要求を備える、
前記プライバシー情報を備える前記データベースから第5のメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、前記少なくとも1つのソースのために許可される観測値の前記レベルを前記決定することが、前記第5のメッセージ中の前記プライバシー情報に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、C13に記載の装置。
[C15]
前記少なくとも1つのソースに関係する追加情報についての要求を備える第6のメッセージを前記モバイルデバイスに送信するための手段と、
前記追加情報を備える第7のメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、前記少なくとも1つのソースのために許可される観測値の前記レベルを前記決定することが、前記第7のメッセージ中の前記追加情報に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、前記第6のメッセージが、前記第1のメッセージを受信した後に送られる、
をさらに備える、C14に記載の装置。
[C16]
前記第7のメッセージ中の前記追加情報が、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C15に記載の装置。
[C17]
電子通信ネットワークと通信するためのワイヤレストランシーバと、
メモリに結合され、
クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別する第1のメッセージをモバイルデバイスから受信することと、
前記少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルを決定することと、
前記許可されたレベルを示す第2のメッセージを前記モバイルデバイスに送信することと
を行うように構成された1つまたは複数のプロセッサと
を備える装置。
[C18]
前記第1のメッセージが、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを使用して前記少なくとも1つのソースを識別する、C17に記載の装置。
[C19]
前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、
前記第1のメッセージを受信するより前に前記モバイルデバイスに第3のメッセージを送信すること、前記第3のメッセージが、前記クラウドソーシング観測値を取得するための暫定ソースとして前記少なくとも1つのソースを指定する、
を行うように構成された、C17に記載の装置。
[C20]
前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、
データベースに第4のメッセージを送信することと、前記第4のメッセージが、前記少なくとも1つのソースに関係するプライバシー情報についての要求を備える、
前記プライバシー情報を備える前記データベースから第5のメッセージを受信することと、ここにおいて、前記少なくとも1つのソースのために許可される観測値の前記レベルを前記決定することが、前記第5のメッセージ中の前記プライバシー情報に少なくとも部分的に基づく、
を行うように構成された、C19に記載の装置。
[C21]
前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、
前記少なくとも1つのソースに関係する追加情報についての要求を備える第6のメッセージを前記モバイルデバイスに送信することと、
前記追加情報を備える第7のメッセージを受信することと、ここにおいて、前記少なくとも1つのソースのために許可される観測値の前記レベルを前記決定することが、前記第7のメッセージ中の前記追加情報に少なくとも部分的に基づく、ここにおいて、前記第6のメッセージが、前記第1のメッセージを受信した後に送られる、
を行うように構成された、C20に記載の装置。
[C22]
前記第7のメッセージ中の前記追加情報が、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C21に記載の装置。
[C23]
クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別する第1のメッセージをモバイルデバイスから受信することと、
前記少なくとも1つのソースのために許可される観測値のレベルを決定することと、
前記許可されたレベルを示す第2のメッセージを前記モバイルデバイスに送信することと
を行うためにプロセッサによって実行可能な命令を有する非一時的記憶媒体
を備える物品。
[C24]
前記第1のメッセージが、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、ネットワーク事業者の識別情報、ベニューの識別情報、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを使用して前記少なくとも1つのソースを識別する、C23に記載の物品。
[C25]
モバイルデバイスにおいて、クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別する第1のメッセージを送信することと、
前記少なくとも1つのソースのために許可される前記クラウドソーシング観測値のレベルを示す第2のメッセージを受信することと
を備える方法。
[C26]
前記第1のメッセージが、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、ネットワーク事業者の識別情報、ベニューの識別情報、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを使用して前記少なくとも1つのソースを識別する、C25に記載の方法。
[C27]
前記第1のメッセージを送信するより前に第3のメッセージを受信すること、前記第3のメッセージが、前記クラウドソーシング観測値を取得するための暫定ソースとして前記少なくとも1つのソースを指定する、
をさらに備える、C25に記載の方法。
[C28]
前記少なくとも1つのソースに関係する追加情報についての要求を備える第4のメッセージを受信することと、
前記追加情報を備える第5のメッセージを送信することと、前記第4のメッセージが、前記第1のメッセージを送信した後に、前記第2のメッセージを受信する前に受信される、
をさらに備える、C25に記載の方法。
[C29]
前記追加情報が、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、あるタイプのフェムトセル、ネットワーク事業者の識別情報、ベニューの識別情報、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C28に記載の方法。
[C30]
前記少なくとも1つのソースが、IEEE802.11 Wi−Fiアクセスポイント、Bluetoothアクセスポイント、Bluetooth Low Energy(BTLE)アクセスポイント、LTEフェムトセル、地理的エリア、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C25に記載の方法。
[C31]
前記少なくとも1つのソースが、媒体アクセス制御(MAC)アドレス、セルグローバル識別子、ロケーション、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを介して識別される、C25に記載の方法。
[C32]
前記モバイルデバイスが、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)対応端末(SET)を備える、C25に記載の方法。
[C33]
前記第1のメッセージと前記第2のメッセージとが、SUPLセッション、LTE測位プロトコル(LPP)、LPP拡張(LPPe)プロトコル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを使用して送信される、C25に記載の方法。
[C34]
クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別する第1のメッセージを送信するための手段と、
前記少なくとも1つのソースのために許可される前記クラウドソーシング観測値のレベルを示す第2のメッセージを受信するための手段と
を備える装置。
[C35]
前記第1のメッセージが、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを使用して前記少なくとも1つのソースを識別する、C34に記載の装置。
[C36]
前記第1のメッセージを受信するより前に第3のメッセージを受信するための手段、ここにおいて、前記第3のメッセージが、前記クラウドソーシング観測値を取得するための暫定ソースとして前記少なくとも1つのソースを指定する、
をさらに備える、C34に記載の装置。
[C37]
前記少なくとも1つのソースに関係する追加情報についての要求を備える第4のメッセージを受信するための手段と、
前記追加情報を備える第5のメッセージを送信するための手段と、ここにおいて、前記第4のメッセージが、前記第1のメッセージを送信した後に、前記第2のメッセージを受信する前に受信される、
をさらに備える、C36に記載の装置。
[C38]
前記追加情報が、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C37に記載の装置。
[C39]
電子通信ネットワークと通信するためのワイヤレストランシーバと、
メモリに結合され、
クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別する第1のメッセージを送信することと、
前記少なくとも1つのソースのために許可される前記クラウドソーシング観測値のレベルを示す第2のメッセージを受信することと
を行うように構成された1つまたは複数のプロセッサと
を備えるモバイルデバイス。
[C40]
前記第1のメッセージが、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを使用して前記少なくとも1つのソースを識別する、C39に記載のモバイルデバイス。
[C41]
前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、
前記第1のメッセージを受信するより前に第3のメッセージを受信すること、ここにおいて、前記第3のメッセージが、前記クラウドソーシング観測値を取得するための暫定ソースとして前記少なくとも1つのソースを指定する、
を行うように構成された、C39に記載のモバイルデバイス。
[C42]
前記1つまたは複数のプロセッサがさらに、
前記少なくとも1つのソースに関係する追加情報についての要求を備える第4のメッセージを受信することと、
前記追加情報を備える第5のメッセージを送信することと、ここにおいて、前記第4のメッセージが、前記第1のメッセージを送信した後に、前記第2のメッセージを受信する前に受信される、
を行うように構成された、C41に記載のモバイルデバイス。
[C43]
前記追加情報が、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C42に記載のモバイルデバイス。
[C44]
モバイルデバイスにおいて、クラウドソーシング観測値を取得するための候補として少なくとも1つのソースを識別する第1のメッセージを送信することと、
前記少なくとも1つのソースのために許可される前記クラウドソーシング観測値のレベルを示す第2のメッセージを受信することと
を行うためにプロセッサによって実行可能な命令を有する非一時的記憶媒体
を備える物品。
[C45]
前記第1のメッセージが、アクセスポイントについての識別情報、フェムトセルについての識別情報、前記モバイルデバイスのための地理的ロケーション、前記モバイルデバイスのためのロケーション履歴、地理的エリア、あるタイプのアクセスポイント、ネットワーク事業者の識別情報、ベニューの識別情報、あるタイプのフェムトセル、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを使用して前記少なくとも1つのソースを識別する、C44に記載の物品。