JP2017532873A - 1つ以上のシステム損失イベントの予測およびプロアクティブシステム復旧 - Google Patents

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Abstract

本開示のある特定の態様は一般的に、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、システム損失イベントを予測することおよび/またはプロアクティブシステム復旧に関する。本開示の態様は、システム損失イベント(例えば、無線リンク失敗イベント)ジオコーディングおよびプロアクティブシステム復旧のための技法および装置に関する。ある特定の態様にしたがって、ユーザ機器(UE)は、UEと関連付けられる1つ以上のシステム損失イベントについての情報を生成し、および記憶し得る。UEは次に、この情報に基づいてUEに関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントを予測し、UEの通信を続けるために予測に基づいて、アクションを取り得る。

Description

[0001] 本開示のある特定の態様は一般的に、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、1つ以上のシステム損失イベントの予測およびプロアクティブシステム復旧(proactive system recovery)のための技法および装置に関する。
[0002] ワイヤレス通信システムは、音声、データ、等のような、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
[0003] 一般的に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向および逆方向リンク上の送信を介して1つ以上の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力、多入力信号出力、または、多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
[0004] いくつかのシステムは、ドナー基地局とワイヤレス端末との間でメッセージを中継する中継基地局を利用し得る。中継基地局は、バックホールリンクを介してドナー基地局と、およびアクセスリンクを介して端末と通信し得る。言い換えれば、中継基地局は、バックホールリンクにわたってドナー基地局からダウンリンクメッセージを受信することができ、アクセスリンクにわたってこれらのメッセージを端末に中継し得る。同様に、中継基地局は、アクセスリンクにわたって端末からアップリンクメッセージを受信することができ、バックホールリンクにわたってこれらのメッセージをドナー基地局に中継し得る。
[0005] 本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は一般的に、ユーザ機器(UE)において、UEと関連付けられる1つ以上のシステム損失イベントについての情報を生成すること、および記憶することと、情報に基づいて、UEと関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントを予測することと、UEの通信を続けるために予測に基づいてアクションを取ることと、を含む。
[0006] 本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は一般的に、装置において、装置と関連付けられる1つ以上のシステム損失イベントについての情報を生成すること、および記憶することと、情報に基づいて、装置と関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントを予測することと、装置の通信を続けるために予測に基づいてアクションを取ることと、を行うように構成されるプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、を含む。
[0007] 本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は一般的に、装置において、装置と関連付けられる1つ以上のシステム損失イベントについての情報を生成する、および記憶するための手段と、情報に基づいて、装置と関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントを予測するための手段と、装置の通信を続けるために予測に基づいてアクションを取るための手段と、を含む。
[0008] 本開示のある特定の態様は、コンピュータによって実行可能な命令を記憶するコンピュータ可読媒体を提供する。命令は一般的に、ユーザ機器(UE)において、UEと関連付けられる1つ以上のシステム損失イベントについての情報を生成、および記憶し、情報に基づいて、UEと関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントを予測し、UEの通信を続けるために予測に基づいてアクションを取るための能力がある。
[0009] 本開示の特徴、性質、および利点は、同様の参照文字が全体を通して相応に識別する図面と併せて考慮されるとき、以下に説明される詳細な説明により、より明白になるであろう。
[0010] 図1は、本開示の態様に応じる、多元接続ワイヤレス通信システムを例示する。 [0011] 図2は、本開示の態様に応じる、通信システムのブロック図である。 [0012] 図3は、例示的なロングタームエボリューション(LTE)捕捉データベース構造(example Long Term Evolution (LTE(登録商標)) acquisition database structure)を例示する。 [0013] 図4は、本開示の態様にしたがう、例示的なシステム損失イベント(例えば、無線リンク失敗(RLF))データベース構造を例示する。 [0014] 図5は、本開示の態様にしたがう、ユーザ機器(UE)によって行われ得る例示的なオペレーションを例示する。 [0015] 図5Aは、図5に示されたオペレーションを行うことが可能である例示的な手段を例示する。
詳細な説明
[0016] 本開示の態様は、ユーザポータブルデバイスにおいて1つ以上のシステム損失イベントを予測すること、および予測に応答することに関する。ユーザは、1つ以上のシステム損失イベントが予測される場合、1つ以上の起こり得るシステム損失イベントについて先立って学習し(learn)、適宜に反応するように構成され得る。本開示の態様では、ユーザは、以前のシステム損失イベントについての情報(例えば、システム損失イベントの地理的位置に関する情報)を持つデータベースを生成し、および記憶し得る。この情報に基づいて、ユーザは、切迫しているシステム損失イベント(impending system loss event)を予測し、(例えば、予測されたシステム損失が発生する前に)適切なアクションを取るよう図り得る、および/または適切なアクションを取り得る。
[0017] 添付の図面に関連して、以下に説明される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されるものであり、本明細書に説明される概念が実現され得る構成だけを表すように意図されるものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供する目的で具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実現され得ることは当業者にとって明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を曖昧にすることを避けるために、周知の構造およびコンポーネントが、ブロック図形式で示されている。
[0018] 本明細書に説明される技法は、符合分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク、等のような様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語はしばしば、交換可能に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、等のような無線技術をインプリメントし得る。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))およびローチップレート(LCR)を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、移動体通信のための全世界システム(GSM(登録商標))のような無線技術をインプリメントし得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)、等のような無線技術をインプリメントし得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体からの文書に説明されている。CDMA2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体からの文書に説明されている。これらの様々な無線技術および規格は、当該技術分野で既知である。明瞭さのために、技法のある特定の態様は、LTEに関して以下に説明され、LTE用語が以下の説明の大部分で使用される。
[0019] 単一キャリア変調および周波数領域等化を利用する単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、1つの技法である。SC−FDMAは、本質的にOFDMAシステムのものと全体的に同じ複雑性、および類似の性能を有する。SC−FDMA信号は、その固有の単一キャリア構造のため、より低いピーク対平均電力比(lower peak-to-average power ratio)(PAPR)を有する。SC−FDMAは、とりわけ、送信電力効率という点で、より低いPAPRが移動端末に大いに利益をもたらすアップリンク通信において、大きな注目を集めている。これは現在、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、または発展型UTRAにおけるアップリンク多元接続方式についての作業仮説(working assumption)である。
[0020] 図1を参照すると、多元接続ワイヤレス通信システムが例示され、そこにおいて、本開示の態様が実現され得る。例えば、ユーザ機器(UE)は、アクセス端末(AT)(例えば、図1からのAT116およびAT122)とも称され、ATと関連付けられる1つ以上のシステム損失イベント(例えば、アクセスポイント100との通信の損失)についての情報を生成し、および記憶し、この情報に基づいてATと関連付けられる1つ以上の他の(将来の)システム損失イベントを予測し、予測に基づいてアクションを取るように構成され得る。
[0021] アクセスポイント100(AP)は、複数のアンテナグループを含み、1つのアンテナグループは104および106を含み、別のアンテナグループは108および110を含み、さらなるアンテナグループは112および114を含む。図1では、2つのアンテナのみが各アンテナグループに対して示されているが、より多くの、またはより少ないアンテナが各アンテナグループに対して利用され得る。AT116は、アンテナ112および114と通信しており、ここで、アンテナ112および114は、順方向リンク120にわたってアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118にわたってアクセス端末116から情報を受信する。AT122は、アンテナ106および108と通信しており、ここで、アンテナ106および108は、順方向リンク126にわたってアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124にわたってアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、および126は、通信のために異なる周波数を使用し得る。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用し得る。
[0022] アンテナの各グループおよび/またはそれらが通信するように設計されたエリアはしばしば、アクセスポイントのセクタと称される。本実施形態では、アンテナグループは、アクセスポイント100によってカバーされるエリアの、セクタの中のアクセス端末と通信するように各々設計される。
[0023] 順方向リンク120および126にわたる通信では、アクセスポイント100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および124に対して順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。また、それのカバレッジを通して無作為に散在しているアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを使用するAPは、単一のアンテナを通して全てのそれのアクセス端末へ送信するアクセスポイントより少ない干渉を、隣接セルの中のアクセス端末にもたらす。
[0024] APは、端末と通信するために使用される固定局であることができ、また、アクセスポイント、ノードB、基地局、発展型ノードB(eNB)、または何らかの他の用語で称され得る。ATはまた、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、ワイヤレス通信デバイス、端末、移動局、または何らかの他の用語で称され得る。
[0025] 図2を参照すると、MIMOシステム200における送信機システム210(APとしても既知である)および受信機システム250(ATとしても既知である)の実施形態のブロック図が例示され、そこにおいて、本開示の態様が実現され得る。送信機システム210において、いくつかのデータストリームに関するトラフィックデータが、データソース212から送信(TX)データプロセッサ214に提供される。
[0026] ある態様では、各データストリームは、それぞれの送信アンテナにわたって送信される。TXデータプロセッサ214は、コード化されたデータを提供するために、そのデータストリームのために選択された特定のコーディングスキームに基づいて各データストリームに関するトラフィックデータを、フォーマット、コード化、およびインタリーブする。
[0027] 各データストリームに関するコード化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータとともに多重化され得る。パイロットデータは、典型的に、既知の方式で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システム250で使用され得る。各データストリームについての多重化されたパイロットおよびコード化データは次に、変調シンボルを提供するためにそのデータストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、または、M−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)される。各データストリームに関するデータレート、コーディング、および変調は、プロセッサ230によって行われる、メモリ232からの、命令によって決定され得る。
[0028] すべてのデータストリームに関する変調シンボルは次に、TX MIMOプロセッサ220に提供され、それはさらに、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理し得る。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボルストリームをN個の送信機(TMTR)222aから222tへ提供する。ある特定の実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、ビームフォーミング重み(beamforming weights)を、データストリームのシンボルに、およびシンボルが送信されるアンテナに適用する。
[0029] 各送信機222は、1つ以上のアナログ信号を提供するためにそれぞれのシンボルストリームを受信および処理し、さらにMIMOチャネルにわたる送信にふさわしい変調信号を提供するためにアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222aから222tからのN個の変調信号は次に、それぞれN個のアンテナ224aから224tより送信される。
[0030] 受信機システム250において、送信された変調された信号がN本のアンテナ252aから252rによって受信され、各アンテナ252から受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)254aから254rに提供される。各受信機254は、それぞれの受信された信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、サンプルを提供するために調整された信号をデジタル化し、対応する「受信された」シンボルストリームを提供するためにサンプルをさらに処理する。
[0031] RXデータプロセッサ260は次に、N個の「検出された」シンボルストリームを提供するために特定の受信機処理技法に基づいてN個の受信機254からN個の受信されたシンボルストリームを受信し、処理する。RXデータプロセッサ260はその後、データストリームに関するトラフィックデータを復元するために各検出されたシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号する。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210においてTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214によって行われるものと補完的である。
[0032] プロセッサ270は、どのプリコーディング行列を使用すべきかを周期的に決定する。プロセッサ270は、行列インデックスの部分およびランク値の部分を備える逆方向リンクメッセージを公式化する。
[0033] 逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を備え得る。逆方向リンクメッセージは次に、データソース236からのいくつかのデータストリームに関するトラフィックデータを受信もするTXデータプロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254aから254rによって調整され、そして送信機システム210へ返送される。
[0034] 送信機システム210において、受信機システム250からの変調された信号は、受信機システム250によって送信される逆方向リンクメッセージを抽出するために、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータプロセッサ242によって処理される。プロセッサ230は次に、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するべきかを決定し、そして抽出されたメッセージを処理する。
[0035] 態様に応じて、コントローラ/プロセッサ230および270は、それぞれ、送信機システム210および受信機システム250におけるオペレーションを指示し得る。メモリ232および272は、それぞれ、送信機システム210および受信機システム250に関するデータおよびプログラムコードを記憶し得る。
[0036] 本開示のある特定の態様に応じて、受信機システム250におけるコントローラ/プロセッサ270、および/または他のプロセッサおよびモジュールは、図5のオペレーション500および/または本明細書に説明される技法に関する他の処理を行うまたは指示し得る。例えば、プロセッサ270は、受信機システム250と関連付けられる1つ以上のシステム損失イベント(例えば、送信機システム210との通信の損失)についての情報を生成すること、および記憶することと、この情報に基づいて、受信機システム250と関連付けられる1つ以上の他の(将来の)システム損失イベントを予測することと、予測に基づいてアクションを取ることを行うように構成され得る。しかしながら、図2の任意のコンポーネントおよび/またはプロセッサは、本明細書に説明される技術のための処理を行い得る。
1つ以上のシステム損失イベントのジオコーディングおよび/または予測
[0037] 本開示の態様は、UEにおいて1つ以上のシステム損失イベントを予測すること、およびそのようなシステム損失イベントが発生する前に適切なアクションを取ることによって予測に応答することに関する。本開示の態様では、UEは、1つ以上の以前のシステム損失イベント(例えば、システム損失イベントの地理的位置すなわちジオコード(geo-codes))についての情報を集め得る。UEは、この情報に基づいて、1つ以上の切迫しているシステム損失イベントを予測し、システム損失を避けるために予測に事前に応答するように構成され得る。
[0038] いくつかのマルチSIMおよびマルチRAT技術(some multi-SIM and multi-RAT technologies)(例えば、単一のUEにおける複数の加入者識別モジュール(SIMs)および無線接続技術(RATs)を利用することに基づく技術)では、UE(例えば、図2からのアクセス端末250)が、別のRATが利用可能である可能性があるにも関わらずそれがとどまった(camped on)RATを連続的にサーチすることが観測されている。このアプローチは、より遅いサービス復旧時間およびより大きい電流(または電力)消費を招く。また、現在、UEは、あらゆるシステム損失イベントを予測することができない。そのような予測は、とりわけ、代替のシステムをサーチするためのさらなる無線周波数(RF)リソースが利用可能であり得るマルチRAT技術において大いに役立つこととなる。本開示の態様は、例えば、UEによって遭遇される(encountered)アウトオブサービス(Out of Service)(OOS)または無線リンク失敗(RLFs)(例えば、最も頻度の高いRLFs)のような、システム損失イベントの履歴のジオコーディングを介して予測方法を提示する。
[0039] UEs(例えば、OOSアルゴリズム)において利用されるいくつかのアルゴリズムは、システム損失イベントが発生したシステム/RATを最初に捕捉しようとする。その際に、UEは、所与のRATのために関連付けられ、供給されるすべての帯域および周波数をサーチすることとなる。
[0040] このサーチ処理(search process)は、電力(例えば、電流消費)の観点から大抵費用がかかる。例えば、CMCC(チャイナモバイル通信事業者(China Mobile Communications Corporation))に関する4つのLTE帯域をスキャンすることは、およそ13秒かかり、それは、多量の電力リソースを消費することとなる。LTE帯域のスキャニングは、準最適(sub-optimal)でもある。例えば、使用可能な周波数が帯域スキャンの端に位置する(例えば、最後の絶対無線周波数チャネル番号(last Absolute Radio Frequency Channel Number)(ARFCN)がCMCCの4番目のLTE帯域を表す)場合、UEは、他の3つの帯域をそれでも(still)スキャンし得る。このことは、乏しいユーザ経験(poor user experience)に寄与する可能性があり、ここにおいて、ユーザは、パケット交換(PS)または回線交換(CS)サービスを取得するためにより長い時間期間待つ必要があり得る。長期のスキャニング(prolonged scanning)もまた、より多くの電力を消費する。
[0041] UEがこのシステム/RATを発見しそこなう場合、それは次に、(例えば、MRU(直前に使用された(Most Recently Used))、PRL(好ましいローミングリスト(Preferred Roaming List))、equi−PRL、USIM(汎用加入者識別モジュール(Universal Subscriber Identity Module)、等のようなエンティティによって特定される)それの所与の地理的位置内で定義されるふさわしい/役立つシステムを探すために処理する。上記に説明された同じ準最適性は、ここに適用し、それは、RATsにわたって置き換える(translates)。上記のすべてが失敗する場合、それは通常、広範囲に及ぶ帯域スキャン(extensive band scans)の後起こり、次にUEがローミングシステムを探し始める。
[0042] OOSサーチの間電力消費量を保存するために、設計は、例えば、使用可能な周波数のためのスキャニングがより少ない頻度で行われる、OOSのテレスコーピング(telescoping)、を用いる。このアプローチは、消散電力(dissipated power)を保存するのに十分に役立つが、支払われるペナルティ(penalty paid)は、エンドユーザへの遅れたサービス能力(delayed service capabilities)である。サービスを回復するためのアグレッシブなサーチ(aggressive searches)と、電力を確保するためのテレスコーピングとの間のこのトレードオフは、上記の要件、例えば、低い電流消費でのサービスのより速い回復、を満たすことを不可能ではないにしても極めて困難にする。双方を満たすことは、望ましいと考えられるであろう。
[0043] 上記に説明されたUE OOSアルゴリズムの準最適挙動(sub-optimal behavior)に加えて、アルゴリズムはまた、それらが(例えば、ネットワーク展開およびセルに対して)UEの相対的位置(relative location)またはUEの地理的位置についての任意の観念または情報を有さないという点において制約を有する。それは、多くの(すべてではない)システム損失イベントがパターンに基づいて発生することも観測されることができる。ほとんどの人々は、彼らの日々の生活に定義されるパターンを有する。例えば、ほとんどの人は、家から職場まで同じ経路をたどり、逆の場合も同じである。駐車場のような屋内のシナリオにおいても、人々は同じ/類似の場所に駐車する傾向があり、彼らのオフィスロケーションへの同じ経路を進む。UEがそのような経路/位置でシステム損失イベントを経験する場合、この次にUEがそのような位置のこの付近にいるときにそれが近似のまたは同じ位置でシステム損失イベントに遭遇することとなることが高い確率で予期される。
[0044] いくつかのOOSアルゴリズムは、そのような繰り返されるユーザ挙動をうまく利用しない。それらは、例えば、捕捉データベース(ACQ DB)と呼ばれるエンティティを介して、UEがとどまる成功したARFCNs(successful ARFCNs)を暗示的にうまく利用するが、それらは典型的に、最大限(または直接)利点を活用しない。言い換えれば、従来型のUEsは、どちらかといえば自己学習型でない。
[0045] さらに、いくつかのOOSアルゴリズムおよびPHY/MAC(物理/メディアアクセス制御)層アルゴリズムは、RLFの発生を予測することができない。RLFの発生を予測することができることは、上記に説明されたようにそれぞれのシナリオ(例えば、ユーザ挙動のパターンと関連付けられるシナリオ)でとりわけ役立ち得るため、このことは、残念である。以前に説明したパターンを考えると、本開示の態様は、UEがRLFの実際の発生より前にRLF復旧メカニズムを利用することが可能であるLTE RLFを効率的に予測するのに役立ち得る。
[0046] 上述のように、いくつかの設計は、OOS/RLFイベント後(post OOS/RLF event)、サービスするためのより早い時間と電力消費量との間のトレードオフを効率的に達成し得ない。言い換えれば、従来型のUEsが自己学習型であり得ないような、微小の知能(very little intelligence)が、従来型の設計に構築され得る。それどころか、従来型のUEsは、ふさわしいセルをサーチするとき(例えば、一度に1つのRAT上で動作する)シーケンシャルな方法で動作する傾向がある。さらに、従来型のUEsは、(RLFのような)システム損失イベントの地理的位置についての情報を有さず、よって、(例えば、繰り返しのRLFイベントの場合では)そのような情報を後で効率的に使用することが可能でない。
[0047] 本開示のある特定の態様に応じて、RLFのような切迫しているシステム損失イベントは、システムタイマを標準化することを介してまず検出され得る。ある態様では、そのようなタイマが満了する場合、任意のシステム損失イベントの全世界測位システム(GPS)座標は、記憶され得る。さらに、UEがシステム損失イベントに向かう途中で遭遇したセルのシーケンスは、データベースに記憶され得る。例えば、セル識別子(Cell ID)と、そのようなセルシーケンスのGPS座標およびセルを一意的に識別するための他の関連情報との両方は、記憶され得る。本開示の態様は、人間挙動のため、たくさんのRLFイベントが同じ経路上で発生するという事実を有効に使う。それ故に、次にUEがシステム損失タイマに遭遇するときに、それは、RLFsのような1つ以上の前のシステム損失イベントに基づいてデータベースに記憶されるGPS座標およびセルIDsのシーケンスと現在のサービングセルのGPS座標とセルシーケンスとの両方を関連付け得る、または相互に関連付け得る(例えば、それは、GPS受信機を事前にオンにし得る)。本開示のある態様では、UEがシステム損失イベントを予測する場合、それは、RATsのうちの1つがまだ管理処理(supervision process)を受けている間、ふさわしいシステムを探すために代わりのRFリソースを使用することができる。本開示で提示されているシステム損失イベント(例えば、RLF)のための解決策は、例えば、より短いサーチ期間を提供すること、RF/モデムチップが既にオンであるおよび使用中であるときをサーチすること、および/または最小の電流ペナルティ(minimal current penalty)を達成することによってUEにおける電力改善(power improvement)を提供し得る。さらに、本明細書に提示されている技法は、例えば、ジオコーディングおよび/または先制戦略(pre-emptive strategies)によって、そのようなイベントの正確な予測を可能にすることによりシステム損失イベントへのより迅速な応答のため、改善されたユーザ経験を提供するのに役立ち得る。
[0048] 上記に説明されたように、ユーザ挙動はしばしば、いくつかの習慣的なパターンに従う。例として、ユーザはしばしば、類似の経路を移動し、結果として、同じセルを訪れる傾向がある。ユーザ挙動は、類似の時間期間で繰り返して起こる。重大なシステム損失イベント(例えば、RLFおよびOOSイベント)は、頻繁に起こるものである。展開問題によるOOS損失イベントは、特定のエリアに限定される。
[0049] 本開示のある特定の態様に応じて、ユーザは、起こり得るOOSおよび/またはRLFイベントについて学習することができ、適宜に反応する。リアクティブ応答(reactive response)の場合、ユーザは、過去のOOS/RLFイベントおよび記録から学習することができ、類似のイベントが観測される場合、各イベントの解決策(例えば、捕捉されたRAT、PLMN(公衆陸上移動網(Public Land Mobile Network))、ARFCN)を使用し得る。
[0050] 本開示のある特定の態様に応じて、(例えば、システム損失イベント予測を介して)プロアクティブ応答(proactive response)は、1つ以上の前のシステム損失イベントのジオコーディングを介して、例えば、前のシステム損失イベントの緯度経度およびタイミング情報ならびに対応するサービングセルの一意的な識別子を決定すること、および記憶することを介して、精度のために行われ得る。言い換えれば、そのような1つ以上のシステム損失イベントの位置は、ジオコード化され得る(例えば、時間のような、位置または他の指標となるパラメータに関する情報は、UEにおいて記憶され得る)。
[0051] いくつかの場合では、システム損失タイマが(例えば、LTE/TDSシステムのタイマT310)を開始するとき、UEは、UEの緯度経度情報および/または速度を監視することを開始するためにGPS受信機をオンにし得る。さらに、UEが遭遇する1つ以上のセルは、位置付けられ得る。システム損失イベントが実際に発生する(例えば、システム損失タイマが満了する)場合、UEのジオコード(例えば、緯度経度情報)は、UEにおけるデータベース、ならびに遭遇したセルのシーケンスに記憶され得る。いくつかの場合では、データベースは、測定可能であることができ、例えば、データベースに記憶されるべきGPS座標の定義された数(a defined number of GPS coordinates)を考慮する。
[0052] 次回UEが潜在的なシステム損失に遭遇するときに(例えば、タイマT310が再び開始する)、UEは、任意の前のシステム損失イベント(例えば、OOS/RLFイベント)に遭遇したセルパターンに関するデータベースにクエリし得る。結果として、セルパターンが整合する(is matched)場合、UEにおけるGPS受信機は、UEの地理的位置(例えば、UEの緯度/経度)を決定するためにオンにされ得る。ある態様では、決定された地理的位置は、例えば、誤差のマージン(例えば、0.5マイル)内でシステム損失イベントのジオコード化された位置と関連付けられ得る、または相互に関連付けられ得る。
[0053] 通常のオペレーションの下、UEは、ユーザまたはアプリケーションがそれを起動しない限りGPS受信機をオンにすることを要求され得ない。いくつかの場合では、しかしながら、システム損失タイマのうちのいずれかが(例えば、LTE/TDSの中のタイマT310)を開始する場合では、UEは、そのGPS受信機をオンにし得る。本開示のある態様では、T310または同等のタイマが非常に短く、GPS受信機がコールドスタートモードである場合、マージンは、GPS受信機の開始時間に含まれ得る。
[0054] システム損失タイマが実際に満了し、システム損失イベント(例えば、RLFイベント)が発生する場合では、UEは、現在の緯度経度情報ならびに前の緯度経度のあらかじめ定義された数(a pre-defined number of prior latitudes-longitudes)を記憶し得る。ある態様では、このあらかじめ定義された数は、設定可能であることができ、緯度経度シーケンスは、将来、UEの移動方向を関連付けるまたは相互に関連付けるために使用され得る。
[0055] 本開示の態様に応じて、UEは、サービングセルを一意的に識別する、3つのパラメータのトリプレット(triplet of three parameters)のような、情報のセットを記憶し得る。図4は、UEで記憶され得る例示的なトリプレットを例示する。例示されているように、情報のトリプレットは、ダウンリンクARFCN、PLMN、および物理セルIDを備え得る。情報のトリプレットはまた、将来、「RLFのような切迫しているシステム損失イベント」の場合ではセルシーケンスを関連付ける、または相互に関連付けるために利用され得る。
[0056] 本開示のある特定の態様にしたがって、次回UEがT130タイマのようなシステム損失タイマと遭遇するとき、UEは、それが遭遇するサービングセルシーケンスを、データベースの中の記憶されたセルシーケンスと関連付け得る、または相互に関連付け得る。整合または部分的な整合が遭遇する場合、UEは、GPS受信機を起動し得る。ある態様では、部分的な整合が、例えば、y個のセルのうちのx個が整合するとして定義されることができ、ここで、xは、現在のサービングセルシーケンスに基づいて整合したセルを表し、yは、以前に記憶されたシーケンスのサイズ(例えば、情報のトリプレットに対して3)である。
[0057] 本開示のある態様では、UEの現在のGPS座標に基づいて、UEは、緯度経度シーケンスをデータベースに記憶される(および前のOOS/RLFイベントと関連付けられる)ものと関連付け得る、または相互に関連付け得る。例えば、2つのセルが整合する場合、UEは、切迫しているシステム損失イベント(例えば、OOS/RLFイベント)を予測し得る。上記に説明されたように、一旦システム損失イベント(例えば、LTE/RLFイベント)が予測されると、UEは、LTEから二次RF受信機のロックを捕捉し得る。このことは、同時LTE(simultaneous LTE)(SLTE)のようなデュアル受信機の特徴のため起こり得る。このようにして、二次RF受信機は、システム損失イベントを避け、ならびに/あるいはUE通信を維持する、または続けるためにUEによって用いられ得る。
[0058] LTEシステムでは、ダイバーシティ受信機のロックを断念することは、リンクバジェットにおける変化を悪い方向に引き起こし得るが、いくつかの場合では、それは、システム損失(RLF)イベントが、どんな場合でも、たとえLTEが両方の受信機のロックを有する場合でも、発生し得る(例えば、しきい値、フィルタ時定数、UE移動性および向き、トリプレット情報、等の機能である)比較的高い信頼度(relatively high confidence)を持って予期されることができる。トリプレットのどのようなパラメータが考慮されるかの命令が重要であり得る。かなりの精度(Much accuracy)は、これまでのRLF発生(historical RLF occurrences)におけるジオコード化されたセルシーケンスおよびGPS受信機の使用によって達成されることができる。
[0059] マルチRAT(および/またはマルチSIM)技術では、使用可能である第2の受信機が存在し得る。例えば、これらのタイプの技術は、チップ上に2つ以上のRFトランシーバを有することができ、それらは、プロアクティブサーチング(pro-active searching)のために使用されることができる。このようにして、ダイバーシティ受信機は、システム損失イベントを避け、ならびに/あるいはUE通信を維持するまたは続けるためにUEによって用いられ得る。一旦RFロックがLTEによって解除される(例えば、UEのトランシーバにおける二次RFチェーンが使用可能であり、一方UEが一次RFチェーン上でロックを保持する)、またはリソースが、別のトランシーバから取得されると、通常のOOS手順は、解決策を探すために続いて起こることができる。
[0060] 図3は、LTE捕捉データベース構造300の例を例示する。例示されているように、従来型のLTE捕捉データベース構造は、ダウンリンクearFCNフィールド、物理セルIDフィールド、および帯域フィールドを備え得る。帯域フィールドは、以下のサブフィールドを備え得る:帯域幅、システム情報ブロック(SIB)1からのPLMNリスト、フルサービスキャンピングのために選択されたPLMN、限定されたサービスキャンピングのためのSIB1リストの中の第1のPLMN、フルサービスキャンピングのために選択されたPLMNのSIB1PLMNリストの中のPLMNインデックス(限定されたサービスキャンピングに対して0)、SIBデータベースの中のSIB1のインデックス、グローバルセルID、トラッキングエリアアップデート、バーリングステータス(Barring Status)、タイムスタンプ、時分割複信/周波数分割複信(TDD/FDD)情報。
[0061] 本開示の態様にしたがって、UEは、RLFイベントのようなシステム損失イベントに関係するさらなる情報を生成および/または記憶し得る。例えば、そのような追加の情報は、UEにおいて生成されるRLFデータベース(DB)に記憶されることができ、1つ以上の前のシステム損失(例えば、OOS/RLF)イベントについての情報を備え得る。ある態様では、この情報は、類似のイベントが再び起こるとき捕捉アルゴリズムのためのサーチスペースを限定するために使用されることができる。
[0062] ある態様では、RLF DBの中の各エントリは、一意的なサービングトリプレットおよびGPS座標によって識別されることができ、例えば、トリプレットはeARFCN、PLMN ID、PCI(物理セル識別子(Physical Cell Identifier))を備え得る。GPS座標は、将来発生するRLF/OOSイベントのような1つ以上の類似のシステム損失イベントを識別するために使用され得る。さらに、サービングリプレット(serving triplet)は、1つ以上の類似のシステム損失イベントを識別するためにGPS座標とともに用いられ得る。
[0063] ある態様では、RLF DBの中のいくつかのエントリは、制限され得る。例えば、RLF DBの中のいくつかのエントリは、捕捉DBに類似し得る(例えば、10に等しくあり得る)。ある態様では、RLF DBは、OOS/RLFイベント上のいくつかのさらなる情報、例えば、OOS/RLFイベント周波数およびOOS/RLFイベントの最後の発生(OOS/RLF event last occurrence)を備え得る。
[0064] 図4は、本開示のある特定の態様にしたがう、システム損失イベント情報を含むシステム損失イベント(例えば、RLF)DB構造400の例を例示する。ある態様では、図4に例示されているように、RLF DB構造400は、ダウンリンクearFCNフィールド、PLMNフィールド、および物理セルID(PCI)フィールドを備え得る。物理セルIDフィールドは、トラッキングエリアコードサブフィールド、帯域幅サブフィールド、グローバルセルIDサブフィールド、TDD/FDD情報サブフィールド、バーリングステータスサブフィールド、GPS情報サブフィールド、システム損失イベントの間のUE移動性Infoサブフィールド(UE Mobility Info during system loss event sub-field)(例えば、低/中/高)、システム損失イベント発生_カウント(Occurrence_Count)サブフィールド、およびシステム損失イベントラスト_発生(Last_Occurrence)サブフィールドをさらに備え得る。
[0065] トランシーバの1つが既にオンであるため、同時LTEタイプアーキテクチャの場合では、電流(例えば、電力消散)ペナルティは、低減され(例えば、ほとんどないとは言わないまでも、最小限であり)得る。第2のトランシーバの使用の場合でさえ、電流ペナルティ(例えば、電力消散)は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)および他の電流回路が(例えば、単一移動局モデム(MSM)ソリューション(single Mobile Station Modem (MSM) solutions)で)既にオンであるため、フルサーチより低いことが予期され得る。よって、第2のトランシーバに対するさらなる電流(例えば、電力消散)ペナルティは、許容され得る。サービスを回復するための時間は、UEが現在、切迫しているシステム損失イベントにアクティブに応答しているため、より短いこととなる。例えば、数秒は、従来型のOOS/RLF復旧手順に基づくサービスサーチ手順から削り取られ得る。
[0066] 図5は、本開示の態様にしたがう、UEによって行われ得るワイヤレス通信のための例示的なオペレーション500を例示する。オペレーション500は、502において、UEにおいて、UEと関連付けられる1つ以上のシステム損失イベントについての情報を生成すること、および記憶することによって始まり得る。504において、UEと関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントは、情報に基づいて予測され得る。506において、UEは、UEの通信を続けるために予測に基づいてアクションを取り得る。本開示のある態様では、UEの通信を続けるために予測に基づいてアクションを取ることは、UEと関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントを避けることを含む。本開示のある態様では、上記に説明されたように、情報は、UEのデータベースの中にエントリとして記憶され得る。
[0067] 本開示の態様では、UEの少なくとも1つのシステム損失タイマが開始する場合、1つ以上のシステム損失イベントについての情報を生成する、および記憶するより前に、UEのGPS受信機は、オンにされ得る。次に、GPS受信機を使用することによって、UEの速度または地理的位置のうちの少なくとも1つは、監視され得る。さらに、UEが遭遇する1つ以上のセルは、この処理の間位置付けられ得る。少なくとも1つのシステム損失タイマが満了し、システム損失イベントの1つが発生する場合、UEの現在の地理的位置、およびUEの前の地理的位置の定義された数まで(up to a defined number)は、記憶され得る。さらに、UEのサービングセルを一意的に識別する情報およびUEを以前にサーブした1つ以上のセルを一意的に識別する情報は、記憶され得る。
[0068] ある態様では、UEにおいて記憶される前の地理的位置の定義された数は、設定可能であり得る。前の地理的位置の定義された数のシーケンスは、将来、UEの移動方向を関連付ける、または相互に関連付けるために使用され得る。例えば、上記に説明されたように、サービングセルを一意的に識別する情報は、ARFCN、PLMN ID、およびPCIのような情報のトリプレットを備え得る。
[0069] 本開示のある態様では、上記に説明されたように、(例えば、UEの少なくとも1つのシステム損失タイマが再び開始するとき)1つ以上の他のシステム損失イベントを予測することは、UEが遭遇するサービングセルのシーケンスを、UEのサービングセルを一意的に識別する記憶された情報およびUEを以前にサーブした1つ以上のセルを一意的に識別する情報と関連付けること、または相互に関連付けることと、サービングセルの定義された数が関連付けまたは相互関連付けに基づいて整合する場合、GPS受信機を起動することと、起動されたGPS受信機によって取得されたUEの地理的位置の現在のシーケンスをUEにおける1つ以上の記憶された地理的位置と関連付ける、または相互に関連付けることと、UEの関連付けられた、または相互に関連付けられた地理的位置が整合する場合、1つ以上の他のシステム損失イベントを予測することと、を備え得る。
[0070] 本開示のある態様では、1つ以上の他のシステム損失イベントを予測すると、UEは、UEの通信を続けるためのセルをサーチするために、1つ以上の他のシステム損失イベントが発生する前にUEよって利用された一次無線周波数(RF)受信機とは異なる二次RF受信機を用い得る。別の態様では、1つ以上の他のシステム損失イベントを予測すると、UEは、UEの通信を続けるためのセルをサーチするために受信機内で一次RFチェーンから二次RFチェーンに切り替えることができ、ここにおいて、一次RFチェーンは、1つ以上の他のシステム損失イベントが発生する前にUEによって利用される。本開示のある態様では、上記に説明されたように、情報に基づいて、UEと関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントを予測することは、1つ以上の他のシステム損失イベントが、記憶された1つ以上のシステム損失イベントに類似していることを決定することを備えることができ、UEの通信を続けるために予測に基づいてアクションを取ることは、UEの捕捉アルゴリズムのためのサーチスペースを限定するためにUEにおいて生成され、記憶された情報を使用することを備える。
[0071] 上記に説明された方法の様々なオペレーションは、対応する機能を行うことが可能である任意のふさわしい手段によって行われ得る。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、または図2からの受信機システム250(アクセス端末/ユーザ機器)のプロセッサ270のような、プロセッサに限定されるわけではないがそれらを含む、様々なハードウェアおよび/または(1つまたは複数の)ソフトウェアコンポーネントおよび/または(1つまたは複数の)モジュールを含み得る。一般的に、図に例示されているオペレーションが存在する場合、それらのオペレーションは、同様の参照番号を持つ、対応する対照のミーンズプラスファンクションコンポーネントを有し得る。例えば、図5に例示されているオペレーション500は、図5Aに例示されている手段500Aに対応する。
[0072] 開示された処理におけるステップの特定の順序または階層は例示的なアプローチの一例であることが理解される。設計の選好(design preferences)に基づいて、処理におけるステップの特定の順序または階層が、本開示の範囲内にとどまりながら再配列され得ることが理解される。添付の方法の請求項は、サンプルの順序において、様々なステップの要素を表し、表された特定の順序または階層に限定されるようには意図されない。
[0073] 当業者は、情報および信号が様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを理解するであろう。例えば、上記の説明を通して参照され得るデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界あるいは磁気粒子、光学界または光学粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせによって表わされ得る。
[0074] 当業者はさらに、本明細書に開示された実施形態と関連して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合わせとしてインプリメントされ得ることを認識するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に例示するために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能性の観点から上記に説明されてきた。そのような機能性が、ハードウェアとしてインプリメントされるか、あるいはソフトウェアとしてインプリメントされるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。当業者は、説明された機能性を特定のアプリケーションごとに様々な方法でインプリメントし得るが、そのようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
[0075] 本明細書に開示された実施形態に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書に説明された機能を行うように設計されるそれらの任意の組み合わせで、インプリメントされ得る、または行われ得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結する1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成である、コンピューティングデバイスの組み合わせとしてインプリメントされ得る。
[0076] 本明細書に開示された実施形態に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはそれら2つの組み合わせにおいて、具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野において既知の任意の他の形態の記憶媒体の中に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサがこの記憶媒体から情報を読み取り、およびこの記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替では、記憶媒体は、プロセッサと一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに存在し得る。ASICは、ユーザ端末において存在し得る。代替では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末の中のディスクリートコンポーネントとして存在し得る。特許請求の範囲を含む、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で始まる項目のリストで使用される「または(or)」は、例えば「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」のリストが、A、またはB、またはC、またはAB、またはAC、またはBC、またはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような離接的なリスト(disjunctive list)を示す。
[0077] 開示された実施形態の上記説明は、いかなる当業者であっても、本開示を製造または使用できるように提供されている。これらの実施形態に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明らかであり、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用され得る。よって、本開示は、本明細書に示された実施形態に限定されるようには意図されず、本明細書に開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ユーザ機器(UE)において、前記UEと関連付けられる1つ以上のシステム損失イベントについての情報を生成すること、および記憶することと、
    前記情報に基づいて、前記UEと関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントを予測することと、
    前記UEの通信を続けるために前記予測に基づいてアクションを取ることと、
    を備える、方法。
  2. 前記情報は、前記UEのデータベースの中にエントリとして記憶される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記UEの少なくとも1つのシステム損失タイマが開始する場合、前記1つ以上のシステム損失イベントについての前記情報を生成すること、および記憶することより前に、前記UEの全世界測位システム(GPS)受信機をオンにすることと、
    前記GPS受信機を使用することによって、前記UEの速度または地理的位置のうちの少なくとも1つを監視することと、
    前記UEが遭遇する1つ以上のセルを位置付けることと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つ以上のシステム損失イベントについての前記情報を生成すること、および記憶することは、
    前記少なくとも1つのシステム損失タイマが満了し、前記システム損失イベントのうちの1つが発生する場合、前記GPS受信機によって取得された情報に基づいて、前記UEの現在の地理的位置、および前記UEの前の地理的位置の定義された数までを記憶することと、
    前記UEのサービングセルを一意的に識別する情報および前記UEを以前にサーブした1つ以上のセルを一意的に識別する情報を記憶することと、
    を備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前の地理的位置の前記定義された数は、設定可能であり、
    前の地理的位置の前記定義された数のシーケンスは、前記UEの移動方向を関連付けるために使用される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記サービングセルを一意的に識別する前記情報は、絶対無線周波数チャネル番号(ARFCN)、公衆陸上移動網識別子(PLMN ID)、および物理セル識別子(PCI)を備える、請求項4に記載の方法。
  7. 前記1つ以上の他のシステム損失イベントを予測することは、
    前記UEの前記少なくとも1つのシステム損失タイマが再び開始する場合、前記UEが遭遇するサービングセルのシーケンスを、前記UEの前記サービングセルを一意的に識別する前記記憶された情報および前記UEを以前にサーブした前記1つ以上のセルを一意的に識別する前記情報と関連付けることと、
    サービングセルの定義された数が前記関連付けに基づいて整合する場合、前記GPS受信機を起動することと、
    前記起動されたGPS受信機によって取得された前記UEの地理的位置の現在のシーケンスを前記UEにおける前記1つ以上の記憶された地理的位置と関連付けることと、
    前記UEの前記関連付けられた地理的位置が整合する場合、前記1つ以上の他のシステム損失イベントを予測することと、
    を備える、請求項4に記載の方法。
  8. 前記予測に基づいてアクションを取ることは、
    前記1つ以上の他のシステム損失イベントを予測すると、前記UEの通信を続けるためのセルをサーチするために、前記1つ以上の他のシステム損失イベントが発生する前に前記UEよって利用された一次無線周波数(RF)受信機とは異なる前記UEの二次RF受信機を用いることを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記予測に基づいてアクションを取ることは、
    前記1つ以上の他のシステム損失イベントを予測すると、前記UEの通信を続けるためのセルをサーチするために前記UEの受信機の中で一次無線周波数(RF)チェーンから二次RFチェーンに切り替えること、ここにおいて、前記一次RFチェーンは、前記1つ以上の他のシステム損失イベントが発生する前に前記UEによって利用される、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記情報に基づいて、前記UEと関連付けられる前記1つ以上の他のシステム損失イベントを予測することは、前記1つ以上の他のシステム損失イベントが、前記記憶された1つ以上のシステム損失イベントに類似していることを決定することを備え、
    前記UEの通信を続けるために前記予測に基づいてアクションを取ることは、前記UEの捕捉アルゴリズムのためのサーチスペースを限定するために前記UEにおいて生成され、記憶された前記情報を使用することを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記UEの通信を続けるために前記予測に基づいてアクションを取ることは、前記UEと関連付けられる前記1つ以上の他のシステム損失イベントを避けることを備える、請求項1に記載の方法。
  12. ワイヤレス通信のための装置であって、
    前記装置において、前記装置と関連付けられる1つ以上のシステム損失イベントについての情報を生成すること、および記憶することと、
    前記情報に基づいて、前記装置と関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントを予測することと、
    前記装置の通信を続けるために前記予測に基づいてアクションを取ることと、
    を行うように構成されるプロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリと
    を備える、装置。
  13. 前記プロセッサは、
    前記装置の少なくとも1つのシステム損失タイマが開始する場合、前記1つ以上のシステム損失イベントについての前記情報を生成する、および記憶するより前に、前記装置の全世界測位システム(GPS)受信機をオンにすることと、
    前記GPS受信機を使用することによって、前記装置の速度または地理的位置のうちの少なくとも1つを監視することと、
    前記装置が遭遇する1つ以上のセルを位置付けることと、
    を行うようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  14. 前記プロセッサは、
    前記少なくとも1つのシステム損失タイマが満了し、前記システム損失イベントのうちの1つが発生する場合、前記GPS受信機によって取得された情報に基づいて、前記装置の現在の地理的位置、および前記装置の前の地理的位置の定義された数までを記憶することと、
    前記装置のサービングセルを一意的に識別する情報および前記装置を以前にサーブした1つ以上のセルを一意的に識別する情報を記憶することと、
    を行うようにさらに構成される、請求項13に記載の装置。
  15. 前記サービングセルを一意的に識別する前記情報は、絶対無線周波数チャネル番号(ARFCN)、公衆陸上移動網識別子(PLMN ID)、および物理セル識別子(PCI)を備える、請求項14に記載の装置。
  16. 前記プロセッサは、
    前記装置の前記少なくとも1つのシステム損失タイマが再び開始する場合、前記装置が遭遇するサービングセルのシーケンスを前記装置の前記サービングセルを一意的に識別する前記記憶された情報および前記装置を以前にサーブした前記1つ以上のセルを一意的に識別する前記情報と関連付けることと、
    サービングセルの定義された数が前記関連付けに基づいて整合する場合、前記GPS受信機を起動することと、
    前記起動されたGPS受信機によって取得された前記装置の地理的位置の現在のシーケンスを前記装置における前記1つ以上の記憶された地理的位置と関連付けることと、
    前記装置の前記関連付けられた地理的位置が整合する場合、前記1つ以上の他のシステム損失イベントを予測することと、
    を行うようにさらに構成される、請求項14に記載の装置。
  17. 前記プロセッサは、
    前記1つ以上の他のシステム損失イベントを予測すると、前記装置の通信を続けるためのセルをサーチするために、前記1つ以上の他のシステム損失イベントが発生する前に前記装置よって利用された一次無線周波数(RF)受信機とは異なる前記装置の二次RF受信機を用いることを行うようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  18. 前記プロセッサは、
    前記1つ以上の他のシステム損失イベントを予測すると、前記装置の通信を続けるためのセルをサーチするために前記装置の受信機の中で一次無線周波数(RF)チェーンから二次RFチェーンに切り替えること、ここにおいて、前記一次RFチェーンは、前記1つ以上の他のシステム損失イベントが発生する前に前記装置によって利用される、
    を行うようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  19. 前記プロセッサは、
    前記1つ以上の他のシステム損失イベントが、前記記憶された1つ以上のシステム損失イベントに類似していることを決定することと、
    前記装置の捕捉アルゴリズムのためのサーチスペースを限定するために前記装置において生成され、記憶された前記情報を使用することと
    を行うようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  20. 前記プロセッサは、前記装置と関連付けられる前記1つ以上の他のシステム損失イベントを避けるようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  21. ワイヤレス通信のための装置であって、
    前記装置において、前記装置と関連付けられる1つ以上のシステム損失イベントについての情報を生成する、および記憶するための手段と、
    前記情報に基づいて、前記装置と関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントを予測するための手段と、
    前記装置の通信を続けるために前記予測に基づいてアクションを取るための手段と、
    を備える、装置。
  22. 前記装置の少なくとも1つのシステム損失タイマが開始する場合、前記1つ以上のシステム損失イベントについての前記情報を生成する、および記憶するより前に、前記装置の全世界測位システム(GPS)受信機をオンにするための手段と、
    前記GPS受信機を使用することによって、前記装置の速度または地理的位置のうちの少なくとも1つを監視するための手段と、
    前記装置が遭遇する1つ以上のセルを位置付けるための手段と、
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つのシステム損失タイマが満了し、前記システム損失イベントのうちの1つが発生する場合、前記GPS受信機によって取得された情報に基づいて、前記装置の現在の地理的位置、および前記装置の前の地理的位置の定義された数までを記憶するための手段と、
    前記装置のサービングセルを一意的に識別する情報および前記装置を以前にサーブした1つ以上のセルを一意的に識別する情報を記憶するための手段と、
    をさらに備える、請求項22に記載の装置。
  24. 前記サービングセルを一意的に識別する前記情報は、絶対無線周波数チャネル番号(ARFCN)、公衆陸上移動網識別子(PLMN ID)、および物理セル識別子(PCI)を備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記装置の前記少なくとも1つのシステム損失タイマが再び開始する場合、前記装置が遭遇するサービングセルのシーケンスを前記装置の前記サービングセルを一意的に識別する前記記憶された情報および前記装置を以前にサーブした前記1つ以上のセルを一意的に識別する前記情報と関連付けるための手段と、
    サービングセルの定義された数が前記関連付けに基づいて整合する場合、前記GPS受信機を起動するための手段と、
    前記起動されたGPS受信機によって取得された前記装置の地理的位置の現在のシーケンスを前記装置における前記1つ以上の記憶された地理的位置と関連付けるための手段と、
    前記装置の前記関連付けられた地理的位置が整合する場合、前記1つ以上の他のシステム損失イベントを予測するための手段と、
    さらに備える、請求項23に記載の装置。
  26. 前記1つ以上の他のシステム損失イベントを予測すると、前記装置の通信を続けるためのセルをサーチするために、前記1つ以上の他のシステム損失イベントが発生する前に前記装置によって利用された一次無線周波数(RF)受信機とは異なる前記装置の二次RF受信機を用いるための手段をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  27. 前記1つ以上の他のシステム損失イベントを予測すると、前記装置の通信を続けるためのセルをサーチするために前記装置の受信機の中で一次無線周波数(RF)チェーンから二次RFチェーンに切り替えるための手段、ここにおいて、前記一次RFチェーンは、前記1つ以上の他のシステム損失イベントが発生する前に前記装置によって利用される、
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  28. 前記1つ以上の他のシステム損失イベントが、前記記憶された1つ以上のシステム損失イベントに類似していることを決定するための手段と、
    前記装置の捕捉アルゴリズムのためのサーチスペースを限定するために前記装置において生成され、記憶された前記情報を使用するための手段と
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  29. 前記装置と関連付けられる前記1つ以上の他のシステム損失イベントを避けるための手段をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  30. コンピュータ可読媒体であって、
    ユーザ機器(UE)において、前記UEと関連付けられる1つ以上のシステム損失イベントについての情報を生成、および記憶し、
    前記情報に基づいて、前記UEと関連付けられる1つ以上の他のシステム損失イベントを予測し、
    前記UEの通信を続けるために前記予測に基づいてアクションを取るためのコンピュータによって実行可能な命令を記憶するコンピュータ可読媒体。
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